JP3823559B2 - 三次元距離データを変換する方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元距離データを変換する方法および装置に係り、特に、距離データを面データに変換する方法および装置に関する。本発明はさらに、このようなデータ変換を行うためのソフトウエア製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、非接触の三次元測定機が開発され、広く使われ始めている。非接触の三次元測定機は、レーザ光源とCCDカメラとを備え、視点との直線距離や、焦点面との垂直距離などを求める。この非接触の三次元測定機は、ほぼ自動的に短時間で測定対象物までの距離を測定することができ、また、測定の点数も多く接触式の測定機に比べて高解像度で三次元計測を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、物体面までの距離の配列である三次元距離データから、CADの曲面データを作成するが難しい、という不都合があった。また、FEM解析を行うには、CADデータをメッシュに分割する必要があり、このため、まずCADデータの作成を行わなければならない。しかし、すでに試作品が実物として存在している場合には、これをCADソフトウエアにてデータ入力するよりは、三次元的なスキャナを用いて形状データを得ることが望ましい。しかしながら、三次元測定機を使用して測定対象物のCADデータを得ることが難しい。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、係る従来例の有する不都合を改善し、特に、測定対象物までの距離の配列からなる測定点データを曲面で定義される曲面データに変換することのできる三次元距離データを変換する方法および装置を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、画像の各画素に対応する位置の測定対象物までの距離情報を各画素に蓄えられた三次元距離データが入力される第1の入力工程と、この第1の入力工程に前後して当該三次元距離データと同一視点の関係で測定対象物を撮像した撮像画像とが入力される第2の入力工程とを備えている。しかも、この第2の入力工程にて入力された撮像画像を当該撮像画像の画素内の情報の特徴に応じて各特徴毎の領域に分割する分割工程と、この分割工程によって分割された撮像画像の画素に対応する三次元距離データの画素を各特徴毎の領域に割り当てる割当工程と、この割当工程によって割り当てられた三次元距離データの距離情報に基づいて当該特徴領域毎に面データを生成する生成工程とを備えた、という構成を採っている。これにより前述した目的を達成しようとするものである。
【0006】
本発明では、まず、分割工程にて撮像画像の各画素を特徴領域毎にグループ分けする。撮像画像は、モノクロCCDカメラで撮像した濃淡画像でもよいし、また、カラーCCDカメラで撮像したカラー画像でも良い。濃淡画像の場合、ある濃度の幅ごとに特徴領域を定義し、カラー画像の場合には、色別に特徴領域を生成し、それぞれの領域に画素を分割するとよい。また、この濃淡や色については、予め測定対象物の切り分けたい面ごとに別々の着色などを行うようにするとよい。
【0007】
濃淡画像の分割が終了すると、この濃淡画像の各画素の位置と所属先となる特徴領域の関係に従い、同様の分割を三次元距離データに対して行う。すなわち、割当工程では、三次元距離データの各画素を対応する濃淡画像の各画素の所属先である特徴領域へと割り当てる。すると、測定対象物の濃淡や色彩などのなんらかの特徴を各面ごとに異ならせておくことで、三次元形状データの各画素の距離情報を測定対象物の各面毎に分割し、割り当てることができる。そして、生成工程は、この各面ごとにグループ化された距離情報を1つの面として出力する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、本発明による三次元距離データ変換装置(画像処理コンピュータ)の構成を示すブロック図である。三次元距離データ変換装置は、図1に示すように、画像の各画素に対応する位置の測定対象物までの距離情報を各画素に蓄えられた三次元距離データとこの三次元距離データ18と同一視点の関係で測定対象物を撮像した撮像画像19とが入力される画像入力部11と、この画像入力手段に入力された撮像画像に基づいて三次元距離データを複数の面データに変換する画像処理部12,14,16とを備えている。
【0010】
そして、画像処理部は、撮像画像19を画素内の情報の特徴に応じて各特徴毎の領域に分割する分割手段12と、この分割手段12によって分割された撮像画像の画素に対応する三次元距離データの画素を各特徴毎の領域に割り当てる割当手段14と、この割当手段14によって割り当てられた三次元距離データの距離情報に基づいて当該特徴領域毎に面データを生成する生成手段16とを備えている。
【0011】
これを詳細に説明する。画像処理コンピュータ10の前段には、撮像画像と距離画像とを画像処理コンピュータ10に入力するための構成が設けられている。図1に示す実施形態では、測定対象物にレーザ光を照射する光源6と、測定対象物1を撮像するCCDカメラ5と、このCCDカメラ5によって撮像された画像に基づいて各画素での測定対象物までの距離を算出する距離演算コンピュータ9と、CCDカメラ5および光源6とを制御する制御コンピュータ7とを備えている。
【0012】
距離画像を得るために、例えば測定対象物にスリット光を照射した画像に基づいて測定対象物までの距離を算出する手法がすでに実現されている。制御コンピュータ7は、例えば光源6の点滅やレーザ光の走査を制御する。距離演算コンピュータ9は、CCDカメラによって撮像された測定対象物の画像、例えば複数のスリット画像から測定対象物までの距離を各各画素毎に算出する。
【0013】
図1に示す例では、測定対象物の表面をそれぞれの面毎に色分けしてある。これは、CADデータとしたときに面データを構成する各面毎に塗り分けを行う。すると、図1に示す画像処理コンピュータに入力される撮像画像と距離画像とは図2に示す如くとなる。図2(B)に示すように、ここでは、撮像画像は、RGBのそれぞれの濃淡情報を各画素毎に有する。このため、撮像画像はカラー画像19である。
【0014】
図3に示すように、距離画像18は、測定対象物からCCDカメラの各画素までの距離データr11〜rnmを格納している。この距離データr11〜rnmは、各画素(ピクセル)を通る光線(直線)の焦点Cから物体までの距離を表す。従って、カメラの画角と世界座標系でのカメラの位置と向きが分かっていれば、距離データから物体の世界座標系での三次元座標値を算出することができる。世界座標系でのカメラの位置ベクトルをCとして、指定ピクセルrijを通る光線の向きをベクトルV、距離をrとすると、世界座標系での測定点データの座標値Pは、次式で表される。
【0015】
P=C+V・r
【0016】
このため、距離座標から物体の表面の世界座標系での位置を算出することができる。この座標系で連続する面を切り出すと、CADデータとすることができるが、どこまでを一面とするかの判定が難しい。図1に示す例では、CADデータにて面として分けたい部分を予め異なる色で着色しておき、通常の撮像画像でまず各面に属する画素をグループ分けする。すなわち、図1に示す分割手段12は、撮像画像の色別に当該撮像画像の画素をグループ分けする機能を備えるとよい。
【0017】
このように色別に画素を分割することで、一面一面の区分が明確となり、各画素の所属先となる面が一義的に定まる。そして、本実施形態では、三次元距離画像とカラー画像とを同一の視点でかつ同一の大きさで撮像しているため、各画素と測定対象物の表面の位置との対応関係が三次元距離画像とカラー画像との間で一致している。従って、カラー画像を用いて各画素の所属先となる面を定めておき、この関係を利用して三次元距離画像の各画素をグループ分けすると、三次元距離画像のデータを予め指定した面で分割することができる。このように分割した画素の世界座標での座標をつなげる面を生成すると、測定対象物の三次元距離画像をCADデータに変換することができる。
【0018】
また、カラー画像を色ごとにグループ分けするときに、照明ムラなどの影響で、非測定物の同じ色で塗られた領域がカラー画像上で同じRGB値を持つとは限らない。このため、カラー画像に対して色度の変換を行うようにするとよい。この場合、分割手段12は、撮像画像の明るさを正規化して一定明度の色合いだけの画像に変換する機能と、この機能によって変換された画像を色の特徴空間へ写像する機能と、この特徴空間での位置を特徴領域に設定する機能とを備える。これらの機能により、明るさを正規化して一定明度の色合いだけの画像とすると、グループ分けをより精度良く行うことができる。
【0019】
カラー画像のグループ分けは、図5に示すように、カラー画像の各画素を図5(B)に示す色の特徴空間へ写像することで行う。特徴空間にてある幅を持たせてグループ分けすることで、撮像の環境の変化による色ムラを吸収し、精度良く画素のグループ分けを行うことができる。
【0020】
図5に示すほか、カラー画像をグループ分けする手法は多々あり、色彩距離変換と二値化や、多次元スライスや、最尤度法や、クラスタリング(K平均アルゴリズム)などがある。これらの色の抽出手法を利用して撮像画像をグループ分けするようにしても良い。
【0021】
また、図1に示す例では予め測定対象物に着色することとしたが、図1に示す測定対象物よりも形状の比較的単純な測定対象物であればカラー画像ではなく、測定対象物の表面に現れる濃度を区分して、画素をグループ分けするようにしてもよい。
【0022】
撮像画像の各画素を特徴空間へ写像させた後、この写像と同一の写像を三次元距離画像についても行う。これにより、三次元距離画像を測定対象物の各面にグループ分けする。三次元距離画像と撮像画像とは、撮像の焦点と大きさの関係が定まるものであれば、解像度が異なっても、撮像の範囲が異なっても良い。この撮像画像での画素のグループ分けと同一内容となるグループ分けができるのであれば、撮像画像と三次元距離画像との関係はどのようなものでもよい。
【0023】
図6は測定対象物の境界線の抽出により測定対象物の各面をグループ分けする例を示す説明図である。この実施形態では、分割手段12は、撮像画像の境界線を抽出する機能と、この機能によって抽出された境界線で囲まれる領域を特徴領域に設定する機能とを備えている。撮像画像の境界線は例えば図6(B)に示す実線21である。この境界線は、測定対象物の面と面とが接する線である。このような境界線の抽出手法は種々のものがあるが、図6に示す例では、測定対象物を面毎に異なる色で着色しておき、これをカラーCCDカメラで撮像し、その色の差がある画素を抽出することで測定対象物の境界線を抽出する。図6(A)に示す図中の色とハッチングとの関係は、図1に示すものと同様である。
【0024】
カラー画像から境界線を抽出するには、カラー画像のグループ分けを全画素について行い、グループ毎に二値化して境界線を抽出してもよい。この場合、赤のグループに含まれる画素を1、それ以外を0と二値化して輪郭線を抽出し、これを境界線とする。また、ソーベルのオペレータと呼ぶエッジ検出処理を行って境界線を抽出するようにしてもよい。これは、ある画素に着目して近傍との微分を行い、色が急激に変化している箇所であるエッジを抽出するものである。さらに、カラー画像に対して微分を行う方法以外にも、明度が像の微分と、彩度・色相画像の微分を組み合わせた方法を採用しても良い。
【0025】
図7は距離画像が撮像画像よりも粗い場合には、撮像画像の境界線の精度で距離画像を修正することができる。このプロフィールの抽出を図7に示す。一般に、非接触三次元測定機では、離散的な位置での三次元座標を測定する。ただし、全くランダムに測定点が存在する訳ではなく、例えばスリット光を光源に用いる場合には、スリット光の方向、すなわち投影方向から見てほぼ直線上に測定点が存在する。そこで、このような投影方向から見てほぼ直線上に存在する測定点データを用いて、二次元の境界線から三次元の境界線を生成することができる。
【0026】
図7に示すように、まず、二次元の境界線上に投影点を定義する。この投影点に対応する距離データを抽出し、これを測定点とする。続いて、この測定点を結ぶ外挿曲線を生成する。そして、投影点と境界線の交点を外挿曲線に投影した点を、三次元での境界線上の点とする。この処理を繰り返すことで、二次元の境界線の解像度で粗い距離情報を補正し、解像度の高いCADデータを生成することができる。
【0027】
次に、図8又は図9のフローチャートを参照して本実施形態による三次元距離データの画像処理方法を説明する。三次元距離データの変換方法は、図8に示す例では、画像の各画素に対応する位置の測定対象物までの距離情報を各画素に蓄えられた三次元距離データが入力される第1の入力工程S1と、この第1の入力工程S1に前後して当該三次元距離データと同一視点の関係で測定対象物を撮像した撮像画像とが入力される第2の入力工程S2とを備えている。「同一視点の関係」というのは、測定対象物の位置と画像の画素の位置との関係がなんらかの変換または変換を要せずに対応づけられている関係をいう。撮影の焦点位置と範囲とが同一であると、この関係となるが、これに限らず、一方が他方の画像を拡大した場合などであっもよい。
【0028】
本実施形態による方法はさらに、第2の入力工程S2にて入力された撮像画像を当該撮像画像の画素内の情報の特徴に応じて各特徴毎の領域に分割する分割工程S3と、この分割工程S3によって分割された撮像画像の画素に対応する三次元距離データの画素を各特徴毎の領域に割り当てる割当工程S4と、この割当工程S4によって割り当てられた三次元距離データの距離情報に基づいて当該特徴領域毎に面データを生成する生成工程S5とを備えている。
【0029】
図8に示す例では、撮像画像を分割するとき、各画素についてその画素内の画像情報である濃淡情報又はRGB別の濃淡情報から、特徴領域を定義する。そして、各画素の画像情報の所属先を定める。一方、図9に示す例では、撮像画像の各面を仕分ける境界線をまず抽出する。そして、この境界線に基づいて特徴領域を定義する。
【0030】
この図9に示す例では、第1および第2の入力工程S1,S2を備えると共に、第2の入力工程にて入力された撮像画像中での色が変化する画素のつながりを境界線として抽出する境界線抽出工程S13と、この境界線抽出工程S13にて抽出された境界線で区分けされる特徴領域にそれぞれ対応する三次元距離データの各画素を当該境界線の区分けに従ってそれぞれの特徴領域に割り当てる割当工程S14,S15と、この割当工程S15によって割り当てられた三次元距離データの距離情報に基づいて当該特徴領域毎に面データを生成する生成工程S16とを備えている。
【0031】
これら図8又は図9に示す方法により三次元距離データを測定対象物の各面毎の面データに変換することで、距離データのCADデータへの変換処理を自動化することができる。また、この図8および図9に示す処理は、図1に示した画像処理コンピュータにより実現することができる。この場合、画像処理コンピュータは、中央処理装置と、主記憶装置と、補助記憶装置と、入出力手段とを備え、補助記憶装置に、図8および図9に示す処理を実行させるためのデータ変換用プログラムを格納する。
【0032】
画像処理用コンピュータは、エンジニアリングワークステーションや、パーソナルコンピュータである。このようなコンピュータでは、入出力やプログラムのジョブの制御などを行うオペレーティングシステムが動作する。データ変換用プログラムは、このオペレーティングシステムの諸機能に依存して図8又は図9に示す各処理を実行するためのプログラムである。従って、データ変換用プログラムの有する各指令は、単独で中央処理装置を動作させるものと、オペレーティングシステムなどの他のソフトウエアに依存して中央処理装置を動作させるものとを含む。
【0033】
このようなデータ変換用プログラムは、CD−ROMなどの可搬性のある記憶媒体に格納して供給することができる。また、ネットワーク網などの通信回線を介しデータ変換用プログラムを補助記憶装置に格納するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され機能するので、これによると、割当工程では、三次元距離データの各画素を対応する撮像画像の各画素の所属先である特徴領域へと割り当てるため、測定対象物の濃淡や色彩などのなんらかの特徴を各面ごとに異ならせておくことで、三次距離データの各画素の距離情報を測定対象物の各面毎にグループ分けすることができ、そして、生成工程が、この各面ごとにグループ化された距離情報を1つの面として出力するため、撮像画像を利用して三次元距離データから面データを生成することができ、これにより、数秒で得られる三次元距離データを自動的に面データからなるCADデータに変換することができ、すると、CADデータを作成する作業が不要となり、また測定対象物が複雑な形状である場合でも良い近似のCADデータを生成することができ、すると、このCADデータに基づく種々の応用、例えば有限要素法による強度の解析や、工作ロボット等の制御や、光硬化樹脂を用いた製造などを従来と比較してより簡易にかつ高速で行うことができ、また、複雑な形状の測定対象物であっても形状の特徴をそのままにCADデータとして入力することができるという従来にない優れた三次元距離データを変換する方法および装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像処理コンピュータに入力される画像の一例を示す説明図であり、図2(A)は三次元距離画像の例を示す図で、図2(B)は撮像画像(カラー画像)の例を示す図である。
【図3】図2に示した距離画像の内容を示す説明図であり、図3(A)は焦点から測定対象物までの距離rijを例示する図で、図3(B)は距離情報のマトリックスである距離画像を例示する図である。
【図4】図3に示した距離画像と世界座標系での座標との関係を示す説明図である。
【図5】測定対象物の撮像画像を特徴空間にてグループ分けする例を示す説明図であり、図5(A)は測定対象物の各画素を示す図で、図5(B)はRGBの特徴空間を例示する図である。
【図6】撮像画像から境界線を抽出する場合の画像の例を示す説明図であり、図6(A)は各面毎に異なる色で予め着色した撮像画像の例を示す図であり、図6(B)は図6(A)に示す画像から境界線を抽出した例を示す図である。
【図7】距離画像が撮像画像よりも粗い場合に撮像画像から得た境界線に基づいて距離画像を修正する例を示す図であり、図7(A)は二次元の境界線上の投影点に対応する距離データによる測定点を例示する図であり、図7(B)はこの測定点を結ぶ曲線を外挿して境界線と投影点との交点から投影される三次元での境界線上の点(Z値)を例示する図である。
【図8】図1に示す構成の第1の動作例を示すフローチャートである。
【図9】図1に示す構成の第2の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 測定対象物
3 測定台
5 CCDカメラ
6 光源
7 制御コンピュータ
9 距離演算コンピュータ
10 画像処理コンピュータ(三次元距離データ変換装置)
11 入力部
12 分割手段
14 割当手段
16 生成手段
Claims (2)
- 予め測定対象物の表面をそれぞれの面毎に色分けして測定対象物の表面の濃淡や色彩を各面毎に異ならせる工程と、
画像の各画素に対応する位置の測定対象物までの距離を各画素毎に算出した情報が各画素に蓄えられた三次元距離データを入力する第1の入力工程と、
この第1の入力工程に前後して、前記三次元距離データと同一視点の関係で前記測定対象物を撮像した撮像画像を入力する第2の入力工程と、
この第2の入力工程にて入力した撮像画像の画素を当該撮像画像の濃淡または色彩に応じた特徴領域毎にグループ分けする分割工程と、
この分割工程によってグループ分けした撮像画像の画素のグループに対応して、前記第1の入力工程にて入力した前記三次元距離データの画素を割り当てることによりグループ分けする割当工程と、
この割当工程によってグループ分けした前記三次元距離データの距離情報に基づいて、当該グループ化された距離情報を1つの面として面データを生成する生成工程と、
を備え、これにより前記三次元距離データを複数の面データに変換する、
ことを特徴とする三次元距離データ変換方法。 - 予め測定対象物の表面をそれぞれの面毎に色分けして測定対象物の表面の濃淡や色彩を各面毎に異ならせる工程と、
画像の各画素に対応する位置の測定対象物までの距離を各画素毎に算出した情報が各画素に蓄えられた三次元距離データを入力する第1の入力工程と、
この第1の入力工程に前後して、当該三次元距離データと同一視点の関係で前記測定対象物を撮像した撮像画像を入力する第2の入力工程と、
この第2の入力工程にて入力した撮像画像中の濃淡または色彩のいずれかに関して差がある画素のつながりを境界線として抽出する境界線抽出工程と、
この境界線抽出工程にて抽出した境界線で囲まれる領域を特徴領域とし、前記第1の入力工程にて入力した三次元距離データの画素を前記特徴領域毎に割り当てることによりグループ分けする割当工程と、
この割当工程によってグループ分けした前記三次元距離データの距離情報に基づいて、当該グループ化された距離情報を1つの面として面データを生成する生成工程と、
を備え、これにより、前記三次元距離データを複数の面データに変換する、
ことを特徴とする三次元距離データ変換方法。
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