JP2010138747A - V型内燃機関 - Google Patents
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Abstract
【課題】 バンク間にブリーザチャンバおよび過給機を備えたV型エンジンにおいて、過給機へと連通する潤滑油路を形成する。
【解決手段】 一対の気筒列が所定の角度間隔をもって形成されたシリンダブロック1と、気筒列間に形成されたブリーザチャンバ9と、ブリーザチャンバ9の上方に配置されたターボチャージャ50とを備えたV型エンジンEにおいて、シリンダブロック1は、ブリーザチャンバ9の下方から延びてシリンダヘッドとの接合面5aに開口した第1潤滑油供給路16と、第1潤滑油供給路16から分岐してターボチャージャ50へと延びる第2潤滑油供給路22とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 一対の気筒列が所定の角度間隔をもって形成されたシリンダブロック1と、気筒列間に形成されたブリーザチャンバ9と、ブリーザチャンバ9の上方に配置されたターボチャージャ50とを備えたV型エンジンEにおいて、シリンダブロック1は、ブリーザチャンバ9の下方から延びてシリンダヘッドとの接合面5aに開口した第1潤滑油供給路16と、第1潤滑油供給路16から分岐してターボチャージャ50へと延びる第2潤滑油供給路22とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明はV型内燃機関に係り、より詳細には潤滑油路構造に関する。
自動車用内燃機関には、ブローバイガスからエンジンオイルを分離するためのブリーザチャンバが設けられている。V型内燃機関では、内燃機関のコンパクト化や、ブローバイガス中の水分等の液化(凝縮)防止を図るため、ブリーザチャンバをVバンク間に配置したものがある(例えば、特許文献1)。
特開2007−177685号公報
Vバンク間にブリーザチャンバを備えた内燃機関に過給機を配置する場合には、内燃機関のコンパクト化を図るべく、ブリーザチャンバの上方に過給機を配置することが望ましい。しかし、ブリーザチャンバの上方に過給機を配置する場合には、過給機への潤滑油路をいかにシリンダブロックに形成するかが問題となる。シリンダブロックの下方から過給機へと直線的に潤滑油路を形成する場合には、ブリーザチャンバの容積を小さくして潤滑油路を形成するスペースを確保する、もしくはブリーザチャンバ内に潤滑油路を有するボスを突設する等の必要がある。いずれにしてもブリーザチャンバの容積は小さくなり、さらにボスを設けた場合には重量も増加する問題がある。
本発明は、以上の問題を鑑みてなされたものであって、過給機への潤滑油路を備えながら、ブリーザチャンバの容積の確保等を実現したV型内燃機関を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の発明は、一対の気筒列が所定の角度間隔をもって形成されたシリンダブロック(1)と、前記気筒列間に形成されたブリーザチャンバ(9)と、前記ブリーザチャンバの上方に配置された過給機(ターボチャージャ50)とを備えたV型内燃機関(エンジンE)において、前記シリンダブロックは、前記ブリーザチャンバの下方から延びてシリンダヘッドとの接合面(5a)に開口した第1潤滑油供給路(16)と、前記第1潤滑油供給路から分岐して前記過給機へと延びる第2潤滑油供給路(22)とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、第1潤滑油供給路と第2潤滑油供給路とはブリーザチャンバを避けて配置されるため、ブリーザチャンバの容積を大きくすることができる。第1潤滑油供給路はシリンダヘッドとの接合面からドリルで穿孔することによって形成ができ、第2潤滑油供給路は内燃機関の上部から第1潤滑油供給路へと向けてドリルで穿孔することによって形成することができるため、加工が容易である。また、第1潤滑油供給路はシリンダヘッドへの潤滑油供給路と共用することができるため、潤滑油路の構造を簡潔にすることができる。
第2の発明は第1の発明において、前記シリンダブロックは、前記過給機から排出された潤滑油をオイルパンに還流させる潤滑油排出路(23,25,26,27)を備え、前記潤滑油排出路は、前記過給機から延びて前記シリンダヘッドとの接合面に開口した後、前記シリンダヘッドとの接合面から前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケット(18)に沿って延びることを特徴とする。
この構成によれば、過給機より排出される潤滑油は、シリンダブロックに形成された潤滑油排出路を通過してオイルパンへと還流するため、ブリーザチャンバ内に流入することがなくなる。潤滑油排出路をシリンダヘッドとの接合面に開口させたことにより、シリンダヘッドとの接合面からのドリルによる穿孔によって潤滑油排出路を形成することが可能となり、加工が容易となる。また、シリンダヘッドとの接合面に開口した部分の形状および位置を変更することにより、任意の位置に潤滑油排出路を容易に配置することができる。また、潤滑油排出路の一部がウォータジャケットに沿って設けられるため、高温となった潤滑油は冷却されてその劣化が防止される。
以上のように構成することによって、ブリーザチャンバの容積を確保しつつ、潤滑油路を配置することができる。また、潤滑油路の形成が容易となる。
以下、図面を参照して、本発明を自動車のV型6気筒エンジンに適用した一実施形態について詳細に説明する。図1は、実施形態に係るエンジンEの要部を示す分解斜視図である。図1は、吸気配管、排気配管およびシリンダヘッド等を取り除いた状態を示している。本実施形態に係るエンジンEは、図1の紙面の右上方側が車両の前方側となるようにエンジンルームに横置きに配置されている。以下、車両の進行方向を前方、車幅方向を右方または左方、鉛直方向を上方または下方として説明する。
図1に示すように、エンジンEのシリンダブロック1は、クランクケース2(図2参照)の上部にそれぞれ3つのシリンダボア3を有する前後シリンダバンク(シリンダ列)4,5を所定の角度間隔をもってV型に配置したものである。シリンダブロック1の上部には、前後シリンダバンク4,5と左壁部6および右壁部7とによって囲まれた凹部8が形成されている。
シリンダブロック1の上面には、ターボチャージャブラケット40が、ガスケットを介してボルトにより締結され、ターボチャージャ50がターボチャージャブラケット40を介してエンジンEに取り付けられている。ターボチャージャブラケット40と凹部8とによってブリーザチャンバ9が画成される。左壁部6にはブリーザチャンバ9とクランク室10(図2参照)と連通する孔11が形成されており、クランク室10から孔11を通過してブリーザチャンバ9へとブローバイガスが流入する。凹部8の底部8aには、クランク室と連通するオイル戻し孔12が形成されている。ブリーザチャンバ9内でブローバイガスから分離されたオイルは、凹部8の底部8aに収集され、オイル戻し孔12を通してクランク室10へと還流する。なお、ブリーザチャンバ9内に、オイルセパレータを配置し、オイルセパレータのオイル排出口をオイル戻し孔12に連通するようにしてもよい。
図2は図1の矢印IIの方向から見た斜視図であって、シリンダブロック1のみを示す。図2に示すように、クランクケース2の左端には、図示しないクランクシャフトを軸支するクランクジャーナル壁13を囲むようにリブ14が突設されている。リブ14にはクランク室10の左端を構成するクランクケースカバー(図示しない)が締結される。
クランクケース2は、クランクジャーナル壁13と凹部8との間に、シリンダバンク4,5と平行に延設されたメインオイルギャラリ15が穿設されている。メインオイルギャラリ15の左端はリブ14の端面に開口し、クランクケースカバーによって閉塞されている。メインオイルギャラリ15は、オイルポンプに連通する潤滑油路(図示しない)と連通しており、オイプポンプによって圧送された潤滑油が供給されるようになっている。
図3は、図1の矢印IIIの方向から見た側面図であって、シリンダブロック1を2点鎖線で示し、潤滑油路を実線で示している。図2および図3に示すように、メインオイルギャラリ15からは、後側シリンダバンク5のシリンダヘッドとの接合面(以下、シリンダヘッド接合面という)5aへと延びて開口する第1潤滑油供給路16が分岐している。第1潤滑油供給路16は、直線状であり、かつ接合面5aに対して垂直に形成されている。なお、本実施形態ではシリンダヘッド接合面5aはシリンダボア3の軸線に対して垂直に形成されている。第1潤滑油供給路16は、ブリーザチャンバ9と所定の距離をおいて配置されている。換言すると、第1潤滑油供給路16は、ブリーザチャンバ9内に進入しないように配置されている。
図1および図2に示すように、凹部8の周縁部8bは平滑に形成され、ターボチャージャブラケット40の下面と面接触する。凹部8の前方および後方の周縁部8bには、シリンダブロック1の前後シリンダバンク4,5に形成されたウォータジャケット17,18のそれぞれに連通するエンジン冷却水通路19の下流端が開口している。
凹部8の後方の周縁部8bには、第1潤滑油供給路16の中間部から分岐した第2潤滑油供給路22の一端が開口している。第2潤滑油供給路22は直線状であり、かつ周縁部8bの上面に対して垂直に形成されている。第2潤滑油供給路22は、凹部8の側壁に沿うように配置されており、ブリーザチャンバ9内に進入しないように配置されている。また、凹部8の後方の周縁部8bには、所定の深さを有するオイル受け孔23が穿設されている。
オイル受け孔23の底部付近には、概ね水平方向に延設され、一端がシリンダヘッド接合面5aへと延びる第1潤滑油排出路25の他端が連結されている。シリンダヘッド接合面5aには凹部26が形成されており、第1潤滑油排出路25のシリンダヘッド接合面5a側の端部は凹部26と連結されている。
図4は、図3の矢印IVの方向から見た斜視図である。図4に示すように、凹部26は、シリンダヘッド接合面5a上を、第1潤滑油排出路25と接合した一端から、ウォータジャケット18に近接する他端へと湾曲して延設されている。凹部26は、シリンダヘッドによってその接合面5aへの開口部分が閉塞される。凹部26の他端には、シリンダボア3の軸線方向に延びる第2潤滑油排出路27が穿設されている。ここで、ウォータジャケット18はシリンダボア3に沿って配置されているため、第2潤滑油排出路27とウォータジャケット18とは、互いに近接した位置を平行に延びている。
第2潤滑油排出路27の凹部26側と異なる端部は、クランク室10へと開口している。第2潤滑油排出路27のクランク室10への開口端は、リブ14から分岐してL字状に延設された逆流防止リブ28とリブ14とによって形成された下方に開口したコ字状部の内方に配置されている。逆流防止リブ28により、ターボチャージャ50から排出され、第2潤滑油排出路27を通過してクランク室10内に流れ落ちてきた潤滑油が、ブローバイガスの流れに乗って凹部8に進入することが防がれる。
ターボチャージャブラケット40の上面左端には、ターボチャージャ50が締結されるターボチャージャ締結座41が突設されている。ターボチャージャ締結座41の上面41aは、平滑に形成されている。ターボチャージャブラケット40の内部には、第2潤滑油供給路22からターボチャージャ50に潤滑油を供給するブラケット潤滑油供給路42と、ターボチャージャ50から排出された潤滑油をオイル受け孔23に還流させるためのブラケット潤滑油排出路43と、ブリーザチャンバ9からのブローバイガスを吸気系に送るためのブローバイガス通路44と、エンジン冷却水通路19と連通してラジエータ(図示しない)およびターボチャージャ50に水を供給する冷却水通路(図示しない)とが形成されている。
ブラケット潤滑油供給路42は、一端がターボチャージャブラケット40の下面に開口してシリンダブロック1の第2潤滑油供給路22と連通するとともに、他端がターボチャージャ締結座41の上面41aに開口している。同様に、ブラケット潤滑油排出路43は、一端がターボチャージャブラケット40の下面に開口してシリンダブロック1のオイル受け孔23に連通するとともに、他端がターボチャージャ締結座41の上面41aに開口している。
ターボチャージャ50は、タービンハウジング51と、コンプレッサハウジング52と、タービンハウジング51とコンプレッサハウジング52とを同軸に連結するセンタハウジング53と、センタハウジング53の下端に形成され、ターボチャージャ締結座41の上面41aと面接触する締結フランジ54とを外殻としている。タービンハウジング51の内部にはタービンホイール(図示しない)が回転自在に収容され、コンプレッサハウジング52の内部にはコンプレッサホイール(図示しない)が回転自在に収容され、センタハウジング53の内部にはタービンホイールとコンプレッサホイールとを同軸に連結するシャフト(図示しない)が軸受(図示しない)を介して軸支されている。
ターボチャージャ50のセンタハウジング53には潤滑油路(図示しない)が形成され、軸受に潤滑油が供給されるようになっている。ターボチャージャ50の潤滑油路の供給口および排出口は、締結フランジ54の下面に形成されている。ターボチャージャ50の潤滑油路の供給口は、ブラケット潤滑油供給路42のターボチャージャ締結座41の上面41aにおける開口端と連通しており、一方、排出口は、ブラケット潤滑油排出路43のターボチャージャ締結座41の上面41aにおける開口端と連通している。
上述したシリンダブロック1の潤滑油路の形成手順について説明する。シリンダブロック1は、アルミニウム合金を素材としてダイカスト成形により外形を形成する。オイル受け孔23および凹部26は、シリンダブロック1の素材形状としてダイカスト成形により形成する。
メインオイルギャラリ15は、ダイカスト成形により形成したシリンダブロック1を、その側部からドリルによって穿孔して形成する。第1潤滑油供給路16は、シリンダヘッド接合面5aからメインオイルギャラリ15へと、シリンダヘッド接合面5aに対して垂直にドリルで穿孔して形成する。第2潤滑油供給路22は、凹部8の後方の周縁部8bから第1潤滑油供給路16へと、周縁部8bの上面に対して垂直にドリルで穿孔して形成する。
第1潤滑油排出路25は、凹部26の一端からオイル受け孔23の底部付近へと、ドリルによって概ね水平方向に穿孔することによって形成する。第2潤滑油排出路27は、凹部26の他端からクランク室10へと、シリンダヘッド接合面5aに対して垂直に、ドリルによって穿孔することにより形成する。
次に実施形態に係るエンジンEの作用効果について説明する。エンジンEの運転時におけるターボチャージャ50への潤滑油の供給および排出は、メインオイルギャラリ15、第1潤滑油供給路16、第2潤滑油供給路22、ブラケット潤滑油供給路42、ブラケット潤滑油排出路43、オイル受け孔23、第1潤滑油排出路25、凹部26、第2潤滑油排出路27を通して行われる。
第1潤滑油供給路16がブリーザチャンバ9を避けて延設されているため、ブリーザチャンバ9内に潤滑油供給路となるボスや配管を設ける必要がなく、ボスや配管を設けることによる重量増加が防止されるとともに、ブリーザチャンバ9の構造が簡潔となって加工が容易になる。また、ブリーザチャンバ9の容積を大きくすることが可能となる。また、第1潤滑油供給路16はシリンダヘッド接合面5aに開口しており、シリンダヘッドへの潤滑油供給路として共用できるため、潤滑油路の構成を簡潔化が図れるとともに加工工数が削減される。
第1潤滑油供給路16は、直線状であり、かつシリンダヘッド接合面5aに対して垂直であるため、シリンダブロック1をダイカスト成形した後に、シリンダヘッド接合面5aからドリルにより穿孔することによって形成でき、加工が容易である。同様に、第2潤滑油供給路22も直線状であり、かつ凹部8の周縁部8bの上面に対して垂直であるため、シリンダブロック1をダイカスト成形した後に、シリンダヘッド接合面5aからドリルにより穿孔することによって形成でき、加工が容易である。同様に、第1潤滑油排出路25および第2潤滑油排出路27も直線状であるため、シリンダブロック1をダイカスト成形した後に、ドリルにより穿孔することによって形成することができる。
第1潤滑油排出路25と第2潤滑油排出路27とを、シリンダヘッド接合面5aに露出した凹部26により連結するようにしたため、第1潤滑油排出路25および第2潤滑油排出路27の配置の自由度が向上される。仮に、凹部26を設けない場合には、第1潤滑油排出路25と第2潤滑油排出路27との端部を一致させることが必要になるが、凹部26を設けることによって、第1潤滑油排出路25と第2潤滑油排出路27と配置を任意に設定することができる。凹部26はシリンダヘッド接合面5aに露出しているため、シリンダブロック1の金型の製作が容易となる。
第2潤滑油排出路27がウォータジャケット18に沿うように配置されているため、ターボチャージャ50によって昇温された潤滑油は、ウォータジャケット18を通過する冷却水によって冷却され、潤滑油の劣化が防止される。また、第2潤滑油排出路27をウォータジャケット18に近接して配置されるため、駄肉の削減が可能となりシリンダブロック1のコンパクト化が図れる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、実施形態においてはドリルによる穿孔を容易にするべく、第1潤滑油排出路25および第2潤滑油排出路27をシリンダヘッド接合面5aに対して垂直に配置し、第2潤滑油供給路22を周縁部8bの上面に対して垂直に配置したが、垂直に配置しなくてもよい。また、本発明はV型内燃機関以外にも、例えばW型内燃機関のような複数の気筒列を有する内燃機関にも適用することができる。また、ターボチャージャに代えて、スーパーチャージャ等の機械式の過給機を適用することもできる。その他、内燃機関の構成および潤滑油路の配置は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1:シリンダブロック、2:クランクケース、3:シリンダボア、4,5:前後シリンダバンク、5a:シリンダヘッド接合面、8:凹部、8b:凹部周縁部、9:ブリーザチャンバ、10:クランク室、15:メインオイルギャラリ、16:第1潤滑油供給路、17,18:ウォータジャケット、22:第2潤滑油供給路、23:オイル受け孔、25:第1潤滑油排出路、26:凹部、27:第2潤滑油排出路、28:逆流防止リブ、40:ターボチャージャブラケット、50:ターボチャージャ、E:エンジン
Claims (2)
- 一対の気筒列が所定の角度間隔をもって形成されたシリンダブロックと、前記気筒列間に形成されたブリーザチャンバと、前記ブリーザチャンバの上方に配置された過給機とを備えたV型内燃機関において、
前記シリンダブロックは、前記ブリーザチャンバの下方から延びてシリンダヘッドとの接合面に開口した第1潤滑油供給路と、前記第1潤滑油供給路から分岐して前記過給機へと延びる第2潤滑油供給路とを備えることを特徴とするV型内燃機関。 - 前記シリンダブロックは、前記過給機から排出された潤滑油をオイルパンに還流させる潤滑油排出路を備え、
前記潤滑油排出路は、前記過給機から延びて前記シリンダヘッドとの接合面に開口した後、前記シリンダヘッドとの接合面から前記シリンダブロックに形成されたウォータジャケットに沿って延びることを特徴とする、請求項1に記載のV型内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008314125A JP2010138747A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | V型内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008314125A JP2010138747A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | V型内燃機関 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015038331A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | 大豊工業株式会社 | ターボチャージャの潤滑油供給システム |
JP2015098867A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの過給機 |
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2008
- 2008-12-10 JP JP2008314125A patent/JP2010138747A/ja active Pending
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