JP2006335142A - 車両損傷記録表の作成システム及び車両修理シュミレーター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車体パネルの損傷程度を示す車両損傷記録表の作成システムであって、車体パネルにおける損傷箇所を含む領域の表面形状を表す三次元位置データを取得する立体形状認識手段10と、立体形状認識手段10が取得した三次元位置データに基づき、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度を特定し、且つその補修内容を決定するデータ処理手段と、立体形状認識手段が取得した三次元位置データ及びデータ処理手段が決定した補修内容を出力するデータ出力手段とを備える、車両損傷記録表の作成システムとする。
【選択図】 図1
Description
(1)車体パネルの引き出し作業の必要性、
(2)パネル引き出し作業を必要とする場合の引き出しポイントの位置及び数
(3)パネル引き出し作業を必要とする場合の各引き出しポイントにおける引き出し量
(4)補修用硬化材料の充填および/または塗布作業の必要性、
(5)補修用硬化材料の充填および/または塗布作業を必要とする場合の補修用硬化材料の充填量および/または塗布量
この実施の形態は、本発明に係る車両損傷記録表50の作成システムの1つの実施の形態を示しており、図1は、この実施形態に係る車両損傷記録表50の作成システムを示すブロック図、図2は立体形状認識手段における三次元位置データの取得原理を示す略図、図3はこの車両損傷記録表50の作成システムの動作手順を示すフローチャート、図4は車体パネルの損傷認識プログラム及び補修内容決定プログラムで処理される一連の処理過程を示すフローチャートである。
図1に示す様に、立体形状認識装置10は、計測物にである車輌M(厳密には損傷パネルP)対して傾斜して配置され、損傷パネルに格子パターンを投射するプロジェクタ15(格子パターン投射手段)と、計測物に対して水平に配置され、画像を撮影するカメラ16(画像撮影手段であり、例えばCCDカメラ16)と、PC20からの動作信号を受け取り、プロジェクタ15及びカメラ16の制御(一連の計測シーケンス動作の実施)を行う制御部17とで構成される。
図1に示す様に、本実施の形態に使用されるコンピュータ20は、入出力インタフェース24を通じて接続された補助記憶装置24と、キーボードまたはマウス、トラックボール、タッチパッド等から構成する入力装置22と、さらに、PC20に入出力インタフェース24を通じて接続した表示装置28と、印字装置29と、通信装置32等のデータ出力装置とを伴って構成されている。
次に、本実施形態に係る車両損傷記録表50の作成システムにおける処理を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
本実施の形態は、本発明に係る車両修理シュミレーターの1つの実施の形態を具体的にするものであり、このシュミレーターは損傷した車体パネルの修理方針や修理内容を策定するのに有効に使用する事ができる。
12 格子フィルム
15 プロジェクタ
16 カメラ
20 コンピュータ
22 入力装置
25b 演算装置
25a 制御装置
25 中央処理装置
26 主記憶装置(メモリ)
28 表示装置
29 印字装置
30 作図装置
31 マルチメディア処理装置
32 通信装置
41 歪み発生領域
42 目視できる損傷領域
50 車両損傷記録表
M 車輌
P 損傷パネル
Claims (15)
- 車体パネルの損傷程度を示す車両損傷記録表の作成システムであって、
車体パネルにおける損傷箇所を含む領域の表面形状を表す三次元位置データを取得する立体形状認識手段と、
立体形状認識手段が取得した三次元位置データに基づき、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度を特定し、且つその補修内容を決定するデータ処理手段と、
立体形状認識手段が取得した三次元位置データ及びデータ処理手段が決定した補修内容を出力するデータ出力手段とを備える、車両損傷記録表の作成システム。 - 前記データ処理手段は、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の補修内容として、パネルの引き出し作業が必要か否か、及びパネル引き出し作業を必要とする場合には、その引き出しポイントの位置及び数を含んで決定する請求項1記載の車両損傷記録表の作成システム。
- 前記データ処理手段は、立体形状認識手段が取得する三次元位置データに基づいて、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度を特定し、これらの特定結果に基づいて、損傷した車体パネルの引き出しポイントの位置及び数を算出する請求項1又は2に記載の車両損傷記録表の作成システム。
- 前記車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域における損傷の程度は、当該領域における車体パネルの傾斜角に基づいて特定され、
前記引き出しポイントは、車体パネルの傾斜角が大きい範囲では密に設定され、車体パネルの傾斜角が小さい範囲では疎に設定される請求項3記載の車両損傷記録表の作成システム。 - 前記データ処理手段は、各引き出しポイントにおける引き出し量を算出する請求項2〜4の何れか一項記載の車両損傷記録表の作成システム。
- 前記データ処理手段は、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の補修内容として、補修用硬化材料の充填および/または塗布作業が必要か否か、並びに補修用硬化材料の充填および/または塗布作業を必要とする場合には、その充填量および/または塗布量を含んで決定する請求項1〜5の何れか一項記載の車両損傷記録表の作成システム。
- 前記データ処理手段は、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度と、その補修内容とに基づいて、車体の修理作業費用を算出する請求項1〜5の何れか一項記載の車両損傷記録表の作成システム。
- 前記データ出力手段は、立体形状認識手段が取得した三次元位置データを、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度を示す二次元の図形データとして出力する請求項1〜7の何れか一項記載の車両損傷記録表の作成システム。
- 車体パネルにおける損傷を修理する方法であって、
立体形状認識手段により、車体パネルにおける損傷箇所を含む領域の表面形状を表す三次元位置データを取得する三次元位置データ取得工程と、
立体形状認識手段が取得した三次元位置データに基づき、データ処理手段が車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度を特定する損傷領域特定工程と、
特定した車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域についての補修内容を決定する補修内容決定工程と、
を含む、車体パネル修理方法。 - 前記データ処理手段は、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域における車体パネルの傾斜角及び範囲に基づいて補修内容を決定する請求項9記載の車体パネル修理方法。
- 前記補修内容として、以下に示す(1)〜(5)の少なくとも何れかが含まれる請求項9又は10に記載の車体パネル修理方法。
(1)車体パネルの引き出し作業の必要性、
(2)パネル引き出し作業を必要とする場合の引き出しポイントの位置及び数
(3)パネル引き出し作業を必要とする場合の各引き出しポイントにおける引き出し量
(4)補修用硬化材料の充填および/または塗布作業の必要性、
(5)補修用硬化材料の充填および/または塗布作業を必要とする場合の補修用硬化材料の充填量および/または塗布量 - 更に、取得した三次元位置データ及び決定した補修内容に基づき、パネル引き出し作業時における引き出しポイントの引き出し順序を決定する引き出し順序決定工程を含む請求項9〜11の何れか一項に記載の車体パネル修理方法。
- 損傷した車体パネルの修理方法を策定する車両修理シュミレーターであって、
車体パネルにおける損傷箇所を含む領域の表面形状を表す三次元位置データを取得する立体形状認識手段と、
修理条件を入力する入力手段と、
立体形状認識手段が取得した三次元位置データに基づき、車体パネルの歪み発生領域を含む損傷領域の範囲及び損傷の程度を特定すると共に、入力手段から入力された修理条件を考慮して、車体パネルの損傷領域における補修後の三次元位置データを演算するデータ処理手段と、
前記データ処理手段が演算した補修後の三次元位置データを出力するデータ出力手段とを含んで構成されている、車両修理シュミレーター。 - 前記データ処理手段は、更に立体形状認識手段が取得した三次元位置データに基づいて、複数の作業工程で構成される損傷領域の補修内容を決定し、
前記入力手段から入力される修理条件は、当該複数の作業工程の中から選択される請求項13記載の車両修理シュミレーター。 - 前記損傷領域の補修内容を構成する複数の作業工程には、それぞれ補修作業における重要性に基づいて設定されたパラメータが付与されており、
前記データ処理手段は、入力手段から入力された修理条件に従い、パラメータに基づいて重要性の高い順に1又は2以上の作業工程を選択する請求項14記載の車両修理シュミレーター。
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---|---|---|---|
JP2005160023A JP2006335142A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 車両損傷記録表の作成システム及び車両修理シュミレーター |
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JP2005160023A JP2006335142A (ja) | 2005-05-31 | 2005-05-31 | 車両損傷記録表の作成システム及び車両修理シュミレーター |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013239175A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Boeing Co:The | 損傷査定システムおよび同システムを動作させる方法 |
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-
2005
- 2005-05-31 JP JP2005160023A patent/JP2006335142A/ja active Pending
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