JP6319423B2 - 光トランシーバ制御回路、光ネットワークシステムおよび光トランシーバの出力制御方法 - Google Patents

光トランシーバ制御回路、光ネットワークシステムおよび光トランシーバの出力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光トランシーバ制御回路、光ネットワークシステムおよび光トランシーバの出力制御方法に関し、特に、基幹系光ネットワークに用いられる光トランシーバ制御回路、光ネットワークシステムおよび光トランシーバの出力制御方法に関する。
光トランシーバは、光トランスポンダに組み込まれた回路モジュールであり、電気信号を電気−光変換することで、光ファイバを用いて双方向で光通信を行う。図4を用いて、光トランシーバを用いた情報の送受信動作を説明する。
図4は、関連するラインカードのブロック構成図である。ラインカードは、ライン(ネットワーク)とクライアントとの間に配置され、情報入出力用のインターフェースを備える。図4において、ラインカードは、フレーマ100と光トランシーバ110とから構成される。
クライアント側からライン側へ情報を伝送する場合、フレーマ100は、クライアント側から入力された電気信号121に対して、ライン側伝送用の多重化を施し、フレームを構築する。その後、フレーマ100は、それをフレーマ100と光トランシーバ110との間の伝送フォーマット(例えば、SFI:Serdes Framer Interface)に変換し、電気信号122を光トランシーバ110へ出力する。
ここで、クライアント側からの電気信号121は、例えば、Synchronous Digital Hierarchy(SDH)規格におけるSynchronous Transport Module(STM)で定められる光チャネルの多重化等が施され、Optical channel Transport Unit(OTU)で定められる光チャネル伝送速度等を有する信号である。なお、電気信号121はGigabit Etherなどの他の規格に準拠した信号であってもよい。
光トランシーバ110は、入力された電気信号122を、ライン側伝送用のフォーマットの光信号に変換し、そのフォーマットに従って光変調された主信号123をライン側へ出力する。
一方、光ファイバなどで構築されるネットワークからクライアント側へ情報が伝送される場合、上述の処理と逆の処理を行う。つまり、光トランシーバ110は、ライン側から光信号である主信号124を受信し、それを電気信号へ変換して電気信号125をフレーマ100へ出力する。フレーマ100は、入力された電気信号125に対してフレーム変換などの信号処理を行った後、クライアント側へ主信号124の情報を含んだ電気信号126を出力する。
ここで、ライン側の光ファイバに通信断などの異常が発生した場合、光トランシーバ110は主信号124を受信できず、フレーマ100へ出力する電気信号125を正常に生成できなくなる。この場合、フレーマ100を構成するLSI(Large Scale Integration)によっては、クライアント側へ出力される電気信号126が断続的または完全に停止する。
特許文献1には、ライン側の通信断に伴って入力信号の周波数飛びが発生した場合、障害発生を示すAIS(Alarm Indication Signal)信号を送信する光伝送装置が開示されている。特許文献1の光伝送装置は、ライン側の通信断を検出する検出部を含む光送受信部と、電気信号処理部と、から構成される。さらに、光伝送装置は、電圧制御発振部を含んだネットワーク側の送信PLL(Phase Locked Loop)部、クロック切替制御部、セレクタ、分周部を備える。
上記の光伝送装置は、ライン側で通信断が発生した場合、光送受信部の検出部がそれを検出し、クロック切替制御部は、これに伴ってセレクタを制御して接続先を電気信号処理部からネットワーク側の送信PLL部の出力側へ切り替える。具体的には、ネットワーク側の送信PLL部の電圧制御発振部の出力が4分周したクロックへ切り替えられる。そして、セレクタの後段に配置された分周部において、周波数が255分周される。これにより、切替前後の位相変動量は1/255に圧縮される。従って、位相変化量である周波数の飛びが抑制された周波数を用いる電気信号処理部は安定したAIS信号を送信することができる。
特開2009−290256号公報
特許文献1に記載された光伝送装置はライン側で通信断が発生した場合、AIS信号を安定して送信することはできる。しかし、光送受信部へ主信号が入力されなくなると、上述の電気信号の周波数やマーク率(所定時間に含まれるマークの割合)が定まらなくなる。
また、フレーマ100を、Forward Error Correction(FEC) decoderで構成する場合や、近年急速に普及してきているデジタルコヒーレント用の光トランシーバに適用する場合、光トランシーバ110において主信号124の導通開始処理に時間を要することから、フレーマ100から出力される電気信号126が不安定になる。
以上のようなラインカードにおける具体的な信号処理について、図5A、図5Bを用いて説明する。図5Aは、ライン側から入力される主信号124の非導通時間が短時間で、Clock−Data−Recovery(CDR)のロック外れが発生しない場合のタイミングチャートである。一方、図5Bは、ライン側から入力される主信号124の非導通時間が長時間で、CDRのロック外れが発生する場合のタイミングチャートである。いずれの図も上段から、ライン側から入力される主信号124の状態、通信断に応じた光トランシーバ110の内部処理、電気信号125の状態、CDR105の状態、電気信号126の状態、を示している。
なお、フレーマ100は、FEC decoderで構成されており、電気信号125が入力される入力端に、CDR105が搭載されている。CDR105は、入力される電気信号125に含まれる主信号124の情報から基準クロックを抽出し、フレーマ100内の信号処理を行う。
図5Aにおいては、ライン側から主信号124が入力されなくなると(非導通130)、光トランシーバ110は、受信停止処理を行う。これに伴い、光トランシーバ110から主信号124の情報を含んだ電気信号125が出力されなくなる(領域131)。主信号124が非導通130である時間が短い場合、CDR105においてロック外れは生じない(OK)。また、光トランシーバ110から主信号124の情報を含んだ電気信号125が出力されないことから、フレーマ100は電気信号126を生成しない(斜線)。
そして、通信断が回復してライン側からの主信号124の入力が再開されると(右側の導通)、光トランシーバ110は受信開始処理を開始する。これに伴い、電気信号125が断続的に導通(空白)と非導通(ハッチング)とを繰り返す。光トランシーバ110にデジタルコヒーレント用の光トランシーバなどを適用する場合、アナログデジタル変換器におけるキャリブレーションや位相変復調器における信号処理は、一般的なアナログ用の光トランシーバにおける信号処理より複雑であり、時間がかかる。この場合、光トランシーバ110における受信開始処理の間に、電気信号126が断続的に生成(空白)されたり非生成(斜線)になったりする(タイムラグ132)。
一方、図5Bにおいては、ライン側から主信号124が入力されなくなると(非導通135)、光トランシーバ110は受信停止処理を行う。これに伴い、光トランシーバ110から主信号124の情報を含んだ電気信号125が出力されなくなる(領域136)。ここで、非導通135である状態が長くなると、主信号124の情報から基準クロックを抽出できないため、CDR105のロックが外れる(領域137)。つまり、Loss−Of−Lockが起きる。また、光トランシーバ110から主信号124の情報を含んだ電気信号125が出力されないことから、フレーマ100は電気信号126を生成しない(非生成138)。
そして、通信断が回復してライン側からの主信号124の入力が再開されると(右側の導通)、光トランシーバ110は受信開始処理を開始する。これに伴い、電気信号125が断続的に導通(空白)と非導通(ハッチング)とを繰り返す。
CDR105は、ロック外れが生じていることから、ライン側の主信号124の情報から基準クロックを抽出し、そのクロックにCDR105内の信号処理を再引き込みする。フレーマ100は、光トランシーバ110から主信号124の情報を含んだ電気信号125が出力されるようになった後、電気信号126の生成を再開し(待機期間139)、CDR105におけるロックはずれが解消された後、電気信号126の出力を再開する(右側の生成)。すなわち、待機期間139は、CDR105における信号処理の再引き込み時間と一致する。
非生成138の期間と待機期間139との和が長くなると、光ネットワークシステムの規格を満たせない可能性が生じる。すなわち、国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)の電気通信標準化部門(Telecommunication Standardization Sector:ITU−T)で標準化されている高速デジタル通信方式(Synchronous Digital Hierarchy;SDH)の規格において要求されている切り替え時間を満たせなくなる可能性が生じる。具体的には、予備系光ファイバを備える光ネットワークシステムにおいて、通信断などの発生時における予備系光ファイバへの切り替え時間は“switch time”と呼ばれる設定パラメータで50ms以内と規定されている。
なお、フレーマ100は、ライン側における通信断の発生時だけではなく、主信号124の損失、フレームの損失、フレームの同期外れなどの発生時にも、電気信号126を生成できなくなる。
上述したように、デジタルコヒーレント方式において用いられる高精度な光トランシーバでは、受信開始処理に時間がかかるため、受信開始処理期間において不安定な電気信号126が出力され、後段の信号処理における不具合の原因となる。さらに、CDR105のロック外れが生じた場合、電気信号126の出力の再開に時間がかかり(待機期間139)、規格を満足できなくなる可能性が生じる。
本願発明の目的は、ライン側において通信断等の異常が発生した場合に、クライアント側へ信号が断続的に出力されることを抑制できると共に短時間での復旧が可能な光トランシーバ制御回路、光ネットワークシステムおよび光トランシーバの出力制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る光トランシーバ制御回路は、光トランシーバに入力された光信号から生成された電気信号と略同一の特性を有するダミー信号を生成する信号生成手段と、前記電気信号を受信し、前記受信した電気信号と前記生成されたダミー信号のどちらか一方を選択して出力する切替手段と、前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、前記切替手段の選択対象を前記電気信号から前記ダミー信号に変更する制御手段と、を備える。
上記目的を達成するために本発明に係る光ネットワークシステムは、光信号を送受信する送受信手段、前記送受信手段が受信した光信号を電気信号に変換して出力する信号処理手段、前記電気信号と略同一の特性を有するダミー信号を生成する信号生成手段、および、前記電気信号と前記ダミー信号のどちらか一方を選択して出力する切替手段、を有する光トランシーバと、前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、前記切替手段の選択対象を前記電気信号から前記ダミー信号に変更するネットワーク管理部と、を備える。
上記目的を達成するために本発明に係る光トランシーバの出力制御方法は、光トランシーバに入力された光信号から生成された電気信号を受信し、前記電気信号と略同一の特性を有するダミー信号を生成し、前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、出力対象を前記電気信号から前記ダミー信号に変更する。
本発明によれば、ライン側において通信断等の異常が発生した場合に、クライアント側へ信号が断続的に出力されることを抑制できると共に短時間での復旧が可能な光トランシーバ制御回路、光ネットワークシステムおよび光トランシーバの出力制御方法を提供できる。
第1の実施形態に係る光トランシーバ制御回路1のブロック構成図である。 第1の実施形態に係る光トランシーバ制御回路1のタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る光ネットワークシステム30のシステム構成図である。 関連するラインカードの構成を示すブロック図である。 関連するラインカードのタイミングチャートである。 関連するラインカードのタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は第1の実施形態に係る光トランシーバ制御回路1のブロック構成図である。光トランシーバ制御回路1は、光トランシーバからの出力を制御する。なお、図1では光トランシーバ制御回路1を光トランシーバと別体に構成した例を示したが、光トランシーバ制御回路1を光トランシーバの内部に配置することもできる。
ここで、光トランシーバは、クライアント側から入力された電気信号を光信号へ変換してライン側へ出力する機能と、ライン側から受信した光信号を電気信号へ変換してクライアント側へ出力する機能と、を備える。光トランシーバは、例えば、シリアル、パラレルを相互変換する回路であるSerializer/De−Serializer(SerDes)、および、光送受信器を含むアナログ信号処理部とデジタル信号変復調部とを含むデジタルコヒーレント用のDSP(Digital Signal Processor)によって構成することができる。
第1の実施形態に係る光トランシーバは、ライン側から情報を含んだ光信号を受信し、それを電気信号へ変換して受信信号127を光トランシーバ制御回路1へ出力する。光トランシーバはさらに、ライン側の通信状態の監視結果を含む監視信号12を光トランシーバ制御回路1へ出力する。例えば、光トランシーバは、デジタル信号変復調部においてライン側の異常が検出された場合、OOF(Out−Of−Frame)、LOF(Loss−Of−Frame)、LOS(Loss−Of−Signal)等の異常情報を監視信号12に含ませて光トランシーバ制御回路1へ出力する。ここで、OOFはフレーム同期外れを示す情報、LOFはフレームの概要の喪失を示す情報、LOSは光信号の喪失を示す情報である。
図1において、光トランシーバ制御回路1は、信号生成部5、切替部6および制御部7を備える。
信号生成部5は、光トランシーバから入力される受信信号127と同じ転送速度を有するダミー信号10を生成する。第1の実施形態において、信号生成部5は、光トランシーバで生成される受信信号127の転送速度と同一の転送速度を有する信号である警報表示信号(AIS:Alarm Indication Signal)を強制的に生成し、このAIS信号をダミー信号10とする。ここで、信号生成部5は、制御部7からのダミー信号10の生成指示信号を受け付けることによってダミー信号10の生成を開始することもできるし、出力指示信号を受け付けることによって予め生成しているダミー信号10の出力を開始することもできる。
制御部7は、汎用マイコンや汎用DSPなどが適用され、光トランシーバから入力されるライン側の通信状態の監視結果に基づいて切替部6を制御する。光トランシーバと制御部7は、例えば、パラレルインターフェースや、Serial Peripheral Interface(SPI)、Inter−Integrated Circuitといったシリアルインターフェースを用いて通信を行う。
制御部7は、光トランシーバからOOF、LOF、LOS等の異常情報を含んだ監視信号12が入力された場合、光トランシーバから正常な受信信号127が入力されないと判断する。そして、制御部7は、光トランシーバの後段への出力を受信信号127からダミー信号10へ切り替える指令情報を含む指令信号11を切替部6に出力する。
また、制御部7は、監視信号12に異常情報(OOF、LOF、LOS等)が含まれなくなると、光トランシーバから正常な受信信号127の出力が可能になったと判断する。そして、制御部7は、光トランシーバの後段への出力をダミー信号10から受信信号127へ戻す指令情報を含む指令信号11を切替部6に出力する。
切替部6には、光トランシーバから受信信号127が、信号生成部5からダミー信号10が、入力される。切替部6は、制御部7から入力された指令信号11に含まれる切替情報に基づいて、受信信号127またはダミー信号10のいずれか一方を選択し、電気信号125として光トランシーバの後段(例えば、図示しないフレーマ)へ出力する。
続いて、光トランシーバ制御回路1の動作手順を、図2を参照しながら説明する。以下、光トランシーバ制御回路1の切替部6から出力される電気信号125が、入力端にClock−Data−Recovery(CDR)が配置されたフレーマに入力される場合について説明する。また、光トランシーバ制御回路1の信号生成部5は、ダミー信号10として上述のAIS信号を生成している。
図2は、第1の実施形態の光トランシーバ制御回路1のタイムチャートである。図2は、上段から、ライン側から入力される光信号の状態、監視信号12に含まれる異常情報の有無、通信断に応じた光トランシーバの内部処理、切替部6の内部処理、CDRの状態、フレーマの内部処理を示す。以下、光トランシーバ制御回路1の動作と対応する図2の参照先をカッコ内に示す。
ライン側から光信号が正常に入力されている時(「光信号」の左側の導通50)、光トランシーバ制御回路1に入力される監視信号12には異常情報例えば、OOF、LOF、LOS等、が含まれていない。この時、切替部6は光トランシーバから入力された受信信号127を選択して、電気信号125としてフレーマへ出力する。また、CDRは正常に機能している(「CDR」の導通50期間におけるOK)。そして、電気信号125として光信号の情報を含んだ受信信号127がフレーマへ出力されることで、フレーマは受信信号127に含まれる情報を伝達するための電気信号を生成する(「フレーマ」の左側の生成)。
続いて、通信断等によってライン側から光信号が入力されなくなると(「光信号」の非導通51)、光トランシーバは、受信停止処理を行うと共に、異常が発生している期間(時刻52〜時刻53)、OOF、LOF、LOS等の異常情報を含んだ監視信号12を光トランシーバ制御回路1に出力する(「監視信号12」の有)。
光トランシーバ制御回路1の制御部7は、異常情報を含んだ監視信号12が入力した時、光トランシーバから正常な受信信号1127が入力されないと判断し、フレーマへの出力を受信信号127からダミー信号10(「切替部6」のAIS信号71)へ切り替える指令情報を含む指令信号11を切替部6へ出力する。ここで、制御部7は、AIS信号71への切り替え指令を、フレーマにおいて受信信号127に含まれる情報が取得できなくなる前に行う。
切替部6は、指令信号11の指令情報に基づいて、フレーマへ出力する電気信号125を、受信信号127からAIS信号71に切り替える。この時、AIS信号71は受信信号127と同じ転送速度の信号であることから、CDRにおいてロック外れは生じない(「CDR」の非導通51期間に対応するOK)。一方、AIS信号71にはライン側からの光信号に含まれていた情報が含まれていないことから、フレーマはクライアント側へ出力するための電気信号の生成を中止する(「フレーマ」の非生成73)。
そして、通信断等が回復してライン側からの光信号の入力が再開されると(「光信号」の左側の導通50)、光トランシーバは、光信号の受信開始処理を開始すると共にOOF、LOF、LOS等の異常情報を含まない監視信号12の出力を開始する。
制御部7は、監視信号12に含まれる異常情報が「有」から「無」へ切り替わった時(時刻53)から計時を開始し、所定時間経過後(時刻56)、フレーマへの出力をAIS信号71から受信信号127へ戻す指令情報を含む指令信号11を、切替部6へ出力する。ここで、第1の実施形態に係る制御部7は、光トランシーバにおける受信開始処理(時間74+時間75)が完了する前に、受信信号127へ切り替える指令情報を含む指令信号11を切替部6へ出力する(時刻56)。これにより、受信開始処理が完了した直後から、正常な受信信号127がフレーマへ出力されるようになる。
切替部6は、指令信号11の指令情報に基づいて、受信開始処理が完了する前の時刻である時刻56に、フレーマへ出力する電気信号125をAIS信号71から受信信号127に切り替える。
この時、受信信号127はAIS信号71と同じ転送速度の信号であることから、CDRにおいてロック外れは生じない(「CDR」の右側の導通50期間におけるOK)。そして、フレーマは、CDRにおいてロック外れが生じていないことから、光トランシーバにおける受信開始処理が完了した直後から、受信信号127に含まれる情報を伝達するための電気信号の生成を再開することができる。なお、図2では、光トランシーバにおける受信開始処理完了時刻とフレーマにおける電気信号の生成再開時間とが同時である例を示したが、光信号に含まれている情報を含んだ受信信号127が光トランシーバから入力されるようになった後、フレーマにおける電気信号の生成を再開することもできる。
以上のように、第1の実施形態にかかる構成においては、通信断などの異常が発生した場合、フレーマへ出力する電気信号125を受信信号127から光信号に含まれていた情報を含まないダミー信号10(AIS信号71)に切り替える。これにより、通信断が長引いた場合でもCDRにおけるロック外れの発生を抑制でき、光トランシーバにおける受信開始処理の完了からフレーマにおける電気信号の生成の再開までの時間(背景技術において説明した図5Bの待機期間139)を短くできる。従って、フレーマから受信信号127に含まれる情報を伝達するための電気信号が出力されない期間が、規格書(ITU−T G.841)の“switch time”の規定である50ms以内となる。
そして、第1の実施形態にかかる構成においては、光トランシーバにおける受信開始処理の大半の期間である時間74において切替部6は受信信号127ではなくAIS信号71を出力する。これにより、フレーマにおいてクライアント側へ出力するための電気信号の生成と非生成とが断続的に繰り返されることが抑制される。従って、フレーマからクライアント側への不安定な主信号の漏れ込みを抑制できる。
そして、光トランシーバにおける受信開始処理が完了する前に、フレーマへ出力する電気信号125を受信信号127に戻すことから、フレーマの信号処理に影響を及ぼすことなくフレーマでの受信処理の復旧を行うことができ、受信開始処理完了から遅延することなく、フレーマにおける電気信号の生成を再開することができる。
なお、上述の実施形態では、AIS信号71から受信信号127への切り替えの時刻56から受信開始処理の終了時刻までの時間75を所定の時間としたが、時間75をゼロとする(時刻56と受信開始処理の終了時刻を一致)こともできる。さらに、AIS信号71から受信信号127への切り替えは、光信号の情報を含む正常な受信信号127の入力が再開された後でもよい。
また、上述の実施形態では、監視信号12に含まれる異常情報は、主信号に含まれるOOF、LOFおよびLOSの情報としたが、これに限るものではない。光トランシーバに設けられた受光部(不図示)によって、受信した光信号の受光パワーを検出し、受光パワーの低下が検出された時に異常情報を生成して監視信号12に含めることもできる。
さらに、上述の実施形態では、ダミー信号として、AIS信号を例示したが、これに限るものはない。ダミー信号として、予め設定されたプログラムパターン(Programmable Pattern)信号や、クロック信号などを含む受信信号127と同じ特性を備えた信号等を用いることもできる。ここで、プログラムパターンは、疑似ランダムパターンであるPseudo−random Binary Sequence(PRBS)などである。つまり、何れの信号においても光信号である主信号と同じ、あるいは、周波数偏差が十分小さい場合にはCDRが受信信号127と同じと認識できる程度に近いビットレートを有する信号であればよく、例えば、ビットレート以外にマーク率が0.5近傍となる信号等でもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について図面を参照して説明する。図3は第2の実施形態による光ネットワークシステムのシステム構成図である。光ネットワークシステム30は、2台の光トランシーバ31、32およびネットワーク管理部33から構成される。また、光トランシーバ31、32はそれぞれ、送受信部35、信号処理部36、信号生成部5および切替部6から構成される。信号生成部5および切替部6は、第1の実施形態で説明した図1の信号生成部5および切替部6と同様に機能する。図3では、光トランシーバ31のみ内部構成を示したが、光トランシーバ32も同様に構成される。
光トランシーバ31、32の切替部6には、不図示のフレーマが接続されている。クライアント側からの通信サービスの情報は、フレーマおよび光トランシーバ31、32を介してライン側へ送受信される。
送受信部35は、信号処理部36からの電気信号を入力し、光信号へ変換した後、ライン側である現用系光ファイバ128へ送信する。また、送受信部35は、ライン側である現用系光ファイバ128から光信号を受信し、受信した光信号の情報を含む電気信号へ変換し、信号処理部36へ出力する。
信号処理部36は、クライアント側の情報を含んだ電気信号が切替部6から入力され、ライン側で伝送可能な信号フォーマットへ変換し、予備等化などの信号処理を行った後、送受信部35へ出力する。一方、信号処理部36は、主信号に含まれていた情報を含んだ電気信号が送受信部35から入力され、フレーマへ伝送可能な信号フォーマットへ変換し、分散補償、位相補償などの信号処理を行った後、受信信号9として切替部6へ出力する。
また、信号処理部36は、送受信部35から入力された電気信号を監視することで、通信に使用している現用系光ファイバ128の状態を取得し、取得結果を監視信号13としてネットワーク管理部33へ出力する。そして、信号処理部36は、送受信部35から入力された電気信号から通信断などの異常を検出した場合、監視信号13に異常情報を含めてネットワーク管理部33へ出力する。
信号生成部5は、信号処理部36から入力される受信信号9と同様の特性を有するダミー信号10を生成する。この特性は、例えば、受信信号9の転送速度やマーク率である。例えば、信号生成部5は、光トランシーバで生成される受信信号9の転送速度と同一の転送速度を有する信号であるAIS信号を強制的に生成し、このAIS信号をダミー信号10とすることができる。信号生成部5は、ネットワーク管理部33からのダミー信号生成の指示信号を受け付けることによってダミー信号10の生成を開始することもできるし、指示信号を受け付けることによって予め生成しているダミー信号10の出力を開始することもできる。
切替部6には、信号処理部36から受信信号9が、信号生成部5からダミー信号10が、入力される。切替部6は、ネットワーク管理部33からの指令信号14に含まれる切替情報に基づいて、受信信号9またはダミー信号10のいずれか一方を選択し、図示しないフレーマへ出力する。
ネットワーク管理部33は、光トランシーバ31、32の切替部6および信号処理部36と接続され、光トランシーバ31、32の信号処理部36から入力される監視信号13に基づいて、光トランシーバ31、32、現用系光ファイバ128および予備系光ファイバ129の使用状態を制御する。
そして、ネットワーク管理部33は、例えば、光トランシーバ31、32の信号処理部36から現用系光ファイバ128の通信断等の異常情報を含む監視信号13が入力された場合、現用系光ファイバ128から予備系光ファイバ129へ切り替えるための切り替え指示情報を光トランシーバ31、32へ送信する。
ネットワーク管理部33はさらに、第1の実施形態の図1の制御部7と同様の機能を有する。すなわち、制御部7は、光トランシーバ31、32の信号処理部36から異常情報を含む監視信号13が入力された場合、フレーマへの出力を受信信号9からダミー信号10へ切り替える指令情報を含む指令信号14を切替部6に出力する。そして、ネットワーク管理部33は、信号処理部36から入力される監視信号13に異常情報が含まれなくなくなると、フレーマへの出力をダミー信号10から受信信号9へ戻す指令情報を含む指令信号14を切替部6に出力する。
次に、使用中の現用系光ファイバ128において通信断等の異常が生じた場合(図3の現用系光ファイバ128上のバツ印)の光ネットワークシステム30の動作手順について説明する。なお、以下の説明では、現用系光ファイバ128から予備系光ファイバ129へ切り替える場合を記載するが、それに限るものではない。光ファイバの切り替えがなく、光トランシーバの後段の信号処理に影響を及ぼす場合であっても、下記の動作は適用できる。
現用系光ファイバ128に通信断等の異常が生じた場合、光トランシーバ31、32の信号処理部36は、所定の監視信号が入力されないことを検知する等によって現用系光ファイバ128の異常を検知し、異常情報を含んだ監視信号13をネットワーク管理部33へ出力する。
ネットワーク管理部33は、異常情報を含んだ監視信号13を受信することにより、現用系光ファイバ128に障害が生じたと判定し、現用系光ファイバ128から予備系光ファイバ129へ切り替えるための切り替え指示情報を光トランシーバ31、32へ送信する。これにより、通信サービス用の通信経路が現用系光ファイバ128から予備系光ファイバ129へ切り替わる。なお、通信経路の切り替えは、光トランシーバ31、32の光信号の出力部に設けた経路切替部(不図示)によって行われる。
さらに、ネットワーク管理部33は、光トランシーバ31、32からクライアント側への通信サービスの障害が発生することを抑制するため、フレーマへの出力を光信号の情報を含んだ受信信号9からダミー信号10へ切り替える指令(指令信号14)を光トランシーバ31、32の切替部6へ送信する。ここで、ネットワーク管理部33は、ダミー信号10への切り替え指令を、フレーマにおいて受信信号9に含まれる情報が取得できなくなる前に行う。
光トランシーバ31、32の切替部6は、ダミー信号10への切り替え指令を受信した場合、フレーマへの出力信号を受信信号9からダミー信号10に切り替える。
一方、ネットワーク管理部33は、予備系光ファイバ129へ切り替えられることによって、光トランシーバ31、32の信号処理部36から入力される監視信号13に異常情報が含まれなくなると、光ファイバの通信障害が解消したと判定する。この場合、ネットワーク管理部33は、光トランシーバ31、32からフレーマへの出力信号をダミー信号10から光信号の情報を含んだ受信信号9へ戻す指令(指令信号14)を切替部6へ送信する。ここで、ネットワーク管理部33は、受信信号9への切り替え指令を、光トランシーバ31、32からフレーマへの出力信号が正常に回復する時刻、もしくはその直前に送信する。
光トランシーバ31、32の切替部6は、受信信号9への切り替え指令を受信した場合、フレーマへの出力信号をダミー信号10から受信信号9に戻す。
第2の実施形態に係る構成においても、第1の実施形態と同様に、通信断などの異常が発生している期間、フレーマへの出力をダミー信号10に切り替えることで、CDRにおけるロック外れの発生が抑制されると共に、フレーマにおいてクライアント側へ出力するための電気信号の生成と非生成とが断続的に繰り返されることが抑制される。従って、受信開始処理完了から遅延することなく、フレーマにおける電気信号の生成が再開されると共に、フレーマからクライアント側への不安定な主信号の漏れ込みを防止できる。
すなわち、第2の実施形態に係る構成においても、フレーマにおいて光信号に含まれている情報を含む電気信号が生成できない期間を短くすることができ、規格書(ITU−T G.841)の“switch time”の規定である50ms以内を満足することができる。
本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
光トランシーバが受信する光信号に基づく受信信号と略同一特性のダミー信号を生成する信号生成部と、
前記光トランシーバの出力を、前記受信信号と前記ダミー信号との間で切り替える切替部と、
制御部とを有し、
前記制御部は、前記光トランシーバから前記光信号の異常を示す通知を受け付けたとき、前記光トランシーバの出力を前記受信信号から前記ダミー信号へ切り替えるように前記切替部へ指示する
光トランシーバ制御装置。
[付記2]
前記制御部は、前記通知の受け付けが停止してから所定の受信処理期間が経過した後に、前記光トランシーバの出力を前記ダミー信号から前記受信信号へ切り替えるように前記切替部へ指示する
付記1に記載の光トランシーバ制御装置。
[付記3]
前記制御部は、前記受信信号から前記ダミー信号へ切り替える前記切替部への指示から、前記ダミー信号から前記受信信号へ切り替える指示までの時間を所定の時間内とするよう制御する
付記1または2に記載の光トランシーバ制御装置。
[付記4]
前記特性は、転送速度およびマーク率のいずれか一方である付記1から3のいずれか一項に記載の光トランシーバ制御装置。
[付記5]
前記ダミー信号はAIS信号、プログラムパターン信号、およびクロック信号のいずれかである付記1または2に記載の光トランシーバ制御装置。
[付記6]
光ファイバを伝送する光信号を送受信する送受信部と、
前記送受信部が受信した光信号を電気信号に変換してクライアント側へ出力する信号処理部と、
前記電気信号と略同一特性のダミー信号を生成する信号生成部と、
前電気信号と前記ダミー信号とを切り替えて出力する切替部と、
を有する光トランシーバと、
前記光トランシーバから前記光信号の異常を示す通知に基づき、前記光トランシーバの出力を前記電気信号から前記ダミー信号へ切り替えるように前記切替部へ指示するネットワーク管理部、とを
備えた光ネットワークシステム。
[付記7]
前記ネットワーク管理部は、前記通知の受け付けが停止してから所定の受信処理期間が経過した後に、前記光トランシーバの出力を前記ダミー信号から前記電気信号へ切り替えるように前記切替部へ指示する
付記6に記載の光ネットワークシステム。
[付記8]
前記ネットワーク管理部は、前記電気信号から前記ダミー信号へ切り替える前記切替部への指示から、前記ダミー信号から前記出力信号へ切り替える指示までの時間を所定の時間内とするよう制御する
付記6または7に記載の光ネットワークシステム。
[付記9]
光トランシーバが受信する光信号に基づく受信信号と略同一特性のダミー信号を生成し、
前記光トランシーバから前記光信号の異常を示す通知を受け付けたとき、前記光トランシーバの出力を前記受信信号から前記ダミー信号へ切り替える
光トランシーバ制御方法。
[付記10]
前記通知の受け付けが停止してから所定の受信処理期間が経過した後に、前記光トランシーバの出力を前記ダミー信号から前記受信信号へ切り替える
付記9に記載の光トランシーバ制御方法。
本願発明は、電気信号と光信号とを適宜変換することでライン側とクライアント側との間で各種情報を送受信させる光トランシーバを用いるシステムに広く適用することができる。
この出願は、2014年3月27日に出願された日本出願特願2014−065990を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 光トランシーバ制御回路
5 信号生成部
6 切替部
7 制御部
9、127 受信信号
10 ダミー信号
11 指令信号
12 監視信号
30 光ネットワークシステム
31、32 光トランシーバ
33 ネットワーク管理部
35 送受信部
36 信号処理部
50 導通
51、130、135 非導通
52、53、56 時刻
71 AIS信号
73、138 非生成
74、75 時間
100 フレーマ
105 CDR
110 光トランシーバ
121、122、125、126 電気信号
123、124 主信号
128 現用系光ファイバ
129 予備系光ファイバ
131、136、137 領域
132 タイムラグ
139 待機期間

Claims (9)

  1. 光トランシーバに入力された光信号から生成された電気信号と略同一の特性を有するダミー信号を生成する信号生成手段と、
    前記電気信号を受信し、前記受信した電気信号と前記生成されたダミー信号のどちらか一方を選択して出力する切替手段と、
    前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、前記切替手段の選択対象を前記電気信号から前記ダミー信号に変更する制御手段と、
    を備える光トランシーバ制御回路であって、
    前記ダミー信号は警報表示信号(Alarm Indication Signal、AIS)であり、
    前記電気信号に含まれる主信号の情報から基準クロックを抽出するClock−Data−Recovery(CDR)が配置されたフレーマに前記切替手段から前記AISが入力される場合に、前記AISは、前記CDRが前記AISに基づいて前記基準クロックを生成可能な信号である、
    ことを特徴とする光トランシーバ制御回路
  2. 前記特性は、転送速度またはマーク率のいずれか一方である、請求項1に記載の光トランシーバ制御回路。
  3. 前記制御手段は、前記光信号の異常を示す通知が入力されなくなった時から所定の期間が経過した後、前記切替手段の選択対象を前記ダミー信号から前記電気信号に変更する、請求項1または2に記載の光トランシーバ制御回路。
  4. 前記所定の期間は、前記光トランシーバが受信開始処理に要する時間よりも短い、請求項3に記載の光トランシーバ制御回路。
  5. 光信号を送受信する送受信手段、
    前記送受信手段が受信した光信号を電気信号に変換して出力する信号処理手段、
    前記電気信号と略同一の特性を有するダミー信号を生成する信号生成手段、および、
    前記電気信号と前記ダミー信号のどちらか一方を選択して出力する切替手段、
    を有する光トランシーバと、
    前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、前記切替手段の選択対象を前記電気信号から前記ダミー信号に変更するネットワーク管理部と、
    を備える光ネットワークシステムであって、
    前記ダミー信号は警報表示信号(Alarm Indication Signal、AIS)であり、
    前記電気信号に含まれる主信号の情報から基準クロックを抽出するClock−Data−Recovery(CDR)が配置されたフレーマに前記切替手段から前記AISが入力される場合に、前記AISは、前記CDRが前記AISに基づいて前記基準クロックを生成可能な信号である、
    ことを特徴とする光ネットワークシステム。
  6. 前記送受信手段は、接続されている光ファイバを介して前記光信号を送受信し、
    前記ネットワーク管理部は、前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、前記接続されている光ファイバを予備の光ファイバへ切り替える、請求項5に記載の光ネットワークシステム。
  7. 前記ネットワーク管理部は、前記光信号の異常を示す通知が入力されなくなった時から所定の期間が経過した後、前記切替手段の選択対象を前記ダミー信号から前記電気信号に変更する、請求項5または6に記載の光ネットワークシステム。
  8. 前記信号処理手段は、受信された光信号から異常の有無を検出し、検出結果を前記ネットワーク管理部へ送信する、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の光ネットワークシステム。
  9. 光トランシーバに入力された光信号から生成された電気信号を受信し、
    前記電気信号と略同一の特性を有するダミー信号を生成し、
    前記光信号の異常を示す通知が入力されたとき、出力対象を前記電気信号から前記ダミー信号に変更する、
    光トランシーバの出力制御方法であって、
    前記ダミー信号は警報表示信号(Alarm Indication Signal、AIS)であり、
    前記電気信号に含まれる主信号の情報から基準クロックを抽出するClock−Data−Recovery(CDR)が配置されたフレーマに前記AISが入力される場合に、前記AISは、前記CDRが前記AISに基づいて前記基準クロックを生成可能な信号である、
    ことを特徴とする光トランシーバの出力制御方法。
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