JP5073426B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
この従来技術によれば、全開状態の開閉体に開閉方向の引張力が作用した状態で、前記駆動源を停止しブレーキ装置により開閉体を拘束する構造であるため、前記開閉体に残留する引張力により、開閉体や該開閉体に開閉力を伝達する構成(例えばスプロケットとチェーン、歯車等)を損傷してしまうおそれがある。
また、他例としては、開閉体の全開状態を負荷感知した直後に、駆動源を所定時間逆転して、前記引張力を緩めるようにした構成も提案される。
更なる形態では、前記ブレーキ装置を、前記解放操作して前記解放状態に所定時間維持した後、再度拘束操作するようにした。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えると、開閉体が全開または全閉したと判断され、駆動源が停止するとともにブレーキ装置が拘束操作される。この拘束状態では、開閉体に引張方向または圧縮方向の応力が生じる。この応力は、所定時間後にブレーキ装置が解放状態になると、開閉体が開閉動作可能なフリー状態になるため、除去される。
よって、全開位置または全閉位置の開閉体に、有害な開閉方向の応力が残留するのを防ぐことができる。
以下の開閉装置の一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として説明する。
なお、この収納部31は、内部構造を隠蔽する略箱状としてもよいし、同内部構造を露出した構成としてもよい。
なお、この巻取体33の他例としては、固定軸32に対し回転自在に支持された筒状もしくは籠状に構成されていてもよい。
この付勢部材34は、図示例によれば、固定軸32の左右両端部側に位置するように二つ設けられるが、一つあるいは3以上用いてもよい。
これら付勢部材34の付勢力は、開閉体10を中途解放位置で静止可能とするように適宜設定されている。
なお、このブレーキ装置36の他例としては、非通電状態で前記出力軸を解放し、通電状態で前記出力軸を拘束する構成であってもよい。
このエンコーダ装置37から出力されるパルス信号の数は、図示しない制御部によってカウントされ、そのカウント値は、開閉体10の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として図示しない記憶装置に記憶される。
より詳細に説明すれば、例えば、開閉体10が開放動作した際に、前記開閉体位置変数に対しエンコーダ装置37のパルス信号の数(パルス数)が加算され、開閉体10が閉鎖動作した際には、同開閉体位置変数に対しエンコーダ装置37のパルス数が減算される。
すなわち、開閉体10が開放動作すれば、その開放動作量に応じて開閉体位置変数が増加し、開閉体10が閉鎖動作すれば、その閉鎖動作量に応じて開閉体位置変数が減少する。
なお、前記とは逆に、開閉体10の閉鎖動作に伴って開閉体位置変数が減少し、開閉体10の開放動作に伴って開閉体位置変数が増加する構成とすることも可能である。
例えば、駆動源35が一般的な直流モータである場合には、その負荷による電流値の変化量と負荷トルクとは、略比例的な相関関係を有する。したがって、この場合は、駆動源35の電流値の変化量を検出することで、駆動源35の負荷値を間接的に検知することができる。
また、駆動源35が一般的な交流モータである場合には、その負荷による回転速度の変化量と負荷トルクとが比例的な相関関係を有する。したがって、この場合には、駆動源35の回転速度の変化量を検出することで、駆動源35の負荷値を間接的に検知することができる。
この機械式カウンター装置39は、より具体的に説明すれば、駆動源35の出力軸の回転量を機械的にカウントし、そのカウント値が、開閉体10の全閉を示す所定値(例えば0)となった場合に、接点信号を出力する。
なお、全閉感知スイッチの他例としては、ガイドレール20の下端側に設けられたセンサにより開閉体10の閉鎖方向端部を感知するようにした態様や、開閉体10の閉鎖方向端部に設けられたセンサにより全閉時に着座対象部位pを感知するようにした態様等とすることが可能である。
なお、この制御部は、回路構成や設定値等を現場状況等に応じて容易に変更可能なように、例えばマイコンやプログラマブルコントローラー等に用いたプログラムドロジック回路による構成とするのが好ましいが、リレー回路やその他の電子回路を用いたワイヤードロジック回路とすることも可能である。
図2に示すように、開閉体10の開放動作中、巻取装置30内の巻取装置30内の制御部(図示せず)は、負荷検出部38により検出される負荷値が所定の負荷閾値以上となったか否かを判断し(ステップ1a)、前記負荷閾値以上となった場合には、次のステップ2aへ処理を進め、そうでなければステップ1bへ処理を移行する。
前記負荷閾値は、予め実験的または設計的に設定された値、あるいは工場出荷後の初期動作によって学習された値等とすればよい。
より具体的に説明すれば、制御部は、駆動源35及びブレーキ装置36への供給電力を遮断する。そのため、ブレーキ装置36は、内部スプリングの付勢力により、駆動源35の出力軸を回転不能に拘束する。
したがって、駆動源35の出力軸に連動して巻取体33の回転が停止し、開閉体10は、開閉方向の引張力が加わった状態で停止する。
また、他例としては、上記拘束時間タイマーや解放時間タイマーに代えて、これらタイマーと略等価の遅延機能(より具体的には、電子的な遅延回路や、遅延タイマーリレーを用いた回路など)を設けるようにしてもよい。
この解放時間は、当該開閉装置1のサイズや、使用日数等に応じて、調整が可能であり、本実施の形態によれば、0.5秒と0.8秒の2種類の時間を選択できるようにしてある。
なお、他の好ましい一例としては、前記解放時間を0.5〜1.0秒の範囲内で無段階的に調整できるようにしてもよい。
そして、所定の拘束時間t1(例えば約0.5秒)後に、ブレーキ装置36による前記拘束状態が解除され、駆動源35の出力軸が開放状態となり、更に、所定の解放時間t2(例えば約0.5秒または約0.8秒)後に、再度ブレーキ装置36により駆動源35の出力軸が拘束される。
そして、次の解放時間t2の間には、前記引張力により巻取体33が繰り出し方向へ若干だけ回転するとともに、開閉体10に生じていた引張応力が略除去されることになる。
制御部は、開閉体10閉鎖動作中、機械式カウンター装置39(全閉感知スイッチ)から接点信号が入力されるのを待ち(ステップ21)、その接点信号が入力された場合には、駆動源35をOFF(ステップ22)にするとともに、ブレーキ装置36を拘束操作して、駆動源35の出力軸を拘束する(ステップ23)。そして、次のステップ24では、開閉体位置変数を、開閉体10が全閉したことを示す規定値(例えば0)に更新する。
よって、経年変化等に起因するまぐさ部や開閉体10の変形等により、開閉体位置変数が、開閉体10の実際の開閉位置を示さなくなるようなことを防ぐことができる。ひいては、開閉体10の全開を開閉体位置変数から判断する際(上記ステップ2b参照)の精度を向上することができる。
この図5に示すタイムチャートは、例えば、図2に示すフローチャートにおいてステップ3a〜6aを省くことで実現できる。
この態様によっても、駆動源35がOFFになった後の所定時間t3の間に、開閉体10に作用している引張応力を除去することが可能である。
なお、全開状態で開閉体10に作用する引張力により巻取体33を繰り出し方向へ若干回転させる作用を効果的に得るためには、上述した図2及び図4に示す制御態様の方が好ましい。
31:収納部 32:固定軸
33:巻取体 35:駆動源
36:ブレーキ装置 37:エンコーダ装置
38:負荷検出部 39:機械式カウンター装置
Claims (3)
- 収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を開閉動作させる駆動源と、前記開閉体を開閉不能な拘束状態にしたり開閉可能な解放状態にしたりするブレーキ装置と、前記開閉体の操出量を検出する操出量検出手段と、該操出量検出手段により検出される操出量を、前記開閉体の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として記憶する記憶手段と、を備えた開閉装置において、
前記開閉体の開放動作中又は閉鎖動作中に、前記駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えたか否かを判断し、この判断にて前記駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えた場合には、前記開閉体が全開又は全閉したと判断して、前記駆動源を停止するとともに前記ブレーキ装置を拘束操作し、その所定時間後に、同ブレーキ装置を解放操作し、この解放状態を所定時間維持した後、同ブレーキ装置を再度拘束操作し、この拘束状態における前記開閉体位置変数を、前記開閉体が全開又は全閉したことを判断するための開閉体位置閾値として記憶し、
前記判断にて前記駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えない場合には、開閉体位置閾値が記憶されているか否かを判断し、開閉体位置閾値が記憶されている場合には、前記開閉体位置変数が前記開閉体位置閾値となったことを条件に、前記駆動源を停止するとともに前記ブレーキ装置を拘束操作することで、前記開閉体の開放動作または閉鎖動作を停止するようにしたことを特徴とする開閉装置。 - 開閉体位置閾値が記憶されているか否かの前記判断にて、開閉体位置閾値が記憶されていない場合には、前記駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えたか否かの前記判断に戻るようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 前記開閉体の操出量が既定量となったことを条件に前記開閉体が全閉位置になったと判断して信号を発する全閉感知スイッチを備え、
前記開閉体の開放動作中に、前記駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えたか否かを判断し、この判断にて前記駆動源の負荷値が所定の負荷閾値を超えた場合には、前記開閉体が全開したと判断して、前記駆動源を停止するとともに前記ブレーキ装置を拘束操作し、その所定時間後に、同ブレーキ装置を解放操作し、この解放状態を所定時間維持した後、同ブレーキ装置を再度拘束操作し、この拘束状態における前記開閉体位置変数を、前記開閉体が全開したことを判断するための開閉体位置閾値として記憶するようにした開閉装置であって、
前記開閉体の閉鎖動作中に、前記開閉体が全閉したことを前記全閉感知スイッチによって感知した際に、前記駆動源を停止するとともに前記ブレーキ装置を拘束操作することで、前記開閉体の閉鎖動作を停止し、この停止状態にて、前記開閉体位置変数の値を、前記開閉体の全閉位置を示す既定値に更新するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
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