JP3783609B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ジョイントコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のジョイントコネクタは、アースライン等の共通の回路系統に使用される各電線をそれぞれ接続する場合に用いられるが、その一例として本願出願人は、特開2001−93607に開示されたものを提案した。
このものは、図14に示すように、複数のキャビティ2を左右方向に並設してなるコネクタハウジング1が複数個備えられており、各コネクタハウジング1のキャビティ2内に、先端にタブ状のジョイント部4を設けたジョイント用の端子金具3が挿入され、ジョイント部4を前面に突出させた状態で収容される。
【0003】
そして、各コネクタハウジング1においてジョイント部4が2度直角曲げされて後方に折り返され、その後、図15に示すように、下側のコネクタハウジングの上面に形成されたアリ溝5に、上側のコネクタハウジング1の下面のアリ6を合わせてスライド嵌合することでコネクタハウジング1が積み上げて結合される。それに伴い、下側のコネクタハウジング1の端子金具3における折り返されたジョイント部4が、上側のコネクタハウジング1のキャビティ2内に前方から挿入され、このキャビティ2内に収容されている端子金具3に差し込まれることで、上下の端子金具3同士が接続されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、端子金具3のジョイント部4の折り返し作業が行われたのち、コネクタハウジング1の積み上げ結合工程に移るまでの間に、例えばコネクタハウジング1が裏返しに置かれて押し付けられたりすると、ジョイント部4が変形するおそれがあり、そうすると、次にコネクタハウジング1同士をスライド嵌合する場合に、変形したジョイント部4が相手のコネクタハウジング1と干渉して、スムーズな嵌合動作が阻害されるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、折り返されたジョイント部を変形から保護するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングに並設された前後方向を向いたキャビティにはジョイント用の端子金具が収容され、この端子金具は、電線の端末に接続される電線接続部と、他の端子金具を受け入れて接続可能な端子接続部と、この端子接続部から前方に延出されたタブ状のジョイント部とを備え、 前記ジョイント部が前記キャビティの前部開口より突出した後折り返されるとともに、前記コネクタハウジングが積み上げられて結合され、前記ジョイント部が上下いずれかに隣接するコネクタハウジングの前記キャビティ内に挿入されて、このキャビティ内に収容されている端子金具の前記端子接続部へ差し込まれることで端子金具同士が接続されるようにしたジョイントコネクタにおいて、前記コネクタハウジングにおける前記端子金具のジョイント部が折り返される側の面の左右両側縁には、このジョイント部の折り返し部分よりも背の高い前後方向を向いたガイドリブが設けられるとともに、反対側の面には、前記ガイドリブを上下方向の離脱を規制しつつ前後方向のスライド可能に嵌合する嵌合溝が設けられており、かつ前記ガイドリブにおける前記端子金具のジョイント部の折り返し端と対応する位置には、このジョイント部の折り返し端を側方から覗くことが可能なスリットが設けられている構成としたところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
スライド嵌合用として、コネクタハウジングにおけるジョイント部が折り返される側の面に、ジョイント部の折り返し部分よりも背の高いガイドリブを設けた構造としたから、例えばコネクタハウジングが裏返しに置かれたり、重ねて置かれた場合等にジョイント部が保護される。簡単な構造でもって、ジョイント部の折り返し部分が変形することを防止できる。
また、端子金具のジョイント部の折り返し端を側方から覗けるから、ジョイント部の上下の振れ変形の有無を正確に確認することができる。しかも、ガイドリブの一部にスリットを設けただけであるから、その強度低下も最小限に抑えられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。
本実施形態のジョイントコネクタは、図13に示すように、ジョイント用の端子金具10が収容されたコネクタハウジング20を図示8段積み上げてブロック体40が構成され、このブロック体40の同図の下面に、相手部材に取り付けられるカセットロックを備えた固定部材41が装着されるとともに、ブロック体40の前面に、シャッタ47が装着されるようになっている。
【0009】
端子金具10は圧接タイプのジョイント端子であって、導電性に優れた金属板をプレス成形することによって、図1に示す形状に形成される。詳細には、後端部に電線Wの被覆にかしめられるインシュレーションバレル11が設けられ、その前側に電線Wの端末に圧接される圧接部12が設けられており、圧接部12の前方には、他の端子金具10と接続されるための端子接続部13が設けられている。端子接続部13は、前後方向に開口した略角筒状に形成されており、二重構造となった天井壁の内壁には、前縁から内向きで略山形状に折り返された弾性接触片14が形成されている。一方、天井壁の外壁には、撓み変形可能な金属ランス15が後方の斜め上方を向いた姿勢で形成されている。
【0010】
また、端子接続部13における天井壁の外壁の前縁からは、タブ状をなすジョイント部16が前方に向けて延出形成されている。このジョイント部16の付け根側の半分は一枚板によって形成されるのに対して、先端側の半分は、一方の側縁から折り重ねられることで二枚重ね部16Aとされている。
端子金具10は、キャリアで一連に繋がれて搬送されつつ製造されるが、終盤の工程で、キャリアが波形に寄せ変形されて連鎖部17とされ、図2に示すように、この連鎖部17を介して6本が並んで繋がった連鎖端子として形成される。また端子金具10のうち、ジョイント部16を残したもの10Aと、ジョイント部16を切断したもの10Bとに選択的に分けられる。
【0011】
コネクタハウジング20は、合成樹脂材によって図1及び図4に示す形状に形成されている。全体としては扁平なブロック状に形成され、その内部には、図示12個のキャビティ21が横方向に並んで形成されている。各キャビティ21には、端子金具10が後方の出入口21Aから挿入可能とされている。
キャビティ21の前面には、ここに収容された端子金具10の端子接続部13に対して、他の端子金具10のジョイント部16を挿入可能な挿入口22が開口されているとともに、その上方には、逆にキャビティ21に収容された端子金具10のジョイント部16を前方に突出可能とする導出口23が開口されている。また、コネクタハウジング20の前面には、各キャビティ21間を仕切るための仕切壁24が縦向きに突出して形成されている。
【0012】
キャビティ21の各出入口21Aは、上記した端子金具10の連鎖部17が連なっている場合にも挿入できるように、連通状に形成されている。また、各キャビティ21の天井面における前端寄りの位置には、端子金具10に設けられた金属ランス15に係止可能なランス孔25が開口されている。
コネクタハウジング20の上面には、サイドタイプのリテーナ27を挿入可能なリテーナ挿入口29がキャビティ21の上面に開口して形成されている。リテーナ27は、図1に示すように、係止部28がキャビティ21の上方に退避して端子金具10の挿抜を許容する仮係止位置と、図7に示すように、コネクタハウジング20の上面と面一の位置まで差し込まれた本係止位置とでそれぞれ保持可能となっており、この本係止位置では、係止部28がキャビティ21内に突入して端子金具10の被係止部18に係止可能となっている。
【0013】
したがってリテーナ27が仮係止位置に保持された状態で、図1に示すように、端子金具10が対応するキャビティ21に後方から挿入され、途中から金属ランス15を撓み変形させつつ押し込まれて、端子接続部13がキャビティ21の前面壁に突き当たるまで押し込まれたところで、図3に示すように、金属ランス15が復元変形しつつランス孔25に嵌まり、端子金具10が抜け止め状に一次係止される。
このとき、ジョイント部16が残された端子金具10Aでは、そのジョイント部16が導出口23を通って前方に突出し、一方ジョイント部16が切断処理された端子金具10Bでは、図11の上段に参照して示すように、その切断部16Bが導出口23付近に留まるようになっている。
そして、リテーナ27が本係止位置に押し込まれることで、端子金具10が二重係止されるようになっている。
【0014】
コネクタハウジング20は上記したように積み上げ結合されるが、その前に、コネクタハウジング20の各キャビティ21に端子金具10が収容された状態から、ジョイント部16が突出しているものについては、上段に配されたコネクタハウジング20のキャビティ21に収容された端子金具10との間でジョイントを取るべく折り曲げ作業がなされる。具体的には、図5に示すように、ジョイント部16における根元付近が導出口23から上方に直角曲げされ、続いて図6及び図7に示すように、ジョイント部16における二枚重ね部16Aの根元が後方に直角曲げされ、ジョイント部16は、二枚重ね部16Aが後方を向いた略U字状に折り返された状態とされる。
【0015】
さて、コネクタハウジング20の積み上げ結合構造は以下のようである。
コネクタハウジング20の上面には、前後方向を向いた左右一対のガイドリブ30が設けられている。このガイドリブ30は、図4に示すように、鈎状断面をなし、コネクタハウジング20の前縁から少し入った位置から、後縁側におけるキャビティ21の出入口21Aの奥付近に達する領域にわたって、互いに向き合った姿勢に形成されている。
また、このガイドリブ30は、図8にも示すように、折り返されたジョイント部16における後方を向いた二枚重ね部16Aよりも、高い背丈を持った寸法に形成されている。さらに、ガイドリブ30におけるその前端から少し入った位置、詳細には、後方を向いた二枚重ね部16Aの先端の真横に対応する位置に、所定幅のスリット31が形成されている。
【0016】
一方、コネクタハウジング20の下面には、図4に示すように、上記したガイドリブ30がほぼ緊密に嵌合される同じく鈎状断面をなす左右一対の嵌合溝33が形成されている。また、コネクタハウジング20の上面におけるガイドリブ30の後方位置には、係止孔35の開口された係止片34が形成されているとともに、下面における後端寄りの位置には、上記の係止孔35に嵌合可能な突部36が形成されている(図1参照)。
【0017】
本実施形態の組み付け手順の一例は、以下のようである。
リテーナ27が仮係止位置に保持された状態で、コネクタハウジング20のキャビティ21に電線Wの端末に接続された端子金具10が挿入され、図3に示すように、金属ランス15がランス孔25に嵌まって一次係止される。このときジョイント部16が残された端子金具10Aでは、ジョイント部16が導出口23を通ってコネクタハウジング20の前方に突出する。端子金具10の挿入が完了したら、リテーナ27が本係止位置に向けて押し込まれ、係止部28が被係止部18に係止することで、端子金具10が抜け方向に二重係止される。
【0018】
続いて、コネクタハウジング20の前面に突出している端子金具10のジョイント部16について、既述した要領により、図6ないし図8に示すように、二枚重ね部16Aが後方を向いた略U字状に折り返される。
次に積み上げ結合がなされるが、それまでの間、例えば各コネクタハウジング20が裏返しに置かれたり、コネクタハウジング20が重ねて置かれたりしても、ジョイント部16の折り返された二枚重ね部16Aよりも高い背でガイドリブ30が形成されているから、二枚重ね部16Aに直接に押付力が作用することが極力避けられ、その変形も防止される。
【0019】
上記のガイドリブ30の機能により、二枚重ね部16Aの変形は極力防止されるものの、それでもなお変形する可能性が無いとは言えないので、検査装置によって、変形の有無が検査される。一例としては、赤外線センサを利用した画像処理によって検査される。
図8に示すように、ジョイント部16の折り返された二枚重ね部16Aの先端の真横に対応する位置に、スリット31が開口されているから、そのスリット31を通して二枚重ね部16Aの先端の部分を撮影する。
全ての折り返された二枚重ね部16Aに変形がなければ、図9の実線に示すような画像Aが得られるのに対して、二枚重ね部16Aに一つでも変形があれば、同図の鎖線に示すような、画像Aから外れた画像a,bが現出し、これにより二枚重ね部16Aに変形のあることが認められる。変形があれば、正規姿勢に矯正される。
【0020】
上記のように変形の有無の検査が終了したら、積み上げ結合が行われる。それには、図10の矢線に示すように、上側のコネクタハウジング20の嵌合溝33を、下側のコネクタハウジング20のガイドリブ30に合わせてスライド嵌合すると、2つのコネクタハウジング20同士が密接した状態で結合され、突部36が係止片34の係止孔35に嵌まって分離不能状態とされる。これに伴い、図11に示すように、下側のコネクタハウジング20から折り返し状に突出されたジョイント部16の二枚重ね部16Aは、上側のコネクタハウジング20の挿入口22からキャビティ21内に進入し、上側のコネクタハウジング20に収容された端子金具10の端子接続部13に差し込まれて弾性接触片14と接触することで、上下の端子金具10同士が接続される。
【0021】
このようにして、順次にコネクタハウジング20を積み上げ結合することで、図12に示すように、8段に積層されたブロック体40が形成される。
そうしたら、カセットロック(図示せず)を備えた固定部材41が、同図の矢線Xに示すように、リブ42をコネクタハウジング20の嵌合溝33に合わせてスライド挿入され、コネクタハウジング20の突部36(図1)が係止片43の係止孔44に嵌まることで、コネクタハウジング20の下面の全面を覆って取り付けられる。
続いてシャッタ47が、同図の矢線Yに示すように、ブロック体40の側面で一列に連なったガイド溝38に合わせて押し込まれ、図13に示すように、固定部材41に設けられたロック突部45がシャッタ47のロック孔48に嵌まり、シャッタ47がブロック体40の前面を覆って取り付けられる。これにより、ジョイントコネクタの組み立てが完了する。
【0022】
以上説明したように本実施形態によれば、コネクタハウジング20のスライド嵌合用として、コネクタハウジング20におけるジョイント部16が折り返される側である上面に、後方に折り返された二枚重ね部16Aよりも背の高いガイドリブ30を設けた構造としたから、特にコネクタハウジング20が裏返しに置かれたり、コネクタハウジング20が重ねて置かれたりしても、二枚重ね部16Aに直接に押付力が作用することが極力避けられる。スライド嵌合用として必須のガイドリブ30を利用した簡単な構造でもって、ジョイント部16の折り返された二枚重ね部16Aが変形することを防止できる。
【0023】
また、ガイドリブ30の途中位置にスリット31を設けて、後方を向いた二枚重ね部16Aの先端を真横から覗けるようにしたから、赤外線センサ等を利用して二枚重ね部16Aの上下の振れ変形の有無を正確に検査することが可能である。
しかも、ガイドリブ30の一部にスリット31を設けただけであるから、その強度低下が最小限に抑えられ、したがって、上下のコネクタハウジング20間の結合力も強固に留めることができる。
【0024】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
)ジョイント部の変形の有無の検査手段としては、イメージセンサ等の他のセンサを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタハウジングに端子金具を装着する前の状態の縦断面図
【図2】端子金具の斜視図
【図3】端子金具をコネクタハウジングに挿入した状態の縦断面図
【図4】その斜視図
【図5】端子金具の1回目の曲げ形成を行った状態の斜視図
【図6】2回目の曲げ形成を行った状態の斜視図
【図7】その縦断面図
【図8】その側面図
【図9】検査画像の説明図
【図10】コネクタハウジング同士の結合動作を示す斜視図
【図11】コネクタハウジングを2段まで組み付けた状態を示す縦断面図
【図12】固定部材とシャッタの装着動作を示す斜視図
【図13】組立完了状態のジョイントコネクタの斜視図
【図14】従来例に係るコネクタハウジングに端子金具を収容した状態の斜視図
【図15】そのスライド結合動作を示す斜視図
【符号の説明】
W…電線
10…端子金具
12…圧接部(電線接続部)
13…端子接続部
16…ジョイント部
16A…二枚重ね部(折り返し端)
20…コネクタハウジング
21…キャビティ
22…挿入口
23…導出口(前部開口)
30…ガイドリブ
31…スリット
33…嵌合溝

Claims (1)

  1. コネクタハウジングに並設された前後方向を向いたキャビティにはジョイント用の端子金具が収容され、この端子金具は、電線の端末に接続される電線接続部と、他の端子金具を受け入れて接続可能な端子接続部と、この端子接続部から前方に延出されたタブ状のジョイント部とを備え、
    前記ジョイント部が前記キャビティの前部開口より突出した後折り返されるとともに、前記コネクタハウジングが積み上げられて結合され、前記ジョイント部が上下いずれかに隣接するコネクタハウジングの前記キャビティ内に挿入されて、このキャビティ内に収容されている端子金具の前記端子接続部へ差し込まれることで端子金具同士が接続されるようにしたジョイントコネクタにおいて、
    前記コネクタハウジングにおける前記端子金具のジョイント部が折り返される側の面の左右両側縁には、このジョイント部の折り返し部分よりも背の高い前後方向を向いたガイドリブが設けられるとともに、反対側の面には、前記ガイドリブを上下方向の離脱を規制しつつ前後方向のスライド可能に嵌合する嵌合溝が設けられており、
    かつ前記ガイドリブにおける前記端子金具のジョイント部の折り返し端と対応する位置には、このジョイント部の折り返し端を側方から覗くことが可能なスリットが設けられていることを特徴とするジョイントコネクタ。
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