JP5098644B2 - 半導体装置、および半導体チップ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体チップ、複数の半導体チップを有する半導体装置、チップ間配線のテスト方法、および、チップ間配線切り替え方法に関する。
半導体集積回路の微細化によって集積密度が向上し、CPUの高性能化やメモリの大容量化が進んできた。しかしながら半導体の微細化には限界があるために、更に集積密度を上げるためには新たな技術の導入が求められている。その一技術として半導体チップを積層した3次元半導体が提案されている。
半導体チップを積層してチップ面積を変えずに大規模集積回路を実現する手段が、特開平4−196263号公報(以下では、特許文献1と称する)に記載されており、半導体集積回路本体の上に積層した別チップにメモリ回路を集積している。
また、メモリセルアレイを多層化してさらに大容量化した多層メモリ構造が、特開2002−26283号公報(以下では、特許文献2と称する)に記載されている。
半導体チップを多層化した場合には、今までのチップ面内の配線に加えて、さらにチップ間の配線が必要となる。このチップ間の配線として、配線密度を高めるためにチップの半導体基板の表面から裏面を貫通した貫通配線がある。
文献(K. Takahashi et al., Japanese Journal of Applied Physics, 40, 3032(2001))によるTakahashiらの報告では、半導体チップのSi基板を50μmまで薄膜化し、基板に表面から裏面まで貫通する10μm角の孔を開けて、そこにメタルを充填してチップ間配線用の貫通配線を形成している。この貫通配線により、チップ間配線はチップ面内で2次元に配置でき、数百本のチップ間配線も可能になる。
一方、貫通配線によってチップ間の配線数が数百本単位になると、貫通配線の不良が1%あるだけで、積層型半導体装置の良品がほとんど無いことになる。したがって、予備のチップ間配線を使ってチップ間配線に冗長を持たせる必要がある。チップ間配線の冗長救済の方法としては、装置製造工程におけるテスト工程として、チップ間配線の導通テストで断線や短絡といった不良のチップ間配線を特定する。そのテスト結果をもとに、積層型半導体装置ごとにチップに実装されたフューズを用いて不良箇所のアドレスをプログラムする。そして、装置使用時にはプログラムされたアドレスをもとに、不良のチップ間配線の経路を予備のチップ間配線の経路に切り替える。しかしながら、この方法では、積層型半導体装置ごとにテスト工程とフューズのプログラム工程がかかり、コスト高である。
さらに、装置内のチップ間配線数が百以上では、1つの不良配線を特定するために7ビット以上のアドレスコードが必要であり、不良のチップ間配線が複数あれば不良数分このアドレスコードが必要となる。フューズ面積が1ビットあたり約百μmあるので、フューズの数が多くなるとチップ占有面積が無視できない。
また、チップ間配線のテスト工程をチップ積層前に行うと、チップ積層時のチップ間配線接続時に発生する欠陥による導通不良について救済することができない。一方、テスト工程をチップ積層後に行うと、チップに実装されたフューズが積層チップで埋め込まれるため、チップ表面からレーザ照射により切断するレーザフューズが使えない。電気的なフューズは埋め込まれたものでもプログラム可能であるが、実用化途上で使用が限られている。
上述したテスト工程とチップ間配線不良の救済をチップ製造工程の際に行う方法とは別に、半導体装置が完成した後に、内蔵した回路を使ってテストと救済を行う技術が、特開2003−309183号公報(以下では、特許文献3と称する)に記載されている。この方法では、チップ間配線の導通テストを行うために、まずテスト信号用のデータをすべてのチップ間配線の送り側に転送する。これらのテスト信号データをおのおののチップ間配線に通過させた後は、受け側のテスト信号データと元のテスト信号データとの比較を行うために、送り側と受け側のすべてのデータをチップ内の特定箇所に設けられた一致判定回路へ転送する。これらのデータ転送にはフリップフロップをつなげてデータをスキャンさせている。また、チップ間配線ごとに一致判定回路を備える形態も示されているが、この場合は、チップ間配線を通過させ受け取ったテスト信号を、再びチップ間配線を使って送り側に戻してから一致判定を行う。さらにテストデータ記憶素子やテスト結果記憶素子、接続リアレンジ回路などが、すべてのチップ間配線の両端に必要である。
チップを積層した積層型半導体装置で、装置を使用する際にチップ間配線のテストと救済を行うことは有効であるが、これを装置起動時に行うことを考えた場合、一連の操作が短時間で行われることが望まれる。さらに、装置を動作すると温度が上がってくるために、起動時で正常であったチップ間配線の導通が不良になることもある。例えば、80度まで装置内のチップ温度が上がると、チップとチップ間配線との熱膨張係数の違いで、チップとチップ間配線の接続部が断線する可能性がある。このような動作中の不良発生に対しては、装置の起動時ではなく、装置の動作中に動作周波数の数サイクルという極短時間でテストと救済を行うことが求められる。
特許文献3に記載された方法では、テストデータのスキャンのためにチップ間配線の数だけのクロックサイクルの時間が必要であり、チップ間配線ごとにテスト信号と一致判定回路を備えた場合でも、受け側のテストデータを元に戻すことや、信号のロウとハイの伝達をテストするためにはロウとハイのそれぞれについてテストを行うこと、さらに、テスト結果を集計して配線を切り替えることのための時間がかかり、装置動作中に行うことが困難である。
また、積層型半導体装置で特にチップ間配線に貫通配線を使う場合には、チップ間配線数が数百にのぼることや、チップ間配線同士の間隔が数十μmと小さいことを考えると、チップ間配線ごとにテストと救済のための回路を設けるためには、それぞれの回路規模を小さくする必要がある。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、チップ間配線の不良を検出し、その結果に対応して正常なチップ間配線に切り替える半導体チップ、半導体装置、チップ間配線のテスト方法、および、チップ間配線切り替え方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の半導体装置は、第1の半導体チップおよび第2の半導体チップを電気的に接続するための第1のチップ間配線と、第1のチップ間配線に対する予備のための第2のチップ間配線と、第1の半導体チップに設けられ、テスト信号を第1のチップ間配線を介して第2の半導体チップに送信するテスト信号発生回路と、第2の半導体チップに設けられ、第1のチップ間配線を介してテスト信号を受信する場合、第1の制御信号を出力し、テスト信号を受信しない場合、第1の制御信号の反転信号である第2の制御信号を出力する判定回路と、第2の半導体チップに設けられ、判定回路から第1の制御信号が入力されると、第1の半導体チップおよび第2の半導体チップ間を電気的に接続する経路として第1のチップ間配線を設定し、第2の制御信号が入力されると、経路として第2のチップ間配線を設定する切り替え回路と、を有し、判定回路はフリップフロップ回路を含み、フリップフロップ回路は、クロック入力端子にテスト信号を受信すると、データ入力値を第1の制御信号として切り替え回路に出力する構成である。
本発明によれば、テスト信号発生回路からのテスト信号が第1の半導体チップから第1のチップ間配線と経由して第2の半導体チップに到達すれば、チップ間の経路として第1のチップ間配線が選択される。一方、テスト信号が第2の半導体チップに到達しなければ、第1のチップ間配線に欠陥があると判断され、予備配線の第2のチップ間配線が経路として選択される。
本発明では、このようにして、複数の半導体チップを電気的に接続するためのチップ間配線に対し、チップ間配線が正常であるか否かを調べる判定と、その結果に対応して正常なチップ間配線への切り替えが行われる。そして、その判定から配線の切り替えまでを動作周波数の数サイクルで行えば、半導体装置の動作中にチップ間配線が不良になった場合でも予備のチップ間配線に設定し直すことが可能となる。
図1は本実施形態の積層型半導体装置の一構成例を示す模式図である。 図2は図1に示した回路100Aおよび回路100Bを接続する配線の一例を示す図である。 図3はチップ間配線切り替え方法の手順を示すフローチャートである。 図4はテスト判定回路の一構成例を示す図である。 図5はテスト判定回路の他の構成例を示す図である。 図6は正規チップ間配線が正常であった場合と不良であった場合の信号波形を示す図である。 図7はチップAに複数の正規チップ間配線が設けられた構成例を示す模式図である。 図8は正規と予備のいずれのチップ間配線を選択するかをチップAでも行う場合の回路構成例を示す図である。 図9は実施例1の積層型半導体装置の模式図である。 図10はチップAおよびチップBの冗長救済回路構成例を示す図である。 図11は図10に示した構成の動作による信号波形を示す図である。 図12Aは実施例2の積層型半導体装置の構成を示す模式図である。 図12Bは図12Aに示す積層型半導体装置の冗長切り替え部分を拡大した図である。 図13は図12Aに示したチップCおよびチップDの冗長救済回路構成の一例を示す図である。
符号の説明
4 テスト信号発生回路
8 テスト判定回路
1〜3、5、6 トライステートバッファ
本発明の半導体装置は、テスト信号をチップ間配線に送出する回路と、テスト信号を受信するか否かでチップ間配線の良否を判定する回路と、欠陥のあるチップ間配線を予備のチップ間配線に切り替える回路とを有することを特徴とする。
本実施形態の半導体装置について説明する。以下では、複数の半導体チップが積層された構成の積層型半導体装置の場合で説明する。
図1は積層型半導体装置の一構成例を示す模式図である。
図1に示すように、積層型半導体装置は、チップBの上にチップAが積層した構成である。チップAには回路100Aが設けられ、チップBには回路100Bが設けられている。チップAとチップBとの間には、チップ間に信号を伝達するためのチップ間配線が設けられている。チップ間配線には、正規チップ間配線110の他に、正規チップ間配線110が断線や短絡により不良の場合に正規チップ間配線110に代わる配線となる予備チップ間配線120がある。なお、正規チップ間配線110および予備チップ間配線120は貫通配線であり、図1では模式的に示している。
図2は図1に示した回路100Aおよび回路100Bを接続する配線の一例を示す図である。
図2に示すように、チップAには、回路100Aと正規チップ間配線110とを結ぶ配線の間にトライステートバッファ1が直列に接続されている。また、回路100Aとトライステートバッファ1の間の中継点と予備チップ間配線120とが配線で接続され、その配線の途中にトライステートバッファ2が直列に接続されている。さらに、トライステートバッファ1と正規チップ間配線110の間の中継点にテスト信号発生回路4が接続されている。そして、その中継点とテスト信号発生回路4の間にトライステートバッファ3が直列に接続されている。
チップBには、回路100Bと正規チップ間配線110とを結ぶ配線の間にトライステートバッファ5が直列に接続されている。また、回路100Bとトライステートバッファ5の間の中継点と予備チップ間配線120とが配線で接続され、その配線の途中にトライステートバッファ6が直列に接続されている。さらに、トライステートバッファ5と正規チップ間配線110の間の中継点にテスト判定回路8が接続されている。その中継点とテスト判定回路8の間にトライステートバッファ7が直列に接続されている。そして、テスト判定回路8とトライステートバッファ5に配線が接続され、テスト判定回路8から出力される信号がトライステートバッファ5に制御信号として入力される。
図2に示すトライステートバッファは、入力される制御信号のレベルにより、イネーブル状態になって内部(IN側)と外部(OUT側)を接続したり、その反対にハイインピーダンス状態になったりする。ハイインピーダンスになることで、内部が外部と切り離されたのと同様な状態になる。図2に示す場合では、制御信号の入力端子に丸印のあるトライステートバッファ1,2,5は、電圧がロウレベルの制御信号のときにイネーブルとなる。制御信号の入力端子に丸印のないトライステートバッファ6は、電圧がハイレベルの制御信号のときにイネーブルとなる。
チップAでは、トライステートバッファ1,2がイネーブルであれば、回路100Aからの信号は正規チップ間配線110と予備チップ間配線120の両方に送られる。チップBでは、正規チップ間配線110の出力につながるトライステートバッファ5と、予備チップ間配線120の出力につながるトライステートバッファ6とのいずれか一方がイネーブルになる。正規チップ間配線110に欠陥などの問題がない場合、テスト判定回路8からの制御信号により正規チップ間配線110側のトライステートバッファ5がイネーブルになり、回路100Bへの信号経路として正規チップ間配線110が選択される。正規チップ間配線110が不良の場合、テスト判定回路8からの制御信号により予備チップ間配線120側のトライステートバッファ6がイネーブルになり、回路100Bへの信号経路として予備チップ間配線120が選択される。トライステートバッファ5,6が、チップ間配線を選択するための切り替え回路となる。
次に、図2に示した回路の動作を説明する。図3はチップ間配線の切り替え方法の手順を示すフローチャートである。なお、情報“1”は信号レベルのハイレベルに相当し、情報“0”は信号レベルのロウレベルに相当する。
積層半導体装置の起動時に、チップBのテスト判定回路8からトライステートバッファ5,6への出力を初期値の“1”にセットする。これによって、初期状態では回路100Bに信号を伝達するチップ間配線は、予備チップ間配線120の方が選択されている。
続いて、チップ間配線のテストのために、チップAの回路100Aからチップ間配線の経路上にあるトライステートバッファ1,2をイネーブル状態からハイインピーダンスにして、テスト信号発生回路4から正規チップ間配線110へつながる経路上にあるトライステートバッファ3をイネーブルにする。この状態でテスト信号を正規チップ間配線110を介してチップBに送る(ステップ101)。
テスト判定回路8はチップAからテスト信号を受信したか否かを判定する(ステップ102)。正規チップ間配線110が正常である場合には、テスト信号がチップBに伝達されてテスト判定回路8に送られる。テスト判定回路8は、このテスト信号を制御信号として受信すると、出力を初期値“1”から“0”にする(ステップ103)。その値は判定結果としてテスト判定回路8に保持される。トライステートバッファ5はテスト判定回路8から“0”の情報を制御信号として受信すると、イネーブル状態になる。反対にトライステートバッファ6はイネーブルの状態でなくなる。これにより、正規チップ間配線110が経路として選択される(ステップ104)。
一方、ステップ102で、正規チップ間配線110が不良であると、テスト信号発生回路4から出力されたテスト信号がテスト判定回路8に送られない。この場合、判定結果としてテスト判定回路8に保持される値は初期値の“1”のままである(ステップ105)。これにより、回路100Bに信号を伝達するチップ間配線は、初期状態で選択された予備チップ間配線120となる(ステップ106)。
なお、ステップ102の判定結果によるテスト判定回路8の出力信号を調べることで、正規チップ間配線110が正常であるか不良であるかを判定することが可能となる。そのため、ステップ101から103および105の処理は、正規チップ間配線110が正常であるか否かを調べるためのテスト方法の手順に相当する。また、図3に示したテスト方法および配線切り替え方法は2つのチップ間で所定のタイミングで行うものとし、その実施回数は1回に限られず複数であってもよい。
正規チップ間配線110が正常であれば、チップBのテスト判定回路8の判定結果が“0”になる。この判定結果が切り替え制御信号として、チップBのチップ間配線の出力部にあるトライステートバッファ5,6に入力される。そして、予備チップ間配線120側のトライステートバッファ6がハイインピーダンスになり、正規チップ間配線110側のトライステートバッファ5がイネーブルになって、正規チップ間配線110の方に経路が切り替わる。一方、正規チップ間配線110が不良であると、テスト判定回路8の判定結果が“1”のままなので、予備チップ間配線120が選択された状態が維持される。
次に、テスト判定回路8について説明する。
図4はテスト判定回路の一構成例を示す図である。図4に示すように、テスト判定回路8は、フリップフロップ回路30を有する構成であり、チップ間配線でやり取りされるデータの周波数レベルでのテスト判定を行う。動作周波数でデータがロウとハイを繰り返すのと等価なトグル波形をテスト信号とする。
チップ間配線を通過したトグル波形信号をフリップフロップ回路30のクロック入力端子に入力することで、フリップフロップ回路30のタイプによりデータ入力値の出力タイミングが次のように異なる。フリップフロップ回路30がクロック入力波形の立ち上がりエッジ検出型の場合、フリップフロップ回路30は、入力されるテスト信号がロウからハイへ遷移したとき、データ入力値を出力する。また、フリップフロップ回路30がクロック入力波形の立ち下がりエッジ検出型の場合、フリップフロップ回路30は、入力されるテスト信号がハイからロウへ遷移したとき、データ入力値を出力する。したがって、いずれの場合においても、始めにフリップフロップ回路30のデータ出力を“1”にセットしておき、データ入力を“0”にすれば、トグル信号がクロック端子に入力したときにのみ、出力が“0”に変化する。
図5はテスト判定回路の他の構成例を示す図である。図5に示すように、テスト判定回路8は、2つのフリップフロップ回路34、35が直列に接続されたシフトレジスタを有する構成である。この場合には、クロック端子へのトグル波形がロウからハイへの遷移を2回以上繰り返したときにのみ、出力が“0”に変化するため、より確実な判定が可能となる。
次に、上述の動作を信号波形で説明する。
図6は、正規チップ間配線が正常であった場合と不良であった場合の信号波形を示す図である。ここでは、テスト判定回路8は、立ち上がりエッジ検出型のフリップフロップ回路を1つ有する構成である。
制御信号TENで図2に示したチップAのトライステートバッファ3とチップBのトライステートバッファ7をイネーブルにしてテストモードを開始する。チップAのテスト信号発生回路4はテスト信号TSGのトグル波形を正規チップ間配線110に送る。正規チップ間配線110が正常な場合には、図4に示したチップBのテスト判定回路8のフリップフロップ回路30のクロック入力端子にテスト信号TSGが入力される。フリップフロップ回路30は、入力されるテスト信号TSGがロウからハイへ遷移したとき、データ入力値の“0”を出力端子に出力する。図6に示すように、テスト信号TSGの立ち上がり時に出力値SWBは実線で示すロウレベルとなる。
一方、正規チップ間配線110が断線などにより不良の場合には、フリップフロップ回路30のクロック入力端子は、ハイインピーダンスの状態、または、グランド電位および電源電位などの固定電位に短絡している場合はその電位のままである。そのため、フリップフロップ回路30は、データ入力値“0”を出力端子に出力せず、初期値の“1”を出力した状態を維持する。図6に示すように、出力値SWBは破線で示すハイレベルを維持する。
このテスト方法により、ハイのレベル信号の伝達とロウのレベル信号の伝達についてロウからハイへの一度の遷移のみを検出することで判定可能となる。つまり、送り側のハイレベルと受け側のハイレベル、送り側のロウレベルと受け側のロウレベルの信号の比較を行う必要がない。
さらに、図4に示すように、フリップフロップ回路30の出力値SWBは、そのまま正規チップ間配線110と予備チップ間配線120を切り替えるトライステートバッファ27,28の制御信号になっているので、テスト判定と同時に配線が切り替わる。
テストから配線切り替えまでを、最短でチップ間のデータの入出力の1サイクルで完了するようにすれば、装置の起動時に限らず、動作中でも適宜、テストと配線切り替え動作を挿入することが可能となる。これは、動作中のチップ温度上昇で、チップ間配線に発生するような不良に対して有効である。
上述のテストと配線切り替え制御に必要な最小の回路構成は、受け側のチップBで、図4に示したように正規チップ間配線1つに対してテスト判定回路のフリップフロップ回路1つ、トライステートバッファ2つ、予備チップ間配線1つ、およびトライステートバッファ1つである。一方、送り側のチップAでは、図2に示したようにテスト信号発生回路が必要である。ただし、テスト信号はロウレベルの電圧とハイレベルの電圧を繰り返すトグル信号である。このテスト信号として、回路100Aの同期に使われているクロック信号、または分周されたクロック信号を使用してもよく、テスト信号発生回路のような新たな回路を追加しなくてもよい。したがって、チップ間配線数が数百規模であっても、テストと切り替えのための回路規模を小さく抑えることが可能である。
なお、図2の構成でチップ間配線のテストと冗長救済の自動切り替えが行われるが、回路100Aからの信号は正規および予備の両方のチップ間配線に流れる。配線の充放電の消費電力を考えると、チップ間配線の入力側でもどちらか一方の経路を選択した方が有利となる。
次に、複数の正規チップ間配線に対して1つの予備チップ間配線で冗長救済する場合について説明する。
図7はチップAに複数の正規チップ間配線が設けられた構成例を示す模式図である。
図7に示すように、チップAには、回路100A、回路100A’および回路100A”が設けられている。回路100Aは、トライステートバッファ9を介して正規チップ間配線111Aと接続され、トライステートバッファ10を介して予備チップ間配線121と接続されている。回路100A’は、トライステートバッファ11を介して正規チップ間配線111A”と接続され、トライステートバッファ12を介して予備チップ間配線121と接続されている。回路100A”は、トライステートバッファ13を介して正規チップ間配線111A'''と接続され、トライステートバッファ14を介して予備チップ間配線121と接続されている。
図2に示したように、1つの正規チップ間配線に対して1つの予備チップ間配線で冗長救済する場合には、チップAにおける、チップ間配線への入力側は、正規チップ間配線と予備チップ間配線のどちらかを選択する必要はなく、チップBにおける、チップ間配線から出力側がその選択をする必要があった。これに対し、複数の正規チップ間配線に対して1つの予備チップ間配線で冗長救済する場合には、不良の正規チップ間配線と他の正常の正規チップ間配線を区別するために、図7に示すように、チップ間配線への入力側も正規チップ間配線と予備チップ間配線のどちらかを選択する必要がある。
図8は、正規と予備のいずれのチップ間配線を選択するかをチップAでも行う場合における、チップAとチップBの回路構成例を示す図である。
図8に示すように、チップAの回路100Aは、トライステートバッファ15を介して正規チップ間配線110と接続され、トライステートバッファ16を介して予備チップ間配線120と接続されている。回路100Aと正規チップ間配線110とを接続する配線の中継点に、テスト信号発生回路19がトライステートバッファ17を介して接続されている。また、その同じ中継点にテスト判定回路20がトライステートバッファ18を介して接続されている。トライステートバッファ15,18は制御信号がロウレベルのときにイネーブルとなり、トライステートバッファ16,17は制御信号がハイレベルのときにイネーブルとなる。
チップBについて、回路Bは、トライステートバッファ21を介して正規チップ間配線110と接続され、トライステートバッファ22を介して予備チップ間配線120と接続されている。回路100Bと正規チップ間配線110とを接続する配線の中継点に、テスト信号発生回路25がトライステートバッファ23を介して接続されている。また、その同じ中継点にテスト判定回路26がトライステートバッファ24を介して接続されている。トライステートバッファ21,23は制御信号がロウレベルのときにイネーブルとなり、トライステートバッファ22,24は制御信号がハイレベルのときにイネーブルとなる。
次に、図8に示す回路構成の動作について説明する。
積層型半導体を起動する際に、チップAとチップBにあるテスト判定回路20,26の出力を両方とも初期値の“1”にセットする。これにより、初期状態では正規チップ間配線110の前後にあるトライステートバッファ15,21がハイインピーダンスになる。また、予備チップ間配線120の前後にあるトライステートバッファ16,22がイネーブルの状態になる。そのため、回路100Aと回路100Bは正規チップ間配線110ではなく、予備チップ間配線120で信号のやり取りが行われる状態になる。
続いて、チップAのテスト信号発生回路19がテスト信号を出して正規チップ間配線110に送る。正規チップ間配線110が正常である場合には、テスト信号がチップBに伝達され、テスト判定回路26に入力される。テスト判定回路26は、テスト信号を受信すると、初期状態で判定結果が“1”であったものを“0”にして、その値を保持する。テスト判定回路26の出力が“0”になると、この判定結果を切り替え制御信号として、トライステートバッファ21がイネーブルとなり、トライステートバッファ22がハイインピーダンスとなり、チップBにおいて、回路Bとの経路が予備チップ間配線120から正規チップ間配線110に切り替わる。
一方、正規チップ間配線110が不良である場合には、チップAから送出されたテスト信号がチップBのテスト判定回路26に送られない。この場合、テスト判定回路26において、判定結果として保持される値は初期値の“1”のままである。そのため、チップBにおいて、回路Bとの経路として、予備チップ間配線120が維持される。
さらに、チップBのテスト信号発生回路25がテスト信号を出して正規チップ間配線110に送る。今度はチップAのテスト判定回路20が次のような判定を行う。テスト判定回路20は、正規チップ間配線110が正常であれば、テスト信号を受信し、“0”を出力する。反対に、正規チップ間配線110が不良であれば、テスト信号を受信せず、初期値“1”をそのまま出力する。
正規チップ間配線110が正常であれば、トライステートバッファ15がイネーブルとなり、トライステートバッファ16がハイインピーダンスとなり、チップAにおいて、回路Aとの経路が予備チップ間配線120から正規チップ間配線110に切り替わる。正規チップ間配線110が不良であれば、チップAにおいて、回路100Aとの経路として、予備チップ間配線120が維持される。
このようにして、チップ間配線の上下2方向からのテストと、正規および予備のチップ間配線のいずれかの経路の選択をチップAとチップBの両方で行うことにより、正規チップ間配線が正常な場合には正規チップ間配線が選択され、不良の場合には予備チップ間配線が選択されて冗長救済が行われる。
また、チップ間配線が複数ある場合でも、上下2方向テストと経路の自動切り替えがそれぞれのチップ間配線で同時に行える。また、積層チップが3つ以上である場合にも、チップ毎に上述した方法を行うことで、複数のチップに関して同時にテストと冗長救済のための経路の自動切り替えが行える。したがって、積層型半導体装置の起動時あるいは動作中の短時間でチップ間配線のテストと冗長救済が行える。
また、チップAおよびチップB間で授受されるデータの入出力サイクルに、テスト信号の送信タイミングおよび送信周期を対応させる。そして、テストから配線切り替えまでをデータの入出力の1サイクルで完了するようにすれば、装置の起動時に限らず、動作中でも適宜、テストと配線切り替え動作を挿入することが可能となる。
本発明では、複数の半導体チップを電気的に接続するためのチップ間配線に対し、チップ間配線が正常であるか否かを調べる判定と、その結果に対応して正常なチップ間配線への切り替えが行われる。そして、その判定から配線の切り替えまでを動作周波数の数サイクルで行えば、半導体装置の動作中にチップ間配線が不良になった場合でも予備のチップ間配線に設定し直すことが可能となる。また、従来のウエハテストとフューズによる救済方法と比べて、製造時におけるテスト工程のコストが低減するだけでなく、フューズが不要となる。
次に、本実施例の積層型半導体装置の構成を図面を参照して説明する。図9は本実施例の積層型半導体装置の模式図である。
図9に示すように、本実施例の積層型半導体装置は、チップBの上にチップAが積層した構成である。チップAには、回路100Aおよび回路100A’が設けられている。チップBには、回路100Bおよび回路100B’が設けられている。チップ間は、正規チップ間配線111A、正規チップ間配線111A’および予備チップ間配線121で接続されている。
本実施例では、チップAとチップBを積層し、チップAからチップBへ信号を伝送するために、チップ間配線として正規のものが2つ設けられ、予備のものが1つ設けられている。2つある正規のチップ間配線のどちらかに断線や短絡といった電気的な不良がある場合、その不良のチップ間配線を予備のチップ間配線の伝送経路に切り替える冗長救済を行う。
図9に示したチップAとチップBの冗長救済回路構成を説明する。図10はチップAおよびチップBの冗長救済回路構成例を示す図である。
図10に示すように、チップAには、回路100Aから正規チップ間配線111Aまでの経路を選択するためのトライステートバッファ36と、回路100Aから予備チップ間配線121までの経路を選択するためのトライステートバッファ37が、それぞれの経路に設けられている。また、回路100A’から正規のチップ間配線111A’までの経路を選択するためのトライステートバッファ38と、回路100A’から予備チップ間配線121までの経路を選択するためのトライステートバッファ39が、それぞれの経路に設けられている。
チップAには、テスト信号をチップBに送出するテスト信号発生回路44と、チップBから受け取るテスト信号を判定するフリップフロップ回路45,46とが設けられている。チップAのテスト信号発生回路44は、トライステートバッファ40を介して正規チップ間配線111Aへの経路に接続されている。また、トライステートバッファ42を介して正規チップ間配線111A’への経路に接続されている。フリップフロップ回路45は、トライステートバッファ41を介して正規チップ間配線111Aからの経路に接続されている。フリップフロップ回路46は、トライステートバッファ43を介して正規チップ間配線111A’からの経路に接続されている。トライステートバッファ40,41に入力される制御信号により、テスト信号発生回路44からのテスト信号をチップBに送出するか、チップBから受け取るテスト信号をフリップフロップ回路45に入力するかが選択される。トライステートバッファ42,43のそれぞれについても、トライステートバッファ40,41のそれぞれと同様に機能する。
図10に示すように、チップBには、正規チップ間配線111Aから回路100Bまでの経路を選択するためのトライステートバッファ47と、予備チップ間配線121から回路100Bまでの経路を選択するためのトライステートバッファ48が、それぞれの経路に設けられている。また。正規チップ間配線111B’から回路100B’までの経路を選択するためのトライステートバッファ49と、予備チップ間配線121から回路100B’までの経路を選択するためのトライステートバッファ50が、それぞれの経路に設けられている。
チップBには、テスト信号をチップAに送出するテスト信号発生回路55と、チップAから受け取るテスト信号を判定するフリップフロップ回路56,57とが設けられている。チップBのテスト信号発生回路55は、トライステートバッファ51を介して正規チップ間配線111Aへの経路に接続されている。また、トライステートバッファ53を介して正規チップ間配線111A’への経路に接続されている。フリップフロップ回路56は、トライステートバッファ52を介して正規チップ間配線111Aからの経路に接続されている。フリップフロップ回路57は、トライステートバッファ54を介して正規チップ間配線111A’からの経路に接続されている。トライステートバッファ51,52に入力される制御信号により、テスト信号発生回路55からのテスト信号をチップAに送出するか、チップAから受け取るテスト信号をフリップフロップ回路56に入力するかが選択される。トライステートバッファ53,54のそれぞれについても、トライステートバッファ51,52のそれぞれと同様に機能する。
テスト信号は動作周波数でデータがロウとハイを繰り返すのと等価なトグル波形とするため、テスト信号発生回路44,55は動作周波数のクロック信号を受信すると、これを分周して出力する。
次に、本実施例の積層型半導体装置の起動時に行うチップ間配線のテストと冗長救済切り替えの動作について、図10に示した回路構成例と、図10に示した構成の動作による信号波形を示す図11とを参照して説明する。ここでは、正規チップ間配線111Aが電気的に不良であり、正規チップ間配線111A’が正常であるものとする。
まず、4カ所あるテスト判定回路のフリップフロップ回路45,46,56,57について出力を初期値の“1”にセットする。これにより正規チップ間配線111A,111A’ではなく、予備チップ間配線121の経路が選択される。
正規チップ間配線111A,111A’の良否をテストするために、トライステートバッファ40とトライステートバッファ42にハイレベルの制御信号TENを入力し、それぞれをイネーブル状態にする(図11に示す破線T1)。チップAのテスト信号発生回路44は、ロウおよびハイのトグル信号TSGを発生し、トグル信号をテスト信号としてトライステートバッファ40,42に送出する。正規チップ間配線111Aは電気的に不良であるため、トライステートバッファ40から送出されたトグル信号はチップBに伝達しない。正規チップ間配線111A’は正常であるため、トライステートバッファ42から送出されたトグル信号はチップBに伝達する。
チップBにおいては、正規チップ間配線111A,111A’のそれぞれからの信号がテスト判定回路であるフリップフロップ回路56,57のそれぞれのクロック入力端子に入力されるように、制御信号によりトライステートバッファ52,54をイネーブル状態にしておく。正規チップ間配線111Aが電気的に不良であるため、これを判定するフリップフロップ回路56のクロック入力端子にはトグル信号が入力されず、フリップフロップ回路56の出力SWBは初期値の“1”のままである。
一方、正規チップ間配線111A’は正常であるため、これを判定するフリップフロップ回路57のクロック入力端子にはチップAからのテスト信号であるトグル信号が入力される。これにより、フリップフロップ回路57の出力SWB’は初期値の“1”から入力値の“0”に遷移する(図11の破線T1とT2の間)。したがって、回路100Bへの経路は予備チップ間配線121を使う経路のままであるが、回路100B’への経路は正規チップ間配線111A’を使う経路に切り替わる。このようにして、チップBにおける経路が選択される。この経路の選択状態は、フリップフロップ回路57を再び初期値にセットする(初期化)か、積層型半導体装置の電源を切ってフリップフロップ回路57に電源供給が停止するまで保持される。
続いて、チップBのテスト信号発生回路55がテスト信号をチップAに送り、チップAにおける経路の選択を次のようにして行う。チップBにおいて、ロウレベルの制御信号TENでトライステートバッファ51,53をイネーブルにすると、テスト信号発生回路55から出力されたトグル信号がテスト信号として正規チップ間配線111Aと正規チップ間配線111A’に送出される。
正規チップ間配線111Aは電気的に不良であるため、チップAのフリップフロップ回路45のクロック入力端子にはトグル信号が入力されず、フリップフロップ回路45は初期値“1”の出力SWAを維持する。一方、正規チップ間配線111A’は正常であるため、チップAのフリップフロップ回路46のクロック入力端子にはトグル信号が入力され、フリップフロップ回路46は出力SWA’を初期値“1”から入力値“0”に遷移する(図11の破線T2とT3の間)。その結果、回路100Aへの経路は予備チップ間配線121を使う経路のままであるが、回路100A’への経路は正規チップ間配線111A’を使う経路に切り替わる。このようにして、チップAにおける経路が選択される。この経路の選択状態はフリップフロップ回路46を再び初期値にセットするか、積層型半導体装置の電源を切るまで保持される。
以上のようにして、チップAからチップBへのテスト信号伝送とチップBからチップAへのテスト信号伝送によってテスト判定と経路切り替えが行われ、チップAとチップBの両方でチップ間配線の経路が決定される。テスト工程は動作周波数の2サイクル分の時間で完了する。また、テスト信号の判定期間を制御信号TENのハイまたはロウの時間で制限している。そのため、例えば、チップ間配線が導通はするが抵抗が非常に高いというような不良に対しても、テスト信号がチップ間配線を通過するまでにその波形が大きく鈍るので、判定期間内でフリップフロップに入力するテスト信号の遷移が完了せずに不良と判定できる。
チップ間配線のテストおよび経路切り替えは積層型半導体装置に内蔵した回路で行われるので、装置の起動時あるいは動作中にテストを開始してテストパターンをチップ間配線に入力し、冗長救済までの手順をすべて自動化することが可能である。
なお、本実施例では、正規チップ間配線111Aが不良で、正規チップ間配線111A’が正常の場合について説明したが、正規チップ間配線111Aが正常で、正規チップ間配線111A’が不良の場合には、回路100Aと回路100Bとの間の伝送には正規チップ間配線111Aが選択され、回路100A’と回路100B’との間の伝送には予備チップ間配線121が選択される。また、正規チップ間配線111Aと正規チップ間配線111A’の両方とも正常の場合には、これらが選択されて、予備チップ間配線121は経路として選択されない。
また、本実施例では、正規のチップ間配線が2つであったが、これを増やしても、判定回路をそれぞれのチップ間配線について配置すればよい。また、予備のチップ間配線を増やしてもよいが、その場合は冗長救済の切り替え時にどの予備のチップ間配線を使うかを選択する機能を追加する。
また、本実施例では、チップ間配線についてチップを貫通する配線としたが、チップを貫通しない配線で例えばワイヤーボンディングした配線や、回路のあるチップ表面同士を向かい合わせにして入出力信号のパッド同士をフリップチップボンディングした配線としてもよい。
また、本実施例では、複数のチップを上下に積層した構成をとっているが、チップを横に並べた構成であってもよい。横に並べるチップは3つ以上であってもよい。この場合でも、同様のチップ間配線のテストと切り替えが行える。さらに、チップを含む半導体装置が2つ以上あり、別の半導体装置のチップ同士をつなぐ配線でも同様である。
本実施例の積層型半導体装置は、積層するチップの数を5つにしたものである。
図12Aは本実施例の積層型半導体装置の構成を示す模式図である。図12Bは、図12Aに破線で示した冗長切り替え部分を拡大した図である。
図12Aに示すように、積層型半導体装置は、チップE、チップD、チップC、チップBおよびチップAが下から順に積層した構成である。各チップ間には、正規のチップ間配線4つに対して予備のチップ間配線が1つ設けられている。図12Aでは、チップAおよびチップB間についてのみ、正規チップ間配線112と予備チップ間配線122の符号を表示している。
図12BはチップCとチップDの冗長切り替え部分を示す。ここでは、説明を簡単にするために、4つの正規チップ間配線のうち1つを取り上げる。図12Bに示すように、チップCおよびチップD間の正規チップ間配線112は、チップC内のトライステートバッファ60,58を介して、チップBおよびチップC間の正規チップ間配線113に接続されている。また、チップD内のトライステートバッファ62,64を介して、チップDおよびチップE間の正規チップ間配線114に接続されている。
チップCおよびチップD間の予備チップ間配線122は、チップC内のトライステートバッファ61,59を介して、チップBおよびチップC間の予備チップ間配線123に接続されている。また、チップD内のトライステートバッファ63,65を介して、チップDおよびチップE間の予備チップ間配線124に接続されている。
チップCにおいては、トライステートバッファ60,58の中継点と、トライステートバッファ61,59の中継点とを接続するチップC内配線131が設けられている。チップDにおいては、トライステートバッファ62,64の中継点と、トライステートバッファ63,65の中継点とを接続するチップD内配線132が設けられている。
トライステートバッファ58,60,62,64は、制御信号がロウレベルのときにイネーブルとなる。トライステートバッファ59,61,63,65は、制御信号がハイレベルのときにイネーブルとなる。トライステートバッファ58,59に入力される制御信号をSW1とし、トライステートバッファ60,61に入力される制御信号をSW2とする。また、トライステートバッファ62,63に入力される制御信号をSW3とし、トライステートバッファ64,65に入力される制御信号をSW4とする。
上述の構成で、SW2およびSW3をロウレベルにすると、チップCおよびチップD間の経路として正規チップ間配線112が選択される。一方、SW2およびSW3をハイレベルにすると、チップCおよびチップD間の経路として予備チップ間配線122が選択される。このようにして、チップ間ごとに正規のチップ間配線と予備のチップ間配線を選択することを可能にしている。なお、チップCおよびチップB間の正規チップ間配線とチップDおよびチップE間の正規チップ間配線とが正常であれば、SW1およびSW4はロウレベルとなる。
図12Bは、チップCおよびチップD間の正規チップ間配線の1つ(正規チップ間配線112)が不良であり、SW2とSW3の信号をハイにして予備チップ間配線122に切り替える場合を例示している。
次に、図12Aに示した積層型半導体装置において、チップ間配線の良否判定と経路の切り替えを可能にするための構成を説明する。ここでは、4つの正規チップ間配線のうち1つを取り上げる。
図13は図12Aに示したチップCおよびチップDの冗長救済回路構成の一例を示す図である。
図13に示すように、チップCおよびチップD間の正規チップ間配線112は、チップC内のトライステートバッファ68,66を介して、チップBおよびチップC間の正規チップ間配線113に接続されている。また、チップD内のトライステートバッファ70,72を介して、チップDおよびチップE間の正規チップ間配線114に接続されている。
チップCおよびチップD間の予備チップ間配線122は、チップC内のトライステートバッファ69,67を介して、チップBおよびチップC間の予備チップ間配線123に接続されている。また、チップD内のトライステートバッファ73,71を介して、チップDおよびチップE間の正規チップ間配線124に接続されている。
チップCにおいては、トライステートバッファ68,66の中継点と、トライステートバッファ69,67の中継点とを接続するチップC内配線131が設けられている。チップC内配線131は回路Cに接続されている。
また、チップCは、チップDとの間の経路選択のため、上述の構成の他に、チップDからのテスト信号を判定するフリップフロップ回路79と、テスト信号発生回路(不図示)からのテスト信号をチップDに送出するか否かを選択可能にするためのトライステートバッファ75と、テスト信号が他の回路へ流れ込むのを防止する論理ゲートのNOR回路83とを有する。
正規チップ間配線112とトライステートバッファ68の中継点に、トライステートバッファ75の出力端子とフリップフロップ回路79のクロック入力端子とが接続されている。フリップフロップ回路79の出力端子は、トライステートバッファ69の制御信号入力端子と、NOR回路83の第1の入力端子に接続されている。NOR回路83の第2の入力端子には、トライステートバッファ75の制御信号TE1と異なる制御信号TE0が入力される。そして、NOR回路83の出力端子は、トライステートバッファ68の制御信号入力端子に接続されている。
なお、図13に示すように、チップCには、チップBとの間の経路選択のために、フリップフロップ回路78、トライステートバッファ74およびNOR回路82が設けられている。また、チップDは、チップCおよびチップEのそれぞれとの経路選択のために、フリップフロップ回路80,81、トライステートバッファ76,77、およびNOR回路84,85を有する。
トライステートバッファ66〜77は、ハイレベルの制御信号が入力されると、イネーブル状態になる。トライステートバッファ74,76には制御信号TE0が入力され、トライステートバッファ75,77には制御信号TE1が入力される。NOR回路82,84には制御信号TE1が入力され、NOR回路83,85には制御信号TE0が入力される。
次に、本実施例の積層型半導体装置の起動時に行うチップ間配線のテストと冗長救済切り替えの動作について、図13に示した回路構成例を参照して説明する。ここでは、正規チップ間配線112が電気的に不良であるものとする。
まず、チップCおよびチップD間の経路選択のためのテスト判定回路のフリップフロップ回路79,80について出力を初期値の“1”にセットする。これにより正規チップ間配線112ではなく、予備チップ間配線122の経路が選択される。
制御信号TE0をロウレベルにし、制御信号TE1をハイレベルにすることで、トライステートバッファ75をイネーブルにする。チップCからテスト信号がトライステートバッファ75を経由して正規チップ間配線112に送出される。正規チップ間配線112が正常であれば、チップDでは正規チップ間配線112を通ったテスト信号がフリップフロップ回路80のクロック入力端子に入力される。フリップフロップ回路80は、初期状態では出力が“1”にセットされているが、テスト信号であるトグル波形が入力されると、出力を入力値“0”に遷移する。これにより、トライステートバッファ71がイネーブルでなくなり、回路Dと予備チップ間配線122との接続が切れる。
しかし、本実施例では、正規チップ間配線112が不良であるため、フリップフロップ回路80にトグル波形が入力されず、フリップフロップ回路80は出力“1”を維持する。その結果、トライステートバッファ71がイネーブル状態のままで、回路Dと予備チップ間配線122との接続状態が保持される。
続いて、制御信号TE0をハイレベルにし、制御信号TE1をロウレベルにすることで、トライステートバッファ76をイネーブルにする。チップDからテスト信号がトライステートバッファ76を経由して正規チップ間配線112に送出される。チップCの判定回路のフリップフロップ回路79はテスト信号が伝達されるかどうかを判定する。正規チップ間配線112が正常であれば、テスト信号であるトグル波形がフリップフロップ回路79のクロック入力端子に入力される。フリップフロップ回路79は、テスト信号であるトグル波形が入力されると、出力を初期状態の“1”から入力値“0”に遷移する。これにより、トライステートバッファ69がイネーブルでなくなり、回路Cと予備チップ間配線122との接続が切れる。
しかし、本実施例では、正規チップ間配線112が不良であるため、フリップフロップ回路79にトグル波形が入力されず、フリップフロップ回路79の出力は“1”のままとなる。その結果、トライステートバッファ69がイネーブル状態を維持し、回路Cと予備チップ間配線122との接続状態が保持される。
したがって、チップCおよびチップD間の正規チップ間配線112は使われずに、予備チップ間配線122が使われるように経路が選択される。
本実施例の半導体装置では、各チップ間は独立に不良判定と冗長切り替えが行われるので、チップ積層数が増えても冗長救済のために必要な時間を増やさないことが可能である。なお、テストと経路切り替えをすべてのチップで同時に行うことで、装置内で大量の過渡電流が流れる場合には、同時に流れる電流を小さくするために、わざとテスト開始時間をチップごとあるいはチップ間配線ごとにずらすようにしてもよい。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。

Claims (13)

  1. 第1の半導体チップおよび第2の半導体チップを電気的に接続するための第1のチップ間配線と、
    前記第1のチップ間配線に対する予備のための第2のチップ間配線と、
    前記第1の半導体チップに設けられ、テスト信号を該第1のチップ間配線を介して前記第2の半導体チップに送信するテスト信号発生回路と、
    前記第2の半導体チップに設けられ、前記第1のチップ間配線を介して前記テスト信号を受信する場合、第1の制御信号を出力し、該テスト信号を受信しない場合、該第1の制御信号の反転信号である第2の制御信号を出力する判定回路と、
    前記第2の半導体チップに設けられ、前記判定回路から前記第1の制御信号が入力されると、前記第1の半導体チップおよび該第2の半導体チップ間を電気的に接続する経路として前記第1のチップ間配線を設定し、前記第2の制御信号が入力されると、該経路として前記第2のチップ間配線を設定する切り替え回路と、
    を有し、
    前記判定回路はフリップフロップ回路を含み、
    前記フリップフロップ回路は、クロック入力端子に前記テスト信号を受信すると、データ入力値を前記第1の制御信号として前記切り替え回路に出力する、半導体装置。
  2. 第1の半導体チップおよび第2の半導体チップを電気的に接続するための第1のチップ間配線と、
    前記第1のチップ間配線に対する予備のための第2のチップ間配線と、
    前記第1の半導体チップに設けられ、テスト信号を該第1のチップ間配線を介して前記第2の半導体チップに送信するテスト信号発生回路と、
    前記第2の半導体チップに設けられ、前記第1のチップ間配線を介して前記テスト信号を受信する場合、第1の制御信号を出力し、該テスト信号を受信しない場合、該第1の制御信号の反転信号である第2の制御信号を出力する判定回路と、
    前記第2の半導体チップに設けられ、前記判定回路から前記第1の制御信号が入力されると、前記第1の半導体チップおよび該第2の半導体チップ間を電気的に接続する経路として前記第1のチップ間配線を設定し、前記第2の制御信号が入力されると、該経路として前記第2のチップ間配線を設定する切り替え回路と、
    を有し、
    前記判定回路は複数段のフリップフロップ回路が直列に接続されたシフトレジスタを含み、
    前記シフトレジスタは、クロック入力端子に前記複数段の段数以上の前記テスト信号を受信すると、該複数段の初段のデータ入力値を最終段の出力端子から前記第1の制御信号として前記切り替え回路に出力する半導体装置。
  3. 前記テスト信号は、電圧のロウレベルからハイレベル、またはハイレベルからロウレベルへの遷移を示すものである請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記切り替え回路は、
    前記第2の半導体チップの内部回路および前記第1のチップ間配線の間に接続され、前記判定回路から前記第1の制御信号が入力されると、該第1のチップ間配線を該内部回路と接続する第1のバッファ回路と、
    前記内部回路および前記第2のチップ間配線の間に接続され、前記判定回路から前記第2の制御信号が入力されると、該第2のチップ間配線を該内部回路と接続する第2のバッファ回路と、
    を有する請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 前記フリップフロップ回路は、初期化が行われるまで、または電源供給が停止されるまで、前記切り替え回路への前記第1の制御信号または前記第2の制御信号の出力を保持する請求項または記載の半導体装置。
  6. 前記テスト信号発生回路は、前記第1の半導体チップおよび前記第2の半導体チップ間で授受されるデータの入出力サイクルに、前記テスト信号の送信タイミングおよび送信周期を対応させる請求項1または2記載の半導体装置。
  7. 3枚以上の半導体チップを有し、該3枚以上の半導体チップに含まれる2枚の半導体チップが前記第1の半導体チップおよび前記第2の半導体チップである請求項1または2記載の半導体装置。
  8. 前記第1の半導体チップおよび前記第2の半導体チップが積層された構成である請求項1または2記載の半導体装置。
  9. 前記第1のチップ間配線および前記第2のチップ間配線が、前記第1の半導体チップまたは前記第2の半導体チップに貫通して形成された貫通配線である請求項記載の半導体装置。
  10. 前記テスト信号発生回路は、前記第1の半導体チップおよび前記第2の半導体チップの起動時に前記テスト信号を該第2の半導体チップに送出する請求項1または2記載の半導体装置。
  11. 前記テスト信号発生回路は、前記第1の半導体チップおよび前記第2の半導体チップの内部回路の動作中に前記テスト信号を該第2の半導体チップに送出する請求項1または2記載の半導体装置。
  12. 他の一又は二以上の半導体チップと接続するチップ間配線を有する半導体チップであって、
    前記チップ間配線の接続状態を検査するためのテスト信号を第1のチップ間配線から受信する場合に第1の制御信号を出力し、該テスト信号を受信しない場合に該第1の制御信号の反転信号である第2の制御信号を出力する判定回路と、
    前記判定回路から前記第1の制御信号が入力されると、前記第1のチップ間配線を設定し、前記第2の制御信号が入力されると、前記第1のチップ間配線に代えて第2のチップ間配線に切り替える切り替え回路と、
    を有し、
    前記判定回路はフリップフロップ回路を含み、
    前記フリップフロップ回路は、クロック入力端子に前記テスト信号を受信すると、データ入力値を前記第1の制御信号として前記切り替え回路に出力する、半導体チップ。
  13. 他の一又は二以上の半導体チップと接続するチップ間配線を有する半導体チップであって、
    前記チップ間配線の接続状態を検査するためのテスト信号を第1のチップ間配線から受信する場合に第1の制御信号を出力し、該テスト信号を受信しない場合に該第1の制御信号の反転信号である第2の制御信号を出力する判定回路と、
    前記判定回路から前記第1の制御信号が入力されると、前記第1のチップ間配線を設定し、前記第2の制御信号が入力されると、前記第1のチップ間配線に代えて第2のチップ間配線に切り替える切り替え回路と、
    を有し、
    前記判定回路は複数段のフリップフロップ回路が直列に接続されたシフトレジスタを含み、
    前記シフトレジスタは、クロック入力端子に前記複数段の段数以上の前記テスト信号を受信すると、該複数段の初段のデータ入力値を最終段の出力端子から前記第1の制御信号として前記切り替え回路に出力する、半導体チップ。
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