JP2009003424A - 画像形成装置および電気機器 - Google Patents

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JP2009003424A JP2008112685A JP2008112685A JP2009003424A JP 2009003424 A JP2009003424 A JP 2009003424A JP 2008112685 A JP2008112685 A JP 2008112685A JP 2008112685 A JP2008112685 A JP 2008112685A JP 2009003424 A JP2009003424 A JP 2009003424A
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Yuji Matsuda
雄二 松田
Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
Hiroki Okubo
博樹 大久保
Hirosuke Ozaki
裕亮 尾崎
Eiji Nemoto
栄治 根本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】所定時間以上未使用である時の消費電力を自動的に低減にすると共に、操作者が
画像形成装置にアクセスした時には、自動的に起動するようにする。
【解決手段】利用者が触れることにより、利用者の体温による熱エネルギーを電力に変換する熱電変換手段と、熱電変換手段が変換した電力を保持し、保持した電力を出力する保持手段と、画像形成装置を、画像形成装置の全ての部位に電力を供給する第1の状態と、または画像形成装置の一部の部位に電力を供給する第2の状態との間で切り替える切替手段と、を備え、切替手段は、画像形成装置が第2の状態である場合において、保持手段から出力される電力の供給を受けた場合に、画像形成装置を第2の状態から第1の状態に切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば複写機、ファクシミリ、プリンタなど、画像が形成できる画像形成装置および電気機器に関する。
通常、画像形成装置における電力制御の状態として、電源OFFの状態/スタンバイ状態/スリープモード状態の大きく三つの事象に分けられる。
電源OFF状態は、主電源スイッチがOFFの状態で画像形成装置に電源が供給されて
いない状態を示している。このとき消費電力としてはゼロワットとなる。
スタンバイ状態は、主電源スイッチがONの状態で、画像形成装置にAC電圧が供給さ
れ、内部で使用する5V/24VなどのDC電源を生成することでモータ・クラッチなど
を用いてメカ負荷を駆動して画像形成できる状態を示している。
スリープ状態は、長時間未使用の状態が続いた場合もしくはユーザーが操作キーによっ
てスリープモードへの移行を指示した場合に、一部の特定デバイスのみに電源の供給を続
け、他のデバイスへの電源供給を遮断することによって、消費電力を低減する状態である
電源が供給されているデバイスに復帰用センサ出力およびホストI/Fを接続し、これ
らの状態変化が発生したときに、スリープモードからスタンバイモードに移行を開始する
。スリープモードからスタンバイへの移行は、ユーザーがコピー及び原稿読み取り操作を
実施した時もしくはLAN/USBなど外部ホストからプリント指示が入力した時、さら
にはFAX受信を開始した時に移行を開始し、プリント動作を実施する。
以上の動作を実施する従来構成を図8を用いて説明する。
図8において、符号1001はACプラグ、1002はACスイッチ、1004は電源
ユニット、1005はメカ制御ユニット、1006はメカ負荷、1007はシステム制御ユニット、1008は画像読み取り部、1009は画像書き込み部、1010はホスト、1011は省エネ復帰センサを示している。
ACプラグ1001がACコンセントに接続された状態で、ACスイッチ1002がO
NされるとAC電源(交流電源)が電源ユニット1004に供給される。電源ユニット1
004では24V/5VなどのDC電源を生成し、メカ制御ユニット1005及びシステム制御ユニット1007へのDC電源供給を行う。
メカ制御ユニット1005には、内部に図示しないCPU及びIO制御ドライバが配置されており、電源供給によりCPUが起動し、所定の画像形成シーケンスに従いメカ負荷の駆動を行っている。
画像読み取り部1008は、原稿照明用ランプ及びCCDなどから構成され、コンタクトガラスに搬送された原稿に光を照射させ、その反射光をCCDで受光することで、原稿画像の読み取りを行っている。
システム制御ユニット1007は、コピー動作の場合はメカ制御ユニット1005の動
作に同期して、画像読み取り部1008から画像データを読み込み、各種の画像処理を行
った後に書き込み部1009に画像データの転送を行う。
また、システム制御ユニット1007は、LAN/USBなどのI/Fを通じてホスト
1010と接続される。プリント動作の場合は、ホスト1010から転送されてきた画像
データに対して、システム制御ユニット1007で拡大・縮小、割り付けなどの処理を実
施した後に、書き込み部1009に画像データの転送を行っている。
画像書き込み部1009は、システム制御ユニット1007から転送されてきた画像デ
ータに従い、レーザーダイオードをON/OFFする処理を行い、レーザー光を感光体ドラム上に照射することで、感光体ドラム上に静電潜像を形成している。感光体ドラム上に静電潜像された個所にトナーが付着し、概トナーを紙に転写することで、紙に画像を形成している。
なお、感光体ドラム上に形成された画像を紙に形成するプロセスに関しては、本発明に
関連する本題ではないため、詳細の説明は割愛する。
電源ユニット1004のDC電圧出力部分には、24V/5V各々にスイッチが設けら
れている。また、システム制御部1007から出力されるPON_ENG信号でON/O
FFが可能な構成となっており、図8のようにメカ制御ユニット1005には、スイッチ後のDC電圧である5V/24Vが、また、システム制御ユニット1007には、スイッチ前のDC電圧である5VEが供給されている。
システム制御ユニット1007には、操作パネル上のPowerスイッチ・原稿セット
検知センサ、圧板開閉検知センサなどの復帰センサ1010が接続されており、スリープ
モード時には常時復帰センサ1011をモニタすることで、ユーザが画像形成装置を操作
したかどうかモニタを行っている。
さらに前述したようにLAN/USBなど外部ホストからプリント指示が入力した時、
さらにはFAX受信したかどうかを同様に常時モニタしており、復帰センサ1011及び
ホスト1010により復帰要因があったことを検知した場合には、前述のPON_ENG
をアサートして、電源ユニット1004のスイッチをONして5V/24Vをメカ制御ユ
ニット1005に供給して、本体を起動する動作を行っている。
また、システム制御部1007で、長時間未使用の状態が続いたこと、もしくはユーザ
ーが操作キーによってスリープモードへの移行を指示したことを検知した時は、PON_
ENGをネゲートすることで電源ユニット1004のスイッチをOFFしている。これに
よりメカ制御ユニット1005に出力する5V/24VをOFF状態にすることで、スリープモードに移行することが可能となっている。
これらの構成で一定時間使用されない状態が続いた時に、自動的にスリープモードに移
行し、CPUによってモニタされる復帰センサからの信号がONになると自動的に復帰す
る。このことにより、低消費電力を実現している。
図9に、上述した従来の画像形成装置による各動作のタイミング図を示す。
ACスイッチ1002がONされると、電源ユニット1004に対しACが供給され、これによって電源ユニットでは5VEが生成される。5VEがシステム制御ユニット1007に供給されると、システムユニット1007内のCPUが起動し、PON_ENGをアサートする。PON_ENGのアサートに応じて、電源ユニット1004のSWがONし、5V/24Vがメカ制御ユニット1005に供給され、システムが起動し、画像形成可能な状態となる。
また、システム制御ユニット1007内のタイマが起動し、長時間使用されない場合を
検知した時には、PON_ENGをネゲートし、5V/24VをOFF状態にし、スリープモードに移行する。その後システム制御ユニット1007のCPUは、復帰センサを常時モニタし続け、操作者が画像形成装置を操作したことを検知した時には、再びPON_ENGをアサートし画像形成装置の起動を行う。
また、本出願人による画像形成装置として、アプリケーション機能のジョブ実行状態か
ら判断して、電源のオフを許可するか否かを示す電源制御信号を電源制御手段へ出力し、
電源制御手段が、その電源制御信号のステータスに応じて電源のオンオフ制御を行うよう
にしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3646958号公報
しかしながら、上述した従来の構成の場合、所定時間以上未使用である時の消費電力の一部しか低減することができず、効果的に消費電力を低減するものではなかった。
また、上述した特許文献1のものは、アプリケーション機能の動作中に電源遮断される
ことによるデータ破壊を防止するものであり、未使用時の消費電力を低減することについてまで考慮されたものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、所定時間以上未使用である時の
消費電力を自動的に低減すると共に、操作者が画像形成装置にアクセスした時には、自動的に起動する画像形成装置および電気機器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、電力の供給を受けて画像を形成する画像形成装置であって、利用者が触れることにより、前記利用者の体温による熱エネルギーを電力に変換する熱電変換手段と、前記熱電変換手段が変換した前記電力を保持し、保持した前記電力を出力する保持手段と、前記画像形成装置を、前記画像形成装置の全ての部位に電力を供給する第1の状態と、または前記画像形成装置の一部の部位に電力を供給する第2の状態との間で切り替える切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記画像形成装置が前記第2の状態である場合において、前記保持手段から出力される前記電力の供給を受けた場合に、前記画像形成装置を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えること、を特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、あらかじめ定められた時間が経過した場合に、前記画像形成装置を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるように前記切替手段を制御する制御手段と、をさらに備えること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記画像形成装置を前記第2の状態にするための指示を受け付ける指示受付手段と、前記制御手段は、さらに、前記指示を受け付けた場合に、前記画像形成装置を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるように前記切替手段を制御すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる発明において、交流電源と、前記交流電源から出力される電流を、直流電流に変換するコンバータと、をさらに備え、前記制御手段は、前記コンバータから前記直流電源の供給を受けて、前記画像形成装置の前記全ての部位または前記一部の部位を動作させ、前記指示受付手段が前記指示を受けた場合に前記切替手段に前記指示を通知し、前記切替手段は、前記保持手段から前記電力の供給を受けた場合に前記コンバータを起動させまたは通知された前記指示に従って前記コンバータを停止させること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記画像形成装置が起動した時点からの時間を計測する内部タイマをさらに備え、前記制御手段は、前記内部タイマによりカウントされた前記時間が前記あらかじめ定められた時間を経過した場合に、未使用状態が持続されたと判定して前記画像形成装置を前記第2の状態とする信号を生成することによって、前記画像形成装置を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるように前記切替手段を制御すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項4にかかる発明において、前記制御手段は、前記切替手段に対して前記交流電源を供給するか否かの旨の指示を送信し、前記切替手段は、前記制御手段から受信した前記指示に従って前記交流電源の供給と停止を切り替えること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項4にかかる発明において、前記制御手段は、前記切替手段に対して前記コンバータに対する前記交流電源を供給するか否かの旨の指示を送信し、前記切替手段は、前記指示に従って前記コンバータに対する前記交流電源の供給と停止を切り替えること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、電力を蓄える蓄電手段と、外部から前記画像を形成するために必要なデータを受信する受信手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記画像形成装置が前記第2の状態である場合には、前記蓄電手段が蓄えた前記電力の供給を受けることによって、前記受信手段が前記データを受信したか否かを検出し、前記受信手段が前記データを受信したと検出した場合には、前記画像形成装置を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えるように前記切替手段を制御すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記熱電変換手段は、操作パネルに配置されたこと、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記熱電変換手段は、原稿圧板の取っ手部分に配置されたこと、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記熱電変換手段は、原稿自動送り装置の原稿積載カバーの取っ手部分に配置されたこと、を特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、電力の供給を受けて所定の動作を行う電気機器であって、利用者が触れることにより、前記利用者の体温による熱エネルギーを電力に変換する熱電変換手段と、前記熱電変換手段が変換した前記電力を保持し、保持した前記電力を出力する保持手段と、前記電気機器を、前記電気機器の全ての部位に電力を供給する第1の状態と、または前記電気機器の一部の部位に電力を供給する第2の状態との間で切り替える切替手段と、を備え、前記切替手段は、前記電気機器が前記第2の状態である場合において、前記保持手段から出力される前記電力の供給を受けた場合に、前記電気機器を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えること、を特徴とする。
以上のように、本発明によれば、所定時間以上未使用である時の消費電力を低減すると共に、操作者が画像形成装置にアクセスした時には、自動的に起動させることができる。
次に、本発明に係る画像形成装置を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に
説明する。
第1の実施形態の画像形成装置は、図1に示すように、自動原稿送り装置(以下、AD
F)1、画像読み取りユニット58、画像書込みユニット57、および後処理装置である
フィニッシャ100などから構成される。
ADF1に設けられた原稿台2に、原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部
30(図3参照)上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3
、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
コンタクトガラス6上に給送された原稿の画像データが、読み取りユニット50によっ
て読み取られると、この読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によ
って排出される。
さらに、原稿セット検知器7により原稿台2に次の原稿が有ることを検知された場合に
は、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に原稿が給送される。給送ローラ3、給送ベル
ト4、排送ローラ5は図示しない搬送モータによって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、および第3トレイ10に積載された各転写紙は、対応す
る第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、さらに縦
搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット58により読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からの
レーザーによって感光体15に書き込まれ、感光体15が現像ユニット27を通過するこ
とによって感光体15上にトナー像が形成される。
転写紙は、感光体15の回転と等速度で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光
体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17で転写紙に画像を定着させ
、この画像が定着された転写紙は、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニッシャ
100に排出される。
フィニッシャ100は切り替え板101を備え、この切り替え板101の切り替えによ
り、本体の排紙ユニット18から排紙された転写紙の搬送方向を切り替えるように構成さ
れる。
すなわち、切り替え板101を上に切り替える事により、ローラ102を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。一方、切り替え板101を下方向に切り替えることにより、搬送ローラ103、107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。
ステープル台108に積載された転写紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー
109によって紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステープラ106によって綴
じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙
トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は、前後に移動可能な排紙トレイである。この排紙トレ
イ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に
、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された
転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪113を上側にセ
ットすることにより、いったん両面給紙ユニット111にストックする。
その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は、再び感光体15に作像さ
れたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替
えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。このように、転写紙
の両面に画像を作成する場合には、両面給紙ユニット111は使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット2
7は図示しないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータの
駆動を各々図示しない給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14は、メ
インモータ25の駆動を図示しない中間クラッチによって伝達駆動される。
次に、本実施形態の制御部の構成について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置は、電気的構成として、ACプラグ
201と、リレー209と、電源ユニット202と、フィルタ210と、コンバータ21
1と、ACドライブ212と、ヒータ213と、メカ制御ユニット203と、メカ負荷2
14と、システム制御ユニット204と、画像読み取りユニット205と、画像書き込み
ユニット206と、熱電素子207と、ラッチ208とを備える。
ACプラグ201の入力側は商用電源に接続され、その出力には商用電源との接続の開
閉を行うためのリレー209が設けられている。
また、リレー209の出力側にはAC電圧からDC電圧を生成するための電源ユニット
202が接続されている。
また、リレー209の入力には、熱電素子207の出力をラッチ208で保持した信号
が接続されている。この熱電素子207については、本実施形態でもっとも特徴的な動作
を行う個所であり、後で詳細について説明を行う。
電源ユニット202はフィルタ210、コンバータ211、ACドライブ212などで
構成され、フィルタ210でACノイズ・リップルを除去した後、コンバータ211でD
C電圧への変換を行っている。なお、本実施形態ではコンバータ211内で、AC電圧か
ら24V/5VのDC電圧の生成を行っている。
また、本実施形態では、トナーが転写された転写紙に、トナーを付着させるために、ヒ
ータ213によって加熱されたローラを配置している。このヒータ213をON/OFF
の状態にするためのドライブを、ACドライブ212で行っている。
電源ユニット202で生成されたDC電源は、メカ制御ユニット203及びシステム制
御ユニット(制御手段)204に供給されている。
メカ制御ユニット203は図示しないCPU及びI/O制御ドライバが配置されており
、電源供給によりCPUが起動し、所定の画像形成シーケンスに従いメカ負荷214の駆動を行っている。
画像読み取り部205は、原稿照明用ランプ及びCCDなどから構成され、コンタクトガラスに搬送された原稿に光を照射させ、その反射光をCCDで受光することで、原稿画像の読み取りを行っている。
システム制御ユニット204は、メカ制御ユニット203の動作に同期して、画像読み
取り部204から画像データを読み込み、各種の画像処理を行った後に書き込み部206
に画像データの転送を行う。
画像書き込み部206は、システム制御ユニット204から転送されてきた画像データ
に従い、レーザーダイオードをON/OFFする処理を行い、レーザー光を感光体ドラム上に照射することで、感光体ドラム上に静電潜像を形成している。感光体ドラム上に静電潜像された個所にトナーが付着し、トナーを紙に転写することで、紙に画像を形成している。
また、システム制御部204で、長時間未使用の状態が続いたこと、もしくはユーザー
が操作キーによってスリープモードへの移行を指示したことを検知した時は、AC_OF
Fをアサートすることで電源ユニット202のスイッチをOFFしている。これによりメ
カ制御ユニット203及びシステム制御ユニット204に出力する5V/24VをOFF状態にすることで、スリープモードに移行する動作となっている。
次に熱電素子207の説明を行う。図4に熱電素子の概略図を示す。
熱電素子207は人体熱によって電力を発生するものであり、これは発熱体の熱エネル
ギーをいわゆるゼーベック効果によって、電気に変換するものである。この熱電素子207には例えば複数のPN素子を直列に接続した構成のPN型熱電素子が用いられ、人間が触れることによって生じる温度差から電力を生成するようになっている。
本実施形態ではこの熱電素子207を、図3に示すように画像形成装置の操作キー30
1/原稿圧板の取っ手部分302/自動原稿送りユニット1の原稿セット開閉板の取っ手部分303に配置している。
熱電素子207の出力はラッチ208に接続され、さらにラッチ208で保持された出
力が、リレー209に入力されている。
また、同時にシステム制御ユニット204にも接続されており、システム制御ユニット
204へ電源供給している時は、図2におけるFUKKI信号により、各熱電素子207の状態をモニタすることが可能となっている。これにより熱電素子207によって起動後された後に、どの熱電素子207によって復帰されたのかを識別している。
また、システム制御ユニット204は、図示しないタイマを有しており、予め定められ
た時間、未使用状態が続いた場合、システム制御ユニット204から出力されるAC_O
FF信号をアサートする処理を行っている。ラッチ208では、AC_OFF信号がアサートされた場合、ラッチ出力をネゲートし、リレー209をOFF状態にすることで画像形成装置へのAC電源の供給を遮断している。
この動作により未使用状態が長時間続いた場合は、自動的にスリープモードに移行する
動作を行っている。このとき実質的にAC供給を遮断した状態であるため、画像形成装置
の消費電力は低減され、ゼロワットに近い状態となる。
また、スリープモードへの移行後、操作者が画像形成を行うために、熱電素子207に
触れた場合、熱電素子207が発電され、上記のラッチ208がON状態となり、ラッチ208の出力がアサートされ、リレー209がON状態となることで、画像形成装置に電源を供給して起動させ、電源がONされた状態とすることが可能となっている。
従来技術では、操作者が画像形成装置を操作したかどうか検出するために、システム制
御ユニット1007を動作状態にする必要があり、このために必要最低限の電力を生成する必要があったため、スリープモード時にゼロワットに近い状態とすることは実質的に不可能であった。
これに対し、本実施形態では、熱電素子が発電した起電力によって、AC電源のリレー
をON状態とする構成のため、スリープモード時に操作状態を検出するための電力を生成する必要がなく、ゼロワットに近い状態にすることが可能となっている。
次にラッチ回路208の動作を図5を用いて説明する。
ラッチ回路208は、ダイオード1201〜1204、トランジスタ1205〜1207と、その他抵抗で構成されている。
先ず熱電素子207に操作者が触れた場合に起電力が発生し、ダイオード1202と1203がON状態となることで、トランジスタ1206がON状態となる。トランジスタ1206がON状態となることでコレクタ電圧が“L”レベルとなり、トランジスタ1207がOFF状態となってリレー209がON状態にされて、ACが電源ユニット202に供給される。また、同時にトランジスタ1205がOFF状態となるため、トランジスタ1206のベースが“H”レベルとなり、トランジスタ1206のON状態が保持される。このときDC電源が生成されることで、操作者が熱電素子207に触れていなくても、トランジスタ1206には5V電源が供給され、トランジスタ1206のON状態が引き続き保持される状態となる。
また、前述したように長時間未使用状態が続いた場合、システム制御ユニット204からAC_OFF信号がアサートされる。AC_OFF信号がアサートされた場合には、トランジスタ1205がON状態となることでコレクタ電位が“L”レベルとなり、トランジスタ1206がOFF状態となる。トランジスタ1206がOFF状態となることで、トランジスタ1206のコレクタ電位が“H”レベルとなり、トランジスタ1207がON状態となり、リレーに対して“L”レベルが出力されて、リレーがOFF状態となり、電源ユニット202へのAC給電がOFFされた状態となる。
これらの動作を繰り返すことで、熱電素子207に操作者が触れた場合は、DC電源がONされた状態になると共にその状態が保持され、一定時間経過後にはOFFされた状態にすることが可能となる。
以上のような本実施形態のスリープモードからの電源ON動作について、図6のタイム
チャート用いて説明する。
操作者が熱電素子207に触れると、熱電素子207によって電圧が発生し、ラッチ2
08でラッチされる。ラッチがアサートされるとリレー209がON状態となり、画像形成装置にAC電源が供給される。AC電源供給後、電源ユニット202によって24V/5Vが生成される。
DC電圧が生成されると、システム制御ユニット204及びメカ制御ユニット203の
リセットが解除され、内部のCPUの動作が開始し、初期化処理が開始される。初期化終
了後、システム制御ユニット204からAC_OFF信号がネゲートされ、ラッチ208出力が保持されて、リレー209がONされた状態が持続される。この間画像形成装置の他の初期化処理が行われ、終了後に画像形成可能な状態となる。
また、予め定められた時間、未使用の状態が持続され、システム制御ユニット204の
タイマがタイムアップすると、AC_OFF信号がアサートされ、ラッチ208の出力が
ネゲートし、リレー209がOFF状態となり、AC電源の供給が遮断する。
この状態でスリープモードとなる。
以上のように、本実施形態としての画像形成装置は、少なくとも1つのアプリケーショ
ン機能を有する複合型の画像形成装置であって、スリープモードなどにより画像形成装置
の電源がOFFしている状態で、電源ON状態にする電源ON手段が熱電変換手段の出力に応じて電源をON状態にすることにより、画像形成装置が電源ON状態に起動するようになっている。
このように、人間が触れることによって生じる温度差からゼーベック効果により電気を
生成する熱電変換手段と、熱電変換手段の出力から、電源をON/OFFする手段と、上
記ON/OFFされた電源を使用して、上記画像形成装置における制御機構及びアプリケ
ーション機能を制御する手段とを具備し、電源がOFFしている状態で、使用者が熱電素
子に触れることによって、電源をON状態にして画像形成装置を起動するようになっている。
上記した熱電変換手段の出力から上記電源をON/OFFする手段は、交流電源をON
/OFF状態にするものである。
また、熱電変換手段の出力から上記電源をON/OFFする手段は、交流電源から直流
電源を生成するコンバータをON/OFF状態にするものでもある。
また、上記熱電素子は操作パネルに配置され、使用者が操作パネルに触れたときに画像
形成装置を起動するようになっている。
また、上記熱電素子は原稿圧板の取っ手部分に配置され、使用者がコピー原稿を原稿台
ガラスに置くときに、原稿圧板に触れたときに画像形成装置を起動するものであってもよ
い。
また、上記熱電素子はADFの原稿積載カバーの取っ手部分に配置され、使用者がコピ
ー原稿を原稿自動送り装置(以下ADFと称す)に置くときに、ADFの原稿積載カバー
の取っ手部分に触れたときに画像形成装置を起動するものであってもよい。
また、本実施形態の画像形成装置は、少なくとも1つのアプリケーション機能を制御す
る制御手段を備え、この制御手段は内部タイマを有し、制御手段が電源をONする信号、または長時間未使用状態が持続されたときに電源をOFFする信号を生成する手段を具備する。
上記熱電変換素子の出力は上記制御手段で生成された電源をONする信号を生成することによりラッチされて交流電源のON状態が持続し、且つ電源をOFFする信号を生成することで交流電源をOFFするようになっている。
また、上記熱電変換素子の出力は上記制御手段で生成された電源をONする信号を生成することによりラッチされて交流電源から直流電源を生成するコンバータのON状態が持続し、且つ電源をOFFする信号を生成することで交流電源から直流電源を生成するコンバータをOFFする。
以上説明したように本実施形態によれば、未使用時の消費電力を自動的にゼロワットに近い状態にすると共に、操作者が画像形成装置にアクセスした時には、自動的に起動するシステムを提供することが可能である。
〔他の実施形態〕
上述した実施形態では、ホストI/Fを有さない構成について、熱電素子を用いて操作
者が画像形成装置を操作したときの動作について説明してきたが、ホストI/Fを有し、画像形成装置がスリープモードの場合であってもホストI/Fを介して種々のデータを受信し、これらの種々のデータを受信したことによって自動的にスタンバイモードに切り替える場合について図7を用いて説明する。
図7において、符号201から214までは、図2と同じ構成であるが、さらに符号8
01から803の構成が追加となる。符号801はホスト、802はスイッチ、803は
バッテリを示している。801はパーソナルコンピュータ(PC)などのホストを示して
おり、システム制御ユニット204はホスト801によって作成された画像データを受信
し、受信された画像データに対して、拡大/縮小/割付/スタンプ/回転などの処理を行
い、書き込み制御ユニット206に処理後の画像データの転送を行っている。
また、バッテリ803は、画像形成装置に電源が供給されている間は充電し、電源がO
FFされたときに、放電する動作を行っている。
さらにスイッチ802は電源ユニット202の出力(5V)とバッテリ802の出力を
切り替える動作を行っており、システム制御ユニット204の出力AC_OFF信号がアサートされたときにシステム制御ユニット204への電源供給を自動的にバッテリ803の出力に切り替える動作を行っている。
これによりスリープモードへの移行時に、リレー209によりAC電源が遮断されても
、バッテリ803によりシステム制御ユニット204に電源が供給されるため、ホスト8
01から画像データの受信要求があっても受信可能な構成となっている。
ホスト801から画像データが受信された場合、前述と同様にAC_OFF信号をネゲートすることでラッチ208をON状態とし、リレー209をON状態とすることで、画像形成装置を起動して電源ON状態とすることが可能となる。
ホスト801からの画像データの受信要求を検出後、ラッチ208をON状態とすることで画像形成装置のAC電源をON状態とし、データ受信と画像形成動作を行う構成のため、スリープモード時はシステム制御ユニット204全体ではなく、ホスト801からの画像データの受信要求を検出するデバイスにのみ電源供給すれば良い。
このためスリープモード時の消費電流を最小とすることができ、さらにバッテリ803
の容量を小さくすることが可能となっている。
このように、他の実施形態としての画像形成装置は、バッテリなどの電荷を保持する手
段を有し、待機時は上記電荷を保持する手段で、画像形成装置の起動指示を検出するデバ
イスを動作させ、ホストコンピュータからのデータ受信があったときに電源をON/OF
F状態にするようになっている。
以上の構成により、スリープモード時は、バッテリを使用してAC電源をOFFするこ
とで消費電力をゼロワットに近い状態にすることが可能となる。
なお、上述した他の実施形態の構成では、バッテリを用いた構成について説明してきた
が、バッテリに限るものではなく、電荷を長時間保持するものであれば同様の効果を得る
ことが可能である。
〔各実施形態について〕
また、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定され
ることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した本実施形態では、熱電素子を配置する場所として、図3のように操作
キー301、原稿圧板の取っ手部分302、自動原稿送りユニットの原稿セット開閉板の
取っ手部分303に関して記載したが、ユーザが操作しやすい場所、人間が触れることが可能な箇所、あるいは人間が触れやすい箇所等であればこれらの場所に限定されず、例えば給紙カセットの取っ手部分、手差し給紙部分などであってもよい。
また、上述した実施形態では、熱電素子の出力で電源を遮断する手段として、リレーを
用いる構成について説明してきたが、これに限らず、トライアック、SSRなどによって
ACを遮断する手段を用いても同様の効果を得ることが可能である。
また、電源ユニット202内のAC電圧からDC電圧を生成するコンバータをON/O
FF状態としても、同様の効果を得ることが可能である。
また、上述した実施形態では、熱電素子207、ラッチ208、およびリレー209を画像形成装置に適用して電力を供給する場合について説明したが、電力が供給されることによって所定の動作を行う装置にも適用可能である。例えば、スイッチ等によって電源をON状態にして液晶画面等に文字や画像を表示させる携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等、あるいはスイッチ等によって電源をON状態にして音楽を再生する携帯型の音楽再生機器等の携帯型端末、あるいはPC(Personal Computer)等の情報処理装置等の電気機器についても適用可能である。
さらに、上述した画像形成装置、携帯型端末、情報処理装置等の電気機器がタッチセンサ等のセンサを備える場合には、そのセンサを上述した熱電素子に置き換えてセンサに対する供給電力を停止させることによって、これらの電気機器に対する供給電力を低減するように構成することも可能である。
本発明の実施形態としての画像形成装置の構成を示す縦断面図である。 該画像形成装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 該画像形成装置における熱電素子の配置場所を示す斜視図である。 熱電素子の構成概略を示す図である。 ラッチの具体的な構成の例を示す図である。 スリープモードからの電源ON動作を示すタイミング図である。 他の実施形態としての画像形成装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 従来の画像形成装置の制御に関する構成を示すブロック図である。 該従来の画像形成装置の動作を示すタイミング図である。
符号の説明
201 ACプラグ
202 電源ユニット
203 メカ制御ユニット
204 システム制御ユニット
205 画像読み取りユニット
206 画像書き込みユニット
207 熱電素子
208 ラッチ
209 リレー
210 フィルタ
211 コンバータ
212 ACドライブ
213 ヒータ
214 メカ負荷
801 ホスト
802 スイッチ
803 バッテリ

Claims (12)

  1. 電力の供給を受けて画像を形成する画像形成装置であって、
    利用者が触れることにより、前記利用者の体温による熱エネルギーを電力に変換する熱電変換手段と、
    前記熱電変換手段が変換した前記電力を保持し、保持した前記電力を出力する保持手段と、
    前記画像形成装置を、前記画像形成装置の全ての部位に電力を供給する第1の状態と、または前記画像形成装置の一部の部位に電力を供給する第2の状態との間で切り替える切替手段と、を備え、
    前記切替手段は、前記画像形成装置が前記第2の状態である場合において、前記保持手段から出力される前記電力の供給を受けた場合に、前記画像形成装置を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. あらかじめ定められた時間が経過した場合に、前記画像形成装置を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるように前記切替手段を制御する制御手段と、をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置を前記第2の状態にするための指示を受け付ける指示受付手段と、
    前記制御手段は、さらに、前記指示を受け付けた場合に、前記画像形成装置を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるように前記切替手段を制御すること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 交流電源と、
    前記交流電源から出力される電流を、直流電流に変換するコンバータと、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記コンバータから前記直流電源の供給を受けて、前記画像形成装置の前記全ての部位または前記一部の部位を動作させ、前記指示受付手段が前記指示を受けた場合に前記切替手段に前記指示を通知し、
    前記切替手段は、前記保持手段から前記電力の供給を受けた場合に前記コンバータを起動させまたは通知された前記指示に従って前記コンバータを停止させること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置が起動した時点からの時間を計測する内部タイマをさらに備え、
    前記制御手段は、前記内部タイマによりカウントされた前記時間が前記あらかじめ定められた時間を経過した場合に、未使用状態が持続されたと判定して前記画像形成装置を前記第2の状態とする信号を生成することによって、前記画像形成装置を前記第1の状態から前記第2の状態に切り替えるように前記切替手段を制御すること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記切替手段に対して前記交流電源を供給するか否かの旨の指示を送信し、
    前記切替手段は、前記制御手段から受信した前記指示に従って前記交流電源の供給と停止を切り替えること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記切替手段に対して前記コンバータに対する前記交流電源を供給するか否かの旨の指示を送信し、
    前記切替手段は、前記指示に従って前記コンバータに対する前記交流電源の供給と停止を切り替えること、
    を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 電力を蓄える蓄電手段と、
    外部から前記画像を形成するために必要なデータを受信する受信手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記画像形成装置が前記第2の状態である場合には、前記蓄電手段が蓄えた前記電力の供給を受けることによって、前記受信手段が前記データを受信したか否かを検出し、前記受信手段が前記データを受信したと検出した場合には、前記画像形成装置を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えるように前記切替手段を制御すること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  9. 前記熱電変換手段は、操作パネルに配置されたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記熱電変換手段は、原稿圧板の取っ手部分に配置されたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記熱電変換手段は、原稿自動送り装置の原稿積載カバーの取っ手部分に配置されたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 電力の供給を受けて所定の動作を行う電気機器であって、
    利用者が触れることにより、前記利用者の体温による熱エネルギーを電力に変換する熱電変換手段と、
    前記熱電変換手段が変換した前記電力を保持し、保持した前記電力を出力する保持手段と、
    前記電気機器を、前記電気機器の全ての部位に電力を供給する第1の状態と、または前記電気機器の一部の部位に電力を供給する第2の状態との間で切り替える切替手段と、を備え、
    前記切替手段は、前記電気機器が前記第2の状態である場合において、前記保持手段から出力される前記電力の供給を受けた場合に、前記電気機器を前記第2の状態から前記第1の状態に切り替えること、
    を特徴とする電気機器。
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