JP5140621B2 - ハンドラ - Google Patents

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Description

本発明は、電子デバイスを搬送するハンドラに関するものである。
従来より、半導体デバイス等の電子デバイスに対して検査やデータの書き込みを行う際には、ハンドラを用いて電子デバイスを取り扱っている。このハンドラにおいては、電子デバイスが配列搭載されたICトレイから電子デバイスを吸着してテスタやライタまで搬送して、検査やデータの書き込みを行っている。このようなハンドラにおいては、効率向上を目的として、ICトレイに配列搭載された複数の電子デバイスを一括して検査またはデータの書き込みを行う技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この技術は、電子デバイスのパッケージが入り込む複数の穴と、各電子デバイスの端子の寸法に合わせて配線されたパッドとが、ICトレイに配列された複数の電子デバイスに合わせて形成されたテストトレイを用いて、このテストトレイに載せ替えられた複数の電子デバイスに対して一括してテストまたはデータの書き込みを行うものである。具体的には、複数の電子デバイスが配列搭載されたICトレイにテストトレイを合わせた状態で裏返して電子デバイスをテストトレイに載せ替え、その上からICトレイに代えて電子デバイスのリード端子の寸法に合わせたパッドを有する基板(ソケット)を重ね合わせ、ゴムを介してこれらをプレス用治具で挟み込み圧力をかけることにより、電子デバイスのリード端子とテストトレイのパッドおよび基板のパッドとを各々接触させている。この状態で基板の信号入出力コネクタをライタやテスタに接続することにより、テストトレイに搭載された複数の電子デバイスのリード端子を一括してライタやテスタに接続している。
特開2007−309787号公報
しかしながら、従来の技術では、電子デバイスをICトレイからテストトレイに載せ替えるときにミスが発生し、電子デバイスがテストトレイに正しく配置されないことがある。電子デバイスがテストトレイに正しく配置されないと、その状態でプレス用治具で圧力をかけてしまうため、電子デバイスのリード端子が曲がってしまったり、テストトレイやソケットを破損させてしまったりするなど、不良品を発生させたり、装置を故障させたりする結果となってしまう。これは、ICトレイにテストトレイを重ねて合わせた状態で反転させることにより電子デバイスをテストトレイに載せ替えているためである。
そこで、本発明は、不良品の発生や装置の故障を抑えることができるハンドラを提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係るハンドラは、電子デバイスが載置される載置台と、この載置台と対向配置されたソケットと、電子デバイスを搬送する搬送機構とを備え、搬送機構は、電子デバイスを収容する凹部を有するリード押さえと、このリード押さえを挿通し、この挿通方向にリード押さえと相対的に移動可能に設けられ電子デバイスを吸着する吸着スリーブとを備えたコンタクトヘッドと、このコンタクトヘッドを載置台とソケットとの間で移動させる昇降機構と、コンタクトヘッドを鉛直面内において回動させる回動機構と、吸着スリーブによる電子デバイスの吸着および解放と、コンタクトヘッドの昇降および回動とを制御する制御部とを備えることを特徴とするものである。
上記ハンドラにおいて、リード押さえの凹部の内側面には、凹部の底部に向かって狭くなるテーパ部を有するようにしてもよい。
また、上記ハンドラにおいて、リード押さえおよび吸着スリーブは、複数設けられているようにしてもよい。
また、上記ハンドラにおいて、制御部は、コンタクトヘッドを載置台と対向させた状態で吸着スリーブに電子デバイスを吸着させ、当該コンタクトヘッドを上昇および回動させて当該吸着スリーブの当該電子デバイスを吸着した端部を鉛直上方に向けさせた状態とした後、吸着を停止させてから当該吸着スリーブを鉛直下方に降下させてリード押さえの凹部に電子デバイスを収容させ、昇降機構により当該コンタクトヘッドを載置台の上方に配置されたソケットまで上昇させて、当該電子デバイスの端子を当該ソケットに接触させるようにしてもよい。
本発明によれば、リード押さえの凹部の開口を、載置台と対向させた状態で吸着スリーブで電子デバイスを吸着した後に、コンタクトヘッドを反転させて、ソケットと対向させた状態、すなわち、リード押さえを上方に向けた状態で、吸着スリーブの吸着を解放するとともに、吸着スリーブを下方に移動させることにより、電子デバイスが重力により下方に移動してリード押さえの凹部内部に正しく収容される。この状態でソケットに押圧することにより、不良品の発生や故障を抑えることができる。
本発明の一実施の形態に係るハンドラの構成を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係るハンドラの構成を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係るハンドラのコンタクトヘッドの一部を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るハンドラの制御装置の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るハンドラの動作を示すフローチャートである。 (a)〜(c)本発明の一実施の形態に係るハンドラの動作を説明するための図である。 (a)〜(c)本発明の一実施の形態に係るハンドラの動作を説明するための図である。 (a)〜(c)本発明の一実施の形態に係るハンドラの動作を説明するための図である。 (a)〜(c)本発明の一実施の形態に係るハンドラの動作を説明するための図である。 (a),(b)本発明の一実施の形態に係るハンドラの動作を説明するための図である。 (a)〜(d)本発明の一実施の形態に係るハンドラにおけるリード押さえによる電子デバイスの収容動作を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[ハンドラの構成]
図1,図2に示すように、本実施の形態にかかるハンドラ1は、電子デバイスが載置される載置台2と、この載置台2と対向配置されたソケット3と、電子デバイスを搬送する搬送機構4とを備えている。
載置台2は、XY平面に沿った上面21を備えており、この上面21に電子デバイスが配列搭載されたICトレイが載置される。なお、以下において、鉛直方向をZ軸、このZ軸にそれぞれ直交する方向をX軸およびY軸とする。また、Z軸において、その正の向きを鉛直上方とする。
ソケット3は、載置台2の上方(Z軸の正の側)下向きに設けられており、載置台2の上面21と対向する下面31には電子デバイスの端子と接続されるパッドが形成されている。
搬送機構4は、昇降機構5と、この昇降機構5によりZ方向に移動可能に支持された回動機構6と、この回動機構6よりX軸回りに回動可能に支持されたコンタクトヘッド7と、ソケット3と搬送機構4との間に設けられたセンサ8と、搬送機構4全体の動作を制御する制御装置9とを備えている。
昇降機構5は、載置台2の下方に設けられZ軸に沿った回動軸を有する公知のパルスモータからなるZ軸モータ51と、このZ軸モータ51の回動軸に接続されZ軸に沿って載置台の直下まで延在するボールねじ52と、このボールねじ52に取り付けられたナット53と、ボールねじ52と平行に配設されたガイド54と、Z軸と直交する方向に延在し、その略中央部においてナット53と連結されてZ軸方向に移動可能に支持された梁部材55と、Z軸方向に延在し、下端が梁部材55に接続された柱部材56と、ナット53のZ軸方向の位置を確認する位置確認センサ57とを備えている。このような昇降機構5は、Z軸モータ51を回動させることにより、この回動をナット53およびガイド54によりZ軸方向の移動に変換して、梁部材55および柱部材56をZ軸方向に移動させる。
回動機構6は、昇降機構5の柱部材56の上端に配設された一対の軸受け部61と、X軸に沿って延在し、両端が軸受け部61に接続されたヘッド支持部62と、一方の軸受け部61に固定され、ヘッド支持部62の一端が接続された公知のパルスモータからなるX軸モータ63とを備えている。このような回動機構6は、X軸モータ63を駆動させてヘッド支持部62をX軸回りに回動させることににより、このヘッド支持部62に取り付けられたコンタクトヘッド7をX軸回りに回動させる。
コンタクトヘッド7は、ヘッド支持部62の略中央部に固定されたベース71と、このベース71のX軸と平行な一の面にICトレイと同じピッチで配列された複数のリード押さえ72と、このリード押さえ72の略中央部に形成された後述する孔722に挿通された複数の吸着スリーブ73とを備えている。
ここで、リード押さえ72は、図3に示すように、搬送する電子デバイスの平面形状に対応した略矩形の平面形状を有する凹部721と、この凹部721の底面の略中央部に形成された孔722と、凹部721の上端面から内側面に向かって所定の位置まで、底面に向かって狭くなるように斜めに切りかかれたテーパ部723と、このテーパ部723の内側面側の端部から凹部721の内側面にかけて形成された凹部721の底面と略平行な平面からなる端子受け部724とを備えている。
また、吸着スリーブ73は、凹部721から露出する円筒状のスリーブ731と、このスリーブ731の先端に形成された吸着端732を備えている。このような吸着スリーブ73は、図示しない駆動機構によりコンタクトヘッド7のベース71に垂直な方向(スリーブ731の延在方向)に移動可能に支持されているとともに、制御部8の指示に基づいて外部より負圧が供給される。
センサ8は、ソケット3と搬送機構4との間の所定の位置に、柱部材56を挟むように配設された少なくとも一対のビームセンサから構成される。
制御装置9は、図4に示すように、Z軸モータ51に対して駆動信号を出力することによりZ軸モータ51の駆動を制御するZ軸モータ駆動部91と、X軸モータ63に対して駆動信号を出力することによりX軸モータ63の駆動を制御するX軸モータ駆動部92と、吸着スリーブ73の延在方向への移動および負圧の供給を制御するスリーブ制御部93と、センサ8の検出結果に基づいてコンタクトヘッド7によりピックアップされた電子デバイスの姿勢を検出する姿勢検出部94と、ソケット3により行われる電子デバイスの検査やデータの書き込みを制御するテスト制御部95と、これらの機能部の動作を制御する主制御部96とを備えている。このような制御装置9は、CPUなどの演算装置、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、ボタン、タッチパネルなどの外部からの情報入力を検知する入力装置、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの通信回線を介して各種情報の送受信を行うI/F装置、およびCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、FED(Field Emission Display)、有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置などを備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとから構成される。これらのハードウエア資源とソフトウエアが協働することによって、上記のハードウエア資源がプログラムによって制御され、上述したZ軸モータ駆動部91、X軸モータ駆動部92、スリーブ制御部93、姿勢検出部94、テスト制御部95および主制御部96が実現される。なお、上記プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供されるようにしてもよい。
[ハンドラの動作]
次に、図5〜図11を参照して本実施の形態に係るハンドラ1の動作について説明する。
まず、載置台2の上面21にはICトレイが載置されている。このICトレイに配列搭載された電子デバイスに対して検査やデータ書き込みを行うとき、制御装置9の主制御部96は、コンタクトヘッド7を吸着スリーブ73が載置台2と対向する状態とした上で、Z軸モータ駆動部91によりZモータ51を駆動させ、載置台2の直上まで降下させる(ステップS1、図6(a))。コンタクトヘッド7の吸着スリーブ73は、予めICトレイに搭載された電子デバイスに1対1に対応するように配列されている。したがって、コンタクトヘッド7を載置台2の直上に移動させると、電子デバイスと吸着スリーブ73とは対向配置されることとなる。このとき、吸着スリーブ73は、リード押さえ72から離れる方向、すなわち、載置台2に向かう方向に突出している。
コンタクトヘッド7を降下させると、主制御部96は、スリーブ制御部93からの指令により、吸着スリーブ73に対して負圧を供給する(ステップS2、図6(b))。これにより、吸着スリーブ73の吸着端732と対向する電子デバイスは、その負圧により吸着スリーブ73の側に吸引され、その吸着端732に吸着されることとなる。
電子デバイスが吸着されると、主制御部96は、Z軸モータ駆動部91によりZモータ51を駆動させ、センサ8近傍の所定の位置までコンタクトヘッド7を上昇させる(ステップS3、図6(c))。
コンタクトヘッド7を上昇させると、主制御部96は、コンタクトヘッド7をX軸回りに回転可能か否かを確認する(ステップS4)。この確認は、例えば、コンタクトヘッド7を回動させたときに、このコンタクトヘッド7が他の機構と干渉しない位置にあるか否かを位置確認センサ57により確認することにより行われる。
回転可能ではない場合(ステップS4:NO)、主制御部96は、スピーカ等からアラームを鳴動させたり、表示装置に警告表示をさせたりし、ハンドラ1の動作を停止させる(ステップS19)。
一方、回動可能である場合(ステップS4:YES)、主制御部96は、X軸モータ駆動部92によりX軸モータ63を駆動させ、コンタクトヘッド7をX軸に対して時計回りに180°回動させる(ステップS5,図7(a))。これにより、吸着スリーブ73は、吸着端732がソケット3と対向する状態となる、すなわち、電子デバイスの端子がソケット3の下面31に形成されたパッドと対向配置されることとなる。
吸着端732がソケット3と対向する状態となると、主制御部96は、スリーブ制御部93により、吸着スリーブ73への負圧の供給を停止する(ステップS6、図7(b))。このとき、電子デバイスは、図11(a)に示すように、吸着スリーブ73の吸着端732上に載置され、凹部721の上方に位置した状態となっている。
負圧の供給を停止すると、主制御部96は、スリーブ制御部93により、吸着スリーブ73を下降させる、言い換えるとリード押さえ72の凹部721にその端部を移動させる(ステップS7,図7(c))。すなわち、主制御部96は、図11(a)〜(d)に示すように、吸着スリーブ73をベース71の側に降下させる。すると、この降下に伴って、吸着スリーブ73の吸着端732上に載置されている電子デバイスDは、重力にしたがって降下する。このとき、電子デバイスDの端子は、重力にしたがって、図11(b),(c)に示すように、凹部721の上面から内側面に向かって斜めに切りかかれたテーパ部723に接触し、その傾きに沿って降下する。これにより、電子デバイスDは、図11(d)に示すように、その端子が端子受け部724に円滑かつ確実に到達することとなる。
吸着スリーブ73を降下させると、主制御部96は、姿勢検出部94により、電子デバイスがリード押さえ72の所定の位置に収容されたか否かを確認する(ステップS8、図8(a))。この確認は、センサ8により電子デバイスの端子の有無を確認することにより行われる。センサ8は、この動作時に電子デバイスの端子よりの少し上方のXY平面上に位置するように配設されている。したがって、センサ8により電子デバイスの端子が検出された場合には、電子デバイスがリード押さえ72内部に適正に収容されていないと判定される。
電子デバイスがリード押さえ72の所定の位置に収容されていない場合(ステップS8:NO)、主制御部96は、ステップS19の処理に進む。
一方、電子デバイスがリード押さえ72の所定の位置に収容された場合(ステップS8:YES)、主制御部96は、Z軸モータ駆動部91によりZ軸モータ51を駆動させ、コンタクトヘッド7をソケット3に向かって上昇させ、コンタクトヘッド7のリード押さえ72に収容された電子デバイスの端子がソケット3の下面31に形成されたパッドに接触するよう、コンタクトヘッド7をソケット3に押圧させる(ステップS9、図8(b))。このとき、電子デバイスは、リード押さえ72の凹部721内部に正しく収容されているので、この状態でソケット3のパッドに押圧されても、不良品が発生したり故障が発生したりしない。
電子デバイスの端子がソケット3のパッドに接触すると、主制御部96は、テスト制御部95によりソケット3を介して電子デバイスに対してテストやデータの書き込みを開始する(ステップS10)。
テスト等が終了すると(ステップS11:YES)、主制御部96は、Z軸モータ駆動部91によりZ軸モータ51を駆動させ、コンタクトヘッド7を所定の位置まで降下させる(ステップS12、図8(c))。この所定の位置は、ステップS3でコンタクトヘッド7を上昇させた位置と同一であるようにしてもよい。
コンタクトヘッド7を降下させると、主制御部96は、スリーブ制御部93により、吸着スリーブ73に対して負圧を供給する(ステップS13)。これにより、コンタクトヘッド7の吸着スリーブ73の吸着端732上に載置されていた電子デバイスは、その吸着スリーブ73により吸着されて固定されることとなる。
電子デバイスを吸着させると、主制御部96は、スリーブ制御部93により、吸着スリーブ73を上昇させる、すなわち、吸着スリーブ73をリード押さえ72から離れる方向に突出させる(ステップS14、図9(a))。
吸着スリーブ73を上昇させると、主制御部96は、コンタクトヘッド7をX軸回りに回転可能か否かを確認する(ステップS15)。この確認は、上述したように、例えば、コンタクトヘッド7を回動させたときに、このコンタクトヘッド7が他の機構と干渉しない位置にあるか否かを位置確認センサ57により確認することにより行われる。
回転可能ではない場合(ステップS15:NO)、主制御部96は、ステップS19の処理に進む。
一方、回動可能である場合(ステップS15:YES)、主制御部96は、X軸モータ駆動部92によりX軸モータ63を駆動させ、コンタクトヘッド7をX軸に対して反時計回りに180°回動させる(ステップS16,図9(b))。これにより、吸着スリーブ73は、吸着端732が載置台2と対向する状態となる。
コンタクトヘッド7を回動させると、主制御部96は、Z軸モータ駆動部91によりZモータ51を駆動させ、載置台2の直上まで降下させ(ステップS17、図9(c)),電子デバイスを載置台2の上面21に載置されたICトレイと近接させる(図10(a))。
コンタクトヘッド7を降下させると、主制御部96は、スリーブ制御部93により、吸着スリーブ73に対する負圧の供給を停止させる(ステップS18、図10(b))。これにより、吸着スリーブ73の吸着端732に吸着されていた電子デバイスは、その吸着端732から解放され、ICトレイの所定の位置に載置されることとなる。
このように、本実施の形態によれば、リード押さえ72の凹部721の開口を、載置台2と対向させた状態で吸着スリーブ73で電子デバイスを吸着した後に、コンタクトヘッド7を反転させて、ソケット3と対向させた状態、すなわち、リード押さえ72を上方に向けた状態で吸着スリーブ73の吸着を解放し、吸着スリーブ73を下方に移動させることにより、電子デバイスが重力により下方に移動してリード押さえ72の凹部721内部に正しく収容される。この状態でソケット3に押圧することにより、不良品の発生や故障を抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、リード押さえが複数設けられているので、同時に複数の電子デバイスのテスト等ができるので、作業効率の向上を実現することができる。
本発明は、ハンドラや表面実装機など電子部品を搬送する各種装置に適用することができる。
1…ハンドラ、2…載置台、3…ソケット、4…搬送機構、5…昇降機構、6…回動機構、7…コンタクトヘッド、8…センサ、9…制御装置、21…上面、31…下面、51…Z軸モータ、52…ボールねじ、53…ナット、54…ガイド、55…梁部材、56…柱部材、57…位置確認センサ、61…軸受け部、62…ヘッド支持部、63…X軸モータ、71…ベース、72…リード押さえ、73…吸着スリーブ、91…Z軸モータ駆動部、92…X軸モータ駆動部、93…スリーブ制御部、94…姿勢検出部、95…テスト制御部、96…主制御部、721…凹部、722…孔、723…テーパ部、724…端子受け部、731…スリーブ、732…吸着端、D…電子デバイス。

Claims (4)

  1. 電子デバイスが載置される載置台と、
    この載置台と対向配置されたソケットと、
    前記電子デバイスを搬送する搬送機構と
    を備え、
    前記搬送機構は、
    電子デバイスを収容する凹部を有するリード押さえと、このリード押さえを挿通し、この挿通方向に前記リード押さえと相対的に移動可能に設けられ前記電子デバイスを吸着する吸着スリーブとを備えたコンタクトヘッドと、
    このコンタクトヘッドを前記載置台と前記ソケットとの間で移動させる昇降機構と、
    前記コンタクトヘッドを鉛直面内において回動させる回動機構と、
    前記吸着スリーブによる前記電子デバイスの吸着および解放と、前記コンタクトヘッドの昇降および回動とを制御する制御部と
    を備えることを特徴とするハンドラ。
  2. 前記リード押さえの前記凹部の内側面には、前記凹部の底部に向かって狭くなるテーパ部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のハンドラ。
  3. 前記リード押さえおよび前記吸着スリーブは、複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のハンドラ。
  4. 前記制御部は、前記コンタクトヘッドを前記載置台と対向させた状態で前記吸着スリーブに前記電子デバイスを吸着させ、当該コンタクトヘッドを上昇および回動させて当該吸着スリーブの当該電子デバイスを吸着した端部を鉛直上方に向けさせた状態とした後、吸着を停止させてから当該吸着スリーブを鉛直下方に降下させて前記リード押さえの前記凹部に前記電子デバイスを収容させ、前記昇降機構により当該コンタクトヘッドを前記載置台の上方に配置された前記ソケットまで上昇させて、当該電子デバイスの端子を当該ソケットに接触させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のハンドラ。
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