JP5049874B2 - エンジンにおけるシリンダヘッド構造 - Google Patents

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本発明は、ピストンを摺動自在に嵌合させるシリンダボアを有するシリンダブロックの上部に、吸気弁および排気弁が開閉作動可能に配設されるシリンダヘッドが結合され、前記吸気弁および前記排気弁を開閉駆動する動弁機構を収容する動弁室を前記シリンダヘッドとの間に形成するヘッドカバーの下部が、前記シリンダヘッドの上部に形成される合わせ面にガスケットを介して当接され、前記ヘッドカバーに挿通されるヘッドカバー締結用ボルトが、前記シリンダヘッドに一体に設けられるヘッドカバー締結用ボスに螺合されるエンジンに関し、特に、シリンダヘッド構造の改良に関する。
ヘッドカバーの下部が、シリンダヘッドの上部に形成される合わせ面にガスケットを介して当接され、ヘッドカバーに挿通されるヘッドカバー締結用ボルトが、シリンダヘッドに一体に設けられるヘッドカバー締結用ボスに螺合されるエンジンが、特許文献1で知られている。
特開2007−291979号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたエンジンでは、ヘッドカバー締結用ボスが、その上面を合わせ面に面一に連ならせるようにしてシリンダヘッドに一体に設けられており、このような構造では、ヘッドカバー締結用ボルトが非常に長くなってしまい、重量の増加や組付け性の低下を招く可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドカバー締結用ボルトを短くし、組付け性を高めるとともに軽量化を図り得るようにしたエンジンにおけるシリンダヘッド構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ピストンを摺動自在に嵌合させるシリンダボアを有するシリンダブロックの上部に、吸気弁および排気弁が開閉作動可能に配設されるシリンダヘッドが結合され、前記吸気弁および前記排気弁を開閉駆動する動弁機構を収容する動弁室を前記シリンダヘッドとの間に形成するヘッドカバーの下部が、前記シリンダヘッドの上部に形成される合わせ面にガスケットを介して当接され、前記ヘッドカバーに挿通されるヘッドカバー締結用ボルトが、前記シリンダヘッドに一体に設けられるヘッドカバー締結用ボスに螺合されるエンジンであって、前記動弁機構の一部を構成するカムシャフトを回転自在に支承するカムシャフトホルダが前記シリンダヘッドに一体に設けられ、前記シリンダブロックおよび前記シリンダヘッドが、クランクケースに設けられる4本のスタッドボルトならびにそれらのスタッドボルトにそれぞれ螺合する4個のナットによる共締めで前記クランクケースに結合されるものにおいて、
前記4本のスタッドボルトをそれぞれ挿通させるための4つのスタッドボルト挿通用ボスが前記カムシャフトホルダの4隅に一体に設けられ、それらのスタッドボルト挿通用ボスのうち対角位置に配置される2つのスタッドボルト挿通用ボスに、前記合わせ面よりも上方に上端が配置される2つの前記ヘッドカバー締結用ボスが、該ヘッドカバー締結用ボスの下方に空間を形成しつつ前記カムシャフトホルダから側方に突出するようにして個別に且つ一体に連設され、前記4つのスタッドボルト挿通用ボスの上端には、前記ヘッドカバー締結用ボスの前記上端と同一平面に配置されるナット係合面が、前記ナットを当接、係合せしめるようにして形成され、前記ヘッドカバー締結用ボスが一体に連設されたスタッドボルト挿通用ボスを除く2つのスタッドボルト挿通用ボスの少なくとも1つである特定のスタッドボルト挿通用ボスに挿通される前記スタッドボルトと、前記シリンダヘッドとの間に環状オイル通路が形成され、前記ヘッドカバーに設けられたオイル通路側にオイルを導くようにして前記環状オイル通路の途中から分岐した分岐通路が前記シリンダヘッドに設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記シリンダヘッドの上部は、前記カムシャフトホルダが突設される底部と、該底部の外周から上方に突出するとともに上端には前記合わせ面が形成される側壁部とで上方に開放した箱状に形成され、前記側壁部から内方に離隔した位置に前記ヘッドカバー締結用ボスが配置されることを特徴とする
また請求項記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ヘッドカバー締結用ボルトを螺合せしめるねじ孔が、前記ヘッドカバー締結用ボスを上下に貫通するようにして該ヘッドカバー締結用ボスに設けられることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記ねじ孔の下部開口端が、前記シリンダヘッドの前記合わせ面よりも上方に配置されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ヘッドカバー締結用ボスの下端が、前記シリンダヘッドの前記合わせ面よりも上方に配置されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ヘッドカバー締結用ボスがカムシャフトホルダの上部に一体に設けられ、ガスケットを介してヘッドカバーの下部を当接せしめるようにしてシリンダヘッドの上部に形成される合わせ面よりも上方にヘッドカバー締結用ボスの上端が配置されるので、ヘッドカバー締結用ボルトの長さを短くすることができ、軽量化を図ることができるとともに組付け性を高めることができる。しかもヘッドカバー締結用ボスの下方には空間が形成されるので、ヘッドカバー締結用ボスの下方の肉抜きによってより軽量化を図ることができる。
またシリンダブロックおよびシリンダヘッドは、4本のスタッドボルトおよび4つのナットによる共締めでクランクケースに結合されるものであり、各スタッドボルトをそれぞれ挿通させるようにしてシリンダヘッドに一体に設けられるスタッドボルト挿通用ボスの上端にヘッドカバー締結用ボスの上端と同一平面に配置されるナット係合面が形成されるので、ヘッドカバー締結用ボスの上端およびナット係合面の加工が容易となる。
その上、4本のスタッドボルトをそれぞれ挿通せしめるための4つのスタッドボルト挿通用ボスがカムシャフトホルダの4隅に一体に設けられるので、カムシャフトホルダの強度剛性部として各スタッドボルト挿通用ボスを機能させることができ、対角位置に配置される2つのスタッドボルト挿通用ボスに2つのヘッドカバー締結用ボスがそれぞれ個別にかつ一体に連設されるので、強度剛性の高いスタッドボルト挿通用ボスにヘッドカバー締結用ボスを連設することでヘッドカバー締結用ボスの強度剛性を高めることができ、スタッドボルト挿通用ボスおよびヘッドカバー締結用ボスが近接配置されることによって、スタッドボルト挿通用ボスおよびヘッドカバー締結用ボスの上端面を機械加工するための工具の移動距離を小さくすることがき、加工時間短縮に寄与することができる。さらにカムシャフトホルダの4隅の対角位置に配置されるスタッドボルト挿通用ボスに連設されることで、2つのヘッドカバー締結用ボス間の間隔を大きく設定することができ、それによってヘッドカバーを安定してシリンダヘッドに固定することができる。
さらにヘッドカバー締結用ボスが一体に連設されたスタッドボルト挿通用ボスとは別の特定のスタッドボルト挿通用ボスに挿通されるスタッドボルトと、シリンダヘッドとの間に環状オイル通路が形成され、環状オイル通路の途中から分岐した分岐通路がシリンダヘッドに設けられるので、ヘッドカバー締結用ボスと、分岐通路とを離隔して配置することができ、シリンダヘッドの大型化を防止することができる。
また請求項2記載の発明によれば、シリンダヘッドの上部は、カムシャフトホルダが突設される底部と、該底部の外周から上方に突出する側壁部とで上方に開放した箱状に形成され、上端に合わせ面が形成される側壁部から内方に離隔した位置にヘッドカバー締結用ボスが配置されるので、合わせ面の加工時にヘッドカバー締結用ボスが邪魔になることがなく加工が容易となり、また側壁部およびヘッドカバー締結用ボスが一体に連なっているとシリンダヘッドの鋳造時に側壁部の外面にヒケが生じる可能性があるが、側壁部から内方に離隔した位置にヘッドカバー締結用ボスが配置されるので、前記ヒケが生じるのを確実に防止してシリンダヘッドの外観性を保持し易くなる。さらにヘッドカバー締結用ボスが側壁部および底部に直接接続していない構造により、潤滑油が溜まるような凹部がシリンダヘッドの上部に形成され難くなり、潤滑油のシリンダヘッドからの戻りが良好となる
また請求項記載の発明によれば、ヘッドカバー締結用ボルトを螺合せしめるねじ孔が、ヘッドカバー締結用ボスを上下に貫通するようにして該ヘッドカバー締結用ボスに設けられるので、ねじ孔の下孔加工およびねじ切り加工が容易となる上に、切り屑除去も容易となる。またヘッドカバー締結用ボスの高さを必要なねじ孔距離に対応して設定することができるので、ヘッドカバー締結用ボスの小型化が可能となり、軽量化をより促進することができる。
また請求項記載の発明によれば、ねじ孔の下部開口端がシリンダヘッドの合わせ面よりも上方に在るので、ねじ孔の下部開口端を目視し易く、また工具をねじ孔の下部開口端側に入れ易くなるので、バリ取り作業が容易となる。
さらに請求項記載の発明によれば、ヘッドカバー締結用ボスの下端がシリンダヘッドの合わせ面よりも上方に在るので、ヘッドカバー締結用ボスの軽量化をより促進することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の右側面図、図2はパワーユニットの縦断側面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7は図4の7−7線断面図、図8は図2の8−8線断面図、図9は図8の9−9線断面図である。
先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、下端部で前輪WFを軸支したフロントフォーク15を操向可能に支承するヘッドパイプ16と、該ヘッドパイプ16から後方に延びるとともに彎曲して下方に延びる垂下部17aを後部に有するメインフレーム17と、前記ヘッドパイプ16から後下がりに傾斜して前記メインフレーム17の下方に配置される左右一対のダウンフレーム18…と、前記メインフレーム17における垂下部17aの上部から後方に延びる左右一対のシートレール19…と、前記垂下部17aの下部および両シートレール19…の中間部間を連結する左右一対の連結フレーム20…とを備える。
前記フロントフォーク15の上端には操向ハンドル21が連結され、前記シートレール19…上には乗員用シート22が設けられ、該乗員用シート22の前方で前記メインフレーム17を跨ぐ燃料タンク23が前記メインフレーム17に取付けられる。
前記メインフレーム17および前記ダウンフレーム18…で囲まれる部分にはパワーユニットPが配置される。而して前記両ダウンフレーム18…の下端部には第1ブラケット24が設けられ、前記メインフレーム17における垂下部17aの上下に間隔をあけた2個所には第2および第3ブラケット25,26が設けられており、前記パワーユニットPが第1〜第3ブラケット24,25,26に取付けられる。
前記メインフレーム17の垂下部17aにおいて第2および第2ブラケット25,26間にはピボットプレート27が固着されており、このピボットプレート27には、後端部で後輪WRを軸支するスイングアーム28…の前端部が支軸29を介して揺動可能に支承されており、前記シートレール19…および前記スイングアーム28…間にはリヤクッションユニット30が設けられる。
前記パワーユニットPが備えるカウンタシャフト53および前記後輪WRの車軸32間には、前記カウンタシャフト53に設けられる駆動スプロケット33と、前記車軸32に固定される被動スプロケット34と、駆動スプロケット33および被動スプロケット34に巻き掛けられる無端状のチェーン35から成るチェーン伝動手段36が設けられる。
図2において、前記パワーユニットPは、第1〜第3ブラケット24,25,26に取付けられるクランクケース37を有する単気筒のエンジンEと、該エンジンEの動力を変速および減速して後輪WRに伝達するようにして前記クランクケース37内に収容される常時噛合式歯車変速機Mとから成る。
前記エンジンEは、クランクケース37と、該クランクケース37の上部に結合されるシリンダブロック38と、シリンダブロック38の上端に結合されるシリンダヘッド39と、該シリンダヘッド39に結合されるヘッドカバー40とを備える。
前記シリンダヘッド39の後部側面に接続される吸気管41…の上流端は気化器42を介してエアクリーナ43に接続されており、エアクリーナ43は前記パワーユニットPの後部上方に固定配置される。またシリンダヘッド39の前部側面に接続される排気管44は、パワーユニットPの下方を通過して後方に延出され、前記後輪WRの右側に配置される排気マフラー45に接続される。
前記クランクケース37は、左右一対のケース半体46,47が相互に結合されて成るものであり、自動二輪車の幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト48が、両ケース半体46,47で回転自在に支承される。
前記シリンダブロック38は、自動二輪車の進行方向前方に向けて前上がりとなるように傾斜してクランクケース37に結合されるものであり、このシリンダブロック38には、ピストン49を摺動自在に嵌合せしめるシリンダボア50が設けられ、ピストン49はクランクシャフト48が備えるクランクピン48aにコネクティングロッド51を介して連結される。
前記常時噛合式歯車変速機Mは、前記クランクシャフト48から動力が伝達されるメインシャフト52と、カウンタシャフト53との間に選択的に確立可能な複数変速段の歯車列が設けられて成るものであり、前記メインシャフト52および前記カウンタシャフト53は、前記クランクシャフト48と平行な軸線を有して前記クランクケース37に回転自在に支承され、クランクケース36のケース半体46から突出した前記カウンタシャフト53の端部に前記駆動スプロケット33が固定される。
ところでシリンダヘッド39には、吸気弁55および排気弁56が閉弁方向にばね付勢されつつ開閉作動可能に配設されており、吸気弁55および排気弁56を開閉駆動する動弁機構57を収容する動弁室58がシリンダヘッド39およびヘッドカバー40間に形成される。
図3を併せて参照して、シリンダヘッド39には、ピストン49の頂部を臨ませてシリンダブロック38およびシリンダヘッド39間に形成される燃焼室59に先端部を臨ませる点火プラグ60が取付けられる。
また前記シリンダヘッド39の上部は、上方に臨む底部39aと、該底部39aの外周から上方に突出して無端状に連なる側壁部39bとで上方に開放した箱状に形成されるものであり、下方に開放した箱状に形成されるヘッドカバー40の下部が、前記側壁部39bの上面に形成される合わせ面61にガスケット62を介して当接される。
前記動弁室58は、シリンダヘッド38の上部およびヘッドカバー40間に形成されており、該動弁室58に収容される前記動弁機構57は、前記クランクシャフト48と平行な軸線を有して前記吸気弁55および前記排気弁56間に配置されるカムシャフト63と、該カムシャフト63に設けられる吸気側カム64および吸気弁55間に設けられる吸気側ロッカアーム66と、前記カムシャフト63に設けられる排気側カム65および排気弁56間に設けられる排気側ロッカアーム67とを備える。
図4〜図6を併せて参照して、前記カムシャフト63を回転自在に支承するために、前記シリンダヘッド39には、該シリンダヘッド39の上部の前記底部39aから上方に突出する一対のカムシャフトホルダ68,69が、カムシャフト63の軸線方向に間隔をあけて一体に設けられており、一方のカムシャフトホルダ68に設けられた支持孔72の内周およびカムシャフト63の一端部外周間にボールベアリング70が介装され、前記支持孔72と同軸にして他方のカムシャフトホルダ69に設けられた支持孔73の内周およびカムシャフト63間にボールベアリング71が介装される。
前記他方のカムシャフトホルダ69に設けられる支持孔73は一方のカムシャフトホルダに設けられた支持孔72よりも大径に形成されており、ボールベアリング70,71が外周に装着された前記カムシャフト63は、他方のカムシャフトホルダ69側から両カムシャフト68,69の支持孔72,73に挿入されるようにしてシリンダヘッド39に組付けられ、他方のカムシャフトホルダ69には、カムシャフト63およびカムシャフトホルダ69間に介装されるボールベアリング71の外輪に外方から係合、当接してカムシャフト63の両カムシャフトホルダ68,69からの離脱を阻止する係合板74がボルト75によって締結される。
ところで前記支持孔72,73およびカムシャフト63の軸線は、前記合わせ面61に沿う平面上にあり、カムシャフト63のシリンダヘッド39への組付けを可能とするために、前記カムシャフト63の他端に対向する部分で前記シリンダヘッド39の上部における側壁部39bには、カムシャフト63の前記支持孔72,73への挿入を可能とするための半円状の切欠き部76が設けられ、その切欠き部76を閉じるための蓋部62aが前記ガスケット62に一体に形成される。
前記カムシャフト63には、前記クランクシャフト48からの回転動力が調時伝動手段78によって1/2の減速比で伝達されるものであり、この調時伝動手段78は、前記クランクシャフト48に設けられる駆動スプロケット(図示せず)と、前記カムシャフト48の他端部に固定される被動スプロケット80と、前記駆動スプロケットおよび前記被動スプロケット80に巻き掛けられる無端状のタイミングチェーン81とで構成され、シリンダブロック38およびシリンダヘッド39には、タイミングチェーン81を走行させることを可能としたチェーン走行通路82が形成される。
前記吸気側ロッカアーム66は前記両カムシャフトホルダ68,69間に設けられる吸気側ロッカシャフト83で揺動可能に支承されるものであり、吸気側ロッカアーム66の一端部には、吸気側カム64に転がり接触するローラ87が軸支され、吸気側ロッカアーム66の他端部には、吸気弁55の上端に当接するタペットねじ88が進退位置を調節可能として螺合される。また前記排気側ロッカアーム67は、前記両カムシャフトホルダ68,69間に設けられる排気側ロッカシャフト84で揺動可能に支承されるものであり、排気側ロッカアーム67の一端部には、排気側カム65に転がり接触するローラ89が軸支され、排気側ロッカアーム67の他端部には、排気弁56の上端に当接するタペットねじ90が進退位置を調節可能として螺合される。
図7において、一方のカムシャフトホルダ68には有底の支持孔91が設けられ、他方のカムシャフトホルダ69には、前記支持孔91と同軸の貫通孔である支持孔92が設けられ、吸気側ロッカシャフト83は、支持孔92側から両支持孔91,92に嵌合されるものであり、この吸気側ロッカシャフト83の軸方向位置を定めるべく該吸気側ロッカシャフト83の外周に先端部を係合せしめるねじ部材85がカムシャフトホルダ68に螺合される。
排気側ロッカシャフト84は、前記吸気側ロッカシャフト83と同様にして、カムシャフトホルダ68,69に嵌合され、排気側ロッカシャフト84の軸方向位置を定めるためのねじ部材86(図4参照)がカムシャフトホルダ69に嵌合される。
ところでヘッドカバー40の下部は、シリンダヘッド39の側壁部39bの上端に形成される合わせ面61にガスケット62を介して当接されるのであるが、ヘッドカバー40に挿通される2つのヘッドカバー締結用ボルト95,95が、シリンダヘッド39に一体に設けられる2つのヘッドカバー締結用ボス96,97にそれぞれ螺合されることによって、ヘッドカバー40がシリンダヘッド39に結合される。
前記ヘッドカバー締結用ボス96,97は、動弁機構57の一部を構成するカムシャフト63を回転自在に支承するようにしてシリンダヘッド39に一体に設けられるカムシャフトホルダ68,69の上部に、前記合わせ面61よりも上方に上端が配置されるようにして一体に設けられるものであり、それらのヘッドカバー締結用ボス96,97は、ヘッドカバー締結用ボス96,97の下方に空間を形成しつつカムシャフトホルダ68,69から側方に突出するようにしてカムシャフトホルダ68,69の上部に一体に設けられる。しかもヘッドカバー締結用ボス96,97の下方の空間は、シリンダヘッド39の鋳造成形時に砂中子によって形成される。
ところで前記シリンダブロック38および前記シリンダヘッド39は、クランクケース37に設けられる複数本たとえば4本のスタッドボルト98,99,100,101と、それらのスタッドボルト98〜101にそれぞれ螺合する複数たとえば4つのナット102…とによる共締めでクランクケース37に結合されるものであり、前記スタッドボルト98〜101をそれぞれ挿通させる4つのスタッドボルト挿通用ボス103,104,105,106がシリンダヘッド39に一体に設けられる。
4本の前記スタッドボルト98〜101をそれぞれ挿通せしめるための4つのスタッドボルト挿通用ボス103〜106は、前記両カムシャフトホルダ68,69の4隅に一体に設けられるものであり、それらのスタッドボルト挿通用ボス103〜106のうち対角位置に配置される2つのスタッドボルト挿通用ボス103,105に、2つの前記ヘッドカバー締結用ボス96,97がそれぞれ個別にかつ一体に連設される。しかもヘッドカバー締結用ボス96,97はシリンダヘッド39の上部における側壁部39bから内方に離隔した位置に配置される。
前記スタッドボルト挿通用ボス103〜106の上端には、ヘッドカバー締結用ボス96,97の上端と同一平面に配置されるナット係合面103a,104a,105a,106aが形成され、スタッドボルト98〜101に螺合されるナット102…は、前記ナット係合面103a〜106aにワッシャ107…を介して当接、係合される。
前記ヘッドカバー締結用ボルト95…は、環状のシール部材108…をヘッドカバー40との間に介在させて該ヘッドカバー40に挿通されるものであり、前記ヘッドカバー締結用ボス96,97の上端に当接する鍔部95a…と、該鍔部95aから同軸に突出するねじ軸部95b…とを有し、前記ヘッドカバー締結用ボス96,97に設けられるねじ孔109,110に前記ねじ軸部95b…が螺合される。
ところで前記ヘッドカバー締結用ボス96,97の下端は、シリンダヘッド39の前記合わせ面61よりも上方に配置されるものであり、前記ねじ孔109,110は、それらのねじ孔109,110の下部開口端をシリンダヘッド39の前記合わせ面61よりも上方に配置するようにして、ヘッドカバー締結用ボス96,97を上下に貫通する。
前記ヘッドカバー40には、図2、図3、図8および図9で示すように、カムシャフト63の軸線と直交する方向に延びるオイル通路111が設けられ、図2および図8で示すよに、前記オイル通路111に通じる2つのオイルジェット112,113が動弁機構57側にオイルを噴出するようにしてヘッドカバー40に設けられる。
ところで4つのスタッドボルト挿通用ボス103〜106のうちヘッドカバー締結用ボス96,97が一体に連設されたスタッドボルト挿通用ボス103,105を除く2つの少なくとも1つである特定のスタッドボルト挿通用ボス、この実施例では1つである特定のスタッドボルト挿通用ボス104に挿通されるスタッドボルト99と、シリンダヘッド39との間には、図5で示すように、環状オイル通路114が形成される。而して前記スタッドボルト99およびシリンダブロック38間にも前記環状オイル通路114に連なる環状オイル通路115が形成されており、この環状オイル通路115はクランクケース37に設けられるオイル通路116を経て図示しないオイル供給源に接続される。
前記シリンダヘッド39には、ヘッドカバー40の前記オイル通路111側にオイルを導くようにして前記環状オイル通路114の途中から分岐した分岐通路117が斜め上方に延びるようにして設けられ、前記オイル通路111に連なって下方に延びる連通路118の下端と、前記分岐通路117の上端とが、シリンダヘッド39およびヘッドカバー40間に挟持されるスリーブ119を介して接続される。
次にこの実施例の作用について説明すると、動弁機構57の一部を構成するカムシャフト63を回転自在に支承するようにしてシリンダヘッド39に一体に設けられるカムシャフトホルダ68,69の上部に、シリンダヘッド39の上端の合わせ面61よりも上方に上端が配置される前記ヘッドカバー締結用ボス96,97が、前記カムシャフトホルダ68,69から側方に突出するようにして一体に設けられるので、ヘッドカバー締結用ボルト95…の長さを短くすることができ、軽量化を図ることができるとともに組付け性を高めることができる。しかもヘッドカバー締結用ボス96,97の下方には空間が形成されるので、ヘッドカバー締結用ボス96,97の下方の肉抜きによってより軽量化を図ることができる。また前記空間をシリンダヘッド39の鋳造成形時に砂中子で形成することにより、中子を増やすことを不要とし、コスト増加を抑えながらヘッドカバー締結用ボス96,97の下方に空間を形成することができる。
またシリンダヘッド39の上部は、ヘッドカバー締結用ボス96,97が突設される底部39aと、該底部39aの外周から上方に突出する側壁部39bとで上方に開放した箱状に形成され、上端に合わせ面61が形成される側壁部39bから内方に離隔した位置にヘッドカバー締結用ボス96,97が配置されるので、合わせ面61の加工時にヘッドカバー締結用ボス96,97が邪魔になることがなく加工が容易となり、また側壁部39bおよびヘッドカバー締結用ボス976,97が一体に連なっているとシリンダヘッド39の鋳造時に側壁部39bの外面にヒケが生じる可能性があるが、側壁部39bから内方に離隔した位置にヘッドカバー締結用ボス96,97が配置されるので、前記ヒケが生じるのを確実に防止してシリンダヘッド39の外観性を保持し易くなる。さらにヘッドカバー締結用ボス96,97が側壁部39bおよび底部39aに直接接続していない構造により、潤滑油が溜まるような凹部がシリンダヘッド39の上部に形成され難くなり、潤滑油のシリンダヘッド39からの戻りが良好となる。
またシリンダブロック38およびシリンダヘッド39は、複数本たとえば4本のスタッドボルト98,99,100,101および複数のナット102…による共締めでクランクケース37に結合されるものであり、スタッドボルト98〜101をそれぞれ挿通させるようにしてシリンダヘッド39に一体に設けられるスタッドボルト挿通用ボス103,104,105,106の上端にヘッドカバー締結用ボス96,97の上端と同一平面に配置されるナット係合面103a,104a,105a,106aが形成されるので、ヘッドカバー締結用ボス96,97の上端およびナット係合面103a〜106aの加工が容易となる。
また4本のスタッドボルト98〜101をそれぞれ挿通せしめるための4つのスタッドボルト挿通用ボス103〜106がカムシャフトホルダ68,69の4隅に一体に設けられるので、カムシャフトホルダ68,69の強度剛性部として各スタッドボルト挿通用ボス103〜106を機能させることができ、対角位置に配置される2つのスタッドボルト挿通用ボス103,105に2つのヘッドカバー締結用ボス96,97がそれぞれ個別にかつ一体に連設されるので、強度剛性の高いスタッドボルト挿通用ボス103,105にヘッドカバー締結用ボス96,97を連設することでヘッドカバー締結用ボス96,97の強度剛性を高めることができ、スタッドボルト挿通用ボス103,105およびヘッドカバー締結用ボス96,97が近接配置されることによって、スタッドボルト挿通用ボス103,105およびヘッドカバー締結用ボス96,97の上端面を機械加工するための工具の移動距離を小さくすることがき、加工時間短縮に寄与することができる。
またカムシャフトホルダ68,69の4隅の対角位置に配置されるスタッドボルト挿通用ボス103,105にヘッドカバー締結用ボス96,97が連設されることで、2つのヘッドカバー締結用ボス96,97間の間隔を大きく設定することができ、それによってヘッドカバー40を安定してシリンダヘッド39に固定することができる。
またヘッドカバー締結用ボス96,97が一体に連設されたスタッドボルト挿通用ボス103,105とは別である特定のスタッドボルト挿通用ボス104に挿通されるスタッドボルト99と、シリンダヘッド39との間に環状オイル通路114が形成され、環状オイル通路114の途中から分岐ししてヘッドカバー40のオイル通路111に通じる分岐通路117がシリンダヘッド39に設けられるので、ヘッドカバー締結用ボス96,97と、分岐通路117とを離隔して配置することができ、シリンダヘッド39の大型化を防止することができる。
またヘッドカバー締結用ボス96,97の下端がシリンダヘッド39の合わせ面61よりも上方に在るので、ヘッドカバー締結用ボス96,97の軽量化をより促進することができる。
さらにヘッドカバー締結用ボルト95…を螺合せしめるねじ孔109,110が、ヘッドカバー締結用ボス96,97を上下に貫通するようにして該ヘッドカバー締結用ボス96,97に設けられるので、ねじ孔109,110の下孔加工およびねじ切り加工が容易となる上に、切り屑除去も容易となる。またヘッドカバー締結用ボス96,97の高さを必要なねじ孔距離に対応して設定することができるので、ヘッドカバー締結用ボス96,97の小型化が可能となり、軽量化をより促進することができる。
しかもねじ孔109,110の下部開口端がシリンダヘッド39の合わせ面61よりも上方に在るので、ねじ孔109,110の下部開口端を目視し易く、また工具をねじ孔109,110の下部開口端側に入れ易くなるので、バリ取り作業が容易となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
自動二輪車の右側面図である。 パワーユニットの縦断側面図である。 図2の3−3線断面図である。 図2の4−4線断面図である。 図4の5−5線断面図である。 図4の6−6線断面図である。 図4の7−7線断面図である。 図2の8−8線断面図である。 図8の9−9線断面図である。
37・・・・クランクケース
38・・・・シリンダブロック
39・・・・シリンダヘッド
39a・・・底部
39b・・・側壁部
40・・・・ヘッドカバー
49・・・・ピストン
50・・・・シリンダボア
55・・・・吸気弁
56・・・・排気弁
57・・・・動弁機構
58・・・・動弁室
61・・・・合わせ面
62・・・・ガスケット
63・・・・カムシャフト
68,69・・・カムシャフトホルダ
95・・・・ヘッドカバー締結用ボルト
96,97・・・ヘッドカバー締結用ボス
96,97・・・ヘッドカバー締結用ボス
98,99,100,101・・・スタッドボルト
102・・・ナット
103,104,105,106・・・スタッドボルト挿通用ボス
103a,104a,105a,106a・・・ナット係合面
109,110・・・ねじ孔
111・・・オイル通路
114・・・環状オイル通路
117・・・分岐通路
E・・・・・エンジン

Claims (5)

  1. ピストン(49)を摺動自在に嵌合させるシリンダボア(50)を有するシリンダブロック(38)の上部に、吸気弁(55)および排気弁(56)が開閉作動可能に配設されるシリンダヘッド(39)が結合され、前記吸気弁(55)および前記排気弁(56)を開閉駆動する動弁機構(57)を収容する動弁室(58)を前記シリンダヘッド(39)との間に形成するヘッドカバー(40)の下部が、前記シリンダヘッド(39)の上部に形成される合わせ面(61)にガスケット(62)を介して当接され、前記ヘッドカバー(40)に挿通されるヘッドカバー締結用ボルト(95)が、前記シリンダヘッド(39)に一体に設けられるヘッドカバー締結用ボス(96,97)に螺合されるエンジンであって、
    前記動弁機構(57)の一部を構成するカムシャフト(63)を回転自在に支承するカムシャフトホルダ(68,69)が前記シリンダヘッド(39)に一体に設けられ、前記シリンダブロック(38)および前記シリンダヘッド(39)が、クランクケース(37)に設けられる4本のスタッドボルト(98〜101)ならびにそれらのスタッドボルト(98〜101)にそれぞれ螺合する4個のナット(102)による共締めで前記クランクケース(37)に結合されるものにおいて、
    前記4本のスタッドボルト(98〜101)をそれぞれ挿通させるための4つのスタッドボルト挿通用ボス(103〜106)が前記カムシャフトホルダ(68,69)の4隅に一体に設けられ、
    それらのスタッドボルト挿通用ボス(103〜106)のうち対角位置に配置される2つのスタッドボルト挿通用ボス(103,105)に、前記合わせ面(61)よりも上方に上端が配置される2つの前記ヘッドカバー締結用ボス(96,97)が、該ヘッドカバー締結用ボス(96,97)の下方に空間を形成しつつ前記カムシャフトホルダ(68,69)から側方に突出するようにして個別に且つ一体に連設され、
    前記4つのスタッドボルト挿通用ボス(103〜106)の上端には、前記ヘッドカバー締結用ボス(96,97)の前記上端と同一平面に配置されるナット係合面(103a〜106a)が、前記ナット(102)を当接、係合せしめるようにして形成され、
    前記ヘッドカバー締結用ボス(96,97)が一体に連設されたスタッドボルト挿通用ボス(103,105)を除く2つのスタッドボルト挿通用ボス(104,106)の少なくとも1つである特定のスタッドボルト挿通用ボス(104)に挿通される前記スタッドボルト(99)と、前記シリンダヘッド(49)との間に環状オイル通路(114)が形成され、
    前記ヘッドカバー(40)に設けられたオイル通路(111)側にオイルを導くようにして前記環状オイル通路(114)の途中から分岐した分岐通路(117)が前記シリンダヘッド(39)に設けられることを特徴とする、エンジンにおけるシリンダヘッド構造。
  2. 前記シリンダヘッド(39)の上部は、前記カムシャフトホルダ(68,69)が突設される底部(39a)と、該底部(39a)の外周から上方に突出するとともに上端には前記合わせ面(61)が形成される側壁部(39b)とで上方に開放した箱状に形成され、前記側壁部(39b)から内方に離隔した位置に前記ヘッドカバー締結用ボス(96,97)が配置されることを特徴とする請求項1記載のエンジンにおけるシリンダヘッド構造。
  3. 前記ヘッドカバー締結用ボルト(95)を螺合せしめるねじ孔(109,110)が、前記ヘッドカバー締結用ボス(96,97)を上下に貫通するようにして該ヘッドカバー締結用ボス(96,97)に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンにおけるシリンダヘッド構造。
  4. 前記ねじ孔(109,110)の下部開口端が、前記シリンダヘッド(39)の前記合わせ面(61)よりも上方に配置されることを特徴とする請求項記載のエンジンにおけるシリンダヘッド構造。
  5. 前記ヘッドカバー締結用ボス(96,97)の下端が、前記シリンダヘッド(39)の前記合わせ面(61)よりも上方に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のエンジンにおけるシリンダヘッド構造。
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