JP2016176358A - 鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】SOHC式内燃機関であっても、点火プラグと燃料噴射弁を共にコンパクトに備えることができ、小型化が可能となる鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
【解決手段】シリンダヘッド33にシリンダブロック32に臨む燃焼室42が形成され、吸気弁38iと排気弁38eの開閉操作を行う動弁機構6が備えられ、吸気弁と排気弁の開閉操作を1本のカムシャフト61によって行うSOHC式内燃機関であって、カムシャフトを駆動する無端伝動帯を収容するカムチェーン室66が、燃焼室の側方に形成され、点火プラグ9が着火用電極9aを燃焼室に臨ませて備えられ、ノズル端面8aを燃焼室に臨ませた燃料噴射弁8を有する鞍乗型車両1の筒内噴射式内燃機関4において、カムシャフトの軸心Xに沿った断面において、点火プラグと燃料噴射弁とがカムシャフトを挟むように互いに傾斜させて配置され、点火プラグまたは燃料噴射弁がカムチェーン室を貫通して取付けられた。
【選択図】図2

Description

本発明は、SOHC式内燃機関による鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関に関する。
従来の筒内噴射式内燃機関であって、吸気弁の開閉操作用カムシャフトと排気弁の開閉操作用カムシャフトとを有するDOHC式内燃機関において、筒内燃料噴射用の燃料噴射弁のノズル端部を燃焼室内に臨ませるために、両カムシャフトの間に挟まれる位置に燃料噴射弁を配置したものが、例えば下記特許文献1に示されている。
しかし、吸気弁の開閉操作と排気弁の開閉操作を1本のカムシャフトで行うSOHC式内燃機関に上記のようなレイアウトを採用しようとすると、燃料噴射弁と動弁機構とが干渉してしまうため、異なるレイアウトをとる必要がある。
特開2004−150284号公報(図1、図2)
本発明は、上記従来技術に鑑み、燃焼室上方に1本のカムシャフトが配置されたSOHC式内燃機関であっても、点火プラグと筒内噴射用の燃料噴射弁を共にコンパクトに備えることができ、小型化が可能となる鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、シリンダヘッドにシリンダブロックに臨む燃焼室が形成されるとともに、同燃焼室の吸気弁および排気弁の開閉操作を行う動弁機構が備えられ、前記吸気弁の開閉操作と前記排気弁の開閉操作を1本のカムシャフトによって行うSOHC式内燃機関であって、前記カムシャフトを駆動する無端伝動帯を収容するカムチェーン室が、前記燃焼室の側方に形成され、点火プラグが着火用電極を前記燃焼室に臨ませて備えられ、ノズル端面を前記燃焼室に臨ませた筒内噴射用の燃料噴射弁を有する鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記カムシャフトの軸心に沿った断面において、前記点火プラグと前記燃料噴射弁とが、前記カムシャフトを挟むように互いに傾斜させて配置され、前記点火プラグまたは前記燃料噴射弁の一方が前記カムチェーン室を貫通するように取付けられたことを特徴とする鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記カムチェーン室を囲む壁部のうち、燃焼室側壁部と、同燃焼室側壁部に相対する他の壁部との夫々に互いに同軸上に挿通孔が形成されるとともに、両挿通孔を橋渡しするようにプラグチューブが装着され、前記カムチェーン室を貫通する前記点火プラグまたは前記燃料噴射弁が前記プラグチューブを挿通することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記カムチェーン室を貫通する前記点火プラグまたは前記燃料噴射弁は、前記無端伝動帯の内周側を通ることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記点火プラグと前記燃料噴射弁の間には、冷媒が通過する空間が形成されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記冷媒は空気であり、前記シリンダヘッドの燃焼室天井壁と前記動弁機構を収容する動弁機構室底壁との間の空気通路が、前記点火プラグと前記燃料噴射弁の間に形成されたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記空気通路は、前記燃焼室天井壁の排気側に形成された導入部と、前記カムチェーン室を囲む燃焼室側壁部の側方で前記燃焼室天井壁の上面に重なる通路部と、前記燃料噴射弁または前記点火プラグを取付ける第2の挿通孔の近傍に形成された導出部を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記冷媒は潤滑油であり、前記シリンダヘッドの燃焼室天井壁内の油路が、前記点火プラグと前記燃料噴射弁の間に形成されたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記シリンダヘッドに形成された油路は、スタッドボルト挿通孔に形成された導入部と、前記燃料噴射弁または前記点火プラグを取付ける第2の挿通孔近傍に形成された第1の油路と、同第1の油路に接続し前記カムチェーン室を囲む壁部に形成された第2の油路を含み、前記第2の油路の端部には、前記カムチェーン室内に潤滑油を排出する導出部が接続されたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関において、前記冷媒は冷却水であり、前記シリンダヘッドの燃焼室天井壁と前記動弁機構を収容する動弁機構室底壁との間の冷却水路が、前記点火プラグと前記燃料噴射弁の間に形成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関によれば、点火プラグまたは筒内噴射用の燃料噴射弁の一方がカムチェーン室を貫通するように取付けられたので、燃焼室上方に1本のカムシャフトが配置されたSOHC式内燃機関であっても、点火プラグと筒内噴射用の燃料噴射弁を共にコンパクトに備えることができるため、鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関の小型化が可能となる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、両挿通孔を橋渡しするようにプラグチューブが装着されたことで、点火プラグまたは燃料噴射弁がカムチェーン室を貫通しても、カムチェーン室の密閉性が確保されるとともに、プラグチューブを案内部材として利用して点火プラグまたは燃料噴射弁の取付けが容易になる。
請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2の発明の効果に加え、カムチェーン室を貫通する点火プラグまたは燃料噴射弁が備えられても、無端伝動帯の内周側を通るため、カムチェーン室が無端伝動帯の外周側へ拡大することを回避でき、筒内噴射式内燃機関の大型化を抑えることができる。
請求項4の発明によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか一項の発明の効果に加え点火プラグと燃料噴射弁の両方を積極的に冷却することができるので、筒内噴射式内燃機関の運転状態を安定化することができる。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、点火プラグおよび燃料噴射弁をともに空気を冷媒として積極的に冷却することができる。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明の効果に加え、鞍乗型車両の走行時、排気側に形成された導入部から流入した空気が、カムチェーン室の燃焼室側壁部の側方で燃焼室天井壁の上面に重なる通路部を通過し、燃料噴射弁または点火プラグを取付ける第2の挿通孔近傍に形成した導出部から排出されることにより、燃料噴射弁または点火プラグを積極的に冷却することができる。
請求項7の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、点火プラグおよび燃料噴射弁をともに潤滑油を冷媒として積極的に冷却することができる。
請求項8の発明によれば、請求項7の発明の効果に加え、筒内噴射式内燃機関の運転時、シリンダヘッドの燃焼室天井壁内の第2の挿通孔付近に形成された第1の油路、およびそれに接続してカムチェーン室を囲む壁部に形成された第2の油路を通過する潤滑油を冷媒として燃料噴射弁または点火プラグを積極的に冷却することができる。
請求項9の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、点火プラグおよび燃料噴射弁をともに冷却水を冷媒として積極的に冷却することができる。
本発明の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関を搭載した自動二輪車の右側面図である。 図1中II−II矢視による、実施形態1に係る筒内噴射式内燃機関の部分断面図である。 図2中III−III矢視によるシリンダヘッドの下面図である。 図2中IV−IV矢視によるシリンダヘッドの断面図である。 図1中II−II矢視による、実施形態2に係る筒内噴射式内燃機関の部分断面図である。 図5中VI−VI矢視によるシリンダヘッド33の下面図である。 図1中II−II矢視による、実施形態3に係る筒内噴射式内燃機関の部分断面図である。
図1から図4に基づき、本発明の実施形態1に係る鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関につき説明する。
本実施形態において、鞍乗型車両は自動二輪車1であり、特許請求の範囲および本明細書の説明における前後左右上下等の向きは、本実施形態の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関を備えた車両(自動二輪車)の向きに従うものとする。
図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方を、それぞれ示す。
以上の点は、後述の本発明の実施形態2、実施形態3において同様である。
図1は、本発明の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関4を搭載した自動二輪車1の右側面図であり、図1に示されるように、本実施形態の自動二輪車1の車体フレーム2が前端に備えるヘッドパイプ20には、前輪11を軸支するフロントフォーク12が操向可能に支承され、車体フレーム2が前後方向中間部に有するピボットプレート21には、後輪13を後端部で軸支するスイングアーム14の前端部が支軸15を介して揺動可能に支承され、スイングアーム14と車体フレーム2との間にはリヤクッションユニット16が設けられる。
後輪13は、内燃機関(本発明における「筒内噴射式内燃機関」)4と変速装置5を備えたパワーユニット3で回転駆動されるものであり、内燃機関4は、4ストロークサイクルの空冷式単気筒に構成されており、車体フレーム2に搭載される燃料タンク17の下方に配置されるようにして車体フレーム2に搭載される。また燃料タンク17の後方に位置する乗車用シート18が車体フレーム2の後部に支持される。
内燃機関4は、自動二輪車1の車幅方向に沿う軸線を有するクランク軸31を回転自在に支承するクランクケース30と、クランク軸31に連接される図2に示されるピストン41を摺動可能に嵌合させるシリンダボア32aを有してクランクケース30に結合されるシリンダブロック32と、シリンダブロック32に結合されるシリンダヘッド33と、シリンダヘッド33との間に動弁機構室60を形成するようにしてシリンダヘッド33に結合されるヘッドカバー34とを備え、シリンダボア32aの軸線すなわちシリンダ軸線Cをやや前傾させた姿勢で車体フレーム2に搭載される。
以上、図1に示される事項は、後述の本発明の実施形態2、実施形態3において同様である。
図2は、図1中II−II矢視による、本実施形態1に係る内燃機関4の部分断面図であり、図2に示されるように、シリンダヘッド33には、シリンダブロック32のシリンダボア32a中のピストン41の頂部に臨ませて燃焼室42が形成されており、燃焼室42に臨む燃焼室天井壁35を有するシリンダヘッド33には、図2中III−III矢視によるシリンダヘッドの下面図である図3に示されるように、燃焼室天井壁35に開口する1つずつの吸気弁口36iおよび排気弁口36eが設けられるとともに、図2中IV−IV矢視によるシリンダヘッドの断面図である図4に示されるように、吸気弁口36iに連なってシリンダヘッド33の後側面に開口する吸気ポート37iと、排気弁口36eに連なってシリンダヘッド33の前側面に開口する排気ポート37eとが設けられ、図1で示されるように、吸気ポート37iには吸気装置70が接続され、排気ポート37eには、後輪13の右側方に配置される排気マフラー71を含む排気装置72が接続される。
また、図3に示されるように、シリンダヘッド33には、吸気弁口36iと排気弁口36eをそれぞれ閉じる方向に図示しないバルブスプリングで付勢された吸気弁38iと排気弁38eが開閉作動可能に配設される。
図2に示されるように、本実施形態の内燃機関4の動弁機構6は、吸気弁38iの開閉操作と排気弁38eの開閉操作を1本のカムシャフト61によって行うSOHC型式のバルブシステムを採用しており、シリンダヘッドカバー34内の動弁機構室60に動弁機構6が設けられる。
シリンダヘッド33には燃焼室天井壁35の上方に間隙を空けて動弁機構室底壁39cが形成され、その上方に画成される動弁機構室60内にはカムシャフトホルダ39が形成さる。
カムシャフトホルダ39は、動弁機構室底壁39cから上方に向けて、クランク軸31(図1参照)と平行な軸線を有するカムシャフト61の軸線に沿う方向に間隔をあけた位置に配置される一対の左シャフト支持部39a、右シャフト支持部39bが一体に立設形成されたもので、カムシャフト61は、左右のシャフト支持部39a、39bに左右のボールベアリング69A、69Bを介して回転自在に支承される。
また、カムシャフト61の前方斜め上方でカムシャフト61と平行な軸線を有して左右のシャフト支持部39a、39b間に支持される吸気側ロッカシャフト63iには、吸気側ロッカアーム62iの中間部が揺動可能に支承され、吸気側ロッカアーム62iの一端部は、カムシャフト61に設けられた吸気側カム64iに当接し、他端部は、吸気弁38iの図示しないステムエンドに当接する。
そして、カムシャフト61の前方斜め下方でカムシャフト61と平行な軸線を有して左右のシャフト支持部39a、39b間に支持される排気側ロッカシャフト63eには、排気側ロッカアーム62eの中間部が揺動可能に支承され、カムシャフト61に設けられた排気側カム64eに当接し、他端部は、排気弁38eの図示しないステムエンドに当接する。
一方、動弁機構6に動力伝達を行うカムチェーン(本発明における「無端伝動帯」)65がカムシャフト61とクランク軸51との間に架設されており、カムチェーン65を収容し、通過させるためのカムチェーン室66が、シリンダヘッド33の燃焼室42の側方から、シリンダブロック32、クランクケース30に連通して設けられている。
すなわち左右水平方向に指向したカムシャフト61の左端に嵌着されたカムチェーン被動スプロケット67と、クランク軸51に嵌着された図示しないカムチェーン駆動スプロケットとの間にカムチェーン65がカムチェーン室66内を通って架渡されている。
なお、カムチェーン65は、歯付きベルト等同期伝動可能な他の無端伝動帯であってもよい。
カムチェーン被動スプロケット67はカムチェーン駆動スプロケットの倍の径を有し、したがって、クランク軸31の回転によって、カムシャフト61は、カムチェーン65によってクランク軸31の1/2の回転速度で回転駆動される。
しかして、吸気側ロッカアーム62iは、回転するカムシャフト61の吸気側カム64iに従い揺動し、吸気弁38iを所定のタイミングで開閉動作させ、排気側ロッカアーム62eは、回転するカムシャフト61の排気側カム64eに従い揺動し、排気弁38eを所定のタイミングで開閉動作させる。
図3に示されるように、シリンダ軸線C方向視で、すなわちシリンダ軸線Cに直交する平面への投影図上で、吸気弁口36iおよび排気弁口36eの中心を結ぶ直線L1に関してカムチェーン室66とは反対側でシリンダヘッド33の燃焼室天井壁35に開口する噴射弁取付け孔(本発明における「第2の挿通孔」)80がシリンダヘッド33に設けられており、燃焼室42にノズル端面8aを臨ませる筒内噴射用の燃料噴射弁8が噴射弁取付け孔80に螺入される(図2参照)。
すなわち燃料噴射弁8は、シリンダ軸線C方向視で、吸気弁口36iおよび排気弁口36eの中心を結ぶ直線L1に関してカムチェーン室65とは反対側でシリンダヘッド33に取付けられている。
また、シリンダ軸線C方向視で、吸気弁口36iおよび排気弁口36eの中心を結ぶ直線L1に関して噴射弁取付け孔80と反対側でシリンダヘッド33の燃焼室天井壁35に開口するプラグ取付け孔90がシリンダヘッド33に設けられており、燃焼室42に着火用電極9aを臨ませる点火プラグ9が、直線L1に関して燃料噴射弁8とは反対側でカムチェーン65の内周側、すなわちカムチェーン65のループ内を通るようにしてシリンダヘッド33に配設される(図2参照)。
なお、シリンダ軸線C方向視で、吸気弁口36iおよび排気弁口36eの中心を結ぶ直線L1は、カムシャフト61の軸線Xと直交するように設定される。
図2に示されるように、シリンダヘッド33においてカムチェーン室66を囲む壁部45のうち、燃焼室側壁部45aと、燃焼室側壁部45aに相対する外側壁部(本発明における「他の壁部」)45bとには、夫々にプラグ取付け孔90と同軸で且つ互いに同軸上に挿通孔46A、46Bが形成されるとともに、両挿通孔46A、46Bを橋渡しするようにプラグチューブ92が、カムチェーン65の内周側を通って装着されている。
点火プラグ9は、外側壁部45bの外側からプラグチューブ92に挿通されて、プラグ取付け孔90に螺入されることで、カムチェーン室66を貫通して配設される。
すなわち、図2に示されるように、カムシャフト61の軸心Xに沿った断面において、点火プラグ9と燃料噴射弁8とが、カムシャフト61を挟むように互いに傾斜させて配置され、点火プラグ9がカムチェーン室61を貫通するように取付けられている。
よって、本実施形態においては、点火プラグ9がカムチェーン室66を貫通するように取付けられたので、燃焼室42上方に1本のカムシャフト61が配置されたSOHC式の内燃機関4であっても、点火プラグ9と筒内噴射用の燃料噴射弁8を共にコンパクトに備えることができ、内燃機関4の小型化が可能である。
また、カムチェーン室66を囲む壁部45のうち燃焼室側壁部45aと、燃焼室側壁部45aに相対する外側壁部45bとに設けられた両挿通孔46A、46Bを橋渡しするようにプラグチューブ92が装着されたことで、点火プラグ9がカムチェーン室66を貫通しても、カムチェーン室の密閉性が確保されるとともに、プラグチューブ92を案内部材として利用して点火プラグ9の取付けが容易である。
そして、カムチェーン室66を貫通する点火プラグ9が備えられても、カムチェーン65の内周側を通るため、カムチェーン室66がカムチェーン65の外周側へ拡大することが回避されており、内燃機関4の大型化が抑制されている。
図2に示されるように、本実施形態では、点火プラグ9と燃料噴射弁8の間に、冷媒が通過する空間として、シリンダヘッド33の燃焼室天井壁35と上方の動弁機構6を収容する動弁機構室底壁39cとの間に空気通路75が形成され、冷媒としての空気が通過するシリンダヘッド33の冷却構造を有している。
図4に示されるように、空気通路75は、燃焼室天井壁35の排気側、すなわち排気ポート周壁44とカムチェーン室66を囲む燃焼室側壁部45aとの間に導入部75aを有し、燃焼室側壁部45aの側方で燃焼室天井壁35の上面に重なり、プラグ取付け孔90上部を通過する通路部75bを備え、燃料噴射弁8を取付ける噴射弁取付け孔80の近傍に形成された導出部75cを有している。
したがって、点火プラグ9と燃料噴射弁8の両方を、空気を冷媒として積極的に冷却することができるので、内燃機関4の運転状態を安定化することができる。
そして、自動二輪車1の走行時には、車両前方を向く排気側に形成された導入部75aから空気が十分に流入し、流入した空気が、カムチェーン室76の燃焼室側壁部45aの側方で燃焼室天井壁35の上面に重なる通路部75bを通過しつつ、点火プラグ9のプラグ取付け孔90上部を流れ、燃料噴射弁8を取付ける噴射弁取付け孔80近傍に形成した導出部75cから排出されることにより、点火プラグ9および燃料噴射弁8を積極的に冷却することができる。
本実施形態の上記した構成において、プラグ取付け孔90と噴射弁取付け孔80とを互いに入れ替えて設け、点火プラグ9と燃料噴射弁8とを入れ替えて備えてもよく、上記した本実施形態の効果を同様に奏するものとなる。
次に、図1、図5、図6に基づき、本発明の実施形態2に係る鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関につき説明する。
本実施形態2は、上述の実施形態1に対して、シリンダヘッドの冷却構造に異なる点があるほかは、鞍乗型車両としての自動二輪車1もパワーユニット3の内燃機関4、その動弁機構6の配置、構成は本発明に関して同様であり、特に燃焼室42に対する点火プラグ9と燃料噴射弁8等の配置、構成も同様である。したがって、それらに係る作用効果は、実施形態2においても同様に奏するものであり、同様対応部には、同符号を付し、説明を省略する。
図5は、図1中II−II矢視による、本実施形態2に係る内燃機関4の部分断面図であり、図5に示されるように、本実施形態2では、点火プラグ9と燃料噴射弁8の間に、冷媒が通過する空間として、シリンダヘッド33の燃焼室天井壁35内に油路76が形成され、冷媒としての潤滑油が通過するシリンダヘッド33の冷却構造を有している。
図6は、図5中VI−VI矢視によるシリンダヘッド33の下面図であり、図6に示されるように、シリンダヘッド33に形成された油路76は、シリンダヘッド33とシリンダブロック32をクランクケース30に締結するためのスタッドボルト48を挿通するスタッドボルト挿通孔49に形成された導入部76aと、燃料噴射弁8を取付ける噴射弁取付け孔80近傍に形成された第1の油路76bと、第1の油路76bに接続してカムチェーン室76を囲む壁部45に形成された第2の油路76cを含み、第2の油路76cの端部76dには、カムチェーン室66内に潤滑油を排出する導出部77が接続されている。
本実施形態では、図5に示されるように、第2の油路76cは、シリンダヘッド33のシリンダブロック32との合わせ面33aにおいて、カムチェーン室76を囲む壁部45に形成された油溝43を、シリンダブロック32のシリンダヘッド33との合わせ面32bが覆って形成される。
また、導出部77は、第2の油路76cの端部76dと接続して、シリンダブロック32のカムチェーン室66の外側壁47内に形成され、その下端がカムチェーン室66に開口している。
クランクケース30に設けられた図示しないオイルポンプから送出された潤滑油は、図示しないクランクケース30内の潤滑油路をとおり、スタッドボルト挿通孔49とスタッドボルト48との間隙部を間隙部油路49aとして、シリンダヘッド33の動弁機構6等へ潤滑油を供給するが、途中、スタッドボルト挿通孔49に形成された油路76の導入部76aから一部潤滑油が分流されて、第1の油路76b、第2の油路76cを通り、シリンダヘッド33の燃焼室天井壁35に螺入された点火プラグ9および燃料噴射弁8をとも冷却してのち、導出部77経由カムチェーン室66内に流出し、クランクケース30下部の図示しないオイルパンに還流する。
したがって、点火プラグ9と燃料噴射弁8の両方を、潤滑油を冷媒として積極的に冷却することができるので、内燃機関4の運転状態を安定化することができる。
そして、内燃機関4の運転時、シリンダヘッド33の燃焼室天井壁35内の燃料噴射弁8を取付ける噴射弁取付け孔80付近に形成された第1の油路76b、および第1の油路76bと接続してカムチェーン室66を囲む壁部45に形成された第2の油路76cを通過する潤滑油を冷媒として、燃料噴射弁8を、さらには点火プラグ9を積極的に冷却することができる。
本実施形態2においても、上記した構成において、プラグ取付け孔90と噴射弁取付け孔80とを互いに入れ替えて設け、点火プラグ9と燃料噴射弁8とを入れ替えて備えてもよく、上記した本実施形態2の効果を同様に奏するものとなる。
次に、図1、図7に基づき、本発明の実施形態3に係る鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関につき説明する。
本実施形態3は、上述の実施形態1に対して、シリンダヘッドの冷却構造に異なる点があるほかは、鞍乗型車両としての自動二輪車1もパワーユニット3の内燃機関4、その動弁機構6の配置、構成は本発明に関して同様であり、特に燃焼室42に対する点火プラグ9と燃料噴射弁8等の配置、構成も同様である。したがって、それらに係る作用効果は、実施形態3においても同様に奏するものであり、同様対応部には、同符号を付し、説明を省略する。
図7は、図1中II−II矢視による、本実施形態3に係る内燃機関4の部分断面図であり、図7に示されるように、本実施形態3では、点火プラグ9と燃料噴射弁8の間に、冷媒が通過する空間として、シリンダヘッド33の燃焼室天井壁35と上方の動弁機構6を収容する動弁機構室底壁39cとの間に冷却水路79が形成され、冷媒としての冷却水が通過するシリンダヘッド33の冷却構造を有している。
したがって、点火プラグ9と燃料噴射弁8の両方を共に、冷却水を冷媒として積極的に冷却することができるので、内燃機関4の運転状態を安定化することができる。
本実施形態3においてもの上記した構成において、プラグ取付け孔90と噴射弁取付け孔80とを互いに入れ替えて設け、点火プラグ9と燃料噴射弁8とを入れ替えて備えてもよく、上記した本実施形態の効果を同様に奏するものとなる。
以上、本発明に係る実施形態の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関につき説明したが、本発明の態様が上記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で、多様な態様で実施されるものを含むことは勿論である。
例えば、本発明の鞍乗型車両は自動二輪車に限定されず、バギーのような小型車両を含み、筒内噴射式内燃機関は、請求項1の要件を備える筒内噴射式内燃機関であればよい。
また、各機器の左右の配置は、説明の便宜上、図示のものに特定して記載したが、上記実施形態に示すものと左右逆となる配置のものであってもよく、本発明に含まれる。
1…自動二輪車(本発明の「鞍乗型車両」)、2…車体フレーム、3…パワーユニット、4…内燃機関(本発明における「筒内噴射式内燃機関」)、6…動弁機構、8…燃料噴射弁、8a…ノズル端面、9…点火プラグ、9a…着火用電極、30…クランクケース、31…クランク軸、32…シリンダブロック、33…シリンダヘッド、35…燃焼室天井壁、36i…吸気弁口、36e…排気弁口、37i…吸気ポート、37e…排気ポート、38i…吸気弁、38e…排気弁、39…カムシャフトホルダ、39c…動弁機構室底壁、42…燃焼室、43…油溝、44…排気ポート周壁、45…壁部、45a…燃焼室側壁部、45b…外側壁部(本発明における「他の壁部」)、46A…挿通孔、46B…挿通孔、47…外側壁、48…スタッドボルト、49…スタッドボルト挿通孔、49a…間隙部油路、60…動弁機構室、61…カムシャフト、64i…吸気側カム、64e…排気側カム、65…カムチェーン(本発明における「無端伝動帯」)、66…カムチェーン室、75…空気通路、75a…導入部、75b…通路部、75c…導出部、76…油路、76a…導入部、76b…第1の油路、76c…第2の油路、76d…端部、77…導出部、79…冷却水路、80…噴射弁取付け孔(本発明における「第2の挿通孔」)、90…プラグ取付け孔、92…プラグチューブ、C…シリンダ軸線、L1…吸気弁口36iおよび排気弁口36eの中心を結ぶ直線、X…カムシャフト61の軸線

Claims (9)

  1. シリンダヘッド(33)にシリンダブロック(32)に臨む燃焼室(42)が形成されるとともに、同燃焼室(42)の吸気弁(38i)および排気弁(38e)の開閉操作を行う動弁機構(6)が備えられ、
    前記吸気弁の開閉操作(38i)と前記排気弁(38e)の開閉操作を1本のカムシャフト(61)によって行うSOHC式内燃機関であって、
    前記カムシャフト(61)を駆動する無端伝動帯(65)を収容するカムチェーン室(66)が、前記燃焼室(42)の側方に形成され、
    点火プラグ(9)が着火用電極(9a)を前記燃焼室(42)に臨ませて備えられ、
    ノズル端面(8a)を前記燃焼室(42)に臨ませた筒内噴射用の燃料噴射弁(8)を有する鞍乗型車両(1)の筒内噴射式内燃機関(4)において、
    前記カムシャフト(61)の軸心(X)に沿った断面において、前記点火プラグ(9)と前記燃料噴射弁(8)とが、前記カムシャフト(61)を挟むように互いに傾斜させて配置され、
    前記点火プラグ(9)または前記燃料噴射弁(8)の一方が前記カムチェーン室(66)を貫通するように取付けられたことを特徴とする鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  2. 前記カムチェーン室(66)を囲む壁部(45)のうち、燃焼室側壁部(45a)と、同燃焼室側壁部(45a)に相対する他の壁部(45b)との夫々に互いに同軸上に挿通孔(46A,46B)が形成されるとともに、両挿通孔(46A,46B)を橋渡しするようにプラグチューブ(92)が装着され、前記カムチェーン室(66)を貫通する前記点火プラグ(9)または前記燃料噴射弁(8)が前記プラグチューブ(92)を挿通することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  3. 前記カムチェーン室(66)を貫通する前記点火プラグ(9)または前記燃料噴射弁(8)は、前記無端伝動帯(65)の内周側を通ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  4. 前記点火プラグ(9)と前記燃料噴射弁(8)の間には、冷媒が通過する空間(75,76,79)が形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  5. 前記冷媒は空気であり、前記シリンダヘッド(33)の燃焼室天井壁(35)と前記動弁機構(6)を収容する動弁機構室底壁(39c)との間の空気通路(75)が、前記点火プラグ(9)と前記燃料噴射弁(8)の間に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  6. 前記空気通路(75)は、前記燃焼室天井壁(35)の排気側に形成された導入部(75a)と、前記カムチェーン室(66)を囲む燃焼室側壁部(45a)の側方で前記燃焼室天井壁(35)の上面に重なる通路部(75b)と、前記燃料噴射弁(8)または前記点火プラグ(9)を取付ける第2の挿通孔(80)の近傍に形成された導出部(75c)を有することを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  7. 前記冷媒は潤滑油であり、前記シリンダヘッド(33)の燃焼室天井壁(35)内の油路が、前記点火プラグ(9)と前記燃料噴射弁(8)の間に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  8. 前記シリンダヘッド(33)に形成された油路(76)は、スタッドボルト挿通孔(49)に形成された導入部(76a)と、前記燃料噴射弁(8)または前記点火プラグ(9)を取付ける第2の挿通孔(80)近傍に形成された第1の油路(76b)と、同第1の油路(76b)に接続し前記カムチェーン室(66)を囲む壁部(45)に形成された第2の油路(76c)を含み、前記第2の油路(76c)の端部(76d)には、前記カムチェーン室(66)内に潤滑油を排出する導出部(77)が接続されたことを特徴とする請求項7に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
  9. 前記冷媒は冷却水であり、前記シリンダヘッド(33)の燃焼室天井壁(35)と前記動弁機構(6)を収容する動弁機構室底壁(39c)との間の冷却水路(79)が、前記点火プラグ(9)と前記燃料噴射弁(8)の間に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両の筒内噴射式内燃機関。
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