JP4523513B2 - 基板受け渡し装置、基板受け渡し方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板受け渡し装置、基板受け渡し方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板受け渡し装置、基板受け渡し方法及び記憶媒体に関し、特に、異なる方向へ基板を搬送する2つの搬送アームによる基板の受け渡しが行われる基板受け渡し装置に関する。
半導体デバイスが表面に形成された基板としてのウエハを枚葉毎に検査するためのシステムとして、複数の検査装置としてのプローバと、各プローバに検査対象のウエハを供給し且つ検査済みのウエハを回収する基板運搬車としての少なくとも1つのRGV(Rail Guided Vehicle)とを備える検査システムが知られている。
各プローバは、ウエハを収容してウエハの表面を検査するプローバ部と、RGVから供給されたウエハをプローバ部に搬入し、且つ検査済みのウエハをプローバ部から搬出するローダ部とからなる。ローダ部は、供給されたウエハや検査済みのウエハを一時的に保管する一時保管装置としての箱状のアダプタユニットと、アダプタユニット及びプローバ部の間においてウエハを搬送するローダ部搬送アームとを備える。また、アダプタユニットはウエハを載置する置き台を備える。
RGVは複数のウエハを保管するウエハキャリアと、ウエハキャリア及びプローバのアダプタユニットの間においてウエハを搬送するRGV搬送アームとを備える。
アダプタユニットはローダ部搬送アーム及びRGV搬送アームにウエハを受け渡すため、基板受け渡し装置として機能する。また、アダプタユニットではローダ部搬送アーム及びRGV搬送アームの搬送方向に対応して置き台は各搬送アームと干渉しないように構成される。すなわち、アダプタユニットでは各搬送アームの進入路が確保されている。
例えば、図10に示すアダプタユニット100では、該アダプタユニット100の各隅部から突出する4つの支持部材101によって置き台が構成され、各支持部材が離間して配されることによって各搬送アーム、例えば、ローダ部搬送アーム102の進入路を確保している(例えば、特許文献1参照)。このアダプタユニット100では、4つの支持部材101はウエハWの外周部を4箇所で支持する。
ところで、アダプタユニットの置き台に載置されたウエハのずれが大きいと、ウエハをプローバ部に搬入することができない。そこで、従来からウエハのずれを修正するアダプタユニットや方法が開発されている。
ウエハのずれを修正するアダプタユニットとしては、図11に示すようなセンタリング装置を備えるアダプタユニット110が知られている。このアダプタユニット110は、RGV搬送アームによって搬入されたウエハWを載置するウエハ支持体111と、載置されたウエハWを囲うようにウエハ支持体111の両側に配置された一対のセンタリングプレート112と、該センタリングプレート112を拡縮させる拡縮機構とを備える。このアダプタユニット110では、一対のセンタリングプレート112の間隔が収縮する際、ウエハ支持体111に載置されたウエハWの外周面にセンタリングプレート112を当接させることによってウエハWのセンタリングを行う(例えば、特許文献2参照。)。
また、アダプタユニット110では、センタリングされたウエハWはアダプタユニット110下部に配されたウエハ収容室113に収容される。ウエハ収容室113には、ウエハWの外周部を2箇所で支持する支持部材114a,114bが配されて、該支持部材114a,114bはウエハWの置き台として機能する。
ウエハのずれを修正する方法としては、図12に示すように、ウエハWを収容するキャリア120の壁面にRGV搬送アーム121に載置されたウエハWを当接させる方法が知られている。具体的には、ウエハWを吸着させることなくRGV搬送アーム121にウエハWを載置し、RGV搬送アーム121をキャリア120内に進入させてウエハWの外周部をキャリア120の内壁と当接させる。そして、そのままRGV搬送アーム121を押出させる。このとき、ウエハW及びRGV搬送アーム121の相対位置は変化していく。その後、RGV搬送アーム121が所定の位置まで押出したとき、RGV搬送アーム121によってウエハWを吸着させる(例えば、特許文献3参照。)。
ここで、RGV搬送アーム121及びキャリア120の相対位置を適切に設定することにより、RGV搬送アーム121及びウエハWの相対位置を調整することができ、もって、ウエハWのセンタリングを行うことができる。センタリングされたウエハWは、ウエハWを挟んで対向するキャリア120の内壁からそれぞれ突出する支持部材122a,122bによって、その外周部を2箇所で支持される。
特開平6−163667号公報 特開2003−224177号公報 特開2002−203890号公報
しかしながら、上述したいずれのアダプタユニット又はキャリアにおいても、複数の支持部材がウエハWの外周部の少なくとも2箇所を支持するため、各支持部材の高さが一致していない場合、ウエハWが傾き、その結果、ウエハWを適切に搬送することができないという問題がある。このウエハWの傾きはウエハWの再度の位置ずれの原因ともなる。
また、上述したいずれのアダプタユニット又はキャリアでは、複数の支持部材がウエハWの外周部の少なくとも2箇所を支持することから、支持可能なウエハWのサイズは1種類に限定され、複数種類のサイズのウエハWを支持(保持)することができず、その結果、複数種類のサイズのウエハWを適切に搬送できないという問題がある。
本発明の目的は、複数種類のサイズの基板を適切に搬送することができる基板受け渡し装置、基板受け渡し方法及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の基板受け渡し装置は、少なくとも2側面が開口する箱状構造物からなり、基板を内部に一時的に保管し、且つ前記2側面からそれぞれ進入する少なくとも2つの搬送アームに前記基板を受け渡す基板受け渡し装置であって、前記保管された基板の中心部を支持する基板支持部と、前記2つの搬送アームの進入経路と交差しないように配置され、且つ前記基板支持部に接合される柄部とを有する基板載置部材を備え、該基板載置部材は前記進入する2つの搬送アームにおける先端の形状に対応する逃げ部を有することを特徴とする。
請求項2記載の基板受け渡し装置は、請求項1記載の基板受け渡し装置において、前記基板支持部は円板形状を呈することを特徴とする。
請求項3記載の基板受け渡し装置は、請求項1又は2記載の基板受け渡し装置において、前記基板載置部材は前記基板を吸着することを特徴とする。
請求項4記載の基板受け渡し装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板載置部材に載置された基板の外周部に対応する位置に配された基板ずれ検知センサを備えることを特徴とする。
請求項5記載の基板受け渡し装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板載置部材を複数備えることを特徴とする。
請求項6記載の基板受け渡し装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板の位置合わせを行う基板位置合わせ機構を備え、前記基板位置合わせ機構は、前記搬送アームによる基板の搬送方向に関して対称に配置され、且つ前記搬送アームに搬送される基板が当接する2つの基板当接部材を有することを特徴とする。
請求項7記載の基板受け渡し装置は、請求項6記載の基板受け渡し装置において、前記基板当接部材における前記搬送される基板との当接部は、該基板の表面に対する垂直方向視において円弧状を呈することを特徴とする。
請求項8記載の基板受け渡し装置は、請求項6又は7記載の基板受け渡し装置において、前記基板当接部材における前記搬送される基板との当接部は、該基板の表面に対する垂直方向に沿って直線状に形成されることを特徴とする。
請求項9記載の基板受け渡し装置は、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板位置合わせ機構は、前記基板載置部材の数と同数設けられることを特徴とする。
請求項10記載の基板受け渡し装置は、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板位置合わせ機構の各基板当接部材の位置を調整する基板当接部材位置合わせ治具の前記基板受け渡し装置に対する位置を規定する治具用係合穴が設けられることを特徴とする。
請求項11記載の基板受け渡し装置は、請求項6乃至10のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板当接部材と前記基板載置部材とは別部材で構成されることを特徴とする。
請求項12記載の基板受け渡し装置は、請求項6乃至11のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置において、前記基板当接部材及び前記基板載置部材は、前記搬送される基板の表面に対する垂直方向に関し、所定の距離だけ離間して配置されることを特徴とする。
請求項13記載の基板受け渡し装置は、請求項12記載の基板受け渡し装置において、前記所定の距離は8mm乃至11mmであることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項14記載の基板受け渡し方法は、少なくとも2側面が開口する箱状構造物からなり、基板を内部に一時的に保管し、且つ前記2側面からそれぞれ進入する少なくとも2つの搬送アームに前記基板を受け渡す基板受け渡し装置を用いた基板受け渡し方法であって、前記基板を前記基板受け渡し装置に搬入する基板搬入ステップと、前記搬入された基板の中心部を支持する基板支持ステップと、前記支持された基板を前記搬送アームによって搬送する基板搬送ステップと、前記搬送される基板を、該基板の搬送方向に関して対称に配置された2つの基板当接部材に当接させる基板当接ステップと、を有することを特徴とする。
請求項15記載の基板受け渡し方法は、請求項14記載の基板受け渡し方法において、前記基板が前記基板当接部材に当接した後、前記搬送アームをさらに所定の位置まで移動させる搬送アーム移動ステップと、前記搬送アームが前記所定の位置まで移動した後、前記基板を吸着する基板吸着ステップと、前記搬送アームが前記基板を前記基板の搬送方向とは逆方向に所定の距離だけ搬送する基板逆方向搬送ステップを有することを特徴とする。
請求項16記載の基板受け渡し方法は、請求項14記載の基板受け渡し方法において、前記中心部が支持された基板の外周部の位置を検知する基板外周部検知ステップを有することを特徴とする。
請求項17記載の基板受け渡し方法は、請求項14乃至16のいずれか1項に記載の基板受け渡し方法において、前記基板搬入ステップにおいて、前記搬送アームは複数の前記基板を同時に前記基板受け渡し装置に搬入することを特徴とする。
請求項18記載の基板受け渡し方法は、請求項14乃至17のいずれか1項に記載の基板受け渡し方法において、前記2つの搬送アームによる前記基板の搬送方向は直角をなすことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項19記載の記憶媒体は、少なくとも2側面が開口する箱状構造物からなり、基板を内部に一時的に保管し、且つ前記2側面からそれぞれ進入する少なくとも2つの搬送アームに前記基板を受け渡す基板受け渡し装置を用いた基板受け渡し方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記基板受け渡し方法は、前記基板を前記基板受け渡し装置に搬入する基板搬入ステップと、前記搬入された基板の中心部を支持する基板支持ステップと、前記支持された基板を前記搬送アームによって搬送する基板搬送ステップと、前記搬送される基板を、該基板の搬送方向に関して対称に配置された2つの基板当接部材に当接させる基板当接ステップと、を有することを特徴とする。
請求項20記載の記憶媒体は、請求項19記載の記憶媒体において、前記基板受け渡し方法が、前記基板が前記基板当接部材に当接した後、前記搬送アームをさらに所定の位置まで移動させる搬送アーム移動ステップと、前記搬送アームが前記所定の位置まで移動した後、前記基板を吸着する基板吸着ステップと、前記搬送アームが前記基板を前記基板の搬送方向とは逆方向に所定の距離だけ搬送する基板逆方向搬送ステップを有することを特徴とする。
請求項21記載の記憶媒体は、請求項19記載の記憶媒体において、前記基板受け渡し方法が、前記中心部が支持された基板の外周部の位置を検知する基板外周部検知ステップを有することを特徴とする。
請求項22記載の記憶媒体は、請求項19乃至21のいずれか1項に記載の記憶媒体において、前記基板搬入ステップにおいて、前記搬送アームは複数の前記基板を同時に前記基板受け渡し装置に搬入することを特徴とする。
請求項23記載の記憶媒体は、請求項19乃至22のいずれか1項に記載の記憶媒体において、前記2つの搬送アームによる前記基板の搬送方向は直角をなすことを特徴とする。
請求項1記載の基板受け渡し装置によれば、該装置の内部に保管された基板の中心部を支持するので、基板の傾きを防止することができると共に、複数種類のサイズの基板を支持することができ、もって、基板を適切に搬送することができる。また、基板載置部材は進入する2つの搬送アームにおける先端の形状に対応する逃げ部を有するので、搬送アーム及び基板載置部材の干渉を防止して基板のずれ及び脱落を防止することができ、もって、異なる方向に基板を適切に搬送することができる。
請求項2記載の基板受け渡し装置によれば、基板支持部は円板形状を呈するので、基板を安定的に支持することができ、もって、確実に基板の傾きを防止することができる。
請求項3記載の基板受け渡し装置によれば、基板載置部材は基板を吸着するので、確実に基板のずれ及び脱落を防止することができる。
請求項4記載の基板受け渡し装置によれば、基板載置部材に載置された基板の外周部に対応する位置に配された基板ずれ検知センサを備えるので、基板のずれを確実に検知することができ、これにより、基板の脱落等を未然に防止することができる。
請求項5記載の基板受け渡し装置によれば、基板載置部材を複数備えるので、基板の搬入を迅速に行うことができる。また、或る基板が検査されている間に、他の基板を保管することができ、もって、検査システムにおける基板搬送の自由度を増すことができる。
請求項6記載の基板受け渡し装置によれば、搬送アームによって搬送される基板が、該搬送アームによる基板の搬送方向に関して対称に配置された2つの基板当接部材に当接されるので、搬送アームに対する基板の位置合わせを行うことができ、もって、基板のずれをより確実に防止して、基板を円滑に搬送することができる。
請求項7記載の基板受け渡し装置によれば、基板当接部材における搬送される基板との当接部は、該基板の表面に対する垂直方向視において円弧状を呈するので、基板及び各基板当接部材の当接部は一点で当接し、これにより、当接位置の自由度を大きくすることができる。その結果、基板を基板当接部材に安定的に当接させることができ、また、異なる大きさの基板も基板当接部材に安定的に当接させることができる。
請求項8記載の基板受け渡し装置によれば、基板当接部材における搬送される基板との当接部は、該基板の表面に対する垂直方向に沿って直線状に形成されるので、当接位置の上記垂直方向に関する自由度を増すことができ、もって、基板を基板当接部材により安定的に当接させることができる。
請求項9記載の基板受け渡し装置によれば、基板位置合わせ機構は、基板載置部材の数と同数設けられるので、基板載置部材が複数設けられている場合、各基板載置部材に載置された基板の位置合わせを行うことができ、結果として基板搬送の効率を向上することができる。
請求項10記載の基板受け渡し装置によれば、各基板当接部材の位置を調整する基板当接部材位置合わせ治具の基板受け渡し装置に対する位置を規定する治具用係合穴が設けられるので、該基板当接部材位置合わせ治具の位置を安定的に決めることができ、もって、各基板当接部材の位置を安定的に調整することができる。
請求項11記載の基板受け渡し装置によれば、基板当接部材と基板載置部材とは別部材で構成されるので、基板当接部材と基板載置部材とは互いに拘束することがなく、その結果、基板載置部材に載置された基板が基板当接部材によって位置を拘束されることがない。したがって、基板の傾きの発生を確実に防止することができる。
請求項12記載の基板受け渡し装置によれば、基板当接部材及び基板載置部材は、搬送される基板の表面に対する垂直方向に関し、所定の距離だけ離間して配置されるので、基板当接部材及び基板載置部材の間を搬送される基板と、基板当接部材又は基板載置部材との干渉を確実に防止することができ、もって、基板をより安定的に搬送することができる。
請求項13記載の基板受け渡し装置によれば、上記所定の距離は8mm乃至11mmであるので、基板をさらに安定的に搬送することができる。
請求項14記載の基板受け渡し方法及び請求項19記載の記憶媒体によれば、基板受け渡し装置に搬入された基板は中心部を支持されるので、基板の傾きを防止することができできると共に、複数種類のサイズの基板を支持することができ、もって、基板を適切に搬送することができる。また、搬送アームによって搬送される基板が、該搬送アームによる基板の搬送方向に関して対称に配置された2つの基板当接部材に当接されるので、搬送アームに対する基板の位置合わせを行うことができ、もって、基板のずれを確実に防止して、基板を円滑に搬送することができる。
請求項15記載の基板受け渡し方法及び請求項20記載の記憶媒体によれば、基板が基板当接部材に当接した後、搬送アームがさらに所定の位置まで移動するので、搬送アームに対する基板の位置を確実に合わせることができる。さらに、搬送アームが所定の位置まで移動された後、基板が吸着され、基板が基板の搬送方向とは逆方向に所定の距離だけ搬送されるので、搬送アームに対する位置が合わされた基板と搬送アームとの相対関係を変化させることなく、基板を基板当接部材から離間させることができ、もって、基板をより適切に搬送することができる。
請求項16記載の基板受け渡し方法及び請求項21記載の記憶媒体によれば、中心部が支持された基板の外周部の位置が検知されるので、基板のずれを確実に検知することができ、これにより、基板の脱落等を未然に防止することができる。
請求項17記載の基板受け渡し方法及び請求項22記載の記憶媒体によれば、複数の基板が搬送アームによって基板受け渡し装置に同時に搬入されるので、基板の搬入を迅速に行うことができる。
請求項18記載の基板受け渡し方法及び請求項23記載の記憶媒体によれば、2つの搬送アームによる基板の搬送方向は直角をなすので、2つの搬送アームを効率良く配置することができ、もって、基板受け渡し装置を備える基板検査システムのサイズを縮小することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板受け渡し装置が適用される基板検査システムの概略構成を示すブロック図である。
図1において、この基板検査システムEは、半導体デバイスが表面に形成された基板としてのウエハWの検査工程を含む工場全体の生産工程を管理するホストコンピュータ1と、該ホストコンピュータ1の管理下でウエハWの電気的特性検査を行う複数の検査装置としてのプローバ2と、異なる直径の複数種のウエハWを混載し且つ各プローバ2に対してそれぞれの要求に応じてウエハWを自動搬送する複数の自動搬送装置(以下、「RGV」という。)3と、該RGV3を制御する搬送制御装置(以下、「RGVコントローラ」という。)4とを備えている。
プローバ2及びRGV3は、例えば、SEMI規格E23やE84に基づく光結合された並列I/O(以下、「PIO」という。)通信インターフェースを有し、両者間でPIO通信を行いつつウエハWを例えば、1枚ずつ受け渡す。プローバ2はウエハWを1枚ずつ枚葉単位で受け取って検査を行うため、枚葉式プローバ2として構成されている。以下では枚葉式プローバ2を単にプローバ2として説明する。また、RGVコントローラ4はホストコンピュータ1とSECS(Semiconductor Equipment Communication Standard)通信回線を介して接続され、ホストコンピュータ1の管理下でRGV3を無線通信を介して制御すると共に、ウエハWをロット単位で管理する。
なお、上述した基板検査システムでは、自動搬送装置としてRGV3に代えてAGV(Automatic Guided Vehicle)を用いることができる。また、基板検査システムEは、自動搬送装置としてRGV3、AGVの他、天井軌道に従ってウエハWを搬送するOHT等も備えていてもよい。
また、複数のプローバ2はグループコントローラ5を介してホストコンピュータ1とSECS通信回線を介して接続され、ホストコンピュータ1はグループコントローラ5を介して複数のプローバ2を管理する。
グループコントローラ5は、プローバ2のレシピデータやログデータ等の検査に関する情報を管理している。また、各プローバ2には対応するテスタ6がSECS通信回線を介して接続され、各プローバ2は対応するテスタ6からの指令に従って所定の検査を個別に実行する。各テスタ6はテスタホストコンピュータ(以下、「テスタホスト」という。)7を介してホストコンピュータ1とSECS通信回線を介して接続され、ホストコンピュータ1はテスタホスト7を介して複数のテスタ6を管理する。
また、ホストコンピュータ1にはウエハWの検査結果に基づいて所定のマーキングを行うマーキング装置8が、例えば、PCからなるマーキング指示装置9を介して接続されている。マーキング指示装置9はテスタホスト7が管理するデータに基づいてマーキング装置8に対してマーキングを指示する。
さらに、ホストコンピュータ1には複数のキャリアCを保管するストッカ10がSECS通信回線を介して接続される。各キャリアCは複数枚の未検査・検査済みのウエハWを収容する。ストッカ10はホストコンピュータ1の管理下で未検査・検査済みのウエハWをキャリア単位で保管し且つ分類すると共に、キャリア単位でウエハWの搬出入を行う。
図2は、図1におけるプローバ及びRGVの関係を説明するための図であり、図3は、図1におけるRGVの概略構成を示すブロック図である。
図2において、プローバ2は、ローダ室21と、プローバ室22と、制御装置(図示しない)とを備え、該制御装置を介してローダ室21及びプローバ室22内の各機器を駆動制御する。
ローダ室21は、ローダ室搬送アーム機構24と、後述するアダプタユニット25とを備える。ローダ室搬送アーム機構24は伸縮自在の上下二段の搬送アーム241と、各搬送アーム241を支持する水平面内において回転可能な基台242と、基台242内に収納された駆動機構(図示しない)とを有する。該基台242は駆動機構によって昇降する。ローダ室搬送アーム機構24では、各搬送アーム241がウエハWを真空吸着して保持し、若しくは真空吸着を解除することによってプローバ室22及びアダプタユニット25の間においてウエハWを搬送する。また、各搬送アーム241は先端が二股形状、より具体的には半円状の逃げ部を有する二股形状に成形されている。さらに、ローダ室搬送アーム機構24はウエハWの位置を微調整するプリアライメント機構(図示しない)を有し、ウエハWを搬送する間にウエハWのプリアライメントを行う。
アダプタユニット25は、ローダ室21から分離可能に構成され、ローダ室21と位置決め部材(図示しない)を介して係合する。これにより、アダプタユニット25及びローダ室21の相対位置関係が規制される。
プローバ室22は、搬入されたウエハWを真空吸着するメインチャック26と、アライメント機構27と、プローブカード28とを有する。メインチャック26はX−Yテーブル261上をX、Y方向へ移動すると共に、昇降機構及びθ回転機構(ともに図示しない)によってZ方向及びθ方向へ移動する。アライメント機構27は、従来公知のようにアライメントブリッジ271及びCCDカメラ272等を有し、メインチャック26と協働してウエハWとプローブカード28とのアライメントを行う。プローブカード28は複数のプローブ281を有する。各プローブ281とメインチャック26上のウエハWとが電気的に接触する。また、プローブカード28はテストヘッド(図示しない)を介してテスタ6と接続される。
また、RGV3は、図2及び図3に示すように、装置本体31と、装置本体31の一端部に配され且つキャリアCを載置するキャリア載置部32と、キャリアC内に収容された各ウエハWの収納位置を検出するマッピングセンサ33と、キャリアC及びアダプタユニット25の間においてウエハWを搬送するRGVアーム機構34と、ウエハWのプリアライメントを行うサブチャック35と、光学式のプリアライメントセンサ(図示しない)と、ウエハWのIDコード(図示しない)を読み取る光学式文字読取装置(OCR)36とを備える。キャリア載置部32に載置されたキャリアCは異なる直径のウエハWを複数枚ずつ収納している。例えば、図2に示すように、キャリアCは上下二段に区画され、上段に200mmのウエハを複数枚収納し、下段に300mmのウエハを複数枚収納している。
RGVアーム機構34は、図2に示すように、伸縮自在であってウエハWを真空吸着する上下二段の搬送アーム341と、各搬送アーム341を支持する水平面内において回転可能な基台342と、基台342内に収納された駆動機構(図示しない)とを備える。また、基台342は該駆動機構によって昇降する。各搬送アーム341は、搬送アーム241と同様に、先端が二股形状、より具体的には半円状の逃げ部を有する二股形状に成形されている。また、各搬送アーム341はウエハWを載置する先端部(ピンセット)を少なくとも1つ備える。例えば、本実施の形態では、上段の搬送アーム341が2つのピンセットを備え、下段の搬送アーム341が1つのピンセットを備えていてもよい。これにより、上段の搬送アーム341は2枚のウエハWを同時に搬送することができる。
RGVアーム機構34では、ウエハWをキャリアC及びアダプタユニット25の間において搬送する際、上下の搬送アーム341が駆動機構によって基台342上で個別に伸縮し、基台342が、ウエハWを受け渡す方向、例えば、アダプタユニット25へ向かう方向へ回転すると共に、ウエハWの受け渡しを行う高さ、例えば、アダプタユニット25の高さに一致するように昇降する。
基板検査システムでは、RGV3は、RGVコントローラ4との無線通信を介してストッカ10及び複数のプローバ2の間を自走してキャリアCを搬送し、RGVアーム機構34によってキャリアC内に収容されたウエハWを複数のプローバ2に対して少なくとも1枚ずつ、例えば、2枚ずつ供給する。RGV3がRGVコントローラ4の制御下でプローバ2へのウエハWの受け渡し位置に到達すると、RGV3のRGVアーム機構34が駆動してキャリアC内のウエハWを少なくとも1枚ずつ、例えば、2枚ずつ取り出す。そして、RGVアーム機構34がプローバ2のアダプタユニット25へウエハWの受け渡しを行う際には、RGV3がプローバ2と光結合PIO通信を行うことによってウエハWの仕様等を伝達することにより、各ウエハWが該ウエハWに付随する情報と共に受け渡される。
なお、RGV3は介してストッカ10及び複数のプローバ2の間においてキャリアCの代わりにウエハWをそのまま搬送してもよい。この場合、RGVアーム機構34はストッカ10からウエハWを取り出して先端部に載置し、RGV3はRGVアーム機構34がウエハWを載置したままの状態でストッカ10からプローバ2まで移動し、RGVアーム機構34は載置したウエハWを(キャリアCを経由することなく)プローバ2に供給する。RGV3の移動の際、RGVアーム機構34はウエハWを2枚以上載置可能であることは言うまでもない。
次に、本実施の形態に係る基板受け渡し装置としてのアダプタユニット25について詳述する。
図4は、本実施の形態に係る基板受け渡し装置としてのアダプタユニットの外観を表す斜視図であり、図5は、図4のアダプタユニットの概略構成を示す水平断面図である。
図4及び図5において、アダプタユニット25は、箱状のユニット本体40と、該ユニット本体40内に配されている複数の基板載置部材としてのステージアーム41と、ユニット本体40内にステージアーム41の数と同じ数だけ配されているウエハ位置合わせ機構42と、底面48及び該底面48に対向する天井面(図示しない)に配置される複数の光学センサ43とを備える。
ユニット本体40では側面のうち3面が開口する。具体的には、ユニット本体40は、図2において、プローバ2のローダ室搬送アーム機構24に対向する面、プローバ2に対応して停止したRGV3のRGVアーム機構34に対向する面、及び該RGVアーム機構34に対向する面とは反対の面において開口部を有する。各開口部は各面をほぼ全域に亘って開口する。ローダ室搬送アーム機構24の搬送アーム241及びRGVアーム機構34の搬送アーム341は、各開口部を介してユニット本体40内に進入する。
各ステージアーム41は、図5において、ユニット本体40の略中央部に配される円板形状を呈するウエハ支持部411と、搬送アーム241及び搬送アーム341の進入経路と交差しないようにユニット本体40内に配される平板状の柄部412とからなる。なお、搬送アーム341及び搬送アーム241の進入方向は直角をなすので、柄部412は、図5において、搬送アーム241の進入方向から逆時計回りに135°且つ搬送アーム341の進入方向から時計回りに135°回転した位置に配されるのが好ましい。
また、ウエハ支持部411及び柄部412は、いずれも底面48と平行に配されるので、ステージアーム41は底面48と平行をなす。ウエハ支持部411は、ユニット本体40内へ進入する搬送アーム241及び搬送アーム341の先端と干渉しないように、その半径が搬送アーム241及び搬送アーム341の先端における逃げ部の半径より所定の値だけ小さく設定されている。柄部412はその一端が、搬送アーム241が進入する面と反対の面45及び搬送アーム341が進入する面とは反対の面46が交差する隅部近傍において、底面48から立設された支持柱44に固定され、且つ他端が対応するウエハ支持部411に接続される。
ウエハ支持部411及び柄部412の接続部には、ユニット本体40内へ進入する搬送アーム241及び搬送アーム341における先端部の二股形状とステージアーム41との干渉を防止するための逃げ部413が形成される。該逃げ部413は、搬送アーム241及び搬送アーム341にそれぞれ対応して柄部412の両側部に形成されるので、ステージアーム41におけるウエハ支持部411及び柄部412の接続部はボトルネック形状を呈する。
ステージアーム41は、搬送アーム241又は搬送アーム341がユニット本体40内に搬入したウエハWの中心部をウエハ支持部411によって支持することにより、ウエハWを載置する。これにより、アダプタユニット25はウエハWを一時的に保管する。また、搬送アーム241又は搬送アーム341は、ウエハ支持部411によって支持されたウエハWを搬出する。ウエハWはウエハ支持部411による一時的な保管を介して搬送アーム241又は搬送アーム341によって搬出入されるため、結果として、アダプタユニット25はウエハWの受け渡しを行う。
また、ステージアーム41は柄部412を貫通する真空引き管414を内蔵する。該真空引き管414は一端側において複数の貫通孔415を介してウエハ支持部411のウエハ支持面に開口する。また、真空引き管414の他端は支持柱44を貫通する貫通孔441に連通し、該貫通孔441は、外部の真空引き装置(図示しない)に接続された真空引き管47に接続される。これにより、ステージアーム41はウエハ支持部411が支持するウエハWを真空吸着する。
アダプタユニット25では、複数、例えば、8個のステージアーム41が底面48から天井面に向けて互いに所定の間隔、例えば、20mmを保って配置される。なお、ステージアーム41の数は8個に限られず、8個から13個の間における任意の個数だけ配置可能である。
ウエハ位置合わせ機構42は、平面視L字状のブロック部材であるロケーティングブロック421,422(基板当接部材)からなる。ロケーティングブロック421,422は、ローダ室搬送アーム機構24の搬送アーム241が搬送するウエハWの中心の移動軌跡、すなわち、搬送アーム241によるウエハWの搬送方向に関して互いに対称に配置される。詳しくは後述するが、搬送アーム241によって搬送されるウエハWの外周部がロケーティングブロック421,422に当接することによってウエハWの位置合わせが行われる。
ロケーティングブロック421,422が呈するL字形状は、ウエハWの直径が300mmである場合、各ロケーティングブロックにおいてウエハWの外周部が当該L字形状の各端部、すなわち2箇所において当接するように設定される。また、ロケーティングブロック421,422におけるウエハWとの当接部421a,421b,422a,422bは、それぞれ平面視(基板の表面に対する垂直方向視)において円弧状を呈する。したがって、各当接部においてウエハWは当該当接部と一点で当接する。また、当接部421a,421b,422a,422bは、底面48に対する垂直方向(基板の表面に対する垂直方向)(以下、単に「垂直方向」という。)に沿って直線状に形成される。すなわち、各当接部421a,421b,422a,422bは垂直方向に関して形状が変化しない。
ウエハ位置合わせ機構42において、ロケーティングブロック421,422は底面48から同じ高さに配置される。ロケーティングブロック421,422はユニット本体40の枠にボルトを介して固定されるが、ユニット本体40の枠への固定の際に、高さ調整治具(図示しない)により、底面48からの高さが調節される。底面48には高さ調整治具のアダプタユニット25に対する位置を規定するための治具用係合穴(図示しない)が穿孔されて設けられている。
アダプタユニット25では、ウエハ位置合わせ機構42がステージアーム41の数と同数、例えば、8個設けられている。各ステージアーム41及び各ウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422は別部材で構成され、互いに1対1で対応する。また、対応するステージアーム41及びウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422は、垂直方向に関し、所定の距離だけ離間して配置されている。具体的には、ウエハ支持部411のウエハ支持面からロケーティングブロック421(422)の下面までの上記垂直方向に関する距離が、例えば、8mm〜11mmのいずれかの値に設定されている。
また、アダプタユニット25は、底面48及び天井面においてそれぞれ複数、例えば、8個の光学センサ43を有する。底面48において、4つの光学センサ43が、ステージアーム41に載置されたウエハWが直径300mmのウエハである場合、該ウエハWの外周部と対向するように配置されている。該4つの光学センサ43は円周方向に沿って等間隔に配置されている。また、底面48では、他の4つの光学センサ43が、ステージアーム41に載置されたウエハWが直径200mmのウエハである場合、該ウエハWの外周部と対向するように配置されている。該他の4つの光学センサ43も円周方向に沿って等間隔に配置されている。天井面では、底面48に配置された各光学センサ43と対向するように各光学センサ43が配置されている。互いに対向する底面48及び天井面の光学センサ43の組において、一方の光学センサ43から他方の光学センサ43へ向けて光が照射され、他方の光学センサ43が光を受光するか否かに基づいて、ウエハWの位置ずれが検知される。
各光学センサ43は外部の検知結果解析装置(図示しない)と接続されるための配線(図示しない)を有するため、該配線がユニット本体40内に突出して、搬送アーム241や搬送アーム341と干渉する虞がある。本実施の形態ではこれに対応して、搬送アーム241や搬送アーム341の進入経路の下に配置される光学センサ43の配線を覆う配線カバー49,50が底面48上に設けられる。これにより、各配線と搬送アーム241又は搬送アーム341との干渉を未然に防止することができる。
なお、アダプタユニット25は、上述した構成要素の他、各構成要素用の配線や配管等を有するが、図4及び図5においてこれらの図示は省略されている。
上述したアダプタユニット25によれば、該アダプタユニット25のユニット本体40内に保管されたウエハWの中心部がウエハ支持部411によって支持されるので、ウエハWの傾きを防止することができできると共に、複数種類のサイズのウエハW(例えば、直径が300mmのウエハや直径が200mmのウエハ)を支持することができ、もって、ウエハWを適切に搬送することができる。また、ステージアーム41は進入する搬送アーム241及び搬送アーム341における先端部の二股形状とステージアーム41との干渉を防止するための逃げ部413を有するので、搬送アーム241又は搬送アーム341及びステージアーム41の干渉を防止してウエハWのずれ及び脱落を防止することができ、もって、搬送アーム241及び搬送アーム341の進入方向にウエハWを適切に搬送することができる。
ステージアーム41のウエハ支持部411は円板形状を呈するので、ウエハWを安定的に支持することができ、もって、確実にウエハWの傾きを防止することができる。さらに、ステージアーム41は真空引き管414を及び複数の貫通孔415によってウエハWを真空吸着するので、確実にウエハWのずれ及び脱落を防止することができる。
アダプタユニット25は、底面48及び天井面においてステージアーム41に載置されたウエハWの外周部に対向するように配された光学センサ43を備えるので、ウエハWのずれを確実に検知することができ、これにより、ウエハWの脱落等を未然に防止することができる。
アダプタユニット25はステージアーム41を複数備えるので、或るウエハWが検査されている間に、他のウエハWをユニット本体40内に保管することができ、もって、基板検査システムEにおけるウエハ搬送の自由度を増すことができる。
また、アダプタユニット25は、搬送アーム241によるウエハWの搬送方向に関して互いに対称に配置されたロケーティングブロック421,422を有し、搬送アーム241によって搬送されるウエハWがロケーティングブロック421,422に当接するので、搬送アーム241に対するウエハWの位置合わせを行うことができ、もって、ウエハWのずれをより確実に防止して、ウエハWを円滑に搬送することができる。
ロケーティングブロック421,422におけるウエハWとの当接部421a,421b,422a,422bは、平面視において円弧状を呈するので、ウエハW及び各当接部は一点で当接し、これにより、当接位置の自由度を大きくすることができる。その結果、ウエハWをロケーティングブロック421,422に安定的に当接させることができ、また、異なる大きさのウエハWについても、ウエハWの外周部と各当接部とを安定的に当接させることができる。
また、ロケーティングブロック421,422における当接部421a,421b,422a,422bは、垂直方向に沿って直線状に形成されるので、ウエハW及び当接部における当接位置の上記垂直方向に関する自由度を増すことができ、もって、ウエハWをロケーティングブロック421,422に安定的に当接させることができる。
また、ロケーティングブロック421,422からなるウエハ位置合わせ機構42は、ステージアーム41の数と同数設けられるので、ステージアーム41が複数設けられている場合、各ステージアーム41に載置されたウエハWの位置合わせを行うことができ、結果としてウエハ搬送の効率を向上することができる。
アダプタユニット25の底面48には、各ロケーティングブロック421,422の高さを調整する高さ調整治具のアダプタユニット25に対する位置を規定する治具用係合穴が設けられているので、高さ調整治具の位置を安定的に決めることができ、もって、各ロケーティングブロック421,422の位置を安定的に調整することができる。
また、アダプタユニット25において、各ステージアーム41及び各ウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422は別部材で構成されるので、各ステージアーム41と各ロケーティングブロック421,422とは互いに拘束することが無く、その結果、各ステージアーム41に載置されたウエハWがロケーティングブロック421,422によって位置を拘束されることが無い。したがって、ウエハWの傾きの発生を確実に防止することができる。さらに、互いに対応するステージアーム41及びウエハ位置合わせ機構42の各ロケーティングブロック421,422は、垂直方向に関し、所定の距離だけ離間して配置されている、具体的には、ウエハ支持部411のウエハ支持面からロケーティングブロック421(422)の下面までの上記垂直方向に関する距離が、例えば、8mm〜11mmのいずれかの値に設定されているので、ロケーティングブロック421,422及びステージアーム41の間を搬送されるウエハWと、ロケーティングブロック421,422又はステージアーム41との干渉を確実に防止することができ、もって、ウエハWをより安定的に搬送することができる。
また、搬送アーム341及び搬送アーム241の進入方向は直角をなすので、搬送アーム241及び搬送アーム341を効率良く配置することができ、もって、アダプタユニット25を備える基板検査システムEのサイズを縮小することができる。
次に、本実施の形態に係る基板受け渡し方法としての、図4のアダプタユニットを用いたウエハ搬入処理について説明する。
図6は、本実施の形態に係る基板受け渡し方法としての、ウエハをRGVのキャリアからアダプタユニットを介してプローバ室に搬入するウエハ搬入処理のフローチャートである。
図6において、まず、RGVコントローラ4によって制御されたRGV3が、ホストコンピュータ1によって指定されたプローバ2まで自走する(ステップS61)。次いで、RGV3は、プローバ2とPIO通信を行ってプローバ2に搬入するウエハWの諸元に関するデータをプローバ2に送信しつつ、RGVアーム機構34によってキャリアC内に収容された複数のウエハWのうちRGVコントローラ4によって指定されたウエハWを取り出すと共に、該取り出したウエハWをプローバ2におけるアダプタユニット25に搬入する(ステップS62)。
なお、ステップS61及びS62において、RGVアーム機構34はストッカ10からウエハWを取り出して先端部に載置し、RGV3はRGVアーム機構34がウエハWを載置したままの状態でストッカ10からプローバ2まで自走してもよい。
ステップS62において、ウエハWをアダプタユニット25に搬入する際、RGVアーム機構34では、基台342が、取り出したウエハW及び該ウエハWを搬送する搬送アーム341の位置がウエハWを載置しようとするステージアーム41の位置より高くなるように、搬送アーム341の高さを調整する。これにより、搬送アーム341のユニット本体40内への進入時における、ウエハW又は搬送アーム341とステージアーム41との干渉を防止する。また、RGVアーム機構34では、搬送アーム341が延伸してユニット本体40内に進入することにより、ウエハWをアダプタユニット25へ搬入する。
次いで、ユニット本体40内に進入した搬送アーム341は、該搬送アーム341の先端における二股形状の逃げ部にステージアーム41のウエハ支持部411を収容する位置、より具体的には、搬送アーム341に載置されているウエハWの中心とウエハ支持部411の中心とがほぼ一致する位置まで延伸すると、ステージアーム41の表面よりも下方まで降下する。搬送アーム341の下降の途中において搬送アーム341に載置されていたウエハWがウエハ支持部411に受け渡され、ウエハ支持部411はウエハWの中心部を支持する(ステップS63)。これにより、ステージアーム41はウエハWを載置する。
次いで、ローダ室搬送アーム機構24において、基台242が、搬送アーム241が垂直方向に関してステージアーム41に載置されたウエハWの裏面及び該ステージアーム41に対応するウエハ位置合わせ機構42よりも1つ下に配置されたウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422の上面の間に位置するように、搬送アーム241の高さを調整する。具体的には、搬送アーム241の表面がステージアーム41の表面よりも4mmだけ下方に位置するように、搬送アーム241の高さが調整される。これにより、搬送アーム241のユニット本体40内への進入時における搬送アーム241とウエハW又はロケーティングブロック421,422との干渉を防止する。そして、搬送アーム241が延伸してユニット本体40内に進入する。ユニット本体40内に進入した搬送アーム241はウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422と協働して後述するようにウエハWの位置合わせを行う(ステップS64)。
図7及び図8は、ウエハ位置合わせ処理の工程図であり、図7の各図はステージアーム41、搬送アーム241等を側方から眺めた図であり、図8の各図はステージアーム41、搬送アーム241等を上方から眺めた図である。図7及び図8において、位置合わせ処理が施されるウエハWの直径は300mmである。
まず、ユニット本体40内に進入した搬送アーム241は、該搬送アーム241の先端部における半円状の逃げ部の中心(以下、「搬送アーム241の逃げ部中心」という。)がウエハ支持部411の中心よりも搬送アーム241の進入方向に関して所定の距離、例えば、15mmだけ前方(図7(A)中左方)に位置するまで延伸すると、一旦延伸を停止する(図7(A))。
次いで、搬送アーム241は、該搬送アーム241の表面が垂直方向に関してステージアーム41に対応するロケーティングブロック421,422の下面及び上面の間に位置するまで上昇する、具体的には、搬送アーム241は、搬送アーム241の表面がステージアーム41の表面よりも11mmだけ上方に位置するように上昇する。搬送アーム241の上昇の途中においてステージアーム41に載置されていたウエハWが搬送アーム241に受け渡され、ウエハWは搬送アーム241と共に上昇する(図7(B)、図8(A))。このとき、搬送アーム241はウエハWを載置するのみであり該ウエハWを真空吸着しない。したがって、搬送アーム241はウエハWに対して自由に移動可能である。
次いで、搬送アーム241はウエハWを載置したまま所定の距離、例えば、42.1mmだけ収縮する。これにより、搬送アーム241に載置されたウエハWは42.1mmだけ後方(図7(C)中右方)に搬送され、ウエハWの外周部はロケーティングブロック421,422と当接する。より詳細には、ウエハWの外周部は当接部421b,422bにおいて当接する。なお、ウエハWは当接部421a,422aにおいて当接しない。
搬送アーム241が42.1mm収縮した位置では、ロケーティングブロック421,422と当接することによって位置が規制されたウエハWの中心と搬送アーム241の逃げ部中心とが一致する。ここで、ウエハWが搬送アーム241に受け渡された際、搬送アーム241の逃げ部中心は、ウエハWのずれが約1mm程度だとしても、ウエハWの中心より約14mmだけ前方に位置するため、搬送アーム241の収縮途中において、ウエハWは必ずロケーティングブロック421,422に当接する。ウエハWがロケーティングブロック421,422と当接した後、ウエハWの位置はロケーティングブロック421,422によって規制されるが、搬送アーム241はウエハWに対して自由に移動可能であるため、搬送アーム241は42.1mm収縮するまで収縮し続ける。これにより、ウエハWが搬送アーム241に対して多少ずれていても、ウエハWを載置したまま搬送アーム241が42.1mm収縮することによってウエハWの中心と搬送アーム241の先端部中心とが一致する。すわなち、搬送アーム241に対するウエハWの位置合わせが行われる(図7(C)、図8(B))。
次いで、搬送アーム241は位置合わせが行われたウエハWを真空吸着し、前方へ所定の距離、例えば、2mmほど延伸し(図7(D)、図8(C))、さらに、搬送アーム241は、搬送アーム241の表面がステージアーム41の表面よりも4mmだけ上方に位置するように下降する(図7(E))。
その後、搬送アーム241は、ウエハWを真空吸着したまま収縮してウエハWをアダプタユニット25から搬出し(ステップS65)、さらにプローバ室22に搬入して(ステップS66)、本処理を終了する。
図7及び図8では、直径が300mmのウエハの位置合わせについて説明したが、搬送アーム241と、ウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422との協働によって位置合わせ可能なウエハWの直径は300mmに限られず、ロケーティングブロック421,422に当接可能な直径であればよい。以下に、他の例として直径が200mmのウエハ位置合わせ処理について説明する。
図9は、直径が200mmのウエハ位置合わせ処理の工程図であり、図9の各図はステージアーム41、搬送アーム241等を上方から眺めた図である。なお、直径が200mmのウエハ位置合わせ処理の各工程は、上述した直径が300mmのウエハ位置合わせ処理の各工程と基本的に同じであり、搬送アーム241の収縮量が異なるのみであるため、同じ工程については説明を省略する。
まず、ユニット本体40内に進入した搬送アーム241が一旦延伸を停止し、さらに、搬送アーム241が、搬送アーム241の表面がステージアーム41の表面よりも11mmだけ上方に位置するように上昇する。搬送アーム241の上昇の途中においてステージアーム41に載置されていた直径が200mmのウエハW’が搬送アーム241に受け渡され、ウエハW’は搬送アーム241と共に上昇する(図9(A))。このとき、搬送アーム241はウエハW’を載置するのみであり、該ウエハW’を真空吸着しない。
次いで、搬送アーム241はウエハW’を載置したまま所定の距離、例えば、120.1mmだけ収縮する。これにより、搬送アーム241に載置されたウエハW’は120.1mmだけ後方(図9(C)中右方)に搬送され、ウエハW’の外周部はロケーティングブロック421,422と当接する。より詳細には、ウエハW’の外周部は当接部421a,422aにおいて当接する。なお、ウエハW’は当接部421b,422bにおいて当接しない。
搬送アーム241が120.1mm収縮した位置では、ロケーティングブロック421,422と当接することによって位置が規制されたウエハW’の中心と搬送アーム241の逃げ部中心とが一致する。ウエハW’がロケーティングブロック421,422と当接した後も搬送アーム241は120.1mm収縮するまで収縮し続ける。これにより、ウエハW’の位置合わせが行われる(図9(B))。
次いで、搬送アーム241は、位置合わせが行われたウエハW’を真空吸着し、前方へ延伸し(図9(C))、下降し、ウエハW’を真空吸着したまま収縮してウエハW’をユニット本体40内から搬出し、さらにプローバ室22に搬入して、本処理を終了する。
上述した図6のウエハ搬入処理によれば、アダプタユニット25に搬入されたウエハWはウエハ支持部411によって中心部を支持される(ステップS63)ので、ウエハWの傾きを防止することができ、もって、ウエハWを適切に搬送することができる。
また、図7及び図8のウエハ位置合わせ処理によれば、搬送アーム241によって搬送されるウエハWの外周部が、該搬送アーム241によるウエハWの進入方向に関して互いに対称に配置されたロケーティングブロック421,422に当接するので、搬送アーム241に対するウエハWの位置合わせを行うことができる。
さらに、図7及び図8のウエハ位置合わせ処理によれば、ウエハWがロケーティングブロック421,422に当接した後、ウエハWの位置はロケーティングブロック421,422によって規制される一方、搬送アーム241は42.1mm収縮するまで収縮し続けるので、ウエハWの中心と搬送アーム241の先端部中心とを確実に一致させることができる。さらに、搬送アーム241が42.1mm収縮した後、ウエハWが真空吸着され、ウエハWが前方へ所定の距離、例えば、2mmだけ搬送されるので、搬送アーム241に対する位置合わせが施されたウエハWと搬送アームとの相対関係を変化させることなく、ウエハWをロケーティングブロック421,422から離間させることができ、もって、ウエハWをより適切に搬送することができる。
また、図7及び図8のウエハ位置合わせ処理が適用可能な基板処理システムが備えるアダプタユニットは、図4及び図5に示すアダプタユニット25に限られず、例えば、ウエハの外周部を支持するステージアームを備えるアダプタユニットであってもよい。
図13は、ウエハの外周部を支持するステージアームを備えるアダプタユニットの概略構成を示す水平断面図である。
図13のアダプタユニットは、ウエハの中心部を支持するステージアームの代わりにウエハの外周部を支持するステージアームを備える点、並びに搬送アーム341及び搬送アーム241の進入方向のなす角度が180°である点で図4及び図5に示すアダプタユニット25と異なるのみなので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
図13において、アダプタユニット130は、箱状のユニット本体131と、該ユニット本体131内に配されている複数の基板載置部材としてのステージアーム対132と、ウエハ位置合わせ機構42とを備える。ユニット本体131内に配されるステージアーム対132の数とウエハ位置合わせ機構42と数とは同じである。
ユニット本体131では側面のうち少なくとも1対の対向面が開口する。ローダ室搬送アーム機構24の搬送アーム241及びRGVアーム機構34の搬送アーム341は、各開口部を介してユニット本体131内に進入する。ここで、搬送アーム341及び搬送アーム241の進入方向のなす角度が180°である。
各ステージアーム対132は、搬送アーム341及び搬送アーム241の進入方向(ウエハWの搬送方向)を挟んで対向するように配された1対のステージアーム132a,132bからなる。各ステージアーム132a,132bは図中平面視略扇形状を呈し、ウエハWの外周部をそれぞれ支持する。なお、対向する2つのステージアーム132a,132b間の距離は、搬送アーム341や搬送アーム241の平面視における幅よりも大きく設定される。これにより、各搬送アームと各ステージアーム132a,132bとの干渉を防止する。また、各ステージアーム132a,132bは、いずれも底面135と平行に配される。
各ステージアーム132a,132bはそれらの端部が、搬送アーム241が進入する面及び搬送アーム341が進入する面のそれぞれと異なる面133,134の近傍にそれぞれ底面135から立設された支持柱136,137に固定される。
ステージアーム対132は、搬送アーム241又は搬送アーム341がユニット本体131内に搬入したウエハWの外周部を各ステージアーム132a,132bによって支持することにより、ウエハWを載置する。これにより、アダプタユニット130はウエハWを一時的に保管する。また、搬送アーム241又は搬送アーム341は、各ステージアーム132a,132bによって支持されたウエハWを搬出する。ウエハWは各ステージアーム132a,132bによる一時的な保管を介して搬送アーム241又は搬送アーム341によって搬出入されるため、結果として、アダプタユニット130はウエハWの受け渡しを行う。
また、ステージアーム132aは内部を貫通する真空引き管138を有する。該真空引き管138は一端側において貫通孔139を介して各ステージアーム132a,132bのウエハ支持面に開口する。また、真空引き管138の他端は支持柱136を貫通する貫通孔140に連通し、該貫通孔140は、外部の真空引き装置(図示しない)に接続された真空引き管141に接続される。これにより、ステージアーム132aはウエハWを真空吸着する。
アダプタユニット130では、複数、例えば、8個のステージアーム対132が底面135から天井面に向けて互いに所定の間隔、例えば、20mmを保って配置される。なお、ステージアーム対132の数は8個に限られず、8個から13個の間における任意の個数だけ配置可能である。
ウエハ位置合わせ機構42において、各ステージアーム対132及び各ウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422は別部材で構成され、互いに1対1で対応する。また、対応するステージアーム対132及びウエハ位置合わせ機構42のロケーティングブロック421,422は、垂直方向に関し、所定の距離だけ離間して配置されている。具体的には、各ステージアーム132a,132bのウエハ支持面からロケーティングブロック421(422)の下面までの上記垂直方向に関する距離が、例えば、8mm〜11mmのいずれかの値に設定されている。
また、アダプタユニット130では、搬送アーム241や搬送アーム341の進入経路の下に配置される光学センサ43の配線を覆う配線カバー49,142が底面135上に設けられる。これにより、各配線と搬送アーム241又は搬送アーム341との干渉を未然に防止することができる。
上述した図6のウエハ搬入処理では、ウエハWがステージアーム41に載置された後、そのままウエハWの位置合わせが行われたが、ウエハWがステージアーム41に載置された後に各光学センサ43によってウエハWの外周部の位置を検知してもよく、これにより、ウエハWのずれを確実に検知することができ、ウエハWの脱落等を未然に防止することができる。また、検知された位置ずれの量が所定値以下の場合には、ウエハWの位置合わせをスキップしてもよく、これにより、ウエハ搬入処理を迅速に行うことができる。
また、上述した図6のウエハ搬入処理では、ウエハWを1枚ずつアダプタユニット25に搬入したが、RGV3のRGVアーム機構34は2つの搬送アーム341を有し、さらに、アダプタユニット25は複数のステージアーム41を有しているので、2枚のウエハWを同時に搬入することができ、これにより、ウエハWの搬入を迅速に行うことができる。
さらに、上述した図6のウエハ搬入処理では、ローダ室21のローダ室搬送アーム機構24及びRGV3のRGVアーム機構34は共にウエハWのプリアライメントを行うことが無いが、ローダ室搬送アーム機構24及びRGVアーム機構34はウエハWを搬送する際に、該ウエハWのプリアライメントを行ってもよく、これにより、ウエハWの位置ずれをより確実に防止することができる。
また、上述したアダプタユニット25は、基板検査システムEに適用され、プローバ2及びRGV3の間においてアダプタユニット25を介したウエハWの搬送が効率良く行われるが、アダプタユニット25は、他の基板処理システム、例えば、エッチング処理装置とAGVとを備えるエッチング処理システムに適用してもよく、これにより、エッチング処理装置及びAGVの間においてアダプタユニット25を介したウエハWの搬送が効率良く行われる。
また、上述したアダプタユニット25では、ステージアーム41のウエハ支持部411は円板形状を呈したが、ウエハ支持部411の形状はこれに限られず、搬送アーム241や搬送アーム341の先端部の形状と干渉しない形状であればよく、例えば、多角形形状であってもよい。
また、本発明において搬送される基板は半導体デバイス用のウエハに限られず、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD(Flat Panel Display)等に用いる各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であってもよい。
本発明の目的は、上述した本実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、コンピュータ、例えば、ホストコンピュータ1やRGVコントローラ4に供給し、コンピュータのCPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した本実施の形態の機能を実現することになり、プログラムコード及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムコードを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムコードは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることによりコンピュータに供給されてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、CPU上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した本実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した本実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
上記プログラムコードの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本実施の形態に係る基板受け渡し装置が適用される基板検査システムの概略構成を示すブロック図である。 図1におけるプローバ及びRGVの関係を説明するための図である。 図1におけるRGVの概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る基板受け渡し装置としてのアダプタユニットの外観を表す斜視図である。 図4のアダプタユニットの概略構成を示す水平断面図である。 本実施の形態に係る基板受け渡し方法としての、ウエハをRGVのキャリアからアダプタユニットを介してプローバ室に搬入するウエハ搬入処理のフローチャートである。 直径が300mmのウエハ位置合わせ処理の工程図である。 直径が300mmのウエハ位置合わせ処理の工程図である。 直径が200mmのウエハ位置合わせ処理の工程図である。 従来のアダプタユニットの概略構成を示す水平断面図である。 従来のセンタリング装置を備えるアダプタユニットの概略構成を示す断面図である。 従来のウエハのずれを修正する方法を説明するための図である。 ウエハの外周部を支持するステージアームを備えるアダプタユニットの概略構成を示す水平断面図である。
符号の説明
E 基板検査システム
W ウエハ
C キャリア
2 プローバ
21 ローダ室
22 プローバ室
24 ローダ室搬送アーム機構
241,242 アーム
25,130 アダプタユニット
3 RGV
34 RGVアーム機構
341,342 アーム
4 RGVコントローラ
40,131 ユニット本体
41 ステージアーム
411 ウエハ支持部
412 柄部
413 逃げ部
414,138 真空引き管
415,139 貫通孔
42 ウエハ位置合わせ機構
421,422 ロケーティングブロック
421a,421b,422a,422b 当接部
43 光学センサ
48,135 底面
49,50,142 配線カバー
132 ステージアーム対
132a,132b ステージアーム

Claims (23)

  1. 少なくとも2側面が開口する箱状構造物からなり、基板を内部に一時的に保管し、且つ前記2側面からそれぞれ進入する少なくとも2つの搬送アームに前記基板を受け渡す基板受け渡し装置であって、
    前記保管された基板の中心部を支持する基板支持部と、前記2つの搬送アームの進入経路と交差しないように配置され、且つ前記基板支持部に接合される柄部とを有する基板載置部材を備え、
    該基板載置部材は前記進入する2つの搬送アームにおける先端の形状に対応する逃げ部を有することを特徴とする基板受け渡し装置。
  2. 前記基板支持部は円板形状を呈することを特徴とする請求項1記載の基板受け渡し装置。
  3. 前記基板載置部材は前記基板を吸着することを特徴とする請求項1又は2記載の基板受け渡し装置。
  4. 前記基板載置部材に載置された基板の外周部に対応する位置に配された基板ずれ検知センサを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  5. 前記基板載置部材を複数備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  6. 前記基板の位置合わせを行う基板位置合わせ機構を備え、
    前記基板位置合わせ機構は、前記搬送アームによる基板の搬送方向に関して対称に配置され、且つ前記搬送アームに搬送される基板が当接する2つの基板当接部材を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  7. 前記基板当接部材における前記搬送される基板との当接部は、該基板の表面に対する垂直方向視において円弧状を呈することを特徴とする請求項6記載の基板受け渡し装置。
  8. 前記基板当接部材における前記搬送される基板との当接部は、該基板の表面に対する垂直方向に沿って直線状に形成されることを特徴とする請求項6又は7記載の基板受け渡し装置。
  9. 前記基板位置合わせ機構は、前記基板載置部材の数と同数設けられることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  10. 前記基板位置合わせ機構の各基板当接部材の位置を調整する基板当接部材位置合わせ治具の前記基板受け渡し装置に対する位置を規定する治具用係合穴が設けられることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  11. 前記基板当接部材と前記基板載置部材とは別部材で構成されることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  12. 前記基板当接部材及び前記基板載置部材は、前記搬送される基板の表面に対する垂直方向に関し、所定の距離だけ離間して配置されることを特徴とする請求項6乃至11のいずれか1項に記載の基板受け渡し装置。
  13. 前記所定の距離は8mm乃至11mmであることを特徴とする請求項12記載の基板受け渡し装置。
  14. 少なくとも2側面が開口する箱状構造物からなり、基板を内部に一時的に保管し、且つ前記2側面からそれぞれ進入する少なくとも2つの搬送アームに前記基板を受け渡す基板受け渡し装置を用いた基板受け渡し方法であって、
    前記基板を前記基板受け渡し装置に搬入する基板搬入ステップと、
    前記搬入された基板の中心部を支持する基板支持ステップと
    前記支持された基板を前記搬送アームによって搬送する基板搬送ステップと、
    前記搬送される基板を、該基板の搬送方向に関して対称に配置された2つの基板当接部材に当接させる基板当接ステップと、を有することを特徴とする基板受け渡し方法。
  15. 前記基板が前記基板当接部材に当接した後、前記搬送アームをさらに所定の位置まで移動させる搬送アーム移動ステップと、
    前記搬送アームが前記所定の位置まで移動した後、前記基板を吸着する基板吸着ステップと、
    前記搬送アームが前記基板を前記基板の搬送方向とは逆方向に所定の距離だけ搬送する基板逆方向搬送ステップを有することを特徴とする請求項14記載の基板受け渡し方法。
  16. 前記中心部が支持された基板の外周部の位置を検知する基板外周部検知ステップを有することを特徴とする請求項14記載の基板受け渡し方法。
  17. 前記基板搬入ステップにおいて、前記搬送アームは複数の前記基板を同時に前記基板受け渡し装置に搬入することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の基板受け渡し方法。
  18. 前記2つの搬送アームによる前記基板の搬送方向は直角をなすことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の基板受け渡し方法。
  19. 少なくとも2側面が開口する箱状構造物からなり、基板を内部に一時的に保管し、且つ前記2側面からそれぞれ進入する少なくとも2つの搬送アームに前記基板を受け渡す基板受け渡し装置を用いた基板受け渡し方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記基板受け渡し方法は、
    前記基板を前記基板受け渡し装置に搬入する基板搬入ステップと、
    前記搬入された基板の中心部を支持する基板支持ステップと、
    前記支持された基板を前記搬送アームによって搬送する基板搬送ステップと、
    前記搬送される基板を、該基板の搬送方向に関して対称に配置された2つの基板当接部材に当接させる基板当接ステップと、を有することを特徴とする記憶媒体。
  20. 前記基板受け渡し方法が、
    前記基板が前記基板当接部材に当接した後、前記搬送アームをさらに所定の位置まで移動させる搬送アーム移動ステップと、
    前記搬送アームが前記所定の位置まで移動した後、前記基板を吸着する基板吸着ステップと、
    前記搬送アームが前記基板を前記基板の搬送方向とは逆方向に所定の距離だけ搬送する基板逆方向搬送ステップを有することを特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  21. 前記基板受け渡し方法が、
    前記中心部が支持された基板の外周部の位置を検知する基板外周部検知ステップを有することを特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  22. 前記基板搬入ステップにおいて、前記搬送アームは複数の前記基板を同時に前記基板受け渡し装置に搬入することを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1項に記載の記憶媒体。
  23. 前記2つの搬送アームによる前記基板の搬送方向は直角をなすことを特徴とする請求項19乃至22のいずれか1項に記載の記憶媒体。
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