JPH1172989A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1172989A
JPH1172989A JP9235134A JP23513497A JPH1172989A JP H1172989 A JPH1172989 A JP H1172989A JP 9235134 A JP9235134 A JP 9235134A JP 23513497 A JP23513497 A JP 23513497A JP H1172989 A JPH1172989 A JP H1172989A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンデム型の画像形成装置において、連続プ
リント動作中であっても形成すべき原稿画像の色彩の有
無に応じてプリントモードを切り換え、かつ無用な感光
体ドラムの消耗を防止すること。 【解決手段】 連続プリント動作中に、次に搬送される
記録シートに対して実行すべきプリントモードがカラー
または単色のいずれであるかを原稿判別部で判断し、カ
ラープリントを実行する際には、揺動ユニット821を
水平の位置に、単色プリントを実行する際には、板カム
8291を回動させて揺動ユニット821を従動ローラ
824の軸を中心に下方に揺動させ、画像形成に関与し
ない感光体ドラム611C〜611Yを搬送ベルト81
と離間させると共に当該感光体ドラム611C〜611
Yの回転を停止させる。この接離動作は、先に搬送され
た記録シートに対する画像形成が終了してから次に搬送
される記録シートに対する画像形成を開始する前に行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像形成と
単色画像形成との切り換えが可能なカラー複写機やカラ
ープリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの急速な
普及などにより、オフィス内で使用される書類がカラー
化する傾向にあり、プリント速度の速いフルカラー画像
形成装置が要望されている。このようなフルカラー画像
形成装置の分野では、転写ベルトに沿って感光体ドラム
や転写器を中核とする画像形成ユニットを複数個配列
し、それぞれの画像形成ユニットで形成した各色トナー
像を、転写紙などの転写材上に重ね合わせて転写する、
いわゆるタンデム方式のものが、主流となりつつある。
【0003】このようなタンデム方式の画像形成装置
は、一回の通紙でフルカラーの画像形成が行えるのでコ
ピー処理の高速化が可能となる。当該タンデム型の画像
形成装置において、モノクロの画像を形成する場合に
は、ブラックの画像形成ユニットのみを使用して画像形
成されるので、この際、画像形成に関与しないシアン、
マゼンタ、イエローの感光体ドラムも同様に回転すると
すれば、画像を形成しないにもかかわらず、その周辺に
配設されるクリーナ部材が無駄に摩耗し、あるいは現像
ローラを介して現像器内のトナーが微少ながらも減少し
ていくことになる。そこで、例えば、特開平3ー288
173号公報や特開平6ー258914号公報、特開平
6ー102776号公報においては、フルカラーの画像
形成時には、記録シートを搬送させる転写ベルトと全て
の感光体ドラムとを接触させて画像形成を実行し(以
下、このモードを「カラープリントモード」とい
う。)、ブラックのみの画像形成時には、ブラック以外
の感光体ドラムと転写ベルトとを離間させてブラックの
画像形成ユニットのみを使用して画像形成を行い(以
下、このモードを「単色プリントモード」という。)、
この単色プリントモード実行時には、上記転写ベルトか
ら離間した感光体ドラムの回転を停止させるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
ラープリントモードと単色プリントモードを選択的に実
行できる画像形成装置においては、操作者があらかじめ
操作パネルなどからどちらのプリントモードを実行する
かを指定して上記感光体ドラムと転写ベルトの接離動作
を実行させてから一連の画像形成を実行させるようにな
っている。
【0005】そのため、例えば、当該画像形成装置が自
動原稿搬送装置(ADF)を備えた複写機であって、カ
ラー原稿とモノクロ原稿とが混在した複数の原稿を頁順
にコピーする場合には、最初にカラープリントモードに
設定してコピースタートを指示し、個々の原稿がモノク
ロであるかカラーであるかに拘わらず、全ての原稿につ
いて感光体ドラムと転写ベルトを接触させたまま画像形
成させるしかなかった。
【0006】特に、ビジネス書類では、上記複数枚の原
稿の中でモノクロ原稿の占める割合が大変高く、これら
の原稿全てについてカラープリントモードを実行しなけ
ればならないとすれば、単色プリント時に画像形成に関
与しない感光体ドラムと転写ドラムを離間させ、感光体
ドラム周りの不要な消耗を防止するため単色プリントモ
ードを設けた意味が半減してしまう。
【0007】このような不都合は、当該画像形成装置が
プリンタであって、パーソナルコンピュータなどで作成
したモノクロ・カラー混載の原稿画像を連続してプリン
トアウトする場合でも同様に生じる。本発明は、上述の
ような問題点に鑑みてなされたものであって、連続プリ
ント動作中であっても形成すべき原稿画像の色彩の有無
に応じてプリントモードを自動的に切り換えて、画像形
成に関与しない像担持体における不要な消耗を防止する
ことが可能な画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、列状に配設された複数の像担持体を用い
て転写材上に画像を形成するカラープリントモードとそ
の中の一部の像担持体を使用して転写材上に画像を形成
する単色プリントモードとが実行可能な画像形成装置で
あって、各像担持体に対して順次転写材を搬送する転写
材搬送手段と、カラープリントモードを実行する際に
は、前記転写材搬送手段の転写材搬送面を全ての像担持
体に接触させ、単色プリントモードを実行する際には、
前記転写材搬送面と画像形成に関与しない像担持体とを
相対的に離間させる転写材接離手段と、形成すべき画像
の色情報を取得する色情報取得手段と、前記色情報に応
じて、次に搬送される転写材に対して実行すべきプリン
トモードを決定する決定手段と、連続して搬送される複
数の転写材に画像形成を行う場合において、前記決定手
段によって決定されたプリントモードが、先に搬送され
た転写材と次に搬送される転写材とで異なるときに、先
に搬送された転写材が最下流に位置する像担持体の転写
位置を通過してから、次に搬送される転写材について最
上流側の像担持体における画像形成動作が開始される前
に、前記転写材接離手段による接離動作を完了させるよ
うに制御するプリントモード切換制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】ここで、「最上流側の像担持体における画
像形成動作が開始される前に」とは、画像形成に関与す
る像担持体のうち最上流の像担持体(単色プリントモー
ドの場合には、当該単色の画像形成を行う当該一の像担
持体)における、次の転写材に形成すべき画像の形成動
作開始前を意味しており、また、この「画像形成動作」
は、当該像担持体への露光走査もしくは、当該像担持体
に形成された画像を転写材に転写する転写動作を択一的
に含む概念として用いられている。
【0010】また、本発明は、前記プリントモード切換
制御手段が、前記接離動作を実行させるに際し、転写材
の搬送間隔を制御する搬送間隔制御手段を備え、前記搬
送間隔制御手段は、最上流に位置する像担持体の転写位
置から最下流に位置する像担持体の転写位置までの距離
をL1、前記転写材接離手段が接離動作を完了するのに
要する時間をt、転写材の搬送速度をV、前記転写材搬
送手段によって先に搬送された転写材とその次に搬送さ
れる転写材との間隔をXとした場合に、前記決定手段に
おいて決定されたプリントモードが、先に搬送された転
写材と次に搬送される転写材とで異なるときに、前記X
の値を、X≧L1+V・tとなるように制御することを
特徴とする。
【0011】また、本発明は、最上流の像担持体におけ
る画像書き込み位置から転写位置までの周面上の距離を
L2とした場合に、前記搬送間隔制御手段が、前記Xの
値をX≧L1+L2+V・tとなるように制御すること
を特徴とする。また、本発明は、前記プリントモード切
換制御手段は、前記接離動作を実行させるに際し、転写
材の搬送間隔を制御する搬送間隔制御手段を備え、前記
搬送間隔制御手段は、先に搬送された転写材とその次に
搬送される転写材とについて、前記決定手段におけるプ
リントモードの決定が、単色プリントモードからカラー
プリントモードに切り換わるときとカラープリントモー
ドから単色プリントモードに切り換わるときとで、先に
搬送された転写材と次に搬送される転写材の間隔が異な
るように制御することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、単色プリントモードで使
用される像担持体は最下流に配置されると共に、前記搬
送間隔制御手段は、最上流に位置する像担持体の転写位
置と最下流に位置する像担持体の転写位置までの距離を
L1、前記転写材接離手段が接離動作を完了するのに要
する時間をt、転写材の搬送速度をV、前記転写材搬送
手段によって搬送された転写材とその次に搬送される転
写材との間隔をXとした場合に、前記決定手段における
プリントモードの決定が、先に搬送された転写材と次に
搬送される転写材とについて、単色プリントモードから
カラープリントモードに切り換わるときに前記Xの値を
X≧L1+V・tとなるように制御し、カラープリント
モードから単色プリントモードに切り換わるときに前記
Xの値をX≧V・tとなるように制御することを特徴と
する。
【0013】また、本発明は、最上流の像担持体におけ
る画像書き込み位置から転写位置までの周面上の距離を
L2、最下流の像担持体における画像書き込み位置から
転写位置までの周面上の距離をL3とした場合に、前記
搬送間隔制御手段が、前記決定手段におけるプリントモ
ードの決定が先に搬送された転写材と次に搬送される転
写材とについて、単色プリントモードからカラープリン
トモードに切り換わるときに前記Xの値をX≧L1+L
2+V・tとなるように制御し、カラープリントモード
から単色プリントモードに切り換わるときに前記Xの値
をX≧L3+V・tとなるように制御することを特徴と
する。
【0014】また、本発明は、前記転写材搬送手段の上
流に転写材を送り出す転写材送り出し手段を備え、前記
搬送間隔制御手段が、前記転写材送り出し手段における
送り出し動作のタイミングを制御して、先に搬送された
転写材と次に搬送される転写材との間隔を制御すること
を特徴とする。また、本発明は、同一画像を複数の転写
材に対し連続して画像形成する場合において、前記色情
報取得手段が、当該複数の転写材のうち最初の転写材に
画像形成する際にのみ当該画像の色情報を取得すること
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、タンデム型のデジタルカラー複写機
(以下、単に「複写機」という。)を例にして説明す
る。 (1)複写機全体の構成 図1は、本実施の形態に係る複写機の全体の構成を示す
図である。
【0016】同図に示すように、当該複写機は、大きく
分けて、原稿を自動的に搬送する原稿自動搬送装置10
と、搬送された原稿の画像を読み取るイメージリーダ部
20と、このイメージリーダ部20で読み取った画像を
記録シート上にプリントして再現するプリンタ部40と
から構成される。原稿自動搬送装置10は、原稿をセッ
トする原稿給紙トレイ11、給紙ローラ12、捌きロー
ラ13、捌きパッド14、原稿搬送ベルト15および原
稿排紙トレイ16等を備え、原稿給紙トレイ11に載置
された原稿を原稿搬送ベルト15によってプラテンガラ
ス21上に設定された所定の原稿読取位置まで搬送し、
イメージリーダ部20のスキャナ22によってスキャン
された後、再び原稿搬送ベルト15によって同図の右方
向に送り、原稿排紙トレイ16上に排出する。
【0017】イメージリーダ部20は、原稿を照射する
露光ランプ23やその反射光をプラテンガラス21に平
行な方向に導くミラー24を有するスキャナ22や、こ
の反射光をさらに集光レンズ28まで導くミラー26、
27、集光レンズ28で集光された光を電気信号に変換
するリニアフルカラーセンサ(以下、単に「CCDセン
サ」という。)29等を備えている。
【0018】上記原稿自動搬送装置10より原稿がプラ
テンガラス21の原稿読取位置まで搬送されると、スキ
ャナ22をスキャナモータM1の駆動により同図の矢印
方向に移動させ、プラテンガラス21上の原稿を露光走
査する。ミラー26,27はスライダー25に一対とな
って保持されており、スキャナ22の2分の1の速度で
同一方向に移動する。これにより原稿面から集光レンズ
28までの光路長が一定の長さに維持される。
【0019】スキャナ22の露光ランプ23で照射され
た原稿の画像は、CCDセンサ29において光電変換さ
れて、赤(R)、緑(G)、青(B)成分の電気信号と
なり、制御部100に送られる。これにより得られた赤
(R)、緑(G)、青(B)の各色成分ごとの画像デー
タは、制御部100における画像信号処理部102(図
4参照)において、後述するデータ補正処理を受け、シ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブ
ラック(K)の各再現色の階調データに変換され、画像
メモリ104(図4参照)に一旦格納される(以下、
赤、緑、青の各色成分を単に「R,G,B」もしくは
「r,g,b」と表し、同様に、シアン、マゼンタ、イ
エロー、ブラックの各再現色を、それぞれ「C,M,
Y,K」と表す。)。また、プラテンガラス21の端部
には、シェーディング補正用の白色板30が設けられて
いる。
【0020】プリンタ部40は、周知の電子写真技術を
利用して記録シート上に画像を形成するものであって、
上記各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プ
ロセス系60と光学系50、および複写紙などの記録シ
ートPを搬送するための給紙系70とから構成される。
光学系50は、各色に対応して設けられたレーザダイオ
ード(図示せず)と、各レーザダイオードから出射され
たレーザ光を偏向させるポリゴンミラー51等を有す
る。画像形成に際し、上記制御部100は、画像メモリ
104から該当する頁の各色の画像データを順次読み出
して、レーザダイオードの駆動信号に変換して各レーザ
ダイオードを変調駆動する。各レーザダイオードから出
射されたレーザ光は、図示しないポリゴンモータによっ
て回転駆動されるポリゴンミラー51のミラー面で反射
されて、fθレンズ52C〜52Kや所定の折り返しミ
ラーを介して画像プロセス系60の感光体ドラム611
C〜611Kの表面を主走査方向に露光走査し、静電潜
像を書き込む。この静電潜像は、現像器613C〜61
3K(図2参照)により可視像化される。
【0021】給紙系70は、給紙カセット71〜74、
タイミングローラ79等から構成される。記録シートP
は、給紙カセット71〜74のいずれか選択された給紙
カセットから該当するピックアップローラ75〜78な
どにより給紙され、タイミングローラ79、搬送ベルト
81によって感光体ドラム611C〜611Kの転写位
置まで給紙され、各転写位置において転写ブレード62
C〜62K(図2参照)の静電力により感光体ドラム6
11C〜611K上に形成されたトナー像が、記録シー
トP上に順次転写される。この際、各感光体ドラム61
1C〜611Kにおける作像動作は、各色の画像が上記
搬送されてくる記録シートの同じ位置に重ね合わせて転
写されるようなタイミングで実行される。
【0022】各トナー像が転写された記録シートは、定
着部64において熱定着された後、排紙トレイ65上に
排出され、これによりカラー画像が形成される。なお、
イメージリーダ部20の前面の操作しやすい位置には、
点線で示すように操作パネル31が設けられており、コ
ピー枚数を入力するテンキーやコピー開始を指示するコ
ピーキーなどが設けられている。
【0023】また、同図におけるSE1〜SE6は、ジ
ャム検出センサであって、それぞれ各搬送路に搬送され
てきた記録シートPを検出し、その検出信号を制御部1
00に送出する。制御部100は、所定時間経過しても
記録シートPが検出されない場合には、紙詰まり(ジャ
ム)と判定する。上述においては、画像プロセス系60
における全ての感光体ドラム611C〜611Kと搬送
ベルト81を接触させてカラープリントモードを実行す
る場合のコピー動作について説明したが、Kのみの画像
を形成する場合には、他のC、MYの感光体ドラム61
1C〜611Yと搬送ベルト81を離間させて単色プリ
ントモードを実行するようになっている。
【0024】図2は、上記画像プロセス系60の構成を
示す拡大図である。同図に示すように、画像プロセス系
60は、作像ユニット61C〜61Kと転写ユニット8
2などから構成されている。各作像ユニット61C〜6
1Kは、それぞれ感光体ドラム611C〜611Kの周
囲にその回転軸に平行に配設された帯電チャージャ61
2C〜612K、現像器613C〜613K、クリーナ
614C〜614Kなどを配して構成されている。一
方、転写ユニット82は、駆動ローラ822、補助ロー
ラ823、従動ローラ824、テンションローラ82
5、およびクリーナローラ826に搬送ベルト81を張
架し、当該搬送ベルト81の内方であって上記感光体ド
ラム611C〜611Kに対向する位置に転写ブレード
62C〜62Kを配設して構成される。
【0025】テンションローラ825は、テンションス
プリング828により外方に付勢され、搬送ベルト81
に一定の張力を与える。上記駆動ローラ822とこれを
回転駆動するステッピングモータ(不図示)、および転
写ブレード62Kを除く転写ブレード62C〜62Y
は、それぞれ従動ローラ824の回転軸を支点として上
下に揺動可能に保持された揺動フレーム829に取り付
けられており、全体として揺動ユニット821を構成す
る。この揺動フレーム829は、スプリング827によ
り上方に付勢されている。一方、揺動フレーム829上
面には板カム8291の周面が当接しており、この板カ
ム8291をステッピングモータ等を駆動源とする駆動
装置(不図示)により回動させることにより、揺動ユニ
ット821が上下に揺動駆動されるようになっている。
【0026】なお、揺動フレーム829の側板には、切
欠き8293が設けられており、揺動ユニット821が
上下に揺動しても板カム8291の回動軸8292と接
触しないようになっている。板カム8291の回転制御
は、制御部100において行われ、制御部100は、揺
動ユニット821が最も高い位置と最も低い位置で停止
するように、板カム8291の回転位置を図示しないフ
ォトセンサなどによって検出して上記駆動装置による回
転駆動を制御している。
【0027】転写ブレード62C〜62Kは、静電力に
より各感光体ドラム611C〜611Kに形成されたト
ナー像を記録シート上に転写させるものであって、トナ
ー粒子の電荷と逆電位の電圧が印加されている。上流側
の転写ブレード62C〜62Yは揺動フレーム829の
側板に、最下流の転写ブレード62Kは図示しない本体
フレームに、それぞれ軸支され、スプリング63C〜6
3Kによって同図の時計回りの方向に回転するように付
勢されており、各転写ブレードの先端部が搬送ベルト8
1を感光体ドラム611C〜611K方向に圧接するよ
うになっている。
【0028】これにより、搬送ベルト81は、各転写位
置において感光体ドラム611C〜611Kに直線的に
接触することになり、主走査方向における転写ムラを防
止することができる。なお、転写ユニット82下部に
は、搬送ベルト81表面に付着した残留トナーや紙粉等
を除去するためにベルトクリーナ83が設けられてい
る。
【0029】また、ガイド80は、タイミングローラ7
9の回転軸を支点として、揺動ユニット821に追随し
て移動し、その位置にかかわらず記録シートPを搬送ベ
ルト81に搬送することが可能な構成になっている。上
述のような構成を有する画像プロセス系60において、
カラープリントモードを実行する際には、揺動ユニット
821は図のように水平位置に維持され、全ての感光体
ドラム611C〜611Kが搬送ベルト81に接触して
各トナー像が記録シート上に転写されてカラー画像が形
成される。一方、単色プリントモードを実行する場合に
は、図3に示すように揺動ユニット821が下方に揺動
駆動され、搬送ベルト81の補助ローラ823より右側
(上流側)の部分が下方に傾く。これにより感光体ドラ
ム611Kと搬送ベルト81との接触性を維持したま
ま、感光体ドラム611C〜611Yと搬送ベルト81
を離間させることができるので、モノクロ画像形成時に
他の感光体ドラムを停止させてその周辺部材の消耗を防
止することができるようになっている。このプリントモ
ードの切換制御の詳細については後述する。 (2)制御部100の構成 図4は、上記複写機の内部に設置される制御部100の
構成を示すブロック図である。同図に示すように制御部
100は、CPU101を中心に画像信号処理部10
2、原稿判別部103、イメージリーダ部20によって
読み込まれた画像データを格納する画像メモリ104、
レーザダイオード駆動部105、それぞれの制御に必要
なプログラムを格納したROM106、プログラム実行
時のワークエリアとなるRAM107等から構成され
る。
【0030】画像信号処理部102は、イメージリーダ
部20のCCDセンサ29から送られてきたR,G,B
の画像データにシェーディング補正を施して、ページ毎
に原稿判別部103に送出すると共に、C,M,Y,K
の各再現色の画像データに変換して、画像メモリ104
に格納させる。一方、原稿判別部103は、画像信号処
理部102から送出された原稿の画像データに基づき、
当該原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判別
し、その結果を色情報としてCPU101に送る。
【0031】CPU101は、原稿のページ数と、その
画像データの画像メモリ104への格納位置(アドレ
ス)、および上記原稿判別部103によって判別された
色情報とを関連付けて、RAM107内の管理テーブル
に格納する。画像メモリ104は、CPU101からア
ドレスを指示されて読出し要求を受けると、当該アドレ
スに格納されている各再現色の画像データをレーザダイ
オード駆動部105に送り、レーザダイオード駆動部1
05は、この画像データに基づき、各色のレーザダイオ
ードを光変調駆動する。
【0032】CPU101には、各種センサの検出信号
が入力されており、これらの検出信号を受け、ROM1
06の制御プログラムに基づいて、原稿自動搬送装置1
0やイメージリーダ部20、プリンタ部40などの各部
の動作を制御し、あるいは、紙詰まりの判定等を実行し
て、円滑なコピー動作を実現する。図5は、上記画像信
号処理部102と原稿判別部103の構成を示すブロッ
ク図である。
【0033】イメージリーダ部20のCCDセンサ29
により光電変換された画像信号は、A/D変換部102
1で、r,g,bの多値デジタル画像データに変換され
た後、シェーディング補正部1022で所定のシェーデ
ィング補正を施される。このシェーディング補正は、露
光ランプ23の照射ムラやCCDセンサ29の感度ムラ
を解消するものであって、プレスキャン時にプラテンガ
ラス21の端に設置された白色板30(図1)を読み取
って、このときに読み取った画像データに基づき実行さ
れる。
【0034】シェーディング補正された画像データは、
濃度変換部1023と原稿判別部103内のHVC変換
部1031とに送られる。シェーディング補正された画
像データは原稿の反射率データであるため、再現色のデ
ータに変換するにあたり、濃度変換部1023におい
て、実際の画像の濃度データに変換される。
【0035】UCRーBP部1024では、このように
生成された濃度データDr,Dg,Dbを黒再現性を改
善するために、3色の濃度データの共通部分の一定の割
合を黒濃度として計算して黒生成(BP)の処理を行う
と共に、3色の画像データから上記黒濃度を差し引く下
色除去(UCR)の処理を行う。このようにしてBP処
理、UCR処理を施されたR,G,Bの画像データは、
マスキング処理部1025において、色再現性が理想に
近い特性になるように線形補正され、C,M,Y,Kの
濃度データに変換され、画像メモリ104に送られペー
ジ毎に格納される。
【0036】一方、シェーディング補正部1022から
原稿判別部103内のHVC変換部1031に送出され
た画像データr,g,bは、HVC変換部1031にお
いて所定の変換式に従って公知のマンセル表色系の均等
色空間における色領域信号である色相角(H*)、明度
(V)、彩度(C*)のデータに変換され、その内の彩
度(C*)のデータが画素毎に順次、彩度判定部103
2に送出される。
【0037】彩度判定部1032は、上記彩度データを
予め内部に設定された所定の閾値と比較して、当該画素
が有彩色であるか無彩色であるかを判断し、有彩色であ
ると判断する際には、第1カウンタ部1033に、無彩
色であると判断する際には、第2カウンタ部1034に
それぞれ所定の信号を順次送出し、原稿1ページ分の画
素データに対して前記所定信号の送出を終了すると、ペ
ージ終了信号を第1カウンタ部1033と第2カウンタ
部1034に送出する。
【0038】第1カウンタ部1033と第2カウンタ部
1034は、内部に設けられたカウンタを前記彩度判定
部1032から所定信号を受信する毎に1だけインクリ
メントし、前記ページ終了信号を受信すると、カウント
された値を有彩色比率計算部1035に送出すると共
に、前記カウント値をリセットする。有彩色比率計算部
1035は、前記第1カウンタ部1033から入力した
値(有彩色画素数)を前記第1カウンタ部1033と第
2カウンタ部1034とから入力した値の加算値(有彩
色画素数+無彩色画素数)で除算し、原稿1ページ分の
画素数に対する有彩色画素数の比率を算出して比較部1
036に送出する。
【0039】比較部1036は、前記有彩色比率計算部
1035から入力した算出値と、あらかじめ決められた
所定値、たとえば0.01(1%)とを比較し、前記算
出値が所定値以上であればその原稿は有彩色、すなわち
カラー原稿であって、所定値より小さければ無彩色、す
なわち白黒原稿であると判断し、CPU101にその結
果を送出する。
【0040】前記比較部1036の所定値は、当該原稿
がカラー原稿であるか否かをさらに厳格に判断するため
に、さらに小さな値、たとえば0.001(0.1%)
に設定してもよい。前述したように、当該原稿のページ
数および原稿判別部103による判別結果は、画像デー
タを格納した画像メモリ104の格納位置(アドレス)
と関連付けて、RAM107内の管理テーブルに格納す
るようになっており、この管理テーブルを参照すること
により原稿毎に実行すべきプリントモードを容易に決定
できる。これにより、原稿自動搬送装置10によってカ
ラーおよび白黒原稿の混載した原稿束を連続してコピー
する場合(以下、単に「連続コピー」という。)、当該
原稿毎にプリントモードを切り換えてコピーすることが
可能になる。 (3)プリントモード切換時の制御動作 次に、連続コピーの実行時にプリントモードを切り換え
る際のCPU101における制御動作について図6、図
7のフローチャートに基づき説明する。
【0041】図6は、CPU101における複写機全体
の制御動作のメインルーチン(不図示)における、連続
コピー時における記録シートの給紙間隔制御のサブルー
チンを示すフローチャートである。当該連続コピー動作
において、CPU101は、まず、タイミングローラ7
9によりn枚目(n=1,2,・・・)の記録シートP
を搬送ベルト81方向に送り出すときに、当該記録シー
トPの後端がタイミングセンサSE2を通過したか否か
を判断する(ステップS1)。この判断は、タイミング
センサSE2のセンサ出力がオンからオフに立ち下がる
エッジ(オフエッジ)を検出することによりなされる。
【0042】このオフエッジの検出タイミングから所定
時間経過後、タイミングクラッチ84をオフにしてタイ
ミングローラ79の回転を停止させる(ステップS
2)。この所定時間は、タイミングセンサSE2とタイ
ミングローラ79との間隔や記録シートの搬送速度等を
考慮し、記録シートPの後端が、タイミングローラ79
のニップ部を通過するのに十分な時間が予め設定され、
ROM106内に格納されている。
【0043】次に、CPU101は、上記RAM107
内の管理テーブルを参照して、先に送ったn枚目の記録
シートPに対して設定されるプリントモードと次の(n
+1)枚目の記録シートに対して設定されるプリントモ
ードとを比較し、両者のプリントモードが異なれば、そ
の態様に応じてRAM107内にプリントモード切換フ
ラグをセットし、給紙待ち時間Tを変更する。
【0044】すなわち、設定されているプリントモード
が、カラープリントモードから単色プリントモードに変
更する場合には(ステップS3で「Y」、ステップS4
で「N」)、プリントモード切換フラグを「1」にセッ
トし(ステップS5)、タイミングローラ79の給紙待
ち時間Tをt1に設定する(ステップS6)。また、設
定されているプリントモードが、単色プリントモードか
らカラープリントモードに変更する場合には(ステップ
S3で「N」、ステップS7で「Y」)、プリントモー
ド切換フラグを「2」にセットし(ステップS8)、タ
イミングローラ79の給紙待ち時間Tをt2に設定する
(ステップS9)。
【0045】ステップS4で「Y」もしくはステップS
7で「N」の場合には、プリントモードに変更がないの
で、プリントモード切換フラグはセットせずに、タイミ
ングローラ79の給紙待ち時間Tをt3に設定する(ス
テップS10)。そして、CPU101の内部タイマ−
による計時を開始し(ステップS11)、タイムアップ
して上記設定された給紙待ち時間Tになれば(ステップ
S12)、タイミングセンサSE2がONになっている
こと、すなわち次の(n+1)枚目の記録シートがタイ
ミングローラ79に到達していることを確認した上で、
上記タイマーをリセットすると共に、タイミングクラッ
チ84をONにしてタイミングローラ79から記録シー
トPを搬送ベルト81方向に送り出す(ステップS1
3、S14、S15)。
【0046】ステップS12でまだタイムアップしてい
ない場合にはメインルーチンにリターンしてタイムアッ
プを待ち、また、ジャムの発生などステップS13でタ
イミングセンサSE2がまだ「ON」になっていない場
合にもメインルーチンにリターンする。以上の動作によ
り、プリントモードの変更の有無およびその変更の態様
により、転写ユニット82へ給紙される記録シートの間
隔が給紙待ち時間t1〜t3に従って制御されることに
なる。この給紙待ち時間t1〜t3、特にt1、t2
は、該当するプリントモードへの切換えのため揺動ユニ
ット821を揺動駆動しても画像形成に支障のないよう
に決定されるが、具体的な決定基準については、後述す
る。
【0047】CPU101は、管理テーブルを参照して
さらにコピーすべき原稿が有るか否かを判断し(ステッ
プS16)、あれば、変数nを「1」だけインクリメン
トしてメインルーチンにリターンする(ステップS1
7)。さらにコピーすべき原稿がなければ、タイミング
センサSE2で(n+1)枚目の記録シートのオフエッ
ジを検出したことを確認して所定時間経過後タイミング
クラッチ84をOFFにしてタイミングローラ79の回
転を停止させ、メインルーチンにリターンする(ステッ
プS18、S19)。
【0048】図7は、CPU101による揺動ユニット
821の揺動切換制御のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。まず、先のn枚目の記録シートにKの画像
の転写が終了したか否かを判断する(ステップS2
1)。この判断は、例えば、タイミングローラ79によ
る給紙開始からの時間を計時することによって行うこと
ができる。すなわち、タイミングローラ79と感光体ド
ラム611Kの転写位置までの距離と記録シートの搬送
方向の長さの和を、搬送ベルト81による記録シートの
搬送速度で割って記録シートの通過に要する時間を求め
ておき、この時間が経過すれば、記録シートが感光体ド
ラム611Kの転写位置を通過したと判断できる。ある
いは、当該感光体ドラム611Kの転写位置の下流側に
光電センサなどを配設して、これにより記録シートのオ
フエッジを検出したときに、転写終了と判断するように
してもよい。
【0049】ステップS21において、n枚目の記録シ
ートへのKの画像の転写が終了したと判断されると、次
にRAM107にセットされているプリントモード切換
フラグの内容を確認し(ステップS22)、これが
「0」でない場合にはプリントモード切換の必要がある
ので、さらにステップS23において当該プリントモー
ド切換フラグが「1」であるか否かを判断する。
【0050】上述の通り、当該フラグが「1」であれば
(ステップS23で「Y」)、揺動ユニット821を下
方に移動させて、感光体ドラム611C〜611Yと搬
送ベルト81を接触状態から離間状態へと変化させる
(ステップS24)。この際、当該感光体ドラム611
C〜611Yの回転も停止され、その周辺の無駄な消耗
を防止することができるようになっている。
【0051】一方、当該フラグが「2」であれば(ステ
ップS23で「N」)、揺動ユニット821を下方から
水平位置に復帰させて、感光体ドラム611C〜611
Yと搬送ベルト81を離間状態から接触状態へと変化さ
せる(ステップS25)。これに合わせて、感光体ドラ
ム611C〜611Yの回転も再開される。そして、こ
れらの揺動切換動作の実行後、プリントモード切換フラ
グを「0」にリセットする(ステップS26)。
【0052】このように、次に画像プロセス系60に給
紙すべき記録シートごとに、実行すべきプリントモード
を判断して、揺動ユニット821の揺動動作を実行する
ことになるが、当該揺動動作の開始は、先のn枚目の記
録シートが最下流のKの画像が転写された直後になされ
るので、揺動動作が当該n枚目の記録シートへの画像形
成に影響を与えるおそれはない。
【0053】しかし、次に給紙する(n+1)枚目の記
録シートに画像形成する前に当該揺動動作が完了してい
なければ、当該(n+1)枚目への転写位置が不安定に
なって転写ずれや色ずれが生じる結果となる。これを避
けるため、上記給紙待ち時間t1、t2の値が設定され
ることになる。以下、これらの給紙待ち時間t1、t2
の具体的な決定基準について図8〜図10に基づき説明
する。
【0054】図8は、画像プロセス系60を簡略化した
図である。同図に示すように、搬送ベルト81による記
録シートの搬送速度をV(mm/sec)、最上流の感
光体ドラム611Cの転写位置Q1から最下流の感光体
ドラム611Kの転写位置Q2までの距離をL1(m
m)、感光体ドラム611Cにおけるレーザ光による画
像書き込み位置から転写位置Q1までのドラム周面に沿
った下流側の距離をL2(mm)、感光体ドラム611
Kにおけるレーザ光による画像書き込み位置から転写位
置Q2までの周方向に沿った下流側の距離をL3(m
m)とし、また、揺動ユニット821の水平位置から離
間位置もしくは離間位置から水平位置への揺動動作の完
了に要する時間をt(sec.)とする。なお、本実施
の形態では、製造コストの低減やメンテナンスの容易性
を考慮して作像ユニット61C〜61Kには共通のユニ
ットが用いられており、上記距離L2は距離L3と等し
くなるが、設計の都合などによりL2とL3の値が異な
っていても構わない。
【0055】まず、図9により、連続コピー動作中にプ
リントモードをカラープリントモードから単色プリント
モードに切り換える場合の給紙制御を説明する。同図に
おいて、太い実線で示されるP1〜P8は、搬送される
記録シートを示しており、例えば、記録シートP3は、
当該連続コピーにおいて3番目に給紙された記録シート
を示している。
【0056】カラープリントモードが連続して実行され
ている場合には、先の記録シートと次の記録シートの用
紙間隔は、X3に設定される(図9(a))。この用紙
間隔X3は、イメージリーダ部20におけるスキャンス
ピードや定着部64における加熱容量を考慮しつつ、コ
ピー処理速度が最短になるように決定され、当該用紙間
隔X3を形成するのに必要なタイミングローラ79の給
紙待ち時間がt3として設定されている。
【0057】上記管理テーブルにより、記録シートP5
に実行すべきプリントモードが単色プリントモードであ
る場合には、遅くとも、当該記録シートP5の先端が感
光体ドラム611Kでの画像書き込みが開始する前に、
揺動ユニット821の離間動作が終了していなければな
らない。そのため、記録シートP5と先の記録シートP
4の用紙間隔がX3より大きなX1に設定される(図9
(b))。
【0058】このX1は、揺動動作が完了した時点で、
記録シートP5の先端が少なくとも、当該転写位置Q2
よりL3(mm)だけ手前にあるように設定される必要
がある。一方、記録シートP4が感光体ドラム611K
の転写位置を通過直後に揺動動作を開始させれば、当該
揺動動作が完了するまでの時間t間に記録シートP5は
V・tだけ進むので、上記X1は最低限(L3+V・
t)だけ必要である。
【0059】したがって、用紙間隔X1の満たすべき条
件は、次の(式1)となる。 X1≧L3+V・t ・・・(式1) このように条件を満たすX1の値を得るために必要なタ
イミングローラ79の給紙待ち時間が予め求められて、
上記t1として設定される。なお、前記揺動ユニット8
21の移動が完了すると、CPU101は、画像形成に
関与しない感光体ドラム611C〜611Yの回転駆動
を停止し、クリーナ部材等の消耗を防止させる。
【0060】その後も、単色プリントモードが連続すれ
ば、用紙間隔はX3に制御されて連続コピーが実行され
る(図9(c))。このように、カラープリントモード
から単色プリントモードに切り換わる際の記録シート間
隔を揺動ユニット821の移動に伴って発生する振動の
影響を受けない間隔X1以上に設定することにより、画
像品質を確保しつつ、コピー生産性の低下を抑えること
が可能となる。
【0061】次に、図10に基づいて、連続コピー動作
中にプリントモードを単色プリントモードからカラープ
リントモードに切り換える場合の用紙間隔制御について
説明する。単色プリントモードが連続して実行されてい
る場合にも、上述の連続してカラープリントモードを実
行するのと同様、先の記録シートと次の記録シートの用
紙間隔は、X3に設定される(図10(a))。
【0062】管理テーブルにより、記録シートP4に実
行すべきプリントモードがカラープリントモードである
場合には、遅くとも、当該記録シートP4の、感光体ド
ラム611Cでの画像書き込みが開始する前に、揺動ユ
ニット821の離間動作が終了していなければならな
い。そのため、記録シートP4と先の記録シートP3の
用紙間隔は上記X1よりさらに大きなX2に設定される
(図10(b))。
【0063】このX2は、揺動ユニット821の下方か
ら上方への揺動動作が完了した時点で、記録シートP4
の先端が少なくとも、感光体ドラム611Cの転写位置
Q1よりL2(mm)だけ手前にあるように設定される
必要がある。一方、記録シートP3が感光体ドラム61
1Kの転写位置を通過直後に揺動動作を開始させれば、
当該揺動動作が完了するまでの時間t間に記録シートP
4はV・tだけ進むので、上記X2は最低限(L1+L
2+V・t)だけ必要である。
【0064】したがって、用紙間隔X2の満たすべき条
件は、次の(式2)となる。 X2≧L1+L2+V・t ・・・(式2) このように条件を満たすX2の値を得るために必要なタ
イミングローラ79の給紙待ち時間が予め求められて、
上記t2として設定される。その後も、カラープリント
モードが連続すれば、用紙間隔はX3に制御されて連続
コピーが実行される(図10(c))。
【0065】なお、CPU101は、前記揺動ユニット
を移動させると同時に感光体ドラム611C〜611Y
を回転駆動させ、カラーコピーに備える。また、同じプ
リントモードが連続して実行される場合の用紙間隔X3
は、プリントモード毎に異なる値を設定してもよい。こ
のように、単色プリントモードからカラープリントモー
ドに切り換わる際の記録シート間隔を揺動ユニット82
1の移動に伴って発生する振動の影響を受けない間隔X
2以上に設定することにより、画像品質を確保しつつ、
コピー生産性の低下を抑えることが可能となる。
【0066】なお、揺動ユニット821が移動中であっ
ても、搬送ベルト81は定速回転をそのまま維持してお
り、コピー処理速度が低下しないように配慮されてい
る。 (4)変形例 以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、
本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論で
あり、以下のような変形例が考えられる。
【0067】(4−1)上記実施の形態においては、単
色プリントモード時に転写ユニット82を下方に移動さ
せて、画像形成に関与しない感光体ドラム611C〜6
11Yと記録シートを離間させているが、このような方
法に限られず、感光体ドラム611C〜611Yを上方
に移動させることにより記録シートと離間させる構成で
あってもよい。
【0068】(4−2)上記実施の形態においては、単
色プリントモード時に画像形成する感光体ドラム611
Kを最下流に配置させているが、この位置に限られず、
最上流に配置させてもよい。この場合は、単色プリント
モード時に画像形成に関与しない感光体ドラム611C
〜611Yと記録シートとを離間させるために、揺動ユ
ニット821を駆動ローラ822軸を支点として下流側
を回動可能に保持し、板カム8291の回転によって上
下に移動可能な構成に変更する。もちろん、板カム82
91、スプリング827、補助ローラ823等の配置も
この構成に併せて変更する。
【0069】また、このような構成であれば、プリント
モードがカラープリントモードから単色プリントモード
に切り換わる場合の記録シート間隔X1は、上記(式
2)と同様にX1≧L1+L2+V・tとなるように設
定する必要がある。カラーコピーされた記録シートが最
下流の感光体ドラムの転写位置を通過してから揺動ユニ
ット821を移動させて、その移動完了後、最上流の感
光体ドラム611Kに露光を開始するためである。
【0070】(4−3)上記実施の形態においては、プ
リントモード切り換え時において、画像形成が行われる
最上流の感光体ドラム(カラープリントモードに切り換
える場合には、感光体ドラム611C、単色プリントモ
ードに切り換える場合には、感光体ドラム611K)で
の露光が開始される前に、揺動ユニット821の移動が
完了するように用紙間隔X1、X2を決定した。これに
より、揺動ユニット821の揺動動作における振動など
が、当該感光体ドラムへの露光走査に悪影響を及ぼすの
を阻止することができる。
【0071】しかし、揺動ユニット821の揺動動作に
おける振動などは、記録シートへの転写時に一番大きな
影響を与えるので、コピーの処理速度を優先する場合に
は、遅くとも上記画像形成が行われる最上流の感光体ド
ラムの転写位置に次の記録シートの先端が到着する前
に、揺動ユニット821の移動が完了するように用紙間
隔X1、X2を決定するようにすればよい。
【0072】この場合には、上記(式1)、(式2)の
条件は、それぞれ次の(式3)、(式4)の条件に置き
替えられる。 X1≧V・t・・・(式3) X2≧L1+V・t・・・(式4) (4−4)上記(式1)〜(式4)では、用紙間隔X
1、X2の上限値は、特に規定していないが、できるだ
け下限値に近い方がコピー処理速度が向上するのはいう
までもない。
【0073】揺動ユニット821の揺動動作が完了して
も、その際に発生した機械的振動が残留するおそれがあ
る。この場合には、当該振動が画像形成に影響を与えな
い程度に減衰するのに必要な時間を考慮して、各式の下
限値より若干大きめにX1、X2を設定すればよい。こ
れにより、プリントモード切換時の再生画像の劣化をよ
り防止することができる。
【0074】特に、X1については、L1以下であるこ
とが望ましい。このX1がL1を超えると、全ての感光
体ドラムがいずれの記録シートにも接触していない状態
で、揺動動作が実行されることになるので、この場合に
は揺動動作が画像形成に与える影響がほとんどなくなる
と考えられ、それ以上に大きくすることは、コピーの生
産性が低下するだけで望ましくないと考えられるからで
ある。
【0075】(4−5)上記実施の形態においては、次
の記録シートをタイミングローラ79から給紙する際
に、管理テーブルに格納された次のページの原稿の色情
報を確認して、給紙する記録シート毎に実行すべきプリ
ントモードの判断を行っているが、同一原稿を連続して
複数枚コピー(マルチコピー)する場合には、当該同一
原稿についてなされるマルチコピーの最初の1枚目の記
録シートについてのみ原稿の色情報によるプリントモー
ドの判断を行うように制御してもよい。
【0076】この場合は、同一原稿に対して連続コピー
する記録シートの2枚目以降についてプリントモードの
判断を行わなくてすむので、用紙間隔を前記X3より短
く設定することができ、よりコピーの生産性を向上する
ことが可能となる。 (4−6)本発明は、カラーデジタル複写機のみなら
ず、カラープリンタ装置などの画像形成装置に適用する
ことが可能である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材に形成すべき画像の色情報を取得する色情報取得
手段から得られた色情報に応じて、次に搬送される転写
材に対して実行すべきプリントモードを決定し、この決
定されたプリントモードが、先に搬送された転写材と次
に搬送される転写材とで異なるときに、自動的に転写材
接離手段の接離動作を実行するようにしているので、原
稿画像としてカラー原稿とモノクロ原稿が混在していて
も、それぞれの原稿画像に応じたプリントモードに自動
的に切り換えながら連続して画像形成が実行できる。こ
れによりカラー・モノクロ原稿混在の連続プリントの場
合でも、従来のようにカラープリントモードのまま全て
のプリントを実行することはなく、原稿画像がモノクロ
であると判断された場合には、単色プリントモード時に
切り換えるので、当該画像形成に関与しない感光体の駆
動を停止でき、感光体ドラム周辺の消耗部材の消耗を防
止できる。
【0078】しかも、この接離動作のタイミングは、プ
リントモード切換制御手段により、先に搬送された転写
材が最下流に位置する像担持体の転写位置を通過してか
ら、次に搬送される転写材について最上流側の像担持体
における画像形成動作が開始される前に、前記転写材接
離手段による接離動作を完了させるように制御されるの
で、転写材搬送手段の接離動作に起因して、プリントモ
ード切換の前後における転写材への転写ずれなどの影響
を避けて画像形成を行うことができ、画像品質が確保で
きる。
【0079】また、本発明によれば、前記接離動作の実
行に際し、最上流に位置する像担持体の転写位置から最
下流に位置する像担持体の転写位置までの距離をL1、
前記転写材接離手段が接離動作を完了するのに要する時
間をT、転写材の搬送速度をV、前記転写材搬送手段に
よって先に搬送された転写材とその次に搬送される転写
材との間隔をXとした場合に、X≧L1+V・Tとなる
ように転写材の間隔を制御するので、前記接離動作時の
振動などの影響を受けずに、最上流側の像担持体による
転写動作を実行することができるので、プリントモード
切換直後の転写材に形成される画像の質が劣化しない。
【0080】さらに、最上流の像担持体における画像書
き込み位置から転写位置までの周面上の距離をL2とし
た場合に、前記Xの値を、X≧L1+L2+V・tとな
るように制御すれば、前記接離動作時の振動などの影響
を受けずに、最上流側の像担持体に対する書き込み動作
を実行できるので、プリントモード切換直後の転写材に
形成される画像の質がより劣化しない。
【0081】また、本発明は、カラープリントモードか
ら単色プリントモードに切り換えるときと、単色プリン
トモードからカラープリントモードに切り換わるときと
で、先に搬送された転写材と次に搬送される転写材の搬
送間隔を異なるように制御しているので、当該プリント
モード切換えの態様に応じて最適な搬送間隔を設定して
画像形成の生産性を向上することが可能となる。
【0082】この際、単色プリントモードで使用される
像担持体を最下流に配置し、最上流に位置する像担持体
の転写位置と最下流に位置する像担持体の転写位置まで
の距離をL1、前記転写材接離手段が接離動作を完了す
るのに要する時間をT、転写材の搬送速度をV、前記転
写材搬送手段によって搬送された転写材とその次に搬送
される転写材との間隔をXとした場合に、単色プリント
モードからカラープリントモードに切り換わるときに前
記Xの値を、X≧L1+V・tとなるように制御し、カ
ラープリントモードから単色プリントモードに切り換わ
るときに前記Xの値をX≧V・tとなるように制御すれ
ば、それぞれのモード切換時において像担持体から転写
材への転写動作に影響を与えずに画像形成できる。
【0083】さらに、最上流の像担持体における画像書
き込み位置から転写位置までの周面上の距離をL2、最
下流の像担持体における画像書き込み位置から転写位置
までの周面上の距離をL3としたときに、単色プリント
モードからカラープリントモードに切り換わるときに前
記Xの値を、X≧L1+L2+V・tとなるように制御
し、カラープリントモードから単色プリントモードに切
り換わるときに前記Xの値を、X≧L3+V・tとなる
ように制御することにより、それぞれのモード切換時に
おいて像担持体への画像書き込みに影響を与えずに画像
形成できる。
【0084】また、本発明は、前記転写材搬送手段の上
流に転写材を送り出す転写材送り出し手段を備えてお
り、この前記転写材送り出し手段における送り出し動作
のタイミングを制御して、先に搬送された転写材と次に
搬送される転写材との間隔を制御するようにしているの
で、プリントモード切換時の転写材の搬送間隔を容易に
制御できる。
【0085】また、同一画像を複数の転写材に対し連続
して画像形成する場合において、色情報取得手段は当該
複数の転写材のうち最初の転写材に画像形成する際にの
み当該画像の色情報を取得するので、当該複数の転写材
に画像形成を実行する間は、プリントモードの切換を考
慮する必要がなく、転写材の搬送間隔をより短く設定す
ることができ、画像形成速度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルカラー複写機の全体の構
成を示す図である。
【図2】上記複写機における転写ユニットの構成を示す
拡大図である。
【図3】上記複写機における転写ユニットの構成を示す
拡大図であって、揺動ユニットが最低の位置で停止した
ところを示す図である。
【図4】上記複写機の制御部のブロック図である。
【図5】上記制御部における画像信号処理部と原稿判別
部のブロック図である。
【図6】連続コピー時における記録シートの給紙間隔制
御のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】揺動ユニットの揺動切換制御のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】上記複写機の感光体ドラム上における露光位置
と転写位置等を示す概略図である。
【図9】上記複写機における連続コピー動作中に、プリ
ントモードがカラープリントモードから単色プリントモ
ードに切り換わる際に、記録シートの間隔が変化する様
子を示す模式図である。
【図10】上記複写機における連続コピー動作中に、プ
リントモードが単色プリントモードからカラープリント
モードに切り換わる際に、記録シートの間隔が変化する
様子を示す模式図である。
【符号の説明】
10 原稿自動搬送装置 20 イメージリーダ部 40 プリンタ部 61C〜61K 作像ユニット 79 タイミングローラ 81 搬送ベルト 82 転写ユニット 84 タイミングクラッチ 100 制御部 101 CPU 102 画像信号処理部 103 原稿判別部 611C〜611K 感光体ドラム 821 揺動ユニット 8291 板カム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列状に配設された複数の像担持体を用い
    て転写材上に画像を形成するカラープリントモードとそ
    の中の一部の像担持体を使用して転写材上に画像を形成
    する単色プリントモードとが実行可能な画像形成装置で
    あって、 各像担持体に対して順次転写材を搬送する転写材搬送手
    段と、 カラープリントモードを実行する際には、前記転写材搬
    送手段の転写材搬送面を全ての像担持体に接触させ、単
    色プリントモードを実行する際には、前記転写材搬送面
    と画像形成に関与しない像担持体とを相対的に離間させ
    る転写材接離手段と、 形成すべき画像の色情報を取得する色情報取得手段と、 前記色情報に応じて、次に搬送される転写材に対して実
    行すべきプリントモードを決定する決定手段と、 連続して搬送される複数の転写材に画像形成を行う場合
    において、前記決定手段によって決定されたプリントモ
    ードが、先に搬送された転写材と次に搬送される転写材
    とで異なるときに、先に搬送された転写材が最下流に位
    置する像担持体の転写位置を通過してから、次に搬送さ
    れる転写材について最上流側の像担持体における画像形
    成動作が開始される前に、前記転写材接離手段による接
    離動作を完了させるように制御するプリントモード切換
    制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プリントモード切換制御手段は、前
    記接離動作を実行させるに際し、転写材の搬送間隔を制
    御する搬送間隔制御手段を備え、 前記搬送間隔制御手段は、最上流に位置する像担持体の
    転写位置から最下流に位置する像担持体の転写位置まで
    の距離をL1、前記転写材接離手段が接離動作を完了す
    るのに要する時間をt、転写材の搬送速度をV、前記転
    写材搬送手段によって先に搬送された転写材とその次に
    搬送される転写材との間隔をXとした場合に、前記決定
    手段において決定されたプリントモードが、先に搬送さ
    れた転写材と次に搬送される転写材とで異なるときに、
    前記Xの値を、X≧L1+V・tとなるように制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送間隔制御手段は、最上流の像担
    持体における画像書き込み位置から転写位置までの周面
    上の距離をL2とした場合に、前記Xの値を、X≧L1
    +L2+V・tとなるように制御することを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プリントモード切換制御手段は、前
    記接離動作を実行させるに際し、転写材の搬送間隔を制
    御する搬送間隔制御手段を備え、 前記搬送間隔制御手段は、先に搬送された転写材とその
    次に搬送される転写材とについて、前記決定手段におけ
    るプリントモードの決定が、単色プリントモードからカ
    ラープリントモードに切り換わるときとカラープリント
    モードから単色プリントモードに切り換わるときとで、
    先に搬送された転写材と次に搬送される転写材の間隔が
    異なるように制御することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 単色プリントモードで使用される像担持
    体は最下流に配置されると共に、前記搬送間隔制御手段
    は、最上流に位置する像担持体の転写位置と最下流に位
    置する像担持体の転写位置までの距離をL1、前記転写
    材接離手段が接離動作を完了するのに要する時間をt、
    転写材の搬送速度をV、前記転写材搬送手段によって搬
    送された転写材とその次に搬送される転写材との間隔を
    Xとした場合に、前記決定手段におけるプリントモード
    の決定が、先に搬送された転写材と次に搬送される転写
    材とについて、単色プリントモードからカラープリント
    モードに切り換わるときに前記Xの値を、X≧L1+V
    ・tとなるように制御し、カラープリントモードから単
    色プリントモードに切り換わるときに前記Xの値をX≧
    V・tとなるように制御することを特徴とする請求項4
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送間隔制御手段は、最上流の像担
    持体における画像書き込み位置から転写位置までの周面
    上の距離をL2、最下流の像担持体における画像書き込
    み位置から転写位置までの周面上の距離をL3とした場
    合に、前記決定手段におけるプリントモードの決定が、
    先に搬送された転写材と次に搬送される転写材とについ
    て、単色プリントモードからカラープリントモードに切
    り換わるときに前記Xの値を、X≧L1+L2+V・t
    となるように制御し、カラープリントモードから単色プ
    リントモードに切り換わるときに前記Xの値を、X≧L
    3+V・tとなるように制御することを特徴とする請求
    項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写材搬送手段の上流に転写材を送
    り出す転写材送り出し手段を備え、前記搬送間隔制御手
    段は前記転写材送り出し手段における送り出し動作のタ
    イミングを制御して、先に搬送された転写材と次に搬送
    される転写材との間隔を制御することを特徴とする請求
    項2〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 同一画像を複数の転写材に対し連続して
    画像形成する場合において、前記色情報取得手段は、当
    該複数の転写材のうち最初の転写材に画像形成する際に
    のみ当該画像の色情報を取得することを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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