JP5085487B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る第1の実施形態の半導体装置10の断面構造を概略的に示す図である。図1に示されるように、この半導体装置10は、半導体基板20と、この半導体基板20の主面上に形成され、かつ配線層を含む半導体素子12と、半導体素子12の上面を被覆する磁性体からなる磁気シールド膜15と、半導体素子12と磁気シールド膜15との間に介在し、かつ磁気シールド膜15の磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜14とを有する。磁気シールド膜15を構成する磁性体は、軟磁性の強磁性体である。半導体素子12とバッファ膜14との間には絶縁膜(誘電体膜)13が形成されている。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。図18は、第2の実施形態の半導体装置10Aの断面構造を概略的に示す図である。上記第1の実施形態の半導体装置10では、全体として凹凸を持たず平坦面を持つ磁気シールド膜15が形成されている。これに対し、第2の実施形態の半導体装置10Aは、形状加工されたバッファ膜14A,14B,14C,14D,14Eと磁気シールド膜15A,15B,15C,15D,15Eを有している。これら磁気シールド膜15A,15B,15C,15D,15Eを被覆するように上部バッファ膜16が形成されている。バッファ膜14A〜14Eと上部バッファ膜16の構成材料は、第1の実施形態のバッファ膜14(図1)のそれと同じである。
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。図20(A)〜(C)、図21(D)〜(E)、図22(F)〜(G)および図23(H)〜(I)は、第3の実施形態の半導体装置10B(図23(I))の製造工程を示す断面図である。
次に、本発明に係る第4の実施形態について説明する。図24は、第4の実施形態の半導体装置10Sの構造を概略的に示す断面図である。この半導体装置10Sは、インダクタ62Sの構造を除いて、第1の実施形態の半導体装置10(図1)と同じ構成を有している。すなわち、第1の実施形態のインダクタ62は、複数の配線層(層間絶縁膜)28,29内に形成された構造を有しているのに対し、本実施形態のインダクタ62Sは、単一配線層(第4層間絶縁膜)29内に形成された構造を有している。このような半導体装置10Sは、第1の実施形態の製造プロセスと同様の製造プロセスで作製することができる。
次に、本発明に係る第5の実施形態について説明する。第5の実施形態の半導体装置の半導体素子は、配線層とこの配線層に電気的に接続された磁気抵抗素子とを有する複数のメモリセルを含む。この半導体装置は、少なくともこれらメモリセルの形成領域を被覆するように形成された磁気シールド膜を含む。ここで、磁気抵抗素子には、TMR(Tunneling MagnetoResistive:トンネル磁気抵抗)素子が使用される。
次に、本発明に係る第6の実施形態について説明する。図31(A)および図31(B)は、第6の実施形態の半導体装置の製造工程を概略的に示す断面図である。本実施形態では、図1に示した多層配線層11Bが形成された後、当該多層配線層11Bをエッチングにより加工して図31(A)に示す凹部(溝)を形成する。更に、当該凹部にバッファ膜14Tを形成し、続けて、スパッタ法やめっき法により当該凹部に磁性体膜を埋め込む。その後、バッファ膜14Tおよび磁気シールド膜15FをCMPにより平坦化して図31(B)に示すようにバッファ膜14Hと埋め込み磁気シールド膜15Hとからなる磁気シールド構造を得る。
次に、本発明に係る第7の実施形態について説明する。図32(A)は、第7の実施形態の半導体装置の構造を概略的に示す断面図である。本実施形態では、図2(A)に示すトランジスタ層11Aが形成された後、配線を含む第2層間絶縁膜27と配線を含む第3層間絶縁膜とを形成する。当該第3層間絶縁膜にエッチングにより凹部(溝)を形成して第3層間絶縁膜28Cを得る。その後、この凹部に下部バッファ膜14Fを形成し、続けて下部バッファ膜14Fの上に磁性体材料を堆積する。当該堆積された磁性体材料をCMPにより平坦化して図32(A)に示す埋め込み磁気シールド膜15Iが形成される。更に、図32(B)に示すように、図32(A)に示す磁気シールド膜15Iを被覆するように選択的に上部バッファ膜14Sが成膜される(図32(B))。
次に、図32(C)は、本発明に係る第8の実施形態の半導体装置の構造を概略的に示す断面図である。本実施形態の半導体装置は、図示する配線のうち一部の配線をバッファ膜14I,14Gを介して完全に囲む埋め込み磁気シールド膜15I,15Jを有している。埋め込み磁気シールド膜15Iは、エッチング工程、スパッタ法およびCMPにより、第3層間絶縁膜28Cに形成された凹部(溝)内にバッファ膜14Fを介して埋設されている。また、埋め込み磁気シールド膜15Jは、エッチング工程、スパッタ法およびCMPにより、第4層間絶縁膜29Dおよび第5層間絶縁膜29Cに形成された凹部(溝)内にバッファ膜14Gを介して埋設されている。
次に、インダクタによる磁束状態をシミュレーションした結果を説明する。図33および図34は、シミュレーション用の3次元スパイラルインダクタの構造を概略的に示す図である。図34は、3次元スパイラルインダクタの概略斜視図であり、図33は、図34に示したインダクタのA1−A2線に沿った概略断面図である。この3次元スパイラルインダクタは、金属配線層M2,M3,M4,M5にそれぞれ形成された平面型のスパイラルインダクタI2,I3,I4,I5と、最上層のスパイラルインダクタI5に接続された配線65とを有する。スパイラルインダクタI2〜I5は、ビアホール導体(図示せず)を介して直列に接続されている。また、スパイラルインダクタI2〜I5の各々の外形は、各辺の長さが約17μmとなる正方形状である。
なお、本発明は、以下の構成を適用することも可能である。
(1)
基板と、
前記基板の主面上に形成され、かつ配線層を含む半導体素子と、
前記半導体素子を被覆する磁性体からなる磁気シールド膜と、
前記半導体素子と前記磁気シールド膜との間に介在し、かつ前記磁気シールド膜の磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜と、
を有する半導体装置。
(2)
(1)記載の半導体装置であって、前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトである、半導体装置。
(3)
(2)記載の半導体装置であって、前記フェライトは、XFe 2 O 4 およびY 1−n Z n Fe 2 O 4 のうちの少なくとも一方の酸化物磁性体を主成分として含み、前記Xは、Ni、Zn、Cu、Co、MnおよびFeよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Yは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Zは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素である、半導体装置。
(4)
(2)または(3)記載の半導体装置であって、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(311)面を有する、半導体装置。
(5)
(2)から(4)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記バッファ膜は、W、Ta、TiおよびRuの中から選択された少なくとも1種の元素を含む膜である、半導体装置。
(6)
(2)から(5)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記バッファ膜は、W、Ta、TiおよびRuの中から選択された少なくとも1種の元素の窒化膜または当該元素の酸化膜を含む、半導体装置。
(7)
(2)または(3)記載の半導体装置であって、前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(311)面を有する、半導体装置。
(8)
(2)または(3)記載の半導体装置であって、前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(400)面を有する、半導体装置。
(9)
(2)または(3)記載の半導体装置であって、前記バッファ膜はTiを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した面として、(111)面、(222)面および(333)面の中から選択された少なくとも1つを有する、半導体装置。
(10)
(1)から(9)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記半導体素子と前記バッファ膜との間に絶縁膜が形成されている、半導体装置。
(11)
(10)記載の半導体装置であって、前記絶縁膜に単数または複数の凹部または凸部が形成されており、前記絶縁膜の当該凹部または当該凸部の面に沿って前記バッファ膜および前記磁気シールド膜が形成されている、半導体装置。
(12)
(1)から(11)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記磁気シールド膜を連続的に被覆する上部バッファ膜を更に備える半導体装置。
(13)
(1)から(12)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記磁気シールド膜は、前記半導体素子の上面を選択的に被覆するように形成されている、半導体装置。
(14)
(13)記載の半導体装置であって、前記半導体素子の配線層はインダクタを構成しており、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記インダクタの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置。
(15)
(14)記載の半導体装置であって、前記インダクタを構成する配線はスパイラル状に形成されており、前記磁気シールド膜は、前記インダクタの中心領域に凹部形状を有する、半導体装置。
(16)
(13)記載の半導体装置であって、前記半導体素子は、前記配線層と前記配線層に電気的に接続された磁気抵抗素子とを有するメモリセルを含み、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記メモリセルの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置。
(17)
基板の主面上に配線層を含む半導体素子を形成するステップと、
前記半導体素子を被覆し、かつ磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜を形成するステップと、
前記バッファ膜を被覆し、かつ前記磁性体材料からなる磁気シールド膜を形成するステップと、
を含む半導体装置の製造方法。
(18)
(17)記載の半導体装置の製造方法であって、前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトである、半導体装置の製造方法。
(19)
(18)記載の半導体装置の製造方法であって、前記フェライトは、XFe 2 O 4 およびY 1−n Z n Fe 2 O 4 のうちの少なくとも一方の酸化物磁性体を主成分として含み、前記Xは、Ni、Zn、Cu、Co、MnおよびFeよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Yは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Zは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素である、半導体装置の製造方法。
(20)
(18)または(19)記載の半導体装置の製造方法であって、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(311)面を有する、半導体装置の製造方法。
(21)
(18)から(20)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜は、W、Ta、TiおよびRuの中から選択された少なくとも1種の元素を含む膜である、半導体装置の製造方法。
(22)
(18)から(20)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜は、W、Ta、TiおよびRuの中から選択された少なくとも1種の元素の窒化膜または当該元素の酸化膜を含む、半導体装置の製造方法。
(23)
(18)または(19)記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(311)面を有する、半導体装置の製造方法。
(24)
(18)または(19)記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(400)面を有する、半導体装置の製造方法。
(25)
(18)または(19)記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜はTiを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した面として、(111)面、(222)面および(333)面の中から選択された少なくとも1つを有する、半導体装置の製造方法。
(26)
(17)から(25)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子を形成した後に前記半導体素子を被覆する絶縁膜を形成するステップを更に備え、前記磁気シールド膜は、前記絶縁膜を被覆するように形成される、半導体装置の製造方法。
(27)
(26)記載の半導体装置の製造方法であって、前記絶縁膜にエッチングを施して前記絶縁膜に凹部または凸部を形成するステップを更に備え、
前記絶縁膜の当該凹部または当該凸部の面に沿って前記バッファ膜および前記磁気シールド膜が形成されている、半導体装置の製造方法。
(28)
(17)から(27)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記磁気シールド膜を連続的に被覆する上部バッファ膜を形成するステップを更に備える半導体装置の製造方法。
(29)
(17)から(28)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記磁気シールド膜は、前記半導体素子の上面を選択的に被覆するように形成されている、半導体装置の製造方法。
(30)
(29)記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子の配線層はインダクタを構成しており、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記インダクタの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置の製造方法。
(31)
(30)記載の半導体装置の製造方法であって、前記インダクタを構成する配線はスパイラル状に形成されており、前記磁気シールド膜は、前記インダクタの中心領域に凹部形状を有する、半導体装置の製造方法。
(32)
(29)記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子は、前記配線層と、前記配線層に電気的に接続された磁気抵抗素子とを有するメモリセルを含み、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記メモリセルの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置の製造方法。
(33)
(17)から(32)のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜および前記磁気シールド膜が400℃以下のプロセス温度で形成される、半導体装置の製造方法。
11A トランジスタ層
11B 多層配線層
12 半導体素子
13 絶縁膜(誘電体膜)
14,14T,14H,14F,14S,14G バッファ膜
15,15H,15T,15M,15N,15F,15I,15J 磁気シールド膜
15G 磁性薄膜
150,151 磁性細線
16,16T 上部バッファ膜
20,90 半導体基板
26〜32 層間絶縁膜
62,62S インダクタ
70 磁気シールド構造
80,80A〜80C TMR素子
81,83 強磁性層
82 トンネル絶縁膜
84 書き込み配線
85 ワード線用配線
86 ビット線用配線
Claims (23)
- 基板と、
前記基板の主面上に形成され、かつ配線層を含む半導体素子と、
前記半導体素子を被覆する磁性体からなる磁気シールド膜と、
前記半導体素子と前記磁気シールド膜との間に介在し、かつ前記磁気シールド膜の磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜と、
を有し、
前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトであり、
前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(311)面を有する、半導体装置。 - 基板と、
前記基板の主面上に形成され、かつ配線層を含む半導体素子と、
前記半導体素子を被覆する磁性体からなる磁気シールド膜と、
前記半導体素子と前記磁気シールド膜との間に介在し、かつ前記磁気シールド膜の磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜と、
を有し、
前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトであり、
前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(400)面を有する、半導体装置。 - 基板と、
前記基板の主面上に形成され、かつ配線層を含む半導体素子と、
前記半導体素子を被覆する磁性体からなる磁気シールド膜と、
前記半導体素子と前記磁気シールド膜との間に介在し、かつ前記磁気シールド膜の磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜と、
を有し、
前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトであり、
前記バッファ膜はTiを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した面として、(111)面、(222)面および(333)面の中から選択された少なくとも1つを有する、半導体装置。 - 請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記フェライトは、XFe2O4およびY1−nZnFe2O4のうちの少なくとも一方の酸化物磁性体を主成分として含み、前記Xは、Ni、Zn、Cu、Co、MnおよびFeよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Yは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Zは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素である、半導体装置。
- 請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記半導体素子と前記バッファ膜との間に絶縁膜が形成されている、半導体装置。
- 請求項5記載の半導体装置であって、前記絶縁膜に単数または複数の凹部または凸部が形成されており、前記絶縁膜の当該凹部または当該凸部の面に沿って前記バッファ膜および前記磁気シールド膜が形成されている、半導体装置。
- 請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記磁気シールド膜を連続的に被覆する上部バッファ膜を更に備える半導体装置。
- 請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記磁気シールド膜は、前記半導体素子の上面を選択的に被覆するように形成されている、半導体装置。
- 請求項8記載の半導体装置であって、前記半導体素子の配線層はインダクタを構成しており、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記インダクタの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置。
- 請求項9記載の半導体装置であって、前記インダクタを構成する配線はスパイラル状に形成されており、前記磁気シールド膜は、前記インダクタの中心領域に凹部形状を有する、半導体装置。
- 請求項8記載の半導体装置であって、前記半導体素子は、前記配線層と前記配線層に電気的に接続された磁気抵抗素子とを有するメモリセルを含み、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記メモリセルの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置。
- 基板の主面上に配線層を含む半導体素子を形成するステップと、
前記半導体素子を被覆し、かつ磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜を形成するステップと、
前記バッファ膜を被覆し、かつ前記磁性体材料からなる磁気シールド膜を形成するステップと、
を含み、
前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトであり、
前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(311)面を有する、半導体装置の製造方法。 - 基板の主面上に配線層を含む半導体素子を形成するステップと、
前記半導体素子を被覆し、かつ磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜を形成するステップと、
前記バッファ膜を被覆し、かつ前記磁性体材料からなる磁気シールド膜を形成するステップと、
を含み、
前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトであり、
前記バッファ膜はTaNを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した(400)面を有する、半導体装置の製造方法。 - 基板の主面上に配線層を含む半導体素子を形成するステップと、
前記半導体素子を被覆し、かつ磁性体材料の拡散を防止するバッファ膜を形成するステップと、
前記バッファ膜を被覆し、かつ前記磁性体材料からなる磁気シールド膜を形成するステップと、
を含み、
前記磁性体は、スピネル型結晶構造を持つフェライトであり、
前記バッファ膜はTiを主成分として含み、前記磁気シールド膜は、膜厚方向に配向した面として、(111)面、(222)面および(333)面の中から選択された少なくとも1つを有する、半導体装置の製造方法。 - 請求項12から14のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記フェライトは、XFe2O4およびY1−nZnFe2O4のうちの少なくとも一方の酸化物磁性体を主成分として含み、前記Xは、Ni、Zn、Cu、Co、MnおよびFeよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Yは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素であり、前記Zは、Ni、Zn、Cu、CoおよびMnよりなる群から選択された1種の元素である、半導体装置の製造方法。
- 請求項12から15のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子を形成した後に前記半導体素子を被覆する絶縁膜を形成するステップを更に備え、前記磁気シールド膜は、前記絶縁膜を被覆するように形成される、半導体装置の製造方法。
- 請求項16記載の半導体装置の製造方法であって、前記絶縁膜にエッチングを施して前記絶縁膜に凹部または凸部を形成するステップを更に備え、
前記絶縁膜の当該凹部または当該凸部の面に沿って前記バッファ膜および前記磁気シールド膜が形成されている、半導体装置の製造方法。 - 請求項12から17のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記磁気シールド膜を連続的に被覆する上部バッファ膜を形成するステップを更に備える半導体装置の製造方法。
- 請求項12から18のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記磁気シールド膜は、前記半導体素子の上面を選択的に被覆するように形成されている、半導体装置の製造方法。
- 請求項19記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子の配線層はインダクタを構成しており、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記インダクタの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置の製造方法。
- 請求項20記載の半導体装置の製造方法であって、前記インダクタを構成する配線はスパイラル状に形成されており、前記磁気シールド膜は、前記インダクタの中心領域に凹部形状を有する、半導体装置の製造方法。
- 請求項19記載の半導体装置の製造方法であって、前記半導体素子は、前記配線層と、前記配線層に電気的に接続された磁気抵抗素子とを有するメモリセルを含み、前記磁気シールド膜は、少なくとも前記メモリセルの形成領域を被覆するように形成されている、半導体装置の製造方法。
- 請求項12から22のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、前記バッファ膜および前記磁気シールド膜が400℃以下のプロセス温度で形成される、半導体装置の製造方法。
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