JP4916382B2 - 基板処理方法及び基板処理装置 - Google Patents

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本発明は、半導体ウェーハ、液晶表示パネル、光ディスクなどの各種基板表面の処理を行う基板処理方法及び基板処理装置に係り、特に、純水による水洗い洗浄処理を効率よく行うことができる基板処理方法及び基板処理装置に関するものである。
半導体ウェーハ、液晶表示パネル、光ディスクなどの各種基板は、デバイスなどが形成される前にその基板表面が種々の薬液及び純水により各種の処理が行われている。このような処理は、基板処理装置を用いて行われ、これまで様々な処理装置が開発されてきている。一般的な基板処理装置は、底部に処理液供給管が配設された処理槽を備え、この処理液供給管へ処理液を供給して、被処理基板を処理する構成となっている。この処理装置を用いた基板処理は、まず、処理槽に処理液を貯留して置き、この貯留した処理液に被処理基板を浸漬する。次いで、処理液供給管へ処理液を供給する。この供給により、処理槽内部では、底部の中央部から上方へ向けて処理液の上昇流が形成される。この上昇流は、液面へ達すると、少なくとも二方向へ分岐されて、一部の処理液は処理槽の上部開口から溢流され、他の大部分の処理液は処理槽の内壁面側を通る下降流になって底部へ達し、この底部で中央の上昇流に合流される。この合流された上昇流は、液面に達すると再び分岐されて、再び下降流となり、以後、上昇流―下降流―上昇流―下降流を繰返す循環路が形成される。そして、このような上昇流―下降流の循環路で被処理基板が処理されるようになっている。
また、特許文献では、例えば下記特許文献1に、処理槽の下方左右に処理液供給管を配設して、この左右の供給管から交互に処理液を供給して基板処理するようにした基板処理装置が開示されている。また、下記特許文献2には、処理槽の左上、左下、右上及び右下にそれぞれ処理液供給管を配設して、これらの処理液供給管への処理液の供給を選択的に切換えて、基板処理を行うようにした基板処理装置が開示されている。更に、下記特許文献3には、処理槽の底部両側に層流パイプ及び乱流パイプを配設した基板処理装置が開示されている。この処理装置は、層流パイプから処理槽に薬液を供給し、また乱流パイプから純水を薬液よりも速い流速で供給して処理するようになっている。更にまた、下記特許文献4には、処理すべき表面を有する対象物(ウェーハ)を処理液体の浴槽中に入れて、薬液からなる渦流を発生させて、この渦流を発生させた浴槽に非処理液体を混入する方法が開示されている。
特開平10−335295号公報(図1、段落〔0021〕〜〔0025〕) 特開2001−274133号公報(図3、段落〔0028〕〜〔0035〕) 特開平11−340176号公報(図2、段落〔0030〕〜〔0040〕) 特表2005−522048号公報(図6、段落〔0064〕、〔0065〕)
上記の一般的な基板処理装置は、処理槽内で上昇流―下降流の循環路が形成され、この循環路を流れる処理液によって被処理基板の処理が行われている。しかしながら、このような循環路は、中央部に生成された上昇流は狭い範囲に流れが集中するので、その流速が速く一方両側の下降流は広い範囲に流れが分散するので遅くなって上昇流と下降流とでその流速が異なり、しかも、循環路が一定方向、すなわち上昇流―下降流に固定されてしまう。このため、流速が速いところでは被処理基板の洗浄能力が高く、一方、流速が遅いところではその能力が低くなって洗浄効果のバラツキが発生する。また、この循環路から外れた箇所では、流れが鈍く淀みが発生し易くなり、この淀みが発生すると被処理基板の洗浄ムラの原因となる。更に、洗浄処理中に処理槽内に薬液やゴミが持ち込まれることがあるが、このようなゴミが持ち込まれると、淀み箇所に停滞して処理槽から放出(溢流)されるまでの時間が長くなり、結果として、洗浄処理時間が長く掛る。この処理時間が長くなると、これに比例して処理液の使用量が多くなるなどの課題がある。
この点、上記特許文献1の基板処理装置は、左右の供給管から交互に処理液を供給するので、処理槽内で液流を経時的に変化させることができるが、流れに対する抵抗が大きい被処理基板の中央部に流れが発生し難く、逆に被処理基板のない側内壁付近に流れが集中する傾向があり、被処理基板の中央部に淀みが生じる恐れがある。淀みが発生すると、洗浄ムラの発生及び処理能率の低下の原因になる。また、上記特許文献2の基板処理装置は、左右上下の処理液供給管から選択的に処理液を供給できるが、一方向の流路が形成されるだけで、持ち込まれた薬液や被処理基板の表面から剥がれたゴミなどを効率的に溢流させることができない。さらに、上記特許文献3の基板処理装置は、薬液処理中は層流パイプから処理槽に薬液を供給し、リンスに移る段階で乱流パイプから純水を薬液よりも速い流速で供給して薬液を追い出しているが、処理液交換の手段として用いられているので、一方向の流路が形成されるだけで、処理液が被処理基板表面に均一に当たらず淀みが生じる恐れがある。さらにまた、上記特許文献4の基板処理方法は、処理槽内に渦流を発生されるものであるが、その渦流は薬液処理において薬液の濃度を均一にするものであって、対象物の洗浄処理を行うものでない。
近年、半導体デバイスの高密度化及び高精細化が進んでいる。この動向に合わせて、基板処理装置には、基板表面をより平坦にするために一層の均一化、いわゆるユニフォミティーが要求されている。
本発明は、これらの従来技術が抱える課題などに鑑みてなされたもので、本発明の目的は、処理ムラをなくすると共に処理槽内に持ち込まれたゴミなどを効率よく排出して処理効率をよくした基板処理方法及び基板処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願の請求項1に記載の基板処理方法の発明は、一対の第1、第2側壁を有する処理槽に処理液を貯留し、前記処理液に被処理基板を浸漬する工程前記第1、第2側壁の底部の上下段から前記処理液を供給する工程とを備え、前記処理液を供給する工程は、前記第1側壁の底部の下段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の上段から前記処理液を供給し、所定方向の第1渦流を発生させる工程前記第1側壁の底部の上段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の下段から前記処理液を供給し、前記第1渦流と反対方向の第2渦流を前記第1渦流の下側と前記処理槽の底面の間に発生させて、前記第1渦流を前記被処理基板に当てながら前記第1渦流を上昇させる工程と、前記第1渦流が液面に達したときに前記第1渦流を構成していた一部の前記処理液を前記処理槽の上方から溢流させる溢流工程とを有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理方法において、前記第1及び第2渦流の回転面は、前記被処理基板表面と同じ向きに形成したものであることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理方法において、前記溢流工程の後に、前記処理槽の底部からの前記処理液の供給方向を切換えて、前記底部の中央から上方へ向けた上昇流を生成して、この上昇流を前記被処理基板の表面に当てながら一部の前記処理液を前記処理槽の上方開口から溢流させる工程をすることを特徴とする。
請求項に記載の基板処理方法の発明は、一対の第1、第2側壁を有する処理槽に処理液を貯留し、前記処理液に被処理基板を浸漬する工程前記第1、第2側壁の底部の上下段から前記処理液を供給する工程とを備え、前記処理液を供給する工程は、前記第1側壁の底部の下段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の上段から前記処理液を供給し、所定方向の第1渦流を発生させる工程前記第1側壁の底部の上段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の下段から前記処理液を供給し、前記第1渦流と反対方向の第2渦流を前記第1渦流の下側と前記処理槽の底面の間に発生させて前記第1渦流を上昇させ、液面に達した前記第1渦流を構成していた一部の前記処理液を前記処理槽の上方から溢流させる第1上昇工程前記第1側壁の底部の下段から処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の上段から処理液を供給し、前記第2渦流の下側と前記処理槽底面の間に前記第1渦流をさらに発生させて前記第2渦流を上昇させ、液面に達した前記第2渦流を構成していた一部の前記処理液を前記処理槽の上方から溢流させる第2上昇工程前記第1上昇工程及び前記第2上昇工程をそれぞれ交互に所定時間毎に切換えて所定回数実行する繰り返し工程とを有することを特徴とする
請求項に記載の発明は、請求項に記載の基板処理方法において、前記繰り返し工程の切換え時間は、前記各渦流の上昇が止み前記処理槽内で滞留しない時間に設定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の基板処理方法において、前記第1及び第2渦流の回転面は、前記被処理基板表面と同じ向きに形成したものであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の基板処理方法において、前記繰り返し工程後に、前記処理槽の底部からの前記処理液の供給方向を切換えて、前記底部の中央から上方へ向けた上昇流を生成して、この上昇流を前記被処理基板の表面に当てながら一部の前記処理液を前記処理槽の上方開口から溢流させる工程を実行することを特徴とする。
請求項8に記載の基板処理装置の発明は、上方開口し、一対の第1、第2側壁を有する有底の処理槽を備えた基板処理装置において、前記処理槽は、前記第1側壁の底部の上下段に第1、第2処理液供給管が固定され、前記第2側壁の底部の上下段に第3、第4処理液供給管が固定されており、前記第1側壁の底部の下段に固定された前記第2処理液供給管と、前記第2側壁の底部の上段に固定された第3処理液供給管とから処理液を供給して所定方向の第1渦流を発生させた後、前記第1側壁の上段に固定された前記第1処理液供給管と、前記第2側壁の下段に固定された前記第4処理液供給管とから処理液を供給して前記第1渦流と反対方向の第2渦流を前記第1渦流の下側と前記処理槽の底面の間に発生させて、前記第1渦流を上昇させることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項に記載の基板処理装置において、前記第1〜第4処理液供給管はそれぞれ複数本の処理液供給管で形成したことを特徴とする。
また、請求項1に記載の発明は、請求項8又は9に記載の基板処理装置において、前記処理槽の底部に超音波発生装置を配設したことを特徴とする。
本発明は上記構成を備えることにより、以下に示すような優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によれば、処理槽の底部から所定方向の渦流を発生させ、新しい渦流で前の渦流を上方へ押し上げて、押し上げられた渦流を成長させて、この成長した上昇渦流を被処理基板に当てながら処理槽の上方開口から溢流させる。この渦流の中には、勢いが強い流れも含まれ、この勢いの強い流れが上昇とともに被処理基板の表面を移動するので、この上昇渦流によって被処理基板表面の洗浄が効率よく行なわれる。また、この上昇渦流により、被処理基板表面が洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出される。
請求項の発明によれば、第1渦流と反対方向の第2渦流が上昇渦流となって生成されて、この反対方向の上昇渦流によって、第1渦流と反対方向から被処理基板の表面洗浄が行われるので、第1渦流で洗浄されなかった箇所がこの第2渦流によって洗浄される。この上昇渦流により、被処理基板表面が洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出される。したがって、方向が互いに異なる第1、第2渦流からなる上昇渦流により、被処理基板表面の洗浄が行われるので均一な洗浄がなされる。また、これらの上昇渦流により、被処理基板表面が異なる方向からの洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出され、洗浄能力がアップする。また、渦流の内側に薬液やゴミが包含されそのまま溢流されるので、槽内に薬液やゴミが留まり難くなっており、効率よく薬液やゴミが槽外へ排出される。
請求項の発明によれば、第1、第2渦流の回転面を被処理基板表面と同じ向きにすることにより、被処理基板の表面に処理液を効率よく当てることができる。なお、被処理基板が渦の流れの妨げることはない。
請求項の発明によれば、最後の仕上げ工程として、処理槽の底部からの処理液の方向を切換えて、この底部の中央から上方へ向けての上昇流を生成して、この上昇流を被処理基板の表面に当てながら処理槽の上方開口から溢流させることにより、変化の少ない整流(安定流)となるので、処理液の比抵抗値を安定化させることができる。
請求項の発明によれば、連続的に渦流を発生、詳しくは第1渦流と第2渦流を交互に連続的に発生させ、上昇させ、溢流させることにより、渦流が被処理基板表面に全面に当たり、より精度の高い洗浄が可能になる。
請求項の発明によれば、上昇渦流は停滞することなく常に上昇し、被処理基板の表面が均一に処理液によって擦られ、より均一な処理が可能になる。また、流れのゆるい渦流中心部はゴミなどが多くなり、被処理基板に再付着する恐れがあるが、この流れのゆるい部分も常に上昇するので、ゴミなどの再付着が起こり難くなる。
請求項の発明によれば、第1、第2渦流の回転面を被処理基板表面と同じ向きにすることにより、被処理基板の表面に処理液を効率よく当てることができる。なお、被処理基板が渦の流れの妨げることはない。
請求項の発明によれば、最後の仕上げ工程として、処理槽の底部からの処理液の方向を切換えて、この底部の中央から上方へ向けての上昇流を生成して、この上昇流を被処理基板の表面に当てながら処理槽の上方開口から溢流させることにより、変化の少ない整流(安定流)となるので、処理液の比抵抗値を安定化させることができる。
請求項の発明によれば、互いに方向が異なる渦流からなる上昇渦流が複数の処理液供給管により生成されるので、より強い流れの上昇渦流で被処理基板表面の洗浄が行われるので均一な洗浄がなされる。また、これらの上昇渦流により、被処理基板表面が異なる方向からの洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出され、洗浄能力がアップする。
請求項の発明によれば、第1乃至第4処理液供給管は、それぞれ複数本の処理液供給管で形成し、それぞれの処理液供給管は、長手方向に複数個の処理液噴射ノズルを設けることにより、複数枚の被処理基板を効率よく処理することができる。
請求項1の発明によれば、超音波洗浄により、渦流による洗浄がさらに強化されて洗浄能力がアップする。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための基板処理装置及び基板処理方法を例示するものであって、本発明をこの基板処理装置及び基板処理方法に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1を参照して本発明の実施例に係る基板処理装置を説明する。なお、図1は本発明の実施例に係る基板処理装置を構成する処理槽の概略断面図である。
基板処理装置1は、所定量の処理液及び複数枚の被処理基板を収容できる大きさの処理槽2と、この処理槽2内の底部に配設された複数本、例えば4本の処理液供給管41〜44と、これらの処理液供給管と処理液供給源とを繋ぐそれぞれの配管L1〜L4の途中に設けた4個のバルブ51〜54と、これらのバルブ51〜54の開閉制御を行う制御装置6とを備えた構成を有している。なお、処理液供給源は、各バルブ51〜54の他端に配備されているが、図1では省略されている。
処理槽2は、所定量の処理液及び複数枚の被処理基板、例えば直径300mmの円板状の半導体ウェーハ(以下、ウェーハという)Wを複数枚、例えば約50枚程度、垂直に立設した状態で収容できる大きさの箱型容器からなり、耐熱性及び耐薬品性を有する材料、例えばPTFE(ポリテトラフロロエチレン)PVDF(フッ化ビニリデン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などの耐化学薬品性を有する樹脂で形成されている。
この処理槽2は、底部に所定面積を有する長方形状の底壁2aと、この底壁の外周囲から立設した所定高さの側壁2b〜2eと、上方が開放した開口2fと、を有し、直方体形状の箱型をなしている。なお、側壁2eは、側壁2cと対向した図1の手前に存在しているが、図1では省略されている。また、この処理槽2は、開口2fの外周囲に外槽(図示省略)が設けられている。この外槽は、処理中に開口2fから溢流、すなわちオーバーフローする処理液が収容されるようになっている。さらに、処理槽2は、底壁2aの真下に超音波発生装置7が設けられている。この超音波発生装置7は、純水を用いたウェーハの洗浄処理時に作動されるようになっている。
この処理槽2は、対向する両側壁2b、2cの底部2aの近傍に、上下2段にそれぞれ2本の処理液供給管41、42及び処理液供給管43、44が設けられている。すなわち、4本の処理液供給管41〜44のうち、一方側壁2bには、その上段に第1処理液供給管41、下段に第2処理液供給管42、及び、他方の側壁2cには、その上段に第3処理液供給管43、下段に第4処理液供給管44が固定されている。第1、第2処理液供給管41、42と第3、第4処理液供給管43、44は、それぞれ対向した位置、すなわち、図1の水平方向の略同位置に固定されている。また、これらの第1〜第4処理液供給管41〜44は、それぞれ複数個の噴射ノズル(図示省略)が所定のピッチで長手方向に1列又は複数列に形成されている。各処理液供給管41〜44のそれぞれの噴射ノズルは、それぞれ水平方向乃至ウェーハWの中心部方向へ向くようにして、対向する側壁2b、2c面に固定されている。
この構成により、各処理液供給管41〜44は、対向する側壁面に固定されるので、処理槽の底部2aには超音波発生装置からの超音波を遮る障害物がなくなり、超音波洗浄を効率よく行うことができる。
第1〜第4処理液供給管41〜44は、各配管L1〜L4及び第1〜第4バルブ51〜54を介して不図示の処理液供給源に接続されている。ウェーハWの処理時には、この処理液供給源から各種の処理液が供給されるようになっている。処理液はフッ酸、オゾン水などの薬液及び純水(以下、薬液及び純水を総称して処理液、純水を洗浄液という)が使用される。これら第1〜第4バルブ51〜54は、制御装置6に接続されて、この制御装置6で開閉制御が行われる。
次に、図2、図3を参照して、この基板処理装置を使用したウェーハの洗浄処理方法を説明する。なお、図は処理槽へ洗浄液を供給するタイミングを示したタイミングチャート図、図は図のタイミングで供給されたときの処理槽内で発生する洗浄液の流れを説明する説明図である。
ウェーハWの洗浄処理は、制御装置6により、それぞれのバルブ51〜54を図に示すタイミングで開閉制御し、処理槽内のそれぞれの処理液供給管41〜44に洗浄液を供給して表面処理を行う。この洗浄処理は、以下の(i)〜(vi)処理ステップで行われる。
(i)処理ステップI
先ず、図のタイミングチャートに示す時点t0で、第2、第バルブ52、5を開成して、対向する第2、第3処理液供給管42、43を組にしてこれらの供給管から処理槽2内へ洗浄液を供給する。この洗浄液の供給により、処理槽2内では、図(a)に示すように、処理槽2の下段に位置する第2処理液供給管42と第3処理液供給管43から供給された洗浄液によって反時計方向の渦流Aが生成される。ある程度液供給が続けばこの渦流が徐々に安定してくる。また、第2バルブ52の開成と同時に第バルブ5も開成されるので、側壁2bと対向する側壁2cの上段に位置する第3処理液供給管43から供給された洗浄液によって、渦流Aと方向が逆の時計方向の渦流Zが発生する。この渦流Zも、徐々に安定してくる。これらの渦流A、Zの回転面は、ウェーハWの表面と同じ向きに形成される。この渦流の向きは、各処理液供給管42、43のそれぞれの噴射ノズルの向きをウェーハに向けることによって設定れる。渦流をウェーハ表面と同じ向きにすることにより、ウェーハの表面に処理液を効率よく当てることができる。
この洗浄液の供給は、図に示すt0〜t1間、例えば10秒間行い、余分な洗浄液は処理槽2の上方開口2fからオーバーフローして、不図示の外槽に回収される。この処理ステップIにより、ウェーハWの表面には、それぞれ洗浄液の渦流A、Zが当たり、ウェーハWの表面は、これらの渦流A、Zにより効率よく洗浄される。
(ii)処理ステップII
次に、図に示すt1に達した後に、第2、第バルブ52、5を閉成して、第2、第3処理液供給管42、43からの洗浄液の供給を停止し、代って第1、第バルブ51、5を開成して、対向する一対の第1、第4処理液供給管41、44を組にして、これらの供給管から洗浄液を供給する。この洗浄液の供給により、下段に位置する第4処理液供給管44から供給する洗浄液によって時計方向の渦流Bが形成される。この渦流Bは、図(b)に示すように、最初、渦流Aの下方に小さい渦流として発生する。その後、第1処理液供給管41の流れに渦流Bがひかれていき、この渦流Bは、洗浄液の供給時間の経過と共に成長して大きくなり、図(c)に示すように、この渦流Bによって渦流Aを上方へ押し上げる。なお、渦流Zは、渦流Aに押し上げられた液面付近で消滅し溢流する。この渦流B、Aの回転面は、ウェーハWの表面と同じ向きに形成される。この渦流をウェーハ表面と同じ向きにすることにより、ウェーハの表面に処理液を効率よく当てることができる。
この洗浄液の供給は、図に示すt1〜t2の間、渦流Bが発生してから最大の大きさになるまでの時間、例えば10秒間行い、余分な洗浄液は処理槽2の上方開口2fからオーバーフローして、不図示の外槽に回収される。この処理ステップIIにより、ウェーハWの表面には、それぞれ洗浄液の渦流B、Aが当たり、ウェーハWの表面は、これらの渦流B、Aにより効率よく洗浄される。処理ステップIの渦流Aと処理ステップIIの渦流Bとは、方向が反対の渦流となり、これら方向の異なる渦流によりウェーハWの全体が略均一に洗浄される。
各渦流A、Bの上昇は、停止させることなく上昇し続けさせるために、渦流の大きさが最大になったときに次ステップに移行するので渦流が同じ位置に停滞することなく上昇し続ける。
(iii)処理ステップIII
に示すt2に達した後に、第1、第バルブ51、5を閉成して第1、第4処理液供給管41、44からの洗浄液の供給を停止し、代って第2、第バルブ52、5を開成して、対向する一対の第2、第3処理液供給管42、43から洗浄液を供給し、上記処理ステップIと同じ処理を行う。すなわち、第2、第バルブ52、5を開成して、第2、第3処理液供給管42、43から処理槽2内へ洗浄液を供給する。この洗浄液の供給により、処理槽2内では、図(d)に示すように、下段に位置する第2処理液供給管42から供給される洗浄液によって時計方向の渦流Cが形成される。この渦流Cは、渦流Bの下方に小さい渦流として発生する。その後、この渦流Cは、第3処理液供給管43の流れに渦流Bはひかれていき、洗浄液の供給時間の経過と共に成長して大きくなり、図(e)に示すように、渦流Bを上方へ押し上げる。なお、渦流Aは、渦流Bに押し上げられて液面付近で消滅してから溢流する。
この洗浄液の供給は、t2〜t3の間、渦流Bが発生してから最大の大きさになるまでの時間、例えば10秒間供給し、余分な洗浄液は処理槽2の上方開口2fからオーバーフローして、不図示の外槽に回収され、ウェーハWは処理ステップIと同じ洗浄が行われる。
(iv)処理ステップIV
に示すt3に達した後に、第2、第バルブ52、5を閉成して第2、第3処理液供給管42、43からの洗浄液の供給を停止し、代って第1、第バルブ51、5を開成して、対向する一対の第1、第4処理液供給管41、44から洗浄液を供給して、上記処理ステップIIと同じ処理を行う。すなわち、第1、第バルブ51、5を開成して、対向する一対の第1、第4処理液供給管41、44から洗浄液を供給する。この洗浄液の供給により、側壁2bの上段に位置する第1処理液供給管41から供給される洗浄液は、図(b)に示すように、最初、渦流Aの下方に新たな小さい渦流B'として発生する。その後、第1処理液供給管41の流れに渦流B'がひかれていき、この渦流B'は、洗浄液の供給時間の経過と共に成長して大きくなり、図(c)に示すように、この渦流B'によって渦流Cを上方へ押し上げる。なお、渦流B'は、渦流Cに押し上げられた液面付近で消滅し溢流する。この洗浄液の供給は、図に示すt3〜t4の間、例えば10秒間行い、余分な洗浄液は処理槽2の上方開口2fからオーバーフローして、不図示の外槽に回収され、ウェーハWは処理ステップIIと同じ洗浄が行われる。図に示すt4に達した後に、必要に応じて、再び処理ステップI、IIを繰返して洗浄する。
(v)最終ステップV
上記の処理ステップI〜IVを所定時間繰返した後に、最終洗浄ステップへ移行する。この最終ステップは、図に示すt(n−2)に達した後に、全バルブ51〜54を開成して、第1乃至第4処理液供給管41〜44から洗浄液を供給する。この洗浄液の供給により、底部の中央から上方へ向けての上昇流が形成されて、この上昇流をウェーハWの表面に当てて処理槽の上方開口からオーバーフローさせる。このステップにより、処理液の比抵抗値を安定化させることができる。また、薬液処理の場合は、このステップVは省略してもかまわない。
(vi)超音波洗浄
上記(i)〜(v)処理ステップでは、それぞれのステップで処理槽2の底部2aに配設した超音波発生装置7を作動させて、超音波洗浄を行う。この超音波洗浄により、渦流による洗浄がさらに強化されて洗浄能力がアップする。
この基板処理装置によれば、処理槽2は、対向する一対の第1、第2側壁2b、2cを有し、この第1、第2側壁の底側壁に、上下段に第1、第2及び第3、第4処理液供給管41〜44をそれぞれ固定し、制御装置6は、第1乃至第4処理液供給管41〜44を第1と第4処理液供給管41、44とを組み合わせた第1組と、第2と第3処理液供給管42、43とを組み合わせた第2組とに分けて、上記の処理ステップI〜IVを行うことにより、簡単な構成で被処理基板の効率のよい洗浄が可能になる。すなわち、処理ステップIにおいて、処理槽の底部から所定方向の第1渦流を生成し、この生成される新しい渦流で前の渦流を上方へ押し上げてこの上昇渦流を被処理基板に当てた後に処理槽の上方開口から溢流させる。この第1渦流の中には勢いが強い流れも含んでいる。この勢いの強い箇所が上昇と共に被処理基板の表面を移動するので、この上昇渦流によって被処理基板表面の洗浄が効率よく行なわれる。また、この上昇渦流により、被処理基板表面が洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出される。また、次の処理ステップIIにおいて、第1渦流と反対方向の第2渦流が上昇渦流となって生成されて、この反対方向の上昇渦流によって、第1渦流と反対方向から被処理基板の表面洗浄が行われるので、第1渦流で洗浄されなかった箇所がこの第2渦流によって洗浄される。この上昇渦流により、被処理基板表面が洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出される。第1、第2渦流の回転面は、ウェーハWの表面と同じ向きに形成せれる。この渦流をウェーハ表面と同じ向きにすることにより、ウェーハの表面に処理液を効率よく当てることができる。
したがって、この方向が互いに異なる第1、第2渦流からなる上昇渦流により、被処理基板表面の洗浄が行われるので均一な洗浄がなされる。また、これらの上昇渦流により、被処理基板表面が異なる方向からの洗浄液で強く擦られるので、基板に付着した薬液及びゴミなどが効率よく剥ぎ取られて処理槽の開口から放出され、洗浄能力がアップする。また、最終ステップにより、ウェーハ表面の比抵抗値を安定化させることができる。更に、各処理ステップでは、それぞれのステップで処理槽の底部に配設した超音波発生装置を作動させて、超音波洗浄を行う。この超音波洗浄により、渦流による洗浄がさらに強化されて洗浄能力がアップする。
以上、本発明の実施形態の基板処理装置を説明したが、本発明はこの処理装置に限定されるものでなく、種々変更できる。例えば、処理槽内には左右2本ずつ計4本の処理液供給管を配設したが、その本数は限定されるものでない。例えば、左右1本ずつでもよい。
本発明の実施例に係る基板処理装置を構成する処理槽の概略断面図である。 図3のタイミングで供給されたときの処理槽内で発生する洗浄液の流を説明する説明図である。 処理槽へ洗浄液を供給するタイミングを示したタイミングチャート図である。

基板処理装置

処理槽

制御装置
41〜44
処理液供給管
51〜54
バルブ
L1〜L4
配管

ウェーハ(被処理基板)

Claims (10)

  1. 一対の第1、第2側壁を有する処理槽に処理液を貯留し、前記処理液に被処理基板を浸漬する工程
    前記第1、第2側壁の底部の上下段から前記処理液を供給する工程と
    を備え、
    前記処理液を供給する工程は、
    前記第1側壁の底部の下段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の上段から前記処理液を供給し、所定方向の第1渦流を発生させる工程
    前記第1側壁の底部の上段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の下段から前記処理液を供給し、前記第1渦流と反対方向の第2渦流を前記第1渦流の下側と前記処理槽の底面の間に発生させて、前記第1渦流を前記被処理基板に当てながら前記第1渦流を上昇させる工程と、
    前記第1渦流が液面に達したときに前記第1渦流を構成していた一部の前記処理液を前記処理槽の上方から溢流させる溢流工程と
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記第1及び第2渦流の回転面は、前記被処理基板表面と同じ向きに形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
  3. 前記溢流工程の後に、前記処理槽の底部からの前記処理液の供給方向を切換えて、前記底部の中央から上方へ向けた上昇流を生成して、この上昇流を前記被処理基板の表面に当てながら一部の前記処理液を前記処理槽の上方開口から溢流させる工程をすることを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
  4. 一対の第1、第2側壁を有する処理槽に処理液を貯留し、前記処理液に被処理基板を浸漬する工程
    前記第1、第2側壁の底部の上下段から前記処理液を供給する工程と
    を備え、
    前記処理液を供給する工程は、
    前記第1側壁の底部の下段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の上段から前記処理液を供給し、所定方向の第1渦流を発生させる工程
    前記第1側壁の底部の上段から前記処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の下段から前記処理液を供給し、前記第1渦流と反対方向の第2渦流を前記第1渦流の下側と前記処理槽の底面の間に発生させて前記第1渦流を上昇させ、液面に達した前記第1渦流を構成していた一部の前記処理液を前記処理槽の上方から溢流させる第1上昇工程
    前記第1側壁の底部の下段から処理液を供給すると共に、前記第2側壁の底部の上段から処理液を供給し、前記第2渦流の下側と前記処理槽底面の間に前記第1渦流をさらに発生させて前記第2渦流を上昇させ、液面に達した前記第2渦流を構成していた一部の前記処理液を前記処理槽の上方から溢流させる第2上昇工程
    前記第1上昇工程及び前記第2上昇工程をそれぞれ交互に所定時間毎に切換えて所定回数実行する繰り返し工程と
    を有することを特徴とする基板処理方法。
  5. 前記繰り返し工程の切換え時間は、前記各渦流の上昇が止み前記処理槽内で滞留しない時間に設定されていることを特徴とする請求項に記載の基板処理方法。
  6. 前記第1及び第2渦流の回転面は、前記被処理基板表面と同じ向きに形成したものであることを特徴とする請求項記載の基板処理方法。
  7. 前記繰り返し工程後に、前記処理槽の底部からの前記処理液の供給方向を切換えて、前記底部の中央から上方へ向けた上昇流を生成して、この上昇流を前記被処理基板の表面に当てながら一部の前記処理液を前記処理槽の上方開口から溢流させる工程を実行することを特徴とする請求項に記載の基板処理方法。
  8. 上方開口し、一対の第1、第2側壁を有する有底の処理槽を備えた基板処理装置において、
    前記処理槽は、前記第1側壁の底部の上下段に第1、第2処理液供給管が固定され、前記第2側壁の底部の上下段に第3、第4処理液供給管が固定されており、
    前記第1側壁の底部の下段に固定された前記第2処理液供給管と、前記第2側壁の底部の上段に固定された第3処理液供給管とから処理液を供給して所定方向の第1渦流を発生させた後、前記第1側壁の上段に固定された前記第1処理液供給管と、前記第2側壁の下段に固定された前記第4処理液供給管とから処理液を供給して前記第1渦流と反対方向の第2渦流を前記第1渦流の下側と前記処理槽の底面の間に発生させて、前記第1渦流を上昇させる
    ことを特徴とする基板処理装置。
  9. 前記第1〜第4処理液供給管はそれぞれ複数本の処理液供給管で形成したことを特徴とする請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 前記処理槽の底部に超音波発生装置を配設したことを特徴とする請求項8又は9に記載の基板処理装置。
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