JP5116566B2 - 合体コネクタ - Google Patents

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本発明は、複数の端子を収容するコネクタハウジング相互が重ね合わされた状態で連結されて、複数のコネクタハウジング相互が合体した形態で使用される合体コネクタに関する。
図5〜図7は、複数のコネクタハウジング相互が重ね合わされた状態で合体する合体コネクタの従来例を示したものである。
ここに示した合体コネクタ101は、下記特許文献1に開示された雄型の圧接コネクタで、最下段に配置される最下段用コネクタハウジング103と、中段に配置される中段用コネクタハウジング105と、最上段に配置される最上段用コネクタハウジング107とから構成されている。
最下段用コネクタハウジング103は、図5に示すように、その上面が、中段用コネクタハウジング105や最上段用コネクタハウジング107と重ね合わされる合わせ面103aに設定されている。
一方、中段用コネクタハウジング105は、その下面が最下段用コネクタハウジング103又は別の中段用コネクタハウジング105と重ね合わされる合わせ面105aに設定されると共に、上面が最上段用コネクタハウジング107又は別の中段用コネクタハウジング105と重ね合わされる合わせ面105bに設定されている。
また、最上段用コネクタハウジング107は、その下面が、中段用コネクタハウジング105又は最下段用コネクタハウジング103と重ね合わされる合わせ面107aに設定されている。
これらのコネクタハウジング103,105,107は、それぞれの後端側から挿入された雌型の端子109を収容保持する複数個の端子収容室111が、単層に並設されている。また、端子収容室11への端子109の挿入を容易にするために、各端子収容室111は、その上面の一部を開放した形状に形成されていて、その開放部111aは、図7に示すように、上に重ねられる他のコネクタハウジング、又はカバー113によって覆われるようになっている。
互いの合わせ面同士を重ね合わせたコネクタハウジング相互は、一方のコネクタハウジング上の係止突起(ロックビーク)121と他方のコネクタハウジング上の弾性係合片(ロックアーム)123との係合により連結されて、図6に示すように、複数のコネクタハウジング103,105,107が合体した形態となる。
この従来例の場合、係止突起121は、各中段用コネクタハウジング105および最上段用コネクタハウジング107において、合わせ面の両側の外側面上で、後端寄り、かつ下部寄りの領域に突設されている。
一方、弾性係合片123は、最下段用コネクタハウジング103および中段用コネクタハウジング105において、上方に重ねられるコネクタハウジングの外側面に重なるように合わせ面の両側の外側面上の後端寄りの位置から上方に突出して形成された板状の本体123aに、係止突起121が係合する係合孔123bを設けた構成である。
以上のコネクタハウジング103,105,107は、ハウジングの後端位置および前端位置が揃うように、図5に矢印Aで示す方向に、対応する合わせ面同士を接近させていくと、下側に位置するコネクタハウジング上の弾性係合片123が上側に位置するコネクタハウジング上の係止突起121の上に弾性変形しながら乗り上げて、対応する合わせ面同士が突き合わさった状態になると、係止突起121が弾性係合片123の係合孔123bに嵌入すると同時に、弾性係合片123の弾性変形が解除されて、重なり合ったコネクタハウジング相互が連結・合体された状態になる。
構成する各コネクタハウジング103,105,107の合体が完了した合体コネクタ101は、図7に示すように、雌型コネクタ131の嵌合フード133内に嵌合挿着される。
実開平05−065073号公報
ところが、上記の合体コネクタ101における合体構造では、コネクタハウジング相互を合体させるために、互いの合わせ面を接近させる際に、互いの合わせ面が平行になっていない(即ち、互いの合わせ面が傾斜した状態になっている)と、係止突起121が円滑に弾性係合片123の係合孔123bに嵌入できず、操作性が悪いという問題があった。
また、係止突起121と弾性係合片123との係合構造は、重ね合わせたコネクタハウジング相互の合わせ面が離間しないように、互いのコネクタハウジングの後端部同士を連結しているが、これらの係止突起121と弾性係合片123との係合による連結力は、コネクタハウジングの前端側までは十分に働かない。そのため、連結されたコネクタハウジング相互のいずれか一方のコネクタハウジングの前端側に、互いの合わせ面を離間させる方向の外力が作用した場合、そのコネクタハウジングの前端部が浮き上がって傾いた状態が生じ易い。
そして、一方のコネクタハウジングに傾きが生じると、係止突起121と係合孔123bとの間に捩り力が作用するが、弾性係合片123は弾性変形可能な程度に薄肉化されているため、捩り力の作用によって弾性変形を起こし、係止突起121と弾性係合片123との係合が外れて、コネクタハウジング相互の連結が外れてしまうという不都合を招くおそれがあった。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、コネクタハウジング相互を合体させる際の操作性を向上させることができ、また、連結しているコネクタハウジング相互間において、一方のコネクタハウジングが外力によって傾くことに起因した係止突起と弾性係合片との係合の解除を防止することができ、これにより、コネクタハウジング相互の連結状態を安定維持することができる合体コネクタを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 少なくとも2つのコネクタハウジングを備え、互いの合わせ面同士を重ね合わせた前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互が、前記少なくとも2つのコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに設けられた係止突起と他方のコネクタハウジングに設けられた弾性係合片との係合により連結されて、前記少なくとも2つのコネクタハウジングが合体した形態で使用される合体コネクタであって、
連結合体される前記少なくとも2つのコネクタハウジングそれぞれの合わせ面の両側の外側面には、前記一方のコネクタハウジングの合わせ面の相手コネクタ側となる前端側部分に前記他方のコネクタハウジングの合わせ面の後端側部分を重ね合わせた後、前記少なくとも2つのコネクタハウジングそれぞれの合わせ面の後端位置が揃うように前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互を合わせ面に沿ってスライド移動させることで、前記係止突起と前記弾性係合片との係合が達成されるように、前記係止突起および前記弾性係合片を配置し、
かつ、前記他方のコネクタハウジングの前記弾性係合片のスライド方向の両側には、前記一方のコネクタハウジングが傾斜することを抑止する保護壁を前記係止突起の前記スライド方向に沿って延設したことを特徴とする合体コネクタ。
(2) スライド操作により係合合体される前記少なくとも2つのコネクタハウジング上の前記係止突起および該係止突起と係合する前記弾性係合片の部分が、前記少なくとも2つのコネクタハウジングそれぞれの後端寄りの領域に設けられると共に、
前記一方のコネクタハウジングの前端側の領域には、前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互の前記スライド方向に沿って延在するガイド溝が設けられ、
前記他方のコネクタハウジングの前端側の領域には、前記係止突起と前記弾性係合片とが係合するときに、前記ガイド溝に係合して前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互間における前記ガイド溝の溝幅方向への振れの発生を規制する振れ防止突起が設けられたことを特徴とする前記(1)に記載の合体コネクタ。
(3) 前記少なくとも2つのコネクタハウジングには、挿入された端子を収容保持する複数個の端子収容室と、前記端子収容室に収容された前記端子同士を導通接続するバスバーとが、備えられていることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の合体コネクタ。
上記(1)の構成によれば、コネクタハウジング相互を合体させる操作は、互いの合わせ面の端同士を重ね合わせて、合わせ面の方向に沿って互いのコネクタハウジングをスライド移動させるもので、互いの合わせ面をこれらの合わせ面に直交する方向から接近させて係止突起と弾性係合片とを係合させる従来の連結構造の場合と比較すると、操作時に相互の合わせ面を平行に維持することが容易になり、互いの合わせ面の平行度が損なわれるために係止突起と弾性係合片とが係合し難くなることが無くなる。
さらに、上記構成によれば、連結すべきコネクタハウジング相互のスライド操作時には、弾性係合片の両側に装備されている保護壁が、コネクタハウジングの剛性を高め、コネクタハウジング相互に傾きが生じることを防止して、係止突起が弾性係合片まで円滑に移動する。
従って、操作時には、合体させるコネクタハウジング相互の互いの合わせ面を平行に維持して、簡単に係止突起を弾性係合片に係合させることができる優れた操作性が得られる。
また、一方のコネクタハウジングの弾性係合片の両側に装備された保護壁は、コネクタハウジング相互の連結後も、一方のコネクタハウジングが外力によって傾くことを抑止して、傾きにより弾性係合片に捩り力が作用して弾性係合片が弾性変形することを防止する。
そのため、コネクタハウジングの傾きに起因した係止突起と弾性係合片との係合の解除を防止することができ、これにより、コネクタハウジング相互の連結状態を安定維持することができる。
上記(2)の構成によれば、合体したコネクタハウジング相互間において、係止突起と弾性係合片との連結部から離れたそれぞれのコネクタハウジングの前端側は、一方のコネクタハウジングに設けられたガイド溝と他方のコネクタハウジングに設けられた振れ防止突起との係合により、前記ガイド溝の溝幅方向への振れが防止される。
これによって、合体させたコネクタハウジング相互間において、外力の作用によって一方のコネクタハウジングが傾くことを防止する効果が向上し、一方のコネクタハウジングの傾きによってコネクタハウジング相互の連結が外れることを防止する効力が更に高くなる。
上記(3)の構成によれば、合体させるコネクタハウジングの数量を増減することで、バスバーを介して分岐接続される回路数を増減することが簡単に実現でき、当該合体コネクタを介して分岐接続する回路数の変更等への対応が容易になる。
本発明による合体コネクタによれば、合体させるコネクタハウジング相互を合体させる操作は、互いの合わせ面の端同士を突き合わせて、合わせ面の方向に沿って互いのコネクタハウジングをスライド移動させるもので、スライド移動時には、一方のコネクタハウジングの弾性係合片の両側に装備された保護壁が、一方のコネクタハウジングの剛性を高め、コネクタハウジング相互に傾きが生じることを防止して、係止突起が弾性係合片まで円滑に移動する。
従って、操作時には、合体させるコネクタハウジング相互の互いの合わせ面を平行に維持して、簡単に係止突起を弾性係合片に係合させることができる優れた操作性が得られる。
また、一方のコネクタハウジングの弾性係合片の両側に装備された保護壁は、コネクタハウジング相互の連結後も、一方のコネクタハウジングが外力によって傾くことを抑止して、傾きにより弾性係合片に捩り力が作用して弾性係合片が弾性変形することを防止する。
そのため、コネクタハウジングの傾きに起因した係止突起と弾性係合片との係合の解除を防止することができ、これにより、コネクタハウジング相互の連結状態を安定維持することができる。
以下、本発明に係る合体コネクタの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る合体コネクタの一実施形態の分解斜視図、図2は図1に示した合体コネクタを構成するコネクタハウジング相互を合体させるときの操作を説明する側面図、図3は図1に示した合体コネクタの合体状態の側面図、図4は図3のB−B断面図である。
この一実施形態の合体コネクタ1は、同一構造の複数個のコネクタハウジング3A,3B‥を、上下に重ね合わせた状態で互いに連結して、合体させた形態を得る。
各コネクタハウジング3A,3Bの上面は、その上に他のコネクタハウジング3A,3Bを重ね合わせる際の合わせ面3Aa,3Baに設定されている。また、各コネクタハウジング3A,3Bの下面は、他のコネクタハウジング3A,3Bの上に重ね合わせる際の合わせ面3Ab,3Bbに設定されている。
即ち、コネクタハウジング3A,3Bの上下の面が、それぞれ、他のコネクタハウジングを連結する際の合わせ面3Aa,3Ab,3Ba,3Bbに設定されている。
コネクタハウジング3A,3Bには、図1に示すように、それぞれの後端側から挿入された雌型の端子21を収容保持した複数個の端子収容室23が、単層に並設されている。また、図4に示すように、コネクタハウジング3A,3B内には、端子収容室23に収容された端子同士を導通接続するバスバー25が組み込まれている。
バスバー25は、雌型の端子21の先端に嵌合するタブ端子部25aを、端子収容室23の配列ピッチで、連設したものである。
上下に重ね合わせたコネクタハウジング3A,3B相互の連結は、一方のコネクタハウジング3A上の係止突起11と他方のコネクタハウジング3B上の弾性係合片13との係合により実現される。弾性係合片13の内面には、係止突起11と係合する突起(図示せず)が設けられている。
上記係止突起11および弾性係合片13は、図2にも示すように、上記合わせ面3Aa,3Bbの両側の外側面上で、コネクタハウジング3A,3Bの後端寄りの領域に、上下に位置をずらして装備されている。
係止突起11はハウジングの外側面の下縁寄りに装備され、弾性係合片13は前記外側面の上縁寄りに装備されている。
本実施形態の合体コネクタ1の場合、図2に示すように、一方(図では、下段側)のコネクタハウジング3Aの合わせ面3Aaの前端側に他方(図では、上段側)のコネクタハウジング3Bの合わせ面3Bbの後端側を重ね合わせた後、それぞれのコネクタハウジング3A,3Bの合わせ面の後端位置が揃うように、コネクタハウジング3A,3B相互を合わせ面に沿って図の矢印C方向にスライド移動させることで、係止突起11と弾性係合片13とが互いに係合するように、これらの係止突起11および弾性係合片13の配置が設定されている。
更に、本実施形態の場合、弾性係合片13の上下両側には、保護壁27が設けられている。この保護壁27は、コネクタハウジング3A,3Bから弾性係止片13の側方に張り出して形成され係止突起11のスライド方向に沿って延設されており、コネクタハウジング3A,3Bの剛性を高めることでコネクタハウジング3Bが傾斜することを抑止する。
また、図1に示すように、本実施形態のコネクタハウジング3A,3Bでは、ハウジング前端側の上部の領域には、コネクタハウジング3A,3B相互のスライド方向に沿って延在するガイド溝31が設けられている。ガイド溝31は、開口部を上方に向けた構造で、ハウジングの両側に設けられている。
更に、コネクタハウジング3A,3Bの前端側の下部の領域には、2つのコネクタハウジング3A,3B相互を合体操作して、それぞれのコネクタハウジング3A,3Bの係止突起11と弾性係合片13とが係合するときに、前述のガイド溝31に係合して、コネクタハウジング3A,3B相互間におけるガイド溝31の溝幅方向への振れの発生を規制する振れ防止突起33が設けられている。
振れ防止突起33は、下方に突出したリブ状に形成されており、ガイド溝31と同様にハウジングの両側に設けられている。
以上に説明した合体コネクタ1の構成によれば、コネクタハウジング3A,3B相互を合体させる操作は、互いの合わせ面3Aa,3Bbの端同士を図2に示すように重ね合わせて、合わせ面3Aa,3Bbの方向に沿って互いのコネクタハウジング3A,3Bをスライド移動させるもので、図5に示したように互いの合わせ面をこれらの合わせ面に直交する方向から接近させて係止突起121と弾性係合片123とを係合させる従来の連結構造の場合と比較すると、操作時に相互の合わせ面3Aa,3Bbを平行に維持することが容易になり、互いの合わせ面3Aa,3Bbの平行度が損なわれるために係止突起11と弾性係合片13とが係合し難くなることが無くなる。
さらに、上記構成によれば、連結すべきコネクタハウジング3A,3B相互のスライド操作時には、弾性係合片13の両側に装備されている保護壁27が、コネクタハウジング3A,3Bの剛性を高め、コネクタハウジング3A,3B相互に傾きが生じることを防止して、係止突起11が弾性係合片13まで円滑に移動する。
従って、操作時には、合体させるコネクタハウジング3A,3B相互の互いの合わせ面3Aa,3Bbを平行に維持して、簡単に係止突起11を弾性係合片13に係合させることができる優れた操作性が得られる。
また、一方のコネクタハウジング3Aの弾性係合片13の両側に装備された保護壁27は、コネクタハウジング3A,3B相互の連結後も、いずれか一方のコネクタハウジングが外力によって傾くことを抑止して、傾きにより弾性係合片13に捩り力が作用して弾性係合片13が弾性変形することを防止する。
そのため、コネクタハウジング3A,3Bの傾きに起因した係止突起11と弾性係合片13との係合の解除を防止することができ、これにより、コネクタハウジング3A,3B相互の連結状態を安定維持することができる。
本実施形態の合体コネクタ1では、合体したコネクタハウジング3A,3B相互間において、係止突起11と弾性係合片13との連結部から離れたそれぞれのコネクタハウジング3A,3Bの前端側は、一方のコネクタハウジング3Aに設けられたガイド溝31と他方のコネクタハウジング3Bに設けられた振れ防止突起33との係合により、ガイド溝31の溝幅方向への振れが防止される。
これによって、合体させたコネクタハウジング3A,3B相互間において、外力の作用によっていずれか一方のコネクタハウジングが傾くことを防止する効果が向上し、いずれか一方のコネクタハウジングの傾きによってコネクタハウジング3A,3B相互の連結が外れることを防止する効力が更に高くなる。
更に、本実施形態の合体コネクタ1の場合、各コネクタハウジング3A,3Bには、挿入された端子を収容保持する複数個の端子収容室23と、端子収容室23に収容された端子同士を導通接続するバスバー25とが、備えられている。
そのため、合体させるコネクタハウジング3A,3Bの数量を増減することで、バスバー25を介して分岐接続される回路数を増減することが簡単に実現でき、当該合体コネクタ1を介して分岐接続する回路数の変更等への対応が容易になる。
また、本実施形態の合体コネクタ1は、合体させるコネクタハウジング3A,3Bが同一構造であるため、コネクタハウジングの種類が増えることを抑止することができる。
但し、合体させるそれぞれのコネクタハウジング相互は、必ずしも同一構造とする必要はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、別構造にしてもよい。
本発明に係る合体コネクタの一実施形態の分解斜視図である。 図1に示した合体コネクタを構成するコネクタハウジング相互を合体させるときの操作を説明する側面図である。 図1に示した合体コネクタの合体状態の側面図である。 図3のB−B断面図である。 従来の合体コネクタの分解斜視図である。 図5に示した合体コネクタの合体状態の斜視図である。 図6に示した合体コネクタの縦断面図である。
符号の説明
1 合体コネクタ
3A,3B コネクタハウジング
3Aa,3Ab,3Ba,3Bb 合わせ面
11 係止突起
13 弾性係合片
21 雌型の端子
23 端子収容室
25 バスバー
27 保護壁
31 ガイド溝
33 振れ防止突起

Claims (3)

  1. 少なくとも2つのコネクタハウジングを備え、互いの合わせ面同士を重ね合わせた前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互が、前記少なくとも2つのコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに設けられた係止突起と他方のコネクタハウジングに設けられた弾性係合片との係合により連結されて、前記少なくとも2つのコネクタハウジングが合体した形態で使用される合体コネクタであって、
    連結合体される前記少なくとも2つのコネクタハウジングそれぞれの合わせ面の両側の外側面には、前記一方のコネクタハウジングの合わせ面の相手コネクタ側となる前端側部分に前記他方のコネクタハウジングの合わせ面の後端側部分を重ね合わせた後、前記少なくとも2つのコネクタハウジングそれぞれの合わせ面の後端位置が揃うように前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互を合わせ面に沿ってスライド移動させることで、前記係止突起と前記弾性係合片との係合が達成されるように、前記係止突起および前記弾性係合片を配置し、
    かつ、前記他方のコネクタハウジングの前記弾性係合片のスライド方向の両側には、前記一方のコネクタハウジングが傾斜することを抑止する保護壁を前記係止突起の前記スライド方向に沿って延設したことを特徴とする合体コネクタ。
  2. スライド操作により係合合体される前記少なくとも2つのコネクタハウジング上の前記係止突起および該係止突起と係合する前記弾性係合片の部分が、前記少なくとも2つのコネクタハウジングそれぞれの後端寄りの領域に設けられると共に、
    前記一方のコネクタハウジングの前端側の領域には、前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互の前記スライド方向に沿って延在するガイド溝が設けられ、
    前記他方のコネクタハウジングの前端側の領域には、前記係止突起と前記弾性係合片とが係合するときに、前記ガイド溝に係合して前記少なくとも2つのコネクタハウジング相互間における前記ガイド溝の溝幅方向への振れの発生を規制する振れ防止突起が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の合体コネクタ。
  3. 前記少なくとも2つのコネクタハウジングには、挿入された端子を収容保持する複数個の端子収容室と、前記端子収容室に収容された前記端子同士を導通接続するバスバーとが、備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合体コネクタ。
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