JP5118000B2 - 建築物用開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物への出入のための開口部や建築物内を防火区画に仕切る際に設けられる開口部に移動可能に設けられたシャッターカーテンを移動して開口部を開閉する建築物用開閉装置に関する。
従来より、建築物の出入口や窓、車庫の出入口等の開口部や、建築物内を防火区画に仕切る際に設けられる開口部には電動シャッター等の建築物用開閉装置が設けられている。この建築物用開閉装置では、開口部に移動可能に設けられたシャッターカーテンの一端を巻取軸に取り付け、電動モータ等の駆動源やブレーキ機構を備えた開閉機構を制御し、シャッターカーテンを巻取軸に巻き付け、あるいは巻取軸から引き出してシャッターカーテンを移動し、開口部を開放あるいは閉鎖するようにしている。
開口部を開放あるいは閉鎖した際には、巻取軸の回転を停止するために、特許文献1にあるように、駆動源あるいは巻取軸の回転を計数するカウンタを設け、開口部の開放あるいは閉鎖に応じたカウンタの計数値に応じてリミットスイッチを動作させて、駆動源を停止するようにしている。
実開平06−18597号公報
しかしながら、こうした従来のものでは、構造が複雑なカウンタを設けなければならず、また、カウンタの計数値をリセットするリセットレバー等も設けなければならず装置が複雑になるという問題があった。
本発明の課題は、簡単な構造で開口部の開放あるいは閉鎖を検出できる建築物用開閉装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
移動可能に設けられたシャッターカーテンを巻取軸に巻き付け、あるいは引き出して前記シャッターカーテンを移動し、前記シャッターカーテンの移動先端側に設けられた障害物検出手段の検出に応じて前記シャッターカーテンの引き出しを停止させる建築物用開閉装置において、
前記障害物検出手段に接続されたコードを前記シャッターカーテンの移動に応じて巻き取り・引き出す巻取機構を備え、
前記シャッターカーテンの開閉位置に応じて前記コードに駒部材を取り付けると共に、前記巻取機構による前記コードの巻き取り・引き出しによる前記駒部材の移動により揺動される揺動部材を設け、また、該揺動部材の揺動を検出する開閉位置検出手段を設けたことを特徴とする建築物用開閉装置がそれである。
前記揺動部材は、前記巻取機構の本体に揺動可能に支持された構成としてもよい。その際、前記揺動部材に対向してローラを前記巻取機構の本体に回転可能に支持し、前記コードを前記揺動部材と前記ローラとの間を通して前記障害物検出手段に接続した構成としてもよい。また、前記揺動部材は、径方向に突き出た複数の突部を有し、該突部の先端と前記ローラとの間に前記コードが通過可能な隙間を設けると共に、前記駒部材は前記突部に当たって前記揺動部材を揺動させる構成としてもよい。更に、前記突部の先端が前記ローラに対向する状態に前記揺動部材を付勢する付勢部材を設けた構成としてもよい。
本発明の建築物用開閉装置は、シャッターカーテンの開閉位置に応じてコードに駒部材を取り付け、コードの巻き取り・引き出しによる駒部材の移動により揺動部材を揺動して、揺動部材の揺動を開閉位置検出手段により検出することにより、シャッターカーテンによる開口部の開放あるいは閉鎖を簡単な構造で容易に検出できるという効果を奏する。
また、巻取機構の本体に揺動部材を揺動可能に支持することにより、コンパクトに構成できる。更に、揺動部材とローラとの間にコードを通すことにより、コードを案内して駒部材により揺動部材を確実に揺動させることができる。また、突部の先端がローラに対向する状態に揺動部材を付勢する付勢部材を設けることにより、開閉位置に応じて揺動部材を確実に揺動させることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1はシャッターカーテンで、シャッターカーテン1は建築物の開口部に設けられ、開口部の両側に設けられた一対のガイドレール2,4に案内されて上下方向に昇降移動して、開口部を閉鎖あるいは開放する。
例えば、シャッターカーテン1は短冊板状のスラットを多数連結して形成され、シャッターカーテン1の一端が図示しない巻取軸に取り付けられて、シャッターカーテン1は巻取軸の回転により、巻取軸に巻き取り、あるいは引き出されて、開口部を閉鎖あるいは開放する。また、巻取軸は開閉機構6により回転され、開閉機構6は巻取軸を回転駆動する電動モータを備えると共に、巻取軸の回転を制動するブレーキ機構を備えており、ブレーキ機構がシャッターカーテン1の自重下降を制動している。
開閉機構6には自動閉鎖機構10が設けられており、また、建築物内の煙や熱を感知する感知器12、開閉操作用の操作盤14、シャッターカーテン1の下降中の障害物を検知する障害物検知機構16等も設けられている。
障害物検知機構16はシャッターカーテン1の移動先端側に設けられた障害物検出手段としての図示しないリミットスイッチを備え、リミットスイッチはシャッターカーテン1の下降中に、シャッターカーテン1の下に障害物があるのを検出すると、検出信号を出力する。リミットスイッチにはコード18に接続されており、コード18は開口部の上側に設けられた巻取機構20から引き出されている。
開閉機構6、自動閉鎖機構10、感知器12、操作盤14、障害物検知機構16、防災盤22、制御盤24は制御線26により接続されている。制御盤24は操作盤14からの信号に基づいて、開閉機構6を制御して、シャッターカーテン1を昇降させる。
また、制御盤24は、火災時の感知器12や防災盤22からの信号に基づいて、自動閉鎖機構10を制御して、開閉機構6の制動を解除し、シャッターカーテン1を自重で下降させて開口部を閉鎖する。シャッターカーテン1の下降中に障害物検知機構16が障害物を検知した際には、制御盤24は自動閉鎖機構10を制御して、開閉機構6の制動によりシャッターカーテン1の下降を停止させる。
巻取機構20は、図2〜図4に示すように、コード18が巻き取られるリール28を備え、リール28は巻取機構本体30に回転可能に支持されている。リール28は巻取機構本体30内に収納されたゼンマイ等を用いた付勢機構32によりコード18を巻き取る方向に常時付勢されている。
リール28の軸方向と平行に、巻取機構本体30にはローラ34が回転可能に支持されている。ローラ34の外形は円形で、リール28から引き出されるコード18がローラ34の外周に接触して、シャッターカーテン1の移動先端側のリミットスイッチに導かれるように配置されている。
コード18には、開位置用駒部材36a(図2参照)と閉位置用駒部材36b(図7参照)とが取り付けられており、本実施形態では、駒部材36a,36bはほぼ円筒状に形成されており、コード18の外周を覆うように取り付けられている。
ローラ34と平行に、揺動部材38が巻取機構本体30に揺動可能に支持されている。コード18はローラ34と揺動部材38との間を通るように、また、ローラ34がリール28に近い側に配置されて、コード18がローラ34の外周に接触した状態でシャッターカーテン1の移動先端側に導かれ、揺動部材38がローラ34よりも外側のリール28から離れた側に配置されている。
揺動部材38には複数の、本実施形態では、3個の突部40a,40b,40cが、径方向に突き出して形成されている。3個の突部40a,40b,40cは円周方向に120度の等間隔で形成されており、揺動部材38が揺動した際、3個の突部40a,40b,40cの径方向先端とローラ34との間の隙間は、コード18を通すことができる程度に形成されている。尚、突部40a,40b,40cは120度等間隔に限らず、90度間隔等でもよく、3個に限らず、4個以上であってもよい。
一方、両駒部材36a,36bがローラ34と揺動部材38との間を通過する際には、両駒部材36a,36bが突部40a,40b,40cに当たって、揺動部材38を揺動させながら、両駒部材36a,36bがローラ34と揺動部材38との間を通過する形状に、両駒部材36a,36bの直径や長さが決定されている。
揺動部材38の一方の端側には、図5、図6に示すように、外周が正三角形状の三角軸部42が形成されており、巻取機構本体30には三角軸部42に対向して押圧部材44が摺動可能に支持されている。押圧部材44の先端は平坦面に形成されて、平坦面が三角軸部42の外周に接触するように配置されている。押圧部材44はコイルスプリングを用いた付勢部材46により三角軸部42に押圧されている。
付勢部材46により付勢された押圧部材44の平坦面が三角軸部42の平坦面に押し付けられ、揺動部材38の揺動抵抗が増加するように構成されている。揺動部材38が120度揺動する毎に平坦面同士が接触し、揺動部材38の揺動角度が60度を超えると、押圧部材44の平坦面が三角軸部42の角部を越えて付勢部材46の付勢力により、三角軸部42の次の平坦面に押圧部材44の平坦面が接触するように、揺動力が作用するように構成されている。
本実施形態では、押圧部材44の平坦面が三角軸部42の3つの平坦面のうちのいずれかに押し付けられた状態の揺動部材38は、3個の突部40a,40b,40cのうちいずれかの先端とローラ34との間の隙間が狭くなり、コード18は通せるが両駒部材36a,36bは突部40a,40b,40cに当たる、図6(イ)に示す状態となるように、それぞれの位相が決められている。尚、押圧部材44に平坦面を設けたが、これに限らず、押圧部材44は球体等でもよく、3個の突部40a,40b,40cのうちいずれかの先端とローラ34とが対向する位置に付勢できるように構成すればよい。
揺動部材38には、三角軸部42と反対側に、ドッグ部48が設けられている。このドッグ部48に対向して、開閉位置検出手段としての開位置検出スイッチ50と閉位置検出スイッチ52とが配置されている。尚、本実施形態では、開位置検出スイッチ50と閉位置検出スイッチ52とには、リミットスイッチを用いたが、これに限らず、近接スイッチや光電子スイッチ等を用いてもよい。
ドッグ部48の外周は円形に形成されると共に、一部が切り欠かれて切欠部48aが形成されている。揺動部材38と共にドッグ部48が揺動して切欠部48aが開位置検出スイッチ50あるいは閉位置検出スイッチ52に対応すると、開位置検出スイッチ50あるいは閉位置検出スイッチ52が開・閉検出信号を出力するように配置されている。
また、シャッターカーテン1が開口部を開放した開位置にあり、コード18がリール28に巻き取られている状態で、図6(イ)に示すように、切欠部48aは開位置検出スイッチ50に対向し、開位置検出スイッチ50から開位置検出信号が出力される状態となるように配置されている。その際、開位置用駒部材36aは、図2に示すように、揺動部材38よりもリール28側にあるように、コード18に取り付けられている。
更に、シャッターカーテン1が開口部を閉鎖した閉位置にあり、コード18がリール28から引き出された状態で、図8(イ)に示すように、切欠部48aは閉位置検出スイッチ52から閉位置検出信号が出力される状態となるように配置されている。その際、閉位置用駒部材36bは、図7に示すように、揺動部材38よりも更に引き出された下方にあるように、コード18に取り付けられている。
次に、前述した本実施形態の建築物用開閉装置の作動について説明する。
まず、シャッターカーテン1が開閉機構6により図示しない巻取軸に巻き取られて、シャッターカーテン1が開口部を開放した開位置にある際には、図2に示すように、コード18がリール28に巻き取られて、開位置用駒部材36aは揺動部材38よりもリール28側にある。また、図6(イ)に示すように、ドッグ部48の切欠部48aが開位置検出スイッチ50を開放し、開位置検出スイッチ50の開位置検出信号に基づいて、開閉機構6によりシャッターカーテン1がそれ以上巻き取られないように制御される。
この状態から、操作盤14が閉鎖側に操作され、あるいは、火災の発生等により、制御盤24に感知器12あるいは防災盤22から防災信号が入力されると、開閉機構6のブレーキ機構が開放される。よって、巻取軸からシャッターカーテン1が引き出されて、シャッターカーテン1が自重で下降を開始する。
シャッターカーテン1が下降すると、それと共にコード18がリール28から引き出される。図6(イ)に示すように、コード18と共に開位置用駒部材36aが揺動部材38とローラ34との間の隙間に向かって移動する。更に、コード18が引き出されると、図6(ロ)に示すように、開位置用駒部材36aが揺動部材38の突部40aに当たって、揺動部材38を図6では時計方向に揺動させる。
揺動部材38の揺動により、揺動部材38の三角軸部42は押圧部材44を付勢部材46の付勢力に抗して押し上げる。また、ドッグ部48の切欠部48aが開位置検出スイッチ50から外れ、本実施形態では、開位置検出スイッチ50がドッグ部48により押下される。
コード18が引き出され、図6(ハ)に示すように、揺動部材38の揺動角度が60度を超えると、三角軸部42の角部が押圧部材44の平坦面を通り過ぎて、押圧部材44が付勢部材46の付勢力により揺動部材38を付勢して、揺動部材38を同方向に揺動させる。
更に、コード18が引き出されると、図6(ニ)に示すように、開位置用駒部材36aが揺動部材38とローラ34との間を通過する。その際、三角軸部42の平坦面と押圧部材44の平坦面とが接触し、付勢部材46の付勢力が揺動部材38の揺動抵抗として作用し、揺動部材38が容易に揺動しないように保持する。
これにより、ローラ34と揺動部材38の突部40bとの間の隙間をコード18が揺動部材38を揺動させることなく通過する。そして、開位置用駒部材36aあるいは閉位置用駒部材36bが通過する際には、揺動部材38の突部40bに当たる待機状態となる。
揺動部材38の突部40bの先端がローラ34と対向し、開位置検出スイッチ50と閉位置検出スイッチ52とは共にドッグ部48により押下される。尚、開位置検出スイッチ50と閉位置検出スイッチ52とが共に押下された状態では、シャッターカーテン1を下降させ、あるいは上昇させることができるように制御される。
シャッターカーテン1が下降して開口部が閉鎖される閉位置となる際には、コード18に取り付けられた閉位置用駒部材36bがローラ34と揺動部材38との間を、前述した図6の状態と同様に、通過する。それにより、揺動部材38が更に120度揺動されて、図7、図8(イ)に示す状態となり、ドッグ部48の切欠部48aが閉位置検出スイッチ52と対向し、閉位置検出スイッチ52から閉位置検出信号が出力され、開閉機構6のブレーキ機構が作動されて、シャッターカーテン1の下降が停止される。
また、図8(イ)に示すように、ドッグ部48の切欠部48aが閉位置検出スイッチ52を開放し、閉位置検出スイッチ52の閉位置検出信号に基づいて、開閉機構6によりシャッターカーテン1がそれ以上引き出されないように制御される。
操作盤14が開放側に操作されて、開口部を開放する際には、開閉機構6のブレーキ機構が開放され、開閉機構6の電動モータにより巻取軸が回転されて、シャッターカーテン1が巻き取られて、シャッターカーテン1が上昇する。
シャッターカーテン1の上昇と共に、コード18がローラ34と揺動部材38との間を通ってリール28に巻き取られる。コード18と共に、図8(イ)に示すように、閉位置用駒部材36bが揺動部材38とローラ34との間の隙間に向かって移動する。更に、コード18が巻き取られると、図8(ロ)に示すように、閉位置用駒部材36bが揺動部材38の突部40cに当たって、揺動部材38を図8では反時計方向に揺動させる。
揺動部材38の揺動により、揺動部材38の三角軸部42は押圧部材44を付勢部材46の付勢力に抗して押し上げる。また、ドッグ部48の切欠部48aが閉位置検出スイッチ52から外れ、本実施形態では、閉位置検出スイッチ52がドッグ部48により押下される。
コード18が巻き取られ、図8(ハ)に示すように、揺動部材38の揺動角度が60度を超えると、三角軸部42の角部が押圧部材44の平坦面を通り過ぎて、押圧部材44が付勢部材46の付勢力により揺動部材38を付勢して、揺動部材38を同方向に揺動させる。
更に、コード18が巻き取られると、図8(ニ)に示すように、閉位置用駒部材36bが揺動部材38とローラ34との間を通過する。その際、三角軸部42の平坦面と押圧部材44の平坦面とが接触し、付勢部材46の付勢力が揺動部材38の揺動抵抗として作用し、揺動部材38が容易に揺動しないように保持する。
これにより、ローラ34と揺動部材38の突部40bとの間の隙間をコード18が揺動部材38を揺動させることなく通過する。開位置用駒部材36aあるいは閉位置用駒部材36bが通過する際には、揺動部材38の突部40bに当たる待機状態となる。揺動部材38の突部40bの先端がローラ34と対向し、開位置検出スイッチ50と閉位置検出スイッチ52とは共にドッグ部48により押下される。
シャッターカーテン1が上昇して開口部が開放される開位置となる際には、コード18に取り付けられた開位置用駒部材36aがローラ34と揺動部材38との間を、前述した図8の状態と同様に通過する。それにより、揺動部材38が更に120度揺動されて、図2、図6(イ)に示す状態となり、ドッグ部48の切欠部48aが開位置検出スイッチ50と対向し、開位置検出スイッチ50から開位置検出信号が出力され、開閉機構6によるシャッターカーテン1の上昇が停止される。
また、図6(イ)に示すように、ドッグ部48の切欠部48aが開位置検出スイッチ50を開放し、開位置検出スイッチ50の開位置検出信号に基づいて、開閉機構6によりシャッターカーテン1が更に巻き取られないように制御する。
このように、巻取機構20によりシャッターカーテン1の移動に応じて巻き取り・引き出されるコード18に、シャッターカーテン1の開閉位置に応じて開位置用駒部材36aと閉位置用駒部材36bとを取り付ける。そして、巻取機構20によるコード18の巻き取り・引き出しによる開位置用駒部材36aと閉位置用駒部材36bとの移動により揺動される揺動部材38を設け、揺動部材38の揺動を検出する開位置検出スイッチ50と閉位置検出スイッチ52とを設けたので、簡単な構成でシャッターカーテン1の開閉を検出できる。
巻取機構本体30に揺動部材38を揺動可能に支持したので、コンパクトに構成でき、施工する際にも巻取機構20と共に設置すればよく、施工も容易である。更に、揺動部材38とローラ34との間にコード18を通すことにより、コード18を案内して両駒部材36a,36bにより揺動部材38を確実に揺動させることができる。また、突部40a,40b,40cの先端がローラ34に対向する状態に揺動部材38を付勢する付勢部材46を設けることにより、開閉位置に応じて揺動部材38を確実に揺動させることができる。
また、揺動部材38は複数の突部40a,40b,40cを設けたものに限らず、図9に示すように、巻取機構本体30に揺動可能に支持された軸部60と、軸部60に一体的に取り付けられた板部62とを備えた揺動部材64であってもよい。
板部62の先端側にはコード18が通過できるが、開位置用駒部材36aと閉位置用駒部材36bとは通過できない大きさのスリット66を形成する。図10に示すように、板部62の上下両側にそれぞれ設けられた一対の押圧部材68,70と、押圧部材68,70を介して板部62を付勢する付勢部材72,74とを設ける。これにより、板部62が、図10(イ)に示すように、水平状態を保持するように付勢される。
シャッターカーテン1が下降して開口部が閉鎖される閉位置となる際には、図10(ロ)に示すように、コード18が引き出されて、閉位置用駒部材36bがスリット66を通り抜けられずに板部62に当たり、揺動部材64が付勢部材74の付勢力に抗して軸部60の廻りに揺動する。そして、軸部60と共にドッグ部76が揺動して、閉位置検出スイッチ52を開放し、閉位置検出スイッチ52から閉位置検出信号が出力される。
シャッターカーテン1が上昇して開口部が開放される開位置となる際には、図10(ハ)に示すように、コード18が巻き取られて、開位置用駒部材36aがスリット66を通り抜けられずに板部62に当たり、揺動部材64が付勢部材72の付勢力に抗して軸部60の廻りに揺動する。そして、軸部60と共にドッグ部76が揺動して、開位置検出スイッチ50を開放し、開位置検出スイッチ50から開位置検出信号を出力するように構成しても実施可能である。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての建築物用開閉装置を建築物の開口部に配置した説明図である。 本実施形態の巻取機構のシャッターカーテンが開位置での斜視図である。 本実施形態の巻取機構のリール軸方向の断面図である。 本実施形態の巻取機構のリール軸方向と直交する断面図である。 本実施形態のローラと揺動部材との拡大斜視図である。 本実施形態の開位置用駒部材がローラと揺動部材との間を通過する際の動作説明図である。 本実施形態の巻取機構のシャッターカーテンが閉位置での斜視図である。 本実施形態の閉位置用駒部材がローラと揺動部材との間を通過する際の動作説明図である。 他の実施形態としての揺動部材の拡大斜視図である。 他の実施形態の駒部材が揺動部材のスリットを通過する際の動作説明図である。
符号の説明
1…シャッターカーテン 6…開閉機構
10…自動閉鎖機構 16…障害物検知機構
18…コード 20…巻取機構
24…制御盤 28…リール
30…巻取機構本体 32…付勢機構
34…ローラ 36a…開位置用駒部材
36b…閉位置用駒部材 38…揺動部材
40a,40b,40c…突部
42…三角軸部 44,68,70…押圧部材
46,72,74…付勢部材
48,76…ドッグ部 48a…切欠部
50…開位置検出スイッチ 52…閉位置検出スイッチ
64…揺動部材 66…スリット

Claims (5)

  1. 移動可能に設けられたシャッターカーテンを巻取軸に巻き付け、あるいは引き出して前記シャッターカーテンを移動し、前記シャッターカーテンの移動先端側に設けられた障害物検出手段の検出に応じて前記シャッターカーテンの引き出しを停止させる建築物用開閉装置において、
    前記障害物検出手段に接続されたコードを前記シャッターカーテンの移動に応じて巻き取り・引き出す巻取機構を備え、
    前記シャッターカーテンの開閉位置に応じて前記コードに駒部材を取り付けると共に、前記巻取機構による前記コードの巻き取り・引き出しによる前記駒部材の移動により揺動される揺動部材を設け、また、該揺動部材の揺動を検出する開閉位置検出手段を設けたことを特徴とする建築物用開閉装置。
  2. 前記揺動部材は、前記巻取機構の本体に揺動可能に支持されたことを特徴とする請求項1に記載の建築物用開閉装置。
  3. 前記揺動部材に対向してローラを前記巻取機構の本体に回転可能に支持し、前記コードを前記揺動部材と前記ローラとの間を通して前記障害物検出手段に接続したことを特徴とする請求項2に記載の建築物用開閉装置。
  4. 前記揺動部材は、径方向に突き出た複数の突部を有し、該突部の先端と前記ローラとの間に前記コードが通過可能な隙間を設けると共に、前記駒部材は前記突部に当たって前記揺動部材を揺動させることを特徴とする請求項3に記載の建築物用開閉装置。
  5. 前記突部の先端が前記ローラに対向する状態に前記揺動部材を付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項4に記載の建築物用開閉装置。
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