JP5126917B1 - 欠陥座標測定装置、欠陥座標測定方法、マスクの製造方法、及び基準マスク - Google Patents

欠陥座標測定装置、欠陥座標測定方法、マスクの製造方法、及び基準マスク Download PDF

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Abstract

【課題】簡便な方法で、精度よく欠陥座標を測定することができる欠陥座標測定装置、欠陥座標測定方法、マスクの製造方法、及び基準試料を提供する。
【解決手段】本発明の一態様にかかる欠陥座標測定方法は、支持ピン13上に載置されたマスクブランク30のフィデューシャルマーク31と欠陥32の検出座標を検出するステップと、支持ピン13上に載置された基準マスク40のアライメントマーク41の検出座標を検出するステップと、マスクブランク30の欠陥32と基準マスクのアライメントマークとの検出座標に基づいて、前記基準マーク42のうち、欠陥32の検出座標の近傍にある基準マーク42を抽出するステップと、抽出された基準マーク42の検出座標を検出するステップと、基準マーク42の検出座標と欠陥32の検出座標に基づいて、欠陥32の座標を算出するステップと、を備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、欠陥座標測定装置、欠陥座標測定方法、マスクの製造方法、及び基準マスクに関する。
EUVL(Extreme UltraViolet Lithography)のマスク等において、微細パターンを形成する場合、そのアライメントには、アライメントマーク(フィデューシャルマーク)が用いられている(特許文献1)。特許文献1には、基板に溝を形成して、その溝に酸化クロムを堆積することで、十字形のアライメントマークを形成している。
半導体装置の製造工程では、半導体装置にマスクの欠陥が転写してしまうと、配線が導通又はショートしてしまうため、不良品となってしまう。特許文献2には、半導体基板の素子形成面の裏側に格子を形成して、欠陥を検出する技術が開示されている。
特開2005−83795号公報 特開2011−9662号公報
EUVLにおいて、ディフェクトミチゲーション(defect mitigation)を行う場合、例えば、20nmがアライメントのトータルの許容誤差となっている。従って、欠陥をより高精度に検出する必要がある。しかしながら、欠陥を検出する場合、測定結果には、様々な誤差が含まれる。例えば、試料をステージに載せた時のオフセット誤差や回転誤差、ステージの直交度や直線性、倍率誤差等がある。
また、ステージの直進性の歪みは、多項式近似によって、補正することができる。この場合、多項式近似式の次数を高くすることで、精度を上げることができる。しかしながら、実際の測定には、次数の低いオフセット誤差や回転誤差だけでなく、ホワイトノイズ等の高周波成分がある。従って、多項式近似した場合、マスクの端部において、誤差が大きくなってしまい、精度が悪化する。
さらに、ステージ座標の誤差を20nm以下とするためには、温度安定性などの問題がある。座標精度を長時間維持しようとすると、温度安定化機構による装置の大型化や低熱膨張材料の使用に伴う高コスト化を招いてしまう。従って、単純な装置構成と、座標系の較正方法では欠陥座標の測定精度が劣化してしまうという問題点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高精度に測定を行うことができる欠陥座標測定装置、欠陥座標測定方法、マスクの製造方法、及び基準マスクを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る欠陥座標測定装置は、試料を載置する載置部と、前記載置部上に載置された試料に設けられたマーク及び欠陥の座標を検出する検出部と、前記検出部で検出されたマーク及び欠陥の座標に基づいて、被検査試料の欠陥の座標を測定する処理部と、を備え、前記載置部上に載置された前記被検査試料のフィデューシャルマークと欠陥の検出座標を検出し、アライメントマークに対する位置が既知の複数の基準マークが配列された基準試料を前記載置部上に載置して、前記アライメントマークの検出座標を検出し、前記欠陥と前記アライメントマークとの検出座標に基づいて、前記基準マークのうち、前記欠陥の検出座標の近傍にある基準マークを抽出し、抽出された前記基準マークの検出座標を検出して、前記基準マークの検出座標と前記欠陥の検出座標に基づいて、前記欠陥の座標を算出するものである。このようにすることで、欠陥を高精度に検出することが可能になる。
本発明の第2の態様に係る欠陥座標測定装置は、上記の欠陥座標測定装置において、前記欠陥の検出座標と前記基準マークの検出座標を用いて、前記欠陥の検出座標を前記基準試料における基準試料座標系の座標に変換することで、前記欠陥の座標を算出することを特徴とするものである。このようにすることで、基準試料座標系における欠陥の座標を精度よく測定することができる。
本発明の第3の態様に係る欠陥座標測定装置は、上記の欠陥座標測定装置において、一つの前記欠陥に対して、前記欠陥から最も近いN個(Nは2以上の整数)の基準マークを抽出して、前記基準マークの座標を検出するものである。これにより、基準試料に欠陥がある場合でも、座標を誤検出するのを防ぐことができるため、精度よく測定することができる。
本発明の第4の態様に係る欠陥座標測定装置は、上記の欠陥座標測定装置において、直交する2方向のそれぞれにおいて、前記基準マークが、一定の間隔で配列されているものである。これにより、簡便に測定することができる。
本発明の第5の態様に係る欠陥座標測定方法は、載置部上に載置された被検査試料のフィデューシャルマークと欠陥の検出座標を検出するステップと、アライメントマークに対する位置が既知の複数の基準マークが配列された基準試料を前記載置部上に載置するステップと、前記載置部上に載置された前記基準試料の前記アライメントマークの検出座標を検出するステップと、前記欠陥と前記アライメントマークとの検出座標に基づいて、前記基準マークのうち、前記欠陥の検出座標の近傍にある基準マークを抽出するステップと、抽出された前記基準マークの検出座標を検出するステップと、前記基準マークの検出座標と前記欠陥の検出座標に基づいて、前記欠陥の座標を算出するステップと、を備えるものである。このようにすることで、欠陥を高精度に検出することが可能になる。
本発明の第6の態様に係る欠陥座標測定方法は、前記欠陥の検出座標と前記基準マークの検出座標とを用いて、前記欠陥の検出座標を前記基準試料における基準試料座標系の座標に変換することで、前記欠陥の座標を算出することを特徴とするものである。このようにすることで、基準試料座標系における欠陥の座標を精度よく測定することができる。
本発明の第7の態様に係る欠陥座標測定方法は、一つの前記欠陥に対して、前記欠陥から最も近いN個(Nは2以上の整数)の基準マークを抽出して、前記基準マークの座標を検出するものである。これにより、基準試料に欠陥がある場合でも、座標を誤検出するのを防ぐことができるため、精度よく測定することができる。
本発明の第8の態様に係る欠陥座標測定方法は、直交する2方向のそれぞれにおいて、前記基準マークが、一定の間隔で配列されているものである。これにより、簡便に測定することができる。
本発明の第9の態様に係るマスクの製造方法は、上記の欠陥座標測定方法を用いて欠陥座標を測定するステップと、測定された欠陥座標の上にパターンが形成されるように、前記マスクブランク上にパターンを形成するステップと、を備えたものである。これにより、欠陥の影響を低減することができる。
本発明の第10の態様に係るマスクの製造方法は、上記の製造方法において、前記基準マスク上に前記基準マークを形成する描画装置を用いて、前記マスクブランク上に前記パターンを形成していることを特徴とするものである。これにより、パターンの形成誤差が小さくなるため、欠陥の影響を確実に低減することができる。
本発明の第11の態様に係るマスクの製造方法は、上記の製造方法において、前記マスクがEUV光を反射する多層膜と、前記多層膜の上に設けられ、EUV光を吸収する吸収体を備え、前記吸収体のパターンの直下に全ての前記欠陥が配置されていることを特徴とするものである。これにより、確実に欠陥が転写されるのを防ぐことができる。
本発明の第12の態様に係る基準マスクは、被検査マスクの欠陥座標測定に用いられる基準マスクであって、複数のアライメントマークと、前記複数のアライメントマークとの間に一定の間隔でアレイ状に配列された複数の基準マークと、を備えるものである。この構成によれば、精度の高い欠陥測定を行うことができる。
本発明によれば、精度の高い欠陥測定を行うことができる欠陥座標測定装置、欠陥座標測定方法、マスクの製造方法、及び基準マスクを提供することができる。
本実施の形態にかかる欠陥座標測定装置の構成を模式的に示す図である。 本実施の形態にかかる欠陥座標測定方法を示すフローチャートである。 被検査マスクブランクの構成を示す平面図である。 基準マスクの構成を示す平面図である。 基準マークの抽出処理を説明するための図である。 抽出された基準マークと欠陥の位置関係を説明するための平面図である。 基準マスクの回転による位置ずれを説明するための拡大平面図である。 基準マークの座標を説明するための拡大平面図である。 変形例による処理を説明するための拡大平面図である。 基準マークによる位置ずれが生じた状態を示す拡大平面図である。 マスクの製造方法を示すフローチャートである。 欠陥を吸収体直下に配置した状態を示す側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。
本実施の形態にかかる欠陥座標測定装置は、欠陥検査装置で検出された被検査試料の欠陥の検出座標を基準試料の座標系に変換するものである。ここで、基準試料とは、予め座標が分かっている基準マーク及びアライメントマークを有する試料である。例えば、基準座標測定機によって、基準マーク及びアライメントマークの座標が検出されている。従って、基準試料における基準マーク及びアライメントマークの座標は既知となっている。そして、欠陥検査装置のステージ座標系を基準試料の座標系に変換する。
ここでは、被検査試料として、EUVLのマスクブランク(マスクブランクスともいう)を例に挙げて説明するが、本実施の形態にかかる欠陥座標測定装置で測定される試料は特に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1を用いて、欠陥座標測定装置の構成について説明する。欠陥座標測定装置は、検査装置10と、処理装置20とを有している。検査装置10は、準備室11と、検査室15とを有している。検査室15には、検出部12と、支持ピン13と、可動ステージ14とが設けられている。支持ピン13は、マスクブランク30を載置する載置部となる。ここでは、同一直線上にない3本の支持ピン13上にマスクブランク30が載置されている。被検査試料であるマスクブランク30を3点で支持することで、クランプ等によるマスクブランク30の変形を防ぐことができる。また、マスクブランク30の撓みが再現される。よって、再現性が高く、精度の高い測定が可能になる。可動ステージ14はXYステージであり、支持ピン13を水平方向に移動させる。これにより、マスクブランク30が水平に移動する。
そして、支持ピン13上に載置されたマスクブランク30の上には、検出部12が設けられている。検出部12は、光源、ミラー、光検出器等を備えており、支持ピン13に支持されているマスクブランク30を撮像する。光源からの光をミラーなどでマスクブランク30に導き、マスクブランク30の欠陥から散乱した光をカメラ等で検出する。検出部12は、散乱光を光学的に検出する。
そして、可動ステージ14を移動させると、マスクブランク30と検出部12の相対位置が変化する。検出部12とマスクブランク30とは、可動ステージ14によって相対移動可能であり、マスクブランク30を全面検査できるようになっている。例えば、可動ステージ14を移動させることで、検出部12における照明箇所及び撮像箇所が移動する。これにより、マスクブランク30の全面を撮像することができる。もちろん、検出部12を移動させてもよく、走査ミラー等による走査を用いてもよい。これらを組み合わせて、全面検査を行ってもよい。
なお、検出部12の光源は露光波長と同じ波長のEUV光源を用いることで、アクティニック(Actinic)検査を行うことができる。なお、検出部12の光学系、光源、カメラ等は特に限定されるものではない。また、検出部12は、低倍率による検査と、高倍率によるレビューを切り替えることができるようになっている。
検査室15と準備室11は、真空状態となっており、内部空間が連通している。すなわち、検査室15と準備室11は内部がつながった真空チャンバーとなっている。そして、準備室11には、基準試料となる基準マスク40が収納されている。基準マスク40は、マスクブランク30と同様に、支持ピン13上に載置されている。もちろん、支持ピン13ではなく、ステージ上にマスクブランク30、又は基準マスク40を載置するようにしてもよい。基準マスク40は、マスクブランク30とほぼ同じ材料で形成され、マスクブランク30とほぼ同じ大きさになっている。
さらに、基準マスク40は、検査室15に搬送可能になっている。マスクブランク30の欠陥検査が終了すると、マスクブランク30は、検査室15から取り出される。そして、マスクブランク30が搬送された後に、準備室11内の基準マスク40を検査室15に搬送する。例えば、真空搬送ロボットによって、準備室11内の基準マスク40を支持ピン13から持ち上げて、検査室15に搬送する。検査室15内に搬送された基準マスク40は、支持ピン13上に載置される。なお、マスクブランク30と基準マスク40の搬送方法を特に限定されるものではない。
処理装置20は、可動ステージ14の駆動を制御する。さらに、処理装置20は検査装置10での検査結果に対して処理を行い、欠陥座標を測定する。例えば、カメラ画像に対して画像処理を行って、欠陥やマークの座標を検出する。ここで、検査装置10における欠陥やマークの位置座標を、検出座標とする。検出座標は、可動ステージ14のステージ座標系におけるものである。すなわち、可動ステージ14の駆動位置に基づいて、検出座標が求められる。
そして、処理装置20は、検出座標を、基準マスク40を基準とする基準マスク座標系の座標に変換する。すなわち、欠陥座標測定装置は、ステージ座標系における欠陥の検出座標から、基準マスク座標系における欠陥座標を算出する。そのため、処理装置20は、欠陥座標検出部21と、フィデューシャルマーク座標検出部22と、アライメントマーク座標検出部23と、基準マーク抽出部24と、基準マーク座標検出部25と、欠陥座標算出部26とを備えている。
ここで、処理装置20での処理について、図1〜図8を参照して説明する。図2は、欠陥座標測定方法を示すフローチャートである。図3は、マスクブランク30の構成を示し平面図である。図4は、基準マスク40の構成を示す平面図である。図5〜図8は、処理装置20における処理を説明するための図である。なお、図3〜図8では、XY直交座標系を用いて説明を行う。図3〜図8では、マスクブランク30又は基準マスク40の面内における横方向をX方向とし、縦方向をY方向としている。
まず、被検査マスクブランクであるマスクブランク30の全面検査を行う(ステップS11)。ここでは低倍率で、マスクブランク30の全面検査が行われる。すなわち、可動ステージ14を移動して、マスクブランク30を撮像していく。そして、散乱光検出などを行って、欠陥検出を行う。なお、欠陥検出の方法は特に限定されるものではない。全面検査では、0.5μm程度の分解能で検査される。
図3に示すように、マスクブランク30にはフィデューシャルマーク31が形成されている。ここでは、マスクブランク30の四隅近傍のそれぞれに、十字状のフィデューシャルマーク31が形成されている。マスクブランク30におけるフィデューシャルマーク31の位置座標は既知となっている。さらに、マスクブランク30には、欠陥32が存在している。そして、欠陥座標検出部21とフィデューシャルマーク座標検出部22が、欠陥32とフィデューシャルマーク31をそれぞれ検出する。これにより、フィデューシャルマーク31と欠陥32のおおよその検出座標を検出する。なお、フィデューシャルマーク31の形状は、十字型に限られるものではなく、点状等の他の形状であってもよい。
次に、高倍率のレビューモードに切り替えて、フィデューシャルマーク31及び欠陥32を高倍率でレビューする(ステップS12)。すなわち、ステップS11で検出したフィデューシャルマーク31及び欠陥32の周辺を高倍率で撮像する。これにより、フィデューシャルマーク31と欠陥32との検出座標が精度よく検出される。高倍率でのレビューモードでは、1ピクセル辺り10nm程度であり、数μm〜10μm程度の視野で撮像される。もちろん、フィデューシャルマーク31と欠陥32との検出座標は、検査装置10におけるXY座標となっている。なお、欠陥32の検出座標は、フィデューシャルマーク31の検出座標を基準とする座標としてもよい。
次に、基準マスク40を検査室15にロードする(ステップS13)。すなわち、マスクブランク30を検査室15から取り出した後、準備室11から検査室15に基準マスク40を搬送する。これにより、検査室15内の支持ピン13上に、基準マスク40が載置される。そして、支持ピン13に載置された基準マスク40のアライメントマークを検出する(ステップS14)。ここでも、低倍率の検査でおおよそのアライメントマークを検出した後、高倍率のレビューモードでアライメントマークの検出座標を検出する。これにより、アライメントマーク座標検出部23が、高精度でアライメントマークの検出座標を検出する。
ここで、基準マスク40を支持ピン13上に載置する際、基準マスク40のオフセットや回転が生じる。例えば、搬送ロボットの繰り返し精度等によって、基準マスク40とマスクブランク30との位置や回転角度がわずかに異なる。以下の処理では、このオフセット、及び回転を考慮して、欠陥の座標を測定する。
図4に示すように、基準マスク40の四隅近傍には、アライメントマーク41が形成されている。ここでは、アライメントマーク41を十字状にしている。なお、アライメントマーク41は、フィデューシャルマーク31と同様に十字状としているが、他の形状となっていてもよい。
さらに、基準マスク40には、複数の基準マーク42が形成されている。基準マーク42は、アレイ状に配列されている。すなわち、基準マーク42は、X方向及びY方向のそれぞれに、所定の間隔で配列されている。例えば、基準マーク42は、X方向、及びY方向に1mmピッチで配列されている。もちろん、X方向とY方向のピッチは異なっていてもよい。
基準マーク42は、4つのアライメントマーク41の間に、アレイ状に配列されている。さらに、基準マーク42は、アライメントマーク41の外側まで配置されている。基準マーク42は、アライメントマーク41と異なる形状となっており、ここでは、基準マーク42が円形状になっている。なお、基準マーク42とアライメントマーク41との座標は既知となっている。例えば、欠陥座標測定装置とは異なる基準座標測定機で基準座標が測定されている。
アライメントマーク41との検出座標からX方向のシフト量、Y方向のシフト量、X倍率、Y倍率、X軸の傾き、Y軸の傾きを求める。例えば、フィデューシャルマーク31の検出座標と、アライメントマーク41の検出座標から、X方向及びY方向のシフト量と、X軸及びY軸の傾きを求めることができる。さらに、4つのアライメントマーク41の検出座標から算出したX倍率とY倍率が正常か否かを判定する。上記のように、基準座標測定機で測定したアライメントマーク41の基準座標から、4つのアライメントマーク41の間隔が既知となっている。例えば、基準座標測定機での測定結果から、X方向、Y方向のそれぞれにおけるアライメントマーク41の間隔が予め決まっている。そして、基準座標によるアライメントマーク41の間隔と、検出座標によるアライメントマーク41の間隔とを比較することで、X倍率、及びY倍率が正常であるか否かを判定することができる。
X倍率、及びY倍率がずれていたら(ステップS15のNO)、温度変動によって座標検出精度が悪化したと推測されるので、再調整を要求する(ステップS16)。例えば、検出部12のミラーなどを調整して、光軸のずれをなくす。そして、倍率を再調整して、正常にした後、ステップS11に戻る。
X倍率、及びY倍率が正常であれば(ステップS15のYES)、欠陥32周辺の基準マーク42とアライメントマーク41周辺の基準マーク42を抽出して、検出する(ステップS17)。ここでは、基準マーク抽出部24が、アレイ状に配列された複数の基準マーク42の中から、全ての欠陥32の周辺に設けられた基準マーク42を抽出する。さらに、基準マーク抽出部24が、全てのアライメントマーク41の周辺に設けられた基準マーク42を抽出する。そして、基準マーク座標検出部25が抽出した基準マーク42の検出座標を検出する。
具体的には、1つの欠陥31について、欠陥31を囲む4つの基準マーク42を抽出する。同様に、1つのアライメントマーク41について、アライメントマーク41を囲む4つの基準マーク42を抽出する。そして、抽出された全ての基準マーク42の座標を検出する。例えば、ステップS11,S12で3つの欠陥31が検出されたとする。この場合、3つの欠陥31と4つのアライメントマーク41のそれぞれに対して4つの基準マーク42を検出するため、7×4で合計28個の基準マーク42が抽出される。そして、基準マーク座標検出部25が抽出された基準マーク42を高倍率のレビューモードで検出する。
なお、基準マーク抽出部24は、ステップS14で検出したアライメントマーク41の検出座標に基づいて、アライメントマーク41の周辺の4つの基準マーク42を抽出する。すなわち、アライメントマーク41と基準マーク42の位置関係は既知であるため、アライメントマーク41周辺の基準マーク42を速やかにレビューすることができる。すなわち、可動ステージ14を抽出された基準マーク42の位置に移動して、レビューする。換言すると、抽出された基準マーク42以外の基準マーク42については検出しなくてもよい。よって、測定時間を短縮することができる。
また、基準マーク抽出部24は、欠陥32の検出座標と、アライメントマーク41周辺の基準マーク42の検出座標とから、欠陥32周辺の4つの基準マーク42を抽出する。基準マーク42は、X方向、及びY方向に一定の間隔で配列されている。すなわち、複数の基準マーク42の位置関係が既知となっている。よって、アライメントマーク41の周辺の基準マーク42の検出座標から、欠陥32の検出座標周辺の基準マーク42を容易に抽出することができる。従って、欠陥32の検出座標周辺の基準マーク42を速やかにレビューすることができる。なお、アライメントマーク41の検出座標から、欠陥32の検出座標周辺の基準マーク42を抽出してもよい。
図5に、欠陥31とそれを囲む4つの基準マーク42を拡大した図を示す。図5では、マスクブランク30に存在する欠陥32を、基準マスク40に重ね合わせて、図示している。また、図5では、説明の明確化のため、1つの欠陥32の周辺を点線で示し、拡大している。
1つの欠陥32に対して、最も近傍にある4つの基準マーク42が抽出されている。従って、抽出された4つの基準マーク42は、基準格子を構成する。すなわち、欠陥32の検出座標の最近傍にある4つの基準マーク42は、矩形である基準格子の頂点に配置される。ここで、X方向とY方向の基準マーク42の間隔を同じにしているため、4つの基準マーク42は正方形の頂点に配置される。そして、基準格子内に、欠陥32が配置される。
図5に示すように、基準格子を構成する基準マーク42の検出座標をそれぞれ(Anx,Any)、(Bnx,Bny)、(Cnx,Cny)、(Dnx,Dny)とする。同様に、基準格子の中にある欠陥32の検出座標を(Enx,Eny)とする。
そして、欠陥座標算出部26が、4つの基準マーク42の検出座標に基づいて、欠陥32の検出座標を座標変換する(ステップS18)。これにより、欠陥32の検出座標が、基準マスク座標系における座標に変換される。すなわち、欠陥座標算出部26が、基準マーク42の検出座標から、基準マスク座標系における欠陥32の座標を算出する。この処理の一例について説明する。
まず、4つの基準マーク42で構成される基準格子の図心(重心)位置を求める。ここで、図6に示すように、図心の座標を(Gnx,Gny)とすると、(Gnx,Gny)は以下の式(1)で表すことができる。
Gnx=(Anx+Bnx+Cnx+Dnx)/4
Gny=(Any+Bny+Cny+Dny)/4 ・・・(1)
そして、図心(Gnx,Gny)から欠陥32の検出座標(Enx,Eny)までの位置ベクトルをFnとすると、Fnは以下の式(2)で表すことができる。
Fn=(Enx−(Anx+Bnx+Cnx+Dnx)/4, Eny−(Any+Bny+Cny+Dny)/4)・・・(2)
実際の基準マスク40は、図7に示すように、ステージ座標系に対して回転している。すなわち、可動ステージ14の移動方向と、基準マーク42の配列方向が一致していない。このため、4つの基準マーク42で構成される基準格子内の座標系も同じ角度で回転している。ステップS14での検出結果に基づいて、X軸角度とY軸角度をそれぞれ補正すれば、回転補正と直交度が補正される。なお、ステップS15において、倍率が正常か否か判定しているため、補正不要である。
この処理によって、基準格子内の位置ベクトルFnが、基準マスク座標系の基準格子内位置ベクトルFn'に変換される。ここで、ステップS14で求めてX軸の傾きをθ、Y軸の傾きをωとすると、ステージ座標系の基準格子内位置ベクトルFn(Fnx,Fny)は、以下の式(3)によって、基準マスク座標系の基準格子内位置ベクトルFn'(Fnx',Fny')に変換できる。
Fnx'=Fnx(1+tanω)
Fny'=Fny(1+tanθ) ・・・(3)
そして、基準マスク座標系の基準格子内位置ベクトルFn'から、基準マスク座標系における欠陥座標を算出する。ここで、i、jを基準格子の配列番号とする。すなわち、欠陥32が存在する基準格子が、X方向ではi番目、Y方向ではj番目のものであるとする。そして、Px、Pyを基準格子ピッチの設計値とする。すなわち、X方向における基準マーク42の間隔をPx、Y方向における基準マーク42の間隔をPyとする。すると、欠陥32が存在する基準格子の図心の座標(Gjx,Gjy)は以下の式(4)で表される。
Gjx=iPx
Gjy=jPy ・・・(4)
したがって、基準マスク座標系における欠陥座標(Enx',Eny')は、図8から分かるように、式(5)から求めることができる。
Enx'=Gix+Fnx'
Eny'=Gjy+Fny' ・・・(5)
このように、上記の式(1)〜式(5)から、欠陥32の検出座標を、基準マスク座標系における欠陥座標に変換することができる。このように、基準マスク40に設けられた基準マーク42の中から、一部の基準マーク42を抽出している。よって、検出する基準マーク42の数を減らすことができるため、測定時間を短縮することができる。さらに、マスクブランク30に対する欠陥検出を行った直後に、基準マスク40の基準マーク42を検出している。従って、長時間ステージ座標の精度を維持する必要が無くなる。すなわち、マスクブランク30と基準マスク40とに対する検出の時間間隔が短いため、温度変化などが小さくなり、実質的なステージ座標の精度劣化を低減することができる。よって、ステージ座標の精度劣化による影響を低減することができる。これにより、精度の高い測定を行うことができる。
さらに、欠陥32を囲む4つの基準マーク42の検出結果から、欠陥座標を測定することができる。すなわち、欠陥座標近傍の基準格子での検出座標から、欠陥座標を測定している。よって、ステージの直線性が実質的に高いものとなり、多項式による直線性の近似を行わなくてもよいため、近似による誤差が発生せず、測定精度を向上することができる。
なお、1つの欠陥32に対してN個以上(Nは2以上の整数)の基準マーク42を抽出することが好ましい。1つの欠陥32に対して複数の基準マーク42を抽出することで、基準マスク40に存在する欠陥の誤検出を防ぐことができる。すなわち、基準マスク40において欠陥32の検出座標近傍に欠陥があった場合でも、2つの基準マーク42間の距離から、基準マスク40上の欠陥であることが分かる。よって、最近傍のN個の基準マーク42を確実に抽出することができ、精度を向上することができる。また、1つの欠陥32を囲む4つの基準マーク42を抽出すれば、十分な精度で測定することができる。さらに、X方向、及びY方向に所定の間隔で、基準マーク42を形成することで、基準マーク42の座標を既知とすることができる。
(変形例)
次に座標変換処理の変形例について説明する。変形例では、4つの基準マーク42の位置ずれを考慮して、座標を算出している。基準マスク40の撓み等によって、基準マーク42に位置ずれが生じることがある。この場合、欠陥32を囲む4つの基準マーク42の検出座標が正方形とならなくなる。このように複数の基準マーク42による歪補正を考慮に入れる場合、以下に示す算出方法を用いる。なお、座標変換以外の処理、及び構成については上記と同様であるため、説明を省略する。
まず、図9に示すように、基準マスク座標系における基準マーク42の正確な座標値を(X,Y)〜(X,Y)とし、欠陥32の正確な座標値を(X,Y)とする。一方、図10に示すように、基準マーク42の検出座標を(X+ΔX,Y+ΔY)〜(X+ΔY,Y+ΔY)とし、欠陥32の検出座標を(X+ΔY,Y+ΔY)とする。ΔX〜ΔXとΔY〜ΔYは、基準マーク42の正確な座標値と観測値のずれである。ΔXとΔYは、欠陥32の正確な座標値と観測値のずれである。
正確な座標値(X,Y)〜(X,Y)は既知であるため、基準マーク42の観測値から正確な座標値(X,Y)〜(X,Y)を減算することで、(ΔX,ΔY)〜(ΔX,ΔY)を算出することができる。そして、正確な座標値(X,Y)〜(X,Y)と、ずれ(ΔX,ΔY)〜(ΔX,ΔY)と、欠陥32の観測値を(X+ΔY,Y+ΔY)から、正確な座標値を(X,Y)を以下のように、算出する。
まず、欠陥32が上2つの基準マーク42を結ぶ直線上に存在すると仮定する。すなわち、(X, Y)と(X,Y)との間に観測点が存在する場合に付いて考える。このとき、欠陥32のずれを直線補間した値をΔXm1−2とすると、ずれΔXm1−2は以下の式(6)で表すことができる。
ΔXm1−2=ΔX+(ΔX−ΔX)×(X−X)/(X―X
=ΔX(X2−X)/(X−X)−ΔX(X−X)/(X−X) ・・・(6)
(X,Y)から(X,Y)までの距離と、(X,Y)から(X,Y)までの距離との比を求めている。さらに、(ΔX,ΔY)と(ΔX,ΔY)との差を求めている。そして、ずれの差と、距離の比を乗じて、ずれΔXm1−2を決定している。
同様に、欠陥32が下2つの基準マーク42を結ぶ直線上に存在すると仮定する。なわち、(X,Y)と(X, Y)との間に観測点がある場合について考える。このとき、欠陥のずれを直線補間した値をΔXm3−4とすると、ずれΔXm3−4は以下の式(7)で表すことができる。
ΔXm3−4=ΔX+(ΔX−ΔX)×(Xm−X)/(X―X
=ΔX(X−Xm)/(X−X)−ΔX(X−X)/(X−X) ・・・(7)
(X,Y)から(X, Y)までの距離と、(X,Y)から(X,Y)までの距離との比を求めている。さらに、(ΔX,ΔY)と(ΔX,ΔY)との差を求めている。そして、ずれの差と、距離の比と乗じて、ずれΔXm3−4を決定している。
上記の直線補間をY方向にも適用する。すなわち、(X,Y)−(X,Y)間にある観測点と、(X,Y)−(X,Y)間にある観測点と、の間に、欠陥32がある場合を考える。直線補間を行うと、X方向のずれΔXは以下の式(8)で表すことができる。
ΔX=ΔXm1−2+(ΔXm3−4−ΔXm1−2)×(Y−Y1−2)/(Y3−4−Y1−2)
=ΔX(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)
−ΔX(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)
−ΔX(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)
+ΔX(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)・・(8)
なお、上記の式(8)では、Y1≒Y2、Y3≒Y4と近似している。すなわち、Y1−2=Y1=Y2であり、Y3−4=Y3=Y4として、X方向のずれΔXを算出している。
同様に、Y方向のずれΔYは以下の式(9)で表すことができる。
ΔY=ΔYm1−2+(ΔYm3−4−ΔYm1−2)×(X−X1−2)/(X3−4−X1−2)
=ΔY(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)
−ΔY(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)
−ΔY(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)
+ΔY(X−X)/(X−X)×(Y−Y)/(Y−Y)・・(9)
なお、上記の式(9)では、X1≒X2、X3≒X4と近似している。すなわち、X1−2=X1=X2であり、X3−4=X3=X4として、Y方向のずれΔYを算出している。
このように、複数の基準マーク42の歪みが大きい場合、上記の式(8)、(9)を用いることで、高精度で測定することができる。なお、基準マーク42の測定誤差の方が大きくなる場合、式(1)〜(5)によって、座標測定を行うことが好ましい。
次に、上記の欠陥座標測定方法を用いて、マスクを製造する方法について、図11を用いて説明する。図11は、マスクの製造方法を示すフローチャートである。以下の例では、MoSiの多層膜と、吸収体を有するEUVLマスクを製造する例について作成する。
まず、基準座標測定機でEB描画装置を較正する(ステップS21)。すなわち、EB描画装置における座標系を基準座標測定機の座標系に揃える。そして、EB描画装置で基準マークを形成する(ステップS22)。例えば、マスクサブスレートを加工する。ここでのマスクサブスレートは、マスクブランク30のサブスレートと同じ材料、及び同じ大きさのものを用いることが好ましい。そして、マスクサブスレートのアライメントマーク41と基準マーク42となる位置に、ピット又はバンプを形成する。例えば、大きさが30nm〜50nmで、高さが5nm〜10nmのピットを形成する。
そして、その上から、EUV光を反射する多層膜を形成して、基準マスク40を作成する(ステップS23)。多層膜はEUVLの反射膜である多層膜と同じように、モリブデンとシリコンを交互に数十層積み重ねた構造になっている。従って、検査装置10において、アライメントマーク41と基準マーク42とは、位相欠陥として検出されるようになる。すなわち、基準マスク40は、マスクブランクと同様の積層構造となっており、欠陥座標測定装置では、マスクブランク30上の欠陥32と同様に、アライメントマーク41と基準マーク42は検出される。
次に、欠陥座標測定装置でマスクブランクの欠陥の座標を測定する(ステップS24)。ここでは、図2のフローチャートにしたがって、マスクブランクの欠陥座標を測定する。すなわち、検査されるマスクブランク30であるマスクブランクを全面検査した後、ステップS23で作成した基準マスク40の中から、一部の基準マーク42を抽出して、座標に変換する。そして、マスクブランクの検出座標を基準マスク座標系の座標に検出する。なお、被検査マスクブランク30であるマスクブランクは、マスクサブストレート上に、モリブデンとシリコンの多層膜が形成された構成となっている。
そして、欠陥検査が終了したマスクブランクに対して、EB描画装置でマスクパターンを描画する(ステップS25)。レジストパターン等を用いて、EUV光を吸収する吸収体のパターンを形成する。このとき、ミティゲーションによって、図12に示すように、吸収体35の下に欠陥32が配置されるように、EB描画装置が描画する。すなわち、EB描画装置では、全ての欠陥32を吸収体35で覆うように、アライメントを行う。EB描画装置は、フィデューシャルマーク31を用いてアライメントを行う。
例えば、描画パターンと欠陥マップを重ね合わせて、吸収体35のパターン直下に、欠陥32が配置されるように、描画パターンの座標系をずらす。例えば、マスクブランク30を基準位置から縦横方向にシフトしたり、回転させた状態とする。このようにすることで、欠陥32が半導体ウェハ等に転写されるのを防止することができる。よって、欠陥32の影響を低減することができ、高い生産性で半導体装置を製造することができる。
上記のように、基準マスク座標系で、欠陥32の座標が測定されている。従って、欠陥座標測定装置での測定によるずれを抑制することができる。すなわち、EB描画装置による描画パターンの座標と、欠陥座標とを合わせることができるため、EB描画装置での欠陥32に対する描画精度を高くすることができる。全欠陥を確実に吸収体35の下に配置させることができるため、実質的に半導体ウェハでの転写欠陥が発生するのを防ぐことができる。
また、ステップS25において、吸収体35をパターン描画するEB描画装置を、ステップS22で基準マーク42を形成したEB描画装置と同様にすることが好ましい。これにより、EB描画装置によるパターンのずれを抑制することができる。もちろん、同じ基準座標測定機で較正したEB描画装置であれば、異なるEB描画装置で、基準マスク40とマスクブランク30とを製造してもよい。
上記の説明では、EUVマスクの製造工程中に、欠陥座標を測定する例について説明したが、EUVマスク以外のフォトマスクに対して、上記の欠陥座標測定方法を適用してもよい。さらには、マスク以外の試料に対して、上記の欠陥座標測定方法を適用してもよい。これにより、簡便な方法で、精度よく測定を行うことができる。また、欠陥座標測定装置の検査装置は、高倍率で検査を行うレビュー装置に限らず、自動で検査を行う検査装置としてもよい。
10 検査装置
11 準備室
12 検出部
13 支持ピン
14 可動ステージ
15 検査室
20 処理部
21 欠陥座標検出部
22 フィデューシャルマーク座標検出部
23 アライメントマーク座標検出部
24 基準マーク抽出部
25 基準マーク座標検出部
26 欠陥座標検出部
30 マスクブランク
31 フィデューシャルマーク
32 欠陥
34 多層膜
35 吸収体
40 基準マスク
41 アライメントマーク
42 基準マーク

Claims (12)

  1. 試料を載置する載置部と、
    前記載置部上に載置された試料に設けられたマーク及び欠陥の座標を検出する検出部と、
    前記検出部で検出されたマーク及び欠陥の座標に基づいて、被検査試料の欠陥の座標を測定する処理部と、を備え、
    前記載置部上に載置された前記被検査試料のフィデューシャルマークと欠陥の検出座標を検出し、
    アライメントマークに対する位置が既知の複数の基準マークが配列された基準試料を前記載置部上に載置して、前記アライメントマークの検出座標を検出し、
    前記欠陥と前記アライメントマークとの検出座標に基づいて、前記基準マークのうち、前記欠陥の検出座標の近傍にある基準マークを抽出し、
    抽出された前記基準マークの検出座標を検出して、
    前記基準マークの検出座標と前記欠陥の検出座標に基づいて、前記欠陥の座標を算出する欠陥座標測定装置。
  2. 前記欠陥の検出座標と前記基準マークの検出座標を用いて、前記欠陥の検出座標を前記基準試料における基準試料座標系の座標に変換することで、前記欠陥の座標を算出することを特徴とする請求項1に記載の欠陥座標測定装置。
  3. 一つの前記欠陥に対して、前記欠陥から最も近いN個(Nは2以上の整数)の基準マークを抽出して、前記基準マークの座標を検出する請求項1、又は2に記載の欠陥座標測定装置。
  4. 直交する2方向のそれぞれにおいて、前記基準マークが、一定の間隔で配列されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の欠陥座標測定装置。
  5. 載置部上に載置された被検査試料のフィデューシャルマークと欠陥の検出座標を検出するステップと、
    アライメントマークに対する位置が既知の複数の基準マークが配列された基準試料を前記載置部上に載置するステップと、
    前記載置部上に載置された前記基準試料の前記アライメントマークの検出座標を検出するステップと、
    前記欠陥と前記アライメントマークとの検出座標に基づいて、前記基準マークのうち、前記欠陥の検出座標の近傍にある基準マークを抽出するステップと、
    抽出された前記基準マークの検出座標を検出するステップと、
    前記基準マークの検出座標と前記欠陥の検出座標に基づいて、前記欠陥の座標を算出するステップと、を備える欠陥座標測定方法。
  6. 前記欠陥の検出座標と前記基準マークの検出座標とを用いて、前記欠陥の検出座標を前記基準試料における基準試料座標系の座標に変換することで、前記欠陥の座標を算出することを特徴とする請求項5に記載の欠陥座標測定方法。
  7. 一つの前記欠陥に対して、前記欠陥から最も近いN個(Nは2以上の整数)の基準マークを抽出して、前記基準マークの座標を検出する請求項5、又は6に記載の欠陥座標測定方法。
  8. 直交する2方向のそれぞれにおいて、前記基準マークが、一定の間隔で配列されている請求項5〜7のいずれか1項に記載の欠陥座標測定方法。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の欠陥座標測定方法を用いて欠陥座標を測定するステップと、
    測定された欠陥座標の上にパターンが形成されるように、前記マスクブランク上にパターンを形成するステップと、を備えたマスクの製造方法。
  10. 前記基準マスク上に前記基準マークを形成する描画装置を用いて、前記マスクブランク上に前記パターンを形成していることを特徴とする請求項9に記載のマスクの製造方法。
  11. 前記マスクがEUV光を反射する多層膜と、
    前記多層膜の上に設けられ、EUV光を吸収する吸収体を備え、
    前記吸収体のパターンの直下に全ての前記欠陥が配置されていることを特徴とする請求項9、又は10に記載のマスクの製造方法。
  12. 被検査マスクの欠陥座標測定に用いられる基準マスクであって、
    複数のアライメントマークと、
    前記複数のアライメントマークとの間に一定の間隔でアレイ状に配列された複数の基準マークと、を備える基準マスク。
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