JP5067504B2 - データ受信回路 - Google Patents

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Description

本発明は、光信号等を受信するデータ受信回路に関する。
伝送路を伝送されるデータを受信するデータ受信回路は、クロック・データ再生回路を用いて受信した信号からデータとクロックを再生している。データ伝送を行う場合、データレートと伝送距離によってデータとクロックとの位相差が無視できなくなる。そのため、データと参照クロック(データから再生したクロックを分周したクロック)を後段の回路に出力し、後段の回路でクロック・データ再生回路によりデータとクロックを再生している。
データ受信回路は、信号が入力しないときやSN比が悪いときに、クロック・データ再生回路でデータをロックできない状態になると、後段のクロック・データ再生回路がロックできないような長い期間0又は1が連続するデータを出力してしまう。また、規定範囲外のクロックが出力されてしまう。データ受信回路から0又は1が連続する異常なデータが出力されると、後段のデータ受信回路は正常に動作できなくなる。
特許文献1には、光受信増幅回路において、光入力の切断を示す第1の断検出信号と、光受信増幅回路、クロック再生回路又は光検出器のいずれかに関連して検出される第2の断検出信号に基づいて光入力の切断を示す信号を生成することが記載されている。これにより、光信号断が発生した直後の同符号の連続が後段の伝送路に伝搬されないようにしている。
特許文献2は、光デジタル伝送装置において、受信側にマーク率1/2であるランダムパターンであるPNパターンを発生するPNパターン発生回路を設け、低次群信号が入力断のときにPNパターンを挿入し、受信側でそのPNパターンを検出する。これにより、受信側で、入力断による警報等の付加情報の検出を可能にしている。
特開2000−332720号公報 特開2002−261718号公報
本発明の課題は、データ受信回路において、入力信号断又はクロック・データ再生回路がロック喪失状態となったときに、異常データが出力されないようにすることである。
開示のデータ受信回路は、受信信号からクロックとデータを再生するクロック・データ再生回路と、固定パターンデータを生成する固定パターン発生回路と、前記固定パターン発生回路で生成される前記固定パターンデータと、前記クロック・データ再生回路で抽出される抽出データの一方を選択して出力する第1の選択回路と、基準クロックと、前記クロック・データ再生回路で抽出される抽出クロックの一方を選択して出力する第2の選択回路と、入力信号断又は前記クロック・データ再生回路がロック喪失状態のとき、前記第1の選択回路から前記固定パターンデータを出力させると共に、前記第2の選択回路から前記基準クロックを出力させるように選択動作を制御する切替回路とを備える。
第1の実施の形態のデータ受信回路の構成を示す図である。 データ受信回路の動作を示すタイムチャートである。 第1の実施の形態の変形例を示す図である。 自動切替回路の一例を示す図である。 データ受信回路の動作を示すタイムチャートである。 遅延回路を有する自動切替回路と、遅延回路の回路図である。 遅延回路の動作を示すタイムチャートである(その1)。 遅延回路の動作を示すタイムチャートである(その2)。 バッファ回路の一例を示す図である。 エラー検出回路の一例を示す図である。 第2の実施の形態のデータ受信回路の構成を示す図である。 第2の実施の形態のバッファ回路の一例を示す図である。 バッファ回路の動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態のデータ受信回路11の構成を示す図である。この第1の実施の形態は、光信号を受信し、増幅して伝送路に送出する光受信回路に関するものである。
図1において、信号変換・増幅回路(PD+TIA)12は、光信号を電気信号に変換して増幅する回路であり、光信号を電気信号に変換するPD(Photo Diode)と、電気信号を増幅するTIA(Trans Impedance Amp)を有する。
クロック・データ再生回路(CDR:Clock Data Recovery)13は、受信データからクロックとデータを復元する。復元したデータ(以下、抽出データCDR_DATAと呼ぶ)とクロック(以下、抽出クロックCDR_CLKと呼ぶ)をバッファ回路14に出力すると共に、抽出クロックCDR_CLKを第2のセレクタ16に出力する。
バッファ回路14は、FIFO形式のバッファであり、クロック・データ再生回路13から出力される抽出データCDR_DATAを一時記憶する。バッファ回路14は、例えば、縦続接続された複数段の記憶回路(レジスタなど)を有し、クロック・データ再生回路13から出力される抽出データCDR_DATAを複数の記憶回路に順に記憶する。バッファ回路14に格納された抽出データCDR_DATAは、格納順に第1のセレクタ15に出力される。
固定パターン発生回路17は、例えば、マーク率が1/2の固定パターンデータを生成して第1のセレクタ15に出力する。
自動切替回路(切替回路に対応する)18は、光信号断又はロック喪失状態となったとき、第1のセレクタ15と第2のセレクタ16が、固定パターンデータと基準クロックを選択するような切替信号を出力する。自動切替回路18には、光信号断が検出されたとき、信号検出回路20から光信号断検出信号LOS(Loss of Signal)出力される。また、クロック・データ再生回路13がロック喪失状態となったとき、エラー検出回路21からロック喪失信号LOL(Loss of Lock)が出力される。
PLL回路19は、参照クロック(REFCLK)を逓倍した基準クロック(基準CLK)を生成して、クロック・データ再生回路13と第2のセレクタ16に出力する。
第1のセレクタ(第1の選択回路に対応する)15は、自動切替回路18から出力される切替信号に従って、バッファ回路14から出力されるデータCDR_DATAと、固定パターン発生回路17から出力される固定パターンデータの一方を選択して出力する。第1のセレクタ15の出力データを出力DATAと呼ぶ。
第2のセレクタ(第2の選択回路に対応する)16は、自動切替回路18から出力される切替信号に従って、抽出クロックCDR_CLKと基準クロックの一方を選択して出力する。
図2は、図1のデータ受信回路11の動作を示すタイムチャートである。図2のタイムチャートは、光信号が断となり、信号断検出信号LOSがハイレベルに変化した後、信号の入力が再開された場合の例を示している。
以下、図2を参照して図1の回路の動作を説明する。入力信号断となると、クロック・データ再生回路13はデータからクロックが抽出できなくなるので、クロック・データ再生回路13から規定範囲外の周波数のクロックが出力される。また、入力信号断となると、クロック・データ再生回路13から異常データ(全て1又は0のデータ)が出力される。
バッファ回路14からは、入力信号が断となってから、バッファ回路14の遅延時間tdata_delayを経過した後、異常データが出力される。
図2に示すように、信号検出回路20の出力信号である信号断検出信号LOSは、信号断となってから、信号検出回路20において実際に信号断が検出されるまでの時間terror_onが経過したときハイレベルに変化する。また、信号断検出信号LOSは、信号が再開されてから所定の遅延時間terror_offが経過してからローレベルに変化する。
図2の信号断検出信号LOSがハイレベルとなり、自動切替回路18から出力される切替信号の状態が変化すると、第1のセレクタ15は固定パターンデータを選択して出力する。そして、入力信号が再開されて信号断検出信号LOSがローレベルに変化してから所定の遅延時間trestart_delayが経過すると、第1のセレクタ15は、抽出データCDR_DATAを選択して出力する。
また、信号断検出信号LOSがハイレベルとり、自動切替回路18から出力される切替信号の状態が変化すると、第2のセレクタ16は、基準クロックを選択して出力する。そして、入力信号が再開されて信号断検出信号LOSがローレベルに変化してから遅延時間trestart_delayが経過すると、第2のセレクタ16は、抽出クロックCDR_CLKを選択して出力する。
上記の第1のセレクタ15の出力データと、第2のセレクタ16の出力クロックは、図示しない電気/光変換器により光信号に変換され伝送路に送出される。
上記の回路動作の説明では、信号断検出信号LOSがハイレベルとなった場合について説明したが、クロック・データ再生回路13がロック喪失状態になった場合にも、同様に固定パターンデータと基準クロックを出力することができる。
信号断となり、信号断検出信号LOSがハイレベルになり、その後、ロック喪失信号LOLがハイレベルに変化したときの第1のセレクタ15と第2のセレクタ16の動作は上記と同じである。
入力信号が再開されると、信号断検出信号LOSがローレベルに変換する。さらに、クロック・データ再生回路13がデータ抽出を再開しロック状態となると、ロック喪失信号LOLがローレベルに変化する。
信号断検出信号LOSがローレベルになり、かつロック喪失信号LOLがローレベルに変化すると、自動切替回路18から第1のセレクタ15と第2のセレクタ16の選択を切り換える切替信号が出力される。この切替信号が第1のセレクタ15に与えられると、第1のセレクタ15は出力データを固定パターンデータから抽出データCDR_DATAに切り換える。同様に、第2のセレクタ16は、出力クロックを基準クロックから抽出クロックCDR_CLKに切り換える。
上記のデータ受信回路11によれば、入力信号断となったとき(又はクロック・データ再生回路13がロック喪失状態となったとき)、出力データを固定パターンデータに切り換えることができる。また、出力クロックを内部のPLL回路19で生成される基準クロックに切り換えることができる。
図3は、第1の実施の形態の変形例を示す図である。このデータ受信回路31は、基本的には図2のデータ受信回路11と同じ回路ブロックを有する。以下、図2と同じ回路ブロックには同じ符号を付けてそれらの説明を省略する。
図3のデータ受信回路31と図2のデータ受信回路11の異なる点は、図2のエラー検出回路21がクロック・データ再生回路(CDR)32に内蔵されている点である。分周器33は、第2のセレクタ16から出力される抽出クロックCDR_CLK又は基準クロックを分周して参照クロックとして伝送路に送出する。
図3の回路では、クロック・データ再生回路32から自動切替回路18にロック喪失信号LOLが出力される。
図3のデータ受信回路31は、図1のデータ受信回路11と同じ効果を得ることができる。
図4は、自動切替回路18の一例を示す図である。図4は、オア回路41を用いた場合の例である。オア回路41は、信号断検出信号LOS又はロック喪失信号LOLがハイレベルに変化すると、そのハイレベルの信号を切替信号として第1のセレクタ15と第2のセレクタ16に出力する。
図5は、オア回路41を用いた場合のデータ受信回路11の動作を示すタイムチャートである。
一般に、入力信号が断となると、クロック・データ再生回路13は、出力データとしてALL−High又はALL−Lowの異常データを出力する。
バッファ回路14は、内部の記憶回路の段数分の遅延時間tdata_delayが経過した後、異常データを出力する。
信号検出回路20の出力信号である信号断検出信号LOSは、通常はローレベルで、信号断となってから信号検出回路20が信号断を検出までの遅延時間であるterror_on時間経過した後、ハイレベルに変化する。信号断検出信号LOSがハイレベルに変化すると、オア回路41からハイレベルの切替信号が第1のセレクタ15と第2のセレクタ16に出力される。切替信号がハイレベルに変化すると、第1のセレクタ15は、固定パターン発生回路17の出力信号である固定パターンデータを選択して出力する。
入力信号断の状態から正常状態に戻ると、クロック・データ再生回路13の出力信号も正常データに戻る。信号検出回路20の出力信号は、信号断の状態から正常状態に復帰したことを検出するまでの遅延時間であるterror_off時間経過した後、ハイレベルからローレベルに変化する。第1のセレクタ15は切替信号がローレベルに変化すると、バッファ回路14の出力データである抽出データCDR_DATAを選択して出力する。
図5のタイムチャートにおいて、信号検出回路20の出力である信号断検出信号LOSがローレベルに変化するタイミングまでに、バッファ回路14の出力データが正常データに復帰していない場合には、次のような不都合が発生する。この場合、信号断検出信号LOSがローレベルに変化したとき、バッファ回路14から異常データ(1が連続するデータ又は0が連続するデータ)が出力されると、第1のセレクタ15はその異常データを選択して出力してしまう。
図6(A)は、上記の問題を解決するために遅延回路42を設けた自動切替回路51の一例を示す図であり、図6(B)は、遅延回路42の回路図である。
図6(A)に示すように、自動切替回路51は、オア回路41とその後段に接続された遅延回路42を有する。
図6(B)に示すように、遅延回路42は、例えば、2個のインバータ43、44とカウンタ45を有する。
オア回路41の出力信号はカウンタ45のリセットRST端子に入力すると共に、インバータ43を介して入力IN端子に入力している。カウンタ45のクロックCLK端子には、基準クロック信号(基準CLK)が入力している。カウンタ45の出力は、インバータ44を介して第1のセレクタ15と第2のセレクタ16に出力される。
カウンタ45は、入力IN端子に入力するデータが「1」(例えば、ハイレベル)のとき、基準クロックに同期したタイミングで内部でカウントアップを行い、カウント値が一定値に達したとき「1」を出力する。
ここで、自動切替回路51の動作を、図7及び図8のタイムチャートを参照して説明する。
最初に、信号断となり、信号断検出信号LOS(又はロック喪失信号LOL)が一定期間ハイレベルとなり、その後ローレベルに変化する場合の回路動作を、図7を参照して説明する。
例えば、入力信号断となり信号断検出信号LOSがハイレベルに変化すると、図7に示すように遅延回路42の入力信号がハイレベルに変化する。遅延回路42の入力信号はリセットRST端子に入力しているので、そのときカウンタ45がリセットされ、カウンタ45の出力信号はローレベルに変化する。カウンタ45の出力信号はインバータ44で反転されて出力されるので、信号断検出信号LOSがハイレベルに変化すると、遅延回路42の出力信号はハイレベルになる。
遅延回路42の出力信号がハイレベル、つまり自動切替回路51の出力がハイレベルに変化すると、第1のセレクタ15は、固定パターン発生回路17の出力データを選択し、選択した固定パターンデータを出力DATAとして出力する。
その後、入力信号が再開されて信号断検出信号LOSがローレベルに変化すると、図7に示すように遅延回路42の入力信号がローレベルに変化する。遅延回路42の入力信号はインバータ43で反転されてカウンタ45の入力端子に入力しているので、そのときカウンタ45がカウント動作を開始する。カウンタ45がカウント動作を行っている間、カウンタ45の出力信号はローレベルを維持する。
従って、第1のセレクタ15は、固定パターン発生回路17の出力データの選択を維持し、固定パターンデータを出力する。
カウンタ45のカウント値が一定値に達すると、カウンタ45の出力がハイレベルに変化し、遅延回路42の出力がローレベルに変化する。
遅延回路42の出力、つまり自動切替回路51の出力がローレベルに変化すると、第1のセレクタ15は、バッファ回路14の出力データである抽出データCDR_DATAを選択して出力する。
上記のようにオア回路41の後段に遅延回路42を設けることにより、信号が再開されたときに、バッファ回路14に記憶されていた異常データが出力されるという問題を解決できる。
次に、信号断検出信号LOS(又はロック喪失信号LOL)が一定期間、ハイレベルととなり、ローレベルになった後、再び一定期間、ハイレベルに変化した場合の回路動作を、図8を参照して説明する。
入力信号断となり、信号断検出信号LOSがハイレベルになった後、ローレベルに変化したときに、カウンタ45がカウント動作を開始するまでの動作は、図7と同じであるのでその説明は省略する。
図8に示すように、カウント動作を開始した後、遅延回路42の入力信号が再びハイレベルに変化すると、カウンタ45がリセットされる。このとき、カウンタ45の出力信号はローレベルを維持する。その後、遅延回路42の入力信号がローレベルに変化し、入力信号の反転信号がハイレベルに変化すると、カウンタ45がカウント動作を開始する。カウンタ45のカウント値が一定値に達すると、カウンタ45の出力信号がハイレベルに変化する。このときのカウント時間がtresrart_delayである。
カウンタ45の出力信号がハイレベル、つまり自動切替回路51の出力信号がローレベルに変化すると、第1のセレクタ15は、バッファ回路14の出力データである抽出データCDR_DATAを選択して出力する。
上記のように信号断又はロック喪失状態の期間は、第1のセレクタ15から固定パターンデータを出力し、第2のセレクタ16から内部で生成した基準クロックを出力することができる。
図9は、バッファ回路14の一例を示す図である。バッファ回路14は、複数のDフリップフロップ61〜64・・が縦続接続されている。Dフリップフロップ61〜64・・・を縦続接続することでFIFO構造のバッファ回路を実現している。
図10は、エラー検出回路21の一例を示す図である。図10は、PLL回路の閾値判定回路71を示している。
PLL回路は、位相比較器72と、ループフィルタ73と、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)74と、分周器75と、閾値判定回路71を有する。
閾値判定回路71は、ループフィルタ73から電圧制御発振器74に出力される制御電圧を監視し、制御電圧が一定範囲外となった場合に、PLL回路のロックが喪失した状態と判定する。すなわち、電圧制御発振器74に与えられる制御電圧の値により、PLL回路の発振周波数が一定範囲内に収束したロック状態か、それとも一定範囲内に収束していないロック喪失状態かを判定している。この閾値判定回路71をエラー検出回路21として用いることで、クロック・データ再生回路13がロック状態にあるか否かを判定することができる。
上述した第1の実施の形態によれば、信号断又はクロック・データ再生回路13がロック喪失状態になったとき、第1のセレクタ15が固定パターン発生回路17の出力データを選択して出力することができる。これにより、信号断又はロック喪失状態のときに、0又は1が連続する異常データが後段の回路に出力されるのを防止できる。また、信号断又はロック喪失状態になったとき、第2のセレクタ16が、抽出クロックCDR_CLKの代わりに、内部で生成する基準クロックを選択して出力することができる。これにより、後段の回路は正常なクロックを受信することができる。
図11は、第2の実施の形態のデータ受信回路81のブロック図である。第2の実施の形態は、バッファ回路83の複数のデータを固定パターンデータに置換する回路を設けた例である。以下の説明では、図1及び図3と同じブロックには同じ符号を付けてそれらの説明を省略する。
図11において、セレクタ82は、クロック・データ再生回路32から出力される抽出クロックCDR_CLKと、PLL回路19から出力される基準クロックの一方を選択してバッファ回路83に出力する。セレクタ82は、自動切替回路18から出力される切替信号に基づいて選択動作を行う。
バッファ回路83は、内部に記憶してあるデータを固定パターンデータに置換する回路が組み込まれたものである。通常状態では、クロック・データ再生回路32から出力される抽出データCDR_DATAを内部の複数の記憶回路に記憶して順に出力する。信号断又はロック喪失状態となると、内部に記憶してある複数のデータを固定パターンデータに一括して置き換え、置換した固定パターンデータを順に出力する。
分周器84は、セレクタ82から出力されるクロック信号を分周して出力する。
図12は、第2の実施の形態のバッファ回路83の一例を示す図である。バッファ回路83は、固定パターン発生器91と、固定パターン初期状態保持回路92と、n個のDフリップフロップD1〜Dnと、n個のセレクタSEL1〜nを有する。また、バッファ回路83は、第1切替信号発生回路93と、第2切替信号発生回路94を有する。固定パターン発生器91と固定パターン初期状態保持回路92が、固定パターン発生回路に対応する。
n個のセレクタSEL1〜SELnは、固定パターンデータと、クロック・データ再生回路32から出力される抽出データCDR_DATA又は前段のDフリップフロップD2〜Dnの出力の一方を選択してDフリップフロップD1〜Dnに出力する。
n個のDフリップフロップD1〜Dnは、前段のセレクタSEL1〜SELnから出力されるデータをラッチして、次段のセレクタSEL1〜SELn(又は伝送路)に出力する。
固定パターン発生器91は、信号断又はクロック・データ再生回路32がロック喪失状態となったとき、固定パターンデータPn-1、Pn、Pn+1・・・をクロック信号に同期してセレクタSEL1に出力する。
固定パターン初期状態保持回路92は、信号断又はロック喪失状態となった直後に、複数のDフリップフロップD2〜Dnに記憶されているデータを、固定パターンデータに置き換えるための回路である。この固定パターン初期状態保持回路92には、例えば、固定パターンデータとしてP0、P・・・Pn-3、Pn-2が保持されている。
第1切替信号発生回路93は、信号断又はロック喪失状態となったとき、1段目のセレクタSEL1に固定パターン発生器91の出力データを選択させる制御を行う回路である。この第1切替信号発生回路93からは、信号断又はロック喪失状態となっている期間、例えば、ハイレベルとなる第1切替信号が出力される。
第2切替信号発生回路94は、信号断又はロック喪失状態となったとき、セレクタSEL2〜SELnに、固定パターン初期状態保持回路92の出力を選択にさせるための制御を行う回路である。この第2切替信号発生回路94からは、信号断又はロック喪失状態に変化した最初のタイミングで、例えば、ハイレベルとなり、一定期間後ローレベルに変化する第2切替信号が出力される。第1切替信号発生回路93と第2切替信号発生回路94は切替回路に対応する。
ここで、バッファ回路83の動作を、図13のタイムチャートを参照して説明する。
信号断検出信号LOS又はロック喪失信号LOLがハイレベルに変化すると、第1切替信号発生回路93から、信号断検出信号LOS又はロック喪失信号LOLがハイレベルの間ハイレベルとなる第1切替信号が出力される。同時に、第2切替信号発生回路94から、信号断検出信号LOS又はロック喪失信号LOLがハイレベルに変化したときハイレベルとなり、一定期間後にローレベルになる第2切替信号が出力される。
固定パターン発生器91は、図13に示すように、通常は固定パターンデータPn-1を出力している。そして、第1切替信号発生回路93からハイレベルの第1切替信号が与えられると、その第1切替信号がハイレベルの期間、固定パターンデータPn-1、Pn、Pn+1・・・を順にセレクタSEL1に出力する。セレクタSEL1は、第1切替信号がハイレベルの期間は、固定パターン発生器91の出力データを選択してDフリップフロップD1に出力する。
セレクタSEL2〜SELnは、第2切替信号発生回路94から出力される第2切替信号がハイレベルの期間、固定パターン初期状態保持回路92の出力データPn-2〜P0を選択して後段のDフリップフロップD2〜Dnに出力する。その後、第2切替信号がローレベルに変化すると、セレクタSEL2〜SELnは、前段のDフリップフロップSEL1〜SELn-1のQ出力を選択して後段のDフリップフロップD2〜Dnに出力する。
すなわち、最初に、信号断又はロック喪失状態になったとき、DフリップフロップD1〜Dnには、固定パターン発生器91から出力される固定パターンデータPn-1と、固定パターン初期状態保持回路92から出力される固定パターンデータPn-2〜P0が設定される。その後、第2切替信号がローレベルに変化すると、固定パターン発生器91から出力される固定パターンデータPn-1、P、Pn+1・・がDフリップフロップD1〜Dnを順にシフトされていく。
上述した第2の実施の形態によれば、信号断又はロック喪失状態となったとき、バッファ回路83の内部のDフリップフロップD1〜Dnのデータを固定パターンデータに置き換えることができる。これにより、信号断又はロック喪失状態になったとき、異常データ、あるいは規定範囲外のクロックが後段の回路に出力されるのを防止できる。さらに、第2の実施の形態は、第1の実施の形態で必要であった、バッファ回路14の出力データと、固定パターン発生回路17の出力データの一方を選択する第1のセレクタ15が不要となる。
また、固定パターン初期状態保持回路92に固定パターンデータを保持することで、固定パターン発生器91の回路構成を簡素にできる。具体的に言えば、固定パターン発生器91は、初段のDフリップフロップD1にのみ固定パターンデータを出力すれば良いので、固定パターンデータを発生する回路を簡素にでき、回路規模を小さくできる。
なお、上述した第2の実施の形態では、固定パターン発生器91と別に固定パターン初期状態保持回路92を設けているが、固定パターン発生器91が、2段目以降のDフリップフロップD2〜Dnに設定する固定パターンデータを生成するようにしても良い。
この場合、バッファ回路83のデータ長に対応する固定パターンデータを生成する固定パターン発生回路と、セレクタSEL1〜SELnと、固定パターン発生回路とセクタSEL1〜SELnの制御を行う切替回路があれば良い。切替回路は、図1の自動切替回路を用いることができる。この場合、固定パターン発生器91の回路規模は大きくなるが、固定パターン初期状態保持回路92と第1切替信号発生回路93と第2切替信号発生回路94が不要となる。
本発明は、光信号を受信して伝送路に送出するデータ受信回路に限らず、光信号以外のデータを受信するデータ受信回路にも適用できる。

Claims (4)

  1. 受信信号からクロックとデータを再生するクロック・データ再生回路と、
    固定パターンデータを生成する固定パターン発生回路と続接続された、固定パターンデータおよびデータを入力する複数の記憶回路を有するバッファ回路と、
    信号断又は前記クロック・データ再生回路がロック喪失状態のときには、前記複数の記憶回路に記憶されている複数のデータを、前記固定パターン出力回路から出力される前記固定パターンデータに同時に置き換える制御を行う切替回路と、
    前記切替回路が固定パターンデータからデータに切り替えるタイミングを所定時間だけ遅延させる、前記切替回路に設けられた遅延回路とを備えるデータ受信回路。
  2. 前記固定パターン発生回路は、前記複数の記憶回路の初段の記憶回路に固定パターンデータを順次供給する固 定パターン発生器と、前記複数の記憶回路の一部又は全部の記憶回路に設定する固定パターンデータを保持する固定パターンデータ保持回路を有する請求項1記載のデータ受信回路。
  3. 前記固定パターン発生器から出力される固定パターンデータと、前記クロック・データ再生回路の出力データの一方を選択して前記複数の記憶回路の初段の前記記憶回路に出力する第1の選択回路と、
    前記固定パターン保持回路から出力される固定パターンデータと、前段の記憶回路の出力データの一方を選択して次段の記憶回路に出力する複数の選択回路とを有する請求項2記載のデータ受信回路。
  4. 信号断又はロック喪失状態となったときに、前記固定パターン発生器から出力される固定パターンデータを選択して初段の前記記憶回路に出力するように、前記第1の選択回路の選択動作を制御する第1の切替信号発生回路と、
    信号断又はロック喪失状態となったとき、前記固定パターン保持回路から出力される固定パターンデータを選択して前記複数の記憶回路の2段目以降の記憶回路に同時に出力するように、前記複数の選択回路の選択動作を制御する第2の切替信号発生回路とを備える請求項3記載のデータ受信回路。
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