JP2000147966A - コピーサービスを行う画像形成装置 - Google Patents

コピーサービスを行う画像形成装置

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JP2000147966A JP10315758A JP31575898A JP2000147966A JP 2000147966 A JP2000147966 A JP 2000147966A JP 10315758 A JP10315758 A JP 10315758A JP 31575898 A JP31575898 A JP 31575898A JP 2000147966 A JP2000147966 A JP 2000147966A
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京介 高
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一伸 ▲高▼橋
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英和 坂上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピーサービスを行うための画像形成装置に
よる維持費及び騒音、電力消費等を抑制し、コピーサー
ビスを迅速に行えるようにする。 【解決手段】 各色のトナー画像を形成するための各画
像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdを備え、コ
インベンダー100に投入される金額により各画像形成
ステーション動作させてコピーサービスを行うようにし
た画像形成装置において、カラー又は白黒コピーモード
によるカラー又は白黒コピーサービスを可能にするため
に、投入された金額に応じて予め設定されるであろうコ
ピーモードを予測し、その予測に応じて画像形成ステー
ションの中で必要なものを待機状態に設定し、コピース
タートを迅速に行えるようにすると同時に、無駄な動作
を回避し、維持費や騒音、さらに無駄な消費電力の抑制
を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
方式を利用した複写機、レーザービームプリンタ等の画
像形成装置であって、像担持体上に各種色のトナーにて
形成された像を転写してカラー画像を、または単色によ
るトナー像、特に白黒画像を形成してなる画像形成装置
にかかり、その出力を投入金額に応じてコピーサービス
するようにしてなる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用してなる画像形成装
置は、像担持体である感光層を有する感光体上に形成さ
れ静電潜像を、粉体トナーにて顕像化し、該顕像化した
トナー像をシート状の用紙上に転写しており、該トナー
が未定着であることから、熱によりトナーを溶融させて
加圧することで用紙上に融着させて出力処理するように
している。
【0003】そこで、シート上に感光体表面に形成され
たトナー像を転写するために、シートを感光体と対向す
る転写位置へと送り込み、シート背面、つまり感光体と
対向する面と反対側をコロナ放電器や転写ローラ等に所
定の電圧を供給し、シート自身を帯電させてトナー像を
転写するようにしている。この場合、シート上に単色に
よるトナー像を転写する場合には、特にトナー像の重ね
ずれ等の問題が生じないため、直接シートを上述した転
写位置へとガイド等を介して案内し、搬送するように
し、シートを帯電させて転写するようにしている。
【0004】一方、近年においてはカラー化が進み、異
なる色の単色トナー像をシート上に重ねて転写すること
で、カラー画像を形成するようにしたものが実施される
ようになった。この時、シートは、異なる色のトナー像
を順次形成し、その転写位置へと複数回送り込まれるた
め、そのトナー像の重ね合わせる位置を正確にしない
と、色ずれによる画像不良が生じる。
【0005】そこで、従来においては、黒、イエロー、
マゼンタ、シアン等のトナー像をそれぞれ形成する複数
の画像形成ステーションを並設し、それぞれのステーシ
ョンにおける転写位置へとシートを順位搬送し、それら
の色を重ねることで、色ずれ等を極力防止し、カラーコ
ピーによる速度を上げるようにしている。このシートを
各画像形成ステーションの転写位置へと搬送する機構と
しては、シートを静電的な吸着作用により転写搬送ベル
トを設けて保持し、上述した各色のトナー像の転写位置
へと搬送するようにすることで、正確性を増し、トナー
像の重ね合わせによる色ずれを無くすようにしたものが
提案されている。
【0006】上述したようにシートを吸着して感光体と
対向する転写位置へと搬送することで良好な転写を行え
る。また、カラー画像形成においては、複数の異なる色
を順次重ねるために、それぞれの色に対応する転写位置
へとシートを送り込む必要があり、例えば特開平9−1
79413号公報に記載されたものにおいては、シート
を吸着して各色の転写位置へと順次搬送するようにして
おり、色ずれのない忠実なカラー画像(カラーコピー)
を再現できるようにしている。
【0007】また、最近ではコピーを誰にでも手軽に行
うことができるように、コンビニエンスストア等に複写
機等を設置されており、該複写機とコインベンダーとを
接続したコピーサービスシステムが導入されている。こ
のようなコピーベンダーが接続された、投入される金額
により複写機によるコピーサービスを受けることができ
る。これは、利用者が複写機を利用して原稿のコピーを
任意に得ることができる。
【0008】例えば、特開昭57−48745号公報に
は、コインベンダーにコインが投入されると、複写機の
主電源をオンし、使用可能にする。そして、使用可能な
状態において、利用者の指示に従って複写機がコピー処
理を実行し、そのコピーを行う毎に投入された金額より
コピー単価を差し引かれ、残額がコピー単価以下になれ
ば、複写機を使用不可能にし、コピー終了後から一定時
間放置されると、残りの金額を返却する構成が記載され
ている。
【0009】また、特開平10−26910号公報に
は、コインベンダーが接続されているか否かを判断し、
接続されている場合、複写機のオートパワーオフを禁止
し、またパワーオフ時にコインベンダーにコインが投入
されると、自動的に電源をオンすることが記載されてい
る。
【0010】このようなコインベンダーが接続された複
写機を、利用者がコピーサービスを受けようとするため
に、必要金額を投入すれば、その複写機を自由に利用す
ることができる。そして、所望の原稿のコピーを自由に
得ることができる。また、カラー複写機においては、そ
の投入金額に応じてユーザ側でカラーモード等を設定す
ることで、カラー画像によるコピーをも簡単に得ること
ができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにコイン
ベンダーが接続されたカラー複写機によれば、カラーコ
ピーを行えるだけでなく、白黒コピーをも必要に応じて
コピーサービスを行うことができる。
【0012】ところが、カラー複写機を用いてコピーサ
ービスを行うようにすれば、上述したように便利になる
ものの、従来の白黒専用の複写機よりも不利になる面も
多々ある。
【0013】中でも、維持費や騒音等の問題は深刻であ
る。つまり、カラー複写機においては、通常、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応して、4
つの画像形成ステーションを設けるような場合、例えば
デジタル複写機においてはレーザ走査光学系をそれぞれ
に備える必要がある。このレーザ走査光学系は、ポリゴ
ンミラーを備えており、該ポリゴンミラーを高速回転さ
せてレーザ光を回転する感光体に光学的に走査させるた
め、この駆動用ミラーモータの軸芯のずれが起こりやす
く、寿命等の問題、特にその寿命が短くなる。
【0014】そのため、上記レーザ走査光学系のミラー
モータの交換頻度が比較的に高く、精度上の問題からミ
ラーモータのみの交換とはいかず、レーザ走査光学系
毎、ユニット交換することが必要となる。よって、交換
を行い複写機を維持するための維持費が高くなる。そこ
で、高価なモータを用いることで、寿命を延ばすことが
可能となるが、これではカラー複写機の製造コストが高
くなる。
【0015】しかも、ポリゴンミラーの回転には風切り
音が発生し、4つのレーザ走査光学系からの風切り音
は、相当以上のものとなる。つまり、騒音が非常に大き
く、騒音の問題ともなる。そのため、コピー開始に伴
い、ポリゴンミラーを回転させるようにすれば、その騒
音等の問題は解消できる。しかし、ポリゴンミラーは高
速回転されることから、回転開始後にすぐに安定するこ
となく、その時間を待ってコピーが開始させる必要があ
る。これにより、コピーサービスのための出力処理が遅
れることにもなる。
【0016】そこで、4つのレーザ走査光学系を全て回
転駆動させるようにしておけばよいが、上述したように
騒音の問題を解消できない。しかも、無駄な電力消費に
もなる。
【0017】このような点から、コインベンダーが接続
されたカラー複写機にてコピーサービスを行うような場
合、従来の白黒複写機のような対応、つまりコインベン
ダーに投入されたコインの金額による複写機の動作を可
能にするだけでは、迅速なコピーサービスを可能にし、
かつ維持費の問題、騒音等の問題等を簡単に解消、特に
抑制することはできない。
【0018】そのため、本発明は、投入された金額に応
じて、利用者がコピーサービスを受けようとするモード
を事前に予測し、コピースタートを即座に行うことを可
能にし、無駄な動作を省き、騒音さらに維持費軽減を目
的としたコインベンダーが接続されてなる画像形成装置
を提供するものである。
【0019】これにより、無駄な動作を行うことなく、
構成部品の寿命を延ばし、消費電力の低減、さらに維持
費の低減を可能にしている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による上述の目的
を達成するための請求項1記載のコピーサービスを行う
画像形成装置は、カラー又は白黒コピー等の任意の色の
コピーの出力処理を可能にするために、異なる色のトナ
ー像を形成する複数の並設された画像形成ステーション
を選択的に動作させてなる画像形成装置に、投入される
金額によりコピー出力を可能にしてなるコインベンダー
が接続されて、必要なコピーサービスを行う画像形成装
置において、上記コインベンダーに投入されるた金額を
入力し、該入力された金額に応じて上記画像形成装置に
て出力処理可能となるコピーモードを予測し、予測した
コピーモードに応じた画像形成ステーションを、コピー
処理を開始できる待機状態に設定してなる制御回路を備
えたことを特徴とする。
【0021】このような構成によれば、コピーサービス
を受けるために利用者が所定の金額をコインベンダーに
投入すれば、制御回路は画像形成ステーションをコピー
開始可能な状態に待機させる。つまり、利用者が投入し
た金額にて利用者が指定するであろうコピーモードを予
測し、そのモードに応じた画像形成ステーションを待機
状態に設定する。これにより利用者がコピーモードを指
定し、コピー開始操作を行うことで、即座にそのモード
に応じたコピー処理を実行できる。この場合、コピーモ
ードにおいて必要としない画像形成ステーションを待機
状態に設定しないため、無駄な動作を省き、これによる
無駄は消費を省くことができる。
【0022】例えば、コピーモードとして白黒モードと
カラーモードとが設定される場合、白黒モードでコピー
処理を行う時にカラーコピーを行うための画像形成ステ
ーションまで動作させる必要がないため、無駄な動作が
省ける。そして、コピー動作を即座に行うことができ、
無駄な動作による消費電力を低減し、構成部材の寿命
や、騒音等の抑制することができる。
【0023】上述した構成を特徴とするコピーサービス
を行う画像形成装置において、請求項2記載の発明によ
れば、上記制御回路は、コピーモードがカラーの場合に
は、すべての画像形成ステーションを待機状態にし、白
黒モードの場合には、1つの画像形成ステーションのみ
を待機状態に設定制御することができる。そのため、上
述したように無駄に画像形成ステーションを待機状態に
動作させる必要がなくなる。
【0024】また、上述した構成を特徴とするコピーサ
ービスを行う画像形成装置において、請求項3記載の発
明によれば、上記制御回路は、投入される金額が、カラ
ーモードによる1枚のコピー単価以上の場合、カラーモ
ードを予測し、それ未満の時には白黒モードを予測する
ことを特徴とする。このように、コピーモードを予測す
る基準として、カラーコピーの1枚の単価を基準に、そ
れ以上の投入金額であれば、そのコピーを所望するため
に投入されたものであり、利用者が指示するモードとし
て予測することができる。また、それ未満であれば、カ
ラーコピーサービスを受けることができないため、白黒
モードを予測できる。
【0025】よって、その予測によるモードに応じて、
事前に画像形成ステーションを動作させて待機させてお
くことで、コピー開始を迅速に行うことができる。ま
た、無駄な動作を省き、消費電力の無駄を抑制できる。
【0026】上述した構成を特徴とするコピーサービス
を行う画像形成装置において、請求項4記載の発明によ
れば、上記画像形成ステーションは、レーザを像担持体
上に光学的に走査させるポリゴンミラーを備えて構成さ
れ、上記制御回路は、待機状態とするためにポリゴンミ
ラーを回転させるモータをコピー開始できる状態に事前
に駆動させるようにすることができる。特にポリゴンミ
ラーは、高速回転されるため、事前に回転駆動させてお
くことで、コピー開始スイッチが操作される前に安定化
させることが可能となり、即座にコピー動作を行える。
また、無駄にポリゴンミラーを回転させる必要がなくな
るため、寿命の問題やポリゴンミラーの回転による騒音
の問題を抑制できる。また、ポリゴンミラーの回転速度
としては、コピー動作開始により決められた速度で回転
できるように低速回転での待機状態に設定するようにす
ることもできる。このようにすれば、消費電力等をさら
に低減でき、騒音、寿命の問題をも抑制する効果が助長
される。
【0027】さらに、上述した構成を特徴とするコピー
サービスを行う画像形成装置において、請求項5記載の
発明によれば、上記画像形成装置は、形成されたトナー
を溶融させて定着させる定着装置を備えており、制御回
路は予測したコピーモードに応じて、上記た定着装置の
定着可能温度に制御するようにしたことを特徴とする。
このような構成によれば、同時に定着装置においても、
予測されたコピーモードに応じた定着可能温度での制御
を行うことになる。そのため、定着装置へと供給する電
力の無駄を省き、コピー開始動作を迅速に行うことが可
能となる。
【0028】そして、上述した構成を特徴とするコピー
モードを行う画像形成装置において、請求項6記載の発
明によれば、上記制御回路は、定着装置を非コピー時に
予備加熱状態にしておき、予測したコピーモードに応じ
て予め決められた定着可能温度に立ち上げ制御する場
合、定着装置での消費電力を極力抑制でき、また所定の
金額投入によるコピー開始を即座に行わせることができ
る。そのため、コピーサービスによる利用効率を高める
ことが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明によるコインベンダーが接
続され、投入されたコインに応じたコピーサービスを提
供する画像形成装置について、以下に図面を参照して詳
細に説明する。図1及び図2は本発明によるコインベン
ダーを備えた画像形成装置を構成するデジタル複写機の
制御構成及びその制御手順を示す図であり、図3にコイ
ンベンダーに接続されてなるデジタル複写機の全体の構
成を示す。
【0030】まず、図3に従って、本発明によるコピー
サービスを行うための画像形成装置の構成について説明
する。
【0031】図3の画像形成装置は、デジタルカラー複
写機の構成を示すもので、デジタル複写機1本体の上部
には、原稿が載置される透明な原稿台2及び後に説明す
る操作パネル等が設けられており、原稿台2の上面には
該原稿台2に対して開閉可能な状態に支持され、原稿台
2に対して所定の位置関係をもって自動原稿搬送装置
(ADF)3が装着されている。このデジタル複写機1
本体の内部には、上記原稿台2上に載置された原稿の画
像を読取る読取装置4、及びその下部に画像形成部10
が設けられている。
【0032】自動原稿搬送装置3は、載置台3aに載置
された原稿を1枚ずつ原稿台2へと送り込み、読取装置
4による読取りが完了すれば、排出トレイ3bへと排出
すると同時に次の原稿の搬送を開始し、その原稿を自動
的に原稿台2へと送り込むようになっている。また、両
面に画像が形成された原稿の場合には、自動原稿搬送装
置3は、先に一方の面を原稿台2へと搬送し、その面の
読取りが完了すれば、該原稿を排出することなく表裏面
を反転させて再度原稿台2へと送り、その原稿の反対面
の画像を読取った後、該原稿を排出すると共に次の原稿
の一方の面を原稿台2へと送り込むようにしている。
【0033】上記自動原稿搬送装置3にて原稿台2へと
送り込まれた原稿の画像を読取るための読取装置4は、
原稿台2に対して平行に往復移動される第1の走査ユニ
ット5及び第2の走査ユニット6とを備えている。第1
の走査ユニット5には、原稿を照明する露光ランプ及び
原稿からの反射光を目的の位置へと反射するミラー等が
支持されている。また、第2の走査ユニット6には、上
記ミラーにて反射された反射光像を読取装置4を構成す
る結像レンズ7を介して読取素子であるCCD8へと反
射する1対の反射ミラーが支持されている。
【0034】第1の走査ユニット5は、原稿の画像を読
取る時に、ホームポジション(図3において左側)より
所定の走査速度で走行される。そして、第2の走査ユニ
ット6は同方向に上記走査速度の1/2の速度で走行さ
れる。これにより、原稿の画像は順次CCD8に結像レ
ンズ7を介して結像され、CCD8より光電変換された
読取データが出力される。CCD8は、原稿がカラーで
れば、その画像を色分解して読取るためにR,G,B用
のCCDが設けられるか、また色分解フィルタ等を光路
中に配置し、色分解された読取データを出力する。CC
D8より出力される読取データは、後に説明するが画像
形成部10にてカラー画像等を形成するための画像処理
を施す処理回路を介して画像データとして画像形成部1
0へと転送される。
【0035】上記読取装置4を介して得られる画像デー
タを可視画像としてシート上に再生するための画像形成
部10は、下部に給紙装置11を設けている。給紙装置
11は、例えばシートSを給紙カセット又はトレイに収
容し、該シートを1枚ずつ分離して送り出す給紙手段を
設けている。この給紙装置11にて送り出されたシート
は、画像形成位置の手前に配置されたレジストローラ1
2へと送り込まれる。レジストローラ12は周知の通り
であり、シートを画像形成位置へとタイミングを合わせ
て搬送制御されるものである。
【0036】給紙装置11の上部には、画像形成部10
を構成するシート保持体である転写ベルト13を走行可
能に保持する搬送ベルト機構14が設けられている。搬
送ベルト機構14は、エンドレス形状に形成された転写
搬送ベルト13を張架する駆動ローラ15と、従動ロー
ラ16を設けている。この転写搬送ベルト13は、シー
トPを静電的に吸着させて搬送するように構成されてい
る。そのため、従動ローラ16側をレジストローラ12
側に対応して配置し、該従動ローラ16に転写搬送ベル
ト13を介して圧接されるよに成した帯電ローラ17を
設けている。
【0037】また、上記搬送ベルト機構14の駆動ロー
ラ15側には、シートS上に転写されたトナー像をシー
トに転写するための定着装置18が配置されている。シ
ートSは、定着装置18の定着ローラニップ間を通過し
ることで、表面のトナーが溶融されシート表面に融着し
定着される。またシートSは、定着装置18にて定着さ
れると共に搬送され、搬送方向切換ゲート19を経て排
出ローラ20により複写機1本体の外部に突出するよう
に設けられた排紙トレイ21に排出される。
【0038】なお、切換ゲート19は、定着後のシート
を上述したように排紙トレイ21へと排出させるか、再
び画像形成部10の画像形成位置へと再供給するかを選
択的に切換え、シートSの搬送経路を切換えている。も
し、シートSへの両面への画像形成が選択されている場
合には、上記切換ゲート19は、スイッチバック搬送経
路22へと案内するように切換制御される。これによ
り、シートPは、スイッチバック搬送経路22を経由
し、表裏面が反転された後、画像形成部10における画
像形成位置手前のレジストローラ12へと再度搬送され
る。
【0039】一方、画像形成部10は、上述した搬送ベ
ルト機構14、特に転写搬送ベルト13の直線部(水平
部)の上部に、転写搬送ベルト13に近接して搬送方向
上流側から順に、第1、第2、第3及び第4画像形成ス
テーションPa,Pb,Pc,Pdを並設している。転
写搬送ベルト13は、上述したように駆動ローラ15及
び従動ローラ16との間に張架されており、駆動ローラ
16の回転により矢印Z方向に走行駆動される。そし
て、レジストローラ12を介して搬送されてくるシート
を、帯電ローラ17の作用により、転写搬送ベルト13
に静電的に吸着させるようにして保持させる。このシー
トSは、転写搬送ベルト13の走行により、上記各画像
形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdへと順次搬送
されていく。
【0040】各画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdは、実質同一構成であり、図中矢印F方向に回
転駆動されるドラム形状の像担持体である感光体23
a,23b,23c,23dを含む構成である。各感光
体23a,23b,23c,23dの周辺には、それぞ
れ感光体を一様に帯電する帯電器24a,24b,24
c,24dと、感光体に形成された静電潜像を各色のト
ナーにて可視像化する現像装置25a,25b,25
c,25dと、現像されたトナー像をシートへと転写す
るため上記転写搬送ベルト13の背面と接触状態で設け
らた構成の転写手段26a,26b,26c,26d
と、転写後に感光体表面に残留するトナーを除去するク
リーニング装置27a,27b,27c,27dとが、
感光体の回転方向に沿って順次配置されている。
【0041】また、各感光体23a,23b,23c,
23dの上部には、画像データに応じて変調されたドッ
ト光を発する半導体レーザ素子、半導体レーザ素子から
の光を主走査方向に偏向させる偏向装置30a,30
b,30c,30d、偏向装置により偏向されたレーザ
光を感光体表面に結像(露光)させるためのf−θレン
ズ等から構成されるレーザ走査光学系(LSU)28
a,28b,28c,28dが、それぞれに設けられて
いる。上記偏向装置30a,30b,30c,30d
は、一般的に回転多面鏡(ポリゴンミラー)を設けてお
り、該多面鏡を高速回転させるためのミラーモータM
a,Mb,Mc,Mdが組み込まれている。
【0042】レーザ走査光学系28aには、例えばカラ
ー原稿画像のイエロー成分像に対応する画像データが入
力され、レーザ走査光学系28bにはカラー原稿画像の
マゼンタ成分像に対応する画像データが入力され、レー
ザ走査光学系28cにはカラー原稿画像のシアン成分像
に対応する画像データが入力され、そしてレーザ走査光
学系28dにはカラー原稿画像のブラック成分像に対応
する画像データが入力される。
【0043】これにより、各画像形成位置の感光体23
a,23b,23c,23d上には、色変換された原稿
の色に応じた静電潜像が形成される。そして、各画像形
成ステーションPa,Pb,Pc,Pdの現像装置25
aには黒トナーが、現像装置25bにはシアントナー
が、現像装置25cにはマゼンタトナーが、現像装置2
5dにはイエロートナーが、それぞれ収容されている。
そのため、上述した各色に応じた潜像は、それぞれの色
のトナーにて現像され、原稿の色画像に応じたトナー像
として再現される。
【0044】また、第1の画像形成ステーションPa
と、レジストローラ12との間には、上述したように転
写ベルト13にシートを吸着させるための帯電ローラ1
7が設けられているため、レジストローラ12を介して
送り込まれてきたシートSは、転写搬送ベルト13に確
実に静電的に吸着され、その状態で搬送ベルト機構14
の駆動により、上述した第1乃至第4画像形成ステーシ
ョンPa,Pb,Pc,Pdへとずれることなく順次搬
送される。そのため、シートSは、各画像形成ステーシ
ョンPa,Pb,Pc,Pdにて形成された感光体23
a,23b,23c,23d上の各色のトナー像が順次
重ねらるようにして転写され、カラー画像の再現が成さ
れる。
【0045】そして、第4の画像形成ステーションPd
と定着装置18との間には、搬送ベルト機構14の駆動
ローラ15のほぼ真上部分に除電器29が設けられてい
る。そのため、第4の画像形成ステーションPdを通過
したシートSには、イエロー、マゼンタ、シアンの3
色、又はブラックを含む4色のトナー像が重ねて合わさ
れて転写されており、上記除電器29の作用により、転
写ベルト13との静電的な吸着状態が解かれ、該シート
Pは転写ベルト13から分離され、定着装置18へと送
り込まれる。上記除電器29が交流電圧が供給され交流
コロナ放電を行い帯電電荷を除去する。
【0046】上述のような構成によるカラーデジタル複
写機1において、シート上に画像を形成するために、該
シートSが給紙機構11を構成する給紙カセット又はト
レイ上に収容され、該カセット等から1枚ずつ送りされ
る。送り出されたシートSは、各画像形成ステーション
Pa,Pb,Pc,Pdにおけるトナー像の各転写位置
へと送り込むためにレジストローラ12に搬送経路に設
けられた搬送ローラ等を介して給送される。給送される
シートP先端は、図示しないセンサ等にて検知され、こ
のセンサから出力される信号によって、上述したレジス
トローラ12の位置に一旦停止される。そして、各画像
形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdとタイミング
をとって、図3に示す矢印Z方向に回転している転写搬
送ベルト13側に送り込まれる。
【0047】この時、帯電ローラ17の作用により、転
写搬送ベルト13は、所定の帯電が施され、シートSは
転写ベルト13に静電的に吸着される。これにより、上
記各画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdを通
過する間に、吸着された状態で安定した搬送が行われ、
各ステーションで形成された各色のトナー画像が順次重
ねられようにして転写されていく。
【0048】つまり、各画像形成ステーションPa,P
b,Pc,Pdにおいては、各色のトナー像が感光体2
3a,23b,23c,23d上に形成されており、上
記転写搬送ベルト13により静電的に吸着された搬送さ
れるシートPの表面上に順次重ね合わせられて転写され
る。そして、最終的に第4の画像形成ステーションPd
によるトナー像の転写が完了すれば、該シートSの先端
部から除電器29の作用を受け、転写搬送ベルト13よ
り剥離される。そして、剥離されたシートSは定着装置
18へと導かれ、シートS上に重ね合わされて転写され
たカラーのトナー画像が、溶融され定着され、排紙トレ
イ21に排出される。
【0049】ここで、カラーデジタル複写機1は、操作
パネル上に設けられたコピーモードの選択キー(モード
キー)を操作し、カラーモードが選択されれば、上述し
たように全ての画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdが動作状態となり、カラー画像をシートS上に
形成する。そして、白黒モードが選択されれば、画像形
成ステーションPaのみ動作状態となり、他の画像形成
ステーションPb,Pc,Pdは非動作状態となる。こ
の時、転写搬送ベルト13は各感光体23b,23c,
23dより離間されるようになっている。そのため、ブ
ラックトナーによる単色のトナー画像がシートS上に形
成され、白黒コピーを出力する。
【0050】なお、カラーデジタル複写機1は、上述し
たように読取装置4にて読取られた読取データを、上述
した画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdにて
トナー像として再現できるための処理を行う処理回路に
ついて説明する。通常、読取データは、R(赤),G
(緑),B(青)の色分解データであって、画像形成部
10にて処理できるデータは、Y(イエロー),M(マ
ゼンタ),C(シアン),Bk(ブラック)の画像デー
タであり、その変換処理等を行うために、デジタル複写
機1には周知の画像処理回路が備えられている。この場
合、白黒モードの場合であれば、白黒原稿だけでなく、
カラー原稿に対しても上述した各色データから白黒の画
像データの出力処理を行う。
【0051】(本発明の一実施形態)本発明は、上述し
た構成のカラー複写機、特にデジタル複写機1を用い、
コインベンダーに接続することで、利用者が所望の金額
をコインベンダーに投入することで、デジタル複写機1
を任意に利用可能にしている。コインベンダー100
は、図3に示すように接続線101を介してデジタル複
写機1に接続されている。デジタル複写機1を利用する
必要最小限の金額をコインベンダー100に投入され
ば、投入が行われれば、デジタル複写機1を使用可能に
している。
【0052】図1には、デジタル複写機1の各種構成要
素を制御し、カラーコピー、白黒コピー等を出力する制
御を実行する制御回路構成を含む、本発明にかかるレー
ザ走査光学系28(28a,28b,28c,28d)
を制御する制御回路部を含めて示している。
【0053】コインベンダー100は、一般にはコイン
及び紙幣等を投入する投入部を備えており、投入された
金額を認識する認識部、認識された金額を順次加算し演
算する演算部、該演算部等にて演算された投入合計金額
等を表示する表示部、利用者がコピーを終了する時に投
入金額の変換等を希望する時等に操作する金額返却スイ
ッチ102等を備えている。
【0054】上記コインベンダー100は、図1に示す
ように投入された金額の合計をデジタル複写機1本体の
管理部103へと金額情報として送る。管理部103
は、コインベンダー100の制御を合わせて行うと同時
に、デジタル複写機1側のコピー制御を同時に行う制御
回路である。管理部103は、図示しないがCPU、R
OM、RAMからなるマイクロコンピュータであって、
デジタル複写機1本体に備えられている操作パネル10
4とも接続されている。
【0055】操作パネル104は、コピーモードやコピ
ーの枚数、使用するシートサイズ等の指定、それらのコ
ピーのための条件設定後にコピー開始を指示するために
用いられるもので、利用者が必要な操作指示を行うこと
ができる。そのため、操作パネル104からの利用者の
指示情報は、上記管理部103へと送られ、指示された
モード等によるコピー制御を管理部103を介して実行
される。特に操作パネル104には、コピー枚数を入力
する数値入力キー、コピーモードつまり本発明ではカラ
ーコピーモード、白黒コピーモードを選択指示するモー
ド設定キー、シートサイズを選択する選択キー等、さら
に他の必要情報等を表示する表示部等を含めさらに、コ
ピー開始スイッチ等が設けられている。
【0056】管理部103は、上記操作パネル104等
にて指示された情報に応じてコピー制御を実行する制御
回路である。そのため、カラーコピーモードであれば、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成ステ
ーションPa,Pb,Pc,Pdを動作させて、カラー
画像を形成する。この時、各画像形成ステーションP
a,Pb,Pc,Pdのレーザ走査光学系28a,28
b,28c,28dを合わせて動作させる。また、白黒
コピーモードであれば、画像形成ステーションPaのみ
動作させる。この時、管理部103は、コピーモードに
応じて定着装置18のヒータ18aを駆動制御し、その
モードに応じた定着設定温度に制御するようにしてい
る。
【0057】定着装置18は、コピーされたシートS上
のトナーを溶融し、定着できる温度に制御されている。
そのため、カラーコピーの場合には、トナーが4色重ね
合わされているため、その定着設定温度は白黒コピーの
場合に比べて高めに設定されている。しかし、白黒コピ
ーの出力速度がカラーコピーに比べて高速設定されてい
るような場合には、熱容量等の関係から、白黒コピーの
転写設定温度が高めに設定されることもある。
【0058】そして、本発明においては、上記管理部1
03は、コインベンダー100に利用者が投入した金額
に応じて、利用者が使用するであろうコピーモードを色
黒又はカラーコピーモードの何れかを確定し、設定す
る。この予測したコピーモードにおいて用いる画像形成
ステーションを予め待機状態となるように設定する。
【0059】上記投入金額からのコピーモードの予測
は、投入された金額がコピー単価の高いカラーコピーの
単価以上か否かを判断し、それ以上であれば、カラーコ
ピーモードを予測し設定する。それ未満であれば、当然
カラーコピーサービスを受けることができないため、白
黒コピーモードを予測設定する。従って、コピーモード
の判定基準としては、カラーコピーによる単価を判定基
準にしている。
【0060】上述したようなカラー又は白黒コピーモー
ドを予測判定する基準となる基準値(基準金額)は、管
理部103を構成する図示していなりRAM等の所定領
域に記憶される。そして、この記憶領域のデータ、すな
わち基準金額は、操作パネル104を用いて、自由に設
定できる構成となっている。これにより、コピーサービ
スを提供する事業主サイドで任意に設定可能となる。そ
のため、カラーコピー単価の変動等に対応させることが
でき、市場の変動にも柔軟に対応できる。
【0061】また、本発明の実施形態においては、予測
設定されたモードに対して、デジタル複写機1を使用可
能にするために待機状態にすべく、画像形成ステーショ
ンPa,Pb,Pc,Pdにおけるレーザ走査光学系2
8a,28b,28c,28dを動作させている。これ
は、レーザ走査光学系28a,28b,28c,28d
を構成するポリゴンミラー30a,30b,30c,3
0dは、回転開始時より即座に安定するものではなく、
ある程度の安定化する時間が必要となる。その反面、高
速回転駆動されるため、ミラーモータMa,Mb,M
c,Mdの寿命による維持費や騒音の問題があり、不要
に回転させるのを避けるようにしている。従って、モー
ドが設定されることで、必要なレーザ走査光学系28
a,28b,28c,28dの何れかを動作させ、スタ
ンバイ状態、つまりコピー開始できる待機状態にしてい
る。
【0062】そして、待機状態においては、予測したコ
ピーモードに用いるレーザ走査光学系28のポリゴンミ
ラー30のみ、コピー開始指示と共に即刻コピー動作を
開始できるような速度で回転させておく。この場合、予
めコピー動作可能な速度で待機させておくこともでき
る。これは、コピー動作時の速度よりも低速で、かつ即
時にコピー動作を開始できる程度の速度で回転させてお
く。これにより、ミラーモータMの寿命を延ばし、風切
り音を抑制できる点から好都合である。
【0063】なお、上述したレーザ走査光学系28a,
28b,28c,28dの構成を説明すれば、ポリゴン
ミラー30a,30b,30c,30d、回転駆動させ
るミラーモータMa,Mb,Mc,Md、レーザ光を等
速度で走査させるためのfθレンズ31a,31b,3
1c,31d、さらにレーザ光を感光体23a,23
b,23c,23dへと導く反射ミラー32a,33
a,32b,33b,32c,33c,32d,33d
等から構成されている。このレーザ走査光学系28a,
28b,28c,28dにおいて動作するのは、ポリゴ
ンミラー30a,30b,30c,30dであり、その
駆動用のミラーモータMa,Mb,Mc,Mdでありそ
の構成部材は所定位置に固定されている。
【0064】以下に図2を参照して本発明の一実施形態
を理解しやすくするために、管理部103によるコピー
モードの予測、それによる立ち上げ制御動作を説明す
る。
【0065】コピーサービスを受けるために、利用者が
コインベンダー100に必要な金額を投入する(S
1)。この投入された金額は、利用者にも認識できるよ
うにコインベンダー100の表示部に表示される。ま
た、その金額は管理部103にも送られ、該管理部10
3は投入金額が予め定められた金額、つまり基準金額
(M)以上が否かを判定する(S2)。この基準金額
(M)は、先に説明した通りであり、カラーコピーの単
価に設定されている。これは、1枚のカラーコピーの単
価未満の金額では、カラーコピーより単価の安い白黒コ
ピーしか得られないからえある。
【0066】なお、ステップS2において、投入された
金額が、デジタル複写機1を利用できる最小単価の投入
が行われたか否かを合わせて確認している。例えば、最
小単価の投入が行われていなければ、デジタル複写機1
の使用を禁止する。つまり、デジタル複写機1を以下に
説明する待機状態に設定する制御を行わないようにして
いる。
【0067】そこで、ステップS2にて、投入金額が基
準金額(M)以上と判定されれば、利用者が実施するコ
ピーモードがカラーコピーモード(カラーモード)であ
ると予測する。これにより、カラーモードで利用される
画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdの各レー
ザ走査光学系28a,28b,28c,28dのポリゴ
ンミラーを決められた速度で回転させ待機状態に設定す
る(S3)。
【0068】一方、ステップS2において、投入金額が
金額金額(M)未満である場合、利用者が実施するであ
ろうコピーモードを色黒コピーモード(白黒モード)と
して予測判定する。この結果、ステップS4に進み、白
黒モードも用いる画像形成ステーションPaのレーザ走
査光学系28aのミラーモータMaを回転させポリゴン
ミラー30aを待機状態で回転させておく。
【0069】次に、管理部103は、コインベンダー1
00からの新たな投入金額の情報が送られてくるか否か
を確認(S5)する。この確認において、新たに金額投
入されと、ステップS2に戻り、上述した判定を再度行
う。そして、新たな金額投入が確認されなければ、管理
部103は、利用者が最終的に指示するコピーモードの
確認を行う(S6)。
【0070】ステップS6の処理において、利用者によ
るコピーモードの指示入力、つまり操作パネル104か
らのモード指定操作が確認されれば、その指示モードに
よるコピー出力を開始するための準備を行う(S7)。
例えば、カラーモードが予測され、そのカラーモード指
示がなされると、そのままの状態でコピー開始スイッチ
が操作されるの待つ準備状態となる。そして、そのスイ
ッチ操作がなされると、管理部103による図3に示す
デジタル複写機1によるカラーコピーが開始される。こ
の場合、当然カラーコピー用のカラー原稿が原稿台2上
に載置され、その画像が読取られ、その読取データに応
じた再生画像が各画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdを経て形成され出力処理(S8)される。
【0071】デジタル複写機1にて1枚のカラーコピー
を出力すれば、投入金額から1枚のカラーコピーの単価
が減額され、その表示が行われる。この時、減額された
残額が、カラーコピー単価以上でられば、その状態を維
持し、次のカラーコピーを行う。しかし、減額された残
額が、カラーコピー単価未満になれば、カラーコピーで
きない旨を利用者に警告する。その警告により、利用者
は追加投入を行うか、あるいは白黒モードに設定変更操
作するか、またコピーを終了するために残金の返却を求
める返却スイッチ102の操作を行う。
【0072】ここで、ステップS6に戻り、もしカラー
モードが予測され、カラーモードで待機している時に、
利用者が白黒モードを指示操作すれば、待機状態の画像
形成ステーションPb,Pc,Pdの各ポリゴンミラー
30b,30c,30dの回転を停止させ、白黒モード
での準備状態となり、コピー開始スイッチの操作により
白黒コピーの出力処理(S8)を実行する。
【0073】また、ステップS2にて、白黒モードが予
測設定された状態において、利用者がカラーモード指示
を行えば、料金不足等の警告を利用者に警告する。その
ため、ステップS2に戻り、ステップS5による新たな
投入金額の追加を待つ。
【0074】また、ステップS6において、コピーモー
ドが利用者にて指示されない場合、金額の返却指示がな
された否かを確認する(S9)。これは、コインベンダ
ー100側に設けられた返却スイッチ102等が指示さ
れたか否かを、管理部103が確認する。もし、なけれ
ばステップS5に戻る。指示があれば、コピー出力後の
残金等を含む投入金額、特にコインベンダー100の表
示部に表示された金額の返却を行う。同時に、待機状態
に設定されている画像形成ステーションPの各レーザ走
査光学系28のミラーモータMを停止(S10)し、デ
ジタル複写機1の利用状態を解く。
【0075】なお、ステップS8において、指定された
コピー出力処理を完了した後に、デジタル複写機1の利
用状態を解く(エンド)状態にしているが、もし投入さ
れたいる金額の残額でコピー可能な場合には、ステップ
S2に戻り、上述した説明の処理制御が実行される。そ
して、次のコピー開始スイッチを操作を待つことにな
る。そして、上述したステップS9の返却指示操作がな
されたか否かを確認し、返却指示があれば、エンド状態
となるが、それ以外では上述した制御を実行することに
なる。但し、利用者が複写機1にてコピーを行わない場
合、その時間が予め決められた時間を経過すれば、自動
的に投入金額の返却処理を行い、複写機1の動作を停止
させ、無駄な電力消費を無くすこともできる。
【0076】ここで、ステップS10において、レーザ
走査光学系28のポリゴンミラーを完全に停止させるこ
となく、待機状態よりさらに遅い低速度で回転を継続さ
せ、その後に、所定時間経過後に完全に停止させるよう
にしてもよい。これは、再度利用者がコピーサービスを
受けるためにコイン投入を行うような場合を想定し、ポ
リゴンミラーMを待機状態への立ち上げを速めるように
できる。
【0077】(本発明の他の形態)上述に説明した実施
形態の説明においては、投入金額に応じてコピーモード
を予測し、そのコピーモードにデジタル複写機1を待機
状態に設定している。これにより、コピー出力に要する
時間を短縮できる。また、必要以上に画像形成ステーシ
ョンPa,Pb,Pc,Pdを無駄に動作させ、即座に
コピー処理を開始できる待機状態に設定することがない
ため、画像形成ステーションを構成する各種構成部材の
寿命を短くすることを抑制できる。例えば、レーザ走査
光学系28のミラーモータ等の寿命を抑制でき、騒音対
策や、維持費の問題を解消できるようになる。
【0078】さらに、以下に説明する形態を実施するこ
とで消費電力の低減を助長することができる。
【0079】そこで、デジタル複写機1によれば、シー
トS上に形成される可視像をトナー画像として形成いる
ため、そのトナーを溶融し定着する必要がある。そのた
め、定着を行う装置18は、一般的にヒートローラ及び
該ヒートローラに対して加圧される圧力ローラとで構成
し、ヒートローラをヒータ18aにて所定温度、つまり
トナーを溶融し定着し得る定着温度に加熱制御されてい
る。そのため、デジタル複写機1は、定着装置18が定
着可能に温度に達するまではコピー処理を行えない。
【0080】上記定着装置18は、デジタル複写機1の
主電源が投入されると、定着可能な温度になるように加
熱制御され、該温度が予め設定された温度になればデジ
タル複写機1の使用可能にしている。そのため、コピー
可能状態において、デジタル複写機1によるコピー処理
を実行せず、放置されていれば、上述した定着装置18
にて消費される電力の無駄となる。
【0081】そこで、コインベンダー100を接続し、
デジタル複写機1を投入金額に応じて使用可能にする
時、定着装置18の温度を常に定着可能温度に維持させ
ておく場合、デジタル複写機1の使用頻度が高ければ、
電力消費の無駄は軽減されることになる。しかし、上述
したようの放置され、その時間が長くなればなるほど電
力が無駄に消費されるのみとなる。この場合、1枚コピ
ーに費やす費用が多くなり、1枚のコピー単価を高くし
なければ、採算が取れなくなる。
【0082】これを解消するために、コインベンダー1
00への金額の投入が行われた時点で、定着装置18へ
の電力供給を制御するようにしておけば、無駄な電力消
費を解消できる。しかし、デジタル複写機1の利用効率
が著しく低下する。つまり、デジタル複写機1が高速処
理を行うもの、またカラー画像を形成する場合、定着装
置18の熱容量が非常に大きく設定されているため、ヒ
ータ18aへの電力供給から定着可能な温度に達するま
でに、数分又は十数分といった時間が必要となり、この
待ち時間を利用者に強要することになる。その結果、コ
ピーサービスを受けようとする利用者は、その貴重な待
ち時間を惜しむために、そのデジタル複写機1の利用を
避け、よって利用効率が格段と落ちる。
【0083】そのため、デジタル複写機1における定着
装置18を予め予備加熱しておき、コインベンダー10
0への金額投入に応じて定着装置18を定着可能な温度
まで立ち上げるようにする。このデジタル複写機1の定
着装置18が、定着可能状態を維持している状態で、所
定時間以上、コピー動作が行われず放置された時点で、
定着装置18を予備加熱状態にする。これにより、消費
電力の無駄な利用を軽減でき、コピーサービスによるデ
ジタル複写機1の利用効率を高めるとが可能となり、待
ち時間を極力なくし、即座にコピー処理を実行すること
も可能となる。
【0084】上記定着装置18を予備加熱状態にするた
めに、通常の定着可能温度が、例えば180℃程度に設
定しいる時に、80℃から100℃程度の状態で予備加
熱しておけば、定着可能状態への立ち上げを非常に短い
時間で達成できる。この立ち上げ時間としては、利用者
がコインベンダー100にコイン投入を行った時点で、
立ち上げ処理を行うようにし、その利用者がデジタル複
写機1を使用してコピーを行うために、モード設定、枚
数設定、さらにシートサイズ等の設定を行うのに必要な
時間、例えば1分前後を見込んで立ち上がることが可能
な温度に設定しておけば、利用者による待ち時間を無く
すことが可能となる。
【0085】また、上述したようにコピーモードに応じ
て、定着装置18の設定温度が異なる場合には、図2の
ステップS2にて投入金額に応じて指定されるであろう
コピーモードを予測し、その予測結果に基づいて、定着
装置18を各モードに応じた温度に立ち上げるようにす
れば、消費電力の無駄をさらに抑制でき、コピーサービ
スによる待ち時間をも極力無くすことが可能となる。
【0086】ここで、カラーモードでの定着装置18の
設定温度を180℃とした場合、白黒コピーの場合の設
定温度は160℃程度に設定されている。これは、シー
トSの搬送速度をカラー又は白黒モードにおいて同一に
した場合である。
【0087】なお、定着装置18を予備加熱しておくこ
とを説明したが、定着装置18の立ち上げ時間が、電力
供給初期から1〜3分程度でれあれば、予備加熱してお
く必要はなく、コインベンダー100へのコイン投入時
点で定着装置18を定着可能な温度に立ち上げる制御を
行うようにしても、利用者による待ち時間を極力短くで
きる。これは、先に説明した通りであり、利用者はコイ
ン投入を行い、コピー開始スイッチを操作するまで複数
の条件設定入力を行うことになり、その時間を利用して
立ち上げ処理を行えるため、待ち時間を短くできる。し
かし、立ち上げるために5分以上を有するような場合に
は、上述した通り予備加熱を利用して、待ち時間を短く
し、かつ電力消費を抑制するようにすることが好適であ
る。
【0088】以上説明した通り、定着装置18において
も、投入される金額に応じて、設定されるであろうコピ
ーモードを予測し、その予測結果により予め、そのモー
ドに応じて定着装置18の温度の立ち上げ処理を事前に
行うようにしておくことで、利用者に対する待ち時間を
無くし、また電力消費の無駄を抑制することができる。
このように設定することで、1枚のコピーの単価をさら
に下げることが可能となる。
【0089】なお、本発明の実施形態の説明において、
コピーモードとして、カラーモードと白黒モードの2種
の場合を説明した。しかし、コピーモードとしては、こ
れに限らず2色によるコピーモードも考えられる。例え
ば、ブラックとシアン、ブラックとイエロー、ブラック
とマゼンタといったようなコピーサービスも考えられ
る。そのため、上述した種類のモードが選択された時
に、そのモードで使用される画像形成ステーションPの
みを動作させ待機状態に設定するようにすればよい。こ
の時、モードの予測としては、最初に投入金額とカラー
コピーの1枚の単価とを比較し、それ未満で、かつ白黒
コピーにおける単価より多い金額の場合には、そのモー
ドを簡単に予測できる。その予測により、上述したモー
ドでの待機状態に設定できる。
【0090】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、任意の
コピーモードの一つを指定されることで、そのモードに
よるコピーサービスを行う場合、利用者による待ち時間
を軽減し、かつ消費電力の無駄をなくし、利用者に所望
のコピーサービスを行うことができる。
【0091】この場合、画像形成装置においては、コピ
ーモードを投入された金額に応じて予測し、その予測モ
ード応じた画像形成ステーションを待機状態に設定する
ため、上述したようにコピー処理のための待ち時間を極
力短くでき、かつ無駄に画像形成ステーションを構成す
る部材を駆動する必要がないため、寿命等の問題を解消
し、維持費等の削減を可能にしている。
【0092】また、定着装置においても、同様に予測モ
ードに応じて立ち上げ処理を行うようにしており、無駄
な電力消費を極力抑えることが可能となり、1枚のコピ
ーのサービスコスト、つまり単価を下げる効果も生じて
くる。
【0093】この場合、定着装置を予備加熱状態にして
おけば、さらに利用者に対する待ち時間を短くでき、利
用効率を上げてコピーコストを下げることも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するために、各種コ
ピーモードでのコピーサービスを行うことができるよう
に各画像形成ステーションを含めた駆動制御にかかる制
御回路部を含めた構成図である。
【図2】図1に示す制御回路において、本発明の一実施
形態における制御動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】本発明にかかる画像形成装置を構成するデジタ
ル複写機の内部構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 10 画像形成部 11 給紙機構 18 定着装置 18a ヒータ 23 感光体(像担持体) 28 レーザ走査光学系 30 ポリゴンミラー M ミラーモータ Pa,Pb,Pc,Pd 各色の画像形成ステーション 100 コインベンダー 101 接続線 102 返却スイッチ 103 管理部(制御手段) 104 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 378 G03G 21/00 378 (72)発明者 ▲高▼橋 一伸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 坂上 英和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 福留 正一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA12 DA50 EA18 EB04 EC06 EC20 ED25 ED30 EE07 EF04 EF06 EJ06 FA28 ZA10 2H030 AA07 AB02 AD07 BB02 BB23 2H033 AA32 BA30 CA04 CA05 CA07 CA21 CA30 CA32 9A001 HH31 JJ35 KK16 KK42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー又は白黒コピー等の任意の色によ
    るコピーの出力処理を可能にするために、異なる色のト
    ナー像を形成する複数の並設された画像形成ステーショ
    ンを選択的に動作させてなる画像形成装置に、投入され
    る金額によりコピー出力を可能にしてなるコインベンダ
    ーが接続されて、必要なコピーサービスを行う画像形成
    装置において、 上記コインベンダーに投入されるた金額を入力し、該入
    力された金額に応じて上記画像形成装置にて出力処理可
    能となるコピーモードを予測し、予測したコピーモード
    に応じた画像形成ステーションを、コピー処理を開始で
    きる待機状態に設定してなる制御回路を備えたことを特
    徴とするコピーサービスを行う画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記制御回路は、コピーモードがカラー
    の場合には、すべての画像形成ステーションを待機状態
    にし、白黒モードの場合には、1つの画像形成ステーシ
    ョンのみを待機状態に設定制御することを特徴とする請
    求項1記載コピーサービスを行う画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記制御回路は、投入される金額が、カ
    ラーモードによる1枚のコピー単価以上の場合、カラー
    モードを予測し、それ未満の時には白黒モードを予測す
    ることを特徴とする請求項1記載のコピーサービスを行
    う画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記画像形成ステーションは、レーザを
    像担持体上に光学的に走査させるポリゴンミラーを備え
    て構成され、 上記制御回路は、待機状態とするためにポリゴンミラー
    を回転させるモータをコピー開始できる状態に事前に駆
    動させるようにすることを特徴とする請求項1記載のコ
    ピーサービスを行う画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記画像形成装置は、形成されたトナー
    を溶融させて定着させる定着装置を備えており、 制御回路は予測したコピーモードに応じて、上記た定着
    装置の定着可能温度に制御するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のコピーサービスを行う画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 上記制御回路は、定着装置を非コピー時
    に予備加熱状態にしておき、予測したコピーモードに応
    じて予め決められた定着可能温度に立ち上げ制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5記載のコピーサービ
    スを行う画像形成装置。
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