JPH10133445A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH10133445A
JPH10133445A JP8292804A JP29280496A JPH10133445A JP H10133445 A JPH10133445 A JP H10133445A JP 8292804 A JP8292804 A JP 8292804A JP 29280496 A JP29280496 A JP 29280496A JP H10133445 A JPH10133445 A JP H10133445A
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image forming
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JP8292804A
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Hiroaki Kakimoto
柿元博昭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの画像記録部を1つにユニット化した記
録装置において、両者を共働して画像記録を行う場合、
両画像記録部のシートの移動経路の長さの相違により、
作動タイミングの制御が困難な問題等を解決すること。 【解決手段】 表面に静電潜像を形成する感光体15,
17と、感光体に相対し、感光体に現像剤を付着させ感
光体の静電潜像を現像する現像手段22と、感光体を帯
電する帯電器と、感光体の現像像をシートに転写する転
写手段35とを有する画像形成手段と、該画像形成手段
に対応する定着手段7,8と、シートを給送する給送部
32と、給送部からのシートを搬送する搬送部5,6
と、シートを排紙する排送部11,12とを具備する2
つの画像記録部A,Bにより構成され、該2つの画像記
録部は、所定の対称面に関し対称的に配設された構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの画像形成装
置を1つの装置としてユニット化した画像記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿印刷速度の高速化、両面印刷
の効率化、等を目的にし、1つの装置内に2つ以上の画
像形成装置を有する記録装置が提案されている。特開昭
59−171965号公報に第1、第2の画像形成装置
を並置し、シートに効率よく画像を記録するシーケンス
が述べられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の記録装
置の構成においては、2つの画像記録部を並置するため
に、第1の画像形成装置から用紙を機外に排出するため
の排出通路と、第2の画像記録部から用紙を機外に排出
するための排出通路との長さが異なるため、特に第1と
第2の画像記録部を共働させて、高速に画像記録を行う
場合に、どちらか一方の排出通路での用紙搬送速度を高
めるなどの対策が必要となり、そのために、増速用機構
や、より大型のモーターを用いたり、コスト増大をまね
く場合があり、また、両画像記録部から用紙を排出する
までのタイミング制御が複雑となる可能性があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決し、
両画像記録部の作動タイミング制御を容易にして高速の
画像記録を可能とした画像記録装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は、表面に静電潜像を形成する感光体と、感光体に相対
し、感光体に現像剤を付着させ感光体の静電潜像を現像
する現像手段と、感光体を帯電する帯電器と、感光体の
現像像をシートに転写する転写手段とを有する画像形成
手段と、該画像形成手段に対応する定着手段と、シート
を給送する給送部と、給送部からのシートを搬送する搬
送部と、シートを排紙する排送部とを具備する2つの画
像記録部により構成され、該2つの画像記録部は、所定
の対称面に関し対称的に配設されていることを特徴とす
る。
【0006】本出願に係る第2の発明は、第1の発明に
おける前記所定の対称面は、画像記録装置の鉛直面であ
ることを特徴とする。
【0007】本出願に係る第3の発明は、第1又は2の
発明における前記2つの画像記録部に共通した1つの第
1の排紙ストッカーと、各画像記録部に対応する独立し
た2つの第2のストッカーを有し、第1のストッカーは
前記対称面近傍に配設されていることを特徴とする。
【0008】本出願に係る第4の発明は、第1乃至3の
いずれかの発明における各画像記録部は、一方の画像記
録部の定着手段から他方の画像記録部の画像形成手段に
シートを搬送する両面用搬送手段を有することを特徴と
する。
【0009】本出願に係る第5の発明は、第3又は4の
発明における前記定着手段から第1の排紙ストッカーに
至る、各記録部の排送部は実質的に同一長さであること
を特徴とする。
【0010】本出願に係る第6の発明は、第2乃至5の
いずれかの発明において1つの回転する多面体ミラーの
回転軸を中心にして、左右対称位置にレーザー発信器を
設け、該レーザー発信器から出射されたレーザー光を左
右対称方向に反射するレーザースキャナーを備えること
を特徴とする。
【0011】本出願に係る第7の発明は、第2乃至5の
いずれかの発明において2つの感光体に相対する2つの
現像スリーブを1つの現像容器に配設し、所定の鉛直面
に関し現像スリーブが左右対称的に位置することを特徴
とする。
【0012】本出願に係る第8の発明は、第1乃至7の
いずれかの発明において2つの画像記録部の内1つの画
像形成部を用いて画像記録を行うシーケンスと、2つの
画像形成部を共働させて画像記録を行うシーケンスを、
原稿の枚数に応じて全原稿生産時間が短くなるよう自動
的に選択する自動選択手段を有することを特徴とする。
【0013】本出願に係る第9の発明は、第1乃至7の
いずれかの発明において2つの画像形成部の内1つの画
像形成部を用いて画像記録を行うシーケンスと、2つの
画像形成部を共働させて画像記録を行うシーケンスを、
オペレーターにより選択するマニュアル選択手段を有す
ることを特徴とする。
【0014】本出願に係る第10の発明は、第1乃至7
のいずれかの発明において少なくとも2つの画像記録部
それぞれのコピーボリュームをモニターし、コピーボリ
ュームの少ない方の画像記録部を優先的に選択する優先
選択手段を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施形態を
詳細に説明する。図1は本発明の実施形態の基本構成に
ついて示した電子写真方式のレーザープリンター、もし
くはデジタル複写機の画像記録装置の一例を示す。
【0016】1は画像記録装置本体で、本実施形態では
その内部は、装置を使用状態する場合における鉛直の対
称面PLに関し対称の2つの画像記録部A,Bに分かれ
ている。これらの画像記録部は、図中、2点鎖線に囲ま
れる画像形成手段2、第1、第2のシートである用紙の
給紙部3,4、第1、第2の用紙搬送部5,6、第1、
第2の定着装置7,8、第1、第2、第3の用紙排出パ
ス10,11,12、第1の用紙スタッカー13、第2
の用紙スタッカー14を有する。
【0017】画像形成手段2は電子写真感光体等の感光
体15を中心に形成される第1の画像形成部16と、感
光体17を中心に形成される第2の画像形成部18を有
する。第1の画像形成部と第2の画像形成部とは、左右
対称型に配置され、各々の構成部材は同一であるため、
各部分の説明は第1の画像形成部で代表して行う。ま
た、第1、第2の用紙給紙部、第1、第2の用紙搬送
部、第1、第2の定着装置も基本的には左右対称型に配
置されているので各部分の説明は、第1の用紙給紙部、
第1の用紙搬送部、第1の定着装置で代表して行う。
【0018】第1の画像形成部では、回転駆動されてい
る感光体にレーザ光19を照射し、感光体表面に静電潜
像を形成する。このレーザ光は画像信号に応じて変調さ
れ、レーザースキャナー20から発信され、反射ミラー
21で反射され感光体にいたる。本発明では、2つのレ
ーザースキャナーを備えるが、図2に示すように、左右
対称位置に発信ポイントをもつ1つのレーザースキャナ
ー27から出力したレーザー光を、左右対称位置にある
反射ミラー28,29で反射させ、帯電手段36により
一様に帯電された感光体にレーザー光を導く構成とする
ことができる。このようにすれば、2つのレーザー光路
を形成する光学部品を共通化し部品コストを軽減した
り、左右のレーザー光の光学性能をそろえて、A,B両
画像記録装置の画像品位を近づけることができる。
【0019】このようにして、感光体表面に形成された
静電潜像は現像器22の現像スリーブ23からのトナー
によって現像され、顕像化される。ここでは現像器を、
やはり左右対称型に配置される現像スリーブ23,2
4、現像容器25等から構成する。
【0020】図3に2つの感光体15,17と、上記の
構成の2つのスリーブ23,24が、中心線Cに対して
対称位置にある現像器を示す。図のように感光体の回転
に対して、スリーブは一般に図中矢印方向に回転する。
このような構成をとれば、スリーブを回転させる際に生
じる反力X,Yも中心線Cに対して対称に生じるので、
現像器全体に加わる外力の水平成分を相殺することがで
き、スリーブの回転に伴う不要な振動を低減することが
できる。本構成では現像器を上記の構成で示したが、も
ちろん2つの感光体に対して、2つの独立した現像器を
相対させることもできる。そして現像器へはトナーホッ
パー26からトナーが必要に応じて適宜供給される。
【0021】一方、第1の用紙給紙部3に積載された用
紙31は、既知のローラ等の給紙手段32により用紙搬
送部5を通過し、レジストローラ34で用紙の姿勢を整
えるとともに所定の同期をとって、感光体上に送られ
る。用紙の先端位置と同期した感光体上の顕像は、既知
の転写手段35により用紙に転写され、その後定着装置
7に送られ、用紙上のトナー画像が用紙に熱定着され
る。ついで、用紙は、第1の通路切り替え手段50によ
り、第1の用紙スタッカー13に排出する第1の用紙排
出パス10、もしくは第2の用紙スタッカー14に排出
する第2の用紙排出パス11に、選択的に導かれ、装置
本体外に排出される。
【0022】このようにすることにより、2つの画像記
録部A,Bそれぞれの用紙給紙部から、各画像形成部、
各用紙搬送部を経て、第2の用紙スタッカー14にいた
るまでの用紙搬送パスを、画像記録部A,Bで等しくで
きるので、両者の紙搬送のタイミング制御が非常に容易
である。
【0023】上記の構成の画像記録装置では、次の2通
りの画像記録手順が考えられる。
【0024】手順1は図4に示すフローである。まず、
パソコンなどからN枚の用紙印刷要求が画像記録装置に
送られる。画像記録部Aの用紙給紙部3から1枚目の用
紙P1がピックアップされ、第1の用紙搬送部5を通過
し、第1の画像形成部16に搬送される。画像形成後、
定着装置7により未定着画像が定着され、第1の通路切
り替え手段50を通過し、第1の用紙排出パス10を通
って第1の用紙スタッカー13に排出される。ここで、
用紙ピックアップから第1の通路切り替え手段通過完了
までに要する時間はt1、第1の通路切り替え手段通過
完了から第1の用紙スタッカーまでに要する時間はt2
である。また、1枚目の用紙P1がピックアップされた
後、時間u後に、2枚目の用紙P2がピックアップさ
れ、同様な手順で搬送される。以上より、N枚の用紙印
刷要求から、N枚の用紙印刷完了までに要する時間T1
は、簡単な計算より、 T1=t1+t2+(N−1)×u・・・a と表すことができる。以上の手順は、画像記録装置Bで
行ってもよい。
【0025】手順2としては、図5に示すフローであ
る。まず、パソコンなどからN枚の用紙印刷要求が画像
記録装置に送られる。画像記録部Aの第1の用紙給紙部
3から1枚目の用紙P1がピックアップされ、第1の用
紙搬送部5を通過し、第1の画像形成部16に搬送され
る。画像形成後、第1の定着装置7、第1の通路切り替
え手段50を通過し、本体内の第2の用紙排出パス11
を経て、第2の用紙スタッカー14に排出される。ま
た、Aの1枚目の用紙P1がピックアップされた後、時
間u/2後に、画像記録部Bの1枚目の用紙P2がピッ
クアップされ、第2の用紙搬送部6を通過し、第2の画
像形成部18、第2の定着装置8を通過し、本体内の第
3の用紙排出パス12を経て、第2の用紙スタッカー1
4に排出される。更に時間u/2後に、画像記録部Aの
2枚目の用紙P3がピックアップされ、同様な手順で搬
送される。ここで、画像記録部Aの用紙ピックアップか
ら第1の通路切り替え手段通過完了までに要する時間は
t1、第1の通路切り替え手段通過完了から本体内の第
2の用紙排出パスを経て第2の用紙スタッカーまでに要
する時間はt3であり、簡単のため、画像記録部Bの用
紙ピックアップから本体内の第3の用紙排出パス12を
経て第2の用紙スタッカーまでに要する時間に要する時
間をt1+t3とする。以上より、N枚の用紙印刷要求
から、N枚の用紙印刷完了までに要する時間T2は、簡
単な計算より、 T2=t1+t3+(N−1)×u/2・・・b と表すことができる。
【0026】上記記録部の構成からt2<t3・・・c
であることが明らかであるので、これら3式から原稿枚
数Nが2×(t3−t2)/u+1以下の整数の時はT
1≦T2となり、手順1を行った方が画像記録の全生産
時間を短縮することができる。
【0027】また、原稿枚数Nが、2×(t3−t2)
/u+1以上の整数の時はT2<T1となり、手順2を
行った方が画像記録の全生産時間を短縮することができ
る。
【0028】上記のごとく、図1の構成の画像記録装置
では、原稿の枚数がある一定量以下の時は、画像記録装
置の一方のみの画像形成手段を選択し、画像を出力する
方が画像記録の全生産時間を短縮することができる。一
方、原稿がある一定量以上の時は、装置内の2つの画像
形成装置を共働させた方が画像を高速に生産することが
できる。
【0029】これらの場合分けは、画像記録装置がプリ
ンタ等においては、コンピュータから送られてくる出力
原稿の枚数に応じて、プリンタ側のCPU等に設けられ
た自動選択手段により、自動的に判定し選択される。ま
た、複写機等においては、ドキュメントフィーダーなど
で原稿を数え判定するか、2×(t3−t2)/u+1
で導かれる値は機械固有のものであらかじめ分かってい
るのであるから、この値を機械の操作パネル等に表示
し、生産時間の短縮ができる画像記録部をオペレータ即
ちユーザーが手動的に選択するマニュアル選択手段が用
いられる。また、最適な条件で手順1を選択すれば、手
順2よりファーストコピータイムを短縮することもでき
る。
【0030】また、上記構成の画像記録部A,Bは、コ
ピーボリュームがほぼ同等に推移するという利点を持ち
合わせている。そこで、両画像記録部のコピーボリュー
ムをモニターし、コピーボリュームの少ない方の画像記
録部を優先選択手段により選択し、上記手順1を優先的
に行うことにより、2つの画像記録部を構成する消耗部
品の消耗進行をあわせることができ、常に、画像記録部
による印刷品位を同等に保つことができる。
【0031】(実施形態2)図6に、実施形態1を両面
コピータイプに発展させた実施形態の構成を示す。各部
品の内、図1と同じ機能を有するものについてはその説
明を省略する。本構成においては2つの画像記録部A,
Bにそれぞれ第1、第2の両面用搬送部100,101
を設ける。また第1の両面用搬送部100からの搬送路
と第2の用紙搬送部6からの搬送路とを合流させる第1
の合流部102、第2の両面用搬送部101からの搬送
路と第1の用紙搬送部5からの搬送路とを合流させる第
2の合流部103を設ける。
【0032】次に本構成の画像記録装置による、用紙の
両面に画像を記録する2つの手順について説明する。
【0033】手順1は図7に示すフローである。まず、
パソコンなどからN枚の両面用紙印刷要求が画像記録装
置に送られる。画像記録部Bの用紙給紙部4から1枚目
の用紙P1がピックアップされ、第2の用紙搬送部6、
第2の合流部103を通過し、第2の画像形成部18に
搬送される。用紙が定着装置8を通過後、第3の通路切
り替え手段52を通過し、第2の両面用搬送部101を
経て、第1の合流部102にいたる。その後、第1の画
像形成部16、第1の定着装置7を経て、第2の通路切
り替え手段51、第1の通路切り替え手段50により、
第1の用紙排出パス10を通過し、第1のストッカー1
3に排出される。
【0034】ここで、用紙ピックアップから用紙の両面
に画像出力をし第2の通路切り替え手段通過完了までに
要する時間はt4、第2の通路切り替え手段通過完了か
ら第1の用紙スタッカーまでに要する時間はt5であ
る。また、1枚目の用紙P1がピックアップされた後、
時間u後に、2枚目の用紙P2がピックアップされ、同
様な手順で搬送される。以上より、N枚の両面用紙印刷
要求から、N枚の両面用紙印刷完了までに要する時間T
3は、簡単な計算より、 T1=t4+t5+(N−1)×U・・・d と表すことができる。
【0035】手順2としては、図8に示すフローであ
る。まず、パソコンなどからN枚の用紙印刷要求が画像
記録装置に送られる。画像記録部Bの第2の用紙給紙部
4から1枚目の用紙P1がピックアップされ、第2の用
紙搬送部6、第2の合流部103を通過し、第2の画像
形成部18に搬送される。画像形成後、第2の定着装置
8、第3の通路切り替え手段52を通過し、第2の両面
用搬送部101を経て、第1の合流部102にいたる。
その後、第1の画像形成部16、第1の定着装置7を経
て、第2の通路切り替え手段51、第1の通路切り替え
手段50により、本体内の第2の用紙排出パス11が選
択され、第2のストッカー14に排出される。
【0036】また、画像記録部Bの1枚目の用紙P1が
ピックアップされた後、時間u/2後に、画像記録部A
の第1の用紙給紙部3の1枚目の用紙P2がピックアッ
プされ、第1の用紙搬送部5、第1の合流部102、第
1の画像形成部16、第1の定着装置7、第2の通路切
り替え手段51を通過し、第1の両面用搬送部100を
経て、第2の合流部103にいたる。その後、第2の画
像形成部18、第2の定着装置8を経て、第3の通路切
り替え手段52、本体内の第3の用紙排出パス12を通
過し、第2のストッカー14に排出される。
【0037】更に時間u/2後に、画像記録部Bの2枚
目の用紙P3がピックアップされ、同様な手順で搬送さ
れる。ここで画像記録部Bの用紙ピックアップから第2
の通路切り替え手段通過完了までに要する時間はt4、
第2の通路切り替え手段通過完了から本体内の第2の用
紙排出パスを経て第2の用紙スタッカーまでに要する時
間はt6である。また、簡単のため、画像記録部Aの用
紙ピックアップから本体内の第3の用紙排出パスを経て
第2の用紙スタッカーまでに要する時間に要する時間を
t4+t6とする。以上より、N枚の用紙印刷要求か
ら、N枚の用紙印刷完了までに要する時間T2は、簡単
な計算より、 T2=t4+t6+(N−1)×u/2・・・e と表すことができる。
【0038】上記記録部の構成からt5<t6・・・f
であることが明らかであるので、これら3式から原稿枚
数Nが2×(t6−t5)/u+1以下の整数の時はT
3≦T4となり、手順1を行った方が画像記録の全生産
時間を短縮することができる。
【0039】また、原稿枚数Nが、2×(t6−t5)
/u+1以上の整数の時はT3<T4となり、手順2を
行った方が画像記録の全生産時間を短縮することができ
る。
【0040】上記のごとく、図6の両面タイプの構成の
画像記録装置においても、原稿の枚数がある一定量以下
の時は、画像記録装置の一方の画像形成部を選択し、画
像を出力する方が画像記録の全生産時間を短縮すること
ができる。一方、原稿がある一定量以上の時は、装置内
の2つの画像形成部を共働させた方が画像を高速に生産
することができる。これらの場合分けも、実施形態1と
同様に行われれば、効率よく生産性を高めることができ
る。
【0041】上記各実施形態では、2つの画像記録部を
対称的に配設されているので、用紙搬送パス、用紙搬送
のタイミング制御が簡略化され、印刷速度が高速化さ
れ、生産時間、ファーストコピータイムを短縮すること
ができる。また、2つの画像記録部が対称的であるた
め、一方の画像記録部を単独で構成しようとする場合
に、設置する場所に適合する一方の画像記録部を形態を
選択することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の構成によれば、
2つの画像記録部を対称的に配設したので、 ・用紙搬送パス、用紙搬送のタイミング制御が簡略化さ
れ、印刷速度が高速化され、生産時間、ファーストコピ
ータイムを短縮できる。
【0043】・2つの画像記録部の消耗部品の消耗進行
具合をあわせることができる。
【0044】・2つの画像記録部の一方が、トナー無し
や用紙ジャムによりダウンしても、もう一方が画像記録
を継続することができる。同様に2つの画像記録部で共
働して、用紙印刷を行っている最中にどちらか一方がダ
ウンしても、もう一方が画像記録を継続することができ
る。
【0045】・2つの画像記録部で共働して用紙印刷を
行っている最中に、緊急を要するコピー、ファックスな
どのジョブが割り込んできた時にも、現在行っているジ
ョブを一方の画像記録部に継続させ、割り込んできた緊
急ジョブを他の画像記録部で処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の1実施形態を示す
【図2】図1に示す画像形成部の変形例を示す図
【図3】図1に示す画像形成部の現像部を示す図
【図4】図1に示す画像記録装置の画像記録の1手順の
フローを示す図
【図5】図1に示す画像記録装置の画像記録の他の手順
のフローを示す図
【図6】本発明に係る画像記録装置の他の実施形態を示
す図
【図7】図6に示す画像記録装置の画像記録の1手順の
フローを示す図
【図8】図6に示す画像記録装置の画像記録の他の手順
のフローを示す図
【符号の説明】
1…記録装置本体 2…画像形成手
段 3,4…シート給紙部 5,6…シート
搬送部 7,8…定着手段 10,11,1
2…シート排送部 13,14…排紙巣タッカー 15…感光体 16,18…画像形成部 22…現像器 23,24…現像スリーブ 26…トナーホ
ッパ 31…シート 32…給紙手段 35…転写手段 50,51,5
2…切替手段 100,101…両面用搬送部 102,103
…合流部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に静電潜像を形成する感光体と、感
    光体に相対し、感光体に現像剤を付着させ感光体の静電
    潜像を現像する現像手段と、感光体を帯電する帯電器
    と、感光体の現像像をシートに転写する転写手段とを有
    する画像形成手段と、該画像形成手段に対応する定着手
    段と、シートを給送する給送部と、給送部からのシート
    を搬送する搬送部と、シートを排紙する排送部とを具備
    する2つの画像記録部により構成され、該2つの画像記
    録部は、所定の対称面に関し対称的に配設されているこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の対称面は、画像記録装置の鉛
    直面であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記2つの画像記録部に共通した1つの
    第1の排紙ストッカーと、各画像記録部に対応する独立
    した2つの第2のストッカーを有し、第1のストッカー
    は前記対称面近傍に配設されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 各画像記録部は、一方の画像記録部の定
    着手段から他方の画像記録部の画像形成手段にシートを
    搬送する両面用搬送手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記定着手段から第1の排紙ストッカー
    に至る、各記録部の排送部は実質的に同一長さであるこ
    とを特徴とする請求項3又は4に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 1つの回転する多面体ミラーの回転軸を
    中心にして、左右対称位置にレーザー発信器を設け、該
    レーザー発信器から出射されたレーザー光を左右対称方
    向に反射するレーザースキャナーを備えることを特徴と
    する請求項2乃至5のいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 2つの感光体に相対する2つの現像スリ
    ーブを1つの現像容器に配設し、所定の鉛直面に関し現
    像スリーブが左右対称的に位置することを特徴とする請
    求項2乃至5のいずれかに記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 2つの画像記録部の内1つの画像形成部
    を用いて画像記録を行うシーケンスと、2つの画像形成
    部を共働させて画像記録を行うシーケンスを、原稿の枚
    数に応じて全原稿生産時間が短くなるよう自動的に選択
    する自動選択手段を有することを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 2つの画像形成部の内1つの画像形成部
    を用いて画像記録を行うシーケンスと、2つの画像形成
    部を共働させて画像記録を行うシーケンスを、オペレー
    ターにより選択するマニュアル選択手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像記録
    装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも2つの画像記録部それぞれ
    のコピーボリュームをモニターし、コピーボリュームの
    少ない方の画像記録部を優先的に選択する優先選択手段
    を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに
    記載の画像記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124180A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Xerox Corp タンデム印刷システム、高速印刷装置及びタンデム電子写真印刷システム
CN102103351A (zh) * 2009-12-18 2011-06-22 佳能株式会社 图像形成设备和图像形成系统

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JP2006124180A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Xerox Corp タンデム印刷システム、高速印刷装置及びタンデム電子写真印刷システム
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