JP5151142B2 - 電源供給制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源供給制御装置及び画像形成装置に係り、詳細には、複数の電源供給系統の各種回路素子への電源供給タイミングを制御する電源供給制御装置、及び当該電源供給制御装置を備えた画像形成装置に関する。
複写装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、複合装置、スキャナ装置等の画像処理装置は、その機能が高機能化するのに伴って、電源部の出力容量及び出力系統の数が、増大化する傾向にある。特に、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の複数の機能を有する複合装置においては、各種の機能を制御する必要上、1台の複合装置の中に、多数の処理装置(CPU)を含む制御回路を搭載した複数のモジュールを有するようになり、これら複数のモジュールの回路素子に所定の電力を供給する必要性から電源部も大容量化及び多出力化し、同一レベルの電力を出力する複数の電力出力系統を備えた電源部が採用されるようになってきている。
また、複写機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能等の複数の機能が組み込まれた複合装置は、通常、電源の投入後に、使用されずに一定時間が経過すると、待機モード、予熱モード、低電力モード、スリープモードと順に高い省エネルギーの状態に移行して待機するように制御される。
このような、省エネルギーモードを備えかつ複数の電源供給系統を備えている装置においては、複数の電源供給系統の電源投入タイミング(電源供給タイミング)が適切な順序になっていないと、半導体回路相互間での電源の回り込みが発生して、パラメータの寿命が短くなるという事態が発生する。
そこで、本出願人は、先に、コントローラに、メインスイッチのオン時常に電源が供給されるタイミング生成部を設け、画像形成装置を構成する機構部、機能回路に電源を供給する電源を複数の電源系統に分割し、装置の電源投入時、複数の電源系統の電源のそれぞれを投入するタイミングに順番を定めて装置の電源を投入し、また、省エネルギー状態相互間を遷移するとき、該複数の電源系統の電源のそれぞれを投入するタイミングに順番を定めて制御し、省エネルギー状態相互間を遷移する画像形成装置を提案している(特許文献1参照)。
特開2004−266661号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、装置全体で複数に分割された電源を備え、この複数の電源供給系統の電源のそれぞれの供給するタイミング、省エネ状態遷移時の電源の供給タイミングに順番を定めて装置の電源を供給するようにしているため、半導体回路相互間の電源の回り込みをより一層適切に回避して、半導体の寿命の短命化を防止する上で、改良の必要があった。
すなわち、従来技術にあっては、電源供給のタイミングに順番を定めて装置全体での半導体回路相互間での電源の回り込みを防止しているが、半導体回路相互間での電源の回り込みは、装置全体だけでなく、装置内で分割された電源供給系統内においても同様であり、従来技術にあっては、装置全体での上記電源の回り込みを防止することはできるが、分割された電源供給系統の内部、特に、画像転送を担う機能回路では、省エネルギー用の電源(省エネルギー時に遮断される電源であり、以下、省エネルギー時非供給電源という。)と省エネルギー用でない電源(省エネルギー時においても供給される電源であり、以下、省エネルギー時供給電源という。)を含んでおり、分割された系統内部で多くの電源を使用しているため、上記従来技術では、分割された電源供給系統内での電源の回り込みを防止することができない。
また、電源供給系統は、上述のように、省エネルギー時供給電源と省エネルギー時非供給電源があり、この2系統の電源が画像転送を担う回路に供給されるタイミングは、PSU(Power Supply Unit :電源供給部)の出力タイミングであり、省エネルギー時供給電源から生成される電源がコントローラからの信号により制御され、省エネルギー時非供給電源はコントローラの信号に関係なく生成されるため、タイミングを考慮せずにこれら2系統の電源を供給すると、2系統の電源の供給されるタイミングが同時であったり、間隔が短い場合には、省エネルギー時供給電源よりも省エネルギー時非供給電源の方が先に生成されて、半導体回路相互間(回路素子相互間)での電源の割り込みが発生するおそれがある。
すなわち、装置上、省エネルギー時供給電源が生成されて、省エネルギー時非供給電源が生成されないことは、省エネルギー状態などにおいて存在するが、省エネルギー時非供給電源が生成されて、省エネルギー時供給電源が生成されていない状態は装置上設定されておらず、このような状態が発生すると、半導体回路相互間での電源の回り込みに大きく影響してしまう。
さらに、電源は、通常、電圧の低い方から立ち上がり、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)は低い電圧から供給する仕様のものが多いため、電源供給に関して、あまり考慮する必要がないが、上記従来技術は、ASICで高い方の電圧を先に供給しなければならない仕様の場合のことについては考慮されておらず、このような場合、低い電圧から供給されると、仕様を満足することができず、たいていは実力で動作してしまうが、誤動作の危険を備えていたり、ASICに負担をかけているため、寿命を短くするおそれがある。
そこで、本発明は、回路素子それぞれに適切な電源供給タイミングで供給して、電源の回り込みを防止し、各回路素子の寿命の短命化を防止することを目的としている。
前記目的を達成するため、本発明は、第1の電源から供給される電力に基づき、第1の電圧の電力を出力する第1の電圧変換手段と、前記第1の電圧変換手段の出力する電圧が供給される第1の回路素子と、前記第1の電圧変換手段の出力が入力され、当該入力される電力の電圧が予め定めた第1の所定電圧に上昇してから予め定めた時間後に、第1の信号を出力する第1の信号出力手段と、前記第1の信号の入力に基づいて、第2の電源から供給される電力の電圧を第2の電圧に変換して出力する第2の電圧変換手段と、前記第2の電圧変換手段の出力する電力が供給される第2の回路素子と、を備える電源供給制御装置を特徴とする。
本発明によれば、回路素子それぞれに適切な電源供給タイミングで電源を供給して、電源の回り込みを防止することが可能となり、各回路素子の寿命の短命化を防止することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図5は、本発明の電源供給制御装置、電源供給制御方法及び画像形成装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の電源供給制御装置、電源供給制御方法及び画像形成装置の一実施例を適用した複合装置1の正面概略構成である。
図1において、複合装置1は、本体筐体2の上面部に、コンタクトガラス3が配設されており、コンタクトガラス3の下方の本体筐体2内部に、図示しない第1キャリッジに搭載されたランプ4と第1ミラー5、図示しない第2キャリッジに搭載された第2ミラー6と第3ミラー7、レンズ8及びCCD9からなるスキャナエンジンユニット10が配設されている。
スキャナエンジンユニット10は、第1キャリッジ及び第2キャリッジが、図示しないモータにより駆動されて、図1の左右方向である副走査方向に移動し、コンタクトガラス3上に固定的にセットされた原稿を主走査及び副走査して、原稿の画像を読み取る。
複合装置1は、本体筐体2の上部にADF(Auto Document Feeder)20がコンタクトガラス3の上面を開閉可能に取り付けられており、ADF20は、開くことで、コンタクトガラス3上に原稿をセット可能となっていて、コンタクトガラス3上に原稿がセットされた状態で閉じられると、当該原稿をコンタクトガラス3に押しつける圧板の機能も有している。
ADF20は、原稿台21、給送ローラ22、給送ベルト23、該給送ベルト23に沿って複数配設された搬送ローラ24、排紙ローラ25、排紙台26及び原稿セット検知センサ27等が配設されている。
ADF20は、原稿台21に原稿がその画像面を上にして原稿束がセットされている状態で、図示しない操作表示部上のスタートキーが押下されると、給送ローラ22により原稿台21上にセットされた原稿束の一番下の原稿から1枚ずつ分離して、給送ベルト23に送り出し、給送ベルト23に送り出した原稿を搬送ローラ24で移動される給紙ベルト23によってコンタクトガラス3上の所定の位置に給送する。
複合装置1は、コンタクトガラス3上の原稿を、スキャナエンジンユニット10によってその画像情報を読み取った後に、給送ベルト23、排送ローラ25によって排紙台26上に排出する。
このADF20は、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
複写装置1は、原稿セット検知センサ27が原稿台21上に次の原稿が有ることを検知すると、上記同様に、原稿台21上の一番下の原稿を給送ローラ22及び給送ベルト23でコンタクトガラス3上の所定の位置に給送し、コンタクトガラス3上の原稿の画像情報を、スキャナエンジンユニット10で読み取った後、給送ベルト23、排送ローラ25によって排紙台26上に排出する。なお、給送ローラ22、給送ベルト23及び排送ローラ25は、図示しない搬送モータによって駆動される。
複写装置1は、本体筐体2内のスキャナエンジンユニット10の下方に、プロッタエンジンユニット30が配設されており、プロッタエンジンユニット30は、感光体(例えば、感光体ドラム)31、書込ユニット32、現像部33、搬送ベルト34、定着部35、搬送切換排紙部36、両面入紙搬送路37、反転排紙搬送路38、反転ユニット39、両面搬送ユニット40、給紙部群41、搬送ユニット42及び排紙トレイ43等が配設されている。
プロッタエンジンユニット30は、図示しないメインモータにより図1の時計方向に回転駆動される感光体31の表面を、図示しない帯電器により一様に帯電させ、その感光体31の表面にスキャナエンジンユニット10で読み取られた画像情報または図示しない外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)から送られてきたデータに基づいて書込ユニット32により書き込ませて、静電潜像を形成させる。プロッタエンジンユニット30は、静電潜像の形成された感光体31に、現像部33からトナーを供給して、トナー画像として顕像化し、感光体31上の顕像化したトナー画像を転写機能を兼ね備えた搬送ベルト34で、給紙部群41の1つから給紙されて搬送ユニット42で搬送されてきた用紙Pに転写させる。プロッタエンジンユニット30は、トナー画像の転写された用紙Pを搬送ベルト34で定着部35に搬送させて、定着部35で定着処理を行わせた後、搬送切換排紙部36に送って、搬送切換排紙部36で、搬送経路の切り換えを行う。搬送切換排紙部36は、用紙Pをそのまま排紙するときには、本体筐体2の側面に設けられた排紙トレイ43上に排紙させる。プロッタエンジンユニット30は、転写の完了した感光体31を図示しないクリーニング部でクリーニングして残留トナーを除去し、図示しない除電部で除電した後、再度、帯電部で一様に帯電させて、次の画像形成に供する。
搬送切換排紙部36には、両面入紙搬送路37と反転排紙搬送路38によって、用紙Pの表裏面を反転させる反転ユニット39と反転ユニット39で反転された用紙Pを再度搬送ユニット42を介して感光体31と搬送ベルト34との間に搬送する両面搬送ユニット40が接続されており、搬送切換排紙部36は、反転排紙または両面記録が選択されていると、片面に画像が形成されて定着の完了した用紙Pを反転排紙搬送路38を介して反転ユニット39に送り込む。
反転ユニット39は、反転排紙が選択されていると、搬送切換排紙部36から送り込まれてくる用紙Pを一旦引き込んで用紙Pの表裏面を反転させた状態で、反転排紙搬送路38を介して搬送切換排紙部36に送り出し、搬送切換排紙部36は、反転ユニット39で表裏面の反転された用紙Pを排紙トレイ43上に排出する。
両面搬送ユニット40は、両面記録が選択されていると、反転ユニット39が一旦引き込んで表裏面を反転させた用紙Pを引き込んで、搬送ユニット42に送り出し、搬送ユニット42が、再度、感光体31と搬送ベルト34との間に搬送させて、裏面への画像形成に供する。
上記給紙部群41は、第1給紙部51から第3給紙部53の3つの給紙部を備え、各給紙部51〜53は、それぞれ第1給紙トレイ51a〜第3給紙トレイ53aと、各給紙トレイ51a〜53a内の用紙Pを1枚ずつ分離して搬送ユニット42に送り出す給紙ローラ部51b〜53bを備えている。給紙部群41は、選択された給紙部51〜53の給紙ローラ部51b〜53bを駆動させて、該選択された給紙部51〜53の給紙トレイ51a〜53a内の用紙Pを1枚ずつ分離して搬送ユニット42に送り出す。
搬送ユニット42は、給紙部群41の給紙部51〜53から送り出された用紙Pを感光体31と搬送ベルト34との間に搬送する。
そして、複合装置1は、図2に示すようにブロック構成されており、上記スキャナエンジンユニット10、プロッタエンジンユニット30を備えているとともに、FAXユニット60、画像転送機能回路部70、コントローラ80及びPSU(Power Supply Unit :電源供給部)90等を備えている。複合装置1は、スキャナエンジンユニット10、プロッタエンジンユニット30、FAXユニット60、画像転送機能回路部70及びコントローラ80がデータバス91で接続されており、画像転送機能回路部70がデータバス91を介して各ユニット10、30、60及びコントローラ80間の画像データの転送を行う。
また、複合装置1は、省エネルギーモードを備えており、主電源がオン状態で、何らの動作要求が発生することなく、予め設定されている所定の省エネルギーモード移行時間が経過すると、各スキャナエンジンユニット10、プロッタエンジンユニット30、画像転送機能回路部70及びFAXユニット60等の各部への電源の供給の停止や削減を行って、消費電力を削減する省エネルギーモードに移行する。
PSU(外部電源)90は、外部商用交流電源を電圧変換し、また、直流(DC)変換するとともに電圧変換して各種電圧値の直流電源を生成し、スキャナエンジン10、プロッタエンジン、FAXユニット60、画像転送機能回路部70、コントローラ80等の複合装置1の各部に供給する。
また、複合装置1は、図1及び図2には図示しないが操作表示部を備えており、操作表示部には、複合装置1に各種動作を行わせるための操作キー及び操作キーから入力操作された内容や複合装置1からユーザに通知する各種情報を表示する表示部(例えば、LCD(Liquid Crystal Display))等が設けられている。
この複合装置1は、上記各ユニット10、30、60、画像転送機能回路部70及びコントローラ80を利用して、コピー機能、プリンタ機能、スキャン機能及びファクシミリ機能の各動作機能を実行し、操作表示部のアプリケーション切換キー等によりコピー機能、プリンタ機能、スキャン機能、ファクシミリ機能を順次切り換えて選択することができる。複合装置1は、コピー機能が選択されたときには、コピーモードとなり、プリンタ機能が選択されたときには、プリントモードとなり、スキャン機能が選択されたときには、スキャンモードとなり、ファクシミリモードが選択されたときには、ファクシミリモードとなる。
上記画像転送機能回路部(機能回路)70は、例えば、図3に示すように、省エネルギーモードにおいても電源の供給される省エネルギー時電源要回路素子であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)71と省エネルギーモードには電源の供給されない省エネルギー時電源不要回路素子であるASIC72、73を備えているとともに、省エネルギー時電源要ASIC71への電源供給系統(省エネルギー時電源供給系統)74と省エネルギー時電源不要ASIC72、73への電源供給系統(省エネルギー時非電源供給系統)75とに設けられた電源供給制御部(電源供給制御装置)100を備えており、PSU90は、省エネルギーモードにおいても供給される省エネルギー時供給電源として5VEを画像転送機能回路部70の省エネルギー時電源供給系統74とコントローラ80に供給されるとともに、省エネルギーモード時には供給されない省エネルギー時非供給電源として5Vを画像転送機能回路部70の省エネルギー時非電源供給系統75に供給する。
省エネルギー時電源供給系統74には、電圧変換用のレギュレータ素子(レギュレータIC)101、102及びリセット素子(リセットIC)102が配設されており、省エネルギー時非電源供給系統75には、電圧変換用のレギュレータ素子(レギュレータIC)111、112、リセット素子(リセットIC)113、スイッチ回路114及び電圧変換用のレギュレータ素子(レギュレータIC)115が配設されている。
省エネルギー時電源供給系統74のレギュレータ素子101には、PSU90から5VEの省エネルギー時供給電源が供給されるとともに、コントローラ80からハイ(High)とロー(Low)に変化することでレギュレータ素子101の動作をオン/オフ制御するPONPCI_N信号が入力され、レギュレータ素子101は、ハイのPONPCI_N信号が入力されると、オンして5VEの省エネルギー時供給電源を、3.3VEC(第1の電源)に電圧変換して、ASIC71及びレギュレータ素子102とリセット素子103に出力する。
レギュレータ素子102は、レギュレータ素子101から入力される3.3VECの省エネルギー時供給電源を1.8VECに電圧変換してASIC71に出力する。
リセット素子103は、レギュレータ素子101から入力される3.3VEC(第1の電源)が予め設定されている所定電圧まで上昇すると、その後、予め設定されている所定時間t1(図4参照)の経過後に、ローのリセット信号をハイのリセット解除信号に切り換えて、省エネルギー時非電源供給系統75のレギュレータ素子111に出力する。
省エネルギー時非電源供給系統75のレギュレータ素子111には、PSU90から5Vの省エネルギー時非供給電源が供給されるとともに、上記リセット素子103からリセット信号/リセット解除信号が入力され、レギュレータ素子111は、リセット素子103からのリセット解除信号が入力されている状態で、PSU90からの5Vの省エネルギー時非供給電源を3.3V(第2の電源)に電圧変換して、レギュレータ素子112とASIC72に出力するとともに、ASIC73及びリセット素子113に出力する。
レギュレータ素子112は、レギュレータ素子111から入力される3.3Vの省エネルギー時非供給電源を1.8Vに電圧変換して、ASIC72に入力する。
リセット素子113は、レギュレータ素子111から入力される3.3V(第2の電源)が予め設定されている所定電圧まで上昇すると、その後、予め設定されている所定の設定時間t2(図4参照)の経過後に、ローのリセット信号をハイのリセット解除信号に切り換えて、スイッチ回路114に出力する。
スイッチ回路114は、トランジスタTr1、電界効果トランジスタQ1及び抵抗R1、R2等を備えており、リセット素子113の出力がトランジスタTr1のベースに入力されている。トランジスタTr1は、エミッタ接地されており、そのベースに上記リセット素子113の出力が入力されているとともに、レギュレータ素子111の出力に対して、リセット素子113と並列に接続された抵抗R1を介してレギュレータ素子111の出力が入力される。
トランジスタTr1のコレクタには、抵抗R2を介してPSU90からの省エネルギー時非供給電源の5Vが入力され、このコレクタが、電界効果トランジスタQ1のゲートに接続されている。
電界効果トランジスタQ1は、そのソース−ドレイン間にPSU90からの省エネルギー時非供給電源の5Vが入力され、その出力がレギュレータ素子115に接続されている。
スイッチ回路114は、トランジスタTr1のベースに入力されているリセット素子113のリセット信号がリセット解除信号に切りかわると、トランジスタTr1がオンし、トランジスタTr1がオンすると、電界効果トランジスタQ1がオンして、省エネルギー時非供給電源の5Vをレギュレータ素子115に入力する。
レギュレータ素子115は、スイッチ回路114から入力される5Vの省エネルギー時非供給電源を、1.275Vに電圧変換して、第3の電源としてASIC73に供給する。
すなわち、ASIC73は、3.3Vの高い電圧電源が先に供給され、1.275Vの低い電圧電源が後で供給される必要のある回路素子であり、リセット素子113、スイッチ回路114及びレギュレータ素子115を用いて、レギュレータ素子101の3.3V(第1の電源)がリセット素子103で所定時間t1遅延された後、レギュレータ素子111からリセット素子113に3.3V(第2の電源)を出力し、リセット素子113で所定時間t2遅延させた後、スイッチ回路114から省エネルギー時非供給電源の5Vをレギュレータ素子115に入力し、さらにレギュレータ素子115で、この5Vの省エネルギー時非供給電源を1.275V(第3の電源)に変換して、ASIC73に供給する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複合装置1は、その画像転送機能回路部70の各回路素子を、その電源供給タイミングに基づいて系統分けし、該電源供給系統毎に、電源供給タイミングを、該各回路素子であるASIC71、72、73への電源供給タイミングを該ASIC71、72、73の要求する電源供給タイミングに応じた順番に制御する。また、複合装置1は、上述のように、省エネルギーモードに移行すると、消費電力を削減するが、この省エネルギーモードにおいても、電源供給の必要な省エネルギー時電源要ASIC71と電源供給の不必要な省エネルギー時電源不要ASIC72、73があり、これらのASIC71、72、73相互間でその要求する電源供給タイミングが異なるとともに、ASIC71、72、73内部においてもその要求する電源供給タイミングが異なるため、この要求する電源供給タイミングに応じて電源供給タイミングを調整することが、電源の回り込みを防止して、安全性を向上させ、また、寿命の短命化を防止する上で、重要である。
特に、複合装置1は、各ユニット10、30、60間及び図示しないハードディスク等の画像データ蓄積部との間で画像データの転送を行うが、この画像データの転送を画像転送機能回路部70が行っており、この画像転送機能回路部70は、その画像データ転送機能をタイミングよくかつ各種動作モードにおいても適切に行う必要がある。
そこで、本実施例の画像転送機能回路部70は、電源供給系統を、省エネルギー時電源要ASIC71への電源供給系統である省エネルギー時電源供給系統74と省エネルギー時電源不要ASIC72、73への電源供給系統である省エネルギー時非電源供給系統75とに分ける電源供給制御部100が配設されており、電源供給制御部100が、複合装置1の主電源オン時及び省エネルギーモード復帰時の省エネルギー時電源要ASIC71と省エネルギー時電源不要ASIC72、73への電源供給タイミング及び電圧調整を行っている。
まず、複合装置1の主電源オン時の電源供給制御部100の動作について、図4に基づいて説明する。
複合装置1の主電源がオンされると、図4(a)に示すように、PSU90から5VEの省エネルギー時供給電源と5Vの省エネルギー時非供給電源が、それぞれ電源供給制御部100の省エネルギー時電源供給系統74と省エネルギー時非電源供給系統75に供給される。
PSU90からの5VEの省エネルギー時供給電源は、省エネルギー時電源供給系統74のレギュレータ素子101に供給され、レギュレータ素子101は、図4(b)に示すように、コントローラ80からのPONPCI_N信号がハイになると、図4(c)に示すように、オンして、5VEの省エネルギー時供給電源を3.3VEC(第1の電源)に電圧変換して、省エネルギー時電源要ASIC71に供給するとともに、レギュレータ素子102及びリセット素子103に出力する。
レギュレータ素子102は、レギュレータ素子101から3.3VECの省エネルギー時供給電源が入力されると、図4(d)に示すように、該3.3VECの省エネルギー時供給電源を1.8VECに電圧変換して、ASIC71に供給する。
リセット素子103は、図4(e)及び図4(g)に示すように、レギュレータ素子101から入力される3.3VECが予め設定されている所定電圧まで上昇した後、予め設定されている所定時間t1経過後に、リセット信号(ロー)をリセット解除信号(ハイ)に切り換えて、省エネルギー時非電源供給系統75のレギュレータ素子111に出力する。
省エネルギー時非電源供給系統75のレギュレータ素子111には、PSU90から図4(f)に示す5Vの省エネルギー時非供給電源が供給されており、レギュレータ素子111は、リセット素子103からリセット解除信号が入力されると、図4(g)に示すように、該5Vの省エネルギー時非供給電源を3.3V(第2の電源)に電圧変換して、省エネルギー時電源不要ASIC72、ASIC73に供給するとともに、レギュレータ素子112及びリセット素子113に出力する。
レギュレータ素子112は、図4には図示しないが、レギュレータ素子102と同様に、レギュレータ素子111から3.3Vの省エネルギー時非供給電源が入力されると、該3.3Vの省エネルギー時非供給電源を1.8Vに電圧変換して、ASIC72に供給する。
また、リセット素子113は、レギュレータ素子111から入力される第2の電源である3.3Vの省エネルギー時非供給電源が入力されると、図4(g)及び図4(h)に示すように、該3.3Vが予め設定されている所定電圧まで上昇した後、予め設定されている所定の設定時間t2経過後に、リセット信号(ロー)をリセット解除信号(ハイ)に切り換えて、スイッチ回路114に出力する。
スイッチ回路114は、上述のように、そのトランジスタTr1のベースに入力されているリセット素子113の出力するローのリセット信号からハイのリセット解除信号に切りかわると、トランジスタTr1がオンし、トランジスタTr1がオンすると、電界効果トランジスタQ1がオンして、省エネルギー時非供給電源の5Vをレギュレータ素子115に入力する。
レギュレータ素子115は、スイッチ回路114から5Vの省エネルギー時非供給電源が入力されると、図4(i)に示すように、5Vの省エネルギー時非供給電源を、1.275V(第3の電源)に電圧変換して、ASIC73に供給する。
次に、省エネルギーモードからの復帰時の電源供給制御部100の動作について、図5に基づいて説明する。
省エネルギーモード状態においては、PSU90から5VEの省エネルギー時供給電源が供給されており、図5(a)から図5(e)に示すように、省エネルギー時電源供給系統74の電圧変換用のレギュレータ素子(レギュレータIC)101、102及びリセット素子(リセットIC)102は、全て立ち上がっており、上記規定の出力電圧を出力している。
この省エネルギーモード状態において、操作表示部の省エネルギー復帰キーが操作されたり、ADF20の原稿台21上に原稿がセットされたり、ファクシミリ受信が発生したり等の省エネルギー復帰要因が発生すると、図5(f)に示すように、PSU90から5Vの省エネルギー時非供給電源が、電源供給制御部100の省エネルギー時非電源供給系統75のレギュレータ素子111に供給される。
このとき、リセット素子103は、図5(e)に示すように、既に、レギュレータ素子101からの第1の電源である3.3VECが所定の電圧まで上昇した後、所定の設定時間t1が経過して、ハイのリセット解除信号をレギュレータ素子111に出力しており、レギュレータ素子111は、図5(g)に示すように、PSU90から5Vの省エネルギー時供給電源の供給が開始されると、該供給される5Vの省エネルギー時非供給電源を3.3V(第2の電源)に電圧変換して、省エネルギー時電源不要ASIC72、ASIC73に出力するとともに、レギュレータ素子112及びリセット素子113に出力する。
レギュレータ素子112は、レギュレータ素子111から3.3Vの省エネルギー時非供給電源が入力されると、該3.3Vの省エネルギー時非供給電源を1.8Vに電圧変換して、ASIC72に供給する。
また、リセット素子113は、レギュレータ素子111から入力される第2の電源である3.3Vの省エネルギー時非供給電源が入力され、図5(g)及び図5(h)に示すように、上記同様に、該3.3Vの省エネルギー時非供給電源が予め設定されている所定電圧まで上昇すると、所定の設定時間t2経過後に、リセット信号(ロー)をリセット解除信号(ハイ)に切り換えて、スイッチ回路114に出力する。
スイッチ回路114は、上述のように、そのトランジスタTr1のベースに入力されているリセット素子113のローのリセット信号がハイのリセット解除信号に切りかわると、トランジスタTr1がオンし、トランジスタTr1がオンすると、電界効果トランジスタQ1がオンして、省エネルギー時非供給電源の5Vをレギュレータ素子115に入力する。
レギュレータ素子115は、スイッチ回路114から5Vの省エネルギー時非供給電源が入力されると、図5(i)に示すように、この5Vの省エネルギー時非供給電源を、1.275V(第3の電源)に電圧変換して、ASIC73に供給する。
このように、本実施例の複合装置1は、その画像転送機能回路部70に、その要求する電源供給タイミングの異なる複数の回路素子であるASIC71、72、73を該ASIC71、72、73の要求する電源供給タイミングに基づいて省エネルギー時電源供給系統74と省エネルギー時非電源供給系統75に系統分けを行い、該電源供給系統74、75毎に、PSU90から各ASIC71、72、73への電源供給タイミングを、各ASIC71、72、73の要求する電源供給タイミングに応じた順番に制御する電源供給タイミング制御処理を行う電源供給制御部100が設けられている。
したがって、ASIC71、72、73それぞれに各ASIC71、72、73の要求する電源供給タイミングに応じた電源供給タイミングで電源を供給して、ASIC71、72、73相互間での電源の回り込みを防止することができ、各ASIC71、72、73の寿命の短命化を防止することができる。
また、本実施例の複合装置1は、画像転送機能回路部70に、省エネルギー状態においても電源の供給を必要とする省エネルギー時電源要回路素子であるASIC71と、省エネルギー状態においては電源の供給を必要としない省エネルギー時電源不要回路素子であるASIC72、73があり、PSU90が、省エネルギー状態においても供給する省エネルギー時供給電源5VEと該省エネルギー状態には供給しない省エネルギー時非供給電源5Vの2系統の電源を有し、電源供給制御部100が、電源供給系統を、該省エネルギー時電源要ASIC71に該省エネルギー時供給電源5VEを供給する省エネルギー時電源供給系統74と該省エネルギー時電源不要ASIC72、73に該省エネルギー時電源非供給電源5Vを供給する省エネルギー時非電源供給系統75とに大きく系統分けし、省エネルギー状態解除時の電源供給タイミング制御処理として、該省エネルギー時非電源供給系統75での該省エネルギー時非供給電源5Vの省エネルギー時電源不要ASIC72、73への電源供給タイミングを制御している。
したがって、省エネルギーモードからの復帰時においても、省エネルギー時電源要ASIC71と省エネルギー時電源不要ASIC72、73のそれぞれに適切な電源供給タイミングで電源を供給して、省エネルギー時電源要ASIC71と省エネルギー時電源不要ASIC72、73相互間での電源の回り込みを適切に防止することができ、各ASIC71、72、73の寿命の短命化を防止することができる。
さらに、本実施例の複合装置1の電源供給制御部100は、省エネルギー状態解除時のタイミング制御処理として、レギュレータ素子101で、省エネルギー時供給電源5VEから第1の電源である3.3VECを生成して、ASIC71及びリセット素子103に入力し、該リセット素子103に入力される該レギュレータ素子101の出力電源が所定の設定電圧に到達すると、その後、所定の設定時間t1経過後に、リセット素子103がレギュレータ素子111にリセット解除信号を出力して、レギュレータ素子111が、省エネルギー時非供給電源5Vから第2の電源である3.3Vを生成して、ASIC72、73及びリセット素子113に出力し、該レギュレータ素子111からリセット素子113に入力される電源が所定の設定電圧に到達すると、その後、所定の設定時間t2経過後に、リセット素子113がスイッチ回路114にリセット解除信号を出力して、スイッチ回路114が、5Vの省エネルギー時非供給電源をレギュレータ素子115に入力し、レギュレータ素子115が該5Vの省エネルギー時非供給電源を、1.275V(第3の電源)に電圧変換して、ASIC73に供給している。
したがって、省エネルギーモードからの復帰時においても、省エネルギー時電源要ASIC71と省エネルギー時電源不要ASIC72、73のそれぞれにより一層適切な電源供給タイミングで電源を供給して、省エネルギー時電源要ASIC71と省エネルギー時電源不要ASIC72、73相互間での電源の回り込みをより一層適切に防止することができ、各ASIC71、72、73の寿命の短命化を防止することができる。すなわち、第1の電源であるレギュレータ素子101の出力電源と第2の電源であるレギュレータ素子111の出力電源の出力の順番が決定されているので、第2の電源であるレギュレータ素子111の出力側から第1の電源であるレギュレータ素子101の出力側へのASIC71、72、73相互間で電源の回りこみを防止して、画像転送機能回路部70を構成するASIC71、72、73の寿命が短くなることを防止することができる。また、第2の電源であるレギュレータ素子111からリセット素子113への出力電源が所定の電圧に達した後、スイッチ回路114から5Vの省エネルギー時非供給電源をレギュレータ素子115に入力し、さらに、レギュレータ素子115で5Vの省エネルギー時非供給電源を、1.275V(第3の電源)に電圧変換して、ASIC73に供給しているので、ASIC73への複数の電源の供給の順番を確定させることができ、ASIC73内の回路間での電源の回り込みを確実に防止して、より一層ASIC73の寿命の短縮化を防止することができる。
また、本実施例の複合装置1の電源供給制御部100は、上記スイッチ回路114の5Vの出力電源をレギュレータ素子115で電圧変換してASIC73に供給する第3の電源として、レギュレータ素子111の出力する第2の電源である3.3Vよりも低い1.275Vの電源を生成し、電圧値の低い電源が先に供給され電圧値の高い電源が後で供給される電源供給タイミングを要求するASIC73に、該1.275Vの第3の電源を供給している。
したがって、高い方の電圧電源を低い方の電圧電源よりも先に供給しなければならない仕様となっているASIC73に対して、電圧値の高い第2の電源(3.3V)を供給した後、少なくとも、所定時間t2を開けた後に、電圧値の低い第3の電源(1.275V)を供給するという、要求される電源供給順序を確実に確保して電源を供給することができ、ASIC73の誤動作を防止することができるとともに、ASIC73の寿命の短縮化をより一層確実に防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、電源供給タイミングの異なる回路素子への電源供給タイミングを制御する電源供給制御装置、電源供給制御方法及び画像形成装置に適用することができる。
本発明の電源供給制御装置、電源供給制御方法及び画像形成装置の一実施例を適用した複合装置の正面概略構成。 図1の複合装置の要部ブロック構成図。 図2の画像転送機能回路部の要部回路構成図。 電源供給時の図3の電源供給制御部の各部のタイミングチャートを示す図。 省エネルギーモード復帰時の図3の電源供給制御部の各部のタイミングチャートを示す図。
符号の説明
1 複合装置
2 本体筐体
3 コンタクトガラス
4 ランプ
5 第1ミラー
6 第2ミラー
7 第3ミラー
8 レンズ
9 CCD
10 スキャナエンジンユニット
20 ADF
21 原稿台
22 給送ローラ
23 給送ベルト
24 搬送ローラ
25 排紙ローラ
26 排紙台
27 原稿セット検知センサ
30 プロッタエンジンユニット
31 感光体
32 書込ユニット
33 現像部
34 搬送ベルト
35 定着部
36 搬送切換排紙部
37 両面入紙搬送路
38 反転排紙搬送路
39 反転ユニット
40 両面搬送ユニット
41 給紙部群
42 搬送ユニット
43 排紙トレイ
51〜53 給紙部
51a〜53a 給紙トレイ 51b〜53b 給紙ローラ部
60 FAXユニット
70 画像転送機能回路部
71 ASIC(省エネルギー時電源要ASIC)
72、73 ASIC(省エネルギー時電源不要ASIC)
74 電源供給系統(省エネルギー時電源供給系統)
75 電源供給系統(省エネルギー時非電源供給系統)
80 コントローラ
90 PSU
91 データバス
100 電源供給制御部
101、102 レギュレータ素子
103 リセット素子
111、112 レギュレータ素子
113 リセット素子
114 スイッチ回路
115 レギュレータ素子
Tr1 トランジスタ
Q1 電界効果トランジスタ
R1、R2 抵抗

Claims (5)

  1. 第1の電源から供給される電力に基づき、第1の電圧の電力を出力する第1の電圧変換手段と、
    前記第1の電圧変換手段の出力する電圧が供給される第1の回路素子と、
    前記第1の電圧変換手段の出力が入力され、当該入力される電力の電圧が予め定めた第1の所定電圧に上昇してから予め定めた時間後に、第1の信号を出力する第1の信号出力手段と、
    前記第1の信号の入力に基づいて、第2の電源から供給される電力の電圧を第2の電圧に変換して出力する第2の電圧変換手段と、
    前記第2の電圧変換手段の出力する電力が供給される第2の回路素子と、
    を備える電源供給制御装置。
  2. 前記第2の電圧変換手段の出力が入力され、当該入力される電力の電圧が予め定めた第2の所定電圧に上昇してから予め定めた時間後に、第2の信号を出力する第2の信号出力手段と、
    前記第2の信号の入力に基づいて、前記第2の電源から入力される電力の電圧を前記第2の電圧よりも低い第3の電圧に変換して出力する第3の電圧変換手段と、
    前記第3の電圧変換手段の出力する電力が供給される第3の回路素子と、
    を備える請求項1に記載の電源供給制御装置
  3. 前記第1の回路素子は省エネルギー状態においても電力が供給される回路素子であり、前記第2の回路素子は省エネルギー状態においては電力が供給されない素子である請求項1記載の電源供給制御装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電源給制御装置を備えた画像形成置。
  5. 前記第1及び第2の回路素子によって画像データの転送を行う機能回路が構成された請求項記載の画像形成置。
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