JP2009153027A - 伝送装置および位相同期基準周波数信号切り替え方法 - Google Patents

伝送装置および位相同期基準周波数信号切り替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】40Gb/sの伝送速度の光通信技術において、伝送装置へ入力される光信号の断絶および光信号の入力復旧の際のPLL基準クロックの切り替え時間を短縮し、光信号のエラービット数を低減する。
【解決手段】OC768またはSTM−256の39.813Gb/sの伝送レートを有するSONET/SDHで伝送路が構成される端末装置側と、43.018Gb/sの伝送レートを有するOTU3で伝送路が構成されるWDM側とを接続する本発明の光伝送装置100aは、入力信号の断絶時または切り替え時に、PLL部106が、該PLL部106へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号の周波数に応じてOSC108が発振する所定の周波数のクロック信号を、PLL基準周波数を生成するためのクロック信号として切り替えて取得するように制御するセレクタ部109を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、内蔵固定周波数発振器から該基準周波数を生成するための周波数を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置および該伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法に関する。
インターネットなどのコンピュータネットワーク通信の重要性が飛躍的に増し、コンピュータネットワーク通信の通信速度も、さらなる高速化が求められてきている。例えば、インターネットは、基幹伝送路としてバックボーン回線を有するが、バックボーン回線には、WDM(Wavelength Division Multiplex)と呼ばれる広帯域の光通信技術が利用されることが一般的になってきている。
WDMは、1本の光ファイバに異なる波長の光を伝送させてチャネルを多重化することによって、大容量の双方向高速データ通信を行うことが可能になる技術である。現在では、1波長あたり2.5Gb/sの伝送速度を有するチャネルを4つ多重化して、10Gb/sの伝送速度のWDMが主流である。
光通信に限らず、あらゆるコンピュータネットワーク通信は、所定の周波数の信号で通信をおこなう。通信網の中継装置や終端装置などの伝送装置は、受信した信号の周波数を、PLL(Phase-locked loop、位相同期回路)という回路を有し、入力信号または基準周波数と、出力信号との周波数を一致させて、正確に同期した周波数の信号を出力するように制御している。
そして、何らかの理由により、上記所定の周波数を切り替えなければならない場合、例えば、特許文献1に開示されるように、二重化したクロックを交絡して使用する情報処理装置間の交絡クロックの切り替えには低周波数のクロックを使用し、切り替え以降にクロックを上げて情報処理装置の各処理ユニットに供給することによって、クロック切り替え時の情報処理装置の処理停止時間を短縮し、迅速に復旧させることが可能なクロック交絡分配装置が提案されている。
特開平11−355259号公報
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来技術では、近年のさらなる伝送速度の高速化では、処理停止時間を短縮し、迅速に復旧させることが不可能になってきている。WDMも伝送速度の高速化が求められており、例えば、多重化する波長数を増やしたり、チャネル間隔を狭めたりして、さらなる大容量の双方向高速データ通信を行うことが可能になるDWDM(Dense Wavelength Division Multiplex)という光通信技術が登場して来ている。
このDWDMに代表される光通信技術は、光通信網の規格であるOTU(Optical Transport Network、ITU−Tが2000年に勧告した光伝送規格)のOTU3として国際的に標準化されており、40Gb/sの伝送速度を実現することが可能である。
40Gb/sの伝送速度の光通信技術において、伝送装置へ入力される光信号の断絶に際し、該伝送装置のPLLは、内蔵オシレータのクロックへPLL基準クロックを変更する。しかし、40Gb/sという高速であるために、わずかな切り替え時間でも、伝送速度に比しては長時間となり、光信号のエラービット数が極めて多くなる。また、光信号の入力復旧の際も、同様である。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、40Gb/sの伝送速度の光通信技術において、伝送装置へ入力される光信号の断絶および光信号の入力復旧の際のPLL基準クロックの切り替え時間を短縮し、光信号のエラービット数を低減する伝送装置および位相同期基準周波数信号切り替え方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、本発明は、入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、該基準周波数信号を生成するために内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置であって、前記切り替え制御部は、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、該位相同期部へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するように制御することを特徴とする。
また、本発明は、第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置であって、前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、所定の周波数のクロック信号を発振する内蔵固定周波数発振器と、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、該位相同期部へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号の前記所定の周波数は、622.08MHzであることを特徴とする。
また、本発明は、入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、該基準周波数信号を生成するために内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置であって、前記位相同期部は、前記切り替え制御部および前記内蔵固定周波数発振器を含み、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、該内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置であって、所定の周波数のクロック信号を発振する内蔵固定周波数発振器を含み、前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号の前記所定の周波数は、77.76MHzであることを特徴とする。
また、本発明は、入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期ステップが、該基準周波数信号を生成するために固定周波数発振ステップが発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御ステップとを含む、伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、前記切り替え制御ステップは、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期ステップが、該位相同期ステップによって取得されるために分周される以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期ステップが、該基準周波数信号を生成するために固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと切り替えて取得するように制御する切り替え制御ステップとを含む伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、前記位相同期ステップは、前記切り替え制御ステップおよび前記固定周波数発振ステップを含み、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップにより発振されるクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、入力信号の断絶時または切り替え時に、基準周波数信号を生成するためのクロック信号の切り替えを、分周以前のより高い周波数で行うことにより、基準周波数信号を生成するためのクロック信号の切り替え時の位相変動を抑えることが出来るという効果を奏する。また、受信側の他の伝送装置での通信データのエラー発生時間を抑えることができるという効果を奏する。さらに、伝送装置による伝送路が冗長構成である場合は、運用系伝送路と非運用系伝送路との切り替え時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路とを、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置において、基準周波数信号を生成するための周波数の切り替えを、分周以前のより高い周波数で行うことにより、基準周波数信号を生成するための周波数の切り替え時の位相変動を抑えることが出来るという効果を奏する。また、受信側の他の伝送装置での通信データのエラー発生時間を抑えることができるという効果を奏する。また、伝送装置による伝送路が冗長構成である場合に、運用系伝送路と非運用系伝送路の切り替え時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、基準周波数信号を生成するための周波数の切り替えを、622.08MHzという、従来と比べて高い周波数で行うことにより、基準周波数信号を生成するための周波数の切り替え時の位相変動を抑えることが出来るという効果を奏する。また、受信側の他の伝送装置での通信データのエラー発生時間を抑えることができるという効果を奏する。さらに、伝送装置による伝送路が冗長構成である場合に、運用系伝送路と非運用系伝送路との切り替え時間を短縮することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、位相同期部の構成を簡素化できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、内蔵固定周波数発振器のコストを抑えつつも、入力信号の断絶時または切り替え時に、基準周波数信号を生成するためのクロック信号の切り替えを、分周以前のより高い周波数で行うことにより、基準周波数信号を生成するためのクロック信号の切り替え時の位相変動を抑えることが出来、受信側の他の伝送装置での通信データのエラー発生時間を抑えることができるという効果を奏する。さらに、伝送装置による伝送路が冗長構成である場合は、運用系伝送路と非運用系伝送路との切り替え時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照し、本発明の伝送装置および位相同期基準周波数信号切り替え方法にかかる実施例1および実施例2を詳細に説明する。なお、以下の実施例1および実施例2にかかる伝送装置は、OC(Optical Carrier)768またはSTM(Synchronous Transport Module)−256の39.813Gb/sの伝送レートを有するSONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy)で伝送路が構成される端末装置側と、43.018Gb/sの伝送レートを有するOTU3で伝送路が構成されるWDM側とを接続する光伝送装置であるとする。
なお、SONET/SDHで伝送路が構成される端末装置側と、OTU3で伝送路が構成されるWDM側とを接続する光伝送装置に限らず、PLLを有する伝送装置であれば、広く一般に適用可能である。
従来、光伝送装置において、通信データをDigital Wrapper化するWDM装置は、PLL基準クロックの切り替えは、PLLの位相比較周波数にて行っており、位相比較周波数は、入力信号と出力信号の伝送レートの公約数で行う必要があった。具体的には、伝送レートが40Gb/sのWDM装置では、OC768/STM−256からOTU3に伝送レートが上がるため、位相比較周波数は、各伝送レートの公約数である約658KHzで行っていた。
OC768/STM−256の伝送路クロックは、39.813Gb/sであるので、39.813Gb/s÷60416=658KHz(位相比較周波数)であり、OTU3の伝送路クロック(PLLのVCXOが発振するクロック)は、43.018Gb/sであるので、43.018Gb/s÷65280=658KHz(位相比較周波数)となり、両伝送路の位相比較周波数が一致する。
本発明の多重分離(WDM)方式は、ITU−T G.709(Interfaces for the Optical transport Network(OTN))で規定されるDigital Wrapperをおこなう光伝送装置に関する。
先ず、実施例1および実施例2の説明に先立ち、SONET/SDHと、OTU3とを接続する従来の光伝送装置の構成および従来の問題点を説明する。図1は、従来の光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、従来の光伝送装置100は、Framer/Digital Wrapper LSI101と、PLL部102と、PLL部102と同一の構成であるPLL部103と、他の光伝送装置100である対向局側からの光通信データを受信して電気通信データに変換するためのインターフェースである受信側光モジュール104aと、他の光伝送装置100である対向局側への電気通信データを光通信データに変換して送信するためのインターフェースである送信側光モジュール104bと、端末装置側からの光通信データを受信して電気通信データに変換するためのインターフェースである受信側光モジュール105aと、端末装置側への電気通信データを光通信データに変換して送信するためのインターフェースである送信側光モジュール105bとを有する。
端末装置側から39.813Gb/sの伝送レートで受信側光モジュール105aにて受信した光通信データおよびクロック信号は、受信側光モジュール105aにおいて電気通信データに変換される際に、622.08MHzの伝送レートへと分周される。この622.08MHzの伝送レートの電気通信データおよびクロック信号は、Framer/Digital Wrapper LSI101へと入力される。
Framer/Digital Wrapper LSI101は、端末信号側からのクロック信号を処理する分周器101aと、分周器101bと、端末装置側から対向局側へ送信するクロック信号をバッファリングして64逓倍するバッファ部101gとを有する。
また、Framer/Digital Wrapper LSI101は、端末信号側からの入力信号を処理する、電気通信データのヘッダ情報を監視するOH(Over Head)監視部101cと、端末装置側からの入力信号断を検知してAIS(Alarm Indication Signal)信号を生成するAIS生成部101eと、電気通信データのフレームの前後にチャンネルヘッダおよびFEC(Forward Error Correction)を付加するDW(Digital Wrapper)部101fとを有する。
さらに、Framer/Digital Wrapper LSI101は、対向装置側からの入力信号を処理する、電気通信データのフレームの前後に付加されているチャンネルヘッダおよびFECを除去するするD−DW(Decoding-Digital Wrapper)部101hと、対向局側からの入力信号断を検知してAIS信号を生成するAIS生成部101iと、OH監視部101cと同一の機能を有するOH監視部101jとを有する。
また、さらに、Framer/Digital Wrapper LSI101は、対向装置側からのクロック信号を処理する分周器101lと、分周器101mと、対向局側から端末装置側へ送信するクロック信号をバッファリングして所定数だけ逓倍するバッファ部101kとを有する。
なお、Framer/Digital Wrapper LSI101は、端末装置側からの入力信号およびクロック信号、対向装置側からの入力信号およびクロック信号をバッファリングするFIFO(First In First Out)バッファ部101dを有する。
Framer/Digital Wrapper LSI101へと入力された622.08MHzの伝送レートのクロック信号は、分周器101aにて8分周され、77.76MHzのクロック信号としてPLL部102へと出力される。
PLL部102は、77.76MHzのクロック信号を発振するOSC(Oscillator)102aと、OSC102aが発振するクロック信号を118分周する分周器102bと、Framer/Digital Wrapper LSI101からの77.76MHzのクロック信号を118分周する分周器102cと、通常は分周器102cからのクロック信号を選択し、入力信号断で分周器102bからのクロック信号を選択するセレクタ部102dとを有する。なお、77.76MHzのクロック信号を118分周すると、PLL基準クロック(位相比較周波数)として、658KHzのクロック信号が得られる。658KHzのPLL基準クロックは、FF(Flip Flop)102gに入力される。
一方、Framer/Digital Wrapper LSI101において、FIFOバッファ部101dを経由して、分周器101bによって255分周された結果の2.636MHzのクロック信号は、PLL部102の分周器102eへと入力される。分周器102eは、2.636MHzのクロック信号を4分周し、スレーブクロックとして658KHzのクロック信号を得る。この658KHzのクロック信号は、分周器102fにてさらに2分周され、FF102gおよびNANDゲート102hへとそれぞれ入力される。
FF102gからのクロック信号をfmとし、分周器102fからのクロック信号をfsとし、NANDゲートは、両者の否定論理積をとって、LPF(Low Pass Filter)102iへと入力する。LPF102iは、入力されたクロック信号から特定周波数部分のみを取り出し、VCXO(Voltage Controlled Xtal Oscillator)102jへと入力する。VCXO102jは、入力された特定周波数部分のクロック信号に応じて出力するクロック信号を調整し、672.163MHzのクロック信号をFramer/Digital Wrapper LSI101へと入力する。
なお、光伝送装置100における対向装置側からの入力信号処理は、端末装置側からの入力信号処理とほぼ同一であるので、説明を省略する。
ここで、従来の光伝送装置100では、PLL基準クロック切り替え時の主信号(通信データ)エラー時間の延長という問題点があった。すなわち、伝送レート39.813Gb/sに対し、658KHzという低速の周波数にて切り替えを行うため、切り替え時の位相変化が大きく、PLL基準クロックから最大±759.7ns変動し、43Gb/sの出力データが最大32,700bitだけ位相変動するという問題があった。
すなわち、658KHzは、1周期が1,519nsのため(図2の(1)PLL基準クロック切り替え前のタイミングチャート参照)、最大±約759.5ns変動する(図2の(2)PLL基準クロック切り替え後ケース1のタイミングチャートおよび(3)PLL基準クロック切り替え後ケース2のタイミングチャート参照)。この場合、最大43Gb/s×759.5ns=約32,700bitの出力データが位相変動する。
なお、図3に示すように、図2の(2)PLL基準クロック切り替え後ケース1のタイミングチャートに従ってPLL基準クロックを引き込む必要がある場合は、+π[deg]だけ位相を引き込む必要があることになる。また、図2の(3)PLL基準クロック切り替え後ケース2のタイミングチャートに従ってPLL基準クロックを引き込む必要がある場合は、−π[deg]だけ位相を引き込む必要があることになる。
送信側の光伝送装置100のPLL部102の同期が外れ、切り替えたPLL基準クロックに引き込むまで時間を要し、また、次の対向局側の光伝送装置100の43Gb/sのCDR(Clock Data Recovery)の許容範囲外となり、次の対向局側でのエラー発生時間が長く続くという問題があった。また入力信号が正常復旧した場合も同様である。
エラー発生時間が長くなった場合、伝送路に冗長構成を持つ光伝送装置の運用系と非運用系との回線切替え時間にも影響を及ぼすことになる。伝送路の異常を検出し、伝送路の切り替えを行って主信号にエラーがなくなるまでの時間に制約があることから、PLL基準クロック切り替えによるエラー発生時間を極力抑える必要があった。本発明は、上記の問題を解決するためになされたものである。
以下に図4〜図6を参照して、本発明にかかる実施例1を説明する。先ず、実施例1にかかる光伝送装置の構成を説明する。図4は、実施例1にかかる光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。実施例1にかかる光伝送装置100aの構成のうち、従来の光伝送装置100との差分についてのみ説明することとする。
光伝送装置100aは、受信側光モジュール105aと、Framer/Digital Wrapper LSI101との間に、セレクタ部109を有する。光伝送装置100aは、622.08MHzのクロック信号をセレクタ部109に入力するOSC(Oscillator)108を有する。セレクタ部109は、入力信号断を契機として、受信側光モジュール105aにて電気通信データに変換され622.08MHzまで分周されたクロック信号から、OSC108からの622.08MHzのクロック信号へと入力を切り替える。
また、光伝送装置100aは、光伝送装置100のPLL部102に代えてPLL部106を、PLL部103に代えてPLL部107を有する。PLL部107は、PLL部106とほぼ同一の構成および機能を有するので、説明を省略する。
PLL部106は、PLL部102が有するOSC102aと、分周器102bと、分周器102cと、セレクタ部102dとを有さず、代わりに、Framer/Digital Wrapper LSI101の分周器101aによって8分周されたクロック信号をさらに118分周する分周器106aを有する。分周器106aによって分周されたクロック信号が、658KHzのPLL基準クロック(位相比較周波数)であり、FF102gへと入力される。これ以降の構成および処理は、PLL部102と同一であるので、説明を省略する。
この場合、43Gb/sの出力データ位相の変動は最大34bitである。すなわち、622.08MHzの1周期は1.607nsのため(図5の(1)PLL基準クロック切り替え前のタイミングチャート参照)、最大でも±約0.8nsの位相変動である(図5の(2)PLL基準クロック切り替え後ケース1のタイミングチャートおよび(3)PLL基準クロック切り替え後ケース2のタイミングチャート参照)。このとき、最大でも43Gb/s×0.8ns=約34bitの43Gb/sの出力データの位相変動ですむ。
図6に示すように、図5の(2)PLL基準クロック切り替え後ケース1のタイミングチャートに従ってPLL基準クロックを引き込む必要がある場合は、最大+(1.607ns÷1,519ns)π=約+0.001058π[deg]だけ位相を引き込めばよいことになる。また、図5の(3)PLL基準クロック切り替え後ケース2のタイミングチャートに従ってPLL基準クロックを引き込む必要がある場合は、最大−(1.607ns÷1,519ns)π=約−0.001058π[deg]だけの位相を引き込めばよいことになる。約±0.001058π[deg]は、従来の光伝送装置100が位相の引き込みに必要とする位相変動の最大値である±π[deg]に比べてはるかに小さく、迅速にPLL基準クロックの位相変動を引き込むことが可能になる。
以下に図7〜図9を参照して、本発明にかかる実施例2を説明する。先ず、実施例2にかかる光伝送装置の構成を説明する。図7は、実施例2にかかる光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。実施例2にかかる光伝送装置100bの構成のうち、従来の光伝送装置100との差分についてのみ説明することとする。
光伝送装置100bは、光伝送装置100のPLL部102に代えてPLL部110を、PLL部103に代えてPLL部111を有する。PLL部111は、PLL部110とほぼ同一の構成および機能を有するので、説明を省略する。
PLL部110は、PLL部102が有するOSC102aと、分周器102bと、分周器102cと、セレクタ部102dとを有さず、代わりに、77.76MHznoクロック信号を発振するOSC(Oscillator)110aと、セレクタ部110bと、分周器110cとを有する。セレクタ部110bは、入力信号断を契機として、受信側光モジュール105aにて電気通信データに変換され622.08MHzまで分周され、さらにFramer/Digital Wrapper LSI101の分周器101aによって8分周された77.76MHzのクロック信号から、OSC110aからの77.76MHzのクロック信号へと入力を切り替える。
セレクタ部110bから入力され、分周器110cによって118分周されたクロック信号が、658KHzのPLL基準クロック(位相比較周波数)であり、FF102gへと入力される。これ以降の構成および処理は、PLL部102と同一であるので、説明を省略する。
この場合、43Gb/sの出力データ位相の変動は最大276bitである。すなわち、77.76MHzの1周期は12.86nsのため(図8の(1)PLL基準クロック切り替え前のタイミングチャート参照)、最大でも±約6.43nsの位相変動である(図8の(2)PLL基準クロック切り替え後ケース1のタイミングチャートおよび(3)PLL基準クロック切り替え後ケース2のタイミングチャート参照)。このとき、最大でも43Gb/s×6.43ns=約276bitの43Gb/sの出力データの位相変動ですむ。
図9に示すように、図8の(2)PLL基準クロック切り替え後ケース1のタイミングチャートに従ってPLL基準クロックを引き込む必要がある場合は、最大+(12.86ns÷1,519ns)π=約+0.008466π[deg]だけ位相を引き込めばよいことになる。また、図8の(3)PLL基準クロック切り替え後ケース2のタイミングチャートに従ってPLL基準クロックを引き込む必要がある場合は、最大−(12.86ns÷1,519ns)π=約−0.008466π[deg]だけの位相を引き込めばよいことになる。約±0.008466π[deg]は、従来の光伝送装置100が位相の引き込みに必要とする位相変動の最大値である±π[deg]に比べてはるかに小さく、迅速にPLL基準クロックの位相変動を引き込むことが可能になる。
なお実施例2の場合は、実施例1に比べて引き込みに要する最大時間が長く、エラーbitの発生数は増えるが、実施例1のOSC108が622.08MHzの高速の発振器であること対して、実施例2のOSC110aは77.76MHzの比較的低速の発振器であることから、実施例2は実施例1に比べ、発振器のコストを抑えることができるというメリットがある。
以上、本発明の実施例1および実施例2を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、さらに種々の異なる実施例で実施されてもよいものである。また、実施例1および実施例2に記載した効果は、これに限定されるものではない。
例えば、図10に示すように、光伝送装置100aおよび光伝送装置100bは、受信側光モジュール104aのWDM伝送路側にスイッチ(SW)112と、送信側光モジュール104bのWDM伝送路側にカプラ113とをさらに有してもよい。これによって、WDM伝送路を冗長構成し、入力信号断を契機として一方のWDM伝送路から他方のWDM伝送路に切り替える際の切り替え時間を短縮することができる。
また、上記実施例1および実施例2において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記実施例1および実施例2で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)(またはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータ)および当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
(付記1)入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、該基準周波数信号を生成するために内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置であって、
前記切り替え制御部は、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、該位相同期部へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するように制御することを特徴とする伝送装置。
(付記2)第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置であって、
前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、
所定の周波数のクロック信号を発振する内蔵固定周波数発振器と、
前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、該位相同期部へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御部と
を有することを特徴とする伝送装置。
(付記3)前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号の前記所定の周波数は、622.08MHzであることを特徴とする付記1または2に記載の伝送装置。
(付記4)前記内蔵固定周波数発振器は、前記位相同期部とは独立であることを特徴とする付記1、2または3に記載の伝送装置。
(付記5)入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、該基準周波数信号を生成するために内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置であって、
前記位相同期部は、前記切り替え制御部および前記内蔵固定周波数発振器を含み、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、該内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする伝送装置。
(付記6)第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置であって、
所定の周波数のクロック信号を発振する内蔵固定周波数発振器を含み、前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、
前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御部と
を有することを特徴とする伝送装置。
(付記7)前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号の前記所定の周波数は、77.76MHzであることを特徴とする付記5または6に記載の伝送装置。
(付記8)入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期ステップが、該基準周波数信号を生成するために固定周波数発振ステップが発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御ステップとを含む、伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、
前記切り替え制御ステップは、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期ステップが、該位相同期ステップによって取得されるために分周される以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする位相同期基準周波数信号切り替え方法。
(付記9)第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、
前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、
所定の周波数のクロック信号を発振する固定周波数発振ステップと、
前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期ステップが、該位相同期ステップによって取得されるために分周される以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するように制御する切り替え制御ステップと
を含むことを特徴とする位相同期基準周波数信号切り替え方法。
(付記10)入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期ステップが、該基準周波数信号を生成するために固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと切り替えて取得するように制御する切り替え制御ステップとを含む伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、
前記位相同期ステップは、前記切り替え制御ステップおよび前記固定周波数発振ステップを含み、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップにより発振されるクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする位相同期基準周波数信号切り替え方法。
(付記11)第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、
所定の周波数を発振する固定周波数発振ステップを含み、前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、
前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期ステップが、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御ステップと
を含むことを特徴とする位相同期基準周波数信号切り替え方法。
本発明は、40Gb/sの伝送速度の光通信技術において、伝送装置へ入力される光信号の断絶および光信号の入力復旧の際のPLL基準クロックの切り替え時間を短縮し、光信号のエラービット数を低減したい場合に有用である。
従来の光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 従来の光伝送装置における光入力断時の基準クロック切り替え前後のクロック信号の概要を示す図である。 従来の光伝送装置における光入力断時の基準クロック切り替え後のクロック信号の位相変化を示す図である。 実施例1にかかる光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例1にかかる光伝送装置における光入力断時の基準クロック切り替え前後のクロック信号の概要を示す図である。 実施例1にかかる光伝送装置における光入力断時の基準クロック切り替え後のクロック信号の位相変化を示す図である。 実施例2にかかる光伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施例2にかかる光伝送装置における光入力断時の基準クロック切り替え前後のクロック信号の概要を示す図である。 実施例2にかかる光伝送装置における光入力断時の基準クロック切り替え後のクロック信号の位相変化を示す図である。 伝送路を冗長構成にした場合の実施例1および実施例2にかかる光伝送装置の構成の概略を示す図である。
符号の説明
100、100a、100b 光伝送装置
101 Framer/Digital Wrapper LSI
101a、101b 分周器
101c OH監視部
101d FIFOバッファ部
101e AIS生成部
101f DW部
101g バッファ部
101h D−DW部
101i AIS生成部
101j OH監視部
101k バッファ部
101l、101m 分周器
102、103 PLL部
102a OSC
102b、102c 分周器
102d セレクタ部
102e、102f 分周器
102g FF
102h NANDゲート
102i LPF
102j VCXO
104a、105a 受信側光モジュール
104b、105b 送信側光モジュール
106、107 PLL部
106a 分周器
108 OSC
109 セレクタ部
110、111 PLL部
110a OSC
110b セレクタ部
110c 分周器
112 スイッチ
113 カプラ

Claims (8)

  1. 入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、該基準周波数信号を生成するために内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置であって、
    前記切り替え制御部は、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、該位相同期部へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するように制御することを特徴とする伝送装置。
  2. 第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置であって、
    前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、
    所定の周波数のクロック信号を発振する内蔵固定周波数発振器と、
    前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、該位相同期部へ入力するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御部と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  3. 前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号の前記所定の周波数は、622.08MHzであることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、該基準周波数信号を生成するために内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御部とを有するコンピュータネットワーク通信にかかる伝送装置であって、
    前記位相同期部は、前記切り替え制御部および前記内蔵固定周波数発振器を含み、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、該内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする伝送装置。
  5. 第1の周波数の第1のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第1の伝送路と、第1の周波数より高い第2の周波数の第2のフレームフォーマットの通信データで通信をおこなう第2の伝送路との通信を、通信データのフレームフォーマット変換をおこなって中継する伝送装置であって、
    所定の周波数のクロック信号を発振する内蔵固定周波数発振器を含み、前記第1の伝送路または前記第2の伝送路からの入力信号と、該入力信号に応じた該第2の伝送路または該第1の伝送路への出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期部と、
    前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御する切り替え制御部と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  6. 前記内蔵固定周波数発振器が発振するクロック信号の前記所定の周波数は、77.76MHzであることを特徴とする請求項4または5に記載の伝送装置。
  7. 入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期ステップが、該基準周波数信号を生成するために固定周波数発振ステップが発振するクロック信号を取得するように切り替え制御する切り替え制御ステップとを含む、伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、
    前記切り替え制御ステップは、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、前記位相同期ステップが、該位相同期ステップによって取得されるために分周される以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと、前記基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする位相同期基準周波数信号切り替え方法。
  8. 入力信号と、該入力信号に応じた出力信号との位相同期を基準周波数信号に基づいておこなう位相同期ステップと、該入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期ステップが、該基準周波数信号を生成するために固定周波数発振ステップによって発振されるクロック信号へと切り替えて取得するように制御する切り替え制御ステップとを含む伝送装置における位相同期基準周波数信号切り替え方法であって、
    前記位相同期ステップは、前記切り替え制御ステップおよび前記固定周波数発振ステップを含み、前記入力信号の断絶時または切り替え時に、該位相同期部が、前記基準周波数信号を生成するために分周する以前の該入力信号のクロック信号から、前記固定周波数発振ステップにより発振されるクロック信号へと、該基準周波数信号を生成するためのクロック信号を切り替えて取得するよう制御することを特徴とする位相同期基準周波数信号切り替え方法。
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