JP2002139878A - 画像形成装置及びその制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法並びに記憶媒体

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JP2002139878A
JP2002139878A JP2000332743A JP2000332743A JP2002139878A JP 2002139878 A JP2002139878 A JP 2002139878A JP 2000332743 A JP2000332743 A JP 2000332743A JP 2000332743 A JP2000332743 A JP 2000332743A JP 2002139878 A JP2002139878 A JP 2002139878A
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Yoshiyuki Komiya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットの低下を抑えるとともにモノク
ロ印刷とカラー印刷とを連続して行う場合の制御を簡易
化することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 制御部101により、記録材の種類に応
じて制御用データ格納部102内の第1速度制御用デー
タ格納部102a,第2速度制御用データ格納部102
b,第3速度制御用データ格納部103cに格納されて
いる制御用データにより画像形成速度を選択し画像形成
動作を行い、OHPシートに印刷する際に、印刷データ
に従ってモノクロ印刷のみを行う場合とカラー印刷のみ
を行う場合には画像形成速度としてそれぞれ第1速度
(120mm/s)、第3速度(30mm/s)を選択
して画像形成動作を行い、印刷データに従ってモノクロ
印刷とカラー印刷を連続して行う場合にはモノクロ印刷
時よりも遅いカラー印刷時の画像形成速度である第3速
度を選択して画像形成動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上にトナ
ー像を形成し、このトナー像を記録材に静電的に転写す
るようにした、例えば複写機やプリンター等の電子写真
方式あるいは静電記録方式の画像形成装置及びその制御
方法並びに記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式や静電記録方式を用
いた画像形成装置は、数多く提案され、かつ具体化され
ているが、そのうち電子写真方式の画像形成装置におけ
る概略構成及び動作の一例について図4を用いて説明す
る。
【0003】図4は従来例の電子写真方式の画像形成装
置の構成を示す断面図である。図4において、1は電子
写真感光体である感光体ドラムであり、コピー開始信号
が入力されると、帯電手段としての帯電器3により所定
の電位になるように帯電される。
【0004】一方、リーダー部において、原稿台10上
におかれた原稿Gに対し原稿照射用ランプ、短焦点レン
ズアレイ、CCDセンサーが一体となったユニット9が
原稿を照射しながら走査することにより、その照明走査
光の原稿面反射光が、短焦点レンズアレイによって結像
されてCCDセンサーに入射される。
【0005】CCDセンサーは受光部、転送部、出力部
から構成されている。その受光部において光信号が電荷
信号に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順
次出力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信
号に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。
得られたアナログ信号は画像処理を行いデジタル信号に
変換してプリンター部に送られる。
【0006】プリンター部においては、上記の画像信号
を受けて、オンオフ発光される固体レーザー素子の光を
高速で回転する回転多面鏡によって走査する露光手段2
により、所定の電位に帯電された感光体ドラム1の面上
に原稿画像に対応した静電潜像を形成する。この静電潜
像を、トナー粒子とキャリア粒子を有するいわゆる2成
分現像剤を収容した現像手段としての現像器4にて現像
し、感光体ドラム1上にトナー像を得る。
【0007】このようにして感光体ドラム1上に形成さ
れたトナー像は、転写装置7の転写帯電ブレード74に
よって記憶媒体としての記録材Pに静電転写される。そ
の後記録材Pはローラー72,73に張架された転写ベ
ルト71から静電分離されて定着器6へと搬送され、こ
こでトナー像が熱定着されて永久画像が出力される。
【0008】転写後に感光体ドラム1上に残留したトナ
ーはクリーニング手段としてのクリーナー5によって清
掃され、次の画像形成に供される。
【0009】また、近年においては、カラー電子写真画
像形成装置の構成として、上記にて説明した画像形成手
段(画像形成ステーションともいう)を4色分並置(並
設)し、1パス、つまり記録材が各画像形成部を一度通
過するだけで4色のトナー像が記録材上に重ねることの
できる、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置が
開発されている。こうした方式の画像形成装置の例を図
3に示す。この方式では、高速でカラー記録が行えると
いうメリットがある。
【0010】次に、上記カラー画像形成装置において行
われている画像形成速度の切り替えについて説明する。
【0011】上記の定着器6は、加熱ローラー、加圧ロ
ーラー等を備え、トナーを載せた記録材Pに対し一定の
熱および圧力を加えることによりトナー像を定着させ
る。加熱ローラーは一定温度になるように保たれ、トナ
ーは通常の画像形成速度(以下「プロセス速度」とい
う)での一定時間の加熱により昇温し、溶融する。
【0012】しかし、厚紙やOHPシート等のように熱
容量の大きい記録材へトナー像を定着する場合、加熱ロ
ーラーの熱は記録材に奪われやすくなると共に、トナー
に与えられる熱の割合が下がるため、十分な定着が行わ
れない可能性があり定着不良を起こすという問題があ
る。
【0013】また記録材がOHPシートである場合、透
過性が悪化するという課題があった。
【0014】そこで、こうした熱容量の大きい記録材が
選択された場合は、定着速度を低下させることにより単
位面積当たりの加熱時間を増大させるという方法があ
る。これにより、トナーは十分昇温し、熱容量が大きい
記録材に対しても十分な定着が可能となる。その場合に
は、定着搬送ベルトを用いることにより、定着より前の
画像形成プロセスでのプロセス速度は一定にしながら、
定着速度を変えている。
【0015】しかしながら、そのような構成をとると装
置全体の大きさが大きくなりがちなため、プロセス速度
をすべて変えてしまう方式も提案されている。このよう
にすることで定着搬送ベルトが不要になり、画像形成装
置本体を小型化することが可能となる。また小型化はコ
ストダウンにもつながり、結果安くて小さい画像形成装
置を提供することが可能となっている。
【0016】ただし、前述したような熱容量の大きい記
録材であっても、例えばモノクロモードの画像形成や、
トナー節約モードで画像形成する場合などには、記録材
に転写されるトナー量が少ないためプロセス速度を落と
す必要はなく、またスループットを落とさないために
も、このような画像形成モードによってプロセス速度が
制御される構成になっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像形成装置においては、印刷データとしてモノ
クロ原稿とカラー原稿が混在した場合、つまりモノクロ
印刷とカラー印刷とを連続して行う場合、例えばOHP
シートを記録材に選択したときには、連続画像形成中に
原稿間でプロセス速度が異なる画像形成シーケンスが発
生することになる。
【0018】原稿間でプロセス速度が異なる場合、例え
ば図3に示すタンデム方式の画像形成装置では、各画像
形成ステーションの感光体ドラムと転写手段である転写
ベルトを一時的に離間してからプロセス速度を変更し、
その後にまた当接させる、という動作を行う必要が生じ
る。
【0019】モノクロ/カラーが混載されたデータが連
続して画像形成される場合、こうした一連の動作をその
たびごとに繰り返すこととなり、制御が複雑化するとい
う問題点があった。
【0020】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、スループットの低下を抑え
るとともにモノクロ印刷とカラー印刷とを連続して行う
場合の制御を簡易化することができる画像形成装置及び
その制御方法並びに記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置及
びその制御方法並びに記憶媒体は次のように構成したも
のである。
【0022】(1)印刷データに従って記録材に印刷す
るカラー印刷可能な画像形成装置であって、モノクロ印
刷データのみに従ってモノクロ印刷を行う場合とカラー
印刷データのみに従ってカラー印刷を行う場合にはそれ
ぞれ異なる画像形成速度で画像形成動作を行い、モノク
ロとカラーが混在した印刷データに従ってモノクロ印刷
とカラー印刷を連続して行う場合には前記画像形成速度
のうちの遅い方の画像形成速度で画像形成動作を行うよ
うに制御する制御手段を有するようにした。
【0023】(2)上記(1)の画像形成装置におい
て、モノクロ印刷時の画像形成速度よりカラー印刷時の
画像形成速度の方が遅いとした。
【0024】(3)上記(1)または(2)の画像形成
装置において、転写ベルトに対向して並設された複数の
特定色の各色毎のトナー像を形成させるための前記各色
毎の画像形成ステーションを有し、記録材上に各色毎の
画像形成ステーションにより形成されたトナー像を順次
重ねて転写して1パスでカラー印刷を行うようにした。
【0025】(4)印刷データに従って記録材に印刷す
るカラー印刷可能な画像形成装置の制御方法であって、
モノクロ印刷データのみに従ってモノクロ印刷を行う場
合とカラー印刷データのみに従ってカラー印刷を行う場
合にはそれぞれ異なる画像形成速度で画像形成動作を行
い、モノクロとカラーが混在した印刷データに従ってモ
ノクロ印刷とカラー印刷を連続して行う場合には前記画
像形成速度のうちの遅い方の画像形成速度で画像形成動
作を行うように制御するようにした。
【0026】(5)上記(4)の画像形成装置の制御方
法において、モノクロ印刷時の画像形成速度よりカラー
印刷時の画像形成速度の方が遅いとした。
【0027】(6)印刷データに従って記録材に印刷す
るカラー印刷可能な画像形成装置により、モノクロ印刷
データのみに従ってモノクロ印刷を行う場合とカラー印
刷データのみに従ってカラー印刷を行う場合にはそれぞ
れ異なる画像形成速度で画像形成動作を行い、モノクロ
とカラーが混在した印刷データに従ってモノクロ印刷と
カラー印刷を連続して行う場合には前記画像形成速度の
うちの遅い方の画像形成速度で画像形成動作を行うよう
に制御することを実現させるためのプログラムを格納し
た。
【0028】(7)上記(6)の記憶媒体にモノクロ印
刷時の画像形成速度よりカラー印刷時の画像形成速度の
方が遅いことを実現させるためのプログラムを格納し
た。
【0029】
【発明の実施の形態】本実施例では複数の画像形成ステ
ーションを備え、各画像形成ステーションでそれぞれ色
の異なったトナー像を形成し、そのトナー像を同一記録
材上に順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する
電子写真方式の画像形成装置によって説明する。
【0030】図3は一実施例の画像形成装置の構成を示
す断面図である。なお、従来例と同様の構成要素につい
ては同一の符号により説明し、リーダー部200は、従
来例と同様のものであるので、説明を省略する。
【0031】図3において、100は画像形成部(プリ
ンター部)であり、例えばイエロー、マゼンタ、シアン
およびブラックの可視画像を形成することができる第1
〜第4の画像形成ステーションがタンデムに配列された
構成を有し、各第1〜第4の画像形成ステーションはそ
れぞれ感光体ドラム1a,1b,1c,1dと一次帯電
器3a,3b,3c,3d、現像器4a,4b,4c,
4d、クリーナー5a,5b,5c,5d、露光ランプ
8a,8b,8c,8d等が配置されている。
【0032】潜像形成手段である露光手段2a〜2dは
ここではLEDアレイライターヘッドを用いている。
【0033】感光体ドラム1a〜1dは露光ランプ8a
〜8dによって一様に露光され除電された後に、一次帯
電器3a〜3dによって一様に帯電され、次に露光手段
2a〜2dによって画像露光パターンに対応した色分解
された静電潜像が形成される。さらに現像器4a〜4d
によって、前記静電潜像がそれぞれイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色のトナーにより現像され
る。
【0034】一般的に現像方法は、非磁性トナーについ
てはブレード等でスリーブ上にコーティングし、磁性ト
ナーは磁気力によってコーティングして搬送し感光体ド
ラムに対して非接触状態で現像する方法(1成分非接触
現像)と上記のようにしてコーティングしたトナーを感
光体ドラムに対して接触状態で現像する方法(1成分接
触現像)とトナー粒子に対して磁性のキャリアを混合し
たものを現像剤として用いて磁気力によって搬送し感光
体ドラムに対して接触状態で現像する方法(2成分接触
現像)と上記の2成分現像剤を非接触状態にして現像す
る方法(2成分非接触現像)の4種類に大別される。画
像の高画質化や高安定性の面から、2成分接触現像法が
多く用いられている。
【0035】上記現像器によって現像されたトナー像
は、ついで転写装置7により記録材に転写される。転写
装置7は無端状のベルト71を駆動ローラー72及び従
動ローラー73間に懸架し、図3中矢印方向に回動され
る。さらに転写装置7内には転写帯電ブレード74a,
74b,74c,74dを備え、転写帯電ブレードは、
ベルト71の内側から感光体ドラム1a〜1d方向に加
圧力を発生しつつ、高圧電源より給電されることで記録
材の裏側からトナーと逆極性の帯電を行うことにより感
光体ドラム1上のトナー像を順次記録材の上面に転写す
る。
【0036】ここで記録材は給紙搬送装置から感光体ド
ラム1a〜1dの回転と同期をとって適正なタイミング
を持って感光体ドラム1a〜1dとベルト71がつくる
転写部へ搬送される。
【0037】なお、本実施例においてはベルト71とし
て膜厚75μmのポリイミド樹脂からなるものを用いて
いる。ベルト71の材質としてはポリイミド樹脂に限定
されるものではなく、ポリカーボネイト樹脂や、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹
脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリエーテルエー
テルケトン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリウ
レタン樹脂などのプラスチックや、フッ素系、シリコン
系のゴムを好適に用いることができる。
【0038】厚みについても75μmに限定されるわけ
ではなく、25〜2000μm、好ましくは50〜15
0μmのものが好適に用いられ得る。
【0039】さらに転写帯電ブレード74としては抵抗
が1×105〜1×107Ωのものを用いた。この転写帯
電ブレード74に+15μAのバイアスを定電流制御に
より印加して転写を行うようにしている。
【0040】このようにして、各感光体ドラム1a〜1
d上にそれぞれ形成されたトナー像は、各転写帯電ブレ
ード74a〜74dによって記録材材上に静電転写され
る。その後記録材は、定着器6へと搬送、定着によりト
ナー像の混色および記録材への固定が行われ、フルカラ
ーのコピー画像に形成され、排紙トレイに排出される。
【0041】転写が終わった各感光体ドラム1a〜1d
はそれぞれのクリーナー5a〜5dにより転写残トナー
をクリーニング、除去され、引き続き次の潜像の形成に
備えられる。
【0042】本実施例のカラー画像形成装置は、自動原
稿送り装置(図示しない)を搭載しており、複数枚の原
稿を順次自動的に読み出しながら画像形成を行うことが
できるようになっている。
【0043】図1は上記画像形成装置の制御構成を示す
ブロック図である。
【0044】図1において、101はリーダー部20
0、画像形成部100の動作制御を行う制御部(制御手
段)であり、制御用データ格納部102に格納された制
御用データに基づいて行う。103はモノクロモード
(モノクロ印刷モード)あるいはカラーモード(カラー
印刷モード)等の印刷時の各種設定を行うための操作部
である。
【0045】上記制御部101は記録材の熱容量(記録
材の種類)、使用するトナー量、モノクロモードあるい
はカラーモードによって実行する画像形成シーケンスが
異なり、それぞれプロセス速度が異なる。
【0046】この際、制御部101は記録材の種類、モ
ノクロモードあるいはカラーモードに応じて制御データ
格納部102内の第1速度制御用データ格納部102
a、第2速度制御用データ格納部102b、第3速度制
御用データ格納部102cから読み出すデータを選択し
プロセス速度を変更する。
【0047】なお、上記記録材の種類とモノクロモード
あるいはカラーモードとに応じて上記第1速度、第2速
度、第3速度から選択されるプロセス速度は以下の表1
のとおりである。
【0048】
【表1】 このように制御部101は、上記の表1に示すプロセス
速度により画像形成動作を行うように制御する。
【0049】ただし、制御部101はモノクロ/カラー
原稿が混在した原稿が自動原稿送り装置におかれた場合
や印刷データとしてモノクロ/カラー原稿データが混在
した場合などモノクロ印刷とカラー印刷を連続して行う
場合、OHPシートが記録材として選択されるとモノク
ロモード時のプロセス速度である第1速度より遅いカラ
ーモード時のプロセス速度である第3速度を選択し、連
続画像形成中にプロセス速度の変更を行わない。
【0050】上述したプロセス速度選択処理動作を図2
のフローチャートを用いて説明する。
【0051】図2は一実施例のプロセス速度選択処理動
作を示すフローチャートであり、図1の制御用データ格
納部102に格納された制御データ(プログラム)に基
づき制御部101の指示により実行される。
【0052】本実施例における画像形成装置では、例え
ば原稿が自動原稿送り装置に置かれた場合に(ステップ
S1)、記録材がOHPシートであるか否かが選択され
る(ステップS2)。この場合、記録材の選択は、操作
部103を用いてのユーザーによる選択や画像形成装置
本体に記録材の検知手段を設けての自動選択など、いず
れの方法であっても構わない。
【0053】ステップS2で、表1に示すようにモノク
ロ/カラーでプロセス速度を複数有するOHPシートが
選択された場合、次のステップS3でモノクロモードか
否かの選択が行われる。ステップS3でモノクロモード
であるという選択が行われた場合には、次のステップS
5で画像形成速度が上記の表1に示される第1速度であ
る120mm/Sに設定されて画像形成動作が行われる
(ステップS8)。
【0054】ステップS3でモノクロモードの選択がさ
れなかった場合は、モノクロ/カラーの混載した原稿で
あると認識して、ステップS7で、表1に示されるモノ
クロ/カラー各々のプロセス速度のうち、遅い方の第3
速度である30mm/Sが選択され画像形成動作を行
う。
【0055】また、ステップS2でOHPシート以外の
記録材が選択された場合、ステップS4で、普通紙が選
択された場合にはステップS5において上記の表1に示
される第1速度である120mm/Sに設定されて画像
形成動作が行われる(ステップS8)。ステップS4
で、厚紙が選択された場合にはステップS6において上
記の表1に示される第2速度である60mm/Sに設定
されて画像形成動作が行われる(ステップS8)。
【0056】上記のように、記録材の種類に応じてモノ
クロ/カラーの画像形成速度を複数有する画像形成装置
で、自動原稿送り装置に混載されたモノクロ/カラー原
稿の画像形成時や印刷データとしてモノクロ/カラー原
稿データが混在した場合などモノクロ印刷とカラー印刷
を連続して行う場合には、選択可能な複数の画像形成速
度のうちから遅い方のプロセス速度を選択することによ
ってすべての画像形成を同じ速度で行う(モノクロ印刷
とカラー印刷を同じ速度で行う)ことが可能となる。
【0057】このように本実施例では、記録材の種類に
応じて画像形成速度を変更し、OHPシートに印刷する
際に、印刷データに従ってモノクロ印刷のみを行う場合
とカラー印刷のみを行う場合にはそれぞれ異なる画像形
成速度で画像形成動作を行い、印刷データに従ってモノ
クロ印刷とカラー印刷を連続して行う場合には前記画像
形成速度のうちの遅い方のカラー印刷時の画像形成速度
で画像形成動作を行うようにしたため、スループットの
低下を抑えるとともにモノクロ印刷とカラー印刷とを連
続して行う場合の制御を簡易化することができる。
【0058】なお、本実施例では画像形成装置として説
明したが、本発明はこれに限らず、上述したような制御
動作を実現させるためのプログラムを格納した記憶媒体
としても実施可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スループットの低下を抑えるとともにモノクロ印刷とカ
ラー印刷とを連続して行う場合の制御を簡易化すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の画像形成装置の制御構成を示すブ
ロック図
【図2】 一実施例のプロセス速度選択処理動作を示す
フローチャート
【図3】 一実施例の画像形成装置の構成を示す断面図
【図4】 従来例の画像形成装置の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 露光手段 3 一次帯電器 4 現像器 5 クリーナー 6 定着器 7 転写装置 8 露光ランプ 100 画像形成部 101 制御部(制御手段) 102 制御用データ格納部 103 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 H04N 1/12 Z Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AR01 AS02 HK03 HN20 2H027 DC02 EE03 EE07 FA28 FA30 FA35 2H030 AB02 AD07 AD16 BB02 BB21 BB41 5C072 AA03 BA02 NA05 QA14 UA18 XA01 XA04 5C074 AA12 BB03 CC22 CC26 DD13 DD24 EE05 FF15 HH02 HH04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データに従って記録材に印刷するカ
    ラー印刷可能な画像形成装置であって、モノクロ印刷デ
    ータのみに従ってモノクロ印刷を行う場合とカラー印刷
    データのみに従ってカラー印刷を行う場合にはそれぞれ
    異なる画像形成速度で画像形成動作を行い、モノクロと
    カラーが混在した印刷データに従ってモノクロ印刷とカ
    ラー印刷を連続して行う場合には前記画像形成速度のう
    ちの遅い方の画像形成速度で画像形成動作を行うように
    制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 モノクロ印刷時の画像形成速度よりカラ
    ー印刷時の画像形成速度の方が遅いことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 転写ベルトに対向して並設された複数の
    特定色の各色毎のトナー像を形成させるための前記各色
    毎の画像形成ステーションを有し、記録材上に各色毎の
    画像形成ステーションにより形成されたトナー像を順次
    重ねて転写して1パスでカラー印刷を行うことを特徴と
    する請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 印刷データに従って記録材に印刷するカ
    ラー印刷可能な画像形成装置の制御方法であって、モノ
    クロ印刷データのみに従ってモノクロ印刷を行う場合と
    カラー印刷データのみに従ってカラー印刷を行う場合に
    はそれぞれ異なる画像形成速度で画像形成動作を行い、
    モノクロとカラーが混在した印刷データに従ってモノク
    ロ印刷とカラー印刷を連続して行う場合には前記画像形
    成速度のうちの遅い方の画像形成速度で画像形成動作を
    行うように制御することを特徴とする画像形成装置の制
    御方法。
  5. 【請求項5】 モノクロ印刷時の画像形成速度よりカラ
    ー印刷時の画像形成速度の方が遅いことを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 印刷データに従って記録材に印刷するカ
    ラー印刷可能な画像形成装置により、モノクロ印刷デー
    タのみに従ってモノクロ印刷を行う場合とカラー印刷デ
    ータのみに従ってカラー印刷を行う場合にはそれぞれ異
    なる画像形成速度で画像形成動作を行い、モノクロとカ
    ラーが混在した印刷データに従ってモノクロ印刷とカラ
    ー印刷を連続して行う場合には前記画像形成速度のうち
    の遅い方の画像形成速度で画像形成動作を行うように制
    御することを実現させるためのプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  7. 【請求項7】 モノクロ印刷時の画像形成速度よりカラ
    ー印刷時の画像形成速度の方が遅いことを実現させるた
    めのプログラムを格納したことを特徴とする請求項6記
    載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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