JP2009251412A - マスクブランク検査装置および方法、反射型露光マスクの製造方法ならびに半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

マスクブランク検査装置および方法、反射型露光マスクの製造方法ならびに半導体集積回路の製造方法 Download PDF

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

【課題】暗視野検出だけでは困難であった欠陥高さの高い位相欠陥や振幅欠陥に対する検出感度や検出信頼性を向上できるマスクブランク検査装置および方法を提供する。
【解決手段】マスクブランク検査装置は、反射型マスクブランクMBを載置するステージ2と、検査光BMを発生する光源1と、照明光学系としてのミラー10と、結像光学系Lと、2次元アレイセンサSと、欠陥検出信号蓄積部6と、欠陥検出処理部7と、欠陥情報格納部8と、装置全体を制御する主制御部9などで構成される。ステージ2は、マスクブランクMBに対する検査光BMの入射角度および正反射角度が可変となるように、傾斜機構が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、波長が13.5nm付近の極端紫外線を用いたEUVL(Extreme Ultra Violet Lithography: 極端紫外線リソグラフィ)などに好適であるマスクブランク検査装置および方法に関する。また本発明は、反射型露光マスクの製造方法、および半導体集積回路の製造方法に関する。
半導体集積回路などの半導体デバイスは、回路パターンが描かれた原版であるマスクに露光光を照射し、前記パターンを、縮小光学系を介して半導体基板(以下、「ウエハ」と称する)上に転写する光リソグラフィ工程を繰り返し用いることによって、大量生産されている。
近年、半導体デバイスの微細化が進み、光リソグラフィの露光波長をより短くして解像度を上げる方法が検討されている。これまでは波長193nmのフッ化アルゴン(ArF)エキシマレーザ光を用いたArFリソグラフィが開発されてきたが、それよりもはるかに波長の短い波長13.5nmのEUVLの開発が進んでいる。
このEUV波長域では、物質の光吸収の関係で透過マスクが使えないため、Mo(モリブデン)とSi(シリコン)などの多層膜による反射(ブラッグ反射)を利用した多層膜反射基板がEUVL用のマスクブランクとして使用される。多層膜反射は一種の干渉を利用した反射である。EUVL用のマスクは、石英ガラスや低熱膨張ガラス基板の上にMoとSiなどの多層膜が被着された多層膜ブランク上に吸収体パターンが形成されている。
EUVLでは、ブラッグ反射を利用した反射マスクであることと、露光波長が13.5nmと極めて短いことにより、露光波長の数分の1程度のごく僅かな高さの異常が発生した場合でも、その高さ異常に起因して反射率の局所的な差が生じ、転写の際、欠陥を生じさせる。従って、EUVL用マスクは、従来の透過マスクと比較して欠陥転写に関して質的に大きな差がある。
吸収体パターンを形成する前段階でのマスクブランク欠陥検査に関しては、レーザ光をマスクブランクに対し斜めから照射し、その乱反射光から異物を検出するものと、マスクパターン露光に用いる波長と同じ波長のEUV光を用いて欠陥検出する同波長(at wavelength)欠陥検査法がある。後者の方法としては、暗視野像を用いる方法(例えば、下記特許文献1参照)と、明視野を用いるX線顕微鏡法と(例えば、下記特許文献2参照)と、暗視野を用いて欠陥検出し、フレネルゾーンプレートを用いた明視野系で欠陥同定を行う暗視野明視野併用法(例えば、下記特許文献3参照)などがある。
なお、従来の透過マスクブランクの検査としては、レーザ光をマスクブランクに対し斜めから照射して乱反射光から異物を検出するものと、明視野像(顕微鏡像)を検出するものがある。後者の変形としては、検出像信号の非対称性から凸欠陥か凹欠陥か判別するもの(例えば、下記特許文献4,5参照)などがある。
さらに、剥離可能なパターンを多層膜マスク上に形成して実際にパターン転写を行ない、パターンを検査することにより多層膜欠陥を検査する方法(例えば、下記特許文献6参照)が開示されている。
特開2003−114200号公報 特開平6−349715号公報 米国特許出願公開第2004/0057107号明細書 特開2001−174415号公報 特開2002−333313号公報 特開平11−354404号公報
しかしながら、特許文献1のように、EUV光を用いた暗視野検出法では、検出感度が高く、多層膜の異常による位相欠陥の検出性能に優れるものの、欠陥高さの高い位相欠陥や反射強度を低下させるのみの振幅欠陥の検出感度は低下する。
また、特許文献2のように、明視野を用いたX線顕微鏡法では、多層膜の反射率のみを調べているため、振幅欠陥を検出できる利点はあるものの、位相の変化を起こさせるすべての位相欠陥を検出できるとは限らない。
また、特許文献3のように、露光波長検査であって、明視野検査と暗視野検査とを兼ね備える方法は、検査装置が複雑になると同時に、高速な暗視野検査であっても検出感度が高くない。
また、特許文献4,5のように、レーザを用いた方式は、検出すべき欠陥のサイズが検査波長と比べて十分小さく感度が不足する。さらに、多層膜の表面のみの凹凸欠陥を検出するものであり、多層膜の内部にまで存在してEUV光反射の異常を発生する欠陥を捕らえることができない。
また、特許文献6のように、剥離可能なパターンを多層膜マスク上に形成して実際にパターン転写を行ない、パターンを検査することにより多層膜欠陥を検査する方法では、位相欠陥を検出できるものの、実際にパターン転写を行なう工程が必要であり、検査としては煩雑である。
また、上述したいずれの検査方法でも、修正が困難な欠陥が検出された場合は、たとえ微小サイズの欠陥であってもそのマスクブランクは不良品として取り扱われ、処分されることになる。
本発明の目的は、暗視野検出だけでは困難であった欠陥高さの高い位相欠陥や反射強度を低下させるのみの振幅欠陥に対する検出感度や検出信頼性を向上できるマスクブランク検査装置および方法を提供することである。
また本発明の目的は、上記検査方法によって欠陥の存在が判明した場合でも、信頼性の高い反射型マスクを高い歩留まりで製造できる反射型露光マスクの製造方法を提供することである。
また本発明の目的は、上記製造方法によって得られた反射型露光マスクを用いた半導体集積回路の製造方法を提供することである。
本発明の一実施例によれば、検査対象となる反射型マスクブランクに向けて検査光を照射し、被検査領域を照明する。そして、結像光学系を用いて、被検査領域からの反射光および散乱光の少なくとも一方を捕集する。画像センサは、結像光学系によって結像された像を検出し、画像処理部は、画像センサからの信号に基づいて、マスクブランクの欠陥の有無を判定する。その際、マスクブランクに対する検査光の入射角度および正反射角度が可変となるように、ステージおよび照明光学系の少なくとも一方は傾斜機構を有する。
こうした反射型マスクブランク検査において、前記結像光学系に向けてマスクブランクでの散乱光が入射し、検査光の正反射光が入射しない暗視野検査と、前記結像光学系に向けてマスクブランクでの散乱光および検査光の正反射光が入射する明視野検査とが切り替え可能であることが好ましい。
また、結像光学系によって結像された像を電子的に拡大するための画像拡大装置と、電子的に拡大された像を検出するための第2の画像センサとをさらに備えることが好ましい。
また、ステージを面内方向に移動するためのステージ駆動部をさらに備え、画像センサは、ステージの連続移動と同期して時間遅延積分動作(TDI:Time Delayed Integration)が可能なイメージセンサであることが好ましい。
また、画像処理部がマスクブランクの欠陥の存在を認識した場合、前記画像センサで得られた画素のうち欠陥を含む画素を中心とする局所的な画素群のみを抽出し、その位置情報とともに格納する欠陥情報格納部を備えることが好ましい。
また、検査光は、マスクパターン露光に用いる波長と同じ波長であることが好ましく、例えば、波長10nm〜15nmの極端紫外線であることが好ましい。
本発明の他の実施例によれば、検査対象となる反射型マスクブランクに向けて検査光を照射し、被検査領域を照明する。そして、被検査領域から反射した光のうち正反射光を除く散乱光を捕集し、被検査領域の暗視野像を検出する。検出した暗視野像に基づいて、マスクブランクの欠陥の有無を判定する。続いて、マスクブランクに対する検査光の入射角度を変更した後、変更した入射角度でマスクブランクに向けて検査光を照射し、被検査領域を照明する。そして、被検査領域からの反射光および散乱光の少なくとも一方を捕集し、被検査領域の明視野像または第2の暗視野像を検出する。検出した明視野像または第2の暗視野像に基づいて、マスクブランクの欠陥の有無を再度判定する。
さらに、反射型マスクブランクの上に吸収体パターンを形成して、反射型露光マスクを製造する場合、上述のようにマスクブランクの欠陥を検査して、欠陥の位置情報を事前に記憶しておく。続いて、記憶した欠陥位置情報に基づいて、吸収体パターンの形成位置を規定するための吸収体パターンマスクとマスクブランクとの相対位置を決定する。このとき、例えば、吸収体パターンが欠陥を覆い隠すように、吸収体パターンマスクの位置決めが可能である。そして、決定した相対位置に基づいて、マスクブランクの上に吸収体パターンを形成する。
このようにして得られたマスクを反射型露光装置に載置して、吸収体パターンを半導体基板に縮小投影することができる。さらに、こうした反射型露光方法を用いて半導体基板に集積回路パターンを形成し、半導体集積回路を製造することが可能である。
この実施例によれば、複数の照明角度を用いた暗視野検査や明視野検査が可能になるため、暗視野検出では困難であった欠陥高さの高い位相欠陥や反射強度を低下させるのみの振幅欠陥に対する検出感度や検出信頼性を向上できる。さらに、得られた欠陥位置情報を用いて、欠陥の影響を回避するように、反射型マスクブランクの上に吸収体パターンを形成することが可能になるため、反射型露光マスクの歩留まりが向上する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係るマスクブランク検査装置の一例を示す構成図である。マスクブランク検査装置は、検査光BMを発生する光源1と、反射型マスクブランクMBを載置するためのステージ2と、照明光学系としてのミラー1aと、結像光学系Lと、2次元アレイセンサSと、欠陥検出信号蓄積部6と、欠陥検出処理部7と、欠陥情報格納部8と、装置全体の動作を制御する主制御部9と、表示部DSなどで構成される。ここで、理解容易のため、紙面と直交する水平面をXY面とし、鉛直方向をZ軸とする。
マスクブランクMBは、図2に示すように、石英ガラス等の低熱膨張材で形成されたマスク基板MS上に、波長(例えば、13.5nm)の露光光に対して反射率が十分に得られるように、Si(シリコン)とMo(モリブデン)を交互に積層した多層膜MLを形成したものである。この多層膜MLの上に、所望のパターン形状を有する吸収体パターンを形成することによって、反射型露光マスクが得られる。
図1に戻って、光源1は、露光光と同じ波長の光を含む検査光BMを発生するEUV光源で構成される。ミラー1aは、凹面ミラーまたは平面ミラーで構成され、光源1からの検査光BMをスポット状にして、マスクブランクMBの被検査領域を照明する。通常の暗視野検査の場合、検査光BMの入射方向は、マスクブランクMBの法線方向とほぼ一致するように設定される。
結像光学系Lは、凹面ミラーL1と凸面ミラーL2を備え、凹面ミラーL1の中心に出射開口が設けられたシュバルツシルド(Schwarzschild)光学系として構成される。被検査領域で反射した光のうち、正反射方向およびその近傍に進行する鏡面反射光は、凸面ミラーL2によって遮断されて、暗視野光学系を構成している。一方、凹面ミラーL1に入射した散乱光は、凹面ミラーL1と凸面ミラーL2の組合せ倍率に従って拡大投影され、凹面ミラーL1の出射開口を通じてZ方向に出射される。結像光学系Lは、例えば、凹面ミラーL1による集光開口数が0.2、凸面ミラーL2による中心遮光開口数が0.1、組合せ倍率が26倍となるように設計される。
こうした暗視野光学系において、マスクブランクMB上に欠陥が存在しない場合は、散乱光が発生せず、鏡面反射光のみとなるので、結像光学系Lには捕捉されず、2次元アレイセンサSには入射しない。一方、マスクブランクMB上に欠陥が存在する場合は、散乱光が発生して、結像光学系Lに捕捉され、2次元アレイセンサSに入射する。そのため、高いS/N比の検査を実現できる。
2次元アレイセンサSは、複数の検出画素を有する、例えば、CCD(電荷結合素子)として構成され、受光面における光強度分布を電気信号にそれぞれ変換する。代替として、2次元アレイセンサSは、主制御部9からの同期信号SYに従って、ステージ2の連続移動と同期して時間遅延積分(TDI:Time Delayed Integration)動作が可能なイメージセンサで構成してもよく、信号積分によりノイズの低減および感度の向上を図ることができる。
欠陥検出信号蓄積部6は、2次元アレイセンサSからの電気信号を一時的に保存して、ノイズ除去処理を施したり、検出信号の位置を定義する画素番号の初期化処理を行う。欠陥検出処理部7は、欠陥検出信号蓄積部6で処理された信号を診断して、マスクブランクMBでの欠陥の存在およびその種類を判定する。欠陥検出処理部7の判定結果は、主制御部9を経由してディスプレイ等の表示部DSに送られて、欠陥の有無、個数、サイズ、位置などの欠陥情報を表示する。これらの欠陥情報は、検査したマスクブランクMBに固有のデータとして、欠陥情報格納部8にも格納される。
ステージ2は、主制御部9からのコマンドに従って、ステージ駆動部5によってXY方向にステップ移動または連続移動が可能である。ステージ2には、測長ミラー3が固定されており、レーザ測長器4によってステージ2のXY位置が精度良く計測される。計測したステージ2の位置情報は、主制御部9に伝送される。
また、ステージ2の高さ(Z位置)は、レーザ光をマスクブランクMBの表面に対して斜めに照射し、その反射光をモニタセンサ(不図示)で検出することによって計測される。計測したステージ2の高さ情報は、主制御部9に伝送される。
ステージ2には、高さ調整機構(不図示)を組み込んでもよく、ステージ2がXY方向に移動した場合でも、モニタセンサに受光される反射光の位置が一定になるように、ステージ2の高さ調整を行うことによって、検査光BMの合焦制御が可能になる。
さらに、ステージ2には、X軸回りの傾斜角およびY回りの傾斜角を調整する機構が組み込まれており、上述のレーザ高さ計測器を複数設置することにより、ステージ2がXY方向に移動した場合でも、マスクブランクMBの表面がXY面と常に平行になるように、傾き誤差を補正できる。また、こうした傾斜機構により、マスクブランクに対する検査光の入射角度および正反射角度を変更することができる。
また、図示してはいないが、ステージ2の近傍には、マスクブランクMBに形成された基準マークを検知するためのアライメントスコープが設置されている。
図2(a)は、反射型マスクブランクMBの全体を示す平面図であり、図2(b)は、欠陥11を含む拡大図である。図2(c)、図2(d)、図2(e)は、A−A’線に沿った断面図であり、図2(c)は凸状位相欠陥の様子を示し、図2(d)は凹状位相欠陥の様子を示し、図2(e)は振幅欠陥の様子を示す。
マスクブランクMBは、マスク基板MS上に、波長(例えば、13.5nm)の露光光に対して反射率が十分に得られるように、Si(シリコン)とMo(モリブデン)を交互に積層した多層膜MLを形成したものである。
多層膜MLを成膜する際、マスク基板MS上に、異物などの微細粒子が存在すると、多層膜MLはその影響を受けて、図2(c)に示すように、多層膜MLの表面が凸形状になって、凸状の位相欠陥12が発生する。逆に、マスク基板MSの表面に、微小な窪み、ピットが存在すると、図2(d)に示すように、多層膜MLの表面が凹形状になって、凹状の位相欠陥13が発生する。さらに、図2(e)に示すように、多層膜MLの表面付近に異物などが付着して反射率を低下させる振幅欠陥14が発生する場合もある。振幅欠陥は、薄い付着物のほか、多層膜の構造の一部がダメージを受けて発生する場合もある。
図1に戻って、マスクブランクMBからの反射光のうち欠陥部で散乱した光は、結像光学系Lを介して2次元アレイセンサS上に集光され、輝点として捉えられる。例えば、2次元アレイセンサSの1個の検出画素当りの寸法(ピクセルサイズ)は、マスクブランクMB上に換算して500nmに設定する。
マスクブランクMBの検査すべき位置は、マスクステージ2と同一の基板に固定されたミラー3の位置をレーザ測長器4によって検出することで判断される。そこで得られた位置情報は、主制御系9に伝送される。主制御系9は、その情報をモニタしながらステージ駆動部5を駆動し、マスクステージ2を移動させる。後述するように、マスクステージ2は、マスクブランクMBを所定量だけ傾斜できるように傾斜機能が備えられている。
図3は、図1に示す欠陥検査装置を用いて、図2に示すマスクブランクMBの欠陥を検出して得られた欠陥検出信号強度の計算例を示したグラフである。欠陥の高さは5nmであり、欠陥の幅(横軸)と検出信号強度(縦軸)との相関を示している。曲線15は、図2(c)に示す凸型の位相欠陥12及び図2(d)に示す凹型の位相欠陥13で得られた信号強度であり、ほぼ同一の傾向を有する。
しかし、図2(e)に示す振幅欠陥14で得られる出信号強度は、曲線16に示すように、位相欠陥に起因する曲線15と比べて極めて低いレベルである。たとえば幅100nmの振幅欠陥では、検出信号強度は幅40nm以下の位相欠陥と同レベルの位相欠陥検出信号強度しか得られない。幅40nm以下の位相欠陥は必ずしも致命的な欠陥ではないが、幅100nmの振幅欠陥は致命的な欠陥となりうるので、両者を区別する必要がある。
本実施形態では、検出信号強度が予め定めた所定の強度より低い場合、マスクブランクMBを所定量だけ傾斜させて、検査光の入射角度および正反射角度を変更した後、再度欠陥検出を行なう。
図4は、図1に示す検査装置において、ステージ2を傾斜させて、マスクブランクMBを所定量だけ傾斜させた状態を示す。ここでは、マスクブランクMBから鏡面反射する光(所謂0次光成分)20が、結像光学系Lを構成する凹面鏡L1に向かうように、マスクブランクMBの傾斜角を設定している。このとき、結像光学系Lを出射する収束ビーム10は0次光成分を含むようになり、欠陥の有無に関わらず正反射成分が2次元アレイセンサSに取り込まれて、明視野検査画像が得られる。この明視野検査画像は、暗視野検査画像と比べてコントラストが低下することがある。
その対策として、必要に応じて、検出倍率を増大させる光学系を挿入する構成に切り替える。即ち、収束ビーム10の光路中に平面ミラー21を挿入して、収束ビーム10をX線ズーミング管23に入射させる構成に切り替える。
平面ミラー21は、入射角45度で、検査光(例えば、EUV光)の反射率が最大となるように多層膜が成膜されたものである。X線ズーミング管23は、EUV領域や軟X線領域の光に感度を有する撮像管であり、CsI膜などのシンチレータ上に画像が入射すると、光電子が発生し、この光電子を電磁レンズで集光、拡大して、蛍光板で可視光に変換する機能を有する。電磁レンズの調整により、10倍から200倍まで連続的に拡大率を変更できる。蛍光板が発する光は、後方配置されたCCDカメラで観察できる。ここでは、X線ズーミング管23の後方に可視光用の2次元アレイセンサ24を配置して、明視野像の拡大像を撮像して検出信号を生成し、欠陥検出信号蓄積部6に送っている。
このようにして得られる明視野検査画像のシミュレーション結果を、暗視野検査画像と比較して図5に示す。ここで、欠陥の幅は60nmに固定したが、振幅欠陥の振幅反射率については0%と40%の2種類を設定した。
振幅反射率が0%のときは、曲線31に示すように暗視野検査画像でもコントラストの高い信号が得られ、明視野検査画像では、曲線32に示すように大きな信号変化が得られるので、いずれの検査画像でも欠陥検出は容易である。
一方、振幅反射率が40%の場合は、暗視野検査画像では曲線33に示すように信号強度が極めて低くなり検査感度が低下するが、明視野検査画像では曲線34に示すように依然として大きな信号変化が得られるので、欠陥検出は容易である。
以上のように、ステージ2を所定量だけ傾斜させることにより、光学系の変更を伴うことなく明視野検査が可能になる。そのため、暗視野検査では検出感度の低い振幅欠陥であっても、明視野検査に切り替えることによって検出感度を向上させることができる。なお、暗視野検査や暗視野検査において実際に得られる検出信号は、2次元アレイセンサS,24の検出画素サイズに応じて、画素ごとに積算された強度となる。
図6は、図4に示すステージ2を更に傾斜させて、マスクブランクMBから反射する鏡面反射光(0次光成分)20が、結像光学系Lの入射開口から外れた状態を示す図である。正反射成分が検査画像に含まれないので、得られる画像は暗視野検査画像である。ステージ2の傾斜以外は図1に示す構成と同一なので、重複する部分の説明は省略した。このときに得られる検出信号強度を、ステージ2が傾斜しない場合に得られる検出信号強度と比較して図7に示す。
図7(a)はステージ2が傾斜しない場合、図7(b)はステージ2が、図6に示すように傾斜した場合の検出信号強度を、位相欠陥の高さの関数として示したグラフである。位相欠陥の幅は60nmに固定した。
図7(a)に示す検出信号強度35は、欠陥高さの増大とともに最初は増加するが、欠陥高さが6nmを超えると低下する。たとえば、高さが10nmの致命的な位相欠陥に対する検出信号強度は、必ずしも致命的ではない高さが2nmの位相欠陥に対する検出信号強度と同等であり、両者の区別がつかない。
一方、図7(b)に示す検出信号強度36は、多少の強度変動はあるものの、位相欠陥の高さの高い領域では検出信号強度の低下は少ないので、致命的な欠陥については適度な欠陥検出信号が得られる。
なお、図6に示すステージ2の傾斜によって、検査光BMが遮られる可能性がある場合は、ステージ2を逆の傾斜角度に設定しても構わない。
図8は、本発明に係るマスクブランク検査方法の一例を示すフローチャートである。まずステップs1において、マスクブランクMBを本実施例の検査装置のステージ2上に載置する。ステージ駆動部5によって所望のXY位置に位置決めを行なった後、ステップs2において、光源1から発する検査光BMをマスクブランクMBの被検査領域に照明する。引き続き、ステップs3において反射光の強度分布を2次アレイセンサSで捉えて暗視野検出信号を取得し、ステップs4において欠陥検出のための判断処理を行なう。
欠陥有無の判定は、暗視野検出信号の強度と予め設定した所定の閾値THとの比較演算で行なわれ、検出信号強度が閾値THを超えると欠陥と判断する。ステップs5において欠陥有りと判断した場合は、ステップs6に移行して、欠陥情報を欠陥情報格納部8に格納する。欠陥無しと判断した場合は、ステップs7へジャンプする。
ステップs7においてマスクブランクMB全面に対応する検出画素をチェックしたかどうかの判断を行ない、検査領域が残っている場合は再びステップs3に戻る。このとき、マスクブランクMBを載置するステージ2は連続移動しても良いし、ステップ送りで隣接する領域を検査領域に入れても良い。以上で、図1に示す検査装置で得られる暗視野検査画像から判断した欠陥情報は、欠陥情報格納部8に格納される。
次に、再検査の手順について説明する。ステップs8において、得られた欠陥情報に対応する検出信号強度が、欠陥の分類のために別途定めた強度より低いかどうかを比較し、低い場合には、最初の暗視野検査とは異なる他の検査モードによる検査が必要と判断する。この場合、ステップs9に移行して、図4に示したような明視野検査モードか、図6に示したような第2の暗視野検査モードかを選択する。対象とする欠陥が検査領域に入るようにステージ2を移動させた後、明視野検査モードを選択した場合は、ステップs10において検査領域内の明視野検査画像を収集して、部分的な明視野検出信号を取得する。また、第2の暗視野検査モードを選択した場合は、ステップs11において検査領域内の暗視野検査画像を収集して、部分的な第2の暗視野検出信号を取得する。
最後に、ステップs12において検査画像の信号処理を行なって欠陥を再確認する。こうしてステップs6で記録された欠陥の検出信号強度が低い場合であっても、ステップs12における信号処理で得られる検出信号強度が高い場合は、致命的な欠陥として判定することが可能になる。
なお、本実施形態では、明視野検査画像と2種類の暗視野検査画像を収集するために、結像光学系Lの構成を変更することなく、マスクブランクMBを載置するステージ2を所定の角度だけ傾斜させる例を説明した。その代替として、図9に示すように、光源1からの検査光BMを反射するミラー1aの支持機構にX軸回りの傾斜機構37を設置して、マスクブランクMBに対する検査光BMの入射角度が可変となるように構成してもよい。マスクブランクMB上の同一の領域を異なる入射角度で照明できることにより、結像光学系Lの構成を変更することなく、検査光BMの入射角度および正反射角度が相違する検査モード、即ち、図1の暗視野検査、図4の明視野検査、図6の第2の暗視野検査のいずれかを実施することが可能になる。
さらに、本実施形態では、最初に図1の暗視野検査を行った後、必要に応じて図4の明視野検査または図6の第2の暗視野検査を選択的に行う例を説明した。その代替として、図1の暗視野検査後、図4の明視野検査および図6の第2の暗視野検査の両方を行っても構わない。
以上のように、本実施形態のマスクブランクの検査装置および検査方法を用いることによって、複数の検査モードでマスクブランクMBの位相欠陥や振幅欠陥を精度良く検査することができる。そのため、暗視野検出では困難であった欠陥高さの高い位相欠陥の検出信頼性が向上し、振幅欠陥(暗欠陥)の検出感度が向上する。
実施の形態2.
本実施形態では、第1実施形態で説明した検査装置および方法を用いてマスクブランクを検査して欠陥位置を特定し、その後、吸収体パターンを形成して多層膜マスクを作製してパターン転写を行なった例について説明する。
図10(a)は、第1実施形態で説明した検査装置に載置されるマスクブランクMBに、基準マーク37を形成した例を示す平面図である。図10(b)は、基準マーク37の拡大図であり、図10(c)は、図10(b)のB−B’線に沿った断面図である。
基準マーク37は、マスク基板MS上にSiとMoを交互に積層する多層膜MLを形成した後、FIB(Focused Ion Beam)等により形成された凹部38から構成される。この基準マーク37は、矩形状のマスクブランクMBにおいて4つの角部のうちの隣接する2つの角部近傍に設けられ、マスクブランクMBの検査の際、アライメントスコープ(不図示)で計測することによって、マスクブランクMBの基準座標を正確に決定できる役割を有する。凹部38をEUV光で観察した場合、大きな位相変化を伴ったパターン部として認識できる。したがって、基準マーク37をマスクブランクMB上の座標の基準として用い、検出される欠陥の位置は、基準マーク37を基準とした相対座標で定義できる。
特に限定されないが、基準マーク37の平面寸法は、例えば、200〜2000nm程度である。なお、基準マークの形成方法は、上記に限られること無く、例えば、平坦基板面上に多層膜MLを形成した後、多層膜ML上に短波長レーザ光を照射しても、基準マークとして活用できる。また、マスクブランクMBのエッジ位置を光学的に検出する方法を採用しても同等の効果が得られる。
基準マーク37は、電子線、紫外光、可視光を照射した場合も、その反射光からパターン検出が可能である。これにより、例えば、電子線を用いて吸収体パターンを形成する際、基準マーク37および欠陥は電子線により検出することが可能である。
次に、反射型のEUVL用マスクの製造方法について説明する。図11(a)は、EUVL用マスクの一例をパターン面から見た平面図である。EUVL用マスクMは、中央部には、半導体集積回路のパターンが形成されたデバイスパターンエリアMDEを有し、周辺部には、マスクの位置合せのためのマークやウエハアライメントマークなどを含むアライメントマークエリアMA1,MA2,MA3,MA4が配置される。
図11(b)は、図11(a)に示すマスクMのデバイスエリアMDEにおける断面図である。石英ガラス等の低熱膨張材で形成された基板MSの上に、Mo/Siからなる多層膜MLが成膜され、その上にキャッピング層103が成膜されている。その上に、バッファ層102を介して吸収体パターン101が設けられている。一方、基板MSの裏面側には、マスクMの静電チャックを可能にするためのメタル膜106がコートされている。
欠陥検査が済んだマスクブランクMBの上に、集積回路パターンに対応した吸収体パターンが形成される。従来は、修正が困難な欠陥が検出された場合、たとえ微小サイズの欠陥であってもそのマスクブランクは不良品として取り扱われ、処分されていた。
本実施形態では、マスクブランクMBに、位相欠陥や振幅欠陥などの各種欠陥が存在している場合でも、吸収体パターンで欠陥を覆い隠すことによって、マスクブランクの不良品率を削減することができる。
まず、上述した検査方法により、マスクブランクMBの欠陥の位置情報を事前に記憶しておく。このとき上述した基準マーク37を利用することにより、欠陥の位置座標を正確に把握することができる。
続いて、欠陥の個数が所定の数より少なくEUVL用マスクの製造が可能な場合は、記憶した欠陥位置情報に基づいて、吸収体パターンの形成位置を規定するための吸収体パターンマスクとマスクブランクMBとの相対位置を決定する。このとき、例えば、吸収体パターンが欠陥を覆い隠すように、吸収体パターンマスクの位置決めが可能である。そして、決定した相対位置に基づいて、マスクブランクMBの上に吸収体パターンを形成する。得られた反射型のEUVL用露光マスクMは、吸収体パターンの下に欠陥が隠れているため、半導体基板の露光投影には全く支障がない。
こうして得られたEUVL用マスクMを投影露光装置に載置して、吸収体パターンが定義する所望の集積回路パターンを半導体基板(ウェハ)上に転写する。
図12は、反射型露光装置の一例を示す構成図である。マスクMは、上述したマスク製造方法によって製造されたものである。露光光源40から発する中心波長13.5nmのEUV光は、複数の多層膜反射鏡で構成された照明光学系41を介して、マスクMのパターン面を照明する。パターン面からの反射光は、複数の多層膜反射鏡で構成された縮小投影光学系42(例えば、倍率1/4)を通過してウエハ43上に結像され、マスクMのデバイスエリアMDEに形成されている半導体集積回路のパターンが投影される。ウエハ43は面内で移動可能なステージ44に搭載されており、ステージ44の移動とパターン露光の繰返しにより、ウエハ43の所望の領域にパターンが露光転写される。このようにして、ウエハ43の全面に半導体集積回路パターンを露光転写できる。
以上のように、マスクブランクMB上に位相欠陥や振幅欠陥などの各種欠陥が存在している場合でも、吸収体パターンで欠陥を覆い隠すことによって、マスクブランクMBの不良品率を削減でき、その結果、半導体集積回路パターンの露光転写に関わるコストを低減することができる。
本発明は、微細かつ高精度なパターンを含む半導体装置を高い生産効率で製造できる点で、産業上極めて有用である。
本発明に係るマスクブランク検査装置の一例を示す構成図である。 図2(a)は、反射型マスクブランクMBの全体を示す平面図であり、図2(b)は、欠陥11を含む拡大図であり、図2(c)は、凸状位相欠陥の様子を示すA−A’断面図であり、図2(d)は、凹状位相欠陥の様子を示すA−A’断面図であり、図2(e)は、振幅欠陥の様子を示すA−A’断面図である。 暗視野検査画像の信号強度を示すグラフである。 図1に示す検査装置において、マスクブランクMBを傾斜させて明視野検査を行う場合を示す構成図である。 暗視野検査画像と明視野検査画像との信号強度を示すグラフである。 図1に示す検査装置において、マスクブランクMBを更に傾斜させて第2の暗視野検査を行う場合を示す構成図である。 図7(a)はマスクブランクMBを傾斜させないときに得られる暗視野検査画像の信号強度の欠陥高さ依存性を示すグラフであり、図7(b)はマスクブランクMBを傾斜させたときに得られる第2の暗視野検査画像の信号強度の欠陥高さ依存性を示すグラフである。 本発明に係るマスクブランク検査方法の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るマスクブランク検査装置の代替例を示す構成図である。 図10(a)は、基準マーク37が形成されたマスクブランクMBの全体を示す平面図であり、図10(b)は、基準マーク37の拡大図であり、図10(c)は、図10(b)のB−B’線に沿った断面図である。 図11(a)はEUVL用マスクの一例をパターン面から見た平面図であり、図11(b)は図11(a)に示すマスクMのデバイスエリアMDEにおける断面図である。 反射型露光装置の一例を示す構成図である。
符号の説明
1 光源、 1a ミラー、 2 ステージ、 3 測長ミラー、
4 レーザ測長器、 5 ステージ駆動部、 6 欠陥検出信号蓄積部、
7 欠陥検出処理部、 8 欠陥情報格納部、 9 主制御部、 10 収束ビーム、
21 平面ミラー、 23 X線ズーミング管、 24 2次元アレイセンサ、
37 基準マーク、 40 露光光源、 43 ウエハ、 44 ウエハステージ、
MB マスクブランク、 MS マスク基板、 ML Mo/Si多層膜、
M 多層膜マスク、 L 結像光学系、 S 2次元アレイセンサ。

Claims (11)

  1. 検査対象となる反射型マスクブランクを載置するためのステージと、
    検査光を発生するための光源と、
    光源からの検査光を用いて、前記マスクブランクの被検査領域を照明するための照明光学系と、
    被検査領域からの反射光および散乱光の少なくとも一方を捕集して、拡大結像するための結像光学系と、
    該結像光学系によって結像された像を検出するための画像センサと、
    前記画像センサからの信号に基づいて、マスクブランクの欠陥の有無を判定するための画像処理部とを備え、
    前記ステージおよび前記照明光学系の少なくとも一方は、マスクブランクに対する検査光の入射角度および正反射角度が可変となるように、傾斜機構を有することを特徴とするマスクブランク検査装置。
  2. 前記結像光学系に向けてマスクブランクでの散乱光が入射し、検査光の正反射光が入射しない暗視野検査と、前記結像光学系に向けてマスクブランクでの散乱光および検査光の正反射光が入射する明視野検査とが切り替え可能であることを特徴とする請求項1記載のマスクブランク検査装置。
  3. 結像光学系によって結像された像を電子的に拡大するための画像拡大装置と、
    電子的に拡大された像を検出するための第2の画像センサとをさらに備えることを特徴とする請求項1記載のマスクブランク検査装置。
  4. 前記ステージを面内方向に移動するためのステージ駆動部をさらに備え、
    前記画像センサは、ステージの連続移動と同期して時間遅延積分動作が可能なイメージセンサであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマスクブランク検査装置。
  5. 画像処理部がマスクブランクの欠陥の存在を認識した場合、前記画像センサで得られた画素のうち欠陥を含む画素を中心とする局所的な画素群のみを抽出し、その位置情報とともに格納する欠陥情報格納部を備えることを特徴とする請求項1記載のマスクブランク検査装置。
  6. 前記検査光は、極端紫外域の波長を含むことを特徴とする請求項1記載のマスクブランク検査装置。
  7. 検査対象となる反射型マスクブランクに向けて検査光を照射し、被検査領域を照明するステップと、
    被検査領域から反射した光のうち正反射光を除く散乱光を捕集し、被検査領域の暗視野像を検出するステップと、
    検出した暗視野像に基づいて、マスクブランクの欠陥の有無を判定するステップと、
    マスクブランクに対する検査光の入射角度を変更するステップと、
    変更した入射角度で、マスクブランクに向けて検査光を照射し、被検査領域を照明するステップと、
    被検査領域からの反射光および散乱光の少なくとも一方を捕集し、被検査領域の明視野像または第2の暗視野像を検出するステップと、
    検出した明視野像または第2の暗視野像に基づいて、マスクブランクの欠陥の有無を再度判定するステップとを含むことを特徴とするマスクブランク検査方法。
  8. 検査光の入射角度を変更するステップは、マスクブランクを載置するためのステージまたは、検査光を被検査領域を照明するための照明光学系を所定の角度だけ傾斜させることを特徴とする請求項7記載のマスクブランク検査方法。
  9. 前記ステージは、面内方向に移動可能であって、
    被検査領域の暗視野像を検出する場合、ステージの連続移動と同期して時間遅延積分動作を行うようにし、
    被検査領域の明視野像を検出する場合、ステージを静止した状態で静止像を検出することを特徴とする請求項8記載のマスクブランク検査方法。
  10. 反射型マスクブランクの上に吸収体パターンを形成するための反射型露光マスクの製造方法であって、
    請求項7〜9のいずれかに記載されたマスクブランク検査方法を用いて、マスクブランクの欠陥を検査するステップと、
    欠陥の位置情報を記憶するステップと、
    記憶した欠陥位置情報に基づいて、吸収体パターンの形成位置を規定するための吸収体パターンとマスクブランクとの相対位置を決定するステップと、
    決定した相対位置に基づいて、マスクブランクの上に吸収体パターンを形成するステップとを含むことを特徴とする反射型露光マスクの製造方法。
  11. 請求項10記載の反射型露光マスクの製造方法を用いて得られたマスクを反射型露光装置に載置して、吸収体パターンを半導体基板に縮小投影して露光を行う工程を含むことを特徴とする半導体集積回路の製造方法。
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