JP3895855B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性半導体記憶装置に係わり、特に、FETMOS構造のメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成した不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電気的に書き換え可能な複数のEEPROMセルを用いて1つのメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットにデータ線を接続した構造の不揮発性半導体記憶装置が開発されている。この構造の不揮発性半導体記憶装置は、データ線とのコンタクト数を減らすことができ、集積度を高めることが可能となる。
【0003】
図6は、複数のEEPROMセルにより構成されたNANDセルの平面図であり、図7及び図8はそれぞれ図6における7−7線、8−8線に沿った断面図である。以下、同一の構成要素には同一の符号を付す。
【0004】
図6、図7及び図8に示すように、NANDセルにおいて、例えばn型シリコン基板14内にはp型ウェル12が形成され、p型ウェル12の表面領域には素子分離絶縁膜32が選択的に形成される。
【0005】
続いて、素子分離絶縁膜32で囲まれた領域に、例えば4個のEEPROMセルからなるメモリセルM11〜M14と2つの選択トランジスタQS1、QS2よりなるNANDセルが形成される。
【0006】
NANDセルを構成するメモリセルにおいて、素子分離絶縁膜32で囲まれたp型ウェル12上に第1ゲート絶縁膜30が形成され、第1ゲート絶縁膜30上に例えば多結晶シリコン膜よりなる浮遊ゲート16(16−1〜16−4)が形成される。さらに、浮遊ゲート16上に第2ゲート絶縁膜34が形成され、第2ゲート絶縁膜34上に例えば多結晶シリコン膜よりなる制御ゲート18(18−1〜18−4)が形成される。
【0007】
選択トランジスタQS1、QS2において、p型ウェル12上にはゲート絶縁膜が形成され、このゲート絶縁膜上に多結晶シリコンよりなるゲート電極20、22が形成される。ゲート電極20、22は、図8に示すように、1層目20a,22aが浮遊ゲート16と同時に形成され、2層目20b,22bが制御ゲート18と同時に形成される。なお、ゲート電極20、22は、図示せぬ所要の部分で1層目20a、22aと2層目20b、22bとがそれぞれ導通接続されている。
【0008】
また、図6に示すように、メモリセルの制御ゲート18−1〜18−4は、行方向に連続的に形成され、隣接するNANDセルのメモリセルの制御ゲートと接続されて、ワード線WL1〜WL4となる。ワード線WL1〜WL4の電位をそれぞれVcg1 〜Vcg4 と表す。選択トランジスタQS1、QS2のゲート電極20、22も同様に行方向に連続的に形成され、それぞれ選択ゲート線SG1、SG2となる。選択ゲート線SG1、SG2の電位をそれぞれVsg1 、Vsg2 と表す。
【0009】
図8に示すように、前記p型ウェル12内には、ソース・ドレイン領域となるn型拡散層40、42、44、46、48、50、52が形成されている。n型拡散層40、42、44、46、48、50、52は隣接するメモリセル同士及び隣接するメモリセルと選択トランジスタにより共用される。この結果、選択トランジスタQS1、メモリセルM11〜M14及び選択トランジスタQS2の電流経路が直列に接続され、NANDセルが構成される。選択トランジスタQS1のドレイン領域40は、n+ 型拡散層54内に形成され、このドレイン領域40は、コンタクト開口26を介してビット線BL124に接続される。また、選択トランジスタQS2のソース領域52は、ソース線に接続されている。
【0010】
図9は、上記構成のNANDセルを複数個アレイ状に配置したNAND型EEPROMを示している。
一般に、同一のワード線に接続されたメモリセルの集合は、1ページと呼ばれる。また、同一の選択ゲート線に接続されたドレイン側の選択トランジスタ群と同一の選択ゲート線に接続されたソース側の選択トランジスタ群とに挟まれたページの集合は、1NANDブロック又は単に1ブロックと呼ばれる。通常、1ブロックは、独立に消去可能な最小単位となる。
【0011】
例えば、図9において、ワード線WL1に接続されたメモリセルM11、M21、…、Mn1により1つのページが構成される。また、ドレイン側の選択トランジスタQS1、QS3、…、QS2n−1とソース側の選択トランジスタQS2、QS4、…、QS2nに挟まれたメモリセルM11、M12、…、Mn3、Mn4により1ブロックが構成される。選択トランジスタQS1、QS3、…、QS2n−1のドレインはそれぞれビット線BL1、BL2、…、BLnに接続され、選択トランジスタQS2、QS4、…、QS2nのソースにはソース電位Vsが供給される。
【0012】
以下、図9に示したNAND型EEPROMの動作を説明する。
図10はNANDセルの各部の電圧を示し、図11はNANDセルの各動作でのバイアス状態を示す。
【0013】
先ず、データ消去動作を説明する。
データの消去は、1NANDブロック単位で行われる。その際、同一のNANDブロック内のメモリセルの記憶内容は同時に消去される。先ず、消去するNANDブロックにおいて、選択ゲート線SG1、SG2の電位Vsg1 及びVsg2 を高電位VPP(例えば18V)とする。選択されたNANDブロックにおいて、全てのワード線の電位Vcg1 〜Vcg4 を接地電位Vss(例えば0V)とし、p型ウェルの電位Vwell及びn型基板の電位Vsub を高電圧VPP(例えば18V)とする。ビット線BL1、BL2、…、の電位Vbit1、Vbit2、…、をそれぞれ例えば18Vとする。これにより、全てのメモリセルにおいて浮遊ゲートから基板に電子が放出され、メモリセルの閾値電圧は負の方向にシフトする。通常、この状態を“1”状態と定義する。また、チップ全体のデータを消去する場合は、全てのNANDブロックを選択状態にする。
【0014】
次に、データの書き込み動作を説明する。
データの書き込みは、例えばビット線から最も離れた位置のメモリセルから順にページ毎に行う。すなわち、先ず、ソース線SL側の選択ゲート線SG2に0Vを与えてこのトランジスタをカットオフさせた状態において、“0”データを書き込むべきメモリセルが接続されている書き込みビット線BL1乃至BLnにVss(0V)を与える。そして、“1”データを書き込むメモリセルが接続されている非書き込みビット線BL1乃至BLnには、ドレイン側の選択ゲート線SG1と同じ電圧、それ以上の電圧、或いはドレイン側の選択ゲート線の電圧より小さくてもドレイン側の選択トランジスタが十分カットオフする電圧(例えば3V)を与えて、各ビット線BK1乃至BLnにおいて、書き込みの選択と非選択(書き込み禁止)の区別を行うことになる。
【0015】
このような状態において、NANDブロック内の書き込みを行うページに対応するワード線には高電圧VPP(例えば20V)を印加し、その他の非選択ワード線には中間電位VM(例えば10V)を供給する。ビット線にVssが印加されたとき(“0”書き込み)、その電位は選択ワード線と接続されたメモリセルの拡散層及びチャネル部まで伝達されており、浮遊ゲートに電子が注入される。これによりそのメモリセルの閾値電圧は正方向にシフトする。通常、この状態を“0”状態と定義する。ビット線に3Vが印加されたとき(“1”書き込み)、選択されたワード線と接続されたメモリセルのチャネルに3V或いは3V−Vth(Vthはドレイン側の選択トランジスタの閾値電圧)が伝達された後、選択トランジスタがカットオフする。このため、フローティング状態となったNANDセルの拡散層及びチャネルの電位がVPP又はVMの印加されたワード線との容量結合により上昇する。したがって、メモリセルに電子は注入されず、閾値電圧は変化せず負のままである。このような書き込み動作を、メモリセルM14、M13、M12、M11の順に繰り返す。
【0016】
次に、データの読み出し動作を説明する。先ず、NANDブロック内の選択されたメモリセル、例えば図10においては、メモリセルM14の制御ゲートの電位Vcg4 をVss(0V)とし、それ以外の制御ゲートの電位及び選択トランジスタのゲート電位を外部電源電圧Vcc(例えば5V)とする。その際、選択メモリセルに電流が流れるか否かを検出し、データの判別を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、NAND型EEPROMは、データの書き込み時に次のような問題を有している。
図12はデータの書き込み時における動作を取り出して示している。ビット線に3Vが印加されたメモリセルについて述べる。上記書き込み方法では、Vcg1 〜Vcg4 を10V又は20Vに上げるため、メモリセルM1〜M4の拡散層、及びチャネル部の電位は約8V程度に上昇する。この時、選択トランジスタQS1はバックゲート効果によりカットオフされる。しかし、ビット線に印加される電圧が低下された場合、選択トランジスタQS1はカットオフし難くなる。
【0018】
また、素子分離絶縁膜にSTI(Shallow Trench Isolation)を用いた場合、LOCOSに比べてチャネル領域の不純物濃度が低くなるため、選択トランジスタQS1のバックゲート効果が少なくなり、一層カットオフし難くなる。このため、メモリセルM1〜M4の拡散層の電位はビット線に抜け、約8Vに上昇した電位が低下し、誤書き込みが発生する原因となっていた。
【0019】
さらに、外部電源電圧Vccが低電圧化するに伴い、ビット線に印加する電圧、選択トランジスタのゲートに印加する電圧が低下される傾向にある。このため、データの書き込み時にメモリセルの拡散層に転送される電圧が低くなり、誤書き込みが生じ易くなるという問題を有している。
【0020】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ビット線及び選択ゲート線に印加される電圧が低下された場合や、STIを使用する場合においても、誤書き込みを防止することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第1の態様は、半導体基板上で電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットが複数個マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルユニットのビット線側の端部に設けられ、前記メモリセルユニットを選択するための選択トランジスタが複数個接続されてなる選択ゲート線を具備する不揮発性半導体記憶装置において、データの書き込み時に、前記選択ゲート線の電圧V sg を第1の電圧として前記選択トランジスタを通じて前記メモリセルユニットに前記ビット線の電圧を転送した後、前記選択ゲート線の電圧V sg と前記メモリセルアレイが形成されている半導体基板面の電圧V well をそれぞれV th (V well )<V sg <V bit +V th (−V bit +V well )(但し、V th (x)は前記半導体基板面にxボルトを印加したときの選択トランジスタの閾値電圧、V bit はビット線の電圧)且つ、V well <0の範囲の第2の電圧に設定し、且つ前記第2の電圧と、非書き込みのビット線の電圧V bit を共に外部電源電圧より高い電圧に設定することを特徴とする。
【0026】
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第2の態様は、半導体基板上で電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットが複数個マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルユニットのビット線側の端部に設けられ、前記メモリセルユニットを選択するための選択トランジスタが複数個接続されてなる選択ゲート線とを具備する不揮発性半導体記憶装置において、データの書き込み時に、前記選択ゲート線の電圧を電源電圧より高い第1の電圧に設定して、前記選択トランジスタを通じて前記メモリセルユニットに前記ビット線の電圧を転送した後、前記選択ゲート線の電圧を前記第1の電圧より低く電源電圧より高い第2の電圧に設定して、少なくとも一部の選択トランジスタをカットオフさせ、前記選択ゲート線の電圧が前記第2の電圧に設定されているとき、前記メモリセルアレイが形成されている半導体基板面の電圧を接地電位より低い電圧に設定することを特徴とする。
【0028】
本発明の不揮発性半導体記憶装置の第3の態様は、半導体基板上で電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットが複数個マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルユニットのビット線側の端部に設けられ、前記メモリセルユニットを選択するための選択トランジスタが複数個接続されてなる選択ゲート線とを具備する不揮発性半導体記憶装置において、データの書き込み時に、前記選択トランジスタを通じて前記メモリセルユニットに前記ビット線の電圧を転送した後、前記選択ゲート線の電圧を電源電圧より高い電圧、前記メモリセルアレイが形成されている半導体基板面の電圧を接地電位より低い電圧に設定して、少なくとも一部の選択トランジスタをカットオフさせることを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明が適用される不揮発性半導体記憶装置を示す構成図である。メモリセルアレイ1は行方向及び列方向にマトリックス状に配列された図示せぬ複数のNANDセル、これらNANDセルに接続されたワード線、ビット線、選択ゲート線、ソース線を含んでいる。このメモリセルアレイ1にはビット線制御回路2、行選択手段としてのローデコーダ3、メモリセルアレイ1が形成されるP型領域(p基板又はp型ウェル)の電位Vwellを制御する基板電位制御回路4が接続されている。前記ビット線制御回路2は、主としてCMOSフリップフロップ回路によって構成されたセンスアンプ/データラッチ回路を含んでいる。このフリップフロップ回路はメモリセルに書込むべきデータのラッチ、ビット線の電位を検出するためのセンス動作、書込み後のベリファイ読出しのためのセンス動作、さらに、再書込みされるデータのラッチを行う。このビット線制御回路2には、入出力されるデータを保持するデータ入出力バッファ5、及び列選択手段としてのカラムデコーダ6が接続されている。
【0031】
アドレスバッファ7は前記ローデコーダ3及びカラムデコーダ6に接続されている。アドレスバッファ7からのアドレス信号はローデコーダ3及びカラムデコーダ6に供給される。これらローデコーダ3及びカラムデコーダ6はアドレス信号に応じて、メモリセルアレイ1の所定のワード線、ビット線を選択する。
【0032】
タイミング制御回路8は不揮発性半導体記憶装置の書込み動作、読出し動作、ベリファイ動作等を制御するための信号を生成する。昇圧回路9は前記ローデコーダ3及びビット線制御回路2に接続されている。この昇圧回路9は前記タイミング制御回路8から供給される信号に応じて、電源電圧Vccから書込み電圧(例えば20V)、ビット線の電位Vbit1、Vbit2(非書き込み時)、選択ゲート線の電位Vsg1 、Vsg2 等を発生する。前記ビット線の電位Vbit1、Vbit2は前記ビット線制御回路2に供給され、前記選択ゲート線の電位Vsg1 、Vsg2 は前記ローデコーダ3に供給される。
【0033】
図13は、前記基板電位制御回路4を示している。この基板電位制御回路4は、例えば負電位生成回路41と基板電位切り換え回路42により構成されている。前記負電位生成回路41は、例えば2個の降圧回路41a、41bにより構成されている。これら降圧回路41a、41bは同一構成であり、クロック信号φ1〜φ4に応じて電源電圧より低い負電位VBBを生成する。2個の降圧回路を用いる理由は大きな電流を得るためであり、所要の電流量を得ることができれば、1個の回路で構成することも可能である。
【0034】
基板電位切り換え回路42は、メモリセルの書き込み動作や読み出し動作等に応じて負電位生成回路41の出力電位、又は接地電位VSSを選択し、メモリセルアレイが形成されるP型領域に供給する。
【0035】
図14は、前記降圧回路41aの一例を示している。この降圧回路41aは入力端A〜Dに供給されるクロック信号φ1〜φ4に応じて動作するポンプ回路であり、複数のキャパシタC1〜C4、複数のPチャネルトランジスタQ1〜Q8、複数のインバータ回路I1〜I8により構成されている。
【0036】
クロック信号φ1、φ2は相補的な信号であり、クロック信号φ3はクロック信号φ1のハイレベルの期間にハイレベルとなる信号、クロック信号φ4はクロック信号φ2のハイレベルの期間にハイレベルとなる信号である。但し、クロック信号φ3、φ4のハイレベルの期間は、クロック信号φ1、φ2のハイレベルの期間より短く設定されている。
【0037】
上記降圧回路41aにおいて、キャパシタC1は入力端Dに供給されたクロック信号φ1に応じてノードN1に電位−Vccを発生する。次いで、キャパシタC3は入力端Aに供給されるクロック信号φ3に応じてノードN4に電位−Vccを発生する。このため、トランジスタT1がオンされ、ノードN3の電位が放電される。
【0038】
この後、キャパシタC2は入力端Bに供給されたクロック信号φ2に応じてノードN2に電位−Vccを発生する。続いて、キャパシタC3はクロック信号φ4に応じてノードN5に電位−Vccを発生する。このため、トランジスタT2、T3がオンとなり、ノードN1の電位はトランジスタT2を介してノードN3に転送される。このノードN3の電位はトランジスタT2の閾値電圧Vthだけ低い−Vcc+Vthとなる。ノードN3とN2は接続されているため、ノードN2及びN3の電位は−Vcc+Vth+(−Vcc)=−2Vcc+Vthとなる。この電位はトランジスタT2と同時にオンとなるトランジスタT3を介して出力端に出力される。したがって、この出力端から出力される負電位VBBは、トランジスタT2の閾値電圧Vthだけ低い電位−2Vcc+2Vthとなる。前記キャパシタC3、C4はトランジスタT1、T2の転送能力を高める作用を有している。トランジスタT4〜T6はダイオードである。
【0039】
図15は前記基板電位切り換え回路42の一例を示している。この基板電位切り換え回路42において、Nチャネルトランジスタ42aの電流通路の一端には前記負電位生成回路41から出力された負電位VBBが供給され、Nチャネルトランジスタ42bの電流通路の一端には接地電位VSSが供給されている。これらトランジスタ42a、42bの電流通路の他端は図示せぬウエルに接続されている。タイミング回路42cは、メモリセルの書き込み動作や読み出し動作等を示す信号に応じてタイミング信号を生成し出力する。このタイミング信号はゲート制御回路42d、42eの入力端に供給される。これらゲート制御回路42d、42eの出力端は、トランジスタ42b、42aのゲートにそれぞれ接続されている。これらトランジスタ42a、42bは、ゲート制御回路42d、42eの出力信号に応じて選択的にオンとされ、これらトランジスタ42a、42bを介して接地電位VSS、又は負電位VBBがウエルに供給される。
【0040】
一方、図2に示すメモリセルアレイ1におけるNANDセルは、例えば図6乃至図8に示す構成を有している。さらに、図3は、図2に示すメモリセルアレイ1の等価回路構成を示すものであり、要部のみを取り出して示す図である。この例では、4個のメモリセルと2個の選択トランジスタによりNANDセル型EEPROMを構成しているが、これに限定されるものではない。
【0041】
図1は、図3に示したNANDセル型EEPROMにおける書き込み動作(プログラム動作)のタイミングチャートを示すものであり、例えばメモリセルM14にデータを書き込む場合の動作を示している。なお、NANDセル型EEPROMにおいて、書き込み及び消去は、基板(P型ウエル)と浮遊ゲート間のトンネル電流を用いて電荷を授受することにより行われる。
【0042】
この第1の実施の形態の場合、外部電源電圧Vccは例えば1.8Vであり、非書き込みビット線の電圧、選択ゲート線の電位等、外部電源電圧より高い電圧は前記昇圧回路9により発生される。非書き込みビット線の電圧、選択ゲート線の電位を電源電圧より高くする理由は、誤書き込みを確実に防止するためである。
【0043】
具体的には、図1に示すように、先ず、書き込みビット線BL1の電圧Vbit1は0Vに設定され、非書き込みビット線BL2の電圧Vbit2は、例えば3Vに設定される。選択ゲート線SG1の電位Vsg1 には第1の電圧として例えば5Vを印加し、メモリセルの拡散層に電圧Vdif を転送する。この時、制御ゲートの電位Vcg1 〜Vcg4 を例えば5Vとし、全部のメモリセルの拡散層、チャネル部の電位をVdif とする。Vbit2>Vsg1 −Vth(−Vdif )のとき、電圧Vdif は(1)式に示すようになる。
【0044】
Vdif =Vsg1 −Vth(−Vdif ) …(1)
(但し、Vth(−Vdif )はVdif がバックバイアスとしてかかった時の選択トランジスタの閾値電圧)
また、Vbit2<Vsg1 −Vth(−Vdif )のとき、電圧Vdif は(2)式に示すようになる。
【0045】
Vdif =Vbit2 …(2)
この後、電圧Vsg1 を第2の電圧、例えば2Vに下げる。この電圧の下限は、Vbit1の0Vをメモリセル側に転送できる電圧であればよい。
【0046】
次いで、ワード線WL1〜WL3の電圧Vcg1 〜Vcg3 を例えば10Vとし、ワード線WL4の電圧Vcg4 を例えば20Vに上昇させる。この時、Vdif は電圧Vcg1 〜Vcg4 に容量結合して例えば8Vに上昇し、メモリセルの誤書き込みを防止する。ワード線WL1〜WL4の電圧Vcg1 〜Vcg4 を上昇させる前に、選択ゲート線SG1の電圧Vsg1 を2Vに下げている。このため、選択トランジスタを確実にカットオフさせることができ、選択トランジスタを通してメモリセルも拡散層及びチャネルの電荷(Vdif )がビット線に抜け、拡散層及びチャネルの電位が低下することを防止できる。したがって、メモリセルに対する誤書き込みを防止できる。
【0047】
図12に示す従来の書き込み方法の場合、ワード線WL1〜WL4の電圧Vcg1 〜Vcg4 を10Vあるいは20Vに上昇させるとき、選択ゲート線SG1の電圧Vsg1 は5Vのままである。このため、選択トランジスタがオンし、電圧Vdif がビット線BL2に抜け、非書き込みビット線に接続されたメモリセルに誤書き込みが生じるおそれがある。
【0048】
これに対して、第1の実施の形態の場合、電圧Vsg1 を2Vに下げているのでその値は(3)式に示す範囲となる。
Vsg1 - Vbit2<Vth(−Vbit2) …(3)
(3)式に示す関係を満足するとき、選択トランジスタはオフする。このため誤書き込みが発生せず、正常動作を行うことができる。すなわち、(3)式を変形すると
Vsg1 <Vbit2+Vth(−Vbit2) …(4)
となる。
【0049】
一方、Vbit1に接続された選択トランジスタがオンする条件により、この時のVsg1 の範囲が決定される。すなわち、Vsg1 の範囲は(5)式のようになる。
Vth(0)<Vsg1 <Vbit2+Vth(−Vbit2)…(5)
但し、Vsg1 、Vbit2は、前述したように共に外部電源電圧より高い電圧である。したがって、非書き込みビット線が接続された選択トランジスタを確実にカットオフさせることができるため、誤書き込みを防止できる。すなわち、図3に示す非書き込みビット線に接続された選択トランジスタの各部の電圧をVbit2、Vsg1 、Vdif (ビット線と反対側の拡散層の電圧)と設定し、この選択トランジスタのゲート及びビット線に昇圧した電圧を印加すると、Vbit2、Vsg1 、Vdif はウエルの電位Vwellより高くなる。このため、Vwellを下げたのと同様となり、バックゲート効果によりカットオフ能力を向上でき、誤書き込みを防止できる。
【0050】
次に、図4を参照してこの発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、図4に示すように、選択ゲート線SG1の電圧Vsg1 を固定し、その代わりにワード線WL1〜WL4に中間電圧や書き込み電圧を印加する際に、ウェル12に印加する電位Vwellを、0Vから負電位、例えば−1Vとする。これにより、選択トランジスタの閾値電圧Vthは上昇し、ワード線WL1〜WL4の電圧Vcg1 〜Vcg4 を10Vあるいは20Vに上昇させたときも、選択トランジスタをカットオフさせることができる。すなわち、第1の実施の形態における(5)式のVbit2+Vth(−Vbit2)をVbit2+Vth(−Vbit2+Vwell)として、選択ゲート線SG1の電圧Vsg1 の範囲を拡大したことと等価となる。したがって、この実施の形態によっても誤書き込みを防止できる。さらに、このVwellを印加する方法は、誤書き込みを防止するため、Vsgを高い電圧に設定したとき、より効果的となる。すなわち、次式
Vth(0)<Vsg<Vbit +Vth(−Vbit +Vwell)
のVsgを高く設定し、Vbit を固定した場合、Vwellを印加することにより、閾値電圧Vth(−Vbit +Vwell)を自由に高く設定することができる。
【0051】
次に、図5を参照してこの発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、第1、第2の実施の形態で示した2つの方法を同時に行うようにしている。すなわち、図5に示すように、書き込み時に選択ゲート線SG1の電圧Vsg1 を、先ず、例えば5Vとし、この後5Vから2Vに下げる。これとともに、ウェルの電位Vwellを0Vから例えば−1Vに下げる。このように選択ゲート線の電圧Vsg1 とウェルの電位Vwellを制御することにより、選択トランジスタのカットオフ能力を強化でき、一層誤書き込みを防止できる。
【0052】
なお、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではない。上記実施の形態では、NAND型EEPROMを例に説明したが、これに限らず、選択ゲートを有する各種のEEPROMに適用することができる。また、電荷蓄積層が浮遊ゲート型のEEPROMに限らず、MNOS型のメモリセルを用いたNAND型EEPROMに適用することもできる。さらに、チャネルイオン注入等により情報を固定的に書き込んだMOSトランジスタをメモリセルとする所謂マスクROMによりNANDセル構成する場合に適用することも可能である。また、拡散層からなるビット線を有するグランドアレー型、AND型セル、及びサブビット線を有するDINOR型にも適用可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、データの書き込み時における選択ゲート線の電圧、ビット線の電圧、基板の電圧を適切な値とすることにより選択トランジスタを確実にカットオフさせることができる。したがって、ビット線及び選択ゲート線に印加される電圧が低下された場合や、STIを使用する場合においても、誤書き込みを防止することが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すものであり、書き込み動作を示すタイミング図。
【図2】本発明が適用される不揮発性半導体記憶装置を示す構成図。
【図3】図2のメモリセルアレイの一部を示す回路図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すものであり、書き込み動作を示すタイミング図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すものであり、書き込み動作を示すタイミング図。
【図6】NANDセルの平面図。
【図7】図6の7−7線に沿った断面図。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図。
【図9】NAND型EEPROMのメモリセルアレイの等価回路図。
【図10】NANDセルの各部の電圧を示す図。
【図11】従来のNANDセルの各動作でのバイアス状態を示す図。
【図12】従来のNANDセルの書き込み動作を示す図。
【図13】図2の基板電位制御回路を示す構成図。
【図14】図13の降圧回路を示す回路図。
【図15】図13の基板電位切り換え回路を示す回路図。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ、
2…ビット線制御回路、
3…ローデコーダ、
4…基板電位制御回路、
6…カラムデコーダ、
9…昇圧回路、
QS1,QS2, QS3,QS4…選択トランジスタ、
M11〜M14,M21〜M22…メモリセル、
BL1,BL2…ビット線、
WL1〜WL4…ワード線。
Claims (7)
- 半導体基板上で電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットが複数個マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルユニットのビット線側の端部に設けられ、前記メモリセルユニットを選択するための選択トランジスタが複数個接続されてなる選択ゲート線を具備する不揮発性半導体記憶装置において、
データの書き込み時に、前記選択ゲート線の電圧V sg を第1の電圧として前記選択トランジスタを通じて前記メモリセルユニットに前記ビット線の電圧を転送した後、前記選択ゲート線の電圧V sg と前記メモリセルアレイが形成されている半導体基板面の電圧V well をそれぞれ
V th (V well )<V sg <V bit +V th (−V bit +V well )
(但し、V th (x)は前記半導体基板面にxボルトを印加したときの選択トランジスタの閾値電圧、V bit はビット線の電圧)
且つ、V well <0
の範囲の第2の電圧に設定し、且つ前記第2の電圧と、非書き込みのビット線の電圧V bit を共に外部電源電圧より高い電圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記選択ゲート線の電圧Vsgと前記非書き込みビット線の電圧V bit が共に外部電源電圧より高い電圧に設定されることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記選択ゲート線の電圧Vsgを第1の電圧としたとき、前記メモリセルの制御ゲートも第1の電圧に設定することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 半導体基板上で電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットが複数個マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルユニットのビット線側の端部に設けられ、前記メモリセルユニットを選択するための選択トランジスタが複数個接続されてなる選択ゲート線とを具備する不揮発性半導体記憶装置において、
データの書き込み時に、前記選択ゲート線の電圧を電源電圧より高い第1の電圧に設定して、前記選択トランジスタを通じて前記メモリセルユニットに前記ビット線の電圧を転送した後、前記選択ゲート線の電圧を前記第1の電圧より低く電源電圧より高い第2の電圧に設定して、少なくとも一部の選択トランジスタをカットオフさせ、
前記選択ゲート線の電圧が前記第2の電圧に設定されているとき、前記メモリセルアレイが形成されている半導体基板面の電圧を接地電位より低い電圧に設定することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記第2の電圧は書き込みビット線の電圧を前記メモリセルユニットに転送できる電圧であることを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 半導体基板上で電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続してメモリセルユニットを構成し、このメモリセルユニットが複数個マトリクス状に配置されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルユニットのビット線側の端部に設けられ、前記メモリセルユニットを選択するための選択トランジスタが複数個接続されてなる選択ゲート線とを具備する不揮発性半導体記憶装置において、
データの書き込み時に、前記選択トランジスタを通じて前記メモリセルユニットに前記ビット線の電圧を転送した後、前記選択ゲート線の電圧を電源電圧より高い電圧、前記メモリセルアレイが形成されている半導体基板面の電圧を接地電位より低い電圧に設定して、少なくとも一部の選択トランジスタをカットオフさせることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記ビット線のうち非書き込みビット線の電圧は、電源電圧より高い電圧に設定されることを特徴とする請求項4又は6記載の不揮発性半導体記憶装置。
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