JP5179837B2 - シャッター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商業用ビル、店舗等に備えられるシャッター装置に関し、詳しくは挟まれ防止の安全装置を備えつつ防犯性にも優れるシャッター装置に関する。
商業用ビル等の各種建物、公共施設等に備えられる管理シャッター、又は防火シャッター等のシャッター装置では、シャッターカーテンの降下(巻き戻し)時において、該シャッターカーテンと床面との間に人や物が挟まれることが問題とされてきた。これに対して、例えば光学的、電気的なセンサにより障害物を感知してシャッターカーテンの降下を停止するいわゆる「障害物感知装置」が広く用いられている。
一方、光学的、電気的なセンサ等を使用せずに安全性を向上させ、例え挟まれても大きな怪我等には至らない安全装置が特許文献1〜3に開示されている。特許文献1〜3に記載の発明によれば、シャッターカーテンの下端にシャッターに対して上下方向に相対的にスライド可能に防火スライド板が設けられている。これにより、防火スライド板と床面との間に人が挟まれても防火スライド板が上方にスライドして退避し、人に大きな荷重がかからないようにすることができる。
特許第2940671号公報 特開2000−8739号公報 特開2000−8740号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載の発明はシャッター装置の閉鎖時において防火スライド板を自由に上方に持ち上げることができるので、非常時のみに動作する防火シャッターでは問題にはならないが、これを管理シャッターに用いると防犯性に問題があった。
そこで本発明は上記課題に鑑み、挟まれ防止の安全装置を備えつつも防犯性にも優れるシャッター装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、所定の間隔を有して立設された一対のガイドレール(11、12)に沿って移動するシャッターカーテン(14)の巻き取りにより開口部を開放し、シャッターカーテンが巻き戻されることにより開口部が閉鎖されるシャッター装置(1)であって、シャッターカーテンの下端部に設けられ、該シャッターカーテンに対して上下方向に相対的に移動可能であるスライド板(18、21)と、シャッターカーテン(14)の下端のガイドレール(11、12)側に設けられ、シャッターカーテンに対して相対的に移動不可能に設けられた固定板(16、16)と、固定板とスライド板(18、21)との間に設けられ、シャッターカーテンに対して上下方向に移動可能である案内板(17、17)と、シャッターカーテンの閉鎖にともなうスライド板の接地により自動に該スライド板の相対的な移動を禁止するロック手段(30)と、を備え、ロック手段(30)は、スライド板に配置された係合手段(31)と、案内板に配置された連動手段(41)と、固定板に配置された被係合手段(48)と、を有し、係合手段がシャッターカーテンの閉鎖におけるスライド板及び案内板の接地により自動に連動手段に作用するとともに、該連動手段が被係合手段に係合して、スライド板及び案内板の相対的な移動が禁止され、係合手段がシャッターカーテンの開放の動作における前記スライド板の上昇により自動に連動手段から離脱するとともに、連動手段が被係合手段から離脱してスライド板及び案内板の相対的な移動が許容されるシャッター装置を提供することより前記課題を解決する。
ここで、「シャッターカーテンの閉鎖におけるスライド板の接地」とは、シャッターカーテンが障害物等による影響を受けずに、通常に求められる開口部の閉鎖がおこなわれたときの接地を意味する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のシャッター装置(1)における連動手段(41)は、シャッターカーテン(14)に沿った水平方向に移動可能な棒状部材であるロッド棒(43)と、該ロッド棒を水平方向に付勢する弾性部材(45)と、を備え、ロッド棒の棒の一端が係合手段(31)に押圧されることにより、弾性部材に弾性力に抗して移動するとともに、他端が被係合手段(48)に係合し、ロッド棒への係合手段による押圧力が除荷されることにより、弾性部材の弾性力によりロッド棒は移動して被係合手段から離脱することを特徴とする。
本発明によれば、シャッターカーテンが降下する軌道上に障害物があり、スライド板の下端にこれが接触しても、スライド板の相対的な移動によりスライド板が上方に退避し、障害物にはシャッターカーテンの荷重は負荷されない。例えばこれが人等である場合には安全性を確保することができる。一方、シャッター装置が正常に閉鎖されたときには、スライド板はロック手段により上下動ができなくなるので、スライド板を手で持ち上げることが不可能となり防犯性を高めることが可能である。従って、このように安全が確保されたシャッター装置に防犯性が備えられるので防火シャッターとしてのみでなく、管理シャッターとして使用することも可能となる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。しかし本発明は当該実施形態に限定されるものではない。
図1は第一実施形態に係る本発明のシャッター装置1を模式的に表した図である。図1(a)はシャッター装置1の室外視正面図、図1(b)は図1(a)に対する右側面図である。図1(a)、図1(b)では説明のため、部材により隠蔽されている一部構成部材も表示している。また、図1はシャッター装置1が閉鎖され、通路又は空間が仕切られている姿勢である。図1に一点鎖線で示した線は天井の位置を示している。本実施形態のシャッター装置1は、いわゆる管理シャッターであり、電動開閉機52の正転、及び逆転によりシャッターカーテン14の巻き取り及び巻き戻しがされる。
シャッター装置1は、開閉部10、及び該開閉部10の上端に具備される巻き取り部50を備えている。開閉部10は、実際に通路等の開放、閉鎖が行われる部位である。一方、巻き取り部50は、シャッター装置1の開放の姿勢において、後で説明するシャッターカーテン14を巻き取り収納するとともに、シャッター装置1の開閉、その他制御のための駆動源である電動開閉機52や、その他の制御装置を備える部位である。
開閉部10は、ガイドレール11、12、まぐさ13、及びシャッターカーテン14を備えている。ガイドレール11、12は、所定の間隔を有して平行に立設された2本の長尺部材で、横断面が略コ字状である。ガイドレール11、12は当該コ字状である開口部を対向させるように設置される。まぐさ13はガイドレール11、12の上部を渡すように取り付けられた長尺部材である。従って、当該ガイドレール11、12、及びまぐさ13により門型が形成されている。
シャッターカーテン14は、スラット15、15、…、固定板16、16、案内板17、17、スライド板18、21、及びロック手段30、30を備えている。図2は、図1のうちシャッター装置1の下端部に注目した図、図3は、図2にA−Aで示した矢視断面図である。図3では、紙面下が室外側、紙面上が室内側である。また、図4は、図2にB−Bで示した矢視断面図である。図4も紙面下が室外側、紙面上が室内側である。図5は、図2にC−Cで示した矢視断面図である。図5では紙面右が室外側、紙面左が室内側である。さらに図6には、図2にDで示した部位の拡大図を示した。図6では、その一部の部材について、他の部材により隠蔽される部分についても透視して表している。
図1〜図6及び適宜示す図を参照しつつシャッターカーテン14について説明する。
スラット15、15、…は、シャッターカーテン14の閉鎖の姿勢で、長手方向を水平に、幅方向を鉛直にして配置される長尺の略板状の部材である。そして上下方向に隣り合うスラット15、15、…の端部同士が、所定の回動が許容されるように連結されている。これにより巻き取りが可能となる。また、スラット15、15、…の左右両端部は2本のガイドレール11、12のコ字状の開口から内側に包含されるように配置される。このときスラット15、15、…はガイドレール11、12に固定はされないので、スラット15、15、…はガイドレール11、12の長手方向には移動が可能であり、これと直交する方向(図1(a)の紙面奥/手前方向)の移動は制限される。これによりスラット15、15、…を適切にガイドレール11、12に沿って上下に移動させることができる。
固定板16、16は、スラット15、15、…のうち、最下端のスラット15a(図5参照)の下端の左右両端部(ガイドレール側端部)のそれぞれから下方に延在するように固定された一枚の板状の部材、及び曲げ物部材である。従って、左右の固定板16、16及び最下端のスラット15aにより門型が形成される。シャッター装置1の閉鎖の姿勢では、固定板16、16の下端が地面に接触し、最下端のスラット15aと地面との間には空間を生じる(ただし、当該空間には後述するように案内板17、17、及びスライド板18、21が配置される。)ので、当該門型の開口部内に障害物が入ることができる。これにより例えば人がスラット15aと地面との間に強い負荷を受けて挟まれることを防止できる。
ここで図3からわかるように、固定板16の一端はガイドレール11の内側に包含され、シャッターカーテン14の上下動とともに当該一端はガイドレール11内を移動する。固定板16の上記一端に対向する他端はガイドレール11から所定量だけ突出している。そして、該突出した部分の室外側は、図3に表した断面において中空の矩形片16aを有し、該矩形片16aのガイドレール11とは反対側には開口部16bを備えている。矩形片16aは図3に表した断面を有して固定板16、16の上下方向(図3の紙面奥/手前方向)に延在する。また、反対のガイドレール12側に備えられた固定板16についても同様である。
固定板16、16の大きさは特に限定されるものではないが、上記挟まれ防止の観点から門型の開口はできるだけ広い方が良いので、固定板16、16のガイドレール11、12から突出する大きさは可能な限り小さい方が好ましい。また、門型の開口の高さ、すなわち固定板16、16の高さ(図2の紙面上下方向大きさ)は人が挟まれることを防止する観点から、人が横になった姿勢で最下端のスラット15aが人に当たらない程度を確保することが好ましい。
案内板17、17は、1枚の板を折り返して2重構造としたような部材である(図3参照)。案内板17、17は図3に示した断面を有して紙面奥/手前方向に延在する。案内板17のガイドレール11側は折り返しの端部が配置され、該端部の近傍には室内外方向(図3の紙面上下方向)のくびれ17aが設けられている。そしてこれに対向する側の端部は該2重構造の内外を連通する開口17bが形成されている。
また、図3からわかるように、案内板17の上記折り返し端部は固定板16の矩形片16aの内側に内包されるように配置される。このとき、くびれ17aの部分が、矩形片16の開口16bを貫通することにより、案内板17が固定板16の外に延在するように形成されている。従って、案内板17はその移動に際し、固定板16の矩形片16aにより所定の拘束を受けるが、固定板16に対して上下方向(図3の紙面奥/手前方向)に相対的にはスライドすることができる。ここではガイドレール11側について説明したが、ガイドレール12側についても同様である。
案内板17、17の大きさは特に限定されるものではないが、高さ方向については固定板16、16と概ね同じである。また図3の紙面左右方向の大きさは、後述のスライド板18、21を大きく取る方がよいことから、できるだけ小さい方が好ましい。
スライド板18、21は、上記した固定板16、16及び最下端のスラット15aにより形成される門型の開口部の大部分を閉鎖可能に配置される板状の部材である。本実施形態では、2枚のスライド板18、21が左右に並べられて配置されている。スライド板18のガイドレール11側端部は図3からわかるように案内板17の開口部17bから該案内板17の内側に包含されるように配置される。ガイドレール12側のスライド板21についても同様である。これにより、スライド板18、21の移動は案内板17、17により所定の拘束を受けるが、案内板17、17に対して上下方向(図3の紙面奥/手前方向)に相対的にはスライドすることができる。また、本実施形態ではスライド板18のガイドレール11側端部と、案内板17のくびれ17aとの間にはある程度の距離を設けているので、スライド板18は後で図11に示すような若干の回動も可能とされている。
スライド板18とスライド板21とが重なる側の端部は図4に示したように構成されている。すなわち一方のスライド板21の端部の室内側面にはスペーサー21cを介してスライド板21と平行に設けられた板21dが備えられている。当該板21dによりスライド板21の端部にコ字状が形成される。そして他方のスライド板18の端部が当該コ字状である内側に配置される。これによりスライド板18、21の移動は互いに所定の拘束を受けるが、いずれのスライド板18、21も上下方向(図4の紙面奥/手前方向)に相対的にはスライドすることができる。
スライド板18、21は、シャッター装置1の閉鎖の姿勢で上下方向を長手方向とし、厚さ方向に貫通する2つのスリット18a、18a、21a、21aを備えている。該スリット18a、18a、21a、21aは、スライド板18、21の両端付近に設けられ、上部から下部へ向けて太くなるように形成されている。これにより、後述するスライド板18、21の上下動を円滑にさせることができる。
スライド板18、21のシャッターカーテン14への取り付けは、特に図5からよくわかるように、最下端のスラット15a及びスペーサー15bに固定された固定部材22、22により行われる。より詳しくは、固定部材22、22がスリット21a、21aの内側を貫通するとともにその端部がスリット21a、21aから抜けないように軸に不図示のワッシャーをつけ、スリット21a、21aより大きく形成している。従って、スライド板21は、直接にはスラット15aに固定されていないので、固定部材22、22がスリット21a、21a内を移動することができる範囲で移動することができる。ここでスリット21a、21aは上下方向を長手方向としているので、スライド板21も上下方向に移動することが可能である。
これにより、シャッター装置1の閉鎖途中においてスライド板21の下端に障害物が接触しても、スライド板21はシャッターカーテン14に対して持ち上げられるように移動し、障害物に大きな荷重がかかるのを防止することができる。具体的にどのようにスライド板21が移動するかについては後で詳しく説明する。
ここでは図5が図2におけるC−C矢視断面図であったことからスライド板21を例に説明したがスライド板18についても同様である。また、スライド板18、21の下端には座板18e、21eが設けられていてもよい。
ロック手段30、30は、シャッターカーテン14が通常に閉鎖を完了したときに、スライド板18、21のスライドを禁止するとともに、シャッターカーテン14が開放されたときには再びスライド板18、21がスライド可能となるようにする手段である。図1、図2、及び図6にはロック手段30、30が配置される位置を示し、図7にはその構成を説明するための図を示した。これらの図を参照しつつロック手段30、30について説明する。
ロック手段30は、係合手段31、連動手段41、及び被係合手段48を備えている。ここではスライド板18側のロック手段30について説明するが、スライド板21側のロック手段も同様である。
係合手段31はスライド板18の室内側面で連動手段41側の下端に取り付けられている。連動手段41は案内板17の室内側面で所定の位置に、被係合手段48は、固定板16の室内側面の所定の位置に取り付けられている。ここで所定の位置とは、後述するように、係合手段31、連動手段41、及び被係合手段48が適切に係合離脱することができる位置を意味する。
係合手段31は、図7からわかるように、筐体32、垂直ラック33、水平ラック34、ピニオン35、弾性部材36、及びラック受け37、38、39、40を有している。すなわち、係合手段31は、筐体32の内側にラックアンドピニオン機構を備えている。具体的には、垂直及び水平のラック(垂直ラック33、水平ラック34)が1つのピニオン35を介して連動している。従って、垂直ラック33の上下動に連動して水平ラック34が左右に移動することができる。また、垂直ラック33及び水平ラック34はその両端が筐体32の外に突出可能に形成されている。特に、後述するように、垂直ラック33の下端における筐体32から突出した部分が地面に押圧されることにより係合手段31が動作し、水平ラック34の連動手段41側の端部が筐体32から突出してロックがされる。
係合手段31に備えられる弾性部材36は、垂直ラック33に設けられた弾性部材受け33aと筐体32の天井との間に配置され、垂直ラック33を付勢することができる。具体的には、図8に示したように垂直ラック33が上方に移動したときに垂直ラック33を下方に付勢するように弾性部材36が設けられている。
ラック受け37、38、39、40は、垂直ラック33及び水平ラック34のそれぞれを移動可能に保持する部材である。
連動手段41は、基体42、ロッド棒43、及び弾性部材45を備えている。基体42は、シャッター装置1の通常の閉鎖の姿勢(図1に示した姿勢)において、係合手段31の水平ラック34の移動軸と略同軸である貫通穴42aを有する部材である。また、貫通穴42aの両端部は該貫通穴42aより狭い孔42b、42cが形成されている。孔42bは水平ラック34は貫通するが、ロッド棒43の太く形成された部位43aは貫通しないような大きさ及び形状とされ、孔42cはロッド棒43の細く形成された部位43bは貫通するが、弾性部材45は貫通しないような大きさ及び形状とされている。
ロッド棒43は、貫通孔42a内を移動可能に設けられた棒状部材でその長手方向に太さの異なる2つの棒(第一ロッド43a及び第二ロッド43b)が連結されている。詳しくは、第一ロッド43aは貫通孔42a内を水平ラック34と同じ方向を主要な移動方向として移動する。第二ロッド43bは、第一ロッド43aの被係合手段48側の端面から該第一ロッド43aの移動方向に略同軸に設けられている。第二ロッド43bは第一ロッド43aに対して細く形成されるとともに、該第一ロッド43aとは反対側の端部は基体42から突没可能とされている。
弾性部材45は第一ロッド43aと孔42cとの間に配置され、第二ロッド43bに巻きつくように備えられた弾性部材である。上述のように弾性部材45は孔42cを貫通することはできず貫通孔42a内に留まるので、ロッド棒43の孔42c方向への移動によりこれに抗するように圧縮付勢される。
被係合手段48は、図3からわかるようにL字状の断面を有する部材で、L字状である2つの片(面)のうち一方を固定板16の室内側に取り付けるように設置されている。従ってL字状である他方の片(面)は固定板16の室内側面から室内側に延在するような配置となる。当該他方の面には図7からわかるようにその厚さ方向に貫通する孔48aが設けられている。該孔48aは第二ロッド43bが貫通可能な大きさ及び形状を有している。
かかる構成を有するロック手段30は次のように動作する。すなわち、図7に示したように、垂直ラック33の下端が地面(FL)等により上方に押圧されているときには、垂直ラック33は、弾性部材36により下方に付勢されつつも図7の姿勢を維持する。このとき、水平ラック34の一端は連結手段41の貫通孔42aへ挿入され、第一ロッド43aを押圧するとともに、第二ロッド43bが突出し、被係合手段48の孔48aに挿入された姿勢となるように予め設定しておく。
かかる図7の姿勢から、例えばシャッターカーテン14が上方に上がる等して垂直ラック33が下方からの押圧力から開放されたとき、図8に示したように垂直ラック33は弾性部材36の作用により下方に移動する。するとこれによりピニオン35が回動し、これに連動する水平ラック34が連動手段41から離れる方向に移動する。これにより水平ラック34は連動手段41の貫通孔42aから離脱する。するとロッド棒43も弾性部材45の作用により移動し、第二ロッド43bが被係合手段48の孔48aから離脱する。これらロック手段30の動作とシャッター装置1の開閉動作との関係については後で説明する。
図1に戻り、シャッター装置1の他の部位である巻き取り部50について説明する。巻き取り部50は、ケース51、電動開閉機52、巻き取りシャフト53、駆動チェーン54、不図示の制御装置、及び押しボタンボックス56を備えている。
ケース51は、電動開閉機52、巻き取りシャフト53、及び制御装置の大部分をその内側に隠蔽する箱状の部材である。これにより各構成部材を塵埃等から保護し、装置寿命伸ばしたり、装置の動作の信頼性を向上させたりすることができる。
電動開閉機52は、電気により駆動して巻き取りシャフトを回転させる機器である。これには例えば電動モーターを挙げることができる。当該電動開閉機52は通常のシャッター装置に用いられる電動開閉機で足りる。また、電動開閉機の52の回動軸には、該回転軸に同軸で回転する駆動スプロケット52aが取り付けられている。電動開閉機の設置位置、及び回動軸の向きは特に限定されるものではないが、シャッター装置の構造等の観点から図1に示したように、設置位置はシャッター装置1の左右いずれか側に寄せられるとともに、回動軸は水平であることが好ましい。
従って、電動開閉機52の正転によりシャッターカーテン14の巻き取り、及び逆転によりシャッターカーテン14の巻き戻しが行われる。
巻き取りシャフト53は、シャッターカーテン14の左右幅方向(図1(a)の紙面左右方向)に沿って水平に設けられた円筒状の部材で、該円筒の中心軸を軸として回動可能に設置されている。さらに、上記した電動開閉機52の駆動スプロケット52aが配置されたと同じ側の巻き取りシャフト53の端部には、該巻き取りシャフト53と同軸であるシャフトスプロケット53aが設けられている。当該シャフトスプロケット53aは、駆動スプロケット52aよりも大きな径を有している。これにより適切な速度でシャッターカーテン14を上下動させることができる。
また、巻き取りシャフト53の外周の所定部分にシャッターカーテン14の上端が固定されている。
駆動チェーン54は、上記駆動スプロケット52aとシャフトスプロケット53aとを掛け渡すように取り付けられる環状部材であり、電動開閉機52で生じた回転力を巻き取りシャフト53に伝達するように形成されている。これには例えば駆動スプロケット52a、及びシャフトスプロケット53aの外周に凹凸が形成され、駆動チェーン54はこれに係合離脱しつつ回転し、動力を伝達するチェーンである場合を挙げることができる。
制御装置は、シャッターカーテン14の巻き取り(上昇)、巻き戻し(降下)、停止等に関する各機器からの信号を総括し、シャッターカーテン14を実際にどのように動作させるかを判断するとともに、その判断結果を機器に指令する装置である。制御装置の構成は特に限定されるものではないが、例えば信号を受信して取り込むINPUT部、どのように動作すべきかが決められたプログラムを格納しておくROM、演算を実行するCPU、各種信号や演算結果を一時的に記憶して演算領域として機能するRAM、及び結果を外部に出力するOUTPUT部等を備えている。これにより、シャッター装置1が現時点においてどのような動作をすべきかを適切に判断することができ、利便性と安全性、及び動作の信頼性が図られる。
また、制御装置は通常は商用電源により動作するが、停電時にも最低限の動作が可能であるように充電式バッテリが備えられていてもよい。これにより震災時に商用電源が供給されない場合であっても、少なくともシャッターカーテンの閉鎖をさせることができ、防炎、防煙の機能を提供することができる。
押しボタンボックス56は、使用者が自分の意思によりシャッターカーテン14を巻き取り(上昇)、停止、巻き戻し(降下)させるための操作をする部位である。具体的には、例えばシャッターカーテン巻き取りのための押しボタン、停止のための押しボタン、巻き戻しのための押しボタンを備えている。これにより使用者はシャッター装置1に対して指令を与えることができ、特にこれを遮断する理由がない場合にはシャッター装置1は指令通りの動作をする。
以上のような構成の巻き取り部50は開閉部10の上端に設けられ、シャッター装置1が構成されている。上記のシャッター装置1は、電動開閉機52の正転及び逆転によりシャッターカーテン14の巻き取り及び巻き戻しをすることができるシャッター装置であるが、これに限定されることはなく、巻き戻しがシャッターカーテンの自重によりされるシャッター装置であってもよい。また、例えば定常時と非定常時でシャッターカーテンの巻き戻しを電動開閉機による場合と、自重による場合とで使い分けることができるシャッター装置であってもよい。
ここで、シャッターカーテンが自重により巻き戻しされることが可能であるシャッター装置の電動開閉機にはブレーキが備えられ、自重によりシャッターカーテンが巻き戻されているときには、当該ブレーキを動作させることによりシャッターカーテンが停止される。
次に、シャッター装置1の閉鎖の際に生じるいくつか場面の例を挙げ、スライド板18、21やロック手段30、30の動作について説明する。
図9は、シャッター装置1の開放の姿勢からシャッターカーテン14のが下方に移動し、シャッター装置1が閉鎖される途中の場面を示す図である。このとき、ロック手段30の係合手段31では、垂直ラック33が上方に押圧されていない。従って、ロック手段30は、図7に示した姿勢にある。従って、スライド板18、21及び案内板17、17はシャッターカーテン14に対して相対的に上下方向に移動すること可能となっている。
図10は、図9の姿勢からシャッター装置1の閉鎖が進み、閉鎖が通常に完了した場面である。このように、シャッター装置1の閉鎖が通常に完了する場合には、固定板16、16、案内板17、17、及びスライド板18、21が地面(FL)に接触する。このときロック手段30の係合手段31では、垂直ラック33が地面により上方に押圧されているので、ロック手段30は、図7に示した姿勢にある。従って、スライド板18、21は、案内板17、17に、該案内板17、17は固定板16、16に係合し、スライド板18、21及び案内板17、17は上方に移動することができない。これにより、外部からの侵入をすることができないので管理シャッターとしても本発明のシャッター装置1を用いることが可能となる。
図11は、図9の姿勢からシャッター装置1の閉鎖が進んだもののシャッターカーテン14の軌道上の地面(FL)に障害物E1が存在した一例を示した場面である。このように障害物E1がある場合、スライド板18がスライド自在である状態(ロック手段30が図8に示した姿勢)で該スライド板18の下端が障害物E1に接触する。従ってシャッターカーテン14が降下してもスライド板18は障害物E1により図11に示したようにその一端側がスライドする。これにより障害物E1はスライド板18の一部の重量が荷重としてかかるのみであり、シャッターカーテン14全体の重量が負荷されず障害物E1へのダメージを大幅に減ずることができる。
図12は、図9の姿勢からシャッター装置1の閉鎖が進んだもののシャッターカーテン14の軌道上の地面(FL)に障害物E2が存在した一例を示した場面である。このように障害物E2がある場合、スライド板18がスライド自在である状態(ロック手段30が図8に示した姿勢)で該スライド板18の下端が障害物E2に接触する。従ってシャッターカーテン14が降下してもスライド板18は障害物E2により図12に示したようにその全体がスライドする。これにより障害物E2はスライド板18の重量が荷重としてかかるのみであり、シャッターカーテン14全体の重量が負荷されず障害物E2へのダメージを大幅に減ずることができる。
図13は、図9の姿勢からシャッター装置1の閉鎖が進んだもののシャッターカーテン14の軌道上の地面(FL)に障害物E3が存在した一例を示した場面である。このように障害物E3がある場合、スライド板18、21がスライド自在である状態(ロック手段30が図8に示した姿勢)で該スライド板18、21の下端が障害物E3に接触する。従ってシャッターカーテン14が降下してもスライド板18、21は障害物E3により図13に示したようにその端部がスライドする。これにより障害物E3はスライド板18、21の重量が荷重としてかかるのみであり、シャッターカーテン14全体の重量が負荷されることなく障害物E3へのダメージを大幅に減ずることができる。
図14は第二実施形態にかかるシャッター装置101を説明するための図で図2に相当する図である。シャッター装置101は、シャッターカーテン114の下端に3枚のスライド板118、121、125を備えている点でシャッター装置1と異なる。スライド板118及び121についてはいずれもガイドレール111、112側に上述したロック手段30、30を備えている。しかし、真ん中に配置されるスライド板125についてはロック手段30とは別にロック手段を必要とするので、ロック手段130、130が別途設けられている。以下ロック手段130について説明する。他の構成については上述したシャッター装置1と共通するので、説明は省略する。
図15は、ロック手段130を説明するための図で、ロック手段30の説明における図7に相当する図である。ロック手段130は、係合手段131と被係合手段141とを備えている。図14からわかるように、係合手段131はスライド板125の室内側面の両端下部のそれぞれに取り付けられている。一方、被係合手段141は、スライド板118、及び121の室内側面の所定の位置に取り付けられている。ここで所定の位置とは、後述するように被係合手段141が係合手段131と適切に係合離脱することができる位置を意味する。
係合手段131は、図15からわかるように、筐体132、垂直ラック133、水平ラック134、ピニオン135、弾性部材136、及びラック受け137、138、139、140を有している。すなわち、係合手段131は、筐体132の内側にラックアンドピニオン機構を備えている。具体的には、垂直及び水平のラック(垂直ラック133、水平ラック134)が1つのピニオン135を介して連動している。従って、垂直ラック133の上下動に連動して水平ラック134が左右に移動することができる。また、垂直ラック133及び水平ラック134はその両端が筐体132の外に突出可能に形成されている。特に、後述するように、垂直ラック133の下端は筐体132から突出した部分が地面に押圧されることにより係合手段131が動作し、水平ラック134の被係合手段141側の端部が筐体132から突出してロックがされる。
係合手段131に備えられる弾性部材136は、垂直ラック133に設けられた弾性部材受け133aと筐体132の天井との間に配置され、垂直ラック133を付勢することができる。具体的には、図15に示したように垂直ラック133が上方に移動したときに垂直ラック133を下方に付勢するように弾性部材136が設けられている。
ラック受け137、138、139、140は、垂直ラック133及び水平ラック134のそれぞれを移動可能に保持する部材である。
被係合手段141は、中空の部材で、中空部142は上記した水平ラック134がその内側に挿入可能な大きさ及び形状とされている。また、被係合手段141の水平方向(図15における左右方向)位置は、シャッターカーテン114が閉鎖された姿勢において水平ラック134が中空部142内に配置され、シャッターカーテン114が開放された姿勢において水平ラック134が中空部から離脱するような位置である。
かかる構成を有するロック手段130は次のように動作する。すなわち、図15に示したように垂直ラック133の下端が地面(FL)等により上方に押圧されているときには、垂直ラック133は、弾性部材136により下方に付勢されつつも図15の姿勢を維持する。このとき、水平ラック34の一端は被係合手段141の中空部142に挿入された姿勢となるように予め設定しておく。
かかる図15の姿勢から、例えばシャッターカーテン114が上方に上がる等して垂直ラック133が下方からの押圧力から開放されたとき、図16に示したように垂直ラック133は弾性部材136により下方に移動する。するとこれによりピニオン135が回動し、これに連動する水平ラック134が被係合手段141から離れる方向に移動する。これにより水平ラック134は被係合手段141の中空部142から離脱する。
このように水平ラック134の被係合手段141への係合離脱によりスライド板125のシャッターカーテン114に対する相対的なスライドが許容及び禁止される。すなわち、シャッター装置1において説明したと同様に、シャッターカーテン114が通常に閉鎖した場合には水平ラック134は被係合手段141に係合し、スライド板125のスライドが禁止される。一方、シャッター装置が開放、又は障害物等による非定常である閉鎖の姿勢にある場合には水平ラック134は被係合手段141から離脱し、スライド板125のスライドは許容される。
図17はロック手段130の変形例であるロック手段230を説明するための図で、図15に相当する図である。ロック手段230は、係合手段131と被係合手段231とを備えている。ロック手段230についてもロック手段130と同様、係合手段131はスライド板125の室内側面の両下端のそれぞれに取り付けられている。一方、被係合手段231は、スライド板118、121のそれぞれの所定の位置に取り付けられている。当該所定の位置とは、後述するように被係合手段231が係合手段131と適切に係合離脱することができる位置である。
係合手段131は、付した符号からもわかるように、上記したロック手段130の係合手段131と同じ構成なので、ここでは説明を省略する。
被係合手段231は、図17からわかるように、筐体232、垂直ラック233、水平ラック234、ピニオン235、弾性部材236、及びラック受け237、238、239、240、被係合部241を有している。すなわち、被係合手段231は、筐体232の内側にラックアンドピニオン機構を備えている。具体的には、垂直及び水平のラック(垂直ラック233、水平ラック234)が1つのピニオン235を介して連動している。従って、垂直ラック233の上下動に連動して水平ラック234が左右に移動することができる。また、垂直ラック233及び水平ラック234はその両端が筐体232の外に突出可能に形成されている。特に、後述するように、垂直ラック233の下端は筐体232から突出した部分が地面に押圧されることにより、水平ラック234の被係合部241が筐体232から突出して係合手段131と係合し、ロックがされる。
被係合手段231に備えられる弾性部材236は、垂直ラック233に設けられた弾性部材受け233aと筐体232の天井との間に配置され、垂直ラック233を付勢することができる。具体的には、図17に示したように垂直ラック233が上方に移動したときに垂直ラック233を下方に付勢するように弾性部材236が設けられている。
ラック受け237、238、239、240は、垂直ラック233及び水平ラック234のそれぞれを移動可能に保持する部材である。
被係合部241は、水平ラック234の係合手段131側端部に設けられる部材で、係合手段131側に開口した凹部242を有する部材である。凹部242は上記した係合手段131の水平ラック134の先端がその内側に挿入可能な大きさ及び形状とされている。また、その水平方向(図17における左右方向)位置は、シャッターカーテン114が閉鎖された姿勢において水平ラック134が凹部242内に配置され、シャッターカーテン114が開放された姿勢において水平ラック134が凹部242から離脱するような位置とされる。
かかる構成を有するロック手段230は次のように動作する。すなわち、図17に示したように、係合手段131の垂直ラック133、及び被係合手段231の垂直ラック233の下端が地面(FL)等により上方に押圧されているときには、垂直ラック133、233は、弾性部材136、236により下方に付勢されつつも図17の姿勢を維持する。このとき、係合手段131の水平ラック134の一端は被係合手段231の被係合部241における凹部242内に挿入された姿勢となるように予め設定しておく。
かかる図17の姿勢から、例えばシャッターカーテン114が上方に上がる等して垂直ラック133、233が下方からの押圧力から開放されたとき、図18に示したように垂直ラック133、233は弾性部材136、236により下方に移動する。するとこれによりピニオン135、235が回動し、これに連動する水平ラック134、234がそれぞれ離れる方向に移動する。これにより水平ラック134の端部は被係合部241の凹部242から離脱してロックが解除される。
このようなロック手段230を備えるシャッター装置でも上記した効果を奏するものとなる。
以上説明した実施形態ではスライド板が2枚又は3枚配置された場合を説明した。ただし、スライド板の枚数はシャッター装置の横幅等により適宜変更可能である。従って、1枚であってもよいし、4枚以上であってもよい。
以上、現時点において、もっとも実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うシャッター装置もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
第一実施形態に係るシャッター装置の正面図及び側面図である。 シャッター装置の下部に注目した図である。 図2に示したA−A矢視断面図である。 図2に示したB−B矢視断面図である。 図2に示したC−C矢視断面図である。 図2にDで示した部分を模式的に示した図である。 係合手段を説明するための図である。 係合手段の離脱状態を説明するための図である。 シャッター装置が閉鎖する途中の一場面を説明する図である。 シャッター装置が通常に閉鎖した例を説明する図である。 障害物によりスライド板がスライドした一例を説明するための図である。 障害物によりスライド板がスライドした他の一例を説明するための図である。 障害物によりスライド板がスライドしたさらなる他の例を説明するための図である。 第二実施形態にかかるシャッター装置の下部に注目した図である。 第二実施形態にかかるシャッター装置に備えられる他の形態のロック手段を説明するための図である。 図15に示したロック手段の離脱の姿勢を示す図である。 図15に示したロック手段の変形例を説明するための図である。 図17に示したロック手段の離脱の姿勢を示す図である。
符号の説明
1、101 シャッター装置
10 開閉部
11、111 ガイドレール
12、112 ガイドレール
13 まぐさ
14、114 シャッターカーテン
15 スラット
16 固定板
17 案内板
18、21、118、121、125 スライド板
30、130、230 ロック手段
31、131 係合手段
32、132 筐体
33、133 垂直ラック
34、134 水平ラック
35、135 ピニオン
37、38、39、40、137、138、139、140 ラック受け
41 連動手段
42 基体
43 ロッド棒
45 弾性部材
48、141、231 被係合手段
50 巻き取り部
51 ケース
52 電動開閉機
53 巻き取りシャフト
54 駆動チェーン
56 押しボタンボックス

Claims (2)

  1. 所定の間隔を有して立設された一対のガイドレールに沿って移動するシャッターカーテンの巻き取りにより開口部を開放し、前記シャッターカーテンが巻き戻されることにより前記開口部が閉鎖されるシャッター装置であって、
    前記シャッターカーテンの下端部に設けられ、該シャッターカーテンに対して上下方向に相対的に移動可能であるスライド板と、
    前記シャッターカーテンの下端の前記ガイドレール側に設けられ、前記シャッターカーテンに対して相対的に移動不可能に設けられた固定板と、
    前記固定板と前記スライド板との間に設けられ、前記シャッターカーテンに対して上下方向に移動可能である案内板と
    前記シャッターカーテンの閉鎖にともなう前記スライド板の接地により自動に該スライド板の前記相対的な移動を禁止するロック手段と、を備え、
    前記ロック手段は、前記スライド板に配置された係合手段と、前記案内板に配置された連動手段と、前記固定板に配置された被係合手段と、を有し、
    前記係合手段が前記シャッターカーテンの閉鎖における前記スライド板及び前記案内板の接地により自動に前記連動手段に作用するとともに、該連動手段が前記被係合手段に係合して、前記スライド板及び案内板の前記相対的な移動が禁止され、
    前記係合手段が前記シャッターカーテンの開放の動作における前記スライド板の上昇により自動に前記連動手段から離脱するとともに、前記連動手段が前記被係合手段から離脱して前記スライド板及び案内板の前記相対的な移動が許容される、シャッター装置。
  2. 前記連動手段は、前記シャッターカーテンに沿った水平方向に移動可能な棒状部材であるロッド棒と、該ロッド棒を水平方向に付勢する弾性部材と、を備え、
    前記ロッド棒の棒の一端が前記係合手段に押圧されることにより、前記弾性部材に弾性力に抗して移動するとともに、他端が前記被係合手段に係合し、
    前記ロッド棒への前記係合手段による押圧力が除荷されることにより、前記弾性部材の弾性力により前記ロッド棒は移動して前記被係合手段から離脱することを特徴とする請求項に記載のシャッター装置。
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