JP6068752B2 - 鞍乗り型車両の内燃機関 - Google Patents
鞍乗り型車両の内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6068752B2 JP6068752B2 JP2013254822A JP2013254822A JP6068752B2 JP 6068752 B2 JP6068752 B2 JP 6068752B2 JP 2013254822 A JP2013254822 A JP 2013254822A JP 2013254822 A JP2013254822 A JP 2013254822A JP 6068752 B2 JP6068752 B2 JP 6068752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal combustion
- combustion engine
- stud bolt
- cylinder head
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K1/00—Making machine elements
- B21K1/44—Making machine elements bolts, studs, or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
なお、シリンダヘッドの上にはシリンダヘッドカバーが被せられているが、シリンダヘッドカバーは、シリンダヘッドにボルトにより取り付けられる。
したがって、内燃機関を、鞍乗り型車両に搭載された状態で分解し、シリンダヘッドやシリンダブロックを取り外そうとすると、シリンダヘッドカバーを取り外した後に、スタッドボルトの上側ネジ部に螺合したナット部材を緩めて外し、スタッドボルトが貫通したシリンダヘッドを上方に移動してスタッドボルトから抜き去る必要があるが、抜き去る前にシリンダヘッドが車体フレーム等に当接してシリンダヘッドを取り外すことができない。
そこで、内燃機関を車両に搭載した状態で分解すべく、スタッドボルトを基端側のシリンダスタッドボルトと先端側のロングリーチナットに2分割した構造が、特許文献1に開示されている。
そのため、シリンダブロックを取り外すときは、シリンダブロックを上方に移動して基端側スタッドボルトから抜き去る必要があるが、抜き去る前にシリンダブロックが車体フレーム等に当接してしまう可能性が大きく、結局、内燃機関が車両に搭載された状態では、シリンダブロックを取り外すことは難しい。
クランクケース(21)に下端の植込みネジ部(71a,72a)を螺合して植設された複数のスタッドボルト(71,72)が前記クランクケース(21)の上に順次重ねられるシリンダブロック(22)とシリンダヘッド(23)を貫通し、同スタッドボルト(71,72)の前記シリンダヘッド(23)を貫通して突出した上側ネジ部(71b,72b)にナット部材(71N,72N)を螺合して緊締する構造の内燃機関(20)が、車体フレーム(2)に支持されて搭載される鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記スタッドボルト(71,72)は前記上側ネジ部(71b,72b)よりも上側に工具を掛合して同スタッドボルト(71,72)を回動可能な工具掛け部(71c,72c)が形成され、
前記車体フレーム(2)は、ヘッドパイプ(3)から車幅方向中央を後方に延出するメインフレーム(4)が前記内燃機関(20)の上方に配設され、
前記スタッドボルト(71,72)は、ボルト中心軸が前記メインフレーム(4)と交差する位置に配置される中央近傍スタッドボルト(71)とボルト中心軸が前記メインフレーム(4)と交差しないフレーム幅外スタッドボルト(72)とからなり、
前記中央近傍スタッドボルト(71)の植込みネジ部(71a)を含む全長は、前記シリンダブロック(22)と前記メインフレーム(4)との間の前記中央近傍スタッドボルト(71)のボルト中心軸に沿った距離(L)よりは短いことを特徴とする鞍乗り型車両の内燃機関である。
請求項1記載の鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記スタッドボルト(71,72)の前記上側ネジ部(71b,72b)に螺合する前記ナット部材(71N,72N)が当接される前記シリンダヘッド(23)のナット取付座(63n,64n)は、前記シリンダヘッド(23)の上端面より下方に位置することを特徴とする。
請求項2記載の鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記中央近傍スタッドボルト(71)の前記上側ネジ部(71b)に螺合する前記ナット部材(71N)が当接される前記シリンダヘッド(23)のナット取付座(63n)は、前記シリンダヘッド(23)の上端面(61a)からの深さ(E)が同中央近傍スタッドボルト(71)の植込みネジ部(71a)の植込み深さ(D)より大きくなる位置に形成されることを特徴とする。
請求項2または請求項3記載の鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記フレーム幅外スタッドボルト(72)の上端は、前記シリンダヘッド(23)の上端面(61a)と略一致する高さ位置とすることを特徴とする。
請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記スタッドボルト(71,72)の植込みネジ部(71a,72a)が螺合される前記クランクケース(21)の植込み深さ(D)は、前記シリンダブロック(22)のシリンダスリーブ(22s)のクランク室内に突出した突出部(22ss)の突出長に等しいことを特徴とする。
請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記内燃機関(20)は、単気筒であり、
前記シリンダブロック(22)は、シリンダスリーブ(22s)が前記シリンダスリーブ(22s)の周りの前記スタッドボルト(71,72)とともに前記メインフレーム(4)の位置する車幅方向中央から左右いずれか一方にオフセットして配置され、
前記シリンダスリーブ(22s)がオフセットした方向に、前記フレーム幅外スタッドボルト(72)が位置し、
前記シリンダスリーブ(22s)がオフセットした方向と反対側に、カムチェーン室(23c)が形成されることを特徴とする。
請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記スタッドボルト(71,72)の植込みネジ部(71a,72a)が螺合される前記クランクケース(21)の植込みネジ穴(21b,21b)は、底が塞がれたネジ穴であることを特徴とする。
また、スタッドボルト(71,72)を抜くときに、シリンダブロック(22)から抜けてシリンダヘッド(23)にあるところで、スタッドボルト(71,72)とともにシリンダヘッド(23)を車幅方向外側に移動して取り外すことが可能なので、シリンダヘッド(23)の上方空間が狭いような場合にもシリンダヘッド(23)を取り外すことができ、次いでシリンダブロック(22)は上記のように取り外すことができる。
ヘッドパイプ(3)から車幅方向中央を後方に延出するメインフレーム(4)に対して下方の内燃機関(20)の車幅方向の中央近傍に位置する中央近傍スタッドボルト(71)が、そのボルト中心軸をメインフレーム(4)と交差させる位置にあり、中央近傍スタッドボルト(71)の全長は、シリンダブロック(22)とメインフレーム(4)との間のボルト中心軸に沿った距離(L)より短いので、内燃機関(20)を車両に搭載した状態で、スタッドボルト(71,72)の上側の工具掛け部(71c,72c)に工具を掛合してスタッドボルト(71,72)を回動して植込みネジ部(71a,72a)をクランクケース(21)から抜き取り、さらに中央近傍スタッドボルト(71)を、上方のメインフレーム(4)に当接する前に、シリンダブロック(22)から抜き取ることができ、フレーム幅外スタッドボルト(72)はメインフレーム(4)から車幅方向に外れているので、さらに余裕をもってシリンダブロック(22)から抜き取ることができ、よって、スタッドボルト(71,72)とともにシリンダヘッド(23)を車幅方向外側に移動して取り外すことができる。
次いで、シリンダブロック(22)を上方に移動してシリンダスリーブ(22s)からピストン(31)を抜いてから車幅方向外側に移動して取り外すことができる。
中央近傍スタッドボルト(71)はシリンダブロック(22)とメインフレーム(4)との間のボルト中心軸に沿った距離(L)よりが短いので、内燃機関(20)の上方空間を狭く抑えることができ、車体の小型化を図ることができる。
中央近傍スタッドボルト(71)はボルト中心軸をメインフレーム(4)と交差させる位置に配置されるので、すべてのスタッドボルトをメインフレームから車幅外方に外すことによる内燃機関本体(20H)の大型化を避けることができるとともに、中央近傍スタッドボルト(71)とフレーム幅外スタッドボルト(72)の間を狭めて締付け力を向上させることができるとともに、シリンダを左右でバランス良く締め付けることができる。
図1は、本発明を適用した一実施の形態に係る鞍乗型自動二輪車1の全体側面図であり、図2は、車体フレーム2に対する内燃機関20の搭載状態のみを示す右側面図である。
なお、本明細書の説明および特許請求の範囲において、前後左右の向きは、本実施の形態に係る鞍乗型自動二輪車1の直進方向を前方とする車両の通常の基準に従うものとする。
メインフレーム4には燃料タンク17が左右両側に跨るように架設され、燃料タンク17の後方にシート18がシートレール6に支持されて設けられている。
車体フレーム2のダウンフレーム5の上部を左右両側からフロントカバー19fが覆い、内燃機関20とシート18との間の左右両側をサイドカバー19sが覆い、シートレール6の後半をリヤカバー19rが覆っている。
シリンダヘッド23から前方に延出した排気管45は、下方に屈曲し、さらに後方に屈曲してクランクケース21の下面に沿って後方にかつ右側に寄って後輪15の右側に配置されたマフラー46に連結している。
シリンダスリーブ22sのシリンダボア内を往復動するピストン31とクランクシャフト30の左右クランクウエブ間に架設されるクランクピン30pとをコンロッド32が連結し、ピストン31の動きに応じてクランクシャフト30を回転駆動する。
この燃焼室28の吸排気ポート開口を開閉する吸排気弁を駆動する動弁機構50がシリンダヘッド23の天井壁62の上に設けられている。
同図4および図3を参照して、シリンダヘッド23は、上下を合わせ面とする略矩形のヘッド外周壁61の内側に燃焼室28の天井壁62が形成され、同天井壁62に右上方から点火プラグ29が嵌入されて、先端の電極が燃焼室28に臨んでいる。
ヘッド外周壁61の左側壁と左側軸受壁63との間には、上下に貫通するチェーン室23cが形成され、カムシャフト51の左ベアリング63bを貫通した左端に固着された被動スプロケット53がチェーン室23cに臨んでいる(図3参照)。
ケース内空間は、互いに対面する左右鉛直軸受壁21Lv,21Rv間にケース外周壁21Ls,21Rsに囲まれて形成される空間であり、クランクシャフト30のカウンタウエイトを構成するクランクウエブが収容されるクランク室と常時噛合い式歯車変速機Mが収容される変速機室とが互いに前後に位置して連通して1つの空間を構成している。
この左側の主ベアリング30bより左方に突出したクランクシャフト30の左側部には、ACジェネレータ33のアウタロータ33rが設けられるとともに、アウタロータ33rと主ベアリング30bとの間に駆動スプロケット52が嵌着されている。
クランクシャフト30の右側部には、遠心式オイルフィルタ34が設けられている。
カウンタシャフト36は、左鉛直軸受壁21Lvを左方に貫通して外部に突出した左端部に出力スプロケット38が嵌着されている。
出力スプロケット38には後輪駆動用チェーン39が巻き掛けられている。
したがって、車幅中心でもあるメインフレーム4の中心軸Maに対して燃焼室28の天井壁62は右方に偏った位置にあり、すなわち燃焼室28の中心を通るシリンダスリーブ22sの中心軸であるシリンダ軸線Caは、メインフレーム4の中心軸Maに対して右方にオフセットしている。
図7は、メインフレーム4に対するクランクケース21,シリンダブロック22,シリンダヘッド23の位置関係を示す後断面図(図4のVII−VII線断面)である。
また、右側2本のスタッドボルト72,72は、メインフレーム4から右方に離れ、そのボルト中心軸がメインフレーム4と交差しないフレーム幅外スタッドボルト72,72である。
内燃機関本体20Hのクランクケース21の一部,シリンダブロック22,シリンダヘッド23,シリンダヘッドカバー24を、前後の中央近傍スタッドボルト71,71の両ボルト中心軸を含む平面で切断した断面で示した側面図を図5に示し、前後のフレーム幅外スタッドボルト72,72の両ボルト中心軸を含む平面で切断した断面で示した側面図を図6に示し、図7は、シリンダヘッドカバー24を除きクランクケース21の一部,シリンダブロック22,シリンダヘッド23およびメインフレーム4を、後側の中央近傍スタッドボルト71と後側のフレーム幅外スタッドボルト72の両ボルト中心軸を含む平面で切断した断面で示した後面図である。
図5を参照して、ナット取付座63n,63nは、シリンダヘッド23の上端面である合わせ面61aからの深さEが植込みネジ部71aの植込み深さDより大きくなる位置に形成される。
該ボルト孔23b,23bの上端開口面であるボルト取付座65n,65nは、シリンダヘッド23の上端面である合わせ面61aより下方に大きく凹んだシリンダヘッド23の下部高さ位置にある(図7参照)。
クランクケース21のスタッドボルト71,72が植え込まれる植込みネジ穴21bは、底が塞がれたネジ穴である(図5,図6,図7参照)。
六角ボルト頭部71c,72cは、レンチ等の工具を掛合する工具掛け部である。
なお、ボルト73は、下端にネジ部73aが形成され、上端に六角ボルト頭部73bが形成される通常のボルトである。
同様に、フレーム幅外スタッドボルト72は、シリンダヘッド23とシリンダブロック22のボルト孔23b,22bを貫通してクランクケース21の植込みネジ穴21bに螺合して植え込まれており、シリンダヘッド23のナット取付座64nより上方に突出した上側ネジ部72bにワッシャ72Wを介してナット72Nが螺合して緊締している。
ボルト中心軸がメインフレーム4と交差する中央近傍スタッドボルト71は、植込みネジ部71aを含む全長がシリンダブロック22とメインフレーム4との間の中央近傍スタッドボルト71のボルト中心軸に沿った距離Lよりは短い(図10参照)。
ボルト取付座65nはナット取付座63nよりさらに低い位置にあるので、ボルト73は中央近傍スタッドボルト71よりさらに短い。
なお、シリンダヘッドカバー24は、シリンダヘッド23にボルト75により取り付けられる。
そして、クランクケース21の植込みネジ穴21bに螺合して膨出部65を締め付けていたボルト73もレンチにより回動して抜き取っておく。
このときに、フレーム幅外スタッドボルト72をシリンダヘッド23からも抜き取ることができるならば、ここでフレーム幅外スタッドボルト72を取り除いてもよい。
シリンダヘッド23が取り外されれば、シリンダブロック22の上方空間が広がるので、シリンダブロック22を上方に移動してシリンダスリーブ22s内からピストン31を抜くことができ、次いでシリンダブロック22を車幅方向外側に移動して取り外すことができる。
また、シリンダヘッド23もシリンダブロック22から離して幾らか上方に移動させているのもノックピン等を考慮したものである。
スタッドボルト71,72は上側ネジ部71b,72bよりも上側の上端にレンチを掛合して螺合を解除する六角ボルト頭部71c,72cが形成されるだけの簡単な構造であり、コストの低減を図ることができる。
次いで、シリンダブロック22を上方に移動してシリンダスリーブ22sからピストンを抜いてから車幅方向外側に移動して取り外すことができる。
20…内燃機関、20H…機関本体、21…クランクケース、22…シリンダブロック、23…シリンダヘッド、23b…ボルト孔、23c…チェーン室、24…シリンダヘッドカバー、28…燃焼室、29…点火プラグ、30…クランクシャフト、 50…動弁機構、51…カムシャフト、54…カムチェーン、
61…ヘッド外周壁、62…天井壁、63…左側軸受壁、63n…ナット取付座、64…右側軸受壁、64n…ナット取付座、65…膨出部、65n…ボルト取付座、
71…中央近傍スタッドボルト、71N…ナット、71W…ワッシャ、72…フレーム幅外スタッドボルト、72N…ナット、72W…ワッシャ、73…ボルト、75…ボルト。
Claims (7)
- クランクケース(21)に下端の植込みネジ部(71a,72a)を螺合して植設された複数のスタッドボルト(71,72)が前記クランクケース(21)の上に順次重ねられるシリンダブロック(22)とシリンダヘッド(23)を貫通し、同スタッドボルト(71,72)の前記シリンダヘッド(23)を貫通して突出した上側ネジ部(71b,72b)にナット部材(71N,72N)を螺合して緊締する構造の内燃機関(20)が、車体フレーム(2)に支持されて搭載される鞍乗り型車両の内燃機関において、
前記スタッドボルト(71,72)は前記上側ネジ部(71b,72b)よりも上側に工具を掛合して同スタッドボルト(71,72)を回動可能な工具掛け部(71c,72c)が形成され、
前記車体フレーム(2)は、ヘッドパイプ(3)から車幅方向中央を後方に延出するメインフレーム(4)が前記内燃機関(20)の上方に配設され、
前記スタッドボルト(71,72)は、ボルト中心軸が前記メインフレーム(4)と交差する位置に配置される中央近傍スタッドボルト(71)とボルト中心軸が前記メインフレーム(4)と交差しないフレーム幅外スタッドボルト(72)とからなり、
前記中央近傍スタッドボルト(71)の植込みネジ部(71a)を含む全長は、前記シリンダブロック(22)と前記メインフレーム(4)との間の前記中央近傍スタッドボルト(71)のボルト中心軸に沿った距離(L)よりは短いことを特徴とする鞍乗り型車両の内燃機関。 - 前記スタッドボルト(71,72)の前記上側ネジ部(71b,72b)に螺合する前記ナット部材(71N,72N)が当接される前記シリンダヘッド(23)のナット取付座(63n,64n)は、前記シリンダヘッド(23)の上端面より下方に位置することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の内燃機関。
- 前記中央近傍スタッドボルト(71)の前記上側ネジ部(71b)に螺合する前記ナット部材(71N)が当接される前記シリンダヘッド(23)のナット取付座(63n)は、前記シリンダヘッド(23)の上端面(61a)からの深さ(E)が同中央近傍スタッドボルト(71)の植込みネジ部(71a)の植込み深さ(D)より大きくなる位置に形成されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の内燃機関。
- 前記フレーム幅外スタッドボルト(72)の上端は、前記シリンダヘッド(23)の上端面(61a)と略一致する高さ位置とすることを特徴とする請求項2または請求項3記載の鞍乗り型車両の内燃機関。
- 前記スタッドボルト(71,72)の植込みネジ部(71a,72a)が螺合される前記クランクケース(21)の植込み深さ(D)は、前記シリンダブロック(22)のシリンダスリーブ(22s)のクランク室内に突出した突出部(22ss)の突出長に等しいことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の内燃機関。
- 前記内燃機関(20)は、単気筒であり、
前記シリンダブロック(22)は、シリンダスリーブ(22s)が前記シリンダスリーブ(22s)の周りの前記スタッドボルト(71,72)とともに前記メインフレーム(4)の位置する車幅方向中央から左右いずれか一方にオフセットして配置され、
前記シリンダスリーブ(22s)がオフセットした方向に、前記フレーム幅外スタッドボルト(72)が位置し、
前記シリンダスリーブ(22s)がオフセットした方向と反対側に、カムチェーン室(23c)が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の内燃機関。 - 前記スタッドボルト(71,72)の植込みネジ部(71a,72a)が螺合される前記クランクケース(21)の植込みネジ穴(21b,21b)は、底が塞がれたネジ穴であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両の内燃機関。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013254822A JP6068752B2 (ja) | 2013-12-10 | 2013-12-10 | 鞍乗り型車両の内燃機関 |
IN3429DE2014 IN2014DE03429A (ja) | 2013-12-10 | 2014-11-26 | |
BR102014030515-7A BR102014030515B1 (pt) | 2013-12-10 | 2014-12-05 | Motor de combustão interna para veículo do tipo para montar |
CN201410743267.XA CN104696090B (zh) | 2013-12-10 | 2014-12-08 | 鞍乘型车辆的内燃机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013254822A JP6068752B2 (ja) | 2013-12-10 | 2013-12-10 | 鞍乗り型車両の内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015113736A JP2015113736A (ja) | 2015-06-22 |
JP6068752B2 true JP6068752B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=53343560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013254822A Active JP6068752B2 (ja) | 2013-12-10 | 2013-12-10 | 鞍乗り型車両の内燃機関 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6068752B2 (ja) |
CN (1) | CN104696090B (ja) |
BR (1) | BR102014030515B1 (ja) |
IN (1) | IN2014DE03429A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6637357B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2020-01-29 | 本田技研工業株式会社 | パワーユニット |
CN107856524A (zh) * | 2017-12-08 | 2018-03-30 | 安源客车制造有限公司 | 一种便于检修的发动机抽拉装置 |
JP7050856B2 (ja) * | 2020-05-29 | 2022-04-08 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8191529B2 (en) * | 2008-07-03 | 2012-06-05 | Caterpillar Inc. | Method of manufacturing an engine block |
JP2010223292A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Honda Motor Co Ltd | 締結構造 |
WO2011118594A1 (ja) * | 2010-03-25 | 2011-09-29 | 本田技研工業株式会社 | シリンダヘッドのバルブ孔の加工方法及び加工装置、および、クランプ装置 |
CN201865780U (zh) * | 2010-12-02 | 2011-06-15 | 中国一拖集团有限公司 | 六缸干式柴油机机体 |
CN202628289U (zh) * | 2012-06-21 | 2012-12-26 | 北京汽车动力总成有限公司 | 气缸套及气缸体 |
-
2013
- 2013-12-10 JP JP2013254822A patent/JP6068752B2/ja active Active
-
2014
- 2014-11-26 IN IN3429DE2014 patent/IN2014DE03429A/en unknown
- 2014-12-05 BR BR102014030515-7A patent/BR102014030515B1/pt active IP Right Grant
- 2014-12-08 CN CN201410743267.XA patent/CN104696090B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IN2014DE03429A (ja) | 2015-08-21 |
CN104696090A (zh) | 2015-06-10 |
BR102014030515A2 (pt) | 2016-06-28 |
BR102014030515B1 (pt) | 2022-09-27 |
JP2015113736A (ja) | 2015-06-22 |
CN104696090B (zh) | 2018-01-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6490737B2 (ja) | 内燃機関のオイルストレーナ支持構造 | |
JP6068752B2 (ja) | 鞍乗り型車両の内燃機関 | |
EP2543834A1 (en) | Breather structure of motorcycle engine | |
JP5847597B2 (ja) | 内燃機関の油温センサー取付け構造 | |
JP5890761B2 (ja) | 自動二輪車用内燃機関のオイルフィルタ配置構造 | |
JP5049874B2 (ja) | エンジンにおけるシリンダヘッド構造 | |
JP2010065668A (ja) | 自動二輪車用エンジンのオイル通路構造 | |
JP6627413B2 (ja) | 内燃機関の潤滑構造及び自動二輪車 | |
JP5140529B2 (ja) | 自動二輪車用単気筒エンジン | |
JP5415363B2 (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド構造 | |
US10132203B2 (en) | Internal combustion engine | |
JP2007024007A (ja) | 内燃機関の潤滑装置 | |
JP4667413B2 (ja) | カムチェーン室外壁締結構造 | |
JP6298171B2 (ja) | 水ポンプユニット | |
JP6601148B2 (ja) | エンジンの潤滑構造及び自動二輪車 | |
JP2011256835A (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド構造 | |
BR102013024805A2 (pt) | Estrutura de montagem de sensor de velocidade de veículo em motocicleta | |
JP2014162269A (ja) | 鞍乗型車両用内燃機関 | |
JP2012031874A (ja) | タイミングチェーン機構 | |
JP5950783B2 (ja) | 火花点火式内燃機関の点火プラグ挿入筒抜け止め構造 | |
JP6256068B2 (ja) | 自動二輪車のカムギヤトレイン機構のギヤ支持構造 | |
JP5836820B2 (ja) | 軸受支持構造 | |
JP2010174777A (ja) | 多気筒内燃機関 | |
WO2015174519A1 (ja) | 内燃機関のシリンダヘッド | |
JP4551070B2 (ja) | 自動二輪車用エンジンの潤滑装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6068752 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |