JP3792088B2 - 閉鎖装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉鎖体の全閉鎖位置等の所定の停止位置を容易に設定できる閉鎖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の閉鎖装置は、例えば、駆動手段であるモータからの駆動力で移動して被閉鎖部を閉鎖する閉鎖体を備えるとともに、この閉鎖体の開口方向の移動を規制する開口方向移動規制手段であるロック装置を、例えばこの閉鎖体が略全閉鎖状態となる位置に備えている。
【0003】
そして、この閉鎖体は、モータの回転量が被閉鎖部に応じて予め設定された回転量に達したときに、所定の停止位置、例えば全閉鎖位置等で停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の閉鎖装置では、モータの回転量を被閉鎖部に応じて決定する等の作業が必要であるため、閉鎖体の全閉鎖位置等の所定の停止位置の設定が煩雑である問題を有している。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、閉鎖体の所定の停止位置を容易に設定できる閉鎖装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体を閉鎖方向および開口方向に移動させる駆動手段と、前記閉鎖体が全開状態とは異なる略全閉鎖状態になった場合、前記閉鎖体の閉鎖方向への移動は許容するが、開口方向への移動は規制する開口方向移動規制手段と、前記閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことを検知する閉鎖方向移動抑制検知手段と、前記駆動手段により前記閉鎖体を閉鎖方向に移動させた状態で前記閉鎖方向移動抑制検知手段により前記閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことが検知されると、前記駆動手段を制御して前記閉鎖体を開口方向に移動させ、この閉鎖体を開口方向に移動させた状態で前記開口方向移動規制手段により前記閉鎖体の開口方向への移動が規制されると、前記駆動手段を制御して前記閉鎖体を停止させる制御手段とを備えたものである。
【0007】
そして、この構成では、制御手段が、駆動手段により閉鎖体を閉鎖方向に移動させた状態で閉鎖方向移動抑制検知手段により閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことが検知されると、駆動手段を制御して閉鎖体を開口方向に移動させ、この閉鎖体を開口方向に移動させた状態で開口方向移動規制手段により閉鎖体の開口方向への移動が規制されると、駆動手段を制御して閉鎖体を停止させるので、従来必要であったモータ等の回転量を決定する等の作業をすることなく、閉鎖体の所定の停止位置を容易に設定可能である。
【0008】
請求項2記載の閉鎖装置は、請求項1記載の閉鎖装置において、制御手段は、開口方向移動規制手段の規制に基づいて閉鎖体を停止させた後、駆動手段を制御して前記閉鎖体を閉鎖方向に所定距離または所定時間だけ移動させるものである。
【0009】
そして、この構成では、制御手段が、開口方向移動規制手段の規制に基づいて閉鎖体を停止させた後、駆動手段を制御して閉鎖体を閉鎖方向に所定距離または所定時間だけ移動させるので、開口方向移動規制手段から閉鎖体に作用する力が小さくなるため、閉鎖体を閉鎖方向に移動させない構成に比べて、閉鎖体自体にかかる負荷等の不具合を少なくできる。
【0010】
請求項3記載の閉鎖装置は、請求項1または2記載の閉鎖装置において、開口方向移動規制手段は、閉鎖体を解除可能にロックするロック装置であるものである。
【0011】
そして、この構成では、ロック装置が閉鎖体を解除可能にロックするので、閉鎖体の所定の閉鎖状態を適切に維持可能である。
【0012】
請求項4記載の閉鎖装置は、請求項3記載の閉鎖装置において、少なくとも開操作部を有する操作手段を備え、制御手段は、前記操作手段の開操作部が操作された場合に、ロック装置を解除するとともに、駆動手段を制御して閉鎖体を開口方向に移動させるものである。
【0013】
そして、この構成では、制御手段が、操作手段の開操作部が操作された場合に、ロック装置を解除するとともに、駆動手段を制御して閉鎖体を開口方向に移動させるので、簡単な操作で閉鎖体を開口方向に適切に移動可能である。
【0014】
請求項5記載の閉鎖装置は、請求項1ないし4のいずれか一記載の閉鎖装置において、駆動手段の負荷を感知可能な検知手段を備え、この検知手段が、閉鎖体の閉鎖方向への移 動が抑制されたことを検知する閉鎖方向移動抑制検知手段の機能と閉鎖体の開口方向への移動が規制されたことを検知する開口方向移動規制検知手段の機能とを有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の閉鎖装置の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0016】
図1において、1は閉鎖装置としてのシャッタ装置で、このシャッタ装置1は、例えば、開口部である出入口等の被閉鎖部2を一の状態時では開口し、他の状態時ではその被閉鎖部2を閉鎖する。
【0017】
このシャッタ装置1は、上下方向に長手方向を有する左右一対の細長状のガイドレール3,3を備え、これら一対のガイドレール3は、互いに離間対向した状態で被閉鎖部2の左右両側に位置するように立設されている。
【0018】
これら一対のガイドレール3の各々の下端部は、シャッタ装置1の左右方向に長手方向を有する細長状の被当接部としての下枠5にて一体的に連結されており、この下枠5は床面6上に固着されている。
【0019】
また、これら一対のガイドレール3の各々の上端部は、水平方向に長手方向を有する細長箱状のシャッタボックス8の内部に挿入されている。
【0020】
このシャッタボックス8は、下面部に細長矩形状の開口部9がシャッタボックス8の長手方向に沿って開口形成され、この開口部9の長手方向の両端位置に各ガイドレール3の上端部が挿通されている。また、このシャッタボックス8の内部には、軸方向がシャッタボックス8の長手方向に一致している筒状体等にて構成された巻取軸等の巻体10が回転可能に配設され、この巻体10には被閉鎖部2に沿って上下方向に移動可能、つまり昇降可能な閉鎖体11が巻き戻し可能に巻き取られている。
【0021】
この閉鎖体11は、被閉鎖部2全体を閉鎖可能なもので、例えば、金属製或いは合成樹脂製の多数のスラット11a を互いに連結したシャッタカーテン等である。なお、隣り合うスラット11a ,11a が互いに接離可能に連結されており、閉鎖体11は上下方向に少し伸縮する構成となっている。そして、この閉鎖体11の上端部は巻体10に固着され、この閉鎖体11の下端部には水平方向に長手方向を有する細長状の当接体としての幅木体13が設けられている。
【0022】
この幅木体13は、下端部に当接板部14が閉鎖体11の前後方向に向って水平状に突出形成され、この当接板部14は閉鎖体11の全閉鎖状態時に下枠5に当接し、全開状態時にはシャッタボックス8の下面部或いはマグサ部に当接する。また、この幅木体13の長手方向の両端部からは、作用突部15が側方に向って突出形成されている。
【0023】
さらに、一対のガイドレール3の互いに対向する側の内側面には、図2および図3に示すように、スリット状の挿入口部21が上下方向に沿って開口形成されている。
【0024】
また、各ガイドレール3の内部には、上下方向に細長状の案内部22が挿入口部21と連通した状態でシャッタ装置1の前側位置に形成され、後側位置にはロック装置収容部23が形成されている。
【0025】
そして、このロック装置収容部23内には、閉鎖体11が全開状態とは異なる所定の閉鎖状態になった場合に閉鎖体11の閉鎖方向Cへの移動は許容するが開口方向Oへの移動は規制する開口方向移動規制手段である例えば電動式のロック装置25が所定位置、つまり例えば閉鎖体11が略全閉鎖状態になる位置である下枠5の近傍位置に取り付けられた状態で収容されている。なお、ここでいう所定の閉鎖状態とは、閉鎖体11の所定部位がロック装置25の位置に達した状態等をいう。また、ガイドレール3の案内部22内には、閉鎖体11の移動方向に沿った両側縁部および幅木体13の作用突部15が、挿入口部21を介して挿入されて摺動自在に位置している。
【0026】
そして、このロック装置25は、閉鎖体11を解除可能にロックするものであり、図4に示すように、上下方向に長手方向を有する細長状の本体ケース31を有し、この本体ケース31の側方に向って開口した側面開口部32はカバー体33にて閉塞される。なお、このカバー体33は、例えば複数のねじ34にて本体ケース31に固着される。
【0027】
また、この本体ケース31の内部には、ソレノイド収容室35が形成され、このソレノイド収容室35の下方位置にはストッパ収容室36がソレノイド収容室35と連通した状態で形成されており、このストッパ収容室36は案内部22に向って開口している。
【0028】
この本体ケース31のソレノイド収容室35内には、ソレノイド41が収容され、このソレノイド41のプランジャ42の先端には係止具43が固着されている。
【0029】
そして、ソレノイド41の通電時には、プランジャ42の後退により、係止具43の全体がソレノイド収容室35内に位置するが、ソレノイド41の非通電時には、コイルばね44の付勢力によるプランジャ42の進出により、係止具43の下端部がストッパ収容室36内に浸入した状態で位置する。
【0030】
また一方、本体ケース31のストッパ収容室36の内壁面には、上部に円弧状の案内凹溝45が案内部22側である一側から他側にわたって形成され、下部に軸受け部46が凹状に形成されている。また、カバー体33の内壁面には、これら案内凹溝45および軸受け部46とそれぞれ対応する同形状の案内凹溝45a および軸受け部46a が形成されている。
【0031】
そして、互いに離間対向した一対の案内凹溝45,45a 間に水平状の第1の支軸48がこれら案内凹溝45,45a に沿って摺動自在に取り付けられるとともに、互いに離間対向した一対の軸受け部46,46a間に第2の支軸49が第1の支軸48と平行状に取り付けられ、これら第1の支軸48および第2の支軸49によってストッパー体50が幅木体13の作用突部15の通過位置に対して進退可能に支持される。
【0032】
ここで、このストッパー体50は、互いに離間対向した一対の側板部51,51を有し、これら側板部51の一側縁部は上下方向に長手方向を有する細長矩形状の作用傾斜板部52にて一体的に連結され、この作用傾斜板部52は上端部から下端部に向って徐々にシャッタ装置1の前方向に向って傾斜している。
【0033】
また、これら側板部51の他側縁部の上部位置には、係止具43の下端部と係脱自在に係合する第1係合部53が形成されている。さらに、これら側板部51の下端縁部には、幅木体13の作用突部15と係脱自在に係合する第2係合部54が形成されている。
【0034】
また一方、各側板部51の上部には第1の支軸48を回動自在に挿通する円形状の挿通孔56が開口形成され、この各側板部51の下部には第2の支軸49を摺動自在に遊挿する円弧状の案内スリット57が開口形成されている。また、これら第1の支軸48および第2の支軸49の各々には共通の付勢手段としてのトグルばね60が装着され、このトグルばね60の一端部60a がストッパ収容室36の底面部59に係止されるとともに、このトグルばね60の他端部60b が作用傾斜板部52の裏面側に係止される。
【0035】
そして、このストッパー体50は、ソレノイド41の非通電時には、ストッパー体50の第1係合部53と係止具43の下端部とが係合した状態にあり、この係合状態では、ストッパー体50は、図2に示すように、第1の支軸48を回動中心として第2の支軸49にて案内されつつ、図2上反時計方向に一旦回動し、幅木体13の通過位置から後退し、下降中の幅木体13の作用突部15を通過させ、その後、トグルばね60の付勢力にてもとの状態に復帰する。
【0036】
なお、このストッパー体50が復帰した状態では、幅木体13が上昇すると、幅木体13の作用突部15とストッパー体50の第2係合部54とが当接して係合するため、幅木体13が所定高さ位置より上昇せす、ロック装置25がロック状態にあり、被閉鎖部2の閉鎖状態が維持される。
【0037】
また、このストッパー体50は、ソレノイド41の通電時には、ロック装置25がロック解除状態にあり、ストッパー体50の第1係合部53と係止具43の下端部とは非係合状態にあり、この非係合状態では、ストッパー体50は、図5に示すように、第2の支軸49を回動中心として第1の支軸48にて案内されつつ、図5上時計方向に一旦回動し、幅木体13の通過位置から後退し、上昇中の幅木体13の作用突部15を通過させ、その後、トグルばね60の付勢力にてもとの状態に復帰する。
【0038】
一方、シャッタ装置1は、図1に示されるように、複数の押しボタン等にて構成された操作手段61を備え、この操作手段61には、例えば開操作部62、閉操作部63および停止操作部64が設けられている。
【0039】
そして、この操作手段61が操作されると、その操作に応じた操作信号が、駆動手段であるモータ65を制御する制御手段66に送信される。
【0040】
また、モータ65には、このモータ65の負荷を感知可能な負荷感知装置等の検知手段67が接続され、この検知手段67からの検知信号が制御手段66に送信される。
【0041】
この検知手段67は、閉鎖体11の閉鎖方向Cの先端側が被閉鎖部2の下枠5に当接し、閉鎖体11の閉鎖方向Cへの移動が抑制されたことを検知する閉鎖方向移動抑制検知手段である当接検知手段の機能を有するとともに、閉鎖体11の開口方向Oへの移動が規制されたことを検知する開口方向移動規制検知手段の機能を有している。なお、ここでいう抑制とは、規制を含む意味で、閉鎖体11の移動が瞬間的に制限された場合および閉鎖体11の移動が時間をかけて徐々に制限された場合の両方を含む意味である。
【0042】
そして、この検知手段67は、モータ65の回転数、つまり回転速度が設定値に低下したことを検知して検知信号を制御手段66に送信するもので、例えば、モータ65の出力軸に接続されたタコジェネレータ等の速度発電機による発電交流の周波数を算出し、この周波数が設定値にまで低下したことを検知して検知信号を送信する。
【0043】
そして、制御手段66は、受信した信号に応じて、モータ65を制御することによって、シャッタボックス8内の巻体10を回動駆動したり、巻体10を停止したりする。この巻体10の一の方向への回動時には、閉鎖体8が被閉鎖部2に沿って下方向である閉鎖方向Cに下降し、この巻体10の他の方向への回動時には、閉鎖体8が被閉鎖部2に沿って上方向である開口方向Oに上昇する。
【0044】
なお、これらモータ65、検知手段67および制御手段66は、例えば、一つのユニットで形成してシャッタボックス8内に設置した構成でもよく、或いは、モータ65および検知手段67のみを一つのユニットで形成してシャッタボックス8内に設置しかつ制御手段66をシャッタボックス8外の所定位置に設置した構成でもよい。
【0045】
次に、上記一実施の形態の動作を図6および図7を参照して説明する。
【0046】
まず、シャッタ装置1の開動作を説明する。
【0047】
被閉鎖部2の閉鎖状態時に、操作手段61の開操作部62を操作すると(ステップ1)、ロック装置25が、制御手段66からの制御出力に基づいて、ロック解除状態になる(ステップ2)。すなわち、ロック装置25のソレノイド41が、例えば予め設定されたT秒間だけ通電状態になり、ストッパー体50の第1係合部53と係止具43の下端部とが非係合状態になる。なお、ロック解除を働かせるのは、ロック装置25がロックされているか否かに拘わらず行ってもよく、或いは、例えばロック時に所定の信号を出力していること等によりロックされていることを制御手段66が把握できるならば、ロックされているときのみ行ってもよい。
【0048】
そして、制御手段66からの制御出力に基づいて、モータ65から駆動力が出力され、閉鎖体11が開動作を開始して、この閉鎖体11が被閉鎖部2に沿って開口方向Oに上昇する(ステップ3)。
【0049】
この上昇途中で、閉鎖体11の幅木体13の作用突部15は、図5に示すように、ロック装置25のストッパー体50にて移動規制されることがなく、操作手段61の閉操作部62または停止操作部64が操作されない限り(ステップ4、5)、上昇し続ける。
【0050】
そして、閉鎖体11の幅木体13の当接板部14がシャッタボックス8の下面部或いはマグサ部に当接すると、検知手段67がモータ65の負荷感知に基づいて検知信号を制御手段66に送信する(ステップ6)。
【0051】
すると、制御手段66がその検知手段67からの検知信号を受信し、この制御手段66の制御出力に基づいて、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体11が例えば予め設定されたT秒間だけ停止する(ステップ7)。
【0052】
次いで、閉鎖体11は、モータ65からの駆動力で、今度は、被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに所定距離また所定時間だけ下降して(ステップ8)、閉鎖体11は全開位置である上限停止位置で停止した全開状態になり(ステップ9)、被閉鎖部2の開口状態となる。
【0053】
なお、この所定距離または所定時間とは、例えば、予め設定されたT秒間のモータ65動作、または、予め設定されたn回転のモータ65動作等による比較的短い距離または時間であり、シャッタボックス8により閉鎖体11に作用する力が小さくなるように設定された距離または時間である。例えば、閉鎖体11に無理な引張力が長時間作用することや幅木体13とシャッタボックス8との接触面に無理な圧接力が長時間作用すること等が適切に防止されるように設定された距離または時間である。
【0054】
次いで、シャッタ装置1の閉動作を説明する。
【0055】
被閉鎖部2の開口状態時に、操作手段61の閉操作部63を操作すると(ステップ5、10)、制御手段66からの制御出力に基づいて、モータ65から駆動力が出力され、閉鎖体11が閉動作を開始して、この閉鎖体11が被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに下降する(ステップ11)。
【0056】
この下降途中で、閉鎖体11の幅木体13の作用突部15は、ロック装置25のストッパー体50にて移動規制されることがなく、ロック装置25との対向位置を通過し(ステップ12)、下降し続ける。なお、閉鎖体11は、幅木体13の作用突部15がロック装置25との対向位置を通過した際に、非通電状態にあるロック装置25にてロックされた状態になる。
【0057】
そして、閉鎖体11の幅木体13の当接板部14が下枠5に当接すると、検知手段67がモータ65の負荷感知に基づいて検知信号を制御手段66に送信する(ステップ13)。
【0058】
すると、制御手段66がその検知手段67からの検知信号を受信し、この制御手段66の制御出力に基づいて、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体11が例えば予め設定されたT秒間だけ停止する(ステップ14)。
【0059】
次いで、閉鎖体11は、モータ65からの駆動力で、今度は、開動作を開始して被閉鎖部2に沿って開口方向Oに上昇し(ステップ15)、操作手段61の閉操作部63または停止操作部64が操作されない限り(ステップ16、17)、上昇し続ける。
【0060】
そして、閉鎖体11の幅木体13の作用突部15が、ロック装置25のストッパー体50の第2係合部54と当接して係合することで、この閉鎖体11の開口方向Oへの上昇移動がロック装置25にて物理的に規制されると、検知手段67がモータ65の負荷感知に基づいて検知信号を制御手段66に送信する(ステップ18)。
【0061】
すると、制御手段66がその検知手段67からの検知信号を受信し、この制御手段66の制御出力に基づいて、モータ65の駆動力の出力が禁止され、このモータ65の出力禁止状態が保持され、閉鎖体11が例えば予め設定されたT秒間だけ停止する(ステップ19)。
【0062】
次いで、閉鎖体11は、モータ65からの駆動力で、今度は、被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに所定距離または所定時間だけ下降して(ステップ20)、閉鎖体11は所定の停止位置としての全閉鎖位置である下限停止位置で停止した状態になり(ステップ21)、被閉鎖部2の閉鎖状態となる。
【0063】
なお、この所定距離または所定時間とは、例えば、予め設定されたT秒間のモータ65動作、または、予め設定されたn回転のモータ65動作等による比較的短い距離または時間であり、ロック装置25により閉鎖体11に作用する力が小さくなるように設定された距離または時間である。例えば、閉鎖体11に無理な引張力が長時間作用することや幅木体13とストッパー体50との接触面に無理な圧接力が長時間作用すること等が適切に防止されるように設定された距離または時間である。
【0064】
一方、このシャッタ装置1の閉動作途中で、図示しない障害物が被閉鎖部2内に浸入した場合について説明すると、閉鎖体11の下降時(ステップ11)に、この閉鎖体11が、ロック装置25との対向位置を通過することなく(ステップ12)、被閉鎖部2内の障害物に当接すると、検知手段67が検知信号を制御手段66に送信する(ステップ22)。
【0065】
すると、制御手段66がその検知手段67からの検知信号を受信し、この制御手段66の制御出力に基づいて、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体11が例えば予め設定されたT秒間だけ停止する(ステップ23)。
【0066】
次いで、制御手段66からの制御出力に基づいて、モータ65から駆動力が出力され、閉鎖体11が開動作を開始して、この閉鎖体11が被閉鎖部2に沿って開口方向Oに上昇し(ステップ3)、操作手段61の閉操作部63または停止操作部64が操作されない限り(ステップ4、5)、上昇し続ける。
【0067】
そして、閉鎖体11の幅木体13の当接板部14がシャッタボックス8の下面部或いはマグサ部に当接すると、検知手段67が検知信号を制御手段66に送信する(ステップ6)。
【0068】
すると、制御手段66がその検知手段67からの検知信号を受信し、この制御手段66の制御出力に基づいて、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体11が例えば予め設定されたT秒間だけ停止する(ステップ7)。
【0069】
次いで、閉鎖体11は、モータ65からの駆動力で、今度は、被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに所定距離または所定時間だけ下降して(ステップ8)、閉鎖体11は上限停止位置で停止した状態になり(ステップ9)、被閉鎖部2の開口状態となる。
【0070】
一方、閉鎖体11が障害物に当接する前にその障害物の存在に気づいて、操作手段61の停止操作部64を操作した場合には(ステップ24)、制御手段66の制御出力に基づいて、モータ65の駆動力の出力が禁止され、閉鎖体11が途中位置で停止する(ステップ25)。もっとも、操作手段61の停止操作部64を操作した場合に(ステップ24)、閉鎖体11を上昇させ、上限停止位置で停止させてもよい。
【0071】
なお、障害物とは関係なく閉鎖体11がロック装置25との対向位置を通過する前に、操作手段61の停止操作部64を操作した場合も(ステップ24)、同様に閉鎖体11が途中位置で停止する(ステップ25)。また、閉鎖体11の上昇中(ステップ3、15)に、操作手段61の停止操作部64を操作した場合も(ステップ4、16)、同様に閉鎖体11が途中位置で停止する(ステップ25)。
【0072】
このようにして、上記一実施の形態によれば、シャッタ装置1の閉動作の際に、制御手段66による制御によって、閉鎖体11を被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに下降させ、この閉鎖体11の閉鎖方向Cへの下降途中でロック装置25との対向位置を通過させ、この閉鎖体11の閉鎖方向Cの先端側である幅木体13の当接板部14が下枠5に当接したことを検知手段67が検知した場合にその閉鎖体11の移動方向を閉鎖方向Cから開口方向Oに変化させる。
【0073】
次いで、この閉鎖体11の開口方向Oへの上昇途中で、閉鎖体11の移動がロック装置25で規制されると、検知手段67の検知に基づいて、モータ65の駆動力の出力を禁止して閉鎖体11を停止させ、その後、所定距離または所定時間だけ下降させ、その下降した位置を下限停止位置と認識して停止させる。
【0074】
したがって、ロック装置25の各ガイドレール3のロック装置収容部23への取付け位置に対応して、閉鎖体11の下限停止位置が設定されるので、コスト高となるリミット装置を不要にできるばかりでなく、従来必要であったモータ等の回転量を決定する等の作業が不要となり、閉鎖体11の全閉鎖位置である下限停止位置を容易に設定できる。
【0075】
よって、例えば、現場等で、ロック装置25をガイドレール3のロック装置収容部23の所定位置に取り付けるだけで、閉鎖体11の下限停止位置を設定できるので、従来に比べて、現場等でのシャッタ装置1の設置作業を容易にでき、シャッタ装置1を短時間で設置できる。
【0076】
しかも、ロック装置25の取付け位置により閉鎖体11の下限停止位置が設定されるので、閉鎖体11を下枠5等に押し付けすぎてこの閉鎖体11であるシャッタカーテン等に弛みや膨らみができてしまったり、逆に、下枠等までに至らずに隙間が生じてしまう等の不具合を避けることができ、閉鎖体11を適切な全閉鎖状態にできる。
【0077】
また、閉鎖体11はロック装置25で移動規制された後、所定の下限停止位置で停止するので、閉鎖体11をロック装置25にて適切にロックでき、被閉鎖部2が不本意に開口状態にされることを効果的に防止できる。
【0078】
さらに、制御手段66は、閉鎖体11の移動がロック装置25で規制されたことを検知手段67が検知した場合に、モータ65の駆動力の出力を禁止して閉鎖体11を停止させた後、その閉鎖体11を被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに所定距離または所定時間だけ移動させ、所定の下限停止位置で停止させるので、ロック装置25により閉鎖体11に作用する力が小さくなるため、閉鎖体11自体にかかる負荷等の不具合を少なくできる。
【0079】
すなわち、閉鎖体11が閉鎖方向Cに所定距離または所定時間だけ移動することで、各スラット11aから幅木体13に作用する上向きの力が解消され、その結果、閉鎖体11に無理な引張力が長時間作用すること、幅木体13とストッパー体50との接触面に無理な圧接力が長時間作用すること、幅木体13とストッパー体50との噛み込み等を適切に防止できる。
【0080】
なお、上記実施の形態においては、閉鎖装置は、シャッタ装置1である構成について説明したが、例えば、ドア装置、ブラインド装置、スライディングウオール装置、スクリーン装置、防煙垂れ幕装置等でもよい。
【0081】
また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体11は、被閉鎖部2に沿って上下方向に移動可能な構成として説明したが、例えば、左右方向に移動可能な構成、床面等に沿って水平方向に移動可能な構成、床面等に対して傾斜した傾斜方向に移動可能な構成でもよい。
【0082】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体11は、多数のスラット11a を互いに連結したものとして説明したが、例えば、スラット、パネル、パイプおよびシート片のいずれかにて連結して形成したり、或いはこれらスラット、パネル、パイプおよびシート片の少なくともいずれかを適宜に複合連結して形成したものでもよく、さらには、1枚のシート部材にて形成したものでもよく、複数枚のシート部材の側縁部を互いに連接したものでもよく、単なる板状のものでもよい。
【0083】
また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体11は、被閉鎖部2の全体を閉鎖可能な構成として説明したが、例えば、被閉鎖部2の一部のみを部分的に閉鎖するものでもよい。
【0084】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、シャッタ装置1の閉動作途中で、閉鎖体11が障害物に当接した場合、閉鎖体11を所定動作させた後、上限停止位置で停止させるとして説明したが、例えば、シャッタ装置1の閉動作途中で、閉鎖体11が障害物に当接した場合、閉鎖体11を予め設定されたT秒間だけその位置或いは若干上昇させた位置等で停止させる構成でもよく、また、その停止後、再度、その閉鎖体11を下降させる構成でもよい。
【0085】
また、上記実施の形態において、図示しないが、例えば、閉鎖体11の幅木体13の作用突部15がロック装置25との対向位置を通過したことを検知するセンサをロック装置25に設けてもよく、例えば、このセンサで作用突部15の通過が検知された後に、停止操作部64が操作された場合(ステップ16)には閉鎖体11を途中位置で停止させ、このセンサで作用突部15の通過が検知される前に、停止操作部64が操作された場合(ステップ24)には閉鎖体11を上限停止位置で停止させるようにすることもできる。
【0086】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、検知手段67は、例えば幅木体13のシャッタボックス8の下面部或いはマグサ部への当接であるか、それとも、幅木体13の下枠5への当接であるかの判定を行わない構成で、閉鎖方向移動抑制検知手段および開口方向移動規制検知手段の各々の機能を同時に有するものとして説明したが、例えば幅木体13のシャッタボックス8の下面部或いはマグサ部への当接であるか、幅木体13の下枠5への当接であるかの判定を行わせるように、閉鎖方向移動抑制検知手段および開口方向移動規制検知手段の各々を互いに別個の構成としてもよい。
【0087】
また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体11は、モータ65からの駆動力で下降する構成として説明したが、閉鎖体11自体の重力にて下降する構成でもよい。
【0088】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、制御手段66は、閉鎖体11の移動がロック装置25で規制されたことを検知手段67が検知した場合に、モータ65の駆動力の出力を禁止して閉鎖体11を停止させた後、その閉鎖体11を被閉鎖部2に沿って閉鎖方向Cに所定距離または所定時間だけ移動させ、所定の下限停止位置で停止させる構成として説明したが、例えば、閉鎖方向Cに所定距離移動させることなく、閉鎖体11の移動がロック装置25で規制されたことを検知手段67が検知した場合に、モータ65の駆動力の出力を禁止して、閉鎖体11をロック装置25との当接位置を下限停止位置として停止させるものでもよい。
【0089】
また、上記いずれの実施の形態においても、開口方向移動規制手段は、ロック装置25であるとして説明したが、例えば、閉鎖体11の開口方向動作時にロック装置25に当接した際のタコジェネレータ等の負荷感知による駆動停止、或いは、閉鎖体11の開口方向動作時にロック装置25に当接した際の図示しない幅木体側の当接感知スイッチつまり幅木体13の上側に設けられた当接感知スイッチや図示しないロック装置側の当接感知スイッチつまりロック装置25に設けられた当接感知スイッチ等のオンによる駆動停止でもよく、さらには、全閉鎖位置である下限停止位置の若干開口方向側の近傍位置に位置する図示しないスイッチのオンによる駆動停止でもよい。
【0090】
つまり、開口方向移動規制手段は、ロック装置25自体のように物理的に閉鎖体11の移動を規制するもの(制御手段は、駆動手段であるモータ65が空回り等することにより駆動したままの状態を保持させている場合等を含む。)、或いは、ロック装置25で規制された閉鎖体11の負荷を駆動手段側で感知したことによる制御手段66での駆動停止、さらには、ロック装置25のように物理的に規制するものでなく単なる当接感知等による閉鎖体11との接触当接等による電気スイッチのオンでの電気的信号等による制御手段66での駆動停止等でもよい。要するに、制御手段66が開口方向移動規制手段の一部または大部分の役割を担っている場合、言い換えると、積極的に物理的に規制するのではなく、例えば、電気的信号通知等のような消極的な処置をするのみで、実質的な規制は制御手段66が行う場合等でもよい。
【0091】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、検知手段67の閉鎖方向移動抑制検知手段は、タコジェネレータ等にて構成された負荷感知装置であるとして説明したが、例えば、幅木体13の下側に設けられ下枠5または障害物等に当接した際にオンとなる障害物感知スイッチ等でもよい。
【0092】
また、上記いずれの実施の形態における検知手段67は、タコジェネレータ等にて構成された負荷感知装置ではなく、パルスジェネレータでモータ65の回転速度を検知してもよく、また、モータ65の回転速度ではなく閉鎖体11の巻取軸等の回転速度を検知してもよく、さらには、モータ65の消費電流、特に直流の場合はトルクと電流が比例することを利用して閉鎖体11の移動速さを検知してもよい。一般的に、移動が規制または抑制されたことを検知できるものであれば、何でもよい。例えば、幅木体の上側および下側の少なくとも一方に設けられた接触感知スイッチ等による検知でもよい。
【0093】
さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体11の当接体としての幅木体13は、全閉鎖状態時に下枠5に当接するとして説明したが、例えば、下枠5を設けず、幅木体13を床面6に直接当接させる構成でもよい。
【0094】
【発明の効果】
請求項1記載の閉鎖装置によれば、制御手段が、駆動手段により閉鎖体を閉鎖方向に移動させた状態で閉鎖方向移動抑制検知手段により閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことが検知されると、駆動手段を制御して閉鎖体を開口方向に移動させ、この閉鎖体を開口方向に移動させた状態で開口方向移動規制手段により閉鎖体の開口方向への移動が規制されると、駆動手段を制御して閉鎖体を停止させるので、従来必要であったモータ等の回転量を決定する等の作業をすることなく、閉鎖体の所定の停止位置を容易に設定できる。
【0095】
請求項2記載の閉鎖装置によれば、制御手段が、開口方向移動規制手段の規制に基づいて閉鎖体を停止させた後、駆動手段を制御して閉鎖体を閉鎖方向に所定距離または所定時間だけ移動させるので、開口方向移動規制手段から閉鎖体に作用する力が小さくなるため、閉鎖体を閉鎖方向に移動させない構成に比べて、閉鎖体自体にかかる負荷等の不具合を少なくできる。
【0096】
請求項3記載の閉鎖装置によれば、ロック装置が閉鎖体を解除可能にロックするので、閉鎖体の所定の閉鎖状態を適切に維持できる。
【0097】
請求項4記載の閉鎖装置によれば、制御手段が、操作手段の開操作部が操作された場合に、ロック装置を解除するとともに、駆動手段を制御して閉鎖体を開口方向に移動させるので、簡単な操作で閉鎖体を開口方向に適切に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の閉鎖装置の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】 同上閉鎖装置のA−A断面図である。
【図3】 同上閉鎖装置のB−B断面図である。
【図4】 同上閉鎖装置の備えたロック装置の分解斜視図である。
【図5】 同上閉鎖装置の備えたロック装置を示す解除状態での断面図である。
【図6】 同上閉鎖装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】 同上閉鎖装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 閉鎖装置としてのシャッタ装置
2 被閉鎖部
11 閉鎖体
25 開口方向移動規制手段であるロック装置
61 操作手段
62 開操作部
65 駆動手段であるモータ
66 制御手段
67 閉鎖方向移動抑制検知手段である検知手段
Claims (5)
- 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、
この閉鎖体を閉鎖方向および開口方向に移動させる駆動手段と、
前記閉鎖体が全開状態とは異なる略全閉鎖状態になった場合、前記閉鎖体の閉鎖方向への移動は許容するが、開口方向への移動は規制する開口方向移動規制手段と、
前記閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことを検知する閉鎖方向移動抑制検知手段と、
前記駆動手段により前記閉鎖体を閉鎖方向に移動させた状態で前記閉鎖方向移動抑制検知手段により前記閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことが検知されると、前記駆動手段を制御して前記閉鎖体を開口方向に移動させ、この閉鎖体を開口方向に移動させた状態で前記開口方向移動規制手段により前記閉鎖体の開口方向への移動が規制されると、前記駆動手段を制御して前記閉鎖体を停止させる制御手段と
を備えたことを特徴とする閉鎖装置。 - 制御手段は、開口方向移動規制手段の規制に基づいて閉鎖体を停止させた後、駆動手段を制御して前記閉鎖体を閉鎖方向に所定距離または所定時間だけ移動させる
ことを特徴とする請求項1記載の閉鎖装置。 - 開口方向移動規制手段は、閉鎖体を解除可能にロックするロック装置である
ことを特徴とする請求項1または2記載の閉鎖装置。 - 少なくとも開操作部を有する操作手段を備え、
制御手段は、前記操作手段の開操作部が操作された場合に、ロック装置を解除するとともに、駆動手段を制御して閉鎖体を開口方向に移動させる
ことを特徴とする請求項3記載の閉鎖装置。 - 駆動手段の負荷を感知可能な検知手段を備え、この検知手段が、閉鎖体の閉鎖方向への移動が抑制されたことを検知する閉鎖方向移動抑制検知手段の機能と閉鎖体の開口方向への移動が規制されたことを検知する開口方向移動規制検知手段の機能とを有する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の閉鎖装置。
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