JP5099678B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、このようなスロットマシンにおいては、一般的な遊技である通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与することにより遊技者に有利となるような有利遊技が行われるものが知られている。このような有利遊技としては、たとえば、前記役抽選手段による抽選において、遊技メダルの投入を行わずに再度遊技を行うことができる再遊技役に当選する確率が高く設定されたリプレイタイム遊技などが知られている。
また、上述のように、所定役に対応した図柄の停止が有利遊技の終了条件として設定されているスロットマシンでは、この有利遊技の終了における遊技性を向上させて、遊技者の遊技に関する興趣を高めるべく、前記役に当選した場合には所定の報知を行って、遊技者に前記役に対応した図柄が停止しないようなストップスイッチの操作を行わせるものもある。
しかし、この報知回数の表示は、上述の如く、設定された報知回数から単純に減算されるものであり、遊技者はこの単純に減算される表示を見ながら有利遊技を進めるのみである。したがって、有利遊技中における遊技では特に危機感等を抱くこともないため、遊技者に有利遊技中の遊技が単調であると感じさせるとともに、有利遊技への興味を低下させるおそれが生じていた。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、上記事情によりなされたものであり、有利遊技中の遊技において、遊技者に対してスリリングな遊技感を与えることにより、有利遊技への興趣を高めることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の目的に加え、バラエティに富んだ報知回数の表示を行うことにより、有利遊技中の遊技において、遊技者に対してよりスリリングな遊技感を与えることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
すなわち、請求項3又は4記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の目的に加え、意外性の高い報知回数の表示演出を行うことにより、有利遊技中において遊技者に対して常に期待感や緊張感を与えることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
(請求項5)
すなわち、請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明の目的に加え、有利遊技中の緊張感を維持しつつも、遊技者に対して不利益を生じさせることなく有利遊技を行わせることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄51を表示した複数個の回転リール25と、複数個の回転リール25の回転を開始させるためのスタートスイッチ37と、対応する回転リール25の回転を停止させるためのストップスイッチ38と、遊技に関する制御を行うための制御装置100と、を少なくとも備え、制御装置100は、総ての回転リール25の回転が停止した際に表示された図柄51の組み合わせにより構成される役を抽選により決定するための役抽選手段140と、役抽選手段140による抽選の結果に基づいて、回転リール25の停止制御を行う回転停止制御手段180と、役抽選手段140による抽選の結果、所定の役に当選し、かつ、回転リール25が停止した状態で表示される図柄51が、役に応じて予め定められた表示態様になることにより入賞と判定するとともに、この入賞に基づいた制御を行うための入賞制御手段200と、所定の条件を満たすことを契機として、一般的な遊技である通常遊技より遊技者にとって有利な遊技である有利遊技へ移行させる一方、有利遊技中に、回転リール25の回転が停止した際に表示された図柄51が所定の表示態様(以下、終了表示態様とする)となることを契機として、有利遊技を終了させ通常遊技に移行させるための有利遊技制御手段125と、有利遊技中に、役抽選手段140による抽選の結果に基づいて、回転停止制御手段180による回転リール25の停止制御が行われた際に、前記終了表示態様が停止表示される可能性がある場合には、所定の報知を行うための終了回避報知制御手段230と、有利遊技へ移行した際に、当該有利遊技中に終了回避報知制御手段230により前記所定の報知が行われる回数(以下、報知回数とする)を決定するとともに、終了回避報知制御手段230により報知が行われるごとに報知回数を減算するための報知回数制御手段231と、を備えた遊技機において、前記遊技機は、予め定められた所定回数(以下、最大表示回数とする)までの範囲で回数表示を行うことが可能な回数表示装置55を備え、前記制御装置100は、有利遊技へ移行した際に、報知回数制御手段231により決定された報知回数の一部又は全部を、前記最大表示回数を限度として回数表示装置55に表示するとともに、終了回避報知制御手段231により報知が行われるごとに回数表示装置55の表示回数を減算表示し、かつ、回数表示装置55の表示回数が所定数に達した際に回数表示装置55による回数表示を終了する報知回数表示制御手段250と、回数表示装置55による回数表示が終了となっている場合であって、報知回数が1以上であるときに、再度、現時点において残っている報知回数の一部又は全部を、前記最大表示回数を限度として回数表示装置55に表示する旨を決定するための再表示決定手段258と、を備えていることを特徴とする。
前記回転リール25としては、駆動モーター等を備え、この駆動モーターにより物理的に回転や停止が行われるものであってもよく、液晶表示装置などの表示装置に所定の画像を表示することにより回転や停止が行われるものであってもよい。また、前記回転リール25に表示される図柄51の数は特に限定されるものではなく、たとえば、全部で21個の図柄51を表示することができる。また、本発明に係る遊技機には、前記回転リール25を、たとえば3個(左リール22、中リール23、右リール24)設置することができる。
前記役抽選手段140は、総ての回転リール25の回転が停止した際に表示された図柄51の組み合わせにより構成される役を抽選により決定するためのものである。具体的には、前記役抽選手段140には、所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段、前記乱数発生手段により発生する乱数がとる数値領域の範囲内であって、前記役に対応した所定の数値領域を有する役当選領域を複数備えた抽選テーブル、乱数発生手段により発生した乱数が前記抽選テーブルのいずれかの役当選領域に属するか否かを判定するための当選判定手段、前記当選判定手段により所定の役に当選したと判定された場合に前記役に対応する当選フラグを成立させるためのフラグ成立手段などを備えることができる。
ここで、停止制御とは、役抽選手段140の抽選の結果に基づいて、停止させるべき図柄51を所定位置に停止させ、停止させてはいけない図柄51を停止させないように、回転リール25の回転を停止させる制御を意味する。
また、停止制御としては、図柄51の停止位置を定めた停止テーブルを用いて行うテーブル制御であっても、所定の図柄51を停止させるか否かを判断しながら制御を行うプログラム制御であってもよい。
前記有利遊技制御手段125は、所定の条件を満たすことを契機として、有利遊技へ移行させる一方、有利遊技中に、回転リール25の回転が停止した際に表示された図柄51が所定の表示態様(終了表示態様)となることを契機として、有利遊技を終了させ通常遊技に移行させるためのものである。
また、有利遊技へ移行するための「所定の条件」としては、たとえば、BBゲームなどの特別遊技や上述の有利遊技が終了したこと、役抽選手段140による抽選の結果、所定の役に当選するとともに、前記役を構成する図柄51が停止表示されて前記役の入賞となったこと、所定のタイミング(たとえば、BBゲームなどの特別遊技が終了した時点)から所定遊技回数の遊技が行われたこと、などを設定することができる。また、この「所定の条件」は、上述の内容のものに限定されるものではなく、他の様々な事象を設定することができる。
また、この終了表示態様としては、特に限定されるものではなく、様々な停止表示態様を設定することができる。
たとえば、所定の役を構成する図柄51の組み合わせを、終了表示態様として設定することができる。具体的には、たとえば、ベル役を構成する「ベル」「ベル」「ベル」という表示態様を終了表示態様として設定することができる。そして、この場合には、有利遊技中に、役抽選手段140によりベル役の当選となり、回転リール25の回転を停止させた際に「ベル」「ベル」「ベル」が所定の有効ラインに停止表示されると、ベル役の入賞となるとともに、有利遊技が終了することとなる。
また、この終了表示態様は、回転リール25が所定の回転位置にあるときに回転停止の操作を行うと、停止表示されないように形成することもできる。換言すれば、所定のタイミングで回転リール25の回転停止操作を行うことにより、終了表示態様の停止表示を回避できるように形成することもできる。なお、このように形成することにより、遊技者は終了表示態様を停止表示させないような回転リール25の回転停止操作を行うことができるため、有利遊技が終了してしまうことを自らの操作により回避できることとなる。
また、前記有利遊技の終了条件としては、終了表示態様が停止表示されることに限定されるものではなく、他の様々な事象を設定してもよい。有利遊技の終了条件としては、たとえば、有利遊技が開始してから所定回数の遊技(たとえば、100回の遊技)が行われたこと、役抽選手段140による抽選によって所定の役(たとえば、BBゲーム役など)に当選したこと等を設定することができる。
前記終了回避報知制御手段230は、有利遊技中に、役抽選手段140による抽選の結果に基づいて、回転停止制御手段180による回転リール25の停止制御が行われた際に、前記終了表示態様が停止表示される可能性がある場合に所定の報知を行うためのものである。
また、終了回避報知制御手段230により行われる「所定の報知」としては、たとえば、終了表示態様が停止表示される可能性がある旨のみの報知、終了表示態様が停止表示することを開始するために有効な情報(たとえば、役抽選手段140による抽選により当選した役の情報や、対応する回転リール25において停止表示させるべき図柄51の情報など)を報知することができる。また、報知の内容としては、これらに限定されるものではない。また、報知の態様としては、特に限定されるものではなく、たとえば、文字や画像(静止画、動画)の表示による報知や、音声の出力による報知などが挙げられる。
前記報知回数制御手段231は、有利遊技中における、終了回避報知制御手段230により所定の報知が行われる回数(報知回数)に関する制御を行うものである。具体的には、この報知回数制御手段231は、有利遊技へ移行した際に報知回数を決定したり、終了回避報知制御手段230により所定の報知が行われるごとに報知回数の減算を行ったりするものである。
また、報知回数の減算における減算値は特に限定されるものではないが、所定の報知が1回行われるごとに報知回数が1ずつ減算されるように形成するのが望ましい。
前記回数表示装置55は、予め定められた所定回数(最大表示回数)までの範囲で回数表示可能なものであり、換言すれば、終了図柄表示制御手段230により行われる所定の報知の回数を表示可能な装置である。
前記報知回数表示制御手段250は、前記回数表示装置55における表示に関する制御を行うためのものである。具体的には、報知回数表示制御手段250は、有利遊技へ移行した際に、報知回数の一部又は全部を、最大表示回数を限度として回数表示装置55に表示したり、終了回避報知制御手段231により報知が行われるごとに回数表示装置55の表示回数を減算表示したり、回数表示装置55の表示回数が所定数に達した際に回数表示装置55による回数表示を終了したりするものである。
また、「回数表示装置55による回数表示を終了」とは、回数表示装置55において回数の表示が行われなくなった種々の態様を含むものであり、たとえば、回数表示装置55が非表示状態となること(たとえば、液晶表示装置に何も表示されていない状態や、ランプが全消灯している状態など)や、回数表示装置55に回数を示す表示以外の所定表示がされる状態となること(たとえば、液晶表示装置に回数表示以外の所定画像が表示される状態や、ランプが1つずつ点灯及び消灯を繰り返す状態など)が挙げられる。
前記再表示決定手段258は、回数表示装置55による回数表示が終了となっている場合であって、報知回数が残っているとき(1以上のとき)には、再度、回数表示装置55に報知回数を表示する旨を決定するものである。
この報知回数を再表示する旨の決定の方法については、特に限定されるものではなく、たとえば、回数表示が終了となった後の毎回の遊技において、所定の抽選を行うことにより再表示する旨を決定することができる。また、回数表示が終了となった後、所定の条件(たとえば、所定回数の遊技が行われること、役抽選手段140による抽選によって所定の役に当選したことなど)を満たした場合に再表示する旨を決定することができる。
(作用・効果)
本発明に係る遊技機は、有利遊技中に、図柄51の組み合わせににより構成される終了表示態様が停止表示すると、有利遊技が終了となり通常遊技に移行するように形成されている。そして、前記終了表示態様が停止表示される可能性がある場合には、終了回避報知制御手段230により、所定の報知が行われる。そして、この報知に基づいて、遊技者が回転リール25の回転停止の操作を行うことにより、終了表示態様が停止表示されることを回避することができ、ひいては有利遊技が終了となってしまうのを回避することができるものとなっている。
また、報知回数表示制御手段250は、終了回避報知制御手段230により報知が行われるごとに回数表示装置55の表示回数を減算表示するとともに、回数表示装置55の表示回数が所定数に達した際に回数表示装置55による回数表示を終了するものとなっている。
すなわち、本発明に係る遊技機では、遊技者は、回数表示装置55に報知回数の全部が表示されているのか一部が表示されているのかは分からない。また、回数表示装置55における報知回数の表示が終了した後は、再表示決定手段258により再表示が決定され、報知回数が再表示されることで、遊技者は、まだ報知回数が残っていたということを知ることができる。
これにより、有利遊技中の遊技において、遊技者に対してスリリングな遊技感を与えることにより、有利遊技への興趣を高めることができることとなる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、前記報知回数表示制御手段250は、現時点において残っている報知回数に基づいて決定された所定回数を、回数表示装置55に表示するように形成されていることを特徴とする。
所定回数の決定としては、たとえば、現時点において残っている報知回数が多い場合には、所定回数として大きい値が選択される一方、現時点において残っている報知回数が少ない場合には、所定回数として小さい値が選択されるように形成することができる。具体的には、最大表示回数がたとえば10回である場合、現時点において残っている報知回数が既定回数(たとえば、20回)以上であるときには、所定回数として、8回、9回又は10回のいずれかが高確率で選択される一方、現時点において残っている報知回数が既定回数(たとえば、10回)以下であるときには、所定回数として、1回又は2回のいずれかが高確率で選択されるように形成することができる。
(作用・効果)
本発明によれば、報知回数表示制御手段250は、現時点において残っている報知回数に基づいて所定の決定手段により決定された所定回数を、回数表示装置55に表示するものとなっている。
したがって、バラエティに富んだ報知回数の表示が行われることとなるため、有利遊技中の遊技において、遊技者に対してよりスリリングな遊技感を与えることができ、ひいては、有利遊技への興趣を高めることができることとなる。
請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の特徴に加え、前記制御装置100は、回数表示装置55による回数表示が行われている場合であって、報知回数が1以上であるときに、回数表示装置55に表示されている表示回数を加算表示する旨を決定するための表示変更決定手段257を有していることを特徴とする。
前記表示変更決定手段257による加算表示の決定の方法については、特に限定されるものではなく、たとえば、所定の抽選を行うことにより加算表示する旨を決定することができる。また、所定の条件(たとえば、所定回数の遊技が行われること、所定の役に所定回数当選したことなど)を満たした場合に加算表示する旨を決定することができる。
また、表示変更決定手段257により加算表示が決定された後、実際に回数の加算表示を行うタイミングは特に限定されるものではなく、たとえば、遊技メダルの投入又はベットスイッチ36が操作されたとき、スタートスイッチ37が操作されたとき、いずれかのストップスイッチ38が操作されたとき、総ての回転リール25の回転が停止したときなどに加算表示を行うことができる。
本発明によれば、表示変更決定手段257により加算表示する旨が決定された場合、回数表示装置55に表示されている表示回数が増えることとなる。
したがって、意外性の高い報知回数の表示演出が行われることとなり、遊技者は、有利遊技を行っている最中に、回数表示装置55における表示回数が増えるのではないかという期待感を抱きながら遊技を行うことができることとなる。これにより、有利遊技への興趣を高めることができることとなる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記請求項1、2又は3記載の発明の特徴に加え、前記再表示決定手段258は、所定の抽選手段を有するとともに、回数表示装置55による回数表示が終了となった後に前記所定の抽選手段により行われる抽選の結果に基づいて、回数表示装置55へ再度回数を表示するか否かを決定するように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、再表示決定手段258は、所定の抽選手段による抽選の結果に基づいて、回数表示装置55への回数の再表示を決定する。
したがって、回数表示装置55への回数の再表示は偶然性が高いものとなり、いつ再表示が行われるかを予想することは非常に困難なものとなる。
これにより、意外性の高い報知回数の表示演出を行うことができ、有利遊技中において遊技者に対して常に緊張感を与えることができることとなり、ひいては、有利遊技への興趣を高めることができることとなる。
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明の特徴に加え、前記再表示決定手段258は、回数表示装置55による回数表示が終了となった後に、再表示決定手段258により回数表示装置55への再度の回数表示が決定されていない場合であって、役抽選手段140による抽選の結果に基づいて、回転停止制御手段180による回転リール25の停止制御が行われた際に、前記終了表示態様が停止表示される可能性があるときには、回数表示装置55へ再度回数を表示する旨を決定するように形成されていることを特徴とする。
(作用・効果)
本発明によれば、回数表示装置55への回数の再表示がされていない場合に、終了表示態様が停止表示される可能性が生じたときは、再表示決定手段258により回数の再表示が決定されることとなる。
これにより、有利遊技中の緊張感を維持しつつも、遊技者に対して不利益を生じさせることなく有利遊技を行わせることができることとなり、ひいては、有利遊技への興趣を高めることができることとなる。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、有利遊技中の遊技において、遊技者に対してスリリングな遊技感を与えることにより、有利遊技への興趣を高めることが可能な遊技機を提供するができる
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の効果に加え、バラエティに富んだ報知回数の表示を行うことにより、有利遊技中の遊技において、遊技者に対してよりスリリングな遊技感を与えることが可能な遊技機を提供することができる。
すなわち、請求項3又は4記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の効果に加え、意外性の高い報知回数の表示演出を行うことにより、有利遊技中において遊技者に対して常に期待感や緊張感を与えることが可能な遊技機を提供することができる。
(請求項5)
すなわち、請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明の効果に加え、有利遊技中の緊張感を維持しつつも、遊技者に対して不利益を生じさせることなく有利遊技を行わせることが可能な遊技機を提供することができる。
(図面の説明)
図1から図21までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10の制御装置100の入力及び出力の概略を示すブロック図である。図2は、報知回数制御手段231の概略を示すブロック図である。図2は、報知回数制御手段231の概略を示すブロック図である。図3は、報知回数表示制御手段250の概略を示すブロック図である。図4は、表示回数制御手段251の概略を示すブロック図である。図5は、スロットマシン10を示す外観正面図である。図6は、スロットマシン10の前扉30を開いた状態における、前扉30の裏側及び筐体20の内部を示す外観正面図である。図7は、スロットマシン10の表示窓34を示す外観正面図である。図8は、回数表示装置55の表示パターンを示した概念図である。図9から図19までは、スロットマシン10の動作の概略を示すフローである。図20は、RTゲームと回数表示装置55における回数表示との関係を示した状態遷移図である。図21は、報知回数が30回の場合における回数表示の具体例を示した図である。
本実施の形態に係る遊技機は、メダル遊技機であるスロットマシン10であって、遊技媒体として円板状の遊技球を使用するものである。
スロットマシン10は、図5に示すように、正面側(スロットマシン10から見て、スロットマシン10と対向する遊技者の方向)に開口する箱状の筐体20と、この筐体20の正面開口を開閉可能に塞ぐ前扉30とから構成されている。
(筐体20)
筐体20には、高さ方向の中央付近に、この筐体20の内部空間を上下2つの空間に仕切る中板26が設けられている。そして、この筐体20における、中板26の下側の空間には、スロットマシン10に備えられた各種装置に電力を供給するための電源装置28や、遊技メダルを貯留するとともに役の入賞時等に遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット27等が設置されている。なお、この筐体20における、中板26の下側の空間には、これらの装置以外の装置を設置することもできる。
前記基板ユニット29は、図6に示すように、スロットマシン10の作動を制御するための基板と、この基板を収納するための基板ケースとから構成されるものであって、スロットマシン10の背部を構成する背板に固定された状態で設置されている。前記基板としては、スロットマシン10の動作及び遊技を制御するためのメイン基板や、スロットマシン10における演出を制御するためのサブ基板を備えている。そして、これらの基板により、スロットマシン10の作動を制御する制御装置100が構成されている。
前扉30は、筐体10の左端部に設けられたヒンジ(図示しておらず)に回転自在に軸支され、筐体20の正面開口を覆う板状扉である。
この前扉30の前面上部には、図5に示すように、遊技状態に応じて点灯したり、点滅したりするランプ52や、各種演出や報知を行うための液晶表示装置53などを備えた装飾部31が備えられている。また、前扉30の前面中央には、上部パネル32aが備えられている。また、前扉30の前面下部には、下部パネル32bが備えられている。また、前扉30の下部中央(前記下部パネル32bの下側)には、筐体20の内部に設けられたホッパーユニット27から遊技メダルを払い出すためのメダル払出口40が設けられる。また、前扉30の下部であって、メダル払出口40の両側には、音声を出力するためのスピーカー54がそれぞれ1つずつ設けられている。また、メダル払出口40の下方には、メダル払出口40から払い出された遊技メダルを貯めておくことができるメダル受け皿41が設けられている。
前記操作部33の上面右端部には、遊技を開始するにあたり遊技メダルをベットすべく、遊技メダルを投入するためのメダル投入口44が設けられている。また、前記操作部33の上面左端部には、スロットマシン10に電子的に貯留されているメダルであるクレジットメダルを遊技メダルのベットに代えるためのベットスイッチが設けられている。なお、このベットスイッチは、遊技メダル1枚のベットに代えることができるシングルベットスイッチ36a、及び、遊技を開始するためにベット可能な最大枚数である遊技メダル3枚のベットに代えることができるマックスベットスイッチ36bとから構成され、これらのスイッチは左右に並んで設けられている。また、前記操作部33の前面左端部には、クレジットメダルを精算するための精算スイッチ39が設けられている。また、前記精算スイッチ39の右側には、3個総ての回転リール25の回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ37が設けられている。また、前記操作部33の前面中央には、前記各回転リール25に対応するとともに、各回転リール25の回転をそれぞれ別個に停止させるための3個のストップスイッチ38が設けられている。また、操作部33の前面右端部には、前扉30を解錠するための鍵穴42が設けられている。
前記表示窓34は、前記3個の回転リール25の前方に設けられており、3個総ての回転リール25の回転が停止した際に、各回転リール25の周囲に表示されている複数個の図柄51のうちの3個を表示、すなわち、視認することができるものとなっている。すなわち、3個総ての回転リール25が停止すると、図7に示すように、前記表示窓34内における、それぞれの回転リール25に対応する表示位置に、それぞれ3個の図柄51が縦並びに表示される。換言すれば、表示窓34内の上段位置、中段位置、及び下段位置にそれぞれ3個の図柄51が表示される。そして、前記表示窓34内に、縦3列横3行に配列した合計9個の図柄51が表示されることとなる。
具体的には、図7に示すように、左リール22の中段位置と中リール23の中段位置と右リール24の中段位置とを一直線に結んだ有効ラインが中段ライン91である。また、左リール22の上段位置と中リール23の上段位置と右リール24の上段位置とを一直線に結んだ有効ラインが上段ライン92である。また、左リール22の下段位置と中リール23の下段位置と右リール24の下段位置とを一直線に結んだ有効ラインが下段ライン93である。また、左リール22の下段位置と中リール23の中段位置と右リール24の上段位置とを一直線に結んだ有効ラインが右上りライン94である。また、左リール22の上段位置と中リール23の中段位置と右リール24の下段位置とを一直線に結んだ有効ラインが右下りライン95である。
また、図5に示すように、前記上部パネル32aにおける、表示窓34の下側には、横一列に等間隔に配置された5個のランプから構成される回数表示装置55が設けられている。この回数表示装置55は、後述する終了回避報知制御手段230により所定の報知が行われる回数を表示するものとなっている。具体的には、この5個のランプの表示態様(点灯、点滅、又は、消灯)により、1回から10回までの回数が表示されるものとなっている。
(制御装置100)
制御装置100は、上述の如く、スロットマシン10の作動を制御するためのものであり、メイン基板やサブ基板等により構成されている。また、制御装置100は、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等、種々の電子部品などが備えられている。なお、CPUは、1個のみ備えることもできるし、複数のCPUを備えることもできる。また、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等は一体に構成されたワンチップ型とすることもできる。
具体的には、制御装置100は、スタートスイッチ37、及び、ストップスイッチ38の操作により回転リール25の回転及び停止の制御、遊技に関する制御、また、遊技に関する演出の制御等を行う。
(制御装置100の入力手段)
前記制御装置100の入力手段としては、図1に示すように、次のスイッチ等が接続されている。
(2)ベットスイッチ(シングルベットスイッチ36a、マックスベットスイッチ36b)
(3)スタートスイッチ37
(4)ストップスイッチ38
(5)精算スイッチ39
なお、制御装置100の入力手段としては、これら(1)から(5)までのスイッチ等に限定されるものではない。
(メダルセンサー35)
メダルセンサー35は、図5に示すように、前扉30の裏面における、メダル投入口44の下部に対応する位置に設けられたセンサーであって、メダル投入口44から投入された遊技メダルのうち、前述のメダルセレクター43により適正な遊技メダルとして判断されたものを検知するためのものである。
ベットスイッチは、図5に示すように、操作部33の上面左端部に設けられたスイッチであって、前記クレジットメダル数を減算して遊技メダルのベットに代えるためのものである。本実施の形態に係るスロットマシン10では、ベットスイッチとして、遊技メダル1枚のベットに代えることができるシングルベットスイッチ36a、及び、遊技を開始するためにベット可能な最大枚数である遊技メダル3枚のベットに代えることができるマックスベットスイッチ36bが設けられている。
本実施の形態に係るスロットマシン10は、メダル投入口44から遊技メダルを投入することで、1回の遊技につき、最大3枚の遊技メダルをベットすることができるように形成されている。また、スロットマシン10に投入された遊技メダルは、予め定められた規定枚数(たとえば、50枚)まで、電子的に貯留(クレジット)しておくことができるように形成されている。また、このクレジットされた遊技メダルの枚数は、所定の表示装置(図示しておらず)に表示されるものとなっている。そして、前記表示装置にクレジットメダル数が表示されている場合には、メダル投入口44に遊技メダルを投入する代わりに、ベットスイッチを操作することにより遊技メダルのベットを行うことができる。すなわち、スタートスイッチ37を操作可能状態にすることができる。具体的には、シングルベットスイッチ36aを操作すると、前記表示装置の表示が「1」減算され、遊技メダルが1枚ベットされたこととなる。また、マックスベットスイッチ36bを操作すると、前記表示装置の表示が「3」減算され、遊技メダルが3枚ベットされたこととなる。なお、ベットスイッチとしては、2枚ベット用のスイッチを設けることもできる。
(スタートスイッチ37)
スタートスイッチ37は、図5に示すように、操作部33の前面左部に設けられ、正面側に突出するレバー形状のものである。このスタートスイッチ37は、遊技メダルがベットされることを条件に、また、後述する再遊技役に入賞することを条件に、リールユニット21の駆動を開始させることが可能なものである。
(ストップスイッチ38)
ストップスイッチ38は、図5に示すように、操作部33の前面中央に設けられているスイッチであって、リールユニット21の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ38は、図5に示すように、左リール22、中リール23、及び、右リール24のそれぞれに対応した3個のスイッチから構成されており、前記各回転リール25の下方に対応する位置に横並びに1個ずつ設けられているものである。
また、ストップスイッチ38は、スタートスイッチ37が操作されることにより回転リール25が回転を開始してから、総ての回転リール25の回転速度が予め定められた一定速度に達することにより操作可能となるように形成されている。
(精算スイッチ39)
精算スイッチ39は、図5に示すように、操作部33の前面左端部に設けられたスイッチであって、クレジットされている遊技メダルを精算、すなわち、クレジットを解除して、クレジットメダルを払い出すためのものである。
前記制御装置100の出力手段としては、図5に示すように、次のものが接続されている。
(1)リールユニット21
(2)ホッパーユニット27
(3)演出装置50(ランプ52、液晶表示装置53、スピーカー54)
(4)回数表示装置55
なお、制御装置100の出力手段としては、これら(1)から(4)までに限定されるものではない。
リールユニット21は、所定の枠体に固定された3個のステッピングモーター(図示しておらず)と、各ステッピングモーターの回転軸にそれぞれ固定された計3個の回転リール25とから構成されている。そして、各回転リール25は、円筒状に形成された回転ドラム(図示しておらず)と、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ(図示しておらず)とを備えている。そして、各回転リール25におけるリールテープの外周面には、回転方向へ向けてほぼ等間隔に、「赤7」「青7」「BAR」「黄星」「青星」「黒星」「種ありスイカ」「種なしスイカ」「チェリー」「REPLAY」等の複数種類の図柄51が所定の配列で計21個表示されている。また、前記回転リール25は、前記ステッピングモーターの回転軸を中心として、表示窓34内を、回転リール25に表示された図柄51が上側から下側へ向けて通過するように、回転するものとなっている。
(ホッパーユニット27)
ホッパーユニット27は、図6に示すように、筐体20における、中板26の下側の空間に設けられており、所定の役に入賞するなどの遊技結果に基づいて、遊技者に遊技メダルの払い出しを行うためのものである。
演出装置50は、制御装置100から出力される所定の演出用制御信号の入力を契機として、遊技者に入賞等を報知するなど種々の演出を行うためのものである。具体的には、演出装置50は、前記装飾部31に設けられたランプ52や液晶表示装置53、前扉30の下部であってメダル払出口40の両側に1つずつ設けられたスピーカー54等を備えている。なお、演出装置50は、これらのものに限定されるわけではなく、CRT表示装置、ドットマトリクス表示装置、エレクトロルミネッセンス表示装置等を備えることもできる。
また、前記ランプ52は、光源の点滅、点灯又は消灯により、遊技を盛り上げたり、所定の役が当選していることを報知したりするためのものである。また、前記液晶表示装置53は、文字や画像(静止画や動画)の表示により、遊技の演出や各種報知を行うためのものである。また、スピーカー54は、所定の効果音やBGMの出力により、遊技の演出や各種報知を行うためのものである。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10では、後述するリプレイタイム遊技(以下、RTゲームとする)中において、回転リール25の操作に関する所定の報知が行われるものとなっている。そして、この報知は、前記液晶表示装置53を介して行われるものとなっている。なお、この報知に関しては、後程詳述する。
回数表示装置55は、前扉30の上部パネル32aにおける、表示窓34の下側に設けられている表示装置であって、RTゲーム中に、後述する終了回避報知制御手段230により行われる所定の報知の回数を表示するためのものである。具体的には、回数表示装置55は、図5に示すように、5つのランプから構成されており、上部パネル32aにおける表示窓34の下側に、所定間隔をおいて横並びに1個ずつ設けられているものである。
そして、この回数表示装置55は、前記5つのランプの表示態様により1回から10回までの回数表示が可能なものとなっている。具体的には、5つのランプが全部点灯した状態が「10回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左4個のランプが点灯、右端のランプが点滅した状態が「9回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左4個のランプが点灯、右端のランプが消灯した状態が「8回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左3個のランプが点灯、左端から4個目のランプが点滅、右端のランプが消灯した状態が「7回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左3個のランプが点灯、右2個のランプが消灯した状態が「6回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左2個のランプが点灯、左端から3個目のランプが点滅、右2個のランプが消灯した状態が「5回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左2個のランプが点灯、右3個のランプが消灯した状態が「4回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左端のランプが点灯、左端から2個目のランプが点滅、右3個のランプが消灯した状態が「3回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左端のランプが点灯、右4個のランプが消灯した状態が「2回」を示す表示となる。また、5つのランプのうち、左端のランプが点滅、右4個のランプが消灯した状態が「1回」を示す表示となる。また、5つのランプが全部消灯した状態が「0回」を示す表示となる。
(制御装置100の制御手段)
前記制御装置100は、上述の如く、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別して、次の(1)から(9)までの制御手段として機能する。
(1)遊技制御手段120
(2)役抽選手段140
(3)回転停止制御手段180
(4)入賞制御手段200
(5)終了回避報知制御手段230
(6)報知回数制御手段231
(7)報知回数表示制御手段250
(8)表示回数制御手段251
(9)演出制御手段300
なお、制御装置100としては、上記した(1)から(9)までの制御手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
遊技制御手段120は、回転リール25の回転及び停止、ホッパーユニット27による遊技メダルの払い出し等の遊技における各種装置の制御を行うとともに、各種遊技の状態に応じた遊技の制御を行うためのものである。
遊技制御手段120は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)通常遊技制御手段121
(2)特別遊技制御手段122
(3)リプレイタイム遊技制御手段123(有利遊技制御手段)
また、遊技制御手段120としては、上記した(1)から(3)までの遊技に限定されるものではない。
通常遊技制御手段121は、一般的な遊技である通常遊技を制御するためのものである。
具体的には、遊技メダルの投入又はベットスイッチが操作されることにより、遊技メダルがベットされたことを条件に、スタートスイッチ37が操作されると、予め定められた役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選が行われる。そして、これに伴って、3個総ての回転リール25が回転を開始する。その後、所定のストップスイッチ38を1つ操作すると、このストップスイッチ38に対応した回転リール25の回転が停止する。そして、ストップスイッチ38を3個総て操作し終わると、3個の回転リール25の回転が総て停止する。このとき、表示窓34内に形成されるいずれかの有効ライン上に、役を構成する図柄51の組み合わせが停止されると、当該役の入賞となり、役に応じた枚数の遊技メダルがメダル払出口40から払い出される。なお、遊技メダルを払い出す代わりに、クレジットメダルとして貯留してもよい。また、役の態様に応じて、遊技者に対して遊技メダルの払い出し以外の所定の利益を付与することもできる。
(特別遊技制御手段122)
特別遊技制御手段122は、通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与する特別遊技(BBゲーム、RBゲーム)を制御するためのものである。
具体的には、BBゲームに移行すると、前記通常遊技と同様に所定枚数の遊技メダルのベットによって遊技が開始される。そして、3つの回転リール25の回転を総て停止させた際に、有効ライン上に所定の表示態様が停止しているか否かによって、遊技メダルの払い出しが行われる。すなわち、BBゲーム中は、前記通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われる。
また、RBゲームに移行すると、所定の表示態様が所定の有効ライン上に停止した場合に入賞となる遊技が行われる。
リプレイタイム遊技制御手段123は、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技である有利遊技としてのリプレイタイム遊技(RTゲーム)を制御するためのものである。また、前記リプレイタイム遊技制御手段123は、特に図示していないが、RTゲームを開始するためのリプレイタイム遊技開始手段、RTゲームが終了となる条件を満たしたか否かを判定するための終了判定手段、RTゲームを終了させるためのリプレイタイム遊技終了手段などを備えている。
ここで、RTゲーム(リプレイタイム遊技)とは、役抽選手段140による再遊技役の抽選確率が、通常遊技よりも高められた遊技である。すなわち、RTゲーム中は通常遊技中よりも再遊技役に入賞しやすくなり、通常遊技中よりも遊技メダルの消費が抑えられることとなる。
そして、RTゲーム中は、再遊技役の抽選確率が高められた状態で、前記通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われる。
そして、3つの回転リール25の回転を総て停止させた際、有効ライン上に所定の表示態様(終了表示態様)が停止した場合に、リプレイタイム遊技制御手段123により、RTゲームは終了されるものとなっている。なお、RTゲーム終了の条件としては、たとえば、RTゲームが開始されてから所定回数の遊技が行われたこと等を設定することもできる。
本実施の形態に係るスロットマシン10では、終了役の入賞、若しくは、終了代替表示態様の停止となる可能性が生じる場合にも、回転リール25が所定の回転位置にあるときにストップスイッチ38を操作すれば、終了役の入賞、及び、終了代替表示態様の停止を回避することが可能に形成されている。したがって、上記可能性が生じる場合に、狙って停止させるべき図柄51が報知されることとなる。
なお、終了回避報知制御手段250、報知回数制御手段231、報知回数表示制御手段250については後程詳述する。
(役抽選手段140)
役抽選手段140は、前記役を抽選するためのものであり、より詳しくは、予め定められた抽選確率に基づいて、いずれかの役に当たったか又はハズレかの抽選を行うものである。
具体的には、本実施の形態に係るスロットマシン10では、抽選テーブルとして、通常遊技中の当選判定において参照される通常遊技用抽選テーブルと、特別遊技中の当選判定において参照される特別遊技用抽選テーブル(BBゲーム用抽選テーブル、RBゲーム用抽選テーブル)と、有利遊技中の当選判定において参照される有利遊技用抽選テーブル(RTゲーム用抽選テーブル)と、を備えている。また、通常遊技用抽選テーブルは、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の当選領域、再遊技役の当選領域、小役の当選領域、終了役の当選領域、及び、ハズレ領域が、所定の割合で設定されたテーブルである。また、特別遊技用抽選テーブルとしてのBBゲーム用抽選テーブルは、RBゲーム役の当選領域、小役の当選領域、及び、ハズレ領域が設定されるとともに、RBゲーム役及び小役の当選領域が、通常遊技用抽選テーブルにおける同領域よりも大きい割合で設定されたテーブルである。また、特別遊技用抽選テーブルとしてのRBゲーム用抽選テーブルは、小役の当選領域が設定されるとともに、この小役の当選領域が、通常遊技用抽選テーブルにおける同領域よりも大きい割合で設定されたテーブルである。また、有利遊技用抽選テーブルとしてのRTゲーム用抽選テーブルは、特別遊技役(BBゲーム役、RBゲーム役)の当選領域、再遊技役の当選領域、小役の当選領域、終了役の当選領域、及び、ハズレ領域が設定されるとともに、再遊技役の当選領域が、通常遊技用抽選テーブルにおける同領域よりも大きい割合で設定されたテーブルである。
また、上述のフラグ成立手段は、役抽選手段140による抽選の結果、いずれかの役に当たった場合、役に対応した当選フラグを成立させる。
(回転停止制御手段180)
回転停止制御手段180は、ストップスイッチ38の操作が行われた際に、役抽選手段140の抽選結果に基づいて、回転リール25の回転停止を制御するためのものである。
換言すれば、前記回転停止制御手段180は、ストップスイッチ38が操作された時点から対応する回転リール25が停止するまでに、この回転リール25が回転する回転量が予め定められたコマ数(4コマ)の範囲内となるように制御する。
そして、前記回転停止制御手段180は、役抽選手段140の抽選結果に基づいて、対応する回転リール25を、予め定められたコマ数の範囲内におけるいずれの位置で停止させるかを決定するものとなっている。
すなわち、前記回転停止制御手段180は、所定の役に当選している場合であって、ストップスイッチ38が操作された際、有効ライン上から、回転リール25の反回転方向側の予め定められた個数(4個)の範囲内に、前記役を構成する図柄51が位置しているときは、前記図柄51が有効ライン上に停止するように、対応する回転リール25を停止させる。そして、前記回転停止制御手段180は、当選フラグが成立していない場合、すなわち、ハズレの場合には、いずれの役を構成する図柄51の組み合わせも有効ライン上に停止しないように、回転リール25を停止させる。
(入賞制御手段200)
入賞制御手段200は、役抽選手段140による抽選の結果、所定の役に当選し、かつ、回転リール25が停止した状態で表示される図柄51が、役に応じて予め定められた表示態様になることにより入賞と判定するとともに、この入賞に基づいた制御を行うためのものである。すなわち、所定の役の入賞となった場合に、この入賞の役に応じた入賞信号を出力するように形成されている。
(終了回避報知制御手段230)
終了回避報知制御手段230は、RTゲーム中に行われる所定の報知に関する制御を行うためのものである。
また、RTゲーム中に、この終了回避報知手段230により行われる報知の回数(報知回数)は、RTゲームが開始した際に、後述する報知回数制御手段231により決定されるものである。そして、前記報知は、決定された報知回数だけ行われるものとなる。
報知回数制御手段231は、RTゲーム中に、終了回避報知制御手段230により行われる報知の回数に関する制御を行うものである。そして、この報知回数制御手段231は、図2に示すように、次の(1)から(4)までの手段を有している。
(1)報知回数決定手段232
(2)報知回数記憶手段233
(3)報知回数変更手段234
(4)報知回数判定手段235
なお、報知回数制御手段231としては、上記した(1)から(4)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
報知回数決定手段232は、RTゲームが開始された際に、当該RTゲーム中に前記終了回避報知制御手段230により行われる報知の回数を決定するためのものである。
具体的には、本実施の形態における報知回数決定手段232は、特に図示しないが、報知回数のパターンデータを複数格納するためのテーブルと、抽選により、前記テーブルに格納されている報知回数のパターンデータからいずれか一のデータを決定するため抽選手段と、を備えている。また、前記テーブルには、報知回数のパターンデータとして、5回、17回、30回、100回、500回の5パターンが設けられている。そして、RTゲームへ移行した際、前記抽選手段により、前記テーブルからいずれかのパターンデータが抽選され、この抽選されたデータの値が前記RTゲームにおける報知回数として決定されるものとなっている。なお、前記テーブルに設けられるパターンデータは、上記値に限定されるものではなく、他の値を設定することができる。
報知回数記憶手段233は、前記終了回避報知制御手段230により行われる報知の回数を記憶しておくための所定のメモリーである。換言すれば、この報知回数記憶手段233は、現時点において残っている報知回数、すなわち、残りの報知回数が記憶されるメモリーとなっている。
具体的には、RTゲームが開始され、前記報知回数決定手段232により報知回数が決定された際には、この決定された報知回数が記憶されることとなる。そして、報知回数記憶手段233に記憶されている報知回数は、前記終了回避報知制御手段230により報知が行われるごとに、後述の報知回数変更手段234により減算されることとなる。
報知回数変更手段234は、前記報知回数記憶手段233に記憶されている報知回数を変更するためのものである。
具体的には、この報知回数変更手段234は、前記終了回避報知制御手段230により報知が行われるごとに、前記報知回数記憶手段233に記憶されている報知回数を1ずつ減算していく。
また、この報知回数変更手段234は、報知回数記憶手段233に記憶されている報知回数が1以上の場合であって、終了表示態様が停止表示したことによりRTゲームが終了したときには、報知回数記憶手段233に記憶されている報知回数をクリア(「0」を設定)する。
報知回数判定手段235は、役抽選手段140による抽選によって終了役に当選した際、前記報知回数記憶手段233に記憶されている報知回数が1以上であるか否かを判定するためのものである。すなわち、この報知回数判定手段235は、報知回数がまだ残っているか否かを判定するものである。
そして、この判定結果に基づいて、上述の如く、前記終了回避報知制御手段230による報知が行われるか否かが決定される。
(報知回数表示制御手段250)
報知回数表示制御手段250は、回数表示装置55における表示に関する制御を行うためのものである。そして、この報知回数表示制御手段250は、図3に示すように、次の(1)から(3)までの手段を有している。
(2)表示変更決定手段257
(3)再表示決定手段258
なお、報知回数表示制御手段250としては、上記した(1)から(3)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(回数表示手段256)
回数表示手段256は、RTゲーム中に終了回避報知制御手段230により行われる報知の回数を、前記回数表示装置55に表示するためのものである。
また、RTゲームが開始される際における回数表示は、遊技メダルがベットされた時点で行われるように形成されている。すなわち、BBゲームが終了し、次遊技を開始するためにベットスイッチ36の操作又は遊技メダルの投入が行われた時点で、回数表示手段256により、回数表示装置55における回数表示が行われる。なお、回数表示は、上述のタイミングに限定されるものではなく、種々のタイミングで行われるように形成することができる。
また、回数表示手段256は、後述の表示変更決定手段257により、回数表示装置55における回数表示を加算表示する旨が決定された場合、後述の表示回数決定手段252により決定された回数分だけ加算表示するよう制御する。たとえば、回数表示装置55における回数表示が「1回」となっている場合に、表示変更決定手段257により回数表示の加算が決定されたとき、決定された回数が「6回」であれば、回数表示手段256は、回数表示装置55における「1回」を示す表示(左端のランプ点滅、右4個のランプ消灯)を、「7回」を示す表示(左3個のランプ点灯、左端から4個目のランプ点滅、右端のランプ消灯)に変更する。
また、前記再度の回数表示も、上述の加算表示と同様に、所定の抽選手段により決定されたタイミングで行われるように形成されている。
(表示変更決定手段257)
表示変更決定手段257は、回数表示装置55における回数表示が行われている場合であって、報知回数が1以上であるときに、回数表示装置55における表示回数について加算表示を行うか否か決定するためのものである。換言すれば、表示変更決定手段257は、回数表示装置55における回数表示が終了していない(「0回」以外の回数を示す表示となっている)場合であって、現時点において報知回数が残っているときに、回数表示装置55の表示回数を増加させるか否か決定する。
(再表示決定手段258)
再表示決定手段258は、回数表示装置55による回数表示が終了となっている場合に、現時点において残っている報知回数を、再度、回数表示装置55に表示するか否かを決定するためのものである。
本実施の形態では、再表示決定手段258は所定の抽選手段を有しており、この抽選手段の抽選結果により再表示を行うか否かが決定される。そして、再表示を行うと決定された場合、後述の表示回数決定手段252により、回数表示装置55に表示する回数が決定される。そして、前述の回数表示手段256により、回数表示装置55における回数表示が行われることとなる。
また、この再表示決定手段258による再表示を行うか否かの決定は、遊技メダルがベットされた時点で行われるように形成されている。すなわち、次遊技を開始するためにベットスイッチ36の操作又は遊技メダルの投入が行われた時点で、表示変更決定手段257により加算表示を行うか否かが決定される。
RTゲーム中に、終了回避報知制御手段230により行われる報知の回数は、上述の如く、報知回数表示制御手段250により、回数表示装置55に表示されるものとなっている。そして、表示回数制御手段251は、回数表示装置55へ表示される回数に関する各種制御を行うためのものである。そして、この表示回数制御手段251は、図4に示すように、次の(1)から(4)までの手段を有している。
(1)表示回数決定手段252
(2)表示回数記憶手段253
(3)表示回数変更手段254
(4)表示回数判定手段255
なお、表示回数制御手段251としては、上記した(1)から(4)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
表示回数決定手段252は、回数表示装置55における表示に関わる種々の回数値を決定するためのものである。
具体的には、表示回数決定手段252は、RTゲームが開始される際に、回数表示装置55に表示する表示回数を決定する。より具体的には、表示回数決定手段252は、上述の報知回数決定手段232により決定された報知回数に基づき、回数表示装置55に表示できる最大表示回数(10回)を限度として、表示回数を決定する。
たとえば、RTゲームが開始される際、上述の報知回数決定手段232により報知回数が30回と決定された場合、表示回数決定手段252は、回数表示装置55に表示する回数を、1回から10回(最大表示回数)までの範囲で決定する。また、報知回数決定手段232により報知回数が5回と決定された場合、表示回数決定手段252は、回数表示装置55に表示する回数を、1回から5回(決定された報知回数の最大値)までの範囲で決定する。
たとえば、加算表示が決定されたときに、回数表示装置55の回数表示が「3回」であって、かつ、残っている報知回数が15回であるならば、表示回数決定手段252は、加算回数を、1回から7回(加算した際に最大表示回数を超えない回数)までの範囲で決定する。また、加算表示が決定されたときに、回数表示装置55における回数表示が「5回」であって、かつ、残っている報知回数が3回であるならば、表示回数決定手段252は、加算回数を、1回から3回(残っている報知回数の最大値)までの範囲で決定する。
たとえば、再表示が決定されたときに、残っている報知回数が15回であるならば、表示回数決定手段252は、再表示回数を、1回から10回(最大表示回数)までの範囲で決定する。また、再表示が決定されたときに、残っている報知回数が7回であるならば、表示回数決定手段252は、再表示回数を、1回から7回(残っている報知回数の最大値)までの範囲で決定する。
また、前記回数テーブルにおける各回数パターンデータの抽選確率は、現時点において残っている報知回数に基づいて決定されている。具体的には、現時点において残っている報知回数が多い(たとえば、30回以上)場合には、最大表示回数に近い大きな回数(たとえば、8回、9回又は10回)が抽選されやすい一方、現時点において残っている報知回数が少ない(たとえば、10回以下)場合には、小さな回数(たとえば、1回又は2回)が抽選されやすいように形成されている。
表示回数記憶手段253は、前記回数表示装置55における表示回数を記憶しておくための所定のメモリーである。換言すれば、この表示回数記憶手段253は、現時点において回数表示装置55に表示されている回数が記憶されるメモリーとなっている。すなわち、回数表示装置55における表示回数と、この表示回数記憶手段253に記憶されている値とは一致しているものとなっている。
具体的には、RTゲームが開始された際には、前記表示回数決定手段252により決定された表示回数の値が、前記表示回数記憶手段253に記憶されることとなる。そして、この表示回数記憶手段253に記憶されている値は、前記終了回避報知制御手段230により報知が行われるごとに、後述の表示回数変更手段234により減算されることとなる。また、前記表示変更決定手段256により加算表示が決定された際には、前記表示回数決定手段252により決定された加算回数の値が、後述の表示回数変更手段234により、前記表示回数記憶手段253に記憶されている値に対して加算されることとなる。また、前記再表示決定手段257により再表示が決定された際には、前記表示回数決定手段252により決定された再表示回数の値が、前記表示回数記憶手段253に記憶されることとなる。
表示回数変更手段254は、前記表示回数記憶手段253に記憶されている値を変更するためのものである。
具体的には、この表示回数変更手段254は、前記終了回避報知制御手段230により報知が行われるごとに、前記表示回数記憶手段253に記憶されている値を1ずつ減算していく。また、この表示回数変更手段254は、表示変更決定手段256により加算表示が決定された際には、前記表示回数記憶手段253に記憶されている値に、前記表示回数決定手段252により決定された加算回数の値を加算する。
(表示回数判定手段255)
表示回数判定手段255は、前記表示回数記憶手段233に記憶されている値について、所定値以上であるか否か等の各種判定を行うためのものである。
(演出制御手段300)
演出制御手段300は、各種制御手段から出力される信号が入力されることを契機として、遊技に関する演出を、液晶表示装置53などの演出装置50により実行するためのものである。遊技に関する演出としては、たとえば、役抽選手段141により所定の役に当選した旨を報知するための当選報知演出、特別遊技(たとえば、BBゲーム)が開始した場合に、当該特別遊技を盛り上げるための演出などが挙げられる。
(回数表示装置55における回数表示の具体例)
以下、図21に基づいて、回数表示装置55における回数表示の具体例を説明する。
この具体例では、BBゲームが終了して、リプレイタイム遊技制御手段123によりRTゲームが開始された際、このRTゲーム中に終了回避報知制御手段230による報知が行われる回数として、5回、17回、30回、100回、及び、500回の中から、30回が選択決定されている。また、RTゲームが開始された際、表示回数決定手段252により、回数表示装置55における表示回数として、9回が決定されており、回数表示装置55を構成する5つのランプにより、9回を示す表示がなされている(1ゲーム目)。
そして、RTゲームを進行させていくと、前記報知が行われるごとに、回数表示装置55における表示回数が1ずつ減算表示されていくこととなる(3ゲーム目〜15ゲーム目)。そして、9回の報知が終了すると、回数表示装置55における表示回数が「0回」、すなわち、回数表示の終了状態となる(16ゲーム目)。
そして、この回数表示の終了状態において、前記再表示決定手段258は、再表示を行うか否かの抽選を行っている(16ゲーム目から21ゲーム目)。そして、この具体例では、再表示が決定される前に、終了表示態様が停止する可能性が生じている(22ゲーム目)。したがって、この遊技において、終了回避報知制御手段230による報知が行われるとともに、再表示が決定されることとなる。そして、再表示決定手段258により再表示を行う旨が決定されると、表示回数決定手段252により再表示回数が決定される。この具体例では、再表示回数として、7回が決定されており、回数表示装置55を構成する5つのランプにより、7回を示す表示が行われる(23ゲーム目)。
そして、さらにRTゲームを進行させていくと、先程と同様に、前記報知が行われるごとに、回数表示装置55における表示回数が1ずつ減算表示されていく(24ゲーム目〜33ゲーム目)。そして、7回の報知が終了すると、再度、回数表示の終了状態となる(34ゲーム目)。
そして、この具体例では、再表示決定手段258により再表示を行う旨が決定される(38ゲーム目)。そして、表示回数決定手段252により再表示回数(5回)が決定され、回数表示装置55を構成する5つのランプにより、5回を示す表示が行われる(39ゲーム目)。
そして、上述のように、回数表示の終了状態と再表示とを繰り返しながらRTゲームは進行し(40ゲーム目〜64ゲーム目)、選択された30回の報知が総て終了すると、再度、回数表示の終了状態となる(65ゲーム目)。
この状態によれば、30回の報知は終了したものの、遊技者は50回以上の報知回数が選択されているかもしれないという期待感を抱きながら遊技を進行することとなる(66ゲーム目〜71ゲーム目)。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の動作の概略について、図9から図19までに示したフローを用いて説明する。
まず、スロットマシン10のメインの処理、すなわち、1回の遊技における動作について説明する。
ステップ101において、スタートスイッチ37の操作が行われることにより、スタートスイッチ37がONとなる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、役抽選手段140により役の抽選が行われる。そして、次のステップ103に進む。
ステップ104において、ストップスイッチ38の操作が行われたか否かが判定される。そして、ストップスイッチ38の操作が行われたと判定された場合、次のステップ105に進む。一方、ストップスイッチ38の操作が行われていないと判定された場合、ステップ104に戻る。
ステップ105において、ストップスイッチ38の操作が行われることにより、ストップスイッチ38がONとなる。そして、次のステップ106に進む。
ステップ107において、総ての回転リール25に対応するストップスイッチ38の操作が行われたか否かが判定される。そして、総ての回転リール25に対応するストップスイッチ38の操作が行われたと判定された場合、次のステップ108に進む。一方、総ての回転リール25に対応するストップスイッチ38の操作が行われていないと判定された場合、ステップ104に戻る。
ステップ109において、リプレイタイム遊技制御手段123により、リプレイタイム遊技制御処理が行われる。そして、遊技が終了する。
次に、上述したステップ109のリプレイタイム遊技制御処理について、図10のフローを用いて説明する。
ステップ201において、終了表示態様(終了役の入賞、又は、終了代替表示態様の停止)が停止しているか否かが判定される。そして、終了表示態様が停止していると判定された場合、次のステップ202に進む。一方、終了表示態様が停止していないと判定された場合、ステップ205に進む。
ステップ203において、今回遊技においてBBゲームが終了したか否かが判定される。そして、今回遊技においてBBゲームが終了したと判定された場合、次のステップ204に進む。一方、今回遊技においてBBゲームが終了していないと判定された場合、リプレイタイム遊技制御処理が終了する。
ステップ204において、リプレイタイム遊技制御手段123により、RTフラグがONにされる。そして、リプレイタイム遊技制御処理が終了する。
続いて、RTゲーム中の報知に関する各処理について、説明する。
まず、終了回避報知制御手段230による報知の回数に関する初期設定処理について、図11に示したフローを用いて説明する。
ステップ301において、報知回数制御手段231により、RTフラグがONであるか否かが判定される。そして、RTフラグがONであると判定された場合、次のステップ302に進む。一方、RTフラグがONでないと判定された場合、初期設定処理は終了する。
ステップ303において、報知回数制御手段231により、5回、17回、30回、100回、又は、500回の中から一のデータが選択され、報知回数として報知回数記憶手段233に記憶される。そして、次のステップ304に進む。
次に、終了回避報知制御手段230による報知処理について、図12に示したフローを用いて説明する。
ステップ400において、終了回避報知制御手段230により、スタートスイッチ37が操作されたか否かが判定される。そして、スタートスイッチ37が操作されたと判定された場合、次のステップ401に進む。一方、スタートスイッチ37が操作されていないと判定された場合、ステップ400に戻る。
ステップ402において、終了回避報知制御手段230により、終了表示態様が停止する可能性があるか否か、すなわち、役抽選手段140による抽選結果が終了役の当選であるか否かが判定される。そして、終了表示態様が停止する可能性があると判定された場合、次のステップ403に進む。一方、終了表示態様が停止する可能性がないと判定された場合、報知処理は終了する。
ステップ404において、終了回避報知制御手段230により、報知が実行される。そして、次のステップ405に進む。
ステップ405において、総ての回転リール25の回転が停止したか否かが判定される。そして、総ての回転リール25の回転が停止したと判定された場合、ステップ406に進む。一方、総ての回転リール25の回転が停止していないと判定された場合、ステップ405に戻る。
ステップ407において、報知回数変更手段234により、記憶されている報知回数が1減算される。そして、報知処理は終了する。
次に、RTゲーム終了時の終了設定処理について、図13に示したフローを用いて説明する。
ステップ500において、報知回数制御手段231により、RTフラグがONからOFFにされたか否かが判定される。そして、RTフラグONからOFFにされたと判定された場合、次のステップ501に進む。一方、RTフラグONからOFFにされていないと判定された場合、ステップ500に戻る。
ステップ502において、演出制御手段300により、RTゲームが終了した旨の演出や報知が行われる。そして、次のステップ503に進む。
ステップ503において、報知回数制御手段231により、報知回数初期設定フラグがOFFにされ、終了設定処理は終了する。
続いて、RTゲーム中の、回数表示装置55における回数表示に関する処理について、説明する。
ステップ600において、報知回数表示制御手段250により、遊技メダルのベットが行われたか否か、すなわち、遊技メダルの投入、又は、ベットスイッチの操作のいずれかが行われたか否かが判定される。そして、遊技メダルのベットが行われたと判定された場合、次のステップ601に進む。一方、遊技メダルのベットが行われていないと判定された場合、ステップ600に戻る。
ステップ601において、報知回数表示制御手段250により、回数表示設定処理が行われる。そして、次のステップ602に進む。
ステップ603において、報知回数表示制御手段250により、設定されている表示が行われる。そして、次のステップ604に進む。
ステップ604において、報知回数表示制御手段250により、スタートスイッチ37が操作されたか否かが判定される。そして、スタートスイッチ37が操作されたと判定された場合、次のステップ605に進む。一方、スタートスイッチ37が操作されていないと判定された場合、ステップ604に戻る。
ステップ606において、報知回数表示制御手段250により、この時点(スタートスイッチ37が操作された時点)で、再表示や加算表示等の所定の表示が行われるように設定されているか否かが判定される。そして、前記設定されていると判定された場合、次のステップ607に進む。一方、前記設定されていないと判定された場合、ステップ608に進む。
ステップ607において、報知回数表示制御手段250により、設定されている表示が行われる。そして、次のステップ608に進む。
ステップ609において、報知回数表示制御手段250により、この時点(ストップスイッチ38が操作された時点)で、再表示や加算表示等の所定の表示が行われるように設定されているか否かが判定される。そして、前記設定されていると判定された場合、次のステップ610に進む。一方、前記設定されていないと判定された場合、ステップ611に進む。
ステップ611において、総ての回転リール25の回転が停止したか否かが判定される。そして、総ての回転リール25の回転が停止したと判定された場合、次のステップ612に進む。一方、総ての回転リール25の回転が停止していないと判定された場合、ステップ608に戻る。
ステップ612において、報知回数表示制御手段250により、通常表示処理が行われる。そして、次のステップ613に進む。
ステップ614において、報知回数表示制御手段250により、設定されている表示が行われ、メイン処理は終了する。
次に、上述したステップ601の回数表示設定処理について、図15のフローを用いて説明する。
ステップ701において、表示回数決定手段252により、回数表示装置55に表示する回数(現時点において残っている報知回数よりも小さく、かつ、回数表示装置55の最大表示回数よりも小さい回数)が決定される。そして、次のステップ702に進む。
ステップ702において、表示回数決定手段252により、前記ステップ701において決定された回数を表示するタイミング(遊技メダルがベットされた時点)が決定され、回数表示設定処理は終了する。
ステップ704において、表示回数判定手段255により、現時点において残っている報知回数が1以上であるか否か判定される。そして、現時点において残っている報知回数が1以上であると判定された場合、次のステップ705に進む。一方、現時点において残っている報知回数が1以上でないと判定された場合、回数表示設定処理は終了する。
ステップ706において、表示回数判定手段255により、回数表示装置55において表示されている回数が最大表示回数よりも小さいか否かが判定される。そして、回数表示装置55において表示されている回数が最大表示回数よりも小さいと判定された場合、次のステップ707に進む。一方、回数表示装置55において表示されている回数が最大表示回数よりも小さくない(すなわち、表示回数が最大表示回数と等しい)と判定された場合、回数表示設定処理は終了する。
ステップ708において、表示変更決定手段257により、加算表示処理が行われ、回数表示設定処理は終了する。
次に、上述したステップ605の終了表示態様停止可能時再表示処理について、図16のフローを用いて説明する。
ステップ801において、再表示決定手段258により、回数表示装置55における回数表示が行われているか否か、すなわち、回数表示装置55における回数表示が終了状態となっていないか否かが判定される。そして、回数表示装置55における回数表示が行われていると判定された場合、ステップ802に進む。一方、回数表示装置55における回数表示が行われていないと判定された場合、終了表示態様停止可能時再表示処理は終了する。
ステップ803において、表示回数決定手段252により、再表示回数(現時点において残っている報知回数よりも小さく、かつ、回数表示装置55の最大表示回数よりも小さい回数)が決定される。そして、次のステップ804に進む。
次に、上述したステップ612の通常表示処理について、図17のフローを用いて説明する。
ステップ900において、報知回数表示制御手段250により、終了表示態様が停止したか否かが判定される。そして、終了表示態様が停止したと判定された場合、ステップ903に進む。一方、終了表示態様が停止していないと判定された場合、次のステップ901に進む。
ステップ902において、報知回数表示制御手段250により、回数表示装置55における回数表示が1減算表示され、通常表示処理は終了する。
ステップ903において、報知回数表示制御手段250により、回数表示装置55における回数表示が終了(すなわち、0回の表示)され、通常表示処理は終了する。
ステップ1000において、再表示決定手段258により、回数表示装置55における回数の再表示を行うか否かが決定される。そして、次のステップ1001に進む。
ステップ1001において、再表示決定手段258により、再表示を行う旨が決定されたか否かが判定される。そして、再表示を行う旨が決定されたと判定された場合、次のステップ1002に進む。一方、再表示を行う旨が決定されていないと判定された場合、再表示処理は終了する。
ステップ1003において、再表示決定手段258により、前記ステップ1002において決定された回数を再表示するタイミングが決定され、再表示処理は終了する。
次に、上述したステップ708の加算表示処理について、図19のフローを用いて説明する。
ステップ1100において、表示変更決定手段257により、回数表示装置55における回数の加算表示を行うか否かが決定される。そして、次のステップ1101に進む。
ステップ1102において、表示回数決定手段252により、加算表示回数(現時点において残っている報知回数よりも小さく、かつ、回数表示装置55の最大表示回数と現時点における表示回数との差以下の回数)が決定される。そして、次のステップ1103に進む。
(総括)
上述の如く、本実施の形態に係るスロットマシン10では、リプレイタイム遊技が開始されると、終了回避報知制御手段230による報知の回数が、報知回数決定手段232により決定される。そして、これに伴って、表示回数決定手段252が回数表示装置55に表示する表示回数を決定する。具体的には、前記報知回数決定手段232により決定された報知回数に基づき、回数表示装置55に表示できる最大表示回数(10回)を限度として、表示回数を決定する。そして、この決定された表示回数が、報知回数表示制御手段250により、回数表示装置55に表示される。
したがって、RTゲームに移行した際、回数表示装置55に、たとえば5回の回数表示がなされたときは、報知回数として5回が選択されその総てが表示されたのか、報知回数として17回以上が選択されてその一部として5回が表示されたのか分からないこととなる。
そして、この状態において、報知回数が1以上であるときには、再表示決定手段258による抽選により、報知回数の再表示を行うか否かが決定される。そして、再表示を行う旨が決定されると、現時点において残っている報知回数に基づいて、表示回数決定手段252が再表示の回数を決定する。そして、この決定された再表示の回数が、報知回数表示制御手段250により、回数表示装置55に表示される。
したがって、回数表示装置55において回数表示が行われている間も、回数表示装置55における報知回数の表示が終了した後も、まだ報知回数が残っているかもしれないという期待感、及び、もう報知回数は残っていないかもしれないという不安感を抱かせながら、遊技者に遊技を行わせることができることとなる。
これにより、リプレイタイム遊技中の遊技において、遊技者に対してスリリングな遊技感を与えることにより、リプレイタイム遊技への興趣を高めることができることとなる。
これにより、意外性の高い報知回数の表示演出を行うことができ、リプレイタイム遊技中において遊技者に対して常に緊張感を与えることができることとなり、ひいては、リプレイタイム遊技への興趣を高めることができることとなる。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10では、前記表示回数決定手段252は、RTゲーム開始時の表示回数や、再表示が決定された際の再表示回数を、現時点において残っている報知回数に基づいて決定するものとなっている。具体的には、現時点において残っている報知回数が多い(30回以上)場合には、最大表示回数(10回)に近い大きな回数(たとえば、8回、9回又は10回)が抽選されやすく、現時点において残っている報知回数が少ない(たとえば、10回以下)場合には、小さな回数(たとえば、1回又は2回)が抽選されやすいものとなっている。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10では、回数表示装置55において回数表示が行われている状態であって、現時点において報知回数が残っている場合には、表示変更決定手段257による抽選により、回数表示装置55の表示回数を加算表示するか否かが決定される。そして、加算表示を行う旨が決定されると、現時点において残っている報知回数に基づいて、表示回数決定手段252が加算表示の回数を決定し、回数表示装置55の表示回数に、決定された回数が加算表示されることとなる。すなわち、表示変更決定手段257により加算表示する旨が決定されると、回数表示装置55に表示されている表示回数が増えることとなる。
また、本実施の形態に係るスロットマシン10では、回数表示装置55への回数の再表示がされていない場合に、終了表示態様が停止表示される可能性が生じたときは、再表示決定手段258により回数の再表示が決定されることとなる。
したがって、回数表示装置55への回数の再表示がされていなくとも、報知回数が残っている場合には、終了表示態様が停止表示される可能性が生じたときに確実に再表示が行われるとともに、確実に所定の報知がなされることとなる。
なお、上記実施の形態は、スロットマシン10以外の遊技機にも応用できる。たとえば、遊技媒体として遊技球を用いてスロットマシン10と同様の遊技を行わせるパロット(登録商標)遊技機に使用してもよいものである。
20 筐体 21 リールユニット
22 左リール 23 中リール
24 右リール 25 回転リール
26 中板 27 ホッパーユニット
28 電源装置 29 基板ユニット
30 前扉 31 装飾部
32a 上部パネル 32b 下部パネル
33 操作部 34 表示窓
35 投入スイッチ 36a シングルベットスイッチ
36b マックスベットスイッチ
37 スタートスイッチ 38 ストップスイッチ
39 精算スイッチ 40 メダル払出口
41 メダル受皿 42 鍵穴
43 メダルセレクター 44 メダル投入口
50 演出装置 51 図柄
52 ランプ 53 液晶表示装置
54 スピーカー 55 回数表示装置
91 中段ライン 92 上段ライン
93 下段ライン 94 右上りライン
95 右下りライン
100 制御装置 120 遊技制御手段
121 通常遊技制御手段 122 特別遊技制御手段
123 リプレイタイム遊技制御手段
125 有利遊技制御手段 140 役抽選手段
180 回転停止制御手段 200 入賞制御手段
230 終了回避報知制御手段
231 報知回数制御手段 232 報知回数決定手段
233 報知回数記憶手段 234 報知回数変更手段
235 報知回数判定手段 250 報知回数表示制御手段
251 表示回数制御手段 252 表示回数決定手段
253 表示回数記憶手段 254 表示回数変更手段
255 表示回数判定手段 256 回数表示手段
257 表示変更決定手段 258 再表示決定手段
300 演出制御手段
Claims (5)
- 周囲に複数の図柄を表示した複数個の回転リールと、
複数個の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
対応する回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、
遊技に関する制御を行うための制御装置と、を少なくとも備え、
制御装置は、
総ての回転リールの回転が停止した際に表示された図柄の組み合わせにより構成される役を抽選により決定するための役抽選手段と、
役抽選手段による抽選の結果に基づいて、回転リールの停止制御を行う回転停止制御手段と、
役抽選手段による抽選の結果、所定の役に当選し、かつ、回転リールが停止した状態で表示される図柄が、役に応じて予め定められた表示態様になることにより入賞と判定するとともに、この入賞に基づいた制御を行うための入賞制御手段と、
所定の条件を満たすことを契機として、一般的な遊技である通常遊技より遊技者にとって有利な遊技である有利遊技へ移行させる一方、有利遊技中に、回転リールの回転が停止した際に表示された図柄が所定の表示態様(以下、終了表示態様とする)となることを契機として、有利遊技を終了させ通常遊技に移行させるための有利遊技制御手段と、
有利遊技中に、役抽選手段による抽選の結果に基づいて、回転停止制御手段による回転リールの停止制御が行われた際に、前記終了表示態様が停止表示される可能性がある場合には、所定の報知を行うための終了回避報知制御手段と、
有利遊技へ移行した際に、当該有利遊技中に終了回避報知制御手段により前記所定の報知が行われる回数(以下、報知回数とする)を決定するとともに、終了回避報知制御手段により報知が行われるごとに報知回数を減算するための報知回数制御手段と、を備えた遊技機において、
前記遊技機は、
予め定められた所定回数(以下、最大表示回数とする)までの範囲で回数表示を行うことが可能な回数表示装置を備え、
前記制御装置は、
有利遊技へ移行した際に、報知回数制御手段により決定された報知回数の一部又は全部を、前記最大表示回数を限度として回数表示装置に表示するとともに、終了回避報知制御手段により報知が行われるごとに回数表示装置の表示回数を減算表示し、かつ、回数表示装置の表示回数が所定数に達した際に回数表示装置による回数表示を終了する報知回数表示制御手段と、
回数表示装置による回数表示が終了となっている場合であって、報知回数が1以上であるときに、再度、現時点において残っている報知回数の一部又は全部を、前記最大表示回数を限度として回数表示装置に表示する旨を決定するための再表示決定手段と、を備えていることを特徴とする遊技機。 - 前記報知回数表示制御手段は、
現時点において残っている報知回数に基づいて決定された所定回数を、回数表示装置に表示するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記制御装置は、
回数表示装置による回数表示が行われている場合であって、報知回数が1以上であるときに、回数表示装置に表示されている表示回数を加算表示する旨を決定するための表示変更決定手段を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 前記再表示決定手段は、所定の抽選手段を有するとともに、
回数表示装置による回数表示が終了となった後に前記所定の抽選手段により行われる抽選の結果に基づいて、回数表示装置へ再度回数を表示するか否かを決定するように形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の遊技機。 - 前記再表示決定手段は、
回数表示装置による回数表示が終了となった後に、再表示決定手段により回数表示装置への再度の回数表示が決定されていない場合であって、
役抽選手段による抽選の結果に基づいて、回転停止制御手段による回転リールの停止制御が行われた際に、前記終了表示態様が停止表示される可能性があるときには、
回数表示装置へ再度回数を表示する旨を決定するように形成されていることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
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