JP6310263B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査装置に関する。例えば、レーザ光を照射してパターン像の光学画像を取得してパターンを検査する検査装置に関する。
近年、大規模集積回路(LSI)の高集積化及び大容量化に伴い、半導体素子に要求される回路線幅はますます狭くなってきている。これらの半導体素子は、回路パターンが形成された原画パターン(マスク或いはレチクルともいう。以下、マスクと総称する)を用いて、いわゆるステッパと呼ばれる縮小投影露光装置でウェハ上にパターンを露光転写して回路形成することにより製造される。よって、かかる微細な回路パターンをウェハに転写するためのマスクの製造には、微細な回路パターンを描画することができる電子ビームを用いたパターン描画装置を用いる。かかるパターン描画装置を用いてウェハに直接パターン回路を描画することもある。
そして、多大な製造コストのかかるLSIの製造にとって、歩留まりの向上は欠かせない。しかし、10ギガビット級のDRAM(ランダムアクセスメモリ)に代表されるように、LSIを構成するパターンは、サブミクロンからナノメータのオーダーに移り変わっている。歩留まりを低下させる大きな要因の一つとして、半導体ウェハ上に超微細パターンをフォトリソグラフィ技術で露光、転写する際に使用されるマスクのパターン欠陥があげられる。近年、半導体ウェハ上に形成されるLSIパターン寸法の微細化に伴って、パターン欠陥として検出しなければならない寸法も極めて小さいものとなっている。そのため、LSI製造に使用される転写用マスクの欠陥を検査するパターン検査装置の高精度化が必要とされている。
検査手法としては、拡大光学系を用いてリソグラフィマスク等の試料上に形成されているパターンを所定の倍率で撮像した光学画像と、設計データ、あるいは試料上の同一パターンを撮像した光学画像と比較することにより検査を行う方法が知られている。例えば、パターン検査方法として、同一マスク上の異なる場所の同一パターンを撮像した光学画像データ同士を比較する「die to die(ダイ−ダイ)検査」や、パターン設計されたCADデータをマスクにパターンを描画する時に描画装置が入力するための装置入力フォーマットに変換した描画データ(設計パターンデータ)を検査装置に入力して、これをベースに設計画像データ(参照画像)を生成して、それとパターンを撮像した測定データとなる光学画像とを比較する「die to database(ダイ−データベース)検査」がある。かかる検査装置における検査方法では、試料はステージ上に載置され、ステージが動くことによって光束が試料上を走査し、検査が行われる。試料には、光源及び照明光学系によって光束が照射される。試料を透過あるいは反射した光は光学系を介して、センサ上に結像される。センサで撮像された画像は測定データとして比較回路へ送られる。比較回路では、画像同士の位置合わせの後、測定データと参照データとを適切なアルゴリズムに従って比較し、一致しない場合には、パターン欠陥有りと判定する。
パターン検査では、パターン欠陥(形状欠陥)検査の他に、パターンの位置ずれの測定も要求されている。従来、パターンの位置ずれの測定は、専用の計測装置を利用していたが、パターン欠陥検査の際に、同時に測定できれば、コスト面および検査時間面からメリットが大きい。そのため、検査装置に、かかる測定機能を求める要求が高まっている。
ここで、パターン検査装置では、パターンが形成されたパターン形成面を下向きに配置する構成が採られる場合がある。これは、例えば、落下する異物がパターン形成面に付着するのを防止するためである。また、例えば、かかるマスクを用いてパターン転写する露光装置においてマスクがパターン形成面を下向きにして配置される場合が多いためである。パターン検査装置では、パターン形成面にレーザ光を照射し、透過した光を用いて検出する透過検査光学系を組み込む必要性があることから、マスク面全体が密着するように支持することは困難である。そのため、ステージでは、パターン形成面の外側を支持することになる。かかる配置構成では、マスクの自重によって、マスクが撓むことになる。そのため、かかる撓みによる面外曲げが生じてパターン形成位置が位置ずれを起こすことになる。
これに対して、マスクにパターンを描画する描画装置では、逆にパターン形成面を上向きにマスク基板を配置してパターンを描画する。描画装置でもマスク裏面全体を支持していない。そのため、マスクの自重によって、マスクが撓むことになる。但し、描画装置では、かかる撓みを予め考慮して描画位置を補正している。言い換えれば、水平に理想的にマスクが配置された際に、所望する位置にパターンが形成されるように描画する。
以上のようにパターンが描画されたマスクをパターン検査装置で検査する場合、上述したように検査装置でも撓みが生じる。よって、描画装置でパターン形成位置を補正しても、検査装置での検査時に位置ずれが生じてしまう。形状欠陥検査では、測定パターンの画像と設計パターンの画像とを位置合わせした後に判定するので、かかる撓みによる位置ずれが生じても従来許容することができていた。しかし、パターンの位置ずれ測定では、位置ずれそのものに関わるため、撓みによる位置ずれは許容しかねる問題となる。
ここで、パターンの位置ずれではないが、CDずれの測定に関しては、設定された領域毎に得られた画像内のパターンの線幅を測定し、設計データとの差を求め、領域内のすべての線幅の差の平均値と閾値とを比較して、CDエラー(寸法欠陥)として線幅異常領域を見つけ出す検査手法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3824542号公報
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、検査装置で位置ずれ測定を行う場合に、マスクの撓みによる位置ずれを補正することが可能な検査装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の検査装置は、
複数の図形パターンが形成されたフォトマスクの光学画像を取得する光学画像取得部と、
光学画像を取得する場合の支持方法によってフォトマスクを支持することによって生じるフォトマスク面の撓みに伴うフォトマスク上の各位置の水平方向への第1の位置ずれ量を演算する第1の測定部と、
光学画像を用いて、複数の図形パターンの第2の位置ずれ量を測定する第2の測定部と、
フォトマスク面の領域について、第2の位置ずれ量から第1の位置ずれ量を差し引いた差分値をマップ値とする差分マップを作成する差分マップ作成部と、
を備えたことを特徴とする。
また、フォトマスクの外径寸法、厚さ、及び重量のうち少なくとも1つのパラメータを計測する計測部と、
フォトマスク上の各位置における第1の位置ずれ量を用いて、フォトマスク面の領域について、第1の位置ずれ量マップを作成する第1のマップ作成部と、
複数の図形パターンの第2の位置ずれ量を用いて、フォトマスク面の領域について、第2の位置ずれ量マップを作成する第2のマップ作成部と、
をさらに備え、
第1の測定部は、計測されたパラメータを用いて、第1の位置ずれ量を演算し、
差分マップ作成部は、第2の位置ずれ量マップから第1の位置ずれ量マップを差分して、前記差分マップを作成するように構成すると好適である。
また、光学画像取得部は、フォトマスクを支持するステージを有し、
第1の測定部は、フォトマスクをステージに支持させた状態での撓み量を測定し、撓み量を用いて第1の位置ずれ量を演算すると好適である。
また、第1の測定部は、
フォトマスクをステージに支持させた状態でステージを水平方向に移動させながらフォトマスク面の複数の位置での焦点位置を測定する焦点センサを有すると好適である。
或いは、第1の測定部は、
フォトマスクをステージに支持させた状態でステージを移動させずにフォトマスク面の高さ位置分布を測定するフィゾー干渉計を有するように構成しても好適である。
本発明によれば、検査装置で位置ずれ測定を行う場合に、マスクの撓みによる位置ずれを補正できる。よって、本来のパターン自体の位置ずれを評価することが可能となる。
実施の形態1におけるパターン検査装置の構成を上面側から示す構成図である。 実施の形態1におけるパターン検査装置の構成の一部を示す構成図である。 実施の形態1における試料の撓みと撓みに伴う位置ずれを説明するための概念図である。 実施の形態1における検査方法の要部を示すフローチャート図である。 実施の形態1における測定チャンバの内部構成の一例を示す図である。 実施の形態1における検査領域を説明するための概念図である。 実施の形態1における比較回路の内部構成を示す図である。 実施の形態1におけるフォトマスクの検査ストライプとフレーム領域の一例を示す図である。 実施の形態1におけるフィルタ処理を説明するための図である。 実施の形態1における位置ずれ量の一例を示す図である。 実施の形態1における差分マップの一例を示す図である。 実施の形態1における高さ分布の測定方法を示す概念図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるパターン検査装置の構成を上面側から示す構成図である。図1において、試料101、例えばマスクに形成されたパターンの欠陥を検査する検査装置100は、搬出入口(I/F)130、ロードロックチャンバ182、ロボットチャンバ184、検査チャンバ186、測定チャンバ188、及び制御系回路160(制御部)を備えている。
搬出入口130内には、試料101を搬送する搬送ロボット181が配置されている。ロボットチャンバ184内には、試料101を搬送する搬送ロボット183が配置されている。また、搬出入口130とロードロックチャンバ182とロボットチャンバ184と検査チャンバ186とのそれぞれの境界には、ゲートバルブ132,134,136が配置される。試料101として、例えば、ウェハにパターンを転写する露光用のフォトマスクが含まれる。また、このフォトマスクには、検査対象となる複数の図形パターンが形成されている。また、搬送ロボット181,183は、エレベータ機構や回転機構など機械的な機構であれば構わない。
図2は、実施の形態1におけるパターン検査装置の構成の一部を示す構成図である。図2では、主に、検査チャンバ186内の構成と制御系回路160(制御部)の構成とを示している。検査チャンバ186内には、光学画像取得部150が配置される。
光学画像取得部150は、光源103、照明光学系170、移動可能に配置されたXYθテーブル102、拡大光学系104、及びフォトダイオードアレイ105(センサの一例)、センサ回路106、ストライプパターンメモリ123、照光器125と受光器124によって構成される焦点センサ126、及びレーザ測長システム122を有している。XYθテーブル102上には、試料101が配置されている。試料101は、パターン形成面を下側に向けてXYθテーブル102に配置される。XYθテーブル102は、試料101のパターン形成領域が露出するように中央部が開口され、パターン形成領域の外側で試料101を支持する。また、XYθテーブル102上には、試料101のエッジ位置を測定するカメラ171が配置される。
制御系回路160では、コンピュータとなる制御計算機110が、バス120を介して、位置回路107、比較回路108、展開回路111、参照回路112、オートローダ制御回路113、テーブル制御回路114、位置ずれマップ(Posマップ)作成回路140,142、差分Posマップ作成回路144、高さ位置分布測定回路145、位置ずれ演算回路146、パラメータ測定回路148、搬送制御回路149、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、フレシキブルディスク装置(FD)116、CRT117、パターンモニタ118、及びプリンタ119に接続されている。また、センサ回路106は、ストライプパターンメモリ123に接続され、ストライプパターンメモリ123は、比較回路108に接続されている。また、XYθテーブル102は、X軸モータ、Y軸モータ、θ軸モータにより駆動される。XYθテーブル102は、ステージの一例となる。
検査装置100では、光源103、XYθテーブル102、照明光学系170、拡大光学系104、フォトダイオードアレイ105、及びセンサ回路106により高倍率の検査光学系が構成されている。また、XYθテーブル102は、制御計算機110の制御の下にテーブル制御回路114により駆動される。X方向、Y方向、θ方向に駆動する3軸(X−Y−θ)モータの様な駆動系によって移動可能となっている。これらの、Xモータ、Yモータ、θモータは、例えばステップモータを用いることができる。XYθテーブル102は、XYθ各軸のモータによって水平方向及び回転方向に移動可能である。そして、XYθテーブル102の移動位置はレーザ測長システム122により測定され、位置回路107に供給される。
ここで、図1及び図2では、実施の形態1を説明する上で必要な構成部分について記載している。検査装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図3は、実施の形態1における試料の撓みと撓みに伴う位置ずれを説明するための概念図である。図3では、便宜上、試料101を単純支持により支持する場合を示している。上述したように、描画装置ではパターン形成面を上向きに配置し、検査装置100では、パターン形成面を下向きに配置する。パターン形成面を上向きに配置した場合には、自重による撓みによって、パターン形成面が凹になるように面内曲げが生じる。その結果、パターン位置は内側にずれることになる。一方、パターン形成面を下向きに配置した場合には、自重による撓みによって、パターン形成面が凸になるように面外曲げが生じる。その結果、パターン位置は外側に向かってずれることになる。さらに、図3(a)に示す厚さが薄い試料101では、図3(b)に示す厚さが厚い試料101に比べて撓み易いので、撓み量が大きくなり、同じパターン11でも、その位置ずれに誤差Δdが生じる。但し、かかる条件だけではなく、試料101の撓み量は、試料101の厚さ、外径寸法、支持位置、試料の材料物性(特に、ポアソン比、縦弾性係数(ヤング率)、及び密度)等によって変化する。そして、試料101のパターン形成面の撓み方がわかれば、パターン形成面の各位置における水平方向の位置ずれ量を求めることができる。
そこで、実施の形態1では、試料101の厚さ、外径寸法、支持位置、及び試料の材料物性をパタメータとして、例えば、有限要素法によるシミュレーションにより、パターン形成面の各位置における水平方向の位置ずれ量を求める。また、シミュレーションを何も無い状態から始めると計算時間が長くかかってしまうので、実施の形態1では、代表的な寸法の基準マスクを想定して予めシミュレーションを実施し、上述した各パラメータの誤差量を未知数とする近似式或いは各パラメータの誤差量によって補正する補正テーブルを求めておく。そして、かかる近似式或いは近似式の係数、又は補正テーブルを補正データとして検査装置100に入力しておく。補正データは、磁気ディスク装置109等の記憶装置に記憶しておけばよい。そして、実機での検査装置100では、検査対象となる試料101について、上述した各パラメータを取得して、検査対象となる試料101におけるパターン形成面の各位置における自重による撓みに起因する水平方向の位置ずれ量を求める。各パラメータのうち、ポアソン比、縦弾性係数(ヤング率)等は、予めわかっているので、入力しておけばよい。そのため、残りの試料101の厚さ、外径寸法、支持位置、及び密度を測定によって取得する。
なお、実施の形態1では、試料101の厚さ、外径寸法、支持位置、ポアソン比、縦弾性係数(ヤング率)、及び密度といった6つのパラメータによって演算する例を示しているが、これに限るものではない。測定精度の許容値を勘案し、精度は低下するが、6つよりも少ないパラメータによって演算してもよい。例えば、試料101の厚さ、外径寸法、及び密度のうち、少なくとも1つを用いて演算してもよい。或いは、6つのパラメータの他に、さらに多くのパラメータを用いて演算しても構わない。
図4は、実施の形態1における検査方法の要部を示すフローチャート図である。図4において、実施の形態1における検査方法は、パラメータ測定工程(S102)と、ステージ搬送工程(S104)と、位置ずれ量(1)演算工程(S108)と、位置ずれ(Pos)マップ(1)作成工程(S110)と、光学画像取得工程(S120)と、フレーム分割工程(S122)と、参照画像作成工程(S202)と、位置ずれ量(2)測定工程(S310)と、Posマップ(2)作成工程(S312)と、差分マップ作成工程(S314)と、パターン欠陥検査工程(S400)と、いう一連の工程を実施する。また、後述するように、パラメータ測定工程(S102)の代わりに、ステージ搬送工程(S104)と位置ずれ量(1)演算工程(S108)との間に高さ分布測定工程(S106)を実施しても好適である。
まず、搬出入口130(オートローダ上)に配置された試料101は、搬送制御回路149の制御のもと、ゲートバルブ132を開けた後、搬送ロボット181によりロードロックチャンバ182内のステージに搬送される。そして、ゲートバルブ132を閉めた後、ゲートバルブ134を開けて、搬送ロボット183によりロボットチャンバ184を介して測定チャンバ188内のステージ上に搬送される。
パラメータ測定工程(S102)として、測定チャンバ188内にて、試料101(フォトマスク)の外径寸法、厚さ、支持位置、及び重量のうち少なくとも1つのパラメータを計測する。実施の形態1では、外径寸法、厚さ、支持位置、及び重量を計測する。但し、支持位置については、測定チャンバ188内で行っても良いが、実施の形態1では、検査チャンバ186内で行う場合を説明する。
図5は、実施の形態1における測定チャンバの内部構成の一例を示す図である。図5において、測定チャンバ188内に搬送された試料101は、搬送ロボット183によってステージ51上に載置される。ステージ51は、重量計を兼ねており、ステージ51上に試料101が載置されることによって試料101の重量を測定する。測定データは、パラメータ測定回路148に出力される。なお、図5では、試料101の裏面全面が接触しているが、搬送ロボット183の試料101を載置するハンドリング部材によってステージ51上に試料101を着脱可能にするためのハンドリング部材の進入空間が形成されていることは言うまでもない。
また、レーザ干渉測長器もしくはリニアスケール53によって、試料101の4つの側面(x方向およびy方向)の位置を測定する。測定データは、パラメータ測定回路148に出力される。パラメータ測定回路148は、試料101の4つの側面(x方向およびy方向)の位置から、試料101面の外径寸法(水平方向寸法、x、y寸法)を演算する。かかる構成により試料101の外径寸法を測定できる。
また、投光器55及び受光器57によって構成されるレーザ変位計61を用いて、投光器55から試料101面にレーザを照射し、受光器57で反射光を受光することで、試料101面の高さ位置を測定できる。測定データは、パラメータ測定回路148に出力される。パラメータ測定回路148は、試料101裏面に設定される基準高さ位置と測定された高さ位置との差分を求めることで試料101の厚さを演算する。かかる構成により試料101の厚さを測定できる。
また、試料101面の外径寸法と厚さと重量がわかったので、パラメータ測定回路148は、試料101の密度を求めることができる。
また、XYθテーブル102上に搬送された際の試料101の配置位置は、後述するように検査チャンバ186内のカメラ171によって測定するが、これに限るものではない。測定チャンバ188内において試料101のエッジ位置の上部にカメラ59を設置して、カメラ59で試料101のエッジ位置を撮像してもよい。これにより、ステージ51上での試料101の配置位置を測定できる。測定チャンバ188内でのステージ51上での試料101の配置位置が取得できれば、搬送ロボット183によって検査チャンバ186内のXYθテーブル102上に搬送された際の配置位置を推定できる。
以上説明したステージ51、レーザ干渉測長器もしくはリニアスケール53、レーザ変位計61、及びカメラ171は、それぞれ、計測部の一例となる。
ステージ搬送工程(S104)として、パラメータ計測が行われた試料101は、搬送制御回路149の制御のもと、搬送ロボット183により測定チャンバ188からロボットチャンバ184に搬送され、ゲートバルブ136を開けて、検査チャンバ186のXYθテーブル102上に搬送される。
XYθテーブル102上に試料101が搬送されると、検査チャンバ186内のカメラ171が試料101のエッジ位置を撮像する。撮像されたデータは、パラメータ測定回路148に出力される。パラメータ測定回路148は、撮像データにより、XYθテーブル102上での試料101の配置位置(x,y,θ)を演算により測定する。XYθテーブル102の構造は予めわかっているので、XYθテーブル102上での試料101の配置位置がわかれば、試料101の支持位置を演算することができる。
位置ずれ量(1)演算工程(S108)として、位置ずれ演算回路146は、光学画像を取得する場合の支持方法によって試料101(フォトマスク)を支持することによって生じる試料101面の撓みに伴う試料101上の各位置の水平方向への位置ずれ量(1)(第1の位置ずれ量)を測定する。位置ずれ演算回路146は、計測されたパラメータを用いて、位置ずれ量(1)を演算する。位置ずれ演算回路146は、第1の測定部の一例である。実施の形態1では、上述したように、試料101の厚さ、外径寸法、支持位置、及び試料の材料物性をパタメータとして、例えば、有限要素法によるシミュレーションにより、パターン形成面の各位置における水平方向の位置ずれ量を求める。位置ずれ演算回路146は、磁気ディスク装置109から補正データを読み出し、計測された各パラメータを入力することで、パターン形成面の各位置における自重による撓みに起因する水平方向の位置ずれ量を求める。例えば、予めシミュレーションした際に使用した代表的な寸法の基準マスクにおける対応するパラメータとの誤差(差分)を演算する。そして、かかる各パラメータの誤差を補正データに入力することでパターン形成面の各位置における自重による撓みに起因する水平方向の位置ずれ量を求める。各パラメータのうち、ポアソン比、縦弾性係数(ヤング率)等は、予めわかっているので、入力しておけばよい。そのため、測定された残りの試料101の厚さ、外径寸法、支持位置、及び密度についてデータ入力を行ってかかる水平方向の位置ずれ量を求める。
位置ずれ(Pos)マップ(1)作成工程(S110)として、位置ずれマップ(Posマップ)作成回路140は、試料101(フォトマスク)上の各位置における位置ずれ量(1)(第1の位置ずれ量)を用いて、試料101面の領域について、位置ずれ(Pos)マップ(1)(第1の位置ずれ量マップ)を作成する。Posマップ作成回路140は、第1のマップ作成部の一例である。
Posマップ(1)は、試料101の検査領域を所定のサイズでメッシュ状に仮想分割して、各メッシュ領域に対応する位置ずれ量(1)をメッシュ値(或いはマップ値)として定義することで作成される。所定のサイズとして、例えば、後述する検査ストライプの幅サイズに設定すると好適である。例えば、512×512画素分に相当する領域に設定される。1つのメッシュ領域内に1つの位置ずれ量(1)を測定すれば足りるが、複数の位置ずれ量(1)が測定される場合には平均値、或いは中央値を用いればよい。
光学画像取得工程(S120)として、光学画像取得部150は、複数の図形パターンが形成された試料101(フォトマスク)の光学画像を取得する。
試料101に形成されたパターンには、図2に示すように、適切な光源103から、検査光となる紫外域以下の波長のレーザ光(例えば、DUV光)が照明光学系170を介して照射される。試料101を透過した光は拡大光学系104を介して、フォトダイオードアレイ105(センサの一例)に光学像として結像し、入射する。フォトダイオードアレイ105として、例えば、TDI(タイム・ディレイ・インテグレーション)センサ等を用いると好適である。
図6は、実施の形態1における検査領域を説明するための概念図である。試料101の検査領域10(検査領域全体)は、図6に示すように、例えばY方向に向かって、スキャン幅Wの短冊状の複数の検査ストライプ20に仮想的に分割される。そして、検査装置100では、検査ストライプ20毎に画像(ストライプ領域画像)を取得していく。検査ストライプ20の各々に対して、レーザ光を用いて、当該ストライプ領域の長手方向(X方向)に向かって当該ストライプ領域内に配置される図形パターンの画像を撮像する。XYθテーブル102の移動によってフォトダイオードアレイ105が相対的にX方向に連続移動しながら光学画像が取得される。フォトダイオードアレイ105では、図6に示されるようなスキャン幅Wの光学画像を連続的に撮像する。言い換えれば、センサの一例となるフォトダイオードアレイ105は、XYθテーブル102(ステージ)と相対移動しながら、検査光を用いて試料101に形成されたパターンの光学画像を撮像する。実施の形態1では、1つの検査ストライプ20における光学画像を撮像した後、Y方向に次の検査ストライプ20の位置まで移動して今度は逆方向に移動しながら同様にスキャン幅Wの光学画像を連続的に撮像する。すなわち、往路と復路で逆方向に向かうフォワード(FWD)−バックフォワード(BWD)の方向で撮像を繰り返す。
ここで、撮像の方向は、フォワード(FWD)−バックフォワード(BWD)の繰り返しに限るものではない。一方の方向から撮像してもよい。例えば、FWD−FWDの繰り返しでもよい。或いは、BWD−BWDの繰り返しでもよい。
フォトダイオードアレイ105上に結像されたパターンの像は、フォトダイオードアレイ105の各受光素子によって光電変換され、更にセンサ回路106によってA/D(アナログ・デジタル)変換される。そして、検査ストライプ20毎にストライプパターンメモリ123に画素データが格納される。かかる画素データ(ストライプ領域画像)を撮像する際、フォトダイオードアレイ105のダイナミックレンジは、例えば、照明光の光量が100%入射する場合を最大階調とするダイナミックレンジを用いる。その後、ストライプ領域画像は、位置回路107から出力されたXYθテーブル102上におけるフォトマスク101の位置を示すデータと共に比較回路108に送られる。測定データ(画素データ)は例えば8ビットの符号なしデータであり、各画素の明るさの階調(光量)を表現している。
図7は、実施の形態1における比較回路の内部構成を示す図である。図7において、比較回路108内には、メモリ50,52,60,66、フレーム分割部58、位置合わせ部62、及び比較部64が配置される。フレーム分割部58、位置合わせ部62、及び比較部64といった機能は、プログラムといったソフトウェアで構成されても良い。或いは、電子回路等のハードウェアで構成されてもよい。或いは、これらの組み合わせであってもよい。比較回路108内に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度、図示しないメモリに記憶される。また、比較回路108内に出力されたストライプ領域画像は、メモリ52に格納される。
フレーム分割工程(S122)として、フレーム分割部58は、検査ストライプ20毎にx方向に所定のサイズ(例えば、スキャン幅Wと同じ幅)で、ストライプ領域画像(光学画像)を複数のフレーム画像(光学画像)に分割する。例えば、512×512画素のフレーム画像に分割する。言い換えれば、検査ストライプ20毎のストライプ領域画像をそれぞれ検査ストライプ20の幅と同様の幅、例えば、スキャン幅Wで複数のフレーム画像(光学画像)に分割する。
図8は、実施の形態1におけるフォトマスクの検査ストライプとフレーム領域の一例を示す図である。上述したように、試料101となるフォトマスクの検査領域10を短冊状に仮想分割した複数の検査ストライプ20(ストライプ領域)の検査ストライプ20毎に、ストライプ領域画像(光学画像)が取得される。また、ストライプ領域画像は、x方向に、検査ストライプ20の幅と同様の幅、例えば、スキャン幅Wで複数のフレーム画像に分割される。よって、検査領域10は、かかるフレーム画像サイズの複数のフレーム領域30に仮想分割される。言い換えれば、フォトマスクの検査領域10をフレーム領域30の一方のサイズ(y方向サイズ)で短冊状の複数の検査ストライプ20に仮想分割し、各検査ストライプ20をフレーム領域30の他のサイズ(x方向サイズ)で複数のフレーム領域30に仮想分割する。かかる処理により、複数のフレーム領域30に応じた複数のフレーム画像(光学画像)が取得される。複数のフレーム画像は、メモリ60に格納される。
参照画像作成工程(S202)として、上述した各フレーム画像に対応する設計データに基づく参照画像を作成する。まず、展開回路111は、磁気ディスク装置109から制御計算機110を通して設計データを読み出し、読み出された設計データに定義された各フレーム領域の各図形パターンを2値ないしは多値のイメージデータに変換して、このイメージデータが参照回路112に送られる。
ここで、設計データに定義される図形は、例えば長方形や三角形を基本図形としたもので、例えば、図形の基準位置における座標(x、y)、辺の長さ、長方形や三角形等の図形種を区別する識別子となる図形コードといった情報で各パターン図形の形、大きさ、位置等を定義した図形データが格納されている。なお、ここでは、上述した評価パターンの図形が定義される。
かかる図形データとなる基準設計パターンの情報が展開回路111に入力されると図形ごとのデータにまで展開し、その図形データの図形形状を示す図形コード、図形寸法などを解釈する。そして、所定の量子化寸法のグリッドを単位とするマス目内に配置されるパターンとして2値ないしは多値の基準設計画像データを展開し、出力する。言い換えれば、基準設計データを読み込み、検査領域を所定の寸法を単位とするマス目として仮想分割してできたマス目毎に基準設計パターンにおける図形が占める占有率を演算し、nビットの占有率データを出力する。例えば、1つのマス目を1画素として設定すると好適である。そして、1画素に1/2(=1/256)の分解能を持たせるとすると、画素内に配置されている図形の領域分だけ1/256の小領域を割り付けて画素内の占有率を演算する。そして、8ビットの占有率データとして参照回路112に出力する。
次に、参照回路112は、送られてきた図形のイメージデータである設計画像データに適切なフィルタ処理を施す。
図9は、実施の形態1におけるフィルタ処理を説明するための図である。センサ回路106から得られた光学画像としての測定データは、拡大光学系104の解像特性やフォトダイオードアレイ105のアパーチャ効果等によってフィルタが作用した状態、言い換えれば連続変化するアナログ状態にあるため、画像強度(濃淡値)がデジタル値の設計側のイメージデータである基準設計画像データにもフィルタ処理を施すことにより、測定データに合わせることができる。このようにしてフレーム画像(光学画像)と比較する設計画像(参照画像)を作成する。作成された参照画像は比較回路108に出力され、比較回路108内に出力された参照画像は、メモリ50に格納される。
以上のようにして、位置が異なる複数のフレーム領域30に応じた、複数の図形パターンの複数の参照画像を作成する。なお、ここでは、パターンの形状欠陥検査を行う場合を示しているが、位置ずれマップを作成するだけであれば、図9に示したフィルタ処理は省略しても構わない。
位置ずれ量(2)測定工程(S310)として、位置合わせ部62は、光学画像を用いて、複数の図形パターンの位置ずれ量(2)(第2の位置ずれ量)を測定する。位置合わせ部62は、第2の測定部の一例である。具体的には、以下のように動作する。位置合わせ部62は、複数のフレーム画像の各フレーム画像と、複数の参照画像の対応する参照画像との位置合わせを行って、フレーム画像(フレーム領域)毎に、当該フレーム画像と、対応する参照画像と、の間での位置ずれ量(2)(第2の位置ずれ量)を演算する。位置合わせは、フレーム領域全体を移動させながら合わせる。例えば、最小2乗法等を用いてサブ画素単位で合わせると好適である。これにより、設計データから試料101(フォトマスク)を作成する際の位置ずれ誤差を把握できる。そして、演算されたフレーム領域毎の位置ずれ量(2)(第2の位置ずれ量)は、メモリ66に格納される。
図10は、実施の形態1における位置ずれ量の一例を示す図である。図10(a)では、例えば、実マスクである試料101から得られたフレーム画像内のパターン12と参照画像内のパターン14とをx方向に位置合わせさせた際の位置ずれ量ΔPosの一例を示している。図10(b)では、例えば、実マスクである試料101から得られたフレーム画像内のパターン12と参照画像内のパターン15とをy方向に位置合わせさせた際の位置ずれ量ΔPosの一例を示している。図9(a)と図9(b)の例では、共に、図形が1つしか示されていないが、位置合わせは、実マスクである試料101から得られたフレーム画像と参照画像とを用いて、フレーム領域全体を一様に移動させながら合わせる。例えば、最小2乗法等を用いてサブ画素単位で合わせると好適である。これにより、位置ずらし量に応じた位置ずれ量を把握できる。
Posマップ(2)作成工程(S312)として、Posマップ作成回路142は、複数の図形パターンの位置ずれ量(2)(第2の位置ずれ量)を用いて、試料101面の領域について、位置ずれ(Pos)マップ(2)(第2の位置ずれ量マップ)を作成する。Posマップ作成回路142は、第2のマップ作成部の一例である。
Posマップ(2)は、各フレーム領域に対応する位置ずれ量(2)をメッシュ値(或いはマップ値)として定義することで作成される。例えば、512×512画素分に相当する領域に設定される。1つのメッシュ領域内に1つの位置ずれ量(2)が測定される。
以上により、自重による撓みに起因した水平方向のPosマップ(1)と、実際の試料101の光学画像(フレーム画像)から得られる水平方向のPosマップ(2)とを作成できる。Posマップ(2)は、パターンの描画時に生じた水平方向の位置ずれ量の他、自重による撓みに起因した水平方向の位置ずれ量を含んでいる。そこで、実施の形態1では、かかる自重による撓みに起因した水平方向の位置ずれ量を除いた、描画時に生じた水平方向の位置ずれ量を求める。
差分マップ作成工程(S314)として、差分Posマップ作成回路144は、試料101(フォトマスク)面の領域について、位置ずれ量(2)(第2の位置ずれ量)から位置ずれ量(1)(第1の位置ずれ量)を差し引いた差分値をマップ値とする差分マップを作成する。差分Posマップ作成回路144は、差分マップ作成部の一例である。
図11は、実施の形態1における差分マップの一例を示す図である。図11に示すように、差分マップは、試料101の検査領域10をフレーム領域30毎にメッシュ値を定義したマップとして作成される。言い換えれば、試料101の検査領域10をフレーム領域30サイズでメッシュ状に仮想分割された複数のメッシュ領域にそれぞれ差分値を定義することにより作成される。Posマップ(1)とPosマップ(2)は、共に同じメッシュサイズでマップが定義されているので、Posマップ(2)とPosマップ(1)とを差分することで、差分マップが作成される。作成された位置ずれ差分マップは、例えば、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、FD116、CRT117、パターンモニタ118、或いはプリンタ119に出力される。或いは、外部に出力されても構わない。
以上のように、実施の形態1では、検査装置100で位置ずれ測定を行う場合に、マスクの撓みによる位置ずれを補正できる。よって、本来のパターン自体の位置ずれを評価することが可能となる。
なお、パターン欠陥検査工程(S400)として、比較部64は、位置合わせされたフレーム画像と参照画像とを所定のアルゴリズムに従って画素毎に比較し、欠陥の有無を判定する。判定結果は、例えば、磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、FD116、CRT117、パターンモニタ118、或いはプリンタ119に出力される。或いは、外部に出力されても構わない。
検査が終了した試料101は、ゲートバルブ136を開けて、搬送ロボット183によって検査チャンバ186からロボットチャンバ184に搬出され、ゲートバルブ136を閉めた後、ゲートバルブ134を開けて、ロボットチャンバ184からロードロックチャンバ182に搬送される。そして、ゲートバルブ134を閉めた後、ゲートバルブ132を開けて、搬送ロボット181によって、ロードロックチャンバ182から搬出入口130に搬送される。
上述した例では、試料101が検査チャンバ186に搬送される前に、各パラメータを測定したが、これに限るものではない。欠陥検査が終了し、試料101が検査チャンバ186から搬出された後に、測定チャンバ188で各パラメータを測定してもよい。これにより、パラメータ測定工程(S102)からPosマップ(1)作成工程(S110)までの一連の工程と、光学画像取得工程(S120)からPosマップ(2)作成工程(S312)までの一連の工程と、の順序が逆になるが構わない。
実施の形態2.
実施の形態1では、測定チャンバ188で各パラメータを測定して、各パラメータ値を補正データに入力することで、水平方向の位置ずれ量(1)を算出していたがこれに限るものではない。実施の形態2では、直接、試料101のパターン形成面の高さ位置を測定して、自重に起因する撓み量を測定する構成について説明する。
実施の形態2の検査装置100の構成は、図1,2と同様である。また、検査方法は、図4において、パラメータ測定工程(S102)の代わりに、ステージ搬送工程(S104)と位置ずれ量(1)演算工程(S108)との間に、かっこ書きで示した高さ分布測定工程(S106)を追加した点以外は図4と同様である。なお、実施の形態2では、実施の形態1の各パラメータを測定しないので、図1に示す測定チャンバ188および図2に示すカメラ171は省略しても構わない。ステージ搬送工程(S104)の内容は実施の形態1と同様である。
高さ分布測定工程(S106)として、試料101がXYθテーブル102上に載置された状態で、高さ位置分布測定回路145(第1の測定部の一例)は、試料101(フォトマスク)をXYθテーブル102(ステージ)に支持させた状態での撓み量を測定し、撓み量を用いて位置ずれ量(1)(第1の位置ずれ量)を演算する。
図12は、実施の形態1における高さ分布の測定方法を示す概念図である。具体的には、試料101(フォトマスク)をXYθテーブル102(ステージ)に支持させた状態でXYθテーブル102を水平方向に移動させながら試料101面の複数の位置での焦点位置を焦点センサ126によって測定する。焦点センサ126は、試料101面の各位置で照光器125から光を照射し、反射光を受光器124で受光することで、高さ位置を測定する。測定された各位置での高さ位置データは高さ位置分布測定回路145に出力される。高さ位置分布測定回路145では、各位置での高さ位置情報から試料101面の高さ分布を演算し、高さ分布から撓み量を演算する。実施の形態1では、パターン形成面が下向きになっているので、下方側からパターン形成面にレーザを照射し、その反射光を用いて高さ位置を測定することでパターン形成面の撓み量を演算できる。
或いは、検査チャンバ186内に図1に示すフィゾー干渉計128を配置して、高さ分布を測定しても好適である。かかる場合、試料101面がフィゾー干渉計128と重なる位置にXYθテーブル102を移動させる。そして、フィゾー干渉計128によって、試料101(フォトマスク)をXYθテーブル102に支持させた状態でXYθテーブル102を移動させずに試料101面の高さ位置分布を測定する。フィゾー干渉計128での測定結果データは高さ位置分布測定回路145に出力される。高さ位置分布測定回路145では、フィゾー干渉計128での高さ分布から試料101面の撓み量を演算する。
位置ずれ量(1)演算工程(S108)として、位置ずれ演算回路146は、パターン形成面の高さ分布を用いて、所定の演算式を用いて、試料101(フォトマスク)をXYθテーブル102で支持することによって生じる試料101面の撓みに伴う試料101上の各位置の水平方向への位置ずれ量(1)(第1の位置ずれ量)を演算(測定)する。
以上のように、直接、試料101のパターン形成面の高さ位置を測定して、自重に起因する撓み量を求め、撓みに伴う試料101上の各位置の水平方向への位置ずれ量(1)(第1の位置ずれ量)を求めても好適である。Posマップ(1)作成工程(S110)以降の各工程の内容は実施の形態1と同様である。
以上の説明において、「〜回路」或いは「〜工程」と記載したものは、電子回路等のハードウェアで構成することができる。或いは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録される。例えば、演算制御部を構成するテーブル制御回路114、展開回路111、参照回路112、比較回路108、位置ずれマップ(Posマップ)作成回路140,142、差分Posマップ作成回路144、高さ分布測定回路145、位置ずれ演算回路146、及びパラメータ測定回路148等の各機能は、電気的回路で構成されていても良いし、制御計算機110によって処理することのできるソフトウェアとして実現してもよい。また電気的回路とソフトウェアの組み合わせで実現しても良い。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、実施の形態では、照明光学系170として、透過光を用いた透過照明光学系を示したが、これに限るものではない。例えば、反射光を用いた反射照明光学系であってもよい。或いは、透過照明光学系と反射照明光学系とを組み合わせて、透過光と反射光を同時に用いてもよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、検査装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのパターン検査装置、パターン検査方法、及び検査感度評価方法は、本発明の範囲に包含される。
10 検査領域
20 検査ストライプ
30 フレーム領域
50,52,60,66 メモリ
51 ステージ
53 レーザ干渉測長器もしくはリニアスケール
58 フレーム分割部
59,171 カメラ
61 レーザ変位計
62 位置合わせ部
64 比較部
100 検査装置
101 試料
102 XYθテーブル
103 光源
104 拡大光学系
105 フォトダイオードアレイ
106 センサ回路
107 位置回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
111 展開回路
112 参照回路
113 オートローダ制御回路
114 テーブル制御回路
115 磁気テープ装置
116 FD
117 CRT
118 パターンモニタ
119 プリンタ
120 バス
122 レーザ測長システム
123 ストライプパターンメモリ
140,142 Posマップ作成回路
144 差分Posマップ作成回路
146 差分ΔCDマップ作成回路
144 差分Posマップ作成回路
145 高さ分布測定回路
146 位置ずれ演算回路
148 パラメータ測定回路
150 光学画像取得部
160 制御系回路
170 照明光学系

Claims (4)

  1. 複数の図形パターンが形成されたフォトマスクの光学画像を取得する光学画像取得部と、
    前記光学画像を取得する場合の支持方法によって前記フォトマスクを支持することによって生じるフォトマスク面の撓みに伴う前記フォトマスク上の各位置の水平方向への第1の位置ずれ量を演算する第1の測定部と、
    前記光学画像を用いて、前記複数の図形パターンの第2の位置ずれ量を測定する第2の測定部と、
    フォトマスク面の領域について、前記第2の位置ずれ量から前記第1の位置ずれ量を差し引いた差分値をマップ値とする差分マップを作成する差分マップ作成部と、
    前記フォトマスクの外径寸法、厚さ、重量のうち少なくとも1つのパラメータを計測する計測部と、
    前記フォトマスク上の各位置における前記第1の位置ずれ量を用いて、フォトマスク面の領域について、第1の位置ずれ量マップを作成する第1のマップ作成部と、
    前記複数の図形パターンの第2の位置ずれ量を用いて、前記フォトマスク面の領域について、第2の位置ずれ量マップを作成する第2のマップ作成部と、
    を備え
    前記第1の測定部は、計測されたパラメータを用いて、前記第1の位置ずれ量を演算し、
    前記差分マップ作成部は、前記第2の位置ずれ量マップと前記第1の位置ずれ量マップとを差分して、前記差分マップを作成することを特徴とする検査装置。
  2. 前記光学画像取得部は、前記フォトマスクを支持するステージを有し、
    前記第1の測定部は、前記フォトマスクを前記ステージに支持させた状態での撓み量を測定し、前記撓み量を用いて前記第1の位置ずれ量を演算することを特徴とする請求項記載の検査装置。
  3. 前記第1の測定部は、
    前記フォトマスクを前記ステージに支持させた状態で前記ステージを水平方向に移動させながら前記フォトマスク面の複数の位置での焦点位置を測定する焦点センサを有することを特徴とする請求項記載の検査装置。
  4. 前記第1の測定部は、
    前記フォトマスクを前記ステージに支持させた状態で前記ステージを移動させずに前記フォトマスク面の高さ位置分布を測定するフィゾー干渉計を有することを特徴とする請求項記載の検査装置。
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