JP5111001B2 - 内燃エンジン - Google Patents

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    • F02M13/02Separate carburettors
    • F02M13/04Separate carburettors structurally united

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の種類の内燃エンジンに関するものである。
特許文献1からは、吸気通路が空気通路と混合気通路とを仕切っている仕切り壁を有する内燃エンジン、すなわち2サイクルエンジンが知られている。
特許文献2からは、気化器と内燃エンジンとの間に設けた結合用接続部材が知られている。結合用接続部材は2つの管路を有し、すなわち混合気通路用の管路と、この管路とは別個の第2の空気通路用管路とを有している。
欧州特許出願公開第1221545A2号明細書 独国特許出願公開第102004037187A1号明細書
本発明の課題は、構成が簡潔で、製造が容易なこの種の内燃エンジンを提供することである。
この課題は、請求項1の構成を備えた内燃エンジンにより解決される。
本発明による内燃エンジンは、混合気通路と供給通路用の2つの別個の管路の代わりに、混合気通路と供給通路とに分割されている1つの吸気通路を有している。吸気用接続部材が弾性的に形成されていることにより、吸気用接続部材は振動隙間(たとえば手で操縦される作業機においてグリップケースとエンジンケースとの間にある振動隙間)を埋める。吸気用接続部材はたとえば射出成形法により簡単に製造できる。吸気用接続部材が仕切り壁によって分割されている管路を有していることにより、吸気用接続部材の材料コストが少なくなり、よって軽量になる。吸気用接続部材は別個に形成される2つの管路を備えた比較可能な吸気用接続部材よりも取り付け空間が少なくて済む。
吸気用接続部材が主にプラスチック、特にエラストマーから成っているのが有利である。吸気用接続部材を簡潔に構成するため、混合気通路と供給通路は吸気用接続部材内で互いに平行に案内されている。有利には、吸気通路が、上流側にある吸気用接続部材の端部において、円形の横断面を有しているのがよい。これにより、吸気用接続部材を、円形の通路横断面を持った気化器に接続させることができる。これにより、気化器に円形の気化器穴を簡単に備えさせることができる。
合目的には、吸気用接続部材が、その上流側端部の領域に、特に混合気通路への入口と供給通路への入口とを有し、混合気通路への入口と供給通路への入口とが仕切り壁によって仕切られているのがよい。すでに入口の領域で仕切り壁が混合気通路と供給通路との間に設けられていることにより、混合気通路から供給通路への燃料の侵入が十分に回避される。有利には、仕切り壁が吸気通路をその中心で分割しているのがよい。
切り壁を安定化させるため、吸気用接続部材が形状安定な材料から成る補強板を有し、該補強板が仕切り壁の少なくとも一部分を形成しているように構成してもよい。この場合、補強板は独立して混合気通路と供給通路とを画成し、或いは、吸気用接続部材の弾性材料によって被覆されていてよい。吸気用接続部材を射出成形法で製造する場合、補強板は吸気用接続部材に簡単に射出成形することができる。
本発明によれば、吸気通路の一部分は気化器内に形成され、吸気用接続部材の上流側端部は気化器に配置されている。吸気通路が気化器内で分割されていない通路として形成されていれば、内燃エンジンを簡潔に構成できる。混合気通路と供給通路とへの吸気通路の分割は、気化器の下流側において吸気用接続部材内ではじめて行われる。これにより、たとえば掃気時空気予備蓄積型2サイクルエンジンに対し従来の気化器を使用できる。これによって掃気時空気予備蓄積型エンジンの製造が簡単になる。しかし、気化器内に、吸気通路を分割する仕切り壁部分が配置されているように構成してもよい。仕切り壁部分を気化器内に配置することにより、混合気通路と供給通路との間の分離が改善され、したがって混合気通路から供給通路への燃料の侵入を十分に回避できる。
本発明によれば、気化器内に位置調整可能な絞り要素が配置され、絞り要素は少なくとも1つの位置で仕切り壁の領域において吸気用接続部材内へ突出している。これにより混合気通路と供給通路との好適な分離が生じる。特に、好適な密封のため、密封要素が仕切り壁に設けられるか、或いは、仕切り壁自体が密封面として形成される。しかし、仕切り壁が絞り要素のための凹部を有し、絞り要素の各位置において仕切り壁と絞り要素との間に間隔があるように構成してもよい。
本発明によれば、吸気用接続部材が気化器との結合のために気化器接続フランジを有し、気化器接続フランジは吸気用接続部材の上流側端部を形成している。密封を改善し、安定性を向上させるため、本発明によれば、気化器接続フランジは形状安定な材料から成るコアを有し、コアは吸気用接続部材の弾性材料によって少なくとも部分的に被覆されている。内燃エンジンはシリンダ接続部材を備えたシリンダを有し、吸気用接続部材はその下流側端部によってシリンダ接続部材に配置されている。したがって、吸気用接続部材は特に気化器を直接シリンダ接続部材と結合させている。これにより内燃エンジンのコンパクトで簡潔な構成が生じる。
有利には、吸気用接続部材がシリンダ接続部材との結合のためにシリンダ接続フランジを有し、シリンダ接続フランジが吸気用接続部材の下流側端部を形成している。シリンダ接続フランジは特に3つの固定穴を有している。固定が3つ設けられていると、シリンダ接続部材に対するシリンダ接続フランジの静力学的に定義された取り付けが生じる。吸気用接続部材のために使用される通常の4つの固定穴に比べ、組み立てに必要な手間が減る。シリンダ接続フランジの安定性を向上させるため、本発明によれば、シリンダ接続フランジは形状安定な材料から成るコアを有し、コアは吸気用接続部材の弾性材料によって少なくとも部分的に被覆されている。固定穴の領域においてはコアは被覆されておらず、その結果接続フランジの好適な固定が可能である。吸気用接続部材の構成を簡潔にし、吸気用接続部材とシリンダまたは気化器との間の結合部の密封を好適にするため、吸気用接続部材は少なくとも接続フランジに密封用隆起部を有し、密封用隆起部は混合気通路および供給通路のための開口部を取り囲んでいる。固定穴を介してシリンダ接続部材に対する密封用隆起部の所定の押圧力を達成でき、その結果吸気用接続部材とシリンダとの間の密封結合が保証されている。
しかしながら、吸気用接続部材がシリンダ接続縁を有し、該シリンダ接続縁がシリンダのシリンダ接続部材とオーバーラップして吸気用接続部材の下流側端部を形成しているように構成してもよい。合目的には、吸気用接続部材が、該吸気用接続部材の上流側端部から下流側端部まで延在しているインパルス通路を有しているのがよい。インパルス通路は、内燃エンジンのクランクケースを、気化器内に配置されている燃料ポンプと連通させている。吸気用接続部材の中にインパルス通路を配置すると、付加的な部材を要することなく、且つ付加的な組み立ての手間を要することなく、内燃エンジンのコンパクトな構成が可能になる。供給通路と混合気通路とを好適に分離させるため、および、内燃エンジンの簡単な製造を可能にするため、吸気用接続部材内に押し込み要素が押し込まれ、押し込み要素は気化器内へ突出し、混合気通路と供給通路とを互いに仕切っている。
混合気通路と供給通路との間の密封を好適にするため、本発明によれば、気化器内に絞り要素が配置され、絞り要素の下流側の、仕切り壁部分を形成している要素に、密封要素が配置されている。密封要素は、絞り要素の閉弁位置または部分的に閉弁した位置でも、混合気通路と供給通路との間の好適な分離を保証する。
本発明によれば、気化器と吸気用接続部材との間に中間要素が配置されている。中間要素は有利には気密に気化器内へ圧入されている。特に、中間要素は吸気用接続部材の気化器接続フランジとオーバーラップしている。これにより中間要素を予め気化器に取り付けることができるので、組み立て時には吸気用接続部材のみを取り付ければよい。したがって簡単で確実な組み立てが可能になる。特に、中間要素は仕切り壁部分を有し、該仕切り壁部分は吸気用接続部材の仕切り壁に当接している。これにより吸気用接続部材の仕切り壁は中間要素の仕切り壁部分で支持される。よって安定性が向上する。なお、中間要素の仕切り壁部分は、たとえば1個のまたは複数個の斜面を介して、吸気用接続部材の仕切り壁のためのガイドの用を成す。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に図示した内燃エンジンは掃気時空気予備蓄積型2サイクルエンジン1であり、特にパワーソー、研削切断機等の手で操縦される作業機の工具を駆動するために用いる2サイクルエンジン1である。2サイクルエンジン1はシリンダ2を有し、シリンダ2内には燃焼室3が形成されている。燃焼室3はシリンダ2内で往復動するように支持されたピストン5によって画成されている。ピストン5は、連接棒6を介して、クランクケース4内に回転可能に支持されているクランク軸7を駆動する。シリンダ2には、燃料をほとんど含んでいない空気を供給する供給通路8が通路取り入れ口9によって開口し、混合気通路10が混合気取り入れ口11によって開口している。通路取り入れ口9と混合気通路11とはピストン5により開閉制御される。燃焼室3からは排気部17が出ている。
ピストン5の下死点領域では、クランクケース4は吸気側の2つの掃気通路12と排気側の2つの掃気通路15とを介して燃焼室3と流体結合する。図1では前記掃気通路12,15のうちそれぞれ1つのみが図示してある。他の掃気通路12,15は図1の断面に関し左右対称に配置されている。吸気側の掃気通路12は掃気窓13によって燃焼室3に開口し、排気側の掃気通路15は掃気窓16によって燃焼室3に開口している。ピストン5はピストンポケット14を有しており、該ピストンポケット14はピストン5の上死点領域において通路取り入れ口9を掃気窓13および16と連通させる。
2サイクルエンジン1はエアフィルタ18を有している。エアフィルタ18は気化器19と吸気用接続部材20とを介してシリンダ2のシリンダ接続部材39と連通している。気化器19内および吸気用接続部材20内には吸気通路22が形成されている。吸気通路22は吸気用接続部材20内において仕切り壁21を介して混合気通路10と供給通路8とに分割されている。吸気用接続部材20内において混合気通路10と供給通路8とは互いに平行に延びている。供給通路8は混合気通路10のクランクケース4側で案内されている。供給通路8と混合気通路10とはシリンダ接続部材39内で互いに交差している。供給通路8は混合気通路10の燃焼室3側でシリンダ2に開口している。
気化器19内では、吸気通路22内に、図2に図示したスロットル軸29を備えたスロットルバルブ24が回動可能に支持されている。吸気通路22内での流動方向23に関しスロットルバルブ24の上流側には、図2に図示したチョーク軸30を備えたチョークバルブ25が回動可能に支持されている。スロットル軸29とチョーク軸30とは気化器ケース28内に支持されている。スロットルバルブ24の領域では、吸気通路22に副燃料穴27が開口している。流動方向23においてほぼチョーク軸30とスロットル軸29との間では、主燃料穴26が吸気通路22に開口している。副燃料穴27と主燃料穴26とは、混合気通路10の上流側に配置されている吸気通路22の領域に開口している。
は気化器19の断面図であり、吸気通路22の中央に延びている吸気通路長手軸線55の高さで切断した図である。スロットルバルブ24とチョークバルブ25とは完全に開弁した位置では吸気通路長手軸線55に平行に位置する。チョークバルブ25およびスロットルバルブ24のこの位置で両バルブは吸気通路22を分割する。吸気通路22の、供給通路8の上流側にある部分は、スロットルバルブ24により燃料穴26,27から遮蔽されており、その結果燃料は実質的に混合気通路10内へ達する。図2が示すように、スロットルバルブ24は完全開弁位置で仕切り壁21の領域において吸気用接続部材20の中へ突出している。仕切り壁21は凹部44を有し、その輪郭はスロットルバルブ24の輪郭に対応している。凹部44のサイズは、完全開弁位置にあるスロットルバルブ24と仕切り壁21との間に間隔dが形成されるように選定されている。間隔dはスロットルバルブ24と仕切り壁21との間の隙間を定義するもので、たとえば十分の数ミリメートルと数ミリメートルとの間である。有利には間隔dは0.5mmないし1mmであるのがよい。
図3は、チョークバルブ25とスロットルバルブ24との間に仕切り壁部分31を配置した気化器19の実施形態を示している。チョークバルブ25と仕切り壁部分31とスロットルバルブ24とは完全開弁位置で1つの面内にあり、その結果吸気通路22は気化器19内においても混合気通路10と供給通路8とに分割されている。スロットルバルブ24と仕切り壁21との間には、凹部44と間隔dとがあるために、混合気通路10と供給通路8との間の連通部が形成されている。仕切り壁部分31は吸気通路22内に押し込まれた別個の部材として形成されている。
2サイクルエンジン1の作動時、ピストン5の上昇行程の際に燃料空気混合気は混合気通路10を介してクランクケース4内に吸い込まれる。ピストン5の上死点領域では、燃料をほとんど含んでいない空気が供給通路8からピストンポケット14を介して掃気通路12.15内に予め蓄積される。ピストン8が下降行程を行なうと、混合気はクランクケース4内で圧縮される。掃気窓13と16がピストン5によって開放されると、まず燃料を含んでいない空気が、次に新鮮な混合気がクランクケース4から燃焼室3内へ流入する。前回のサイクルで生じた燃焼室3内の排ガスは、燃料をほとんど含んでいない空気により燃焼室3から排気部17内へ掃気される。ピストン5の上昇行程の際に燃焼室3内の混合気が圧縮され、ピストン5の上死点領域で点火される。燃焼はピストン5をクランクケース4のほうへ加速させる。排気部17が開くと、排ガスは燃焼室3から排流され、掃気窓13と16を介して侵入してくる燃料をほとんど含んでいない空気により掃気される。
気化器19の下流側で吸気通路22が混合気通路10と供給通路8とに分割されているため、主燃料穴26と副燃料穴27とを介して吸気通路22内に吸い込まれる燃料は、実質的に混合気通路10に供給される。完全負荷時の場合、すなわちスロットルバルブ24が完全に開弁している場合には、混合気通路10と供給通路8とは互いに十分に仕切られているので、わずかな量の燃料しか供給通路8内へ到達することができない。負荷が少なく、アイドリングの場合には、スロットルバルブ24は十分に閉じており、その結果燃料成分は供給通路8内へも到達することができる。スロットルバルブ24が十分に閉じた位置にある場合、燃料のかなりの部分が供給通路8を介して供給されるようにしてもよい。
図4ないし図6は吸気用接続部材20の斜視図である。吸気用接続部材20は前記シリンダ接続部材39と結合させるためのシリンダ接続フランジ32を有している。吸気用接続部材20は実質的に弾性材料から成っており、特にエラストマープラスチックから成っている。シリンダ接続フランジ32には、図5に図示したコア37が射出成形されている。シリンダ接続フランジ32は3つの固定穴38を有しており、そのうち2つの固定穴38は混合気通路10のための出口33に隣接するように配置され、1つの固定穴38は供給通路8のための出口34に隣接するように配置されている。コア37は固定穴38の領域では吸気用接続部材20の弾性材料によって射出成形されていない。吸気用接続部材20の弾性材料は、これら固定穴38の間の領域において、コア37を取り囲む外装部48を形成している。吸気用接続部材20は、出口35によってシリンダ接続フランジ32に開口するインパルス通路(後で詳細に説明する)を有している。混合気通路10のための出口33と供給通路8のための出口34とインパルス通路のための出口35もコア37に形成されている。これら出口33,34,35は密封用隆起部36によって取り囲まれている。密封用隆起部36はシリンダ接続フランジ32の面からシリンダ接続部材39のほうへ延在し、組み立て状態ではシリンダ接続部材39に当接する。密封用隆起部36は混合気通路10と供給通路8と前記インパルス通路とを互いに密封させるとともに、周囲に対しても密封させている。
吸気用接続部材20は、気化器19との結合のため、気化器接続フランジ42を有している。気化器接続フランジ42は気化器19の固定ねじのための繰り抜き部54を有している。気化器接続フランジ42には、図1に概略的に図示した支持リング41を受容する受容部43が形成されている。受容部43には前記インパルス通路への入口47が開口している。混合気通路10と供給通路8とは気化器接続フランジ42の領域において仕切り壁21により互いに分割されている。仕切り壁21はスロットルバルブ24のための前記凹部44の領域で後方へ引っ込んでいる。また仕切り壁21はシリンダ接続フランジ32においてその端面まで延在している。出口33と出口34の間にある密封用隆起部36は仕切り壁21に配置されている。
図7と図8が示すように、気化器接続フランジ42には、混合気通路10への入口45と供給通路8への入口46とが形成され、これら入口は仕切り壁21によって互いに仕切られている。図8に示したように、仕切り壁21の厚さは流動方向23に増大している。混合気通路10への入口45の流動横断面積は供給通路8への入口46の流動横断面積よりも小さい。仕切り壁21は吸気通路22内に偏心して配置されている。図4が示すように、供給通路8からの出口34の流動横断面積も混合気通路10からの出口33の流動横断面積よりも大きい。
図8には前記インパルス通路40が破線で示してある。インパルス通路40は気化器接続フランジ42からシリンダ接続フランジ32まで延びている。吸気用接続部材20は外側へ指向するリング状の補強用隆起部49を有し、該補強用隆起部49は吸気用接続部材20の落ち込みを阻止する。
吸気用接続部材20をコアを用いた射出成形法で製造することができる。コアは実質的にU字状であり、混合気通路10を形成させる部分と供給通路8を形成させる部分とを有している。これら両部分は気化器接続フランジ42側で互いに結合されている。コアは、さらに、インパルス通路40を形成させる部分を有している。コアを気化器接続フランジ42の方向へ引張ることにより、射出成形された前記コア37はこのコアの引張りを阻止する。気化器接続フランジ42の領域には補強部が設けられていないので、コア上方へ吸気用接続部材を拡開させることが可能である。
図9と図10は、実質的に吸気用接続部材20に対応している吸気用接続部材50の実施形態を示している。同じ部材には同じ符号が付してある。吸気用接続部材50は仕切り壁51を有し、仕切り壁51には補強板53が圧入されている。補強板53は形状安定な材料、たとえばアルミニウム等の軽金属または形状安定なプラスチックから成っている。補強板53は吸気用接続部材50の気化器側端面52から突出して、吸気通路22の気化器19内に形成される部分のなかまで延びている。
図10が示すように、仕切り壁53は混合気通路10の方向へずれて偏心した状態で吸気通路22内に配置されている。図9に破線で示したように、スロットルバルブ24は完全開弁位置で補強板53に当接する。これにより混合気通路10と供給通路8とはスロットルバルブ24の完全開弁位置で互いに十分仕切られている。補強板53は、図9に図示したように、その混合気通路10および供給通路8側を吸気用接続部材50の材料によって被覆されていてよい。しかし、補強板53をその長手側のみ吸気用接続部材50のパイプ内で保持させるようにしてもよい。
図11および図12に図示した吸気用接続部材60の実施形態では、気化器接続部材42に支持リング62が挿入されている。支持リング62は気化器接続部材42の中に圧入されていてよい。吸気用接続部材60はその他の点では実質的に吸気用接続部材20に対応している。気化器接続部材42はたとえば金属のような形状安定な材料から成るコア57を有し、コア57は吸気用接続部材60の材料によって被覆されて気化器接続部材42を補強しており、その結果気化器19に対する好適な密封が得られている。吸気用接続部材60は仕切り壁61を有し、仕切り壁61は吸気用接続部材60の全長にわたって延びている。なお、吸気用接続部材60の長さは流動方向23における吸気用接続部材60の延在距離である。支持リング62には仕切り壁61の一部分63が一体成形されている。一部分63は気化器接続フランジ42に終端を有し、該気化器接続フランジ42とともに平面を形成しており、気化器19内へ突出していない。前記一部分63には、図11に図示したように、スロットルバルブ24が完全開弁位置で当接する。仕切り壁71の前記一部分63は、吸気用接続部材60と一体に形成され弾性プラスチックから成っている仕切り壁部分と、混合気通路10側においても供給通路8側においてもオーバーラップしており、その結果弾性仕切り壁部分は仕切り壁61の前記一部分63によって固定されている。図12が示すように、支持リング62は突起64を有し、突起64はインパルス通路40の領域に配置されて支持リング62の位置適正な配置を保証している。
仕切り壁部分が補強板53と前記一部分63を備えた支持リングとの双方を有するように構成してもよい。
図13および図14に図示した吸気用接続部材70は仕切り壁71を有している。吸気用接続部材70はシリンダ接続縁72を有し、図15に概略的に図示した締め付け固定金具78等を用いて吸気用接続部材70をシリンダ接続縁72によってシリンダ接続部材39に固定させることができる。シリンダ接続縁72は半径方向においてシリンダ接続部材39に当接しており、半径方向においてシリンダ接続部材39を密封している。吸気用接続部材70は反対側の端部に気化器接続フランジ82を有している。気化器接続フランジ82は気化器の固定ねじのための繰り抜き部83を有している。図13が示すように、吸気用接続部材70はシリンダ接続縁72側に混合気通路10のための出口73と供給通路8のための出口74とを有している。インパルス通路は設けられていない。吸気用接続部材70は気化器接続フランジ82に混合気通路10への入口75と供給通路8への入口76とを有している。
仕切り壁71は、吸気通路22の、吸気用接続部材70内に形成されている部分の、中央に配置されている。入口75と76および出口73と74はそれぞれ同じ流動横断面積を有している。図15の断面図が示すように、スロットルバルブ24は完全開弁位置で仕切り壁71に当接している。しかし、スロットルバルブ24と仕切り壁71との間に間隔を設けてもよい。シリンダ接続縁72はシリンダ接続部材39とオーバーラップしている。シリンダ接続縁72は、シリンダ接続部材39上に固定できるように、図16に図示した、周回するように延在し内側へ指向している固定用隆起部77を有している。固定用隆起部77はシリンダ接続部材39の対応する凹部内へ突出している。これにより半径方向での密封が達成される。
図17は仕切り壁81を備えた吸気用接続部材80の概略図である。仕切り壁81は気化器19の端面まで突出している。吸気用接続部材80の構成はたとえば吸気用接続部材20または吸気用接続部材70に対応させてよい。図18にも図示したように、吸気用接続部材80内には押し込み要素85が混合気通路10に押し込まれている。押し込み要素85は仕切り壁81上に載置されている基板86を有している。基板86はサイド要素87によって通路壁に対し支持され、サイド要素87の形状は通路壁の形状に対応し、通路壁に対し弾性を持って形成されているので、押し込み要素85を吸気用接続部材80内で確実に保持できる。図18に破線で示したように、2つのサイド要素87を互いに結合させてよい。したがって押し込み要素85は混合気通路10の全周に当接している。押し込み要素85を混合気通路10内に配置する代わりに、供給通路8内に配置してもよい。また、押し込み要素85がサイド要素87を有さず、仕切り壁81にだけ当接するように構成してもよい。この場合には押し込み要素85は吸気用接続部材80内および/または気化器19内で締め付け保持される。
押し込み要素85はスロットルバルブ24のスロットル軸29まで気化器19内へ突出している。図17が示すように、押し込み要素85には、押し込み要素85とスロットル軸29との間の隙間を密封させるパッキン88を配置してもよい。これによりスロットルバルブ24がどの位置にあっても混合気通路10と供給通路8とをスロットル軸29の下流側で分離させることができる。押し込み要素85は、弾性材料から成っておらず形状安定な材料から成っている吸気用接続部材80にも設けてよい。また、押し込み要素85は気化器19内にも押し込んで気化器19で保持し、吸気用接続部材80内へ突出させてもよい。
図19は、仕切り壁91が供給通路8のほうへ湾曲している吸気用接続部材90の断面図である。混合気通路10の高さaは供給通路8の高さbよりも大きい。高さaとbは仕切り壁91および吸気通路長手軸線55に対し垂直に測ったものである。仕切り壁91が湾曲していることにより、吸気通路長手軸線55に沿って供給通路8の方向へ侵入する、気化器19の主燃料穴26からの燃料を、さらに混合気通路10内へも導入させることができる。仕切り壁91の湾曲率を予め設定することにより、逆方向への湾曲が回避される。仕切り壁91の湾曲は燃料の誘導溝を形成している。
図20と図21は吸気用接続部材100の他の実施形態を示している。吸気用接続部材100は弾性材料から形成され、2サイクルエンジン1のシリンダ2と接続させるためのシリンダ接続フランジ112と、反対側の端部で気化器19と接続させるための気化器接続フランジ113とを有している。吸気用接続部材100は仕切り壁101を有し、仕切り壁101は吸気用接続部材100の全長にわたって延在し、吸気用接続部材100内に形成された通路を混合気通路10と供給通路8とに分割させている。燃焼空気と燃料は流動方向23において吸気用接続部材100内を流動する。
シリンダ接続フランジ112にはコア117が射出成形されている。コア117は、図示していない固定穴の領域においてシリンダ接続フランジ112の弾性領域から突出している。コア117は形状安定なプラスチックまたは金属のような形状安定な材料から成っている。コア117は細条部114を有し、細条部114は仕切り壁101の領域に配置され、吸気用接続部材100の弾性材料により被覆されている。細条部114はシリンダ側端部において仕切り壁101を補強している。吸気用接続部材100は、シリンダ接続フランジ112の領域に、混合気通路10のための出口103と供給通路8のための出口104とを有している。両出口103と104は仕切り壁101によって互いに分離されている。
気化器接続フランジ113には、吸気用接続部材100の弾性材料により被覆されているコア118が設けられている。コア118はその縁領域では被覆されていない。コア118も形状安定なプラスチックまたは金属のような形状安定な材料から成っている。吸気用接続部材100は、気化器側端部に、混合気通路10への入口105と供給通路8への入口106とを有している。両入口105と106は仕切り壁101によって互いに分離されている。コア118には細条部115が一体成形され、細条部115は仕切り壁101の領域に延在し、吸気用接続部材100の材料によって被覆されている。細条部115は気化器接続フランジ113の領域で仕切り壁101を補強している。細条部115は平面図で見て円弧状に形成されている。仕切り壁101は気化器接続フランジ113の領域を越えて気化器19の領域へ突出している。仕切り壁101はスロットルバルブ24のための繰り抜き部102を有している。仕切り壁101には、繰り抜き部102に、スロットルバルブ24のための当接面107が配置されている。当接面107はパッキンとして構成されていてよく、スロットルバルブ24の完全開弁位置で混合気通路10を供給通路8から密封分離させる。シリンダ接続フランジ112にも気化器接続フランジ113にも密封用隆起部116が一体成形され、密封用隆起部116は前記フランジに開口する開口部を互いに分離させている。密封用隆起部116は、シリンダ接続フランジ112において、出口103と104の周囲および両開口部103と104の間に延在している。
図21は気化器接続フランジ113の側面図である。図21が示すように、密封用隆起部116は入口105と106およびインパルス通路への入口47のまわりに延在している。密封用隆起部116は入口47と供給通路8への入口106との間にも配置されている。また、図21が示すように、仕切り壁101は吸気用接続部材100に一体成形されている。コア118は、気化器接続フランジ113の弾性材料から突出している縁領域を有している。気化器接続フランジ113には複数個の固定穴108が形成され、これら固定穴108も、密封用隆起部116の外側にある領域であってコア118が弾性材料により被覆されていない前記領域に配置されている。
本発明の技術思想は、スロットル軸の下流側にして仕切り壁とスロットル軸との間に密封要素を配置したことにある。この技術思想は、弾性的な結合用接続部材を有していない内燃エンジンにおいても実現できる。仕切り壁とスロットル軸との間を密封するための第1の実施形態は図17に図示されており、他の実施形態は図22ないし図26に図示されている。
図22では、気化器19と吸気用接続部材80との間に中間要素125が配置されている。中間要素125は縁124を有し、縁124は吸気用接続部材80とその気化器側側面においてオーバーラップしている。中間要素125は、吸気用接続部材80の仕切り壁81と密に結合されている仕切り壁部分121を有している。このため仕切り壁部分121は、その仕切り壁81側の側面に、該仕切り壁81のなかへ突出しているV字状の凹部119を有している。
仕切り壁部分121はスロットル軸29の領域まで突出している。図22が示すように、スロットルバルブ24は吸気用接続部材80側で固定ねじ120を用いてスロットル軸29に固定されている。仕切り壁部分121にはパッキンリップ122が配置されている。パッキンリップ121は中間要素125と一体に形成されていてよく、或いは、中間要素125にたとえば接着により固定されていてよい。
図23は中間要素125を備えた配置構成の一部分の断面図である。パッキンリップ122はスロットルバルブ24まで突出している。パッキンリップ122は、スロットルバルブ24の回動運動の際に生じる隙間(その幅はスロットルバルブ24の位置に依存して変化する)を埋めるように構成されている。パッキンリップ122は固定ねじ120の領域に繰り抜き部123を有している。繰り抜き部123のサイズは小さいため、燃料が混合気通路10から供給通路8内へ侵入することは十分に阻止されている。
図24は他の実施形態を示す。この実施形態では、スロットルバルブ24は固定ねじ120の領域にくぼみ部126を有し、このくぼみ部126内に固定ねじ120の頭部が配置されている。くぼみ部126をカバーキャップ127で閉鎖させてもよい。これによりスロットルバルブ24と仕切り壁部分121との間の間隔が吸気通路全幅にわたって一定になり、この間隔はパッキンリップ122により埋められる。この構成では、パッキンリップ122は繰り抜き部を有していない。
スロットルバルブ24およびスロットル軸29を固定するための他の実施形態を図25に示す。この実施形態では、スロットル軸29とスロットルバルブ24とはクリップ結合されている。スロットル軸29はピン135を有し、ピン135はスロットルバルブ24の対応する受容部136にクリップ留めされている。スロットルバルブ24はスロットル軸29とは逆の側に隆起部137を有し、隆起部137は湾曲して形成され、その半径はスロットル軸29の半径に対応している。これにより、スロットルバルブ24が回動運動したときに、仕切り壁部分121とスロットルバルブ24との間隔は一定に維持される。仕切り壁部分121にはパッキンリップ122が一体成形され、パッキンリップ122はスロットルバルブ24に当接している。パッキンリップ122の混合気通路10側の側面は、隆起部137の外周に対し接線方向に延在している。これにより、スロットルバルブ24に沈殿している燃料が該スロットルバルブ24の閉弁運動の際にパッキンリップ122により好適に剥ぎ取られ、その結果燃料の供給通路8内への侵入が阻止されている。
他の実施形態を図26に示す。この実施形態では、スロットルバルブ24が図26に図示した閉弁位置にあるとき、スロットル軸29は流動方向23に関しスロットルバルブ24の下流側に配置されている。気化器19には、仕切り壁131を有する吸気用接続部材130が配置されている。仕切り壁131はスロットル軸29の領域まで突出している。仕切り壁131にはスロットル軸29に隣接してパッキンリップ132が配置されている。パッキンリップ132は吸気用接続部材130の弾性材料から成っていることができ、吸気用接続部材130とともに1回の製造ステップで製造することができる。仕切り壁131は供給通路8側にくぼみ部133を有している。くぼみ部133は円弧状に形成され、スロットルバルブ24が完全開弁位置で当接する。固定ねじ120がスロットルバルブ24の仕切り壁131とは逆の側に配置されていることにより、パッキンリップ132により埋められる、スロットル軸29と仕切り壁131との間の隙間は、スロットルバルブ24がどの位置にあっても不変である。これによりスロットルバルブ24の各位置での混合気通路10と供給通路8との間の好適な密封が達成される。パッキンリップ132はスロットル軸29の外周に対し接線方向に当接している。
図27は吸気用接続部材140の他の実施形態を示している。吸気用接続部材140は供給通路8と混合気通路10とを分割している仕切り壁141を有している。仕切り壁141の終端は気化器19の端面から間隔を持っている。気化器19と吸気用接続部材140との間には中間要素145が配置されている。中間要素145は、図28および図29にも図示したように、実質的に筒状の外側の縁144を有し、この縁144で仕切り壁部分151が保持されている。仕切り壁部分151は縁144の端面を越えて仕切り壁141のほうへ突出し、仕切り壁141に当接している。このため仕切り壁部分151は図28に図示した斜面147を有している。斜面147は仕切り壁141に当接している。図28にも図示したように、仕切り壁部分151は平面図で見て部分円状に形成されている。
斜面147はスロットルバルブ24が完全開弁位置にあるときに仕切り壁141と協働してラビリンスパッキンのごとき作用を成す。これによりスロットルバルブ24の完全不快地での供給通路8内への燃料の侵入が阻止されている。中間要素145の仕切り壁部分151にパッキン部分を設けてもよい。このパッキン部分はスロットル軸29まで突出し、アイドリング位置でも、すなわちスロットルバルブ24が十分に閉じていても、混合気通路10と供給通路8との間を密封させる。これによりどの作動状態においても供給通路8と混合気通路10とはスロットル軸29の下流側で切り離されている。
中間要素145の縁144は気化器19内に圧入されている。縁144と気化器19との間の結合部は密封されている。図27に示すように、吸気用接続部材140は気化器接続フランジ143を有している。気化器接続フランジ143は中間要素145の縁144とオーバーラップし、したがって吸気用接続部材140と縁144との間を密封して結合させている。気化器接続フランジ143は気化器19の端面にも密封状態で当接している。吸気用接続部材140内ではインパルス通路10が案内されている。インパルス通路40は吸気用接続部材140の端面にて気化器接続フランジ143に開口している。インパルス通路40は縁44の外面に開口している。中間要素145のこの縁144を介してインパルス通路40は吸気通路22から密封状態で切り離されている。図28および図29が示すように、縁144は密封部分146を有している。密封部分146はインパルス通路40の気化器19の端面に対する開口部の領域に延在して該開口部に当接している。インパルス通路40は外部に対しては気化器接続フランジ143により密封されている。
気化器接続フランジ143は、2サイクルエンジン1を気化器19およびエアフィルタ18から切り離している中間壁142(図27に破線で示した)と係合している。中間壁142を気化器19の端面に当接させて気化器接続フランジ143を気化器19の端面に対し押圧させ、その結果密封結合が生じるようにするのが有利である。
図27においてスロットルバルブ24が破線で示した位置にあるとき、吸気通路140内にある仕切り壁141はスロットルバルブ24に対し間隔eを有している。このため、スロットルバルブ24が完全開弁状態にあるときにスロットルバルブ24が仕切り壁141に固着するのが阻止される。スロットルバルブ24は完全開弁状態で仕切り壁部分151に当接してよい。しかし、スロットルバルブ24が仕切り壁部分151に対し間隔を持つように構成してもよい。中間要素145は仕切り壁141のための支持リングを形成し、仕切り壁141に当接している。
リング144はその各端面の外周部に面取り部148を有し、気化器19への取り付けおよび吸気用接続部材140の中間要素145への取り付けを容易にしている。リング144を吸気用接続部材140に圧入させてもよい。
仕切り壁とスロットル軸29またはスロットルバルブ24との間の他の密封構成も可能である。また、スロットル軸29の上流側に、同様にパッキンを介してスロットル軸29に対し密封されている仕切り壁部分を付加的に設けてもよい。密封要素の配置に関わる図示した実施形態は、スロットルバルブおよびスロットル軸の種々の構成と任意に組み合わせることができる。
密封要素はスロットル軸またはスロットル要素の全幅にわたって延びているのが有利である。しかし、製造を容易にするため、たとえば仕切り壁のための支持要素を工具内に配置するため、パッキンリップを中断させてもよい。
2サイクルエンジンの概略断面図である。 図1の2サイクルエンジンの気化器の実施形態の断面図である。 図1の2サイクルエンジンの気化器の他の実施形態の断面図である。 図1の吸気用接続部材の斜視図である。 図4の吸気用接続部材のコアの平面図である。 図1の吸気用接続部材の斜視図である。 図1の吸気用接続部材の側面図である。 図7の線VIII−VIIIによる断面図である。 吸気用接続部材の1実施形態の断面図である。 図9の吸気用接続部材を図9の矢印Xの方向から見た側面図である。 吸気用接続部材の1実施形態の断面図である。 図11の吸気用接続部材を図11の矢印XIIの方向から見た側面図である。 吸気用接続部材の斜視図である。 吸気用接続部材の斜視図である。 図13および図14の吸気用接続部材の縦断面図である。 図15の一部分XVIの拡大図である。 吸気用接続部材を備えた気化器の概略図である。 図17の線XVIII−XVIIIによる概略断面図である。 吸気用接続部材の断面図である。 吸気用接続部材の1実施形態の断面図である。 図20の吸気用接続部材を図20の矢印XXIの方向から見た側面図である。 吸気用接続部材を備えた気化器の概略図である。 図22の気化器と吸気用接続部材との一部分の概略断面図である。 1実施形態の、図23に対応する断面図である。 絞り要素と仕切り壁の1実施形態の一部分の断面図である。 吸気用接続部材を備えた気化器の概略図である。 吸気用接続部材を備えた気化器の一部分の概略断面図である。 図27の中間要素の斜視図である。 気化器内に圧入した図27の中間要素の斜視図である。
符号の説明
8 供給通路
10 混合気通路
20,50,60,70,80,90,100,130,140 吸気用接続部材
21,51,61,71,81,91,101,131,141 仕切り壁
22 吸気通路

Claims (14)

  1. 燃料と燃焼空気とを供給するための吸気通路(22)を備えた内燃エンジンであって、吸気通路(22)がその長さの一部分にわたって混合気通路(10)と燃料をほとんど含んでいない空気を供給するための供給通路(8)とに分割され、掃気時空気予備蓄積型2サイクルエンジンである前記内燃エンジンにおいて、
    吸気通路(22)の一部分が弾性的な吸気用接続部材(80,140)内で案内され、吸気用接続部材(80,140)が仕切り壁(81,141)を有し、仕切り壁(81,141)が吸気用接続部材(80,140)の長さの少なくとも一部分にわたって延在し、且つ吸気通路(22)を混合気通路(10)と供給通路(8)とに分割し、気化器(19)と吸気用接続部材(80,140)との間に、仕切り壁部分(121,151)を有する中間要素(125,145)が配置され、中間要素(125,145)の仕切り壁部分(121,151)が吸気用接続部材(80,140)の仕切り壁(81,141)に当接し、吸気用接続部材(80,140)の仕切り壁(81,141)が中間要素(125,145)の仕切り壁部分(121,151)で支持されていることを特徴とする内燃エンジン。
  2. 吸気用接続部材(80,140)がプラスチックから成っていることを特徴とする、請求項1に記載の内燃エンジン。
  3. 混合気通路(10)と供給通路(8)が吸気用接続部材(80,140)内で互いに平行に案内されていること、吸気通路(22)が、上流側にある吸気用接続部材(80,140)の端部において、円形の横断面を有していること、吸気用接続部材(80,140)が、その上流側端部の領域に、混合気通路(10)への入口(45,75,105)と供給通路(8)への入口(46,76,106)とを有し、混合気通路(10)への入口(45,75,105)と供給通路(8)への入口(46,76,106)とが吸気用接続部材(80,140)の仕切り壁(81,141)によって仕切られていることを特徴とする、請求項1または2に記載の内燃エンジン。
  4. 仕切り壁(81)が吸気通路(22)をその中心で分割していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
  5. 吸気用接続部材(50)が形状安定な材料から成る補強板(53)を有し、該補強板(53)が仕切り壁(51)の少なくとも一部分を形成していることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
  6. 吸気通路(22)の一部分が気化器(19)内に形成されていること、吸気用接続部材(20)の上流側端部が気化器(19)に配置され、気化器(19)内に位置調整可能な絞り要素が配置され、絞り要素が少なくとも1つの位置で仕切り壁(81,141)の領域において吸気用接続部材(80,140)内へ突出していること、吸気用接続部材(80)内に押し込み要素(85)が押し込まれ、押し込み要素(85)が気化器(19)内へ突出し、混合気通路(10)と供給通路(8)とを互いに仕切っていることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
  7. 吸気通路(22)が気化器(19)内では分割されていない通路として形成されていることを特徴とする、請求項に記載の内燃エンジン。
  8. 気化器(19)内に、吸気通路(22)を分割している仕切り壁一部分(31)が配置されていることを特徴とする、請求項に記載の内燃エンジン。
  9. 絞り要素が少なくとも1つの位置で仕切り壁(51,61,71)に当接することを特徴とする、請求項に記載の内燃エンジン。
  10. 仕切り壁(21)が絞り要素のための凹部(44)を有していること、絞り要素の各位置において仕切り壁(21)と絞り要素との間に間隔(d)があることを特徴とする、請求項に記載の内燃エンジン。
  11. 吸気用接続部材(20,50,60,70,100)が少なくとも1つの接続フランジ(82)を有し、吸気用接続部材(20,50,60,100)が接続フランジ(32,112,113)に密封用隆起部(36)を有し、密封用隆起部(36)が混合気通路(10)および供給通路(8)のための開口部(33,34;103,104;105,106)を取り囲み、吸気用接続部材(20,50,60,100)が気化器(19)との結合のために気化器接続フランジ(82)を有し、気化器接続フランジ(82)が吸気用接続部材(20,50,60,70,100)の上流側端部を形成し、気化器接続フランジ(42,113)が形状安定な材料から成るコア(57,110)を有し、コア(57,110)が吸気用接続部材(60,100)の弾性材料によって少なくとも部分的に被覆され、吸気用接続部材(20,50,60,100)がシリンダ接続部材(39)との結合のためにシリンダ接続フランジ(32,112)を有し、シリンダ接続フランジ(32,112)が吸気用接続部材(20,50,60,100)の下流側端部を形成し、シリンダ接続フランジ(32)が3つの固定穴(38)を有し、シリンダ接続フランジ(32,112)が形状安定な材料から成るコア(37,117)を有し、コア(37,117)が吸気用接続部材(20,50,60,100)の弾性材料によって少なくとも部分的に被覆され、固定穴(38)の領域においてコア(37)は被覆されていないことを特徴とする、請求項に記載の内燃エンジン。
  12. 内燃エンジンがシリンダ接続部材(39)を備えたシリンダ(2)を有していること、吸気用接続部材(20,50,60,70)がその下流側端部によってシリンダ接続部材(39)に配置され、吸気用接続部材(70)がシリンダ接続縁(72)を有し、該シリンダ接続縁(72)がシリンダ(2)のシリンダ接続部材(39)とオーバーラップして吸気用接続部材(70)の下流側端部を形成していることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
  13. 吸気用接続部材(20,50,60,100)が、該吸気用接続部材(20,50,60,100)の上流側端部から下流側端部まで延在しているインパルス通路(40)を有していることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
  14. 気化器(19)内に絞り要素が配置されていること、絞り要素の下流側の、仕切り壁部分(121,131)を形成している要素に、密封要素が配置されていることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載の内燃エンジン。
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