JPH113006A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH113006A JPH113006A JP9154103A JP15410397A JPH113006A JP H113006 A JPH113006 A JP H113006A JP 9154103 A JP9154103 A JP 9154103A JP 15410397 A JP15410397 A JP 15410397A JP H113006 A JPH113006 A JP H113006A
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- saving mode
- power saving
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- image forming
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 20
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- 101000686031 Homo sapiens Proto-oncogene tyrosine-protein kinase ROS Proteins 0.000 description 4
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 省電力への移行キーが操作されても所定
時間が経過するまでの間、省電力モード移行予約状態と
することで、誤操作ですぐに省電力モードに移行してし
まい画像形成条件が予め決められた表示設定等になるこ
とを防止可能とした画像形成装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 画像形成装置の操作部に設けられた省電
力モードに移行するための操作キーを操作することによ
り、装置の待機中における電力消費を低減する省電力モ
ードに移行可能な画像形成装置において、前記省電力モ
ードに移行するための操作キーが操作された場合に、所
定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えるよう
に構成して課題を解決した。
時間が経過するまでの間、省電力モード移行予約状態と
することで、誤操作ですぐに省電力モードに移行してし
まい画像形成条件が予め決められた表示設定等になるこ
とを防止可能とした画像形成装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 画像形成装置の操作部に設けられた省電
力モードに移行するための操作キーを操作することによ
り、装置の待機中における電力消費を低減する省電力モ
ードに移行可能な画像形成装置において、前記省電力モ
ードに移行するための操作キーが操作された場合に、所
定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えるよう
に構成して課題を解決した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、省電力モードを
備えた複写機等の画像形成装置に関し、特に、誤操作で
省電力モードに移行することを防止可能とした画像形成
装置に関するものである。
備えた複写機等の画像形成装置に関し、特に、誤操作で
省電力モードに移行することを防止可能とした画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の省電力モードを備えた複
写機等の画像形成装置では、電力の消費を低減するた
め、コピー操作等を一定時間行わずに装置が待機状態に
ある場合には、自動的に省電力モードに移行したり、ユ
ーザーが省電力モードに移行するためのキーを操作した
場合には、いつでも省電力モードに移行するようになっ
ている。かかる複写機等の画像形成装置では、一旦省電
力モードに移行すると、省電力モードから通常の待機モ
ードへ復帰する時に、装置各部の状態チェックが行わ
れ、その時、省電力モードに入る前にユーザーが操作パ
ネル等により設定していた画像形成条件等もクリアさ
れ、予め決められた標準設定になるように構成されてい
る。そのため、省電力モードに移行するまえの条件と同
一の条件で画像形成装置を使用しようとした場合には、
再度、画像形成条件を設定し直さなければならないとい
う問題点があった。
写機等の画像形成装置では、電力の消費を低減するた
め、コピー操作等を一定時間行わずに装置が待機状態に
ある場合には、自動的に省電力モードに移行したり、ユ
ーザーが省電力モードに移行するためのキーを操作した
場合には、いつでも省電力モードに移行するようになっ
ている。かかる複写機等の画像形成装置では、一旦省電
力モードに移行すると、省電力モードから通常の待機モ
ードへ復帰する時に、装置各部の状態チェックが行わ
れ、その時、省電力モードに入る前にユーザーが操作パ
ネル等により設定していた画像形成条件等もクリアさ
れ、予め決められた標準設定になるように構成されてい
る。そのため、省電力モードに移行するまえの条件と同
一の条件で画像形成装置を使用しようとした場合には、
再度、画像形成条件を設定し直さなければならないとい
う問題点があった。
【0003】そこで、特開平5−63051号公報に
は、省電力モードに入る直前に設定されていた画像形成
条件情報を記憶して、省電力モードの解除時にその記憶
した情報に画像形成条件を自動的に設定する技術が開示
されている。
は、省電力モードに入る直前に設定されていた画像形成
条件情報を記憶して、省電力モードの解除時にその記憶
した情報に画像形成条件を自動的に設定する技術が開示
されている。
【0004】すなわち、上記特開平5−63051号公
報に係る画像形成装置は、画像形成動作終了後もしくは
キー操作終了後一定時間が経過すると装置各部への電力
供給を低減もしくは遮断して電力消費の低減を図る省電
力モードを有する画像形成装置において、省電力モード
に入る直前に設定されていた画像形成条件情報を記憶す
る記憶手段と、省電力モード解除時に前記記憶手段から
読み出した画像形成条件情報によって装置の設定を行う
設定制御手段とを設けるように構成したものである。
報に係る画像形成装置は、画像形成動作終了後もしくは
キー操作終了後一定時間が経過すると装置各部への電力
供給を低減もしくは遮断して電力消費の低減を図る省電
力モードを有する画像形成装置において、省電力モード
に入る直前に設定されていた画像形成条件情報を記憶す
る記憶手段と、省電力モード解除時に前記記憶手段から
読み出した画像形成条件情報によって装置の設定を行う
設定制御手段とを設けるように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平5−63051号公報に係る画像形
成装置は、省電力モード解除時に記憶手段から読み出し
た画像形成条件情報によって装置の設定を行うように構
成されているため、省電力モードが解除された時に使用
する次のユーザーが、前のユーザーが設定した画像形成
条件でコピーしてしまい、ミスコピーにつながる虞れが
あるという問題点を有していた。
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平5−63051号公報に係る画像形
成装置は、省電力モード解除時に記憶手段から読み出し
た画像形成条件情報によって装置の設定を行うように構
成されているため、省電力モードが解除された時に使用
する次のユーザーが、前のユーザーが設定した画像形成
条件でコピーしてしまい、ミスコピーにつながる虞れが
あるという問題点を有していた。
【0006】また、最近の画像形成装置には、装置の小
型化や操作性の向上、あるいは高機能化等のため、操作
パネルを液晶表示素子により構成してコンパクトにした
ものがあるが、このような操作パネルの場合には、限ら
れたスペースにキーやボタンを配置しているために、ユ
ーザーが操作するキーやボタンを間違える可能性があ
る。その際、間違えたキーが省電力モードに移行するキ
ーであった場合には、すぐに省電力モードに移行してし
まうために、前述したように省電力モードを解除して再
度画像形成条件を設定し直さなければならないという問
題点もあった。特に、新たな画像形成条件を設定しよう
としている際に、誤って省電力モードに移行するキーを
操作してしまうと、予め設定された画像形成条件か、前
のユーザーが設定した画像形成条件に復帰することにな
り、省電力モードを解除した際に、再度画像形成条件を
設定し直さなければならず操作性が悪いという問題点が
あった。
型化や操作性の向上、あるいは高機能化等のため、操作
パネルを液晶表示素子により構成してコンパクトにした
ものがあるが、このような操作パネルの場合には、限ら
れたスペースにキーやボタンを配置しているために、ユ
ーザーが操作するキーやボタンを間違える可能性があ
る。その際、間違えたキーが省電力モードに移行するキ
ーであった場合には、すぐに省電力モードに移行してし
まうために、前述したように省電力モードを解除して再
度画像形成条件を設定し直さなければならないという問
題点もあった。特に、新たな画像形成条件を設定しよう
としている際に、誤って省電力モードに移行するキーを
操作してしまうと、予め設定された画像形成条件か、前
のユーザーが設定した画像形成条件に復帰することにな
り、省電力モードを解除した際に、再度画像形成条件を
設定し直さなければならず操作性が悪いという問題点が
あった。
【0007】そこで、この発明では、上記従来技術の問
題点を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、省電力への移行キーが操作されても所定時間
が経過するまでの間、省電力モード移行予約状態とする
ことで、誤操作ですぐに省電力モードに移行してしまい
画像形成条件が予め決められた表示設定等になることを
防止可能とした画像形成装置を提供することにある。
題点を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは、省電力への移行キーが操作されても所定時間
が経過するまでの間、省電力モード移行予約状態とする
ことで、誤操作ですぐに省電力モードに移行してしまい
画像形成条件が予め決められた表示設定等になることを
防止可能とした画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載された発明は、画像形成装置の操作部に設けられた省
電力モードに移行するための操作キーを操作することに
より、装置の待機中における電力消費を低減する省電力
モードに移行可能な画像形成装置において、前記省電力
モードに移行するための操作キーが操作された場合に、
所定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えるよう
に構成したものである。
載された発明は、画像形成装置の操作部に設けられた省
電力モードに移行するための操作キーを操作することに
より、装置の待機中における電力消費を低減する省電力
モードに移行可能な画像形成装置において、前記省電力
モードに移行するための操作キーが操作された場合に、
所定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えるよう
に構成したものである。
【0009】また、請求項2に記載された発明は、前記
省電力モード移行予約状態である場合に、その旨を表示
する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置である。
省電力モード移行予約状態である場合に、その旨を表示
する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
画像形成装置である。
【0010】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記省電力モード移行予約状態である場合に、操作部の何
れかのキーが操作された場合に、前記省電力モード移行
予約状態を解除する省電力モード移行予約解除手段を備
えたことを特徴とする請求項1又2記載の画像形成装置
である。
記省電力モード移行予約状態である場合に、操作部の何
れかのキーが操作された場合に、前記省電力モード移行
予約状態を解除する省電力モード移行予約解除手段を備
えたことを特徴とする請求項1又2記載の画像形成装置
である。
【0011】
【作用】請求項1に記載された発明によれば、省電力モ
ードに移行するための操作キーが操作された場合に、所
定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えるよう
に構成したので、誤って省電力モードに移行するための
操作キーが操作された場合でも、直ちに省電力モードに
移行することがないため、不本意に省電力モードに移行
してしまい、画像形成条件が予め決められた表示設定に
なることを防止することができる。
ードに移行するための操作キーが操作された場合に、所
定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えるよう
に構成したので、誤って省電力モードに移行するための
操作キーが操作された場合でも、直ちに省電力モードに
移行することがないため、不本意に省電力モードに移行
してしまい、画像形成条件が予め決められた表示設定に
なることを防止することができる。
【0012】また、請求項2に記載された発明によれ
ば、前記省電力モード移行予約状態である場合に、その
旨を表示する表示手段を備えているので、ユーザーは、
省電力モード移行予約状態であることを確実に知ること
ができ、直ちに所望の画像形成操作等を実行することが
できる。
ば、前記省電力モード移行予約状態である場合に、その
旨を表示する表示手段を備えているので、ユーザーは、
省電力モード移行予約状態であることを確実に知ること
ができ、直ちに所望の画像形成操作等を実行することが
できる。
【0013】さらに、請求項3に記載された発明によれ
ば、前記省電力モード移行予約状態である場合に、操作
部の何れかのキーが操作された場合に、前記省電力モー
ド移行予約状態を解除するので、誤って省電力モード移
行予約状態となった場合でも、何れかのキーを操作しさ
えすれば、直ちに省電力モード移行予約状態を解除し
て、所望の画像形成操作等を実行することができ、その
分操作性が向上する。
ば、前記省電力モード移行予約状態である場合に、操作
部の何れかのキーが操作された場合に、前記省電力モー
ド移行予約状態を解除するので、誤って省電力モード移
行予約状態となった場合でも、何れかのキーを操作しさ
えすれば、直ちに省電力モード移行予約状態を解除し
て、所望の画像形成操作等を実行することができ、その
分操作性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
態に基づいて説明する。
【0015】図2はこの発明に係る画像形成装置として
の多重転写方式のデジタルカラー複写装置の一実施の形
態を示すものである。
の多重転写方式のデジタルカラー複写装置の一実施の形
態を示すものである。
【0016】図2はこの発明に係る画像形成装置として
の多重転写方式のデジタルカラー複写装置の一実施の形
態を示すものである。
の多重転写方式のデジタルカラー複写装置の一実施の形
態を示すものである。
【0017】図2において、1はデジタルカラー複写装
置の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写装
置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み取る画像
読取装置3(Image Input Termina
l)が配置されている。この画像読取装置3は、プラテ
ンガラス4上に載置された原稿2をプラテンカバー5に
よって押圧した状態で、このプラテンガラス4上に載置
された原稿2の画像を光源6によって照明するととも
に、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー7、8
及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に走査露
光して、このCCDセンサー10によって原稿2の色材
反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/m
m)で読み取るようになっている。
置の本体を示すものであり、このデジタルカラー複写装
置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み取る画像
読取装置3(Image Input Termina
l)が配置されている。この画像読取装置3は、プラテ
ンガラス4上に載置された原稿2をプラテンカバー5に
よって押圧した状態で、このプラテンガラス4上に載置
された原稿2の画像を光源6によって照明するととも
に、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー7、8
及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に走査露
光して、このCCDセンサー10によって原稿2の色材
反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット/m
m)で読み取るようになっている。
【0018】上記画像読取装置3によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
ィング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
ィング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
【0019】そして、上記の如く画像処理装置12で所
定の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されてROS1
5(Raster Output Scanner)に
送られ、このROS15では、原稿色材階調データに応
じてレーザー光による画像露光が行われる。
定の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されてROS1
5(Raster Output Scanner)に
送られ、このROS15では、原稿色材階調データに応
じてレーザー光による画像露光が行われる。
【0020】上記ROS15は、図2に示すように、半
導体レーザー16を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー16からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー16から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17によって
偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体ドラム2
0上に走査露光される。
導体レーザー16を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー16からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー16から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17によって
偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体ドラム2
0上に走査露光される。
【0021】上記ROS15によってレーザー光LBが
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
【0022】上記感光体ドラム20上に形成されたトナ
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写用紙等からなる転写材
24上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写
される。上記転写材24は、図2に示すように、複写装
置本体1内の下部に収納された複数の給紙カセット2
8、29、30の何れかから給紙ロール31によって給
紙されるか、又は複写装置本体1外の側面に配置された
手差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙さ
れた転写材24は、搬送ローラ32及びレジストローラ
33によって転写ドラム23の表面に所定のタイミング
でそれぞれ搬送される。そして、上記転写材24は、静
電吸着用の帯電器も兼ねる転写コロトロン25の帯電に
よって転写ドラム23の表面に静電的に吸着された状態
で、当該転写ドラム23の表面に保持される。なお、上
記手差しトレイ38からは、ハガキ等の定形外の転写用
紙以外にオーバーヘッドプロジェクター用の透明なOH
Pシート等も給紙可能であり、OHPシート等にも画像
を形成することができるようになっている。また、上記
手差しトレイ38からは、片面に画像が形成された転写
材24を裏返しにして給紙することにより、両面コピー
が可能となっている。
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写用紙等からなる転写材
24上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写
される。上記転写材24は、図2に示すように、複写装
置本体1内の下部に収納された複数の給紙カセット2
8、29、30の何れかから給紙ロール31によって給
紙されるか、又は複写装置本体1外の側面に配置された
手差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙さ
れた転写材24は、搬送ローラ32及びレジストローラ
33によって転写ドラム23の表面に所定のタイミング
でそれぞれ搬送される。そして、上記転写材24は、静
電吸着用の帯電器も兼ねる転写コロトロン25の帯電に
よって転写ドラム23の表面に静電的に吸着された状態
で、当該転写ドラム23の表面に保持される。なお、上
記手差しトレイ38からは、ハガキ等の定形外の転写用
紙以外にオーバーヘッドプロジェクター用の透明なOH
Pシート等も給紙可能であり、OHPシート等にも画像
を形成することができるようになっている。また、上記
手差しトレイ38からは、片面に画像が形成された転写
材24を裏返しにして給紙することにより、両面コピー
が可能となっている。
【0023】また、上記感光体ドラム20上から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離用のコ
ロトロン34の除電によって転写ドラム23の表面から
剥離された後、定着装置35へ搬送され、この定着装置
35によって熱及び圧力によってトナー像が転写材24
上に定着され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画
像の形成工程が終了する。
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離用のコ
ロトロン34の除電によって転写ドラム23の表面から
剥離された後、定着装置35へ搬送され、この定着装置
35によって熱及び圧力によってトナー像が転写材24
上に定着され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画
像の形成工程が終了する。
【0024】なお、図2中、37は転写ドラム23の除
電を行うための除電コロトロン対を示している。
電を行うための除電コロトロン対を示している。
【0025】図3は上記多重転写方式のデジタルカラー
複写装置の画像形成部を示す構成図である。
複写装置の画像形成部を示す構成図である。
【0026】図3において、20は上記感光体ドラムで
あり、この感光体ドラム20の表面に接触又は微小な間
隙を介して対向するように転写材担持体としての転写ド
ラム23が配設されている。上記転写ドラム23は、図
示しない駆動機構によって感光体ドラム20の周速と同
一の速度で回転駆動されるようになっている。この転写
ドラム23は、図4に示すように、軸方向の両端部に配
置される一対の円環状部材としてのリング部材40、4
0と、これらのリング部材40、40を互いに連結する
連結部材としてのタイバープレート41とを有するドラ
ム状の枠体を備え、上記タイバープレート41にポリエ
チレンテレフタレートやポリフッ化ビニリデン等の誘電
体フィルムからなる転写フィルム42の円周方向の先端
縁部42aを固定するとともに、両側端部をリング部材
40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け、転写フ
ィルム42の円周方向の後端縁部42bを、タイバープ
レート41に固定して中空円筒状に形成されている。
あり、この感光体ドラム20の表面に接触又は微小な間
隙を介して対向するように転写材担持体としての転写ド
ラム23が配設されている。上記転写ドラム23は、図
示しない駆動機構によって感光体ドラム20の周速と同
一の速度で回転駆動されるようになっている。この転写
ドラム23は、図4に示すように、軸方向の両端部に配
置される一対の円環状部材としてのリング部材40、4
0と、これらのリング部材40、40を互いに連結する
連結部材としてのタイバープレート41とを有するドラ
ム状の枠体を備え、上記タイバープレート41にポリエ
チレンテレフタレートやポリフッ化ビニリデン等の誘電
体フィルムからなる転写フィルム42の円周方向の先端
縁部42aを固定するとともに、両側端部をリング部材
40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け、転写フ
ィルム42の円周方向の後端縁部42bを、タイバープ
レート41に固定して中空円筒状に形成されている。
【0027】上記転写ドラム23には、上述したよう
に、複数の給紙カセット28、29、30の何れかから
転写材24が供給され、この転写材24は、転写ドラム
23の裏面側から吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロ
ン25によって帯電を受け、転写ドラム23の転写フィ
ルム42上に静電的に吸着される。この転写ドラム23
上に吸着された転写材24には、感光体ドラム20上に
順次形成される黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のトナー像が、転写コロトロン2
5の帯電によって転写される。
に、複数の給紙カセット28、29、30の何れかから
転写材24が供給され、この転写材24は、転写ドラム
23の裏面側から吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロ
ン25によって帯電を受け、転写ドラム23の転写フィ
ルム42上に静電的に吸着される。この転写ドラム23
上に吸着された転写材24には、感光体ドラム20上に
順次形成される黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のトナー像が、転写コロトロン2
5の帯電によって転写される。
【0028】そして、上記感光体ドラム20から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34によって除電されるとともに、剥離装置44に
よって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬送ガ
イド45を介して定着装置35に搬送されて、この定着
装置35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34によって除電されるとともに、剥離装置44に
よって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬送ガ
イド45を介して定着装置35に搬送されて、この定着
装置35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
【0029】ところで、この実施の形態では、画像形成
装置の操作部に設けられた省電力モードに移行するため
の操作キーを操作することにより、装置の待機中におけ
る電力消費を低減する省電力モードに移行可能な画像形
成装置において、前記省電力モードに移行するための操
作キーが操作された場合に、所定時間が経過するまでは
省電力モード移行予約状態とし、所定時間が経過した後
に初めて省電力モードに移行するように制御する省電力
モード移行手段を備えるように構成されている。
装置の操作部に設けられた省電力モードに移行するため
の操作キーを操作することにより、装置の待機中におけ
る電力消費を低減する省電力モードに移行可能な画像形
成装置において、前記省電力モードに移行するための操
作キーが操作された場合に、所定時間が経過するまでは
省電力モード移行予約状態とし、所定時間が経過した後
に初めて省電力モードに移行するように制御する省電力
モード移行手段を備えるように構成されている。
【0030】図1はこの発明の一実施の形態に係るデジ
タルカラー複写装置のシステム構成を示すブロック図で
ある。
タルカラー複写装置のシステム構成を示すブロック図で
ある。
【0031】図1において、47は前記画像読取装置3
からなる画像読取手段、48は前記画像処理装置12の
内部に設けられ、画像読取手段47で読み取られた画像
情報を記憶する画像記憶手段、49は感光体ドラム20
及びその周囲に配設される部材からなる画像形成手段、
50は後述する省電力モード移行手段が操作された場合
に、当該省電力モードに移行するまでの予約時間を設定
・登録するタイマ値設定・登録手段、51は省電力モー
ドに移行させる省電力モード移行手段、52は省電力モ
ードに移行するまで予約状態とする省電力モード移行予
約手段、53は移行タイマ54を制御するタイマ制御手
段、55は省電力モードに移行する省電力モード移行予
約を解除する省電力モード移行予約解除手段、56は前
記省電力モード移行予約状態である場合に、その旨を表
示したり、その他の画像形成動作を表示する表示手段を
示すものである。なお、これらの手段の一部は、ハード
ウエアによって構成されるが、タイマ値設定・登録手段
50や省電力モード移行手段51等は、複写装置のCP
Uが実行するソフトウエアによって構成しても良いこと
は勿論である。
からなる画像読取手段、48は前記画像処理装置12の
内部に設けられ、画像読取手段47で読み取られた画像
情報を記憶する画像記憶手段、49は感光体ドラム20
及びその周囲に配設される部材からなる画像形成手段、
50は後述する省電力モード移行手段が操作された場合
に、当該省電力モードに移行するまでの予約時間を設定
・登録するタイマ値設定・登録手段、51は省電力モー
ドに移行させる省電力モード移行手段、52は省電力モ
ードに移行するまで予約状態とする省電力モード移行予
約手段、53は移行タイマ54を制御するタイマ制御手
段、55は省電力モードに移行する省電力モード移行予
約を解除する省電力モード移行予約解除手段、56は前
記省電力モード移行予約状態である場合に、その旨を表
示したり、その他の画像形成動作を表示する表示手段を
示すものである。なお、これらの手段の一部は、ハード
ウエアによって構成されるが、タイマ値設定・登録手段
50や省電力モード移行手段51等は、複写装置のCP
Uが実行するソフトウエアによって構成しても良いこと
は勿論である。
【0032】図5はこの発明の一実施の形態に係るデジ
タルカラー複写装置のコントロールパネルを示す平面図
である。
タルカラー複写装置のコントロールパネルを示す平面図
である。
【0033】図5において、61はオペレータに所定の
メッセージを表示するLCD(液晶表示素子)からなる
メッセージ表示部を示すものである。62は倍率選択を
行う操作部を示すものであり、この倍率選択操作部62
は、固定倍率の選択を行うアップ/ダウンキー63及び
固定倍率の表示を行うLEDからなる表示部64と、任
意倍率の選択を行うアップ/ダウンキー65及び任意倍
率の表示を行う表示部66とから構成されている。上記
固定倍率の表示を行う表示部64は、等倍である100
%や自動倍率選択を行う自動の他に、所定の固定倍率で
ある70%、81%等の固定倍率を表示するようになっ
ている。また、67は用紙トレイの選択を行う操作部を
示すものであり、この用紙トレイ選択操作部67は、所
定のトレイあるいは自動用紙選択モード等の選択を行う
アップ/ダウンキー68及び、選択されたトレイの表示
を行うLEDからなる表示部69と、選択されたトレイ
に収容された用紙サイズの表示を行う表示部70とから
構成されている。上記選択されたトレイの用紙サイズの
表示を行う表示部69は、自動用紙選択を行う自動の他
に、所定のサイズの用紙がそれぞれ収容されたトレイ
1、トレイ2等の選択されたトレイ、及び手差しトレイ
等の特殊な用紙を表示するようになっている。また、上
記選択されたトレイに収容された用紙サイズの表示を行
う表示部70は、用紙サイズを示すB4やB5、A3等
の文字が点灯するようになっている。さらに、71はカ
ラーモードの設定を行なう操作部を示すものであり、こ
のカラーモードの設定操作部71は、カラーモードの選
択を行なうアップダウンキー72及び選択されたカラー
モードの表示を行うLEDからなる表示部73とから構
成されている。上記カラーモードの表示を行う表示部7
3は、黒(任意)、黒(文字/写真)、カラー(写
真)、カラー(文字/写真)、自動を表示するようにな
っている。また、74はコピースタートキーを、75は
コピー枚数の設定や暗証番号の入力等を行うテンキー
を、それぞれ示すものであり、このコピースタートキー
74を操作することにより、複写機の所定のコピー動作
が開始する。また、76は省電力モードに移行するため
の操作キーとしての予熱キーを示すものである。
メッセージを表示するLCD(液晶表示素子)からなる
メッセージ表示部を示すものである。62は倍率選択を
行う操作部を示すものであり、この倍率選択操作部62
は、固定倍率の選択を行うアップ/ダウンキー63及び
固定倍率の表示を行うLEDからなる表示部64と、任
意倍率の選択を行うアップ/ダウンキー65及び任意倍
率の表示を行う表示部66とから構成されている。上記
固定倍率の表示を行う表示部64は、等倍である100
%や自動倍率選択を行う自動の他に、所定の固定倍率で
ある70%、81%等の固定倍率を表示するようになっ
ている。また、67は用紙トレイの選択を行う操作部を
示すものであり、この用紙トレイ選択操作部67は、所
定のトレイあるいは自動用紙選択モード等の選択を行う
アップ/ダウンキー68及び、選択されたトレイの表示
を行うLEDからなる表示部69と、選択されたトレイ
に収容された用紙サイズの表示を行う表示部70とから
構成されている。上記選択されたトレイの用紙サイズの
表示を行う表示部69は、自動用紙選択を行う自動の他
に、所定のサイズの用紙がそれぞれ収容されたトレイ
1、トレイ2等の選択されたトレイ、及び手差しトレイ
等の特殊な用紙を表示するようになっている。また、上
記選択されたトレイに収容された用紙サイズの表示を行
う表示部70は、用紙サイズを示すB4やB5、A3等
の文字が点灯するようになっている。さらに、71はカ
ラーモードの設定を行なう操作部を示すものであり、こ
のカラーモードの設定操作部71は、カラーモードの選
択を行なうアップダウンキー72及び選択されたカラー
モードの表示を行うLEDからなる表示部73とから構
成されている。上記カラーモードの表示を行う表示部7
3は、黒(任意)、黒(文字/写真)、カラー(写
真)、カラー(文字/写真)、自動を表示するようにな
っている。また、74はコピースタートキーを、75は
コピー枚数の設定や暗証番号の入力等を行うテンキー
を、それぞれ示すものであり、このコピースタートキー
74を操作することにより、複写機の所定のコピー動作
が開始する。また、76は省電力モードに移行するため
の操作キーとしての予熱キーを示すものである。
【0034】以上の構成において、この実施の形態に係
るデジタルカラー複写装置では、次のようにして、省電
力への移行キーが操作されても所定時間が経過するまで
の間、省電力モード移行予約状態とすることで、誤操作
ですぐに省電力モードに移行してしまい画像形成条件が
予め決められた表示設定等になることを防止可能となっ
ている。
るデジタルカラー複写装置では、次のようにして、省電
力への移行キーが操作されても所定時間が経過するまで
の間、省電力モード移行予約状態とすることで、誤操作
ですぐに省電力モードに移行してしまい画像形成条件が
予め決められた表示設定等になることを防止可能となっ
ている。
【0035】すなわち、上記実施の形態に係るデジタル
カラー複写装置では、図6(a)に示すように、コント
ロールパネルのメッセージ表示部61に、「コピーでき
ます」が表示されている状態で、コントロールパネルの
操作部で各種複写モードの設定(例えば、おまかせ画質
選択、濃度選択、原稿カラーモード選択、トレイ選択、
倍率選択など)を行い、次に設定枚数4を入力しようと
して誤って図5に示す予熱キ−76を押してしまった場
合には、省電力モード移行予約手段52が省電力モード
移行予約状態として、コントロールパネルのメッセージ
表示部61に、図6(a)に示すように、「省電力モー
ド移行中です いずれかのボタンで解除します」という
メッセージが表示され、タイマ制御手段53によって移
行タイマ54が起動される。この移行タイマ54の設定
時間は、例えば、15秒に設定されるが、当該設定時間
は、タイマ値設定・登録手段50によって任意に変更可
能となっている。
カラー複写装置では、図6(a)に示すように、コント
ロールパネルのメッセージ表示部61に、「コピーでき
ます」が表示されている状態で、コントロールパネルの
操作部で各種複写モードの設定(例えば、おまかせ画質
選択、濃度選択、原稿カラーモード選択、トレイ選択、
倍率選択など)を行い、次に設定枚数4を入力しようと
して誤って図5に示す予熱キ−76を押してしまった場
合には、省電力モード移行予約手段52が省電力モード
移行予約状態として、コントロールパネルのメッセージ
表示部61に、図6(a)に示すように、「省電力モー
ド移行中です いずれかのボタンで解除します」という
メッセージが表示され、タイマ制御手段53によって移
行タイマ54が起動される。この移行タイマ54の設定
時間は、例えば、15秒に設定されるが、当該設定時間
は、タイマ値設定・登録手段50によって任意に変更可
能となっている。
【0036】図7は予熱キーが押された場合の処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【0037】まず、予熱キーが押されたか否かが判別さ
れ(ステップ101)、予熱キーが押されていない場合
には、元の処理に戻る。一方、予熱キーが押された場合
には、タイマ制御手段53が移行タイマ54を起動し
(ステップ102)、省電力モード移行予約状態である
旨をコントロールパネルのメッセージ表示部61に表示
するとともに(ステップ103)、省電力モード移行予
約フラグをセットする(ステップ104)。
れ(ステップ101)、予熱キーが押されていない場合
には、元の処理に戻る。一方、予熱キーが押された場合
には、タイマ制御手段53が移行タイマ54を起動し
(ステップ102)、省電力モード移行予約状態である
旨をコントロールパネルのメッセージ表示部61に表示
するとともに(ステップ103)、省電力モード移行予
約フラグをセットする(ステップ104)。
【0038】そして、ユーザーが誤って予熱キ−76を
押してしまい、この省電力モードへ移行するのを解除し
たい場合には、ユーザーが15秒以内にコントロールパ
ネルの操作部のいずれかのキーやボタンを押すと、省電
力モード移行予約解除手段55が作動して省電力モード
への移行予約状態が解除され、コントロールパネルのメ
ッセージ表示部61の表示は、図6(a)に示すよう
に、「コピーできます」に戻る。この場合、複写モード
は、先程設定したままの状態となっている。
押してしまい、この省電力モードへ移行するのを解除し
たい場合には、ユーザーが15秒以内にコントロールパ
ネルの操作部のいずれかのキーやボタンを押すと、省電
力モード移行予約解除手段55が作動して省電力モード
への移行予約状態が解除され、コントロールパネルのメ
ッセージ表示部61の表示は、図6(a)に示すよう
に、「コピーできます」に戻る。この場合、複写モード
は、先程設定したままの状態となっている。
【0039】図8は省電力モードへの移行予約解除処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【0040】まず、何れかのボタンが押されたか否かが
判別され(ステップ201)、何れかのボタンも押され
ていない場合には、元の処理に戻る。一方、何れかのボ
タンが押された場合には、省電力モード移行予約フラグ
がセットされているか否かが判別され(ステップ20
2)、省電力モード移行予約フラグがセットされていな
い場合には、元の処理に戻る。一方、省電力モード移行
予約フラグがセットされている場合には、タイマ制御手
段53によって移行タイマ54を停止し(ステップ20
3)、省電力モード移行予約表示を消去するとともに
(ステップ204)、省電力モード移行予約フラグをク
リアして(ステップ205)、元の処理に戻る。
判別され(ステップ201)、何れかのボタンも押され
ていない場合には、元の処理に戻る。一方、何れかのボ
タンが押された場合には、省電力モード移行予約フラグ
がセットされているか否かが判別され(ステップ20
2)、省電力モード移行予約フラグがセットされていな
い場合には、元の処理に戻る。一方、省電力モード移行
予約フラグがセットされている場合には、タイマ制御手
段53によって移行タイマ54を停止し(ステップ20
3)、省電力モード移行予約表示を消去するとともに
(ステップ204)、省電力モード移行予約フラグをク
リアして(ステップ205)、元の処理に戻る。
【0041】一方、15秒間コントロールパネルの操作
部の操作がなされない場合には、複写装置は、省電力モ
ード移行手段51によって省電力モードに移行し、コン
トロールパネルのメッセージ表示部61の表示は、図6
(c)に示すように、「省電力モードです いずれかの
ボタンで解除します」となる。
部の操作がなされない場合には、複写装置は、省電力モ
ード移行手段51によって省電力モードに移行し、コン
トロールパネルのメッセージ表示部61の表示は、図6
(c)に示すように、「省電力モードです いずれかの
ボタンで解除します」となる。
【0042】この場合、省電力モード中にコントロール
パネルの操作部のいずれかのキーやボタンを押すと複写
装置は、省電力モードを解除して、各種複写モードを予
め決められている標準設定とする。
パネルの操作部のいずれかのキーやボタンを押すと複写
装置は、省電力モードを解除して、各種複写モードを予
め決められている標準設定とする。
【0043】図9は移行タイマのタイムアウト処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【0044】まず、省電力モード移行予約表示を消去し
た後(ステップ301)、省電力モード移行予約フラグ
をクリアし(ステップ302)、省電力モード移行手段
51によって省電力モードに移行する処理を行い(ステ
ップ303)、元の処理に戻る。
た後(ステップ301)、省電力モード移行予約フラグ
をクリアし(ステップ302)、省電力モード移行手段
51によって省電力モードに移行する処理を行い(ステ
ップ303)、元の処理に戻る。
【0045】図10は上述したような待機状態から省電
力モード移行予約状態等への移行状態を示す遷移図であ
る。
力モード移行予約状態等への移行状態を示す遷移図であ
る。
【0046】このように、上記の実施の形態では、省電
力モードに移行するための予熱キー76が操作された場
合に、移行タイマ54の設定時間が経過するまでは、省
電力モード移行予約手段52によって省電力モード移行
予約状態とし、設定時間が経過した後に初めて省電力モ
ードに移行するように制御する省電力モード移行手段5
1を備えるように構成したので、誤って省電力モードに
移行するための予熱キー76が操作された場合でも、直
ちに省電力モードに移行することがないため、不本意に
省電力モードに移行してしまい、複写条件が予め決めら
れた表示設定等になることを防止することができる。
力モードに移行するための予熱キー76が操作された場
合に、移行タイマ54の設定時間が経過するまでは、省
電力モード移行予約手段52によって省電力モード移行
予約状態とし、設定時間が経過した後に初めて省電力モ
ードに移行するように制御する省電力モード移行手段5
1を備えるように構成したので、誤って省電力モードに
移行するための予熱キー76が操作された場合でも、直
ちに省電力モードに移行することがないため、不本意に
省電力モードに移行してしまい、複写条件が予め決めら
れた表示設定等になることを防止することができる。
【0047】また、上記の実施の形態では、前記省電力
モード移行予約状態である場合に、その旨を表示する表
示手段56を備えているので、ユーザーは、省電力モー
ド移行予約状態であることを確実に知ることができ、直
ちに所望の画像形成操作等を実行することができる。
モード移行予約状態である場合に、その旨を表示する表
示手段56を備えているので、ユーザーは、省電力モー
ド移行予約状態であることを確実に知ることができ、直
ちに所望の画像形成操作等を実行することができる。
【0048】さらに、上記の実施の形態では、前記省電
力モード移行予約状態である場合に、操作部の何れかの
キーやボタンが操作された場合に、省電力モード移行予
約解除手段55によって、前記省電力モード移行予約状
態を解除するので、誤って省電力モード移行予約状態と
なった場合でも、何れかのキーを操作しさえすれば、直
ちに省電力モード移行予約状態を解除して、所望の複写
操作等を実行することができ、その分操作性が向上す
る。
力モード移行予約状態である場合に、操作部の何れかの
キーやボタンが操作された場合に、省電力モード移行予
約解除手段55によって、前記省電力モード移行予約状
態を解除するので、誤って省電力モード移行予約状態と
なった場合でも、何れかのキーを操作しさえすれば、直
ちに省電力モード移行予約状態を解除して、所望の複写
操作等を実行することができ、その分操作性が向上す
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、省電力への移行キーが操作されても所定時間が経過
するまでの間、省電力モード移行予約状態とすること
で、誤操作ですぐに省電力モードに移行してしまい画像
形成条件が予め決められた表示設定等になることを防止
可能とした画像形成装置を提供することができる。
ば、省電力への移行キーが操作されても所定時間が経過
するまでの間、省電力モード移行予約状態とすること
で、誤操作ですぐに省電力モードに移行してしまい画像
形成条件が予め決められた表示設定等になることを防止
可能とした画像形成装置を提供することができる。
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態を示すシステム構成のブロック図である。
の形態を示すシステム構成のブロック図である。
【図2】 図2はこの発明に係る画像形成装置の一実施
の形態を示す構成図である。
の形態を示す構成図である。
【図3】 図3は画像形成部を示す構成図である。
【図4】 図4は転写ドラムを示す斜視図である。
【図5】 図5はコントロールパネルを示す平面図であ
る。
る。
【図6】 図6(a)〜(c)はメッセージ表示部の表
示内容をそれぞれ示す説明図である。
示内容をそれぞれ示す説明図である。
【図7】 図7は動作を示すフローチャートである。
【図8】 図8は動作を示すフローチャートである。
【図9】 図9は動作を示すフローチャートである。
【図10】 図10は画像形成装置の移行状態を示す遷
移図である。
移図である。
47 画像読取手段、48 画像記憶手段、49 画像
形成手段、50 タイマ値設定・登録手段、51 省電
力モード移行手段、52 省電力モード移行予約手段、
53 タイマ制御手段 54 移行タイマ、55 省電
力モード移行予約解除手段、56 表示手段。
形成手段、50 タイマ値設定・登録手段、51 省電
力モード移行手段、52 省電力モード移行予約手段、
53 タイマ制御手段 54 移行タイマ、55 省電
力モード移行予約解除手段、56 表示手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成装置の操作部に設けられた省電
力モードに移行するための操作キーを操作することによ
り、装置の待機中における電力消費を低減する省電力モ
ードに移行可能な画像形成装置において、前記省電力モ
ードに移行するための操作キーが操作された場合に、所
定時間が経過するまでは省電力モード移行予約状態と
し、所定時間が経過した後に初めて省電力モードに移行
するように制御する省電力モード移行手段を備えたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記省電力モード移行予約状態である場
合に、その旨を表示する表示手段を備えたことを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記省電力モード移行予約状態である場
合に、操作部の何れかのキーが操作された場合に、前記
省電力モード移行予約状態を解除する省電力モード移行
予約解除手段を備えたことを特徴とする請求項1又2記
載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9154103A JPH113006A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9154103A JPH113006A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH113006A true JPH113006A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15576994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9154103A Pending JPH113006A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH113006A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009003424A (ja) * | 2007-05-24 | 2009-01-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および電気機器 |
EP2667256A2 (en) | 2012-05-21 | 2013-11-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, control method for image forming apparatus, and storage medium |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9154103A patent/JPH113006A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009003424A (ja) * | 2007-05-24 | 2009-01-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および電気機器 |
EP2667256A2 (en) | 2012-05-21 | 2013-11-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, control method for image forming apparatus, and storage medium |
US10645245B2 (en) | 2012-05-21 | 2020-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for switching a type of an off state to be shifted, depending on time required for shift processing for shifting to the off state, control method for the image forming apparatus, and non-transitory storage medium |
EP4105724A1 (en) | 2012-05-21 | 2022-12-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, control method for image forming apparatus, and storage medium |
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