JP2015007866A - 投影画像補正システム、投影画像補正方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

投影画像補正システム、投影画像補正方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor

Abstract

【課題】画像投影領域において適正な状態の画像となるように補正する投影画像補正システムを提供する。
【解決手段】画像投影される領域のチェッカーシートを撮影する手段と、シート画像を内部パラメータにより補正する手段と、補正シート画像の交点座標を検出する手段と、検出した交点座標を予め記憶された交点座標に変換する第1射影変換行列を算出する手段と、グレイコードパターンのポジ画像、ネガ画像を撮影し、撮影画像から2つの空間コード画像を作成する手段と、ポジ画像、ネガ画像において輝度プロファイルの交差点を境界座標として取得する手段と、2つの空間コード画像のコード値の境界線の交点座標を取得する手段と、取得した交点座標を第1射影変換行列により変換した交点座標が領域一杯に分布するように変換する第2射影変換行列を算出する手段と、プロジェクタに出力する画像データを第2射影変換行列により変換する手段とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、投影画像補正システム、投影画像補正方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体に関し、さらに詳細には、プロジェクタから画像投影領域に投影される画像を補正する投影画像補正システム、投影画像補正方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体に関する。
従来より、可視光または紫外光などの光の照射により硬化する特性を備えた液体状態の光硬化性樹脂を用いて三次元形状造形物を作製する光造形装置が知られている。
こうした光造形装置としては、例えば、所定の形状に硬化させた光硬化性樹脂を積層して立体造形を行う吊り上げ積層構造方式が用いられる。
この吊り上げ積層構造方式は、液体状態の光硬化性樹脂を貯留する容器の底面に透光板を用い、まず、当該透光板の下側から光を照射し、この容器内に配置された三次元形状造形物の土台となる造形物保持板の下面において所定の液層厚さ分だけ光硬化性樹脂を硬化させて、造形物保持板の下面に所定の液層厚さの硬化層を形成する。
次に、造形物保持板と透光板との間で硬化した硬化層を容器の底面たる透光板から剥離し、さらに所定の液層厚さ分だけ造形物保持板を上昇させる。
その後、透光板の下側から光を照射し、造形物保持板の下面に形成された硬化層に、さらに所定の液層厚さ分だけの光硬化性樹脂を硬化させて、硬化層を積層させる。
そして、こうした動作を順次繰り返すことにより、光硬化性樹脂の硬化層を積層させて、立体造形を行って三次元形状造形物を作製することとなる。
こうした吊り上げ積層構造方式による光造形装置によれば、上記した動作を順次繰り返し行うことにより、所定の液層厚さ分だけの硬化層が順次積層されているので、所望の形状の硬化層を作製することで、所望の形状の三次元形状造形物を作製することができるものである。
ここで、こうした光造形装置においては、容器に貯留された光硬化性樹脂を所望の形状で硬化させるために、プロジェクタから容器の底面と光硬化性樹脂層との界面に所定の画像を投影しなければならない。
このため、光造形装置において、画像が適正な状態で容器の底面と光硬化性樹脂層との界面に投影されるように、プロジェクタの設置位置や姿勢を調整する必要がある。
なお、この「適正な状態」とは、プロジェクタから投影される画像が、容器の底面における造形領域(つまり、実際に画像が投影されて光硬化性樹脂により三次元形状造形物が形成される領域である。)たる画像投影領域に、形状が歪むことなく投影されている状態である。
こうしたプロジェクタの位置や姿勢を調整する技術としては、例えば、特許文献1に開示された技術が知られている。
即ち、特許文献1には、プロジェクタから投影される画像が、画像投影面(つまり、上記した光造形装置においては、容器の底面と光硬化性樹脂層との界面となる。)の画像投影領域(以下、画像投影面の画像投影領域を、単に「画像投影領域」と適宜に称する。)に適正な状態で投影されるように、プロジェクタの位置や姿勢を調整するための機構を設ける技術が開示されている。
しかしながら、光造形装置において、プロジェクタの位置や姿勢を調整するための機構を設けるとなると、光造形装置自体が大型化してしまうとともに、当該機構を設けるために光造形装置の製造コストが高額になってしまうなどの問題点が生じていた。
ここで、プロジェクタの位置や姿勢などを調整するための機構を設けずに、プロジェクタから投影される画像を、画像投影領域において適正な状態の画像となるように補正することができれば、上記した問題点を生じることなく、画像投影領域に適正な状態の画像を投影することができるようになる。
しかしながら、従来の技術においては、プロジェクタから投影される画像を、画像投影領域において適正な状態の画像となるように補正するような技術は、これまで実現されていない。
このため、プロジェクタから投影される画像を、画像投影領域において適正な状態の画像となるように補正することができる補正システムおよび補正方法の提案が望まれていた。
特許第4002983号公報
本発明は、従来の技術の有する上記したような要望に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、プロジェクタから投影される画像を、画像投影領域において適正な状態の画像となるように補正することができる投影画像補正システム、投影画像補正方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体を提案しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明による投影画像補正システムは、プロジェクタに対して出力する画像データを補正する投影画像補正システムにおいて、プロジェクタから画像が投影される領域に載置されたチェッカーシートをレンズを介して撮影する撮影手段と、撮影されたチェッカーシート画像の上記レンズによる歪みを上記撮影手段の内部パラメータにより補正する補正手段と、補正された上記チェッカーシート画像において、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出するチェッカー交点座標検出手段と、検出したチェッカー交点座標を、上記領域において互いに等間隔で位置するチェッカー交点座標に射影変換するための第1の射影変換行列を算出する第1の変換行列算出手段と、上記プロジェクタから上記領域に投影された8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、撮影した画像に基づいて横方向にコード値が変化する第1の空間コード画像を作成するとともに、上記プロジェクタから上記領域に投影された8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、上記撮影手段の内部パラメータにより上記レンズの歪みを補正し、撮影した画像に基づいて縦方向にコード値が変化する第2の空間コード画像を作成する作成手段と、垂直方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得するとともに、水平方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得し、取得した交差点を境界座標として取得する境界座標取得手段と、取得した境界座標に基づいて、上記第1の空間コード画像と上記第2の空間コード画像とにおいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得し、上記第1の空間コード画像と上記第2の空間コード画像とを合成して、上記第1の空間コード画像における境界線と、上記第2の空間コード画像における境界線との交点座標を取得する交点座標取得手段と、取得した交点座標値を上記第1の射影変換行列により変換し、変換した交点座標値が上記領域一杯に分布するように射影変換するための第2の射影変換行列を算出する第2の変換行列算出手段と、上記プロジェクタに出力する画像データを上記第2の射影変換行列より変換して、上記画像データを補正する画像データ補正手段とを有するようにしたものである。
また、本発明による投影画像補正方法は、レンズを備えた撮影手段を有し、プロジェクタに対して出力する画像データを補正する投影画像補正システムにおいて、上記画像データを補正する投影画像補正方法であって、上記レンズを介して、プロジェクタから画像が投影される領域に載置されたチェッカーシートを撮影する撮影工程と、撮影されたチェッカーシート画像の上記レンズによる歪みを撮影手段の内部パラメータにより補正する補正工程と、補正された上記チェッカーシート画像において、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出するチェッカー交点座標検出工程と、検出したチェッカー交点座標を、上記領域において互いに等間隔で位置するチェッカー交点座標に射影変換するための第1の射影変換行列を算出する第1の変換行列算出工程と、上記プロジェクタから上記領域に投影された8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、上記撮影手段の内部パラメータにより上記レンズの歪みを補正し、撮影した画像に基づいて横方向にコード値が変化する第1の空間コード画像を作成するとともに、上記プロジェクタから上記領域に投影された8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、撮影した画像に基づいて縦方向にコード値が変化する第2の空間コード画像を作成する作成工程と、垂直方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得するとともに、水平方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得し、取得した交差点を境界座標として取得する境界座標取得工程と、取得した境界座標に基づいて、上記第1の空間コード画像と上記第2の空間コード画像とにおいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得し、上記第1の空間コード画像と上記第2の空間コード画像とを合成して、上記第1の空間コード画像における境界線と、上記第2の空間コード画像における境界線との交点座標を取得する交点座標取得工程と、取得した交点座標値を上記第1の射影変換行列により変換し、変換した交点座標値が上記領域一杯に分布するように射影変換するための第2の射影変換行列を算出する第2の変換行列算出工程と、上記プロジェクタに出力する画像データを上記第2の射影変換行列より変換して、上記画像データを補正する画像データ補正工程とを上記投影画像補正システムが実行するようにしたものである。
また、本発明によるプログラムは、上記した投影画像補正システムとしてコンピューターを機能させるようにしたものである。
また、本発明によるプログラムは、上記した投影画像補正方法をコンピューターに実行させるようにしたものである。
また、本発明によるコンピューター読み取り可能な記録媒体は、上記したプログラムを記録するようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、プロジェクタから投影される画像を、画像投影領域において適正な状態の画像となるように補正することができるという優れた効果を奏するものである。
図1は、本発明による投影画像補正システムを備えた光造形装置の概略構成説明図である。 図2は、本発明による投影画像補正システムのハードウェア構成を表すブロック構成説明図である。 図3は、本発明による画像補正システムの機能的構成を表すブロック構成説明図である。 図4は、本発明による画像補正システムにおける変換行列算出処理による処理ルーチンのフローチャートである。 図5は、チェッカー交点のサブピクセル推定する方法を説明する説明図である。 図6は、チェッカーシートのチェッカー交点をカメラ撮影座標系から造形領域座標系に変換することを示す説明図である。 図7(a)は、8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を示す説明図であり、また、図7(b)は、図7(a)におけるポジ画像、ネガ画像から取得した二値画像を示す説明図であり、また、図7(c)は、図7(b)に示す8枚の二値画像から作成した横方向にコード値が変化する空間コード画像である。 図8(a)は、8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を示す説明図であり、また、図8(b)は、図8(a)におけるポジ画像、ネガ画像から取得した二値画像を示す説明図であり、また、図8(c)は、図8(b)に示す8枚の二値画像から作成した縦方向にコード値が変化する空間コード画像である。 図9(a)は、全撮影した画像を示す説明図であり、また、図9(b)は、全消灯した画像を示す説明図であり、また、図9(c)は、図9(a)に示す全撮影した画像と、図9(b)に示す全消灯した画像とから作成したマスク画像を示す説明図である。 図10は、輝度プロファイル交差によるサブピクセル精度での境界座標の取得を説明する説明図である。 図11は、横方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線との交点を示す説明図である。 図12は、カメラ撮影画像上での交点群、カメラ撮影座標系から造形領域座標系に変換後の交点群および造形領域を示す説明図である。 図13(a)は、射影変換行列Hで変換後の交点群を示す説明図であり、また、図13(b)は、造形領域での理想的な配置の交点群を示す説明図であり、また、図13(c)は、図13(a)の射影変換行列Hで変換後の交点群の左上端を拡大した拡大説明図であり、また、図13(d)は、図13(b)の造形領域での理想的な配置の交点群の左上端を拡大した拡大説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による投影画像補正システム、投影画像補正方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
まず、図1には、本発明による投影画像補正システムを備えた光造形装置の概略構成説明図が示されており、また、図2には、本発明による投影画像補正システムのハードウェア構成を表すブロック構成説明図が示されている。
この図1に示す光造形装置100は、底面102aが透光板により形成されるとともに、可視光または紫外光などの光の照射により硬化する液体状態の光硬化性樹脂を貯留する容器102と、容器102の底面102aにミラー104を介して制御部114(後述する。)から出力された画像を投影するプロジェクタ106と、プロジェクタ106から容器102の底面102aに投影された画像が撮影可能な位置に配設されたカメラ108と、容器102内で硬化された光硬化性樹脂を保持する造形物保持部110と、造形物保持部110を上下方向に昇降して移動するための駆動部112と、カメラ108、プロジェクタ114および駆動部112を制御する制御部114とを有して構成されている。
より詳細には、容器102は、プロジェクタ106より投影した画像がミラー104を介して光硬化性樹脂と底面102aとの界面を画像投影面として投影可能な構成となっている。
プロジェクタ106は、制御部114から出力された画像をミラー104を介して画像投影面の画像投影領域に投影するようになされており、この画像は、容器102の下方側から投影される。
なお、プロジェクタ106から投影する画像データは、作製する三次元形状造形物の形状を水平方向に分割して複数の層に分けた複数の画像データである。
そして、プロジェクタ106においては、この複数の画像データを順番に、一定時間毎に1層分ずつ投影されるように、制御部114により制御されている。
カメラ108は、容器102を上方側から撮影し、撮影する際には、容器102における画像を投影する領域たる画像投影領域を全て撮影することが可能な位置および姿勢で配設されている。なお、この画像投影領域とは、光造形装置100により実際に三次元形状造形物を造形する領域である。
また、造形物保持部110は、下面110aにおいて、容器102内で硬化する光硬化性樹脂と密着して三次元形状造形物を保持する土台となる。
なお、この造形物保持部110における光硬化性樹脂と密着する部分は、例えば、アルミニウムやステンレスなどの金属材料で形成され、この金属材料における硬化された光硬化性樹脂が密着する面は、サンドブラスト処理により微少な凹凸のある粗面に加工されている。
また、制御部114は、一定時間毎に三次元形状造形物を複数の層に分けた際の1層分の画像データを順にプロジェクタ106に出力し、プロジェクタ106から所定の画像を投影させる。さらに、一定時間毎に駆動部112を駆動し、造形物保持部110を所定量だけ上昇する。
さらに、制御部114は、プロジェクタ106の設置位置や姿勢に関わらず、プロジェクタ106から投影される画像が画像投影領域に投影されるように、プロジェクタ106に出力する画像データを補正するとともに、この画像データの補正を行う際に必要となる射影変換行列の算出処理を行う。
本発明による投影画像補正システム10は、光硬化装置100においては、カメラ108および制御装置114により構成されることとなる。
即ち、本発明による投影画像補正システム10における制御部114は、公知のパーソナルコンピューターや汎用コンピューターなどで実現可能であり、その動作は中央処理装置(CPU)12を用いて制御するように構成されている。
そして、このCPU12には、バス14を介して、CPU12の制御のためのプログラムや各種のデータなどを記憶するリードオンリメモリ(ROM)やCPU12のためのワーキングエリアとして用いられる記憶領域などを備えたランダムアクセスメモリ(RAM)などから構成される記憶装置16と、CPU12の制御に基づいて各種の表示を行うCRTや液晶パネルなどの画面を備えた表示装置18と、表示装置18の表示画面上における任意の位置を指定する入力装置たるマウスなどのポインティングデバイス20と、任意の文字を入力するための入力装置たるキーボードなどの文字入力デバイス22と、外部に接続されている各種機器の入出力インターフェース回路(I/O)24などが接続されている。
また、この投影画像補正システム10においては、バードディスクなどの外部記憶装置26がI/O24を介して接続されている。
さらに、投影画像補正システム10においては、コンパクトディスク(CD)やデジタルバーサタイルディスク(DVD)などのようなコンピューター読み取り可能な記録媒体(以下、単に「記録媒体」と適宜に称する。)28へCPU12の制御に基づき作製された各種データを書き込んで記憶させたり、記録媒体28に記録された各種データを記憶装置16へ読み出すためのリードライト装置30がI/O24を介して接続されている。
さらにまた、投影画像補正システム10においては、光造形装置100に設けられたプロジェクタ106およびカメラ108がI/O24を介して接続されている。なお、こうしたプロジェクタ106およびカメラ108については、従来より公知の装置を用いることができるので、その詳細な説明は省略することとする。
また、以下の説明においては、投影画像補正システム10の理解を容易にするために、記憶装置16に投影画像補正システム10による投影画像の補正に用いる射影変換行列を算出する変換行列算出処理を実行するためのプログラムおよび変換行列算出処理に用いる各種データが予め記憶されているものとする。
なお、投影画像補正システム10による変換行列算出処理を実行するためのプログラムや当該変換行列算出処理に用いる各種データは、通信により外部から投影画像補正システム10の記憶装置16のランダムアクセスメモリへ読み込むようにしてもよい。
また、プロジェクタ106から投影する画像データは、作製する三次元形状造形物の断面形状を表す複数の画像データであり、別体に設けられたパーソナルコンピューターなどにおいて作成され、本実施の形態においては、当該パーソナルコンピューターにおいて作成された画像データは投影画像補正システム10に出力され記憶装置16に記憶されているものとする。
次に、図3を参照しながら、本発明による投影画像補正システム10について、詳細に説明することとする。
図3には、本発明による投影画像補正システム10の機能的構成を表すブロック構成説明図が示されている。
即ち、本発明による投影画像補正システム10は、容器102の底面102aにおける画像投影領域全体を撮影することが可能な撮影部32と、作業者により容器102の底面102aの上面102aaに載置されたチェッカーシートが撮影部32により撮影されると、撮影されたチェッカーシート画像を撮影部32たるカメラの内部パラメータにより補正する画像補正部34と、補正したチェッカーシート画像において、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出するチェッカー交点座標検出部36と、検出したチェッカー交点座標を、既知の画像投影領域中の座標に配置されるように、変換するための射影変換行列Hを算出する第1の変換行列算出部38と、縦方向、横方向でコード値が変化する空間コード画像を作成する空間コード画像作成部40と、空間コード画像におけるグレースケール値の境界座標をサブピクセル精度で取得する境界座標取得部42と、各方向でコード値が変化する空間コード画像それぞれにおいて、隣り合うグレースケール値との境界線を取得し、縦方向でコード値が変化する空間コード画像と横方向でコード値が変化する空間コード画像とを合成して、それぞれの境界線が交差する交点を取得する境界線交点取得部44と、取得した交点座標が、画像投影領域一杯に分布して配置されるように変換するための射影変換行列H2を算出する第2の変換行列算出部46と、算出した射影変換行列Hを利用してプロジェクタ106から投影する画像の画像データを補正する画像データ補正部48とを有して構成されている。
なお、この投影画像補正システム10で用いられるチェッカーシートは、投影光を通すもの、例えば、紙にチェッカーパターンが印刷されているものである。
以上の構成において、投影画像補正システム10により、プロジェクタ106に出力する画像データを補正するための射影変換行列を取得する場合について説明する。
なお、以下の説明においては、カメラなどの仕様は、下記に示したものを用いた場合を例として示す。
カメラ :ARTRAY社製 ARTCAM−130MI−BI
(画素数1280×1024pixel、B/W)
カメラレンズ :Computar社製メガピクセル対応f=12mm
プロジェクタ :画素数854×480pixelを仕様とするもの。
入力画像のサイズは1366×768pixelで使用する。
チェッカーシート:1マスのサイズ20mm四方
8×5マスをセラミック番にマゼンタ色でシルク印刷。
全体のサイズは160×100mm。
光造形装置における造形サイズが130×70mmであるため、全 体のサイズをこれに合わせる。
紙など、投影光を通すものに印刷されたもの。
まず、投影画像補正システム10においては、工場出荷時やプロジェクタ106の調整時などの所定のタイミングで、カメラキャリブレーションが行われ、カメラキャリブレーションにより取得したカメラの内部パラメータは、記憶装置16に記憶される。
ここで、カメラキャリブレーションは、投影画像補正システム10とは独立した状態で、別途LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)を用いて行われる。
そして、カメラ108は、カメラキャリブレーションを行った後に、光造形装置100に設置される。
具体的には、カメラキャリブレーションでは、カメラ108の画角一杯にチェッカーパターンを撮影し、Zhangの手法によりカメラパラメータを算出する。
ここで、このチェッカーパターンは、容器102の底面102aの上面102aaに載置されるチェッカーシートに描かれているものではなく、別途、LCD上に表示したものを使用する。
このカメラキャリブレーションでは、例えば、LCDとしてSAMSUNG B2430(画素数1920×1080、ドットピッチ0.2768mm)を用い、このLCDに1マスのサイズ11.9024mm四方、12×10マスのチェッカーパターンを表示し、先端がLCD表面から約300mmの位置に置かれたカメラ108により、異なる5つの方向からこのチェッカーパターンを撮影する。
なお、Zhangの手法によりカメラパラメータを算出する手法については、例えば、特開2007−309660公報などに開示されている技術を用いるため、その詳細な説明は、省略することとする。
そして、投影画像補正システム10においては、Zhangの手法により算出された下記(1)(2)式より、レンズ歪み係数を含むカメラの内部パラメータのみを用いる。
なお、上記(1)式においては、「A」はカメラの内部パラメータを表し、「R」は、カメラの回転行列を表し、「T」は並進ベクトルを表すものであり、「[RT]」は、カメラの外部パラメータを表す。
なお、上記(2)式においては、「u」、「v」は歪み後の画像座標であり、「u0」、「v0」は画像の中心座標であり、「k」、「k」は歪み係数である。
こうしてカメラの内部パラメータが記憶装置16に記憶された状態で、作業者は、容器102の底面102aの上面102aaにチェッカーシートを載置し、容器102内にチェッカーシートが載置された状態でカメラ108(つまり、撮影部32である。)によりチェッカーシートの撮影を行う。
こうして撮影されたチェッカーシート画像は、記憶装置16に出力され記憶される。
その後、作業者は、ポインティングデバイス20や文字入力デバイス22を用いて変換行列の算出の開始を指示すると、投影画像補正システム10において変換行列算出処理が開始される。
変換行列算出処理が開始されると、まず、チェッカーシートが撮影されたか否かの判断を行う(ステップS402)。
即ち、このステップS402の判断処理においては、記憶装置16において、チェッカーシート画像が存在するか否かの判断を行うこととなる。
このステップS402の判断処理において、チェッカーシートが撮影されていない、つまり、チェッカーシート画像が記憶装置16に存在しないと判断されると、表示装置18にチェッカーシートの撮影を促す表示を行い(ステップS404)、ステップS402の処理に戻る。
また、ステップS402の判断処理において、チェッカーシートが撮影された、つまり、チェッカーシート画像が記憶装置16に存在すると判断されると、画像補正部34において、カメラの内部パラメータにより、記憶装置16に記憶されているチェッカーシート画像のレンズによる歪みを補正する(ステップS406)。
次に、ステップS406の処理で補正したチェッカーシート画像において、チェッカー交点座標検出部36により、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出する(ステップS408)。
即ち、このステップS408の処理においては、チェッカー交点座標のサブピクセル推定方法が行われる。
チェッカーパターン境界では、図5に示すように、ベクトルp−qと輝度勾配ベクトルDpiとが直交し、それらの内積値εが0になる。
なお、「q」は、求めたいサブピクセル精度での中心座標であり、「p」は、円形視野R内の各点の座標であり、「Dp」は、pでの輝度勾配ベクトルである。
qが真の交点の場合、内積値εiの総和は0に最も近く、qが真の交点以外の点の場合には、内積値εiは0より大きな値になり、その総和も0より大きくなる。
そこで、全ての内積値εiの二乗和が最小になるようなサブピクセル座標qを、非線形最小二乗法(Levenberg−Marquardt法)で次式により算出する。
その後、第1の変換行列算出部38により、検出したチェッカー交点座標を、既知の画像投影領域中の座標に配置されるように変換するための射影変換行列Hを算出する(ステップS410)。
ここで、記憶装置16には、画像撮影領域に位置するチェッカーシートを適正な位置から撮影したときのチェッカー交点座標が予め記憶されており、このチェッカー交点座標は、画像撮影領域において隣り合うチェッカー交点座標と互いに等間隔で位置することとなる。
即ち、このステップS410の処理においては、ステップS408の処理で検出したチェッカー交点座標(カメラ撮影画像座標系)を、記憶装置16に記憶されているチェッカー交点座標(画像投影領域たる造形領域の座標系である。)に変換するための射影変換行列Hを算出するものである(図6を参照する。)。
なお、上記した「適正な位置」とは、例えば、カメラ108の画角一杯にチェッカーシートが位置するとともに、カメラ108の視線とチェッカーシートとが直交する位置である。
即ち、このステップS410の処理においては、ステップS408の処理で検出したチェッカー交点座標を記憶装置16に記憶されているチェッカー交点座標へ変換する射影変換行列Hを算出する。
なお、射影変換行列Hを算出する手法については、以下に説明する手法により算出する。
即ち、射影変換行列Hとして、ソースの画像座標(xs、ys)(ステップS408の処理で検出したチェッカー交点座標に相当する。)をターゲットの画像座標(xt、yt)(記憶装置16に記憶されているチェッカー交点座標に相当する。)へ変換する射影変換行列Hを求める。
上記(3)式にn組の変換前後の画像座標値を当てはめる。
これをB・h=0とおくと、hはBの最小特異値に対応する右特異ベクトル、または、BBの最小固有値に対応する固有ベクトルとして求められる(例えば、OpenCV 2.x,SVD::solveZ()関数を利用する。)。
また、こうした技術については、例えば、従来より公知の技術(例えば、近代科学社「写真から作る3次元CG」徐剛著を参照する。)を用いるため、その詳細な説明は、省略することとする。
こうして、射影変換行列Hが算出されると、次に、プロジェクタ106から8ビットのグレイコードパターンを容器102の底面102aに投影し、投影されたグレイコードパターンをカメラ108によって撮影して、撮影した各画像から空間コード画像を作成する(ステップS412)。
即ち、ステップS412の処理では、まず、空間コード画像作成部40により、予め記憶装置16に記憶された垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を順番にプロジェクタ106に出力する。そして、プロジェクタ106から容器102の底面102aに各ビットの垂直方向のグレイコードパターンがポジ画像およびネガ画像で投影される(図7(a)を参照する。)。
投影された各グレイコードパターンは、カメラ108により撮影され、撮影された画像は、空間コード画像作成部40に出力される。
こうして撮影された各画像は、空間コード画像作成部40において、カメラの内部パラメータでレンズ歪みの補正がなされ、同ビットのポジ画像とネガ画像との輝度値の差から二値画像を作成し(図7(b)を参照する。)、8ビット分の二値画像から、横方向にコード値が変化する空間コード画像(つまり、横方向に0〜255に輝度値が変化するグレースケール画像である。)を作成する(図7(c)を参照する。)。
また、ステップS412の処理では、空間コード画像作成部40により、予め記憶装置16に記憶された水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を順番にプロジェクタ106に出力する。そして、プロジェクタ106から容器102の底面102aに各ビットの水平方向のグレイコードパターンがポジ画像およびネガ画像で投影される(図8(a)を参照する。)。
投影された各グレイコードパターンは、カメラ108により撮影され、撮影された画像は、空間コード画像作成部40に出力される。
こうして撮影された各画像は、空間コード画像作成部40において、カメラの内部パラメータでレンズ歪みの補正がなされ、同ビットのポジ画像とネガ画像との輝度値の差から二値画像を作成し(図8(b)を参照する。)、8ビット分の二値画像から、縦方向にコード値が変化する空間コード画像(つまり、縦方向に0〜255に輝度値が変化するグレースケール画像である。)を作成する(図8(c)を参照する。)。
なお、このステップS412の処理の際には、プロジェクタ106から画像が投影されない部分の画素をマスクするために、全投影した画像(画像投影領域全てをプロジェクタ106から出力する光で照らした状態の画像であり、図9(a)を参照する。)および全消灯した画像(画像投影領域全てをプロジェクタ106から光を全く照射しない状態の画像であり、図9(b)を参照する。)も作成し、それらの画素値が小さい画素を0とするマスク画像を作成しておく(図9(c)を参照する。)。
さらに、ステップS412の処理において取得したグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像の輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で求める(ステップS414)。
即ち、境界座標取得部42により、垂直方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で求める(図10を参照する。)。これが、横方向にコード値が変化する空間コード画像におけるコード値のサブピクセル精度での境界座標となる。
同様に、境界座標取得部42により、水平方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で求める(図10を参照する。)。これが、縦方向にコード値が変化する空間コード画像におけるコード値のサブピクセル精度での境界座標となる。
なお、こうした空間コード画像におけるコード値のサブピクセル精度での境界座標を算出する方法については、従来より公知の技術(例えば、昭晃堂「三次元画像計測」佐藤宏介、井口征士共著を参照する。)を用いるため、その詳細な説明は省略する。
次に、ステップS412の処理で取得した横方向にコード値が変化する空間コード画像および縦方向にコード値が変化する空間コード画像それぞれにおいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得し、横方向にコード値が変化する空間コード画像と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像とを合成して、横方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線との交点座標を取得する(ステップS416)。
即ち、このステップS416の処理においては、まず、境界交点座標取得部44において、ステップS414の処理で算出した空間コード画像におけるコード値のサブピクセル精度での境界座標に基づいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得する。
つまり、「コード値n」と、「コード値n」と隣り合う「コード値n+1」との境界線を「境界n」とすると、横方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254(最大値)の境界線が得られ、この境界線は縦方向に並列している。また、縦方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254(最大値)の境界線が得られ、この境界線は横方向に並列している。
なお、上記したプロジェクタ(画素数854×480pixelを仕様とするもの)の場合では、横方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜226の境界線が取得され、縦方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254の境界線が取得される。
そして、ステップS416の処理においては、空間コード画像における境界線が取得されると、境界交点座標取得部44で、横方向にコード値が変化する空間コード画像と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像とを合成し、そのときの横方向に並列する境界線と、縦方向に並列する境界線との交点座標を取得する(図11を参照する。)。なお、図11においては、縦方向に並列した境界線をUn(n=0〜226)で表し、横方向に並列した境界線をVn(n=0〜254)で表している。
その後、ステップS416の処理において取得された境界線の交点座標値が、画像投影領域一杯に分布するように変換するための射影変換行列Hを算出する(ステップS418)。
このステップS418の処理においては、まず、取得した境界線の交点座標値を、ステップS410の処理で算出した射影変換行列Hを用いて画像投影領域たる造形領域の座標系での座標値に変換する(図12を参照する。)。
次に、造形領域(つまり、画像投影領域である。)の座標系での座標値に変換された交点群が、造形領域一杯に分布するように射影変換するための射影変換行列Hを上記において説明した手法により算出する(図13(a)(b)(c)(d)を参照する。)。
即ち、第2の変換行列算出部46において、ステップS416の処理において取得された境界線の交点座標値を、プロジェクタ画像にグリッド状に境界線を配置した正規画像における当該境界線の交点座標に変換するための射影変換行列Hを算出する。
この正規画像における境界線の交点座標を算出するには、プロジェクタの画素数が「X」×「Y」pixelであるとすると、まず、「Y」(つまり、プロジェクタ画像における短辺側の画素数である。)に、ステップS416の処理で取得した縦方向に並列した境界線(つまり、Vnである。)が均等に分布する間隔(つまり、ピクセル数である。)を算出する。
つまり、{Y+(j−1)}/jが最もステップS416の処理で取得した縦方向に並列した境界線の本数に近似する「j」の値を当該境界線における隣り合う境界線との間隔(つまり、ピクセル数である。)とする。なお、「j」は正の整数である。
例えば、上記したプロジェクタ(画素数854×480pixelを仕様とするもの)の場合、上記「Y」は「768」となり、ステップS416の処理で取得した縦方向に並列した境界線は「256」(境界線Vnはn=0〜254であるため。)であるため、{768+(j−1)}/jが最も「256」に近似する「j」を求める。
このとき、「j」は「3」となり、縦方向に並列した境界線Vnは、正規画像において、それぞれ隣り合う境界線と3pixelの間隔を開けて配設されることとなる。
次に、「X」(つまり、プロジェクタ画像における長辺側の画素数である。)に、ステップS416の処理で取得した横方向に並列した境界線(つまり、Unである。)が均等に分布する間隔(つまり、ピクセル数である。)を算出する。
つまり、{X+(k−1)}/kが最もステップS416の処理で取得した横方向に並列した境界線の本数に近似する「k」の値を当該境界線における隣り合う境界線との間隔(つまり、ピクセル数である。)とする。なお、「k」は正の整数である。
例えば、上記したプロジェクタ(画素数854×480pixelを仕様とするもの)の場合、上記「X」は「1366」となり、ステップS416の処理で取得した横方向に並列した境界線は「228」(境界線Unはn=0〜226であるため。)であるため、{1366+(k−1)}/kが最も「228」に近似する「k」を求める。
このとき、「k」は「6」となり、横方向に並列した境界線Unは、正規画像においてそれぞれ隣り合う境界線と6pixelの間隔を開けて配設されることとなる。
こうして、縦方向に並列した境界線Vnと横方向に並列した境界線Unとがグリッド状に配設された正規画像が取得され、このとき境界線Vnと境界線Unとの交点座標を算出する。
なお、こうした正規画像における境界線の交点座標については、予め算出しておくようにしてもよいし、このステップS418の処理において射影変換行列Hを算出する際に取得するようにしてもよい。
そして、ステップS416の処理で取得した空間コード画像合成時の縦方向の境界線Vnと横方向の境界線の交点を、正規画像における境界線の交点へ変換する射影変換行列Hを算出する。
即ち、射影変換行列Hを算出する手法については、上記した射影変換行列Hを取得する手法と同様にして算出するものであり、このときソースの画像座標(xs、ys)を、ステップS416の処理で取得した空間コード画像合成時の縦方向の境界線Vnと横方向の境界線の交点座標とし、ターゲットの画像座標(xt、yt)を、正規画像における境界線の交点座標とする。
この射影変換行列Hを算出する際には、射影変換行列Hで射影変換した境界線の交点座標全てを対象とするものではなく、一定間隔で間引いた数点の交点座標を対象とし、例えば、8境界線おきの交点座標を射影変換行列Hを取得する際の対象となる交点座標とする。
こうして算出された射影変換行列Hは、第2の変換行列算出部46から記憶装置16に出力され記憶される。
そして、光造形装置100においては、三次元形状造形物を実際に造形するにあたり、事前に制御部114にプロジェクタ106から投影する画像の画像データが入力されると、画像データ補正部48において、入力された画像データを射影変換行列Hにより射影変換する。
具体的には、画像データの射影変換行列Hによる射影変換は、変換後の整数座標から変換前の座標値(実数)を求め、その座標での画素値をバイリニア補間して求めることで行う。なお、この画像データの射影変換行列Hによる射影変換の処理においては、例えば、OpenCV 2.xでは、warpPerspective()関数を用いるようにしてもよい。
画像データ補正部48において射影変換された画像データは、記憶装置16に出力されて記憶され、光造形装置100において三次元形状造形物の作製が指示されると、記憶装置16に記憶された当該画像データがプロジェクタ106に出力されることとなる。
以上において説明したように、本発明による投影画像補正システム10は、プロジェクタから投影される画像を補正するための射影変換行列を算出し、算出した射影変換行列によりプロジェクタから投影される画像を補正するようにしたものである。
これにより、本発明による投影画像補正システム10においては、プロジェクタの配置位置や姿勢を調整することなく、画像投影領域に適正な状態で画像を投影することができるようになる。
このため、本発明による投影画像補正システム10によれば、例えば、光造形装置100に搭載することにより、従来の技術による光造形装置のように、プロジェクタの配置位置や姿勢を調整する機構を設ける必要がなくなり、装置全体の構成が大型化することがなくなるとともに、部品点数も少なくて済み、製造コストを抑制することができる。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(3)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、本発明による投影画像補正システム10を光造形装置100に搭載した場合について説明したが、投影画像補正システム10は、光造形装置100以外の種々の画像を投影するプロジェクタを搭載した装置に用いるようにしてもよいことは勿論である。
(2)上記した実施の形態においては、特に記載しなかったが、投影画像補正システム10においては、カメラ108を取り外し可能な構成としてもよいことは勿論である。
即ち、光造形装置100の出荷時やプロジェクタ106の調整時などの所定のタイミングで射影変換行列Hを算出する際にのみ、光造形装置100の所定の位置にカメラ108を取り付けるようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(2)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、光造形装置など、プロジェクタにより画像を投影する機構を備えた機器に用いることができる。
10 投影画像補正システム、32 撮影部、34 画像補正部、36 チェッカー交点座標検出部、38 第1の変換行列算出部、40 空間コード画像作成部、42 境界座標取得部、44 境界線交点取得部、46 第2の変換行列算出部、48 画像データ補正部、100 光造形装置、106 プロジェクタ、108 カメラ、114 制御部
図1は、本発明による投影画像補正システムを備えた光造形装置の概略構成説明図である。 図2は、本発明による投影画像補正システムのハードウェア構成を表すブロック構成説明図である。 図3は、本発明による投影画像補正システムの機能的構成を表すブロック構成説明図である。 図4は、本発明による投影画像補正システムにおける変換行列算出処理による処理ルーチンのフローチャートである。 図5は、チェッカー交点のサブピクセル推定する方法を説明する説明図である。 図6は、チェッカーシートのチェッカー交点をカメラ撮影座標系から造形領域座標系に変換することを示す説明図である。 図7(a)は、8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を示す説明図であり、また、図7(b)は、図7(a)におけるポジ画像、ネガ画像から取得した二値画像を示す説明図であり、また、図7(c)は、図7(b)に示す8枚の二値画像から作成した横方向にコード値が変化する空間コード画像である。 図8(a)は、8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を示す説明図であり、また、図8(b)は、図8(a)におけるポジ画像、ネガ画像から取得した二値画像を示す説明図であり、また、図8(c)は、図8(b)に示す8枚の二値画像から作成した縦方向にコード値が変化する空間コード画像である。 図9(a)は、全撮影した画像を示す説明図であり、また、図9(b)は、全消灯した画像を示す説明図であり、また、図9(c)は、図9(a)に示す全撮影した画像と、図9(b)に示す全消灯した画像とから作成したマスク画像を示す説明図である。 図10は、輝度プロファイル交差によるサブピクセル精度での境界座標の取得を説明する説明図である。 図11は、横方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像における境界線との交点を示す説明図である。 図12は、カメラ撮影画像上での交点群、カメラ撮影座標系から造形領域座標系に変換後の交点群および造形領域を示す説明図である。 図13(a)は、射影変換行列Hで変換後の交点群を示す説明図であり、また、図13(b)は、造形領域での理想的な配置の交点群を示す説明図であり、また、図13(c)は、図13(a)の射影変換行列Hで変換後の交点群の左上端を拡大した拡大説明図であり、また、図13(d)は、図13(b)の造形領域での理想的な配置の交点群の左上端を拡大した拡大説明図である。
この正規画像における境界線の交点座標を算出するには、プロジェクタの入力画像のサイズが「X」×「Y」pixelであるとすると、まず、「Y」(つまり、プロジェクタの入力画像における短辺側のサイズである。)に、ステップS416の処理で取得した縦方向に並列した境界線(つまり、Vnである。)が均等に分布する間隔(つまり、ピクセル数である。)を算出する。
例えば、上記したプロジェクタ(画素数854×480pixelを仕様とするもの)の場合、入力画像のサイズが1366×768pixelなので、上記「Y」は「768」となり、ステップS416の処理で取得した縦方向に並列した境界線は「256」(境界線Vnはn=0〜254であるため。)であるため、{768+(j−1)}/jが最も「256」に近似する「j」を求める。
次に、「X」(つまり、プロジェクタの入力画像における長辺側のサイズである。)に、ステップS416の処理で取得した横方向に並列した境界線(つまり、Unである。)が均等に分布する間隔(つまり、ピクセル数である。)を算出する。
例えば、上記したプロジェクタ(画素数854×480pixelを仕様とするもの)の場合、入力画像のサイズが1366×768pixelなので、上記「X」は「1366」となり、ステップS416の処理で取得した横方向に並列した境界線は「228」(境界線Unはn=0〜226であるため。)であるため、{1366+(k−1)}/kが最も「228」に近似する「k」を求める。
つまり、「コード値n」と、「コード値n」と隣り合う「コード値n+1」との境界線を「境界n」とすると、横方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254(最大値)の境界線が得られ、この境界線は方向に並列している。また、縦方向にコード値が変化する空間コード画像においては、n=0〜254(最大値)の境界線が得られ、この境界線は方向に並列している。
そして、ステップS416の処理においては、空間コード画像における境界線が取得されると、境界交点座標取得部44で、横方向にコード値が変化する空間コード画像と、縦方向にコード値が変化する空間コード画像とを合成し、そのときの横方向に並列する境界線と、縦方向に並列する境界線との交点座標を取得する(図11を参照する。)。なお、図11においては、方向に並列した境界線をUn(n=0〜226)で表し、方向に並列した境界線をVn(n=0〜254)で表している。

Claims (5)

  1. プロジェクタに対して出力する画像データを補正する投影画像補正システムにおいて、
    プロジェクタから画像が投影される領域に載置されたチェッカーシートをレンズを介して撮影する撮影手段と、
    撮影されたチェッカーシート画像の前記レンズによる歪みを前記撮影手段の内部パラメータにより補正する補正手段と、
    補正された前記チェッカーシート画像において、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出するチェッカー交点座標検出手段と、
    検出したチェッカー交点座標を、前記領域において互いに等間隔で位置するチェッカー交点座標に射影変換するための第1の射影変換行列を算出する第1の変換行列算出手段と、
    前記プロジェクタから前記領域に投影された8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、前記撮影手段の内部パラメータにより前記レンズによる歪みを補正し、撮影した画像に基づいて横方向にコード値が変化する第1の空間コード画像を作成するとともに、前記プロジェクタから前記領域に投影された8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、撮影した画像に基づいて縦方向にコード値が変化する第2の空間コード画像を作成する作成手段と、
    垂直方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得するとともに、水平方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得し、取得した交差点を境界座標として取得する境界座標取得手段と、
    取得した境界座標に基づいて、前記第1の空間コード画像と前記第2の空間コード画像とにおいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得し、前記第1の空間コード画像と前記第2の空間コード画像とを合成して、前記第1の空間コード画像における境界線と、前記第2の空間コード画像における境界線との交点座標を取得する交点座標取得手段と、
    取得した交点座標値を前記第1の射影変換行列により変換し、変換した交点座標値が前記領域一杯に分布するように射影変換するための第2の射影変換行列を算出する第2の変換行列算出手段と、
    前記プロジェクタに出力する画像データを前記第2の射影変換行列より変換して、前記画像データを補正する画像データ補正手段と
    を有することを特徴とする投影画像補正システム。
  2. レンズを備えた撮影手段を有し、プロジェクタに対して出力する画像データを補正する投影画像補正システムにおいて、前記画像データを補正する投影画像補正方法であって、
    レンズを介して、プロジェクタから画像が投影される領域に載置されたチェッカーシートを撮影する撮影工程と、
    撮影されたチェッカーシート画像の前記レンズによる歪みを撮影手段の内部パラメータにより補正する補正工程と、
    補正された前記チェッカーシート画像において、チェッカー交点座標をサブピクセル精度で検出するチェッカー交点座標検出工程と、
    検出したチェッカー交点座標を、前記領域において互いに等間隔で位置するチェッカー交点座標に射影変換するための第1の射影変換行列を算出する第1の変換行列算出工程と、
    前記プロジェクタから前記領域に投影された8ビットの垂直方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、前記撮影手段の内部パラメータにより前記レンズの歪みを補正し、撮影した画像に基づいて横方向にコード値が変化する第1の空間コード画像を作成するとともに、前記プロジェクタから前記領域に投影された8ビットの水平方向のグレイコードパターンのポジ画像およびネガ画像を撮影し、撮影した画像に基づいて縦方向にコード値が変化する第2の空間コード画像を作成する作成工程と、
    垂直方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において、輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得するとともに、水平方向のグレイコードパターンの同ビットのポジ画像およびネガ画像において輝度プロファイルの交差点をサブピクセル精度で取得し、取得した交差点を境界座標として取得する境界座標取得工程と、
    取得した境界座標に基づいて、前記第1の空間コード画像と前記第2の空間コード画像とにおいて、同一コード値の境界座標をつなぐ境界線を取得し、前記第1の空間コード画像と前記第2の空間コード画像とを合成して、前記第1の空間コード画像における境界線と、前記第2の空間コード画像における境界線との交点座標を取得する交点座標取得工程と、
    取得した交点座標値を前記第1の射影変換行列により変換し、変換した交点座標値が前記領域一杯に分布するように射影変換するための第2の射影変換行列を算出する第2の変換行列算出工程と、
    前記プロジェクタに出力する画像データを前記第2の射影変換行列より変換して、前記画像データを補正する画像データ補正工程と
    を前記投影画像補正システムが実行する
    ことを特徴とする投影画像補正方法。
  3. 請求項1に記載の投影画像補正システムとしてコンピューターを機能させるためのプログラム。
  4. 請求項2に記載の投影画像補正方法をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  5. 請求項3または4のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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