JP5114365B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

オーバーヘッドドアを含むシャッター装置等の開閉装置に関し、特に略全閉した際の開閉体をロック装置により係止するようにした開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたもののように、開閉体(シャッター40)の閉鎖方向端部が着座対象部位(下枠37)に接触した状態で該開閉体を開放不能に係止するシャッターロック装置がある。
このシャッターロック装置は、前記開閉体に係脱するように回動するストッパー体(25)と、前記開閉体に対し係止可能な状態にある際の前記ストッパー体に係合して、前記ストッパー体を回動不能に維持する係止具(17)と、この係止具を前記ストッパー体に対し係脱するようにスライドさせるソレノイド(11)と、前記開閉体をシャッターボックス(38)内で巻き取る巻取軸(図示せず)と、該巻取軸を巻き取り方向へ付勢する巻取スプリング(図示せず)と、を具備している。
この従来技術によれば、前記開閉体が略全閉した際には、この開閉体に対し前記ストッパー体を係合するとともに、前記ストッパー体に対し前記係止具を係合することで、前記開閉体を開放不能にする。また、閉鎖状態の前記開閉体を開放動作する際には、先ず前記ソレノイドの作動により前記係止具を前記ストッパー体から離脱して、その後に、前記開閉体を開放方向へ回動させる。すると、前記ストッパー体が、前記開閉体に押動されることで、ねじりバネ(スプリング34)の付勢力に抗して上方へ回転する。したがって、前記開閉体は、前記ストッパー体の上方側へ移動することになる。
しかしながら、前記従来技術では、停電時に全閉状態の前記開閉体が手動持ち上げ操作されると、該開閉体が前記ストッパー体に圧接される。この圧接状態は、前記手動持ち上げ操作が解除された後も、巻取軸内の前記巻取スプリングの付勢力によって維持される場合がある。このような場合、前記圧接力により前記ストッパー体が前記係止具に当接して回動不能になり、更にはこの際の当接力により前記係止具が離脱不能になり、ひいては、前記開閉体を開放動作させることができなくなってしまうおそれがある。
実公平6−3100号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、ロック装置の解除動作をスムーズに行うことができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を開放方向へ付勢する付勢手段と、着座対象部位に接触又は近接した閉鎖状態の前記開閉体に対し係脱するロック装置と、前記開閉体が前記ロック装置により係止可能な位置範囲にあることを感知する係止可能位置感知手段と、前記開閉体を開放動作させる駆動装置と、該駆動装置の負荷値を検出する負荷検出部と、前記開閉体の開閉動作および前記ロック装置の係脱動作を制御する制御部とを具備し、前記ロック装置は、不動部位に設けられるとともに、前記開閉体に設けられた被係止部に対しその開放方向側に係止部を進退させるように構成され、前記制御部は、前記開閉体の開放動作中に前記負荷検出部により検出される負荷値が予め設定された開放負荷限界値になり、且つ前記係止可能位置感知手段による感知信号がある場合には、前記開閉体を所定量閉鎖動作させることを特徴とする。
更なる技術的手段では、前記制御部は、前記閉鎖動作の後に、前記ロック装置を解除動作し、その解除動作後に前記開閉体を開放動作させることを特徴とする。
また、他の技術的手段では、収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を開放方向へ付勢する付勢手段と、着座対象部位に接触又は近接した閉鎖状態の前記開閉体に対し係脱するロック装置と、前記開閉体が前記ロック装置により係止可能な位置範囲にあることを感知する係止可能位置感知手段と、前記開閉体を開放動作させる駆動装置と、該駆動装置の負荷値を検出する負荷検出部と、前記開閉体の開閉動作および前記ロック装置の係脱動作を制御する制御部とを具備し、前記ロック装置は、不動部位に設けられるとともに、前記開閉体に設けられた被係止部に対しその開放方向側に係止部を進退させるように構成され、前記制御部は、前記開閉体の開放動作中に前記負荷検出部により検出される負荷値が予め設定された開放負荷限界値になり、且つ前記係止可能位置感知手段による感知信号がある場合には、前記開閉体の開放動作を停止し、次の開放指令があったことを条件に、前記開閉体を所定量閉鎖動作させ、その閉鎖動作の後に、前記ロック装置を解除動作し、その解除動作後に前記開閉体を開放動作させることを特徴とする。
更なる技術的手段では、前記ロック装置は、前記開閉体の幅方向の端部を開閉方向へ案内するガイドレールに設けられ、前記制御部からの指令に応じて、前記係止部を、前記閉鎖状態にある前記開閉体における前記被係止部の開放方向側に進出させるように構成してあることを特徴とする。
なお、本発明に係わる開閉装置には、開閉体を巻取り軸に巻き取って収納するようにした態様や、開閉体を巻取り軸に巻き取ることなくその開放方向側に収納するようにした態様等を含む。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の上記開閉体の厚さ方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、上記開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
例えば、被係止部と係止部とが当接した状態で開放動作が行われた場合には、開閉体の開放動作中に負荷検出部により検出される負荷値が開放負荷限界値になり、且つ係止可能位置感知手段により開閉体が係止可能な位置範囲にあると感知されるため、開閉体が所定量閉鎖動作する。したがって、被係止部と係止部とが開閉体開閉方向に離間した状態となる。
よって、ロック装置による係止部の解除動作をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態による開閉装置の一例は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の躯体の開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能であるが、特に好ましい態様として窓用シャッター装置として用いた態様について説明する。
この開閉装置1は、収納部31から繰り出されて閉鎖動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向(図1における左右方向)の端部を囲み開閉方向へ案内するガイドレール20と、該開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置30と、前記ガイドレール20内に設けられて着座対象部位pに接触又は近接した閉鎖状態の開閉体10に対し係脱するロック装置40とを備えている。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラット11aを、上下に隣接する該スラット間で回動するように複数連接することで開閉体本体11を構成し、該開閉体本体11の閉鎖方向側(図示例によれば下方側)の端部に、着座対象部位pに当接させるための座板部材12を開閉体幅方向にわたるように接続している(図1参照)。
各スラット11aは、図2に示すように、開閉体開閉方向の一端側(図示例によれば上端側)に他のスラット11aに接続するための接続部11a1を有するとともに、その他端側には、他のスラット11aの接続部11a1と掛合する被接続部11a2を有する。
接続部11a1は、縦断面略フック状に形成され、その基端側に、開閉体厚さ方向へ貫通する小窓11a11を有する。この小窓11a11は、換気や採光等のための貫通孔であり、スラット11aの開閉体幅方向へわたって所定間隔置きに複数配設されている(図1参照)。
また、被接続部11a2は、接続部11a1に掛合されるとともに、前記小窓11a11を露出する位置と同小窓11a11を隠蔽する位置との間で、掛合された接続部11a1をスライドさせるように構成してある。
前記構成によれば、上下に隣り合うスラット11a,11a間が離間した際には、前記小窓11a11を開放し(図4(a)参照)、同隣り合うスラット11a,11a間が狭まった際には、前記小窓11a11を閉鎖する(図4(b’)参照)。
本明細書では、開閉体10の閉鎖方向端部が着座対象部位pに押圧されて小窓11a11が略全閉した状態(図4(b’)に示す状態)を小窓全閉着座位置と称す。
また、座板部材12は、開閉体本体11における最下端部に開閉体開閉方向へスライド可能に接続された座板接続部12aと、該座板接続部から開閉体厚さ方向へ突出する座板本体部12bと、該座板本体部12bに枢支されて開閉体開閉方向へ揺動する可動座板部12cとからなる。
座板接続部12aは、スラット11aの接続部11a1と略同形状の接続部12a1を有し、この接続部12a1には、小窓12a11が開閉体幅方向に間隔を置いて配設されている。
この座板接続部12aにおける開閉体幅方向の両側には、後述するロック装置40によって係止される被係止部12a2,12a2が設けられている。
各被係止部12a2は、開閉体幅方向へわたる長尺部材であり、開閉体幅方向の一端部を、前記座板接続部12aの横幅方向の端部から突出させている。この突出端部は、図示しない手動操作部の操作により、前記座板接続部12aの内外へ出没するようになっている。
座板本体部12bは、左右のガイドレール20,20間に位置するように設けられ、図示例によれば、座板接続部12aから開閉体厚さ方向(図2によれば左方向)へ突出する断面略枠状に形成されている。
可動座板部12cは、開閉体厚さ方向の一端側が、開閉体幅方向へわたって座板本体部12bに対し枢支され、その他端側を座板本体部12b内で所定量揺動させるように構成される。
詳細に説明すれば、この可動座板部12cは、その開閉体閉鎖方向端部(図示例によれば下端部)が着座対象部位pに対し接触又は近接し且つ小窓11a11,12a11が略全開の状態(図4(a)の状態)から、開閉体10が着座対象部位pに押し付けられて小窓11a11,12a11を略全閉した状態(図4(b’)の状態)になるまでの間で揺動するように、その揺動量が設定されている。
また、ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部を横断面略コの字状に囲む部材であり、巻取装置30と着座対象部位pとの間にわたって配設されている。
このガイドレール20内の下端側には、後述するロック装置40と、開閉体10がロック装置40により係止可能な位置範囲にあることを感知する係止可能位置感知手段50とが固定されている。
係止可能位置感知手段50は、ガイドレール20の下端側に固定された感知部により、開閉体10の下端側に固定された被感知体(図示しない磁石等)を感知するようにした近接スイッチであり、その感知信号を後述する制御部39へ送信するように電気配線されている。
この係止可能位置感知手段50は、被係止部12a2が突出状態の係止部41の下端に接触した状態(図2(a)又は図4(a)に示す状態)、及び、被係止部12a2が前記接触状態よりも下方側に位置する状態(例えば図2(b)や、図3(a)、図4(b’)に示す状態)を感知するように配設されている。
係止可能位置感知手段50の動作を詳細に説明すれば、この係止可能位置感知手段50は、初期状態(工場出荷状態)において接点の状態がOFF又はONに決められておらず、その初期の接点状態は、略1/2の確率でOFFかONになっている。
係止可能位置感知手段50の接点の動作は、図5の表に示すように、開閉体10の動作方向(開放方向又は閉鎖方向)や、反応点xを通過する前の接点状態等により異なる。前記反応点xは、図2(a)に示すように、開閉体10の被係止部12a2がロック装置40の係止部41に接触した位置よりも若干上方側に設定されている。
図5の表によれば、例えば、開閉体10動作方向が閉鎖方向であり、反応点xを通過する前の接点状態がOFFである場合には、反応点xを通過した後の接点状態もOFFに維持される。
また、開閉体10動作方向が閉鎖方向であり、反応点xを通過する前の接点状態がONである場合には、反応点xを通過する際に接点状態がOFFに変化し、そのOFF状態が通過後も維持される。
また、開閉体10動作方向が開放方向であり、反応点xを通過する前の接点状態がOFFである場合には、反応点xを通過する際に接点状態がONに変化し、そのON状態が通過後も維持される。
また、開閉体10動作方向が開放方向であり、反応点xを通過する前の接点状態がONである場合には、反応点xを通過した後の接点状態もONに維持される。
したがって、初期設定操作時等の閉鎖動作により開閉体10を略全閉した後は、該開閉体10が反応点xから小窓全閉着座位置(図4(b’)の位置)までの範囲内にある場合、係止可能位置感知手段50の接点状態がOFFに維持される。換言すれば、係止可能位置感知手段50の接点状態がOFFであれば、開閉体10が反応点xと小窓全閉着座位置との間に位置するものと判断することができる。
このOFF状態は、開閉体10が開放方向へ反応点xを通過した際に、ON状態に変化する。
また、巻取装置30は、収納部31内に、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取軸32や、該巻取軸32をチェーン及びスプロケット等の動力伝達手段33を介して双方向へ回転する駆動装置35、該駆動装置35の回転に伴ってパルス信号を出力するパルス発信装置36(例えばエンコーダ装置)、駆動装置35の負荷値を検出する負荷検出部37、開閉体10を中途開放状態に維持するように巻取軸32を巻き取り回転方向へ付勢する付勢部材38(例えばコイルスプリング)、駆動装置35や後述するロック装置40を制御して開閉体10を開閉動作させる制御部39等を具備している。
収納部31は、下部側に開閉体10を出没させるための開口部を形成した略箱状を呈し、前記開口部の縁部分が、全開時における開閉体10の閉鎖方向端部(詳細には座板部材12の開閉体厚さ方向の縁)を当接させるためのまぐさ部(図示せず)となっている。
なお、この収納部31は、図示例によれば巻取軸32や駆動装置35等の内部構造を隠蔽する略箱状に形成されているが、他例としては、前記内部構造を露出したタイプとすることも可能である。
巻取軸32は、開閉体10の幅方向へわたる筒状もしくは籠状等に構成され、収納部31に対し回動自在に支持されている。
この巻取軸32内には、該巻取軸32を巻き取り回転方向へ付勢するように付勢部材38が具備されている。この付勢部材38は、例えばコイルスプリングとすればよいが、他例としては、錘体の重量により巻取軸32を巻き取り回転方向へ付勢する構成等としてもよい。
また、駆動装置35は、正逆双方へ回転可能な交流又は直流の回転式電動機を具備してなり、その出力軸の回転を、動力伝達手段33を介して巻取軸32へ伝達している。
また、パルス発信装置36は、駆動装置35の出力軸の回転に伴ってパルス信号を出力する所謂エンコーダ装置である。
このパルス発信装置36から出力されるパルス信号の数は、後述する制御部39内の積算手段によって積算され、その積算値は、開閉体10の開閉方向の位置を示す開閉体位置変数として図示しない記憶装置に記憶される。
より具体的に説明すれば、例えば、開閉体10が閉鎖動作した際に、前記開閉体位置変数に対しパルス発信装置36のパルス信号の数(パルス数)が加算され、開閉体10が開放動作した際には、同開閉体位置変数に対し前記パルス数が減算される。
すなわち、開閉体10が閉鎖動作すれば、その閉鎖動作量に応じて前記開閉体位置変数が増加し、開閉体10が開放動作すれば、その開放動作量に応じて前記開閉体位置変数が減少するようになっている。
なお、前記とは逆に、開閉体10の閉鎖動作に伴って開閉体位置変数が減少し、開閉体10の開放動作に伴って開閉体位置変数が増加する構成とすることも可能である。
また、負荷検出部37は、駆動装置35の動作中に、該駆動装置35の負荷値を検出する。
より具体的に説明すれば、負荷検出部37は、駆動装置35の負荷値を、電流値もしくは電圧値として検出する装置であり、その負荷値の大きさに応じた電気信号を制御部39出力する。
また、制御部39は、前記パルス信号の積算値(開閉体位置変数)や、負荷検出部37、図示しない操作部(操作BOXや、リモコン、操作信号を発するコンピュータ、携帯端末等)などから入力される電気信号を、プログラムに基づいて演算処理し、その処理結果に応じて、駆動装置35を正転や逆転、停止等、制御する。
また、同制御部39は、パルス発信装置36の発したパルス信号を積算し、その積算値を図示しない記憶装置の所定の記憶領域に記憶する積算手段としても機能する。
なお、この制御部39は、回路構成や設定値等を現場状況等に応じて容易に変更可能なように、例えばマイコンやプログラマブルコントローラー等に用いたプログラムドロジック回路による構成とするのが好ましいが、リレー回路やその他の電子回路を用いたワイヤードロジック回路とすることも可能である。
また、ロック装置40は、不動部位であるガイドレール20に固定され、制御部39からの指令に応じて、係止部41を開閉体10側へ進退させるように構成してある。
詳細に説明すれば、このロック装置40は、開閉体10の閉鎖状態で、被係止部12a2よりも上方側の空間に位置したり後退したりする係止部41と、該係止部41を後退不能にする後退規制部42と、後退規制部42を係脱動作させるソレノイド43とを具備してなる。
係止部41は、特に図3に良く示されるように、ねじりバネ41aにより付勢された上回り(図示例によれば反時計回り)の回転により被係止部12a2の上方側に位置し(図3(c)参照)、逆回りの回転により被係止部12a2の上方から退く(図3(d)参照)ように軸支されている。この係止部41は、被係止部12a2の上方から退いた状態(図3(d)参照)で開閉体10に干渉しないように配置されて、ガイドレール20に支持されている。
後退規制部42は、ソレノイド43のプランジャ部分に固定され、係止部41の前記逆方向への回転を阻むようにして係止部41に当接する位置と、該位置から後退して係止部41に対し当接不能となる位置との間で進退動作する。
後退規制部42は、進退動作する際に係止部41との摩擦抵抗がないことが好ましく、そのために本実施の形態では、後述するフローチャート(図6参照)のステップ7a〜10aを実行するようにしている。
ソレノイド43は、制御部39からの制御信号に応じてプランジャ部分をピストン運動させる周知の機構であり、前記したように、プランジャ部分に後退規制部42を固定している。より詳細に説明すれば、前記プランジャ部分は、付勢手段(例えばスプリング等)によって突出方向(図2〜4によれば下方向)へ付勢されており、ソレノイド43の励磁によって後退するようになっている。なお、他例としては、前記プランジャ部分を、付勢手段によって後退方向へ付勢し、ソレノイド43の励磁によって前進させる構成とすることも可能である。
次に、開閉装置1の特徴的な制御動作について、図2〜図4に示す動作説明図、及び図6〜図9に示すフローチャート等に基づいて詳細に説明する。
図6のフローチャートは、主に開閉体10を開放動作させる際の制御動作を示している。
先ず、制御部39は、開閉体10が開放動作中であるか否かを判断し、開放動作中であれば次のステップ2aへ処理を進め、そうでなければステップ2dへ処理を移行する。
開閉体10が開放動作中であるか否かは、例えば、巻取装置30をON/OFFするリレー接点等により判断すればよい。
なお、ステップ2dについては、詳細な説明を省略するが、開閉体10が開放動作中である場合以外の制御動作が行われる。
次のステップ2aでは、負荷検出部37によって感知される負荷値が、所定の開放負荷限界値を超えるのを待ち、超えた場合には次のステップ3aへ処理を移行する。
前記開放負荷限界値は、座板部材12が収納部31のまぐさ部(図示せず)や、ロック装置40の係止部41に当接することで、巻取装置30が拘束されたことを判断する値であり、予め実験的又は設計的に設定された値が用いられる。
次に制御部39は、係止可能位置感知手段50がOFFか否かを判断し(ステップ3a)、OFFであれば被係止部12a2がロック装置40の係止部41に当接と判断し(ステップ4a)、そうでなければ開閉体10の閉鎖方向端部が収納部31のまぐさ部(図示せず)に当接して全開位置になったもの判断するとともに(ステップ4c)、開閉体10の閉鎖動作を停止する(ステップ5c)。
次に、ステップ5aでは、開閉体10の開放動作を一旦停止する。
そして、制御部39は、図示しない操作部(操作BOXや、リモコン、操作信号を発するコンピュータ、携帯端末等)からの信号により開放指令があるか否かを判断し(ステップ6a)、開放指令がある場合には開閉体10を一時的に閉鎖動作し(ステップ7a)、そうでなければステップ7bへ処理を移行する。
ステップ8aでは、開閉体10の閉鎖動作量が所定量以上となるのを待つ。
前記閉鎖動作量は、パルス発信装置36によるパルス積算値により認識してもよいし、他のカウンター装置やタイマー等によって認識するようにしてもよい。
前記所定量は、前記閉鎖動作量と比較される値であり、開閉体10の被係止部12a2が、図2に示すように、ロック装置40の係止部41から十分に離れて、ロック装置40の解除動作を妨げることのないように、予め設定されている。
次に、制御部39は、前記ステップ8aで開閉体10の閉鎖動作量が所定量以上となったと判断した場合、開閉体10の閉鎖動作を停止し(ステップ9a)、ロック装置40の解除動作により後退規制部42を後退し(ステップ10a)、その後に、開閉体10を開放動作させる(ステップ11a)。
すなわち、後退規制部42が後退すると(図3(c)参照)、係止部41は、開閉体10の開放動作によって上方へ移動する被係止部12a2に押されて、被係止部12a2の上方側空間から退くように回転する(図3(d)参照)。
したがって、開閉体10は、係止部41に阻まれることなく、更に上方へ開放動作することになる。なお、開閉体10が上方へ抜けた後、係止部41はねじりバネ41aの付勢力によって元の位置(図3(c)の位置)に復帰する。
また、ステップ7bでは、図示しない操作部(操作BOXや、リモコン、操作信号を発するコンピュータ、携帯端末等)からの信号により閉鎖指令があるか否かを判断し、閉鎖指令がある場合には、図7に示すステップ8bへ処理を移行し、そうでなければ前記ステップ6aへ処理を戻す。
そして、図7に示すように、制御部39は、開閉体10の閉鎖動作を開始し(ステップ8b)、それと略同時にパルス発信装置36から出力されるパルスの積算を開始し(ステップ9b)、そのパルス積算値が閉鎖動作制御用閾値以上となるのを待ち(ステップ10b)、その後、開閉体10の閉鎖動作を停止(ステップ11b)するとともに、パルス積算値として小窓全閉着座位置判断用パルス値を記憶する(ステップ12b)。
前記閉鎖動作制限用閾値とは、開閉体10が被係止部12a2を係止部41下端に当接した状態(図4(a)に示す状態)から小窓全閉着座位置となった状態(図4(b’)に示す状態)となるまでの閉鎖動作量を示す値であり、初期設定動作等により予め設定されている。
前記小窓全閉着座位置判断用パルス値とは、開閉体10が全開位置から小窓全閉着座位置(図4(b’)に示す位置)まで閉鎖動作した場合のパルス積算値(開閉体位置変数)であり、初期設定動作等により予め設定され記憶されている。
すなわち、図7に示すステップ8b以降の制御動作によれば、開閉体10は、被係止部12a2を係止部41に当接させた状態(図4(a)参照)から閉鎖動作し、全ての小窓11a11を略全閉した小窓全閉着座位置となった状態(図4(b’)参照)で、その閉鎖動作を停止する。
したがって、小窓全閉着座位置において閉鎖動作の停止が遅れることで、開閉体10に過剰な圧縮負荷が加わるのを防ぐことができる。
また、小窓全閉着座位置で停止した際に、パルス積算値を予め設定された小窓全閉着座位置判断用パルス値に置き換えるようにしているため、例えば、停電発生によりパルス積算値が実際の開閉体位置を反映しない値となっていた場合であっても、そのパルス積算値を実際の開閉体位置を反映する値に更新することができる。
なお、開放動作の制御の他例としては、図6に示すフローチャートから、ステップ6a及びステップ7aを省いたフローチャート(図示せず)とすることも可能である。
このフローチャートによれば、開放動作中に被係止部12a2を係止部41へ当接させた開閉体10は、開放動作の停止(ステップ5a)後に、自動的に若干閉鎖動作し(ステップ7a,8a)、更にロック装置40の解除(ステップ10a)後に、自動的に再度開放動作を行うことになる。
また、閉鎖動作の制御の他例としては、図7に示すフローチャートを図8に示す簡素な態様に置換することも可能である。
すなわち、図8に示す態様によれば、制御部39は、開閉体10の閉鎖動作を開始し(ステップ8b’)、全開位置からカウントしていたパルス積算値が、予め設定された小窓全閉着座位置判断用パルス値となるのを待ち(ステップ9b’)、その後、開閉体10の閉鎖動作を停止する(ステップ10b’)。
また、開閉体10をより精度良く小窓全閉着座位置で停止させるためには、図9に示す態様のようにしてもよい。
すなわち、図9に示す態様によれば、制御部39は、開閉体10の閉鎖動作を開始し(ステップ8b”)、その閉鎖動作量が所定量以上となるのを待つ(ステップ9b”)。
前記閉鎖動作量は、パルス発信装置36によるパルス積算値としてもよいし、他のカウンター装置やタイマー等によって認識される値としてもよい。
前記所定量は、前記閉鎖動作量と比較される値であり、開閉体10の被係止部12a2が、図2に示すように、ロック装置40の係止部41から十分に離れて、ロック装置40の解除動作を妨げることのないように、予め設定されている。
次に、制御部39は、開閉体10の閉鎖動作を停止し(ステップ10b”)、更にロック装置40を解除状態にし(ステップ11b”)、その後、開閉体10の開放動作を開始する(ステップ12b”)。
そして、制御部39は、係止可能位置感知手段50がOFFからON切り替わるのを待ち(ステップ13b”)、その後に開閉体10の開放動作を停止し(ステップ14b”)、次に開閉体10の閉鎖動作を開始し(ステップ15b”)、略同時に、パルス発信装置36によるパルス積算を開始する(ステップ16b)。
次に、制御部39は、パルス積算値が予め設定された閉鎖動作制御用閾値以上となるのを待ち(ステップ17b”)、その後、開閉体10の閉鎖動作を停止(ステップ18b”)するとともに、ロック装置40を施錠状態にし(ステップ19b”)、パルス積算値として小窓全閉着座位置判断用パルス値を記憶する(ステップ20b”)。
なお、前記ステップ17b”における閉鎖動作制限用閾値とは、開閉体10が、係止可能位置感知手段50の反応点x(図2(a)参照)に位置する状態から、小窓全閉着座位置となった状態(図4(b’)に示す状態)となるまでの閉鎖動作量を示す値であり、初期設定動作等により予め設定されている。
よって、図9に示す制御動作によれば、係止可能位置感知手段50がOFFからONになった時点を基準にして開閉体10の閉鎖動作量を制御しているため、小窓全閉着座位置で停止した際の位置精度を向上することができる。
なお、図示例のフローチャートによれば、停止指令があった場合の動作を省略しているが、上述した何れのステップの実行中であっても、停止指令による開閉体10の動作停止が可能である。
また、開閉体10の動作中に図示しない障害物感知装置による感知信号があった際にも、上記処理フローに割り込んで、開閉体10の動作を停止する等、所定の制御を行うことが可能である。
また、被係止部12a2が係止部41の上方側から下方側へ移動する際の動作については詳細な説明を省略するが、おおまかに説明すれば、係止部41は、上方側から被係止部12a2に押圧されると、図2(a)に二点差線で示すように下方へ回転する。したがって、被係止部12a2は、係止部41を押し退けるようにして、係止部41の下側へ移動する。
また、上記実施の形態によれば、開閉体10の幅方向端部から突出する被係止部12a2に対し、ロック装置40の係止部41を係脱させる構成としているが、他例としては、開閉体10の一部分を被係止部12a2とした態様、すなわち開閉体10の座板部材12や開閉体本体11などに対し直接的に係止部41を係脱させる構成とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、ガイドレール20にロック装置40を固定するようにしたが、ロック装置40が固定される箇所は不動部位であればよく、例えば、着座対象部位pにロック装置40を固定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態によれば複数の小窓11a11を有する開閉体10を用いたが、この開閉体10の他例としては、前記開閉体10から小窓11a11を省いた態様や、複数のパイプを開閉方向へ連設してなる態様、単数もしくは複数のパネルや、シート状物、ネット状物を開閉方向へ設けてなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等とすることが可能である。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す模式図であり、(a)は小窓を開放して開閉体が略全閉している状態を示し、(b)は同小窓を閉鎖して開閉体が略全閉している状態を示す。 図1における(II)−(II)線断面図であり、(a)は被係止部と係止部とが当接し合った状態を示し、(b)は被係止部が係止部から離れた状態を示している。 図1における(II)−(II)線断面図であり、(a)は被係止部が係止部から離れた状態を示し、(b)は係止部が後退し被係止部が上昇した状態を示している。 図1における(II)−(II)線断面図であり、(a)は被係止部と係止部とが当接し合った状態を示し、(b‘)は被係止部が係止部から離れるとともに小窓が略全閉した状態を示している。 係止可能位置感知手段の動作状態を示す表である。 同開閉装置における制御動作の一例を示すフローチャートである。 閉鎖指令があった場合の制御動作の一例を示すフローチャートである。 閉鎖指令があった場合の制御動作の他例を示すフローチャートである。 閉鎖指令があった場合の制御動作の他例を示すフローチャートである。
符号の説明
1:開閉装置 10:開閉体
11:開閉体本体 11a11:小窓
12:座板部材 12a2:被係止部
20:ガイドレール 30:巻取装置
36:パルス発信装置 37:負荷検出部
38:付勢部材 40:ロック装置
41:係止部 50:係止可能位置感知手段

Claims (4)

  1. 収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を開放方向へ付勢する付勢手段と、着座対象部位に接触又は近接した閉鎖状態の前記開閉体に対し係脱するロック装置と、前記開閉体が前記ロック装置により係止可能な位置範囲にあることを感知する係止可能位置感知手段と、前記開閉体を開放動作させる駆動装置と、該駆動装置の負荷値を検出する負荷検出部と、前記開閉体の開閉動作および前記ロック装置の係脱動作を制御する制御部とを具備し、
    前記ロック装置は、不動部位に設けられるとともに、前記開閉体に設けられた被係止部に対しその開放方向側に係止部を進退させるように構成され、
    前記制御部は、前記開閉体の開放動作中に前記負荷検出部により検出される負荷値が予め設定された開放負荷限界値になり、且つ前記係止可能位置感知手段による感知信号がある場合には、前記開閉体を所定量閉鎖動作させることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記制御部は、前記閉鎖動作の後に、前記ロック装置を解除動作し、その解除動作後に前記開閉体を開放動作させることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 収納部から繰り出されて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を開放方向へ付勢する付勢手段と、着座対象部位に接触又は近接した閉鎖状態の前記開閉体に対し係脱するロック装置と、前記開閉体が前記ロック装置により係止可能な位置範囲にあることを感知する係止可能位置感知手段と、前記開閉体を開放動作させる駆動装置と、該駆動装置の負荷値を検出する負荷検出部と、前記開閉体の開閉動作および前記ロック装置の係脱動作を制御する制御部とを具備し、
    前記ロック装置は、不動部位に設けられるとともに、前記開閉体に設けられた被係止部に対しその開放方向側に係止部を進退させるように構成され、
    前記制御部は、前記開閉体の開放動作中に前記負荷検出部により検出される負荷値が予め設定された開放負荷限界値になり、且つ前記係止可能位置感知手段による感知信号がある場合には、前記開閉体の開放動作を停止し、次の開放指令があったことを条件に、前記開閉体を所定量閉鎖動作させ、その閉鎖動作の後に、前記ロック装置を解除動作し、その解除動作後に前記開閉体を開放動作させることを特徴とする開閉装置。
  4. 前記ロック装置は、前記開閉体の幅方向の端部を開閉方向へ案内するガイドレールに設けられ、前記制御部からの指令に応じて、前記係止部を、前記閉鎖状態にある前記開閉体における前記被係止部の開放方向側に進出させるように構成してあることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
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