JP2017082635A - エンジンの潤滑構造及び自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で過給機の潤滑及びオイル戻しを実現すること。【解決手段】エンジン(1)の潤滑構造では、クランクケース(4)の下方に設けられるオイルパン(5)内に溜められたオイルがクランクケース内の各部に供給される。エンジンには、排気を用いて吸入空気を圧縮する過給機(2)と、過給機にオイルを供給するインレットパイプ(24a)と、過給機からオイルパンにオイルを戻すアウトレットパイプ(24b)とが備えられる。アウトレットパイプの接続口(41a)は、クランクケースに設けられ、エンジンの運転中のオイル面(L1)より下方で、サイドスタンド使用時のオイル面(L2)より上方に位置している。【選択図】図9

Description

本発明は、過給機を備えたエンジンの潤滑構造及び自動二輪車に関する。
過給機を備えた自動二輪車においては、エンジンの排気を過給機の駆動源としたものが存在する。このような自動二輪車では、シリンダヘッドに形成される排気口にエキゾーストマニホールドが取り付けられ、エキゾーストマニホールドに過給機(ターボチャージャー)が取り付けられる。
通常、過給機においては、エンジン内を循環するオイルの一部が過給機の駆動部分に供給されることで適切な潤滑がなされる(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の過給機潤滑構造では、オイルパンからポンプによって汲み上げられるオイルが、オイル供給路を通じて過給機に供給された後、オイル戻り通路を経由してオイルパンに戻される。
実公昭60−36758号公報
ところで、特許文献1では、オイルパン内のオイル面より低い位置に過給機が設けられている。このため、過給機内を潤滑したオイルをオイルパンに戻すために別途オイルポンプや逆止弁が必要となっていた。このため、部品点数が増加し、コストアップの要因となっていた。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、安価な構成で過給機の潤滑及びオイル戻しを実現することができるエンジンの潤滑構造及び自動二輪車を提供することを目的とする。
本発明に係るエンジンの潤滑構造は、クランクケースの下方に設けられるオイルパン内に溜められたオイルを前記クランクケース内の各部に供給するエンジンの潤滑構造であって、エンジンの排気を用いて吸入空気を圧縮する過給機と、前記過給機にオイルを供給するオイル通路と、前記過給機から前記オイルパンにオイルを戻すオイル戻り通路とを備え、前記オイル戻り通路の接続口は、前記クランクケースに設けられ、前記エンジンの運転中のオイル面より下方で、サイドスタンド使用時のオイル面より上方に位置していることを特徴とする。
この構成によれば、オイル戻り通路の接続口がエンジンの運転中のオイル面より下方に位置することで、エンジン運転中は、過給機を潤滑したオイルがオイルパン内のオイルに直接戻される。このため、オイル面が攪拌されて気泡が発生するのを防止することができ、潤滑性能の低下を抑制することができる。また、オイル戻り通路の接続口がサイドスタンド使用時のオイル面より上方に位置することで、エンジン停止後にサイドスタンドを使用した際には、オイル面より高い位置でオイルがオイルパンに戻される。よって、過給機からのオイル排出をスムーズに行うことができる。このように、潤滑後のオイルを別途ポンプを用いてオイルパンに戻す必要がなく、安価な構成で過給機の潤滑及びオイル戻しを実現することができる。
また、本発明に係る上記エンジンの潤滑構造において、前記過給機は、前記オイルパンより上方に設けられ、前記接続口は、前記クランクケースの前面において、前記サイドスタンドとは左右方向反対側に設けられることが好ましい。この構成によれば、サイドスタンド使用時には、オイルの自重を用いてオイルをオイルパンに戻すことができ、オイルの排出性が向上される。
また、本発明に係る上記エンジンの潤滑構造において、前記オイル戻り通路の断面積は、前記オイル通路の断面積よりも大きいことが好ましい。この構成によれば、オイルがオイルパンに戻る際の流路抵抗が小さくなるため、オイルの排出性が向上される。
また、本発明に係る自動二輪車は、上記エンジンの潤滑構造を備えることが好ましい。
本発明によれば、オイル面に対するオイル戻り通路の接続口の位置をエンジン運転時とエンジン停止時とで異ならせたことにより、安価な構成で過給機の潤滑及びオイル戻しを実現することができる。
本実施の形態に係る自動二輪車のエンジンの概略構成を示す側面図である。 図1に示すエンジン周辺の正面図である。 本実施の形態に係る過給機を備えたエンジンの正面図である。 本実施の形態に係る過給機を備えたエンジンの斜視図である。 本実施の形態に係るクランクケースの正面図である。 本実施の形態に係るエンジンからクラッチカバーを取り外したときの側面図である。 図5に示すクランクケースをA−A線に沿って切断したときの断面図である。 図5に示すクランクケースをB−B線に沿って切断したときの断面図である。 本実施の形態に係るエンジン内のオイル面の高さ位置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係る過給機及びエンジンの潤滑構造を自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係る過給機及びエンジンの潤滑構造を、他のタイプの自動二輪車や、バギータイプの自動三輪車、自動四輪車等に適用してもよい。また、方向について、車両前方を矢印FR、車両後方を矢印RE、車両左側を矢印L、車両右側を矢印Rでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1から図4を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る自動二輪車のエンジンの概略構成を示す側面図である。図2は、図1に示すエンジン周辺の正面図である。図3は、本実施の形態に係る過給機を備えたエンジンの正面図である。図4は、本実施の形態に係る過給機を備えたエンジンの斜視図である。なお、図1及び図2においては、説明の便宜上、過給機及び一部の構成を省略している。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る自動二輪車は、エンジン1の排気を駆動源とした過給機2(図3参照)、いわゆるターボチャージャーを備えた自動二輪車である。エンジン1は、2気筒の4サイクルの内燃機関である。エンジン1は、シリンダブロック10やシリンダヘッド11で構成されるシリンダアセンブリ12内にピストン(不図示)等の構成部品を収容し、シリンダアセンブリ12(シリンダヘッド11)の上端にシリンダヘッドカバー13を取り付けて構成される。シリンダアセンブリ12の後下方には、クランクシャフト(不図示)を収容するクランクケース4が取り付けられている。
クランクケース4は、上下に分割可能に構成され、上側の上ケース40と下側の下ケース41とを有している。上ケース40と下ケース41とを合わせることにより、クランクケース4内に各種軸を収容する空間が形成される。上ケース40の前側上部は開口されており、この開口を塞ぐように上ケース40にはシリンダブロック10が取り付けられる。下ケース41は下方に開口されており、この開口を塞ぐように下ケース41にはオイルパン5が取り付けられる。
また、下ケース41の前部には、エンジン1内のオイルを冷却するオイルクーラ14と、汚れたオイルをろ過するオイルフィルタ15が取り付けられている(共に図3参照)。図3に示すように、下ケース41の前部において、オイルクーラ14は右側に設けられ、オイルフィルタ15は左側に設けられている。
クランクケース4の左右両側には、それぞれ開口が形成されている。左側の開口には、マグネト(不図示)を覆うマグネトカバー16(図1では不図示)が取り付けられ、右側の開口には、クラッチ(不図示)を覆うクラッチカバー17が取り付けられている。
また、本実施の形態に係るエンジン1は水冷式のエンジンであり、エンジン1には、冷却水をエンジン1に対して送り込むウォータポンプ18が設けられている。ウォータポンプ18は、クランクケース4の側面において、クラッチカバー17の前方に設けられている。また、図示はされていないが、クランクケース4の左下方には、車体(エンジン1)を支持するサイドスタンドが設けられている。
図3及び図4に示すように、エンジン1の前方には、過給機2がクランクケース4の前面に近接(隣接)して配置されている。過給機2は、エキゾーストマニホールド(以下、マニホールド部21と記す)と、後述するタービンハウジング(以下、ハウジング部22と記す)とが鋳造により一体成型されたハウジング本体23を有している。エンジン1の排気口にマニホールド部21が取り付けられることで、過給機2がエンジン1に固定される。
ハウジング部22は、車幅(左右)方向を軸方向とした円筒状に形成されており、内部にタービン(不図示)が収容されている。ハウジング部22の円筒面上側には、マニホールド部21が接続されている。マニホールド部21は、ハウジング部22に対する接続部分から上方に向かって2つに枝分かれした一対のパイプ21aを有している。各パイプ21aの先端は、シリンダヘッド11の前側に形成された2つの排気口に接続される。
ハウジング部22の右端側には、エキゾーストパイプ(不図示)が接続されている。ハウジング部22の左端側には、ターボシャフトのベアリング(共に不図示)を収容するベアリングハウジング24が設けられている。また、ベアリングハウジング24の左側には、コンプレッサ(不図示)を収容するコンプレッサハウジング25が設けられている。
ベアリングハウジング24の上部には、クランクケース4から過給機2にオイルを供給するインレットパイプ24aの一端が接続され、インレットパイプ24aの他端は、上ケース40に接続されている。より具体的には、上ケース40に右側前方に、インレットパイプ24a用の接続口40aが形成されている。接続口40aは、後述するサブギャラリ48の右端側から前方に向かって円筒状に突出して形成される(図8参照)。
インレットパイプ24aは、接続口40aからサブギャラリ48の延在方向に沿って左側に延びた後、下方に屈曲してハウジング部22の下方に回り込む。このとき、インレットパイプ24aは、後述するウェイストゲートバルブ26の作動軸28の可動範囲に重ならないように、作動軸28の下方を通っている。そして、インレットパイプ24aは、ハウジング部22から上方に向かって延び、ベアリングハウジング24の上端に接続される。
また、ベアリングハウジング24の下部には、過給機2内を潤滑したオイルをクランクケース4に戻すアウトレットパイプ24bの一端が接続されており、アウトレットパイプ24bの他端は、下ケース41に接続されている。より具体的には、下ケース41の中央前方に、アウトレットパイプ24b用の接続口41aが形成されている。接続口41aは、下ケース41の前面側において、過給機2の下方に形成されている。
ターボシャフトは、ハウジング部22からコンプレッサハウジング25との間で車幅方向に延びており、一端(右端)側にタービンが固定され、他端(左端)側にコンプレッサが固定されている。これにより、タービン及びコンプレッサがターボシャフトを軸として一体回転可能に構成される。
コンプレッサハウジング25の下方には、ウェイストゲートバルブ26が設けられている。ウェイストゲートバルブ26は、タービン(ハウジング部22)に対する排気の流入量を調節する役割を果たす。ウェイストゲートバルブ26は、コンプレッサハウジング25内の圧力を検知してハウジング部22内の排気流量を調整する本体部27を有している。本体部27は、コンプレッサハウジング25の下方に設けられており、本体部27には、ハウジング部22に向かって延びる作動軸28が取り付けられている。
作動軸28は、ハウジング部22側の先端に弁体(不図示)が取り付けられている。本体部27によって作動軸28が作動されることにより弁体が開閉され、ハウジング部22内の排気の流量が調整される。例えば、過給圧が急激に上がった場合には、本体部27が作動軸28を作動させることで弁体が開放され、ハウジング部22に対する排気の流入量が少なくなるように調節される。
コンプレッサハウジング25の左端には、エアクリーナ(不図示)を通過した空気を過給機2に導入するコンプレッサパイプ(不図示)が接続される。また、コンプレッサハウジング25の上部には、コンプレッサハウジング25内で圧縮された空気をエンジン1内に導入するインテークパイプ(不図示)が接続される。
このように構成される過給機2を備えた自動二輪車では、乗員のスロットル操作に応じて、エンジン1からの排気がマニホールド部21を介してハウジング部22内に導入される一方、外の空気がエアクリーナ及びコンプレッサパイプを通じてコンプレッサハウジング25内に導入される。
ハウジング部22内では、排気の流れによってタービンが高速回転され、排気がエキゾーストパイプを通じて外に排出される。コンプレッサハウジング25内では、タービンの回転に応じてコンプレッサが回転することで空気が圧縮される。圧縮された空気は、インテークパイプを通じてエンジン1内に導入される。
このように、過給機2で空気を圧縮することにより、エンジン1の総排気量以上の混合気をエンジン1内に送り込むことができ、エンジン1の出力を高めることができる。
また、エンジン1内を循環するオイルの一部は、サブギャラリ48からインレットパイプ24aを通じて過給機2(ベアリングハウジング24)に供給される。これにより、ターボシャフト及びベアリングの潤滑がなされる。過給機2を潤滑した後のオイルは、アウトレットパイプ24bを通じてクランクケース4(オイルパン5)内に戻される。なお、インレットパイプ24aの断面積に対してアウトレットパイプ24bの断面積が大きい。このため、オイルを戻す際の流路抵抗が低減され、過給機2からのオイル戻しをスムーズに行うことができる。
ところで、エンジンの排気を利用して吸入空気を圧縮する過給機、いわゆるターボチャージャーを備えた従来の自動二輪車にあっては、オイルパンの前方に過給機が設けられていた。この場合、過給機の駆動軸(ターボシャフト)がオイルパン内のオイル面より低い位置にあると、過給機内を潤滑したオイルがオイルパンに戻り難くなってしまう。このため、過給機のオイル戻り通路に別途専用のオイルポンプ(スカベンジングポンプ)を設け、過給機を潤滑した後のオイルを強制的にオイルパンへ戻している。
特に、過給機は非常に発熱する部品であり(例えば800℃以上)、エンジン停止後に過給機内にオイルが滞留してしまうと、熱によってオイルの劣化が促進されるだけでなく、ベアリングが焼き付いてしまうという問題がある。このため、エンジン停止後は、速やかにオイルを過給機から排出することが望ましい。
そこで、本実施の形態では、エンジン1内の各軸にオイルを供給するサブギャラリ48に、過給機2用のオイル通路(接続口40a及びインレットパイプ24a)を形成する構成とした。これにより、各軸に対しては十分に油圧の高いオイルを供給することができることに加え、過給機2に対してもオイルを供給することが可能になった。また、アウトレットパイプ24bの接続口41aを過給機2に対して低い位置に設けたことにより、オイルの自重を利用して過給機2内のオイル排出をスムーズに行うことが可能になっている。
特に、本実施の形態では、オイル面に対するオイル戻り通路(アウトレットパイプ24b)の接続口41aの位置をエンジン運転時とエンジン停止時とで異ならせている。これにより、エンジン運転時は、接続口41aがオイル面L1(図9参照)より低くなることでオイルに気泡が発生するのを防止することができる。一方、エンジン停止時は、接続口41aがオイル面(L2)より高くなることでオイルが過給機2内に滞留するのを防止することができる。
次に、図5から図8を参照して、本実施の形態に係るエンジン内の軸配置及びオイルの供給経路について説明する。図5は、本実施の形態に係るクランクケースの正面図である。図6は、本実施の形態に係るエンジンからクラッチカバーを取り外したときの側面図である。図7は、図5に示すクランクケースをA−A線に沿って切断したときの断面図である。図8は、図5に示すクランクケースをB−B線に沿って切断したときの断面図である。
先ず、軸配置について説明する。図5及び図6に示すように、クランクケース4内には、クランクシャフト30の他に、エンジン1の駆動力を伝達するための各種軸が収容されている。以下、クランクシャフト30の位置を基準にして各種軸の配置位置を説明する。クランクシャフト30は、クランクケース4の中央よりやや前側に収容されている。クランクシャフト30には、コンロッドを介してピストンが軸方向に並んで2つ取り付けられている(共に不図示)。
クランクシャフト30の後斜め上方には、カウンタシャフト31が設けられている。カウンタシャフト31の右端には、クラッチ(不図示)が設けられている。カウンタシャフト31の後斜め下方には、ドライブシャフト32が設けられている。ドライブシャフト32には、変速用の各種ギヤが設けられている。また、クランクシャフト30の周囲には、エンジン1の回転振動を軽減する複数(本実施の形態では2つ)のバランサシャフト33が設けられている。
バランサシャフト33は、クランクシャフト30の前方に配置される第1バランサシャフト34と、クランクシャフト30の下方(直下)に配置される第2バランサシャフト35とを含んで構成される。第1バランサシャフト34及び第2バランサシャフト35は、クランクシャフト30の軸方向に沿って延びている。第1バランサシャフト34と第2バランサシャフト35は、第1バランサシャフト34及びクランクシャフト30を結ぶ直線と、第2バランサシャフト35及びクランクシャフト30を結ぶ直線との成す角が略直角となるように配置されている。
また、図7に示すように、本実施の形態においては、上ケース40と下ケース41との合せ面に第1バランサシャフト34、クランクシャフト30及びドライブシャフト32が配置されている。より具体的には、上ケース40と下ケース41との合わせ面には前後方向に並んで3つの軸受が形成されており、前から順番に、第1バランサシャフト34、クランクシャフト30及びドライブシャフト32がそれぞれの軸受に配置されている。また、第2バランサシャフト35は、下ケース41と、第2バランサシャフト35を収容するバランサハウジング6によって支持されている。下ケース41とバランサハウジング6との合わせ面には軸受が形成されており、当該軸受に第2バランサシャフト35が配置されている。
下ケース41及びバランサハウジング6には、締結用の締付ボルト7を挿通する複数(図7では2つずつのみ図示)の貫通穴42、60が形成されている。複数の貫通穴42、60は、クランクシャフト30又は第2バランサシャフト35を前後で挟む位置に形成されている。また、上ケース40には、複数の貫通穴42、60に対応する位置にネジ穴(不図示)が形成されている。バランサハウジング6の下方から締付ボルト7を貫通穴42、60に挿通し、締付ボルト7を上ケース40にねじ込むことで、上ケース40、下ケース41及びバランサハウジング6が一体的に固定される。
ここで、クランクケース4内のオイル通路について説明する。図7に示すように、下ケース41には、第1バランサシャフト34の下方であって第2バランサシャフト35の前方に、エンジン1内のオイル通路の一部を構成するメインギャラリ43が設けられている。メインギャラリ43は、左右方向に延びるように形成されている。
また、下ケース41には、メインギャラリ43からクランクシャフト30及び第1バランサシャフト34にオイルを供給するオイル通路44、45、及びクランクシャフト30から第2バランサシャフト35にオイルを供給するオイル通路46が形成されている。さらに、オイル通路46には、ドライブシャフト32にオイルを供給するオイル通路47が形成されている。オイル通路46、47は、上記した複数の貫通穴42を斜めに貫通するように形成されている。これにより、締付ボルト7用の貫通穴42をオイル通路の一部として活用することができる。
一方、上ケース40において、第1バランサシャフト34の上方には、サブギャラリ48が設けられている。サブギャラリ48は、左右方向に延びるように形成されている。また、上ケース40には、メインギャラリ43から第1バランサシャフト34を通じてサブギャラリ48にオイルを供給するオイル通路49が形成されている。
本実施の形態では、オイルパン5内に溜められたオイルがオイルポンプによって汲み上げられ、メインギャラリ43に供給される。メインギャラリ43に供給されたオイルは十分な圧力を維持したまま、各軸及び軸受に供給される。その内、第1バランサシャフト34に供給されるオイルは、オイル通路49を通じてサブギャラリ48に供給される。
サブギャラリ48に供給されたオイルは、インレットパイプ24aの接続口40aからインレットパイプ24aを通じて過給機2(図3参照)に供給される。また、後述するように、ピストンジェット50(図8参照)にもオイルが供給される。このように、第1バランサシャフト34の軸受を潤滑したオイルが過給機2とピストンジェット50の潤滑に再利用されている。以上のようにして、エンジン1内の各部にオイルを供給することが可能になっている。
また、本実施の形態では、上記した軸配置にし、2つのバランサシャフト33近傍の空いたスペースにメインギャラリ43及びサブギャラリ48を設けている。すなわち、第1バランサシャフト34がサブギャラリ48の下方に設けられ、メインギャラリ43が第1バランサシャフト34の下方に設けられている。これにより、各軸(軸受)へのオイル通路を直線的な貫通穴で形成することが可能になっている。このため、オイル通路の形成を簡単な穴加工で行うことができ、加工工数を削減することができる。
特に、メインギャラリ43から第1バランサシャフト34までのオイル通路45及び第1バランサシャフト34からサブギャラリ48までのオイル通路49を直線的に設けることができるため、オイル通路45、49が短くなって油圧の低下を抑えることができる。
また、クランクシャフト30と第2バランサシャフト35とを下ケース41内で隣接させる配置としたため、クランクシャフト30と第2バランサシャフト35との間でオイル通路を穴加工で容易に形成することができる。よって、クランクケース4の駄肉を利用して別途独立したオイル通路を形成する構成に比べて、クランクケース4を軽量化することができる。
また、図8に示すように、サブギャラリ48に送られたオイルの一部は、サブギャラリ48を奥方に向かって進んでピストンジェット50に供給される。ピストンジェット50からピストン(不図示)に向けてオイルが噴射されることでピストンが冷却される。ピストンジェット50へのオイルの供給によってサブギャラリ48内の油圧が低下するが、メインギャラリ43(図7参照)からサブギャラリ48に向かう潤滑経路は、メインギャラリ43からクランクシャフト30の軸受に向かう潤滑経路とは異なっている。よって、ピストンジェット50による油圧の低下がクランクシャフト30の軸受の油圧に与える影響を抑えることができる。
また、ピストンジェット50は開放端であるため、エンジン1が停止してオイルポンプの駆動が停止されると、クランクケース4内の空気がピストンジェット50に吸われてサブギャラリ48及びインレットパイプ24a(図3参照)を通じて過給機2(図3参照)に導かれる。これにより、オイル通路内のオイルが空気に置換される際に、空気をオイル通路内にスムーズに導入することができる。この結果、スムーズなオイル排出が可能となる。このように、オイル通路内でオイルが詰まり難くなっている。
また、サブギャラリ48がクランクケース4内のオイル面より上方に位置付けられることで、インレットパイプ24aの接続口40a(図7参照)をオイル面より上方に配置することができる。これにより、インレットパイプ24aの接続口40aより下方に設けられるアウトレットパイプ24bの接続口41aの配置の自由度を高めることができる。
次に、図9を参照して、エンジン内のオイル面の高さ位置について説明する。図9は、本実施の形態に係るエンジン内のオイル面の高さ位置を示す図である。
上記したように、エンジン1内では、オイルパン5内(クランクケース4の下方)に所定量のオイルが溜められている。エンジン1が駆動されると、オイルポンプ(不図示)によってオイルパン5内のオイルが汲み上げられ、エンジン1内の各部に供給される。エンジンの各部(各軸や過給機2等)を潤滑したオイルは再びオイルパン5に戻される。
図9に示すように、エンジン運転中は、一点鎖線で示すオイル面L1がアウトレットパイプ24b(図3参照)の接続口41aより高い位置にある。より具体的には、下ケース41下方のオイルフィルタ15(図3参照)の中心位置の高さがオイル面L1の高さと略一致している。すなわち、エンジン運転中は、接続口41aがオイルに浸かった状態である。このため、過給機2を潤滑したオイルは、直接下ケース41内のオイルに直接排出される。よって、排出時にクランクケース4内の空気がオイル内に入り込むことがなく、オイル面L1が荒らされることがない。
一方、エンジン停止後、サイドスタンドを使用した際には、車体がサイドスタンド側(左側)に倒れるようにしてエンジン1が傾けられる。この場合、二点鎖線で示すオイル面L2を水平面として見ると、オイル面L2がアウトレットパイプ24bの接続口41aより低い位置にある。すなわち、接続口41aはオイル面L2から離れて空気に触れている状態である。さらに、接続口41aより過給機2の本体部分が高い位置にあるため、過給機2内のオイルは、自重でアウトレットパイプ24bを伝って下ケース4内に排出される。特に、本実施の形態では、過給機2が、オイルパン5より上方に設けられ、接続口41aがクランクケース4の前面において、サイドスタンドとは反対側(右側)に設けられている。このため、サイドスタンド使用時においては、オイルの自重を用いてオイルをオイルパンに戻すことができ、オイルの排出性がさらに向上されている。
このように、エンジン運転中はもちろん、エンジン停止後であってもオイルが適切に過給機2から排出されることで、過給機2の熱に起因したオイルの劣化やターボシャフトのベアリング等の焼き付きを防止することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、アウトレットパイプ24bの接続口41aがエンジン運転中のオイル面L1より下方に位置することで、エンジン運転中は、過給機2を潤滑したオイルがオイルパン5内のオイルに直接戻される。このため、オイル面L1が攪拌されて気泡が発生するのを防止することができ、潤滑性能の低下を抑制することができる。また、アウトレットパイプ24bの接続口41bがサイドスタンド使用時のオイル面L2より上方に位置することで、エンジン停止後にサイドスタンドを使用した際には、オイル面L2より高い位置でオイルがオイルパン5に戻される。よって、過給機2からのオイル排出をスムーズに行うことができる。このように、潤滑後のオイルを別途ポンプを用いてオイルパン5に戻す必要がなく、安価な構成で過給機2の潤滑及びオイル戻しを実現することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、2気筒のエンジン1について説明したが、この構成に限定されない。エンジン1は、単気筒でも、3気筒以上のエンジンで構成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、水冷式のエンジン1について説明したが、この構成に限定されない。エンジン1は、空冷式のエンジンでもよく、他のタイプのエンジンで構成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、サブギャラリ48がクランクシャフト30の前方に設けられる構成としたが、この構成に限定されない。サブギャラリ48は、クランクシャフト30の後方に設けられてもよい。
また、上記した実施の形態においては、サブギャラリ48からのオイルが過給機2やピストンジェット50に供給される構成としたが、この構成に限定されない。サブギャラリ48からのオイルは、その他にシリンダヘッド等に供給されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、エンジン1内のオイルが、メインギャラリ43から第1バランサシャフト34の軸受を経由してサブギャラリ48に供給される構成としたが、この構成に限定されない。例えば、メインギャラリ43から直接サブギャラリ48にオイルが供給されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、アウトレットパイプ24bの接続口41aがエンジン1の前方に設けられる構成としたが、この構成に限定されない。接続口41aは、エンジン1の側方や後方に設けられてもよい。
また、上記した実施の形態においては、サイドスタンドがエンジン1の左側に設けられる構成としたが、この構成に限定されない。サイドスタンドはエンジン1の右側に設けられてもよい。この場合、接続口41aは、サイドスタンドとは反対側(左側)に設けられることが好ましい。
また、上記した実施の形態においては、オイル通路(インレットパイプ24a及び接続口40a)及びオイル戻り通路(アウトレットパイプ24b及び接続口41a)が円形断面を有する構成としたが、この構成に限定されない。オイル通路及びオイル戻り通路の断面形状は、円形に限らず適宜変更が可能である。
以上説明したように、本発明は、安価な構成で過給機の潤滑及びオイル戻しを実現することができるという効果を有し、特に、過給機を備えたエンジンの潤滑構造及び自動二輪車に有用である。
1 エンジン
2 過給機
24a インレットパイプ(オイル通路)
24b アウトレットパイプ(オイル戻り通路)
4 クランクケース
40a 接続口(オイル通路)
41a 接続口(オイル戻り通路)
5 オイルパン
L1、L2 オイル面

Claims (4)

  1. クランクケースの下方に設けられるオイルパン内に溜められたオイルを前記クランクケース内の各部に供給するエンジンの潤滑構造であって、
    エンジンの排気を用いて吸入空気を圧縮する過給機と、
    前記過給機にオイルを供給するオイル通路と、
    前記過給機から前記オイルパンにオイルを戻すオイル戻り通路とを備え、
    前記オイル戻り通路の接続口は、前記クランクケースに設けられ、前記エンジンの運転中のオイル面より下方で、サイドスタンド使用時のオイル面より上方に位置していることを特徴とするエンジンの潤滑構造。
  2. 前記過給機は、前記オイルパンより上方に設けられ、
    前記接続口は、前記クランクケースの前面において、前記サイドスタンドとは左右方向反対側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの潤滑構造。
  3. 前記オイル戻り通路の断面積は、前記オイル通路の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンの潤滑構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のエンジンの潤滑構造を備えることを特徴とする自動二輪車。
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