JP5118341B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に係わり、特に2層ゲート構造を有する第
1回路素子と、1層ゲート構造を有する第2回路素子を同一半導体基板上に搭載した半導
体記憶装置のゲート構造に関する。
NAND型不揮発性メモリは、半導体基板の素子領域上に形成されたメモリセルトラン
ジスタが複数個直列に接続されて、その両側に選択ゲートトランジスタが配置された構造
を有する。このNAND型不揮発性メモリの製造においては、製造工程を簡素化するため
に、メモリセルトランジスタと選択ゲートトランジスタの加工を同時に行っている。(例
えば、特許文献1参照。)
この製造方法では、半導体基板のメモリセル領域及び選択ゲート領域に第1の電極層を形
成する。この第1電極層の上に電極間絶縁膜を形成した後に、選択ゲート領域の電極間絶
縁膜を一部除去して下層ゲート電極層が露出する開口を形成する。次に、電極間絶縁膜上
に第2の電極層を形成し、第1及び第2の電極層ならびに電極間絶縁膜を電気的に絶縁す
ることで、メモリセル領域においては浮遊ゲート電極層と制御ゲート電極層からなる2層
ゲート構造のメモリセルのゲート電極を、また選択ゲート領域においては開口を介して下
層ゲート電極層と上層ゲート電極層が導通した1層ゲート構造の選択ゲート電極を形成す
る。ここで、選択ゲート領域において下層ゲート電極層が露出する開口を形成した際に、
下層ゲート電極層の露出部に自然酸化膜が形成され、上層ゲート電極層と下層ゲート電極
層との間で導通不良が生じる恐れがあるため、この自然酸化膜の除去のため、下層ゲート
電極層の露出部にフッ酸洗浄を行っている。しかし、下層ゲート電極層表面の自然酸化膜
の除去の際、開口内に露出された素子分離絶縁膜が削られて半導体基板の表面より低くな
ってしまう可能性がある。そのため、選択ゲート領域の上層ゲート電極層と半導体基板と
の電気的ショートが発生する恐れがある。
また、NAND型不揮発性メモリにおいては、微細化によりセル間干渉が問題になって
きているが、このセル間干渉を小さくするためにメモリセルトランジスタの浮遊ゲート電
極層の膜厚を薄くすることが有効である。(例えば、非特許文献1参照。)
しかし、浮遊ゲート電極層の膜厚を薄くして上述したフッ酸洗浄を行なうと次のような
の問題が有る。選択ゲート領域における電極間絶縁膜の除去は下層ゲート電極層上のみな
らず素子分離絶縁膜上についても行われる。したがって、フッ酸洗浄を行なうと、電極間
絶縁膜が除去された素子分離絶縁膜も削られる。この素子分離絶縁膜は、メモリセル領域
及び選択ゲート領域ではメモリセルトランジスタの制御ゲート電極層と浮遊ゲート電極層
との容量カップリング比を高めるために浮遊ゲート電極層の上面より低くなるよう形成さ
れると共に、メモリセルトランジスタの制御ゲート電極層及び選択ゲートトランジスタの
上層ゲート電極層が半導体基板と電気的にショートしないように半導体基板表面から突出
して形成されている。ここで、セル間干渉低減のために浮遊ゲート電極層を薄くすると、
フッ酸洗浄により素子分離絶縁膜の突出量を超えて素子分離絶縁膜が削られ、素子分離絶
縁膜が半導体基板の表面より低くなってしまう可能性があり、選択ゲート領域の上層ゲー
ト電極層と半導体基板との電気的ショートが発生する恐れがある。
特開2002−176114号公報 IEEE Non−Volatile Semiconductor Memory Workshop 2006 ページ9乃至11
本発明は上記点に鑑み、下層ゲート電極層の露出表面の自然酸化膜、または浮遊ゲート
電極層を除去する際に、素子分離絶縁膜が半導体基板の表面より低くなることを防ぎ、ゲ
ート電極と半導体基板との電気的ショートを防止することが可能な半導体記憶装置及びそ
の製造方法を提供する。
2層ゲート構造の回路素子が形成される第1領域と1層ゲート構造の回路素子が形成される第2領域を有する半導体基板と、前記第1及び第2領域をそれぞれ複数の素子領域に分離する第1及び第2素子分離絶縁膜と、前記第1領域の素子領域上に形成された第1ゲート絶縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜上に形成された第1ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層及び前記第1素子分離絶縁膜上に共通して形成された第1電極間絶縁膜と、前記第1電極間絶縁膜上に形成された第2ゲート電極層とを有する第1回路素子と、前記第2領域の素子領域上の第2ゲート絶縁膜上に形成された第3ゲート電極層と、記第3ゲート電極層及び前記第2素子分離絶縁膜上に共通して形成され、前記第3ゲート電極層の表面及び前記第2素子分離絶縁膜を露出する開口部を有する第2電極間絶縁膜と、前記第2素子分離絶縁膜上に形成されると共に前記第3ゲート電極層の露出表面上に形成され、前記第3ゲート電極層と電気的に接続される第4ゲート電極層とを有する第2回路素子とを具備し、前記第3ゲート電極層の膜厚が前記第1ゲート電極層の膜厚より厚く、前記第2電極間絶縁膜が上面に形成されている前記第2素子分離絶縁膜部分の上面が前記第3ゲート電極層の上面と等しい高さであり、前記開口部内に露出された前記第2素子分離絶縁膜部分の上面が前記第2領域の半導体基板の上面より高いことを特徴としている。
本発明によれば、下層ゲート電極層の露出表面の自然酸化膜、または浮遊ゲート電極を
除去の際、素子分離絶縁膜が半導体基板より低くなることを防ぎ、ゲート電極層と半導体
基板との電気的ショートを防止することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面において、同一又は
類似の部分には同一又は類似の符号をしている。但し、図面は模式的なものであり、厚み
と平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、図面相互間に
おいても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、NAND型不揮発性メモリにおいて、メモリセルトランジスタの第
1ゲート電極層の膜厚よりも、選択ゲートトランジスタ及びMOSトランジスタの第3ゲ
ート電極層の膜厚を厚くしたものである。
図1は本発明の第1の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの構造を模式的に示し
た図であり、図1(a)はメモリセル領域及び選択ゲート領域の平面図、図1(b)は周
辺回路領域を示した平面図である。ここで、「メモリセル領域」とは、メモリセルトラン
ジスタである第1回路素子が配置された領域を言い、またこれを第1領域とも言う。「選択
ゲート領域」とは、選択ゲートトランジスタである第2回路素子が配置されている領域を
言い、またこれを第2領域とも言う。また、「周辺回路領域」とは、メモリセル領域の外
側に配置され、メモリトランジスタや選択ゲートトランジスタを駆動するMOSトランジ
スタ等の周辺回路素子である第3回路素子が設けられた領域を言い、またこれを第2領域
とも言う。さらに「第3回路素子」とは、MOSトランジスタ、抵抗素子、キャパシター
、その他のダミーパターンを示す。
図1(a)に示すように、メモリセル領域1及び選択ゲート領域2には、図中Y方向に
素子形成領域であるアクティブエリア4aが素子分離絶縁膜14を介して帯状に複数本並
列して形成されている。メモリセル領域1には、Y方向に直交する図中X方向にワード線
W1、W2、・・・、W8が帯状に複数本並列して形成され、このアクティブエリア4a
とワード線W1、W2、・・・、W8の交差部分にそれぞれメモリセルトランジスタ6が
形成されている。
ワード線W1の外側の選択ゲート領域2には、ワード線W1と平行に選択ゲートSG1
が、またワード線W8の外側の選択ゲート領域2には、ワード線W8と平行に選択ゲート
SG2がそれぞれ形成されており、この選択ゲートSG1、SG2とアクティブエリア4
aの交差部分には、アクセスするメモリセルブロックを指定するための選択ゲートトラン
ジスタ7が配置されている。ここで、「メモリセルブロック」は任意の選択ゲートトラン
ジスタ7で挟まれたメモリセルトランジスタ6を含む領域である。選択ゲートトランジス
タ7の外側のアクティブエリア4a上には、メモリセルトランジスタ6のデータをビット
ライン(図示せず)に接続するためのコンタクト10aが配置されている。選択ゲートS
G1、SG2の下方には、後述する、選択ゲートSG1、SG2の全長に亘って、その幅
より狭い幅の開口部45を有する電極間絶縁膜が設けられている。なお、本実施形態では
メモリブロック毎のワードライン数が8本の構成であるが、16本、32本等更に多い構
成であっても良い。同様にアクティブエリア4aの本数も5本であるが更に多い構成であ
っても良い。
ここで、このNAND型不揮発性メモリを一例として高集積化に伴うセル間干渉の改善
を説明する。ここで、「セル間干渉」とは、着目するメモリセルにデータを書き込んだ後
、近隣のメモリセルにデータを書き込むと、着目するメモリセルのデータが変動するとい
う特性をいう。例えば、W5とアクティブエリア4aの交差部分に形成されたメモリセル
トランジスタ6a、6b、6cにおいて、メモリセルトランジスタ6bの浮遊ゲートに電
荷を注入しない状態においてメモリセルトランジスタ6aとメモリセルトランジスタ6c
の浮遊ゲートに電荷を注入する場合を考える。ここで、メモリセルトランジスタ6a、6
cの電荷注入時に高電界が発生する。この高電界により隣接するメモリセルトランジスタ
6bの浮遊ゲートに電荷が注入されデータ変動が発生する。この現象は微細化によりメモ
リセル間隔が短くなると隣接するメモリセルの書き込み時における電界の影響を強く受け
るため顕著になる。
図1(b)に示すように、周辺回路領域3aには、素子分離絶縁膜14で囲まれた1つ
のアクティブエリア4bと、このアクティブエリア4b上に設けられ、アクティブエリア
4bを2つの領域に分断するように素子分離絶縁膜14まで至る1つのゲート電極50か
らなる。アクティブエリア4bとゲート電極50との交差部分にはMOSトランジスタ8
が形成され、ゲート電極50を挟むようにアクティブエリア4b上にはソース/ドレイン
領域である不純物拡散層26が形成され、これら不純物拡散層26上にはそれぞれ形成さ
れたコンタクト10bを通じて、メタル配線(図示せず)に電気的に接続されている。ゲ
ート電極50にはコンタクト11が形成され、コンタクト11を通じて、メタル配線(図
示せず)に電気的に接続されている。ゲート電極50中には、アクティブエリア4bと素
子分離絶縁膜14領域に連続してまたがり、後述する開口部45を有する電極間絶縁膜が
設けられている。なお、本実施形態ではMOSトランジスタは1つしか配置されていない
が複数であっても良い。さらに、開口部の形状はMOSトランジスタの素子分離絶縁膜1
4及びゲート電極502の少なくとも一部を取り除くものであればどのような形状をして
いても良い。 図2は第1の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの模式的な断面構
造を示す図であり、図2(a)は図1(a)のA−A線に沿った断面図、図2(b)は図
1(a)のB−B線に沿った断面図、図2(c)は図1のC−C線に沿った断面図、図2
(d)は図1(a)のD−D線に沿った断面図、図3(a)は図1(b)のE−E線に沿
った断面図であり、図3(b)は図1(b)のF−F線に沿った断面図である。なお、図
1と同一部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図2及び第3図に示されるように、メモリセル領域1、選択ゲート領域2、及び周辺回
路領域3aの半導体基板20上にはゲート絶縁膜21が形成されている。そして、メモリ
セル領域1のゲート絶縁膜21部分上には、所定間隔をもってメモリセルトランジスタ6
のゲート電極30が複数形成されている。このメモリセルトランジスタ6のゲート電極3
0は、それぞれゲート絶縁膜21部分上に形成された第1ゲート電極層(浮遊ゲート電極
層)22、この第1ゲート電極層22の上に形成された第1電極間絶縁膜23、この第1
電極間絶縁膜23の上に形成された第2ゲート電極層(制御ゲート電極層)24とから構
成されている。第2ゲート電極層24の上には、例えばシリコン窒化膜からなる絶縁膜2
5が形成されている。この構成により、メモリセルトランジスタ6のゲート電極30は、
第1ゲート電極層22と第2ゲート電極層24とが第1電極間絶縁膜23で電気的に絶縁
された2層ゲート構造となっている。なお、メモリセルトランジスタ6のゲート電極30
を挟むように半導体基板20の表面付近には、不純物拡散層26が形成されている。
選択ゲート領域2のゲート絶縁膜21部分上には、選択ゲートトランジスタ7のゲート
電極40が形成されている。選択ゲートトランジスタ7のゲート電極40は、第1ゲート
電極層22と同じ膜厚でゲート絶縁膜21b上に形成された第1下層ゲート電極層41a
とこの第1下層ゲート電極層41a上に形成された第2下層ゲート電極層42aとからな
る下層ゲート電極層(第3ゲート電極層)43aと、第1電極間絶縁膜23と同じ膜厚で
第2下層ゲート電極層42a上に形成された第2電極間絶縁膜44aと、第2ゲート電極
層24と同じ膜厚で第2電極間絶縁膜44a上に形成された上層ゲート電極層46a(第
4ゲート電極層)とから構成されている。第2電極間絶縁膜44aは第2下層ゲート電極
層42a及び後述の第2素子分離絶縁膜14bの表面を露出する開口部45aを有してい
る。また、この開口部45aは第2下層ゲート電極層42aよりも狭い幅に形成されてい
る。この開口部45aにより露出された第2下層ゲート電極層42aの表面上には上層ゲ
ート電極層46aが形成されている。上層ゲート電極層46a上には絶縁膜25が形成さ
れている。この構成により、選択ゲートトランジスタ7のゲート電極40は、上層ゲート
電極層46aと下層ゲート電極層43aとが電気的に接続された1層ゲート構造となって
いる。なお、選択ゲートトランジスタ7のゲート電極40を挟むように半導体基板20の
上表面付近には、不純物拡散層26が形成されている。
ここで、メモリセルトランジスタ6のゲート電極30と選択ゲートトランジスタ7のゲ
ート電極40を比較すると、半導体基板20の上面からの選択ゲートトランジスタ7の第
2電極間絶縁膜44aの高さは、メモリセルトランジスタ6の第1電極間絶縁膜23の高
さよりも第2下層ゲート電極層42aの膜厚分だけ高く形成されている。すなわち、選択
ゲートトランジスタ7の下層ゲート電極層43aの膜厚がメモリセルトランジスタ6の第
1ゲート電極層22の膜厚よりも厚く形成されている。
図2(b)乃至図2(d)に示されるように、アクティブエリア4a、4b以外の素子
分離絶縁膜14の半導体基板20には素子分離溝が形成され、この素子分離溝に半導体基
板20の上面から突出した素子分離絶縁膜14が埋め込まれている。メモリセル領域1の
メモリセルトランジスタ6を素子分離する素子分離絶縁膜14を第1素子分離絶縁膜14
aとし、選択ゲート領域2の選択ゲートトランジスタ7を素子分離する素子分離絶縁膜1
4を第2素子分離絶縁膜14bとする。
図2(b)に示されるように、選択ゲート領域2における第2電極間絶縁膜44aの開
口部45a内では、下層ゲート電極層43上面を含む第2素子分離絶縁膜14b上面に上
層ゲート電極層(第4ゲート電極層)46aが直接形成されており、第2素子分離絶縁膜
14bの上面の半導体基板20の上面からの高さは、下層ゲート電極層43aの上面の高
さよりも低く、半導体基板20の上面より高く形成されている。
また、図2(c)に示されるように、第2電極間絶縁膜44aの開口部45a以外では
、下層ゲート電極層43の上面を含む第2素子分離絶縁膜14b上面に第2電極間絶縁膜
44aを介して上層ゲート電極層46aが形成されており、第2素子分離絶縁膜14bの
上面の半導体基板20の上面からの高さは、下層ゲート電極層43aの上面とほぼ等しく
形成されている。
図2(d)に示されるように、メモリセル領域1では、第1素子分離絶縁膜14aの上
面の半導体基板20の上面からの高さは、第1ゲート電極層22の上面の高さよりも低く
形成されている。また、第1電極間絶縁膜23は、第1素子分離絶縁膜14a上及び第1
ゲート電極層22表面に形成されており、この第1電極間絶縁膜23を介して第1素子分
離絶縁膜14aを含む第1ゲート電極層22表面に第2ゲート電極層24が形成されてい
る。
図3(a)に示されるように、周辺回路領域3aにはMOSトランジスタ8のゲート電
極50が形成されている。MOSトランジスタ8のゲート電極50は、選択ゲート領域2
のゲート電極30と同様に、半導体基板20上にゲート絶縁膜21を介して第1ゲート電
極層22と同じ膜厚に形成された第1下層ゲート電極層41bとこの第1下層ゲート電極
層41bの上に第2下層ゲート電極層42aと同じ膜厚に形成された第2下層ゲート電極
層42bとからなる下層ゲート電極層(第3ゲート電極層)43bと、この下層ゲート電
極層43bの上に形成された第2電極間絶縁膜44bと、この第2電極間絶縁膜44b上
に形成された上層ゲート電極層(第4ゲート電極層)46bから構成されている。この上
層ゲート電極層46b上にはシリコン窒化膜からなる絶縁膜25が形成されている。第2
電極間絶縁膜44bは第2下層ゲート電極層42b及び第2素子分離絶縁膜14cの表面
を露出する開口部45bを有している。おり、この開口部45bは第2下層ゲート電極層
42bよりも狭い幅に形成されている。この開口部45bにより露出された第2下層ゲー
ト電極層42bの表面上には上層ゲート電極層46bが形成されている。この構成により
、周辺回路領域3のMOSトランジスタ8のゲート電極50は、上層ゲート電極層46b
と下層ゲート電極層43が電気的に接続された1層ゲート構造となっている。なお、MO
Sトランジスタ8のゲート電極50を挟むように半導体基板20の表面付近には、不純物
拡散層26が形成されている。
図3(b)に示されるように、また、周辺回路領域3aにおけるアクティブエリア4b
以外の半導体基板20部分には、素子分離溝が形成され、この素子分離溝に半導体基板2
0の上面から突出した素子分離絶縁膜14が埋め込まれている。周辺回路領域3aのMO
Sトランジスタ8を素子分離する素子分離絶縁膜14についても第2素子分離絶縁膜14
cとする。上面に上層ゲート電極層46bが形成されている第2素子分離絶縁膜14cの
上面の半導体基板20の上面からの高さは、選択ゲート領域2と同様に下層ゲート電極層
43bの上面の高さより低く形成されている。
図4は図1及び図2に示した選択ゲートSG1における第2素子分離絶縁膜14bの形
状を模式的に示した斜視図である。なお、図4中の図1及び図2と同一部には同一符号を
付し、説明を省略する。図4に示されるように、X方向に選択ゲートSG1が伸びており
、X方向に直交するY方向にアクティブエリア4aが伸びている。この選択ゲートSG1
とアクティブエリア4aの交差部分に選択ゲートトランジスタ7が形成されている。第2
電極間絶縁膜44aは下層ゲート電極層43aの表面と第2素子分離絶縁膜14bの表面
とを露出する開口部45aを有している。よって、開口部45a内の下層ゲート電極層4
3aの露出表面に形成された自然酸化膜を除去する際、開口部45a内に露出されている
第2素子分離絶縁膜14bの上部が除去されるが、開口部45a内の第2素子分離絶縁膜
14bの上面の半導体基板20の上面からの高さは、下層ゲート電極層43aの上面の高
さよりも低くなるが、半導体基板20の上面よりも高い。
次に、このNAND型不揮発性メモリの製造方法を図5乃至図36を参照して説明する
。図5乃至図36は、NAND型不揮発性メモリの製造工程の模式的な断面図である。
図5、図7、図9、図11、図13、図15、図17、図19、図21、図23、図25
、図27、図29、図31、図33、図35の各図(a)は図1(a)のA−A線に沿っ
た断面図、各図(b)は図1(a)のB−B線に沿った断面図、各図(c)は図1(a)
のC−C線に沿った断面図、各図(d)は図1(a)のD−D線に沿った断面図、図6、
図8、図10、図12、図14、図16、図18、図20、図22、図24、図26、図
28、図30、図32、図34、図36の各図(a)は図1(b)のE−E線に沿った断
面図、各図(b)は図1(b)のF−F線に沿った断面図である。
図5及び図6に示すように、まず、半導体基板(例えばシリコン基板)20上に、例え
ばシリコン酸化膜(以下、SiOと称する)からなるゲート絶縁膜21を膜厚50Åか
ら100Å程度に形成する。このゲート絶縁膜21上に、例えば多結晶シリコンからなる
第1ゲート電極層22を膜厚30nmから50nm程度に形成する。この第1ゲート電極
層22は、後に、メモリセル領域1においては第1ゲート電極層22、選択ゲート領域2
及び周辺回路領域3aにおいては第1下層ゲート電極層41a、41bを構成する。以下
、メモリセル領域1における第1ゲート電極層22を第1ゲート電極層22、選択ゲート
領域2及び周辺回路領域3aにおける第1ゲート電極層22を第1下層ゲート電極層41
a、42bと称する。この第1ゲート電極層22及び第1下層ゲート電極層41a、41
b上に、例えばシリコン窒化膜(SiN)からなる第1マスク材27を膜厚20nm以上
に形成する。
次に、図7及び図8に示すように、第1マスク材27上にフォトレジスト(図示せず)
を塗布し、フォトレジストをリソグラフィによりパターンニングし、メモリセル領域1を
覆い、メモリセル領域1以外を露出させたフォトレジストパターンを形成した後、フォト
レジストパターンをマスクにしてエッチングによりメモリセル領域1以外の第1マスク材
27を除去する。その後、メモリセル領域1上のフォトレジストパターンを除去する。
次に、図9及び図10に示すように、第1ゲート電極層22上及び第1マスク材27上
に、例えば多結晶シリコンからなる第2下層ゲート電極層42a、42bを、第1下層ゲ
ート電極層41a、41b上において第1マスク材27の上面よりも20nm以上高く形
成する。
次に、図11及び図12に示すように、CMP(Chemical Mechanic
al Polishing)により第1マスク材27の上面が露出するまで第2下層ゲー
ト電極層42a、42bを研磨する。この時、オーバーエッチングのために第2下層ゲー
ト電極層42a、42bも5nmから10nm程度削られる。
次に、図13及び図14に示すように、さらに第1マスク材27及び第2下層ゲート電
極層42a、42b上に第1マスク材27と同じ材質の第2マスク材28を膜厚40nm
程度に形成する。次に、図15及び図16に示すように、第2マスク材28をリソグラフ
ィによりパターンニングし、このパターニングされた第2マスク材28をマスクとしてメ
モリセル領域1における第1ゲート電極層22及びゲート絶縁膜21、選択ゲート領域2
における第1、第2下層ゲート電極層41a、42a及びゲート絶縁膜21、及び周辺回
路領域3aにおける第1、第2下層ゲート電極層41b、42b及びゲート絶縁膜21を
エッチングして半導体基板20内に達する素子分離溝15をそれぞれ形成する。
次に、図17及び図18に示すように、この素子分離溝15に、例えばシリコン酸化膜
(SiO2)からなる素子分離絶縁膜14を埋め込んだ後、第2マスク材28をストッパ
としてCMPにより素子分離絶縁膜14を平坦化する。ここで、メモリセル領域1には、
メモリセルトランジスタ6を素子分離する第1素子分離絶縁膜14aが形成され、選択ゲ
ート領域2及び周辺回路領域3aには、選択ゲートトランジスタ7を素子分離する第2素
子分離絶縁膜14b及びMOSトランジスタ8を素子分離する第2素子分離絶縁膜14c
が形成される。
次に、図19及び図20に示すように、素子分離絶縁膜14の上部をエッチングし、第
1素子分離絶縁膜14aと第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20の
上面からの高さを、第2下層ゲート電極層42a、42bの上面の高さと一致するように
調整する。ここで、第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20の上面か
らの高さは40nm以上となっている。
次に、図21及び図22に示すように、メモリセル領域1以外をフォトレジスト29で
マスクし、図21(d)に示すように、第1素子分離絶縁膜14aの上部をエッチングし
て、第1素子分離絶縁膜14aの上面の高さを、半導体基板20の上面よりは高く、第1
ゲート電極層22の上面の高さよりも低くする。なお、第2素子分離絶縁膜14b、14
cは、フォトレジスト29により覆われているので、エッチングされず、高さは変わらな
い。
次に、図23及び図24に示すように、フォトレジスト29と第2マスク材28を除去
した後、第1及び第2素子分離絶縁膜14a、14b、14c上、第1ゲート電極層22
上、及び第2下層ゲート電極層42a、42b上に、例えばONO(Oxide−Nit
ride−Oxide)膜からなる電極間絶縁膜23を膜厚12nmから17nm程度に
形成する。この電極間絶縁膜23は、後にメモリセル領域1においては第1電極間絶縁膜
23に、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおいては、第2電極間絶縁膜44a、
44bとなる。以下、メモリセル領域1における電極間絶縁膜23を、第1電極間絶縁膜
23、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおける電極間絶縁膜23を第2電極間絶
縁膜44a、44bと称する。さらにこの第1及び第2電極間絶縁膜23、44上に、例
えば多結晶シリコンからなる第2下部ゲート電極層24aを膜厚30nmから60nm程
度に形成する。この第2下部ゲート電極層24aは、後にメモリセル領域1においては第
2ゲート電極層24の一部に、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおいては、上層
ゲート電極層46a、46bの一部を構成する。以下、メモリセル領域1における第2ゲ
ート電極層24を、第2下部ゲート電極層24a、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3
aにおける第2下部ゲート電極層24aを第1上層ゲート電極層46a−1、46b−1
と称する。
次に、図25及び図26に示すように、第2電極間絶縁膜44a、44bに開口部45
a、45bを形成するために、第2下部ゲート電極層24a、第1上層ゲート電極層46
a−1、46b−1上にフォトレジスト(図示せず)を塗布し、リソグラフィによりフォ
トレジストをパターンニングした後、このレジストマスクとして選択ゲート領域2の第1
上層ゲート電極層46a−1及び第2電極間絶縁膜44aの一部と周辺回路領域3aの第
1上層ゲート電極層46b−1及び第2電極間絶縁膜44bの一部をそれぞれ除去し、第
2電極間絶縁膜44a、44bに下層ゲート電極層43a、43bの表面と第2素子分離
絶縁膜14b、14cの表面を露出する開口部45a、45bをそれぞれ形成する。その
後、レジストマスクを除去する。
次に、図27及び図28に示すように、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおけ
る第2電極間絶縁膜44a、44bの開口部45a、45bにより露出された下層ゲート
電極層43a、43bの表面に形成されたSiO2からなる自然酸化膜(図示せず)を除
去するため、例えばフッ化水素またはフッ酸などのフッ酸系の薬液を用いて洗浄を行なう
。ここで、図27(b)及び図28(b)に示されるように、第2電極間絶縁膜44a、
44bの開口部45a、45bにより露出されたSiO2からなる第2素子分離絶縁膜1
4b、14cの表面もフッ酸系の薬液を用いた洗浄により、30nm程度削られる。しか
し、素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20の上面からの高さは、少なく
とも10nm以上確保されており、半導体基板20の上面よりも高くなる。なお、第2素
子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20の上面からの高さは、半導体基板2
0の上面よりも高ければ、第1下層ゲート電極層41b、41cの上面よりも低くなって
も構わない。
次に、図29及び図30に示すように、第2下部ゲート電極層24aの表面、第2電極
間絶縁膜44a、44bの開口部45a、45bから露出された下層ゲート電極層43a
、43bの表面、及び第2素子分離絶縁膜14b、14cの表面に第2上部ゲート電極層
24bを膜厚60nmから100nm程度に形成する。この第2上部ゲート電極層24b
は、後にメモリセル領域1においては第2ゲート電極層24の残部に、選択ゲート領域2
及び周辺回路領域3aにおいては、上層ゲート電極層46a、46bの残部を構成する。
以下、メモリセル領域1における第2上部ゲート電極層23bを、第2上部ゲート電極層
24b、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおける第2上部ゲート電極層24bを
第2上層ゲート電極層46a−2、46b−2と称する。
次に、図31及び図32に示すように、メモリセル領域1の第2ゲート電極層24上、
選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aの上層ゲート電極層46a、46b上に、例えば
シリコン窒化膜(SiN)からなる絶縁膜25を膜厚100nmから200nm程度に形
成する。次に、図33及び図34に示すように、絶縁膜25上に、例えばシリコン酸化膜
(SiO)からなる第3マスク材31を形成し、この第3マスク材31をリソグラフィ
によりパターンニングする。
次に、図35及び図36に示すように、第3マスク材31をマスクに用いて異方性エッ
チングにて絶縁膜25、第2ゲート電極層24、上層ゲート電極層46a、46b、第1
及び第2電極間絶縁膜23、44a、44b、第1ゲート電極層22、及び下層ゲート電
極層43を除去して、メモリセルトランジスタ6、選択ゲートトランジスタ7及びMOS
トランジスタ8のゲート電極30、40、50を形成する。その後、第3マスク材31を
除去し、イオンインプランテーション法によりゲート電極30、40、50をマスクとし
て半導体基板20に不純物拡散層26を形成する。なお、第3マスク材31はゲート電極
30、40、50の形成時における絶縁膜25の異方性エッチング以降の異方性エッチン
グにより全て除去される場合もある。
これにより、半導体基板20上にゲート絶縁膜21を介して第1ゲート電極層22と、
この第1ゲート電極層22上に第1電極間絶縁膜23を介して形成された第2ゲート電極
層24を備えた2層ゲート構造のメモリセルトランジスタ6が形成され、半導体基板20
上にゲート絶縁膜21を介して第1下層ゲート電極層41a、41bと第2下層ゲート電
極層42a、42bの積層構造の下層ゲート電極層(第3ゲート電極)43と、この下層
ゲート電極層43a、43b上に形成された開口部45a、45bを有する第2電極間絶
縁膜44a、44bと、この第2電極間絶縁膜44a、44b上に形成され、下層ゲート
電極層43a、43bと電気的に接続された上層ゲート電極層46a、46を備えた1層
ゲート構造の選択ゲートトランジスタ7及びMOSトランジスタ8が形成される。
その後、ゲート電極30、40、50を覆うように、半導体基板20の全面に層間絶縁
膜(図示せず)が形成される。その後、この層間絶縁膜及びゲート絶縁膜21を貫通して
不純物拡散層26の表面に接続するコンタクト10a、10bが形成され、また層間絶縁
膜及び絶縁膜25を貫通して上層ゲート電極層46a、46bに接続するコンタクト11
が形成される。次に、層間絶縁膜上に電気信号を転送する上層メタル配線(図示せず)が
形成される。これにより、NAND型不揮発性メモリが得られる。
本実施形態によれば、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aの下層ゲート電極層43
a、43bをメモリセル領域1の第1ゲート電極層22の膜厚より厚くする。すなわち、
下層ゲート電極層43a、43bは、第1ゲート電極層22と同じ第1下層ゲート電極層
41a、41b上に第2下層ゲート電極層42a、42bを積層した2層構造にすること
により、下層ゲート電極層43a、43bの膜厚をメモリセル領域1の第1ゲート電極層
22の膜厚より厚くしている。また、予め、第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の
半導体基板20からの高さを、下層ゲート電極43a、43bの上面の高さとほぼ同じに
形成している。従って、第2電極間絶縁膜44a、44bにおける開口部45a、45b
内の下層ゲート電極層43a、43bの露出表面に形成された自然酸化膜を除去する際、
開口部45a、45b内に露出されている第2素子分離絶縁膜14b、14cの上部が除
去されるが、開口部45a、45b内の第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導
体基板20の上面からの高さは、下層ゲート電極層43a、43bの上面の高さより低く
なるが、半導体基板20の上面よりも高い。そのため、選択ゲートトランジスタ7及びM
OSトランジスタ8の上層ゲート電極層46a、46bと半導体基板20との電気的ショ
ートを防止することができる。
また、上面に上層ゲート電極層46a、46bが形成されている第2素子分離絶縁膜1
4b、14cの上面の半導体基板20の上面からの高さは、第2下層ゲート電極層42a
、42bの膜厚を厚くすることにより高くできる。つまり、メモリセルトランジスタ6の
第1ゲート電極層22を薄膜化しても第2下層ゲート電極層412a、42bの膜厚を厚
くすれば、選択ゲートトランジスタ7及び周辺回路領域のMOSトランジスタ8に隣接し
、上面に上層ゲート電極層46a、46bが形成されている第2素子分離絶縁膜14b、
14cの上面の半導体基板20の上面からの高さを維持することができる。従って、第2
下層ゲート電極層42a、42bの膜厚を厚くすることにより、メモリセルトランジスタ
6の第1ゲート電極層22を薄膜化してセル間干渉を低減するこができる。
なお、上記実施形態において、選択ゲートトランジスタ7及びMOSトランジスタ8の
下層ゲート電極層43a、43bは、第1ゲート電極層22(第1下層ゲート電極層41
a、41b)の形成後に、第2下層ゲート電極層42a、42bを形成した後、レジスト
マスクでメモリセル領域1以外をマスクし、メモリセル領域1の第2下層ゲート電極層4
2をRIEエッチングやWETエッチングにて除去して形成しても良い。
また、第2電極間絶縁膜44a、44bの開口部45a、45bから露出された下層ゲ
ート電極層43a、43b表面の自然酸化膜の除去は、フッ酸系の薬液以外でも酸化膜を
エッチングできる薬液であれば適用可能である。
また、メモリセルトランジスタ6の第2ゲート電極層24の上面、選択ゲートトランジ
スタ7及びMOSトランジスタ8の上層ゲート電極層46a、46bの上面に、タングス
テン等のメタルを積層してゲート電極を低抵抗化することも可能である。例えば第2ゲー
ト電極層24及び上層ゲート電極層46a、46bにポリシリコンを用い、この第2ゲー
ト電極層24及び上層ゲート電極層46a、4346上に、例えばコバルト、マンガン、
またはマグネシウムなどを堆積させて熱処理することによってシリサイド層を形成するこ
とも可能である。
また、素子分離溝またはゲート電極の形成においては、フォトレジストによるソフトマ
スクを使用して形成することも可能である。
また、第2ゲート電極層24及び上層ゲート電極層46a、46bは、第2電極間絶縁
膜44に開口部45を形成した後、第2下部ゲート電極層24a、46a−1、46b−
1と第2上部ゲート電極層24b,46a−2、46b−2を順次形成することも可能で
ある。
また、周辺回路領域3aにおける第2電極間絶縁膜44bの開口部45bは、図37(
a)に示すように、ゲート電極50(下層ゲート電極層41)と同じ幅で、アクティブエ
リア4bの一側の第2素子分離絶縁膜14cの一部とゲート電極50の一部とを露出させ
る形状、図37(b)に示すように、アクティブエリア4b上のゲート電極50とアクテ
ィブエリア4b近傍の第2素子分離絶縁膜14cを部分的に露出させるH字形状、図37
(c)に示すように、アクティブエリア4b上のゲート電極50とアクティブエリア4b
近傍の第2素子分離絶縁膜14cの一部を露出させる複数のスリット形状であっても良い
また、ゲート電極30、40、50の加工に際して、図38及び図39に示すように、
予めCMPによって絶縁膜25を平坦化した後、第3マスク材31を設けても良い。この
場合、ゲート電極のパターンニングにおけるリソマージン及び加工マージンを向上できる
また、周辺回路領域3aのアクティブエリア4bに複数のMOSトランジスタ8を形成
しても良く、または複数のアクティブエリア4bを配置し、複数のMOSトランジスタ8
を形成しても良い。また、MOSトランジスタ8は、N型またはP型のいずれでもあって
も良い。
また、上記実施形態の製造方法では、素子分離絶縁膜14はゲート絶縁膜21を形成し
た後に形成しているが、先に素子分離絶縁膜14を形成し、後でゲート絶縁膜21を形成
する、いわゆるゲート後作りプロセスの適用も可能である。
また、第1ゲート電極層22と第2ゲート電極層24とを異なる材料で構成することも
可能である。
また、メモリセル領域1の素子分離絶縁膜14aの上面の半導体基板20の上面からの
高さを半導体基板20の上面より低くしても、第2下層ゲート電極層42の膜厚を調整す
ることによって本実施形態と同様の効果を得られる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、NAND型不揮発性メモリにおいて、MOSトランジスタが設けら
れた周辺回路領域と異なる周辺回路領域にMOSトランジスタと同様の1層ゲート構造を
用いて抵抗素子を構成することを特徴とする。
図40は本発明の第2の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリにおける抵抗素子の
構造を模式的に示した図であり、図40(a)は、抵抗素子の構造を模式的に示した平面
図であり、図40(b)は、図40(a)のA−A線に沿った断面図、図40(c)は、
図40(a)のB−B線に沿った断面図である。なお、第1の実施形態と同一または類似
の部分には同一符号を付し、以下、本実施形態の特徴部分のみ説明する。
図40(a)に示されるように、本実施形態では、MOSトランジスタが形成された周
辺回路領域3aと異なる周辺回路領域3bに抵抗素子100が形成されている。この抵抗
素子100は、第2素子分離絶縁膜14cで囲まれたアクティブエリア4c上に設けられ
、図中Y方向に伸び、アクティブエリア4cを左右の領域に分けるように第2素子分離絶
縁膜14c上にまで至るゲート電極60と、ゲート電極60の両端部にそれぞれ設けられ
てゲート電極60へ電位を与えるためのコンタクト16a、16bとを備えている。
このゲート電極60は、図40(b)及び図40(c)に示されるように、半導体基板
20上にゲート絶縁膜21を介して形成され、第1の実施形態におけるMOSトランジス
タ8とほぼ同じ構造、すなわち、第1及び第2下層ゲート電極層41b、42bの積層構
造の下層ゲート電極層43bと、この下層ゲート電極層43cb上に形成された開口部4
5bを有する第2電極間絶縁膜44bと、この第2電極間絶縁膜44b上に形成された上
層ゲート電極層46bと、この上層ゲート電極層46b上に形成された絶縁膜25とを備
えている。
そして、第2電極間絶縁膜44bの開口部45bは、下層ゲート電極層43b及び第2
素子分離絶縁膜14bに跨って形成されている。また、第2電極間絶縁膜44bが上面に
形成されている第2素子分離絶縁膜14b部分の上面の半導体基板20の上面からの高さ
は、下層ゲート電極層43bの上面とほぼ同じに形成され、上層ゲート電極層46bが上
面に形成されている第2素子分離絶縁膜14b部分の上面の半導体基板20の上面からの
高さは、下層ゲート電極43bの上面の高さよりも低く、半導体基板20の上面よりも高
く形成されている。
また、コンタクト16a、16bは、ゲート電極60の両端部にそれぞれ配置され、絶
縁膜25を貫通して上層ゲート電極46cに達するように設けられている。
なお、メモリセルトランジスタ6、選択ゲートトランジスタ7及びMOSトランジスタ
8部分については、第1の実施形態と同様の構成である。また、上記抵抗素子の製造方法
は、第1の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリと同様のために説明を省略する。
本実施形態によれば、上記第1の実施の形態と同様の効果が得られる他に、下層ゲート
電極層43b、46bcを抵抗体とし、ゲート電極60の両端部にコンタクト16a、1
6bを設けることにより、容易に抵抗素子を得ることができる。
なお、本実施形態において、コンタクト16a、16b間の距離、コンタクト数、第2
下層ゲート電極層41bの厚さ、第2電極間絶縁膜44bの開口部45bの形状、または
ゲート電極60の形状などを変更することで容易に抵抗素子の抵抗値を変化させることが
可能である。
また、抵抗素子を複数個配置すること、また直列配置、並列配置して上層メタル配線で
接続することによって様々の抗素子をつくることも可能である。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、NAND型不揮発性メモリにおいて、MOSトランジスタが設けら
れた周辺回路領域と異なる周辺回路領域にMOSトランジスタと同様の1層ゲート構造を
用いてキャパシターを構成することを特徴とする。
図41は本発明の第3の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリにおけるキャパシタ
ーの構造を模式的に示した図であり、図41(a)は、キャパシターの構造を示した平面
図であり、図41(b)は、図41(a)のA−A線に沿った断面図、図41(c)は、
図41(a)のB−B線に沿った断面図である。なお、第1の実施形態と同一、または類
似の部分には同一符号を付し、以下、本実施形態の特徴部分のみを説明する。
図41(a)に示されるように、本実施形態では、MOSトランジスタが形成された周
辺回路領域3aと異なる周辺回路領域3cにキャパシター110が形成されている。この
キャパシター110は、第1アクティブエリア4d中に包含された第2素子分離絶縁膜1
4cと、この素子分離絶縁膜14cで囲まれた第2アクティブエリア4eを有し、この素
子分離絶縁膜14cと第2アクティブエリア4e上に素子分離絶縁膜14cと第2アクテ
ィブエリア4eを覆うように形成されたゲート電極70と、素子分離絶縁膜14c上のゲ
ート電極70に形成されたコンタクト17aと、このゲート電極70が形成されていない
第1アクティブエリア4d上に設けられた、例えばSiNまたはBPSG(Boron
Phosphorous Silicon Glass)からなるゲート間絶縁膜33と
、ゲート電極70及び半導体基板20に電位を与えるためのコンタクト17bとを備えて
いる。
ゲート電極70は、図41(b)及び図41(c)に示されるように、半導体基板20
の上面のゲート絶縁膜21を介して形成され、第1の実施の形態のMOSトランジスタと
ほぼ同じ構造、すなわち、第1及び第2下層ゲート電極層41b、42bの積層構造の下
層ゲート電極層43bと、この下層ゲート電極層43b及び第2素子分離絶縁膜14cに
跨り、互いに平行に配置された3つの開口部45cを有する第2電極間絶縁膜44cと、
この第2電極間絶縁膜44c上に形成された上層ゲート電極46bとを有し、下層及び上
層ゲート電極層43b、46bは、第2電極間絶縁膜44cの開口部45cにより電気的
に接続されて1層ゲート構造になっている。
コンタクト17aは開口部45c内の絶縁膜25を貫通して上層ゲート電極層46b中
に達するように設けられ、コンタクト17bがゲート電極間絶縁膜21を貫通して半導体
基板20の表面に達するように設けられている。これにより、ゲート電極70をキャパシ
ターの一方の電極、半導体基板20をキャパシターの他方の電極、第2アクティブエリア
4e上に形成されたゲート絶縁膜21を絶縁体としたキャパシター110が構成される。
なお、このキャパシターの製造方法は、第1の実施形態にかかわるNAND型不揮発性
メモリと同様のため説明を省略する。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる他に、ゲート電極70に
コンタクト17aを設け、半導体基板20にコンタクト17bを設けることにより、容易
にキャパシターを得ることができる。
なお、本実施形態において、ゲート絶縁膜21の厚さや、第2アクティブエリア4eの
大きさを変更することにより、キャパシターの容量を変化させることが可能である。
また、キャパシターは複数個配置することも可能であり、複数個を直列配置、並列配置
して上層メタル配線で接続することによりさまざまなキャパシターをつくることが可能で
ある。
また、開口部45cは1個でも良く、その形状は長方形以外、例えば楕円形にすること
も可能であり、また、コンタクト17aを包含しなくても良い。
また、ゲート電極70へのコンタクト17ag及び半導体基板20へのコンタクト17
bは複数個配置することも可能である。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、第1の実施形態のNAND型不揮発性メモリの選択ゲート領域及び
周辺回路領域における下層ゲート層と上層ゲート層との間の第2電極間絶縁膜を全て除去
したことを特徴とする。
図42は本発明の第4の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの構造を模式的に示
した平面図であり、図42(a)はメモリセル領域及び選択ゲート領域の平面図、図42
(b)は周辺回路領域におけるMOSトランジスタの構造を示した平面図、図43(a)
は図42(a)のA−A線に沿った断面図、図43(b)は図42(a)のB−B線に沿
った断面図、図43(c)は図42(a)のC−C線に沿った断面図、図44(a)は図
42(b)のD−D線に沿った断面図、図44(b)は図42(b)のE−E線に沿った
断面図である。なお、第1の実施形態と同一、または類似の部分には同一符号を付し、以
下、本実施形態の特徴部分のみを説明する。
図43に示されるように、メモリセル領域2では、第1ゲート電極層22と第2ゲート
電極層24との間に第1電極間絶縁膜23が形成されている。しかし、図43及び図44
に示されるように、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aでは、第1ゲート電極層22
と同じ膜厚でゲート絶縁膜21b、21c上に形成された第1下層ゲート電極層41a、
41bとこの第1下層ゲート電極層41a、41b上に形成された第2下層ゲート電極層
42a、42bとからなる下層ゲート電極層43a、43bには、直接、上層ゲート電極
46a、46bがメモリセル領域1の第2ゲート電極層24の上面とほぼ同じ高さに形成
されている。つまり、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおいて、下層ゲート電極
層43a、43bと上層ゲート電極46a、46bとの間の第2電極間絶縁膜44a、4
4bを全て除去している。それ例外は、第1の実施形態と同じ構造である。
次に、このNAND型不揮発性メモリの製造方法を図45乃至図56を参照して説明す
る。
図45乃至図56は、第4の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの製造工程の断
面図を示す。図45、図47、図49、図51、図53、図55の各図(a)は図42(
a)のA−A線に沿った断面図、各図(b)は図42(a)のB−B線に沿った断面図、
各図(c)は図42(a)のC−C線に沿った断面図、図46、図48、図50、図52
、図54、図56の各図(a)は図42(b)のD−D線に沿った断面図、各図(b)は
図42(b)のE−E線に沿った断面図である。なお、第1の実施形態と同一、または類
似の部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず、第1の実施の形態と同様の、半導体基板20上にゲート絶縁膜21を形成する工
程から第1及び第2電極間絶縁膜23、44a、44b上に第2下部ゲート電極層24a
を形成するまでの工程を経る。ただし、本実施形態においては第2下層ゲート電極層42
の膜厚は第2電極間絶縁膜44a、44bの膜厚よりも10nm以上厚くするように形成
する。
次に、図45及び図46に示すように、第1素子分離絶縁膜14a上、第2素子分離絶
縁膜14b、14c上、第1ゲート電極層22上、及び第2下層ゲート電極層42a、4
2b上に、例えばONO膜からなる第1及び第2電極間絶縁膜23、44a、44bを膜
厚12nmから17nm程度に形成し、さらにこの第1及び第2電極間絶縁膜23、44
a、44b上に、例えば多結晶シリコンからなる第2下部ゲート電極層24a、第1及び
第2上層ゲート電極層46a−1、46b−1を形成する。ここで、第2下部ゲート電極
層24aの上面が下層ゲート電極層43a、43bの上面から10nmから50nm程度
高くなるように形成する。
次に図47及び図48に示すように、第2素子分離絶縁膜14b、14cをストッパと
してCMPにより、選択ゲート領域2と周辺回路領域3aにおいて、第2素子分離絶縁膜
14b、14cの上面に形成された第2下部ゲート電極層22及び第2電極間絶縁膜44
a、44bが除去されて第2素子分離絶縁膜14b、14c及び下層ゲート電極層43a
、43bの上面が露出される。ここで、図47(a)及び図47(c)に示すメモリセル
領域2の第1電極間絶縁膜23は第2下部ゲート電極層24aが保護膜として働くために
除去されない。さらに、メモリセル領域1の第2下部ゲート電極層24aの上面は平坦化
される。
次に、図49及び図50に示すように、CMPによって露出された下層ゲート電極層4
3a、43bの表面に形成された自然酸化膜(図示せず)を除去するために、例えばフッ
化水素またはフッ酸などのフッ酸系の薬液を用いた洗浄を行なう。ここで、図49(b)
及び図50(b)に示されるように、CPMにより露出されたSiO2からなる第2素子
分離絶縁膜14b、14cの表面もフッ酸系の薬液を用いた洗浄によって上部が30nm
程度削られる。しかし、第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20の上
面からの高さは、少なくとも10nm以上確保されており、半導体基板20の上面よりも
高くなる。なお、第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20の上面から
の高さは、半導体基板20の上面よりも高ければ、第1ゲート電極層22の上面よりも低
くなっても構わない。
次に、図51及び図52に示すように、第2下部ゲート電極層24aの表面、下層ゲー
ト電極層43a、43bの表面、及び第2素子分離絶縁膜14b、14cの表面に第2上
部ゲート電極層24b、上層ゲート電極層46a、46bを膜厚80nmから200nm
程度に形成する。次に、第2上部ゲート電極層24b及び上層ゲート電極層46a、46
b上に、例えばSiNからなる絶縁膜25を膜厚50nmから150nm程度に形成する
次に、図53及び図54に示すように、絶縁膜25上に、例えばSiOからなる第3
マスク材31を形成し、リソグラフィによりパターンニングする。次に、図55及び図5
6に示すように、第3マスク材31をマスクに異方性エッチングにて絶縁膜25、第2上
部ゲート電極層24b、上層ゲート電極層46a、46b、第1電極間絶縁膜23、第1
ゲート電極層22、及び下層ゲート電極層43a、43bを除去し、メモリセルトランジ
スタ6、選択ゲートトランジスタ7及びMOSトランジスタ8のゲート電極30、40、
50をそれぞれ形成する。その後、イオンインプランテーション法により、ゲート電極3
0、40、50をマスクとして不純物拡散層26を形成する。なお、第3マスク材31は
ゲート電極30、40、50の形成時における絶縁膜25の異方性エッチング以降の異方
性エッチングにより全て除去される場合もある。その後の工程に関しては、第1の実施形
態と同じであり、説明は省略する。
本実施形態によれば、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aの下層ゲート電極層43
a、43bがメモリセル領域1の第1ゲート電極層22と同じ膜厚の第1下層ゲート電極
層41a、41b上に第2下層ゲート電極層42a、42bを積層した2層構造になって
おり、しかも、予め、第2素子分離絶縁膜14b、14cの上面の半導体基板20からの
高さを、下層ゲート電極43a、43bの上面の高さとほぼ同じに形成しているので、第
1の実施形態と同様の効果を有するNAND型不揮発性メモリが得られる。
また、選択ゲートトランジスタ7及びMOSトランジスタ8の下層ゲート電極層43a
、43bと上層ゲート電極層46a、46bとの間の第2電極間絶縁膜44a、44bを
全て除去しているので、ゲート電極層の抵抗が下がる。従って、MOSトランジスタの動
作スピード向上とゲートリークによる電位降下の影響を小さくすることができる。
また、第2電極間絶縁膜44a、44bの開口部45a、45bを形成するためのリソ
グラフィ及びパターンニングが不要となるので製造工程を短縮することができる。
なお、本実施形態において、第2の実施形態及び第3の実施形態の抵抗素子及びキャパ
シターを適用することは可能である。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、第1の実施形態のNAND不揮発性メモリにおいて、下層ゲート電
極層の第2下層ゲート電極層の幅を第1下層ゲート電極層の幅よりも小さくしたことを特
徴とするものである。
図57は、本実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの構造を模式的に示した平面図
であり、図57(a)はメモリセル領域及び選択ゲート領域の平面図、図57(b)は周
辺回路領域におけるMOSトランジスタの構造を示した平面図、図58(a)は図57(
a)のA−A線に沿った断面図、図58(b)は図57(a)のB−B線に沿った断面図
、図58(c)は図57(a)のC−C線に沿った断面図、図58(d)は図57(a)
のD−D線に沿った断面図、図59(a)は図57(b)のE−E線に沿った断面図、図
59(b)は図57(b)のF−F線に沿った断面図である。なお、第1の実施形態と同
一、または類似の部分には同一符号を付し、以下、本実施形態の特徴部分のみを説明する
図58(a)に示されるように、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aの下層ゲート
電極層43a、43bは、第1ゲート電極層22と同じ膜厚の第1下層ゲート電極層41
a、41bとこの第1下層ゲート電極層41a、41b上に形成された第2下層ゲート電
極層52a、52bとで構成されるが、しかし、本実施形態では、第2下層ゲート電極層
52a、52bは、第1下層ゲート電極層41a、41bの幅よりも小さい幅に形成され
ている。また、第2電極間絶縁膜54a、54bは、第1下層ゲート電極層41a、41
bの上面及び第2下層ゲート電極層52a、52bの側面に跨って形成され、第2下層ゲ
ート電極層52a、52bの上面に開口部55a、55bを有している。それ以外は第1
の実施形態と同じ構造である。
次に、このNAND型不揮発性メモリの製造方法を図60乃至図73を参照して説明す
る。
図60乃至図73は、第5の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの製造工程の断
面図を示す。図60、図62、図64、図66、図68、図70、図72の各図(a)は
図57(a)のA−A線に沿った断面図、各図(b)は図57(a)のB−B線に沿った
断面図、(c)は図57(a)のC−C線に沿った断面図、各図(d)は図57(b)の
D−D線に沿った断面図、図61、図63、図65、図67、図69、図71、図73の
各図(a)は図57(b)のE−E線に沿った断面図、各図(b)は図57(b)のF−
F線に沿った断面図を示す。なお、第1の実施形態と同一、または類似の部分には同一符
号を付し、詳細な説明を省略する。
まず、第1の実施の形態と同様の、半導体基板20上にゲート絶縁膜21を形成する工
程から第1ゲート電極層22上に第1マスク材27を形成するまでの工程を経た後、図6
0及び図61に示すように、第1マスク材27をリソグラフィによりパターンニングし、
第1下層ゲート電極層41a、41bの所定領域を露出するための開口部27a、27b
を形成する。
次に、図62及び図63に示すように、開口部27a、27bにより露出された第1下
層ゲート電極層41a、41bの上面及び第1マスク材27上に、例えば多結晶シリコン
からなる第2下層ゲート電極層52を形成する。ここで、開口部27a、27b内の第2
下層ゲート電極層52の上面は第1マスク材27の上面よりも20nm以上高く形成する
次に、図64及び図65に示すように、CMPによって第1マスク材27の上面が露出
するまで第2下層ゲート電極層52を研磨する。これにより、選択ゲート領域2及び周辺
回路領域3に第2下層ゲート電極層52a、52bが形成される。この時、オーバーエッ
チングのために第2下層ゲート電極層52a、52bも5nmから10nm程度削られて
しまう。
次に、図66及び図67に示すように、さらに第1マスク材27と同じ材質の第2マス
ク材28を第1マスク材27及び第2下層ゲート電極層52a、52b上に膜厚40nm
程度に形成する。以降の工程から第1素子分離絶縁膜14a及び第2素子分離絶縁膜14
b、14cの上面の半導体基板20の上面からの高さを、第2ゲート電極層52a、52
bの上面の高さと一致するように調整する工程までは第1の実施形態と同じであり、説明
は省略する。
次に、図68及び図69に示すように、メモリセル領域2以外をフォトレジスト29で
マスクし、図68(d)に示すように、第1素子分離絶縁膜14aの上面の高さを、半導
体基板20の上面よりも高く、第1ゲート電極層22の上面の高さよりも低くする。なお
、第2素子分離絶縁膜14b、14cは、フォトレジスト29によって覆われているので
、高さは低くならない。
次に、図70及び図71に示すように、フォトレジスト29及び第2マスク材28を除
去し、第1素子分離絶縁膜14a上、第2素子分離絶縁膜14b、14c上、第1ゲート
電極層22上、第2下層ゲート電極層52a、52b上に、例えばONO(Oxide−
Nitride−Oxide)膜からなる第1電極間絶縁膜23を膜厚12nmから17
nm程度に形成し、さらにこの第1電極間絶縁膜23上に、例えば多結晶シリコンからな
る第2下部ゲート電極層24aを形成する。ここで、第2下部ゲート電極層24aの上面
が下層ゲート電極層53a、53bの上面から10nmから50nm程度高くなるように
形成する。
次に、図72及び図73に示すように、第2素子分離絶縁膜14b、14cをストッパ
としてCMPにより、選択ゲート領域2及び周辺回路領域3aにおいて、第2素子分離絶
縁膜14b、14cの上面に形成された第2下部ゲート電極層24aと第2電極間絶縁膜
44a、44bが除去されて第2素子分離絶縁膜14b、14cと第2下層ゲート電極層
52a、52bの上面が露出される。ここで、図47(a)及び図47(c)に示すメモ
リセル領域2の第1電極間絶縁膜23は、第2下部ゲート電極層24aが保護膜として働
くため除去されない。さらに、第2下層ゲート電極層42a、42b以外の第2下部ゲー
ト電極層24aの上面は平坦化される。以降の工程は第1の実施形態と同じであるため説
明を省略する。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を有するNAND型不揮発性メモ
リが得られる。
また、ゲート電極を加工する際の第2電極間絶縁膜54a、54bのエッチングにおい
て、第2電極間絶縁膜54a、54bの段差をエッチングする必要が無いため、第2電極
間絶縁膜54a、54bのエッチング残りを防止することができる。
なお、本実施形態において、第2の実施形態及び第3の実施形態の抵抗素子及びキャパ
シターを適用することも可能である。
また、選択ゲートトランジスタ7は第2下層ゲート電極層52a、52bの幅が第1下
層ゲート電極層41a、41bの幅と同じで、周辺回路領域のMOSトランジスタ、抵抗
素子、またはキャパシターは第2下層ゲート電極層52a、52bの幅が第1下層ゲート
電極層41a、41bの幅よりも小さい構造にすることもできる。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、NAND型不揮発性メモリにおいて、異なる周辺回路領域にゲート
絶縁膜の膜厚が異なる2つのMOSトランジスタを設けることを特徴としたものである。
図74は本発明の第6の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリにおける異なる2つ
の周辺回路領域のMOSトランジスタの構造を模式的に示した図であり、図74(a)は
MOSトランジスタの構造を示した平面図であり、図74(b)は図74(a)のA−A
線に沿った断面図である。なお、第1の実施形態と同一、または類似の部分には同一符号
を付し、本実施形態の特徴部分のみを説明する。
図74(a)に示すように、第1周辺回路領域3dには、LV系MOSトランジスタ1
21が形成され、第2周辺回路領域3eには、HV系MOSトランジスタ122が形成さ
れている。このLV系MOSトランジスタ121のゲート絶縁膜21dは、メモリセル領
域2及び選択ゲート領域3aのゲート絶縁膜21a、21bと同じ膜厚の50Åから10
0Å程度に形成され、一方、HV系MOSトランジスタ122のゲート絶縁膜21eは、
LV系MOSトランジスタ121のゲート絶縁膜21dよりも厚膜の350Åから450
Å程度に形成されている。それ以外は、第1の実施形態と同じ構造である。
次に、このゲート絶縁膜の厚さの異なるLV系及びHV系MOSトランジスタの製造方
法を図75を参照して説明する。
図75は本実施形態に係るNAND型不揮発性メモリにおけるLV系及びHV系MOS
トランジスタの製造工程の模式的な断面図である。図75は図74(a)のA−A線に沿
った断面図である。なお、第1の実施形態と同一、または類似の部分には同一符号を付し
、説明を省略する。
図75(a)に示すように、まず、半導体基板(例えばシリコン基板)20上に、例え
ばSiOからなるゲート絶縁膜21eを例えば熱酸化により膜厚300Åから400Å
程度に形成する。
次に図75(b)に示すように、HV系MOSトランジスタ122を形成するための周
辺回路領域26kのゲート絶縁膜21eをフォトレジスト(図示せず)で覆い、エッチン
グにてLV系MOSトランジスタ121を形成するための周辺回路領域3dのゲート絶縁
膜21eを除去する。その後、フォトレジストを除去する。
次に、図75(c)に示すように、LV系MOSトランジスタ121を形成するための
周辺回路領域3dの半導体基板20上に、ゲート絶縁膜21dを例えば熱酸化により膜厚
50Åから100Å程度に形成する。この時、HV系MOSトランジスタ122を形成す
るための周辺回路領域3eも同時に熱酸化されるため、HV系MOSトランジスタ122
を形成するための周辺回路領域3eのゲート絶縁膜21eの膜厚は350Åから450Å
程度になる。なお、3つ以上の異なるゲート絶縁膜を形成する場合は上記工程を繰り返す
ことによって製造可能である。
以降の工程は第1の実施形態、第1の実施形態と同様の工程のため説明を省略する。
また、HV系MOSトランジスタ122の第2下層ゲート電極42bの上面の半導体基
板20の上面からの高さは、LV系MOSトランジスタ121の第2下層ゲート電極42
bの上面の半導体基板20の上面からの高さより高い。よって、LV系MOSトランジス
タ121の第2素子分離絶縁膜14cの上面は、HV系MOSトランジスタ122の第2
下層ゲート電極42bの上面に合せるのが好ましい。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実
施形態においても、第2の実施形態の第抵抗素子、または第3の実施形態のキャパシター
を適用することは可能である。
また、LV系MOSトランジスタ形成するための周辺回路領域3dとHV系MOSトラ
ンジスタ形成するための周辺回路領域3eを1つのアクティブエリア上に形成することも
可能であり、複数のMOSトランジスタをこのアクティブエリア上に形成することも可能
である。
また、メモリセルトランジスタ6のゲート絶縁膜の膜厚と選択ゲートトランジスタ7の
ゲート絶縁膜の膜厚を異ならしめても良い。
また、HV系MOSトランジスタの第2素子分離絶縁膜14cの上面は、LV系MOS
トランジスタの第2下層ゲート電極43bの上面に合せることも可能である。
また、HV系MOSトランジスタまたはLV系MOSトランジスタのどちらか一方のみ
に第2下層ゲート電極を形成すること、選択ゲートトランジスタのみに第2下層ゲート電
極を形成することもできる。
[第7の実施形態]
第7の実施形態は本発明をNOR型不揮発性メモリに適用した場合の1例である。
図76は第7の実施形態に係るNOR型不揮発性メモリのメモリセル領域における模式
的な図を示したものであり、図76(a)はメモリセル領域の平面図、図76(b)は周
辺回路領域におけるMOSトランジスタの構造を示した平面図、図76(c)は図76(
a)のA−A線に沿った断面図、図76(d)は図76(b)のB−B線に沿った断面図
である。なお、第1の実施形態と同一部には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
図76(a)に示されるように、メモリセル領域1には、図中X方向にワード線W1、
W2、・・・、W4が帯状に複数本並列して形成され、X方向に直行する図中Y方向に素
子形成領域であるアクティブエリア4mが素子分離絶縁膜14を介して複数本並列して形
成されている。さらに、このアクティブエリア4mは、ワード線W2とW3の間で結合す
るように形成されており、このアクティブエリア4mが結合している部分をソース領域1
26と称する。Y方向に直交するこのアクティブエリア4mとワード線W1、W2、・・
・、W4の交差部分にそれぞれメモリセルトランジスタ136が形成されている。ワード
線W1とW2の間、及びW3とW4の間には、メモリセルトランジスタ136のデータを
ビットライン(図示せず)に接続するためのコンタクト135が配置されている。
なお、本実施形態ではワードライン数が4本の構成であるが、16本、32本等更に多
い構成であっても良い。同様にアクティブエリア4mの本数も2本であるが、更に多い構
成であっても良い。
図76(b)乃至図76(c)に示されるように、周辺回路領域3fにおけるMOSト
ランジスタ8の構造は、第1の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリの周辺回路領
域におけるMOSトランジスタと同じであるので説明は省略する。
図76(c)、(d)に示されるように、NOR型不揮発性メモリのモリセルトランジ
スタ136は、第1の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリのメモリセルトランジ
スタ6と同じく2層ゲート構造をしており、周辺回路領域3fにおけるMOSトランジス
タは、第1の実施形態の周辺回路領域3aにおけるMOSトランジスタ8と同じく1層ゲ
ート構造をしている。
本実施形態によれば、本発明はNAND型不揮発性メモリだけでなくNOR型不揮発性
メモリにも適用できる。また、同様にAND型やDiNOR型などの不揮発性メモリにも
適用できる。
なお、本実施形態において、第2の実施形態の抵抗素子及び第3実施形態のキャパシタ
ーを適用することも可能である。
図1(a)は本発明の第1の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリのメモリセル領域及び選択ゲート領域の構造を模式的に示した平面図であり、図1(b)は本発明の第1の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリの周辺回路領域のMOSトランジスタの構造を模式的に示した平面図である。 図2(a)は図1(a)のA-A線に沿った断面図であり、図2(b)は図1(a)のB-B線に沿った断面図であり、図2(c)は図1(a)のC-C線に沿った断面図であり、図2(d)は図1(a)のD-D線に沿った断面図である。 図3(a)は図1(b)のE-E線に沿った断面図であり、図3(b)は図1(b)のF-F線に沿った断面図である。 第1の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリの選択ゲートトランジスタを模式的に示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図5に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図6に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図7に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図8に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図9に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図10に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図11に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図12に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図13に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図14に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図15に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図16に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図17に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図18に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図19に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図20に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図21に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図22に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図23に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図24に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図25に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図26に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図27に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図28に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図29に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図30に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図31に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図32に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図33に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図34に続く、本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図37は本発明の第1の実施形態に係るNAND型不揮発性メモリの変形例示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの他の製造方法におけるモリセル領域及び選択ゲート領域の模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの他の製造方法における周辺回路領域の模式的な断面図である。 図40(a)は本発明の第2の実施形態のNAND型不揮発性メモリにおける抵抗素子の模式的な平面図であり、図40(b)は図40(a)のA-A線に沿った断面図である。 図41(a)は本発明の第3の実施形態のNAND型不揮発性メモリにおけるキャパシターの模式的な平面図であり、図41(b)は図41(a)のA-A線に沿った断面図である。 図42(a)は本発明の第4の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリのメモリセル領域及び選択ゲート領域の構造を模式的に示した平面図であり、図42(b)は本発明の第4の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリの周辺回路領域のMOSトランジスタの構造を模式的に示した平面図である。 図43(a)は図42(a)のA-A線に沿った断面図であり、図43(b)は図42(a)のB-B線に沿った断面図であり、図43(c)は図42(a)のC-C線に沿った断面図である。 図44(a)は図42(b)のD-D線に沿った断面図であり、図44(b)は図42(b)のE-E線に沿った断面図である。 本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図45に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図46に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図47に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図48に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図49に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図50に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図51に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図52に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図53に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図54に続く、本発明の第4の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図57(a)は本発明の第5の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリのメモリセル領域及び選択ゲート領域の構造を模式的に示した平面図であり、図57(b)は本発明の第5の実施形態におけるNAND型不揮発性メモリの周辺回路領域のMOSトランジスタの構造を模式的に示した平面図である。 図58(a)は図57(a)のA-A線に沿った断面図であり、図58(b)は図57(a)のB-B線に沿った断面図であり、図58(c)は図57(a)のC-C線に沿った断面図であり、図58(d)は図57(a)のD-D線に沿った断面図である。 図59(a)は図57(b)のE-E線に沿った断面図であり、図59(b)は図57(b)のF-F線に沿った断面図である。 本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図60に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図61に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図62に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図63に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図64に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図65に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図66に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図67に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図68に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図69に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図70に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図71に続く本発明の第5の実施形態に係わるNAND型不揮発性メモリの製造工程を示す模式的な断面図である。 図74(a)は本発明の第6の実施形態におけるMOSトランジスタの模式的な平面図であり、図74(b)は図74(a)のA-A矢視断面図である。 図75(a)は第6の実施形態に係わるMOSトランジスタの製造工程を示す模式的な断面図であり、図75(b)は図75(a)に続く、本発明の第6の実施形態に係わるMOSトランジスタの製造工程を示す模式的な断面図であり、図75(c)は図75(b)に続く、本発明の第6の実施形態に係わるMOSトランジスタの製造工程を示す模式的な断面図である。 図76(a)は本発明の第7の実施形態におけるNOR型不揮発性メモリのセル領域の構造を模式的に示した平面図であり、図76(b)は本発明の第7の実施形態におけるNOR型不揮発性メモリの周辺回路部の1層ゲート構造を有するMOSトランジスタの構造を模式的に示した平面図であり、図76(c)は図76(a)のA-A矢視断面図であり、図76(b)は図76(b)のB-B矢視断面図である。
符号の説明
1…メモリセル領域、2…選択ゲート領域、3…周辺回路領域、4…アクティブエリア
、6…メモリセルトランジスタ、7…選択ゲートトランジスタ、14…素子分離絶縁膜、
20…半導体基板、21…ゲート絶縁膜、22…第1ゲート電極層、23…第1電極間絶
縁膜、24…第2ゲート電極層、25…絶縁膜、41…第1下層ゲート電極層、42…第
2下層ゲート電極層、43…下層ゲート電極層、44…第2電極間絶縁膜、45…開口部
、46…上層ゲート電極層

Claims (5)

  1. 2層ゲート構造の回路素子が形成される第1領域と1層ゲート構造の回路素子が形成される第2領域を有する半導体基板と、
    前記第1及び第2領域をそれぞれ複数の素子領域に分離する第1及び第2素子分離絶縁膜と、
    前記第1領域の素子領域上に形成された第1ゲート絶縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜上に形成された第1ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層及び前記第1素子分離絶縁膜上に共通して形成された第1電極間絶縁膜と、前記第1電極間絶縁膜上に形成された第2ゲート電極層とを有する第1回路素子と、
    前記第2領域の素子領域上の第2ゲート絶縁膜上に形成された第3ゲート電極層と、
    前記第3ゲート電極層及び前記第2素子分離絶縁膜上に共通して形成され、前記第3ゲート電極層の表面及び前記第2素子分離絶縁膜を露出する開口部を有する第2電極間絶縁膜と、前記第2素子分離絶縁膜上に形成されると共に前記第3ゲート電極層の露出表面上に形成され、前記第3ゲート電極層と電気的に接続される第4ゲート電極層とを有する第2回路素子とを具備し、
    前記第3ゲート電極層の膜厚が前記第1ゲート電極層の膜厚より厚く、前記第2電極間絶縁膜が上面に形成されている前記第2素子分離絶縁膜部分の上面が前記第3ゲート電極層の上面と等しい高さであり、前記開口部内に露出された前記第2素子分離絶縁膜部分の上面が前記第2領域の半導体基板の上面より高いことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第3ゲート電極層は第1下層ゲート電極層と前記第1下層ゲート電極層上に積層された第2下層ゲート電極層とを有し、且つ前記第2下層ゲート電極層が前記第1下層ゲート電極層よりも狭い幅を有し、前記第2電極間絶縁膜は前記第1下層ゲート電極層上面及び前記第2下層ゲート電極層側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 2層ゲート構造の回路素子が形成される第1領域と1層ゲート構造の回路素子が形成される第2領域を有する半導体基板と、
    前記第1及び第2領域をそれぞれ複数の素子領域に分離する第1及び第2素子分離絶縁膜と、
    前記第1領域の素子領域上に形成された第1ゲート絶縁膜と、前記第1ゲート絶縁膜上に形成された第1ゲート電極層と、前記第1ゲート電極層及び前記第1素子分離絶縁膜上に共通して形成された電極間絶縁膜と、前記電極間絶縁膜上に形成された第2ゲート電極層とを有する第1回路素子と、
    前記第2領域の素子領域上の第2ゲート絶縁膜上に形成された第3ゲート電極層と、前記第2素子分離絶縁膜及び前記第3ゲート電極層上に共通して形成され、前記第2素子分離絶縁膜及び前記第3ゲート電極層と接する第4ゲート電極層とを有する第2回路素子とを具備し、
    前記第3ゲート電極層の膜厚が前記第1ゲート電極層の膜厚より厚く、前記第2素子分離絶縁膜部分の上面が前記第2領域の半導体基板の上面より高いことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 前記第1回路素子がNAND型フラッシュメモリのメモリセルトランジスタであり、前記第2回路素子がNAND型フラッシュメモリの選択ゲートトランジスタ及び周辺回路素子であることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 第1素子分離絶縁膜によって素子分離された2層ゲート構造の第1回路素子を備えた第1領域と、第2素子分離絶縁膜によって素子分離された1層ゲート構造の第2回路素子を備えた第2領域とを具備する半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記第1及び第2領域において共通する半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1領域の前記ゲート絶縁膜上に第1ゲート電極層を形成する工程と、
    前記第2領域の前記ゲート絶縁膜上に前記第1ゲート電極層の膜厚よりも厚い第3ゲート電極層を形成する工程と、
    前記第1領域における前記第1ゲート電極層及び前記ゲート絶縁膜、並びに前記第2領域における前記第3ゲート電極層及び前記ゲート絶縁膜を貫通して前記半導体基板内に至るまでの素子分離溝をそれぞれ形成する工程と、
    前記素子分離溝に前記第1素子分離絶縁膜及び前記第2素子分離絶縁膜をそれぞれ形成する工程と、
    前記第1及び第2素子分離絶縁膜の上部を除去し、前記第1及び第2素子分離絶縁膜の上面を前記第3ゲート電極層の上面に合せる工程と、
    前記第1素子分離絶縁膜の上部を選択的に除去し、前記第1素子分離絶縁膜の上面を前記第1ゲート電極層の上面より低くする工程と、
    前記第1及び第2素子分離絶縁膜上、前記第1ゲート電極層上及び前記第3ゲート電極層上に電極間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2領域の前記電極間絶縁膜の少なくとも一部を除去し、前記第3ゲート電極層の表面及び前記第2素子分離絶縁膜の表面を露出させる開口部を形成する工程と、
    第2素子分離絶縁膜の上面が半導体基板の上面より高くなるように、前記第3ゲート電極層の露出表面に形成された自然酸化膜を除去する工程と、
    前記第1領域の前記電極間絶縁膜上に第2ゲート電極層を形成し、前記第2領域の前記第3ゲート電極層の露出表面、前記電極間絶縁膜上及び前記第2素子分離絶縁膜上に第4ゲート電極層を形成する工程と、
    前記第4ゲート電極層、前記第3ゲート電極層、前記第2ゲート電極層、前記電極間絶縁膜、前記第1ゲート電極層、及び前記ゲート絶縁膜を選択的に除去し、前記第1及び第2回路素子のゲート電極をそれぞれ形成する工程とを具備することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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