JP5136282B2 - 意匠確認装置、意匠確認方法、およびプログラム - Google Patents

意匠確認装置、意匠確認方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表面に凹凸模様を有する媒体のハイトフィールドを用いて、媒体の意匠を確認することを支援する意匠確認装置、意匠確認方法、およびプログラムに関する。
従来、合成皮革、壁紙等のエンボス版の製造では、石膏等にシリコンを流し込んで型取りしてシリコン版を作成し、シリコン版に黒鉛を塗って銅メッキして銅型を作成し、銅型に鉄めっきして鉄プレートを作成する。鉄プレートの焼入れ後、鉄プレートをロールに反転し、多段の腐蝕で形状を再現し、エンボス形状をロール化する。ロールで型押ししてダイスを作成し、継ぎ目修正後にダイスから反転してミルを作成する。そして、ミルを型押しし、ロールに反転後、硝酸を使い鉄ロールを腐蝕してエンボスロールを作成し、サンドブラスト、メッキの工程を経て、ミル電鋳エンボス版を製造する。このように、従来のエンボス板の製造は、職人手作業によるもので生産性が悪かった。また、製造時間、費用もかかった。
エンボス版の製造時間、費用を低減し、品質を均一化するため、表面の凹凸形状をデジタル的に入力し、基本画像のリピート画像を作成し、補正、合成した後、リピート画像から彫刻用データを作成し、この彫刻用データを基に彫刻機で押型材に凹凸模様を彫刻するという方法がある。(例えば、特許文献1参照)
特開2004−358662号公報
壁紙、合成皮革等の製造においては、例えば、20cm×10cm程度の単位領域の柄を並べて全体の柄を作成することによる柄の繰り返しが生じたり、隣接する単位領域の境目で柄が不連続になってしまったり、あるいは、鏡面反射が強い範囲と弱い範囲が不均一に存在することによるツヤむらのような意匠癖が製品に生じやすい。意匠癖は、特定の方向からのみ見えるという場合もある。
表面の凹凸形状をデジタル的に入力し、基本画像のリピート画像を作成し、補正、合成を行う場合、最終製品を製造する前にコンピュータグラフィック技術により意匠癖を特定し修正する必要があるが、通常のコンピュータグラフィック技術では視点方向と投影方向が同じで、例えば、図9に示すように媒体を鉛直方向から見た場合、視点方向、投影方向も鉛直方向となる。
視点方向を鉛直方向に設定した場合、任意の方向から見た鏡面反射を表示することができないため、特定の方向から見える意匠癖を検出することができない可能性がある。
視点方向を任意の方向に設定した場合、ツヤむらのような意匠癖を表示することができるが、投影方向も視点方向と同じ方向に設定されるため、表示される像は正面からの像ではないため像が歪んでしまい、意匠癖の位置、形を正確に特定することができない。
これらの課題は、特許文献1を始めとする従来技術では解決されていない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、特定の方向からのみ見える意匠癖を確認することを支援する意匠確認装置等を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、表面に凹凸模様を有する媒体のハイトフィールドを用いて、媒体の意匠を確認することを支援する意匠確認装置であって、前記媒体に対する光源方向、視点方向を設定する光源方向・視点方向設定手段と、前記ハイトフィールド、前記光源方向、前記視点方向を用いて、各画素の輝度値を算出する輝度値算出手段と、前記輝度値を、前記媒体の鉛直方向に投影変換する投影変換手段と、前記投影変換した輝度値を正規化し、画像として出力する画像出力手段と、を具備し、前記光源方向・視点方向設定手段は、前記視点方向を前記媒体の鉛直方向とは異なる方向に設定することを特徴とする意匠確認装置である。
「ハイトフィールド」は、媒体の表面の凹凸模様の各画素の高度データを濃淡値で表したグレースケール画像である。
前記輝度値算出手段は、注目画素と隣接する画素とのハイトフィールドの高度差を示す接線ベクトルを算出し、算出した接線ベクトルに基づいて隣接する画素の法線ベクトルを算出し、算出した隣接する画素の法線ベクトルの平均を注目画素の法線ベクトルとして算出し、算出した注目画素の法線ベクトルに基づいて輝度値を算出する。
前記画像出力手段は、算出した輝度値を、例えば、0から255の整数に正規化し、グレースケール画像として出力する。あるいは、算出した輝度値を0か1の整数に正規化し、2値画像として出力する。出力した画像を表示することにより、柄の繰り返し、隣接する単位領域の境目の不連続性、鏡面反射が強い範囲と弱い範囲が意匠に関係なく存在するツヤむらのような意匠癖を視覚で確認することができる。
第2の方法は、表面に凹凸模様を有する媒体のハイトフィールドを用いて、媒体の意匠を確認することを支援する意匠確認方法であって、前記媒体に対する光源方向、視点方向を設定する光源方向・視点方向設定ステップと、前記ハイトフィールド、前記光源方向、前記視点方向を用いて、各画素の輝度値を算出する輝度値算出ステップと、前記輝度値を、前記媒体の鉛直方向に投影変換する投影変換ステップと、前記投影変換した輝度値を正規化し、画像として出力する画像出力ステップと、を含み、前記光源方向・視点方向設定ステップは、前記視点方向を前記媒体の鉛直方向とは異なる方向に設定することを特徴とする意匠確認方法である。
第3の発明は、コンピュータを第1の発明の意匠確認装置として機能させるプログラムである。
本発明により、特定の方向からのみ見える意匠癖を確認することを支援する意匠確認装置等を提供することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る意匠確認装置1を実現するコンピュータのハードウェア構成図である。尚、図1のハードウェア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
意匠確認装置1は、制御部3、記憶部5、メディア入出力部7、通信制御部9、入力部11、表示部13、周辺機器I/F部15等が、バス17を介して接続される。
制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部5、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス17を介して接続された各装置を駆動制御し、意匠確認装置1が行う後述する処理(図3等参照)を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部5、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部3が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部5は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部3が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述の処理に相当するアプリケーションプログラムが格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部3により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部7(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部9は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク19間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク19を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部11は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
入力部11を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部13は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部15は、コンピュータに周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部15を介してコンピュータは周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部15は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス17は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、図2を参照しながら、意匠確認装置1の機能を実現する構成について説明する。
図2は、意匠確認装置1の機能の概要を示すブロック図である。
図2に示すように、意匠確認装置1は、光源方向・視点方向設定手段21、輝度値算出手段23、投影変換手段25、画像出力手段27、ハイトフィールドデータ29、輝度データ31等を備える。
光源方向・視点方向設定手段21は、媒体表面に対する光源方向と視点方向を設定する。光源方向及び視点方向は、ユーザが任意の値を入力し設定することが可能である。
輝度値算出手段23は、媒体表面のハイトフィールドデータ29、光源方向・視点方向設定手段21により設定された光源方向、視点方向を用いて、全画素の輝度データ31を算出する。
投影変換手段25は、輝度データ31を媒体の鉛直方向に投影変換し、各画素のxy座標の輝度データ31を算出する。
画像出力手段27は、算出した輝度データ31を画像に変換して出力する。各画素の輝度データ31は、例えば0から255の整数に正規化したグレースケール画像や、0か1の整数に正規化した2値画像として表示、またはファイル出力する。各画素の輝度データ31は、サーモグラフィーのように色相の変化で表示するカラー画像を出力してもよい。
次に、図3、4、5、6、7、8を参照しながら、意匠確認装置1の動作の詳細について説明する。
図3は、意匠確認装置1が行う意匠確認処理の流れを示すフローチャート、図4は、光源方向、視点方向の設定の一例を示す図、図5は、注目画素の法線ベクトルの一例を示す図、図6は、媒体表面の視点ベクトル、光源ベクトル、法線ベクトル、正反射ベクトルの一例を示す図、図7は、出力画像の一例を示す図、図8は、柄の繰り返し、不連続性を検出する場合の一例を示す図である。
意匠確認装置1の制御部3は、表面の凹凸形状をデジタル的に入力して作成した基本画像となる媒体表面に対して、光源方向・視点方向設定手段21により、入力部11および表示部13を介したユーザとの対話的処理を行い、媒体表面に対する視点方向、光源方向を設定する(ステップS101)。
図4に示すように、投影方向は鉛直方向であるが、光源方向、視点方向を任意の方向に設定することにより、特定の方向からしか見えない意匠癖を検出できる。
意匠確認装置1の制御部3は、輝度値算出手段23により、媒体表面のハイトフィールドデータ29から全画素の輝度データ31を算出する(ステップS102)。
最初に、注目画素と隣接する周囲4近傍の画素との高度差を示す接線ベクトルを算出する。図5に示すように、右側の隣接画素との接線ベクトルをT、下側の隣接画素との接線ベクトルをT、左側の隣接画素との接線ベクトルをT、上側の隣接画素との接線ベクトルをTとし、位置(x,y)での表面形状の高度をzx,y、隣接する画素との距離、すなわちハイトフィールドの幅方向をΔx、隣接する画素との距離、すなわちハイトフィールドの縦方向をΔyとすると、各接線ベクトルはT=(Δx,0,(zx+1,y−zx,y))、T=(0,Δy,(zx,y+1−zx,y))、Tl=(−Δx,0,(zx―1,y−zx,y))、T=(0,−Δy,(zx,y―1−zx,y))と算出される。
次に、注目画素の周囲4近傍の法線ベクトルの平均である法線ベクトルNを算出する。注目画素の4近傍の接線ベクトルT、T、T、Tの外積から図5に示す周囲4近傍の接線ベクトルから算出した法線ベクトルNlu=T×T、Nur=T×T、Nrd=T×T、Ndl=T×Tを算出し、注目画素の法線ベクトルN=(Nlu+Nur+Nrd+Ndl)/4を算出する。
光源方向・視点方向設定手段21により設定した光源方向から、図6に示す光源ベクトルLを算出する。光源の仰角をθ、方位角をφとすると、光源ベクトルLはL=(cosθcosφ,cosθsinφ,sinθ)で表される。
注目画素の法線ベクトルNと光源ベクトルLより、光線の正反射ベクトルR=(2×N)×(L・N)−Lを算出する。
視点方向の視点ベクトルWも、光源ベクトルと同様に算出する。
視点ベクトルWと正反射ベクトルRのなす角をαとすると、視点ベクトルWと正反射ベクトルRのなす角αの余弦cosαは、cosα=(W・R)/(|W|×|R|)により算出する。
法線ベクトルNと光源ベクトルLのなす角をβとすると、法線ベクトルNと光源ベクトルLのなす角βの余弦cosβは、cosβ=(L・N)/(|L|×|N|)により算出する。
光源により照射した媒体の各画素の輝度データ31は、拡散反射、鏡面反射の各成分を足し合わせることにより求める。
入射光の強さをI、拡散反射光による輝度値をI、鏡面反射光による輝度値をI、反射の強さを表す拡散反射率をk、光沢の強さを表す鏡面反射率をk、光沢の鋭さを表す係数をnとすると、拡散反射光による輝度値Iは、ランバートの余弦則に基づき、I=I・k・cosβで表される。また、鏡面反射光による輝度値Iは、フォンの反射モデルに基づき、I=I・k・cosαで表される。入射光の強さI、拡散反射率k、鏡面反射率k、光沢の鋭さを表す係数nは定数で、固定値としてもよいし、ユーザが設定するようにしてもよい。
光源により照射した媒体の各画素の輝度データ31となる輝度値Iは、I=I+I=I(kcosβ+kcosα)により算出する。
意匠確認装置1の制御部3は、投影変換手段25により、ステップS103で算出した輝度データ31を媒体の鉛直方向に投影変換する(ステップS104)。
平行投影の場合、変換前後で注目画素のx、y座標は変わらないため、算出した輝度データ31を元の画素のx、y座標で表示すればよい。尚、投影変換は、平行投影に限らず、例えば、透視投影でも良い。
意匠確認装置1の制御部3は、画像出力手段27により、輝度データ31を0から255の整数、あるいは、0か1の整数に正規化し、画像として表示、またはファイル出力する(ステップS104)。
輝度データ31を0から255の整数に正規化すると、図7に示すようなグレースケール画像として出力される。輝度データ31を0か1の整数に正規化すると、2値画像として出力される。
図7に示すように、画像には鏡面反射の強い範囲と弱い範囲が不均一に存在しており、ツヤむらがあることを視覚的に確認できる。このように、意匠癖の位置を正確に特定することができるため、表面の凹凸形状をデジタル的に入力して作成した基本画像の意匠癖を修正することが容易となる。
柄の繰り返し、隣接する単位領域の境目での柄の不連続性を確認する場合は、図8に示すように、一つの版から作成される基本画像となる単位領域41を並べて配置し、図3に示す処理を行うことにより、意匠癖を検出することができる。
意匠癖を修正した基本画像のリピート画像を作成し、リピート画像から彫刻用データを作成し、この彫刻用データを基に彫刻機で押型材に凹凸模様を彫刻し、エンボス版を製造する。あるいは、意匠癖を修正した基本画像のハイトフィールドからエンボス版のパターン画像データを作成し、フォトエッチング等によりエンボス版を製造する。製造したエンボス版を用いて、エンボス化粧材の基材にエンボス加工を行い、壁紙等を製造する。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る意匠確認装置1は、光源方向・視点方向設定手段21により、媒体表面に対する光源方向と視点方向を設定し、媒体表面のハイトフィールドデータ29、光源方向・視点方向設定手段21により設定された光源方向、視点方向を用いて、輝度値算出手段23が全画素の輝度データ31を算出する。投影変換手段25は、輝度データ31を媒体の鉛直方向に投影変換し、各画素のxy座標の輝度データ31を算出し、画像出力手段27は、算出した輝度データ31を画像に変換して出力する。このように、任意の視点方向と光源方向で観察した媒体の画素毎の輝度値を鉛直方向に投影した画像として提示する意匠確認装置等を提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る意匠確認装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
意匠確認装置1を実現するコンピュータのハードウェア構成図 意匠確認装置1の機能の概要を示すブロック図 意匠確認装置1が行う意匠確認処理の流れを示すフローチャート 光源方向、視点方向の設定の一例を示す図 注目画素の法線ベクトルの一例を示す図 媒体表面の視点ベクトル、光源ベクトル、法線ベクトル、正反射ベクトルの一例を示す図 出力画像の一例を示す図 柄の繰り返し、不連続性を検出する場合の一例を示す図 従来のコンピュータグラフィック技術における視点方向、投影方向を示す図
符号の説明
1………意匠確認装置
3………制御部
5………記憶部
7………メディア入出力部
9………通信制御部
11………入力部
13………表示部
15………周辺機器I/F部
17………バス
19………ネットワーク
21………光源方向・視点方向設定手段
23………輝度値算出手段
25………投影変換手段
27………画像出力手段
29………ハイトフィールドデータ
31………輝度データ

Claims (7)

  1. 表面に凹凸模様を有する媒体のハイトフィールドを用いて、媒体の意匠を確認することを支援する意匠確認装置であって、
    前記媒体に対する光源方向、視点方向を設定する光源方向・視点方向設定手段と、
    前記ハイトフィールド、前記光源方向、前記視点方向を用いて、各画素の輝度値を算出する輝度値算出手段と、
    前記輝度値を、前記媒体の鉛直方向に投影変換する投影変換手段と、
    前記投影変換した輝度値を正規化し、画像として出力する画像出力手段と、
    を具備し、
    前記光源方向・視点方向設定手段は、前記視点方向を前記媒体の鉛直方向と異なる方向に設定することを特徴とする意匠確認装置。
  2. 前記輝度値算出手段は、注目画素と隣接する画素とのハイトフィールドの高度差を示す接線ベクトルを算出し、算出した接線ベクトルに基づいて隣接する画素の法線ベクトルを算出し、算出した隣接する画素の法線ベクトルの平均を注目画素の法線ベクトルとして算出し、算出した注目画素の法線ベクトルに基づいて輝度値を算出することを特徴とする請求項1記載の意匠確認装置。
  3. 前記画像出力手段は、グレースケール画像、あるいは、2値画像を出力することを特徴とする請求項1記載の意匠確認装置。
  4. 表面に凹凸模様を有する媒体のハイトフィールドを用いて、媒体の意匠を確認することを支援する意匠確認方法であって、
    前記媒体に対する光源方向、視点方向を設定する光源方向・視点方向設定ステップと、
    前記ハイトフィールド、前記光源方向、前記視点方向を用いて、各画素の輝度値を算出する輝度値算出ステップと、
    前記輝度値を、前記媒体の鉛直方向に投影変換する投影変換ステップと、
    前記投影変換した輝度値を正規化し、画像として出力する画像出力ステップと、
    含み、
    前記光源方向・視点方向設定ステップは、前記視点方向を前記媒体の鉛直方向と異なる方向に設定することを特徴とする意匠確認方法。
  5. 前記輝度値算出ステップは、注目画素と隣接する画素とのハイトフィールドの高度差を示す接線ベクトルを算出し、算出した接線ベクトルに基づいて隣接する画素の法線ベクトルを算出し、算出した隣接する画素の法線ベクトルの平均を注目画素の法線ベクトルとして算出し、算出した注目画素の法線ベクトルに基づいて輝度値を算出することを特徴とする請求項4記載の意匠確認方法。
  6. 前記画像出力ステップは、グレースケール画像、あるいは、2値画像を出力することを特徴とする請求項4記載の意匠確認方法。
  7. コンピュータを請求項1から請求項3のいずれかに記載の意匠確認装置として機能させるプログラム。
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