JP5141230B2 - ポリプロピレン系樹脂組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリプロピレン系樹脂組成物に関するものである。さらに詳しくは、剛性、耐衝撃性に優れる成形体の材料として有用なポリプロピレン系樹脂組成物に関するものである。
ポリプロピレンからなる成形品は、剛性、耐熱性や表面光沢性に優れていることから、種々の用途に使用されている。
そして、従来から、ポリプロピレンの耐衝撃性を改良するために、ポリプロピレンとエチレン系共重合体とを含有するポリプロピレン組成物を用いることが知られている。
例えば、特開平10−87714号公報には非メタロセン触媒によりプロピレン重合体を製造する工程の後に、少なくともメタロセン化合物と助触媒成分からなる触媒によりエラストマーを製造する工程を有するプロピレン重合体組成物の製造方法が記載されている。(特許文献1)
特開平10−87714号公報
しかし、上記の公報等に記載されているポリプロピレン組成物を用いたとしても、ポリプロピレン組成物の剛性、耐衝撃性については、必ずしも充分ではないことがあり、ポリプロピレン組成物の剛性、耐衝撃性については、さらなる改良が望まれていた。
かかる状況の下、本発明の目的は、剛性、耐衝撃性に優れるポリプロピレン系樹脂組成物を提供することにある。
本発明は、プロピレン単独重合体60〜85重量%と、エチレンとα−オレフィンの重量比が45/55〜70/30の範囲内であるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体15〜40重量%とを含有し、下記要件(1)から下記要件(5)を満足するポリプロピレン系樹脂組成物(ただし、前記重量%はともに、前記単独重合体と前記共重合体の合計量を基準とする)。
要件(1) DSCによって測定される上記プロピレン単独重合体の融解温度が163℃以上、170℃以下である。
要件(2) 13C−NMRスペクトルによって測定される上記プロピレン単独重合体の全プロピレン単位中の2,1−挿入および1,3−挿入に起因する異種結合の割合が0.01以下である。
要件(3) 上記ポリプロピレン系樹脂組成物中のエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の量をA重量%、上記ポリプロピレン系樹脂組成物の室温キシレン可溶分の量をB重量%とするとき、比B/Aが0.9以上である。
要件(4) 上記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体の分子量分布が2.0以上4.0以下である。
要件(5) 上記ポリプロピレン系樹脂組成物から温度190℃、圧力35kgf/cm2、3分間の熱プレス成形で作成した厚さ0.5mmのシートの断面の透過型電子顕微鏡による観察において、前記ポリプロピレン系樹脂組成物中のエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の粒子の体積平均円相当粒子径が1.0μm以下である。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物を成形することにより、剛性、耐衝撃性に優れる成形体を得ることができる。
〔プロピレン単独重合体〕
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物に含まれるプロピレン単独重合体は、示差走査熱量測定(DSC)によって測定される融解温度が163℃以上、170℃以下の範囲内であり、13C核磁気共鳴(13C−NMR)スペクトルによって測定される全プロピレン単位中の2,1−挿入および1,3−挿入に起因する異種結合の割合が0.01以下であるプロピレンの単独重合体である。また、プロピレン単独重合体中の室温キシレン可溶分量は0.1重量%以下であることが好ましい。
プロピレン単独重合体のDSCによって測定される融解温度は、好ましくは164℃以上、170℃以下の範囲内であり、より好ましくは165℃以上、170℃以下の範囲内である。融解温度が163℃に満たない場合、その樹脂組成物からなる成形体の剛性が不十分となることがある。
重合時、プロピレンモノマーは通常1,2−挿入するが、稀に2,1−挿入や1,3−挿入することがある。プロピレン単独重合体の「全プロピレン単位中の2,1−挿入および1,3−挿入に起因する異種結合の割合」とは、筒井等のPOLYMER, 30, 1350 (1989)に記載された方法に基づき13C−NMRにより測定されるポリプロピレン分子鎖中の2,1−挿入反応に起因する異種結合の存在割合および1,3−挿入反応に起因する異種結合の存在割合の合計である。
本発明で用いられるプロピレン単独重合体は、全プロピレン単位中の2,1−挿入および1,3−挿入に起因する異種結合の割合が0.01以下であり、好ましくは0.008以下であり、より好ましくは0.005以下である。異種結合割合が0.01を超えると、成形体にしたときに剛性が不十分となることがある。
本発明に適用可能なポリプロピレン単独重合体は、公知の固体状チタン触媒成分と有機金属化合物触媒成分とさらに必要に応じて用いられる電子供与体とからなる立体規則性重合触媒や、あるいは公知のメタロセン錯体と有機アルミニウム化合物とさらに必要に応じて用いられる、メタロセン錯体と反応して安定アニオンとなる化合物とからなる立体規則性重合触媒を用いて、公知の重合方法によって、製造することができる。好ましい重合触媒の例として、好ましくは固体状チタン触媒成分と有機金属化合物触媒成分とさらに必要に応じて用いられる電子供与体とからなる触媒が挙げられる。
適用可能な重合方法としては、プロパン、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンおよびオクタンのような不活性炭化水素溶媒を用いるスラリー重合法、該溶媒を用いる溶液重合法、重合温度において液状であるオレフィンを媒体とするバルク重合法、および、気相重合法を例示することができる。
重合は、通常、20〜100℃、特に好ましくは40〜90℃の温度範囲、常圧〜6MPaの圧力の範囲で実施するのが好ましい。重合時間は、一般に、目的とするポリマーの種類、反応装置によって、適宜決定すれば良く、通常、1分間〜20時間である。
また、ポリプロピレンの分子量を調節するために、水素等の連鎖移動剤を添加しても良い。
プロピレン単独重合体のメルトフローレート(以下、MFRと記す)は、好ましくは0.1〜500g/10分であり、より好ましくは、0.3〜300g/10分である。ただし、MFRは、JIS K7210に準拠して、230℃、21N荷重下で測定される。
〔エチレン−α−オレフィンランダム共重合体〕
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物に含まれるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、エチレンとα−オレフィンを共重合して得られ、エチレンに由来する構造単位とαオレフィンに由来する構造単位を含有する共重合体である。
α−オレフィンとしては、例えば、プロペン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテン、ビニルシクロヘキサン、ビニルノルボルネン等が挙げられる。
本発明のエチレン−α−オレフィンランダム共重合体に含有されるα−オレフィンに由来する構造単位の量、すなわち、13C−NMRスペクトルによって測定されるα−オレフィン含量は30〜55重量%、好ましくは35〜50重量%である。α−オレフィン含量が30重量%より少ないとプロピレン単独重合体との相容性が十分に高くないこと、ポリエチレン結晶成分が生成すること等から耐衝撃強度が不十分なことがあり、55重量%を超えた場合、プロピレン単独重合体と過度に相溶するため、剛性が不充分なことがある。
本発明のエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の135℃のテトラリン中で測定される極限粘度([η])は1.0dl/gよりも大きいことが好ましく、より好ましくは1.5dl/gよりも大きく、特に好ましくは2.0dl/gよりも大きい。
エチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、プロピレン単独重合体と該ランダム共重合体とからなるポリプロピレン系樹脂組成物とした場合、13C−NMRスペクトルによって測定される上記ポリプロピレン系樹脂組成物中のエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の量をA重量%、上記ポリプロピレン樹脂組成物の室温キシレン可溶分の量をB重量%とするとき、比B/Aが0.9以上であり、より好ましくは0.95以上である。この比が0.9以下の場合、上記エチレン−α−オレフィン共重合体のランダム共重合性が低く耐衝撃強度を発現する成分が少なくなり、ポリプロピレン系樹脂組成物の成形体にした場合に耐衝撃強度が劣ることがある。
エチレン−α−オレフィンランダム共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下、GPCと記す)により測定される重量平均分子鎖長(Aw)の数平均分子鎖長(An)に対する比(Aw/An)は、樹脂組成物の耐衝撃強度という観点から、好ましくは2.0以上4.0以下である。なお、比Aw/Anは、GPCにより測定される重量平均分子量(Mw)の数平均分子量(Mn)に対する比(Mw/Mn)に等しい。比Mw/Mnは一般に「分子量分布」と称され、したがって、比Aw/Anも分子量分布を意味する。
剛性、靭性および耐衝撃性のバランスを考慮して、本発明のポリプロピレン系樹脂組成物は、該組成物から温度190℃、圧力35kg/cm、3分間の熱プレス成形で作成した厚さ0.5mmのシートの断面の透過型電子顕微鏡による観察において、該断面中に観測されるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体粒子の体積平均円相当粒子径(Dv)が1.0μm以下であり、好ましくは0.9μm以下であるような組成物である。Dvが1.0μmよりも大きい場合、ポリプロピレン系樹脂組成物の耐衝撃強度が劣ることがある。
本発明に適用可能なエチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、前記[プロピレン単独重合体]で記載と同様の公知の固体状チタン触媒成分と有機金属化合物触媒成分とさらに必要に応じて用いられる電子供与体とからなる触媒や、あるいは公知のメタロセン錯体と有機アルミニウム化合物とさらに必要に応じて用いられる、メタロセン錯体と反応して安定アニオンとなる化合物とからなる触媒を用いて、公知の重合方法によって製造する方法が挙げられる。好ましい重合触媒の例として、メタロセン錯体からなる触媒が挙げられる。
ポリプロピレン系樹脂組成物に含まれるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の分散粒子のDvは、ポリプロピレン系樹脂組成物を適当な条件下で溶融混練することにより調節することができる。
本発明に適用可能なエチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、好ましくはメタロセン錯体からなる触媒を用いる重合によって製造することができる。
〔ポリプロピレン系樹脂組成物〕
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物は、前記プロピレン単独重合体60〜85重量%と、前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体15〜40重量%とを含有するポリプロピレン系樹脂組成物である(ただし、前記重量%はともに、前記単独重合体と前記共重合体の合計量を基準とする)。
前記プロピレン単独重合体の含有量が85重量%を超える場合(すなわち、前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体が15重量%未満の場合)、耐衝撃強度が不充分なことがあり、前記プロピレン単独重合体の含有量が60重量%未満の場合(すなわち、前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体が40重量%を超えた場合)、剛性が不充分なことがある。
前記プロピレン単独重合体の含有量として、好ましくは65〜85重量%であり、前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体として、好ましくは15〜35重量%である。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物には、必要に応じて、無機充填剤を含有させても良い。無機充填剤を含有させる場合、その含有量として、好ましくは5〜20重量%である(ただし、ポリプロピレン系樹脂組成物の全量を100重量%とする)。
また、本発明のポリプロピレン系樹脂組成物には、必要に応じて、耐熱安定剤、芳香族カルボン酸アルミニウム塩、芳香族リン酸エステル塩、ジベンジリデンソルビトールなどの核剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料、染料、フェノール系、イオウ系、リン系などの酸化防止剤、分散剤、銅害防止剤、中和剤、発泡剤、可塑剤、気泡防止剤、架橋剤、過酸化物などの流れ性改良剤、耐光安定剤、ウェルド強度改良剤などの添加剤を含有させても良い。それらの含有量は、本発明のポリプロピレン系樹脂組成物100重量部に対して、通常0.0001〜10重量部である。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物の使用に際して、該組成物には必要に応じて、プロピレン単独重合体およびエチレン−α−オレフィンランダム共重合体以外の重合体、例えば、ポリエチレン、プロピレン−エチレンランダム共重合体などを配合しても良い。その配合量は、通常はポリプロピレン系樹脂組成物100重量部あたり概ね5〜20重量部である。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物の製造方法としては、例えば、
(1)前記プロピレン単独重合体を生成させた後、連続して前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体を重合して製造する方法
(2)前記プロピレン単独重合体と、前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体を、同時に溶融混練して製造する方法、
(3)前記プロピレン単独重合体と、前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体を、逐次的に混合装置へ装入した後、溶融混練して製造する方法
(4)プロピレン単独重合体、及びエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の両者を溶解する物質を用いて溶解混合し、該混合物をプロピレン単独重合体、及びエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の両者を溶解しない物質に投入してポリプロピレン樹脂組成物を析出させ製造する方法、
等が挙げられ、これらの中でも、ポリプロピレン系樹脂組成物中の前記エチレン−α−オレフィンランダム共重合体の分散性に優れる方法(4)が好ましい。
プロピレン単独重合体、及びエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の両者を溶解する物質としては、テトラリン、デカリン、トルエン、キシレン、オルトジクロロベンゼン等に代表される高沸点炭化水素系化合物が例示できる。またプロピレン単独重合体、及びエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の両者を溶解しない物質としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、アセトン等が例示できる。
本発明のポリプロピレン系樹脂組成物の用途としては、例えば、各種自動車材料、家電材料等が挙げられる。各種自動車材料または家電材料として、より好ましくは、本発明のポリプロピレン系樹脂組成物に、前記の充填剤が含有されたポリプロピレン樹脂組成物である。
(実施例)
以下、本発明について、実施例及び比較例を用いて説明する。実施例及び比較例における各物性値は、下記の方法に従い測定した。
(1)融解温度(Tm、単位:℃)
プロピレン単独重合体を熱プレス成形(230℃で5分間予熱後、3分間かけて50kgf/cm2まで昇圧し2分間保圧した後、30℃、30kgf/cm2で5分間冷却)して、厚さ0.5mmのシートを作成した。示差走査型熱量計(TAインスツルメンツ社製、DSC Q100)を用い、作成されたシートの10mgを窒素雰囲気下220℃で5分間熱処理後、降温速度300℃/分で150℃まで冷却し、150℃において1分間保温し、さらに降温速度5℃/分で50℃まで冷却し、50℃において1分間保温した後、50℃から180℃まで昇温速度5℃/分で加熱した際に得られた融解曲線において、最大吸熱ピークを示す温度(℃)を測定した。
(2)異種結合割合(単位:モル%)
プロピレン単独重合体の「全プロピレン単位中の2,1−挿入および1,3−挿入に起因する異種結合の割合」は、下記の条件で測定した13C−NMRスペクトルから、Tsutsuiらの報告(POLYMER, 30, 1350 (1989))に基づいて求めた。10mmΦの試験管中で約200mgのプロピレン単独重合体を3mlのオルソジクロロベンゼンに均一に溶解させて試料を調製し、その試料の13C−NMRスペクトルを下記の条件下で測定した。
機種:Bruker AVANCE600
測定温度:135℃
パルス繰り返し時間:10秒
パルス幅:45°
積算回数:2500回
(3)ポリプロピレン系樹脂組成物中におけるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体(RCP)の含量(A)(単位:重量%)及び、エチレン−α−オレフィンランダム共重合体中のα−オレフィンの含量(単位:重量%)
下記の条件で測定した13C−NMRスペクトルから、Kakugoらの報告(Macromolecules,15,1150-1152(1982))に基づいて求めた。10mmΦの試験管中で約200mgのプロピレン系樹脂組成物を3mlのオルソジクロロベンゼンに均一に溶解させて試料を調製し、その試料の13C−NMRスペクトルを下記の条件下で測定した。
機種:日本電子データム EX270
測定温度:135℃
パルス繰り返し時間:10秒
パルス幅:45°
積算回数:2500回
(4)ポリプロピレン系樹脂組成物の20℃キシレン可溶部(CXS)量(B)(単位:重量%)
ポリプロピレン系樹脂組成物1gに対してキシレン200mLを加え、沸騰させて完全に溶解させた後降温し、20℃で1時間以上状態調整を行った。その後、ろ紙を用いて可溶部と不溶部に分離した。ろ液から溶剤を除去して乾固して可溶部の試料とし、試料の重量を測定して含有量を求めた。
(5)分子量分布(Aw/An)
GPCによって、下記条件により重量平均分子鎖長(Aw)と数平均分子鎖長(An)を求め、さらにそれらの比(Aw/An)を算出した。
機種:ウォーターズ社製 150C型
カラム:TSK−GEL GMH6−HT 7.5Φmm×300mm×3本
測定温度:140℃
溶媒:オルトジクロロベンゼン
測定濃度:5mg/5ml
(6)極限粘度([η])(単位:dl/g)
ウベローデ型粘度計を用いて、濃度が0.1g/dl、0.2dl/g、及び0.5dl/gの3点について還元粘度を測定した。極限粘度は、「高分子溶液、高分子実験学11」(1982年共立出版株式会社刊)第491項に記載の計算方法、すなわち、還元粘度を濃度に対してプロットし、濃度をゼロに外挿する外挿法により求めた。下記条件により測定を行った。
測定溶媒:テトラリン
測定温度:135℃
(7)ポリプロピレン系樹脂組成物に含まれるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体の分散粒子の体積平均円相当粒子径(Dv)(単位:μm)
温度190℃、圧力35kg/cm、3分間の熱プレス成形により成形された試験片(厚さ0.5mmのシート)の断面を−80℃でミクロトームを用い切り出し、ルテニウム酸の蒸気で60℃、90分間染色後、−50℃でダイヤモンドカッターを用い厚さ800オングストローム程度の超薄切片を作成した。この超薄切片を透過型電子顕微鏡(日立製作所製H−8000型透過型電子顕微鏡)を用いて、3,000倍の観察倍率で観察した。黒く染色された部分がエチレン−α−オレフィンランダム共重合体に相当する。異なる3個所の視野を撮影した写真から旭エンジニアリング社製 高精度画像解析ソフト「IP−1000」を用いて、以下に示した画像解析処理を行い、エチレン−α−オレフィンランダム共重合体の分散粒子の体積平均円相当粒子径(Dv)を求めた。
(画像解析処理)EPSON社製スキャナーGT−9600で透過型電子顕微鏡から得られた写真をコンピュータに取り込み(100dpi、8bit),旭エンジニアリング社製 高精度画像解析ソフト「IP−1000」で2値化した。解析面積は1,116μm2であった。エチレン−アルファオレフィンランダム共重合体部分に相当する分散粒子の形状は不定形であるので、エチレン−アルファオレフィンランダム共重合体部分と同じ面積となる円の直径(円相当粒子径:Di、単位:μm)を求め、下記式から体積平均円相当粒子径(Dv)を求めた。
Figure 0005141230

(式中、iは1〜nの整数であり、Diは各粒子の円相当粒子径である。)
(8)ポリプロピレン系樹脂組成物の引張弾性率(単位:MPa)及び、引張衝撃強度(単位:kg・cm/cm)
引張弾性率、及び、引張衝撃強度は、ASTM D1822−Lに準拠した方法で測定した。190℃温度190℃、圧力35kg/cm、3分間の熱プレス成形により作成された0.5mmの厚みのプレスシートから試験片を作成し、シングルコラム型引張圧縮試験機 STA−1225(エー・アンド・デイ)を用いて測定した。
(製造例1)プロピレン単独重合体(HPP)
(1−1)HPP−1の重合
特開2002−012734(これは、米国特許公開第2002035209号としても発行されている)の実施例記載の方法に従い重合を行った。得られたポリマーの極限粘度は1.18dl/gであった。
(1−2)HPP−2の重合
窒素ガス雰囲気下、トルエン40mLに触媒成分(A)(ジメチルシランジイルビス(2−メチル−4−ナフチルインデニル)ジルコニウムジクロライド)6.6mgと、濃度を1mmol/mLに調整したトリイソブチルアルミニウムのトルエン溶液1mLを加えた。このトルエン溶液に触媒成分(B)(特開2003−171412号公報実施例1(2)記載の方法により合成した)150.3mgを懸濁させ、重合触媒成分のトルエンスラリーを準備した。
減圧乾燥、窒素ガス置換後、冷却した内容積3リットルの撹拌機付きステンレス製オートクレーブ内を真空とし、上記触媒成分のトルエンスラリーを導入した。次に水素を0.030MPa、さらにプロピレンを780g導入した後、オートクレーブの内温を20℃に調整し5分間攪拌した。その後、オートクレーブを65℃に昇温し30分間攪拌することで、プロピレン単独重合体(HPP−2)を267.5g得た。得られたポリマーの極限粘度は、1.75dl/gであった。
(製造例2)エチレン−α−オレフィンランダム共重合体(RCP)
(2−1)RCP−1(エチレン−プロピレンランダム共重合体)
窒素ガス雰囲気下、トルエン40mLに触媒成分(C)(ジメチルシリレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタンジメトキシド:特開2006−193749の参考例1記載の金属錯体)5mgと、濃度を1mmol/mLに調整したトリイソブチルアルミニウムのトルエン溶液1mLを加えたトルエン溶液を準備した。
減圧乾燥、窒素ガス置換後、冷却した内容積3リットルの撹拌機付きステンレス製オートクレーブ内を真空とし、トルエンを1000mL、エチレンを42g、プロピレンを28g、及び上記触媒のトルエン溶液を導入した。その後、トリフェニルカルベニウムテトラキスペンタフルオロフェニルボレートのトルエン溶液(1mmol/ml)を3.8mL加え、オートクレーブの内温を80℃に昇温し90分間攪拌することで、エチレン−プロピレンランダム共重合体を69g得た。得られたポリマーのα−オレフィン(プロピレン)含量は34wt%、極限粘度は3.28であった。
(2−2)RCP−2(エチレン−ブテンランダム共重合体)
α−オレフィン(ブテン)含量が33wt%であるエチレン−ブテンランダム共重合体、タフマーA2050S(三井化学社製)を用いた。
(2−3)RCP−3(エチレン−プロピレンランダム共重合体)
減圧乾燥、窒素ガス置換後、冷却した内容積3リットルの撹拌機付きステンレス製オートクレーブ内を真空とし、ヘプタン1000mL導入した。トリエチルアルミニウム 4.4ミリモル、tert−ブチル−n−プロピルジメトキシシラン0.44ミリモル及び特開2004−182981実施例1(2)記載の固体触媒成分11.7ミリグラムを、ガラスチャージャー内のヘプタン中で接触させた後、上記オートクレーブに一括に投入した。
上記3リットルオートクレーブと連結した内容積24リットルボンベを真空として、エチレン260g、プロピレン170g、水素ガス0.01Mpaを添加した後、80℃に昇温することで調製した混合ガスを上記3リットルオートクレーブへ連続的にフィードし、重合圧力を0.3MPa、重合温度を70℃として3時間重合を行い、118gのポリマーを得た。得られたポリマーのα−オレフィン(プロピレン)含量は32wt%、極限粘度は2.61であった。
(実施例1)
プロピレン単独重合体として15gのHPP−1と、エチレン−α−オレフィンランダム共重合体として5gのRCP−1を200mlの沸騰キシレンに溶解し、このキシレン溶液を14Lのメタノール中に投入した。その後、沈殿物をろ過、乾燥することで、HPP−1とRCP−1からなるポリプロピレン系樹脂組成物(BCPP−1)を20g得た。BCPP−1の各物性値の測定結果を1に示す。
(実施例2)
HPP−1を16g、RCP−2を4gを用いたこと以外は、実施例1記載の方法をと同様にしてポリプロピレン系樹脂組成物(BCPP−2)を20g得た。BCPP−2の各物性値の測定結果を表1に示す。
(比較例1)
15gのHPP−2を15g、5gのRCP―1を用いたこと以外は、実施例1記載の方法をと同様にしてポリプロピレン系樹脂組成物(BCPP−3)を20g得た。BCPP−3の各物性値の測定結果を表1に示す。
(比較例2)
HPP−1を15g、RCP−3を5g用いたこと以外は、実施例1記載の方法をと同様にしてポリプロピレン系樹脂組成物(BCPP−4)を20g得た。BCPP−4の各物性値の測定結果を表1に示す。
(表1)

Figure 0005141230

Claims (2)

  1. プロピレン単独重合体60〜85重量%と、エチレンと1−ブテンの重量比が45/55〜70/30であるエチレン−1−ブテンランダム共重合体15〜40重量%とを含有し、下記要件(1)から下記要件(5)を満足するポリプロピレン系樹脂組成物(ただし、前記重量%はともに、前記単独重合体と前記共重合体の合計量を基準とする)。
    要件(1) DSCによって測定される上記プロピレン単独重合体の融解温度が163℃以上、170℃以下である。
    要件(2) 13C−NMRスペクトルによって測定される上記プロピレン単独重合体の全プロピレン単位中の2,1−挿入および1,3−挿入に起因する異種結合の割合が0.01%以下である。
    要件(3) 上記ポリプロピレン系樹脂組成物中の前記エチレン−1−ブテンランダム共重合体の量をA重量%、上記ポリプロピレン系樹脂組成物の室温キシレン可溶分の量をB重量%とするとき、比B/Aが0.9以上である。
    要件(4) 上記エチレン−1−ブテンランダム共重合体の分子量分布が2.0以上4.0以下である。
    要件(5) 上記ポリプロピレン系樹脂組成物から温度190℃、圧力35kgf/cm2、3分間の熱プレス成形で作成した厚さ0.5mmのシートの断面の透過型電子顕微鏡による観察において、前記ポリプロピレン系樹脂組成物中のエチレン−1−ブテンランダム共重合体の粒子の体積平均円相当粒子径が1.0μm以下である。
  2. 請求項1記載のポリプロピレン系樹脂組成物を含有する成形体。
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