JP5114131B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーンシャッター装置やオーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン装置、ブラインド、オーニング装置等、開閉体をスライドさせて上下方向へ開閉動作するようにした開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたもののように、開閉体(シャッターカーテン2)の下端と、上方側のシャッターケース(1)との間に、自動車のシートベルト等として用いられているリトラクタ(9.10)を、異常時停止手段として設けるようにした開閉装置がある。
この従来技術によれば、開閉駆動源のチェーンの切断やその他の原因等により、万が一、開閉体が急閉鎖した場合でも、その閉鎖速度が規定速度以上になると前記リトラクタが作動するため、その急閉鎖を停止することができる。
しかしながら、上記従来技術によれば、前記リトラクタによって開閉体の閉鎖動作が停止した場合に、そのことを知らない使用者等が、開閉体を開閉させるための操作をしてしまうおそれがある。
例えば、前記リトラクタによって開閉体が係止された状態で、閉鎖スイッチが操作された場合には、駆動源の駆動に伴って巻取軸が繰出し方向へ回転し、該巻取軸の周りに開閉体がだぶ付くことになり、ひいては、そのだぶ付きを感知するスイッチ等が作動してしまうことになる。
特開2006−28784号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、閉鎖動作中の開閉体が異常停止したことを報知することができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る技術的手段は、スライドしながら下方へ閉鎖動作可能な開閉体と、閉鎖動作中の該開閉体を異常時に停止する異常時停止手段とを備えた開閉装置において、前記異常時停止手段は、異常停止した前記開閉体の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材と、該可撓性長尺部材の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段とを具備していることを特徴とする。
ここで、前記「異常停止した前記開閉体の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材」という構成には、異常停止の直前から可撓性長尺部材に張力が発生するようにしてもよいし、異常停止した直後に可撓性長尺部材に張力が発生するようにしてもよい。
更なる技術的手段によれば、前記異常時停止手段は、前記開閉体における上側部位と下側部位との内の一方の部位に前記可撓性長尺部材の先端側を止着するとともに、その他方の部位には、同可撓性長尺部材の基端側を巻き取るようにしたリール装置を止着してなり、前記リール装置は、前記可撓性長尺部材を巻き取るように付勢された巻取体と、この付勢力に抗して前記可撓性長尺部材が繰り出される繰出速度が規定値以上となった場合に前記巻取体の繰り出し方向の回転を停止する繰出停止手段とを具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、前記張力感知手段は、前記可撓性長尺部材をその交差方向へ付勢して非直線状に維持しようとする付勢手段と、前記可撓性長尺部材が前記付勢手段の付勢方向と逆の方向へ移動したことを感知してその感知信号を出力する感知スイッチとを具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、前記可撓性長尺部材に対する交差方向へ移動するように支持された可動押圧部材を備え、この可動押圧部材を前記付勢手段の付勢力によって前記可撓性長尺部材に押圧させて、前記可撓性長尺部材を非直線状に維持していることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、前記感知スイッチは、前記可動押圧部材の移動を感知するように設けられていることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、前記感知スイッチは、前記可動押圧部材に押圧されて作動するように設けられ、前記可動押圧部材は、前記感知スイッチを押圧作動した時点で移動量が規制されるように設けられていることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、前記可動押圧部材が前記付勢手段の付勢方向と逆の方向へ移動して前記感知スイッチが作動した際に、この可動押圧部材を前記付勢方向へ戻さないように係止する自動復帰防止手段が設けられていることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、張力感知手段は、前記リール装置をスライド可能に支持する手段と、前記可撓性長尺部材に張力が生じるスライド方向へ前記リール装置を付勢する付勢手段と、前記リール装置が前記付勢方向と逆の方向へ移動したことを感知してその感知信号を出力する感知スイッチとを具備してなることを特徴とする。
更なる技術的手段によれば、前記感知スイッチは、前記リール装置に押圧されて作動するように設けられ、前記リール装置は、前記付勢手段の付勢方向に対する逆方向への移動により前記感知スイッチから離れた時点で移動量が規制されるように設けられていることを特徴とする。
更なる技術的手段は、前記異常時停止手段は、閉鎖動作中の前記開閉体がその閉鎖方向側の物体に当接したことを感知して、前記可撓性長尺部材に張力を生じさせ、この可撓性長尺部材により伝達される張力によってブレーキ装置を作動させ、該ブレーキ装置によって前記開閉体の閉鎖動作を制動するとともに、前記可撓性長尺部材の張力を前記張力感知手段により感知してその感知信号を出力することを特徴とする。
なお、本発明に係わる開閉装置には、開閉体を巻取軸に巻き取って収納するようにした態様や、開閉体を巻取り軸に巻き取ることなくその開放方向側に収納するようにした態様等を含む。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
開閉体が異常時停止手段により停止すると、開閉体の重量によって可撓性長尺部材に張力を生じる。そして、この可撓性長尺部材の張力が張力感知手段により感知され、その感知信号が出力される。
したがって、開閉体の閉鎖動作が異常停止したことを報知することができ、ひいては、操作者等が開閉体の異常停止に気が付かずに、開閉体を開閉させるための操作(例えば閉鎖スイッチ操作等)を行ってしまうようなことを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物の開口部分や、構築・構造物の内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、構築・構造物内部の空間を仕切ったり開放したりする開閉装置に適用可能であり、特に好ましい態様として所謂シャッター装置に適用した一例を説明する。
この開閉装置1は、図1に示すように、スライドしながら下方へ閉鎖動作可能な開閉体10と、該開閉体10の幅方向の両側をそれぞれ開閉方向へ導くガイドレール20,20と、開閉体10をその開放方向側で巻き取ったり繰出したりする巻取装置30と、開閉体10を異常時に閉鎖途中で停止可能な異常時停止手段40とを具備している。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラット11aを、上下に隣接する該スラット11a,11a間で回動するように複数連接することで開閉体本体11を構成し、該開閉体本体11の閉鎖方向端部側(図示例によれば下端側)に、当接対象部位p(例えば床面や地面、枠部材など)に対して当接させるための座板部材12を接続している。
また、ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コ字状の部材であり、前記当接対象部位pと巻取装置30との間にわたって配設されている。
また、巻取装置30は、下部側に開閉体10を出没させるための開口部を形成した枠状の収納部31内に、開閉体10を巻き取ったり繰出したりする巻取軸32と、該巻取軸32をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段33を介して駆動回転させたり制動したりする開閉機34とを具備している。
なお、収納部31は、図示例によれば、内部構造を露出した枠状に構成しているが、この収納部31の他例としては、内部構造を隠蔽した箱状であってもよい。
また、図示例では、モータである開閉機34の動力によって巻取軸32を巻き取ったり繰出したりする構成としているが、開閉機34を省き、手動で開閉体10を開閉させる構成とすることも可能である。
更に他例としては、開閉機34を省いた構成において自重で開閉体10を閉鎖させる態様や、開閉機34によって開閉体10を開放動作させ同開閉体10を自重によって閉鎖動作する態様、開閉体10を開閉機34により開閉可能であり且つ手動でも開閉可能な態様等とすることが可能である。
異常時停止手段40は、異常停止時に前記開閉体10の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材41と、該可撓性長尺部材41の基端側を巻き取るリール装置42と、該可撓性長尺部材41の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段43(図2及び図3参照)とを具備してなり、ガイドレール20前面側の略コ字状の支持枠50に対し、その左右両側のそれぞれに配設されている。
可撓性長尺部材41とリール装置42は、車用シートベルト等に用いられる所謂リトラクタ装置である。
可撓性長尺部材41は、合成繊維を略長尺帯状に加工してなり、その先端側を開閉体10の閉鎖方向端部側(詳細には座板部材12)に止着するとともに、その逆側である基端側をリール装置42の巻取体42a外周面に止着している。
リール装置42は、後述する支持枠50に固定された略コ字状の支持ブラケット42bと、該支持ブラケット42b内に回動可能に支持された巻取体42aと、該巻取体42aを巻取り方向へ付勢する付勢手段(図示せず)と、該付勢手段の付勢力に抗して巻取体42aが繰出し方向へ回転した際、その回転速度が規定速度以上となった場合に、巻取体42aの回転を停止する繰出停止手段(図示せず)とを具備してなる。
前記繰出停止手段は、巻取体42aの繰出し回転速度が規定速度以上となった場合に、例えば遠心力によって移動する部材を不動部位に係止させる構造等、巻取体42aを繰出し回転不能に拘束する構造であればよい。
なお、前記規定速度は、開閉体10が開閉機34の駆動によって閉鎖動作する際の閉鎖速度よりも速い適宜な速度としてある。
リール装置42の他例としては、巻取体42aの繰り出し回転加速度が規定加速度以上となった場合に、巻取体42aを繰り出し回転不能に拘束するものとすることが可能である。
また、張力感知手段43は、特に図3によく示されるように、可撓性長尺部材41を非直線状に維持するように交差方向(図示例によれば略直交する方向)へ押圧する可動押圧部材43aと、該可動押圧部材43aを前記押圧方向へ付勢する付勢手段43bと、可撓性長尺部材41が前記付勢方向と逆の方向へ移動したことを感知してその感知信号を出力する感知スイッチ43cとを具備してなる。
可動押圧部材43aは、可撓性長尺部材41の幅よりも長い略軸状の部材であり、その両端部側の各々が、略コ字枠状のブラケット43dの長孔43d1に挿通されている。
前記長孔43d1は、可撓性長尺部材41の幅方向の両側で、可撓性長尺部材41と略直交する方向へ長くなるように形成された長孔であり、図示例によれば略水平状に長く形成される。
したがって、この長孔43d1に挿通される可動押圧部材43aは、可撓性長尺部材41に対し略直交する方向へ移動することになる。
長孔43d1の長さは、可動押圧部材43aが感知スイッチ43cを押圧作動した時点で、該可動押圧部材43aの移動量が規制されるように、適宜に設定されている。この構成によれば、可動押圧部材43aからの過剰な押圧力により、感知スイッチ43cが破損してしまうようなことを防ぐことができる。
付勢手段43bは、図示例によればコイルスプリングであり、その一端側をブラケット43dに止着するとともに、他端側を可動押圧部材43aに止着することで、可動押圧部材43aを、可撓性長尺部材41に押圧する方向へ付勢している。
なお、図示例によれば、付勢手段43bを引張バネとし、可動押圧部材43aを引っ張るように配設しているが、他例としては、付勢手段43bを圧縮バネとし、その弾発力により可動押圧部材43aを押動するように配設してもよい。
感知スイッチ43cは、アクチエータ43c1が揺動されることにより接点信号を出力するリミットスイッチであり、ブラケット43dに止着されている。
この感知スイッチ43cは、アクチエータ43c1が可動押圧部材43aによって押圧されることでa接点を閉じるように構成してある。
すなわち、通常時は、図3(a)に示すように、アクチエータ43c1が、付勢手段43bに付勢された可動押圧部材43aにより押圧されることで、内部のa接点を閉じている。そして、可動押圧部材43aが逆方向へ移動した際には、感知スイッチ43c内の図示しない付勢手段により、アクチエータ43c1を逆方向へ揺動させて、前記a接点を開放する。
上記構成の異常時停止手段40は、支持枠50の左右両側に固定されることで、開閉体10の左右両側に対応するように二つ設けられる。
支持枠50は、ガイドレール20に固定された左右の支柱51,51と、これら支柱51,51の上端側間にわたる横枠52とからなる略コ字枠状に構成されている(図1参照)。
そして、支柱51の上端側と横枠52の端部側との間にわたって略平板状のブラケット53が固定され、このブラケット53に対しリール装置42が支持されている。
左右の異常時停止手段40,40は、それぞれ上記感知スイッチ43cを具備している。
これら二つの感知スイッチ43c,43cは、巻取装置30内の図示しない制御回路に電気配線されている。
詳細に説明すれば、図4に示すように、前記制御回路に接続される停止スイッチのb接点と、一方の感知スイッチ43cのa接点と、他方の感知スイッチ43cのa接点とが、直列に接続されるようになっている。
したがって、開閉体10の開放動作中または閉鎖動作中であっても、前記三つの接点の内、何れか一以上の接点が開となれば、図4中の閉鎖リレーCMまたは開放リレーOMが非通電となるとともに、その自己保持回路が解除され、開閉機34のモータMへの電源供給が遮断される。そして、それと略同時に、閉鎖リレーCMまたは開放リレーOMのa接点が閉となることにより、図4中のブレーキ装置BCへ電源が供給される。
前記ブレーキ装置BCは、開閉機34に内在され、電磁力で作動するブレーキドラムによりモータMの出力軸を制動する周知の機構である。
したがって、前記三つの接点(感知スイッチ43c,43c、停止スイッチ)の内、何れか一以上の接点が開である場合には、モータMによる開閉体10の開閉動作はできない。
なお、図4中、LS1は、開閉体10の全開(上限)と全閉(下限)を感知するリミットスイッチである。
また、同図中、LS2は、開閉体10が異常な挙動を起こして巻取軸32の周りでだぶついた際にそのだぶつきを検知するように設けられたリミットスイッチである。
また、同図中、PBSは、上述した停止スイッチ、開放(上昇)スイッチ、閉鎖(下降)スイッチを具備した操作部である。
また、同図中、Pは、モータMが異常温度上昇した場合等に開放する接点であり、モーターMに内蔵されている。
次に、上記構成の開閉装置1についてその特徴的な作用効果を詳細に説明する。
開閉体10の全開または中途開放状態において、動力伝達手段33のチェーンが切断や外れ等に起因して、巻取軸32が自由回転可能な状態になった場合、その巻取軸32から開閉体10が自重によって繰り出されることになる。
そして、開閉体10の繰り出し速度が所定以上となると、左右の異常時停止手段40,40の一方または双方が作動し、開閉体10の閉鎖動作が停止する。
そして、前記閉鎖動作の停止に伴い、各異常時停止手段40の可撓性長尺部材41が開閉体10の重量によって引き張られる。そのため、各可撓性長尺部材41は、図3(a)(b)に示すように、非直線状(屈曲した状態)から略直線状の状態に変化する。そして、その変化する可撓性長尺部材41により押圧されて、可動押圧部材43aが付勢手段43bの引張力に抗して移動し、その可動押圧部材43aの移動に伴って感知スイッチ43cのアクチエータ43c1も揺動し、感知スイッチ43c内のa接点が開放する。
そのため、図4に示す制御回路は、停止スイッチが押されたのと同様に動作して、閉鎖動作リレーCMが非通電となり、モータMへの電源供給が遮断されるとともに、ブレーキ装置BCが作動して、開閉機34の出力軸が拘束される。
よって、この状態において、仮に異常停止に気が付いていない操作者が、開放(上昇)スイッチ又は閉鎖(下降)スイッチを操作したとしても、感知スイッチ43cのa接点が開放状態に維持されているため、開放リレーOMまたは閉鎖リレーCMが通電されてモータMが作動するようなことを防ぐことができる。
なお、張力感知手段43は、スイッチ仕様のa接点とb接点を入れ替え、可撓性長尺部材41の張力による移動に伴い、b接点が開放する構成とすることも可能である。
より具体的に説明すれば、図3に示す実施例では感知スイッチ43cのa接点を通常時ONにして、b接点のように使用しているが、他例としては、感知スイッチ43cをb接点を有するスイッチとするとともに、この感知スイッチ43cを可撓性長尺部材41の交差方向における図示の反対側(図3によれば右側)に配設し、この感知スイッチ43cが、可撓性長尺部材41又は可動押圧部材43aに押圧されて前記b接点を開にする構成としてもよい。
次に、異常時停止手段の他例について説明する。なお、以下の異常時停止手段の他例において、上記異常時停止手段40と略同様の部分については同一の符号を付けることで重複する詳細説明を省略する。
図5に示す異常時停止手段40’は、可動押圧部材43aが付勢手段43bの付勢方向と逆の方向へ移動して感知スイッチ43cが作動した際に、この可動押圧部材43aを前記付勢方向へ戻さないように係止する自動復帰防止手段を具備している。
この自動復帰防止手段は、具体的に説明すれば、上記異常時停止手段40におけるブラケット43dを、略L字状の長孔43d1’を有するブラケット43d’に置換した構成としている。
前記長孔43d1’は、図5(a)(b)に示すように、可動押圧部材43aを略水平方向へ導いて下方へ落下させるように略L字状に形成されている。
而して、図5に示す異常時停止手段40’によれば、開閉体10の急落下を停止して可撓性長尺部材41が略直線状になった際、可動押圧部材43aが長孔43d1’端部の下方へ曲がった部分に嵌り合う。
したがって、異常停止した開閉体10が再度閉鎖動作してしまうようなことを防ぐことができる。
なお、更に好ましい態様としては、可動押圧部材43aが長孔43d1’端部で下方へ向く部分に嵌り易いように、可動押圧部材43aを下方へバネなどの付勢部材によって付勢してもよい。
また、更に好ましい他例としては、可動押圧部材43aが長孔43d1’端部の下方へ向く部分へスムーズに案内されるように、長孔43d1’の下方へ向く端部側の形状を適宜な形状(例えば、下方向き部分を幅広にした形状や、上辺側及び/又は下辺側の曲がり部分を滑らかな曲部とした形状等)にするとよい。
また、図6に示す異常時停止手段60は、異常停止時に前記開閉体の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材41と、該可撓性長尺部材41の基端側を巻き取るリール装置42と、該可撓性長尺部材41の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段62とを具備してなり、ブラケット61を介して支持枠50に支持されている。
ブラケット61は、側面視略L字状を呈し、リール装置42を支持するとともに、下端側の略水平状の部分により、後述する可動押圧部材62bを略水平にスライドさせるように支持している。
張力感知手段62は、支持枠50側に固定された感知スイッチ62aと、該感知スイッチ62aに対し接近離間するようにブラケット61に支持された可動押圧部材62bと、該可動押圧部材62bを感知スイッチ62aから離間させる方向へ引っ張る付勢手段62cとからなる。
感知スイッチ62aは、可動押圧部材62bに押圧されてb接点を開放するスイッチであり、前記b接点を停止スイッチのb接点(図4参照)と直列に電気配線している。
可動押圧部材62bは、付勢手段62cに引っ張られることで、上下方向へ挿通させた可撓性長尺部材41を、非直線状(屈曲状態)に維持している。
付勢手段62cは、例えばコイルスプリングであり、その一端側を可動押圧部材62bに止着するとともに他端側を不動部位に止着して、可動押圧部材62bを感知スイッチ62aから引き離す方向へ付勢している。
而して、上記構成の異常時停止手段60によれば、開閉体10の異常急閉鎖により、リール装置42の巻取体42aが拘束されと、可撓性長尺部材41は、開閉体10の重量により非直線状の状態(図6(a)参照)から直線に近い状態(図6(b))に近い状態に変化する。そして、この変化する可撓性長尺部材41に押圧されて、可動押圧部材62bがスライドして感知スイッチ62aを押圧する。
よって、感知スイッチ62a内のb接点が開となり、上記異常時停止手段40の場合と同様に、開閉体10が操作部PBSによって操作されてしまうのを防ぐことができる。
また、図7に示す異常時停止手段60’は、感知スイッチと付勢手段の配置を逆にしたものである。
すなわち、異常時停止手段60’における感知スイッチ62a’は、支持枠50から離れようと移動する可動押圧部材62bによって押圧されるように設けられる。この感知スイッチ62a’に内在する接点はa接点としてある。
また、付勢手段62c’は、圧縮スプリングであり、可動押圧部材62bを感知スイッチ62a’側へ押圧している。
而して、図7に示す異常時停止手段60’によれば、通常時は、感知スイッチ62a’内のa接点が可動押圧部材62bに押圧されて閉じている。
開閉体10の異常急閉鎖によりリール装置42の巻取体42aが拘束されと、可撓性長尺部材41が、開閉体10の重量により非直線状の状態(図7(a)参照)から直線に近い状態(図7(b))に近い状態に変化する。
そのため、可撓性長尺部材41を挿通している可動押圧部材62bが、感知スイッチ62a’から離れる方向へ移動し、感知スイッチ62a’内のa接点が開となる。
よって、上記異常時停止手段40の場合と同様に、開閉体10が操作部PBSによって操作されてしまうのを防ぐことができる。
また、図8に示す異常時停止手段70は、異常停止時に開閉体10の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材41と、該可撓性長尺部材41の基端側を巻き取るリール装置42と、該可撓性長尺部材41の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段72とを具備してなり、ブラケット71を介して支持枠50に支持されている。
張力感知手段72は、リール装置42をブラケット71によって上下方向へスライドするように支持するとともに、そのリール装置42を付勢手段72aによって上方へ付勢し、リール装置42の下方側には、リール装置42に押圧されて作動する感知スイッチ72bと、リール装置42の下方への移動量を規制する規制部材72cを設けてなる。
ブラケット71は、側面視略L字状を呈し、リール装置42を上下方向へスライドさせるように溝部71a内に嵌め合わせて支持するとともに、下端側の略水平状の部分により、感知スイッチ72bおよび規制部材72cを支持している。
付勢手段72aは、引張バネでありその一端側をリール装置42に止着するとともに他端側を不動部位に止着して、リール装置42を上方へ付勢している。
この付勢手段72aの付勢力は、開閉体10の急閉鎖により巻取体42aが拘束され、可撓性長尺部材41に張力が生じた際に、この張力によってリール装置42が下方へ移動するように適宜に設定してある。
また、感知スイッチ72bは、リール装置42に押圧されて、b接点を開放するようにしたリミットスイッチであり、前記b接点を停止スイッチのb接点(図4参照)と直列に電気配線している。
また、規制部材72cは、前記感知スイッチ72bがリール装置42からの押圧力により破損することがないように、感知スイッチ72bが作動した時点でリール装置42に当接する。
而して、上記異常時停止手段70によれば、開閉体10の異常急閉鎖によりリール装置42の巻取体42aが拘束されと、可撓性長尺部材41の張力により、リール装置42が下方へ移動する。
そのため、感知スイッチ72bがリール装置42に押圧されて、内部のb接点を開にする。
よって、上記異常時停止手段40の場合と同様に、開閉体10が操作部PBSによって操作されてしまうのを防ぐことができる。
また、図9に示す異常時停止手段70’は、上記異常時停止手段70がリール装置42を引張バネにより付勢していたのに対し、同リール装置42を圧縮バネである付勢手段72a’により付勢するようにしている。
この異常時停止手段70’によれば、上記異常時停止手段70と同様に、開閉体10の異常停止時に、可撓性長尺部材41の張力によりリール装置42が下降して感知スイッチ72bを作動させる。
なお、図9に示す態様においても、上述した異常時停止手段70と同様に、リール装置42の移動量を規制部材72c(図8参照)により規制して、感知スイッチ72bを保護するようにしてもよい。
あるいは、ブラケット71の溝部71aの上下方向寸法を適宜長さに設定することで、リール装置42の移動量を規制するようにしてもよい。
また、図10に示す異常時停止手段80は、異常停止時に開閉体10の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材41と、該可撓性長尺部材41の基端側を巻き取るリール装置42と、該可撓性長尺部材41の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段82とを具備してなり、略L字状のブラケット81を介して支持枠50に支持されている。
張力感知手段82は、リール装置42を傾斜させて支持する板バネ82aと、該板バネ82aの間に配置された感知スイッチ82bとを具備してなる。
板バネ82aは、一片部と他片部との間を弾性的に開閉するようにした略V字状または略U字状の板バネであり、前記一片部をブラケット81に固定するとともに、前記他片部にリール装置42を支持することで、リール装置42を傾斜状に支持している。
この板バネ82aの拡開方向の付勢力は、開閉体10の急閉鎖により巻取体42aが拘束され、可撓性長尺部材41に張力が生じた際に、この張力によってリール装置42の傾斜角度が小さくなるように適宜に設定してある。
この板バネ82aは、その折曲部がリール装置42の巻取体42aの軸よりも高い位置となるように配設される。この配置によれば、可撓性長尺部材41の張力によって効果的に板バネ82aを弾性変形させることができ、ひいては張力感知手段82の感知精度を向上することができる。
また、感知スイッチ82bは、板バネ82aの前記一片部と他片部の間に配置され、これらの間に挟まれて作動した際に、b接点を開放するようにしている。この感知スイッチ82bのb接点は、停止スイッチのb接点(図4参照)と直列に電気配線されている。
而して、上記構成の異常時停止手段80によれば、開閉体10の異常急閉鎖によりリール装置42の巻取体42aが拘束されと、可撓性長尺部材41の張力により、リール装置42の傾斜角度が小さくなり、板バネ82aの一片部と他片部との間が狭まり、これらの間に挟まれて感知スイッチ82bが作動する。
よって、感知スイッチ82b内のb接点が開になり、上記異常時停止手段40等と略同様に、開閉体10が操作部PBSによって操作されてしまうのを防ぐことができる。
また、図11に示す異常時停止手段90は、異常停止時に開閉体10の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材41と、該可撓性長尺部材41の基端側を巻き取るリール装置42と、該可撓性長尺部材41の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段91とを具備してなる。
張力感知手段91は、リール装置42から繰り出された可撓性長尺部材41の途中箇所を吊るようにして設けられる滑車装置91aと、該滑車装置91aを吊るす単数もしくは複数の付勢手段91b(図示例では複数)と、該滑車装置91aとその上方側の不動部位(図示例によれば略逆L字状ブラケット)との間に設けられた感知スイッチ91cとを具備し、可撓性長尺部材41の張力により滑車装置91aを感知スイッチ91cから離間させ、感知スイッチ91cを作動させるようにしている。感知スイッチ91cは、内部のa接点を付勢手段91bの付勢力によって閉じた状態で停止スイッチのb接点(図4参照)に直列接続している。
よって、この異常時停止手段90によっても、開閉体10が操作部PBSによって操作されてしまうのを防ぐことができる。
また、図12に示す異常時停止手段90’は、異常停止時に開閉体10の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材41と、該可撓性長尺部材41の基端側を巻き取るリール装置42と、該可撓性長尺部材41の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段91’とを具備してなる。
張力感知手段91’は、リール装置42から開閉体閉鎖方向(図示例によれば下方)へ繰り出された可撓性長尺部材41を開閉体開閉方向に対し交差する方向へ導く固定滑車91a’と、該固定滑車91a’を経由した可撓性長尺部材41を下方へ導くスライド滑車91b’と、該スライド滑車91b’を略水平方向へ付勢する付勢手段91c’と、該付勢手段91c’により付勢されたスライド滑車91b’に押圧されてa接点を閉に維持した感知スイッチ91d’とを、略L字状のブラケット91e’に支持してなる。前記感知スイッチ91d’のa接点は、停止スイッチのb接点に直列接続されている。
この異常時停止手段90’によれば、開閉体10の急停止により可撓性長尺部材41に張力が作用すると、スライド滑車91b’が付勢手段91c’の付勢力に抗して感知スイッチ91d’から離れる方向へ移動し、感知スイッチ91d’内のa接点が開となる。よって、異常停止時に開閉機34が操作部PBSによって操作されてしまうのを防ぐことができる。
また、図13に示す異常時停止手段100は、閉鎖動作中の開閉体10がその閉鎖方向側の物体に当接したことを感知して、可撓性長尺部材101に張力を生じさせ、この可撓性長尺部材101により伝達される張力によってブレーキ装置BCを作動させ、該ブレーキ装置BCによって開閉体10の閉鎖動作を制動するとともに、可撓性長尺部材101の張力を張力感知手段150により感知してその感知信号を出力する。
より、詳細に説明すれば、異常時停止手段100は、開閉体10の閉鎖方向端部に設けられて上下方向へ移動可能な可動座板13と、この可動座板13の上方への移動により略水平方向へわたる可撓性長尺部材101を拘束するようにした拘束機構110と、可撓性長尺部材101の一端側を開閉体10の開閉動作に応じて収納したり繰り出したりする収納操出機構120と、可撓性長尺部材101の他端側が緩んだ際に、その緩みを徐々に上方へ伝達するダンパー機構130と、可撓性長尺部材101の他端側に接続された自動閉鎖装置レバー140と、可撓性長尺部材101の張力を感知する張力感知手段150とを具備している。
可動座板13は、閉鎖動作中の開閉体10の閉鎖方向端部がその閉鎖方向側の障害物に当接した際に、その障害物に対し相対的に開放方向へ移動するように設けられている。
拘束機構110は、可動座板13からの押圧力と付勢部材111との付勢力によって、可撓性長尺部材101を拘束するようにした機構である。
この異常時停止手段100における可撓性長尺部材101には、例えば金属製ワイヤーが用いられる。この可撓性長尺部材101は、開閉体10の下端側で開閉体幅方向へわたり、その両端部側のそれぞれが滑車部材102を介して上方へ導かれている。
収納操出機構120は、固定滑車121と錘体を吊り下げた同滑車により可撓性長尺部材101の一端側を上下方向へ収納する機構であり、例えばガイドレール20内に内在される。
ダンパー機構130は、ロータリーダンパーを用いて、可撓性長尺部材101の緩みを徐々に上方へ伝達するようにしている。
自動閉鎖装置レバー140は、図示しない自動閉鎖装置のレバーである。この自動閉鎖装置は、火災時等の非常信号の入力があった際に、開閉機34のブレーキ解除レバー(図示せず)を操作し、ブレーキ装置BC(図4参照)を機械的に解除する装置であり、その解除中に前記自動閉鎖装置レバー140が揺動操作(図13によれば左方向への揺動操作)されると、その解除状態を元の復帰状態(ブレーキ状態)に戻すようになっている。
したがって、可撓性長尺部材101に張力が生じると、その張力によって自動閉鎖装置レバー140が復帰方向(図13によれば左方向)へ揺動し、ブレーキ装置BCによって開閉機34の出力軸が自由回転不能に拘束される。
張力感知手段150は、可撓性長尺部材101を交差方向へ付勢する付勢手段151と、その付勢方向側で可撓性長尺部材101を受ける感知スイッチ152とを備えている。
付勢手段151は、可撓性長尺部材101を非直線状に屈曲させるように押圧している。
感知スイッチ152は、付勢手段151に付勢された可撓性長尺部材101を受けて、内部のa接点を閉じるようにしている。このa接点は、停止スイッチのb接点(図4参照)と直列接続される。更に、このa接点を、可動座板13の上昇により作動する接点と直列に接続するようにすることも可能である。
而して、上記構成の異常時停止手段100によれば、閉鎖動作中の開閉体10がその閉鎖方向側の障害物に当接した場合、可動座板13が障害物に相対して上方へ移動し、拘束機構110によって可撓性長尺部材101が拘束される。
したがって、可撓性長尺部材101には開閉体10の重量による張力が生じ、その張力により、自動閉鎖装置レバー140が復帰方向(図13によれば左方向)へ揺動し、ブレーキ装置BCによって開閉機34の出力軸が拘束され、開閉体10の閉鎖動作が異常停止する。
その一方、前記可撓性長尺部材101の張力により可撓性長尺部材101が付勢手段150の付勢力に抗して非直線状から直線に近い状態へ変化し、その変化に伴って感知スイッチ160内のa接点が開となる。よって、操作部PBSの操作により開閉機34に電力が供給されるようなこと防ぐことができる。
なお、図1に示す一例では、異常時停止手段を左右両側に対応するように二つ設けたが、他例としては、異常時停止手段を単数とすること可能である。この場合、単数の異常時停止手段の配置は、開閉体10の幅方向の中央側とするのが好ましいが、開閉体10の幅方向の片側とすることも可能である。
更に他例としては、異常時停止手段を3以上具備することも可能である。
また、図1〜12の例示によれば、開閉体10の開放方向側の不動部位にリール装置42を固定し、該リール装置42から繰り出される可撓性長尺部材41の先端側部分を開閉体10の閉鎖方向端部側に止着したが、他例としては、リール装置42を開閉体10の閉鎖方向端部側に止着するとともに、該リール装置42から開放方向へ繰り出される可撓性長尺部材41の先端側部分を開閉開放方向側の不動部位に止着するようにしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、閉鎖動作中の開閉体10が異常時停止手段によって停止した際に、張力感知手段からの感知信号により、開閉駆動源(具体的には開閉機34)を駆動不能となるように制御する態様としたが、他例としては、異常停止したことを音や光等により発信する態様や、異常停止したことを遠隔管理装置等へ送信する態様や、これらの態様を適宜組み合わせた構成等とすることが可能である。
また、図5には、自動復帰防止手段の一例として、可動押圧部材43aが付勢手段43bの付勢方向と逆の方向へ移動して感知スイッチ43cが作動した際に、この可動押圧部材43aを付勢方向へ戻さないようにブラケット43dの略L字状の長孔43d1に係止する構造としたが、自動復帰防止手段の他例としては、前記逆の方向へ移動した可動押圧部材43aを磁石や吸盤によって吸着する態様や、前記逆の方向へ移動した可動押圧部材43aを面ファスナー(ベルベットファスナー)や粘着剤により止着する態様とすることも可能である。
また、他例として、開閉体10の閉鎖方向端部に障害部感知センサが設けられるとともに、該障害物感知センサの電気的な障害物感知信号を巻取装置30内の制御部に対し有線または無線送信する感知信号伝達手段を具備した場合に、上述した張力感知手段による張力感知信号を、障害物感知信号を送信するための前記感知信号伝達手段によって制御部へ送信するようにしてもよい。
更に、この構成においては、前記制御部が前記障害物感知信号と前記張力感知信号とを区別して処理する態様としてもよいが、より簡素な一例としては、前記障害物感知信号と前記張力感知信号とを同じ信号(例えば無電圧接点信号)として区別することなく制御部へ伝達し、制御部が前記二種類の感知信号を区別することなく所定の制御動作(例えば開閉体10の停止や反転、警報発信等)を行うようにしてもよい。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す正面図である。 同開閉装置における異常時停止手段の一例を示す要部斜視図である。 異常時停止手段の一例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 同開閉装置における制御回路の一例を示す電気回路図である。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部側面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。 異常時停止手段の他例を示す要部正面図であり、(a)は通常状態を示し、(b)は開閉体の閉鎖動作を異常停止した状態を示す。
符号の説明
10:開閉体 40:異常時停止手段
41:可撓性長尺部材 42:リール装置
43:張力感知手段 43a:可動押圧部材
43b:付勢手段 43c:感知スイッチ

Claims (10)

  1. スライドしながら下方へ閉鎖動作可能な開閉体と、閉鎖動作中の該開閉体を異常時に停止する異常時停止手段とを備えた開閉装置において、
    前記異常時停止手段は、異常停止した前記開閉体の重量によって張力を生じる可撓性長尺部材と、該可撓性長尺部材の張力を感知してその感知信号を出力する張力感知手段とを具備していることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記異常時停止手段は、前記開閉体における上側部位と下側部位との内の一方の部位に前記可撓性長尺部材の先端側を止着するとともに、その他方の部位には、同可撓性長尺部材の基端側を巻き取るようにしたリール装置を止着してなり、
    前記リール装置は、前記可撓性長尺部材を巻き取るように付勢された巻取体と、この付勢力に抗して前記可撓性長尺部材が繰り出される繰出速度が規定値以上となった場合に前記巻取体の繰り出し方向の回転を停止する繰出停止手段とを具備してなることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記張力感知手段は、前記可撓性長尺部材をその交差方向へ付勢して非直線状に維持しようとする付勢手段と、前記可撓性長尺部材が前記付勢手段の付勢方向と逆の方向へ移動したことを感知してその感知信号を出力する感知スイッチとを具備してなることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記可撓性長尺部材に対する交差方向へ移動するように支持された可動押圧部材を備え、この可動押圧部材を前記付勢手段の付勢力によって前記可撓性長尺部材に押圧させて、前記可撓性長尺部材を非直線状に維持していることを特徴とする請求項3記載の開閉装置。
  5. 前記感知スイッチは、前記可動押圧部材の移動を感知するように設けられていることを特徴とする請求項4記載の開閉装置。
  6. 前記感知スイッチは、前記可動押圧部材に押圧されて作動するように設けられ、
    前記可動押圧部材は、前記感知スイッチを押圧作動した時点で移動量が規制されるように設けられていることを特徴とする請求項5記載の開閉装置。
  7. 前記可動押圧部材が前記付勢手段の付勢方向と逆の方向へ移動して前記感知スイッチが作動した際に、この可動押圧部材を前記付勢方向へ戻さないように係止する自動復帰防止手段が設けられていることを特徴とする請求項4又は5記載の開閉装置。
  8. 張力感知手段は、前記リール装置をスライド可能に支持する手段と、前記可撓性長尺部材に張力が生じるスライド方向へ前記リール装置を付勢する付勢手段と、前記リール装置が前記付勢方向と逆の方向へ移動したことを感知してその感知信号を出力する感知スイッチとを具備してなることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
  9. 前記感知スイッチは、前記リール装置に押圧されて作動するように設けられ、
    前記リール装置は、前記付勢手段の付勢方向に対する逆方向への移動により前記感知スイッチから離れた時点で移動量が規制されるように設けられていることを特徴とする請求項8記載の開閉装置。
  10. 前記異常時停止手段の前記可撓性長尺部材により伝達される張力によって前記開閉体の閉鎖動作を制動するブレーキ装置を備え、
    前記異常時停止手段は、閉鎖動作中の前記開閉体がその閉鎖方向側の物体に当接したことを感知して、前記可撓性長尺部材に張力を生じさせ、この可撓性長尺部材により伝達される張力によって前記ブレーキ装置を作動させ、該ブレーキ装置によって前記開閉体の閉鎖動作を制動するとともに、前記可撓性長尺部材の張力を前記張力感知手段により感知してその感知信号を前記張力感知手段から出力することを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
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