JPH08315927A - 低挿入力コネクタ - Google Patents

低挿入力コネクタ

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JPH08315927A
JPH08315927A JP7121347A JP12134795A JPH08315927A JP H08315927 A JPH08315927 A JP H08315927A JP 7121347 A JP7121347 A JP 7121347A JP 12134795 A JP12134795 A JP 12134795A JP H08315927 A JPH08315927 A JP H08315927A
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connecting member
protrusion
section
arm
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JP7121347A
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Makoto Yamanashi
誠 山梨
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/514Bases; Cases composed as a modular blocks or assembly, i.e. composed of co-operating parts provided with contact members or holding contact members between them
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    • H01R13/6273Latching means integral with the housing comprising two latching arms
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二以上のコネクタ部を有するコネクタを相手
コネクタに低挿入力で嵌合させる。 【構成】 一方のコネクタ6側に、突き当て突部24と
傾斜突部25とを有する可撓性の突出アーム21と、突
き当て突部に対する当接突部32を有してコネクタ嵌合
方向にスライド自在なコネクタ部2とを含み、他方のコ
ネクタ9側に、傾斜突部25に対する突出アーム撓ませ
用の押接突部15を含み、突出アーム21が連結部材5
の一方に形成され、連結部材がコネクタ部2のガイド部
35に沿ってコネクタ嵌合方向にスライド自在であり、
突出アーム21が、ガイド部に対する仮係止部26と、
コネクタ部2のロックアーム17の撓み時にロックアー
ムの当接突部28に当接可能な押し込み突部27とを有
し、連結部材5の他方に、他のコネクタ部3,4…に対
する合体部22を有し、二以上のコネクタ部2,3,4
…を各連結部材5によって夫々連結可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二以上のコネクタ部を
連結部材で連結して相手コネクタに対して嵌合タイミン
グをずらして段階的に嵌合させる低挿入力コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平6−111882号公報
に記載された従来の低挿入力コネクタを示すものであ
る。この低挿入力コネクタ45は、分割された二つのコ
ネクタ部46,47を有する雄コネクタ48と、該コネ
クタ部46,47を二段階に嵌合させる雌コネクタ49
とで構成される。第一のコネクタ部46はアウタハウジ
ング50内で嵌合方向にスライド自在であり、第二のコ
ネクタ部47はアウタハウジング50と一体に形成され
ている。各コネクタ部46,47内には図示しない雌端
子が収容され、雌コネクタ49には図示しない雄端子が
突出して位置する。
【0003】第一のコネクタ部46には係止爪51が形
成され、該係止爪51がアウタハウジング前端に当接し
て、コネクタ部46を前方に突出した状態に保持する。
雌コネクタ49内には、該係止爪51に対する係止解除
片52が突出形成されている。
【0004】そして雄コネクタ48と雌コネクタ49の
嵌合に際して、先ず第一のコネクタ部46が雌コネクタ
49に嵌合し、それと同時に係止爪51が解除片52に
押圧されて引っ込み、次いで第二のコネクタ部47が雌
コネクタ49に嵌合する。これにより雄コネクタ48が
二段式に嵌合し、嵌合操作力(挿入力)が低減される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の低挿入力コネクタにあっては、一つのコネクタに最
大でも二つのコネクタ部を構成させることしかできず、
そのため、接続端子の総数がかなり多い場合には、嵌合
操作力が増大して手作業でコネクタを嵌合し得なくな
り、自ずから接続端子の数が制限されてしまうという問
題があった。また、最初に嵌合する第一コネクタ部が不
完全嵌合であっても、それを検知することができないと
いう問題もあった。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、接続端子の
総数が多い場合でも手作業で容易に嵌合することができ
ると共に、コネクタ部の不完全嵌合をも防止することが
できる低挿入力コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方のコネクタ側に、突き当て突部と傾
斜突部とを有する可撓性の突出アームと、該突き当て突
部に対する当接突部を有してコネクタ嵌合方向にスライ
ド自在なコネクタ部とを含み、他方のコネクタ側に、該
傾斜突部に対する突出アーム撓ませ用の押接突部を含む
低挿入力コネクタにおいて、前記突出アームが連結部材
の一方に形成され、該連結部材が前記コネクタ部のガイ
ド部に沿ってコネクタ嵌合方向にスライド自在であり、
該突出アームが、該ガイド部に対する仮係止部と、該コ
ネクタ部のロックアームの撓み時に該ロックアームの当
接突部に当接可能な押し込み突部とを有し、該連結部材
の他方に、他のコネクタ部に対する合体部を有し、二以
上のコネクタ部を各連結部材によって夫々連結可能であ
ることを特徴とする。また、前記連結部材が前記他のコ
ネクタ部に一体に形成された構造や、前記連結部材が、
前記ロックアームの撓み空間に進入可能な撓み阻止部を
有する構造も可能である。
【0008】
【作用】連結部材の一方が例えば第一コネクタ部に仮係
止部で仮係止される。その状態からコネクタ嵌合方向へ
連結部材が押圧され、それにより仮係止部が解除され、
突き当て突部が第一コネクタを他方のコネクタへ嵌合さ
せる。嵌合と同時に傾斜突部が押接突部に接し、突出ア
ームが外側に撓み、当接が解除される。それにより連結
部材は前進し、該連結部材の他方を合体した第二コネク
タ部が一体的に前進して他方のコネクタへ嵌合する。第
二コネクタ部に連結部材を介して連結された第三コネク
タ部の嵌合は第一及び第二コネクタ部の関係と同様に行
われ、複数のコネクタ部が嵌合タイミングをずらして他
方のコネクタに低挿入力で嵌合する。第一コネクタ部の
嵌合が不完全である場合には、第一コネクタ部のロック
アームが撓んだ状態であるから、押し込み突部がロック
アームの当接突部に当接して、第一コネクタ部を第二コ
ネクタと一体的に押し込んで完全嵌合させる。コネクタ
部の完全嵌合と同時に撓み阻止部がロックアームの撓み
を阻止してロックを確実化させる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る低挿入力コネクタの一
実施例を示すものである。該低挿入力コネクタ1は、二
つ以上のコネクタ部2,3,4…と、隣接する各コネク
タ部2,3,4…を相互に連結する連結部材5とで成る
雄コネクタ6と、各コネクタ部2,3,4…に対する嵌
合部(嵌合室)7,8…を有する雌コネクタ9とで構成
される。各コネクタ部2,3,4…には複数の雌端子1
0が収容され、各嵌合部7,8…には複数の雄端子11
が突出して位置する。
【0010】図1において連結部材5は後半部を第二コ
ネクタ部3に固定され、前半部を第一コネクタ部2に対
して当接及び挿通可能である。第二コネクタ部3には連
結部材5を介して第三コネクタ4が連結され、第三コネ
クタ4には同様にして図示しない第四コネクタが連結さ
れる。各コネクタ部2,3,4…は連結部材5を介して
階段状に組み立てられて、例えば階段状のアウタハウジ
ング12にスライド自在に係合する。各コネクタ部2,
3,4…に対する雌コネクタ9の嵌合部7,8…も階段
状に形成される。各コネクタ部2,3,4…を階段状に
嵌合させる構造は例えば電気接続箱におけるコネクタ嵌
合構造として公知である。
【0011】該嵌合部7,8…の底壁13には、連結部
材5に対する挿通孔14が形成されると共に、該挿通孔
14の開口縁において、該連結部材5の先端とコネクタ
部2,3…との当接を解除する押接突部15が突出形成
されている。また嵌合部7,8…の一側壁16には、コ
ネクタ部2,3…の可撓ロックアーム17のロック突起
18に対する係合溝19が形成されている。
【0012】該連結部材5は図2に示す如くコネクタ部
2,3…に対する左右一対のスライド部20と、該スラ
イド部20上に一体に形成され、スライド部20よりも
やや内側に位置し、且つ前方に突出した一対の可撓性の
突出アーム21と、該スライド部の後半において形成さ
れた一対の合体ガイド22及び可撓ロック爪23とを備
える。
【0013】該突出アーム21の先端部には突き当て突
部24と、山型の傾斜突部25とが並列に形成されてい
る。該突き当て突部24は水平な突き当て面24aを有
し、傾斜突部25はテーパ状の拾い面25aを有する。
また該傾斜突部25の後方において突出アーム21の外
側部には、コネクタ部2,3…に対する仮係止爪26が
形成されている。該仮係止爪26は後向きに鉤状に傾斜
し、前側のテーパ状摺接面26aと後側のテーパ状係止
面26bとを有する。該突出アーム21は仮係止爪26
の突出反対方向と当接突部24の突出反対方向とにそれ
ぞれ撓み可能である。
【0014】該突出アーム21の後半部には、コネクタ
部2,3…(図1)のロックアーム17の当接突部28
に当接可能なコネクタ半嵌合検知兼押し込み用の突部
(押し込み突部)27がアーム直交方向(当接突部24
の突出反対方向)に突出形成されている。該押し込み突
部27の突出高さは自由状態におけるロックアーム17
(図1)の当接突部28よりも低く形成される。従って
該押し込み突部27は、ロックアーム17の自由状態す
なわちロック突起18が係合溝19に係合した状態で、
当接突部28の下側を通過し、ロックアーム17の撓み
状態で当接突部28に当接する。
【0015】また、連結部材5の後部に形成された前記
一対の合体ガイド22は外向きに開口した係合溝29を
有し、該一対の合体ガイド22の間に、第二コネクタ部
3に対する前記ロック爪23が突出形成されている。該
一対の合体ガイド22に第二コネクタ部3が合体固定さ
れる。また該合体ガイド22の前方において一対の突出
アーム21の間に、コネクタ部2,3…のロックアーム
17に対する板状の撓み阻止部30が形成されている。
該撓み阻止部30はスライド部20とほぼ同一高さに位
置している。
【0016】図3は第一コネクタ部2を示すものであ
り、ロックアーム17は合成樹脂製のハウジング31の
一側部に突出形成されている。該ロックアーム17の付
け根部の左右には、連結部材5の先端の突き当て突部2
4に対する当接突部32が形成されている。また、ロッ
クアーム17の後端部に、連結部材5の押し込み突部2
7に対する前記当接突部28がアーム操作面33と同一
高さで左右に突出形成されている。該当接突部28は、
ロックアーム17が内側に撓んだ状態において押し込み
突部27と当接可能である。
【0017】該ロックアーム17の左右には、連結部材
5に対する一対のガイドリブ35がハウジング壁34か
らロックアーム17と平行に且つ同一高さに突出形成さ
れている。該ガイドリブ35には、連結部材5(図2)
の突出アーム21の仮係止爪26に対するガイド溝36
が長手方向に形成されている。ガイド溝36の中間部に
は、仮係止爪26に対する係合孔37が形成されてい
る。該係合孔37は係止爪26の形状に沿ったテーパ状
の後側係止面37aを有している。ガイド溝36の下側
においてハウジング壁34に沿って連結部材5のスライ
ド部20が摺接案内される。
【0018】なお、ガイドリブ35に、スライド部20
に対するガイド溝(図示せず)を形成し、そのガイド溝
の上に、仮係止爪26に対する前記同様のガイド溝(3
6)を二段式に形成してもよい。その場合、ガイド溝
(36)の間隔は、スライド部20に対するガイド溝の
間隔よりも狭くなり、仮係止爪26はスライド部20よ
りも内側に位置する。
【0019】図4は第二コネクタ部3を示すものであ
り、ハウジング39の一側壁には第一コネクタ部2と同
一のロックアーム17及びガイドリブ35が形成されて
いる。これらについては第一コネクタ部2と同一の符号
を用いて説明を省略する。また第二コネクタ部3の他側
壁には、連結部材5の合体ガイド22の係合溝29に対
する一対の内向き逆L字状の合体ガイド40と、該合体
ガイド40の間においてロック爪23に対する係合突起
41とが形成されている。
【0020】第二コネクタ部3はそれ以降の第三コネク
タ部4(図1)や第四コネクタ部等と同一の形状を有す
る。第三コネクタ部4は連結部材5を介して第二コネク
タ部3に連結され、第四コネクタ部は同様に第三コネク
タ部4に連結される。連結されるコネクタ部2,3,4
…の数は接続端子の総数や雌コネクタ9の形状(大小)
等に応じて適宜設定される。本実施例においては各コネ
クタ部2,3,4…を連結するのに連結部材5を用いた
が、他の例として連結部材5を第二コネクタ部3以降の
コネクタ部2,4…に一体に形成してもよい。
【0021】なお、上記したコネクタ部2,3の当接突
部32や連結部材先端の突き当て突部24及び傾斜突部
25、雌コネクタ側の押接突部15の構成は、先に本出
願人が提案した特開平6−215830号のものと同様
である。
【0022】以下に本願の低挿入力コネクタ1の作用を
図1に沿って説明する。先ず、各コネクタ部2,3,4
…を連結部材5を介して合体させる。すなわち第二,第
三コネクタ部3,4の各合体ガイド40に連結部材5の
合体ガイド22をスライド係合させる。これによりロッ
ク爪23がロック突起41に係合し、各連結部材5とコ
ネクタ部3,4…とが一体化される。
【0023】次いで第二コネクタ部3の連結部材5を第
一コネクタ部2のガイドリブ35に係合させる。すなわ
ち、突出アーム21の仮係止爪26をガイド溝36(図
3)に挿通して係合孔37に係合させると同時に、スラ
イド部20をガイドリブ35にスライド係合させる。こ
れにより連結部材5が第一コネクタ2に仮係止される。
第三コネクタ部4の連結部材5も同様にして第二コネク
タ部3のガイドリブ35に仮係止させる。各コネクタ部
2,3,4…は例えばアウタハウジング12内にコネク
タ嵌合方向スライド自在に装着される。
【0024】そして例えばアウタハウジング12を手で
持って雄コネクタ6を雌コネクタ9に第一コネクタ部2
から順に嵌合させていく。第一コネクタ部2に挿入され
た連結部材5は押し込み操作により仮係止爪26と係合
孔37との係合が解除される。すなわち仮係止爪26
(図2)のテーパ状前端面26aが係合孔37(図3)
の開口端に摺接しつつ突出アーム21が内向きに撓ん
で、仮係止爪26が係合孔37から離脱する。該仮係止
爪26のテーパ状後端面26bは係合孔37の後端面3
7aに当接して連結部材5の後退を阻止する。スライド
部20はガイドリブ35の内面に沿って摺接する。突出
アーム先端の突き当て突部24は第一コネクタ部2の当
接突部32に当接してコネクタ部2を雌コネクタ9の嵌
合部7内に押し込む。
【0025】第一コネクタ部2が嵌合部7に完全嵌合す
ると同時に、雌コネクタ9側の押接突部15が山型の傾
斜突部25に押接して突出アーム21を外側に撓ませ、
突き当て突部24と当接突部32との当接を解除する。
これにより連結部材5が第二コネクタ部3と共に前進
し、雌コネクタ9の嵌合部8に対する第二コネクタ部3
の嵌合が開始される。第二コネクタ部3と第三コネクタ
部4との嵌合動作は第一コネクタ部2と第二コネクタ部
3との相互関係と同様に行われる。図1において第二コ
ネクタ部3と嵌合部8の底壁との距離Lは、第一コネク
タ部2と嵌合部7の底壁13との距離L1 と、当接解除
された連結部材5の前進距離L2 との総和に等しい。
【0026】図1において雌コネクタ9に対する第一コ
ネクタ部2の挿入(嵌合)が不完全であった場合は、ロ
ックアーム17のロック突起18が係合溝19に係合せ
ずに側壁16に接して、ロックアーム17が撓んだ状態
になるから、ロックアーム17の当接突部28が連結部
材5の押し込み突部27で押されて、第一コネクタ部2
が嵌合部7に完全挿入される。この押し込み突部27に
よる半嵌合検知と押し込み動作は他のコネクタ部3,4
…においても同様に行われる。完全挿入されたコネクタ
部2,3…においては連結部材5の撓み阻止部30(図
2)がロックアーム17の撓み空間42(図3)内に進
入してロックアーム17の撓みを阻止し、すなわち撓み
防止スペーサとして作用して、コネクタ部2,3…のロ
ックをより確実なものとする。
【0027】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、二以上
のコネクタ部を嵌合タイミングをずらして他方のコネク
タに低挿入力で嵌合させることができるから、接続端子
の総数が多い場合やコネクタの大きさ形状が制限される
場合等においても、嵌合操作力を増大させずに、手作業
で容易にコネクタを嵌合させることができる。また、コ
ネクタ部が嵌合不完全であっても、連結部材の押し込み
突部がそれを検知して完全嵌合させるから、コネクタの
嵌合不良が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低挿入力コネクタの一実施例を示
す側面図である。
【図2】連結部材を示し、(a) は側面図、(b) は正面図
である。
【図3】第一コネクタ部を示し、(a) は側面図、(b) は
正面図である。
【図4】第二コネクタ部を示し、(a) は背面図、(b) は
側面図、(c) は正面図である。
【図5】従来の低挿入力コネクタの一例を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
2 第一コネクタ部 3 第二コネクタ部 4 第三コネクタ部 5 連結部材 6 雄コネクタ 9 雌コネクタ 15 押接突部 17 ロックアーム 21 突出アーム 22 合体ガイド 24 突き当て突部 25 傾斜突部 26 仮係止爪 27 押し込み突部 28 当接突部 30 撓み阻止部 32 当接突部 35 ガイドリブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタ側に、突き当て突部と傾
    斜突部とを有する可撓性の突出アームと、該突き当て突
    部に対する当接突部を有してコネクタ嵌合方向にスライ
    ド自在なコネクタ部とを含み、他方のコネクタ側に、該
    傾斜突部に対する突出アーム撓ませ用の押接突部を含む
    低挿入力コネクタにおいて、前記突出アームが連結部材
    の一方に形成され、該連結部材が前記コネクタ部のガイ
    ド部に沿ってコネクタ嵌合方向にスライド自在であり、
    該突出アームが、該ガイド部に対する仮係止部と、該コ
    ネクタ部のロックアームの撓み時に該ロックアームの当
    接突部に当接可能な押し込み突部とを有し、該連結部材
    の他方に、他のコネクタ部に対する合体部を有し、二以
    上のコネクタ部を各連結部材によって夫々連結可能であ
    ることを特徴とする低挿入力コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記連結部材が前記他のコネクタ部に一
    体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の低
    挿入力コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記連結部材が、前記ロックアームの撓
    み空間に進入可能な撓み阻止部を有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の低挿入力コネクタ。
JP7121347A 1995-05-19 1995-05-19 低挿入力コネクタ Pending JPH08315927A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121347A JPH08315927A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 低挿入力コネクタ
US08/649,235 US5727969A (en) 1995-05-19 1996-05-17 Low-insertion-force connector assembly

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121347A JPH08315927A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 低挿入力コネクタ

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Family

ID=14809031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7121347A Pending JPH08315927A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 低挿入力コネクタ

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JP (1) JPH08315927A (ja)

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