JP5036085B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
また、報知回数A2を決定し、これを累積加算して報知回数B2とし、これを表示する。さらに、報知回数A2の決定から、報知回数B2の更新までのゲーム数を抽選で決定する。そして、決定したゲーム数の消化後に、報知回数B2を更新するスロットマシンも知られている(例えば、特許文献2参照)。このスロットマシンによれば、ゲーム数が抽選で変化するので、報知回数B2の更新時期が多様化する。
請求項1の発明は、遊技状態として、第1遊技状態(非RT遊技、RT5遊技)と、遊技者にとって第1遊技状態よりも有利となる第2遊技状態(RT2遊技:Ex.チャンス)とを有し、第2遊技状態に移行することに決定したときは、第2遊技状態の遊技回数の初期値N1を決定する遊技回数決定手段(83)と、演出スイッチ(45)と、第2遊技状態の残り遊技回数をカウントする残り遊技回数カウント手段(80)と、第2遊技状態の画像表示用の残り遊技回数をカウントする表示用残り遊技回数カウント手段(85)と、第2遊技状態の遊技回数を加算すべき条件(Ex.チャンス内部中又はEx.チャンス実行中に小役1A又は小役2に当選)が満たされたときに、加算遊技回数N2を決定する加算遊技回数決定手段(84)と、加算遊技回数N2が決定されたときに、前記演出スイッチの操作に応じて、加算遊技回数N2以下の画像表示用の表示用加算遊技回数S1、又は表示用加算遊技回数S1以下の表示用加算遊技回数S2を決定する表示用加算遊技回数決定手段(88)とを備え、加算遊技回数N2が決定された場合には、前記演出スイッチを操作すべきことを遊技者に指示し、指示に従って前記演出スイッチが操作されたときは表示用加算遊技回数S1を決定して画像表示するとともに、それ以外のときは表示用加算遊技回数S2を決定して画像表示するように制御し、初期値N1が決定されたときは、決定された初期値N1を前記残り遊技回数カウント手段及び前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値にそれぞれセットし、加算遊技回数N2が決定されたときは、決定された加算遊技回数N2を前記残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算し、表示用加算遊技回数S1又はS2が決定されたときは、決定された表示用加算遊技回数S1又はS2を前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算し、第2遊技状態において遊技が1回行われる毎に、前記残り遊技回数カウント手段及び前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値をそれぞれ1ずつ減算し、前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値が所定値になった場合において、前記残り遊技回数カウント手段及び前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に差があるときは、この差の大きさに応じて、前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値が所定値になってから何遊技目で画像表示を行うかを決定し、決定した遊技で前記差を新たな表示用加算遊技回数S3と決定して画像表示するように制御し、表示用加算遊技回数S3が決定されたときは、決定された表示用加算遊技回数S3を前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算することを特徴とする。
請求項1の発明においては、第2遊技状態に移行することが決定されると、第2遊技状態の遊技回数の初期値N1が決定される。また、第2遊技状態の遊技回数を加算すべき条件が満たされると、加算遊技回数N2が決定される。
さらにまた、加算遊技回数N2が決定されたときは、決定された加算遊技回数N2が残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算される。
さらに、表示用加算遊技回数S1又はS2が決定されたときは、決定された表示用加算遊技回数S1又はS2が表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算される。
また、第2遊技状態において遊技が1回行われる毎に、残り遊技回数カウント手段及び表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値がそれぞれ1ずつ減算される。
そして、表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値が所定値になった場合において、残り遊技回数カウント手段及び表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に差があるときは、この差の大きさに応じて、何遊技目で画像表示を行うかが決定され、その遊技で、この差が新たな表示用加算遊技回数S3と決定されて画像表示される。
すなわち、実際の(内部的な)残り遊技回数と表示用(遊技者に提示される)残り遊技回数とに差があるときは、この差の大きさに応じて、何遊技目で画像表示を行うかが決定され、その遊技で、この差が新たな表示用加算遊技回数と決定されて画像表示される。
また、請求項3の発明においては、加算遊技回数N2が決定された遊技から、表示用加算遊技回数S1又はS2を決定して画像表示するまでの間の遊技で、加算遊技回数N2が新たに決定されたときは、先に加算遊技回数N2が決定された遊技からM遊技以内には、新たな加算遊技回数N2に基づく表示用加算遊技回数S1又はS2の決定及び画像表示は行われない。
さらにまた、請求項4の発明においては、役の抽選で所定役に当選したときに、加算遊技回数N2が決定される。
図1は、本実施形態によるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技の進行を制御するメイン制御手段(遊技制御手段)60と、演出の出力を制御するサブ制御手段70とを備える。
メイン制御手段60は、役の抽選、リール31の駆動制御、入賞時の払出し等を制御する。メイン制御手段60は、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、メイン制御基板とサブ制御基板は、別体で構成されるとともに、メイン制御基板からサブ制御基板に対し、遊技に関する情報(遊技結果等)を送信可能なように両者が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを当該遊技のために投入するときに操作するスイッチである。本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチであり、遊技者は、いずれの遊技状態においても、常に3枚のメダルを投入して遊技を行うようになっている。
なお、メダル投入口43は、実際のメダルを遊技者が投入する部分であり、メダル投入口43からメダルを投入することは、ベットスイッチ40を操作することと同様の役割を果たす。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つ(左、中、右)のリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、各リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
なお、図2に示すように、本実施形態では、「赤7」と、この「赤7」に類似する図柄として「橙7」を設けている。
ここで、「有効ライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させる図柄組合せラインであり、かつ、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。本実施形態では、図3に示すように、水平方向上段の有効ラインL1、水平方向中段の有効ラインL2、斜め右下がり一直線の有効ラインL3、斜め右上がり一直線の有効ラインL4から構成されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や、ストップスイッチ42の押し順等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルの払出し又は自動投入が行われる(ただし、特別役を除く。)。
なお、本明細書では、説明の便宜上、「いずれかの役に対応する図柄の組合せがいずれかの有効ラインに停止する」ことを、「その役が“入賞”する」と称する。
特別役(1BB、RB、SB)が入賞すると、それぞれ、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技(1BB遊技、RB遊技、SB遊技)に移行する。特別遊技は、特定の役(本実施形態では小役3A)が高確率で当選・入賞する遊技状態であり、出玉率が1を超えるように設定されていることで、遊技者にとって有利な遊技である。
同様に、本実施形態のRBは、RBA、及びRBBの2種類を有する。これらは図柄の組合せが異なるように設定されているとともに、別個の当選フラグ63aを有している。なお、RBA又はRBBのいずれが入賞した場合であっても、RB遊技に移行する。
さらに、小役3は、小役3A〜小役3Dの4種類を備えている。これら小役3A〜小役3Dは、それぞれ個別の当選フラグ63aを備える。
さらに、リプレイA、リプレイB、リプレイF、リプレイGに対応する図柄の組合せは、それぞれ1種類であるのに対し、リプレイC、リプレイD、及びリプレイEに対応する図柄の組合せは、それぞれ4種類設けられている。
これに対し、中リール31の停止時に、中段に「ベル」の図柄が停止したときは、図3中、有効ラインL2、L3及びL4の3本に小役3Aに対応する図柄の組合せが停止したこととなるので、4枚×3=12枚のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役のうち、1BB及びRBが挙げられる。1BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、1BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、1BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
なお、非RT遊技よりもリプレイの当選確率が高く設定された遊技状態を「RT遊技」と称する場合もある。
さらにまた、リプレイにおいて「重複A群」とは、リプレイAと他のリプレイ(リプレイB〜リプレイGのうち、少なくとも1つ)とが重複当選する場合である。同様に、「重複B群」とは、リプレイBと他のリプレイ(リプレイA、及びリプレイC〜リプレイGのうち、少なくとも1つ)とが重複当選する場合である。
さらに、「小役3A重複」とは、小役3Aと他の小役3(小役3B〜小役3Dのうち、少なくとも1つ)とが重複当選する場合である。
なお、上述したように、RT1遊技は、内部中遊技である。また、後述するように、RT2遊技は、本実施形態の「Ex.(エキストラ)チャンス」中である場合がある。さらにまた、RT3遊技は、1BB遊技及びRB遊技の終了後に移行する遊技状態である。さらに、非RT遊技は、Ex.チャンス中である場合がある。
なお、後述するように、RT4遊技は、本実施形態の「Ex.(エキストラ)タイム」に相当する。また、RT6遊技はRB遊技又はSB遊技に相当し、RT7遊技は1BB遊技に相当する。なお、いわゆる「通常時」に相当するのは、本実施形態では、RT5遊技及び非RT遊技である。
さらに、小役3Aの単独当選は、役抽選テーブル62G(RT6遊技(RB遊技))及び役抽選テーブル62H(RT7遊技(1BB遊技))でのみ設けられている。
その他の遊技状態では、小役3Aは、単独当選せず、小役3B〜小役3Dの少なくとも1つと重複当選する。
さらにまた、役抽選テーブル62Bでは、リプレイの当選確率の合算値は1/6.0に設定されている。さらに、重複A群及び重複B群は、役抽選テーブル62Aと同様である(ただし、当選確率は異なる)。
さらに、図6中、役抽選テーブル62E〜62Hでは、役抽選テーブル62Dと同様に、リプレイAの単独当選のみが設けられ、重複A群及び重複B群は設けられていない。
さらに、役抽選テーブル62G及び62Hは、それぞれRB遊技中及び1BB遊技中に用いられるものであるので、特別役(単独当選及び小役との重複当選)については抽選されない。
当選フラグ制御手段63は、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、各役に対応する当選フラグ63aのオン/オフを制御するものである。本実施形態では、当選役に対応するように、1BBA〜1BBC、RBA及びRBB、SB、小役1A及び小役1B、小役2、小役3A〜小役3D、リプレイA〜リプレイGの各当選フラグ63aを備える。そして、役抽選手段61による役の抽選において当選したときは、対応する役の当選フラグ63aをオンにする(当選フラグ63aを立てる)。
これに対し、1BB及びRBの当選は持ち越されるので、当該遊技で1BB又はRBに当選し、1BB又はRBに係る当選フラグ63aが一旦オンになったときは、その1BB又はRBが入賞するまでオンの状態が維持され、1BB又はRBが入賞した時点でオフにされる。
1BBAテーブルは、1BBAの当選フラグ63aのみがオンであるとき、すなわち当該遊技で1BBAに単独当選したとき、又は当該遊技以前に1BBAに当選し、かつ当該遊技で非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、1BBA以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらに、小役3Aテーブルでは、中リール31の停止時に、中段に「ベル」の図柄を停止させるように停止位置が定められている。これにより、小役3Aに対応する図柄の組合せである「any」−「ベル」−「any」は、左及び右リール31の停止位置にかからず、3本の有効ラインL2〜L4に停止することとなる。よって、メダル払出し枚数は12枚となる。
なお、小役3B〜小役3Dは、小役3Aとの重複当選させるために設けられた制御役としての役割を有するものであり、小役3Aと他の小役3との重複当選時に、小役3B〜小役3Dに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止することはない。ただし、例えば内部中遊技に限り、特別役当選確定演出の1つとして、これらの図柄の組合せを有効ラインに停止可能であるときは、停止させるようにしてもよい。
具体的には、左リール31については、「RP」の図柄を常に有効ラインに停止させることができる。また、中リール31については、「赤7」、「BAR」、「スイカ」又は「白チェリー」のいずれか1つを常に有効ラインに停止させることができる。さらにまた、右リール31については、「スイカ」又は「白チェリー」のいずれか1つを常に有効ラインに停止させることができる。
このことは、以下のリプレイ重複当選テーブルB2〜B6についても同様である。
図9に示すように、リプレイの重複A群となった遊技では、いずれか1つのストップスイッチ42の押し順ではリプレイAが入賞し、他の5通りのストップスイッチ42の押し順ではリプレイBが入賞する。
すなわち、リプレイの重複A群となった遊技では、リプレイAの入賞率は1/6であり、リプレイBの入賞率は5/6である。
すなわち、リプレイの重複B群となった遊技では、リプレイCの入賞率は1/6、リプレイD又はリプレイEの入賞率は1/6、リプレイBの入賞率は4/6である。
したがって、リール制御手段64は、中リール31の停止時に、いずれかの有効ラインに、「赤7」、「BAR」、「スイカ」、「白チェリー」のうちいずれか1つを停止させることができる。したがって、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、所望の有効ラインにリプレイCに対応する図柄の組合せを停止させることができる。
したがって、リール制御手段64は、右リール31の停止時に、いずれかの有効ラインに、「スイカ」又は「白チェリー」のうちいずれか1つを停止させることができる。よって、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段64は、所望の有効ラインにリプレイD又はリプレイEに対応する図柄の組合せを停止させることができる。
例えば1BBAの内部中の遊技において小役1Bに単独当選したときは、まず、小役1Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、小役1Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように制御する。さらに、1BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように制御する。
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段66は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル65を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
また、小役3Aは、1本の有効ラインL1に停止するとき(中リール31の停止時に上段に「ベル」の図柄が停止したとき)と、3本の有効ラインL2、L3及びL4に同時に停止するとき(中リール31の停止時に中段に「ベル」の図柄が停止したとき)とを有する。前者の場合には、払出し枚数は、4枚×1(有効ライン数)=4枚であるが、後者の場合には、払出し枚数は、4枚×3(有効ライン数)=12枚となる。
1BBA〜1BBCのいずれかに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、特別遊技制御手段68は、次遊技から1BB遊技を開始するように制御する。
1BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Hを用いて役の抽選が行われる。これにより、1BB遊技では、小役3Aの単独当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段68は、1BB遊技では、メダル払出し枚数をカウントし続け、カウント値が上記値になったと判断したときは、当該遊技をもって1BB遊技を終了するように制御する。なお、1BB遊技の終了後は、RT3遊技に移行する。
RB遊技では、上述した役抽選テーブル62Gを用いて役の抽選が行われる。これにより、RB遊技では、小役3Aの単独当選、又は小役3Aと他の小役3との重複当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段68は、RB遊技では、メダル払出し枚数をカウントし続け、カウント値が上記値になったと判断したときは、当該遊技をもってRB遊技を終了するように制御する。なお、RB遊技の終了後は、RT3遊技に移行する。
SB遊技では、上述した役抽選テーブル62Gを用いて役の抽選が行われる。そして、1遊技(当該遊技)終了時に、SB遊技を終了するように制御する。なお、SB遊技の終了後は、SB入賞前の遊技状態に戻る。例えばRT5遊技中にSBが入賞したときは、次遊技でSB遊技が行われ、このSB遊技の終了後はRT5遊技に戻る。
なお、後述するEx.タイム、スーパーEx.タイム、及びEx.チャンスの抽選又は決定、及びこれに基づく遊技状態の移行(誘導)は、後述するサブ制御手段70(サブ状態制御手段73)によって制御される。
これに対し、メイン制御手段60側の遊技状態制御手段69は、所定遊技回数の消化や、入賞役等に基づいて遊技状態を移行するように制御する。
RT1遊技では、当選した1BB又はRBが入賞するまで継続される。当選したRBが入賞すると、RT6遊技であるRB遊技に移行する。また、当選した1BBが入賞すると、RT7遊技である1BB遊技に移行する。
RT3遊技でSBこぼし目が停止すると、非RT遊技に移行する。
非RT遊技は、リプレイB、リプレイC、リプレイD又はリプレイEが入賞するまで継続される。非RT遊技でリプレイBが入賞すると、RT5遊技に移行する。また、非RT遊技でリプレイCが入賞すると、RT4遊技に移行する。さらにまた、非RT遊技でリプレイD又はリプレイEが入賞すると、RT2遊技に移行する。
また、RT2遊技では、SBこぼし目が停止するか、又はリプレイBが入賞するまで継続される。SBこぼし目が停止すると非RT遊技に移行し、リプレイBが入賞するとRT5遊技に移行する。
RT5遊技では、32遊技(ゲーム)を消化するまで継続され、32遊技消化後は非RT遊技に移行する。
以上のようにして、遊技状態制御手段69は、各遊技状態(非RT遊技又はRT遊技)では、遊技状態の移行条件を満たすか否かを判断し、遊技状態の移行条件を満たすと判断したときは、それぞれ所定の遊技状態に移行するように制御する。
図1において、サブ制御手段70は、演出制御手段71等を備える。
演出制御手段71は、上述したランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段71は、遊技ごとに、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって演出を選択し、出力する。
演出には、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
本実施形態では、押し順報知の対象として、上述した小役3Aと他の小役3との重複当選時、リプレイの重複A群又は重複B群のいずれかの当選時が挙げられる。
例えば、押し順報知手段72は、小役3Aの重複当選時にストップスイッチ42の押し順を報知するときは、12枚の払出しとなる押し順を報知する。具体的には、図8に示すように、「小役3A+小役3C」の重複当選時には、画像表示装置23で、「左右中」、あるいは「132」等のような報知を行う。また、「小役3A+小役3D」の重複当選時には、画像表示装置23で、「中左右」又は「中右左」(例えば、抽選で決定した任意の一方)を報知する。
サブ状態制御手段73は、メイン制御手段60から送信されてくる役抽選手段61の役抽選結果に基づいて、本実施形態におけるEx.タイム、スーパーEx.タイム、及びEx.チャンスの移行(実行)権利を付与するか否かの抽選又は決定、Ex.チャンスの遊技回数(加算遊技回数の決定を含む)の決定、Ex.チャンスの遊技回数のカウント等を制御するものである。
また、加算遊技回数決定手段84は、Ex.チャンスの遊技回数を加算すべき条件が満たされたときに、加算遊技回数N2を決定するものである。
さらにまた、残り遊技回数カウント手段80は、Ex.チャンスの残り遊技回数をカウントするものである。
また、遊技回数減算手段82は、Ex.チャンスの実行中に、遊技が1回行われる毎に、残り遊技回数カウント手段80のカウント値を1ずつ減算するものである。
さらに、表示用加算遊技回数決定手段88は、Ex.チャンスの加算遊技回数N2が決定されたときに、加算遊技回数N2以下の画像表示用の表示用加算遊技回数S1を決定するものである。
さらにまた、表示用遊技回数減算手段87は、Ex.チャンスの実行中に、遊技が1回行われる毎に、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値を1ずつ減算するものである。
リプレイの重複A群の合算した当選確率は、
1/1.4×24/32≒54/100
となり、ほぼ2ゲームに1回の割合で当選する。
そして、リプレイの重複A群に当選した場合において、リプレイAを入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を知らなければ(押し順が報知されなければ)、上述したように、1/6の確率でリプレイAが入賞し、5/6の確率でリプレイBが入賞する。
したがって、非RT遊技中において、リプレイの重複A群に基づいてリプレイBが入賞する確率は、
1/1.4×24/32×5/6≒45/100
となる。
1/1.4×6/32≒14/100
となる。
そして、リプレイの重複B群に当選した場合において、リプレイC〜リプレイEを入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を知らなければ(押し順が報知されなければ)、上述したように、4/6の確率でリプレイBが入賞する。
1/1.4×6/32×4/6≒9/100
となる。
以上より、非RT遊技においてリプレイBが入賞する確率は、
45/100+9/100=54/100
となる。
非RT遊技において、リプレイCを入賞させるためのストップスイッチ42の押し順を知らないとき(押し順が報知されないとき)は、リプレイCが入賞してRT4遊技に移行する確率は、
1/1.4×6/32×1/6≒2/100
となる。
なお、非RT遊技から偶然にRT4遊技に移行したときであっても、15遊技間、RT4遊技が実行され、15遊技消化後は、再度、非RT遊技に戻る。そして、後述するEx.タイムの権利を有さないでRT4遊技に移行したときは、そのRT4遊技では、Ex.チャンスの権利を発生させるか否かの決定も行われない。
ここで、図5に示すように、RT2遊技中は、リプレイの重複A群の抽選が行われる。そして、リプレイAを入賞させるためのストップスイッチ42の押し順が報知されないときは、リプレイBが入賞する確率は、図5より、
1/1.4×6/32×5/6≒11/100
となる。
したがって、いずれは、リプレイBが入賞してRT5遊技に移行することとなる。
本実施形態では、RT5遊技中又は非RT遊技中に、
1)リプレイAが3遊技連続で入賞したとき(以下、適宜、リプレイAがN遊技連続で入賞することを、「リプレイAのN連」と称する。)、
2)小役1Aが当選したとき、
3)小役2が当選したとき
に、Ex.タイム、スーパーEx.タイム、又はEx.チャンスを実行するか否かの決定を行う。
図11に示すように、本実施形態では、リプレイA3連時には、非当選となる場合はなく、常に、Ex.タイム、スーパーEx.タイム、又はEx.チャンスのいずれかに当選するように設定されている。なお、これに限らず、非当選となる場合を有するように設定してもよいのはもちろんである。
また、小役1A当選時と小役2当選時とを比較すると、小役1A当選時の方がEx.タイム、スーパーEx.タイム、又はEx.チャンスのいずれかに当選する確率が高く設定されている。
これに対し、以下の1)〜4)の場合には、図12の上段に示す当選確率に従って抽選を行うように制御する。
2)RT5遊技のリプレイAの最初の入賞が28遊技以降であったとき(例えば、RT5遊技の29〜31遊技目でリプレイAが3連したとき)、
3)RT5遊技と非RT遊技とをまたいでリプレイAが3連したとき(例えば、RT5遊技の31〜32遊技目、及び非RT遊技の1遊技目でリプレイAが3連したとき)、
4)非RT遊技中にリプレイAが3連したとき(例えば、非RT遊技の1〜3遊技目でリプレイAが3連したとき)
本実施形態では、後述するように、スーパーEx.タイムは、RT5遊技の30〜32遊技目の3遊技で行われる。このため、この遊技間にかかるときにリプレイAが3連してもスーパーEx.タイムを実行することができない。また、RT5遊技の30遊技目直前にリプレイAが3連しても、演出等の都合上、直ちにスーパーEx.タイムに切り替えることはできない。よって、この場合には、サブ状態制御手段73は、スーパーEx.タイムには当選させずに、Ex.タイム又はEx.チャンスのみに当選するように抽選を行う(図12参照)。
図13は、RT5遊技の28遊技目以降又は非RT遊技中における小役1A又は小役2当選時のEx.タイム又はEx.チャンスの当選確率を示す図である。
これに対し、リプレイA3連がRT5遊技と非RT遊技とをまたいだり、あるいは非RT遊技中にEx.タイムの権利を獲得した場合において、その後の非RT遊技でリプレイの重複B群となったときは、リプレイCを入賞させるためのストップスイッチ42の操作順番が報知される。これに対し、リプレイの重複A群となったときはストップスイッチ42の操作順番は報知しないように制御する。
したがって、Ex.タイムの権利獲得後、RT5遊技に移行したときは、そのRT5遊技は、いわゆるEx.タイム内部中(潜伏中)となる。
サブ状態制御手段73は、Ex.タイム(RT4遊技)中に、リプレイAが4連するか、又はいずれかの役の入賞回数が7回以上となったときは、Ex.チャンスの実行権利を付与するように制御する。
また、当選役についてはリプレイAに限定されないので、小役1Aや小役2等の当選であっても7回のカウント対象となる。
さらに、リプレイAが4連したとき等、Ex.チャンスの実行権利を付与した後、小役1A又は小役2に当選したか否かについては判断される。そして、Ex.チャンスの実行権利を付与した後に小役1A又は小役2に当選したときは、後述するように、遊技者にとってさらに有利となる。
そして、Ex.タイム中にEx.チャンスへの移行権利を獲得できなったときは、非RT遊技に移行しても、ストップスイッチ42の操作順番は報知されない。すなわち、上述した通常時と同様に、RT5遊技から非RT遊技に移行した場合と同じである。
よって、この場合には、非RT遊技に移行しても、ほとんどの場合はリプレイBが入賞し、RT5遊技に移行する。
また、Ex.チャンス中のRT2遊技では、リプレイの重複A群、及び小役3A重複当選時に、ストップスイッチ42の操作順番が報知される。
また、非RT遊技のEx.チャンス中は、リプレイの重複A群に当選したときは上記と同様であり、さらに、リプレイの重複B群に当選したときに、リプレイD又はリプレイEAを入賞させる(よって、RT2遊技に移行する)ことができ、上記と同様にリプレイBの入賞を回避できる。
ここで、Ex.チャンス中でないときは、小役3Aの重複当選時に、12枚の払出しとなるストップスイッチ42の押し順が報知されない(遊技者はわからない)ので、1/6の確率で12枚の払出しとなるが、5/6の確率で4枚の払出しとなる。
なお、Ex.タイム(RT4遊技)中に、Ex.チャンスの実行権利を獲得した後は、その後のRT4遊技中に小役3Aに重複当選したときに、12枚の払出しとなる押し順を報知するようにしてもよい。
サブ状態制御手段73は、RT5遊技でスーパーEx.タイムに当選したときは、RT5遊技の残り3遊技(すなわち、RT5遊技の30〜32遊技)で、スーパーEx.タイムを実行する。そして、この3遊技間の最低1回で、いずれかの役(いずれも役でも可)に当選したときは、Ex.チャンスの実行の権利を付与する。
なお、後述するように、役の当選回数が2回、さらに3回であったときは、より有利なEx.チャンスの実行の権利を付与する。
図14は、Ex.タイムでリプレイA4連時若しくは役の当選回数が7回となったとき、又はRT5遊技若しくは非RT遊技でのEx.チャンス当選時における、Ex.チャンスの遊技回数とその当選確率を示す図である。
本実施形態のEx.チャンスでは、小チャンス、中チャンス、及び大チャンスの少なくとも1つが少なくとも1回実行される。これらの小チャンス、中チャンス、及び大チャンスは、いずれも非RT遊技又はRT2遊技中に実行されるEx.チャンス中の遊技であり、役の当選確率やストップスイッチ42の報知は同一である。
そして、Ex.チャンスの実行権利の獲得時に、遊技回数決定手段83は、小チャンス、中チャンス、大チャンスの各実行回数(初期値N1)を抽選で決定する。本実施形態では、図14に示すように、遊技回数の当選パターンとして、当選番号「01」〜「18」の18種類を備える。
また、本実施形態では、残り遊技回数カウント手段80として、小チャンス、中チャンス、及び大チャンスのそれぞれに対応して、小チャンス残り遊技回数カウント手段80a、中チャンス残り遊技回数カウント手段80b、及び大チャンス残り遊技回数カウント手段80cを備える。
なお、図14の例では、当選番号「01」〜「18」までの18種類を設けているが、これに限らず、これより少なくてもよく、あるいはさらに多くのパターン(例えば、小チャンス=3、中チャンス=0、大チャンス=3、等)を設けてもよい。
さらに、遊技回数減算手段82は、小チャンスの実行中に、遊技が1回行われる毎に、小チャンス残り遊技回数カウント手段80aのカウント値を1ずつ減算する。同様に、遊技回数減算手段82は、中チャンスの実行中に、遊技が1回行われる毎に、中チャンス残り遊技回数カウント手段80bのカウント値を1ずつ減算し、また、大チャンスの実行中に、遊技が1回行われる毎に、大チャンス残り遊技回数カウント手段80cのカウント値を1ずつ減算する。
また、出力の順序は、小チャンス→中チャンス→大チャンスの順に限らず、小チャンス、中チャンス、及び大チャンスの出力順を抽選等で決定してランダムに消化してもよい。例えば、当選番号「12」の当選時は、小チャンス→大チャンス→中チャンス→小チャンス→中チャンスとしてもよい。
さらにまた、リプレイAが5連した際には、5連以上するごとに、一定遊技回数の加算を行うようにしてもよく、また、加算遊技回数決定手段84により、加算遊技回数N2の抽選を行うようにしてもよい。あるいは、リプレイAが連続入賞するごとに、加算する遊技回数が大きくなるように、加算遊技回数N2を設定してもよく、また、加算遊技回数決定手段84により、加算遊技回数N2の抽選を行うようにしてもよい。
ここで、RT5遊技や非RT遊技においても、リプレイAが3連となったときは、リプレイAの連続入賞が終了するまでその遊技回数をカウントし、リプレイAが5連、6連等したときは、図14の当選確率に代えて、図15に示す当選確率(さらには、もっと有利な当選確率)で、遊技回数決定手段83により、Ex.チャンスの遊技回数(初期値N1)を抽選するようにしてもよい。
本実施形態では、スーパーEx.タイム中に、役が1回当選するごとに、遊技回数決定手段83は、大チャンスを1つ付与する。したがって、スーパーEx.タイム中の役の当選回数が「0」であれば、Ex.チャンスへの実行権利を獲得することができない。これに対し、遊技回数決定手段83は、役の当選回数が「1」であれば大チャンス×1回(100遊技)、「2」であれば大チャンス×2回(200遊技)、「3」であれば大チャンス×3回(300遊技)に決定する。
よって、スーパーEx.タイムでのEx.チャンスの遊技回数は、抽選ではなく、役の当選回数に基づいて決定する。
本実施形態では、加算遊技回数決定手段84は、小役1A又は小役2当選時に、遊技回数を加算するか否か、及び加算する場合の加算遊技回数N2を抽選で決定する。
なお、図14に示すように、本実施形態では、加算時の遊技回数の最小数を「10」とし、最大数を「100」に設定しているが、これに限られるものではない。
また、小役1A又は小役2当選時にのみに遊技回数を加算するのではなく、リプレイAの連チャン数が所定回数となったとき等も加算するようにしてもよい。
例えば、Ex.チャンスの権利獲得時に、遊技回数決定手段83により、Ex.チャンスの遊技回数の初期値N1として、小チャンス=2(25遊技×2回)、中チャンス=1(50遊技×1回)、大チャンス=1(100遊技×1回)が、それぞれ決定されたとする。そうすると、遊技回数加算手段81は、小チャンス残り遊技回数カウント手段80aのカウント値に50を、中チャンス残り遊技回数カウント手段80bのカウント値に100を、大チャンス残り遊技回数カウント手段80cのカウント値に100を、それぞれセットする。
この場合、最初の小チャンスの遊技回数は「25+30=55」、次の小チャンスの遊技回数は「25」、その次の中チャンスの遊技回数は「50」、さらにその次の大チャンスの遊技回数は「100」となる。
例えば、Ex.チャンスの遊技回数(総数)が「100」であるとき、残り遊技回数カウント手段80(80a〜80c)のカウント値の合計値として100がセットされる。そして、Ex.チャンスの実行中に、遊技が1回行われる毎に、遊技回数減算手段82により、残り遊技回数カウント手段80(80a〜80c)の対応するカウント値が1ずつ減算される。
そして、ストップスイッチ42の押し順が報知されないと、リプレイの重複A群となったときは、5/6の確率でリプレイBが入賞するので、RT2遊技を終了してRT5遊技に移行する機会が増加する。
本実施形態では、加算遊技回数決定手段84により、Ex.チャンスの加算遊技回数N2が決定されると、加算遊技回数N2が決定された遊技から3遊技以内に、表示用加算遊技回数決定手段88により、加算遊技回数N2以下の画像表示用の表示用加算遊技回数S1、又は表示用加算遊技回数S1以下の表示用加算遊技回数S2が決定される。そして、演出制御手段71により、表示用加算遊技回数S1又はS2が画像表示される。
図18の上段は、加算遊技回数表示遊技決定テーブルAを示す図である。加算遊技回数表示遊技決定テーブルAは、加算遊技回数決定手段84によりEx.チャンスの加算遊技回数N2が決定されたときに、その遊技から何遊技目に表示用加算遊技回数S1又はS2の画像表示を行うかと、その選択確率を定めている。
また、小役2に当選して加算遊技回数N2が決定されたときは、その遊技から1遊技目に画像表示を行う確率を100%に設定している。
なお、図18の下段の図の説明は、後述する。
そして、加算遊技回数N2の決定から何遊技目に表示用加算遊技回数S1又はS2の画像表示を行うかが決定されると、演出制御手段71は、その決定された遊技において、演出スイッチ45を操作すべきことを遊技者に指示する画像表示、及び「+?」の画像表示を出力する。「+?」の画像表示は、Ex.チャンスの遊技回数を加算することは確定したが、加算する遊技回数はまだ報知していない状態を示している。
一方、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されないと、表示用加算遊技回数決定手段88は、加算遊技回数N2よりも小さく、したがって表示用加算遊技回数S1よりも小さい数値を、表示用加算遊技回数S2として決定する。そして、演出制御手段71は、決定された表示用加算遊技回数S2を画像表示する。
図19は、表示用加算遊技回数決定テーブルを示す図である。表示用加算遊技回数決定テーブルは、加算遊技回数N2と、演出スイッチ45の操作回数と、表示用加算遊技回数S1又はS2との関係を定めている。
パターン06では、最初は、「+?」の1段階目となる。この「+?」の1段階目では、演出制御手段71により、演出スイッチ45を操作すべき旨、及び「+?」の画像表示が出力される。そして、この「+?」の1段階目で、制限時間の10秒以内に、演出スイッチ45を規定回数の6回操作する。そうすると、次に「+?」の2段階目に進む。この「+?」の2段階目に進んだ時点では、まだ表示用加算遊技回数の確定とはならない。
さらにまた、「+10」の1段階目では、演出制御手段71により、演出スイッチ45を操作すべき旨、及び「+10」の画像表示が出力される。そして、この「+10」の1段階目に進んでから制限時間の10秒以内に、演出スイッチ45を規定回数の6回操作する。そうすると、次に「+10」の2段階目に進む。この「+10」の2段階目に進んだ時点でも、また表示用加算遊技回数の確定とはならない。
また、「+20」の1段階目では、演出制御手段71により、演出スイッチ45を操作すべき旨、及び「+20」の画像表示が出力される。そして、この「+20」の1段階目に進んでから制限時間の10秒以内に、演出スイッチ45を規定回数の6回操作する。そうすると、次に「+20」の2段階目に進む。この「+20」の2段階目に進んだ時点でも、まだ表示用加算遊技回数の確定とはならない。
また、表示用加算遊技回数決定手段88によりEx.チャンスの表示用加算遊技回数S1又はS2が決定されると、表示用遊技回数加算手段86は、決定された表示用加算遊技回数S1又はS2を、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値に加算する。
さらに、演出制御手段71は、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値を、Ex.チャンスの残り遊技回数として遊技者に表示する。
ところで、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値は、残り遊技回数カウント手段80のカウント値よりも小さいことがある。すなわち、Ex.チャンスの残り遊技回数として遊技者に表示される数値は、実際のEx.チャンスの残り遊技回数よりも小さいことがある。したがって、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値は、見せ掛けのEx.チャンスの残り遊技回数ということになる。
すなわち、見せ掛けのEx.チャンスの残り遊技回数が3遊技になったときに、実際のEx.チャンスの残り遊技回数が3遊技を超えていると、それから3遊技以内(見せ掛けのEx.チャンスの残り遊技回数が「0」になる前)に、Ex.チャンスの実際及び見せ掛けの遊技回数の差以下の新たな表示用加算遊技回数S3が決定されて画像表示される。
また、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値が「0」になる前とは、Ex.チャンスの遊技回数が「初期値N1+(S1又はS2)」に到達する前を意味する。
すなわち、表示用加算遊技回数S1又はS2と加算遊技回数N2とに差があるときは、Ex.チャンスの遊技回数が「初期値N1+(S1又はS2)」に到達する前に、「加算遊技回数N2−(S1又はS2)」以下の新たな表示用加算遊技回数S3が決定されて、画像表示される。
また、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値が「3」になったと判断したときは、表示用加算遊技回数決定手段88は、次に、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値に差があるか否かを判断する。
さらにまた、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値に差があると判断したときは、何遊技目に、表示用加算遊技回数S3を決定して画像表示するかを決定する。
具体的には、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値の差が「10〜29」のときは、1遊技目に画像表示を行う確率を70%、2遊技目に画像表示を行う確率を25%、3遊技目に画像表示を行う確率を5%にそれぞれ設定している。
さらにまた、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値の差が「50〜」のときは、1遊技目に画像表示を行う確率を5%、2遊技目に画像表示を行う確率を25%、3遊技目に画像表示を行う確率を70%にそれぞれ設定している。
また、表示用加算遊技回数S3の決定については、表示用加算遊技回数S1又はS2の決定と同様に、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されたときは、表示用加算遊技回数決定手段88は、カウント値の差と同じ数値を、表示用加算遊技回数S3として決定し、一方、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されなかったときは、表示用加算遊技回数決定手段88は、カウント値の差よりも小さい数値を、表示用加算遊技回数S4として決定する。
ここで、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されると、表示用加算遊技回数決定手段88は、カウント値の差と同じ「+20」を、新たな表示用加算遊技回数S3として決定し、演出制御手段71は、表示用加算遊技回数S3としての「+20」を画像表示する。
一方、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されないと、表示用加算遊技回数決定手段88は、カウント値の差よりも小さい「+10」を、新たな表示用加算遊技回数S4として決定し、演出制御手段71は、表示用加算遊技回数S4としての「+10」を画像表示する。
この場合、本実施形態では、先に加算遊技回数N2が決定された遊技から3遊技以内には、先に決定された加算遊技回数N2に基づく表示用加算遊技回数S1又はS2が決定されて画像表示される。
これは、先に決定された加算遊技回数N2に基づく表示用加算遊技回数S1又はS2の決定及び画像表示を優先するためである。
このため、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値が「0」になる前に、表示用加算遊技回数決定手段88により、カウント値の差以下の新たな表示用加算遊技回数S3が決定される。そして、演出制御手段71により、表示用加算遊技回数S3が画像表示される。
(1)RT5遊技や非RT遊技において、レア小役を設け(例えば小役1Bを、内部中に限らず、非内部中も抽選を行い)、このレア小役に当選した場合には、ほぼ100%でEx.チャンスの実行権利を付与してもよい。
ただし、RT3遊技では、仮にスーパーEx.タイムに当選しても、RT3遊技でSBこぼし目が停止して非RT遊技に移行し、この非RT遊技からRT5遊技に移行し、さらに29遊技を消化しないとスーパーEx.タイムを実行できない。よって、RT3遊技では、Ex.タイム又はEx.チャンスのみに当選し、スーパーEx.タイムには当選しないようにしてもよい。
しかし、このような重複当選に限らず、例えば非遊技で当選R1及び当選R2を設ける。そして、当選R1となった遊技では、ストップスイッチ42の操作(押し順を含む)に応じて、リール停止態様P1又はP2となるようにリール31を停止制御する。
非RT遊技において当選R2となった遊技では、RT4遊技に移行させるときはリール停止態様P3となるストップスイッチ42の操作情報を報知し、リール停止態様P3となったときはRT4遊技に移行するように制御する。
このように、重複当選を用いずに遊技状態の移行を制御することも可能である。なお、「リール停止態様」には、特定の停止出目等、役の非入賞時の停止態様も含まれる。
スーパーEx.タイムのみを設ける場合には、RT4遊技を設ける必要はない。また、非RT遊技では、RT4遊技に移行するためのリプレイCを設ける必要もない。
そして、この抽選に当選したときは、Ex.チャンスの終了後、RT2遊技からRT5遊技に移行した後に、新たに当選したEx.タイム、スーパーEx.タイム、又はEx.チャンスを実行するようにしてもよい。
また、Ex.タイム、Ex.チャンスの権利を有していない非RT遊技中に、リプレイの重複B群に当選したときのみ、Ex.タイム(RT4遊技)への移行可能性を示唆する演出を出力(画像表示等)してもよい。その際、リプレイCが入賞すればEx.タイムを実行(RT4遊技に移行)するが、リプレイD又はリプレイEが入賞してもEx.チャンスは行わないように制御する。
しかし、これに限らず、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されたとしても、表示用加算遊技回数決定手段88は、加算遊技回数N2よりも小さい数値を、表示用加算遊技回数S1として決定するようにしてもよい。
例えば、加算遊技回数N2が「+100」と決定されたときに、指示通りに演出スイッチ45が操作されたとしても、表示用加算遊技回数S1を「+50」と決定するようにしてもよい。
なお、この場合、指示通りに演出スイッチ45が操作されなかったときは、表示用加算遊技回数S1以下の表示用加算遊技回数S2として、「+10」と決定することができる。
しかし、これに限らず、表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値が「0」になったとき、すなわち、見せ掛けのEx.チャンスの残り遊技回数が0になったときに、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値に差があるか否かを判断する。そして、カウント値に差があると、カウント値の差以下の新たな表示用加算遊技回数S3を決定して画像表示するようにしてもよい。
しかし、これに限らず、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されたとしても、表示用加算遊技回数決定手段88は、カウント値の差よりも小さい数値を、表示用加算遊技回数S3として決定する。一方、操作すべき旨の指示に従って演出スイッチ45が操作されなかったときは、表示用加算遊技回数決定手段88は、表示用加算遊技回数S3よりも小さい数値を、表示用加算遊技回数S4として決定するようにしてもよい。
しかし、これに限らず、例えば、次遊技を開始するためにベットスイッチ40やスタートスイッチ41等を操作するまでの間に、規定回数に達するまで、演出スイッチ45を操作する。そうすると、演出スイッチ45の操作回数に応じて、表示用加算遊技回数が増加していく。そして、最終的には、加算遊技回数N2と同じ数値、あるいは加算遊技回数N2よりも小さい数値が、表示用加算遊技回数S1として決定されるようにしてもよい。
すなわち、演出スイッチ45を操作すべき所定期間は、10秒等の制限時間内に限られるものではなく、次遊技を開始するためにベットスイッチ40やスタートスイッチ41等を操作するまでの期間内等とすることができる。
しかし、これらは択一的に採用されるものとは限らず、これらを組み合わせて採用してもよい。すなわち、制限時間内に、かつ、次遊技を開始するためにベットスイッチ40やスタートスイッチ41等を操作するまでの間に、規定回数に達するまで、演出スイッチ45を操作させるようにすることができる。そうすると、例えば、制限時間内であっても、次遊技を開始するためにベットスイッチ40やスタートスイッチ41等を操作すると、表示用加算遊技回数が確定するようにすることができる。すなわち、ベットスイッチ40やスタートスイッチ41等を操作することにより、遊技者の意思でキャンセル可能にすることができる。
しかし、加算遊技回数決定手段84により、Ex.チャンスの加算遊技回数N2が決定されなかったときにも、演出制御手段71により、所定の画像表示を伴う演出を行うようにしてもよい。この場合、小役1A又は小役2に当選した遊技から3遊技以内に、再度小役1A又は小役2に当選して、新たに加算遊技回数N2が決定されたとしても、この新たに決定された加算遊技回数N2に対応する演出は行わないようにすることができる。
そして、例えば、3遊技目に画像表示を行う旨が決定されたとする。この場合、決定された3遊技目に「残念!」等のように画像表示を行うことができる。また、「+!」や「+CHANCE」等のような画像表示を行って、遊技回数の加算(上乗せ)の可能性を示唆するようにしてもよい。
一方、加算遊技回数N2が「0」と決定され、さらに3遊技目に表示用加算遊技回数S1又はS2の画像表示に対応する所定の画像表示を行う旨が決定されたとする。この場合、1遊技目には演出なし、2遊技目には「+!」、3遊技目には「残念!」等と画像表示するように定めることができる。
すなわち、1遊技目及び2遊技目の画像表示(2遊技目までの画像表示)は、加算遊技回数N2の数値の如何にかかわらず(「0」でも「0」でなくても)同一で、3遊技目の画像表示のみを異なるものにすることができる。これにより、たとえ加算遊技回数N2が「0」と決定されたとしても、3遊技目の画像表示が行われるまで、遊技者に期待感を与えることができる。
しかし、例えば、Ex.チャンスの最後の遊技において、Ex.チャンス中に小役1A又は小役2に当選し、Ex.チャンスの加算遊技回数N2が決定されたとする。またこのとき、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値に差がなかったとする。この場合、小役1A又は小役2に当選して加算遊技回数N2が決定された遊技から3遊技以内とはせずに、小役1A又は小役2に当選して加算遊技回数N2が決定された当該遊技において、表示用加算遊技回数S1又はS2を決定して画像表示を行うようにしてもよい。
しかし、表示用加算遊技回数S1又はS2の画像表示をするに際し、常に演出スイッチ45の操作を必要とするとは限らない。
例えば、演出スイッチ45の操作を必要とする場合と、演出スイッチ45の操作を必要とせずに、加算遊技回数N2の決定から何遊技目かにおいて、表示用加算遊技回数S1又はS2を決定して画像表示を行い、確定したことを報知する場合とを設けてもよい。
ここで、上記両カウント手段(80,85)のカウント値に差があると、その差の数値をそのまま表示用加算遊技回数S3として決定して画像表示することもできる。しかし、これに限らず、以下のようにすることもできる。
例えば、数値を示す画像として、「+10」、「+20」、「+30」、「+50」、及び「+100」等と、限られた数種類しか用意していないとする。このような場合において、上記両カウント手段(80,85)のカウント値の差が、例えば、「+40」であったとする。このようなときは、上記両カウント手段(80,85)のカウント値の差よりも小さい数値であって、上記両カウント手段(80,85)のカウント値の差に最も近い数値である「+30」を選択して画像表示することができる。
一方、Ex.チャンス実行中に、1BBが入賞して1BB遊技へ移行するか、又はRBが入賞してRB遊技へ移行すると、実行中のEx.チャンスが一旦中断されるとした。
ここで、例えば、Ex.チャンス中断中又はEx.チャンス内部中に、1BB遊技又はRB遊技へ移行したときに、これらの遊技中に、上記とは別の基準に基づいて、Ex.チャンスの加算遊技回数N3を決定するようにしてもよい。
また、Ex.チャンスの表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値が「3」等の所定値になったときに、残り遊技回数カウント手段80及び表示用残り遊技回数カウント手段85のカウント値の差として、1BB遊技中又はRB遊技中に決定された加算遊技回数N3を顕在化させる。そして、この顕在化させた加算遊技回数N3に基づいて表示用加算遊技回数S3を決定して画像表示するようにしてもよい。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
45 演出スイッチ
60 メイン制御手段(遊技制御手段)
61 役抽選手段
62(62A〜62H) 役抽選テーブル
63 当選フラグ制御手段
63a 当選フラグ
64 リール制御手段
64a 押し順検出手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 遊技状態制御手段
70 サブ制御手段
71 演出制御手段
72 押し順報知手段
73 サブ状態制御手段
80(80a、80b、80c) 残り遊技回数カウント手段
81 遊技回数加算手段
82 遊技回数減算手段
83 遊技回数決定手段
84 加算遊技回数決定手段
85 表示用残り遊技回数カウント手段
86 表示用遊技回数加算手段
87 表示用遊技回数減算手段
88 表示用加算遊技回数決定手段
L1〜L4 有効ライン(図柄組合せライン)
Claims (4)
- 遊技状態として、第1遊技状態と、遊技者にとって第1遊技状態よりも有利となる第2遊技状態とを有し、
第2遊技状態に移行することに決定したときは、第2遊技状態の遊技回数の初期値N1を決定する遊技回数決定手段と、
演出スイッチと、
第2遊技状態の残り遊技回数をカウントする残り遊技回数カウント手段と、
第2遊技状態の画像表示用の残り遊技回数をカウントする表示用残り遊技回数カウント手段と、
第2遊技状態の遊技回数を加算すべき条件が満たされたときに、加算遊技回数N2を決定する加算遊技回数決定手段と、
加算遊技回数N2が決定されたときに、前記演出スイッチの操作に応じて、加算遊技回数N2以下の画像表示用の表示用加算遊技回数S1、又は表示用加算遊技回数S1以下の表示用加算遊技回数S2を決定する表示用加算遊技回数決定手段と
を備え、
加算遊技回数N2が決定された場合には、前記演出スイッチを操作すべきことを遊技者に指示し、指示に従って前記演出スイッチが操作されたときは表示用加算遊技回数S1を決定して画像表示するとともに、それ以外のときは表示用加算遊技回数S2を決定して画像表示するように制御し、
初期値N1が決定されたときは、決定された初期値N1を前記残り遊技回数カウント手段及び前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値にそれぞれセットし、
加算遊技回数N2が決定されたときは、決定された加算遊技回数N2を前記残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算し、
表示用加算遊技回数S1又はS2が決定されたときは、決定された表示用加算遊技回数S1又はS2を前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算し、
第2遊技状態において遊技が1回行われる毎に、前記残り遊技回数カウント手段及び前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値をそれぞれ1ずつ減算し、
前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値が所定値になった場合において、前記残り遊技回数カウント手段及び前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に差があるときは、この差の大きさに応じて、前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値が所定値になってから何遊技目で画像表示を行うかを決定し、決定した遊技で前記差を新たな表示用加算遊技回数S3と決定して画像表示するように制御し、
表示用加算遊技回数S3が決定されたときは、決定された表示用加算遊技回数S3を前記表示用残り遊技回数カウント手段のカウント値に加算する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
加算遊技回数N2が決定されたときは、その遊技からM遊技以内に表示用加算遊技回数S1又はS2を決定して画像表示するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
加算遊技回数N2が決定された遊技から、表示用加算遊技回数S1又はS2を決定して画像表示するまでの間の遊技で、加算遊技回数N2が新たに決定されたときは、前記M遊技以内には、新たな加算遊技回数N2に基づく表示用加算遊技回数S1又はS2の決定及び画像表示を行わないように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
所定役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、
前記加算遊技回数決定手段は、前記役抽選手段による抽選で所定役に当選したときに、加算遊技回数N2を決定する
ことを特徴とするスロットマシン。
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