JP2688047B2 - 低挿入力コネクタ - Google Patents
低挿入力コネクタInfo
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- split
- abutting
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/193—Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6273—Latching means integral with the housing comprising two latching arms
-
- H—ELECTRICITY
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一方のコネクタに設け
た分割コネクタと該一方のコネクタとを他方のコネクタ
に段階的に嵌合させることにより、コネクタ挿入力の低
減を図った低挿入力コネクタに関するものである。
た分割コネクタと該一方のコネクタとを他方のコネクタ
に段階的に嵌合させることにより、コネクタ挿入力の低
減を図った低挿入力コネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７は、従来の低挿入力コネクタを示す
縦断面図である。該低挿入力コネクタ４０は、分割コネ
クタ４１をコネクタ嵌合方向にスライド自在に設けた自
動車ドア側コネクタ４２と、該分割コネクタ４１に対す
る接続部４３と該分割コネクタ４１を除くドア側コネク
タ４２に対する接続部４４とを有するボディ側コネクタ
４５とにより構成される。
縦断面図である。該低挿入力コネクタ４０は、分割コネ
クタ４１をコネクタ嵌合方向にスライド自在に設けた自
動車ドア側コネクタ４２と、該分割コネクタ４１に対す
る接続部４３と該分割コネクタ４１を除くドア側コネク
タ４２に対する接続部４４とを有するボディ側コネクタ
４５とにより構成される。
【０００３】該分割コネクタ４１は、ドア側コネクタハ
ウジング４６の貫通孔４７内に設けたロック部４８に係
合突起４９を一定範囲係合させて、該貫通孔４７内をス
ライド自在であり、先端部５０を該ハウジング４６の前
端から突出させ、且つ後端部５１を該ハウジング４６の
後端から突出させる。
ウジング４６の貫通孔４７内に設けたロック部４８に係
合突起４９を一定範囲係合させて、該貫通孔４７内をス
ライド自在であり、先端部５０を該ハウジング４６の前
端から突出させ、且つ後端部５１を該ハウジング４６の
後端から突出させる。
【０００４】そして該ドア側コネクタ４２の防水グロメ
ット５２上から該分割コネクタ４１を押圧してボディ側
コネクタ４５の一方の接続部４３に嵌合させ、次いで該
ドア側コネクタ自体４２を押圧して残りの接続部５３を
他方の接続部４４に嵌合させる。このようにコネクタの
嵌合を二回に分けて段階的に行うことにより、コネクタ
挿入力が半分になり、嵌合作業が容易となる。
ット５２上から該分割コネクタ４１を押圧してボディ側
コネクタ４５の一方の接続部４３に嵌合させ、次いで該
ドア側コネクタ自体４２を押圧して残りの接続部５３を
他方の接続部４４に嵌合させる。このようにコネクタの
嵌合を二回に分けて段階的に行うことにより、コネクタ
挿入力が半分になり、嵌合作業が容易となる。
【０００５】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、分割コネクタ４１の後端部５１がグロメット５２に
覆われて見えないために、分割コネクタ４１とボディ側
コネクタ４５との嵌合作業がやり難く、もしも作業者が
分割コネクタ４１を押圧しない場合は、分割コネクタ４
１がグロメット５２側にスライドして分割コネクタ４１
と残りの接続部５３とがボディ側コネクタ４５に同時に
嵌合し、低挿入力コネクタとしての機能を発揮し得ない
という欠点があった。
は、分割コネクタ４１の後端部５１がグロメット５２に
覆われて見えないために、分割コネクタ４１とボディ側
コネクタ４５との嵌合作業がやり難く、もしも作業者が
分割コネクタ４１を押圧しない場合は、分割コネクタ４
１がグロメット５２側にスライドして分割コネクタ４１
と残りの接続部５３とがボディ側コネクタ４５に同時に
嵌合し、低挿入力コネクタとしての機能を発揮し得ない
という欠点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、グロメット上から分割コネクタを押圧すること
なく分割コネクタと一方のコネクタの残りの接続部とを
確実に位相ずれさせて他方のコネクタに段階的に嵌合さ
せ得る低挿入力コネクタを提供することを目的とする。
に鑑み、グロメット上から分割コネクタを押圧すること
なく分割コネクタと一方のコネクタの残りの接続部とを
確実に位相ずれさせて他方のコネクタに段階的に嵌合さ
せ得る低挿入力コネクタを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方のコネクタに分割コネクタをコネク
タ嵌合方向にスライド自在に設け、他方のコネクタに該
分割コネクタを嵌合させた後に該一方のコネクタを嵌合
させる低挿入力コネクタであって、該一方のコネクタ
に、突当部と傾斜部とを有する可撓突当アームを設け、
該分割コネクタに、該突当部に対する当接部を設け、該
他方のコネクタに、該傾斜部に押接して該可撓突当アー
ムを撓ませる突当解除部を設けて成ることを特徴とす
る。
に、本発明は、一方のコネクタに分割コネクタをコネク
タ嵌合方向にスライド自在に設け、他方のコネクタに該
分割コネクタを嵌合させた後に該一方のコネクタを嵌合
させる低挿入力コネクタであって、該一方のコネクタ
に、突当部と傾斜部とを有する可撓突当アームを設け、
該分割コネクタに、該突当部に対する当接部を設け、該
他方のコネクタに、該傾斜部に押接して該可撓突当アー
ムを撓ませる突当解除部を設けて成ることを特徴とす
る。
【０００８】
【作用】分割コネクタの当接部が一方のコネクタの可撓
突当アームの突当部に当接することにより、分割コネク
タのスライド（後退）が規制され、分割コネクタと他方
のコネクタとの嵌合が行われる。次いで他方のコネクタ
の突当解除部が突当アームの傾斜部に押接して該可撓ア
ームを外側に撓ませ、当接部と突当部との係合を解除し
て分割コネクタの後退を許容すると同時に、一方のコネ
クタが他方のコネクタに向けて前進可能となり、一方の
コネクタの残りの接続部が他方のコネクタと嵌合し、確
実な段階的嵌合が達成される。
突当アームの突当部に当接することにより、分割コネク
タのスライド（後退）が規制され、分割コネクタと他方
のコネクタとの嵌合が行われる。次いで他方のコネクタ
の突当解除部が突当アームの傾斜部に押接して該可撓ア
ームを外側に撓ませ、当接部と突当部との係合を解除し
て分割コネクタの後退を許容すると同時に、一方のコネ
クタが他方のコネクタに向けて前進可能となり、一方の
コネクタの残りの接続部が他方のコネクタと嵌合し、確
実な段階的嵌合が達成される。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明に係る低挿入力コネクタの一
実施例を示す縦断面図である。図で、１は、自動車のド
ア側コネクタ本体、２は、該ドア側コネクタ本体１にコ
ネクタ嵌合方向スライド自在に設けられ、該コネクタ本
体１と共にドア側コネクタ３を構成する分割コネクタ、
４は、ボディパネル５に係止固定され、該分割コネクタ
２とドア側コネクタ本体１とに順次嵌合されるボディ側
コネクタを示す。
実施例を示す縦断面図である。図で、１は、自動車のド
ア側コネクタ本体、２は、該ドア側コネクタ本体１にコ
ネクタ嵌合方向スライド自在に設けられ、該コネクタ本
体１と共にドア側コネクタ３を構成する分割コネクタ、
４は、ボディパネル５に係止固定され、該分割コネクタ
２とドア側コネクタ本体１とに順次嵌合されるボディ側
コネクタを示す。
【００１０】該ドア側コネクタ本体１のハウジング６の
左半部には、分割コネクタ２を挿着させるスライド用ガ
イド孔７を貫設し、該ハウジング６の中央隔壁８を介し
て右半部には分割コネクタ２内の端子９と同数の端子９
を収容させる接続部１０を設けている。該中央隔壁８の
後部には、ガイド孔７に臨む係合突起１１を有する可撓
性の停止アーム１２を一体に形成し、ガイド孔外側壁１
３には、分割コネクタ２をガイド孔７から前方に突出さ
せた状態で停止させるための真直な可撓性突当アーム１
４を一体に設けている。
左半部には、分割コネクタ２を挿着させるスライド用ガ
イド孔７を貫設し、該ハウジング６の中央隔壁８を介し
て右半部には分割コネクタ２内の端子９と同数の端子９
を収容させる接続部１０を設けている。該中央隔壁８の
後部には、ガイド孔７に臨む係合突起１１を有する可撓
性の停止アーム１２を一体に形成し、ガイド孔外側壁１
３には、分割コネクタ２をガイド孔７から前方に突出さ
せた状態で停止させるための真直な可撓性突当アーム１
４を一体に設けている。
【００１１】該可撓突当アーム１４の先端には、水平突
当面１５ａを有する突当突起１５を設けると共に、該突
当突起１５と重合する如く、内向きの傾斜面１６ａを有
する傾斜突起１６を設けている。該傾斜面１６ａは該水
平突当面１５ａのほぼ中央１５ａ′から立ち上がり、突
当突起１５の先端１５ｂとほぼ同一高さで頂点１６ｂに
達する。該突当アーム１４の基端側には、該傾斜突起１
６と直交する方向に分割コネクタ２に対する係止突起１
７を設けている。
当面１５ａを有する突当突起１５を設けると共に、該突
当突起１５と重合する如く、内向きの傾斜面１６ａを有
する傾斜突起１６を設けている。該傾斜面１６ａは該水
平突当面１５ａのほぼ中央１５ａ′から立ち上がり、突
当突起１５の先端１５ｂとほぼ同一高さで頂点１６ｂに
達する。該突当アーム１４の基端側には、該傾斜突起１
６と直交する方向に分割コネクタ２に対する係止突起１
７を設けている。
【００１２】また該ドア側コネクタハウジング６の右半
部外側には、上記可撓突当アーム１４と同様の突当突起
１８と傾斜突起１９とを有する二重ロックスペーサ２０
を挿着している。該ロックスペーサ２０は実願平３−７
７９８２号で開示された如く、ハウジング外壁２１に突
設したロックアーム２２と該外壁２１の間に挿入されて
ロックアーム２２の撓みを阻止する。該ロックアーム２
２の基部には、該突当突起１８に対する当接突起２３を
設けている。
部外側には、上記可撓突当アーム１４と同様の突当突起
１８と傾斜突起１９とを有する二重ロックスペーサ２０
を挿着している。該ロックスペーサ２０は実願平３−７
７９８２号で開示された如く、ハウジング外壁２１に突
設したロックアーム２２と該外壁２１の間に挿入されて
ロックアーム２２の撓みを阻止する。該ロックアーム２
２の基部には、該突当突起１８に対する当接突起２３を
設けている。
【００１３】同様に前記分割コネクタ２の外側壁２４に
はロックアーム２５を設け、該ロックアーム２５の基部
に、前記可撓突当アーム１４の突当突起１５に対する当
接突起２６を設けている。該当接突起２６は、前記突当
突起１５の水平突当面１５ａの先半部に当接する水平当
接面２６ａを有する。また該ロックアーム２５の中間側
部には、突当アーム１４基部の係止突起１７に対する係
合突起２７を設けている。さらに該分割コネクタ２の後
端には、前記停止アーム１２の係合突起１１に対する前
進停止突起２８を設けている。
はロックアーム２５を設け、該ロックアーム２５の基部
に、前記可撓突当アーム１４の突当突起１５に対する当
接突起２６を設けている。該当接突起２６は、前記突当
突起１５の水平突当面１５ａの先半部に当接する水平当
接面２６ａを有する。また該ロックアーム２５の中間側
部には、突当アーム１４基部の係止突起１７に対する係
合突起２７を設けている。さらに該分割コネクタ２の後
端には、前記停止アーム１２の係合突起１１に対する前
進停止突起２８を設けている。
【００１４】一方、上記ドア側コネクタ３に対するボデ
ィ側コネクタ４のハウジング２９の左側底部には、前記
突当アーム１４の傾斜突起１６に対する突当解除突起３
０を有する略鉤状の解除杆３１を立設してある。該突当
解除突起３０は前記当接突起２６の垂直延長上に位置
し、該当接突起２６の水平当接面２６ａと同等ないしそ
れ以上の幅の突出面３０ａを有する。また該ボディ側コ
ネクタハウジング２９の右側底部には同様に前記二重ロ
ックスペーサ２０に対する突当解除突起３２を設けてい
る。なお該ボディ側コネクタ４はパネル孔５ａに対して
後方（電線導出側）から縦向きに挿通し、横向きに挿入
係止される。
ィ側コネクタ４のハウジング２９の左側底部には、前記
突当アーム１４の傾斜突起１６に対する突当解除突起３
０を有する略鉤状の解除杆３１を立設してある。該突当
解除突起３０は前記当接突起２６の垂直延長上に位置
し、該当接突起２６の水平当接面２６ａと同等ないしそ
れ以上の幅の突出面３０ａを有する。また該ボディ側コ
ネクタハウジング２９の右側底部には同様に前記二重ロ
ックスペーサ２０に対する突当解除突起３２を設けてい
る。なお該ボディ側コネクタ４はパネル孔５ａに対して
後方（電線導出側）から縦向きに挿通し、横向きに挿入
係止される。
【００１５】また、図２に示す如く、前記分割コネクタ
２はドア側コネクタ本体１のガイド孔７に後端側から挿
入され、後端の停止突起２８が停止アーム１２を撓ませ
て係合突起１１の後端に当接し、同時に当接突起２６が
突当アーム１４の突当突起１５に当接して、接続部３３
を前方に突出させた状態で前後不動に固定される。
２はドア側コネクタ本体１のガイド孔７に後端側から挿
入され、後端の停止突起２８が停止アーム１２を撓ませ
て係合突起１１の後端に当接し、同時に当接突起２６が
突当アーム１４の突当突起１５に当接して、接続部３３
を前方に突出させた状態で前後不動に固定される。
【００１６】図３は、該ドア側コネクタ３をボディ側コ
ネクタ４に嵌合させる一段階としてボディ側コネクタ４
に分割コネクタ２を嵌合させた状態を示すものである。
すなわち円内拡大図の如く当接突起２６が突当アーム
（鎖線）１４の突当突起１５に当接して分割コネクタ２
の後退を阻止させた状態で、分割コネクタ２がボディ側
コネクタ４の左方接続部３４に嵌合する。ここで嵌合完
了直前にボディ側コネクタ４の突当解除突起３０が突当
アーム（円内の実線）１４の傾斜突起１６に押接して該
アーム１４を外側に撓ませ、当接突起２６と突当突起１
５との係合を解除する。それにより、該当接突起２６を
有する分割コネクタ２がドア側コネクタ本体１のガイド
孔７内を後進可能となり、同時に該突当アーム１４を有
するドア側コネクタ本体１がボディ側コネクタ４に向け
て前進可能となる。
ネクタ４に嵌合させる一段階としてボディ側コネクタ４
に分割コネクタ２を嵌合させた状態を示すものである。
すなわち円内拡大図の如く当接突起２６が突当アーム
（鎖線）１４の突当突起１５に当接して分割コネクタ２
の後退を阻止させた状態で、分割コネクタ２がボディ側
コネクタ４の左方接続部３４に嵌合する。ここで嵌合完
了直前にボディ側コネクタ４の突当解除突起３０が突当
アーム（円内の実線）１４の傾斜突起１６に押接して該
アーム１４を外側に撓ませ、当接突起２６と突当突起１
５との係合を解除する。それにより、該当接突起２６を
有する分割コネクタ２がドア側コネクタ本体１のガイド
孔７内を後進可能となり、同時に該突当アーム１４を有
するドア側コネクタ本体１がボディ側コネクタ４に向け
て前進可能となる。
【００１７】そして図４の如くドア側コネクタ本体１が
ボディ側コネクタ４に嵌合し、分割コネクタ２とドア側
コネクタ本体１との段階的な嵌合が達成される。ここで
当接突起２６と解除突起３０とは突当アーム１４の突起
１５，１６を通過してドア側コネクタハウジング６内に
位置し、分割コネクタ２の係合突起２７は突当アーム１
４の係止突起１７に乗り越え嵌合して、分割コネクタ２
をドア側コネクタ本体１に本係止させる。
ボディ側コネクタ４に嵌合し、分割コネクタ２とドア側
コネクタ本体１との段階的な嵌合が達成される。ここで
当接突起２６と解除突起３０とは突当アーム１４の突起
１５，１６を通過してドア側コネクタハウジング６内に
位置し、分割コネクタ２の係合突起２７は突当アーム１
４の係止突起１７に乗り越え嵌合して、分割コネクタ２
をドア側コネクタ本体１に本係止させる。
【００１８】また、この状態で二重ロックスペーサ２０
は、右円内に示す如く解除突起３２に傾斜突起１９を押
接されて外側に撓み、当接突起２３との係合を解除され
て図５の如くロックアーム２２内に進入する。該ロック
スペーサ２０の後部操作杆３５はコネクタ未嵌合時にお
いて、ドア側コネクタ３に被着された防水グロメット３
６の図示しない密着孔から外部に突出し、コネクタ嵌合
後のスペーサ挿着完了によって頭部３５ａを残してグロ
メット３６内に没入し、ロック完了を検知させる。
は、右円内に示す如く解除突起３２に傾斜突起１９を押
接されて外側に撓み、当接突起２３との係合を解除され
て図５の如くロックアーム２２内に進入する。該ロック
スペーサ２０の後部操作杆３５はコネクタ未嵌合時にお
いて、ドア側コネクタ３に被着された防水グロメット３
６の図示しない密着孔から外部に突出し、コネクタ嵌合
後のスペーサ挿着完了によって頭部３５ａを残してグロ
メット３６内に没入し、ロック完了を検知させる。
【００１９】上記低挿入力コネクタによれば、図６に示
す如くに分割コネクタ２とドア側コネクタ本体１とが段
階的に二分された挿入力２ｆ，１ｆでもってボディ側コ
ネクタ４に嵌合するから、従来一般のコネクタの挿入力
Ｆに較べてほぼ半分の操作力で済み、嵌合作業性が格段
に向上するものである。なお上記実施例ではコネクタ嵌
合を二段階にした構造を示したが、三分割、四分割等に
多分割化して多段にし、解除突起３０と突当アーム１４
の高さ方向位置を変えることで、より一層挿入力の低減
を図ることができる。また解除突起３０と当接突起２６
とは適宜に複数設けることもできる。
す如くに分割コネクタ２とドア側コネクタ本体１とが段
階的に二分された挿入力２ｆ，１ｆでもってボディ側コ
ネクタ４に嵌合するから、従来一般のコネクタの挿入力
Ｆに較べてほぼ半分の操作力で済み、嵌合作業性が格段
に向上するものである。なお上記実施例ではコネクタ嵌
合を二段階にした構造を示したが、三分割、四分割等に
多分割化して多段にし、解除突起３０と突当アーム１４
の高さ方向位置を変えることで、より一層挿入力の低減
を図ることができる。また解除突起３０と当接突起２６
とは適宜に複数設けることもできる。
【００２０】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、一方の
コネクタの可撓突当アームにより分割コネクタの後退を
阻止して該分割コネクタを他方のコネクタに嵌合可能と
し、他方のコネクタの解除突起で該突当アームと当接突
起との係合を解除して、該他方のコネクタに一方のコネ
クタを嵌合可能としたから、従来のような手動操作をす
ることなく自動的に且つ確実に段階的な嵌合が行われ、
低挿入力コネクタの機能が確実に発揮されるものであ
る。
コネクタの可撓突当アームにより分割コネクタの後退を
阻止して該分割コネクタを他方のコネクタに嵌合可能と
し、他方のコネクタの解除突起で該突当アームと当接突
起との係合を解除して、該他方のコネクタに一方のコネ
クタを嵌合可能としたから、従来のような手動操作をす
ることなく自動的に且つ確実に段階的な嵌合が行われ、
低挿入力コネクタの機能が確実に発揮されるものであ
る。
【図１】本発明に係る低挿入力コネクタの一実施例を示
す分解した状態の縦断面図である。
す分解した状態の縦断面図である。
【図２】同じくドア側コネクタを示す縦断面図である。
【図３】同じくドア側コネクタの分割コネクタをボディ
側コネクタに嵌合した状態を示す縦断面図である。
側コネクタに嵌合した状態を示す縦断面図である。
【図４】同じく両コネクタを完全に嵌合した状態を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図５】同じく二重ロックスペーサを挿着した状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図６】同じくコネクタの挿入力と挿入ストロークの関
係を示す挿入力線図である。
係を示す挿入力線図である。
【図７】従来例を示す縦断面図である。
１ ドア側コネクタ本体 ２ 分割コネクタ ３ ドア側コネクタ ４ ボディ側コネクタ １４ 可撓突当アーム １５ 突当突起 １６ 傾斜突起 ２６ 当接突起 ３０ 突当解除突起
Claims (1)
- 【請求項１】 一方のコネクタに分割コネクタをコネク
タ嵌合方向にスライド自在に設け、他方のコネクタに該
分割コネクタを嵌合させた後に該一方のコネクタを嵌合
させる低挿入力コネクタであって、該一方のコネクタ
に、突当部と傾斜部とを有する可撓突当アームを設け、
該分割コネクタに、該突当部に対する当接部を設け、該
他方のコネクタに、該傾斜部に押接して該可撓突当アー
ムを撓ませる突当解除部を設けて成ることを特徴とする
低挿入力コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003979A JP2688047B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 低挿入力コネクタ |
| US08/400,484 US5472357A (en) | 1993-01-13 | 1995-03-08 | Low insertion force connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003979A JP2688047B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 低挿入力コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215830A JPH06215830A (ja) | 1994-08-05 |
| JP2688047B2 true JP2688047B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=11572169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5003979A Expired - Fee Related JP2688047B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 低挿入力コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5472357A (ja) |
| JP (1) | JP2688047B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3145271B2 (ja) * | 1995-05-16 | 2001-03-12 | 矢崎総業株式会社 | 低挿入力コネクタ |
| JPH08315927A (ja) * | 1995-05-19 | 1996-11-29 | Yazaki Corp | 低挿入力コネクタ |
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