JP5150414B2 - トナー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は、トナーを収容した状態で画像形成装置に装着されるトナー容器に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置内に具備される現像装置にトナーを供給するトナーコンテナ(トナー容器)が知られている。このようなトナーコンテナは、画像形成装置に対して着脱可能であり、コンテナ内のトナー量が不足すると、ユーザは当該コンテナを画像形成装置から取り外し、十分な量のトナーを収容した新しいコンテナを装着する。これにより、現像装置にトナーを供給し続けることができる。
ところで、トナーを収容した状態のトナーコンテナを長期間放置すると、コンテナ内のトナーが当該トナー自身の重みにより圧縮されて締め固まる(固形化する)ことがある。特に、トナーコンテナが立てられた状態では、コンテナ内のトナーが片側に寄っており、当該状態でコンテナに振動が与えられると、トナーが非常に強固に締まってしまう。そこで、軸回りに回転駆動する攪拌部材をコンテナ内に設けたトナーコンテナが知られている。前記攪拌部材は、トナーを攪拌する攪拌部が回転軸の外周面から径外方向に突設された形態を有する。この攪拌部が回転軸を中心に周方向に移動することで、固形化したトナーは解され、攪拌される。
なお、特許文献1には、攪拌部材の始動時に、攪拌部材に過剰な負荷が加わった場合、攪拌部材への駆動力の伝達を遮断することで攪拌部材を保護するように構成したトナーカートリッジが開示されている。
特開平9−265229号公報
しかしながら、攪拌部材の始動時には、攪拌部が、固形化したトナーを突き崩しながら周方向に移動するため、攪拌部や回転軸に大きな負荷が加わる。これにより、攪拌動作を開始させるために必要なトルクが大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、低トルクで攪拌動作が開始され、かつ、動作中はトナーを効率良く攪拌することが可能なトナー容器を提供することにある。
本発明の一局面に係るトナー容器は、トナーを収容した状態で画像形成装置に装着されるトナー容器であって、トナーを収容するコンテナ体と、前記コンテナ体の内部に配設され、前記トナーを攪拌する攪拌ユニットと、を備え、前記攪拌ユニットは、前記コンテナ体に支持された状態で回転駆動する軸部材と、円筒状の周壁を有し前記軸部材を取り囲むように当該軸部材の径方向外側に同心に配設され、前記軸部材の軸心を中心に回転する円筒体と、前記筒状の周壁に設けられ前記トナーを通過させる開口部と、前記トナーを前記円筒体の筒心方向に搬送する搬送部と、を含み、前記搬送部は、前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、当該軸部材の回転駆動によってトナーを前記軸部材の軸方向両端部から軸方向中央部に向けて移動させるものであり、前記開口部は、前記搬送部の軸方向両端に対応する部位に設けられていることを特徴とする
この構成によれば、筒心回りに回転する筒状部材を備えるので、長期間放置されて固形化したトナーを筒状部材により当該筒状部材の内側と外側とに分断することができる。また、トナーを筒心方向に移動させる搬送部を設けたから、分断された固形トナーを筒心方向に移動させつつ細かく解すことができる。さらに、筒状の周壁にトナーを通過させるための開口部を有するので、筒状部材の内側と外側とでトナーの出入りが自在となり、トナーの循環経路を形成可能である。従って、攪拌ユニットが回転することによって、固形化したトナーが細かく解され、かつ解されたトナーの循環経路が容易に形成され得るので、トナーを容易に、かつ効率良く攪拌することができる。
また、回転する円筒体を有するので、長期間放置されて固形化したトナーを円筒体により当該円筒体の内側と外側とに分断することができる。軸部材にはトナーを軸方向に移動させる搬送部を具備するので、円筒体により分断された当該円筒体の内側の固形トナーを搬送部により軸方向に移動させつつ細かく解すことができる。さらに、円筒体に開口が備えられているから、円筒体内側のトナーの移動先(搬送部の軸方向一端に対応する領域)で過剰となったトナーが適宜円筒体の開口を通って当該円筒体の外側に溢れ出すとともに、円筒体内側のトナーの移動元(搬送部の軸方向他端に対応する領域)に生じた空きスペースに円筒体の外側のトナーが開口を通って落ち込むことになる。このようにして、攪拌ユニットが回転することによって、固形化したトナーが細かく解され、かつ解されたトナーの循環経路が容易に形成されるので、トナーを容易に、かつ効率良く攪拌することができる。
また、前記搬送部は、トナーを前記軸部材の軸方向両端部から軸方向中央部に向けて移動させるものであるので、解したトナーを、軸部材の中央方向に移動させることができる。このため、トナーが軸方向のいずれの側に偏って固形化していても、解したトナーが、固形トナーの多く存在する側に次々と送り込まれるのを防ぐことができる。従って、トナーの逃げ場がなくなることに起因する攪拌ユニットの回転不良の発生を防ぐことができる。
上記構成において、前記筒状部材は、前記筒心方向に沿って所定間隔を置いて配列された複数のリング片と、前記複数のリング片を連結し、前記筒心方向に延びる直板部材とを含み、前記開口部は、隣り合う前記リング片間の間隙であってもよい。この構成によれば、複数のリング片と直板部材との組み立てにより、開口部を有する筒状部材が構築でき、生産性を向上できる。
上記構成において、前記円筒体は、前記軸方向に延びる一対の直板部と、前記軸方向に間欠的に複数配設され、かつ、前記直板部同士を連結するように周方向に延びる半円状の第1曲板部とを有する半円筒状の第1フレームと、前記第1フレームと同様な直板部及び第2曲板部を有する半円筒状の第2フレームとを含み、前記第1フレームと第2フレームとは、円筒体を形成するよう一体化されていることが望ましい。この構成によれば、円筒体を一対のフレームにより構成することで、円筒体の組立てや分解が容易となるので、メンテナンス性が向上する。
この場合、前記第1曲板部の延在方向の一端には第1係止部が設けられるとともに、他端には第1被係止部が設けられ、前記第2曲板部の延在方向の一端には、前記第1係止部に係合されることが可能な形状の第2被係止部が設けられるとともに、他端には前記第1被係止部に係合することが可能な第2係止部が設けられ、前記第1係止部と前記第2被係止部との係合、及び、前記第2係止部と前記第1被係止部との係合によって、前記円筒体
が形成されていることが望ましい。この構成によれば、より一層、円筒体の組立てや分解を容易にすることができる。
本発明の他の局面に係るトナー容器は、トナーを収容した状態で画像形成装置に装着されるトナー容器であって、トナーを収容するコンテナ体と、前記コンテナ体の内部に配設され、前記トナーを攪拌する攪拌ユニットと、を備え、前記攪拌ユニットは、筒状の周壁を有し筒心回りに回転する筒状部材と、前記筒状の周壁に設けられ前記トナーを通過させる開口部と、前記トナーを前記筒体部材の筒心方向に搬送する搬送部と、を含み、前記筒状部材は、所定間隔を置いて前記筒心方向と平行に配置される一対の直板部と、前記一対の直板部間に架け渡される複数の半円状アーチ片と、を含み、前記アーチ片は、前記筒心方向に所定間隔を置いて配列され、前記開口部は、隣り合う前記アーチ片間の間隙であって、前記アーチ片は、前記筒心方向と直交する方向に対して傾斜させて前記一対の直板部間に架け渡され、これにより前記搬送部の機能が付与されており、前記アーチ片は、一対の直板部を結ぶ面の一方の側に位置する第1アーチ片と、他方の側に位置する第2アーチ片とを含み、前記第1アーチ片と第2アーチ片とで螺旋体が概ね形成されるように、前記第1アーチ片及び第2アーチ片が傾斜されており、前記アーチ片によるトナー搬送は、前記直板部の両端部から中央部に向けて移動させるものであることを特徴とする。
この構成によれば、半円状アーチ片にトナーの搬送機能を具備させることができるので、別途搬送部を配置する必要はなくなり、部品点数を減らすことができる。
また、前記アーチ片は、一対の直板部を結ぶ面の一方の側に位置する第1アーチ片と、他方の側に位置する第2アーチ片とを含み、前記第1アーチ片と第2アーチ片とで螺旋体が概ね形成されるように、前記第1アーチ片及び第2アーチ片が傾斜されているので、アーチ片によるトナーの搬送性能を良好にすることができる。
上記構成において、前記直板部に取り付けられるフィルム部材をさらに備えることが望ましい。この構成によれば、筒状部材の外側の固形トナーを、積極的に解させることができる。
本発明によれば、低トルクで攪拌動作が開始され、かつ、動作中はトナーを効率良く攪拌することが可能なトナー容器を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るトナーコンテナが装着される画像形成装置10の全体構成を示した正面断面図である。まず、図1を参照して、画像形成装置10の全体構成について説明する。なお、図1においては、画像形成装置10として複写機を例に挙げて示している。
画像形成装置10は、装置本体19と、原稿画像を読み取る原稿読取部12とを含む。装置本体19内には、画像形成部11、露光ユニット13、用紙搬送路14、定着装置16及び用紙給送部17が収容されている。また、画像形成部11は、帯電ユニット111、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される感光体ドラム112、現像装置113、クリーニング装置115及び除電装置116を含む。
帯電ユニット111は、コピー動作が行われるに際し、図中の矢印方向(時計方向)に回転する感光体ドラム112の周面を一様に帯電する。感光体ドラム112の周面には、原稿読取部12で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット13からのレーザビームの照射により、静電潜像が形成される。現像装置113は、かかる静電潜像の現像のため現像剤(以下、トナーという)を感光体ドラム112に供給し、トナー像を形成させる。この現像装置113へのトナーの供給は、本実施形態によるトナーコンテナ(トナー容器)30から行われる。
用紙給送部17は、多数枚の用紙Pを貯留する。用紙Pは、トナー像が形成された感光体ドラム112に向けて、用紙給送部17から複数の搬送ローラ対141を備えた用紙搬送路14を経由して画像形成部11に搬送される。感光体ドラム112の周面に担持されたトナー像は、画像形成部11において転写ベルト15により用紙Pに転写される。トナー像が転写された用紙Pは、感光体ドラム112から分離され、定着装置16に搬送される。定着装置16は、内部にハロゲンランプ等の加熱源が設けられた定着ローラ161と、周面が当該定着ローラ161の周面に押圧当接される加圧ローラ162とを備え、ここで用紙Pに加熱によるトナー像の定着処理が施される。
クリーニング装置115は、転写処理後の感光体ドラム112の周面に残留しているトナーを掻き落し、清浄化する。除電装置116に、クリーニング装置115の下流側に設けられ、感光体ドラム112周面の残留電荷を除電する。
定着装置16を通過した用紙Pは、複数方向に分岐した用紙搬送路に送られて、排紙側の用紙搬送路の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構によって搬送方向が振り分けられる。用紙Pは、片面コピーの場合は、そのまま排紙トレイ18へ排出される。両面コピーの場合は、両面コピー用搬送部20に送られて表裏が反転され、再度画像形成部11に戻されて両面コピーされ、定着装置16で定着処理が施された後に排紙トレイ18へ排出される。
用紙給送部17は、少量の用紙Pを貯留する複数の用紙カートリッジ171と、大量の用紙Pをストックするストッカー172と、用紙カートリッジ171およびストッカー172に貯留された用紙束から最上位の用紙Pを繰り出し、用紙搬送路14を介して画像形成部11へ送り込むためのピックアップローラ173とを備えている。用紙カートリッジ171およびストッカー172は、装置本体19に対して着脱自在とされ、用紙Pが消費されて空になると装置本体19から引き出されて新たに用紙Pが補給され、装置本体19に押し込まれる。
図2は、トナーコンテナ30の分解斜視図であり、図3は、トナーコンテナ30の正面断面図である。また、図4は、第1実施形態に係る攪拌ユニット60の分解斜視図であり、図5は、攪拌ユニット60のコンテナ体40による支持構造を示した側面断面図である。なお、図2〜図5において、X−X方向を前後方向、Y−Y方向を左右方向、Z−Z方向を上下方向といい、特に+X方向を前方、−X方向を後方、+Y方向を左方、−Y方向を右方、+Z方向を上方、−Z方向を下方という。
本実施形態のトナーコンテナ30は、トナーを収容した状態で画像形成装置10に装着されて、当該画像形成装置10内の現像装置113にトナーを供給する。トナーコンテナ30は、画像形成装置10に対して着脱可能な、いわゆるカートリッジ式である。ユーザは、トナーコンテナ30内のトナー量が不足すると、当該トナーコンテナ30を画像形成装置10から取り外し、十分な量のトナーを収容した新しいトナーコンテナ30を装着する。これにより、現像装置113にトナーを供給し続けることができる。
トナーコンテナ30は、図2および図3に示すように、コンテナ体40と、供給スクリュー50と、攪拌ユニット60とを備えている。
コンテナ体40は、容器41と、カバー42とを含んでおり、供給スクリュー50および攪拌ユニット60をトナーとともに収容する。容器41は、前面部43と、後面部44と、左右側面部45および46と、下面部47とを有しており、上面開口の箱型を呈している。
前面部43の左下方位置には、供給スクリュー50を受けるための図略の軸受部が形成される。後面部44の左下方位置には、供給スクリュー50に係合した状態で回転駆動する駆動伝達ピン44aが設けられている。これら軸受部および駆動伝達ピン44aによって、供給スクリュー50が前後方向に延びる姿勢で容器41に回転可能に支持されている。
前面部43の略中央位置には、攪拌ユニット60の後述する軸部材70を受けるための図略の軸受部が形成されている。後面部44の略中央位置には、攪拌ユニット60の軸部材70に取り付けられた駆動伝達ギア62を挿通させて支持(図5参照)するための貫通孔44bが設けられている。これら軸受部および貫通孔44bによって、攪拌ユニット60が前後方向に延びる姿勢で容器41に回転可能に支持されている。
下面部47には、現像装置113にトナーを供給するための図略のトナー供給口が設けられている。また、カバー42には、当該トナーコンテナ30を持運ぶ際等に把持するための把持部48が設けられている。
供給スクリュー50は、コンテナ体40内部の左方下部に配設されており、コンテナ体40内部のトナーを下面部47のトナー供給口に向けて誘導する機能を有している。この供給スクリュー50は、軸部51と、この軸部51の外周面に形成されたスクリュー部52と、軸部51の後端に連設されたピン係合部53とを有している。
軸部51は、その前端部51aが前面部43の図略の軸受部に保持されている。また、ピン係合部53は、駆動伝達ピン44aと係合して、当該駆動伝達ピン44aからの駆動力を受け、該駆動力によって軸部51は回転される。軸部51の回転によってスクリュー部52も周方向に回転し、トナーを軸部51に沿って移動させる。
攪拌ユニット60は、コンテナ体40内部の中央やや下寄りの位置に配設されており、コンテナ体40内部のトナーを攪拌する機能を有している。さらに、この攪拌ユニット60は、トナーコンテナ30を長期間放置されることで内部のトナーが固形化している場合には、その固形化したトナー(以下、“固形トナー”ということがある)を解す機能も有している。
攪拌ユニット60は、図2〜図4に示すように、回転駆動する軸部材70と、この軸部材70を取り囲むように当該軸部材70の径方向外側に同心に配設され、軸部材70と一体に回転する円筒体80(筒状部材)とを含んでいる。
軸部材70は、図4に示すように、軸部71と、この軸部71の外周面に、軸方向に延びる態様で周方向に等角度(90度)間隔で突設された4つの補強リブ72と、軸部71の後端に連設されたギア取付け部73と、軸部71の軸方向中央付近に軸方向に所定間隔を隔てて設けられた一対の第1位置規制部74と、軸部71の後端近傍に設けられた第2位置規制部75と、軸部71のうち前側の第1位置規制部74よりも前方領域の外周に設けられた前側スクリュー部76(搬送部の一部)と、軸部71のうち後側の第1位置規制部74よりも後方領域に設けられた後側スクリュー部77(搬送部の一部)と、を有している。なお、軸部71のうち一対の第1位置規制部74により挟まれる領域には、スクリュー部が形成されていない。
軸部71は、その前端部71aが前面部43の図略の軸受部に保持されている。また、ギア取付け部73は、図5に示すように、駆動伝達ギア62を取付け可能なように構成されている。当該駆動伝達ギア62から与えられる駆動力により、軸部71は回転駆動される。
前後一対の第1位置規制部74は、それぞれ、軸直交方向に延びており、その延在方向の両端には二又形状の係合部74aが各々形成されている。前側の第1位置規制部74の係合部74aは、円筒体80の後述する7つの曲板部83のうち前方から3番目の曲板部83の半円環リブ83aと係合する。後側の第1位置規制部74の係合部74aは、円筒体80の後述する7つの曲板部83のうち前方から4番目の曲板部83の半円環リブ83aと係合する。この2つの第1位置規制部74によって、軸部材70および円筒体80の軸方向中央付近の相対位置が固定されている。なお、係合部74aの二又内部には、半円環リブ83aとの係合性を高めるための当て部74bが設けられている。
第2位置規制部75は、軸直交方向に延びており、その延在方向の両端には係合片75aが各々形成されている。係合片75aは、円筒体80の後述する7つの曲板部83のうち最後端(前方から7番目)の曲板部83の切欠き83bに入り込む。この第2位置規制部75によって、軸部材70および円筒体80の後端付近の相対位置が固定されている。
一対のスクリュー部76,77は、トナーを軸部材70の軸方向に移動させるための部材であり、本実施形態では、トナーを軸方向両端部から中央部に向けて移動可能なように、その螺旋方向が設定されている。具体的には、前側スクリュー部76は、正面視で後方に向かって反時計回りの方向に螺旋が切られている。正確には、半円板を軸方向に連続的に設けることにより、略螺旋の空間が形成されている。なお、半円板を軸方向に間欠的に設けてもよい。後側スクリュー部77は、正面視で後方に向かって時計回りの方向に螺旋が切られている。本実施形態では、この軸部材70は、正面視で時計回りの方向に回転駆動される。
円筒体80は、軸部材70を挟んで対向するように配される一対の略半円筒状(半割り状)の第1フレーム80Aおよび第2フレーム80Bにより構成されている。以下、第1フレーム80Aの構成について説明するが、第2フレーム80Bの形状は、第1フレーム80Aを軸心回りに180度回転させたものと同形状である。
第1フレーム80Aは、軸方向に平行に延びる一対の直板部81,82と、軸方向に間欠的に7つ配設され、かつ、直板部81,82同士を連結するように周方向に延びる半円状の曲板部83(第1曲板部)と、直板部81,82の前部に各々設けられた前側傾斜部81a,82a同士の連結部位に形成されたリブ保持部84と、7つの曲板部83のうち前方から1番目、4番目および7番目の曲板部83の延在方向の一端付近に設けられた位置決めピン85と、上記前方から1番目、4番目および7番目の曲板部83の延在方向の他端付近に設けられたピン挿入孔86と、7つの曲板部83の延在方向の一端付近に各々設けられたフック部87(第1係止部)と、7つの曲板部83の延在方向の他端付近に各々設けられ、フック部87と係合可能な形状を有するフック係合部88(第1被係止部)とを有している。
第2フレーム80Bも同様に、直板部81,82、曲板部83(第2曲板部)、リブ保持部84、位置決めピン85、ピン挿入孔86、フック部87(第2係止部)及びフック係合部88(第2被係止部)を具備している。
各曲板部83の内周面には、径内方向に突出して当該曲板部83を補強する半円環リブ83aが設けられている。前述したように、前方から3番目および4番目の曲板部83の半円環リブ83aは、軸部材70の一対の第1位置規制部74の係合部74aと係合する。また、前方から3番目および4番目の曲板部83の内周面には、それぞれ、第1位置規制部74の係合部74aに接触し、軸部材70の軸方向中央部がその軸心回りに回転するのを阻止するための回り止め部83cが形成されている。
最後端の曲板部83の中央後端縁には、切欠き83bが形成されている。この切欠き83bには、軸部材70の第2位置規制部75の係合片75aが入り込む。
リブ保持部84は、軸部材70の補強リブ72を嵌込み可能な形状とされている。これによって、軸部材70および円筒体80の前端付近の相対位置が固定されている。
第1フレーム80Aの各位置決めピン85は、第2フレーム80Bの対応するピン挿入孔86に挿入される。また、第1フレーム80Aの各ピン挿入孔86には、第2フレーム80Bの対応する位置決めピン85が挿入される。
第1フレーム80Aの各フック部87は、第2フレーム80Bの対応するフック係合部88と係合する。また、第1フレーム80Aの各フック係合部88には、第2フレーム80Bの対応するフック部87が係合する。
第1フレーム80Aは、軸方向に並列に配置される6つの開口部90を有している。開口部90は、一対の直板部81,82と、7つの曲板部83とにより囲まれることで形成されている。開口部90は、第1フレーム80Aのうち、少なくとも軸部材70の一対のスクリュー部76,77の各前後端に対応する部位近傍に形成されており、トナーを通過させるための機能を有している。第2フレーム80Bも同様に、6つの開口部90を有している。
第1実施形態の攪拌ユニット60の組み立ては、次の通りに行われる。軸部材70を間に挟んだ状態で、一対のフレーム80A,80Bを軸部材70の軸直交方向の相互反対位置から互いに近接させる。そして、第1フレーム80Aの7つのフック部87と第2フレーム80Bの7つのフック係合部88とを係合させる。また、第2フレーム80Bの7つのフック部87と第1フレーム80Aの7つのフック係合部88とを係合させる。これにより、一対のフレーム80A,80Bが軸部材70を挟み込んだ状態で嵌め合わされて一体化され、円筒形状の攪拌ユニット60が完成する。
組立てられた状態の攪拌ユニット60では、第1フレーム80Aの3つの位置決めピン85が第2フレーム80Bの対応する3つのピン挿入孔86に挿入されるとともに、第2フレーム80Bの3つの位置決めピン85が第1フレーム80Aの対応する3つのピン挿入孔86に挿入される。このことで、フレーム80A,80B同士の相対位置が固定されている。
また、軸部71の図4では左右方向に延びる一対の補強リブ72が、それぞれ、フレーム80Aおよび80Bの各リブ保持部84に保持される。このことで、軸部材70および円筒体80の前端の相対位置が固定されている。
また、軸部71の前側の第1位置規制部74の一対の係合部74aと各フレーム80A,80Bの前から3番目の曲板部83の半円環リブ83aとが係合するとともに、軸部71の後側の第1位置規制部74の一対の係合部74aと各フレーム80A,80Bの前から4番目の曲板部83の半円環リブ83aとが係合する。このことで、軸部材70および円筒体80の中央の相対位置が固定されている。
さらに、軸部71の第2位置規制部75の一対の係合片75aが、各フレーム80A,80Bの最後端の曲板部83の切欠き83b内に入り込むことで、軸部材70および円筒体80の後端の相対位置が固定されている。
図2に示すように、組立てられた状態の攪拌ユニット60では、各フレーム80A,80Bが備える半円筒状の曲板部83同士が連結され、あたかも7つのリング片が軸部材70の軸方向(筒心方向)に沿って所定間隔を置いて配列された態様となる。また、直板部81,82は、これらリング片を連結している態様となる。そして、開口部90は、隣り合う前記リング片間の間隙に形成される態様となっている。
攪拌ユニット60には、図3および図4に示すように、PET(ポリエチレン・テレフタレート)からなるフィルム61が取り付けられている。このフィルム61は、本実施形態では、第2フレーム80Bの直板部81近傍(より詳細には、第2フレーム80Bの直板部81と第1フレーム80Aのフック係合部88との隙間付近)から外方に延びている。フィルム61の機能は、攪拌ユニット60の円筒体80の外側領域に存在する固形トナーに接触して、当該トナーを徐々に掻き崩して細分化することである。
次に、攪拌ユニット60の作用について説明する。例えば、トナーコンテナ30を長期間放置すると、コンテナ体40内部に収容しているトナーが固形化することがある。特に、トナーコンテナ30が立てられた状態では、コンテナ体40内部のトナーが片側に寄っており、当該状態でトナーコンテナ30に振動が与えられると、トナーが非常に強固に締まってしまう。この場合、従来のような攪拌部材で攪拌動作を開始しようとすると、当該攪拌部材に大きな負荷が加わっていた。
本実施形態の攪拌ユニット60では、図略の駆動源からの駆動力が駆動伝達ギア62を介して軸部材70に伝達され、これによって軸部材70が回転するとともに円筒体80も回転する。この際に、円筒体80は軸部材70と同心に配されているので、円筒体80が径方向に位置ぶれしない。従って、攪拌ユニット60の始動時に、円筒体80が固形化したトナーを突き崩しながら回転するといった動作が極力抑えられ、円筒体80に加わる負荷が十分に軽いものとなっている。
攪拌ユニット60の回転動作が開始すると、円筒体80が回転することで、固形トナーが円筒体80によって当該円筒体80の内側と外側とに分断される。そして、軸部材70に設けたスクリュー部76,77によって、円筒体80によって分断された当該円筒体80の内側の固形トナーが軸方向に移動されつつ細かく解される。さらに、円筒体80の内側のトナーの移動先(軸部材70の中央付近)で過剰となったトナーが、適宜、円筒体80の開口部90を通って円筒体80の外側に溢れ出す。一方で、円筒体80の内側のトナーの移動元(軸部材70の両端付近)に生じた空きスペースに、円筒体80の外側のトナーが開口部90を通って入り込む。このようにして、攪拌ユニット60が回転することによって、固形化したトナーが細かく解され、かつ解されたトナーの循環経路が容易に形成される。
以上の通り、第1実施形態に係る攪拌ユニット60を備えたトナーコンテナ30によれば、軸部材70と一体に回転する円筒体80を設けたから、コンテナ体40内で固形化したトナーを円筒体80により当該円筒体80の内側と外側とに分断することができる。また、軸部材70にトナーを軸方向に移動させるスクリュー部76,77を設けたから、円筒体80により分断された当該円筒体80の内側の固形トナーをスクリュー部76,77により軸方向に移動させつつ細かく解すことができる。
さらに、円筒体80の適所にトナーを通過させるための開口部90を設けたから、トナーを円筒体80の内側から外側へ、或いは外側から内側へ自在に移動させることができる。このようにして、攪拌ユニット60が回転することによって、固形化したトナーが細かく解され、かつ解されたトナーの循環経路が容易に形成されるので、トナーを容易に、かつ効率良く攪拌することができる。
しかも、第1実施形態では、円筒体80を軸部材70と同心となるように配したから、軸部材70の回転により円筒体80が周方向に移動する際に、当該円筒体80の径方向の位置がぶれない。これにより、攪拌ユニット60の始動時に、円筒体80が固形トナーを突き崩しながら回転することが極力抑えられるので、円筒体80に固形トナーからの大きな負荷が加わるのを抑えることができ、比較的低トルクで攪拌ユニット60による攪拌動作を開始することができる。
ここで、上述した低トルクで攪拌ユニット60を回転させ始めることができるという本実施形態の効果を証明するために行った比較実験について説明する。この実験では、まず、第1実施形態の攪拌ユニット60を備えたトナーコンテナ30において、固形トナーを攪拌し始めるのに要するトルクを測定した。その結果、2.5kgf・cmのトルクで攪拌ユニット60の回転が開始された。
次に、比較例として図6に示すような外周に一対の攪拌部162,163が形成された軸161を有する攪拌部材160を備えたトナーコンテナにおいて、固形トナーを攪拌し始めるのに要するトルクを測定した。その結果、24.0kgf・cmのトルクで攪拌部材160の回転が開始された。
以上より、本実施形態の攪拌ユニット60を備えたトナーコンテナ30では、比較例の攪拌部材160を備えたトナーコンテナと比較して、約1/10のトルクで攪拌動作が開始されることが判明した。これにより、上記した効果が十分に得られることがわかった。
また、第1実施形態では、円筒体80を2つのフレーム80A,80Bにより構成している。このため、円筒体80の組立てや分解が容易となるので、メンテナンス性が向上する。
また、スクリュー部76,77の各螺旋方向を、トナーを軸部材70の軸方向中央部に向けて移動可能なように設定している。従って、攪拌ユニット60の回転によって、解したトナーを軸部材70の両端部から中央方向に移動させることができる。これにより、トナーが軸方向のいずれの側に偏って固形化していても、解したトナーが、固形トナーの多く存在する側に次々と送り込まれるとのを防ぐことができる。従って、トナーの逃げ場がなくなることに起因する攪拌ユニット60の回転不良の発生を防ぐことができる。
次に、第2実施形態に係る攪拌ユニット60A(円筒状部材)について説明する。図7は、攪拌ユニット60Aの斜視図、図8は、攪拌ユニット60Aの分解斜視図である。攪拌ユニット60Aは、第1直板部281及び第2直板部282(一対の直板部)と、半円状の第1〜第11アーチ片283a〜283kとを有するように金型成形された円筒形の本体部260と、該本体部260に装着される第1フィルム部材261、第2フィルム部材262及び端部エレメント272とを含む。
第1直板部281及び第2直板部282は、本体部260の筒心方向と平行に延びる帯状部分である。第1〜第11アーチ片283a〜283kは、第1直板部281及び第2直板部282間に架け渡される、半円状に湾曲した帯状部分である。第1直板部281と第2直板部282とを結ぶ面の右方(−Y)側には第1、第3、第5、第7、第9、第11アーチ片283a、283c、283e、283g、283i、283k(以上、第1アーチ片)が、左方(+Y)側には第2、第4、第6、第8、第10アーチ片283b、283d、283f、283h、283j(以上、第2アーチ片)が、それぞれ前記筒心方向に所定間隔を置いて配列されている。
これらアーチ片の間隙が、本実施形態では開口部290とされている。この開口部290によって、円筒形の本体部260の内側と外側とが連通され、トナーの出入りが自在とされている。
本体部260の前方(+X)側端部には、半円板状の端部板284が備えられている。端部板284には、前方方向に突出する軸部271が一体的に設けられている。この軸部271の前端部271aは、コンテナ体40の前面部43(図2参照)に備えられている図略の軸受部で、回転自在に保持される。本体部260の後方(−X)側端部には、端部エレメント272が装着されるリング状片285が備えられている。
第2実施形態に係る攪拌ユニット60Aでは、第1実施形態のように、トナー搬送機能を備えた軸部材70を別途用いるのではなく、円筒形の本体部260自体にトナー搬送機能を具備させている。このため、第1〜第11アーチ片283a〜283kの内の大部分は、前記筒心方向と直交する方向(面)に対して所定角度だけ傾斜させて、第1直板部281と第2直板部282との間に架け渡されている。
詳しくは、第1〜第5アーチ片283a〜283eは、本体部260の前方側端部からみて、一つの左回りの螺旋体を概ね形成するように、第1〜第5アーチ片283a〜283eが各々傾斜されている。また、第8〜第11アーチ片283h〜283kは、同じく本体部260の前方側端部からみて、一つの右回りの螺旋体を概ね形成するように、第8〜第11アーチ片283h〜283kが各々傾斜されている。なお、本体部260の筒心方向略中央に位置する第6、第7アーチ片283f、283gは、前記筒心方向と直交する方向に対して実質的に傾斜していない。
このように、本体部260の筒心方向の前方側には、第1〜第5アーチ片283a〜283eにより左回りの螺旋体が、後方側には第8〜第11アーチ片283h〜283kにより右回りの螺旋体が形成される態様とされている結果、攪拌ユニット60Aは、本体部260が回転することでトナー搬送機能を発揮できる。すなわち、螺旋状に傾斜したアーチ片の側壁部が、本体部260の回転によってトナーを推進させる作用を果たす。本実施形態では、トナーは、本体部260の筒心方向両端部から中央部に向けて移動される。
リング状片285には、円形蓋の形状を有する端部エレメント272が嵌め込まれている。端部エレメント272は、後方側に突設されたギア取付け部273と、側周壁に設けられた係止爪274とを含む。
ギア取付け部273は、第1実施形態におけるギア取付け部73と同様の部分であり、図5に例示したような駆動伝達ギア62から回転駆動力が入力される部分である。係止爪274は、端部エレメント272を本体部260に固定させるための部材であって、リング状片285に備えられた係合孔286と係合する。前記回転駆動力がギア取付け部73に与えられることで、本体部260は筒心回りに回転する。
第1フィルム部材261は、筒心方向に長い長方形のフィルムであり、第2直板部282に取り付けられている。第1フィルム部材261は、遊端側から前記長方形の短辺方向に延びる複数のスリット263と、基端側に一列に配列された取り付け孔264とを含む。一方、第2直板部282には、第1フィルム部材261を取り付けるための固定部282Aが、取り付け孔264に対応して設けられている。
固定部282Aは、スナップフィット構造を備えており、図8に示すように、第2直板部282の一部を筒心方向に凹ませて形態の凹部2821と、この凹部2821のキャビティ内に一部進入する状態がホームポジションである弾性変形片2822と、弾性変形片2822の前記キャビティ側の面から突出するピン2823とを有する。ピン2823は、第1フィルム部材261の取り付け孔264への嵌め込みが可能なサイズとされている。
第1フィルム部材261の取り付けに際しては、弾性変形片2822が前記キャビティから離間する方向に変形され、凹部2821と弾性変形片2822との間に第1フィルム部材261の基端側を受け入れられる。そして、ピン2823を取り付け孔264に嵌め込んだ状態で弾性変形片2822を復元させることで、第1フィルム部材261は第2直板部282に固定される(図7参照)。
第2フィルム部材262は、軸部271に取り付けられる矩形状の小フィルム片であって、スリット265と、取り付け孔266とを含む。この取り付け孔266が、軸部271に備えられた図略のピンに嵌合されることで、第2フィルム部材262は軸部271に固定されている。
これら第1フィルム部材261及び第2フィルム部材262は、本体部260の回転によって、周方向に移動する。その機能は、本体部260及び軸部271外側領域に存在する固形トナーに接触して、当該トナーを徐々に掻き崩して細分化することである。
第2実施形態に係る攪拌ユニット60Aを備えたトナーコンテナ30によれば、回転する円筒型の本体部260を備えるので、コンテナ体40内で固形化したトナーを本体部260により当該本体部260の内側と外側とに分断することができる。また、本体部260の第1〜第5アーチ片283a〜283e及び第8〜第11アーチ片283h〜283kは、トナーを筒心方向に移動させる機能を有するので、本体部260により分断された固形トナーを筒心方向に移動させつつ細かく解すことができる。
さらに、本体部260には、トナーを通過させるための開口部290が設けられているので、トナーを本体部260の内側から外側へ、或いは外側から内側へ自在に移動させることができる。このようにして、攪拌ユニット60Aが回転することによって、固形化したトナーが細かく解され、かつ解されたトナーの循環経路が容易に形成されるので、トナーを容易に、かつ効率良く攪拌することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記実施形態においては、画像形成装置10として複写機を例に挙げて説明した。しかし、画像形成装置10は、プリンタやファクシミリ装置であってもよい。
(2)第1実施形態では、前側スクリュー部76の螺旋方向と後側スクリュー部77の螺旋方向とが互いに反対となるように構成した例について示した。また、第2実施形態では、第1〜第5アーチ片283a〜283eと第8〜第11アーチ片283h〜283kとで螺旋方向を異ならせる例を示した。これに限らず、前後のスクリュー部76,77の螺旋方向、各アーチ片283a〜283kの螺旋方向が同一となるように構成していても良い。
(3)第1実施形態では、円筒体80を一対のフレーム80A,80Bにより構成する例について示した。第2実施形態と同様に、円筒体80が一体成型品であっても良い。逆に、第2実施形態における円筒形の本体部260を、第1実施形態と同様に、一対の半割り部材で構成しても良い。
(4)上記実施形態では、画像形成装置10内の現像装置113にトナーを供給するトナーコンテナ30を例に挙げて説明した。これに限らず、現像装置とトナーコンテナとが一体になった、いわゆる一成分現像装置にも本発明を適用可能である。
(5)第1実施形態では、軸部材70と円筒体80とが組み合わされて両者が一体に回転するように構成した例について示した。これに限らず、軸部材70および円筒体80が非係合状態にあり、両者が別々の駆動源により回転する構成であってもよい。また、円筒体80に、第2実施形態と同様に、トナー搬送能力を具備させるようにしても良い。
(6)上記実施形態では、開口部90、290が、曲板部83の間又はアーチ片283a〜283kの間の隙間である例を示した。これに代えて、円筒体80又は本体部260の筒心方向両端部にのみ、開口部を設けるようにしても良い。この場合、トナーを搬送する搬送部は、筒心方向の一方向にトナーを搬送するものとすれば良い。
(7)上記実施形態では、円筒体80又及び本体部260が円筒形状を有するものを例示したが、これらは必ずしも円筒でなくとも良く、筒状体であれば良い。
本発明の実施形態に係るトナーコンテナが装着される画像形成装置の全体構成を示した正面断面図である。 トナーコンテナの構成を説明するための分解斜視図である。 トナーコンテナの正面断面図である。 第1実施形態に係る攪拌ユニットの分解斜視図である。 コンテナ体による攪拌ユニットの支持構造を示した側面断面図である。 比較例による攪拌部材の構成を説明するための斜視図である。 第2実施形態に係る攪拌ユニットの斜視図である。 第2実施形態に係る攪拌ユニットの分解斜視図である。
10 画像形成装置
113 現像装置
30 トナーコンテナ(トナー容器)
40 コンテナ体
60、60A 攪拌ユニット(円筒状部材)
70 軸部材
76 前側スクリュー部(搬送部)
77 後側スクリュー部(搬送部)
80 円筒体
80A,80B 第1フレーム,第2フレーム
81,82、281、282 直板部
83 曲板部
283a〜283k 第1〜第11アーチ片
90、290 開口

Claims (5)

  1. トナーを収容した状態で画像形成装置に装着されるトナー容器であって、
    トナーを収容するコンテナ体と、
    前記コンテナ体の内部に配設され、前記トナーを攪拌する攪拌ユニットと、を備え、
    前記攪拌ユニットは、
    前記コンテナ体に支持された状態で回転駆動する軸部材と、
    筒状の周壁を有し前記軸部材を取り囲むように当該軸部材の径方向外側に同心に配設され、前記軸部材の軸心を中心に回転する円筒体と、
    前記筒状の周壁に設けられ前記トナーを通過させる開口部と、
    前記トナーを前記円筒体の筒心方向に搬送する搬送部と、を含み、
    前記搬送部は、前記軸部材の軸方向に沿って設けられ、当該軸部材の回転駆動によってトナーを前記軸部材の軸方向両端部から軸方向中央部に向けて移動させるものであり、
    前記開口部は、前記搬送部の軸方向両端に対応する部位に設けられている
    ことを特徴とするトナー容器。
  2. 請求項1に記載のトナー容器において、
    前記円筒体は、
    前記軸方向に延びる一対の直板部と、前記軸方向に間欠的に複数配設され、かつ、前記直板部同士を連結するように周方向に延びる半円状の第1曲板部とを有する半円筒状の第1フレームと、
    前記第1フレームと同様な直板部及び第2曲板部を有する半円筒状の第2フレームと、を含み、
    前記第1フレームと第2フレームとは、円筒体を形成するよう一体化されていることを特徴とするトナー容器。
  3. 請求項2に記載のトナー容器において、
    前記第1曲板部の延在方向の一端には第1係止部が設けられるとともに、他端には第1被係止部が設けられ、
    前記第2曲板部の延在方向の一端には、前記第1係止部に係合されることが可能な形状の第2被係止部が設けられるとともに、他端には前記第1被係止部に係合することが可能な第2係止部が設けられ、
    前記第1係止部と前記第2被係止部との係合、及び、前記第2係止部と前記第1被係止
    部との係合によって、前記円筒体が形成されていることを特徴とするトナー容器。
  4. トナーを収容した状態で画像形成装置に装着されるトナー容器であって、
    トナーを収容するコンテナ体と、
    前記コンテナ体の内部に配設され、前記トナーを攪拌する攪拌ユニットと、を備え、
    前記攪拌ユニットは、
    筒状の周壁を有し筒心回りに回転する筒状部材と、
    前記筒状の周壁に設けられ前記トナーを通過させる開口部と、
    前記トナーを前記筒体部材の筒心方向に搬送する搬送部と、を含み、
    前記筒状部材は、
    所定間隔を置いて前記筒心方向と平行に配置される一対の直板部と、
    前記一対の直板部間に架け渡される複数の半円状アーチ片と、を含み、
    前記アーチ片は、前記筒心方向に所定間隔を置いて配列され、前記開口部は、隣り合う前記アーチ片間の間隙であって、
    前記アーチ片は、前記筒心方向と直交する方向に対して傾斜させて前記一対の直板部間に架け渡され、これにより前記搬送部の機能が付与されており、
    前記アーチ片は、一対の直板部を結ぶ面の一方の側に位置する第1アーチ片と、他方の側に位置する第2アーチ片とを含み、
    前記第1アーチ片と第2アーチ片とで螺旋体が概ね形成されるように、前記第1アーチ片及び第2アーチ片が傾斜されており、
    前記アーチ片によるトナー搬送は、前記直板部の両端部から中央部に向けて移動させるものである
    ことを特徴とするトナー容器。
  5. 請求項2又は4に記載のトナー容器において、
    前記直板部に取り付けられるフィルム部材をさらに備えることを特徴とするトナー容器。
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