JPH1174785A - フェーズ・ロックド・ループ制御装置 - Google Patents
フェーズ・ロックド・ループ制御装置Info
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- JPH1174785A JPH1174785A JP9247782A JP24778297A JPH1174785A JP H1174785 A JPH1174785 A JP H1174785A JP 9247782 A JP9247782 A JP 9247782A JP 24778297 A JP24778297 A JP 24778297A JP H1174785 A JPH1174785 A JP H1174785A
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- clock signal
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ディスクプレーヤ等の装置において、何れかの
要因でPLL回路がアンロック、又は、VCOが発振し
なくなった場合は、全ての動作が不能となる。 【解決手段】PLL制御装置において、内部クロック信
号を発振する内部クロック発振器と、外部同期信号と内
部クロック信号の分周信号とを選択し基準信号を出力す
る第1セレクタと、基準信号と位相比較信号との位相差
信号を出力する位相比較器と、位相差信号に対応する電
圧信号を出力するLPFと、電圧信号に対応する周波数
のクロック信号を出力する電圧制御型可変発信器と、ク
ロック信号を分周して位相比較信号を生成する第1分周
器と、電圧信号としきい値レベルとを比較して電圧レベ
ルが所定の範囲にない場合に位相ロックエラー信号を出
力するロックエラー検出器と、ロックエラー信号に基づ
いてシステムクロック信号をクロック信号から内部クロ
ック信号に切り換える第2セレクタとを具備する。
要因でPLL回路がアンロック、又は、VCOが発振し
なくなった場合は、全ての動作が不能となる。 【解決手段】PLL制御装置において、内部クロック信
号を発振する内部クロック発振器と、外部同期信号と内
部クロック信号の分周信号とを選択し基準信号を出力す
る第1セレクタと、基準信号と位相比較信号との位相差
信号を出力する位相比較器と、位相差信号に対応する電
圧信号を出力するLPFと、電圧信号に対応する周波数
のクロック信号を出力する電圧制御型可変発信器と、ク
ロック信号を分周して位相比較信号を生成する第1分周
器と、電圧信号としきい値レベルとを比較して電圧レベ
ルが所定の範囲にない場合に位相ロックエラー信号を出
力するロックエラー検出器と、ロックエラー信号に基づ
いてシステムクロック信号をクロック信号から内部クロ
ック信号に切り換える第2セレクタとを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置等を
制御するシステムクロック信号を生成するフェーズ・ロ
ックド・ループ(PLL:Phase Locked Loop)回路を
制御するPLL制御装置に関する。
制御するシステムクロック信号を生成するフェーズ・ロ
ックド・ループ(PLL:Phase Locked Loop)回路を
制御するPLL制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の外部同期信号を用いたP
LL回路の概略構成を示す模式図である。図5に示すP
LL回路は、複数の記録再生装置等を同期運転する場合
に、マスターとなる記録再生装置に外部同期信号を基準
クロックとして入力し、外部同期信号に同期したシステ
ムクロック信号を出力する構成である。外部同期信号を
位相比較器1に入力し、位相比較器1では、外部同期信
号と後述する第1分周器4からの位相比較信号との位相
を比較して位相差を検出し、その位相差に対応した位相
差信号を出力する。ロー・パス・フィルタ(LPF:Lo
w Pass Filter)2は、位相差信号から高周波成分やノ
イズを取り除いて平滑化し、位相差に相当する電圧信号
を電圧制御型可変発信器(VCO:Volt Control Oscil
lator)3に出力する。VCO3は、LPF2からの電
圧信号の電圧に応じた周波数のシステムクロック信号を
出力する。
LL回路の概略構成を示す模式図である。図5に示すP
LL回路は、複数の記録再生装置等を同期運転する場合
に、マスターとなる記録再生装置に外部同期信号を基準
クロックとして入力し、外部同期信号に同期したシステ
ムクロック信号を出力する構成である。外部同期信号を
位相比較器1に入力し、位相比較器1では、外部同期信
号と後述する第1分周器4からの位相比較信号との位相
を比較して位相差を検出し、その位相差に対応した位相
差信号を出力する。ロー・パス・フィルタ(LPF:Lo
w Pass Filter)2は、位相差信号から高周波成分やノ
イズを取り除いて平滑化し、位相差に相当する電圧信号
を電圧制御型可変発信器(VCO:Volt Control Oscil
lator)3に出力する。VCO3は、LPF2からの電
圧信号の電圧に応じた周波数のシステムクロック信号を
出力する。
【0003】VCO3からのシステムクロック信号は、
第1分周器4にも入力され、第1分周器4により分周さ
れ、位相比較信号として前述した位相比較器1に入力さ
れる。位相比較器1が、外部同期信号とシステムクロッ
ク信号に基づいて生成された位相比較信号との位相差を
比較し、その位相差が0となるようにVCO3が制御さ
れるため、システムクロック信号は、常に外部同期信号
に同期した周波数の信号となる。
第1分周器4にも入力され、第1分周器4により分周さ
れ、位相比較信号として前述した位相比較器1に入力さ
れる。位相比較器1が、外部同期信号とシステムクロッ
ク信号に基づいて生成された位相比較信号との位相差を
比較し、その位相差が0となるようにVCO3が制御さ
れるため、システムクロック信号は、常に外部同期信号
に同期した周波数の信号となる。
【0004】図6は、従来の外部同期信号又は内部クロ
ックを用いたPLL回路の概略構成を示す模式図であ
る。図6に示すPLL回路は、ディスクプレーヤ、ディ
スクレコーダをシステム動作させるための回路であり、
システムクロック信号を、外部同期信号又は内部クロッ
ク信号を用いて生成するものである。図6に示すPLL
回路は、図5に示すPLL回路に内部クロック信号を発
振する内部クロック発振器5と、内部クロック信号を分
周する第2分周器6、位相比較器1に入力する基準信号
を選択する第1セレクタ7を加えた構成である。
ックを用いたPLL回路の概略構成を示す模式図であ
る。図6に示すPLL回路は、ディスクプレーヤ、ディ
スクレコーダをシステム動作させるための回路であり、
システムクロック信号を、外部同期信号又は内部クロッ
ク信号を用いて生成するものである。図6に示すPLL
回路は、図5に示すPLL回路に内部クロック信号を発
振する内部クロック発振器5と、内部クロック信号を分
周する第2分周器6、位相比較器1に入力する基準信号
を選択する第1セレクタ7を加えた構成である。
【0005】図6に示すPLL回路は、システムクロッ
ク信号が同期する基準信号を、外部同期信号に基づいて
生成するか、内部クロック信号に基づいて生成するかを
第1セレクタ7により切り替えて選択するものであり、
PLL回路に外部同期信号の入力がない場合、内部クロ
ック発振器5の内部クロック信号を用いてシステムクロ
ック信号を生成する。内部クロック信号と同じ周波数の
システムクロック信号を得る場合、内部クロック信号を
第2分周器6で分周し、その分周信号を第1セレクタ7
で選択して位相比較器1に入力する。そして、前述した
PLL回路と同様の動作により、内部クロック信号に同
期したシステムクロック信号を生成する。
ク信号が同期する基準信号を、外部同期信号に基づいて
生成するか、内部クロック信号に基づいて生成するかを
第1セレクタ7により切り替えて選択するものであり、
PLL回路に外部同期信号の入力がない場合、内部クロ
ック発振器5の内部クロック信号を用いてシステムクロ
ック信号を生成する。内部クロック信号と同じ周波数の
システムクロック信号を得る場合、内部クロック信号を
第2分周器6で分周し、その分周信号を第1セレクタ7
で選択して位相比較器1に入力する。そして、前述した
PLL回路と同様の動作により、内部クロック信号に同
期したシステムクロック信号を生成する。
【0006】ここで、第1分周器4と第2分周器6の分
周比を同じ値にした場合、VCO3から出力されるシス
テムクロック信号の周波数は、内部クロック信号と同じ
周波数になる。また、第2分周器6の分周比を変更する
と、VCO3の発振周波数は、(内部クロック発振周波
数)×(第1分周器の分周比A)/(第2分周器の分周
比B)となる。つまり、分周比Aの設定値によりVCO
3の発振周波数が変化するため、内部クロック信号をシ
ステムクロック信号を生成するクロック信号として用い
た場合、第1分周器4の分周比を変化させることによ
り、システムクロック信号の周波数を変化することがで
きるバリアブル・ピッチ動作が可能となる。
周比を同じ値にした場合、VCO3から出力されるシス
テムクロック信号の周波数は、内部クロック信号と同じ
周波数になる。また、第2分周器6の分周比を変更する
と、VCO3の発振周波数は、(内部クロック発振周波
数)×(第1分周器の分周比A)/(第2分周器の分周
比B)となる。つまり、分周比Aの設定値によりVCO
3の発振周波数が変化するため、内部クロック信号をシ
ステムクロック信号を生成するクロック信号として用い
た場合、第1分周器4の分周比を変化させることによ
り、システムクロック信号の周波数を変化することがで
きるバリアブル・ピッチ動作が可能となる。
【0007】また、システムクロック信号は、外部同期
信号の整数倍(N倍)にするのが一般的であり、第1セ
レクタ7により基準信号を外部同期信号とし、第1分周
器4の分周比Aを1/Nに設定すれば、外部同期信号に
同期するシステムクロック信号をVCO3から出力する
ことができる。
信号の整数倍(N倍)にするのが一般的であり、第1セ
レクタ7により基準信号を外部同期信号とし、第1分周
器4の分周比Aを1/Nに設定すれば、外部同期信号に
同期するシステムクロック信号をVCO3から出力する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、システ
ムクロック信号を、外部同期信号又は内部クロック信号
を分周した基準信号から生成するPLL回路を、ディス
クプレーヤ、ディスクレコーダに用いた場合、ディスク
プレーヤ、ディスクレコーダを内部クロック動作、バリ
アブル・ピッチ動作、外部同期動作等に対応させるため
の全てのシステムクロック信号を、当該PLL回路を用
いて生成することになる。したがって、何らかの要因
で、PLLがアンロック状態の場合、又は、VCOの異
常発振や発振がなくなった場合は、全ての動作が不能と
なる欠点があった。
ムクロック信号を、外部同期信号又は内部クロック信号
を分周した基準信号から生成するPLL回路を、ディス
クプレーヤ、ディスクレコーダに用いた場合、ディスク
プレーヤ、ディスクレコーダを内部クロック動作、バリ
アブル・ピッチ動作、外部同期動作等に対応させるため
の全てのシステムクロック信号を、当該PLL回路を用
いて生成することになる。したがって、何らかの要因
で、PLLがアンロック状態の場合、又は、VCOの異
常発振や発振がなくなった場合は、全ての動作が不能と
なる欠点があった。
【0009】例えば、PLL回路に用いられるアナログ
素子は、周囲温度又は自らの発熱により特性が変化する
ため、ディスクプレーヤ等を高温多湿の環境下で長時間
使用した場合、アナログ素子の特性が変化し、PLL回
路自体の特性も変化する。また、アナログ素子が不良で
あったり、素子の破壊等が発生した場合も、バリアブル
・ピッチ動作時の可変範囲等も変化し、PLL回路の特
性が変化する。PLL回路の特性が変化すると、バリア
ブル・ピッチ動作の可変範囲からはずれ、正常なPLL
動作をしなくなる。また、異常な周波数の信号に基づい
てPLL回路が動作した場合、VCO3も異常な入力電
圧により異常発振をおこす。
素子は、周囲温度又は自らの発熱により特性が変化する
ため、ディスクプレーヤ等を高温多湿の環境下で長時間
使用した場合、アナログ素子の特性が変化し、PLL回
路自体の特性も変化する。また、アナログ素子が不良で
あったり、素子の破壊等が発生した場合も、バリアブル
・ピッチ動作時の可変範囲等も変化し、PLL回路の特
性が変化する。PLL回路の特性が変化すると、バリア
ブル・ピッチ動作の可変範囲からはずれ、正常なPLL
動作をしなくなる。また、異常な周波数の信号に基づい
てPLL回路が動作した場合、VCO3も異常な入力電
圧により異常発振をおこす。
【0010】本発明は、以上のような課題を解決するも
のであり、PLL回路が動作不良等で位相ロックしなく
なった場合、又は、VCOが正常に発振しなくなった場
合でも、再生装置等のためのシステムクロック信号を発
振することが可能なPLL制御装置を提供することを目
的としている。
のであり、PLL回路が動作不良等で位相ロックしなく
なった場合、又は、VCOが正常に発振しなくなった場
合でも、再生装置等のためのシステムクロック信号を発
振することが可能なPLL制御装置を提供することを目
的としている。
【0011】
【発明を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、ディスクプレーヤ等の装置をシステム動作させる
ためのシステムクロック信号を、基準信号に同期させる
フェーズ・ロックド・ループ回路を制御するフェーズ・
ロックド・ループ制御装置において、一定の周波数の内
部クロック信号を発振する内部クロック発振器と、外部
同期信号と内部クロック信号を分周した分周信号とを選
択し基準信号を出力する第1セレクタと、基準信号と位
相比較信号との位相差を比較し、位相差に応じた位相差
信号を出力する位相比較器と、位相差信号を平滑化し位
相差に対応する電圧信号を出力するロー・パス・フィル
タと、電圧信号の電圧レベルに対応する周波数のクロッ
ク信号を出力する電圧制御型可変発信器と、クロック信
号を分周して位相比較信号を生成する第1分周器と、ロ
ー・パス・フィルタからの電圧信号の電圧レベルと予め
設定されたしきい値レベルとを比較し、電圧レベルが所
定の範囲にない場合に、位相ロックエラーを示すロック
エラー信号を出力するロックエラー検出器と、ロックエ
ラー信号に基づいてシステムクロック信号をクロック信
号から内部クロック信号に切り換える第2セレクタとを
具備しており、PLL回路がアンロック状態となった場
合、又は、VCOが正常に発振しなくなった場合に、内
部クロック信号に基づいてシステムクロック信号を生成
し、出力することができる。
明は、ディスクプレーヤ等の装置をシステム動作させる
ためのシステムクロック信号を、基準信号に同期させる
フェーズ・ロックド・ループ回路を制御するフェーズ・
ロックド・ループ制御装置において、一定の周波数の内
部クロック信号を発振する内部クロック発振器と、外部
同期信号と内部クロック信号を分周した分周信号とを選
択し基準信号を出力する第1セレクタと、基準信号と位
相比較信号との位相差を比較し、位相差に応じた位相差
信号を出力する位相比較器と、位相差信号を平滑化し位
相差に対応する電圧信号を出力するロー・パス・フィル
タと、電圧信号の電圧レベルに対応する周波数のクロッ
ク信号を出力する電圧制御型可変発信器と、クロック信
号を分周して位相比較信号を生成する第1分周器と、ロ
ー・パス・フィルタからの電圧信号の電圧レベルと予め
設定されたしきい値レベルとを比較し、電圧レベルが所
定の範囲にない場合に、位相ロックエラーを示すロック
エラー信号を出力するロックエラー検出器と、ロックエ
ラー信号に基づいてシステムクロック信号をクロック信
号から内部クロック信号に切り換える第2セレクタとを
具備しており、PLL回路がアンロック状態となった場
合、又は、VCOが正常に発振しなくなった場合に、内
部クロック信号に基づいてシステムクロック信号を生成
し、出力することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のPLL制御装置
の一実施例の概略構成を示す模式図である。図1におい
て、PLL制御装置は、位相比較器1、ロー・パス・フ
ィルタ(LPF)2、電圧制御型可変発信回路(VC
O)3、第1分周器4、内部クロック発振器5、第2分
周器6、第1セレクタ7、ロックエラー検出器8、第2
セレクタ9を備えている。
の一実施例の概略構成を示す模式図である。図1におい
て、PLL制御装置は、位相比較器1、ロー・パス・フ
ィルタ(LPF)2、電圧制御型可変発信回路(VC
O)3、第1分周器4、内部クロック発振器5、第2分
周器6、第1セレクタ7、ロックエラー検出器8、第2
セレクタ9を備えている。
【0013】本実施例のPLL制御装置は、システムク
ロック信号を同期させる基準信号と後述する位相比較信
号とを位相比較し、位相差信号を出力する位相比較器
1、位相比較器1からの位相差信号から高周波成分やノ
イズを取り除いて平滑化し、低周波成分に相当する電圧
信号を出力するLPF2、LPF2からの電圧信号に基
づく周波数の信号を発信するVCO3、VCO3からの
クロック信号を分周する第1分周器4で構成さるPLL
回路10を備えている。
ロック信号を同期させる基準信号と後述する位相比較信
号とを位相比較し、位相差信号を出力する位相比較器
1、位相比較器1からの位相差信号から高周波成分やノ
イズを取り除いて平滑化し、低周波成分に相当する電圧
信号を出力するLPF2、LPF2からの電圧信号に基
づく周波数の信号を発信するVCO3、VCO3からの
クロック信号を分周する第1分周器4で構成さるPLL
回路10を備えている。
【0014】また、本実施例のPLL制御装置は、内部
クロック信号を発振する内部クロック発振器5と、内部
クロック信号を分周する第2分周器6、内部クロック信
号と外部同期信号とを切り換え基準信号を選択する第1
セレクタ7、PLL回路10のLPF2の電圧信号から
基準信号に対して位相がロックされているかを検出し、
位相がロックされていない場合に位相ロックエラーと判
断し、ロックエラー信号を出力するロックエラー検出器
8、ロックエラー検出器8からのロックエラー信号に基
づいて、位相ロックされていない場合にシステムクロッ
ク信号を内部クロック信号に切り換えて出力する第2セ
レクタ9とを備えている。
クロック信号を発振する内部クロック発振器5と、内部
クロック信号を分周する第2分周器6、内部クロック信
号と外部同期信号とを切り換え基準信号を選択する第1
セレクタ7、PLL回路10のLPF2の電圧信号から
基準信号に対して位相がロックされているかを検出し、
位相がロックされていない場合に位相ロックエラーと判
断し、ロックエラー信号を出力するロックエラー検出器
8、ロックエラー検出器8からのロックエラー信号に基
づいて、位相ロックされていない場合にシステムクロッ
ク信号を内部クロック信号に切り換えて出力する第2セ
レクタ9とを備えている。
【0015】図1に示すPLL制御装置の動作について
説明する。通常、複数の記録再生装置等を同期運転する
場合、マスターとなる記録再生装置の外部同期信号をP
LL制御装置に入力する。そのため、第1セレクタ7
は、通常、外部同期信号を選択している。また、外部同
期信号の接続ケーブルを外す等により外部同期信号の入
力がなった場合、第1セレクタ7は、内部クロック発振
器5から出力される一定の周波数の内部クロック信号を
第2分周器6により分周した分周信号に切り換え、分周
信号を基準信号として出力する。第1セレクタ7は、P
LL制御装置の外部のコントローラ(図示せず)からの
制御信号に基づいて、基準信号の切り換えが制御されて
いる。
説明する。通常、複数の記録再生装置等を同期運転する
場合、マスターとなる記録再生装置の外部同期信号をP
LL制御装置に入力する。そのため、第1セレクタ7
は、通常、外部同期信号を選択している。また、外部同
期信号の接続ケーブルを外す等により外部同期信号の入
力がなった場合、第1セレクタ7は、内部クロック発振
器5から出力される一定の周波数の内部クロック信号を
第2分周器6により分周した分周信号に切り換え、分周
信号を基準信号として出力する。第1セレクタ7は、P
LL制御装置の外部のコントローラ(図示せず)からの
制御信号に基づいて、基準信号の切り換えが制御されて
いる。
【0016】第1セレクタ7からの基準信号は、位相比
較器1に入力する。位相比較器1は、基準信号と位相比
較信号の位相比較を行い、比較結果に応じた位相差信号
を出力する。LPFにより位相差信号の低周波成分のみ
が通過し、電圧信号としてVCO3及びロックエラー検
出器8に出力される。
較器1に入力する。位相比較器1は、基準信号と位相比
較信号の位相比較を行い、比較結果に応じた位相差信号
を出力する。LPFにより位相差信号の低周波成分のみ
が通過し、電圧信号としてVCO3及びロックエラー検
出器8に出力される。
【0017】VCO3は、入力された電圧信号に基づい
て、その電圧レベルに応じた周波数をクロック信号とし
て出力する。このクロック信号は、第2セレクタ9に入
力されると共に、第1分周器4にも入力される。第1分
周器4では、クロック信号を分周して位相比較信号を生
成し、位相比較器1に出力する。
て、その電圧レベルに応じた周波数をクロック信号とし
て出力する。このクロック信号は、第2セレクタ9に入
力されると共に、第1分周器4にも入力される。第1分
周器4では、クロック信号を分周して位相比較信号を生
成し、位相比較器1に出力する。
【0018】このようにPLL回路10においては、P
LL回路10に入力する基準信号と、VCO3から出力
されるクロック信号を第1分周器4で分周した位相比較
信号とを常に位相比較し、その位相差に応じてVCO3
に入力する電圧を制御している。VCO3は、その電圧
に応じてクロック信号の周波数を変化させるため、クロ
ック信号は、基準信号に同期したものとなる。
LL回路10に入力する基準信号と、VCO3から出力
されるクロック信号を第1分周器4で分周した位相比較
信号とを常に位相比較し、その位相差に応じてVCO3
に入力する電圧を制御している。VCO3は、その電圧
に応じてクロック信号の周波数を変化させるため、クロ
ック信号は、基準信号に同期したものとなる。
【0019】PLL回路10のおいて位相ロックする周
波数は、 (内部クロック発振周波数)×(分周値B)/(分周値A) ・・・(1) で求められる。例えば、内部クロック発振器5から出力
される内部クロック信号の発振周波数をαとし、第2分
周器6の分周比Bの設定値を1000に固定し、第1分
周器4の分周比Aの設定値を1099とすれば、PLL
回路10の発振周波数は、 α×1099/1000=1.099α ・・・(2) となり、内部クロック信号の発信周波数αより、9.9
%増加したクロックで発振する。
波数は、 (内部クロック発振周波数)×(分周値B)/(分周値A) ・・・(1) で求められる。例えば、内部クロック発振器5から出力
される内部クロック信号の発振周波数をαとし、第2分
周器6の分周比Bの設定値を1000に固定し、第1分
周器4の分周比Aの設定値を1099とすれば、PLL
回路10の発振周波数は、 α×1099/1000=1.099α ・・・(2) となり、内部クロック信号の発信周波数αより、9.9
%増加したクロックで発振する。
【0020】また、第2分周器6の分周比Bの設定値を
1000に固定し、第1分周器4の分周比Aの設定値を
901とすれば、PLL回路10の発振周波数は、 α×901/1000=0.901α ・・・(3) となり、内部クロック信号の発信周波数αより9.9%
減少したクロックで発振する。このように、第1分周器
4の分周比Aの設定値を変化させることにより、VCO
3の発振周波数を変化させることができ、バリアブルピ
ッチコントロール用のシステムクロック信号を得ること
ができる。
1000に固定し、第1分周器4の分周比Aの設定値を
901とすれば、PLL回路10の発振周波数は、 α×901/1000=0.901α ・・・(3) となり、内部クロック信号の発信周波数αより9.9%
減少したクロックで発振する。このように、第1分周器
4の分周比Aの設定値を変化させることにより、VCO
3の発振周波数を変化させることができ、バリアブルピ
ッチコントロール用のシステムクロック信号を得ること
ができる。
【0021】このPLL回路10において、基準信号に
システムクロック信号(クロック信号)が位相ロックし
なくなった場合について説明する。図2は、本発明のP
LL制御装置におけるロックエラー検出器を説明するた
めの模式図である。(a)は概略構成を示し、(b)は
OR回路の真理値表を示す。ロックエラー検出器8は、
図1に示すように、PLL回路10のLPF2によりノ
イズ成分が除去された位相差信号の低周波数成分である
電圧信号の電圧レベルを常に検出している。ロックエラ
ー検出器8は、図2(a)に示すように、第1のしきい
値レベルを比較判断する第1コンパレータ11と、第2
しきい値レベルを比較判断する第2コンパレータ12
と、第1コンパレータ11と第2コンパレータ12から
の出力を比較し、その結果を出力する排他的論理回路
(OR回路)13により構成されている。
システムクロック信号(クロック信号)が位相ロックし
なくなった場合について説明する。図2は、本発明のP
LL制御装置におけるロックエラー検出器を説明するた
めの模式図である。(a)は概略構成を示し、(b)は
OR回路の真理値表を示す。ロックエラー検出器8は、
図1に示すように、PLL回路10のLPF2によりノ
イズ成分が除去された位相差信号の低周波数成分である
電圧信号の電圧レベルを常に検出している。ロックエラ
ー検出器8は、図2(a)に示すように、第1のしきい
値レベルを比較判断する第1コンパレータ11と、第2
しきい値レベルを比較判断する第2コンパレータ12
と、第1コンパレータ11と第2コンパレータ12から
の出力を比較し、その結果を出力する排他的論理回路
(OR回路)13により構成されている。
【0022】第1コンパレータ11及び第2コンパレー
タ12には、共にLPF2を通過後の電圧信号が入力さ
れる。それぞれのコンパレータは、それぞれのしきい値
レベルと入力した電圧信号の電圧レベルとを比較し、そ
の比較結果を出力する。つまり、第1コンパレータ11
は、第1しきい値レベルに対し、電圧信号の電圧レベル
が高い場合はHレベル、また、低い場合はLレベルの信
号を出力する。また、第2コンパレータ12も、第2し
きい値レベルに対し、電圧信号の電圧レベルが高い場合
はHレベル、また、低い場合はLレベルの信号を出力す
る。これらの第1コンパレータ11及び第2コンパレー
タ12の信号は、OR回路13に入力される。
タ12には、共にLPF2を通過後の電圧信号が入力さ
れる。それぞれのコンパレータは、それぞれのしきい値
レベルと入力した電圧信号の電圧レベルとを比較し、そ
の比較結果を出力する。つまり、第1コンパレータ11
は、第1しきい値レベルに対し、電圧信号の電圧レベル
が高い場合はHレベル、また、低い場合はLレベルの信
号を出力する。また、第2コンパレータ12も、第2し
きい値レベルに対し、電圧信号の電圧レベルが高い場合
はHレベル、また、低い場合はLレベルの信号を出力す
る。これらの第1コンパレータ11及び第2コンパレー
タ12の信号は、OR回路13に入力される。
【0023】OR回路13は、図2(b)に示すよう
に、第1コンパレータ11からの信号がHレベルであ
り、第2コンパレータ12からの信号がLレベルの場
合、又は、第1コンパレータ11からの信号がLレベル
であり、第2コンパレータ12からの信号がHレベルの
場合、電圧信号の電圧レベルが第1しきい値及び第2し
きい値で決定されたロック範囲であると判断し、Hレベ
ルのロックエラー信号を出力する。しかし、第1コンパ
レータ11及び第2コンパレータ12からの信号が、共
にHレベル又はLレベルの場合は、電圧信号の電圧レベ
ルがアンロック範囲であると判断し、Lレベルのロック
エラー信号を出力する。
に、第1コンパレータ11からの信号がHレベルであ
り、第2コンパレータ12からの信号がLレベルの場
合、又は、第1コンパレータ11からの信号がLレベル
であり、第2コンパレータ12からの信号がHレベルの
場合、電圧信号の電圧レベルが第1しきい値及び第2し
きい値で決定されたロック範囲であると判断し、Hレベ
ルのロックエラー信号を出力する。しかし、第1コンパ
レータ11及び第2コンパレータ12からの信号が、共
にHレベル又はLレベルの場合は、電圧信号の電圧レベ
ルがアンロック範囲であると判断し、Lレベルのロック
エラー信号を出力する。
【0024】そして、図1に示す第2セレクタ9は、前
述したロックエラー検出器8からのロックエラー信号に
基づいて、システムクロック信号として出力する信号を
切り換え選択する。つまり、ロックエラー信号がHレベ
ルの場合、電圧信号がVCOのロック範囲であると判断
し、クロック信号をシステムクロック信号として出力す
る。また、ロックエラー信号がLレベルの場合、電圧信
号がアンロック範囲であると判断し、内部クロック信号
をシステムクロック信号として出力する。
述したロックエラー検出器8からのロックエラー信号に
基づいて、システムクロック信号として出力する信号を
切り換え選択する。つまり、ロックエラー信号がHレベ
ルの場合、電圧信号がVCOのロック範囲であると判断
し、クロック信号をシステムクロック信号として出力す
る。また、ロックエラー信号がLレベルの場合、電圧信
号がアンロック範囲であると判断し、内部クロック信号
をシステムクロック信号として出力する。
【0025】PLL回路10のロック状態及びアンロッ
ク状態について、具体的に説明する。図3は、VCOの
入力電圧とVCOの発振周波数との特性を示す模式図て
ある。図4は、PLL回路のロック状態とアンロック状
態を説明するための模式図である。図3に示すように、
VCO3の入力電圧に対するVCO3の発信周波数の特
性は、ほぼ比例関係にあり、システムクロック信号の中
心周波数がαである場合、VCO3の入力電圧2.5V
でロックする。システムクロック信号をバリアブル・ピ
ッチ動作させるため、発振周波数は、α±9.9%の範
囲で変化する。このとき、VCO3の入力電圧は、c〜
dまでの範囲で変化する。つまり、図3に示す特性を有
するPLL回路10は、VCO3の入力電圧がc〜dま
での範囲で、α±9.9%変化する。
ク状態について、具体的に説明する。図3は、VCOの
入力電圧とVCOの発振周波数との特性を示す模式図て
ある。図4は、PLL回路のロック状態とアンロック状
態を説明するための模式図である。図3に示すように、
VCO3の入力電圧に対するVCO3の発信周波数の特
性は、ほぼ比例関係にあり、システムクロック信号の中
心周波数がαである場合、VCO3の入力電圧2.5V
でロックする。システムクロック信号をバリアブル・ピ
ッチ動作させるため、発振周波数は、α±9.9%の範
囲で変化する。このとき、VCO3の入力電圧は、c〜
dまでの範囲で変化する。つまり、図3に示す特性を有
するPLL回路10は、VCO3の入力電圧がc〜dま
での範囲で、α±9.9%変化する。
【0026】また、LPF2の通過後の電圧信号、すな
わち、VCO3の入力電圧が、例えば、最大電圧(5
V)又は最小電圧(0V)であり、バリアブル・ピッチ
動作における入力電圧可変範囲がc(V)〜d(V)の
場合、この電圧信号を用いてVCO3が異常発振してい
るか、又は、アンロック状態であるかの検出を行うた
め、第1コンパレータ11の第1しきい値レベルを、0
(V)〜c(V)の範囲内にあるe(V)に設定し、ま
た、第2コンパレータ12の第2しきい値レベルを、d
(V)〜5(V)の範囲内にあるf(V)に設定する。
わち、VCO3の入力電圧が、例えば、最大電圧(5
V)又は最小電圧(0V)であり、バリアブル・ピッチ
動作における入力電圧可変範囲がc(V)〜d(V)の
場合、この電圧信号を用いてVCO3が異常発振してい
るか、又は、アンロック状態であるかの検出を行うた
め、第1コンパレータ11の第1しきい値レベルを、0
(V)〜c(V)の範囲内にあるe(V)に設定し、ま
た、第2コンパレータ12の第2しきい値レベルを、d
(V)〜5(V)の範囲内にあるf(V)に設定する。
【0027】第1しきい値レベルeを第1コンパレータ
11で識別し、第2しきい値レベルfを第2コンパレー
タ12にて識別する。第1コンパレータ11及び第2コ
ンパレータ12には、共にLPF2通過後の電圧信号が
入力し、それぞれのコンパレータの比較結果がOR回路
13に入力する。OR回路13は、VCO3の入力電圧
c〜dまでのα±9.9%可変範囲にある場合と、VC
O3の入力電圧e〜fのロック範囲を外れて、VCO3
の入力電圧が0(V)又は5(V)のアンロック範囲で
ある場合とを検出する。
11で識別し、第2しきい値レベルfを第2コンパレー
タ12にて識別する。第1コンパレータ11及び第2コ
ンパレータ12には、共にLPF2通過後の電圧信号が
入力し、それぞれのコンパレータの比較結果がOR回路
13に入力する。OR回路13は、VCO3の入力電圧
c〜dまでのα±9.9%可変範囲にある場合と、VC
O3の入力電圧e〜fのロック範囲を外れて、VCO3
の入力電圧が0(V)又は5(V)のアンロック範囲で
ある場合とを検出する。
【0030】図4において、VCO3の入力電圧が2.
5Vでロックしている区間gは、内部クロック信号とV
COから出力されるクロック信号が同期し、クロック信
号の発振周波数と内部クロック信号の発振周波数は等し
くなっている。区間hは、バリアブルピッチコントロー
ルのピッチアップ動作のため、VCO3の入力電圧を上
昇させ、VCOの発振周波数(システムクロック信号周
波数)を増加させている。区間iは、バリアブルピッチ
コントロールのピッチを最大にし、VCO3がロックし
た電圧dレベルを示す。区間jは、電圧信号の電圧レベ
ルを降下させ、バリアブルピッチコントロールのピッチ
ダウン動作の場合である。区間kは、バリアブルピッチ
コントロールのピッチを最小にし、VCO3がロックし
た電圧cレベルを示す。
5Vでロックしている区間gは、内部クロック信号とV
COから出力されるクロック信号が同期し、クロック信
号の発振周波数と内部クロック信号の発振周波数は等し
くなっている。区間hは、バリアブルピッチコントロー
ルのピッチアップ動作のため、VCO3の入力電圧を上
昇させ、VCOの発振周波数(システムクロック信号周
波数)を増加させている。区間iは、バリアブルピッチ
コントロールのピッチを最大にし、VCO3がロックし
た電圧dレベルを示す。区間jは、電圧信号の電圧レベ
ルを降下させ、バリアブルピッチコントロールのピッチ
ダウン動作の場合である。区間kは、バリアブルピッチ
コントロールのピッチを最小にし、VCO3がロックし
た電圧cレベルを示す。
【0031】図4における区間g、区間h、区間i、区
間j、区間kは、全てPLL回路10がロック状態の区
間である。区間l及び区間mは、PLL回路10がアン
ロック状態となった場合の区間を示している。そこで、
アンロック状態となるしきい値レベルをeとfとし、ア
ンロック状態を前述したロックエラー検出器8で検出す
る。この検出結果において、第2セレクタ9の切り換え
を制御するロックエラー信号は、PLL回路10がロッ
クしている状態では、Hレベル、アンロック状態ではL
レベルとなる。したがって、ロックエラー信号に基づい
て第2セレクタ9の切り換えを制御することにより、P
LL回路10がアンロック状態となった場合、システム
クロック信号を、VCO3から発振するクロック信号か
ら内部クロック信号に切り換るため、ディスクプレーヤ
等のシステムクロックの異常発振による動作停止等を防
止することができる。
間j、区間kは、全てPLL回路10がロック状態の区
間である。区間l及び区間mは、PLL回路10がアン
ロック状態となった場合の区間を示している。そこで、
アンロック状態となるしきい値レベルをeとfとし、ア
ンロック状態を前述したロックエラー検出器8で検出す
る。この検出結果において、第2セレクタ9の切り換え
を制御するロックエラー信号は、PLL回路10がロッ
クしている状態では、Hレベル、アンロック状態ではL
レベルとなる。したがって、ロックエラー信号に基づい
て第2セレクタ9の切り換えを制御することにより、P
LL回路10がアンロック状態となった場合、システム
クロック信号を、VCO3から発振するクロック信号か
ら内部クロック信号に切り換るため、ディスクプレーヤ
等のシステムクロックの異常発振による動作停止等を防
止することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、PLL回路の動作不良
等により位相がロックしなくなった場合でも、再生装置
等のためのシステムクロック信号を発振することができ
る。
等により位相がロックしなくなった場合でも、再生装置
等のためのシステムクロック信号を発振することができ
る。
【図1】本発明のPLL制御装置の概略構成を示す模式
図である。
図である。
【図2】本発明のPLL制御装置におけるロックエラー
検出器を説明するための模式図である。(a)は概略構
成を示し、(b)はOR回路の真理値表を示す。
検出器を説明するための模式図である。(a)は概略構
成を示し、(b)はOR回路の真理値表を示す。
【図3】VCOの入力電圧とVCOの発振周波数との特
性を示す模式図てある。
性を示す模式図てある。
【図4】PLL回路のロック状態とアンロック状態を説
明するための模式図である。
明するための模式図である。
【図5】従来の外部同期信号を用いたPLL回路の概略
構成を示す模式図である。
構成を示す模式図である。
【図6】従来の外部同期信号又は内部クロックを用いた
PLL回路の概略構成を示す模式図である。
PLL回路の概略構成を示す模式図である。
1・・位相比較器、2・・LPF、3・・VCO、4・
・第1分周器、5・・内部クロック発振器、6・・第2
分周器、7・・第1セレクタ、8・・ロックエラー検出
器、9・・第2セレクタ、10・・PLL回路、11・
・第1コンパレータ、12・・第2コンパレータ、13
・・OR回路
・第1分周器、5・・内部クロック発振器、6・・第2
分周器、7・・第1セレクタ、8・・ロックエラー検出
器、9・・第2セレクタ、10・・PLL回路、11・
・第1コンパレータ、12・・第2コンパレータ、13
・・OR回路
Claims (1)
- 【請求項1】システムクロック信号を基準信号に同期さ
せるフェーズ・ロックド・ループ回路を制御するフェー
ズ・ロックド・ループ制御装置において、一定の周波数
の内部クロック信号を発振する内部クロック発振器と、
外部同期信号と前記内部クロック信号を分周した分周信
号とを選択し基準信号を出力する第1セレクタと、前記
基準信号と位相比較信号との位相差を比較し位相差に応
じた位相差信号を出力する位相比較器と、前記位相差信
号を平滑化して位相差に対応する電圧信号を出力するロ
ー・パス・フィルタと、前記電圧信号の電圧レベルに対
応する周波数のクロック信号を出力する電圧制御型可変
発信器と、前記クロック信号を分周して前記位相比較信
号を生成する第1分周器と、前記電圧信号の電圧レベル
と予め設定されたしきい値レベルとを比較し前記電圧レ
ベルが所定の範囲にない場合に位相ロックエラーを示す
ロックエラー信号を出力するロックエラー検出器と、前
記ロックエラー信号に基づいてシステムクロック信号を
前記クロック信号から前記内部クロック信号に切り換え
る第2セレクタとを具備することを特徴とするフェーズ
・ロックド・ループ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247782A JPH1174785A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | フェーズ・ロックド・ループ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247782A JPH1174785A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | フェーズ・ロックド・ループ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174785A true JPH1174785A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17168579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9247782A Withdrawn JPH1174785A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | フェーズ・ロックド・ループ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1174785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8396171B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-03-12 | Fujitsu Limited | Data receiver circuit |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9247782A patent/JPH1174785A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8396171B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-03-12 | Fujitsu Limited | Data receiver circuit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |