JP2013239175A - 損傷査定システムおよび同システムを動作させる方法 - Google Patents

損傷査定システムおよび同システムを動作させる方法 Download PDF

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Abstract

【課題】構造物の損傷を査定するコンピュータ実装方法、および損傷査定システムを提供する。
【解決手段】ユーザインタフェース装置により損傷情報を受信し、損傷の少なくとも1つのパラメータを定量化し、少なくとも1つのパラメータに基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定し、構造解析の出力結果を表示する。システムは、構造物に関する構造情報のデータベースを有するコンプライアンスシステムを含み、ユーザインタフェース装置はコンプライアンスシステムに結合される。ユーザインタフェース装置は、構造情報にアクセスし、構造情報に基づいて損傷箇所を表示するように構成されたプロセッサを含む。プロセッサは、損傷の少なくとも1つのパラメータを定量化するように構成され、少なくとも1つのパラメータに基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定し、損傷許容度に基づいてメンテナンス指示を表示する。
【選択図】図1

Description

本開示は損傷査定システムに関し、より詳細には、構造物に対する許容損傷限度を査定するための方法およびシステムに関する。
構造物を良好な動作状態に維持することを目的とするメンテナンスプログラムは、時として複雑になり、負担になる場合がある。例として、FAA(米連邦航空局)と二国間協定を有する可能性がある北米、ヨーロッパ、日本、オーストラリア、および他の規制管轄区域内で飛行機を運航させる場合、各航空会社は、FAAによって立案されたかなりの数の複雑で重複するメンテナンス要件を管理する必要がある可能性がある。航空会社によるFAAおよび他の要件の順守は、飛行機に連続耐空性の資格を与えるために必要であり得る。
航空機が古くなるか、または構造物に対する修理箇所が古くなると、構造物の健全性を検証するため、および構造物が連続運航に対して十分な残存強度を有していることを確認するために、評価を実行することがある。構造物の損傷データは、構造物の健全性を査定するために解読される必要がある。いくつかの既知のメンテナンスプログラムでは、要員がこのデータを解読する必要がある。人手によるデータの収集および解読に起因してエラーが発生する可能性があり、構造物の健全性の査定におけるエラーにつながる。構成部品のデータを手動で解読する場合、ばらつきが存在する。どのような構造物検査作業であっても、検出の可能性は、検査員の技能および経験、構造物に対するアクセスのしやすさ、ならびに検査面の露出度などの、いくつかの要因によって影響され得る。
さらに、許容損傷限度を査定するためのいくつかの既知のプログラムは、構造物の修理マニュアルでデータを検索する現地要員を含む。しかしながら、査定は、要員が大量のデータを取捨選択して重要な許容データを特定するように試みる必要があり、これは時間を浪費し効率的でない。そのようなメンテナンスプログラムを成功裏に管理するために、構造物およびメンテナンスの要員は、メンテナンスプログラムのすべての要件および要件が適用され得る構造物上の3D(3次元)の物理的な場所を、包括的かつ詳細に理解する必要があり得る。構造物の損傷を系統的に特定、識別、定量化および/または査定するプログラムにより、メンテナンスプログラムのよりよい利用が向上する。
一態様では、構造物の損傷を査定するコンピュータ実装方法が提供される。コンピュータ実装方法は、ユーザインタフェース装置に損傷情報を受信すること、および損傷の少なくとも1つのパラメータを定量化することを含む。コンピュータ実装方法は、さらに、少なくとも1つのパラメータに基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定することを含む。コンピュータ実装方法は、ユーザインタフェース装置から構造解析の出力結果を表示する。
別の態様では、構造物の損傷について許容損傷限度を査定するシステムが提供される。システムは、構造物に関する構造情報のデータベースを有するコンプライアンスシステムを含む。コンピュータ対応のユーザインタフェース装置はコンプライアンスシステムに結合される。コンピュータ対応のユーザインタフェース装置は、構造情報にアクセスし、構造情報に基づいて損傷箇所を表示するように構成されたプロセッサを含む。プロセッサは損傷の少なくとも1つのパラメータを定量化するように構成されている。プロセッサは、さらに、少なくとも1つのパラメータに基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定し、損傷許容度に基づいてメンテナンス指示を表示するように構成されている。
さらなる態様では、構造物の損傷にメンテナンスを実行するコンピュータ実装方法が提供される。コンピュータ実装方法は、損傷領域を特定すること、損傷領域にアクセスすること、およびユーザインタフェース装置により損傷情報を受信することを含む。コンピュータ実装方法は、さらに、損傷の少なくとも1つのパラメータを定量化すること、および少なくとも1つのパラメータに基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定することを含む。コンピュータ実装方法は、ユーザインタフェース装置から構造解析に基づいてメンテナンス指示を表示することを含み、損傷にメンテナンス対応を実行することを含む。
特許請求され得る他の実施形態は、以下を含む。
Y. 構造物の損傷について許容損傷限度を査定するシステムであって、
構造物に関する構造情報のデータベース(24)を有するコンプライアンスシステムと、
前記コンプライアンスシステムに結合されたコンピュータ対応のユーザインタフェース装置(16)と
を備え、前記ユーザインタフェース装置(16)が、
構造情報を受信し、
構造情報に基づいて損傷箇所を表示し、
損傷の少なくとも1つのパラメータ(74)を定量化し、
少なくとも1つのパラメータ(74)に基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定する
ように構成されたプロセッサを有し、
前記プロセッサが、前記メンテナンス指示を電子的に文書化するように構成されている、システム。
A. 構造物の損傷にメンテナンスを実行するコンピュータ実装方法であって、
損傷領域(50)を特定すること、
損傷領域(50)にアクセスすること、
ユーザインタフェース装置(16)により損傷情報を受信すること、
損傷の少なくとも1つのパラメータ(74)を定量化すること、
少なくとも1つのパラメータ(74)に基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定すること、
ユーザインタフェース装置(16)から構造解析に基づいてメンテナンス指示を表示すること、および
損傷にメンテナンス対応を実行すること
を含む、コンピュータ実装方法。
B. 損傷領域を特定することが、構造物の構造物タイプを識別することを含む、Aに記載のコンピュータ実装方法。
C. 損傷領域にアクセスすることが、損傷を露出することを含む、AまたはBに記載のコンピュータ実装方法。
D. 損傷領域にアクセスすることが、損傷の損傷タイプを識別することを含む、A、BまたはCに記載のコンピュータ実装方法。
構造物の許容損傷限度を査定するために使用可能な例示的な損傷査定システムの概略図である。 図1に示された構造物の損傷領域を選択する例示的な処理の流れ図である。 図2に示された損傷領域について損傷タイプを選択する例示的な処理の流れ図である。 図3に示された損傷タイプを特定する例示的な処理の流れ図である。 図4に示された損傷タイプの損傷区域を選択する例示的な処理の流れ図である。 損傷タイプを定量化する例示的な処理の流れ図である。 損傷領域にメンテナンスを実行する例示的な処理の流れ図である。 許容損傷限度に関するデータの例示的な表の概略図である。 図1に示されたシステムで使用可能な例示的な損傷査定の概略図である。 図1に示されたシステムで使用可能な例示的な損傷査定の概略図である。 図1に示されたシステムで使用可能な例示的な損傷査定の概略図である。 例示的な損傷査定システムを動作させるように実装可能な例示的な方法の流れ図である。 例示的な損傷査定システムを動作させるように実装可能な例示的な方法の流れ図である。 例示的なビークル製造およびサービス手順の流れ図である。 例示的なビークル構造物の概略図である。 例示的なビークル構造物の側面図である。
本明細書に記載された実施形態は、損傷査定システムおよびシステムを動作させる方法に関する。より詳細には、実施形態は、損傷領域を特定および識別し、損傷領域内に存在する構造物の損傷を定量化および査定するためのシステムに関する。さらに、実施形態は、軍隊、民間、建物、工場、鉄道、船舶、航空力学および消費者の環境などのさまざまな環境で利用されるが、これらに限定されない。本明細書に記載された実施形態は、損傷を特定し、定量化し、解析することを容易にして、構造物のメンテナンス時間および故障時間を削減する。ユーザインタフェース装置は、電子的な損傷査定および損傷に適用される修理手順の記録を容易にする。一適用例では、本明細書に記載された損傷査定システムは、ビークルに加えられた損傷のために利用される。ビークルを利用する説明および図は例示的にすぎないことを理解すべきである。
図1は、構造物14の損傷12を査定するように構成された例示的な損傷査定システム10の概略図を示す。例示的な実施形態では、構造物14は、メンテナンスを受ける航空機、宇宙船、打上げ機、海上もしくは海中の船、地上ビークル、機械装置、および/または後部機械などのビークルを含むが、これらに限定されない。システム10は、ネットワーク20により3Dコンプライアンス管理システム18に結合されたユーザインタフェース装置16を含む。ネットワーク20は、インターネットまたは別の通信ネットワークの中で、例としてのみ、かつ限定なしで具現化することができる。あるいは、コンプライアンス管理システム18は、ユーザインタフェース装置16によって実装され得るか、またはその中で具現化され得る。
管理システム18は、中央処理装置22によって実装され得るか、またはその中で具現化され得る。管理システム18は、構造物14の上部および/または内部の損傷12の領域、区域および特定の箇所を3D座標でマップすることを容易にするように構成されている。コンプライアンス管理システム18は、構造物14の特定の損傷箇所に関する情報を有するツールボックスおよび/またはナレッジツリーのデータベースなどの構造物データベース24を含むが、これらに限定されない。さらに、管理システム18は、構造解析を実行して損傷12の損傷許容度を決定するように構成された損傷解析器26を含む。例示的な実施形態では、構造物データベース24は、構造物の場所に関する質問78のクエリを含む。さらに、コンプライアンス管理システム18は、ユーザインタフェース装置16によって提供された入力28に基づいて、構造物の場所に関する質問78を生成するプログラムを含む。管理システム18はデータ機能ブロック30を含む。データ機能ブロック30は、要件データ機能ブロック32、作業データ機能ブロック34、情報データ機能ブロック36、記録データ機能ブロック38、および他のデータ機能ブロック40を含む。
例示的な実施形態では、ユーザインタフェース装置16は、中央処理装置42、画面44、例えばキーボードなどの入力装置46、およびデータベース48を有するコンピュータ対応である。本明細書では、用語中央処理装置は、当技術分野でコンピュータと呼ばれる集積回路に限定されず、広くマイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理制御装置(PLC)、特定用途向け集積回路、および他のプログラマブル回路を意味し、これらの用語は、本明細書では交換して使用される。本明細書に記載された実施形態では、メモリには、ランダムアクセスメモリ(RAM)などのコンピュータ可読媒体、およびフラッシュメモリなどのコンピュータ可読不揮発性媒体が含まれ得るが、これらに限定されない。あるいは、フロッピディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、磁気光ディスク(MOD)、および/またはデジタル多用途ディスク(DVD)を使用することもできる。また、本明細書に記載された実施形態では、別の入力チャネルには、マウスおよびキーボードなどのオペレータインタフェースに関連するコンピュータ周辺装置が含まれ得るが、これらに限定されない。あるいは、スキャナが含まれ得るがこれに限定されない、他のコンピュータ周辺装置を使用することもできる。さらに、例示的な実施形態では、別の出力チャネルには、オペレータインタフェースモニタが含まれ得るが、これに限定されない。例示的な実施形態では、中央処理装置には、携帯電話、携帯情報端末、およびコンピュータラップトップなどのモバイル通信兼コンピュータ装置が含まれるが、これらに限定されない。ユーザインタフェース装置16は、有線通信用および/または無線通信用に構成されたソフトウェアおよび/またはハードウェアの任意の適切な組合せを使用して実装することができる。
さらに、例示的な実施形態では、処理は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその組合せに実装できる、動作のシーケンスを表す論理フロー図内のブロックの集合として示される。ソフトウェアの文脈では、ブロックは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると1つまたは複数のプロセッサに列挙された動作を実行させる、コンピュータ実行可能命令を表す。概して、コンピュータ実行可能命令には、特定の機能を実行するか、または特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、およびデータ構造が含まれる。動作が記載された順序は制限として解読されるものではなく、任意の数の記載されたブロックを任意の順序および/または並行に結合して処理を実装することができる。処理は、少なくとも部分的に、ユーザインタフェース装置16によって実行することができる。
図2は、構造物14の損傷領域50を識別および選択するように構成された例示的な処理200を示す。ブロック210で、構造物14のモデル52を選択するかどうかについて決定が行われる。例示的な実施形態では、1つの選択されたモデル52が強調表示され、ブロック220で損傷領域50のリストがユーザインタフェース装置16によって表示される。損傷領域50は、構造物、電気回路、エンジン、水力学機器、航空電子工学機器、飛行制御装置、および客室などの領域を含むが、これらに限定されない。ブロック220で損傷領域50を選択する決定が行われる。選択された損傷領域50は、ブロック230でユーザインタフェース装置16によって表示される。1つの選択された損傷領域50が強調表示され、ブロック240で、構造物14の3Dモデル56で3D構造物損傷箇所54を選択する決定が行われる。例示的な実施形態では、3Dモデル56は、コンプライアンス管理システム18によりユーザインタフェース装置16に提供される。あるいは、3Dモデル56および関連する構造物の場所54は、ユーザインタフェース装置16のデータベース48に格納することができる。ブロック250で、構造物損傷箇所54は、損傷領域50を図式的に強調表示することを容易にするために、ユーザインタフェース装置16を介して選択される。
図3は、(図2に示された)損傷領域50内の構造物タイプ58を選択する例示的な処理300を示す。ブロック310で、構造物タイプ58のリストがユーザインタフェース装置16によって表示される。構造物タイプ58には、外殻および縦通材、骨組み、床梁、インターコスタル、調理室上部、調理室床、調度品、貨物室床、ドア、ならびに窓などのタイプが含まれるが、これらに限定されない。ブロック320で、構造物タイプ58を選択する決定が行われる。図示された例では、「外殻および縦通材」タイプが選択され、ユーザインタフェース装置16によって表示される。決定ブロック330で、必要なメンテナンス行為60を選択する決定が行われる。メンテナンス行為60には、許容損傷限度査定(ADL)、損傷データ文書化、およびレポートプログラム設計などの種類が含まれるが、これらに限定されない。任意のタイプのメンテナンス行為60は、システム10が本明細書に記載されたように機能することを可能にするために提示することができる。
例示的な実施形態では、許容損傷限度査定62は、ブロック340でユーザインタフェース装置16を介して選択される。ブロック350で、引っかき傷および落雷などだが、これらに限定されない損傷タイプ64のリストがユーザインタフェース装置16によって表示される。損傷タイプ64を選択する決定が行われる。説明のための例では、「引っかき傷」が選択され、ユーザインタフェース装置16によって強調表示される。
図4は、損傷12にアクセスするように構成された例示的な処理400を示す。例示的な実施形態では、(図3に示された)構造物タイプ58へのアクセスを制限および/または防止するために、構造物タイプ58は、他の構成部品(図示せず)の中で具現化することができるか、かつ/または、他の構成部品によって隠すことができる。例えば、構造物タイプ58は、音響減衰タイルに結合することができるか、かつ/または、表面仕上げ(図示せず)に結合することができる。構造物タイプ58に基づいて、ブロック410で、ユーザインタフェース装置16は、損傷12へのアクセスが必要であることを表示する。ブロック420で、指示66は、損傷12へのアクセスを指示するためにユーザインタフェース装置16によって表示される。説明のための例として、ブロック420は、損傷12の露出を容易にするために音響減衰タイルおよび表面仕上げを撤去する指示66を提供する。ヘルプブロック430で、指示66が損傷12にアクセスするために必要かどうかの判定が行われる。例えば、ブロック430は音響減衰タイルの場所を示し、撤去指示を提供する。
ブロック440で、損傷領域50がユーザインタフェース装置16によって表示される。より詳細には、ブロック450は損傷領域50を図式的に示す。例示的な実施形態では、ブロック450は代表的な損傷領域50を3Dで図式的に示す。あるいは、ブロック450は損傷領域50用のテキスト記述を表示することができる。例示的な実施形態では、損傷領域50の3Dグラフィック表示がコンプライアンス管理システム18によりユーザインタフェース装置16に提供される。あるいは、損傷領域50の3Dグラフィック表示は、ユーザインタフェース装置16のデータベース48に格納することができる。ブロック460で、損傷領域50のリストがユーザインタフェース装置16によって表示される。例示的な実施形態では、損傷領域50が構造物14の領域と相互に関連するグラフィックスによって画定される。説明のための例では、損傷領域50は、構造物14の特定の縦通材を表す「S−21R」などのしるし67によって画定される。あるいは、グラフィックフォント、写真およびビデオなどの任意のタイプのしるし67を、損傷領域50を識別するために使用することができる。さらに、ブロック460で、損傷が2つ以上の領域に及ぶ場合、2つ以上の損傷領域50をユーザインタフェース装置16によって選択することができる。
図5は、(図4に示された)損傷領域50の損傷区域68を選択する例示的な処理500を示す。ブロック510で、損傷区域68がユーザインタフェース装置16によって表示され選択される。例示的な実施形態では、ブロック520は損傷区域68を図式的に示す。あるいは、ブロック520は損傷区域68をテキストで記述することができる。例示的な実施形態では、損傷区域68は、構造物14の損傷区域68を分類するしるし67によって画定される。説明のための例では、損傷区域68は、損傷区域68を識別する特定の縦通材および/または外殻のしるし67などのしるし67によって画定される。さらに、ブロック520で、損傷が2つ以上の損傷区域68に及ぶ場合、2つ以上の損傷区域68を選択することができる。ブロック530で、正しい損傷区域68が選択されたことを判定するために、確認要求がユーザインタフェース装置16によって表示される。
図6は、損傷12を定量化する例示的な処理600を示す。ブロック610で、ユーザインタフェース装置16は、損傷12を図式的に表示するように構成されている。あるいは、ブロック610で、ユーザインタフェース装置16は損傷12をテキストで記述することができる。説明のための例では、(図3に示された)ユーザインタフェース装置16により「引っかき傷」が損傷タイプ64として選択されたので、ブロック610は「引っかき傷」のグラフィック表示72を表示する。さらに、ブロック610で、損傷12の少なくとも1つのパラメータ74が提示される。例示的な実施形態では、パラメータ74は、損傷12の寸法、材料、位置および色付けなどの定量化可能情報を含むが、これらに限定されない。あるいは、システムが本明細書に記載されたように機能することを可能にするために、任意のタイプの定量化可能情報を使用することができる。説明のための例として、少なくとも1つのパラメータ74は、損傷12の長さ「L」、損傷12の幅「W」、および損傷12の深さ「D」を含む。
ブロック620で、パラメータ74に関する定量化可能情報73は、ユーザインタフェース装置16に入力される。より詳細には、ブロック630、630および630で、定量化可能情報73用の特定の入力項目76がユーザインタフェース装置16によって表示される。説明のための例では、損傷の長さLについて測定された寸法(例えば1.85インチ)がブロック630で入力され、損傷の幅Wについて測定された寸法(例えば0.20インチ)がブロック630で入力され、損傷の深さDについて測定された寸法(例えば0.037インチ)がブロック630で入力される。
パラメータ74がブロック620で入力されると、ユーザインタフェース装置16は、ブロック640で損傷パラメータ74に関する少なくとも1つの質問78を表示するように構成されている。ブロック640は、「はい」回答選択および「いいえ」回答選択とともに質問78を表示する。例示的な実施形態では、質問78は、さらに、損傷12の態様を構造物14に関連するものとして規定する。ブロック640で、該当する「はい」回答または「いいえ」回答を選択することにより、回答がユーザインタフェース装置16に入力される。
ブロック650で、損傷12を文書化する決定が行われる。より詳細には、損傷12は、損傷を写真に撮ること、損傷をビデオ記録すること、および/または損傷のテキスト記述を電子的に入力することなどの手順によって文書化されるが、これらに限定されない。ブロック660で、損傷12をどのように写真に撮るかなどの損傷文書化についての指示がユーザインタフェース装置16によって表示される。
図7は、損傷領域50の構造解析を実行する例示的な処理700を示す。ブロック710で、許容損傷限度80のデータベースが、ユーザインタフェース装置16により(図1に示された)コンプライアンス管理システム18から取得される。あるいは、ユーザインタフェース装置16は許容損傷限度80をロードすることができる。図8は、許容損傷限度80を列挙する例示的なデータベースを示す。ブロック720で、許容損傷限度80は少なくとも1つのパラメータ74と比較される。ブロック730で、(図1に示された)解析器26は、許容損傷限度80および少なくとも1つのパラメータ74を伝え、解析するように構成されている。損傷許容度81についての決定がブロック740で行われる。
ブロック750で、損傷12が許容損傷限度80の範囲内にないことの判定が行われる。判定に基づいて、メンテナンス対応82が、ブロック760でユーザインタフェース装置16によって表示される。より詳細には、ユーザインタフェース装置16は、メンテナンス対応82として構造物14が運用から撤去されるべきことを表示する。
ブロック770で、損傷12が許容損傷限度80の範囲内にあることの判定が行われる。メンテナンス対応82が、ブロック780でユーザインタフェース装置16によって表示される。より詳細には、ユーザインタフェース装置16は、ブロック780で構造物14が修理されるべきことを表示する。例示的な実施形態では、ユーザインタフェース装置16は、ブロック790で、損傷12に一時的なシールを貼るべきことなどの修理指示781を表示するが、これに限定されない。一時的なシールの記録が、ブロック792でユーザインタフェース装置16によって記録される。より詳細には、損傷領域50での一時的な修理の記録はデータベース48に結合されて、さらに、構造物14の所定の数のライフサイクルの前に恒久的なシールを行うべきことを文書化する。あるいは、ブロック794で、ユーザインタフェース装置16は、メンテナンス対応82として恒久的なシールを損傷12に貼るべきことを表示する。
図9は、ユーザインタフェース装置16の画面44によって表示された例示的な損傷査定900の概略図を示す。より詳細には、パラメータ74用の代表的なデータが、損傷の長さL、損傷の幅Wおよび損傷の深さDについて示される。さらに、代表的な「シナリオA」が内部および表面の樹脂損傷12について示される。代表的な「シナリオB」は外部および表面の樹脂損傷12について示される。質問78は、許容損傷限度80をパラメータ74と比較するために、ユーザインタフェース装置16によって表示される。さらに、入力された回答は、「はい」回答および/または「いいえ」に付けられた代表的なチェックマークによって示される。(図1に示された)解析器26は、許容損傷限度80とパラメータ74の比較に基づいて損傷許容度81を決定するように構成されている。ユーザインタフェース装置16は、強調表示された結果「損傷はADLの範囲内」として解析結果を表示する。
図10は、ユーザインタフェース装置16の画面44によって表示された例示的な損傷査定1000の概略図を示す。より詳細には、パラメータ74用の代表的なデータが、損傷の長さL、損傷の幅Wおよび損傷の深さDについて示される。さらに、代表的な「シナリオA」が内部および表面の樹脂損傷12について示される。代表的な「シナリオB」は外部および表面の樹脂損傷12について示される。質問78は、許容損傷限度80をパラメータ74と比較するために、ユーザインタフェース装置16によって表示される。さらに、入力された回答は、「はい」回答および/または「いいえ」に付けられた代表的なチェックマークによって示される。(図1に示された)解析器26は、許容損傷限度80とパラメータ74の比較に基づいて損傷許容度81を決定するように構成されている。ユーザインタフェース装置16は、強調表示された結果「損傷はADLの範囲内」として解析結果を表示する。
図11は、ユーザインタフェース装置の画面44によって表示された例示的な損傷査定1100の概略図を示す。より詳細には、パラメータ74用の代表的なデータが、損傷の長さL、損傷の幅Wおよび損傷の深さDについて示される。さらに、代表的な「シナリオA」が内部および表面の樹脂損傷12について示される。代表的な「シナリオB」は外部および表面の樹脂損傷12について示される。質問78は、許容損傷限度80をパラメータ74と比較するために、ユーザインタフェース装置16によって表示される。さらに、入力された回答は、「はい」回答および/または「いいえ」に付けられた代表的なチェックマークによって示される。(図1に示された)解析器26は、許容損傷限度80とパラメータ74の比較に基づいて損傷許容度81を決定するように構成されている。ユーザインタフェース装置16は、強調表示された結果「ADLチェック失敗」として解析結果を表示する。
図12は、ユーザインタフェース装置16を介して構造物14の損傷12を査定するための例示的な方法1200を示す。メンテナンス、修理および/または交換作業などだが、これらに限定されない作業の間、ユーザインタフェース装置16は、損傷領域50を特定および識別し、損傷領域50内に存在する損傷12を定量化するために利用される。最初に、例示的な方法では、損傷領域50は1210で特定される。方法1200は、表示された損傷領域50のリストから損傷領域50を1212で選択することを含む。例示的な方法では、損傷領域50の3Dグラフィック表示が選択される。
方法1200は、表示された構造物タイプ58のリストから構造物タイプ58を1214で識別および選択することを含む。選択された構造物タイプ58に関するメンテナンス行為60は1216で選択され、損傷タイプ64は1218で選択される。方法1200は、1220で損傷を査定することを含む。より詳細には、損傷12は、損傷12へのアクセスを妨害する任意の構成部品および/または仕上げ剤を撤去することにより1222で露出される。例示的な方法1200では、損傷領域50、および、より詳細には損傷区域68が1224で選択される。
損傷領域50および損傷区域68が1224で選択された後、ユーザインタフェース装置16は1226で損傷情報を受信する。例示的な方法では、損傷情報は、構造物タイプ58、損傷タイプ64、損傷領域50および損傷区域68などの情報に関係するが、これらに限定されない。方法1200は、受信する損傷情報に基づいて1228で構造情報を表示することを含む。損傷12の少なくとも1つのパラメータ74が1230で定量化される。より詳細には、少なくとも1つのパラメータ74を1230で定量化することは、1232で損傷12の寸法を測定することを含む。例示的な方法1200では、少なくとも1つのパラメータ74および損傷12は、ユーザインタフェース装置16により1234で電子的に文書化される。
方法1200は、1236で、少なくとも1つのパラメータ74に基づいて構造解析を実行して、損傷許容度81を決定することを含む。より詳細には、少なくとも1つのパラメータ74に関する少なくとも1つの質問78が1238で表示される。さらに、方法1200は、1240で少なくとも1つの質問78を査定すること、および1242で少なくとも1つの質問78への回答に基づいて許容損傷限度80を査定することを含む。例示的な方法1200では、許容損傷限度80は、1244で少なくとも1つのパラメータ74と比較される。
方法1200は、ユーザインタフェース装置16から構造解析の出力結果を1246で表示することを含む。より詳細には、構造解析および許容損傷限度80に基づいて、メンテナンス対応82が1248で表示される。方法1200は、1250で損傷12にメンテナンス対応82を実行することを含む。
本開示の実施形態は、図13に示された例示的なビークルの製造およびサービスの処理1300、ならびに図14に示された例示的なビークル1400の文脈において記載することができる。生産準備段階では、例示的な処理1300は、ビークル1400の仕様および設計1302、ならびに材料調達1304を含むことができる。生産段階では、構成部品および半組立品の製造1306、ならびにビークル1400のシステム統合1308が実施される。その後、ビークル1400は、就航状態1312につかせるために、認可および引き渡し1310を経由することができる。顧客による就航中、ビークル1400は、(修正、再構成、改修、などを含む場合もある)定期的なメンテナンスおよびサービス1314が予定される。さまざまな実施形態によれば、ビークルのメンテナンスおよびサービス1314を予想して、解析システム(図示せず)を就航状態1312で使用することができる。いくつかの実施形態では、ビークル1400は、就航状態の作業1312ならびにメンテナンスおよびサービスの作業1314につながって再帰的処理を作るルート1316を経由して、予定内または予定外の間隔でメンテナンスを受けることができる。ビークル1400は、就航状態の作業1312ならびに仕様および設計1302につながって別の再帰的処理を作るルート1318を経由して、アップグレードを受けることもできる。アップグレードは、既存のビークルへの新しいシステムまたは構成部品の実装を含むことができる。
方法1300の各処理は、システムインテグレータ、サードパーティ、および/またはオペレータ(例えば、顧客)により実行または遂行することができる。この説明の目的のために、システムインテグレータには任意の数のビークル製造業者およびメジャーシステム下請業者が含まれ得るが、これらに限定されず、サードパーティには任意の数の納入業者、下請業者、および供給業者が含まれ得るが、これらに限定されず、オペレータは航空会社、リース会社、軍事組織、サービス機関、などであり得る。
本明細書において具現化されたさまざまな技法は、生産およびサービスの方法1300の任意の1つまたは複数の段階で使用することができる。例えば、航空機隊メンテナンスの適用例の1つまたは複数の実施形態は、ビークル1400が就航状態1312、ならびに/またはメンテナンスおよびサービス1314にある間、利用することができる。
図14に示されたように、ビークル1400は、複数のシステム1404および内装1406とともに構造物(骨組み)1402を含む。システム1404の例には、1つまたは複数の推進システム1408、電気システム1410、水力学システム1412、および環境システム1414が含まれる。任意の数の他のシステムを含むことができる。本発明の原理は、航空宇宙産業、自動車産業、などの多くの産業に適用することができる。
図15は、本明細書に記載された技法および手順を使用して実行される航空機隊のメンテナンスを経験できる例示的な航空機1500の側面図である。この実施形態では、航空機1500は、主翼組立体1504、尾翼組立体1506、および着陸組立体1508を含む機体1502を含む。航空機1500は、さらに、1つまたは複数の推進装置1510、制御システム1512、ならびに、航空機1500の正確な運航を可能にする他のシステムおよびサブシステムのホストを含む。航空機に含まれる多くの部品は、本明細書で記載された技法を使用する3D画像を使用して識別できることを理解すべきである。概して、航空機1500のさまざまな構成部品およびサブシステムは、既知の構造物の構成部品およびサブシステムであってもよく、簡略にするために本明細書において詳細には記載されない。
図15に示された航空機1500は商用旅客航空機を概して代表するが、しかしながら、本明細書に記載された実施形態は、他の旅客航空機、戦闘航空機、貨物航空機、回転式航空機、および任意の他のタイプの有人または無人航空機、ならびに本明細書に記載された他のタイプのビークルのメンテナンス、製造、および組立に適用することができる。
本明細書に記載された実施形態は、損傷領域を系統的に特定および識別し、損傷領域内に存在する構造物の損傷を定量化および査定する。実施形態はメンテナンスプログラムを成功裏に管理して、構造物およびメンテナンスの要員に、メンテナンスプログラムのすべての要件および要件が適用され得る構造物上の3Dの物理的な場所の包括的で詳細なプログラムを提供する。本明細書に記載された実施形態は、構造物の損傷を系統的に特定、識別、定量化および/または査定するプログラムを提供して、メンテナンスプログラムのよりよい利用の向上を容易にする。実施形態は、損傷を効率的に特定、文書化、修理する構造化された方法に対するプログラム内の要員による便利なアクセスを提供して、メンテナンス情報のよりよい利用を向上し、メンテナンスプログラム全体にわたって共同作業を改善する、ハンドヘルド型ユーザインタフェース装置を含む。
本明細書に記載された実施形態は、自動車のビークル、航空機のビークル、または土木工学の構造物を含むことができる。例えば、査定システムが土木の適用例に採用された場合、損傷は橋の下または建物内の梁に位置する場合がある。査定システムは、構造物の健全性を監視して、例えば、構造物に座屈または破壊の危険があるかどうかを判定するために使用することができる。
損傷査定システムについてのシステムおよび方法の例示的な実施形態が上記で詳細に記載された。システムおよび方法は、本明細書に記載された特定の実施形態に限定されず、むしろ、システムの構成部品および/または方法のステップは、明細書に記載された他の構成部品および/またはステップから独立して別々に利用することができる。各構成部品および各方法ステップは、他の構成部品および/または方法ステップと組合せて使用することもできる。さまざまな実施形態の特定の特徴がいくつかの図面で示され、他の図面では示されない場合があるが、これは便宜上であるにすぎない。図面の任意の特徴は、任意の他の図面の任意の特徴と組合せて、参照および/または特許請求することができる。
本明細書は、最良の形態を含む例を使用して本発明を開示し、また任意の当業者が、任意の装置またはシステムを作成および使用すること、ならびに任意の組み込まれた方法を実行することを含む、本発明を実践することを可能にする。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が思い付く他の例を含むことができる。そのような他の例は、特許請求の範囲の文言と相違のない構造的な構成要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言と実質的に相違のない均等な構成要素を含む場合、特許請求の範囲の範囲内にあるものとする。
10 損傷査定システム
12 損傷
14 構造物
16 ユーザインタフェース装置
18 コンプライアンス管理システム
20 ネットワーク
22 中央処理装置
24 構造物データベース
26 損傷解析器
28 入力
30 データ機能ブロック
32 要件データ機能ブロック
34 作業データ機能ブロック
36 情報データ機能ブロック
38 記録データ機能ブロック
40 他のデータ機能ブロック
42 中央処理装置
44 画面
46 入力装置
48 データベース
50 損傷領域
52 モデル
54 構造物損傷箇所
56 3Dモデル
58 構造物タイプ
60 メンテナンス行為
62 許容損傷限度査定
64 損傷タイプ
66 指示
67 しるし
68 損傷区域
72 グラフィック表示
73 定量化可能情報
74 パラメータ
76 入力項目
78 質問
80 許容損傷限度
81 損傷許容度
82 メンテナンス対応
200 処理
300 処理
400 処理
500 処理
600 処理
700 処理
781 修理指示
900 損傷査定
1000 損傷査定
1100 損傷査定
1200 方法
1300 処理
1302 仕様および設計
1304 材料調達
1306 構成部品および半組立品の製造
1308 システム統合
1310 認可および引き渡し
1312 就航状態
1314 メンテナンスおよびサービス
1316 ルート
1318 ルート
1400 ビークル
1402 構造物
1404 システム
1406 内装
1408 推進システム
1410 電気システム
1412 水力学システム
1414 環境システム
1500 航空機
1502 機体
1504 主翼組立体
1506 尾翼組立体
1508 着陸組立体
1510 推進装置
1512 制御システム

Claims (15)

  1. ユーザインタフェース装置(16)により構造物(14)の損傷を査定するコンピュータ実装方法であって、
    前記ユーザインタフェース装置(16)により損傷情報を受信すること、
    前記損傷の少なくとも1つのパラメータを定量化すること、
    前記少なくとも1つのパラメータ(74)に基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定すること、および
    前記ユーザインタフェース装置(16)から前記構造解析の出力結果を表示すること
    を含むコンピュータ実装方法。
  2. 前記損傷情報を受信することが、前記構造物の構造情報を表示することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  3. 前記少なくとも1つのパラメータ(74)を定量化することが、前記損傷を測定することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  4. 前記少なくとも1つのパラメータ(74)を定量化することが、前記損傷を電子的に文書化することを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
  5. 前記構造解析を実行して前記損傷許容度を決定することが、前記少なくとも1つのパラメータ(74)に基づいて少なくとも1つの質問(78)を生成することを含む、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のコンピュータ実装方法。
  6. 前記構造解析を実行して前記損傷許容度を決定することが、前記少なくとも1つのパラメータ(74)に関する前記少なくとも1つの質問(78)を表示することを含む、請求項5に記載のコンピュータ実装方法。
  7. 前記構造解析を実行して前記損傷許容度を決定することが、前記少なくとも1つの質問(78)に回答することを含む、請求項5または6に記載のコンピュータ実装方法。
  8. 前記構造解析を実行して前記損傷許容度を決定することが、前記少なくとも1つの質問(78)に回答することに基づいて許容損傷限度を査定することを含む、請求項7に記載のコンピュータ実装方法。
  9. 前記構造解析を実行して前記損傷許容度を決定することが、前記許容損傷限度を前記少なくとも1つのパラメータ(74)と比較することを含む、請求項8に記載のコンピュータ実装方法。
  10. 前記出力結果を表示することが、メンテナンス指示を表示することを含む、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のコンピュータ実装方法。
  11. 構造物の損傷についての許容損傷限度を査定するシステムであって、
    前記構造物に関する構造情報のデータベース(24)を有するコンプライアンスシステムと、
    前記コンプライアンスシステムに結合されたコンピュータ対応のユーザインタフェース装置(16)であって、
    前記構造情報を受信し、
    前記構造情報に基づいて前記損傷の箇所を表示し、
    前記損傷の少なくとも1つのパラメータ(74)を定量化し、
    前記少なくとも1つのパラメータ(74)に基づいて、構造解析を実行して損傷許容度を決定し、
    前記損傷許容度に基づいてメンテナンス指示を表示する
    ように構成されたプロセッサを有する前記ユーザインタフェース装置(16)と
    を備えるシステム。
  12. 前記少なくとも1つのパラメータ(74)が、前記損傷の、長さの寸法、幅の寸法、および深さの寸法のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記構造情報が、前記損傷に関する少なくとも1つの質問(78)を含む、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記プロセッサが、前記少なくとも1つのパラメータ(74)に基づいて少なくとも1つの質問(78)を生成することにより前記損傷許容度を決定するように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記メンテナンス指示が修理指示を含む、請求項11に記載のシステム。
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