JP6056090B2 - 車両用内燃機関における潤滑油供給構造 - Google Patents

車両用内燃機関における潤滑油供給構造 Download PDF

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Description

本発明は、クランクケースと、該クランクケースの前部にシリンダ軸線を前上がりに傾斜させて順次結合されるシリンダブロック、シリンダヘッドおよびヘッドカバーとを有する機関本体が車両に搭載され、前記シリンダヘッドに配設される吸気弁および排気弁を開閉駆動する動弁機構が、前記シリンダヘッドおよび前記ヘッドカバー間に形成される動弁室に収容され、前記クランクケース側から前記シリンダヘッド側に供給される潤滑油を前記動弁機構にその上方から噴射する噴射口が前記機関本体に設けられる車両用内燃機関に関し、特に、動弁機構に潤滑油を噴射して供給するための潤滑油供給構造の改良に関する。
シリンダ軸線を前傾させた車両用内燃機関において、シリンダヘッドおよびヘッドカバーの動弁機構よりも上方の側壁に潤滑油通路が設けられ、前記動弁機構に上方から潤滑油を噴射する噴射口が前記潤滑油通路に通じて前記ヘッドカバーに設けられるようにしたものが、特許文献1で知られている。
特許第3466352号公報
ところが、上記特許文献1で開示されるものでは、潤滑油通路がシリンダヘッドおよびヘッドカバーの側壁の両方にわたって設けられるので、潤滑油通路を形成するための加工工数の増加を招いてしまい、加工工数の低減を図ることが望まれている。またシリンダヘッドおよびヘッドカバーの側壁に潤滑油通路が設けられる構造では、その潤滑油通路が設けられる部分で前記側壁を厚肉に形成する必要が生じ、シリンダヘッドからヘッドカバーにわたって機関本体の一部が大型化する可能性もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、潤滑油通路を形成するための加工工数を低減して生産性の向上を図るとともに、機関本体の大型化を回避し得るようにした車両用内燃機関における潤滑油供給構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、クランクケースと、該クランクケースの前部にシリンダ軸線を前上がりに傾斜させて順次結合されるシリンダブロック、シリンダヘッドおよびヘッドカバーとを有する機関本体が車両に搭載され、前記シリンダヘッドに配設される吸気弁および排気弁を開閉駆動する動弁機構が、前記シリンダヘッドおよび前記ヘッドカバー間に形成される動弁室に収容され、前記クランクケース側から前記シリンダヘッド側に供給される潤滑油を前記動弁機構にその上方から噴射する噴射口が前記機関本体に設けられる車両用内燃機関において、前記シリンダヘッドおよび前記シリンダブロックを前記クランクケースに締結するための複数の通しボルトの1つである特定の通しボルトの外周と、その特定の通しボルトを挿通させるようにして前記シリンダヘッドに設けられるボルト挿通孔の内周との間に、前記クランクケース側からの潤滑油を流通させる環状油路が形成され、前記シリンダヘッドから前記動弁機構への潤滑が可能となるように、前記シリンダヘッドの前記ヘッドカバーに対する分割面が、少なくとも前記吸気弁および前記排気弁のステムエンドのうち最上方にある特定のステムエンドよりも前方に配置されて、その分割面の一部前記ヘッドカバー側に向けて開放する油溝が設けられ、前記シリンダヘッドに、前記特定のステムエンドよりも上方に配置される前記噴射口と、前記環状油路の潤滑油を前記油溝に導く第1連絡孔と、前記油溝からの潤滑油を前記環状油路よりも車幅方向内方に設けられた前記噴射口に導く第2連絡孔とが設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ヘッドカバーで開放端が閉じられる前記油溝の周囲が、前記シリンダヘッドおよび前記ヘッドカバー間に介装されるガスケットで囲繞されることを第2の特徴とする。
本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記油溝の開放端が、前記シリンダヘッドおよび前記ヘッドカバー間に介装されるガスケットで閉じられることを第3の特徴とする
発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記動弁機構は、前記吸気弁および前記排気弁のステムエンドにそれぞれ連動、連結されるロッカアームを備え、それらのロッカアームのうち少なくとも前記特定のステムエンドに当接されるロッカアームよりも前方に前記分割面が配置されることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜第の特徴の構成のいずれかに加えて、前記油溝の溝幅が、第1および第2連絡孔の直径よりも大きく設定されることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜第の特徴の構成のいずれかに加えて、前記第1連絡孔が、前記ボルト挿通孔の中心軸線よりも車幅方向内方で前記シリンダヘッドに設けられることを第の特徴とする。
本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記油溝が、前記ボルト挿通孔の車幅方向外端よりも車幅方向内側に配置されるともに上方に向かうにつれて車幅方向内方に位置するように形成され、前記油溝の下端部に第1連絡孔が連通され、前記油溝の上端部に第2連絡孔が連通されることを第の特徴とする。
さらに本発明は、第または第の特徴の構成に加えて、前記噴射口が、車幅方向では前記吸気弁および前記排気弁と前記ボルト挿通孔との間であって、前記吸気弁および前記排気弁よりも上方に配置されることを第の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、シリンダヘッドのヘッドカバーに対する分割面の一部に油溝が設けられ、シリンダヘッドに、吸気弁および排気弁のステムエンドのうち最上方にある特定のステムエンドよりも上方に配置される噴射口と、潤滑油を油溝に導く第1連絡孔と、油溝からの潤滑油を噴射口に導く第2連絡孔とが設けられるので、シリンダヘッドの周壁に設けた噴射口から動弁機構に向けて潤滑油を容易に噴射することができる。またヘッドカバー側に潤滑油通路を設けることを不要としてヘッドカバーに潤滑油通路を形成するための穿孔加工を施すことを不要とすることができ、生産性の向上を図ることができるとともにヘッドカバーの小型化を図ることができる。また油溝の開放端側から第1および第2連絡孔の穿孔加工を容易に行うことができる。
また、シリンダヘッドから動弁機構への潤滑が可能となるように、シリンダヘッドのヘッドカバーに対する分割面が、吸気弁および排気弁のステムエンドのうち最上方にある特定のステムエンドよりも少なくとも前方にあるので、噴射口の配置の自由度を高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、油溝の開放端がヘッドカバーで閉じられるので、第1および第2連絡孔を形成するための穿孔加工によって不要な開口端が形成されることはなく、不要な開口端をコーンプラグ等の専用の栓部材で不要な開口端に栓をする必要もないので、構造を簡素化することも可能である。しかも油溝の周囲がガスケットで囲繞されるので、油溝から潤滑油がシリンダヘッド内または外部に洩れることを防止し、潤滑油を噴射口に効率よく導くことができる。
本発明の第3の特徴によれば、シリンダヘッドおよびヘッドカバー間に介装されるガスケットで油溝の開放端が閉じられるので、第1および第2連絡孔を形成するための穿孔加工によって不要な開口端が形成されることはなく、不要な開口端をコーンプラグ等の専用の栓部材で不要な開口端に栓をする必要もないので、構造を簡素化することも可能である。しかも油溝の周囲はガスケットでシールされることになるので、油溝から潤滑油がシリンダヘッド内または外部に洩れることを防止し、潤滑油を噴射口に効率よく導くことができる。
本発明の第の特徴によれば、動弁機構が備えるロッカアームのうち少なくとも最上方にある特定のステムエンドよりも前方に分割面があるので、噴射口の配置の自由度をより増大することができ、各ステムエンドおよび各ロッカアームの連動、連結部付近に潤滑油を噴射し易い位置に噴射口を配置することができる。
本発明の第の特徴によれば、油溝が、第1および第2連絡孔よりも幅広に形成されるので、第1および第2連絡孔の加工時に、仮に第1および第2連絡孔が油溝に対して斜めに傾斜する方向に延びるものであっても加工具が油溝と干渉し難くなり、穿孔加工が容易となる。
本発明の第の特徴によれば、環状油路を油溝に連通させる第1連絡孔が、ボルト挿通孔の中心軸線よりも車幅方向内方でシリンダヘッドに設けられるので、第1連絡孔がボルト挿通孔から車幅方向外側に出っ張って形成されることを回避し、第2連絡孔を形成することでシリンダヘッドが大型化することを回避することができる。
本発明の第の特徴によれば、油溝が、ボルト挿通孔の車幅方向外端よりも車幅方向内側に配置されるので、油溝がボルト挿通孔から車幅方向外側に出っ張って形成されることを回避し、シリンダヘッドの小型化を図ることができる。しかも油溝は上方に向かうにつれて車幅方向内方に位置するように形成され、油溝の下端部に第1連絡孔が連通され、油溝の上端部に第2連絡孔が連通されるので、第2連絡孔および噴射口を特定のステムエンドにより近づけて配置することができる。
さらに本発明の第の特徴によれば、車幅方向では吸気弁および排気弁とボルト挿通孔との間に在る噴射口が、吸気弁および排気弁よりも上方に配置されるので、吸気弁および排気弁に向けてより近い位置にある噴射口から潤滑油を噴射するようにして、ステムエンドを効果的に潤滑することができる。
自動二輪車の左側面図である。 図1の要部拡大図である。 図1の3ー3線断面図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 図4の6−6線矢視方向からシリンダヘッドを見た図である。 図3の7−7線断面図である。 図2の8−8線に沿うシリンダヘッドの断面図である。 図4の9−9線矢視方向からヘッドカバーを見た図である。 第2の実施の形態の図9に対応した図である。
本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお以下の説明で、前後、左右および上下は、自動二輪車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図9を参照しながら説明すると、先ず図1において、この車両は、乗車用シート16に座った乗員が足を載せるための低床式のフロア10を有するスクータ型自動二輪車であり、その車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11に連結される操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13から後下がりに延びるダウンチューブ14と、該ダウンチューブ14の下端部に前端部が接合される左右一対のサイドフレーム15…とを備える。
前記サイドフレーム15は、前記ダウンチューブ14の下端部から下方に垂下されるダウンフレーム部15aと、該ダウンフレーム部15aの下端部から前記フロア10の下方で後方に延びるロアフレーム部15bと、ロアフレーム部15bの後端から後上がりに延びる立ち上がりフレーム部15cと、立ち上がりフレーム部15cの上端から後方に延びるシートレール部15dとを一体に有し、単一のパイプが屈曲成形されて成る。
前記サイドフレーム15…におけるロアフレーム部15b…間にはフロア10で上方から覆われるようにして燃料タンク17が支持される。また前記サイドフレーム15…における立ち上がりフレーム部15c…およびシートレール部15d…間には、それらの立ち上がりフレーム部15c…およびシートレール部15d…で支持されるようにして収納ボックス18が配置されており、該収納ボックス18を覆う乗車用シート16が開閉可能として前記収納ボックス18に支持される。
図2を併せて参照して、前記サイドフレーム15…におけるロアフレーム部15b…および立ち上がりフレーム部15c…の連設部にはブラケット19が設けられる。このブラケット19には、内燃機関Eと、該内燃機関Eおよび後輪WR間に設けられる伝動装置M(図3参照)とで構成されるスイング式のパワーユニットPの前部がリンク機構20を介して上下に揺動可能に支承され、該パワーユニットPの後部右側に配置される後輪WRがパワーユニットPの後部に軸支され、左側の前記サイドフレーム15におけるシートレール部15dの後端部および前記パワーユニットPの後端部間にはリヤクッションユニット21が設けられる。
図3〜図5を併せて参照して、前記内燃機関Eの機関本体23は、車幅方向に延びる軸線を有するクランクシャフト24を回転自在に支承するクランクケース25と、わずかに前上がりに延びるシリンダ軸線Cを有して前記クランクケース25の前部に順次結合されるシリンダブロック26、シリンダヘッド27およびヘッドカバー28とを備える。
前記クランクシャフト24の一端部には、前記クランクケース25の右側方に配置される発電機29のロータ30が固定される。前記クランクケース25の右側面には、前記クランクケース25から右側に突出した前記クランクシャフト24を囲繞する筒部32aを有する支持部材32が結合されており、前記筒部32aの先端部に前記発電機29のステータ31が固定される。
前記クランクケース25の右側面には、前記発電機29の前記クランクケース25側半部を囲繞する支持筒33が一体に突設されており、該支持筒33に前記発電機29の残余の半部を覆う筒状の発電機カバー34が結合され、該発電機カバー34に、前記発電機29の外方に配置されるラジエータ35が支持される。また前記発電機29の前記ロータ30には、該発電機29および前記ラジエータ35間に配置される冷却ファン36が固定され、前記クランクシャフト24とともに回転する前記冷却ファン36によって前記ラジエータ35に冷却風を流通させることができる。
前記クランクケース25から左側に突出した前記クランクシャフト24の他端部には、前記伝動装置Mの一部を構成するベルト式無段変速機38のドライブプーリ39が設けられており、前記伝動装置Mを収容する伝動ケース40は、前記クランクケース25に連設されて該クランクケース25から後方に延出され、この伝動ケース40の後端部に前記後輪WRが軸支される。
前記シリンダブロック26には、前記クランクシャフト24に連接されるピストン41が摺動可能に嵌合されており、このピストン41の頂部を臨ませる燃焼室42が前記シリンダブロック26および前記シリンダヘッド27間に形成される。前記シリンダヘッド27の上方に臨む側壁には前記燃焼室42に通じ得る吸気ポート43が設けられ、前記シリンダヘッド27の下方に臨む側壁には前記燃焼室42に通じ得る排気ポート44が設けられる。
前記吸気ポート43には吸気装置45が接続されており、この吸気装置45は、前記機関本体23の後方かつ前記伝動ケース40の上方に配置されて該伝動ケース40で支持されるエアクリーナ46と、該エアクリーナ46に上流端が突入されるコネクティングチューブ47と、該コネクティングチューブ47の下流端に接続されるスロットルボディ48と、該スロットルボディ48および前記吸気ポート43間を結ぶ吸気管49とで構成され、吸気管49には燃料噴射弁50が付設される。
前記排気ポート44には排気装置51が接続されており、この排気装置51は、前記排気ポート44に上流端が接続されるとともに前記機関本体23の下方を通って前記後輪WRの右側方に延びる排気管52と、この排気管52の下流端に接続されて前記後輪WRの右側方に配置される排気マフラー(図示せず)とを備える。
また前記シリンダヘッド27の左側面には、先端部を前記燃焼室42内に臨ませる点火プラグ54が取付けられる。
前記吸気ポート43の前記燃焼室42への連通、遮断は、前記シリンダヘッド27に設けられるガイド筒55に摺動可能に嵌合されるステム57aを有する吸気弁57で切換えられ、前記排気ポート44の前記燃焼室42への連通、遮断は、前記シリンダヘッド27に設けられるガイド筒56に摺動可能に嵌合されるステム58aを有する排気弁58で切換えられ、吸気弁57および排気弁58は、弁ばね59,60でそれぞれ閉弁方向に付勢される。
図6を併せて参照して、前記シリンダヘッド27および前記ヘッドカバー28間には動弁室61が形成されており、この動弁室61に、前記吸気弁57および前記排気弁58を開閉駆動する動弁機構62が収容される。
前記動弁機構62は、前記クランクシャフト24の軸線と平行な軸線を有して前記吸気弁57および前記排気弁58間に配置されるカムシャフト63と、該カムシャフト63に設けられる吸気側カム64に従動して揺動するようにして前記吸気弁57のステムエンド57bに連動、連結される吸気側ロッカアーム66と、前記カムシャフト63に設けられる排気側カム65に従動して揺動するようにして前記排気弁58のステムエンド58bに連動、連結される排気側ロッカアーム67とを備える。
前記カムシャフト63は、前記シリンダヘッド27に回転可能に支承されており、前記吸気側ロッカアーム66および前記排気側ロッカアーム67は、前記シリンダヘッド27に固定的に支持される吸気側および排気側ロッカシャフト68,69に揺動自在に支持される。
前記吸気側ロッカアーム66および前記排気側ロッカアーム67は、それらのロッカアーム66,67の一端部に進退位置を調節可能として螺合されるタペットねじ70,71を前記吸気弁57および前記排気弁58のステムエンド57b,58bに当接させることでそれらのステムエンド57b,58bに連動、連結されるものであり、前記吸気側ロッカアーム67および前記排気側ロッカアーム68の他端部には、前記吸気側カム64および前記排気側カム65に転がり接触するローラ72,73が軸支される。
前記カムシャフト63には、前記クランクシャフト24からの回転動力が調時伝動装置74を介して伝達される。この調時伝動装置74は、前記クランクシャフト24に固定された駆動スプロケット75と、前記カムシャフト63に固定された被動スプロケット76とに、無端状のカムチェーン77が巻き掛けられて成るものであり、前記クランクケース25、前記シリンダブロック26および前記シリンダヘッド27には、前記カムチェーン77を走行させるカムチェーン室78が形成される。また前記カムシャフト63には、前記シリンダヘッド27の右側面に取付けられるウォータポンプ80のポンプ軸79が同軸にかつ相対回転不能に連結される。
図7において、前記クランクケース25の右側壁と、その右側壁に締結される前記支持部材32との間には、オイルポンプ81が収容される。前記クランクケース25の右側壁には、ポンプケース82がカバー板83を前記クランクケース25との間に挟むようにして締結されており、前記オイルポンプ81は、前記ポンプケース82および前記カバー板83間に形成されるポンプ室84内に、相互に噛合するアウターロータ85およびインナーロータ86が収容されて成り、前記ポンプケース82を液密にかつ回転自在に貫通するポンプ軸87に前記インナーロータ86が固定される。
前記ポンプケース82の外部で前記ポンプ軸87には被動ギヤ88が固定されており、この被動ギヤ88に噛合する駆動ギヤ89が前記調時伝動装置74の一部を構成する前記駆動スプロケット75に一体に設けられる。したがって前記ポンプ軸87には、前記クランクシャフト24からの回転動力が前記駆動ギヤ89および前記被動ギヤ88を介して伝達される。
前記クランクケース25内の下部には潤滑油を貯留する油室90が形成されており、この油室90の潤滑油が前記クランクケース25の下部に装着されたストレーナ91を介して前記オイルポンプ81に吸入される。またオイルポンプ81から吐出される潤滑油は、前記クランクシャフト24と平行に延びるようにして前記クランクケース25に設けられる第1油路92を介して前記クランクケース25の左側壁側に導かれる。
ところで前記シリンダヘッド27および前記シリンダブロック26は、複数の通しボルトで前記クランクケース25に締結されるものであり、この実施の形態では、複数の通しボルトである4本のスタッドボルト96,96,96,96Aが、クランクケース25にねじ込んで植設され、それらのスタッドボルト96…,96Aに螺合するナット97,97,97,97がシリンダヘッド27に当接、係合される。しかも前記スタッドボルト96…,96Aのうち最も左側かつ上方に配置される特定のスタッドボルト96Aの外周と、その特定のスタッドボルト96Aを挿通させるようにして前記シリンダブロック26および前記シリンダヘッド27に設けられるボルト挿通孔98の内周との間には、環状油路99が形成される。
図4に注目して、前記シリンダブロック26の前記クランクケース25に対する分割面94には、前記環状油路99に通じる第1の凹部95が設けられる。一方、前記クランクケース25の前記シリンダブロック26に対する分割面110には、前記分割面94,110間に介装されるガスケット111に設けられる第1の連通孔112を介して第1の凹部95に通じる第2の凹部113が設けられる。また前記クランクケース25の左側壁には、第1油路92を第2の凹部113に通じさせる第2油路93が設けられ、この第2油路93は、第2の凹部113から第1油路92間を直線状に結ぶように形成される。すなわち前記オイルポンプ81から吐出される潤滑油は、第1油路92、第2油路93、第2の凹部113、第1の連通孔112および第1の凹部95を経て前記環状油路99に導かれることになる。
また第1の連通孔112よりも孔径を小さくして前記ガスケット111に設けられる第2の連通孔114を介して第1の凹部95に通じる第3の凹部115が、前記クランクケース25の前記分割面110に設けられており、第3の凹部115に一端を通じさせる第3油路100が、前記クランクシャフト24およびクランクケース25間に潤滑油を供給すべく、前記クランクシャフト24を回転自在に支承するようにして前記クランクケース25の左側壁に設けられるジャーナル支持部25aに向かって一直線状に延びて前記クランクケース25の左側壁に設けられる。
図8を併せて参照して、前記クランクケース25側の前記オイルポンプ81から前記シリンダヘッド27側に供給される潤滑油を前記動弁機構62にその上方から噴射する噴射口103が、前記環状油路99よりも車幅方向内方で前記機関本体23に設けられるものであり、この実施の形態では、前記吸気弁57および前記排気弁58のステムエンド57b,58bのうち最上方にある特定のステムエンドである吸気弁58のステムエンド57bよりも前方かつ上方に配置されるようにして前記噴射口103がシリンダヘッド27に設けられる。
また前記シリンダヘッド27の前記ヘッドカバー28に対する分割面104の一部には、ヘッドカバー28側に向けて開放する油溝105が設けられ、前記クランクケース25側から前記シリンダヘッド27側に供給される潤滑油を前記油溝105に導く第1連絡孔106と、前記油溝105からの潤滑油を前記噴射口103に導く第2連絡孔107とが、前記シリンダヘッド27に設けられる。
前記シリンダヘッド27の前記ヘッドカバー28に対する前記分割面104は、少なくとも前記吸気弁57のステムエンド57bよりも前方に配置されており、しかも前記動弁機構62が備える吸気側および排気側ロッカアーム66,67のうち少なくとも吸気弁57のステムエンド57bに当接される吸気側ロッカアーム66よりも前方に前記分割面104が配置される。すなわち図4で示すように、前記分割面104の上端からの鉛直線Lよりも後方に、前記ステムエンド57bおよび吸気側ロッカアーム66が配置される。
また第1連絡孔106は、前記環状油路99を前記油溝105に連通させて環状油路99の潤滑油を油溝105に導くようにして前記ボルト挿通孔98の中心軸線CCよりも車幅方向内方で前記シリンダヘッド27に設けられる。また第1および第2連絡孔106,107の直径よりも大きく設定される幅溝d(図6参照)を有する前記油溝105が、前記ボルト挿通孔98の車幅方向外端よりも車幅方向内側に配置されるともに上方に向かうにつれて車幅方向内方に位置するように形成され、前記油溝105の下端部に第1連絡孔106が連通され、前記油溝105の上端部に第2連絡孔107が連通される。
また前記油溝105の車幅方向内側端と前記噴射口103とが、図6で明示するように、車幅方向では前記吸気弁57および前記排気弁58と前記ボルト挿通孔98との間であって、前記吸気弁57および前記排気弁58よりも上方に配置される。
しかも前記油溝105の開放端は、図4で明示するように、前記ヘッドカバー28で閉じられるものであり、前記シリンダヘッド27および前記ヘッドカバー28間に介装されるガスケット108には、図9で示すように、前記油溝105の周囲を囲繞するように無端状に連なる油溝シール部108aが形成される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、シリンダヘッド27のヘッドカバー28に対する分割面104の一部に油溝105が設けられ、前記シリンダヘッド27に、吸気弁57および排気弁58のステムエンド57b,58bのうち最上方にある吸気弁57のステムエンド57bよりも上方に配置される噴射口103と、クランクケース25側から前記シリンダヘッド27側に供給される潤滑油を前記油溝105に導く第1連絡孔106と、前記油溝105からの潤滑油を前記噴射口103に導く第2連絡孔107とが設けられるので、シリンダヘッド27の周壁に設けた噴射口103から動弁機構62に向けて潤滑油を容易に噴射することができる。またヘッドカバー28側に潤滑油通路を設けることを不要としてヘッドカバー28に潤滑油通路を形成するための穿孔加工を施すことを不要とすることができ、生産性の向上を図ることができるとともにヘッドカバー28の小型化を図ることができる。また油溝105の開放端側から第1および第2連絡孔106,107の穿孔加工を容易に行うことができる。
また油溝105の開放端がヘッドカバー28で閉じられるので、第1および第2連絡孔106,107を形成するための穿孔加工によって不要な開口端が形成されることはなく、不要な開口端をコーンプラグ等の専用の栓部材で不要な開口端に栓をする必要もないので、構造を簡素化することも可能である。しかも油溝105の周囲が、前記シリンダヘッド27および前記ヘッドカバー28間に介装されるガスケット108の油溝シール部108aで囲繞されるので、油溝105から潤滑油がシリンダヘッド27内または外部に洩れることを防止し、潤滑油を噴射口103に効率よく導くことができる。
またシリンダヘッド27から動弁機構62への潤滑が可能となるように、前記分割面104が、少なくとも前記吸気弁57のステムエンド57bよりも前方に配置されるので、噴射口103の配置の自由度を高めることができる。しかも動弁機構62が備える吸気側および排気側ロッカアーム66,67のうち少なくとも前記吸気弁57のステムエンド57bに当接される吸気側ロッカアーム66よりも前方に前記分割面104が配置されるので、噴射口103の配置の自由度をより増大することができ、各ステムエンド57b,58bおよび各ロッカアーム66,67の連動、連結部付近に潤滑油を噴射し易い位置に噴射口103を配置することができる。
また前記油溝105の溝幅dが、第1および第2連絡孔106,107の直径よりも大きく設定されるので、第1および第2連絡孔106,107の加工時に、仮に第1および第2連絡孔106,107が油溝105に対して斜めに傾斜する方向に延びるものであっても加工具が油溝105と干渉し難くなり、穿孔加工が容易となる。
また特定のスタッドボルト96Aの外周と、その特定のスタッドボルト96Aを挿通させるようにしてシリンダブロックおよびシリンダヘッド27に設けられるボルト挿通孔98の内周との間に、クランクケース25側からの潤滑油を流通させる環状油路99が形成され、第1連絡孔106が、前記環状油路99を前記油溝105に連通させるようにして前記ボルト挿通孔98の中心軸線CCよりも車幅方向内方で前記シリンダヘッド27に設けられるので、第1連絡孔106がボルト挿通孔98から車幅方向外側に出っ張って形成されることを回避し、第2連絡孔107を形成することでシリンダヘッド27が大型化することを回避することができる。
また前記油溝105が、前記ボルト挿通孔98の車幅方向外端よりも車幅方向内側に配置されるので、油溝105がボルト挿通孔98から車幅方向外側に出っ張って形成されることを回避し、シリンダヘッド27の小型化を図ることができる。しかも油溝105は上方に向かうにつれて車幅方向内方に位置するように形成され、油溝105の下端部に第1連絡孔106が連通され、油溝105の上端部に第2連絡孔107が連通されるので、第2連絡孔107および噴射口103を吸気弁57のステムエンド57bにより近づけて配置することができる。
さらに前記噴射口103が、車幅方向では前記吸気弁57および前記排気弁58と前記ボルト挿通孔98との間であって、前記吸気弁57および前記排気弁58よりも上方に配置されるので、吸気弁57および排気弁58に向けてより近い位置にある噴射口103から潤滑油を噴射するようにして、ステムエンド57b,58bを効果的に潤滑することができる。
本発明の第2の実施の形態として、図10で示すように、シリンダヘッド27およびヘッドカバー28間に介装されるガスケット109が有する蓋部109aで油溝105の開放端が閉じられるようにしてもよく、このようにしても上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
23・・・機関本体
25・・・クランクケース
26・・・シリンダブロック
27・・・シリンダヘッド
28・・・ヘッドカバー
57・・・吸気弁
57b・・・吸気弁のステムエンド
58・・・排気弁
58b・・・排気弁のステムエンド
61・・・動弁室
62・・・動弁機構
66,67・・・ロッカアーム
96,96A・・・通しボルトであるスタッドボルト
98・・・ボルト挿通孔
99・・・環状油路
103・・・噴射口
104・・・分割面
105・・・油溝
106・・・第1連絡孔
107・・・第2連絡孔
108,109・・・ガスケット
C・・・シリンダジ軸線
CC・・・ボルト挿通孔の中心軸線
d・・・油溝の溝幅

Claims (8)

  1. クランクケース(25)と、該クランクケース(25)の前部にシリンダ軸線(C)を前上がりに傾斜させて順次結合されるシリンダブロック(26)、シリンダヘッド(27)およびヘッドカバー(28)とを有する機関本体(23)が車両に搭載され、前記シリンダヘッド(27)に配設される吸気弁(57)および排気弁(58)を開閉駆動する動弁機構(62)が、前記シリンダヘッド(27)および前記ヘッドカバー(28)間に形成される動弁室(61)に収容され、前記クランクケース(25)側から前記シリンダヘッド(27)側に供給される潤滑油を前記動弁機構(62)にその上方から噴射する噴射口(103)が前記機関本体(23)に設けられる車両用内燃機関において、
    前記シリンダヘッド(27)および前記シリンダブロック(26)を前記クランクケース(25)に締結するための複数の通しボルト(96,96A)の1つである特定の通しボルト(96A)の外周と、その特定の通しボルト(96A)を挿通させるようにして前記シリンダヘッド(27)に設けられるボルト挿通孔(98)の内周との間に、前記クランクケース(25)側からの潤滑油を流通させる環状油路(99)が形成され、
    前記シリンダヘッド(27)から前記動弁機構(62)への潤滑が可能となるように、前記シリンダヘッド(27)の前記ヘッドカバー(28)に対する分割面(104)が、少なくとも前記吸気弁(57)および前記排気弁(58)のステムエンド(57b,58b)のうち最上方にある特定のステムエンド(57b)よりも前方に配置されて、その分割面(104)の一部前記ヘッドカバー(28)側に向けて開放する油溝(105)が設けられ、
    前記シリンダヘッド(27)に、前記特定のステムエンド(57b)よりも上方に配置される前記噴射口(103)と、前記環状油路(99)の潤滑油を前記油溝(105)に導く第1連絡孔(106)と、前記油溝(105)からの潤滑油を前記環状油路(99)よりも車幅方向内方に設けられた前記噴射口(103)に導く第2連絡孔(107)とが設けられることを特徴とする車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
  2. 前記ヘッドカバー(28)で開放端が閉じられる前記油溝(105)の周囲が、前記シリンダヘッド(27)および前記ヘッドカバー(28)間に介装されるガスケット(108)で囲繞されることを特徴とする請求項1記載の車両用内燃機関における潤滑供給構造。
  3. 前記油溝(105)の開放端が、前記シリンダヘッド(27)および前記ヘッドカバー(28)間に介装されるガスケット(109)で閉じられることを特徴とする請求項1記載の車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
  4. 前記動弁機構(62)は、前記吸気弁(57)および前記排気弁(58)のステムエンド(57b,58b)にそれぞれ連動、連結されるロッカアーム(66,67)を備え、それらのロッカアーム(66,67)のうち少なくとも前記特定のステムエンド(57b)に当接されるロッカアーム(66)よりも前方に前記分割面(104)が配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
  5. 前記油溝(105)の溝幅(d)が、前記第1および第2連絡孔(106,107)の直径よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
  6. 前記第1連絡孔(106)が、前記ボルト挿通孔(98)の中心軸線(CC)よりも車幅方向内方で前記シリンダヘッド(27)に設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
  7. 前記油溝(105)が、前記ボルト挿通孔(98)の車幅方向外端よりも車幅方向内側に配置されるともに上方に向かうにつれて車幅方向内方に位置するように形成され、前記油溝(105)の下端部に第1連絡孔(106)が連通され、前記油溝(105)の上端部に第2連絡孔(107)が連通されることを特徴とする請求項記載の車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
  8. 前記噴射口(103)が、車幅方向では前記吸気弁(57)および前記排気弁(58)と前記ボルト挿通孔(98)との間であって、前記吸気弁(57)および前記排気弁(58)よりも上方に配置されることを特徴とする請求項または記載の車両用内燃機関における潤滑油供給構造。
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