JP6286746B2 - エンジンのオイル供給構造 - Google Patents

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この発明は、エンジンのオイル供給構造に関するものである。
車両に採用されるエンジンの多くは、クランクケースに設けられたオイルポンプによってオイルパン内のオイルを吸い上げ、クランクケースやシリンダブロックに形成されたオイル供給路を通して、エンジンの潤滑や冷却に必要な部位にオイルを供給する。
また、エンジンにおいて、ピストンの裏面側にオイルを直接連続的に噴射することにより、ピストンを効率よく冷却するオイルジェットが採用されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のエンジンは、クランクケースが、クランク軸と交差する分割面で分割された左右一対のケース半体によって構成され、一対のケース半体が接続されたクランクケースの上部にシリンダ部が結合されている。オイルポンプは、クランクケース内のクランク軸の下方位置に配置されており、オイルポンプから吐出されたオイルは、左右のケース半体の接合部と、クランクケースとシリンダ部との接合部とを経由して、クランク軸やカム軸、オイルジェット等に供給される。
特開2008−274772号公報
しかし、上記従来のエンジンは、オイルポンプの吐出部から、左右のケース半体の接合部と、クランクケースとシリンダ部との接合部とを経由して、その途中で複数の流路に分岐した後にオイルジェットに至るオイル供給構造とされている。このため、上記従来のエンジンにおいては、オイルポンプからオイルジェットに至るオイル供給路が長く複雑になることから、高圧のオイルを効率良くオイルジェットに供給することが難しい。
そこでこの発明は、オイルポンプからオイルジェットに至るオイル供給路を短く単純な構造にできるようにして、オイルジェットに高圧のオイルを効率良く供給することができるエンジンのオイル供給構造を提供しようとするものである。
この出願の一の発明に係るエンジンのオイル供給構造は、上記課題を解決するために、クランク軸(10)を回転自在に支持し、前記クランク軸(10)と交差する分割面で分割された一対のケース半体(11R,11L)を相互に接合して成るクランクケース(11)と、前記クランクケース(11)に結合され、ピストン(16)を摺動自在に保持するシリンダ部(12)と、前記一対のケース半体(11R,11L)のうちの一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に取り付けられるケースカバー(30)と、貯留されたオイルを吐出するオイルポンプ(50)と、前記一方のケース半体(11R)に取り付けられ、前記オイルポンプ(50)から吐出されたオイルを前記ピストン(16)に向けて噴射するオイルジェット(70)と、を備えたエンジンのオイル供給構造において、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)と前記オイルジェット(70)を連通するオイルジェット用オイル供給路(72)が設けられ、前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に沿って前記クランク軸(10)の下方側から上方側の前記シリンダ部(12)の直下位置の近傍にわたって形成され、前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)の壁部のうちの前記クランク軸(10)の前方側にオフセットした位置に略上下方向に沿って直線状に形成され、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)に接続される連通孔(42)と、前記一方のケース半体(11R)の前記軸方向外側の端面(11Rb)のうちの前記クランク軸(10)の前方から上方に向かう領域に略円弧状に形成され、前記連通孔(42)と前記オイルジェット(70)とを接続する円弧溝(45)と、を備え、前記円弧溝(45)の前記連通孔(42)との接続部(45a)は、溝深さが他の部位に比較して深く形成されるようにした。
これにより、オイルポンプから吐出されたオイルは、一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に沿うように、クランク軸(10)の下方側から上方側のシリンダ部(12)の直下位置の近傍に向かって流れ、オイルジェット(70)に供給される。
また、この場合、オイルジェット用オイル供給路(72)が、一方のケース半体(11R)の壁部に形成された直線状の連通孔(42)と、一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に形成された略円弧状の円弧溝(45)と、によって主に構成されるため、オイルジェット用オイル供給路(72)を比較的簡単な加工によって容易に形成することができる。
さらに、この場合、円弧溝(45)の溝深さの深い接続部(45a)と連通孔(42)が交差するように連通孔(42)を直線的に加工すれば良いため、オイルジェット用オイル供給路(72)を容易に形成することができる。また、円弧溝(45)の接続部(45a)の深さを緩やかに増大させるようにすれば、通路孔(42)から円弧溝(45)に向かうオイルの流れが円滑になり、オイルジェット用オイル供給路(72)における通路抵抗を低減することが可能になる。
この出願の他の発明に係るエンジンのオイル供給構造は、クランク軸(10)を回転自在に支持し、前記クランク軸(10)と交差する分割面で分割された一対のケース半体(11R,11L)を相互に接合して成るクランクケース(11)と、前記クランクケース(11)に結合され、ピストン(16)を摺動自在に保持するシリンダ部(12)と、前記一対のケース半体(11R,11L)のうちの一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に取り付けられるケースカバー(30)と、貯留されたオイルを吐出するオイルポンプ(50)と、前記一方のケース半体(11R)に取り付けられ、前記オイルポンプ(50)から吐出されたオイルを前記ピストン(16)に向けて噴射するオイルジェット(70)と、を備えたエンジンのオイル供給構造において、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)と前記オイルジェット(70)を連通するオイルジェット用オイル供給路(72)が設けられ、前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に沿って前記クランク軸(10)の下方側から上方側の前記シリンダ部(12)の直下位置の近傍にわたって形成され、前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)の壁部のうちの前記クランク軸(10)の前方側にオフセットした位置に略上下方向に沿って直線状に形成され、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)に接続される連通孔(42)と、前記一方のケース半体(11R)の前記軸方向外側の端面(11Rb)のうちの前記クランク軸(10)の前方から上方に向かう領域に略円弧状に形成され、前記連通孔(42)と前記オイルジェット(70)とを接続する円弧溝(45)と、を備え、前記円弧溝(42)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面に配置されるガスケット(40)とともに前記オイルジェット用オイル供給路(72)の一部を形成するようにした。
この場合、オイルジェット用オイル供給路(72)が、一方のケース半体(11R)の壁部に形成された直線状の連通孔(42)と、一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に形成された略円弧状の円弧溝(45)と、によって主に構成されるため、オイルジェット用オイル供給路(72)を比較的簡単な加工によって容易に形成することができる。
前記オイルポンプ(50)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に取り付けられ、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)は、前記クランクケース(11)の軸方向視で前記連通孔(42)とラップする位置に配置されることが好ましい。
この場合、オイルポンプ(50)の吐出部(50b)と連通孔(42)を接続するために一方のケース半体(11R)に形成する孔の長さを最短長さとすることができる。
前記オイルポンプ(50)と、前記オイルポンプ(50)の上流側に配置されるオイルストレーナ(62)と、前記オイルジェット用オイル供給路(72)と、前記オイルジェット(70)とは、前記クランクケース(11)の軸方向視で、前記クランク軸(10)を支持するクランクベアリング(33)の後端を通る鉛直線(P)よりも前方側に集約して配置されるようにしても良い。
この場合、オイルストレーナ(62)からオイルジェット(70)に至る通路がクランクケース(11)の前方側に集約されて配置されることになり、エンジン全体のコンパクト化と通路抵抗の低減を図ることが可能になる。
前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)には、エンジンの他のオイル供給部にオイルを供給するメイン通路(71)と、前記オイルジェット用オイル供給路(72)が並列に接続されるようにしても良い。
この場合、オイルジェット用オイル供給路(72)がオイルポンプ(50)の吐出部(50b)でメイン通路(71)と分岐するため、オイルジェット用オイル供給路(72)に供給されるオイルの圧力がエンジンの他のオイル供給部の圧力の影響を受けにくくなる。
前記メイン通路(71)は、前記ケースカバー(30)から前記一方のケース半体(11R)にかけて形成され、前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)に形成されることが望ましい。
この場合、オイルジェット用オイル供給路(72)の長さが短くなる通路構造を容易に形成することが可能になる。
前記メイン通路(71)の一部は、前記一方のケース半体(11R)と前記ケースカバー(30)の接合部に介装されるガスケット(40)によって前記オイルジェット用オイル供給路(72)と仕切られ、当該オイルジェット用オイル供給路(72)の一部と並設されることが望ましい。
この場合、一方のケース半体(11R)とケースカバー(30)の接合部間に、ガスケット(40)を利用して、オイルジェット用オイル供給路(72)とメイン通路(71)の一部を容易に形成することができる。
この発明によれば、オイルジェット用オイル供給路が、一方のケース半体の軸方向外側の端面に沿ってクランク軸の下方側から上方側のシリンダ部の直下位置の近傍にわたって形成されているため、オイルジェット用オイル供給路が短く単純な構造となる。したがって、この発明によれば、オイルジェットに高圧のオイルを効率良く供給することができる。
この発明の一実施形態に係るパワーユニットの右側面図である。 この発明の一実施形態に係るパワーユニットの左側面図である。 この発明の一実施形態に係るパワーユニットの図1のIII−III断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態に係る右側のケース半体の左側面図である。 この発明の一実施形態に係る右側のケース半体の右側面図である。 この発明の一実施形態に係る右側のケース半体のガスケットとオイルポンプを取り付けた右側面図である。 この発明の一実施形態に係る左側のケース半体の右側面図である。 この発明の一実施形態に係るパワーユニットの図5のVIII−VIII断面に対応する断面図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1,図2は、自動二輪車名等の車両に搭載されるパワーユニットPUの右側面と左側面である。また、図3は、パワーユニットPUにおける図1のIII−III断面に対応する断面図である。なお、図中の適所には、車両搭載状態におけるパワーユニットPUの向きを示すために、車両前方を指す矢印FR、車両上方を指す矢印UP、車両左側方を指す矢印LHを記している。
パワーユニットPUは、エンジンEの駆動回転を変速機Mによって変速し、その出力を、伝達機構を介して後輪Wrに伝達する。この実施形態においては、エンジンEと変速機Mが共通のクランクケース11内に収容されて、パワーユニットPUとして一体に形成されている。なお、以下のパワーユニットPUの説明における前後左右等の向きは、特別に断らない限り、パワーユニットPUを車両に搭載したときにおける向きと同一とする。
パワーユニットPUは、クランク軸10を回転自在に支持するクランクケース11と、クランクケース11の前側上部から斜め上方に突出するシリンダ部12と、を備えている。クランクケース11は、変速機Mの変速機ケースを兼ね、前部側にクランク軸10が配置されるとともに、そのクランク軸10の後方側に変速機Mのメイン軸13とカウンタ軸14とがクランク軸10と平行に配置されている。メイン軸13とカウンタ軸14は、クランクケース11に回転自在に支持されている。カウンタ軸14は、図3に示すようにクランクケース11の左側壁を外側に貫通し、その貫通した端部に動力取り出し用のスプロケット15が取り付けられている。スプロケット15には、チェーン9が掛け回され、そのチェーン9を通して後輪Wrに動力を伝達するようになっている。
シリンダ部12は、ピストン16を進退自在に収容するシリンダボア17aを有するシリンダブロック17と、シリンダブロック17の上部に取り付けられ、ピストン16の頂面との間で燃焼室7を形成するシリンダヘッド18と、シリンダヘッド18の上部に取り付けられるヘッドカバー19と、を備えている。シリンダヘッド18は、シリンダブロック17の上部に重ねられ、シリンダブロック17とともにクランクケース11の上面に締結固定されている。
なお、この実施形態のエンジンEは空冷式の単気筒エンジンであり、シリンダブロック17には単一のシリンダボア17aが設けられている。
ピストン16は、コネクティングロッド23を介してクランク軸10に連動可能に連結されており、燃焼室7での爆発に伴うピストン16の進退動作をクランク軸10に回転動作として伝達する。なお、図3中の符号8は、燃焼室7に臨んで設けられた点火プラグである。
シリンダヘッド18には、図示しない吸気口と排気口が形成されるとともに、これらの吸気口と排気口を開閉する図示しない吸気弁と排気弁とが取り付けられている。吸気口には、図1に示すように、エンジンEの吸気系を構成するインレットパイプ6が接続されている。排気口には、エンジンEの排気系を構成する図示しないエキゾーストパイプが接続されている。また、図3に示すように、シリンダヘッド18とヘッドカバー19の間には、吸気弁と排気弁を開閉する動弁機構21が設けられている。図3中の符号22は、動弁機構21の動弁カムを作動するためのカム軸である。カム軸22は、タイミングチェーン5を介してクランク軸10に連動可能に接続されている。
クランクケース11は、図3に示すように、クランク軸10と直交する分割面11La,11Raを境にして左右に分割された一対のケース半体11L,11Rによって構成されている。左右のケース半体11L,11Rは、分割面11La,11Raを突き合わせた状態において、図示しない複数のボルトによって締結固定されている。右側のケース半体11R(一方のケース半体)の右側部には、ケース半体11Rとの間に閉空間を形成するケースカバー30が取り付けられている。
図3に示すように、クランク軸10の右側の端部は右側のケース半体11Rの側壁を貫通し、その貫通した端部領域には、変速機Mのメイン軸13に動力を伝達するためのプライマリドライブギヤ24が取り付けられている。また、クランク軸10の左側の端部は左側のケース半体11Lの側壁を貫通し、その貫通した端部には、発電機25のロータが取り付けられている。
また、変速機Mのメイン軸13の右側の端部は右側のケース半体11Rの側壁を貫通している。右側のケース半体11Rを貫通したメイン軸13の端部には、クランク軸10側のプライマリドライブギヤ24と噛合するプライマリドリブンギヤ26と、外部からの操作によって動力の断接を行うクラッチ27が支持されている。プライマリドリブンギヤ26は、メイン軸13に回転自在に支持されており、クラッチ27は、プライマリドリブンギヤ26とメイン軸13の間の動力伝達経路に介装されている。クラッチ27は、プライマリドリブンギヤ26とメイン軸13との間の動力の伝達と遮断を外部からの操作によって適宜切り換えることができる。
変速機Mのメイン軸13とカウンタ軸14には、複数の変速歯車から成るメインギヤ群m1とカウンタギヤ群m2とが設けられている。変速機Mは、図示しないチェンジ機構の操作によってメインギヤ群m1とカウンタギヤ群m2の変速歯車が選択され、それによってニュートラルを含む任意の変速ギヤ段(ギヤポジション)が設定される。したがって、変速機Mは、こうして変速ギヤ段が設定された状態において、クランク軸10の回転動力がクラッチ27を介してメイン軸13に伝達されると、その回転動力を設定比に変速してカウンタ軸14から外部に出力する。
なお、図3中の符号28は、キック始動時にクランク軸10を回転させるためのキック軸である。
図4は、右側のケース半体11Rの左側面図(分割面11Ra側から見た図)であり、図5は、右側のケース半体11Rの右側面図(軸方向外側の端面11Rb側から見た図)である。また、図6は、軸方向外側の端面11Rbにガスケット40とオイルポンプ50を取り付けた右側のケース半体11Rの右側面図であり、図7は、左側のケース半体11Lの右側面図(分割面11La側から見た側面図)である。
クランクケース11の底部のクランク軸10の下方位置には、右側のケース半体11Rと左側のケース半体11Lとに跨ってオイルパン60が形成されている。オイルパン60には、エンジンEを含むパワーユニットPU内の各部に供給するオイルが貯留される。右側のケース半体11Rのオイルパン60の下方位置には、オイルパン60とオイルポンプ50の吸入部50aを接続する吸入通路61が形成されている。吸入通路61の上流側には、オイルポンプ50に吸い入れるオイルを濾過するためのオイルストレーナ62が介装されている。
図8は、パワーユニットPUの図5のVIII−VIII断面に対応する断面図である。
オイルポンプ50は、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbのうちの、クランク軸10の挿通部の下方に設けられたポンプ設置ベース63(図5参照)に取り付けられている。オイルポンプ50は、例えば、トロコイドポンプ等によって構成され、ポンプ設置ベース63に軸方向外側から取り付けられている。オイルポンプ50は、図8に示すように、クランク軸10から動力を受けて回転するポンプ本体部51がポンプハウジング52に収容されている。ポンプハウジング52には、右側のケース半体11Rの吸入通路61からポンプ本体部51にオイルを吸い入れる上記の吸入部50aと、吸い上げたオイルをポンプ本体部51から外部に吐出する吐出部50bと、が設けられている。
この実施形態に係るエンジンEは、右側のケース半体11Rの内側のシリンダブロック17との接続部の近傍に、ピストン16の裏面側に冷却用のオイルを連続的に噴射するためのオイルジェット70が設置されている。オイルジェット70は、シリンダボア17a内に指向するように屈曲したノズルによって構成され、オイルポンプ50から圧送されたオイルをノズルの先端からピストン16の裏面に噴射する。
オイルポンプ50の吐出部50bは、クランク軸10回りの潤滑必要部位や、シリンダ部12のカム軸22回りやミッション軸(メイン軸13、カウンタ軸14)回りの潤滑必要部位等にオイルを供給するためのメイン通路71と、オイルジェット70にオイルを供給するためのオイルジェット用オイル供給路72に接続されている。
オイルポンプ50の吐出部50bは、図8に示すように、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbに対向する側と、ケースカバー30の内壁に対向する側とに開口している。吐出部50bの右側のケース半体11R側に開口する部分は、オイルジェット用オイル供給路72に接続され、吐出部50bのケースカバー30側に開口する部分は、メイン通路71に接続されている。
図5に示すように、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbの外周縁部には、ケースカバー30の外周縁部がガスケット40を介して密閉状態で接合される平坦な接合面41が設けられている。また、右側のケース半体11Rのうちの、クランク軸10の挿通部よりも前方側の前側の壁部には、略上下方向に沿うように直線状の連通孔42が孔あけ加工によって形成されている。連通孔42は、右側のケース半体11Rの底部側から孔あけされ、底部側の端部が孔あけ加工の後に盲蓋43によって閉塞されている。右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbには、オイルポンプ50の吐出部50bと連通孔42の中途部とを接続する接続孔44が形成されている。接続孔44は、連通孔42と交差するようにクランクケース11の軸方向に沿って穿設され、オイルポンプ50の吐出部50bは、クランクケース11の軸方向視で連通孔42とラップするように配置されている。
なお、連通孔42の上端部は、クランク軸10の前方側のクランク軸10の軸心とほぼ同高さ位置まで延び、連通孔42の接続孔44との接続位置から連通孔42の上端部にわたる領域は、右側のケース半体11Rの接合面41の前側領域よりも後方側に位置されている。
また、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbのうちの、クランク軸10の前方から上方に向かう領域には、右側のケース半体11Rの外周の接合面41に略沿うように、接合面41の内側に略円弧状の円弧溝45が形成されている。円弧溝45の前部下端は、連通孔42の上端部に接続されており、円弧溝45の後部上端側領域には、オイルジェット70のノズルに接続される貫通孔46が形成されている。円弧溝45は、前部下端位置を除く長手方向のほぼ全域が略一定深さに形成されている。円弧溝45の前部下端位置は、図8に示すように、他の部位に比較して深く形成され、その最深部位置で連通孔42の上端部と接続されている。この円弧溝45の前部下端の最深部は、連通孔42との接続部45aであるが、この接続部45aの深さは連通孔42に向かって緩やかに深くなっている。
右側のケース半体11Rの円弧溝45の前面側は、図6,図8に示すように、ケース半体11Rとケースカバー30の間に介装されるガスケット40によって閉塞される。こうしてガスケット40によって前面側を閉塞された円弧溝45は、連通孔42とともに、オイルポンプ50の吐出部50bとオイルジェット70を接続するオイルジェット用オイル供給路72を形成する。連通孔42と円弧溝45を主として構成されたオイルジェット用オイル供給路72は、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbに沿って、クランク軸10の下方側から上方側のシリンダ部12の直下位置の近傍にわたって形成されることになる。
図6において、符号33は、クランクケース11に取り付けられてクランク軸10を回転自在に支持するクランクベアリングである。
この実施形態に係るエンジンE(パワーユニットPU)では、オイルストレーナ62と、オイルポンプ50と、オイルジェット用オイル供給路72と、オイルジェット70とが、クランクケース11の軸方向視で、クランクベアリング33の後端を通る鉛直線Pよりも前方側に集約して配置されている。
図8に示すように、ケースカバー30の壁部には、オイルポンプ50の吐出部50bから吐出されたオイルをクランク軸10の周域と内部の通路とに供給するクランク側潤滑通路35が形成されている。
また、図5に示すように、右側のケース半体11Rの前部側上縁部のシリンダ部12の軸心位置よりも若干後方側位置には、シリンダ部12のカム軸22回りにオイルを供給するシリンダ部側潤滑通路36の通路孔36aが開口している。さらに、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbのうちの前部側の上縁部には、一端がシリンダ部側潤滑通路36の通路孔36aに連通し、その一端から後方側に向かって延出する通路溝37が形成されている。通路溝37の他端部には、右側のケース半体11Rを内側の分割面11Raに向かって貫通する貫通孔38が連通している。貫通孔38は、右側のケース半体11Rと左側のケース半体11Lの分割面11Ra,11Laに跨って形成された接続路39(図4,図7,図8参照)を介して、左側のケース半体11L側のミッション側潤滑通路48に接続されている。ミッション側潤滑通路48は、メイン軸13回りやカウンタ軸14回りにオイルを供給する。
ここで、ケースカバー30には、図8に示すように、クランク側潤滑通路35から分岐する分岐通路孔56が設けられ、その分岐通路孔56の端部が、ケースカバー30のケース半体11R側の端面に形成された誘導溝57に連通している。誘導溝57は、ケースカバー30とケース半体11Rの間にガスケット40が介在される領域に臨んで形成されている。具体的には、誘導溝57は、ケースカバー30の端面のうちの、右側のケース半体11Rの円弧溝45と、通路溝37の一端部(シリンダ部側潤滑通路36の通路孔36a)とに、ガスケット40を挟んで対向する領域に形成されている。このため、誘導溝57は、ガスケット40との間で通路を形成する。
なお、誘導溝57は、エンジンE内の潤滑必要部位にオイルを供給するメイン通路71の一部を構成しているが、メイン通路71の一部である誘導溝57は、右側のケース半体11Rの円弧溝45とガスケット40を挟んで対向しているため、オイルジェット用オイル供給路72の一部と併設されている。
また、図6に示すように、ガスケット40のうちの、右側のケース半体11Rの通路溝37の一端部に対向する領域には貫通孔58が形成されている。このため、誘導溝57とガスケット40に囲まれて形成された通路は、貫通孔58を通して、シリンダ部側潤滑通路36と通路溝37に連通している。
この実施形態においては、ケースカバー30側に形成されたクランク側潤滑通路35と、右側のケース半体11Rからシリンダ部12にかけて形成されたシリンダ部側潤滑通路36と、左側のケース半体11Lに形成されたミッション側潤滑通路48と、これらを接続する通路とがメイン通路71を構成している。
以上のように、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造では、オイルポンプ50の吐出部50bとオイルジェット70を連通するオイルジェット用オイル供給路72が設けられ、オイルジェット用オイル供給路72が、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbに沿ってクランク軸10の下方側から上方側のシリンダ部12の直下位置の近傍にわたって形成されている。このため、オイルポンプ50から吐出された高圧のオイルを、構造が単純で通路長の短いオイルジェット用オイル供給路72を通してオイルジェット70に効率良く供給することができる。
また、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造は、右側のケース半体11Rの壁部のクランク軸10の前方側位置に上下方向に直線状形成された連通孔42と、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbに形成された円弧溝45と、を主としてオイルジェット用オイル供給路72が構成されている。このため、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造を採用した場合には、右側のケース半体11Rに対する比較的簡単な加工によってオイルジェット用オイル供給路72を容易に形成することができる。
さらに、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造では、円弧溝45の一端側の溝深さが円弧溝45の他の部位に比較して深く形成され、その深く形成された部位が連通孔42との接続部45aとされている。このため、この構造を採用した場合には、溝深さの深い円弧溝45の接続部45aの位置に向かって連通孔42を直線的に穿設することによって、連通孔42と円弧溝45とを容易に導通させることができ、オイルジェット用オイル供給路72をより容易に形成することができる。
また、この実施形態の場合、円弧溝45の一端側の接続部45aの溝深さが緩やかに増大するように形成されているため、オイルジェット用オイル供給路72の通路抵抗を低減できるという利点がある。
また、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造においては、オイルポンプ50が、右側のケース半体11Rの軸方向外側の端面11Rbに取り付けられ、オイルポンプ50の吐出部50bがクランクケース11の軸方向視で連通孔42とラップする位置に配置されている。このため、この実施形態に係るオイル供給構造を採用した場合には、オイルポンプ50の吐出部50bと連通孔42を接続する接続孔44の長さを最短長さにすることができ、接続孔44の加工も容易になる。
また、この実施形態に係るエンジンE(パワーユニットPU)においては、オイルストレーナ62と、オイルポンプ50と、オイルジェット用オイル供給路72と、オイルジェット70とが、クランクケース11の軸方向視で、クランクベアリング33の後端を通る鉛直線Pよりも前方側に集約して配置されている。このため、この構造を採用した場合には、オイルジェット70に対するオイルの供給系全体がエンジンEの前部側にコンパクトに配置されることになり、エンジンE全体のコンパクト化と通路抵抗の低減を図ることが可能になる。
さらに、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造においては、オイルポンプ50の吐出部50bに対し、エンジンE内の他のオイル供給部にオイルを供給するメイン通路71と、オイルジェット用オイル供給路72とが並列に接続されている。したがって、この実施形態に係るオイル供給構造を採用した場合には、オイルジェット用オイル供給路72に供給されるオイルの圧力がエンジンEの他のオイル供給部の圧力の影響を受けにくくなり、オイルジェット70にオイルを安定して噴射することが可能になる。
また、この実施形態に係るエンジンのオイル供給構造では、エンジンEの他のオイル供給部にオイルを供給するメイン通路71が、ケースカバー30から右側のケース半体11Rにかけて形成され、オイルジェット用オイル供給路72が右側のケース半体11Rに形成されている。このため、この実施形態に係るオイル供給構造を採用することにより、オイルジェット用オイル供給路72の通路長が短くなる通路構造を、ケースカバー30と右側のケース半体11Rとに容易に形成することができる。
特に、この実施形態においては、メイン通路71の一部が、右側のケース半体11Rとケースカバー30の接合部に介装されるガスケット40によってオイルジェット用オイル供給路72と仕切られ、オイルジェット用オイル供給路72の一部と並設されている。このため、この構造を採用することにより、ガスケット40を利用して、オイルジェット用オイル供給路72とメイン通路71の一部を狭いスペースに集約して配置することができるとともに、オイルジェット用オイル供給路72とメイン通路71を容易に形成することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
また、上記のエンジンEを搭載する車両は、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)または四輪の車両であっても良い。
10…クランク軸
11…クランクケース
11L…ケース半体
11R…ケース半体(一方のケース半体)
12…シリンダ部
30…ケースカバー
33…クランクベアリング
40…ガスケット
42…連通孔
45…円弧溝
45a…接続部
50…オイルポンプ
50b…吐出部
62…オイルストレーナ
70…オイルジェット
71…メイン通路
72…オイルジェット用オイル供給路
P…鉛直線

Claims (7)

  1. クランク軸(10)を回転自在に支持し、前記クランク軸(10)と交差する分割面で分割された一対のケース半体(11R,11L)を相互に接合して成るクランクケース(11)と、
    前記クランクケース(11)に結合され、ピストン(16)を摺動自在に保持するシリンダ部(12)と、
    前記一対のケース半体(11R,11L)のうちの一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に取り付けられるケースカバー(30)と、
    貯留されたオイルを吐出するオイルポンプ(50)と、
    前記一方のケース半体(11R)に取り付けられ、前記オイルポンプ(50)から吐出されたオイルを前記ピストン(16)に向けて噴射するオイルジェット(70)と、を備えたエンジンのオイル供給構造において、
    前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)と前記オイルジェット(70)を連通するオイルジェット用オイル供給路(72)が設けられ、
    前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に沿って前記クランク軸(10)の下方側から上方側の前記シリンダ部(12)の直下位置の近傍にわたって形成され
    前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、
    前記一方のケース半体(11R)の壁部のうちの前記クランク軸(10)の前方側にオフセットした位置に略上下方向に沿って直線状に形成され、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)に接続される連通孔(42)と、
    前記一方のケース半体(11R)の前記軸方向外側の端面(11Rb)のうちの前記クランク軸(10)の前方から上方に向かう領域に略円弧状に形成され、前記連通孔(42)と前記オイルジェット(70)とを接続する円弧溝(45)と、を備え、
    前記円弧溝(45)の前記連通孔(42)との接続部(45a)は、溝深さが他の部位に比較して深く形成されていることを特徴とするエンジンのオイル供給構造。
  2. クランク軸(10)を回転自在に支持し、前記クランク軸(10)と交差する分割面で分割された一対のケース半体(11R,11L)を相互に接合して成るクランクケース(11)と、
    前記クランクケース(11)に結合され、ピストン(16)を摺動自在に保持するシリンダ部(12)と、
    前記一対のケース半体(11R,11L)のうちの一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に取り付けられるケースカバー(30)と、
    貯留されたオイルを吐出するオイルポンプ(50)と、
    前記一方のケース半体(11R)に取り付けられ、前記オイルポンプ(50)から吐出されたオイルを前記ピストン(16)に向けて噴射するオイルジェット(70)と、を備えたエンジンのオイル供給構造において、
    前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)と前記オイルジェット(70)を連通するオイルジェット用オイル供給路(72)が設けられ、
    前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に沿って前記クランク軸(10)の下方側から上方側の前記シリンダ部(12)の直下位置の近傍にわたって形成され、
    前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、
    前記一方のケース半体(11R)の壁部のうちの前記クランク軸(10)の前方側にオフセットした位置に略上下方向に沿って直線状に形成され、前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)に接続される連通孔(42)と、
    前記一方のケース半体(11R)の前記軸方向外側の端面(11Rb)のうちの前記クランク軸(10)の前方から上方に向かう領域に略円弧状に形成され、前記連通孔(42)と前記オイルジェット(70)とを接続する円弧溝(45)と、を備え
    前記円弧溝(42)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面に配置されるガスケット(40)とともに前記オイルジェット用オイル供給路(72)の一部を形成することを特徴とするエンジンのオイル供給構造。
  3. 前記オイルポンプ(50)は、前記一方のケース半体(11R)の軸方向外側の端面(11Rb)に取り付けられ、
    前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)は、前記クランクケース(11)の軸方向視で前記連通孔(42)とラップする位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエンジンのオイル供給構造。
  4. 前記オイルポンプ(50)と、前記オイルポンプ(50)の上流側に配置されるオイルストレーナ(62)と、前記オイルジェット用オイル供給路(72)と、前記オイルジェット(70)とは、前記クランクケース(11)の軸方向視で、前記クランク軸(10)を支持するクランクベアリング(33)の後端を通る鉛直線(P)よりも前方側に集約して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジンのオイル供給構造。
  5. 前記オイルポンプ(50)の吐出部(50b)には、エンジンの他のオイル供給部にオイルを供給するメイン通路(71)と、前記オイルジェット用オイル供給路(72)が並列に接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンジンのオイル供給構造。
  6. 前記メイン通路(71)は、前記ケースカバー(30)から前記一方のケース半体(11R)にかけて形成され、前記オイルジェット用オイル供給路(72)は、前記一方のケース半体(11R)に形成されていることを特徴とする請求項に記載のエンジンのオイル供給構造。
  7. 前記メイン通路(71)の一部は、前記一方のケース半体(11R)と前記ケースカバー(30)の接合部に介装されるガスケット(40)によって前記オイルジェット用オイル供給路(72)と仕切られ、当該オイルジェット用オイル供給路(72)の一部と並設されていることを特徴とする請求項に記載のエンジンのオイル供給構造。
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