JPH11163304A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH11163304A
JPH11163304A JP9327980A JP32798097A JPH11163304A JP H11163304 A JPH11163304 A JP H11163304A JP 9327980 A JP9327980 A JP 9327980A JP 32798097 A JP32798097 A JP 32798097A JP H11163304 A JPH11163304 A JP H11163304A
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conductive layer
insulating film
element isolation
gate
isolation insulating
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JP9327980A
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Kazuhito Narita
一仁 成田
Kazuhiro Shimizu
和裕 清水
Toshiharu Watanabe
寿治 渡辺
Seiichi Aritome
誠一 有留
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮遊ゲートと制御ゲートの間の結合容量を大
きし、素子分離絶縁膜のエッチバック工程での面内バラ
ツキに基づくメモリセル特性のバラツキを低減できるよ
うにしたEEPROMを提供する。 【解決手段】 基板11にトンネル酸化膜15及び第1
導電層16aを積層し、この上に素子領域14を区画す
るためのマスク材をパターン形成し、第1導電層16a
及びトンネル酸化膜15を順次エッチングし、基板11
を所定深さエッチングして溝12を形成する。マスク材
を残して素子分離絶縁膜13を堆積し、これをその下の
マスク材が完全に除去され且つ第1導電層16aが絶縁
膜13と同じ面位置に露出するようにCMP研磨し、第
1導電層16a及び絶縁膜13上に第1導電層16bと
共に浮遊ゲート16を構成する第2導電層16bを堆積
し、これに分離用スリットを加工し、ONO膜17を介
して制御ゲート18を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浮遊ゲートとこ
れに容量結合する制御ゲートを持つメモリセルを用いた
電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEP
ROM)とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】EEPROMのメモリセルは一般に、半
導体基板上に第1ゲート絶縁膜を介して形成された浮遊
ゲートと、この浮遊ゲート上に第2ゲート絶縁膜を介し
て形成された制御ゲートとを有するFETMOS構造を
有する。浮遊ゲートは電荷蓄積層として機能する。浮遊
ゲートの電荷蓄積の状態に応じてメモリセルのしきい値
が異なり、このしきい値の異なる状態がデータ“1”,
“0”として利用される。第1ゲート絶縁膜はある電界
以上でトンネル電流が流れるトンネル絶縁膜である。制
御ゲートとチャネルとの間に一定値以上の電圧を印加し
て、第1ゲート絶縁膜を介して浮遊ゲートとチャネル領
域との間で電荷の授受を行うことにより、データの電気
的書き換えが行われる。
【0003】NAND型のEEPROMでは、一つの素
子領域内に複数のメモリセルが隣接するもの同士でソー
ス,ドレインを共有する形で直列接続されて、NAND
型セルが構成される。
【0004】この種のEEPROMのメモリセルの素子
分離には、従来一般にLOCOS法が用いられていた。
しかし、LOCOS法は、高温熱酸化を行うために、微
細な素子分離幅を設計通りに形成することが難しい。こ
のため近年、素子分離用溝を加工してこの溝に絶縁膜を
埋め込むトレンチ型素子分離法が注目されている。比較
的浅い素子分離溝を用いるトレンチ型素子分離は、ST
I(Shallow Trench Insulation )として知られてい
る。
【0005】トレンチ型素子分離を利用したEEPRO
Mの基本的な製造工程は、次の通りである。半導体基板
の素子分離領域を覆うように、シリコン窒化膜等のマス
ク材をパターン形成し、このマスク材を用いて基板をエ
ッチングして素子分離溝を形成する。次いでシリコン酸
化膜等を全面に堆積し、これをエッチバックして素子分
離溝に埋め込む。その後、素子分離絶縁膜により区画さ
れた素子領域に第1ゲート絶縁膜を介して浮遊ゲートを
パターン形成し、更に浮遊ゲート上に第2ゲート絶縁膜
を介して制御ゲートを形成する。
【0006】しかしこのトレンチ素子分離法では、素子
分離溝に絶縁膜を埋め込み形成した後に、浮遊ゲートと
制御ゲートの積層ゲート構造を作るため、この積層ゲー
ト構造の加工工程で既に埋め込まれている素子分離絶縁
膜の膜減りが生じる。この素子分離絶縁膜の膜減りは、
メモリセルアレイの周囲に形成される周辺回路の製造工
程を考慮すると、より大きくなる。周辺回路には、デー
タ書き込みや消去のための高電圧を扱う高耐圧MOSト
ランジスタが必要である。高耐圧MOSトランジスタに
は、厚いゲート絶縁膜を必要とする。周辺回路にこのよ
うな高耐圧MOSトランジスタを作るためには、メモリ
セルアレイ領域を含む全面に厚いゲート絶縁膜を形成
し、周辺回路領域をマスクで覆ってメモリセルアレイ領
域のゲート絶縁膜をエッチング除去する工程が必要であ
る。この工程で、メモリセルアレイ領域内の素子分離領
域に既に埋め込まれている絶縁膜は、表面が大きく後退
してしまう。
【0007】この様なトレンチ素子分離の問題を解決す
るEEPROMの素子分離法として、本出願人は、素子
分離工程に先立ってメモリセルの一部を形成するように
した、自己整合トレンチ素子分離法を既に提案している
(IEDM’94,p61〜64参照)。
【0008】図28は、その様なEEPROMの素子分
離工程を示している。図28(a)に示すように、シリ
コン基板1にトンネル絶縁膜となる第1ゲート絶縁膜2
を介して浮遊ゲートとなるゲート電極材料膜3aを形成
する。このゲート電極材料膜3a上には、素子領域とな
るべき位置にシリコン窒化膜等のマスク材4をパターン
形成する。このマスク材4を用いて、図28(b)に示
すように、ゲート電極材料膜3a、第1ゲート絶縁膜3
を選択エッチングし、更に基板1をエッチングして、素
子分離溝5を形成する。続いて、シリコン酸化膜6を全
面に堆積し、CMP(Chemical Mechanical Polishing
)等によりマスク材4をストッパ材としてこのシリコ
ン酸化膜6をエッチバックして、図28(c)に示すよ
うに素子分離溝5内に埋め込まれた素子分離絶縁膜を形
成した後、マスク材4を除去する。これにより、第1ゲ
ート絶縁膜2と浮遊ゲート3とが素子分離溝5の間に自
己整合されて形成される。この浮遊ゲート3上に更に、
第2ゲート絶縁膜を介して制御ゲートを形成することに
より、メモリセルアレイが得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】周知のように、積層ゲ
ート構造のメモリセルを持つEEPROMでは、できる
限り低い書き換え電圧での書き換えを可能とするため
に、浮遊ゲートとチャネル領域との間の結合容量C1に
比べて、浮遊ゲートと制御ゲートの間の結合容量C2を
大きくすることが望ましい。しかし、図28で説明した
自己整合トレンチ素子分離法では、浮遊ゲートが素子分
離領域に挟まれた素子領域に限定的に作られるため、浮
遊ゲートと制御ゲートとの間の結合容量を大きいものと
することが難しい。
【0010】この発明は、自己整合トレンチ分離法を改
良して、浮遊ゲートと制御ゲートの間の結合容量を大き
くすることを可能としたEEPROMとその製造方法を
提供することを目的としている。
【0011】この発明はまた、自己整合トレンチ分離法
による素子分離絶縁膜のエッチバック工程での面内バラ
ツキに基づくメモリセル特性のバラツキを低減できるよ
うにしたEEPROMとその製造方法を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
と、この基板に埋め込み形成された素子分離絶縁膜によ
り区画されて配列された複数の素子領域と、各素子領域
に形成された、それぞれ第1ゲート絶縁膜を介して形成
された浮遊ゲート及びこの浮遊ゲート上に第2ゲート絶
縁膜を介して形成された制御ゲートを有する複数のメモ
リセルとを備えた不揮発性半導体記憶装置において、前
記各メモリセルの浮遊ゲートは、第1導電層とこの上に
積層された第2導電層とから構成され、前記第1導電層
は、その一対の側端が前記素子分離絶縁膜の一切の側端
とそれぞれ整合され、且つその表面が前記素子分離絶縁
膜の表面と一定の高さ関係を保持して形成されているこ
とを特徴としている。
【0013】この発明において好ましくは、前記第1導
電層は、その表面が前記素子分離絶縁膜の表面と整合さ
れ、前記第2導電層は、前記素子分離絶縁膜上に一部張
り出してパターン形成されているものとする。
【0014】またこの発明において、好ましくは、前記
第2導電層は、順テーパ状に加工される。更に好ましく
は、この発明において、前記各素子領域が、細長い矩形
にパターン形成され、各素子素子領域に複数のメモリセ
ルが配置されてNAND型セルが構成される。
【0015】この発明による第1の製造方法は、浮遊ゲ
ートとこれに容量結合する制御ゲートとを持つメモリセ
ルが複数個配列されたメモリセルアレイを有する不揮発
性半導体記憶装置の製造方法であって、半導体基板に第
1ゲート絶縁膜及び第1導電層を順次積層形成する工程
と、前記第1導電層上に、複数の素子領域を区画するた
めのマスク材をパターン形成する工程と、前記マスク材
を用いて前記第1導電層及び第1ゲート絶縁膜を順次エ
ッチングし、引き続き前記基板を所定深さエッチングし
て溝を形成する工程と、前記マスク材を残したまま、前
記溝を埋め込み且つ前記マスク材を覆う素子分離絶縁膜
を堆積する工程と、前記素子分離絶縁膜を、その下の前
記マスク材が完全に除去され且つ前記第1導電層が前記
溝に埋め込まれた素子分離絶縁膜と同じ面位置に露出す
るようにエッチバックする工程と、前記第1導電層及び
素子分離絶縁膜上に第1導電層と共に浮遊ゲートを構成
する第2導電層を堆積する工程と、前記第2導電層を前
記素子分離絶縁膜上で分離するスリットを加工する工程
と、前記第2導電層上に第2ゲート絶縁膜を介して第3
導電層からなる制御ゲートを形成する工程とを備えたこ
とを特徴としている。
【0016】この発明による第2の製造方法は、浮遊ゲ
ートとこれに容量結合する制御ゲートとを持つメモリセ
ルが複数個配列されたメモリセルアレイを有する不揮発
性半導体記憶装置の製造方法であって、半導体基板にエ
ッチングのストッパ材をパターン形成する工程と、前記
ストッパ材が形成された基板に第1ゲート絶縁膜及び第
1導電層を順次積層形成する工程と、前記第1導電層上
に、複数の素子領域を区画するためのマスク材をパター
ン形成する工程と、前記マスク材を用いて前記第1導電
層及び第1ゲート絶縁膜を順次エッチングし、引き続き
前記基板を所定深さエッチングして溝を形成する工程
と、前記マスク材を残したまま、前記溝を埋め込み且つ
前記マスク材を覆う素子分離絶縁膜を堆積する工程と、
前記素子分離絶縁膜を、その下の前記マスク材が完全に
除去され前記ストッパ材が露出するまでエッチバックし
て、各素子領域に残る前記第1導電層を前記ストッパ材
により規定された膜厚をもって前記溝に埋め込まれた素
子分離絶縁膜と同じ面位置に露出させる工程と、前記第
1導電層及び素子分離絶縁膜上に前記第1導電層と共に
浮遊ゲートを構成する第2導電層を堆積形成する工程
と、前記第2導電層を前記素子分離絶縁膜上で分離する
スリットを加工する工程と、前記第2導電層上に第2ゲ
ート絶縁膜を介して第3導電層からなる制御ゲートを形
成する工程とを備えたことを特徴としている。
【0017】この発明の第2の製造方法において、例え
ば前記ストッパ材は、前記エッチバックの工程でのエッ
チング速度が前記素子分離絶縁膜及び前記第1導電層に
比べて遅い材料膜であり、捨てパターンとして残され
る。あるいは、前記ストッパ材は、前記素子分離絶縁膜
及び前記第1導電層に比べて前記エッチバックの工程で
のエッチング速度が遅い導電膜であり、前記メモリセル
アレイの周囲に配置される周辺回路の素子のゲート電極
として用いられる。
【0018】またこの発明の第1又は第2の製造方法に
おいて、好ましくは、前記第2導電層を前記素子分離絶
縁膜上で分離するスリットを加工する工程は、前記第2
導電層上にエッチング用マスク材を形成する工程と、前
記エッチング用マスク材上に、前記素子分離絶縁膜上に
開口を持つレジストパターンを形成する工程と、前記レ
ジストパターンをマスクとして前記エッチング用マスク
材をドライエッチングすることにより、上部の幅が底部
の幅より広い開口を持つ順テーパ状マスクを形成する工
程と、前記順テーパ状マスクを用いて前記第2導電層を
エッチングする工程とを有するものとする。
【0019】この発明によると、メモリセルの浮遊ゲー
トは、自己整合トレンチ分離法により素子分離領域と自
己整合されて形成された第1導電層とこれに積層された
第2導電層の2層構造として構成される。従って、自己
整合トレンチ素子分離法の利点を活かしながら、第2導
電層の側面をこの上に形成される制御ゲートに対向させ
ることにより、浮遊ゲートと制御ゲートの間の結合容量
を大きいものとすることができる。特に、素子分離絶縁
膜と自己整合されて形成された第1導電層に重ねる第2
導電層を素子分離絶縁膜上に一部張り出すようにパター
ン形成することにより、浮遊ゲートと制御ゲートの結合
容量を更に大きくすることができる。
【0020】また、第1あるいは第2の製造方法によっ
て、素子分離絶縁膜をエッチバックする工程で、素子分
離溝形成に用いたマスク材が完全に除去されて第1導電
層が露出するまでエッチバックすることにより、好まし
くは第1導電層の表面位置が素子分離絶縁膜の表面位置
と一致する状態、少なくともこれらの表面位置が一定の
高さ関係を保持する状態とすることができる。これによ
り、エッチバック工程で面内バラツキがあり、残される
第1導電層の膜厚にバラツキがあったとしても、第1導
電層上に重ねられる第2導電層の表面が平坦になり、あ
るいは段差が形成されたとしても、面内での段差分布は
均一になる。従って、浮遊ゲートと制御ゲートの結合容
量のメモリセルアレイ内でのバラツキがなくなり、メモ
リセル特性の均一化が図られる。
【0021】更に、浮遊ゲートの第2導電層を素子分離
領域上で分離するスリット加工の際に、テーパエッチン
グを利用して順テーパ状に加工することにより、浮遊ゲ
ートの分離幅を加工限界より小さいものとすることがで
き、この結果浮遊ゲートと制御ゲートの結合容量をより
大きなものとすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
をNAND型EEPROMに適用した実施例を説明す
る。図1は、この発明の一実施例によるNAND型EE
PROMのメモリセルアレイ部のレイアウトであり、図
2はワード線方向に切断した断面図、図3はビット線方
向に切断した断面図である。図2(a)(b)は面内バ
ラツキの影響を見るために、異なるワード線に沿う二つ
の断面を示している。
【0023】図1及び図2に示すように、p型シリコン
基板(又はp型ウェル)11には、素子分離溝12によ
り複数本の細長い矩形(ライン状)の素子領域14が区
画されている。素子分離溝12には絶縁膜13が埋め込
まれて、STI構造が作られている。各素子領域14に
第1ゲート絶縁膜としてのトンネル酸化膜15が形成さ
れ、この上に各メモリセル毎に独立した浮遊ゲート16
が形成され、この浮遊ゲート16上に第2ゲート絶縁膜
としてシリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化
膜の積層絶縁膜(以下、ONO膜という)17を介して
第3導電層により制御ゲート18が形成されている。
【0024】制御ゲート18は、図1に示すように、複
数の素子領域14に形成されるメモリセルに対して共通
に連続的に配設されて、ワード線WLとなる。制御ゲー
ト18をマスクとしてイオン注入を行うことにより、ソ
ース,ドレインの拡散層21が形成されている。この実
施例の場合、拡散層21は各素子領域14内において隣
接するメモリセルで共用する形で、4個,8個あるいは
16個といった複数個のメモリセルが直列接続されて、
NAND型セルが構成される。NAND型セルの両端部
には、NAND型セルをビット線に接続し、あるいは共
通ソース線に接続するための浮遊ゲートを持たない選択
ゲート22,23が配置され、これらもワード線WLと
同様に連続的に配設されて選択ゲート線SG1,SG2
となる。
【0025】これらのワード線WL及び選択ゲート線S
G1,SG2の上には層間絶縁膜19が形成され、この
上にワード線WLと直交するようにビット線20が配設
されている。
【0026】なお、図3では、選択ゲートトランジスタ
(選択ゲート線)がメモリセルと同一構造を有している
が、選択ゲートトランジスタについては、メモリセルの
浮遊ゲート16に対応する層と制御ゲート18に対応す
る層とが、図示しない領域で導通接続された構造となっ
ている。
【0027】各メモリセルの浮遊ゲート16は、第1導
電層16aと第2導電層16bの積層構造を有する。第
1導電層16a,第2導電層16b共に、この実施例の
場合不純物ドープの多結晶シリコン層である。第1導電
層16aは、その側端が素子分離用絶縁膜13の側端に
接する形で素子分離領域と自己整合的に形成されてい
る。第1導電層16aは、それぞれ異なるワード線位置
を示す図2(a),(b)から明らかなように、膜厚d
1,d2が異なっている。これは後述するように、素子
分離絶縁膜13の埋め込み工程での面内の加工バラツキ
等に起因すものである。しかし、図2(a),(b)の
いずれの断面位置においても、第1導電層16aはその
表面位置が素子分離用絶縁膜13の表面位置と一致する
状態に形成されている。この結果、第1導電層16aに
重ねて形成される第2導電層16bの表面は、位置によ
らず表面が平坦である。また、第1導電層16aが素子
分離領域に自己整合されているのに対し、第2導電層1
6bは両端部が素子分離用絶縁膜13上に張り出す形に
パターン形成されている。
【0028】この実施例のEEPROMの製造工程を、
図2の断面に対応する断面を示す図4〜図9を参照して
説明する。図4に示すように、p型シリコン基板11の
表面に熱酸化によりトンネル酸化膜15を形成し、次い
でこの上に浮遊ゲートの一部となる第1導電層16aを
堆積形成する。更に第1導電層16a上に、素子領域を
区画するためのマスク材31として例えばシリコン窒化
膜(Si3 N4 )を形成する。
【0029】次に、図5に示すように、マスク材31を
素子領域14上に残すようにパターニングし、このマス
ク材31を用いて第1導電層16a及びトンネル酸化膜
15をRIE等の異方性エッチングにより選択エッチン
グし、更に基板11をRIE等の異方性エッチングによ
りエッチングして、素子分離溝12を形成する。
【0030】次に、素子分離溝12の側壁を洗浄処理し
た後、図示しない薄い絶縁膜、例えばシリコン酸化膜を
内壁に形成する。続いて、図6に示すように、埋め込み
用絶縁膜13を、溝12を埋め込み、更にマスク材31
をも覆うように厚く全面に堆積形成する。絶縁膜13は
例えば、TEOS,BPSG等である。
【0031】次に、CMP法を用いて、堆積された絶縁
膜13とその下のマスク材31を研磨(エッチバック)
し、平坦化を行う。このCMP工程では、マスク材31
が完全に除去され、且つ第1導電層16aが確実に残存
するように、研磨処理を行うことがこの実施例でのポイ
ントである。この研磨処理後の、図2(a),(b)に
それぞれ対応する断面が図7(a),(b)である。埋
め込み絶縁膜13の膜厚のバラツキ、パターンの粗密、
材料によるCMP速度の差、CMP処理そのものの面内
バラツキ等に起因して、図7(a),(b)に示すよう
に、残存する第1導電層16aの膜厚がd1<d2のよ
うにばらつくことになる。しかしこの実施例の場合、マ
スク材31が完全に除去されるまで研磨を行っている。
従って、マスク材31をCMPのストッパとして用い
て、CMP処理後にマスク材31を除去するという工程
を用いた場合(これについては、更に後述する)と異な
り、図7(a),(b)に示すように、第1導電層16
aが埋め込み絶縁膜13と同じ面位置となる状態を得る
ことができる。
【0032】この様にして、浮遊ゲートの一部となる第
1導電層16aと素子分離絶縁膜13とを自己整合的に
形成することができる。この後、図8に示すように、第
2導電層16bを堆積し、異方性エッチングによりワー
ド線方向の浮遊ゲート分離のためのスリット32を加工
する。スリット32は素子分離絶縁膜13上に位置す
る。第2導電層16bは、両端が素子分離絶縁膜13上
に延在する。この段階では、第1導電層16aおよび第
2導電層16bの、図の断面に直交する方向のNAND
型セル内での分離は未だ行われていない。
【0033】その後、図9に示すように、ONO膜17
を形成し、更にその上に制御ゲート18及び選択ゲート
となる第3導電層として不純物ドープ多結晶シリコン膜
又は不純物ドープ多結晶シリコン膜と高融点金属或いは
高融点金属シリサイドとの積層膜を堆積形成する。そし
て、図示しないリソグラフィ工程を経て、第3導電層、
ONO膜17、第2導電層16b及び第1導電層16a
を順次異方性エッチングによりエッチングして、ワード
線及び選択ゲート線となる制御ゲート18及び選択ゲー
トをパターン形成し、同時にNAND型セル内の浮遊ゲ
ート16の分離を行う。最後に、図2に示すように、層
間絶縁膜19を形成し、コンタクト穴あけを行って、ビ
ット線20をパターン形成して、メモリセルアレイが完
成する。
【0034】以上のようにこの実施例では、素子分離領
域と自己整合的に形成された第1導電層16aに、素子
分離領域まで延在する第2導電層16bを積層して浮遊
ゲート16を構成している。従って、第2導電層16b
の上面及び側面がこの上に形成される制御ゲート18と
対向することになり、第1導電層16aのみを用いて浮
遊ゲートとした場合と比較して、浮遊ゲートと制御ゲー
ト間の結合容量を大きいものとすることができる。
【0035】またこの実施例では、第1導電層16aが
素子分離絶縁膜13と同じ面位置に形成されているか
ら、第1導電層16aに積層される第2導電層16bの
表面がメモリセルアレイ内の位置によらず平坦になる。
このため、浮遊ゲート16と制御ゲート18の対向面積
にバラツキが生じることはなく、メモリセルアレイ内で
均一なメモリセル特性が得られる。
【0036】比較のため、上述のCMPによる研磨工程
でマスク材31を研磨のストッパとして用いて、マスク
材31が残った状態で研磨を終了したとする。このと
き、図7(a),(b)に対応する断面を図10
(a),(b)に示す。図示のように、CMPの面内バ
ラツキ等により、マスク材31の残存する膜厚が位置に
より異なる。この状態から、マスク材31をエッチング
除去すると、形成される穴の深さ、即ち第1導電層16
aの表面位置の素子分離絶縁膜13の表面位置からの深
さが位置により異なることになる。この後、上の実施例
と同様の工程で制御ゲート18まで形成すると、図10
(a),(b)に対応する断面はそれぞれ、図11
(a),(b)のようになり、第2導電層16bの表面
の段差(凹凸)が位置により異なる。このため、浮遊ゲ
ート16と制御ゲート18の結合容量がメモリセルアレ
イ内でばらつくことになる。
【0037】また、浮遊ゲート16の表面に段差がある
と、この上に制御ゲート用の第3導電層として例えば、
ステップカバレージの悪いスパッタ法によるポリサイド
膜等を用いた場合、段切れや抵抗増大の原因となる。こ
の実施例の場合、浮遊ゲート16の表面が平坦であるた
め、この様な不都合も生じない。
【0038】上記実施例では、CMP工程で第1導電層
16aと素子分離絶縁膜13の面位置を同じにした状態
のまま、次の工程に入ったが、次の工程に入る前に、ウ
ェットエッチング等により素子分離絶縁膜13の面を後
退させるようにしてもよい。その場合の図7(a),
(b)に対応する断面をそれぞれ、図12(a),
(b)に示す。ウェットエッチングにより後退させる素
子分離絶縁膜13の面位置には、殆どバラツキが生じる
ことはなく、第1導電層16aと素子分離絶縁膜13の
表面の高低差はメモリセルアレイ内で一定に保持され
る。従って、この後ONO膜を介して制御ゲートを形成
した場合、上記実施例と同様に、浮遊ゲートと制御ゲー
トの結合容量は、面内バラツキのないものとなる。
【0039】上記実施例は、素子分離絶縁膜埋め込みの
CMP処理に面内のバラツキがあったとしても、マスク
材として用いたシリコン窒化膜を完全に除去するまで研
磨を行うことによって、2層の導電層構造の浮遊ゲート
と制御ゲートの対向面積が一定になるようにした。これ
に対して、次の実施例は、研磨のストッパ材を予め基板
に形成しておくことにより、CMP処理自体の面内バラ
ツキを抑制して、同様の結果を得るものである。
【0040】以下に、そのような実施例を説明する。な
お、先の実施例と対応する部分には、先の実施例と同一
符号を付して詳細な説明は省く。図13は、NAND型
EEPROMのメモリセルアレイのワード線両端部にダ
ミー素子領域43が配置される様子を示している。先に
説明したように、メモリセルアレイ領域には素子分離絶
縁膜13により区画されて素子領域14が複数本配列形
成されるが、メモリセルアレイのワード線端部には通
常、メモリセルアレイ内の加工の均一性を保証するため
に、実際には素子が形成されないダミー素子領域43が
配置される。この実施例では、この様なダミー素子領域
43に予め研磨のストッパ材をパターン形成する。
【0041】図14〜図20は、図13のあるワード線
WLに沿った断面での製造工程を示している。図14に
示すように、p型シリコン基板11にまず、シリコン酸
化膜41を介してストッパ材42を、図13のダミー素
子領域43を覆うようにパターン形成する。ストッパ材
42は、素子分離絶縁膜13や浮遊ゲートの一部となる
第1導電層16aに比べて研磨速度の遅い絶縁材料ある
いは導電材料を用いうる。例えば、シリコン窒化膜やシ
リコンカーバイド(SiC),アルミナ(Al2 O3 )
等の絶縁膜の他、高融点金属,高融点金属シリサイド,
多結晶シリコンに高融点金属シリサイドを積層したポリ
サイド等の導電材料でもよい。この実施例ではマスク材
42はシリコン窒化膜である。ストッパ材42の膜厚
は、後に形成される第1導電層16aの残存させたい膜
厚とする。
【0042】その後、先の実施例と同様に、トンネル酸
化膜15、第1導電層16aを形成し、この上にマスク
材31をパターン形成する(図15)。続いて、エッチ
ングを行って第1導電層16aをパターニングし、更に
素子分離溝12を形成する(図16)。次に素子分離絶
縁膜13を堆積する(図17)。
【0043】次に、マスク材31が除去され、更にスト
ッパ材42が露出するまでCMP処理を行う(図1
8)。これにより、ワード線方向の両端部に配置される
ストッパ材42によってメモリセルアレイ内の研磨の均
一性が確保され、第1導電層16aは、ストッパ材42
とほぼ同じ膜厚を残存させた状態で、且つ素子分離絶縁
膜13と同じ面位置をもって形成される。
【0044】その後、先の実施例と同様に、第2導電層
16bを形成してスリット32を加工し(図19)、O
NO膜17を形成して第3導電層により制御ゲート18
を形成する(図20)。ストッパ材42は、このダミー
素子領域43の平坦性を保つために、好ましくは捨てパ
ターンとして残されるが、除去してもよい。
【0045】ストッパ材42のパターンを配置するに好
ましい個所は、上述のダミー素子領域43に限られな
い。図21に示すように、NAND型EEPROMのメ
モリセルアレイ領域には、ビット線20の複数本毎に、
共通ソース線52が配設される。共通ソース線52は、
複数のNAND型セルを含むNANDブロックの共通ソ
ース領域51にコンタクトする配線である。この配線領
域は素子領域として形成されても、メモリセルが作られ
ない単なる通過配線領域53となっている。この様な通
過配線領域53に上の実施例と同様に予めストッパ材4
2をパターン形成しておくことにより、やはりCMP処
理の面内均一性を向上させることができる。
【0046】なおストッパ材42とマスク材31に同じ
シリコン窒化膜を用いると、これらの間にエッチングの
選択性がなくなる。従って例えば、ストッパ材42とし
てシリコン窒化膜を用いる場合、マスク材31として他
の材料、例えば素子分離絶縁膜と同様のシリコン酸化膜
を用いてもよい。
【0047】ストッパ材42は好ましくは、上述したダ
ミー素子領域43や通過配線領域53を含んで、メモリ
セルアレイの領域内に均等に分布させることにより、C
MP処理の均一性がより高いものとなる。
【0048】更にストッパ材42は、メモリセルアレイ
領域のみならず、メモリセルアレイの周囲に形成される
周辺回路領域に設けることも有効である。この場合、M
OSトランジスタのゲート電極材料として前述した導電
材料のひとつを用いて、これをストッパ材として利用す
ることも有効である。
【0049】図22は、そのような実施例として、ワー
ド線WLとなる制御ゲート18に接続されるワード線駆
動回路のMOSトランジスタ61のゲート電極62をス
トッパ材として用いる例を示している。この様なワード
線駆動用MOSトランジスタ61は、メモリセルアレイ
の各ワード線端部に対応して配置されるから、このゲー
ト電極62を前述した研磨のストッパ材として用いれ
ば、メモリセルアレイ内でのCMP研磨の均一性が高い
ものとなる。
【0050】ワード線駆動回路に限らず、周辺回路内の
MOSトランジスタの多くのゲート電極をストッパ材と
して用いることにより、一層効果が期待される。ところ
で上記実施例において例えば、図8に示す浮遊ゲート6
を分離するためのスリット32の加工工程で、スリット
32の幅を最小加工寸法とする。そうすると、第1導電
層16aより広い幅で第2導電層16bを残すようにス
リット32を加工するためには、素子分離溝12の幅は
最小加工寸法より大きくすることが必要であり、これに
よりワード線方向の微細化が制限されることになる。
【0051】一方、ワード線方向の最小加工寸法を素子
領域14の幅とし、そのピッチを固定すれば、素子分離
溝12の幅は一義的に決まる。例えば、素子領域14の
幅を0.4μmとし、ピッチを1.0μmとすれば、素
子分離幅は0.6μmである。露光技術における合わせ
ずれが最大0.1μmとすれば、スリットが素子分離領
域上で形成されるに必要な最小素子分離幅は0.6μm
である。従って素子分離領域の幅を最小加工寸法とする
と、通常の方法ではこの上でスリットを加工することが
できない。
【0052】この問題を解決してメモリセルアレイの微
細化を図る好ましい実施例を、次に説明する。図23〜
図24は、その実施例の第2導電層16bのパターニン
グ工程を示している。先の実施例と同様の工程により、
第2導電層16aを堆積した後、図23に示すように、
エッチング用マスク材71として例えばシリコン窒化膜
を形成し、この上にフォトレジスト72を塗布し、露光
工程によって最小寸法のスリット幅開口73をパターン
形成する。その後、テーパエッチングとなる条件に設定
したRIE等のドライエッチングにより、図24に示す
ように、マスク材71をテーパエッチングする。これに
より、マスク材71に転写された開口74の底部は、レ
ジスト72の開口73の幅より狭い幅を持つ。この様に
順テーパ上に加工されたマスク材71をエッチングマス
クとして、第2導電層16bをドライエッチングして、
マスク材71を剥離することにより、図25に示すよう
に第2導電層16bのスリット加工が終了する。
【0053】この実施例の方法で所望のスリット幅を得
るために重要なパラメータは、図26に示すように、マ
スク材71の膜厚dとテーパ角θである。このとき、マ
スク材71の底部開口幅l(即ちスリット幅)と上部開
口幅Lの関係は、 l=L−2d/tanθ となる。つまり、スリット幅を正確に制御するために
は、上記パラメータd,θを制御することが必要にな
る。
【0054】最小加工寸法以下のスリット幅を得る別の
方法として、二度のマスク材形成を行う方法も考えられ
る。これは、第1のマスク材を通常の工程でパターニン
グし、再度第2のマスク材を堆積して、これを第1のマ
スク材の側壁に残すことにより、小さいスリット幅加工
用の開口を得るものである。しかしこの方法では、二度
のマスク材形成工程が必要である上に、側壁残しの技術
ではスリット寸法のぱらつきを制御することが難しい。
また、第1のマスク材のエッチング時に下地の導電層表
面で完全にエッチングを停止させるには、マスク材と下
地導電層の間でエッチング選択比が十分に大きいことが
必要であり、通常のエッチングでは導電層に段差が形成
されてしまう、といった難点がある。上述のテーパエッ
チングを利用すれば、この様な難点はない。
【0055】更に、図24の状態から第2導電層16b
をエッチングする工程で、マスク材71と第2導電層1
6bのエッチング選択比を小さく選択して、マスク材7
1の開口端がエッチングと共に後退するという条件を用
いると、第2導電層16bに形成されるスリットの開口
にテーパを形成することができる。
【0056】図27はこの様な条件で第2導電層16b
をテーパ加工して、この上にONO膜17を介して制御
ゲート18を形成した例を示している。この様に浮遊ゲ
ート16の分離用スリットをテーパ加工することによ
り、浮遊ゲート16の側壁が垂直である場合と比較し
て、側壁部のONO膜17の実効膜厚が小さくなる。こ
れは、制御ゲート18,ONO膜17及び浮遊ゲート1
6の積層構造をパターニングする際に、ONO膜17を
完全に除去するためのオーバーエッチング量を少なくで
きること、従ってこのエッチング工程で素子分離絶縁膜
13の膜減りを抑制できることを意味する。
【0057】以上では、NAND型EEPROMの実施
例を説明したが、この発明はこれに限られるものではな
く、個々のメモリセルを分離する必要があるNOR型E
EPROMにも同様にこの発明を適用することが可能で
ある。
【0058】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、自
己整合トレンチ分離法を改良して、浮遊ゲートと制御ゲ
ートの間の結合容量を大きくすることを可能にすると共
に、自己整合トレンチ分離法による素子分離絶縁膜のエ
ッチバック工程での面内バラツキに基づくメモリセル特
性のバラツキを低減できるようにした不揮発性半導体記
憶装置(EEPROM)とその製造方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるNAND型EEPR
OMのメモリセルアレイ領域の平面図である。
【図2】図1の異なるワード線位置で切断した断面図で
ある。
【図3】図1のビット線方向に切断した断面図である。
【図4】同実施例の製造工程におけるシリコン窒化膜堆
積の状態を示す断面図である。
【図5】同実施例の製造工程における素子分離溝形成の
状態を示す断面図である。
【図6】同実施例の製造工程における素子分離用絶縁膜
堆積の状態を示す断面図である。
【図7】同実施例の製造工程における素子分離用絶縁膜
埋め込みの状態を、図2の二つのワード線位置に対応さ
せて示す断面図である。
【図8】同実施例の製造工程における浮遊ゲートのスリ
ット加工の状態を示す断面図である。
【図9】同実施例の製造工程における制御ゲート形成の
状態を示す断面図である。
【図10】比較例の製造工程における図7に対応する断
面図である。
【図11】同比較例の製造工程における制御ゲートを形
成した状態を示す断面図である。
【図12】上記実施例の工程を変形した実施例における
図7に対応する断面図である。
【図13】この発明の別の実施例によるNAND型EE
PROMのメモリセルアレイ領域の平面図である。
【図14】同実施例の製造工程におけるストッパ材形成
の工程を示す断面図である。
【図15】同実施例の製造工程におけるシリコン窒化膜
マスク材をパターン形成した状態の断面図である。
【図16】同実施例の製造工程における素子分離溝を形
成した状態の断面図である。
【図17】同実施例の製造工程における素子分離絶縁膜
堆積の状態を示す断面図である。
【図18】同実施例の製造工程における素子分離絶縁膜
埋め込みの状態を示す断面図である。
【図19】同実施例の製造工程における浮遊ゲートのス
リット加工の状態を示す断面図である。
【図20】同実施例の製造工程における制御ゲート形成
の状態を示す断面図である。
【図21】この発明の更に別の実施例によるNAND型
EEPROMのメモリセルアレイ領域の平面図である。
【図22】この発明の更に別の実施例によるNAND型
EEPROMのメモリセルアレイ領域及び周辺回路を含
む断面図である。
【図23】この発明の更に別の実施例による浮遊ゲート
のスリット加工工程を説明するための断面図である。
【図24】同実施例の製造工程におるマスク材パターニ
ング工程を示す断面図である。
【図25】同実施例の製造工程における浮遊ゲートのス
リット加工の状態を示す断面図である。
【図26】同実施例の製造工程における制御パラメータ
を示す図である。
【図27】同実施例の製造工程を変形した実施例におけ
る制御ゲート形成の状態を示す断面図である。
【図28】従来の自己整合型素子分離法の製造工程を示
す断面図である。
【符号の説明】
11…p型シリコン基板、 12…素子分離用溝 13…素子分離用絶縁膜 14…素子領域、 15…トンネル酸化膜(第1ゲート絶縁膜)、 16…浮遊ゲート、 16a…第1導電層、 16b…第2導電層、 17…ONO膜(第2ゲート絶縁膜)、 18…制御ゲート、 19…層間絶縁膜、 20…ビット線、 31…マスク材、 32…スリット、 42…ストッパ材、 61…MOSトランジスタ、 62…ゲート電極(ストッパ材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有留 誠一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 この基板に埋め込み形成された素子分離絶縁膜により区
    画されて配列された複数の素子領域と、 各素子領域に形成された、それぞれ第1ゲート絶縁膜を
    介して形成された浮遊ゲート及びこの浮遊ゲート上に第
    2ゲート絶縁膜を介して形成された制御ゲートを有する
    複数のメモリセルとを備えた不揮発性半導体記憶装置に
    おいて、 前記各メモリセルの浮遊ゲートは、第1導電層とこの上
    に積層された第2導電層とから構成され、 前記第1導電層は、その一対の側端が前記素子分離絶縁
    膜の一対の側端とそれぞれ整合され、且つその表面が前
    記素子分離絶縁膜の表面と一定の高さ関係を保持して形
    成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1導電層は、その表面が前記素子
    分離絶縁膜の表面と整合され、 前記第2導電層は、前記素子分離絶縁膜上に一部張り出
    してパターン形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1導電層は、前記複数のメモリセ
    ルの間で膜厚のバラツキを有することを特徴とする請求
    項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第2導電層は、順テーパ状に加工さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記各素子領域は、ライン状にパターン
    形成され、各素子素子領域に複数のメモリセルが配置さ
    れてNAND型セルが構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 浮遊ゲートとこれに容量結合する制御ゲ
    ートとを持つメモリセルが複数個配列されたメモリセル
    アレイを有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であ
    って、 半導体基板に第1ゲート絶縁膜及び第1導電層を順次積
    層形成する工程と、 前記第1導電層上に、複数の素子領域を区画するための
    マスク材をパターン形成する工程と、 前記マスク材を用いて前記第1導電層及び第1ゲート絶
    縁膜を順次エッチングし、引き続き前記基板を所定深さ
    エッチングして溝を形成する工程と、 前記マスク材を残したまま、前記溝を埋め込み且つ前記
    マスク材を覆う素子分離絶縁膜を堆積する工程と、 前記素子分離絶縁膜を、その下の前記マスク材が完全に
    除去され且つ前記第1導電層が前記溝に埋め込まれた素
    子分離絶縁膜と同じ面位置に露出するようにエッチバッ
    クする工程と、 前記第1導電層及び素子分離絶縁膜上に第1導電層と共
    に浮遊ゲートを構成する第2導電層を堆積する工程と、 前記第2導電層を前記素子分離絶縁膜上で分離するスリ
    ットを加工する工程と、 前記第2導電層上に第2ゲート絶縁膜を介して第3導電
    層からなる制御ゲートを形成する工程とを備えたことを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 浮遊ゲートとこれに容量結合する制御ゲ
    ートとを持つメモリセルが複数個配列されたメモリセル
    アレイを有する不揮発性半導体記憶装置の製造方法であ
    って、 半導体基板にエッチングのストッパ材をパターン形成す
    る工程と、 前記ストッパ材が形成された基板に第1ゲート絶縁膜及
    び第1導電層を順次積層形成する工程と、 前記第1導電層上に、複数の素子領域を区画するための
    マスク材をパターン形成する工程と、 前記マスク材を用いて前記第1導電層及び第1ゲート絶
    縁膜を順次エッチングし、引き続き前記基板を所定深さ
    エッチングして溝を形成する工程と、 前記マスク材を残したまま、前記溝を埋め込み且つ前記
    マスク材を覆う素子分離絶縁膜を堆積する工程と、 前記素子分離絶縁膜を、その下の前記マスク材が完全に
    除去され前記ストッパ材が露出するまでエッチバックし
    て、各素子領域に残る前記第1導電層を前記ストッパ材
    により規定された膜厚をもって前記溝に埋め込まれた素
    子分離絶縁膜と同じ面位置に露出させる工程と、 前記第1導電層及び素子分離絶縁膜上に前記第1導電層
    と共に浮遊ゲートを構成する第2導電層を堆積形成する
    工程と、 前記第2導電層を前記素子分離絶縁膜上で分離するスリ
    ットを加工する工程と、 前記第2導電層上に第2ゲート絶縁膜を介して第3導電
    層からなる制御ゲートを形成する工程とを備えたことを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ストッパ材は、前記メモリセルアレ
    イ内の複数の素子領域のうち、素子が形成されないダミ
    ー素子領域、配線専用に利用される素子領域、及び前記
    メモリセルアレイの周囲に配置される周辺回路領域の少
    なくとも一つの領域に配置されることを特徴とする請求
    項7記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ストッパ材は、前記エッチバックの
    工程でのエッチング速度が前記素子分離絶縁膜及び前記
    第1導電層に比べて遅い材料膜であり、捨てパターンと
    して残されることを特徴とする請求項7記載の不揮発性
    半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ストッパ材は、前記素子分離絶縁
    膜及び前記第1導電層に比べて前記エッチバックの工程
    でのエッチング速度が遅い導電膜であり、前記メモリセ
    ルアレイの周囲に配置される周辺回路の素子のゲート電
    極として用いられることを特徴とする請求項7記載の不
    揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2導電層を前記素子分離絶縁膜
    上で分離するスリットを加工する工程は、 前記第2導電層上にエッチング用マスク材を形成する工
    程と、 前記エッチング用マスク材上に、前記素子分離絶縁膜上
    に開口を持つレジストパターンを形成する工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記エッチング用
    マスク材をドライエッチングすることにより、上部の幅
    が底部の幅より広い開口を持つ順テーパ状マスクを形成
    する工程と、 前記順テーパ状マスクを用いて前記第2導電層をエッチ
    ングする工程とを有することを特徴とする請求項6又は
    7に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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