JP7396818B2 - コネクタおよびその組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電線が結線された端子を備えたコネクタおよびその組立方法に関する。
従来より、電線が結線された端子を備えたコネクタが広く知られている。このコネクタを組み立てるにあたり、従来、典型的には、端子をハウジングの端子受容空間に後方から挿し込むことで端子をハウジングに組み込む工程が採用される。端子を挿し込むにあたっては、端子自体はハウジング内に挿し込まれてしまうことから、電線の、端子近傍の部分を持って端子を挿し込む。ところが、近年のコネクタの益々の小型化により、細い電線が結線された小さい端子が使用されてきている。この細い電線を把持してハウジングの端子受容空間内に端子を挿し込もうとすると、電線の強度不足のため、端子が結線された電線の端子側の先端部分が下向きに曲がってしまい、端子をうまく挿し込めないおそれがある。
特許文献1には、電線のみを端子受容空間に挿通してハウジングを突き抜けさせ、ハウジングを突き抜けた電線の先端に端子を結線して、その端子を端子受容空間に引き込む組立方法が提案されている。この組立方法の場合、電線の強度不足は問題とはならず、端子受容空間内に端子を受容させることができる。
特開昭62-160673号公報
しかしながら、上掲の特許文献1に提案された組立方法の場合、端子へ電線を結線する工程は電線を端子受容空間に挿通した後に限られる。このため、特許文献1に提案された組立方法の場合、工程が複雑であり、コスト高となるおそれがある。
本発明は、端子に結線された電線が強度の低い電線であっても、工程の複雑さを抑えた組立が可能な構造を持ったコネクタ、およびその組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のコネクタは、
ハウジングと、
前後方向に延び前端部に相手端子と接触するコンタクト部を有するとともに、コンタクト部よりも後方にコンタクト部よりも左右の幅が狭い、電線が圧着された圧着部を有し、ハウジング内の、前後方向に関する第1の位置に配置される端子とを備え、
上記ハウジングが、上向きに開口するとともに左右に側壁が形成された、前記端子を受容する端子受容溝であって、その端子受容溝の上端部に、左右の側壁の各々から内向きに、互いの間の隙間がコンタクト部の幅よりも狭くかつ圧着部の幅よりも広い隙間となる位置まで突き出た左右一対の抜け防止壁を有する端子受容溝が形成された端子受容ハウジングを備え、
前記端子受容溝が、端子を下向きに該端子受容溝内に投影したときに端子が第1の位置よりも前方であって圧着部が前後方向に関し抜け防止壁と重なる第2の位置にあるときに下向きに移動してきた端子を受容するとともに、受容した端子の、第2の位置から第1の位置へのスライドを案内する溝であることを特徴とする。
本発明のコネクタによれば、端子への電線の結線は、ハウジングとは無関係に先に行なわれる。そして、端子を、正規の位置(第1の位置)よりも突き出た突き出し位置(第2の位置)で端子受容溝に受容させ、その後、端子を正規の位置(第1の位置)に引き込む。これにより、強度の低い電線が結線された端子であっても、工程の複雑さを抑えた組立が可能となる。
ここで、本発明のコネクタにおいて、端子受容ハウジングが、端子受容溝内を第2の位置から第1の位置までスライドしてきた端子に当接して端子を第1の位置に留める当接壁を有することが好ましい。
この当接壁を有すると、端子を第1の位置に容易に位置決めすることができる。
また、本発明のコネクタにおいて、端子受容ハウジングが、端子受容溝の開口を狭めて、端子受容溝内を第1の位置にスライドした端子の、端子受容溝内からの第1の向きへの抜けを防止する抜け防止壁を有することが好ましい。
この防止壁を有すると、第1の位置にスライドした端子が端子受容溝内に確実に保持される。
また、本発明のコネクタにおいて、
上記端子が、逆挿し防止突起を有し、
端子受容ハウジングが、端子が第2の位置に正しい向きで受容された場合に逆挿し防止突起を受け入れて端子を第2の位置から第1の位置へとスライドさせる逆挿し防止溝を有することが好ましい。
これらの逆挿し防止突起および逆挿し防止溝を有すると、端子の逆挿しが防止される。
さらに、本発明のコネクタにおいて、
上記端子が、挿込み確認突起を有し、
端子受容ハウジングが、端子受容溝の、前記端子が第1の位置にスライドしてきたときの挿込み確認突起が対面する位置に、端子受容溝の内壁面と端子受容ハウジングの外壁面とに貫通した挿込み確認窓を有することが好ましい。
これらの挿込み確認突起および挿込み確認窓を有すると、端子が確実に第1の位置にあることを確認することができる。
また、本発明のコネクタの組立方法は、
ハウジングと、
前後方向に延び前端部に相手端子と接触するコンタクト部を有するとともに、コンタクト部よりも後方にコンタクト部よりも左右の幅が狭い、電線が圧着された圧着部を有し、ハウジング内の、前後方向に関する第1の位置に配置される端子とを備え、
上記ハウジングが、上向きに開口するとともに左右に側壁が形成された、前記端子を受容する端子受容溝であって、その端子受容溝の上端部に、左右の側壁の各々から内向きに、互いの間の隙間がコンタクト部の幅よりも狭くかつ圧着部の幅よりも広い隙間となる位置まで突き出た左右一対の抜け防止壁を有する端子受容溝が形成された端子受容ハウジングを備えたコネクタの組立方法であって、
端子を、端子受容溝内の、端子を下向きに端子受容溝内に投影したときに第1の位置よりも前方であって圧着部が前後方向に関し抜け防止壁と重なる第2の位置に受容させる工程と、
第2の位置に受容した端子を、第1の位置にスライドさせる工程とを含むことを特徴とする。

この組立方法を採用すると、強度の低い電線が結線された端子であっても、その端子を、ハウジングの正規の位置(第1の位置)に容易に組み込むことができる。
以上の本発明によれば、端子に結線された電線が強度の低い電線であっても、工程の複雑さを抑えた組立が可能な構造を持ったコネクタ、およびその組立方法が実現する。
本発明の一実施形態としてのコネクタの斜視図である。 図1に示すコネクタのインナハウジングを示した分解斜視図である。 下トレイおよび上トレイに端子を配置した状態を示した分解斜視図である。 組立後のインナハウジングを示した斜視図である。 アウタハウジングを示した斜視図である。 組立前の状態の1本の端子と、下トレイの一部分を示した図である。 端子が端子受容溝内の突き出し位置に装着された状態を示した図である。 端子が端子受容溝内の正規の位置に装着された状態を示した図である。 端子が下トレイの端子受容溝内の正規の位置に装着されている状態を示した各種の図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としてのコネクタの斜視図である。
この図1には、コネクタ10の外形を規定するアウタハウジング20が示されている。また、この図1は、コネクタ10の背面側を示していて、この図1には、コネクタ10から延びる電線80が示されている。ただし、この電線80は、コネクタ10の近傍の部分のみ示されている。この電線80は、圧着により端子70(図3参照)に結線されている。
図2は、図1に示すコネクタのインナハウジングを示した分解斜視図である。
このインナハウジング30は、下トレイ40と、上トレイ50と、上蓋60とで構成されている。下トレイ40および上トレイ50には、端子70を受容する端子受容溝41,51が配列されている。これらの端子受容溝41,51は、矢印Uで示す上向きに開口している。下トレイ40,上トレイ50は、その各々が、本発明にいう端子受容ハウジングの一例に相当する。そして、矢印Uで示す上向きが、本発明にいう第1の向きの一例に相当する。また、矢印Dで示す下向きが、本発明にいう第2の向きの一例に相当する。
図3は、下トレイおよび上トレイに端子を配置した状態を示した分解斜視図である。
この図3に示すように、下トレイ40および上トレイ50の端子受容溝41,51には、電線が結線された端子70が受容される。本実施形態は、下トレイ40および上トレイ50の構造や、端子受容溝41,51への端子70の装着方法に特徴を有するが、これらの点についての説明は後に譲る。
図4は、組立後のインナハウジングを示した斜視図である。
矢印Fで示す前方には端子が露出している。そして、矢印Bで示す後方には、電線80が延びている。
図5は、アウタハウジングを示した斜視図である。
図4のように組み立てられたインナハウジング30が、そのまま、このアウタハウジング20に嵌め込まれる。これにより、図1に示したコネクタ10が完成する。
次に、下トレイ40および上トレイ50の構造と、それら下トレイ40および上トレイ50への端子70の装着方法について説明する。
図6は、組立前の状態の1本の端子と、下トレイの一部分を示した図である。ここで、図6(A)は斜視図、図6(B)は正面図、図6(C)は側面図である。ただし、図6(C)では、下トレイ40の端子受容溝41の断面が示されている。なお、端子70の、上トレイ50への装着方法も下トレイ40への装着方法と同一であり、ここでは、下トレイ40で代表させている。
端子70は、最終的には、下トレイ40の端子受容溝41の内側の、矢印F-Bで示す前後方向について図8に示す正規の位置に装着される。この正規の位置は、本発明にいう第1の位置の一例に相当する。
ここで、下トレイ40には、端子受容溝41の開口(上端部)を両側から狭めるように張り出した張出し壁42が設けられている。一方、端子70には、雄型の相手端子(不図示)が挿し込まれる雌型のコンタクト部71を有する。図8に示した正規の位置は、張出し壁42の下にコンタクト部71が配置された位置である。ここで、端子70を、下トレイ40の端子受容溝41の真上であって、矢印Dで示す下向きに端子受容溝41内に投影したときに端子70が図8に示した正規の位置に投影される位置にセットしたとする。ここでは、この位置を第1の上方位置と称する。そして、その第1の上方位置にセットした端子70を下方へ移動させて端子受容溝41内に装着しようとしたとする。ところが、図6(B)に示すように、コンタクト部71の幅W1は、端子受容溝41の、張出し壁42により狭められた開口幅W2よりも広い。このため、端子70を第1の上方位置にセットしたのでは、端子70を端子受容溝41内に装着することができない。
ここで、端子70は、コンタクト部71の後方に、電線80の圧着により形成された幅の狭い圧着部72を有する。この圧着部72の幅W3(図6(A)参照)は、端子受容溝41の開口幅W2よりも狭い。そこで、図6(C)に示すように、端子70を、端子受容溝41の真上であって、矢印Dで示す下向きに端子受容溝41内に投影したときに端子70の圧着部72が張出し壁42と並ぶ位置にセットする。ここでは、この上方の位置を第2の上方位置と称する。端子70を図6に示す第2の上方位置にセットして、その第2の上方位置にセットした端子70を下方へ移動させて端子受容溝41内に装着する。
図7は、端子が端子受容溝内の突き出し位置に装着された状態を示した図である。ここで、図6と同様、図7(A)は斜視図、図7(B)は正面図、図7(C)は側面図である。図7(C)で、下トレイ40の端子受容溝41の断面が示されている点も図6と同様である。
端子70を図6に示す第2の上方位置にセットして、その第2の上方位置にセットした端子70を下方へ移動させて端子受容溝41内に装着する。すると、端子70は、図7に示すように、端子受容溝41内の、図8に示した正規の位置よりも矢印Fで示す前方に突き出た突き出し位置に装着される。この突き出し位置は、本発明にいう第2の位置の一例に相当する。
そこで、次に、この突き出し位置に装着された端子70を、矢印Bで示す後方にスライドさせる。このスライドにあたっては、電線80を引っぱってもよく、端子70を前方から押し込んでもよく、それらの両者を同時に行ってもよい。
図8は、端子が端子受容溝内の正規の位置に装着された状態を示した図である。ここで、図6,図7と同様、図8(A)は斜視図、図8(B)は正面図、図8(C)は側面図である。図8(C)で、下トレイ40の端子受容溝41の断面が示されている点も図6,図7と同様である。
端子受容溝41内の端子70を、図7に示す突き出し位置から後方にスライドさせてこの図8に示す正規の位置に装着する。この正規の位置は、端子70のコンタクト部71が張出し壁42の下に一部重なった位置である。
本実施形態のコネクタ10は、この端子装着方法を採用する構造を有する。このため、電線80を把持して端子70を押し込む方法を採用したときに問題となる電線80の先端部が下向きに曲がる問題は回避される。
以下では、この実施形態の、まだ説明していない特徴について説明する。
図9は、端子が下トレイの端子受容溝内の正規の位置に装着されている状態を示した各種の図である。
図9(A)は、平面図である。端子70は、突き出し位置から矢印Bで示す後方にスライドして正規の位置に達すると、端子70のコンタクト部71の後端が下トレイ40に設けられた当接壁43に当接し、端子70がさらに後方へとスライドすることが防止される。すなわち、端子70はこの当接壁43によって正規の位置に留められる。
図9(B)は、正面図であって、図8(B)の中央部分と同じ図である。
図9(C)は、図9(B)に楕円R1で示した部分の拡大図である。
端子70が正規の位置に装着されると、端子70のコンタクト部71が張出し壁42の下に重なる。上述の通り、端子70のコンタクト部71の幅W1は、端子受容溝41の、張出し壁42により狭められた開口幅W2よりも広い。このため、その張出し壁42によって、端子70が矢印Uで示す上方への抜けが防止される。この張出し壁42は、本発明にいう抜け防止壁の一例に相当する。
図9(D)は、図9(B)の楕円R2の部分の拡大図である。
端子70には、この端子70を図9(B)に示す正面から見たときに、左右非対称の位置(この実施形態の場合は左側の位置)に突き出た逆挿し防止突起73(図7(C)参照)を有する。
また、図9(E)は、図9(B)に示した矢印X-Xに沿う断面図である。
この図9(E)にも逆挿し防止突起73が示されている。また、この図9(E)には、下トレイ40の端子受容溝41に形成された逆挿し防止溝44が示されている。この逆挿し防止溝44は、端子70が、端子受容溝41内の突き出し位置に正しい向きで受容された場合に逆挿し防止突起73を受け入れて、端子70を突き出し位置から正規の位置へとスライドさせる。一方、この逆挿し防止突起73は、端子70が突き出し位置に正しくない向きに受容された場合には、端子70の正規の位置へのスライドを防止する。この実施形態の場合、これらの逆挿し防止突起73および逆挿し防止溝44が設けられていることから、端子70の逆挿しが防止される。
また、端子40の、図9(B)の楕円R3で囲った位置には、挿込み確認突起74が設けられている。図9(B)の場合、この挿込み確認突起74は、下トレイの挿込み確認窓45(図8(C)参照)に入り込んでいるため、図面上には現われにくくなっている。端子70が下トレイ40から突き出た突き出し位置にある図7(B)には、挿込み確認突起74が現れている。
図8(C)に示すように、下トレイ40には、挿込み確認窓45が形成されている。この挿込み確認窓45は、端子70が正規の位置にスライドしてきたときの挿込み確認突起74が対面する位置に、端子受容溝41の内壁面と下トレイ40の外壁面とに貫通している。このため、この挿込み確認窓45を覗き込むことによって、端子70が正規の位置にあることを確認することができる。また、本実施形態の場合、挿込み確認突起74は、端子70が正規の位置にスライドする途中では、端子受容溝41の内壁面を押しながらスライドする。このため、この挿込み確認突起74の存在により、この挿込み確認突起74が挿込み確認窓45に入り込むと、すなわち端子70が正規の位置に移動すると、クリック感が与えられる。このクリック感によっても、端子70が正規の位置にスライドしたことが分かる。
さらに、この挿込み確認突起74が挿込み確認窓45に入り込むことによって、端子70が正規の位置にロックされる。なお、端子70は、その前端がアウタハウジング20に当接することにより、前方への抜けが防止される。
なお、上トレイ50は、下トレイ40に装着された端子70の圧着部72の上に入り込んで下トレイ40に装着された端子70を正規の位置に位置決めするリテーナの役割を有する。また、上蓋60は、上トレイ50に装着された端子70の圧着部72の上に入り込んで上トレイ50に装着された端子70を正規の位置に位置決めするリテーナの役割を有する。このため、インナハウジング30を図4に示す状態に組み立てると、図3に示した、下トレイ40、上トレイ50、上蓋60がバラバラな状態よりも、端子70が強固に位置決めされることになる。
なお、ここでは、端子70が下トレイ40と上トレイ50との2段に配列されたコネクタを例示したが、端子70の配列の段数は、1段であってもよく、あるいは3段以上であってもよい。
10 コネクタ
20 アウタハウジング
30 インナハウジング
40 下トレイ
41 端子受容溝
42 張出し壁
43 当接壁
44 逆挿し防止溝
45 挿込み確認窓
50 上トレイ
51 端子受容溝
60 上蓋
70 端子
71 コンタクト部
72 圧着部
73 逆挿し防止突起
74 挿込み確認突起
80 電線

Claims (6)

  1. ハウジングと、
    前後方向に延び前端部に相手端子と接触するコンタクト部を有するとともに、該コンタクト部よりも後方に該コンタクト部よりも左右の幅が狭い、電線が圧着された圧着部を有し、前記ハウジング内の、前後方向に関する第1の位置に配置される端子とを備え、
    前記ハウジングが、上向きに開口するとともに左右に側壁が形成された、前記端子を受容する端子受容溝であって、該端子受容溝の上端部に、該左右の側壁の各々から内向きに、互いの間の隙間が前記コンタクト部の幅よりも狭くかつ前記圧着部の幅よりも広い隙間となる位置まで突き出た左右一対の抜け防止壁を有する端子受容溝が形成された端子受容ハウジングを備え、
    前記端子受容溝が、前記端子を下向きに該端子受容溝内に投影したときに該端子が前記第1の位置よりも前方であって前記圧着部が前後方向に関し前記抜け防止壁と重なる第2の位置にあるときに下向きに移動してきた該端子を受容するとともに、受容した該端子の、該第2の位置から該第1の位置へのスライドを案内する溝であることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記端子受容ハウジングが、前記端子受容溝内を前記第2の位置から前記第1の位置までスライドしてきた前記端子に当接して該端子を該第1の位置に留める当接壁を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記端子受容ハウジングが、前記端子受容溝の開口を狭めて、該端子受容溝内を前記第1の位置にスライドした前記端子の、該端子受容溝内からの前記第1の向きへの抜けを防止する抜け防止壁を有することを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記端子が、逆挿し防止突起を有し、
    前記端子受容ハウジングが、前記端子が前記第2の位置に正しい向きで受容された場合に前記逆挿し防止突起を受け入れて該端子を該第2の位置から前記第1の位置へとスライドさせる逆挿し防止溝を有することを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記端子が、挿込み確認突起を有し、
    前記端子受容ハウジングが、前記端子受容溝の、前記前記端子が前記第1の位置にスライドしてきたときの前記挿込み確認突起が対面する位置に、該端子受容溝の内壁面と前記端子受容ハウジングの外壁面とに貫通した挿込み確認窓を有することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. ハウジングと、
    前後方向に延び前端部に相手端子と接触するコンタクト部を有するとともに、該コンタクト部よりも後方に該コンタクト部よりも左右の幅が狭い、電線が圧着された圧着部を有し、前記ハウジング内の、前後方向に関する第1の位置に配置される端子とを備え、
    前記ハウジングが、上向きに開口するとともに左右に側壁が形成された、前記端子を受容する端子受容溝であって、該端子受容溝の上端部に、該左右の側壁の各々から内向きに、互いの間の隙間が前記コンタクト部の幅よりも狭くかつ前記圧着部の幅よりも広い隙間となる位置まで突き出た左右一対の抜け防止壁を有する端子受容溝が形成された端子受容ハウジングを備えたコネクタの組立方法であって、
    前記端子を、前記端子受容溝内の、該端子を下向きに該端子受容溝内に投影したときに前記第1の位置よりも前方であって前記圧着部が前後方向に関し前記抜け防止壁と重なる第2の位置に受容させる工程と、
    前記第2の位置に受容した前記端子を、前記第1の位置にスライドさせる工程とを含むことを特徴とするコネクタの組立方法。
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